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JP4612281B2 - 位置検出装置 - Google Patents

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JP4612281B2
JP4612281B2 JP2003122709A JP2003122709A JP4612281B2 JP 4612281 B2 JP4612281 B2 JP 4612281B2 JP 2003122709 A JP2003122709 A JP 2003122709A JP 2003122709 A JP2003122709 A JP 2003122709A JP 4612281 B2 JP4612281 B2 JP 4612281B2
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和敏 石橋
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物体の移動又は傾斜を検出する位置検出装置に関し、さらにはこの位置検出装置を用いて、パーソナルコンピュータや携帯電話等の入力手段として使用される位置検出装置に関する。より詳細には、マグネットの移動による周囲の磁界変化を検出することにより、座標検知を行う磁気検出方式の位置検出装置に関する。
【0002】
物体の移動又は傾斜あるいは移動角度を磁石や磁性体と磁気センサで検出する装置が知られている。また、パーソナルコンピュータ(アミューズメント用やシミュレーション用のコンピュータを含み)のポインティングデバイス(ジョイスティックやトラックボールなど)における座標検出の方式としては、光学式、感圧式、可変抵抗式、磁気検出式などが実用化されているが、近年、小型化が容易でしかも無接点で長寿命という特徴を有する磁気検出式が有力になってきている。
【0003】
【従来の技術】
図8は、従来の磁気検出式ポインティングデバイスの磁気検出回路を示すブロック図で、検出部31は、X軸及びY軸の沿って2個ずつ対称に配設された4個のホール素子41からなり、このホール素子41の上方に配設されたマグネットの移動によるX軸方向とY軸方向の各ホール素子41の出力信号をそれぞれ差動アンプ32が差動的に増幅し、その出力信号(アナログ値)をA/D変換器33がデジタル値に変換し、その出力信号(電圧)を検出制御部34がX座標値及びY座標値に変換し、これを出力制御部35を介して出力するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
前述したマグネットを移動可能にする支持機構の具体例としては、図9に示すように、コイルスプリング44の一端にマグネット42を支持し、コイルスプリング44を設置する基板に配設された磁気センサ41により、マグネット42の移動を磁気センサ41で検出するように構成されているものが提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−20999号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した位置検出装置や磁気検出式ポインティングデバイスは、以下に示すように3つの問題点がある。まず第1の問題点として、磁石の強さや磁気センサの感度のバラツキ、磁気センサの温度特性によるドリフトが、磁石の移動量や傾斜に対する出力信号に影響を及ぼすという問題がある。次に、第2の問題点として、同じ軸上の2つの磁気センサの間の距離が変わったり、磁気センサと磁石の間の距離がずれたりすると、同様に出力信号に影響を及ぼすという問題がある。さらに、第3の問題点として、磁石が磁気センサの間にある場合には、比較的、移動量と出力される信号とが単調増加するけれども、磁気センサの範囲を超えて大きく移動する場合には、差信号が徐々に暫減するため、磁気センサ間の距離を大きくできないという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、磁石や磁気センサの特性のバラツキや組立精度に対して影響を抑える位置検出装置を提供することにある。
【0008】
また、磁石の移動量に対して信号の単調増加の範囲が大きくなるような、小型化が可能な位置検出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、X軸及びY軸に沿って2個ずつ配設された4つの磁気センサと、前記4つの磁気センサの中心付近に移動自在又は傾斜自在に配設される磁石とを備え、該磁石の移動量に対して出力信号の単調増加の範囲が大きくなるようにした位置検出装置であって、前記X軸上の前記2つの磁気センサの差信号を該X軸上の前記2つの磁気センサの和信号で除算した出力値と、前記Y軸上の前記2つの磁気センサの差信号を該Y軸上の前記2つの磁気センサの和信号で除算した出力値とをそれぞれ位置信号として出力し、前記磁石の移動距離に対して前記出力値が所定範囲以上で増加することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、X軸及びY軸に沿って2個ずつ配設された4つの磁気センサと、前記4つの磁気センサの中心付近に移動自在又は傾斜自在に配設される磁石とを備え、X軸上の2つの磁気センサの差信号を前記4つの磁気センサの和信号で除算した値と、Y軸上の2つの磁気センサの差信号を前記4つの磁気センサの和信号で除算した値とをそれぞれ位置信号として出力することを特徴とする。
【0013】
なお、磁気センサとしては、ホール素子、ホールIC、磁気抵抗効果素子(MR素子)、磁気抵抗効果IC(MRIC)、リードスイッチなど様々な磁気センサの適用が可能であり、アナログ出力型のポインティングデバイスには、アナログ出力型の磁気センサが望ましく、デジタル出力型のポインティングデバイスには、デジタル出力型の磁気センサが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明に係るポインティングデバイスの一実施例を説明するための構成図で、図中符号1は磁気センサ、2はマグネット、3は弾性部材としてのシリコーン樹脂、4は実装基板、5は押圧部材、6はスイッチ、7は空間部、7aは切り欠き部である。磁気センサ1は、前述したようにX軸及びY軸に沿って2個ずつ対称に、実装基板4上に配置されている。マグネット2は、鉛直方向にNSの着磁がされている。
【0015】
シリコーン樹脂3を実装基板4に対して平行な面内においてずらすように動かすと、このシリコーン樹脂3は、切り欠き部7aの端部を支点として揺動し、これにともないマグネット2も同様に揺動する。
【0016】
このように、本発明のポインティングデバイスは、実装基板4上に設けられた複数の磁気センサ1と、実装基板4上に設けられて、任意の方向に揺動可能とする空間部7を有する弾性部材3と、この弾性部材3に設けられたマグネット2とを備え、弾性部材3の弾性変形によるマグネット2の摺動によって生じる磁気密度変化を複数の磁気センサ1で検出し、座標情報又はベクトル情報を入力するように構成されている。
【0017】
また、マグネット2は、上述したように水平方向に揺動自在であるとともに、実装基板4に対して垂直方向に変位可能であり、実装基板4に対して水平方向と垂直方向に動けるような自由度を有している。
【0018】
また、弾性部材3は屈曲部を有し、この屈曲部に切り欠き部7aを形成して、マグネット2の揺動自在を効果的なものにしている。
また、空間部7内で、実装基板4上にスイッチ6を配設し、ポインティングデバイスにスイッチ機能を持たせてある。
【0019】
また、スイッチとしては、特に種類の限定はないが、押しボタンスイッチなど、どのようなスイッチでもかまわないが、押したことが確認しやすく(クリック感のある)、スイッチを押し込んだ後に自動復帰するタクティール(tactile)スイッチ、タクト(tact)スイッチ、タッチ(touch)スイッチ、ストロークスイッチ等、対象物との物理的接触を利用して対象物を確認するスイッチが適している。
【0020】
また、マグネット2についても、特に種類の限定はないが、通常量産されているフェライト系、サマリウム−コバルト系、ネオジ系など様々なマグネットが適用可能である。ポインティングデバイスの小型化を進める上では、マグネットの小型化が必須であるので、小さくても強磁場を発生するサマリウム−コバルト系やネオジ系などのマグネットが好ましい。
【0021】
また、弾性部材についても、特に種類の限定はないが、現在様々な用途に使われているシリコーン樹脂が好ましい。
【0022】
また、押圧部材5は、指先で押したときにマグネット2がぶれたり、へこんで内側に位置がずれたりしないように、剛体的な性状を有する材料で形成するのがよい。特に、外部に漏れる磁場の強さを小さくするために非磁性体が好ましい。例えば、ポリカーボネートを切削加工したり、変性ポリフェリレンエーテル、ポリスチレンなどの樹脂、プレス加工などで成型したマグネシュウム合金、アルミニュウム合金などの金属などで作製される。
【0023】
このような構成により、押圧部材5を右側から左方向に向かって押すと、弾性部材3と実装基板4との結合端部を支点として、左方向に揺動変位し、逆に、押圧部材5を左側から右方向に向かって押すと、弾性部材3と実装基板4との結合端部を支点として、右方向に揺動変位する。このようにして、弾性部材3に設けられたマグネット2は左右に揺動自在となる。この操作は、人差し指の腹の部分、または親指の腹の部分によって可能である。この場合、指との密着性を考慮して、押圧部材5の表面を、粗面、凹状面、凸状面、凸状四角錐、凹状四角錐のいずれかにすることが望ましい。また、押圧部材5の形状を、円形、正方形、矩形、八角形、楕円形、歯車形のいずれかにすることも可能である。
【0024】
[実施例1]
図2は、本発明に係る位置検出装置の実施例1を説明するための回路ブロックで、図中符号11は検出部、12(12x,12y)は差動アンプ、13はA/D変換器、14は検出制御部、15は座標変換部、16は座標切換部、17は出力方法記憶部、18は出力制御部、21(21a,21b,21c,21d)はホール素子、51は距離算出部、52は角度算出部、53は距離出力制限部を示している。
【0025】
検出部11は、4個の磁気センサ(例えば、ホール素子,半導体磁気抵抗素子,感磁性体磁気抵抗素子,GMR素子)21からなり、このホール素子21は、X軸及びY軸に沿って2個ずつ対称に配置されている。X軸及びY軸上に対称に配設された4個のホール素子21a,21b,21c,21dの中央付近にマグネットが配置されている。このマグネットの移動による磁界の変化によりホール素子21の出力電圧が変化する。差動アンプ12は、X軸方向とY軸方向の各ホール素子21の出力信号をそれぞれ差動的に増幅する。Z軸方向の磁界が原点Oについて対称、すなわち、マグネットの着磁方向が鉛直方向にあるとき、出力信号が0になるようにしてあり、マグネットが移動すると、これに応じて差動アンプ12x,12yに出力信号Xo,Yoがそれぞれ発生する。
【0026】
ここで、検出部11のX軸方向に配設されたホール素子21aからの信号をX1、ホール素子21bからの信号をX2とし、また、検出部11のY軸方向に配設されたホール素子21cからの信号をY1、ホール素子21dからの信号をY2とし、差動アンプ12xの出力をXo、差動アンプ12yの出力をYoとすると、
Xo=(X1−X2)/(X1+X2)
Yo=(Y1−Y2)/(Y1+Y2)
となるような出力を生成する。
【0027】
つまり、X軸方向に配設されたホール素子21a,21bの差信号(X1−X2)を、このホール素子21a,21bの和信号(X1+X2)で除算した信号(Xo=(X1−X2)/(X1+X2))を生成するとともに、Y軸方向に配設されたホール素子21c,21dの差信号(Y1−Y2)を、このホール素子21c,21dの和信号(Y1+Y2)で除算した信号(Yo=(Y1−Y2)/(Y1+Y2))を生成する。
【0028】
従来は、差動アンプ12xの出力Xoは、X1−X2であり、また、差動アンプ12yの出力YoはY1−Y2であった。磁石の移動距離が増加した場合の出力信号を図5及び図6に示す。図5は、従来の、2つの磁気センサの出力差と磁石の移動距離の関係を示す図であり、図6は、出力差/出力和と磁石の移動距離の関係を示す図である。ここで、磁石のサイズを3mm×3mm×0.8mm(縦×横×高さ)、軸上の2つのセンサのピッチを3.25mmとしている。図中に示すGapは、磁石表面とセンサ面までのZ軸方向の距離を示している。
【0029】
従来は、図5に示すように、2mmから暫減しているのに対し、本発明においては、図6に示すように(図中右側下段に示す3つの曲線)、2mm以上の範囲で差出力電圧は増加していることが分かる。
【0030】
A/D変換器13は、差動アンプ12の出力信号(アナログ値)をデジタル値に変換する。検出制御部14は、A/D変換器13からの出力信号(電圧)をX座標値及びY座標値に変換する。座標変換部15は、検出制御部14から出力されるXY座標の座標値(X,Y)を極座標の座標値(R,θ)に変換する。
【0031】
座標切換部16は、座標変換部15から出力される極座標の座標値と、検出制御部14から出力されるXY座標の座標値の双方の信号を受け、出力方法記憶部17の指示に従っていずれか一方を出力制御部18に出力する。出力方法記憶部17は、外部から指定された出力方法(XY座標/極座標)を記憶してこれを座標切換部16に指示する。出力制御部18は、外部に対する座標値出力を制御する。
【0032】
座標変換部15は、距離算出部51と角度算出部52と距離出力制限部53とからなり、距離算出部51で距離Rを、例えば、R=√(X+Y)の形で、また、角度算出部52を、例えば、θ=tan−1(Y/X)の形で、それぞれ算出する。距離出力制限部53は、距離算出部51が算出したRを予め定めた限界値Rmaxと比較し、R>Rmaxの場合には、RをRmaxに変換して出力する。これを図3により説明する。
【0033】
図3は、出力制限機能の説明図である。つまり、入力座標値(R,θ)におけるRがRmaxより大きい場合、出力座標値を常に(Rmax,θ)とする。
【0034】
なお、このRを制限する機能は、円形領域に表示を行うようなアプリケーションの場合に表示不能となることを防止するためのものであるが、機構的にRがRmaxを超えることがないようになっているなど、この機能を必要としない場合には、この距離出力制限部53を設けなくてよい。
【0035】
図4は、本発明に係る位置検出装置の他の実施例を説明するための回路ブロックで、図2と同じ機能を有する構成要素には同一の符号を付してある。この実施例において、検出制御部14と座標変換部15と出力制御部18とが直列に接続されており、図2における座標切換部16と出力方法記憶部17がなく、したがって、極座標の座標値のみを出力するように構成されている。
【0036】
[実施例2]
次に、本発明に係る位置検出装置の実施例2について説明する。この実施例2の回路ブロックは、上述した実施例1と同様である。実施例1との相違は、差動アンプ12xの出力Xoと差動アンプ12yの出力Yoの算出方法が異なる点である。
【0037】
検出部11のX軸方向に配設されたホール素子21aからの信号をX1、ホール素子21bからに信号をX2とし、また、検出部11のY軸方向に配設されたホール素子21cからの信号をY1、ホール素子21dからの信号をY2とし、差動アンプ12xの出力をXo、差動アンプ12yの出力をYoとすると、
Xo=(X1−X2)/(X1+X2+Y1+Y2)
Yo=(Y1−Y2)/(X1+X2+Y1+Y2)
となるような出力を生成する。
【0038】
つまり、X軸方向に配設されたホール素子21a,21bの差信号(X1−X2)を、このホール素子21a〜21dの和信号(X1+X2+Y1+Y2)で除算した信号(Xo=(X1−X2)/(X1+X2+Y1+Y2))を生成するとともに、Y軸方向に配設されたホール素子21c,21dの差信号(Y1−Y2)を、このホール素子21a〜21dの和信号(X1+X2+Y1+Y2)で除算した信号(Yo=(Y1−Y2)/(X1+X2+Y1+Y2))を生成する。この実施例2によれば、図6に示すように(図中右側上段に示す3つの曲線)、実施例1と比べて、さらに単調増加する範囲が広くなっていることが分かる。
【0039】
[実施例3]
図7は、本発明に係る位置検出装置のさらに他の実施例を説明するための図で、図中符号22は位置や移動量、傾斜度合いを検出する対象の被検出物体、23は磁石を示している。被検出物体22には磁石23が固定されていて、上述した図1に示した磁気センサ1上で磁石23を移動又は傾斜させることにより、被検出物体22の位置や移動量、傾斜度合いを検出できるように構成されている。なお、回路ブロックは、上述した実施例1,2と同じものである。
【0040】
本実施例3においては、このような構成により、温度変化や磁石のばらつきがあっても、被検出物体22の移動量を0.1mmレベルで検出することが可能となった。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、X軸及びY軸に沿って2個ずつ配設された4つの磁気センサと、前記4つの磁気センサの中心付近に移動自在又は傾斜自在に配設される磁石とを備え、該磁石の移動量に対して出力信号の単調増加の範囲が大きくなるようにした位置検出装置であって、前記X軸上の前記2つの磁気センサの差信号を該X軸上の前記2つの磁気センサの和信号で除算した出力値と、前記Y軸上の前記2つの磁気センサの差信号を該Y軸上の前記2つの磁気センサの和信号で除算した出力値とをそれぞれ位置信号として出力し、前記磁石の移動距離に対して前記出力値が所定範囲以上で増加するので、磁石や磁気センサの特性のバラツキやその温度特性によるドイフトに対して、全く影響を受けない出力を得ることができる。また、磁石と磁気センサの距離の影響が小さくなり、磁石の移動量に対して信号の単調増加の範囲が大きくなるので、設計、調整、組立てが容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポインティングデバイスの一実施例を説明するための構成図である。
【図2】本発明に係る位置検出装置の実施例1を説明するための回路ブロックである。
【図3】出力制限機能の説明図である。
【図4】本発明に係る位置検出装置の他の実施例を説明するための回路ブロックである。
【図5】従来の、2つの磁気センサの出力差と磁石の移動距離の関係を示す図である。
【図6】出力差/出力和と磁石の移動距離の関係で、2つの和と4つの和で割った場合を示す図である。
【図7】本発明に係る位置検出装置のさらに他の実施例を説明するための図である。
【図8】従来の磁気検出式ポインティングデバイスの磁気検出回路を示すブロック図である。
【図9】従来のポインティングデバイスで使用されているマグネット支持機構の例を示す図である。
【符号の説明】
1 磁気センサ
2 マグネット
3 弾性部材としてのシリコーン樹脂
4 実装基板
5 押圧部材
6 スイッチ
7 空間部
7a 切り欠き部
11 検出部
12(12x,12y) 差動アンプ
13 A/D変換器
14 検出制御部
15 座標変換部
16 座標切換部
17 出力方法記憶部
18 出力制御部
21(21a,21b,21c,21d) ホール素子
22 被検出物体
23 磁石
31 検出部
32 差動アンプ
33 A/D変換器
34 検出制御部
35 出力制御部
41 ホール素子
51 距離算出部
52 角度算出部
53 距離出力制限部

Claims (2)

  1. X軸及びY軸に沿って2個ずつ配設された4つの磁気センサと、前記4つの磁気センサの中心付近に移動自在又は傾斜自在に配設される磁石とを備え、該磁石の移動量に対して出力信号の単調増加の範囲が大きくなるようにした位置検出装置であって、
    前記X軸上の前記2つの磁気センサの差信号を該X軸上の前記2つの磁気センサの和信号で除算した出力値と、前記Y軸上の前記2つの磁気センサの差信号を該Y軸上の前記2つの磁気センサの和信号で除算した出力値とをそれぞれ位置信号として出力し、前記磁石の移動距離に対して前記出力値が所定範囲以上で増加することを特徴とする位置検出装置。
  2. X軸及びY軸に沿って2個ずつ配設された4つの磁気センサと、前記4つの磁気センサの中心付近に移動自在又は傾斜自在に配設される磁石とを備え、X軸上の2つの磁気センサの差信号を前記4つの磁気センサの和信号で除算した値と、Y軸上の2つの磁気センサの差信号を前記4つの磁気センサの和信号で除算した値とをそれぞれ位置信号として出力することを特徴とする位置検出装置。
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