JPH10203277A - 自動車のエネルギー吸収性車体構造 - Google Patents
自動車のエネルギー吸収性車体構造Info
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- JPH10203277A JPH10203277A JP10010745A JP1074598A JPH10203277A JP H10203277 A JPH10203277 A JP H10203277A JP 10010745 A JP10010745 A JP 10010745A JP 1074598 A JP1074598 A JP 1074598A JP H10203277 A JPH10203277 A JP H10203277A
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- JP
- Japan
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- energy absorbing
- vehicle
- energy
- structure member
- body structure
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0237—Side or rear panels
- B60R13/025—Pillars; Roof rails
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0206—Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/04—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
-
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- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
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- B60R21/04—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
- B60R2021/0435—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings associated with the side or roof pillars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エネルギー吸収能力を強化し、車輌の内部ス
ペースを犠牲にすることなく、正面衝突および側面衝突
のエネルギーも効果的に吸収する、自動車の耐力構造部
材を提供すること。 【解決手段】 この自動車の車体構造は、車輌の耐力部
分を形成する構造部材10、この構造部材10に取付け
られたトリム部品12を含む。複数のエネルギー吸収要
素24がこのトリム部品12にその縦長さに沿って互い
に離間した関係に取付けられている。各エネルギー吸収
要素24は、曲りくねった形をし、このトリム部品12
から上記構造部材10の方へ伸び、その末端26が上記
構造部材10から離間しているが、隣接してそれと非接
触関係にある。これらのエネルギー吸収要素24は、そ
の末端26を上記構造部材10に接触させる力に応じ
て、この力によって発生するエネルギーを吸収し、消散
するために変形可能である。
ペースを犠牲にすることなく、正面衝突および側面衝突
のエネルギーも効果的に吸収する、自動車の耐力構造部
材を提供すること。 【解決手段】 この自動車の車体構造は、車輌の耐力部
分を形成する構造部材10、この構造部材10に取付け
られたトリム部品12を含む。複数のエネルギー吸収要
素24がこのトリム部品12にその縦長さに沿って互い
に離間した関係に取付けられている。各エネルギー吸収
要素24は、曲りくねった形をし、このトリム部品12
から上記構造部材10の方へ伸び、その末端26が上記
構造部材10から離間しているが、隣接してそれと非接
触関係にある。これらのエネルギー吸収要素24は、そ
の末端26を上記構造部材10に接触させる力に応じ
て、この力によって発生するエネルギーを吸収し、消散
するために変形可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には自動車
の車体構造に関し、更に詳しくは、自動車の車体構造を
エネルギー吸収に適応させるように構築することに関す
る。
の車体構造に関し、更に詳しくは、自動車の車体構造を
エネルギー吸収に適応させるように構築することに関す
る。
【0002】
【従来の技術】トリム部品は、自動車の用途では、車輌
の内部に審美的に快適な外観を与えるために、車輌の構
造的耐力部品を覆うために使う。例えば、トリム部品
を、これらの目的で、車輌のA、B、C、およびDピラ
ー、側面レールおよびルーフ・レールまたは前ヘッダお
よび後ヘッダに関連して使用する。
の内部に審美的に快適な外観を与えるために、車輌の構
造的耐力部品を覆うために使う。例えば、トリム部品
を、これらの目的で、車輌のA、B、C、およびDピラ
ー、側面レールおよびルーフ・レールまたは前ヘッダお
よび後ヘッダに関連して使用する。
【0003】近代自動車の設計に於いては、正面負荷の
負担に応じてエネルギーの吸収を制御する車体構造を提
供することが目標であった。車輌車体技術のより最近の
活動は、車輌の側面に加えられる負荷および車輌乗員室
内の載荷に応じて車輌の乗員室に課されるエネルギーの
制御に向けられていた。
負担に応じてエネルギーの吸収を制御する車体構造を提
供することが目標であった。車輌車体技術のより最近の
活動は、車輌の側面に加えられる負荷および車輌乗員室
内の載荷に応じて車輌の乗員室に課されるエネルギーの
制御に向けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】それで、車輌のそのよ
うな構造部品の耐力機能に加えて、これらの車体構造
は、時々、衝撃を受けたときまたは衝突の場合に、車輌
の内部から発生した力からのエネルギーを吸収する必要
がある。この技術分野では、エネルギー吸収能力を強化
し、車輌の内部スペースを犠牲にすることなく、上記し
た設計目的をも満足する、ピラー、側面レール、ルーフ
・レール並びに前ヘッダおよび後ヘッダのような耐力構
造部材に対する要求があることが分った。
うな構造部品の耐力機能に加えて、これらの車体構造
は、時々、衝撃を受けたときまたは衝突の場合に、車輌
の内部から発生した力からのエネルギーを吸収する必要
がある。この技術分野では、エネルギー吸収能力を強化
し、車輌の内部スペースを犠牲にすることなく、上記し
た設計目的をも満足する、ピラー、側面レール、ルーフ
・レール並びに前ヘッダおよび後ヘッダのような耐力構
造部材に対する要求があることが分った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、エネルギー吸
収性の自動車車体構造で、この技術分野の要求を満足す
る。更に詳しくは、本発明は、車輌の耐力部分を形成す
る、ピラー等の、構造部材に関する。トリム部品をこの
ピラーに取付ける。複数のエネルギー吸収要素をこのト
リム部品にその縦長さに沿って互いに離間した関係に取
付ける。これらの各エネルギー吸収要素は、曲りくねっ
た形をし、上記トリム部品から上記ピラーの方へ伸び、
上記エネルギー吸収要素の末端が上記ピラーから離間し
ているが、隣接してそれと非接触関係にある。上記エネ
ルギー吸収要素は、上記要素の末端を上記構造部材に接
触させる力に応じて、この力によって発生するエネルギ
ーを吸収し、消散するために変形可能である。
収性の自動車車体構造で、この技術分野の要求を満足す
る。更に詳しくは、本発明は、車輌の耐力部分を形成す
る、ピラー等の、構造部材に関する。トリム部品をこの
ピラーに取付ける。複数のエネルギー吸収要素をこのト
リム部品にその縦長さに沿って互いに離間した関係に取
付ける。これらの各エネルギー吸収要素は、曲りくねっ
た形をし、上記トリム部品から上記ピラーの方へ伸び、
上記エネルギー吸収要素の末端が上記ピラーから離間し
ているが、隣接してそれと非接触関係にある。上記エネ
ルギー吸収要素は、上記要素の末端を上記構造部材に接
触させる力に応じて、この力によって発生するエネルギ
ーを吸収し、消散するために変形可能である。
【0006】
【発明の効果】本発明の一つの特徴は、自動車のとリム
部品を取付ける全ての構造的耐力部材に関連して使うこ
とができ、特にA、B、C、およびDピラーのような上
部構造部品に関連して使うようにされていることであ
る。本発明の他の特徴は、車輌の内部スペースを犠牲に
することなく、衝撃力によって発生したエネルギーを効
果的に吸収および消散することである。本発明の更に他
の特徴は、容易に生産で実行でき、製造が簡単でコスト
効果が高いことである。
部品を取付ける全ての構造的耐力部材に関連して使うこ
とができ、特にA、B、C、およびDピラーのような上
部構造部品に関連して使うようにされていることであ
る。本発明の他の特徴は、車輌の内部スペースを犠牲に
することなく、衝撃力によって発生したエネルギーを効
果的に吸収および消散することである。本発明の更に他
の特徴は、容易に生産で実行でき、製造が簡単でコスト
効果が高いことである。
【0007】本発明のその他の特徴および利点は、添付
の図面に関連して次の説明を読めば本発明を更に良く理
解できるようになるので、容易に分るだろう。
の図面に関連して次の説明を読めば本発明を更に良く理
解できるようになるので、容易に分るだろう。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、全図面を通じて全体を
10で示す、エネルギー吸収性の自動車車体構造部材の
方に向けられている。トリム部品12は、しばしば自動
車の構造部品10に関連して使用する。しばしば内装ト
リム部品と関連するこの構造部品10は、側面レールお
よびルーフ・レールは勿論、A、B、C、およびDピラ
ーを含んでもよい。しかし、本発明のトリム部品12が
取付けられた構造部材10は、車輌の内部に審美的に快
適な外観を与えるために、車輌の多くの場所で使うこと
が出来ることが分るだろう。
10で示す、エネルギー吸収性の自動車車体構造部材の
方に向けられている。トリム部品12は、しばしば自動
車の構造部品10に関連して使用する。しばしば内装ト
リム部品と関連するこの構造部品10は、側面レールお
よびルーフ・レールは勿論、A、B、C、およびDピラ
ーを含んでもよい。しかし、本発明のトリム部品12が
取付けられた構造部材10は、車輌の内部に審美的に快
適な外観を与えるために、車輌の多くの場所で使うこと
が出来ることが分るだろう。
【0009】図に示すように、この構造部材は、車輌
(図示せず)の耐力構造を形成するピラーである。この
ピラー10は、外パネル14と内パネル16を含む。パ
ネル14および16は、それぞれ、それらの横縁で、例
えば溶接によって互いに固着され、耐力ピラーを形成す
る。図に示すように、外パネル14は、一般的に垂直方
向に配置され、車輌の外方に凸の外面15を形成する。
同様に、内パネル16は、この外パネル14と縦方向に
整合して配置され、車輌の内部に関して凸の面17を形
成する。図3から図7に示すように、ピラー10は、内
パネル16と外パネル14の間に配置された、少なくと
も一つ以上の補強パネル18を含んでもよい。
(図示せず)の耐力構造を形成するピラーである。この
ピラー10は、外パネル14と内パネル16を含む。パ
ネル14および16は、それぞれ、それらの横縁で、例
えば溶接によって互いに固着され、耐力ピラーを形成す
る。図に示すように、外パネル14は、一般的に垂直方
向に配置され、車輌の外方に凸の外面15を形成する。
同様に、内パネル16は、この外パネル14と縦方向に
整合して配置され、車輌の内部に関して凸の面17を形
成する。図3から図7に示すように、ピラー10は、内
パネル16と外パネル14の間に配置された、少なくと
も一つ以上の補強パネル18を含んでもよい。
【0010】トリム部品12は、ピラー10に取付け
る。トリム部品12は、典型的にはプラスチックで作
り、車輌の内部にクラスAの表面を呈する。図1に示す
ように、トリム部品12は、プラスチック基材20を含
み、それが布、レザーまたはプラスチック表皮22のよ
うな審美的に快適な材料で覆ってもよい。トリム部品1
2は、ピラー10に、この技術分野でよく知られる普通
のファスナを使って取付ける。
る。トリム部品12は、典型的にはプラスチックで作
り、車輌の内部にクラスAの表面を呈する。図1に示す
ように、トリム部品12は、プラスチック基材20を含
み、それが布、レザーまたはプラスチック表皮22のよ
うな審美的に快適な材料で覆ってもよい。トリム部品1
2は、ピラー10に、この技術分野でよく知られる普通
のファスナを使って取付ける。
【0011】全体を24で示す複数のエネルギー吸収要
素をトリム部品12に取付け、このトリム部品12の縦
長さに沿って互いに離間した関係にある。図1から図6
に示すように、エネルギー吸収要素24は、トリムパネ
ルに27でヒートシールし、その縦長さに沿って約10
cmの間隔で離間している。その上、図5および図6に
示すように、エネルギー吸収要素24は、トリム部品1
2の幅の全体として凹の表面25を横に横切って互いに
関して離間していてもよい。
素をトリム部品12に取付け、このトリム部品12の縦
長さに沿って互いに離間した関係にある。図1から図6
に示すように、エネルギー吸収要素24は、トリムパネ
ルに27でヒートシールし、その縦長さに沿って約10
cmの間隔で離間している。その上、図5および図6に
示すように、エネルギー吸収要素24は、トリム部品1
2の幅の全体として凹の表面25を横に横切って互いに
関して離間していてもよい。
【0012】エネルギー吸収要素24は、曲りくねった
形をし、トリム部品12の凹内面25からピラー10の
内パネル16の凸表面17の方へ伸び、要素24の末端
26が内パネル16から離間しているが、隣接してそれ
と非接触関係にある。それで、組立中にきしみ音、がた
つき音またはその他の変動が生ずる可能性を減らすため
に、内パネル16の金属薄板とエネルギー吸収要素24
の間に隙間がある。
形をし、トリム部品12の凹内面25からピラー10の
内パネル16の凸表面17の方へ伸び、要素24の末端
26が内パネル16から離間しているが、隣接してそれ
と非接触関係にある。それで、組立中にきしみ音、がた
つき音またはその他の変動が生ずる可能性を減らすため
に、内パネル16の金属薄板とエネルギー吸収要素24
の間に隙間がある。
【0013】エネルギー吸収要素24は、平らなエネル
ギー吸収材料から曲りくねった形に曲げて作り、それで
このエネルギー吸収材料が、その末端26をピラー10
の内パネル16に接触させる力に応じて折重なってつぶ
れる。従って、エネルギー吸収要素24は、ステンレス
鋼、ばね鋼、プラスチック、または何か他の適当な材料
から作ってもよい。
ギー吸収材料から曲りくねった形に曲げて作り、それで
このエネルギー吸収材料が、その末端26をピラー10
の内パネル16に接触させる力に応じて折重なってつぶ
れる。従って、エネルギー吸収要素24は、ステンレス
鋼、ばね鋼、プラスチック、または何か他の適当な材料
から作ってもよい。
【0014】図7および図8に示す、もう一つの実施例
では、内パネル16に孔28があってもよい。複数の取
付けクリップを、全体的に30で示す。各取付けクリッ
プ30には、孔28を貫通し、この取付けクリップ30
を内パネル16に固着する部分32がある。図1から図
6に示す実施例同様に、図7および図8のエネルギー吸
収要素24は、内パネル16に取付けた複数の取付けク
リップ30によって担持され、ピラー10の内パネル1
6の縦長さに沿って互いに離間している。その上、図7
および図8に示すエネルギー吸収要素も、ピラー10の
内パネル16の全体として凹の表面17を横に横切って
互いに関して離間していてもよい。エネルギー吸収要素
24の他端は、図7に示すように、34でトリム部品1
2にヒートシールしてもよい。このトリム部品に、随意
に、エネルギー吸収要素24の末端26を捕える孔のあ
るボス36があってもよい。
では、内パネル16に孔28があってもよい。複数の取
付けクリップを、全体的に30で示す。各取付けクリッ
プ30には、孔28を貫通し、この取付けクリップ30
を内パネル16に固着する部分32がある。図1から図
6に示す実施例同様に、図7および図8のエネルギー吸
収要素24は、内パネル16に取付けた複数の取付けク
リップ30によって担持され、ピラー10の内パネル1
6の縦長さに沿って互いに離間している。その上、図7
および図8に示すエネルギー吸収要素も、ピラー10の
内パネル16の全体として凹の表面17を横に横切って
互いに関して離間していてもよい。エネルギー吸収要素
24の他端は、図7に示すように、34でトリム部品1
2にヒートシールしてもよい。このトリム部品に、随意
に、エネルギー吸収要素24の末端26を捕える孔のあ
るボス36があってもよい。
【0015】エネルギー吸収要素24は、これらの要素
の末端26、26’を内パネル16に接触させまたは別
のことをさせる力に応じて、この力によって発生するエ
ネルギーを吸収し、消散するために変形可能である。更
に詳しくは、および衝撃を受ける間、トリム部品12が
曲り、衝撃エネルギーを吸収し始める。トリム部品12
が曲ると、エネルギー吸収要素24がつぶれて衝撃エネ
ルギーの大部分を吸収し始め、ピラー10の内パネル1
6に接触する前に衝撃速度を減ずる。更に、エネルギー
吸収要素24は、衝突の場合にピラー10に伝えられそ
うな力の方向でのエネルギー吸収を最大にするように配
置してもよい。当業者は、エネルギー吸収要素24を適
当などんな方法で配置してもよいこと、およびそれらの
正確な位置が多数の設計基準および/または技術基準に
記載されることが分るだろう。更に、このエネルギー吸
収要素剛性を所望のレベルに作ってもよい。
の末端26、26’を内パネル16に接触させまたは別
のことをさせる力に応じて、この力によって発生するエ
ネルギーを吸収し、消散するために変形可能である。更
に詳しくは、および衝撃を受ける間、トリム部品12が
曲り、衝撃エネルギーを吸収し始める。トリム部品12
が曲ると、エネルギー吸収要素24がつぶれて衝撃エネ
ルギーの大部分を吸収し始め、ピラー10の内パネル1
6に接触する前に衝撃速度を減ずる。更に、エネルギー
吸収要素24は、衝突の場合にピラー10に伝えられそ
うな力の方向でのエネルギー吸収を最大にするように配
置してもよい。当業者は、エネルギー吸収要素24を適
当などんな方法で配置してもよいこと、およびそれらの
正確な位置が多数の設計基準および/または技術基準に
記載されることが分るだろう。更に、このエネルギー吸
収要素剛性を所望のレベルに作ってもよい。
【0016】この様にして、本発明のエネルギー吸収要
素24は、それに作用する力に応じて、その力によって
生ずるエネルギーを吸収し、消散する。更に、これらの
目的および利点は、車輌の内部スペースを犠牲にするこ
となく、構造部材を覆う、審美的に快適なトリム部品1
2に関連して達成される。その上、これらの目的は、製
造が簡単且つコスト効果の高い本発明によって達成され
る。
素24は、それに作用する力に応じて、その力によって
生ずるエネルギーを吸収し、消散する。更に、これらの
目的および利点は、車輌の内部スペースを犠牲にするこ
となく、構造部材を覆う、審美的に快適なトリム部品1
2に関連して達成される。その上、これらの目的は、製
造が簡単且つコスト効果の高い本発明によって達成され
る。
【0017】本発明を例示的方法で説明してきた。使用
した用語は、限定ではなく説明する性質の語を意図した
ことを理解すべきである。
した用語は、限定ではなく説明する性質の語を意図した
ことを理解すべきである。
【0018】本発明の多くの修正および変形が上記の教
示に照らせば可能である。従って、前記の請求項の範囲
内で、本発明を特に説明した以外の方法で実施可能であ
る。
示に照らせば可能である。従って、前記の請求項の範囲
内で、本発明を特に説明した以外の方法で実施可能であ
る。
【図1】本発明の構造部材の断面による透視図である。
【図2】衝撃を受けたときのエネルギー吸収機能を示
す、図1の構造部材の透視図である。
す、図1の構造部材の透視図である。
【図3】本発明の構造部材の他の実施例の断面による透
視図である。
視図である。
【図4】衝撃を受けたときのエネルギー吸収機能を示
す、図3の構造部材の透視図である。
す、図3の構造部材の透視図である。
【図5】本発明の構造部材の他の実施例の断面による透
視図である。
視図である。
【図6】衝撃を受けたときのエネルギー吸収機能を示
す、図5の構造部材の透視図である。
す、図5の構造部材の透視図である。
【図7】構造部材のピラーの内パネルに取付けた、本発
明のエネルギー吸収要素の断面側面図である。
明のエネルギー吸収要素の断面側面図である。
【図8】構造部材のピラーの内パネルに取付けた、本発
明のエネルギー吸収要素のもう一つの実施例の断面側面
図である。
明のエネルギー吸収要素のもう一つの実施例の断面側面
図である。
10 構造部材 12 トリム部品 24 エネルギー吸収要素 26,26′ エネルギー吸収要素の末端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サイード デビッド バーバット アメリカ合衆国ミシガン州ファーミントン ヒルズ,ペリーズ クロッシング 31157
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車の車体構造であって:車輌の耐力
部分を形成する構造部材、上記構造部材に取付けられた
トリム部品、および上記トリム部品にその縦長さに沿っ
て互いに離間した関係に取付けられた複数のエネルギー
吸収要素を具備し、各エネルギー吸収要素は、曲りくね
った形をしていて上記トリム部品から上記構造部材の方
へ伸びており、また、上記エネルギー吸収要素の末端は
上記構造部材から離間しているが、それと隣接して非接
触関係にあり、上記エネルギー吸収要素が、該要素の末
端を上記構造部材に接触させる力に応じて、その力によ
って発生するエネルギーを吸収して消散するために変形
可能になっていることを特徴とする車体構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動車の車体構造に於
いて、上記エネルギー吸収要素が、平らなエネルギー吸
収材料を曲りくねった形に曲げた構成のものになってい
て、そのエネルギー吸収材料が、その上記末端を上記構
造部材に接触させる力に応じてそれ自体に折重なってつ
ぶれるようになっている車体構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/788,097 US5725271A (en) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | Energy absorbing automotive vehicle body structure |
US788097 | 1997-01-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10203277A true JPH10203277A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=25143444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10010745A Pending JPH10203277A (ja) | 1997-01-23 | 1998-01-22 | 自動車のエネルギー吸収性車体構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5725271A (ja) |
EP (1) | EP0855313B1 (ja) |
JP (1) | JPH10203277A (ja) |
DE (1) | DE69715365T2 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6059342A (en) * | 1996-02-19 | 2000-05-09 | Nissan Motor Co., Ltd. | Car body structure |
US5927786A (en) * | 1996-02-19 | 1999-07-27 | Nissan Motor Co., Ltd. | Car body structure |
DE19634246A1 (de) * | 1996-08-25 | 1998-02-26 | Moeller Plast Gmbh | Verkleidungsteil, insbesondere für Blechtragteile bei Kraftfahrzeugen |
US5884962A (en) * | 1996-09-12 | 1999-03-23 | Prince Corporation | Impact absorption member |
JPH10278840A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-20 | Suzuki Motor Corp | 車体構造 |
SE509888C2 (sv) * | 1997-06-10 | 1999-03-15 | Ssab Hardtech Ab | Sidostolpe för fordonskaross |
DE19735068C2 (de) * | 1997-08-13 | 2002-11-21 | Porsche Ag | Energieabsorbierende Verkleidung für eine Aufbausäule eines Kraftfahrzeuges |
US6340171B1 (en) * | 1997-10-29 | 2002-01-22 | Daimlerchrysler Ag | Air bag module in a motor vehicle |
US6422644B1 (en) | 1998-09-02 | 2002-07-23 | Lear Donnelly Overhead Systems, L.L.C. | Crash box component holder |
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