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JPH10207427A - プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法及び駆動制御装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法及び駆動制御装置

Info

Publication number
JPH10207427A
JPH10207427A JP9022146A JP2214697A JPH10207427A JP H10207427 A JPH10207427 A JP H10207427A JP 9022146 A JP9022146 A JP 9022146A JP 2214697 A JP2214697 A JP 2214697A JP H10207427 A JPH10207427 A JP H10207427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
field
display panel
plasma display
subfield
surface temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9022146A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiro Masuchi
重博 増地
Hideki Aiba
英樹 相羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP9022146A priority Critical patent/JPH10207427A/ja
Publication of JPH10207427A publication Critical patent/JPH10207427A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルの表面温度を下
げることができ、表面温度差をなるべく均一にする。 【解決手段】 パネル表面温度検出回路15は、プラズ
マディスプレイパネル11の表面温度を検出する。サブ
フィールド維持放電回数制御回路13は、パネル表面温
度検出回路15による検出温度に応じて駆動パルス発生
回路4を制御することにより、1フィールド中の各サブ
フィールドにおける維持放電回数を各サブフィールド同
じ比率で増減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールド内時分
割駆動表示方法により中間調表示を行う表示デバイス、
特に、プラズマディスプレイパネルに画像表示するため
のプラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法及び
駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネルは、直流
(DC)方式と交流(AC)方式の2種類の駆動方式の
違いにより、それぞれパネル構造が異なっている。一般
的に、DC方式は電極が放電空間上に露出しているが、
AC方式は電極が誘電体層で覆われているのが特徴であ
る。AC方式は、誘電体の作用により、放電セル自体に
メモリ機能を有している。これについては、各種の文献
(例えば、日経エレクトロニクス1995年10−23
(no.647)号特集「壁掛けテレビが2000年に
普及へ」等)に記載されているので、ここでは詳細な説
明は省略する。
【0003】プラズマディスプレイパネルは、1回の放
電による輝度がごく僅かなため、DC方式,AC方式共
に、動作状態を点灯か非点灯の2値表示として使用す
る。そして、画像表示用としての多階調表示を行うため
に、フィールド(16.6ms)内時分割駆動表示方法
による視覚積分効果を利用して中間調表示を実現させて
いる。また、この駆動表示方法は、プラズマディスプレ
イパネルだけでなく、液晶パネルや蛍光表示管等、他の
マトリクス型表示デバイスにもよく用いられている。
【0004】ここで、フィールド内時分割駆動表示方法
により中間調表示を行う表示デバイスの一例として、3
電極型のAC方式プラズマディスプレイパネル表示装置
を例に挙げて、従来の駆動方法について説明する。図5
は、一般的なAC方式プラズマディスプレイパネル表示
装置の一例を示すブロック図である。
【0005】図5において、フレームメモリ1には例え
ば8ビットのデジタル信号に変換された画像信号(R,
G,B信号)が入力される。フレームメモリ1は2つの
フィールドメモリで構成されており、1フィールド毎に
書き込みと読み出しが交互に切り替わる。なお、画像信
号の信号形態がR,G,B信号別々の3系統となってい
る場合には、フレームメモリは3つ必要であり、R,
G,B信号が複合されて1系統となっている場合には、
フレームメモリ1は1つで構成される。メモリ書き込み
制御回路2は、フレームメモリ1に書き込み制御信号を
入力して画像信号のフレームメモリ1への書き込みを制
御する。メモリ読み出し制御回路3は、フレームメモリ
1に読み出し制御信号を入力してフレームメモリ1から
のサブフィールド画像ビット信号の読み出しを制御す
る。
【0006】フレームメモリ1より読み出された表示デ
ータ信号であるサブフィールド画像ビット信号は、アド
レス電極駆動回路5に入力される。駆動パルス発生回路
4は、プラズマディスプレイパネル11を駆動するため
に、アドレス電極8,X電極9,Y電極10へ供給する
各種駆動パルスを発生する。即ち、駆動パルス発生回路
4は、アドレス電極駆動回路5にアドレス電極駆動パル
スを供給し、X電極駆動回路6にX電極駆動パルスを供
給し、Y電極駆動回路7にY電極駆動パルスを供給す
る。
【0007】図6は、図5に示すAC方式プラズマディ
スプレイパネル11を備えたプラズマディスプレイパネ
ル表示装置による表示動作を説明するための駆動波形の
一例を示す図である。図6には、A1〜Amなるアドレ
ス電極8と、XなるX電極9と、Y1〜YnなるY電極
10に供給する駆動波形を示している。この図6に示す
ように、1サブフィールドは、リセット期間,アドレス
期間,維持放電期間の3種類の期間によって構成されて
いる。なお、サブフィールドとはフィールドの一部を構
成するものであり、これについては後に詳述する。
【0008】まず、リセット期間の放電動作について順
番に説明をする。この例におけるリセット期間では、
全画面一括消去,全画面一括書き込み,全画面一括
消去の3段階の動作が順になされる。このように、リセ
ット期間が3段階の動作によって構成されている主な理
由は、リセット期間の次のアドレス期間における表示書
き込み放電を安定化させるためと、駆動ドライバICの
消費電力を抑え、低いアドレス電圧で高速に表示書き込
み放電させるためである。
【0009】上記の全画面一括消去では、前サブフィ
ールドでの維持放電期間における表示状態、即ち、全画
面に対する放電している放電セルの割合等による壁電荷
の影響を受けないようにするために、X電極9に、壁電
荷の残留分のみを消去するVeなるイレーズパルスを印
加し、全ての放電セルに対して消去放電を行う。なお、
このイレーズパルスは、壁電荷の残留分のみを消去する
ことが目的であるので、例えば、図6に示すイレーズパ
ルスよりも高い電圧で幅の細いパルス等でも同様の効果
がある。
【0010】次に、上記の全画面一括書き込みでは、
Y1〜Ynの全てのY電極10に、その電圧のみで放電
が開始する電圧Vwなるライトパルスを印加し、全ての
放電セルのX電極9とY電極10との間で強制的に書き
込み放電を行う。このとき、アドレス電極8がX電極9
と同電位(0V)になっているため、アドレス電極8と
X電極9とにイオンが2分され、イオンはそれぞれの電
極の表面に蓄積する。一方、Y電極10には、アドレス
電極8上のイオン数とX電極9上のイオン数との合計数
の電子が表面に蓄積する。
【0011】そして、上記の全画面一括消去では、再
びX電極9にイレーズパルスを印加し、リセット期間の
次のアドレス期間における表示書き込み放電に不要な分
だけの壁電荷を消去する消去放電を全ての放電セルに対
して行う。この消去放電後も、アドレス電極8上の蛍光
体表面にはイオンが残留し、Y電極10上にはアドレス
電極8上のイオンと同数の電子が残留している状態が持
続している。
【0012】次に、表示書き込み放電を行うためのアド
レス期間の表示動作について説明をする。まず、アドレ
ス電極8では、表示ライン数にあたるn行分の画像ビッ
ト情報を、Y1行から1行ずつシリアルデータとして順
に出力する。このとき、各アドレス電極A1〜Amで
は、表示させる放電セルのみにアドレスパルスを選択的
に印加する。一方、X電極9には、アドレス期間中、ア
ドレス期間の次の維持放電期間で印加するサステインパ
ルス(維持パルス)と同電位のVsなる電圧で固定させ
るサステイン電圧ホールドパルスが印加される。なお、
サステインパルスの電圧値は、リセット期間後に残留し
ている壁電荷とVsの合計電圧では放電が開始しない電
圧値に設定する。
【0013】また、Y電極10は、アドレス期間のほと
んどでは、アドレスパルスと同電位のVaなる電圧で固
定されているが、アドレス電極に印加されるシリアルデ
ータに対応して、Y電極10における電極Y1から電極
Ynに向かって1行ずつ順番に、アドレスパルスと同位
相で、0Vの電圧にするスキャンパルスが印加される。
これにより、アドレス電極8にアドレスパルスが印加さ
れると共に、Y電極10にスキャンパルスが印加されて
いる場合にのみ、電圧Vaがリセット期間後に残留して
いる壁電荷に重畳されて放電開始電圧以上になるため表
示書き込み放電が起こり、画像ビット情報が書き込まれ
る。また、このときにリセット期間における上記の全
画面一括書き込み時と同様に放電セル内に壁電荷が残留
する。
【0014】そして、維持放電期間では、Y電極10と
X電極9に放電を維持させるためのサステインパルスを
交互に印加する。このとき、アドレス電極8は0Vに固
定しているが、アドレス期間において画像ビット情報が
書き込まれた放電セルに残留している壁電荷とサステイ
ンパルスのみで再放電(維持放電)する。従って、維持
放電期間では、アドレス期間で画像ビット情報が書き込
まれた放電セルのみ、サステインパルスを印加した回数
だけ放電が持続する。このように、AC方式プラズマデ
ィスプレイパネルには、セル自体に壁電荷を残留させる
ことにより、パネルにメモリ機能を持たせることができ
る。
【0015】図7は、図6に示す駆動方法でサブフィー
ルド分割による中間調表示をする場合の動作の一例を示
す図である。図7における縦軸Y1〜Ynは表示ライン
数を示しており、横軸は時間軸を表している。図7で
は、256階調(8ビット)を得るために、1フィール
ド(16.6ms)を輝度の相対比が異なる8個のサブ
フィールド(SF1〜SF8)に分割し、画像ビット情
報のLSB(最下位ビット)からMSB(最上位ビッ
ト)まで順番にサブフィールドを構成している。このよ
うに、1フィールドをM個のサブフィールドに分割し
て、画像ビット情報に基づいたビットの重み付けによる
視覚的な積分効果を利用して、2のM乗の階調をプラズ
マディスプレイパネル11に画像表現している。
【0016】それぞれのサブフィールドは、上述のよう
に、リセット期間、アドレス期間、維持放電期間で構成
される。サブフィールド毎に維持放電期間の長さが異な
っているのは、ビットの重み付けに相当した維持パルス
(サステインパルス)数を印加しているためである。実
際に印加される維持パルス数は、LSBより、1,2,
4,…,128であり、発光輝度を稼ぐためにさらにそ
のN倍(Nは正の整数)のパルス数を印加している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プラズマデ
ィスプレイパネル表示装置は、表示画像の明るい画像が
続けば続くほど、さらには、全画面に対する明るい画面
の比率が大きくてその画像が続けば続くほど、プラズマ
ディスプレイパネル11の表面温度が少しずつ高くなっ
ていく傾向がある。また、同一パネルサイズで表示セル
数が増えれば増えるほど(即ち、高精細なパネルになれ
ばなるほど)、その温度上昇の比率は増大する。これ
は、プラズマディスプレイパネル11の発光効率が低い
ためである。
【0018】そして、プラズマディスプレイパネル11
の表面温度が高くなり、プラズマディスプレイパネル1
1表面における表面温度が最低の部分と表面温度が最高
の部分との表面温度差が20度以上になるとプラズマデ
ィスプレイパネル11が割れてしまう危険性がある。ま
た、プラズマディスプレイパネル11の表面温度が高く
なると放電が活性化される場合もあり、同じ駆動電圧を
印加しても、放電電流が多く流れてしまい、プラズマデ
ィスプレイパネル11の寿命に悪影響を及ぼす可能性が
ある。
【0019】本発明はこの問題点に鑑みなされたもので
あり、プラズマディスプレイパネルの表面温度を下げる
ことができ、表面温度差をなるべく均一にすることがで
きるプラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法及
び駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、(1)1フィールドを複
数のサブフィールドに分割して画像信号の中間調表示を
行うようにし、前記サブフィールドを少なくともアドレ
ス期間と維持放電期間とで構成し、前記維持放電期間に
おいて前記画像信号の中間調表示に必要な回数だけ維持
放電を行うように駆動するプラズマディスプレイパネル
表示装置の駆動方法において、前記プラズマディスプレ
イパネル表示装置におけるプラズマディスプレイパネル
の表面温度を検出し、この検出温度に応じて1フィール
ド中の各サブフィールドにおける維持放電期間長を各サ
ブフィールド同じ比率で増減させることを特徴とするプ
ラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法を提供
し、(2)1フィールドを複数のサブフィールドに分割
して画像信号の中間調表示を表現するために必要な駆動
パルスを発生する駆動パルス発生回路(4)を備えたプ
ラズマディスプレイパネル表示装置において、前記プラ
ズマディスプレイパネル表示装置におけるプラズマディ
スプレイパネルの表面温度を検出するパネル表面温度検
出回路(15)と、前記パネル表面温度検出回路による
検出温度に応じて前記駆動パルス発生回路を制御するこ
とにより、1フィールド中の各サブフィールドにおける
維持放電回数を各サブフィールド同じ比率で増減させる
サブフィールド維持放電回数制御回路(13)とを備え
て構成したことを特徴とするプラズマディスプレイパネ
ル表示装置の駆動制御装置を提供するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプラズマディスプ
レイパネル表示装置の駆動方法及び駆動制御装置につい
て、添付図面を参照して説明する。図1は本発明のプラ
ズマディスプレイパネル表示装置の一実施例を示すブロ
ック図、図2は本発明でサブフィールド分割による中間
調表示をする場合の動作の一例を示す図、図3は本発明
でサブフィールド分割による中間調表示をする場合の他
の動作の一例を示す図、図4は本発明でサブフィールド
分割による中間調表示をする場合のさらに他の動作の一
例を示す図である。なお、図1において、図5と同一部
分には同一符号が付してある。
【0022】まず、本発明のプラズマディスプレイパネ
ル表示装置の構成について、図1を用いて説明する。な
お、本発明のプラズマディスプレイパネル表示装置の駆
動方法及び駆動制御装置における駆動波形は図6と同様
である。
【0023】図1において、フレームメモリ1には例え
ば8ビットのデジタル信号に変換された画像信号(R,
G,B信号)が入力される。フレームメモリ1は2つの
フィールドメモリで構成されており、1フィールド毎に
書き込みと読み出しが交互に切り替わる。なお、画像信
号の信号形態がR,G,B信号別々の3系統となってい
る場合には、フレームメモリは3つ必要であり、R,
G,B信号が複合されて1系統となっている場合には、
フレームメモリ1は1つで構成される。メモリ書き込み
制御回路2は、フレームメモリ1に書き込み制御信号を
入力して画像信号のフレームメモリ1への書き込みを制
御する。メモリ読み出し制御回路3は、フレームメモリ
1に読み出し制御信号を入力してフレームメモリ1から
のサブフィールド画像ビット信号の読み出しを制御す
る。
【0024】フレームメモリ1より読み出された表示デ
ータ信号であるサブフィールド画像ビット信号は、アド
レス電極駆動回路5に入力される。駆動パルス発生回路
4は、プラズマディスプレイパネル11を駆動するため
に、アドレス電極8,X電極9,Y電極10へ供給する
各種駆動パルスを発生する。即ち、駆動パルス発生回路
4は、アドレス電極駆動回路5にアドレス電極駆動パル
スを供給し、X電極駆動回路6にX電極駆動パルスを供
給し、Y電極駆動回路7にY電極駆動パルスを供給す
る。
【0025】パネル表面温度検出回路15は、主として
温度センサ回路からなり、プラズマディスプレイパネル
11の表面温度を検出して、その検出信号をサブフィー
ルド維持放電回数制御回路13に供給する。サブフィー
ルド維持放電回数制御回路13は、パネル表面温度検出
回路15からの検出信号に基づいて、図7における各サ
ブフィールドの維持放電期間長(即ち、維持放電回数)
を各サブフィールド同じ比率で増減させる制御信号を駆
動パルス発生回路4に供給する。なお、各サブフィール
ド同じ比率とは、例えば維持放電回数を1/2とする場
合には、全てのサブフィールドにおける維持放電回数を
それぞれ1/2とすることである。
【0026】具体的には、プラズマディスプレイパネル
11の表面温度が高い場合には、各サブフィールドの維
持放電期間長がそれぞれ短くなるように制御して、プラ
ズマディスプレイパネル11に表示する画像の輝度を低
くする。また、プラズマディスプレイパネル11の表面
温度が低い場合には、図7に示すように、各サブフィー
ルドの維持放電期間長がそれぞれ最長になるように制御
して、1フィールド全体を使用してプラズマディスプレ
イパネル11に画像を表示するようにする。このように
して、本発明では、図7に示す維持放電期間長(維持放
電回数)を最長(最多)として、プラズマディスプレイ
パネル11の表面温度に応じて維持放電期間長を増減し
て表示する。これによって、プラズマディスプレイパネ
ル11全体の表面温度や表面温度差を均一にすることが
できる。
【0027】本実施例では、維持放電回数を各サブフィ
ールド同じ比率で増減させるよう構成しているので、1
つのサブフィールドの維持放電回数のみを減らしたりす
るものと比較して、輝度を低くしても表示階調数や表示
ビット精度、あるいは、コントラストを低下させること
がなく、効果的に、プラズマディスプレイパネル11の
寿命を長くすることができる。
【0028】図2は、図7における各サブフィールドの
維持放電期間長をそれぞれ1/2とした場合の中間調表
示の一例であり、図3は、図7における各サブフィール
ドの維持放電期間長をそれぞれ1/4とした場合の中間
調表示の一例である。これらの表示例では、各サブフィ
ールド長を予め一定にして、維持放電期間長のみをパネ
ル表面温度検出回路15からの検出信号に基づいて減少
させている。そして、各サブフィールドにおいて維持放
電期間長を短くすることによって発生する、維持放電期
間が終了した後の残りの期間を休止期間としている。な
お、図2及び図3においては、サブフィールドSF7の
維持放電期間後の期間について休止期間と示している
が、他のサブフィールドSF1〜SF6,SF8の維持
放電期間後の期間についても休止期間である。
【0029】図4は、図7における各サブフィールドの
維持放電期間長をそれぞれ1/2とした場合の中間調表
示の他の例である。図4においては、それぞれのサブフ
ィールド毎に休止期間を設けるのではなく、前サブフィ
ールドの維持放電期間が終了した直後に次のサブフィー
ルドのリセット期間,アドレス期間を続けるようにした
ものである。従って、この場合には、サブフィールドS
F1〜SF8を終了した1フィールドの残りの期間であ
る最後(図中右端)に休止期間が設けられることにな
る。この場合にも、図2,図3と同様、輝度を低くして
も表示階調数や表示ビット精度、あるいは、コントラス
トを低下させることがないという特長を有する。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のプ
ラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法及び駆動
制御装置は、プラズマディスプレイパネルの表面温度を
検出し、この検出温度に応じて1フィールド中の各サブ
フィールドにおける維持放電期間長(維持放電回数)を
各サブフィールド同じ比率で増減させるよう構成したの
で、プラズマディスプレイパネルの表面温度を下げるこ
とができ、表面温度差をなるべく均一にすることができ
る。しかも、輝度を低くしても表示階調数や表示ビット
精度、あるいは、コントラストを低下させることがない
という特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明でサブフィールド分割による中間調表示
をする場合の動作の一例を示す図である。
【図3】本発明でサブフィールド分割による中間調表示
をする場合の他の動作の一例を示す図である。
【図4】本発明でサブフィールド分割による中間調表示
をする場合のさらに他の動作の一例を示す図である。
【図5】一般的なAC方式プラズマディスプレイパネル
表示装置の一例を示すブロック図である。
【図6】AC方式プラズマディスプレイパネル表示装置
の表示動作を説明するための駆動波形の一例を示す波形
図である。
【図7】図6に示す駆動方法でサブフィールド分割によ
る中間調表示をする場合の動作の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 フレームメモリ 2 メモリ書き込み制御回路 3 メモリ読み出し制御回路 4 駆動パルス発生回路 5 アドレス電極駆動回路 6 X電極駆動回路 7 Y電極駆動回路 8 アドレス電極 9 X電極 10 Y電極 11 プラズマディスプレイパネル 13 サブフィールド維持放電回数制御回路 15 パネル表面温度検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フィールドを複数のサブフィールドに分
    割して画像信号の中間調表示を行うようにし、前記サブ
    フィールドを少なくともアドレス期間と維持放電期間と
    で構成し、前記維持放電期間において前記画像信号の中
    間調表示に必要な回数だけ維持放電を行うように駆動す
    るプラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法にお
    いて、 前記プラズマディスプレイパネル表示装置におけるプラ
    ズマディスプレイパネルの表面温度を検出し、この検出
    温度に応じて1フィールド中の各サブフィールドにおけ
    る維持放電期間長を各サブフィールド同じ比率で増減さ
    せることを特徴とするプラズマディスプレイパネル表示
    装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】1フィールドを複数のサブフィールドに分
    割して画像信号の中間調表示を表現するために必要な駆
    動パルスを発生する駆動パルス発生回路を備えたプラズ
    マディスプレイパネル表示装置において、 前記プラズマディスプレイパネル表示装置におけるプラ
    ズマディスプレイパネルの表面温度を検出するパネル表
    面温度検出回路と、 前記パネル表面温度検出回路による検出温度に応じて前
    記駆動パルス発生回路を制御することにより、1フィー
    ルド中の各サブフィールドにおける維持放電回数を各サ
    ブフィールド同じ比率で増減させるサブフィールド維持
    放電回数制御回路とを備えて構成したことを特徴とする
    プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動制御装置。
JP9022146A 1997-01-21 1997-01-21 プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動方法及び駆動制御装置 Pending JPH10207427A (ja)

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