JP5275829B2 - モーション検出装置及びモーション検出方法 - Google Patents
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Description
図1は本実施の形態に係るモーション検出装置の構成図である。本実施の形態に係るモーション検出装置は、被検出体のモーションを検出するセンサ部1と、センサ部1からの出力信号を処理する制御部2とを備えて構成される。センサ部1は、被検出体のX軸上のモーションを検出するX軸側センサ部3と、X軸と直交する方向である被検出体のY軸上のモーションを検出するY軸側センサ部4とを備えて構成される。X軸側センサ部3は、駆動電圧が印加される駆動電極5と、駆動電極5との間にそれぞれ静電容量を形成するように配置される検出電極6及び7とを備えて構成される。Y軸側センサ部4は、X軸側センサ部3と同様に構成され、駆動電圧が印加される駆動電極8と、駆動電極8との間にそれぞれ静電容量を形成するように配置される検出電極9及び10とを備えて構成される。
待機状態から第2閾値以下のX軸側差分値31が検出された場合もステップS2と同様に
待機状態のモーション検出装置の一方の検出電極6に被検出体50が接近し、第2閾値以下のX軸側差分値31を検出されることにより、被検出体のモーションの検出が開始されると共に時間の計測が開始される(ステップS5)。被検出体50が同一方向に移動し、検出電極7に接近することにより、X軸側差分値31の正負が反転し、第1閾値以上のX軸側差分値31が検出される(ステップS6)。更に被検出体50が同一方向に移動すると、検出電極7から離れ、X軸側差分値31は第1閾値以下かつ第2閾値以上となる(ステップS7)。ステップS2からステップS4までに予め定めた一定時間が経過した際には、待機状態に戻る。
r=(X2+Y2)1/2 (1)
θ=arctan(Y/X) (2)
R=(X2+Y2) (3)
2 制御部
3 X軸側センサ部
4 Y軸側センサ部
5,8 駆動電極
6,7,9,10 検出電極
11、14、18,19 増幅回路
12、21 アナログ処理回路
13、20 差動増幅回路
15 制御IC
16、22 タイミング回路
24 インターフェース
33、37 切替回路
34,35,38,39 移動平均フィルタ
36 演算処理回路
106、107、109、110 電極
Claims (10)
- 駆動電圧を印加する第1駆動電極と前記第1駆動電極の両側に前記第1駆動電極との間にそれぞれ静電容量を形成するように配置される第1検出電極対とを有する第1センサ部と、
前記第1駆動電極と略直交して配置される第2駆動電極と前記第2駆動電極の両側に前記第2駆動電極との間にそれぞれ静電容量を形成するように配置される第2検出電極対とを有する第2センサ部と、
前記第1検出電極対の出力信号の差分を第1差分値として検出し、前記第2検出電極対の出力信号の差分を第2差分値として検出する検出回路と、
前記検出回路で検出された前記第1差分値と前記第2差分値とから被検出体のモーションを検出するモーション演算手段と、
前記検出回路で検出された前記第1差分値と前記第2差分値とから前記第1センサ部および前記第2センサ部のオフセット値を更新する必要性を判定し、必要に応じてオフセット値を更新するオフセット補正手段と、を具備することを特徴とするモーション検出装置。 - 前記被検出体のモーションの検出と前記第1センサ部及び前記第2センサ部のオフセット値の更新の必要性の判定とを同時に並行して行うことを特徴とする請求項1記載のモーション検出装置。
- 前記オフセット補正手段は、小さい時定数の第1のフィルタと相対的に大きい時定数の第2のフィルタとを用いて前記第1差分値を処理し、前記第1のフィルタを通して処理した前記第1差分値と前記第2のフィルタを通して処理した前記第1差分値との差が予め設定した範囲に入ってから時間の計測を開始し、前記第1のフィルタを通して処理した前記第1差分値と前記第2のフィルタを通して処理した前記第1差分値とが前記範囲に入ってからの経過時間が予め設定した時間以上となった場合に前記第1センサ部のオフセット値を更新する必要があると判定することを特徴とする請求項2記載のモーション検出装置。
- 前記モーション演算手段は、前記第1差分値についての正側の第1閾値と前記第1差分値の負側の第2閾値とを予め設定し、前記第1差分値が先に前記第1閾値より大きい値となり、その後に前記第2閾値より小さい値となった後、前記第1差分値が前記第1閾値と前記第2閾値との間に収束したか、または前記第1差分値が先に前記第2閾値より小さい値となり、その後に前記第1閾値より大きい値となった後、前記第1差分値が前記第1閾値と前記第2閾値との間に収束したか、を判定し、その判定結果に基づいて被検出体の移動方向を特定することを特徴とする請求項3記載のモーション検出装置。
- 前記モーション演算手段は、前記第1差分値が前記第1閾値より大きくなった時点で計測を開始し、前記第1差分値が前記第2閾値より小さくなった後、前記第1差分値が前記第1閾値と前記第2閾値との間の値になるまでの時間T1を計測し、または前記第1差分値が前記第2閾値より小さくなった時点で計測を開始し、前記第1差分値が前記第1閾値より大きくなった後、前記第1差分値が前記第1閾値と前記第2閾値との間の値になるまでの時間T2を計測し、T1又はT2の何れかが予め設定された時間以内であった場合には、被検出体の移動及び移動方向を特定することを特徴とする請求項4記載のモーション検出装置。
- 前記モーション演算手段は、前記第2差分値についての正側の第3閾値と前記第2差分値の負側の第4閾値とを予め設定し、前記第2差分値が先に第3閾値より大きい値となり、その後に第4閾値より小さい値となった後、前記第2差分値が前記第3閾値と前記第4閾値との間に収束したか、または前記第2差分値が先に前記第4閾値より小さい値となり、その後に前記第3閾値より大きい値となった後、前記第2差分値が前記第3閾値と前記第4閾値との間に収束したか、を判定し、結果に基づいて被検出体の移動方向を特定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のモーション検出装置。
- 前記モーション演算手段は、前記第1差分値と前記第2差分値との2乗和を算出し、前記2乗和が予め定めた一定値より大きい場合には、時間の計測を開始し、前記2乗和が前記一定値以下となるまでの時間が予め定めた一定時間より短い場合には、短時間の接触又は短時間の近接動作であると判定することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のモーション検出装置。
- 前記オフセット補正手段は、小さい時定数の第1のフィルタと相対的に大きい時定数の第2のフィルタとを用いて前記第2差分値を処理し、前記第1のフィルタを通して処理した前記第2差分値の処理値と前記第2のフィルタを通して処理した前記第2差分値の処理値との差が予め設定した範囲に入ってから時間の計測を開始し、前記第1のフィルタを通して処理した前記第2差分値と前記第2のフィルタを通して処理した前記第2差分値とが前記範囲に入ってからの経過時間が予め設定した時間以上となった場合に前記第2センサ部のオフセット値を前記範囲内に更新することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のモーション検出装置。
- 前記モーション演算手段は、前記第2差分値が前記第3閾値より大きくなった時点で計測を開始し、前記第2差分値が前記第4閾値より小さくなった後、前記第2差分値が前記第3閾値と前記第4閾値との間の値になるまでの時間T3を計測し、または前記第2差分値が前記第4閾値より小さくなった時点で計測を開始し、前記第2差分値が前記第3閾値より大きくなった後、前記第2差分値が前記第3閾値と前記第4閾値との間の値になるまでの時間T4を計測し、T3又はT4の何れかが予め設定された時間以内であった場合には、被検出体の移動及び移動方向を特定することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のモーション検出装置。
- 駆動電圧を印加する第1駆動電極と前記第1駆動電極の両側に前記第1駆動電極との間にそれぞれ静電容量を形成するように配置される第1検出電極対とを有する第1センサ部から、前記第1検出電極対の出力信号を取り込んでその差分を第1差分値として検出し、前記第1駆動電極と略直交して配置される第2駆動電極と前記第2駆動電極の両側に前記第2駆動電極との間にそれぞれ静電容量を形成するように配置される第2検出電極対とを有する前記第2センサ部から、前記第2検出電極対の出力信号を取り込んでその差分を第2差分値として検出し、前記第1差分値と前記第2差分値とから、前記第1センサ部と前記第2センサ部のオフセット値の変更の必要性の検出と被検出体のモーションの検出とを行うことを特徴とするモーション検出方法。
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