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JPH10190435A - 半導体出力回路、cmos出力回路、端子電位検出回路、及び半導体装置 - Google Patents

半導体出力回路、cmos出力回路、端子電位検出回路、及び半導体装置

Info

Publication number
JPH10190435A
JPH10190435A JP8343799A JP34379996A JPH10190435A JP H10190435 A JPH10190435 A JP H10190435A JP 8343799 A JP8343799 A JP 8343799A JP 34379996 A JP34379996 A JP 34379996A JP H10190435 A JPH10190435 A JP H10190435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
potential
level
circuit
mos transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8343799A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kurahara
章郎 倉原
Yasunori Tanaka
康規 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8343799A priority Critical patent/JPH10190435A/ja
Publication of JPH10190435A publication Critical patent/JPH10190435A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異電圧レベル間のインタフェースを可能にす
ると共に回路面積を大幅に縮小することができる半導体
出力回路を提供する。 【解決手段】 第1の電源と出力ノードとの間に接続さ
れ、第1の制御信号によりオン/オフ動作するプルアッ
プ用トランジスタと、入力データに基づき第1の制御信
号を生成するプリバッファと、出力ノードの電位が外部
回路によって第1の電源のレベルよりも高い第2の電源
に設定された時にそれに対応した電位の検出信号を出力
する電位検出回路とを備え、プリバッファを第2の電源
で駆動する構成にし、プルアップ用トランジスタのNウ
ェル基盤に対する第1の電源の供給を出力ノードの電位
に応じてオン/オフするMOSトランジスタと、電位検
出回路からの検出信号を受けて、第1の制御信号を第2
の電源のレベルに設定するための第2の制御信号をプリ
バッファへ出力する論理回路とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異電圧レベル間の
インタフェースを可能とする半導体出力回路及びCMO
S出力回路と、これらの回路等に使用される端子電位検
出回路と、前記半導体出力回路及びCMOS出力回路を
I/O部に搭載する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、MOSトランジスタのプロセスが
微細化されるにつれて、許容ゲート酸化膜耐圧は下がっ
てきており、これに伴ってLSIの低電圧化が進んでい
る。この傾向は将来においても続くと考えられている
が、この低電圧化の過渡期では異種の電圧を持ったLS
Iの混在は避けられない。
【0003】図6は、従来の一般的なCMOS出力回路
の回路図である。
【0004】このCMOS出力回路は、PチャネルMO
Sトランジスタ(以下、P−MOSトランジスタとい
う)101と、NチャネルMOSトランジスタ(以下、
N−MOSトランジスタという)102とを備え、これ
らのトランジスタ101,102が3.3v電源とグラ
ンドとの間に直列接続されている。そして、このトラン
ジスタ101,102の各ゲートに入力信号INが同時
に与えられ、トランジスタ101,102の各ドレイン
の接続ノードから出力OUTが得られるものである。
【0005】このような3.3vを出力する出力回路
に、5vを出力する出力回路を直接接続するように場合
において、これら出力回路を単純に接続すると、5v系
から3.3v系へ電流が流れ込むという問題が生ずる。
【0006】そこで、異種レベル間のインタフェースが
必要になり、最近特に5v電源から3v電源への移行が
行われており、そのブリッジ役として5v/3vインタ
フェース技術が種々検討されている。
【0007】図7は、従来のCMOS出力回路(5v対
応3v出力)の回路図である。
【0008】このCMOS出力回路は、3.3v単一電
源で構成され、電源とグランド間に、P−MOSトラン
ジスタ201とP−MOSトランジスタ202とN−M
OSトランジスタ203とが直列接続されたメイン出力
回路200を備えている。P−MOSトランジスタ20
2とN−MOSトランジスタ203の接続ノードN11
には、出力パッド211が接続されている。
【0009】一方、メイン出力回路200の入力側に
は、NANDゲート221とNORゲート222が設け
られ、NANDゲート221の2入力端の一方には入力
信号INが供給され、その他方にはイネーブル信号EN
がインバータ223で反転されて供給される。また、N
ORゲートゲート222の2入力端の一方には入力信号
INが供給され、その他方にはイネーブル信号ENが直
接供給される。そして、NANDゲート221の出力G
1が前記P−MOSトランジスタ201のゲートに、N
ORゲート222の出力G2が前記N−MOSトランジ
スタ203のゲートにそれぞれ供給されるようになって
いる。
【0010】さらに、メイン出力回路200の前記P−
MOSトランジスタ202のサブストレート(Nウェル
基盤)N12に対する電源の供給をオン/オフするP−
MOSトランジスタ231が設けられ、そのゲートには
出力パッド211の電位が与えられる。
【0011】また、出力パッド211への5v入力を検
出するためのP−MOSトランジスタ241とN−MO
Sトランジスタ242が設けられ、さらにそのP−MO
Sトランジスタ241のゲートに基準電圧を与えるため
のP−MOSトランジスタ243とN−MOSトランジ
スタ244が設けられている。そして、前記P−MOS
トランジスタ241とN−MOSトランジスタ242に
よる5v入力の検出結果である検出信号G3が、前記メ
イン回路200のP−MOSトランジスタ202のゲー
トに供給される。
【0012】図8は、上記図7に示したCMOS出力回
路におけるメイン出力回路200の概略断面構造図であ
る。
【0013】P−MOSトランジスタ201,202,
231を形成する所定領域において、N型層251内に
P型層252が形成され、さらにP型層252内には、
P−MOSトランジスタ201用のNウェル基盤253
と、P−MOSトランジスタ202,231用のNウェ
ル基盤254とが形成されている。そして、各Nウェル
基盤253,254内の主面側に、各々のソース/ドレ
イン領域となる各P型拡散層が形成されている。
【0014】一方、N−MOSトランジスタ203を形
成する所定領域において、N型層251内にP型層25
5が形成され、そのP型層255内の主面側にソース/
ドレイン領域となる各N型拡散層が形成されている。
【0015】次に、図7及び図8に示した従来回路の5
v対応動作を説明する。
【0016】出力パッド211から5v(高レベル)が
入力されると、P−MOSトランジスタ231がオフ
し、Nウェル基盤254(ノードN12)への3.3v
の供給が停止する。その結果、P−MOSトランジスタ
202,231のNウェル基盤254がフローティング
状態となり、5vの出力パッド211(OUT)からP
−MOSトランジスタ202及び201を介して3v電
源へ流れる電流の逆流を防止することができる。
【0017】一方、出力パッド211から5vが入力さ
れたときは、P−MOSトランジスタ241はオンし、
5vの検出信号G3を出力する。その結果、P−MOS
トランジスタ202のゲート・ソース間電圧VGSが0
vになり、P−MOSトランジスタ202は完全にオフ
し、上述の電流の逆流を確実に防ぐことができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCMOS出力回路(5v対応3v出力)は、メイン
出力回路を3つのMOSトランジスタで構成し、特に
3.3vを出力するプルアップ側の2つのP−MOSト
ランジスタ201,202が直列に接続されている。5
v対応を必要としない通常のCMOS出力回路(図6)
は、プルアップ側のトランジスタとしてP−MOSトラ
ンジスタ101のみであるため、図7に示す5v対応の
CMOS出力回路では、メイン出力回路のプルアップ側
の面積が前記通常のCMOS出力回路に比べて4倍必要
となることが問題になっている。
【0019】具体的に説明する。図6及び図7の出力回
路のP−MOSトランジスタ101及びP−MOSトラ
ンジスタ201,202が同サイズのものであると仮定
すると、図7の出力回路では、プルアップ側に2つのP
−MOSトランジスタ201,202が直列に接続され
ているので、出力の電流量が図6の出力回路に比べて1
/2となる。そこで、図6の出力回路と同じ電流量を流
すためには、図7の出力回路では、P−MOSトランジ
スタ201,202の面積をそれぞれ2倍(つまり図6
の出力回路のP−MOSトランジスタ101の4倍)に
して、駆動力を増やす必要があった。
【0020】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、異電圧レベル
間のインタフェースを可能にすると共に回路面積を大幅
に縮小することができる半導体出力回路及びCMOS出
力回路を提供することである。またその他の目的は、低
消費電力化及び高速動作化を実現した半導体出力回路、
CMOS出力回路、及び端子電位検出回路を提供するこ
とである。さらにその他の目的は、I/O部の面積を大
幅に縮小した半導体装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明である半導体出力回路の特徴は、第1の
電源と出力ノードとの間に接続され、第1の制御信号に
よりオン/オフ動作するプルアップ用トランジスタと、
入力データに基づき前記第1の制御信号を生成するプリ
バッファと、前記出力ノードの電位が外部回路によって
前記第1の電源のレベルよりも高い第2の電源のレベル
に設定された時に該第2の電源に対応した電位の検出信
号を出力する電位検出回路とを備えた半導体出力回路に
おいて、前記プリバッファを前記第2の電源で駆動する
構成にし、前記プルアップ用トランジスタのNウェル基
盤に対する第1の電源の供給を前記出力ノードの電位に
応じてオン/オフする基盤電位設定用トランジスタと、
前記電位検出回路からの前記検出信号を受けて、前記第
1の制御信号を前記第2の電源のレベルに設定するため
の第2の制御信号を前記プリバッファへ出力する論理回
路とを設けたことにある。
【0022】この第1の発明によれば、出力ノードから
第2の電源のレベルが入力されると、基盤電位設定用ト
ランジスタは、オフになってプルアップ用トランジスタ
のNウェル基盤をフローティング状態にし、出力ノード
からプルアップ用トランジスタを介して第1の電源へ流
れる電流の逆流を防止する。一方、電位検出回路は、検
出信号を出力し、論理回路は、この検出信号を受けて第
2の制御信号をプリバッファへ出力する。その結果、プ
リバッファから出力される第1の制御信号は、第2の電
源のレベルになり、プルアップ用トランジスタは完全に
オフする。これにより、従来回路のようにプルアップ側
に2個のトランジスタを直列接続しなくとも、プルアッ
プ用トランジスタのみで第2の電源から第1の電源への
電流の逆流を防ぐことができる。
【0023】第2の発明である半導体出力回路の特徴
は、上記第1の発明において、前記電位検出回路を、前
記出力ノードと検出結果ノードとの間に接続された電位
検出用トランジスタと、前記検出結果ノードとグランド
との間に接続された抵抗手段と、前記出力ノードが前記
第1の電源のレベル以下の時に前記電位検出用トランジ
スタをオフし前記第2の電源のレベル時にオンするよう
に該電位検出用トランジスタの制御電極に供給する基準
電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記検出結果ノー
ドとグランドとの間に接続され、前記出力ノードの電位
が前記第1の電源のレベル時にオンし前記第2の電源の
レベル時にオフする電荷調整用トランジスタとで構成し
たことにある。
【0024】この第2の発明によれば、出力ノードから
第2の電源のレベルが入力されると、電荷調整用トラン
ジスタがオフし、電位検出用トランジスタと抵抗手段の
ルートから流れ込んでいた電流を少なくする。また、出
力ノードがグランドレベルになると、電荷調整用トラン
ジスタがオンし、検出信号の電位を素早くグランドレベ
ルにする。
【0025】第3の発明であるCMOS出力回路の特徴
は、第1の電源と出力ノードとの間に接続され、第1の
制御信号によりオン/オフ動作するプルアップ用の第1
のPチャネルMOSトランジスタと、前記出力ノードと
グランドとの間に接続され、第2の制御信号により前記
第1のPチャネルMOSトランジスタに対して相補的に
オン/オフ動作するプルダウン用のNチャネルMOSト
ランジスタと、入力データに基づき前記第1及び第2の
制御信号をそれぞれ生成する第1及び第2のプリバッフ
ァと、前記出力ノードの電位が外部回路によって前記第
1の電源のレベルよりも高い第2の電源のレベルに設定
された時に該第2の電源に対応した電位の検出信号を出
力する電位検出回路とを備えたCMOS出力回路におい
て、前記第1及び第2のプリバッファを前記第2の電源
で駆動する構成にし、前記第1のPチャネルMOSトラ
ンジスタのNウェル基盤に対する第1の電源の供給を前
記出力ノードの電位に応じてオン/オフする基盤電位設
定用の第2のPチャネルMOSトランジスタと、前記電
位検出回路からの前記検出信号を受けて、前記第1の制
御信号を前記第2の電源のレベルに、前記第2の制御信
号をグランドレベルにそれぞれ設定するための第3の制
御信号を前記第1及び第2のプリバッファへ出力する論
理回路とを設けたことにある。
【0026】この第3の発明によれば、出力ノードから
第2の電源のレベルが入力されると、第2のPチャネル
MOSトランジスタは、オフになって第1のPチャネル
MOSトランジスタのNウェル基盤をフローティング状
態にし、出力ノードから第1のPチャネルMOSトラン
ジスタを介して第1の電源へ流れる電流の逆流を防止す
る。一方、電位検出回路は検出信号を出力し、論理回路
は、この検出信号を受けて第3の制御信号を第1及び第
2のプリバッファへ出力する。その結果、第1のプリバ
ッファから出力される第1の制御信号は、第2の電源の
レベルになり、第1のPチャネルMOSトランジスタは
完全にオフする。これにより、従来回路のようにプルア
ップ側に2個のトランジスタを直列接続しなくとも、プ
ルアップ用トランジスタのみで第2の電源から第1の電
源への電流の逆流を防ぐことができる。さらに、第2の
プリバッファから出力される第2の制御信号は、グラン
ドレベルになり、プルダウン用のNチャネルMOSトラ
ンジスタをオフするため、グランド側への電流の逆流も
防止することができる。
【0027】第4の発明であるCMOS出力回路の特徴
は、上記第3の発明において、前記電位検出回路を、前
記出力ノードと検出結果ノードとの間に接続された電位
検出用の第3のPチャネルMOSトランジスタと、前記
検出結果ノードとグランドとの間に接続された抵抗手段
と、前記出力ノードが前記第1の電源のレベル以下の時
に前記第3のPチャネルMOSトランジスタをオフし前
記第2の電源のレベル時にオンするように該第3のPチ
ャネルMOSトランジスタのゲートに供給する基準電圧
を生成する基準電圧生成回路と、前記検出結果ノードと
グランドとの間に接続され、前記出力ノードの電位が前
記第1の電源のレベル時にオンし前記第2の電源のレベ
ル時にオフする電荷調整用のNチャネルMOSトランジ
スタとで構成したことにある。
【0028】この第4の発明によれば、出力ノードから
第2の電源のレベルが入力されると、電荷調整用のNチ
ャネルMOSトランジスタがオフし、第3のPチャネル
MOSトランジスタと抵抗手段のルートから流れ込んで
いた電流を少なくする。また、出力ノードがグランドレ
ベルになると、電荷調整用のNチャネルMOSトランジ
スタがオンし、検出信号の電位を素早くグランドレベル
にする。
【0029】第5の発明である端子電位検出回路の特徴
は、外部回路の端子と検出結果ノードとの間に接続され
た第1のMOSトランジスタと、前記検出結果ノードと
グランドとの間に接続された抵抗手段と、前記外部回路
の端子が第1の電源のレベル以下の時にオフし、前記第
1の電源よりも高い第2の電源のレベル時にオンするよ
うに前記第1のMOSトランジスタのゲートに供給する
基準電圧を生成する基準電圧生成回路とを備えた端子電
位検出回路において、前記検出結果ノードとグランドと
の間に接続され、前記外部回路の端子の電位が前記第1
の電源のレベル時にオンし前記第2の電源のレベル時に
オフする第2のMOSトランジスタを設けたことにあ
る。
【0030】この第5の発明によれば、外部回路の端子
から第2の電源のレベルが入力されると、第2のMOS
トランジスタがオフし、第1のMOSトランジスタと抵
抗手段のルートから流れ込んでいた電流を少なくする。
また、出力ノードがグランドレベルになると、第2のM
OSトランジスタがオンし、検出結果ノードの電位を素
早くグランドレベルにする。
【0031】第6の発明である半導体装置の特徴は、外
部回路との接続を行うI/O部と、前記I/O部に接続
された内部機能ブロックとを備えた半導体装置におい
て、前記I/O部は、前記外部回路に接続される出力端
子と第1の電源との間に接続され、第1の制御信号によ
りオン/オフ動作するプルアップ用トランジスタと、前
記第1の電源のレベルよりも高いレベルの第2の電源で
駆動され、前記内部機能ブロックからの入力データに基
づき前記第1の制御信号を生成するプリバッファと、前
記出力端子の電位が前記外部回路によって前記第2の電
源のレベルに設定された時に該第2の電源に対応した電
位の検出信号を出力する電位検出回路と、前記プルアッ
プ用トランジスタのNウェル基盤に対する第1の電源の
供給を前記出力端子の電位に応じてオン/オフする基盤
電位設定用トランジスタと、前記電位検出回路からの前
記検出信号を受けて、前記第1の制御信号を前記第2の
電源のレベルに設定するための第2の制御信号を前記プ
リバッファへ出力する論理回路とを有する半導体出力回
路を備えたことにある。
【0032】この第6の発明によれば、I/O部に備え
られた半導体出力回路が、上記第1の発明と同様の作用
を呈する。
【0033】第7の発明である半導体装置の特徴は、外
部回路との接続を行うI/O部と、前記I/O部に接続
された内部機能ブロックとを備えた半導体装置におい
て、前記I/O部は、前記外部回路に接続される出力端
子と第1の電源との間に接続され、第1の制御信号によ
りオン/オフ動作するプルアップ用の第1のPチャネル
MOSトランジスタと、前記出力端子とグランドとの間
に接続され、第2の制御信号により前記第1のPチャネ
ルMOSトランジスタに対して相補的にオン/オフ動作
するプルダウン用のNチャネルMOSトランジスタと、
前記第1の電源のレベルよりも高いレベルの第2の電源
で駆動され、前記内部機能ブロックからの入力データに
基づき前記第1及び第2の制御信号をそれぞれ生成する
第1及び第2のプリバッファと、前記出力端子の電位が
前記外部回路によって前記第2の電源のレベルに設定さ
れた時に該第2の電源に対応した電位の検出信号を出力
する電位検出回路と、前記第1のPチャネルMOSトラ
ンジスタのNウェル基盤に対する第1の電源の供給を前
記出力端子の電位に応じてオン/オフする基盤電位設定
用の第2のPチャネルMOSトランジスタと、前記電位
検出回路からの前記検出信号を受けて、前記第1の制御
信号を前記第2の電源のレベルに、前記第2の制御信号
をグランドレベルにそれぞれ設定するための第3の制御
信号を前記第1及び第2のプリバッファへ出力する論理
回路とを有するCMOS出力回路を備えたことにある。
【0034】この第7の発明によれば、I/O部に備え
られたCMOS出力回路が、上記第3の発明と同様の作
用を呈する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係
るCMOS出力回路(半導体出力回路)の回路図であ
る。図2は、本発明のCMOS出力回路が搭載されるシ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【0036】まず図2において、ボード50上には、例
えばD−RAM及びCPU等でそれぞれ構成されるLS
Iチップ51,52が搭載されている。LSIチップ5
1は、5v単一電源で駆動し、LSIチップ52は、5
v/3.3vの両電源で駆動する構成となっている。こ
の5v/3.3vの電源は、ボード50外部の5v/
3.3vの電源回路(図示省略)より供給される。
【0037】図3は、上記図2に示したLSIチップ5
2の構成を示すブロック図である。このLSIチップ5
2は、大まかに3つ部分から成っている。すなわち、外
部回路(LSIチップ51)との接続を行うI/O部5
2Aと、複数の論理ゲートセルが連設されたランダムロ
ジック部52Bと、メモリなどで構成されるマクロブロ
ック52Cとによって、このLSIチップ52は構成さ
れている。ここで、ランダムロジック部52Bとマクロ
ブロック52Cは、LSIチップ52の内部機能ブロッ
クとして構成され、本発明のCMOS出力回路は、LS
Iチップ52のI/O部52Aに組み込まれているもの
である。
【0038】以下、図1を用いて、本実施形態のCMO
S出力回路(5v対応3v出力)の構成及び動作を説明
する。
【0039】図1において、このCMOS出力回路は、
5v/3.3vの両電源を供給電源としている。3.3
v電源のメイン出力回路10は、プルアップ用のP−M
OSトランジスタ11とプルダウン用のN−MOSトラ
ンジスタ12とを直列接続して構成されている。P−M
OSトランジスタ11とN−MOSトランジスタ12の
接続ノードN1には、出力パッド20が接続されてい
る。
【0040】一方、メイン出力回路10の入力側には、
2入力NANDゲート21、2入力NORゲート22、
及び2入力ORゲート23が5v電源に接続されて設け
られている。ORゲート23の2入力端の一方にはイネ
ーブル信号ENが供給され、その他方には、後述する5
v検出回路40からの検出信号G13が供給される。さ
らに、NANDゲート21の2入力端の一方には入力信
号INが供給され、その他方には前記ORゲート23の
出力がインバータ24で反転されて供給される。また、
NORゲート22の2入力端の一方には入力信号INが
供給され、その他方にはORゲート23の出力が直接供
給されるようになっている。
【0041】そして、NANDゲート21の出力G11
(0v〜5vの振幅)が前記P−MOSトランジスタ1
1のゲートに、NORゲート22の出力G12(0v〜
5vの振幅)が前記N−MOSトランジスタ12のゲー
トにそれぞれ供給されるようになっている。
【0042】さらに、メイン出力回路10の前記P−M
OSトランジスタ11のサブストレート(Nウェル基
盤)N2に3.3vを供給または停止するP−MOSト
ランジスタ31が設けられている。そのP−MOSトラ
ンジスタ31のソースは3.3v電源に接続され、その
ドレインは該P−MOSトランジスタ31のサブストレ
ートと共通してP−MOSトランジスタ11のサブスト
レートに接続され、そのゲートには出力パッド20の電
位が与えられる。
【0043】また、出力パッド20に対する5v入力を
検出するための5v検出回路40(3.3v電源系)が
設けられている。5v検出回路40は、5v検出用のP
−MOSトランジスタ41及びN−MOSトランジスタ
42と、基準電圧生成用のP−MOSトランジスタ43
及びN−MOSトランジスタ44とが設けられている。
5v検出用のP−MOSトランジスタ41とN−MOS
トランジスタ42は、出力パッド20とグランドとの間
に直列接続され、基準電圧生成用のP−MOSトランジ
スタ43及びN−MOSトランジスタ44は、3.3v
電源とグランドとの間に直列接続されている。なお、N
−MOSトランジスタ42及び44のゲートは3.3v
で固定されている。
【0044】P−MOSトランジスタ43のゲートとド
レインが共通接続されてこの接続点から基準電圧をP−
MOSトランジスタ41のゲートに与える。すなわち、
基準電圧生成用のP−MOSトランジスタ43及びN−
MOSトランジスタ44は、出力パッド20が3.3v
以下の時にPチャネルMOSトランジスタ41をオフし
5vの時にオンするように該トランジスタ41のゲート
に供給する基準電圧を生成する。そして、P−MOSト
ランジスタ41とN−MOSトランジスタ42の接続点
から検出結果である検出信号G13が出力されるように
なっている。
【0045】このように、5v検出回路40は、出力パ
ッド20から5vが入力されると、検出信号G13とし
て5vを出力するような回路構成である。
【0046】図4は、図1に示したCMOS出力回路に
おけるメイン出力回路10の概略断面構造図である。
【0047】P−MOSトランジスタ11,31を形成
する所定領域において、N型層61内にP型層62が形
成され、さらにP型層62内にはNウェル基盤63が形
成されている。そして、共通のNウェル基盤63内の主
面側に、P−MOSトランジスタ11,31のソース/
ドレイン領域であるP型拡散層64a,64b、65
a,65bがそれぞれ形成されている。そして、P−M
OSトランジスタ11,31のP型拡散層64a,65
aには3.3v電源が接続され、P−MOSトランジス
タ31のP型拡散層65bがN型拡散層65cを介して
Nウェル基盤62に接続されている。
【0048】一方、N−MOSトランジスタ12を形成
する所定領域において、N型層61内にP型層66が形
成され、そのP型層66内の主面側にN型拡散層67
a,67b及びP型拡散層67cが形成されている。
【0049】次に、第1実施形態の動作(A),(B)
を説明する。
【0050】(A)通常動作 まず、出力パッド20が低レベル(3.3v)にある場
合を考える。この時、検出信号G13は0vであり、イ
ネーブル信号ENが“0”レベルで、“1”レベルの入
力信号INが入力して信号G11が0vの電位となるプ
ルアップ時では、P−MOSトランジスタ11がオンし
て、ノードN1と共に出力パッド20には3.3vの電
位が伝えられる。このとき、信号G12は“0”レベル
であるためN−MOSトランジスタ12はオフしてい
る。
【0051】一方、イネーブル信号ENが“0”レベル
で、“0”レベルの入力信号INが入力して信号G12
が5vの電位となるプルダウン時では、N−MOSトラ
ンジスタ12がオンして、ノードN1と共に出力パッド
20には0vの電位が伝えられる。このとき、信号G1
1は5vであるためP−MOSトランジスタ11はオフ
している。
【0052】(B)5v対応動作 出力パッド20が外部回路である例えばDRAM51よ
り5v(高レベル)に上げられた時は、P−MOSトラ
ンジスタ31がオフし、Nウェル基盤63(ノードN
2)への3.3vの供給が停止する。その結果、P−M
OSトランジスタ11,31のNウェル基盤63がフロ
ーティング状態となるので、P−MOSトランジスタ1
1のP型拡散層64aとP型拡散層64bとの間でチャ
ネルが形成されず、5vの出力パッド20(OUT)か
らP−MOSトランジスタ11を介して3v電源へ流れ
るの電流の逆流を防止する。
【0053】このとき、出力パッド20からの5v入力
によりノードN1(P型拡散層64b)も5vになり、
フローティング状態となっていたP−MOSトランジス
タ11,31のNウェル基盤63に5vが供給される。
【0054】一方、出力パッド20から5vが入力され
たときは、5v検出回路40のP−MOSトランジスタ
41のゲート・ソース間電圧が閾値電圧を超えるため、
P−MOSトランジスタ41はオンし、5vの検出信号
G13を出力する。その結果、ORゲート23が5vを
出力し、次段のインバータ24が0vを出力する。その
インバータ24の出力によって、NANDゲート21の
出力G11が5vとなり、P−MOSトランジスタ11
はオフする。
【0055】P−MOSトランジスタ11のゲートに供
給される出力G11が5vになると、P−MOSトラン
ジスタ11のNウェル基盤63も5vであることから、
P−MOSトランジスタ11のゲート・ソース間電圧V
GSが0vになり、P−MOSトランジスタ11は完全
にオフし、上述の電流の逆流を確実に防ぐ。
【0056】このように、5vの出力パッド20(OU
T)からP−MOSトランジスタ11を介して3v電源
へ流れる電流の逆流を、P−MOSトランジスタ11の
みで完全に防止することができる。
【0057】一方、出力パッド20から5vが入力され
た結果、ORゲート23が5vを出力するときは、NO
Rゲート22の出力G12は0vとなり、N−MOSト
ランジスタ12もオフする。これにより、出力パッド2
0からの5vはグランド側にも逆流することがない。
【0058】要するに、5vが出力パッド20から入力
されると、P−MOSトランジスタ41を経由して検出
信号G13が5vになり、これによってORゲート23
から5vが出力される。その結果、入力信号IN及びイ
ネーブル信号ENに無関係で信号G11が5v、信号G
12が0vとなり、P−MOSトランジスタ11とN−
MOSトランジスタ12は共にオフする。このP−MO
Sトランジスタ11とN−MOSトランジスタ12のオ
フにより、出力パッド20からの5vは、3.3v電源
側にもグランド側にも逆流することがない。
【0059】本実施形態は、次のような利点を有してい
る。
【0060】図7に示した従来の出力回路では、全て
3.3v電源で5v対応3v出力を実現していたため、
前述の如く回路面積が通常の出力回路(図6)に比べて
4倍になるという問題があった。そこで、本実施形態
は、3.3v単一であった従来技術に対し、新たに5v
電源を使用することで、メイン出力回路10のプルアッ
プ側の面積を従来回路の1/4に縮小した5v対応の出
力回路を実現するものである。
【0061】これにより、本実施形態のCMOS出力回
路を搭載する各I/O部52Aの面積を著しく縮小する
ことができ、LSIチップの小型化に大きく寄与するこ
とができる。
【0062】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
【0063】第2実施形態では、上記第1実施形態にお
いて、出力パッド20から5vが入力されると、P−M
OSトランジスタ41とN−MOSトランジスタ42の
ルートからグランドへ流れ込むリーク電流が発生する点
と、出力パッド20が5vから0vへ遷移しても検出信
号G13はP−MOSトランジスタ41の作用のため素
早く0vにならない点とを改善して、低消費電力化及び
高速動作化を図るものである。
【0064】図5は、本発明の第2実施形態に係るCM
OS出力回路の回路図である。
【0065】本実施形態では、上記第1実施形態におい
て上記低消費電力化及び高速動作化を図るため、図1の
構成において、5v検出回路40を、新たにインバータ
45とN−MOSトランジスタ46を加えた5v検出回
路40Aに置き換えたものである。すなわち、インバー
タ45は、出力パッド20の電位を反転してN−MOS
トランジスタ46のゲートに供給する。このN−MOS
トランジスタ46は、P−MOSトランジスタ41のド
レインとグランドの間にN−MOSトランジスタ42と
並列接続されている。
【0066】本実施形態の出力回路によれば、出力パッ
ド20から5vが入力されると、インバータ45が0v
を出力して、N−MOSトランジスタ46をオフする。
これにより、P−MOSトランジスタ41とN−MOS
トランジスタ42のルートから流れ込んでいた電流を少
なくすることができ、回路の消費電力を削減することか
できる。
【0067】さらに、出力パッド20が0vになると、
インバータ45が5vを出力する結果、N−MOS46
がオンし、検出信号G13の5vを素早く0vにする。
これにより、回路の動作を高速化することができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
である半導体出力回路によれば、従来回路のようにプル
アップ側に2個のトランジスタを直列接続しなくとも、
プルアップ用トランジスタのみで第2の電源から第1の
電源への電流の逆流を防ぐことができる。これにより、
従来回路よりも大幅に回路面積を縮小することが可能に
なる。
【0069】第2の発明である半導体出力回路によれ
ば、上記第1の発明において、低消費電力化及び高速動
作化を実現することができる。
【0070】第3の発明であるCMOS出力回路によれ
ば、上記第1の発明と同等の効果を奏すると共に、グラ
ンド側への電流の逆流も防止することが可能になる。
【0071】第4の発明であるCMOS出力回路によれ
ば、上記第3の発明において、上記第2の発明と同等の
効果を奏する。
【0072】第5の発明である端子電位検出回路によれ
ば、回路の低消費電力化と共に、高速動作化を可能にす
る。
【0073】第6の発明である半導体装置によれば、半
導体出力回路を搭載するI/O部の面積を著しく縮小す
ることができ、LSIチップの小型化に大きく寄与する
ことができる。
【0074】第7の発明である半導体装置によれば、C
MOS出力回路を搭載するI/O部の面積を著しく縮小
することができ、LSIチップの小型化に大きく寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るCMOS出力回路
の回路図である。
【図2】本発明のCMOS出力回路が搭載されるシステ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したLSIチップ52の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図1に示したCMOS出力回路におけるメイン
出力回路10の概略断面構造図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るCMOS出力回路
の回路図である。
【図6】従来の一般的なCMOS出力回路の回路図であ
る。
【図7】従来のCMOS出力回路(5v対応3v出力)
の回路図である。
【図8】図7に示したCMOS出力回路におけるメイン
出力回路200の概略断面構造図である。
【符号の説明】 10 メイン出力回路 11 プルアップ用のP−MOSトランジスタ 12 プルダウン用のN−MOSトランジスタ 20 出力パッド 21 NANDゲート(第1のプリバッファ) 22 NORゲート(第2のプリバッファ) 23 ORゲート(論理回路) 24 インバータ(論理回路) 40 5v検出回路 G13 検出信号 31 基盤電位設定用のP−MOSトランジスタ 41 電位検出用のP−MOSトランジスタ 42 N−MOSトランジスタ(抵抗手段) 43 基準電圧生成用のP−MOSトランジスタ 44 基準電圧生成用のN−MOSトランジスタ 46 電位調整用のN−MOSトランジスタ 51,52 LSIチップ 52A I/O部 52B ランダムロジック部 52C マクロブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/8238 H03K 19/094 B 27/092 H03K 19/0948

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源と出力ノードとの間に接続さ
    れ、第1の制御信号によりオン/オフ動作するプルアッ
    プ用トランジスタと、入力データに基づき前記第1の制
    御信号を生成するプリバッファと、前記出力ノードの電
    位が外部回路によって前記第1の電源のレベルよりも高
    い第2の電源のレベルに設定された時に該第2の電源に
    対応した電位の検出信号を出力する電位検出回路とを備
    えた半導体出力回路において、 前記プリバッファを前記第2の電源で駆動する構成に
    し、 前記プルアップ用トランジスタのNウェル基盤に対する
    第1の電源の供給を前記出力ノードの電位に応じてオン
    /オフする基盤電位設定用トランジスタと、 前記電位検出回路からの前記検出信号を受けて、前記第
    1の制御信号を前記第2の電源のレベルに設定するため
    の第2の制御信号を前記プリバッファへ出力する論理回
    路とを設けたことを特徴とする半導体出力回路。
  2. 【請求項2】 前記電位検出回路は、 前記出力ノードと検出結果ノードとの間に接続された電
    位検出用トランジスタと、 前記検出結果ノードとグランドとの間に接続された抵抗
    手段と、 前記出力ノードが前記第1の電源のレベル以下の時に前
    記電位検出用トランジスタをオフし前記第2の電源のレ
    ベル時にオンするように該電位検出用トランジスタの制
    御電極に供給する基準電圧を生成する基準電圧生成回路
    と、 前記検出結果ノードとグランドとの間に接続され、前記
    出力ノードの電位が前記第1の電源のレベル時にオンし
    前記第2の電源のレベル時にオフする電荷調整用トラン
    ジスタとで構成したことを特徴とする請求項1記載の半
    導体出力回路。
  3. 【請求項3】 第1の電源と出力ノードとの間に接続さ
    れ、第1の制御信号によりオン/オフ動作するプルアッ
    プ用の第1のPチャネルMOSトランジスタと、前記出
    力ノードとグランドとの間に接続され、第2の制御信号
    により前記第1のPチャネルMOSトランジスタに対し
    て相補的にオン/オフ動作するプルダウン用のNチャネ
    ルMOSトランジスタと、入力データに基づき前記第1
    及び第2の制御信号をそれぞれ生成する第1及び第2の
    プリバッファと、前記出力ノードの電位が外部回路によ
    って前記第1の電源のレベルよりも高い第2の電源のレ
    ベルに設定された時に該第2の電源に対応した電位の検
    出信号を出力する電位検出回路とを備えたCMOS出力
    回路において、 前記第1及び第2のプリバッファを前記第2の電源で駆
    動する構成にし、 前記第1のPチャネルMOSトランジスタのNウェル基
    盤に対する第1の電源の供給を前記出力ノードの電位に
    応じてオン/オフする基盤電位設定用の第2のPチャネ
    ルMOSトランジスタと、 前記電位検出回路からの前記検出信号を受けて、前記第
    1の制御信号を前記第2の電源のレベルに、前記第2の
    制御信号をグランドレベルにそれぞれ設定するための第
    3の制御信号を前記第1及び第2のプリバッファへ出力
    する論理回路とを設けたことを特徴とするCMOS出力
    回路。
  4. 【請求項4】 前記電位検出回路は、 前記出力ノードと検出結果ノードとの間に接続された電
    位検出用の第3のPチャネルMOSトランジスタと、 前記検出結果ノードとグランドとの間に接続された抵抗
    手段と、 前記出力ノードが前記第1の電源のレベル以下の時に前
    記第3のPチャネルMOSトランジスタをオフし前記第
    2の電源のレベル時にオンするように該第3のPチャネ
    ルMOSトランジスタのゲートに供給する基準電圧を生
    成する基準電圧生成回路と、 前記検出結果ノードとグランドとの間に接続され、前記
    出力ノードの電位が前記第1の電源のレベル時にオンし
    前記第2の電源のレベル時にオフする電荷調整用のNチ
    ャネルMOSトランジスタとで構成したことを特徴とす
    る請求項3記載のCMOS出力回路。
  5. 【請求項5】 外部回路の端子と検出結果ノードとの間
    に接続された第1のMOSトランジスタと、前記検出結
    果ノードとグランドとの間に接続された抵抗手段と、前
    記外部回路の端子が第1の電源のレベル以下の時にオフ
    し、前記第1の電源よりも高い第2の電源のレベル時に
    オンするように前記第1のMOSトランジスタのゲート
    に供給する基準電圧を生成する基準電圧生成回路とを備
    えた端子電位検出回路において、 前記検出結果ノードとグランドとの間に接続され、前記
    外部回路の端子の電位が前記第1の電源のレベル時にオ
    ンし前記第2の電源のレベル時にオフする第2のMOS
    トランジスタを設けたことを特徴とする端子電位検出回
    路。
  6. 【請求項6】 外部回路との接続を行うI/O部と、前
    記I/O部に接続された内部機能ブロックとを備えた半
    導体装置において、 前記I/O部は、 前記外部回路に接続される出力端子と第1の電源との間
    に接続され、第1の制御信号によりオン/オフ動作する
    プルアップ用トランジスタと、 前記第1の電源のレベルよりも高いレベルの第2の電源
    で駆動され、前記内部機能ブロックからの入力データに
    基づき前記第1の制御信号を生成するプリバッファと、 前記出力端子の電位が前記外部回路によって前記第2の
    電源のレベルに設定された時に該第2の電源に対応した
    電位の検出信号を出力する電位検出回路と、 前記プルアップ用トランジスタのNウェル基盤に対する
    第1の電源の供給を前記出力端子の電位に応じてオン/
    オフする基盤電位設定用トランジスタと、 前記電位検出回路からの前記検出信号を受けて、前記第
    1の制御信号を前記第2の電源のレベルに設定するため
    の第2の制御信号を前記プリバッファへ出力する論理回
    路とを有する半導体出力回路を備えたことを特徴とする
    半導体装置。
  7. 【請求項7】 外部回路との接続を行うI/O部と、前
    記I/O部に接続された内部機能ブロックとを備えた半
    導体装置において、 前記I/O部は、 前記外部回路に接続される出力端子と第1の電源との間
    に接続され、第1の制御信号によりオン/オフ動作する
    プルアップ用の第1のPチャネルMOSトランジスタ
    と、 前記出力端子とグランドとの間に接続され、第2の制御
    信号により前記第1のPチャネルMOSトランジスタに
    対して相補的にオン/オフ動作するプルダウン用のNチ
    ャネルMOSトランジスタと、 前記第1の電源のレベルよりも高いレベルの第2の電源
    で駆動され、前記内部機能ブロックからの入力データに
    基づき前記第1及び第2の制御信号をそれぞれ生成する
    第1及び第2のプリバッファと、 前記出力端子の電位が前記外部回路によって前記第2の
    電源のレベルに設定された時に該第2の電源に対応した
    電位の検出信号を出力する電位検出回路と、 前記第1のPチャネルMOSトランジスタのNウェル基
    盤に対する第1の電源の供給を前記出力端子の電位に応
    じてオン/オフする基盤電位設定用の第2のPチャネル
    MOSトランジスタと、 前記電位検出回路からの前記検出信号を受けて、前記第
    1の制御信号を前記第2の電源のレベルに、前記第2の
    制御信号をグランドレベルにそれぞれ設定するための第
    3の制御信号を前記第1及び第2のプリバッファへ出力
    する論理回路とを有するCMOS出力回路を備えたこと
    を特徴とする半導体装置。
JP8343799A 1996-12-24 1996-12-24 半導体出力回路、cmos出力回路、端子電位検出回路、及び半導体装置 Withdrawn JPH10190435A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6291857B1 (en) 1999-04-15 2001-09-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device of SOI structure with floating body region
CN100346164C (zh) * 2002-11-14 2007-10-31 精工电子有限公司 电压检测电路
WO2008093487A1 (ja) * 2007-01-30 2008-08-07 Sanyo Electric Co., Ltd. インバータ回路

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