JPH10191697A - 巻線形誘導機の制御装置 - Google Patents
巻線形誘導機の制御装置Info
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- JPH10191697A JPH10191697A JP8354737A JP35473796A JPH10191697A JP H10191697 A JPH10191697 A JP H10191697A JP 8354737 A JP8354737 A JP 8354737A JP 35473796 A JP35473796 A JP 35473796A JP H10191697 A JPH10191697 A JP H10191697A
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- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
させる。 【解決手段】 周波数変換器制御部8Aは、過電圧保護
装置5の短絡保護動作を表す保護装置動作信号aを入力
して周波数変換器4を停止させるための停止信号cを保
持して周波数変換器4へ出力する一方、運転許可信号b
を入力して停止信号cの保持を解除する。シーケンス制
御部9Aは過電圧保護装置5へ流れる短絡電流信号ある
いは相当信号の大きさに応じて周波数変換器4を安定に
制御できる状態であることを判定したとき過電圧保護装
置5の短絡保護動作を解除する短絡解除信dと運転許可
信号bとを出力するタイミング判定手段を有する。
Description
次巻線側を交流励磁制御する巻線形誘導機の過電圧の制
御にかかる巻線形誘導機の制御装置に関する。
接続し、二次巻線側をすべり周波数で励磁する、例え
ば、静止形セルビウス、超同期セルビウス方式において
は、巻線形誘導機の一次巻線側が不平衡になると逆相電
流が流れ、二次巻線側に2f1±sf1(f1は系統の
周波数、sはすべり)の電流が流れる。また、一次巻線
側に直流分が乗った場合には二次巻線側にfr(回転子
の回転周波数)の電流が流れる。
する周波数変換器は、2f1±sf1、あるいはfrの
周波数で電流を流すように、周波数変換器内の素子(例
えば、サイリスタ、GTO)を点弧できないため、巻線
形誘導機の二次巻線側が解放する状態となり、異常な高
電圧を発生する。従って、巻線形誘導機の二次巻線側に
高電圧が発生すると、二次巻線側および周波数変換器の
絶縁破壊が発生し、発電プラントとして重大な事故につ
ながる恐れがある。
線形誘導機の二次巻線側に過電圧が生じた場合には二次
巻線側を直接短絡するか、若しくは、抵抗を介して短絡
して電圧をほぼ零に抑え、二次巻線側や周波数変換器を
過電圧から保護する方法が考えられている。
系統図である。
aは送電線2を介して系統母線3に接続されている。ま
た、巻線形誘導機1の二次巻線1bには、電源側が送電
線2に接続された周波数変換器4が接続されている。さ
らに、巻線形誘導機1の二次巻線1bには過電圧保護装
置5が接続され、この二次巻線1bと過電圧保護装置5
との接続回路に短絡電流を検出する短絡電流検出器7が
設けられている。また、巻線形誘導機1の一次巻線1a
には、一次巻線1aの電圧である一次電圧を検出する一
次電圧検出器6が設けられている。
が発生すると、過電圧保護装置5が動作して二次巻線1
b側を短絡し過電圧を抑制する。同時に過電圧保護装置
5は、周波数変換器制御部8に保護装置動作信号aを出
力する。周波数変換器制御部8では、図20に示すよう
に保護装置動作信号aが入力されると、フリップフロッ
プ演算手段8bをセットし、周波数変換器停止信号cを
周波数変換器4へ出力して周波数変換器4を停止させ
る。
に示すように、一次電圧検出器6より入力した一次電圧
を監視し、一次電圧が規定値以上になると一次電圧復帰
信号をオンし、フリップフロップ演算手段8bをリセッ
トする。このことにより、周波数変換器停止信号cが解
除され、周波数変換器4を再運転させる。周波数変換器
制御部8は再運転後、過電圧保護装置5に流れている短
絡電流を周波数変換器4が引き取り、系統母線3側へ戻
すように制御する。
7から短絡電流を入力して、タイミング判定手段9aで
短絡電流が規定値以下になっているかどうかを判定し、
この判定で規定値以下になっていれば、短絡解除信号d
をオンし、短絡解除信号dを過電圧保護装置5に出力す
る。過電圧保護装置5は短絡解除信号dが入力されて、
短絡電流が零になると短絡解除完了となる。なお、図1
9および図20に示す巻線形誘導機の制御装置では、周
波数変換器4内に二次電流が上位の電流指令となるよう
にサイクロコンバータを制御する図示しない制御手段が
設けられている。
の制御装置の系統図を示したものである。
次巻線1aは送電線2を介して系統母線3に接続されて
いる。また、巻線形誘導機1の二次巻線1bには送電線
2に接続された、例えば、サイクロコンバータからなる
周波数変換器4が接続されている。さらに、巻線形誘導
機1の二次巻線1bは、抵抗器17を介して過電圧保護
装置5に接続されている。周波数変換器4の出力回路に
は二次電流検出器12が設けられ、その検出信号が周波
数変換器制御部8に入力される。この周波数変換器制御
部8は電流指令値と二次電流検出器12による検出信号
との偏差に応じて偏差を零にするように位相パルス信号
pを出力して周波数変換器4を制御するものである。ま
た、過電圧保護装置5により巻線形誘導機1の二次巻線
側が短絡されると、周波数変換器4の出力側も短絡され
るようになっている。なお、過電圧保護装置5の容量が
大きい場合、抵抗器17を設けない場合もある。
線2で故障が発生し、巻線形誘導機1の一次巻線側が不
平衡になると、二次巻線側に逆相分による2f1±sf
1の交流が発生する。この場合、周波数変換器4は2f
1±sf1の周波数に追従しきれないため、巻線形誘導
機1の二次巻線1bが一瞬オープンした状態となり、過
電圧が発生する。この巻線形誘導機1の二次巻線1bに
過電圧が発生すると過電圧保護装置5が作動し、巻線形
誘導機1の二次巻線1bおよび周波数変換器4の出力側
が三相とも抵抗器17で短絡される。従って、巻線形誘
導機1の二次巻線側には過電圧保護装置5を介して短絡
電流が流れる。周波数変換器制御部8は、この短絡電流
を周波数変換器4が引き取るように制御する。周波数変
換器制御部8は過電圧保護装置5に流れる電流がほぼ零
になるのを見計らって短絡を解除し、通常の制御へ移行
する。
び図20に示す場合、過電圧保護装置5が短絡すると巻
線形誘導機1の二次電流は周波数変換器4の定格電流を
超える電流が流れるため、この二次電流を周波数変換器
4が引き取ろうとするように制御させると周波数変換器
4は定格電流以上の電流を流すことになり転流失敗しや
すく不安定となる。
流の周波数と巻線形誘導機1の回転周波数の差(すべり
周波数)になるため、回転速度が同期速度近辺の場合、
すべり周波数は零に近く短絡電流の周波数は小さく、ほ
とんど直流電流のようになっている。一旦、短絡電流が
周波数変換器4により引取り可能な電流より大きくなる
と、戻ってくるまでに時間がかかる。また、回転速度が
同期速度から離れている場合には、短絡電流が瞬時に増
大し、また、速やかに減少する。このように短絡電流が
増大するタイミングは、すべりによって左右されるため
運転条件によって変わる。
装置5が短絡した後に、端子電圧の復帰条件やタイマに
よるタイミングを一律に決めていたため、周波数変換器
4を再運転して短絡電流を周波数変換器4によって引き
取ろうとしても短絡電流が周波数変換器4の定格電流を
超えているため転流失敗し、運転停止をせざるを得ない
という不都合があり、運転復帰が遅延するという問題が
あった。
の二次巻線1bに過電圧が発生すると、過電圧保護装置
5により巻線形誘導機1の二次巻線側および周波数変換
器4の出力側を短絡し、巻線形誘導機1の二次巻線1b
と過電圧保護装置5の間を流れる電流が零になる時間を
見込んで過電圧保護装置5を解除し、周波数変換器4を
起動することによって通常の運転を再開している。
電圧保護装置5に流れる電流が零になる制御をしようと
しても、電流検出等の回路の零点にずれがあると、電流
を零に制御できずオフセットが残ってしまい、サイリス
タの保持電流以下として消去するのに時間を要し、この
結果、運転復帰が遅れるという問題があった。
以前の正常時では、過電圧保護装置5が動作していない
ので、図示二次巻線側の電流ig、周波数変換器側の出
力電流icが同じで短絡電流iovpが零で推移してい
る。今、時刻t1となり、過電圧が巻線形誘導機1の二
次巻線側に発生すると、過電圧保護装置5の図示しない
過電圧検出手段によって過電圧保護装置5を短絡し、周
波数変換器制御部8へ保護装置動作信号aを出力し、位
相パルス信号pによって周波数変換器4を停止させる。
この結果、過電圧保護装置5へは短絡電流が流れ周波数
変換器側の出力電流icは零となる。
ない手段によって周波数変換器制御部8からの周波数変
換器停止信号cが解除され周波数変換器4が復帰し、周
波数変換器制御部8から短絡解除信号dが過電圧保護装
置5へ出力される。これにより、周波数変換器4が短絡
電流を引き取るように制御され、短絡電流が低下する。
この場合に、周波数変換器制御部8は、短絡電流が電流
指令信号となるように周波数変換器4を制御するが、二
次電流検出器12等や回路の不平衡等により零点にずれ
があると、オフセットzが残り、サイリスタを消去でき
ず、過電圧保護装置5を解除できないため運転の復帰に
時間を要する。
後の装置停止時に迅速に装置再起動運転を可能とする巻
線形誘導機の制御装置を提供することを目的とする。
巻線側が系統母線へ接続される一方、二次巻線側が交流
励磁される巻線形誘導機と、系統母線から電力供給を受
けて、巻線形誘導機の二次巻線を交流励磁する周波数変
換器と、系統母線の事故によって巻線形誘導機と周波数
変換器間の三相に発生する過電圧を防止するため三相の
各相を短絡して保護する過電圧保護装置とを備え、周波
数変換器と過電圧保護装置とを制御する巻線形誘導機の
制御装置において、過電圧保護装置の短絡保護動作を表
す保護装置動作信号を入力して周波数変換器を停止させ
るための停止信号を保持して周波数変換器へ出力する一
方、運転許可信号を入力して停止信号の保持を解除する
周波数変換器制御部と、過電圧保護装置へ流れる短絡電
流信号あるいは相当信号の大きさに応じて周波数変換器
を安定に制御できる状態であることを判定したとき過電
圧保護装置の短絡保護動作を解除する短絡解除信号と運
転許可信号とを出力するタイミング判定手段を有するシ
ーケンス制御部とを設けるようにしたものである。この
手段によれば、タイミング判定手段により短絡電流ある
いは相当電流の大きさに応じて周波数変換器が安定に制
御を開始可能状態か否かが判定され、周波数変換器が安
定に制御可能の状態のとき、過電圧保護装置へ短絡解除
信号が出力され、周波数変換器へ再運転許可信号に基づ
く停止信号を解除する解除信号が出力される。これによ
って、周波数変換器の再起動時に短絡電流が吸収され、
過電圧保護装置の短絡が解除される。従って、周波数変
換器が迅速に再起動でき、しかも転流失敗せず、再起動
後に安定した制御が継続できる。
誘導機の制御装置において、タイミング判定手段は、巻
線形誘導機が出力する有効電力信号の大きさが所定値以
下となったとき短絡解除信号と再運転許可信号とを出力
するようにしたものであるこの手段によれば、タイミン
グ判定手段により、短絡電流信号に比例する有効電力信
号の大きさが所定値以下となったとき過電圧保護装置へ
短絡解除信号が出力され、周波数変換器へ再運転信号に
基づく停止信号を解除する解除信号が出力される。これ
によって、周波数変換器の再起動時に短絡電流が吸収さ
れ、過電圧保護装置の短絡が解除される。従って、周波
数変換器が迅速に再起動でき、しかも転流失敗せず、再
起動後に安定した制御が継続できる。
誘導機の制御装置において、タイミング判定手段は、巻
線形誘導機のトルク検出信号の大きさが所定値以下とな
ったとき短絡解除信号と再運転許可信号とを出力するよ
うにしたものである。この手段によれば、タイミング判
定手段により、二次電流信号に比例するトルク検出信号
の大きさが所定値以下となったとき過電圧保護装置へ短
絡解除信号が出力され、周波数変換器へ再運転信号に基
づく停止信号を解除する解除信号が出力される。これに
よって、周波数変換器の再起動時に短絡電流が吸収さ
れ、過電圧保護装置の短絡が解除される。従って、周波
数変換器が迅速に再起動でき、しかも転流失敗せず、再
起動後に安定した制御が継続できる。
誘導機の制御装置において、タイミング判定手段は、巻
線形誘導機の二次電流のq軸成分信号が所定値以下とな
ったとき短絡解除信号と再運転許可信号とを出力するよ
うにしたものである。この手段によれば、タイミング判
定手段により、短絡電流信号に比例する二次電流q軸成
分の大きさが所定値以下となったとき過電圧保護装置へ
短絡解除信号が出力され、周波数変換器へ再運転信号に
基づく停止信号を解除する解除信号が出力される。これ
によって、周波数変換器の再起動時に短絡電流が吸収さ
れ、過電圧保護装置の短絡が解除される。従って、周波
数変換器が迅速に再起動でき、しかも転流失敗せず、再
起動後に安定した制御が継続できる。
誘導機の制御装置において、タイミング判定手段は、巻
線形誘導機の一次電流のq軸成分信号が所定値以下とな
ったとき短絡解除信号と再運転許可信号とを出力するよ
うにしたものである。この手段によれば、タイミング判
定手段により、短絡電流信号に比例する一次電流q軸成
分の大きさが所定値以下となったとき過電圧保護装置へ
短絡解除信号が出力され、周波数変換器へ再運転信号に
基づく停止信号を解除する解除信号が出力される。これ
によって、周波数変換器の再起動時に短絡電流が吸収さ
れ、過電圧保護装置の短絡が解除される。従って、周波
数変換器が迅速に再起動でき、しかも転流失敗せず、再
起動後に安定した制御が継続できる。
誘導機の制御装置において、タイミング判定手段は、巻
線形誘導機のすべりから求めた短絡電流の周波数と巻線
形誘導機の有効電力信号から求めた短絡電流の振幅の大
きさとから短絡電流が周波数変換器の定格電力以下とな
る時刻を算出し、算出された時刻になると短絡解除信号
と再運転許可信号とを出力するようにしたものである。
この手段によれば、タイミング判定手段により、すべり
から算出された短絡電流の周波数と有効電力から算出さ
れる短絡電流の振幅に基づき短絡電流が所定値以下とな
る時刻を算出し、その時刻となったとき過電圧保護装置
へ短絡解除信号が出力され、周波数変換器へ再運転信号
に基づく停止信号を解除する解除信号が出力される。こ
れによって、周波数変換器の再起動時に短絡電流が吸収
され、過電圧保護装置の短絡が解除される。従って、周
波数変換器が迅速に再起動でき、しかも転流失敗せず、
再起動後に安定した制御が継続できる。
へ接続される一方、二次巻線側が交流励磁される巻線形
誘導機と、系統母線から電力供給を受けて、巻線形誘導
機の二次巻線を交流励磁する周波数変換器と、系統母線
の事故によって巻線形誘導機と周波数変換器間の三相に
発生する過電圧を防止するため三相の各相を短絡して保
護する過電圧保護装置とを備え、周波数変換器と過電圧
保護装置とを制御する巻線形誘導機の制御装置におい
て、過電圧保護装置の短絡動作後に短絡電流が零に近づ
いたとき、迅速に短絡電流がサイリスタの保持電流以下
となるように零クロスさせる復帰手段を有する周波数変
換器制御部を設けるようにしたものである。この手段に
よれば、短絡電流が零に近づいたとき復帰手段によって
短絡電流が零クロスされる。これにより、短絡電流がオ
フセットとして残留して零とならない場合にも、過電圧
保護装置の短絡解除が確実にでき、かつ、周波数変換器
の再起動が迅速にできる。
誘導機の制御装置において、周波数変換器制御部は、通
常時周波数変換器が出力する交流励磁電流信号が電流指
令信号となるように制御する一方、短絡動作後に切換え
て短絡電流が零に近くなるように出力する演算手段と、
この演算手段の演算ゲインを増減させるゲイン可変手段
とを設けて、短絡電流が零に近くなったときゲイン可変
手段の演算ゲインを増大させ短絡電流を零クロスさせる
ようにしたものである。この手段によれば、短絡電流信
号が零に近づいたときこの短絡電流信号を入力する制御
手段のゲインが増大され、短絡電流が零を中心に所定の
振幅で増減されて零クロスがされる。これにより、短絡
電流がオフセットとして残留して零とならない場合に
も、過電圧保護装置の短絡解除が確実にでき、かつ、周
波数変換器の再起動が迅速にできる。
誘導機の制御装置において、周波数変換器制御部は、通
常時周波数変換器が出力する交流励磁電流信号が電流指
令信号となるように制御する一方、短絡動作後に切換え
て短絡電流が零に近くなるように出力する演算手段と、
零を中心とする所定幅の振幅信号を発生する振幅信号発
生手段とを設けて、短絡電流信号が零に近くなったとき
この信号に振幅信号発生手段から振幅信号を加えて短絡
電流を零クロスさせるようにしたものである。この手段
によれば、短絡電流信号が零に近づいたときこの短絡電
流信号所定の零を中心とする振幅信号が加えられ零クロ
スがされる。これにより、短絡電流がオフセットとして
残留して零とならない場合にも、過電圧保護装置の短絡
解除が確実にでき、かつ、周波数変換器の再起動が迅速
にできる。
形誘導機の制御装置において、周波数変換器制御部は、
通常時周波数変換器が出力する交流励磁電流信号が電流
指令信号となるように制御する一方、短絡動作後に切換
えて短絡電流が零に近くなるように出力する演算手段
と、零を中心とする所定幅の振幅信号を発生する振幅信
号発生手段とを設けて、短絡電流信号が零に近くなった
とき演算手段からの出力信号に振幅信号発生手段から振
幅信号を加えて短絡電流を零クロスさせるようにしたも
のである。この手段によれば、短絡電流信号が零に近づ
いたときこの短絡電流信号を入力する演算手段の出力信
号に所定の零を中心とする振幅信号が加えられ零クロス
がされる。これにより、短絡電流がオフセットとして残
留して零とならない場合にも、過電圧保護装置の短絡解
除が確実にでき、かつ、周波数変換器の再起動が迅速に
できる。
て図面を参照して説明する。
態を示す巻線形誘導機の制御装置の構成図であって、従
来例を示す図19および図20と同一符号は同一部分ま
たは相当部分を示し、図1および図2は、制御装置10
0A内にシーケンス制御部9Aと周波数変換器制御部8
Aを設けて、過電圧保護装置5の動作後に周波数変換器
4を停止させておき、短絡電流が周波数変換器4の定格
電流より小さい状態で周波数変換器4を再運転させるこ
とにより、周波数変換器4が速やかに短絡電流を引き取
って過電圧保護装置5を短絡解除し、周波数変換器4は
転流失敗せず、再運転後も安定した制御を継続できるよ
うにした点に特徴を有する。
態においては、周波数変換器4に二次電流が上位の電流
指令となるようにサイクロコンバータを制御する図示し
ない制御手段が設けられている。
に示すように、フリップフロップ演算手段8bを有し、
シーケンス制御部9Aはタイミング判定手段9aを有し
ている。
装置動作信号aが入力されるとフリップフロップ演算手
段8bをセットし、周波数変換器停止信号cを周波数変
換器4へ出力して図示しない内蔵する制御手段を停止さ
せ周波数変換器4を停止させる。
器7から短絡電流を入力して、タイミング判定手段9a
により短絡電流の大きさを判定し、短絡電流が周波数変
換器4の定格電流より小さければ、再運転許可信号bを
周波数変換器制御部8Aへ出力し、短絡解除信号dを過
電圧保護装置5へ出力する。
号bによってフリップフロップ演算手段8bをリセット
する。これにより、周波数変換器制御部8Aが、周波数
変換器停止信号cを解除して図示しない制御手段を復帰
させ周波数変換器4を再運転させ、過電圧保護装置5に
流れている短絡電流を引き取るように制御する。過電圧
保護装置5は短絡解除信号dを入力して、短絡電流を零
として短絡解除完了させる。
圧保護装置5により巻線形誘導機1の二次巻線1bの過
電圧を抑制しつつ、二次巻線短絡中の周波数変換器4の
再起動のタイミングを適切にとることにより、周波数変
換器4の再運転後速やかに短絡電流を引き取って短絡解
除し、周波数変換器4が転流失敗せずに安定した制御が
可能となり、迅速に運転が再開できる。
態を示す巻線形誘導機の制御装置の構成図であって、従
来例を示す図19および図20と同一符号は同一部分ま
たは相当部分を示し、図3および図4は、制御装置10
0B内にシーケンス制御部9Bと周波数変換器制御部8
Bを設けて、有効電力が巻線形誘導機1の二次電流(過
電圧保護装置5が短絡している場合は短絡電流と同じ)
に比例することに着目して有効電力が規定値以下になっ
て短絡電流が周波数変換器4の定格電流以下になると、
周波数変換器4を再運転させ転流失敗をすることなく制
御する一方、短絡電流を速やかに引き取って短絡解除す
ることができるようにした点に特徴を有する。
に示すようにフリップフロップ演算手段8bを有し、シ
ーケンス制御部9Bはタイミング判定手段9aと有効電
力監視手段9bを有している。
装置動作信号aが入力されるとフリップフロップ演算手
段8bをセットし、周波数変換器停止信号cを周波数変
換器4へ出力して図示しない内蔵する制御手段を停止さ
せ周波数変換器4を停止させる。
検出器10によって検出された有効電力を取込み、有効
電力監視手段9bで有効電力が規定以下になっていれ
ば、有効電力小信号eをオンし、タイミング判定手段9
aは有効電力小信号eにより再運転許可信号bを周波数
変換器制御部8Bへ出力し、短絡解除信号dを過電圧保
護装置5へ出力する。
bでフリップフロップ演算手段8bをリセットする。こ
れにより、周波数変換器停止信号cを解除して内蔵する
図示しない制御手段を復帰させ周波数変換器4を再運転
させ、過電圧保護装置5に流れている短絡電流を引き取
るように制御する。周波数変換器4は短絡電流を速やか
に引取り、過電圧保護装置5は短絡解除信号dを入力し
て短絡電流を零として短絡解除完了させる。
圧保護装置5により巻線形誘導機1の二次巻線1bの過
電圧を抑制しつつ、有効電力の大きさから過電圧保護装
置5が短絡中の周波数変換器4の再起動タイミングを適
切にとることにより、周波数変換器4の再運転後速やか
に短絡電流を引き取って短絡解除し、周波数変換器4が
転流失敗せずに安定した制御が可能となり、迅速に運転
復帰ができる。
態を示す巻線形誘導機の制御装置の構成図であって、従
来例を示す図19および図20と同一符号は同一部分ま
たは相当部分を示し、図5および図6は、制御装置10
0C内にシーケンス制御部9Cと周波数変換器制御部8
Cとを設けて、巻線形誘導機1のトルクが二次電流に比
例する点に着目して、巻線形誘導機1のトルクが規定値
以下になると、周波数変換器4を再運転させて、過電圧
保護装置5の短絡電流を周波数変換器4が速やかに引き
取って短絡解除するようにした点に特徴を有する。
プフロップ演算手段8bを有し、シーケンス制御部9C
はタイミング判定手段9aとトルク監視手段9cを有し
ている。
装置動作信号aが入力されるとフリップフロップ演算手
段8bをセットし、周波数変換器停止信号cを周波数変
換器4へ出力して図示しない内蔵する制御手段を停止さ
せ周波数変換器4を停止させる。
出器11により検出された巻線形誘導機1のトルクを取
込み、トルク監視手段9cでトルクが規定以下になって
いればトルク小信号fをオンし、タイミング判定手段9
aはトルク小信号fにより再運転許可信号bおよび短絡
解除信号dをオンし、再運転許可信号bを周波数変換器
制御部8Cへ出力し、短絡解除信号dを過電圧保護装置
5へ出力する。
号bによってフリップフロップ演算手段8bをリセット
する。これにより、周波数変換器停止信号cを解除して
内蔵する図示しない制御手段を復帰させ周波数変換器4
を再運転させ、過電圧保護装置5に流れている短絡電流
を引き取るように制御する。周波数変換器4は短絡電流
を速やかに引取り、過電圧保護装置5は短絡解除信号d
を入力して、短絡電流を零として短絡解除完了とする。
圧保護装置5により巻線形誘導機1の二次巻線1bの過
電圧を抑制しつつ、トルクの大きさから過電圧保護装置
5が短絡中の周波数変換器4の再起動のタイミングを適
切にとることにより、周波数変換器4の再運転後速やか
に短絡電流を引き取って短絡解除し、周波数変換器4を
転流失敗させずに安定した制御が可能となり、迅速に運
転復帰ができる。
態を示す巻線形誘導機の制御装置の構成図であって、従
来例を示す図19および図20と同一符号は同一部分ま
たは相当部分を示し、図7および図8は、制御装置10
0D内にシーケンス制御部9Dと周波数変換器制御部8
Dを設けて、短絡電流が巻線形誘導機1の二次電流のq
軸成分に比例する点に着目して、二次電流のq軸成分が
規定値以下になると、周波数変換器4を再運転させて転
流失敗をすることなく、過電圧保護装置5の短絡電流を
速やかに引き取って短絡解除するようにした点に特徴を
有する。
装置動作信号aが入力されるとフリップフロップ演算手
段8bをセットし、周波数変換器停止信号cを周波数変
換器4へ出力して図示しない内蔵する制御手段を停止さ
せ周波数変換器4を停止させる。
検出器12によって検出された二次電流を取込み、二次
電流q軸成分検出手段9dにより二次電流q軸成分信号
gを検出する。二次電流q軸成分監視手段9eは二次電
流q軸成分信号gが規定値以下になっていれば、二次電
流q軸成分小信号hにより再運転許可信号bおよび短絡
解除信号dをオンし、再運転許可信号bを周波数変換器
制御部8Dへ出力し、短絡解除信号dを過電圧保護装置
5へ出力する。
号bによりフリップフロップ演算手段8bをリセットす
る。これにより、周波数変換器停止信号cを解除して内
蔵する図示しない制御手段を復帰させ周波数変換器4を
再運転させ、過電圧保護装置5に流れている短絡電流を
引き取るように制御する。周波数変換器4は短絡電流を
速やかに引取り、過電圧保護装置5は短絡解除信号dを
入力して、短絡電流を零として短絡解除完了とさせる。
圧保護装置5により巻線形誘導機1の二次巻線1bの過
電圧を抑制しつつ、二次電流q軸成分信号gの大きさか
ら過電圧保護装置5が短絡中の周波数変換器4の再起動
のタイミングを適切にとることにより、周波数変換器4
の再運転後速やかに短絡電流を引き取って短絡解除し、
周波数変換器4を転流失敗させずに安定した制御をする
ことができる。
形態を示す巻線形誘導機の制御装置の構成図であって、
従来例を示す図19および図20と同一符号は同一部分
または相当部分を示し、図9および図10は、制御装置
100E内にシーケンス制御部9Eと周波数変換器制御
部8Eを設けて、短絡電流が巻線形誘導機1の一次電流
のq軸成分に比例する点に着目して、一次電流のq軸成
分が規定値以下になると、周波数変換器4を再運転させ
て転流失敗をすることなく、過電圧保護装置5の短絡電
流を速やかに引き取って短絡解除するようにした点に特
徴を有する。
装置動作信号aが入力されるとフリップフロップ演算手
段8bをセットし、周波数変換器停止信号cを周波数変
換器4へ出力して図示しない内蔵する制御手段を停止さ
せ周波数変換器4を停止させる。
検出器13によって検出された一次電流を取込み、一次
電流q軸成分検出手段9fにより一次電流q軸成分信号
gを検出する。一次電流q軸成分監視手段9gは一次電
流q軸成分信号iが規定値以下になっていれば、一次電
流q軸成分小信号jをオンする。タイミング判定手段9
aは一次電流q軸成分小信号jにより再運転許可信号b
および短絡解除信号dをオンし、再運転許可信号bを周
波数変換器制御部8Eへ出力し、短絡解除信号dを過電
圧保護装置5へ出力する。
bでフリップフロップ演算手段8bをリセットする。こ
れにより、周波数変換器停止信号cを解除して内蔵する
図示しない制御手段を復帰させ周波数変換器4を再運転
させ、過電圧保護装置5に流れている短絡電流を引き取
るように制御する。周波数変換器4は短絡電流を速やか
に引取り、過電圧保護装置5は短絡解除信号dを入力し
て、短絡電流を零として短絡解除完了とする。
圧保護装置5により巻線形誘導機1の二次巻線1bの過
電圧を抑制しつつ、一次電流q軸成分の大きさから過電
圧保護装置5が短絡中の周波数変換器4の再起動のタイ
ミングを適切にとることにより、周波数変換器4の再運
転後速やかに短絡電流を引き取って短絡解除し、周波数
変換器4を転流失敗せずに安定した制御をさせることが
できる。
の形態を示す巻線形誘導機の制御装置の構成図であっ
て、従来例を示す図19および図20と同一符号は同一
部分または相当部分を示し、図11および図12は、制
御装置100F内にシーケンス制御部9Fと周波数変換
器制御部8Fとを設けて、すべりから短絡電流の周波
数、有効電力から短絡電流の大きさを各演算し、短絡電
流が周波数変換器4の定格電流以下になるタイミングを
推定し、このタイミングで周波数変換器4を再運転さ
せ、周波数変換器4が短絡電流を速やかに引き取って過
電圧保護装置5を短絡解除し、周波数変換器4は転流失
敗せずに再運転後も安定した制御を継続させる点に特徴
を有する。
装置動作信号aが入力されるとフリップフロップ演算手
段8bをセットし、周波数変換器停止信号cを周波数変
換器4へ出力して図示しない内蔵する制御手段を停止さ
せ周波数変換器4を停止させる。
出器10によって検出された有効電力とすべり周波数検
出器14により検出された巻線形誘導機1のすべり周波
数を入力する。振幅演算手段9hは有効電力から短絡電
流振幅信号kを推測し、周波数演算手段9iはすべり周
波数から短絡電流周波数信号mを推測する。短絡電流予
測手段9jでは、これらの短絡電流振幅信号kおよび短
絡電流周波数信号mから短絡電流が零になるタイミング
を予測し、このタイミングで短絡解除許可信号nをタイ
ミング判定手段9aへ出力する。タイミング判定手段9
aは短絡解除許可信号nにより再運転許可信号bおよび
短絡解除信号dをオンし、再運転許可信号bを周波数変
換器制御部8Fへ出力し、短絡解除信号dを過電圧保護
装置5へ出力する。
bでフリップフロップ演算手段8bをリセットする。こ
れにより、周波数変換器停止信号cを解除して内蔵する
図示しない制御手段を復帰させ周波数変換器4を再運転
させ、過電圧保護装置5に流れている短絡電流を引き取
るように制御する。周波数変換器4は短絡電流を速やか
に引取り、過電圧保護装置5は短絡解除信号dを入力し
て、短絡電流が零になると短絡解除完了とする。
圧保護装置5により巻線形誘導機1の二次巻線1bの過
電圧を抑制しつつ、有効電力とすべり周波数の大きさか
ら過電圧保護装置5が短絡中の周波数変換器4の適切な
再起動のタイミングを予測することにより、周波数変換
器4の再運転後速やかに短絡電流を引き取って短絡解除
し、周波数変換器4を転流失敗せずに安定した制御をす
ることができる。
巻線形誘導機の制御装置の構成図であって、従来例を示
す図21と同一符号は同一部分または相当部分を示し、
図13は、制御装置101G内に周波数変換器制御部8
Gを設けて、過電圧保護装置5をリセットする場合、短
絡電流を零となるように制御し、ほぼ零になった時点で
演算手段のゲインを高くして電流を振動させることによ
り短絡電流を零クロスさせ、過電圧保護装置5をリセッ
トさせるようにした点に特徴を有する。
4に示すように、制御手段8G1を内蔵し、この制御手
段8G1は周波数変換器4を制御する位相パルス出力手
段(PHC)8iと、ゲインが任意に変えられるPI演
算手段8cと、過電圧保護装置5より保護装置動作信号
aが入力されたとき切換られる切換接点8e1,8e2
とを有する切換手段8eと、過電圧保護装置5が不動作
のとき切換接点8e1を介して上位から入力される電流
指令信号と二次電流検出器12の検出信号との偏差を求
めてPI演算手段8cへ与える減算手段8fと、過電圧
保護装置5が動作すると短絡電流検出器7の検出信号と
二次電流検出器12の検出信号とを加算し、その加算値
を切換接点8e2を介して減算手段8fに電流指令信号
として与える加算手段8gと、これに加えゲイン変更手
段8c1とから構成されている。
発生し、巻線形誘導機1の一次巻線側巻線の不平衡電圧
が生じると、その二次巻線側に逆相分による2f1±s
f1の交流電圧が発生する。このため、周波数変換器4
はそのときの電圧に応じた制御に追従しきれず、巻線形
誘導機1の二次巻線が一瞬オープン状態となり、過電圧
が発生する。このとき、過電圧保護装置5はこの過電圧
を検出して動作し、巻線形誘導機1の二次巻線1bおよ
び周波数変換器4の出力側を三相短絡すると共に、周波
数変換器制御部8Gに保護装置動作信号aを入力する。
5に示すように、実際の各電流間と図14に示す対応す
る各信号との間に次の関係があって、過電圧保護装置5
から保護装置動作信号aが入力される直前の加算手段8
gの出力信号igは、次の式(1)および(2)のよう
になる。
置動作信号aが入力すると切換接点8e1が開き切換接
点8e2が閉じ、減算手段8fに入力される電流指令信
号icIは、次の式(3)のようになる。
cとの偏差をΔicとすると次の式(4)のようにな
る。
〜(7)のようになる。
に示す各電流との間には対応関係がある。従って、PI
演算手段8cの入力であるΔicを0とすれば、短絡電
流iovpも0となる。
うに、時刻t1以前の正常時では、過電圧保護装置5か
らの保護装置動作信号aがオフで、制御手段8G1によ
って上位の電流指令信号icIが接点8e1を介して入
力し周波数変換器4の電流信号icが電流指令信号ic
Iとなるように制御されている。これにより、図16の
ように短絡電流iovpが零となっている。その後、時
刻t1となり、過電圧保護装置5が過電圧を検出して短
絡すると、短絡電流iovpが流れ、保護装置動作信号
aによって図14に示す制御手段8G1の接点8e1が
開き、接点8e2が閉じ、位相パルス出力手段8iへ運
転停止信号c1が入力されパルス出力が停止される。
icが零となる。やがて、過電圧保護装置5への過電圧
が低下すると、位相パルス出力手段8iへの運転停止信
号c1がオフとされ位相パルス出力手段8iから位相パ
ルス信号pが周波数変換器4へ出力される。これによ
り、電流icが流れるが、図16に示すように時刻t2
の時点で短絡電流iovpにオフセットzが残留するこ
とがある。このような場合、オフセットzが検出され、
図14に示す制御手段8G1のゲイン変更手段8c1の
ゲインが増加され、PI演算手段8cの出力信号がハン
チングして振動し時刻t3に零クロスされ、サイリスタ
が消去される。
電流信号が零に近づいたときこの短絡電流信号を入力す
る演算手段のゲインが増大され、短絡電流が零を中心に
所定の振幅で増減されて零クロスがされる。これによ
り、短絡電流がオフセットとして残留して零とならない
場合にも、過電圧保護装置の短絡解除が確実にでき、か
つ、周波数変換器の再起動が迅速にできる。
巻線形誘導機の制御装置の構成図であって、第7実施の
形態を示す図14と同一符号は同一部分または相当部分
を示し、図17は、周波数変換器制御部8Hに制御手段
8H1を内蔵し、この制御手段8H1は振幅信号発生手
段8hと加算手段8i1とを追設し、過電圧保護装置5
をリセットする場合、周波数変換器制御部8Hにより短
絡電流を零となるよう制御し、ほぼ零になった時点で電
流指令信号に振動信号要素を加算して電流を零クロスさ
せ、早期にリセットさせるようにした点に特徴を有す
る。
発生し、巻線形誘導機1の一次巻線側巻線の不平衡電圧
が生じると、その二次巻線側に逆相分による2f1±s
f1の交流電圧が発生する。このため、周波数変換器4
はそのときの電圧に応じた制御に追従しきれず、巻線形
誘導機1の二次巻線が一瞬オープン状態となり、過電圧
が発生する。すると、過電圧保護装置5はこの過電圧を
検出して動作し、巻線形誘導機1の二次巻線および周波
数変換器4の出力側を三相短絡すると共に、周波数変換
器制御部8Hに保護装置動作信号aを入力する。
5に示すように、各電流間と図17に対応する各信号に
次の関係があり、過電圧保護装置5から保護装置動作信
号aが入力される直前の加算手段8gの出力信号ig
は、次の式(8),(9)のようになる。
動作信号aが入力すると切換接点8e1が開き切換接点
8e2が閉じ、減算手段8fに入力される電流指令値i
cIは、次の式(10)のようになる。
差をΔicとすると次の式(11)のようになる。
式(12)〜(14)のようになる。
ると、短絡電流を0にすることが判る。
うに時刻t1以前の正常時では、過電圧保護装置5から
の保護装置動作信号aがオフで、制御手段8H1によっ
て上位の電流指令信号icIが接点8e1を介して入力
し周波数変換器4の電流信号icが電流指令信号icI
となるように制御されている。これにより、図16のよ
うに短絡電流iovpが零となっている。その後、時刻
t1となり、過電圧保護装置5が過電圧を検出して短絡
すると、短絡電流iovpが流れ、保護装置動作信号a
によって制御手段8H1の接点8e1が開き、接点8e
2が閉じ、位相パルス出力手段8iへ運転停止信号c1
が入力されパルス出力が停止される。
icが零となる。やがて、過電圧保護装置5への過電圧
が低下すると、位相パルス出力手段8iへの運転停止信
号c1がオフされ位相パルス出力手段8iから位相パル
ス信号pが周波数変換器4へ出力される。これにより、
電流icが流れるが、図16に示すように時刻t2の時
点で短絡電流iovpにオフセットzが残留することが
ある。このような場合、オフセットzが検出され、図1
7に示す制御手段8H1の振幅振幅信号発生手段8hか
ら振幅信号が加算手段8i1へ出力され電流指令信号i
cIが振動し零クロスされ、サイリスタが消去される。
電流信号が零に近づいたときこの短絡電流信号へ所定の
零を中心とする振幅信号が加えられ零クロスがされる。
これにより、短絡電流がオフセットとして残留して零と
ならない場合にも、過電圧保護装置の短絡解除が確実に
でき、かつ、周波数変換器の再起動が迅速にできる。
巻線形誘導機の制御装置の構成図であって、第7実施の
形態を示す図14と同一符号は同一部分または相当部分
を示し、図18は、周波数変換器制御部8Iに制御手段
8I1を内蔵し、この制御手段8I1は振幅信号発生手
段8hと加算手段8i1とを追設し、過電圧保護装置5
をリセットする場合、短絡電流を零となるよう制御し、
ほぼ零になった時点で電流のPI演算手段8cの出力で
ある電圧指令信号に振動信号要素を加算して電流を零ク
ロスさせ、リセットさせるようにした点に特徴を有す
る。
発生し、巻線形誘導機1の一次巻線側巻線の不平衡電圧
が生じると、その二次巻線側に逆相分による2f1±s
f1の交流電圧が発生する。このため、周波数変換器4
はそのときの電圧に応じた制御に追従しきれず、巻線形
誘導機1の二次巻線が一瞬オープン状態となり、過電圧
が発生する。すると、過電圧保護装置5はこの過電圧を
検出して動作し、巻線形誘導機1の二次巻線および周波
数変換器4の出力側を三相短絡すると共に、周波数変換
器制御部8Iに保護装置動作信号aを入力する。
5に示すように、各電流間と図18に示す対応する各信
号間に次の関係があり、過電圧保護装置5から保護装置
動作信号aが入力される直前の加算手段8gの出力信号
igは、次の式(15),(16)のようになる。
動作信号aが入力すると切換接点8e1が開き切換接点
8e2が閉じ、減算手段8fに入力される電流指令値i
cIは、次の式(17)のようになる。
差をΔicとすると次の式(18)のようになる。
9)〜(21)のようになる。
すると、短絡電流iovpを0にすることになる。
うに時刻t1以前の正常時では、過電圧保護装置5から
の保護装置動作信号aがオフで、制御手段8I1によっ
て上位の電流指令信号icIが接点8e1を介して入力
し周波数変換器4の電流信号icが電流指令信号icI
となるように制御されている。これにより、図16のよ
うに短絡電流iovpが零となっている。その後、時刻
t1となり、過電圧保護装置5が過電圧を検出して短絡
すると、短絡電流iovpが流れ、保護装置動作信号a
によって制御手段8I1の接点8e1が開き、接点8e
2が閉じ、位相パルス出力手段8iへ運転停止信号c1
が入力されパルス出力が停止される。
icが零となる。やがて、過電圧保護装置5への過電圧
が低下すると、位相パルス出力手段8iへの運転停止信
号c1がオフとされ位相パルス出力手段8iから位相パ
ルス信号pが周波数変換器4へ出力される。これによ
り、電流icが流れるが、図16に示すように時刻t2
の時点で短絡電流iovpにオフセットzが残留するこ
とがある。このような場合、オフセットzが検出され、
図18に示す制御手段8I1の振幅信号発生手段8hか
ら振幅信号が加算手段8i1へ入力される。これによ
り、PI演算手段8cの出力が振動し零クロスされ、サ
イリスタが消去される。
電流信号が零に近づいたときこの短絡電流信号を入力す
る演算手段の出力信号に所定の零を中心とする振幅信号
が加えられ零クロスがされる。これにより、短絡電流が
オフセットとして残留して零とならない場合にも、過電
圧保護装置の短絡解除が確実にでき、かつ、周波数変換
器の再起動が迅速にできる。
れば、タイミング判定手段により短絡電流あるいは相当
電流の大きさに応じて周波数変換器が安定に制御を開始
可能状態か否かが判定され、周波数変換器が安定に制御
可能の状態のとき、過電圧保護装置へ短絡解除信号を出
力し、周波数変換器へ再運転許可信号に基づく停止信号
を解除する解除信号を出力するので、周波数変換器の再
起動時に短絡電流が吸収され、過電圧保護装置の短絡が
解除される。従って、周波数変換器が迅速に再起動で
き、しかも転流失敗せず、再起動後に安定した制御が継
続できる。
手段により短絡電流信号に比例する有効電力信号の大き
さが所定値以下となったとき過電圧保護装置へ短絡解除
信号を出力し、周波数変換器へ再運転信号に基づく停止
信号を解除する解除信号を出力するので、周波数変換器
の再起動時に短絡電流が吸収され、過電圧保護装置の短
絡が解除される。従って、周波数変換器が迅速に再起動
でき、しかも転流失敗せず、再起動後に安定した制御が
継続できる。
手段により二次電流信号に比例するトルク検出信号の大
きさが所定値以下となったとき過電圧保護装置へ短絡解
除信号を出力し、周波数変換器へ再運転信号に基づく停
止信号を解除する解除信号を出力するので、周波数変換
器の再起動時に短絡電流が吸収され、過電圧保護装置の
短絡が解除される。従って、周波数変換器が迅速に再起
動でき、しかも転流失敗せず、再起動後に安定した制御
が継続できる。
手段により短絡電流信号に比例する二次電流q軸成分の
大きさが所定値以下となったとき過電圧保護装置へ短絡
解除信号を出力し、周波数変換器へ再運転信号に基づく
停止信号を解除する解除信号を出力するので、周波数変
換器の再起動時に短絡電流が吸収され、過電圧保護装置
の短絡が解除される。従って、周波数変換器が迅速に再
起動でき、しかも転流失敗せず、再起動後に安定した制
御が継続できる。
手段により短絡電流信号に比例する一次電流q軸成分の
大きさが所定値以下となったとき過電圧保護装置へ短絡
解除信号を出力し、周波数変換器へ再運転信号に基づく
停止信号を解除する解除信号を出力するので、周波数変
換器の再起動時に短絡電流が吸収され、過電圧保護装置
の短絡が解除される。従って、周波数変換器が迅速に再
起動でき、しかも転流失敗せず、再起動後に安定した制
御が継続できる。
手段によりすべりから算出された短絡電流の周波数と有
効電力から算出される短絡電流の振幅に基づき短絡電流
が所定値以下となる時刻を算出し、その時刻となったと
き過電圧保護装置へ短絡解除信号を出力し、周波数変換
器へ再運転信号に基づく停止信号を解除する解除信号を
出力するので、周波数変換器の再起動時に短絡電流が吸
収され、過電圧保護装置の短絡が解除される。従って、
周波数変換器が迅速に再起動でき、しかも転流失敗せ
ず、再起動後に安定した制御が継続できる。
近づいたとき復帰手段によって短絡電流を零クロスする
ので、短絡電流がオフセットとして残留して零とならな
い場合にも、過電圧保護装置の短絡解除が確実にでき、
かつ、周波数変換器の再起動が迅速にできる。
零に近づいたときこの短絡電流信号を入力する演算手段
のゲインを増大して、短絡電流が零を中心に所定の振幅
で増減して零クロスをさせるので、短絡電流がオフセッ
トとして残留して零とならない場合にも、過電圧保護装
置の短絡解除が確実にでき、かつ、周波数変換器の再起
動が迅速にできる。
零に近づいたときこの短絡電流信号所定の零を中心とす
る振幅信号が加えられ零クロスをさせるので、短絡電流
がオフセットとして残留して零とならない場合にも、過
電圧保護装置の短絡解除が確実にでき、かつ、周波数変
換器の再起動が迅速にできる。
が零に近づいたときこの短絡電流信号を入力する演算手
段の制御信号に所定の零を中心とする振幅信号を加えて
零クロスをさせるので、短絡電流がオフセットとして残
留して零とならない場合にも、過電圧保護装置の短絡解
除が確実にでき、かつ、周波数変換器の再起動が迅速に
できる。
制御装置の系統構成図である。
る。
制御装置の構成図である。
る。
制御装置の構成図である。
る。
制御装置の構成図である。
る。
制御装置の構成図である。
ある。
の制御装置の構成図である。
である。
の制御装置の構成図である。
である。
置との間の電流を示す説明図である。
の制御装置の構成図である。
の制御装置の構成図である。
系統構成図である。
である。
系統構成図である。
す説明図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 一次巻線側が系統母線へ接続される一
方、二次巻線側が交流励磁される巻線形誘導機と、前記
系統母線から電力供給を受けて、前記巻線形誘導機の二
次巻線を交流励磁する周波数変換器と、前記系統母線の
事故によって前記巻線形誘導機と前記周波数変換器間の
三相に発生する過電圧を防止するため三相の各相を短絡
して保護する過電圧保護装置とを備え、前記周波数変換
器と前記過電圧保護装置とを制御する巻線形誘導機の制
御装置において、 前記過電圧保護装置の短絡保護動作を表す保護装置動作
信号を入力して前記周波数変換器を停止させるための停
止信号を保持して前記周波数変換器へ出力する一方、運
転許可信号を入力して前記停止信号の保持を解除する周
波数変換器制御部と、 前記過電圧保護装置へ流れる短絡電流信号あるいは相当
信号の大きさに応じて前記周波数変換器を安定に制御で
きる状態であることを判定したとき前記過電圧保護装置
の短絡保護動作を解除する短絡解除信号と前記運転許可
信号とを出力するタイミング判定手段を有するシーケン
ス制御部とを備えることを特徴とする巻線形誘導機の制
御装置。 - 【請求項2】 前記タイミング判定手段は、 巻線形誘導機が出力する有効電力信号の大きさが所定値
以下となったとき前記短絡解除信号と前記再運転許可信
号とを出力することを特徴とする請求項1記載の巻線形
誘導機の制御装置。 - 【請求項3】 前記タイミング判定手段は、 巻線形誘導機のトルク検出信号の大きさが所定値以下と
なったとき前記短絡解除信号と前記再運転許可信号とを
出力することを特徴とする請求項1記載の巻線形誘導機
の制御装置。 - 【請求項4】 前記タイミング判定手段は、 巻線形誘導機の二次電流のq軸成分信号が所定値以下と
なったとき前記短絡解除信号と前記再運転許可信号とを
出力することを特徴とする請求項1記載の巻線形誘導機
の制御装置。 - 【請求項5】 前記タイミング判定手段は、 巻線形誘導機の一次電流のq軸成分信号が所定値以下と
なったとき前記短絡解除信号と前記再運転許可信号とを
出力することを特徴とする請求項1記載の巻線形誘導機
の制御装置。 - 【請求項6】 前記タイミング判定手段は、 巻線形誘導機のすべりから求めた短絡電流の周波数と巻
線形誘導機の有効電力信号から求めた短絡電流の振幅の
大きさとから短絡電流が前記周波数変換器の定格電力以
下となる時刻を算出し、算出された時刻になると前記短
絡解除信号と前記再運転許可信号とを出力することを特
徴とする請求項1記載の巻線形誘導機の制御装置。 - 【請求項7】 一次巻線側が系統母線へ接続される一
方、二次巻線側が交流励磁される巻線形誘導機と、前記
系統母線から電力供給を受けて、前記巻線形誘導機の二
次巻線を交流励磁する周波数変換器と、前記系統母線の
事故によって前記巻線形誘導機と前記周波数変換器間の
三相に発生する過電圧を防止するため三相の各相を短絡
して保護する過電圧保護装置とを備え、前記周波数変換
器と前記過電圧保護装置とを制御する巻線形誘導機の制
御装置において、 前記過電圧保護装置の短絡動作後に短絡電流が零に近づ
いたとき、迅速に短絡電流がサイリスタの保持電流以下
となるように零クロスさせる復帰手段を有する周波数変
換器制御部を備えることを特徴とする巻線形誘導機の制
御装置。 - 【請求項8】 前記周波数変換器制御部は、 通常時前記周波数変換器が出力する交流励磁電流信号が
電流指令信号となるように制御する一方、短絡動作後に
切換えて短絡電流が零に近くなるように出力する演算手
段と、この演算手段の演算ゲインを増減させるゲイン可
変手段とを設けて、前記短絡電流が零に近くなったとき
前記ゲイン可変手段の演算ゲインを増大させ短絡電流を
零クロスさせることを特徴とする請求項7記載の巻線形
誘導機の制御装置。 - 【請求項9】 前記周波数変換器制御部は、 通常時前記周波数変換器が出力する交流励磁電流信号が
電流指令信号となるように制御する一方、短絡動作後に
切換えて短絡電流が零に近くなるように出力する演算手
段と、零を中心とする所定幅の振幅信号を発生する振幅
信号発生手段とを設けて、前記短絡電流信号が零に近く
なったときこの信号に前記振幅信号発生手段から振幅信
号を加えて短絡電流を零クロスさせることを特徴とする
請求項7記載の巻線形誘導機の制御装置。 - 【請求項10】 前記周波数変換器制御部は、 通常時前記周波数変換器が出力する交流励磁電流信号が
電流指令信号となるように制御する一方、短絡動作後に
切換えて短絡電流が零に近くなるように出力する演算手
段と、零を中心とする所定幅の振幅信号を発生する振幅
信号発生手段とを設けて、前記短絡電流信号が零に近く
なったとき前記演算手段からの出力信号に前記振幅信号
発生手段から振幅信号を加えて短絡電流を零クロスさせ
ることを特徴とする請求項7記載の巻線形誘導機の制御
装置。
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---|---|---|---|
JP35473796A JP3839889B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 巻線形誘導機の制御装置 |
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JP35473796A JP3839889B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 巻線形誘導機の制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10191697A true JPH10191697A (ja) | 1998-07-21 |
JP3839889B2 JP3839889B2 (ja) | 2006-11-01 |
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JP35473796A Expired - Lifetime JP3839889B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 巻線形誘導機の制御装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008301584A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Hitachi Ltd | 風力発電システムおよび電力変換器の制御方法 |
JP2012507253A (ja) * | 2008-10-27 | 2012-03-22 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | 供給ネットワークからの電力をコンシュマーネットワークに供給するためのデバイス |
CN112653092A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-13 | 科华恒盛股份有限公司 | 发电机退出保护方法及终端设备 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP35473796A patent/JP3839889B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2008301584A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Hitachi Ltd | 風力発電システムおよび電力変換器の制御方法 |
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CN112653092A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-13 | 科华恒盛股份有限公司 | 发电机退出保护方法及终端设备 |
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