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JPH1020999A - ポインティングデバイス - Google Patents

ポインティングデバイス

Info

Publication number
JPH1020999A
JPH1020999A JP8173822A JP17382296A JPH1020999A JP H1020999 A JPH1020999 A JP H1020999A JP 8173822 A JP8173822 A JP 8173822A JP 17382296 A JP17382296 A JP 17382296A JP H1020999 A JPH1020999 A JP H1020999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinate
output
value
polar
converts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8173822A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Amamiya
邦夫 雨宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagano Fujitsu Component Ltd filed Critical Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority to JP8173822A priority Critical patent/JPH1020999A/ja
Publication of JPH1020999A publication Critical patent/JPH1020999A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極座標値の出力が可能な、磁気検出方式のポ
インティングデバイスを提供すること。 【解決手段】 X軸及びY軸に沿って二個ずつ対称に配
置された四個のホール素子11からなる検出部1と、この
ホール素子11上方に配設されたマグネットの移動による
X軸及びY軸方向の各ホール素子11の出力をそれぞれ差
動的に増幅する差動アンプ2と、その出力をデジタル値
に変換するA/D変換器3と、その出力(電圧)をXY
座標値に変換する検出制御部4と、その出力を極座標に
変換する座標変換部5と、検出制御部4からのXY座標
値及び座標変換部5からの極座標値の双方を受けてその
いずれか一方を選択的に出力する座標切換部6とを有す
るポインティングデバイスとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の入力手段として使用されるポインティングデ
バイスに係り、特にマグネットの移動による磁界の変化
を検出することで座標検出を行う磁気検出方式のポイン
ティングデバイスに関する。
【0002】パーソナルコンピュータ(アミューズメン
ト用やシミュレーション用のコンピュータを含む)のポ
インティングデバイス(ジョイスティックやトラックボ
ール等)における座標検出の方式としては光学式、感圧
式、可変抵抗式、磁気検出式等が実用化されているが、
近年、小型化が容易でしかも無接点で長寿命という特徴
を有する磁気検出式が有力になってきている。
【0003】
【従来の技術】従来の磁気検出式ポインティングデバイ
スの例を図5に示す。図5は従来例を示す回路ブロック
図である。同図において、図1と同じものには同一の符
号を付与した。
【0004】検出部1はX軸及びY軸に沿って二個ずつ
対称に配置された四個のホール素子11からなり、この
ホール素子11上方に配設されたマグネットの移動によ
るX軸方向とY軸方向の各ホール素子11の出力をそれ
ぞれ差動アンプ2が差動的に増幅し、その出力(アナロ
グ値)をA/D変換器3がデジタル値に変換し、その出
力(電圧)を検出制御部4がX座標値及びY座標値に変
換し、これを出力制御部8が出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、アプリケー
ションの形態によっては、ポインティングデバイスの出
力がXY座標値であるより極座標値である方が都合の良
い場合がある。例えば、自動車のハンドル操作をエミュ
レートする場合はハンドルの回転角度が重要であり、飛
行機の操縦レバーの操作をエミュレートする場合はレバ
ーの操作ストロークと方向が重要であるから、これらの
場合にはXY座標値では扱いにくく、ソフトが複雑にな
り、処理時間が大となる。
【0006】本発明は、このような問題を解決して、極
座標値の出力が可能なポインティングデバイスを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、X軸及びY軸に沿って配設されたホール
素子と、該ホール素子の上方に移動自在に配設されたマ
グネットとを備え、該マグネットの移動によって生ずる
ホール素子の出力電圧の変化を検出して入力点の座標値
を出力するポインティングデバイスにおいて、検出した
入力点のXY座標値を極座標値に変換して出力する座標
変換手段を有するポインティングデバイスとしている。
【0008】又、請求項2では、更に、前記XY座標値
と前記極座標値の双方が入力され、そのいずれか一方を
選択的に出力する座標切換手段を有するポインティング
デバイスとしている。
【0009】又、請求項3では、前記座標変換手段が距
離算出部と角度算出部と距離出力制限部とを有し、該距
離出力制限部は該距離算出部が算出した距離の値を予め
定めた限界値と比較し、該限界値より大きい場合には該
限界値に等しい値に変換して出力するものであるポイン
ティングデバイスとしている。
【0010】即ち、XY座標値を出力することも極座標
値を出力することも可能であり、又、極座標におけるR
の値を制限することも可能であるから、多様なアプリケ
ーションに対して好都合に対応することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜4を参
照して説明する。図1は本発明の実施形態を示す回路ブ
ロック図である。同図において、1は検出部、2は差動
アンプ、3はA/D変換器、4は検出制御部、5は座標
変換部、6は座標切換部、7は出力方法記憶部、8は出
力制御部である。
【0012】検出部1は四個のホール素子11からな
り、このホール素子11はX軸及びY軸に沿って二個ず
つ対称に配置されている。ホール素子11の上方にはマ
グネットが配設されており(詳細は図3により後述す
る)、このマグネットの移動による磁界の変化によりホ
ール素子11の出力電圧が変化する。差動アンプ2はX
軸方向とY軸方向の各ホール素子11の出力をそれぞれ
差動的に増幅する。Z軸方向の磁界が原点Oについて対
称、即ちマグネットが原点O上の位置にあるとき、出力
がゼロになるようにしてあり、マグネットが原点Oを離
れて移動するとこれに対応して差動アンプ2に出力が発
生する。
【0013】A/D変換器3は差動アンプ2の出力(ア
ナログ値)をデジタル値に変換する。検出制御部4はA
/D変換器3からの出力(電圧)をX座標値及びY座標
値に変換する。座標変換部5は検出制御部4から出力さ
れるXY座標の座標値(X,Y)を極座標の座標値
(R,θ)に変換する。
【0014】座標切換部6は座標変換部5から出力され
る極座標の座標値と検出制御部4からのXY座標の座標
値の双方の信号を受け、出力方法記憶部7の指示に従っ
ていずれか一方を出力制御部8に出力する。出力方法記
憶部7は外部から指定された出力方法(XY座標/極座
標)を記憶してこれを座標切換部6に指示する。出力制
御部8は外部に対する座標値出力を制御する。
【0015】座標変換部5は距離算出部51、角度算出
部52、距離出力制限部53からなり、距離算出部51
で距離Rを例えばR=√(X2 +Y2 )の形で、また角
度算出部52で角度θを例えばθ=tan-1(Y/X)
の形で、それぞれ算出する。距離出力制限部53は距離
算出部51が算出したRを予め定めた限界値Rmax と比
較し、R>Rmax の場合にはRをRmax に変換して出力
する。これを図2により説明する。図2は出力制限機能
の説明図である。即ち入力座標値(R,θ)におけるR
がRmax より大きい場合、出力座標値を常に(Rmax,
θ)とする。
【0016】尚、このRを制限する機能は、円形領域に
表示を行うようなアプリケーションの場合に表示不能と
なることを防止するためのものであるが、機構的にRが
Rmax を超えることがないようになっている等、この機
能を必要としない場合には、この距離出力制限部53を
設けない。
【0017】図3はマグネット支持機構の一例を示す側
面図である。同図において、図1と同じものには同一の
符号を付与した。11はホール素子、12はマグネッ
ト、13はコイルスプリングである。ホール素子11は
前述のようにX軸及びY軸に沿って二個ずつ対称に配置
されている。マグネット12はコイルスプリング13に
より支持されており、外力を加えない状態では座標原点
上に位置している。外力を加えるとマグネット12は容
易に変位するが、その外力を除くと直ちに座標原点上に
復帰する。
【0018】次に、本発明の他の実施形態を説明する。
図4は本発明の他の実施形態を示す回路ブロック図であ
る。同図において、図1と同じものには同一の符号を付
与した。この実施形態では検出制御部4と座標変換部5
と出力制御部8とが直列に接続されており、座標切換部
6と出力方法記憶部7がなく、従って極座標の座標値の
みを出力する。
【0019】本発明は以上の例に限定されることなく、
更に種々変形して実施することが出来る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多様なアプリケーションに対して好都合に対応すること
が可能なポインティングデバイスを提供することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】 出力制限機能の説明図である。
【図3】 マグネット支持機構の一例を示す側面図であ
る。
【図4】 本発明の他の実施形態を示す回路ブロック図
である。
【図5】 従来例を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 検出部 2 差動アンプ 3 A/D変換器 4 検出制御部 5 座標変換部 6 座標切換部 7 出力方法記憶部 8 出力制御部 11 ホール素子 12 マグネット 13 コイルスプリング 51 距離算出部 52 角度算出部 53 距離出力制限部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X軸及びY軸に沿って配設されたホール
    素子と、該ホール素子の上方に移動自在に配設されたマ
    グネットとを備え、該マグネットの移動によって生ずる
    ホール素子の出力電圧の変化を検出して入力点の座標値
    を出力するポインティングデバイスにおいて、 検出した入力点のXY座標値を極座標値に変換して出力
    する座標変換手段を有することを特徴とするポインティ
    ングデバイス。
  2. 【請求項2】 前記XY座標値と前記極座標値の双方が
    入力され、そのいずれか一方を選択的に出力する座標切
    換手段を有することを特徴とする請求項1記載のポイン
    ティングデバイス。
  3. 【請求項3】 前記座標変換手段が距離算出部と角度算
    出部と距離出力制限部とを有し、該距離出力制限部は該
    距離算出部が算出した距離の値を予め定めた限界値と比
    較し、該限界値より大きい場合には該限界値に等しい値
    に変換して出力するものであることを特徴とする請求項
    1記載のポインティングデバイス。
JP8173822A 1996-07-03 1996-07-03 ポインティングデバイス Pending JPH1020999A (ja)

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