JPH10224648A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents
画像処理装置及び方法Info
- Publication number
- JPH10224648A JPH10224648A JP9025172A JP2517297A JPH10224648A JP H10224648 A JPH10224648 A JP H10224648A JP 9025172 A JP9025172 A JP 9025172A JP 2517297 A JP2517297 A JP 2517297A JP H10224648 A JPH10224648 A JP H10224648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- attribute
- image processing
- tables
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ないメモリ領域で、ルックアップテーブル
を用いて入力画像データの属性に応じた画像処理を行う
ことを目的とする。 【解決手段】 入力画像データに対してテーブルを用い
て画像処理を行い出力画像データを生成する画像処理装
置であって、異なる属性に対応する複数のテーブルを格
納する格納手段と、入力画像データの上位Nビットに基
づきテーブルを参照して格子点データを抽出する抽出手
段と、入力画像データの下位Mビット及び前記格子点デ
ータに基づき補間処理を行うことにより、出力画像デー
タを生成する生成手段とを有し、前記格納手段は、テー
ブルを参照する前記上位Nビットの値が異なる複数のテ
ーブルを格納することを特徴とする画像処理装置。
を用いて入力画像データの属性に応じた画像処理を行う
ことを目的とする。 【解決手段】 入力画像データに対してテーブルを用い
て画像処理を行い出力画像データを生成する画像処理装
置であって、異なる属性に対応する複数のテーブルを格
納する格納手段と、入力画像データの上位Nビットに基
づきテーブルを参照して格子点データを抽出する抽出手
段と、入力画像データの下位Mビット及び前記格子点デ
ータに基づき補間処理を行うことにより、出力画像デー
タを生成する生成手段とを有し、前記格納手段は、テー
ブルを参照する前記上位Nビットの値が異なる複数のテ
ーブルを格納することを特徴とする画像処理装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の属性を考慮
して、テーブルを用いて画像処理する画像処理装置及び
方法に関する。
して、テーブルを用いて画像処理する画像処理装置及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては図8のよう
なものがある。これは原稿画像をR、G、B3色に色分
解し、これを減法混色の3原色であるC、M、Y信号に
変換しインクジェットプリンターなどで印字出力させカ
ラーの複製画像を得ようとするものである。
なものがある。これは原稿画像をR、G、B3色に色分
解し、これを減法混色の3原色であるC、M、Y信号に
変換しインクジェットプリンターなどで印字出力させカ
ラーの複製画像を得ようとするものである。
【0003】図の信号処理回路101、102、103
で入力3原色信号R、G、Bから出力色信号C、M、Y
を個別に生成する。
で入力3原色信号R、G、Bから出力色信号C、M、Y
を個別に生成する。
【0004】例えばR、G、BからC、M、Y信号を生
成するには、101、102、103ではそれぞれ次式
のようないわゆるマスキング演算が実行される。
成するには、101、102、103ではそれぞれ次式
のようないわゆるマスキング演算が実行される。
【0005】 101:C=A11×R+A12×G+A13×B 102:M=A21×R+A22×G+A23×B 103:Y=A31×R+A32×G+A33×B ここでAijは出力デバイスの特性に応じて決められる係
数である。
数である。
【0006】また他の従来例としては信号処理回路10
1、102、103で上のような積和演算を行うのでは
なく、あらかじめ演算結果をテーブルメモリーに記憶し
ておき、入力されるR、G、B信号値に対しその演算結
果をテーブルから読み出し出力するという方式も考えら
れている。しかしこの場合入力信号が各色8ビットで表
現されているとすると224アドレス(すなわち1600
万以上)の記憶領域が必要となり現実的ではない。
1、102、103で上のような積和演算を行うのでは
なく、あらかじめ演算結果をテーブルメモリーに記憶し
ておき、入力されるR、G、B信号値に対しその演算結
果をテーブルから読み出し出力するという方式も考えら
れている。しかしこの場合入力信号が各色8ビットで表
現されているとすると224アドレス(すなわち1600
万以上)の記憶領域が必要となり現実的ではない。
【0007】そこでさらに他の従来例として図9に示す
ようなものがある。これは入力R、G、B信号を上位ビ
ットデータ111と下位ビットデータ112に分割し、
テーブルメモリー113には上位ビットに対する演算結
果のみを記憶しておき、この上位ビットデータに対する
出力値114を下位ビットデータで線形補間(115)
して最終出力信号116を求めるというものである。こ
うすることによりテーブルメモリーの記憶領域は上位ビ
ットのビット数で必要となるアドレスだけ持っていれば
良いことになり、例えば上位ビットして各色3ビットす
れば29アドレス(すなわち512アドレス)の記憶領
域だけあれば良いということになり記憶領域を大幅に減
らすことが可能になる。
ようなものがある。これは入力R、G、B信号を上位ビ
ットデータ111と下位ビットデータ112に分割し、
テーブルメモリー113には上位ビットに対する演算結
果のみを記憶しておき、この上位ビットデータに対する
出力値114を下位ビットデータで線形補間(115)
して最終出力信号116を求めるというものである。こ
うすることによりテーブルメモリーの記憶領域は上位ビ
ットのビット数で必要となるアドレスだけ持っていれば
良いことになり、例えば上位ビットして各色3ビットす
れば29アドレス(すなわち512アドレス)の記憶領
域だけあれば良いということになり記憶領域を大幅に減
らすことが可能になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来例に
おいて、R,G,Bといった3色で表現された入力色分
解信号を所定の演算式に従って出力色信号に変換するも
のであるが、一般にここで必要とされる演算式は入力さ
れる画像全体の属性により最適な値が異なり、任意の入
力信号に対して一律の演算式を適用することには不都合
がある。
おいて、R,G,Bといった3色で表現された入力色分
解信号を所定の演算式に従って出力色信号に変換するも
のであるが、一般にここで必要とされる演算式は入力さ
れる画像全体の属性により最適な値が異なり、任意の入
力信号に対して一律の演算式を適用することには不都合
がある。
【0009】例えば図10に示すような原稿画像121
を3色に色分解し、これをプリンターで印字出力させよ
うとした場合、従来例で示したような所定の演算式に従
って画像全体を印字出力のための基準色信号であるY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブ
ラック)に変換し印字出力することになる。
を3色に色分解し、これをプリンターで印字出力させよ
うとした場合、従来例で示したような所定の演算式に従
って画像全体を印字出力のための基準色信号であるY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブ
ラック)に変換し印字出力することになる。
【0010】しかし、図10で示す画像中には122の
ように黒い文字で表される部分、123のような連続階
調の写真部分というように異なる属性を持った複数の領
域が存在する。これら、異なる属性を持った領域に対し
同一の演算式による変換を試みると、例えば以下のよう
な不都合が生じる。
ように黒い文字で表される部分、123のような連続階
調の写真部分というように異なる属性を持った複数の領
域が存在する。これら、異なる属性を持った領域に対し
同一の演算式による変換を試みると、例えば以下のよう
な不都合が生じる。
【0011】・黒い文字の部分はY,M,Cのインクを
印字せずにKインク単色で再現したいが、一方写真部分
の黒い部分はKインク単色では絶対濃度が不足し写真の
持つ深みが損なわれるためY,M,C,Kすべてのイン
クを用いて印字したい。
印字せずにKインク単色で再現したいが、一方写真部分
の黒い部分はKインク単色では絶対濃度が不足し写真の
持つ深みが損なわれるためY,M,C,Kすべてのイン
クを用いて印字したい。
【0012】・写真部分では豊かな階調再現性や色再現
性が重視されるのに対し、文字部分ではコントラストが
高くはっきりした再現が求められ、色再現性などは重要
ではない。
性が重視されるのに対し、文字部分ではコントラストが
高くはっきりした再現が求められ、色再現性などは重要
ではない。
【0013】このような点に鑑みて本発明はなされたも
のであり、少ないメモリー領域で、ルックアップテーブ
ルを用いて入力画像の属性に応じた画像処理を行うこと
を目的とする。
のであり、少ないメモリー領域で、ルックアップテーブ
ルを用いて入力画像の属性に応じた画像処理を行うこと
を目的とする。
【0014】また、自動的に入力画像の属性に応じた高
精度の画像処理を行うことを目的とする。
精度の画像処理を行うことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本願第1の発明は、入力画像データに対してテー
ブルを用いて画像処理を行い出力画像データを生成する
画像処理装置であって、異なる属性に対応する複数のテ
ーブルを格納する格納手段と、入力画像データの上位N
ビットに基づきテーブルを参照して格子点データを抽出
する抽出手段と、入力画像データの下位Mビット及び前
記格子点データに基づき補間処理を行うことにより、出
力画像データを生成する生成手段とを有し、前記格納手
段は、テーブルを参照する前記上記Nビットの値が異な
る複数のテーブルを格納することを特徴とする。
めに、本願第1の発明は、入力画像データに対してテー
ブルを用いて画像処理を行い出力画像データを生成する
画像処理装置であって、異なる属性に対応する複数のテ
ーブルを格納する格納手段と、入力画像データの上位N
ビットに基づきテーブルを参照して格子点データを抽出
する抽出手段と、入力画像データの下位Mビット及び前
記格子点データに基づき補間処理を行うことにより、出
力画像データを生成する生成手段とを有し、前記格納手
段は、テーブルを参照する前記上記Nビットの値が異な
る複数のテーブルを格納することを特徴とする。
【0016】また、本願第2の発明は、異なる色処理特
性を有するN個のテーブルを格納する格納手段と、入力
画像の属性を判定する判定手段と、前記判定された属性
に基づき、前記複数のテーブルからM(M<N)個のテ
ーブルを選択し、該選択されたM個のテーブルによって
色処理されたデータに対して該判定された属性に応じた
重み付け処理を行い出力信号を生成する手段とを有する
ことを特徴とする。
性を有するN個のテーブルを格納する格納手段と、入力
画像の属性を判定する判定手段と、前記判定された属性
に基づき、前記複数のテーブルからM(M<N)個のテ
ーブルを選択し、該選択されたM個のテーブルによって
色処理されたデータに対して該判定された属性に応じた
重み付け処理を行い出力信号を生成する手段とを有する
ことを特徴とする。
【0017】
(実施形態1)図1に、本発明を実施した回路構成の一
例をブロック図で示す。
例をブロック図で示す。
【0018】まず3色色分解信号として、8ビットの信
号値X,Y,Zが入力されるものとして説明する。各色
信号は各々3個の色信号処理ブロック12−1〜12−
3に並列に入力される。色信号処理ブロック12−1〜
12−3は従来例で示した3次元ルックアップテーブル
による周知の色信号処理を行う処理ブロックであり、各
々は入力信号X,Y,Zに対する出力信号C1、C2、
C3を出力する。色信号処理ブロックの詳細については
後述する。C1、C2、C3は一旦14の補間回路に入
力される。
号値X,Y,Zが入力されるものとして説明する。各色
信号は各々3個の色信号処理ブロック12−1〜12−
3に並列に入力される。色信号処理ブロック12−1〜
12−3は従来例で示した3次元ルックアップテーブル
による周知の色信号処理を行う処理ブロックであり、各
々は入力信号X,Y,Zに対する出力信号C1、C2、
C3を出力する。色信号処理ブロックの詳細については
後述する。C1、C2、C3は一旦14の補間回路に入
力される。
【0019】CPU16は変換に必要となる変換パラメ
ーターを図示しない記憶装置から読み出し色処理ブロッ
ク12−1〜12−3にセットする。
ーターを図示しない記憶装置から読み出し色処理ブロッ
ク12−1〜12−3にセットする。
【0020】次に第4の入力信号としてWが入力され
る。X,Y,Zの3入力信号は上記のように色信号処理
ブロック12−1〜12−3の入力信号として与えら
れ、それぞれ出力信号C1〜C3が出力される。一方第
4の入力信号Wは補間回路14に入力される。補間回路
14は後述するように12からの3個の出力信号と第4
の入力信号Wを用いて補間演算を行いひとつの出力信号
CS(15)を生成する。
る。X,Y,Zの3入力信号は上記のように色信号処理
ブロック12−1〜12−3の入力信号として与えら
れ、それぞれ出力信号C1〜C3が出力される。一方第
4の入力信号Wは補間回路14に入力される。補間回路
14は後述するように12からの3個の出力信号と第4
の入力信号Wを用いて補間演算を行いひとつの出力信号
CS(15)を生成する。
【0021】以上の動作をカラー複写機を例にとって具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0022】図2に、カラー複写機の装置概観図を示
す。図2において、201はイメージスキャナー部であ
り、原稿を読み取り、ディジタル信号処理を行う部分で
ある。また、202は、プリンタ部であり、イメージス
キャナー201によって読み取られた原稿画像に対応し
た画像を用紙にフルカラーでプリント出力する部分であ
る。
す。図2において、201はイメージスキャナー部であ
り、原稿を読み取り、ディジタル信号処理を行う部分で
ある。また、202は、プリンタ部であり、イメージス
キャナー201によって読み取られた原稿画像に対応し
た画像を用紙にフルカラーでプリント出力する部分であ
る。
【0023】イメージスキャナー201において、20
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ランプ205で照射され、ミラ
ー206、207、208に導かれ、レンズ209によ
って、3ラインの個体撮像素子センサ(以下CCD)2
10上に像を結び、フルカラー情報としてのレッド
(R),グリーン(G),ブルー(B)の3つの画像信
号が信号処理部211に送られる。なお、205、20
6は速度vで、207、208は速度1/2vでライン
センサの電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に
機械的に動くことによって、原稿全面を走査(副走査)
する。ここで、原稿204は、主走査および副走査とも
に400dpi(dots/inch)の解像度で読み
とられる。
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ランプ205で照射され、ミラ
ー206、207、208に導かれ、レンズ209によ
って、3ラインの個体撮像素子センサ(以下CCD)2
10上に像を結び、フルカラー情報としてのレッド
(R),グリーン(G),ブルー(B)の3つの画像信
号が信号処理部211に送られる。なお、205、20
6は速度vで、207、208は速度1/2vでライン
センサの電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に
機械的に動くことによって、原稿全面を走査(副走査)
する。ここで、原稿204は、主走査および副走査とも
に400dpi(dots/inch)の解像度で読み
とられる。
【0024】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン
(C),イエロ(H),ブラック(Bk)の各成分に分
解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキャ
ナ201における一回の原稿走査につき、M、C、Y、
Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送られ、
計4回の原稿走査によって、一回のプリントアウトが完
成する。
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン
(C),イエロ(H),ブラック(Bk)の各成分に分
解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキャ
ナ201における一回の原稿走査につき、M、C、Y、
Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送られ、
計4回の原稿走査によって、一回のプリントアウトが完
成する。
【0025】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,Y,Bkの各画像信号は、レーザードライバ
ー212に送られる。レーザードライバー212は、送
られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー213を変
調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー214、f
−θレンズ215、ミラー216を介し、感光ドラム2
17上を走査する。ここで、読取と同様に主走査および
副走査ともに400dpi(dots/inch)の解
像度で書込まれる。
るM,C,Y,Bkの各画像信号は、レーザードライバ
ー212に送られる。レーザードライバー212は、送
られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー213を変
調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー214、f
−θレンズ215、ミラー216を介し、感光ドラム2
17上を走査する。ここで、読取と同様に主走査および
副走査ともに400dpi(dots/inch)の解
像度で書込まれる。
【0026】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロ現像部221、
ブラック現像部222より構成され、4つの現像部が交
互に感光ドラム217に接し、感光ドラム上に形成され
た静電現像をトナーで現像する。
部219、シアン現像部220、イエロ現像部221、
ブラック現像部222より構成され、4つの現像部が交
互に感光ドラム217に接し、感光ドラム上に形成され
た静電現像をトナーで現像する。
【0027】223は転写ドラムであり、用紙カセット
224または225より供給される用紙をこの転写ドラ
ム223に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を要
旨に転写する。
224または225より供給される用紙をこの転写ドラ
ム223に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を要
旨に転写する。
【0028】この様にして、M,C,Y,Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は、定着ユニット226を通
過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
順次転写された後に、用紙は、定着ユニット226を通
過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0029】図3に信号処理部211の詳細を示す。C
CDで読みとられたR、G、B信号301はA/D変換
回路302でそれぞれデジタル信号に変換され、303
のシェーディング補正回路で原稿照明ランプの光量ムラ
やCCDの感度ばらつきの補正を行う。304の色信号
処理回路が図1で説明した入力色分解信号を出力色分解
信号に変換する変換回路である。入力信号X,Y,Zが
それぞれシェーディング補正回路からのR,G,B信号
のそれぞれに対応する。305はシェーディング補正後
の色分解信号X,Y,Zを入力として画像の属性を判別
して判別信号Wを生成する画像属性判別部である。
CDで読みとられたR、G、B信号301はA/D変換
回路302でそれぞれデジタル信号に変換され、303
のシェーディング補正回路で原稿照明ランプの光量ムラ
やCCDの感度ばらつきの補正を行う。304の色信号
処理回路が図1で説明した入力色分解信号を出力色分解
信号に変換する変換回路である。入力信号X,Y,Zが
それぞれシェーディング補正回路からのR,G,B信号
のそれぞれに対応する。305はシェーディング補正後
の色分解信号X,Y,Zを入力として画像の属性を判別
して判別信号Wを生成する画像属性判別部である。
【0030】これらX,Y,Z及びWを用いて色信号処
理回路304は図1で示したようなひとつの出力信号3
07を生成する。ここではプリンター部へ送出するC
(シアン)信号を生成するように示してあるが、同様の
手順をM,C,Y,K全てについて行いプリンターの動
作と同期して、プリンター部へ送出する。CPU306
はM,C,Y,Kのいずれの信号出力を行うかに応じて
色信号処理ブロックに適切なパラメーターを設定する。
理回路304は図1で示したようなひとつの出力信号3
07を生成する。ここではプリンター部へ送出するC
(シアン)信号を生成するように示してあるが、同様の
手順をM,C,Y,K全てについて行いプリンターの動
作と同期して、プリンター部へ送出する。CPU306
はM,C,Y,Kのいずれの信号出力を行うかに応じて
色信号処理ブロックに適切なパラメーターを設定する。
【0031】次に画像属性判別部305、及び色信号処
理部304の動作について詳細に説明する。図10で説
明したように複数の画像属性領域が原稿中に混在してい
る場合を考えると、122の黒文字領域は黒トナーのみ
で再現されるように、123の写真領域は銀塩写真原稿
の色になるべく忠実に再現するようにR,G,Bから
M,C,Y,Kへの変換を行うのが望ましい。
理部304の動作について詳細に説明する。図10で説
明したように複数の画像属性領域が原稿中に混在してい
る場合を考えると、122の黒文字領域は黒トナーのみ
で再現されるように、123の写真領域は銀塩写真原稿
の色になるべく忠実に再現するようにR,G,Bから
M,C,Y,Kへの変換を行うのが望ましい。
【0032】これを実現するには以下のような方法が考
えられる。すなわち文字領域は線画部および単一濃度の
べた部で構成されており、一方写真領域は多くの濃度レ
ベルにより複雑な形状を構成している。従って各々の領
域について例えば注目画素周辺の5×5画素程度の範囲
にヒストグラム(画素濃度に対する生起度数分布)を求
めると、図4に示すように文字領域では図4(A)のよ
うに特定の濃度レベルに度数が集中した分布となり、一
方写真領域では図4(B)のように広い範囲の濃度レベ
ルに分散した度数分布となる。
えられる。すなわち文字領域は線画部および単一濃度の
べた部で構成されており、一方写真領域は多くの濃度レ
ベルにより複雑な形状を構成している。従って各々の領
域について例えば注目画素周辺の5×5画素程度の範囲
にヒストグラム(画素濃度に対する生起度数分布)を求
めると、図4に示すように文字領域では図4(A)のよ
うに特定の濃度レベルに度数が集中した分布となり、一
方写真領域では図4(B)のように広い範囲の濃度レベ
ルに分散した度数分布となる。
【0033】そこで画像属性判別部305は入力画像信
号のひとつ(例えばG信号)を注目画素の周辺5×5画
素で記憶し、そのヒストグラムH(i)を作成する。こ
こでiは記憶した各画素の濃度レベル(画像信号値)で
あり、Hはその出現度数を表す。5×5画素すべてにつ
いて度数分布を係数すると、以下の式(1)により属性
判定信号Wを生成する。
号のひとつ(例えばG信号)を注目画素の周辺5×5画
素で記憶し、そのヒストグラムH(i)を作成する。こ
こでiは記憶した各画素の濃度レベル(画像信号値)で
あり、Hはその出現度数を表す。5×5画素すべてにつ
いて度数分布を係数すると、以下の式(1)により属性
判定信号Wを生成する。
【0034】 W=Σ{(H(i)/25)2} ・・・(1) ここでΣはi(=画像信号値)の0から255までの総
和を表す。H(i)は5×5画素での出現度数を表して
いるので、例えば全ての画素の濃度値がひとつのレベル
のみで構成されている場合Hの最大値は25となる。す
なわちこの場合W=1となる。
和を表す。H(i)は5×5画素での出現度数を表して
いるので、例えば全ての画素の濃度値がひとつのレベル
のみで構成されている場合Hの最大値は25となる。す
なわちこの場合W=1となる。
【0035】一方写真領域のように画素値が複数の濃度
レベルに分散している場合H(i)は25よりかなり小
さくなるのでWは相対的に小さくなり0に近くなる。
レベルに分散している場合H(i)は25よりかなり小
さくなるのでWは相対的に小さくなり0に近くなる。
【0036】以上により文字領域ではWは1に近くなり
写真領域では0に近い値が出力される。もちろんWはデ
ジタル信号であるので0〜1の間を適当な量子化レベ
ル、8ビットならば0〜255として表現しておくこと
になる。
写真領域では0に近い値が出力される。もちろんWはデ
ジタル信号であるので0〜1の間を適当な量子化レベ
ル、8ビットならば0〜255として表現しておくこと
になる。
【0037】次に色信号処理ブロック12−1〜12−
3の構成および設定すべきパラメーターについて説明す
る。
3の構成および設定すべきパラメーターについて説明す
る。
【0038】まずブロックごとの構成例を図5に示す。
色信号処理ブロック12−1〜12−3のブロックの対
応する部分を図5では点線枠で示してある。入力X,
Y,Z信号色信号処理ブロックは12−1〜12−3の
ブロックに並列に入力される。色信号処理ブロック12
−1について説明すると、入力信号はビット分割回路5
2−1で各色の上位ビット信号Ru1、Gu1、Bu1
(53−1)と下位ビット信号RL1,GL1,BL1
(54−1)に分割される。ここで上位ビット信号のビ
ット数をN1ビットとし、入力信号のビット数を各色8
ビットとすると下位ビットのビット数は(8−N1)ビ
ットとなる。
色信号処理ブロック12−1〜12−3のブロックの対
応する部分を図5では点線枠で示してある。入力X,
Y,Z信号色信号処理ブロックは12−1〜12−3の
ブロックに並列に入力される。色信号処理ブロック12
−1について説明すると、入力信号はビット分割回路5
2−1で各色の上位ビット信号Ru1、Gu1、Bu1
(53−1)と下位ビット信号RL1,GL1,BL1
(54−1)に分割される。ここで上位ビット信号のビ
ット数をN1ビットとし、入力信号のビット数を各色8
ビットとすると下位ビットのビット数は(8−N1)ビ
ットとなる。
【0039】上位ビット信号はルックアップテーブルL
UT1(55−1)のアドレス信号として入力され、上
位ビット信号に対応するテーブルに記憶されている出力
信号値(57−1)を読み出す。一方下位ビット信号は
重み係数発生回路1(56−1)に入力され補間演算の
ための重み係数58−1を生成する。
UT1(55−1)のアドレス信号として入力され、上
位ビット信号に対応するテーブルに記憶されている出力
信号値(57−1)を読み出す。一方下位ビット信号は
重み係数発生回路1(56−1)に入力され補間演算の
ための重み係数58−1を生成する。
【0040】積和演算回路1(59−1)は出力信号値
57−1と重み係数58−1を用いて周知の積和演算を
行い第一の出力信号C1を生成する。
57−1と重み係数58−1を用いて周知の積和演算を
行い第一の出力信号C1を生成する。
【0041】積和演算回路の動作について図6を用いて
説明する。ここでは感嘆のため入力信号がR,Gの2次
元であるものとする。入力R,G信号の関係は図の2次
元平面上の長方形で表され、R、Gそれぞれ8ビットの
0〜255の数値を持つ。ルックアップテーブルには図
の丸印で示されるとびとびの入力信号の組に対する出力
信号値が記憶されている。この丸印の位置を格子点と呼
ぶことにする。格子点の数Q、および格子点の間隔Δd
は上位ビットのビット数N1で決まり、 Q=(2N1)2 Δd=2(8-N1) となる。図ではN1=2の場合を示してあるので、Q=
16、Δd=32である。
説明する。ここでは感嘆のため入力信号がR,Gの2次
元であるものとする。入力R,G信号の関係は図の2次
元平面上の長方形で表され、R、Gそれぞれ8ビットの
0〜255の数値を持つ。ルックアップテーブルには図
の丸印で示されるとびとびの入力信号の組に対する出力
信号値が記憶されている。この丸印の位置を格子点と呼
ぶことにする。格子点の数Q、および格子点の間隔Δd
は上位ビットのビット数N1で決まり、 Q=(2N1)2 Δd=2(8-N1) となる。図ではN1=2の場合を示してあるので、Q=
16、Δd=32である。
【0042】まず任意の入力信号R,G(図中×印)に
対し上位ビット信号Ru,Guで決まる4つの格子点
(図中黒丸)のデータをLUT1から読み出す。これは
図から明らかなように入力信号を取り囲む最近傍の格子
点である。これらのデータをC00,C10,C01,
C11とする。次に下位ビット信号RL,GLから積和
演算の重み係数を生成する。これは×印の入力信号に対
する出力信号の4近傍の格子点データから線形補間で求
めるための補間係数を求めることに相当する。重み係数
は4つの格子点データそれぞれについて1個づつ合計4
個必要である。これらをA00,A10,A01,A1
1とすると以下の式で求められる。
対し上位ビット信号Ru,Guで決まる4つの格子点
(図中黒丸)のデータをLUT1から読み出す。これは
図から明らかなように入力信号を取り囲む最近傍の格子
点である。これらのデータをC00,C10,C01,
C11とする。次に下位ビット信号RL,GLから積和
演算の重み係数を生成する。これは×印の入力信号に対
する出力信号の4近傍の格子点データから線形補間で求
めるための補間係数を求めることに相当する。重み係数
は4つの格子点データそれぞれについて1個づつ合計4
個必要である。これらをA00,A10,A01,A1
1とすると以下の式で求められる。
【0043】A00=(Δd−RL)×(Δd−GL) A10=RL×(Δd−GL) A01=(Δd−RL)×GL A11=RL×GL この式により求められた係数により積和演算回路1(5
9−1)は次式の演算を行い出力信号C1を生成する。
9−1)は次式の演算を行い出力信号C1を生成する。
【0044】C1=(A00×C00+A10×C10
+A01×C01+A11×C11)/(Δd2) 以上2次元の入力信号に対する演算方法を説明したが、
これを3次元に拡張するのは周知なためここでは説明を
省略するが、ルックアップテーブルの容量に関係する格
子点の数Qと、出力信号の精度に影響する格子点間隔Δ
dの関係は3次元入力信号の場合次のようになる。
+A01×C01+A11×C11)/(Δd2) 以上2次元の入力信号に対する演算方法を説明したが、
これを3次元に拡張するのは周知なためここでは説明を
省略するが、ルックアップテーブルの容量に関係する格
子点の数Qと、出力信号の精度に影響する格子点間隔Δ
dの関係は3次元入力信号の場合次のようになる。
【0045】Q=(2N1)3 Δd=2(8-N1) つまりN1の値を大きくすればするほど、Δdが小さく
なり図6の格子点の間隔が密になるので、得られる出力
信号の精度が向上する。しかしQの値はN1を1(ビッ
ト)上げるだけでQの値は8倍になり、それだけメモリ
ーコストが大きくなってしまう。
なり図6の格子点の間隔が密になるので、得られる出力
信号の精度が向上する。しかしQの値はN1を1(ビッ
ト)上げるだけでQの値は8倍になり、それだけメモリ
ーコストが大きくなってしまう。
【0046】そこで実施形態5では図5に示す3個の同
一構成の色信号処理ブロックにおいてルックアップテー
ブルをアドレスする上位ビット信号のビット数N1,N
2,N3を異ならせるように構成する。
一構成の色信号処理ブロックにおいてルックアップテー
ブルをアドレスする上位ビット信号のビット数N1,N
2,N3を異ならせるように構成する。
【0047】以下にその構成方法について説明する。
【0048】前述したように文字領域では入力R,G,
B信号がR=G=B=0に近い色、すなわち黒で表され
る色はC=M=Y=0でKのみの信号に置き換えること
が望ましい。このような格子点データを色信号処理ブロ
ック12−3に設定する。一般に文字画像に対して、そ
の色の再現が原稿に非常に忠実である必要はなく色信号
処理の変換精度は余り高い必要がない。従って出力信号
を格納するLUT3の格子点の数は余り多い必要が無
い。すなわちN3の値を小さくし、メモリー容量を節約
することができる。
B信号がR=G=B=0に近い色、すなわち黒で表され
る色はC=M=Y=0でKのみの信号に置き換えること
が望ましい。このような格子点データを色信号処理ブロ
ック12−3に設定する。一般に文字画像に対して、そ
の色の再現が原稿に非常に忠実である必要はなく色信号
処理の変換精度は余り高い必要がない。従って出力信号
を格納するLUT3の格子点の数は余り多い必要が無
い。すなわちN3の値を小さくし、メモリー容量を節約
することができる。
【0049】また写真領域ではなるべく入力原稿になる
べく近い色再現が得られるようにするのが望ましく、原
稿をなるべく忠実に再現するような出力信号に変換する
必要がある。一般に入力信号に対して高い色再現性が得
られるような出力信号を得るためには非線形の変換をす
る必要があり、LUTの格子点の数は多いほど変換の精
度が向上する。例えばR=G=B=0の黒色信号が入力
された場合にはC=M=Y=100程度でK=255と
いった4色同時に印字するように変換した方が色再現性
から望ましい。従って、このような非線形変換に対応し
た格子点データを色信号処理ブロック12−1に設定
し、かつN1に大きな値を設定し格子点間隔を狭くす
る。
べく近い色再現が得られるようにするのが望ましく、原
稿をなるべく忠実に再現するような出力信号に変換する
必要がある。一般に入力信号に対して高い色再現性が得
られるような出力信号を得るためには非線形の変換をす
る必要があり、LUTの格子点の数は多いほど変換の精
度が向上する。例えばR=G=B=0の黒色信号が入力
された場合にはC=M=Y=100程度でK=255と
いった4色同時に印字するように変換した方が色再現性
から望ましい。従って、このような非線形変換に対応し
た格子点データを色信号処理ブロック12−1に設定
し、かつN1に大きな値を設定し格子点間隔を狭くす
る。
【0050】色信号処理ブロック12−2には両者の中
間の格子点データを中間のビット数N2で設定する。
間の格子点データを中間のビット数N2で設定する。
【0051】通常考えられる構成としてはN1=4ビッ
ト、N2=3ビット、N3=2ビットといった数値を用
いるのが望ましい。
ト、N2=3ビット、N3=2ビットといった数値を用
いるのが望ましい。
【0052】以上において各ルックアップテーブルの入
力ビット数N1,N2,N3はあらかじめ回路構成上決
定しておき、その格子点の数だけの格子点データをCP
U16から設定する。
力ビット数N1,N2,N3はあらかじめ回路構成上決
定しておき、その格子点の数だけの格子点データをCP
U16から設定する。
【0053】このように構成すると同一のR,G,B入
力信号(図ではX,Y,Z)に対して異なる出力信号C
1〜C3が得られる。これらの値に対し、図1の補間回
路14は前述した画像属性判別信号Wによる下記の演算
を行って最終出力信号CSを得る。
力信号(図ではX,Y,Z)に対して異なる出力信号C
1〜C3が得られる。これらの値に対し、図1の補間回
路14は前述した画像属性判別信号Wによる下記の演算
を行って最終出力信号CSを得る。
【0054】0≦W<85の場合 CS=C1+(C2−C1)*W/85 85≦W<170の場合 CS=C2+(C3−C2)*(W−85)/85 170≦W<255の場合 CS=C2+(C3−C2)*(W−170)/85
【0055】すなわちW=0に近い場合は色信号処理ブ
ロック12−1のパラメーターにより演算される出力信
号C1に近い値がCSとして出力される。これは写真領
域に適した出力信号となっている。
ロック12−1のパラメーターにより演算される出力信
号C1に近い値がCSとして出力される。これは写真領
域に適した出力信号となっている。
【0056】またW=1に近い場合は色信号処理ブロッ
ク12−3のパラメーターにより演算される出力信号C
3に近い値がCSとして出力され、これは文字領域に好
適な出力信号となっている。
ク12−3のパラメーターにより演算される出力信号C
3に近い値がCSとして出力され、これは文字領域に好
適な出力信号となっている。
【0057】そしてWが0〜1の中間の値である場合、
写真領域に適した出力信号と、文字領域に適した出力信
号との中間の値がWの値により補間されて生成されるこ
とになる。
写真領域に適した出力信号と、文字領域に適した出力信
号との中間の値がWの値により補間されて生成されるこ
とになる。
【0058】本実施形態によれば、入力画像部の属性に
応じた変換をルックアップテーブルを用いて自動的に行
うことができる。
応じた変換をルックアップテーブルを用いて自動的に行
うことができる。
【0059】またNの値を変化させることで、写真領域
ではNの値を大きくして階調再現性や色再現性に優れた
変換を行い、逆に文字領域ではNを小さくすることで色
再現性などは多少犠牲になるが、メモリー容量を大きく
減少させることが可能になる。
ではNの値を大きくして階調再現性や色再現性に優れた
変換を行い、逆に文字領域ではNを小さくすることで色
再現性などは多少犠牲になるが、メモリー容量を大きく
減少させることが可能になる。
【0060】(実施形態2)図7に実施形態2にかかる
色信号処理回路をブロック図で示す。
色信号処理回路をブロック図で示す。
【0061】ここでは色信号処理ブロックを2つ(72
−1、72−2)とし2つの出力信号C1,C2を74
のセレクタで選択するように構成している。像域判別信
号W’は1ビットの信号であり、実施形態1における式
(1)で求められたWの値をあらかじめ決められたしき
い値で2値化したものである。例えばW>128のとき
W’=1、W<127のときW’=0というようにして
得られるものである。
−1、72−2)とし2つの出力信号C1,C2を74
のセレクタで選択するように構成している。像域判別信
号W’は1ビットの信号であり、実施形態1における式
(1)で求められたWの値をあらかじめ決められたしき
い値で2値化したものである。例えばW>128のとき
W’=1、W<127のときW’=0というようにして
得られるものである。
【0062】72−1と72−2には実施形態1で色信
号処理ブロック12−1と12−3に設定したビット数
N1,N3および格子点データを用いて同様に構成す
る。
号処理ブロック12−1と12−3に設定したビット数
N1,N3および格子点データを用いて同様に構成す
る。
【0063】セレクタ74はW’によりC1とC2のい
ずれかを選択して出力信号CSとする。あきらかにW’
=0のときは写真領域用の出力信号C1を選択してCS
として出力し、W’=1のときは文字領域用の出力信号
C2を選択してCSとして出力する。
ずれかを選択して出力信号CSとする。あきらかにW’
=0のときは写真領域用の出力信号C1を選択してCS
として出力し、W’=1のときは文字領域用の出力信号
C2を選択してCSとして出力する。
【0064】こうすることにより前記実施形態と同様の
効果を得ることができる。
効果を得ることができる。
【0065】(実施形態3)図8に、実施形態3にかか
る色信号処理回路の構成をブロック図で示す。なお、他
の回路構成は実施形態1と同様である。
る色信号処理回路の構成をブロック図で示す。なお、他
の回路構成は実施形態1と同様である。
【0066】実施形態3では、色信号処理ブロックをN
こ備えている。
こ備えている。
【0067】以下、3色色分解信号として、8ビットの
信号値X,Y,Zが入力されるものとして実施形態3の
色信号処理回路の構成を説明する。各色信号は各々N個
の色信号処理ブロック80−1〜80−Nに並列に入力
される。色信号処理ブロック80−1〜80−Nは色信
号処理を行う処理ブロックであり、各々は入力信号,
Y,Zに対する出力信号C1,C2、・・・、CNを出
力する。C1〜CNは一旦補間回路81に入力される。
信号値X,Y,Zが入力されるものとして実施形態3の
色信号処理回路の構成を説明する。各色信号は各々N個
の色信号処理ブロック80−1〜80−Nに並列に入力
される。色信号処理ブロック80−1〜80−Nは色信
号処理を行う処理ブロックであり、各々は入力信号,
Y,Zに対する出力信号C1,C2、・・・、CNを出
力する。C1〜CNは一旦補間回路81に入力される。
【0068】CPU82は変換に必要となる変換パラメ
ーターを図示しない記憶装置から読み出し色信号処理ブ
ロック80−1〜80−Nにセットする。
ーターを図示しない記憶装置から読み出し色信号処理ブ
ロック80−1〜80−Nにセットする。
【0069】次に第4の入力信号としてWが入力され
る。第4の入力信号Wは補間回路81に入力される。補
間回路81は後述するように色信号処理ブロックからの
N個の出力信号と第4の入力信号Wを用いて補間演算を
行いひとつの出力信号CSを生成する。
る。第4の入力信号Wは補間回路81に入力される。補
間回路81は後述するように色信号処理ブロックからの
N個の出力信号と第4の入力信号Wを用いて補間演算を
行いひとつの出力信号CSを生成する。
【0070】次に画像属性判別部及び色信号処理部の動
作について詳細に説明する。
作について詳細に説明する。
【0071】まず、原稿画像の1例を図12を用いて説
明する。
明する。
【0072】図12で示す画像131には132のよう
に黒い文字で表される部分、133のように複数色に色
分けされたグラフ部分、134のような連続階調の写真
部分というように異なる属性を持った複数の領域が存在
する。
に黒い文字で表される部分、133のように複数色に色
分けされたグラフ部分、134のような連続階調の写真
部分というように異なる属性を持った複数の領域が存在
する。
【0073】黒い文字の部分122はY,M,Cのイン
クを印字せずKインク単色で再現したい。写真部分12
4の黒い部分はKインク単色は絶対濃度が不足し写真の
持つ深みが損われるためY,M,C,Kすべてのインク
を用いて印字したい。グラフ部分123は鮮やかな色彩
で彩られているので、なるべくC,M,Yを混色させず
なるべく彩度の高い色で再現したい。
クを印字せずKインク単色で再現したい。写真部分12
4の黒い部分はKインク単色は絶対濃度が不足し写真の
持つ深みが損われるためY,M,C,Kすべてのインク
を用いて印字したい。グラフ部分123は鮮やかな色彩
で彩られているので、なるべくC,M,Yを混色させず
なるべく彩度の高い色で再現したい。
【0074】図12で説明したように複数の画像属性領
域が原稿中に混在している場合を考えると、132の黒
文字領域は黒トナーのみで再現されるように、133の
グラフ領域は原稿の色を強調してなるべく鮮やかに再現
するように、そして134は銀塩写真原稿の色になるべ
く忠実に再現するようにR,G,BからM,C,Y,K
への変換を行うのが望ましい。
域が原稿中に混在している場合を考えると、132の黒
文字領域は黒トナーのみで再現されるように、133の
グラフ領域は原稿の色を強調してなるべく鮮やかに再現
するように、そして134は銀塩写真原稿の色になるべ
く忠実に再現するようにR,G,BからM,C,Y,K
への変換を行うのが望ましい。
【0075】これを実現するには以下のような方法が考
えられる。すなわち文字領域、グラフ領域は線画部およ
び単一濃度のべた部で構成されており、一方写真領域は
多くの濃度レベルにより複雑な形状を構成している。従
って各々の領域について例えば注目画素周辺の5×5画
素程度の範囲のヒストグラム(画素濃度に対する生起度
数分布)を求めると、図4に示すように文字、グラフ領
域では図4(A)のように特定の濃度レベルに度数が集
中した分布となり、一方写真領域では図4(B)のよう
に広い範囲の濃度レベルに分散した度数分布となる。
えられる。すなわち文字領域、グラフ領域は線画部およ
び単一濃度のべた部で構成されており、一方写真領域は
多くの濃度レベルにより複雑な形状を構成している。従
って各々の領域について例えば注目画素周辺の5×5画
素程度の範囲のヒストグラム(画素濃度に対する生起度
数分布)を求めると、図4に示すように文字、グラフ領
域では図4(A)のように特定の濃度レベルに度数が集
中した分布となり、一方写真領域では図4(B)のよう
に広い範囲の濃度レベルに分散した度数分布となる。
【0076】底で画像属性判別部305は入力画像信号
のひとつ(例えばY信号)を注目画素の周辺5×5画素
で記憶し、そのヒストグラムH(i)を作成する。ここ
でiは記憶した各画素の濃度レベル(画像信号値)であ
り、Hはその出現度数を表す。5×5画素すべてについ
て度数分布を係数し、上述した式(1)により属性判定
信号Wを生成する。
のひとつ(例えばY信号)を注目画素の周辺5×5画素
で記憶し、そのヒストグラムH(i)を作成する。ここ
でiは記憶した各画素の濃度レベル(画像信号値)であ
り、Hはその出現度数を表す。5×5画素すべてについ
て度数分布を係数し、上述した式(1)により属性判定
信号Wを生成する。
【0077】したがって、図4(A)のように特定の濃
度レベルに度数が集中する文字、グラフ領域ではWは1
に近くなる。
度レベルに度数が集中する文字、グラフ領域ではWは1
に近くなる。
【0078】一方写真領域のように画素値が複数の濃度
レベルに分散している場合H(i)は25よりかなり小
さくなるのでWは相対的に小さくなり0に近くなる。
レベルに分散している場合H(i)は25よりかなり小
さくなるのでWは相対的に小さくなり0に近くなる。
【0079】以上により文字、グラフ領域ではWは1に
近くなり写真領域では0に近い値が出力される。もちろ
んWはデジタル信号であるので0〜1の間を適当な量子
化レベル、8ビットならば0〜255として表現してお
くことになる。
近くなり写真領域では0に近い値が出力される。もちろ
んWはデジタル信号であるので0〜1の間を適当な量子
化レベル、8ビットならば0〜255として表現してお
くことになる。
【0080】次に色信号処理ブロック80−1〜Nに設
定すべきパラメーターについて説明する。文字、グラフ
領域では前述したように入力R,G,B信号をなるべく
Y,M,C,Kの原色に近い色信号に変換することが望
ましい。すなわちR=G=B=0に近い色、すなわち黒
で表される色はC=M=Y=0でKのみの信号に置き換
え、またR=255,G=0,B=0といった赤で表さ
れる色はYとMのみ(C=K=0)の信号値に置き換え
ることが望ましい。このような変換パラメーターを色信
号処理ブロック80−Nに設定する。
定すべきパラメーターについて説明する。文字、グラフ
領域では前述したように入力R,G,B信号をなるべく
Y,M,C,Kの原色に近い色信号に変換することが望
ましい。すなわちR=G=B=0に近い色、すなわち黒
で表される色はC=M=Y=0でKのみの信号に置き換
え、またR=255,G=0,B=0といった赤で表さ
れる色はYとMのみ(C=K=0)の信号値に置き換え
ることが望ましい。このような変換パラメーターを色信
号処理ブロック80−Nに設定する。
【0081】また写真領域ではなるべく入力信号になる
べく近い色再現が得られるようにするのが望ましく、例
えばR=G=B=0の黒色信号が入力された場合にはC
=M=Y=100程度でK=255といった4色同時に
印字するように置き換えることが望ましい。このような
変換パラメーターは色信号処理ブロック80−1に設定
する。
べく近い色再現が得られるようにするのが望ましく、例
えばR=G=B=0の黒色信号が入力された場合にはC
=M=Y=100程度でK=255といった4色同時に
印字するように置き換えることが望ましい。このような
変換パラメーターは色信号処理ブロック80−1に設定
する。
【0082】色信号処理ブロック80−2〜80−(N
−1)には両者の中間のパラメーターを設定する。
−1)には両者の中間のパラメーターを設定する。
【0083】以上のパラメーターはCPUから設定す
る。
る。
【0084】このように構成すると同一のR,G,B入
力信号(図ではX,Y,Z)に対して異なる出力信号C
1〜CNが得られる。これらの値に対し、補間回路14
は前述した画像属性判別信号Wによる下記の演算を行っ
て最終出力信号CSを得る。ここではN=5の場合につ
いて説明する。
力信号(図ではX,Y,Z)に対して異なる出力信号C
1〜CNが得られる。これらの値に対し、補間回路14
は前述した画像属性判別信号Wによる下記の演算を行っ
て最終出力信号CSを得る。ここではN=5の場合につ
いて説明する。
【0085】0≦W<64の場合 CS=C1+(C2−C1)*W/64 64≦W<128の場合 CS=C2+(C3−C2)*(W−64)/64 128≦W<192の場合 CS=C3+(C4−C3)*(W−128)/64 192≦W<255の場合 CS=C4+(C5−C4)*(W−192)/63
【0086】すなわちW=0に近い場合は12−1のパ
ラメーターにより演算される出力信号C1に近い値がC
Sとして出力される。これは写真領域に適した出力信号
となっている。
ラメーターにより演算される出力信号C1に近い値がC
Sとして出力される。これは写真領域に適した出力信号
となっている。
【0087】またW=1に近い場合は12−5のパラメ
ーターにより演算される出力信号C5に近い値がCSと
して出力され、これは文字、グラフ領域に好適しな出力
信号となっている。
ーターにより演算される出力信号C5に近い値がCSと
して出力され、これは文字、グラフ領域に好適しな出力
信号となっている。
【0088】そしてWが0〜1の中間の値である場合、
写真領域に適した出力信号と、文字、グラフ領域に適し
た出力信号との中間の値がWの値により補間されて生成
されることになる。
写真領域に適した出力信号と、文字、グラフ領域に適し
た出力信号との中間の値がWの値により補間されて生成
されることになる。
【0089】なお、属性判別信号Wに基づき、M個(N
>M)の色信号処理ブロックからの出力信号に対して、
補間処理を行い最終出力信号を得るようにしても構わな
い。
>M)の色信号処理ブロックからの出力信号に対して、
補間処理を行い最終出力信号を得るようにしても構わな
い。
【0090】(他の実施形態)本発明は、上述の各実施
形態の色信号変換のためのパラメーターをホストコンピ
ュータからダウンロードするような構成にすることもも
ちろん可能である。
形態の色信号変換のためのパラメーターをホストコンピ
ュータからダウンロードするような構成にすることもも
ちろん可能である。
【0091】また上述の各実施形態では、判別された領
域ごとに適した出力信号をひとつだけ出力するようにし
たが、たとえばプリンター部としてM,C,Y,Kを同
時に印字可能な装置を用いる場合、M,C,Y,Kの4
つの異なる信号を並列に出力するように構成しても良
い。
域ごとに適した出力信号をひとつだけ出力するようにし
たが、たとえばプリンター部としてM,C,Y,Kを同
時に印字可能な装置を用いる場合、M,C,Y,Kの4
つの異なる信号を並列に出力するように構成しても良
い。
【0092】また、複数の機器(例えばホストコンピュ
ータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から
構成されるシステムに適用しても一つの機器(例えば複
写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用してもよ
い。
ータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から
構成されるシステムに適用しても一つの機器(例えば複
写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用してもよ
い。
【0093】また前述した実施形態の機能を実現する様
に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接
続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前
記実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログ
ラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログ
ラムに従って前記各種デバイスを動作させることによっ
て実施したものも本発明の範疇に含まれる。
に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接
続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前
記実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログ
ラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログ
ラムに従って前記各種デバイスを動作させることによっ
て実施したものも本発明の範疇に含まれる。
【0094】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログ
ラムコードをコンピュータに供給するための手段、例え
ばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
を構成する。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログ
ラムコードをコンピュータに供給するための手段、例え
ばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
を構成する。
【0095】かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いるこ
とが出来る。
体としては例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いるこ
とが出来る。
【0096】またコンピュータが供給されたプログラム
コードを実行することにより、前述の実施形態の機能が
実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と
共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれるこ
とは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述の実施形態の機能が
実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と
共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれるこ
とは言うまでもない。
【0097】更に供給されたプログラムコードが、コン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプ
ログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや
機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言う
までもない。
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプ
ログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや
機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言う
までもない。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少ないメモリー領域で、ルックアップテーブルを用いて
入力画像データの属性に応じた画像処理を行うことがで
きる。
少ないメモリー領域で、ルックアップテーブルを用いて
入力画像データの属性に応じた画像処理を行うことがで
きる。
【0099】また、自動的に入力画像の属性に応じた高
精度の画像処理を行うことができる。
精度の画像処理を行うことができる。
【図1】実施形態1にかかる色信号処理回路の構成の1
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図2】実施形態1にかかるカラー複写装置の装置概観
図。
図。
【図3】実施形態1にかかる信号処理部の構成の1例を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図4】実施形態1にかかる画像属性判別の原理を説明
する図。
する図。
【図5】実施形態1にかかる色信号処理ブロックの構成
の1例を示すブロック図。
の1例を示すブロック図。
【図6】ルックアップテーブルによる色信号処理の原理
を説明する図。
を説明する図。
【図7】実施形態2にかかる色信号処理回路の構成の1
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図8】実施形態2にかかる色信号処理回路の構成の1
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図9】従来の色信号変換方法を説明する図。
【図10】従来のテーブル変換方法を説明する図。
【図11】原稿画像の1例を示す図。
【図12】原稿画像の1例を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 Z
Claims (11)
- 【請求項1】 入力画像データに対してテーブルを用い
て画像処理を行い出力画像データを生成する画像処理装
置であって、 異なる属性に対応する複数のテーブルを格納する格納手
段と、 入力画像データの上位Nビットに基づきテーブルを参照
して格子点データを抽出する抽出手段と、 入力画像データの下位Mビット及び前記格子点データに
基づき補間処理を行うことにより、出力画像データを生
成する生成手段とを有し、 前記格納手段は、テーブルを参照する前記上位Nビット
の値が異なる複数のテーブルを格納することを特徴とす
る画像処理装置。 - 【請求項2】 更に、入力画像データの属性を示す属性
情報を入力する入力手段と、 前記属性情報に基づき、前記異なる属性に対応する複数
のテーブルによって生成された出力画像データに対して
重み付け処理を行う重み付け処理手段とを有することを
特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記入力画像データを含む複数の画素に
対応する画像データに基づき、該入力画像データの属性
を判断し、前記属性情報を生成する判断手段を有するこ
とを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記格納手段に格納されている複数のテ
ーブルには、写真画像に対応する第1のテーブルと文字
画像に対応する第2のテーブルが含まれていることを特
徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記第1のテーブルの方が前記第2のテ
ーブルより前記上位Nビットの値が大きいことを特徴と
する請求項3記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 第2のテーブルは無彩色が黒単色で再現
するような格子点データを有していることを特徴とする
請求項4記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 格納されている異なる属性に対応する複
数のテーブルに基づき入力画像データに対して画像処理
を行い出力画像データを生成する画像処理方法であっ
て、 入力画像データの上位Nビットに基づきテーブルを参照
して格子点データを抽出する抽出工程と、 入力画像データの下位Mビット及び前記格子点データに
基づき補間処理を行うことにより、出力画像データを生
成する生成工程とを有し、 前記格納されているテーブルはテーブルを参照する前記
上位Nビットの値が異なることを特徴とする画像処理方
法。 - 【請求項8】 異なる色処理特性を有するN個のテーブ
ルを格納する格納手段と、 入力画像の属性を判定する判定手段と、 前記判定された属性に基づき、前記複数のテーブルから
M(M<N)個のテーブルを選択し、該選択されたM個
のテーブルによって色処理されたデータに対して該判定
された属性に応じた重み付け処理を行い出力信号を生成
する手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項9】 前記判定手段は、属性判定画素を含む数
画素の分布を検出し、入力画像の属性を判定することを
特徴とする請求項8記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記判定手段は、画素毎に属性を判定
することを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。 - 【請求項11】 入力画像の属性を判定し属性情報を生
成し、 前記属性情報に基づき、格納されている異なる色処理特
性を有するN個のテーブルからM(M<N)個のテーブ
ルを選択し、 前記選択されたM個のテーブルによって色処理されたデ
ータに対して該判定された属性に応じた重み付け処理を
行い出力信号を生成することを特徴とする画像処理方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9025172A JPH10224648A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 画像処理装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9025172A JPH10224648A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 画像処理装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10224648A true JPH10224648A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12158597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9025172A Withdrawn JPH10224648A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 画像処理装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10224648A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002321392A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-11-05 | Oce Technologies Bv | プリンタおよびインクカートリッジの構成方法 |
JP2006203532A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 色変換装置、色変換方法、及びプログラム |
KR100693735B1 (ko) | 2005-01-07 | 2007-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 룩 업 테이블을 이용한 데이터 변환 방법 |
KR100970621B1 (ko) | 2003-05-26 | 2010-07-15 | 엘지전자 주식회사 | 영상 보정 장치 |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP9025172A patent/JPH10224648A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002321392A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-11-05 | Oce Technologies Bv | プリンタおよびインクカートリッジの構成方法 |
US7375834B2 (en) | 2001-03-02 | 2008-05-20 | Oce-Technologies B.V. | Method of configuring a printer and ink cartridge |
KR100970621B1 (ko) | 2003-05-26 | 2010-07-15 | 엘지전자 주식회사 | 영상 보정 장치 |
KR100693735B1 (ko) | 2005-01-07 | 2007-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 룩 업 테이블을 이용한 데이터 변환 방법 |
JP2006203532A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 色変換装置、色変換方法、及びプログラム |
JP4529702B2 (ja) * | 2005-01-20 | 2010-08-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 色変換装置、色変換方法、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5748342A (en) | Image processing apparatus and method | |
JP4261739B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体及び画像処理システム | |
US7940434B2 (en) | Image processing apparatus, image forming apparatus, method of image processing, and a computer-readable storage medium storing an image processing program | |
EP0929190B1 (en) | Method and apparatus for correcting luminance and chrominance data in digital color images | |
US5960162A (en) | Image processing apparatus which converts multi-value density data and outputs the converted data | |
KR100405226B1 (ko) | 다중레벨복수컬러입력이미지재생방법 | |
US20010035989A1 (en) | Method, apparatus and recording medium for color correction | |
US20070030499A1 (en) | Color processing method and apparatus | |
GB2273017A (en) | Colour error diffusion dependent on neighbouring pixel gradation | |
US7411707B2 (en) | Image processing apparatus and method thereof | |
JP4373312B2 (ja) | カラー画像をモノクロ画像に再生する画像形成方法及び画像形成システム | |
US20070030498A1 (en) | Color processing method and apparatus | |
JP4280404B2 (ja) | 画像処理装置及びその方法 | |
JP2004235993A (ja) | 画像処理方法 | |
US6373980B2 (en) | Image processing method and apparatus for transforming the color space of entered image data | |
US7460268B2 (en) | Image processing device, image forming device, image processing method, image processing program, and recording medium containing the image processing program recorded thereon | |
JPH11136532A (ja) | カラー画像形成装置及びその制御方法 | |
US6285800B1 (en) | Apparatus and method for processing image | |
JP4637686B2 (ja) | 色変換装置、画像形成装置、色変換方法、及びコンピュータプログラム | |
JPH10224648A (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
JP2001352456A (ja) | 画像処理方法及び画像処理装置並びにそれを備えた画像形成装置 | |
JPH09284579A (ja) | 色信号処理装置および複写装置 | |
JP4261720B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体 | |
JP2001119591A (ja) | カラー画像処理装置 | |
JPH10200764A (ja) | 画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |