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JPH10172170A - 光ピックアップ装置およびその製造方法 - Google Patents

光ピックアップ装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH10172170A
JPH10172170A JP9243069A JP24306997A JPH10172170A JP H10172170 A JPH10172170 A JP H10172170A JP 9243069 A JP9243069 A JP 9243069A JP 24306997 A JP24306997 A JP 24306997A JP H10172170 A JPH10172170 A JP H10172170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
flexible substrate
optical pickup
pickup device
hologram element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9243069A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Tajiri
敦志 田尻
Kazushi Mori
和思 森
Yasuaki Inoue
泰明 井上
Souken Gotou
壮謙 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9243069A priority Critical patent/JPH10172170A/ja
Priority to US08/946,591 priority patent/US6038203A/en
Priority to KR1019970051521A priority patent/KR19980032641A/ko
Priority to CN97120572A priority patent/CN1110802C/zh
Publication of JPH10172170A publication Critical patent/JPH10172170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1353Diffractive elements, e.g. holograms or gratings
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/123Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/127Lasers; Multiple laser arrays
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/22Apparatus or processes for the manufacture of optical heads, e.g. assembly
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/2403Layers; Shape, structure or physical properties thereof
    • G11B7/24047Substrates

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホログラム素子と受光素子の相対位置を3次
元的に安定かつ容易に調整することができ、かつレーザ
光の出射方向と垂直な方向における薄型化が可能で製造
が容易な光ピックアップ装置およびその製造方法を提供
することである。 【解決手段】 絶縁性モールド体11の凹部14内でリ
ードフレーム12上の一方の端面15側に半導体レーザ
素子21が取り付けられ、中央部に3分割用回折格子2
3が配設され、他方の端面16側に透過型ホログラム素
子24が配設される。フレキシブル基板30はリード1
3a,13bおよびリードフレーム12の下面に固定さ
れた後、その表面に信号検出用フォトダイオード33が
取り付けられ、リードフレーム12の上面に対して垂直
となるように上方に折曲される。そして、ねじ37,3
8により円形のねじ貫通孔34aおよび長円形のねじ貫
通孔35bを通して絶縁性モールド体11の端面15に
取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップ装
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置等に用いられる光ピック
アップ装置は、レーザ光を用いて光ディスク等の光学記
録媒体への情報記録および情報読み出し、あるいはサー
ボ信号検出を行う。近年、光ピックアップ装置の小型
化、軽量化および低価格化の要求に伴って、回折素子の
一種である透過型ホログラム素子を用いた光ピックアッ
プ装置の研究および開発が行われている。
【0003】図45は特開平3−76035号公報に開
示された透過型ホログラム素子を有する光ピックアップ
装置の概略図である。この光ピックアップ装置は3ビー
ム法を用いてトラッキング・サーボを行う。
【0004】図45において、ステム201の側面に半
導体レーザチップ202が取り付けられ、ステム201
の上面に信号検出用光検出器206が取り付けられてい
る。半導体レーザチップ202の上方には第1のホログ
ラム板203および第2のホログラム板204が配設さ
れている。
【0005】半導体レーザチップ202はレーザ光を上
方に出射する。半導体レーザチップ202から出射され
たレーザ光は、第1のホログラム板203により3本の
回折光に分割され、第2のホログラム板204を透過す
る。第2のホログラム板204を透過した3本の回折光
はレンズ205によりディスク200上に集光されて3
個のスポットが形成される。ディスク200により反射
されたレーザ光(帰還光)は、第2のホログラム板20
4により回折され、信号検出用光検出器206により受
光される。
【0006】図45の光ピックアップ装置では、半導体
レーザチップ202および信号検出用光検出器206が
ステム201に互いに直角に配置されているので、半導
体レーザチップ202および信号検出用光検出器206
の取り付けおよびワイヤボンディングの際にステム20
1を90度回転させる必要がある。そのため、製造工程
が複雑となる。
【0007】また、立体的な形状を有するステム201
を用いているので、光ピックアップ装置の薄型化が困難
である。さらに、ディスク200からの帰還光の集光ス
ポットが信号検出用光検出器206に入射するように半
導体レーザチップ202および信号検出用光検出器20
6を配置する必要があるので、半導体レーザチップ20
2および信号検出用光検出器206の取り付けに高い精
度が要求される。しかしながら、半導体レーザチップ2
02および信号検出用光検出器206が立体的に配置さ
れているので、高い取り付け精度を実現することは困難
である。
【0008】図46は特開平1−313987号公報に
開示された光ピックアップ装置の断面図である。
【0009】図46において、レーザチップ42、モニ
タ用受光素子43および信号読み取り用受光素子44が
キャップ45に内蔵され、そのキャップ45上にホログ
ラム素子46が取り付けられている。レーザチップ42
から出射されたレーザ光はホログラム素子46を透過し
てコリメートレンズ47および対物レンズ48によりデ
ィスク49に集光され、ディスク49からの帰還光がホ
ログラム素子46により回折されて信号読み取り用受光
素子44により受光される。
【0010】この光ピックアップ装置では、ホログラム
素子46の固定前に、帰還光の集光スポットが信号読み
取り用受光素子44に入射するようにホログラム素子4
6をキャップ45上で移動させることにより、ホログラ
ム素子46の位置を調整することができる。
【0011】しかしながら、ホログラム素子46の高さ
方向の位置を調整することが困難であるため、帰還光を
信号読み取り用受光素子44の受光面に最適に集光させ
ることが容易ではない。また、立体形状を有するキャッ
プ45を用いているので、光ピックアップ装置の薄型化
が困難である。
【0012】そこで、特開平8−96393号公報にホ
ログラム素子を3次元的に調整可能な光ピックアップ装
置が提案されている。図47は特開平8−96393号
公報に開示された従来の光ピックアップ装置の断面図で
ある。
【0013】図47において、配設部材51はリードフ
レーム52および複数のリード(図示せず)が絶縁性モ
ールド体54によって一体化されてなる。絶縁性モール
ド体54には、リードフレーム52およびリードの表面
が露出するように凹部55が設けられ、その凹部55内
のリードフレーム52上に導電性サブマウント(ヒート
シンク)56が取り付けられている。このサブマウント
56の上面の一部にモニタ用フォトダイオード57が形
成されている。
【0014】また、サブマウント56の上には半導体レ
ーザ素子58が取り付けられている。この半導体レーザ
素子58は前端面および後端面からそれぞれレーザ光を
出射し、後端面から出射されたレーザ光はモニタ光とし
てフォトダイオード57で受光される。
【0015】半導体レーザ素子58の前方には、反射型
3分割用回折格子59が配置されている。3分割用回折
格子59の回折格子面59aは半導体レーザ素子58の
前端面から出射されたレーザ光を0次、+1次および−
1次の回折光に分割するとともにそれらを直角上方に反
射する。3分割用回折格子59の後方におけるリードフ
レーム52上に信号検出用受光素子60が取り付けられ
ている。
【0016】絶縁モールド体54の凹部55上には、円
柱状空洞部を有する第1部材63、内部に空洞を有する
円筒状の第2部材64および内部に空洞を有する円筒状
の第3部材65が組み合わされている。第2部材64は
第1部材63に対して周方向および垂直方向に摺動可能
に挿入される。また、第3部材65は第2部材64に対
して水平方向に摺動可能に嵌合される。第3部材65の
上端部には透過型ホログラム素子62が固定されてい
る。第1部材63は配設部材51上に接着剤70aによ
り固定され、第2部材64および第3部材65は、調整
後に接着剤70bにより第1部材63に固定される。
【0017】半導体レーザ素子58の前端面から出射さ
れたレーザ光は3分割用回折格子59で0次、+1次お
よび−1次の回折光に分割されるとともに、透過型ホロ
グラム素子62の側に反射される。これらの回折光は透
過型ホログラム素子62を透過した後、ミラー(図示せ
ず)でほぼ直角に反射され、さらに集光レンズにより光
学記録媒体に集光される。それにより、光学記録媒体に
主スポットおよび2つの副スポットが形成される。
【0018】光学記録媒体からの帰還光は集光レンズお
よびミラーをこの順序で辿り、透過型ホログラム素子6
2に入射する。帰還光は透過型ホログラム素子62によ
り1次(または−1次)に回折されながら透過して信号
検出用受光素子60で受光される。
【0019】図47の光ピックアップ装置では、第2部
材64および第3部材65の固定前に第2部材64が垂
直方向に摺動可能でかつ回動可能であり、第3部材65
が水平方向に摺動可能であるので、透過型ホログラム素
子62を3次元的に容易に移動させることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図47
に示した従来の光ピックアップ装置では、リードフレー
ム52の表面に対して垂直にレーザ光が出射され、かつ
電気配線の取り出しに必要な10本程度のリードがリー
ドフレーム52の幅方向に配列されているので、レーザ
光の出射方向に垂直な方向に光ピックアップ装置を薄型
化することが困難である。
【0021】また、透過型ホログラム素子62を3次元
的に移動させるために複数の部材が用いられるので、調
整系の構造が複雑となる。さらに、透過型ホログラム素
子62が複数の部材により配設部材51の上方に離れて
配置されるので、構造上不安定となる。
【0022】本発明の目的は、レーザ光の出射方向と垂
直な方向における薄型化が可能な光ピックアップ装置お
よびその製造方法を提供することである。
【0023】本発明の他の目的は、ホログラム素子と受
光素子の相対位置を3次元的に安定かつ容易に調整する
ことができ、かつレーザ光の出射方向と垂直な方向にお
ける薄型化が可能で製造が容易な光ピックアップ装置お
よびその製造方法を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係る光ピックアップ装置は、主面および両端面を有す
る支持部材、半導体レーザ素子、ホログラム素子および
受光素子を備える。半導体レーザ素子は、支持部材の主
面上に配設され、主面とほぼ平行な方向に一方の端面側
から他方の端面側に向かってレーザ光を出射する。ホロ
グラム素子は、支持部材の他方の端面側に配設され、半
導体レーザ素子から出射されたレーザ光を透過するとと
もにレーザ光に基づく帰還光を回折する。受光素子は、
支持部材の一方の端面に沿って主面とほぼ垂直に配設さ
れ、ホログラム素子により回折された帰還光を受光す
る。
【0025】本発明に係る光ピックアップ装置において
は、支持部材の主面上の半導体レーザ素子からレーザ光
がその主面とほぼ平行な方向に出射され、ホログラム素
子を透過する。そのレーザ光に基づく帰還光はホログラ
ム素子により回折され、支持部材の一方の端面に沿って
取り付けられた受光素子により受光される。
【0026】半導体レーザ素子およびホログラム素子が
支持部材の主面に沿って配設され、受光素子が支持部材
の端面に沿って配設されているので、支持部材の主面に
対して垂直な方向に光ピックアップ装置の投受光ユニッ
トの薄型化が可能となる。ここで、投受光ユニットと
は、光ピックアップ装置における半導体レーザ素子、ホ
ログラム素子および受光素子をユニット化した部分であ
り、ミラーおよび対物レンズを除く部分である。
【0027】特に、ホログラム素子が、組み立て時に複
数の方向に移動可能に支持部材に配設され、受光素子
が、組み立て時にホログラム素子と異なる方向に移動可
能に支持部材の一方の端面に沿って配設される。
【0028】この場合、組み立て時に、ホログラム素子
および受光素子をそれぞれ所定の方向に移動させること
により、ホログラム素子と受光素子の相対位置を3次元
的に容易に調整することができる。したがって、ホログ
ラム素子および受光素子の取り付け時に、高い取り付け
精度が要求されない。また、半導体レーザ素子およびホ
ログラム素子が支持部材の主面に沿って配設され、かつ
受光素子が支持部材の一方の端面に沿って配設されてい
るので、調整系の構造が単純であり、かつ構造上の安定
性もよい。
【0029】特に、複数の方向は、半導体レーザ素子に
より出射されるレーザ光とほぼ平行な第1の方向、支持
部材の主面上で第1の方向とほぼ垂直な第2の方向、支
持部材の主面のほぼ垂直な第3の方向および第1の方向
のほぼ平行な軸を中心に回動する第4の方向を含むこと
が好ましい。
【0030】これにより、ホログラム素子を第1〜第4
の方向に移動し、受光素子をホログラム素子と異なる第
1〜第4の方向に移動させることによりホログラム素子
と受光素子の相対位置を3次元的に容易に調整すること
ができる。
【0031】特に、受光素子が取り付けられるフレキシ
ブル基板をさらに備え、フレキシブル基板が、受光素子
が支持部材の一方の端面側から突出するように支持部材
の下面に沿って取り付けられ、受光素子がホログラム素
子により回折された帰還光を受光するように支持部材の
主面とほぼ垂直に折曲されてもよい。
【0032】この場合、フレキシブル基板の折曲前に支
持部材の主面およびフレキシブル基板がほぼ同一面上に
あるので、支持部材の主面上への半導体レーザ素子の取
り付けならびにフレキシブル基板上への受光素子の取り
付けが容易となり、かつ半導体レーザ素子および受光素
子のワイヤボンディングが容易になる。また、フレキシ
ブル基板上の配線パターンを通して半導体レーザ素子お
よび受光素子を所定の回路に接続することができるの
で、配線の数が少なくなる。したがって、光ピックアッ
プ装置の製造が容易になり、製造コストも低減され、小
型化も図られる。
【0033】特に、ホログラム素子が、組み立て時に第
1の方向および第2の方向に移動可能に支持部材の主面
上に配設され、フレキシブル基板は、受光素子が取り付
けられた折曲部分が、組み立て時に第3の方向に移動可
能または第4の方向に回動可能に支持部材の一方の端面
に沿って配設されてもよい。
【0034】この場合、組み立て時に、ホログラム素子
を支持部材の主面上でレーザ光の出射方向とほぼ平行な
第1の方向およびレーザ光の出射方向とほぼ垂直な第2
の方向に移動させ、受光素子を主面にほぼ垂直な第3の
方向に移動させ、または第1の方向とほぼ平行な軸を中
心として回動させることにより、ホログラム素子と受光
素子の相対位置を3次元的に容易に調整することができ
る。したがって、ホログラム素子および受光素子に高い
取付け精度が要求されない。
【0035】また、半導体レーザ素子およびホログラム
素子が支持部材の主面上に配設され、かつ受光素子が支
持部材の一方の端面に沿って配設されているので、調整
系の構造が単純であり、かつ構造上の安定性も良い。
【0036】特に、ホログラム素子が、組み立て時に、
第2の方向に移動可能に支持部材の主面上に配設され、
フレキシブル基板は、受光素子が取り付けられた折曲部
分が、組み立て時に、第1の方向に移動可能かつ第4の
方向に回動可能に支持部材の一方の端面に沿って配設さ
れてもよい。
【0037】この場合にも、組み立て時に、ホログラム
素子と受光素子の相対位置を3次元的に容易に調整する
ことができる。
【0038】特に、ホログラム素子が、組み立て時に、
第2の方向および第3の方向に移動可能に支持部材に配
設され、フレキシブル基板は、受光素子が取り付けられ
た折曲部分が、組み立て時に、第1の方向に移動可能に
支持部材の一方の端面に沿って配設されてもよい。
【0039】この場合にも、組み立て時に、ホログラム
素子と受光素子の相対位置を3次元的に容易に調整する
ことができる。
【0040】特に、ホログラム素子が、組み立て時に、
第3の方向に移動可能に支持部材に配設され、フレキシ
ブル基板は、受光素子が取り付けられた折曲部分が、組
み立て時に、第1の方向および第2の方向に移動可能に
支持部材の一方の端面に沿って配設されてもよい。
【0041】この場合にも、ホログラム素子と受光素子
の相対位置を3次元的に容易に調整することができる。
【0042】特に、ホログラム素子が、組み立て時に、
第1の方向および第3の方向に移動可能に支持部材に配
設され、フレキシブル基板は、受光素子が取り付けられ
た折曲部分が、組み立て時に、第2の方向に移動可能に
支持部材の一方の端面に沿って配設されてもよい。
【0043】この場合にも、ホログラム素子と受光素子
の相対位置を3次元的に容易に調整することができる。
【0044】特に、ホログラム素子が、組み立て時に、
第1の方向に移動可能に支持部材の主面上に配設され、
フレキシブル基板は、受光素子が取り付けられた折曲部
分が、組み立て時に、第2の方向および第3の方向に移
動可能に支持部材の一方の端面に沿って配設されてもよ
い。
【0045】この場合にも、ホログラム素子と受光素子
の相対位置を3次元的に容易に調整することができる。
【0046】特に、ホログラム素子が、レーザ光に基づ
く帰還光を支持部材の主面とほぼ平行な面上で回折する
ことが好ましい。これにより、半導体レーザ素子からの
出射光、ホログラム素子の透過光、その帰還光およびホ
ログラム素子による回折光が支持部材の主面とほぼ平行
な面上を通過するので、光ピックアップ装置の投受光ユ
ニットを支持部材の主面に対して垂直な方向にさらに薄
型化することができる。
【0047】本発明に係る光ピックアップ装置の製造方
法は、フレキシブル基板を支持部材の一方の端面側から
突出するように支持部材の下面に沿って取り付ける工程
と、支持部材の主面上に支持部材の一方の端面側から他
方の端面側に向かって主面とほぼ平行な方向にレーザ光
を出射するように半導体レーザ素子を取り付ける工程
と、支持部材の一方の端面側から突出したフレキシブル
基板上に受光素子を取り付ける工程と、支持部材の一方
の端面側から突出したフレキシブル基板を支持部材の主
面とほぼ垂直に折曲する工程と、半導体レーザ素子から
出射されたレーザ光を透過しかつレーザ光に基づく帰還
光を回折するようにホログラム素子を取り付ける工程
と、主面とほぼ垂直に折曲されたフレキシブル基板を支
持部材の一方の端面に取り付ける工程とを含む。
【0048】本発明に係る光ピックアップ装置の製造方
法によれば、半導体レーザ素子およびホログラム素子が
支持部材の主面に沿って取り付けられ、かつ受光素子が
支持部材の端面側で主面にほぼ垂直に折曲されたフレキ
シブル基板上に取り付けられるので、支持部材の主面に
対して垂直な方向に光ピックアップ装置の投受光ユニッ
トを薄型化することができる。
【0049】また、フレキシブル基板の折曲前に支持部
材の主面およびフレキシブル基板がほぼ同一平面上にあ
るので、支持部材の主面上への半導体レーザ素子の取り
付けならびにフレキシブル基板上への受光素子の取り付
けが容易になり、かつ半導体レーザ素子および受光素子
のワイヤボンディングが容易になる。また、フレキシブ
ル基板上の配線パターンを通して半導体レーザ素子およ
び受光素子を所定の回路に接続することができるので、
配線の数が少なくなる。したがって、光ピックアップ装
置の製造が容易となり、製造コストも低減され、小型化
も図られる。
【0050】特に、組み立て時に、複数の方向にホログ
ラム素子を移動可能に支持部材に配設し、組み立て時
に、ホログラム素子と異なる方向に受光素子を移動可能
に支持部材の一方の端面に取り付け、ホログラム素子お
よび受光素子の位置調整の後、ホログラム素子を支持部
材に固定し、かつ主面とほぼ垂直に折曲されたフレキシ
ブル基板を支持部材の一方の端面に固定することが好ま
しい。
【0051】この場合、フレキシブル基板を支持部材の
主面とほぼ垂直に折曲した状態でホログラム素子を所定
の方向に移動させ、受光素子をホログラム素子と異なる
方向に移動させることにより、ホログラム素子と受光素
子の相対位置を3次元的に容易に調整することができ
る。したがって、ホログラム素子および受光素子に高い
取り付け精度が要求されない。
【0052】特に、複数の方向が、半導体レーザ素子に
より出射されるレーザ光とほぼ平行な第1の方向、支持
部材の主面上で第1の方向とほぼ垂直な第2の方向、支
持部材の主面にほぼ垂直な第3の方向および第1の方向
とほぼ平行な軸を中心に回動する第4の方向を含むこと
が好ましい。
【0053】これにより、ホログラム素子を第1〜第4
の方向に移動し、受光素子をホログラム素子と異なる第
1〜第4の方向に移動させることによりホログラム素子
と受光素子の相対位置を3次元的に容易に調整すること
ができる。
【0054】特に、組み立て時にホログラム素子を第1
の方向および第2の方向に移動可能に支持部材の主面上
に配設し、組み立て時に前記主面とほぼ垂直に折曲され
たフレキシブル基板を第3の方向に移動可能または第4
の方向に回動可能に支持部材の一方の端面に取り付け、
ホログラム素子および受光素子の位置調整の後、ホログ
ラム素子を支持部材の主面上に固定し、かつ主面とほぼ
垂直に折曲されたフレキシブル基板を支持部材の一方の
端面に固定することが好ましい。
【0055】これにより、ホログラム素子と受光素子の
相対位置を3次元的に容易に調整することができる。
【0056】特に、組み立て時にホログラム素子を第2
の方向に移動可能に支持部材の主面上に配設し、組み立
て時に主面とほぼ垂直に折曲されたフレキシブル基板を
第1の方向に移動可能かつ第4の方向に回動可能に支持
部材の一方の端面に取り付け、ホログラム素子および受
光素子の位置調整の後、ホログラム素子を支持部材の主
面上に固定しかつ主面とほぼ垂直に折曲されたフレキシ
ブル基板を支持部材の一方の端面に固定することが好ま
しい。
【0057】これにより、ホログラム素子と受光素子の
相対位置を3次元的に容易に調整することができる。
【0058】特に、組み立て時にホログラム素子を第1
の方向および第3の方向に移動可能に支持部材に配設
し、組み立て時に主面とほぼ垂直に折曲されたフレキシ
ブル基板を第1の方向に移動可能に支持部材の一方の端
面に取り付け、ホログラム素子および受光素子の位置調
整の後、ホログラム素子を支持部材に固定し、かつ主面
とほぼ垂直に折曲されたフレキシブル基板を支持部材の
一方の端面に固定してもよい。
【0059】これにより、ホログラム素子と受光素子の
相対位置を3次元的に容易に調整することができる。
【0060】特に、組み立て時にホログラム素子を第1
の方向および第3の方向に移動可能に支持部材に配設
し、組み立て時に主面とほぼ垂直に折曲されたフレキシ
ブル基板を第2の方向に移動可能に支持部材の一方の端
面に取り付け、ホログラム素子および受光素子の位置調
整の後、ホログラム素子を支持部材に固定し、かつ主面
とほぼ垂直に折曲されたフレキシブル基板を支持部材の
一方の端面に固定してもよい。
【0061】これにより、ホログラム素子と受光素子の
相対位置を3次元的に容易に調整することができる。
【0062】特に、組み立て時にホログラム素子を第1
の方向に移動可能に支持部材の主面上に配設し、組み立
て時に主面とほぼ垂直に折曲されたフレキシブル基板を
第2の方向および第3の方向に移動可能に支持部材の一
方の端面に取り付け、ホログラム素子および受光素子の
位置調整の後、ホログラム素子を支持部材の主面上に固
定し、かつ主面とほぼ垂直に折曲されたフレキシブル基
板を支持部材の一方の端面に固定することが好ましい。
【0063】これにより、ホログラム素子と受光素子の
相対位置を3次元的に容易に調整することができる。
【0064】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例にお
ける光ピックアップ装置の分解斜視図、図2は図1の光
ピックアップ装置の分解平面図、図3は図1の光ピック
アップ装置の分解断面図である。これらの図1〜図3に
は光ピックアップ装置の投受光ユニットを示す。
【0065】図1〜図3において、支持部材10は、リ
ードフレーム12および一対のリード13a,13bが
樹脂からなる絶縁性モールド体11によって一体化され
てなる。リードフレーム12は導電性金属により形成さ
れ、放熱フィンとしても機能する。一対のリード13
a,13bも導電性金属により形成される。
【0066】絶縁性モールド体11の上面には、リード
フレーム12およびリード13a,13bの表面が露出
するように一方の端面15から他方の端面16にわたっ
て開口する凹部14が設けられている。
【0067】絶縁性モールド体11の凹部14内で露出
したリードフレーム12上の一方の端面15側には、導
電性サブマウント(ヒートシンク)20が取り付けら
れ、そのリードフレーム12と電気的に接続されてい
る。このサブマウント20の上面の一部にはモニタ用フ
ォトダイオード22が形成されている。また、このサブ
マウント20の上面においてモニタ用フォトダイオード
22の前方には半導体レーザ素子(レーザチップ)21
が取り付けられている。この半導体レーザ素子21は前
端面および後端面からそれぞれレーザ光を出射し、後端
面から出射されたレーザ光はモニタ光としてモニタ用フ
ォトダイオード22で受光される。
【0068】絶縁性モールド体11の凹部14内におい
てリードフレーム12の中央部には、3分割用回折格子
23が配設されている。この3分割用回折格子23の回
折格子面は、半導体レーザ素子21の前端面から出射さ
れたレーザ光を0次、+1次および−1次の回折光に分
割する。
【0069】さらに、絶縁性モールド体11の凹部14
内においてリードフレーム12上の他方の端面16側に
は透過型ホログラム素子24が配設されている。透過型
ホログラム素子24のホログラム面25は、3分割用回
折格子23からの0次、+1次および−1次の回折光を
透過するとともに、光ディスク等の光学記録媒体(図示
せず)からの帰還光を回折する。また、絶縁性モールド
体11の凹部14内においてリードフレーム12上に
は、半導体レーザ素子21からの出射光と3分割用回折
格子23からの帰還光とを互いに遮蔽するために迷光遮
蔽板17が配置されている。
【0070】一方、フレキシブル基板30は、後述する
ようにポリイミド樹脂板の表面に導電性の配線パターン
が形成されてなり、配線部31および固定部32を有す
る。フレキシブル基板30の配線部31の表面(配線パ
ターン形成面)には、信号検出用フォトダイオード33
が取り付けられる。また、フレキシブル基板30の配線
部31のフォトダイオード33の両側には、円形のねじ
貫通孔34aおよび長円形のねじ貫通孔35bが形成さ
れている。フレキシブル基板30の裏面には押さえ板3
6が取り付けられており、ねじ貫通孔34a,35bは
押さえ板36を貫通している。
【0071】フレキシブル基板30の固定部32の表面
は、一対のリード13a,13bおよびリードフレーム
12の下面にはんだ付け等により固定される。フレキシ
ブル基板30の配線部31は、リードフレーム12の上
面に対して垂直となるように上方に折曲される。この状
態で、ねじ37,38が配線部31のねじ貫通孔34
a,35bを通して絶縁性モールド体11の一方の端面
15に形成されたねじ孔39,40に挿入されることに
よって配線部31が端面15に取り付けられる。
【0072】ここで、リードフレーム12の上面および
絶縁性モールド体11の両端面15,16に平行な方向
をX軸方向と呼ぶ。また、リードフレーム12の上面に
垂直な方向をY軸方向と呼ぶ。さらに、リードフレーム
12の上面に平行でかつ絶縁性モールド体11の両端面
15,16に垂直な方向をZ軸方向と呼ぶ。
【0073】また、本実施例では、リードフレーム12
の上面が支持部材の主面に相当し、絶縁性モールド体1
1の端面15,16が支持部材の端面に相当する。ま
た、X軸方向が第2の方向に相当し、Y軸方向が第3の
方向に相当し、Z軸方向が第1の方向に相当する。以下
の実施例においても同様である。
【0074】本実施例の光ピックアップ装置において
は、半導体レーザ素子21の前端面から出射されたレー
ザ光が3分割用回折格子23で0次、+1次および−1
次の回折光に分割され、これらの回折光が透過型ホログ
ラム素子24を透過した後、ミラー等の反射部材(図示
せず)によりリードフレーム12の上面に対して直角な
方向に反射され、集光レンズ(図示せず)により光ディ
スク等の光学記録媒体(図示せず)に集光される。それ
により、光学記録媒体に主スポットおよび2つの副スポ
ットが形成される。
【0075】光学記録媒体からの帰還光は集光レンズお
よび反射部材を通して透過型ホログラム素子24に入射
し、透過型ホログラム素子24により回折され、3分割
用回折格子23を通して信号検出用フォトダイオード3
3により受光される。
【0076】図4は図1の光ピックアップ装置に用いら
れるフレキシブル基板の平面図である。また、図5は図
4のフレキシブル基板の配線例を示す回路図である。
【0077】図4に示すように、フレキシブル基板30
は、ポリイミド樹脂板50上に導電性の複数の配線層L
1〜L10が形成されてなる。図4および図5に示すよ
うに、配線層L1〜L6はボンディングワイヤを介して
信号検出用フォトダイオード33のアノードに接続さ
れ、配線層L7は信号検出用フォトダイオード33のカ
ソードに接続される。また、配線層L8はリード13b
およびボンディングワイヤを介してモニタ用フォトダイ
オード22のアノードに接続され、配線層L9はリード
13aおよびボンディングワイヤを介して半導体レーザ
素子21のアノードに接続され、配線層L10はリード
フレーム12を介して半導体レーザ素子21およびモニ
タ用フォトダイオード22のカソードに共通に接続され
る。
【0078】また、信号検出用フォトダイオード33の
両側には、円形のねじ貫通孔34aと長円形のねじ貫通
孔35bが形成されている。長円形のねじ貫通孔35b
は、点線で示すように円形のねじ貫通孔34aを中心と
する円弧状に形成されてもよい。
【0079】次に、本実施例の光ピックアップ装置の製
造方法を説明する。図6、図7および図8は図1の光ピ
ックアップ装置の製造工程を示す斜視図である。
【0080】まず、図6に示すように、フレキシブル基
板30の固定部32の表面をリードフレーム12および
リード13a,13bの下面にはんだ付け等により固定
する。この状態で、絶縁性モールド体11の凹部14内
のリードフレーム12上に、半導体レーザ素子21が取
り付けられたサブマウント20および3分割用回折格子
23を固定する。また、フレキシブル基板30の配線部
31の表面に信号検出用フォトダイオード33を取り付
ける。その後、半導体レーザ素子21、モニタ用フォト
ダイオード22および信号検出用フォトダイオード33
のワイヤボンディングを行う。
【0081】次に、図7に示すように、絶縁性モールド
体11の凹部14内においてリードフレーム12上の端
面16側に透過型ホログラム素子24を載置する。ま
た、フレキシブル基板30の配線部31を固定部32に
対してほぼ垂直に折曲し、配線部31をねじ37,38
によりフレキシブル基板30のねじ貫通孔34a,35
bを通して絶縁性モールド体11の一方の端面15に取
り付ける。
【0082】図8に示すように、この状態で、透過型ホ
ログラム素子24はリードフレーム12上でX軸方向お
よびZ軸方向に移動可能になっている。また、フレキシ
ブル基板30のねじ貫通孔35bがY軸方向に延びる長
円形になっているので、フレキシブル基板30に取り付
けられた信号検出用フォトダイオード33はねじ孔34
aを中心としてθ方向に回動可能となっている。
【0083】したがって、透過型ホログラム素子24を
X軸方向およびZ軸方向に移動させ、かつ信号検出用フ
ォトダイオード33をθ方向に移動させることにより、
透過型ホログラム素子24と信号検出用フォトダイオー
ド33との相対位置を3次元的に調整することが可能と
なる。
【0084】透過型ホログラム素子24および信号検出
用フォトダイオード33の位置調整の後、接着剤等を用
いて透過型ホログラム素子24をリードフレーム12に
固定するとともに、ねじ37,38を締め付けてフレキ
シブル基板30を絶縁性モールド体11の一方の端面1
5に固定する。
【0085】本実施例の光ピックアップ装置において
は、半導体レーザ素子21、3分割用回折格子23、透
過型ホログラム素子24および信号検出用フォトダイオ
ード33が平面的に配置され、しかも、光学記録媒体か
らの帰還光が透過型ホログラム素子24によりリードフ
レーム12と平行な面内で回折されるので、レーザ光の
出射方向と垂直なY軸方向に投受光ユニットの薄型化が
可能となる。
【0086】また、フレキシブル基板30の折曲前にリ
ードフレーム12の上面およびフレキシブル基板30の
表面がほぼ同一平面上にあるので、リードフレーム12
への半導体レーザ素子21および3分割用回折格子23
の取り付けならびにフレキシブル基板30への信号検出
用フォトダイオード33の取り付けが容易となり、かつ
半導体レーザ素子21、モニタ用フォトダイオード22
および信号検出用フォトダイオード33のワイヤボンデ
ィングが容易となる。
【0087】また、フレキシブル基板30上の配線パタ
ーンを通して半導体レーザ素子21、モニタ用フォトダ
イオード22および信号検出用フォトダイオード33を
所定の回路に接続することができるので、リードの数、
配線の数およびはんだ付けの数が少なくなる。
【0088】さらに、リードフレーム12上に半導体レ
ーザ素子21、3分割用回折格子23および透過型ホロ
グラム素子24が配設され、絶縁性モールド体11の端
面15上のフレキシブル基板30に信号検出用フォトダ
イオード33が取り付けられているので、調整系の構造
が単純であり、かつ構造上の安定性も良い。
【0089】したがって、光ピックアップ装置の製造が
容易になり、製造コストも低減され、小型化も図られ
る。
【0090】図9は本発明の第2の実施例における光ピ
ックアップ装置の分解斜視図である。図9の光ピックア
ップ装置が図1の光ピックアップ装置と異なるのは、フ
レキシブル基板30に円形のねじ貫通孔34aの代わり
に長円形のねじ孔34bが設けられている点である。す
なわち、図9の光ピックアップ装置では、フレキシブル
基板30の配線部31にY軸方向に延びる2つの長円形
のねじ孔34b,35bが設けられている。
【0091】これにより、フレキシブル基板30の配線
部31に取り付けられる信号検出用フォトダイオード3
3をフレキシブル基板30とともにY軸方向に移動可能
となる。したがって、組み立て時に、透過型ホログラム
素子25をX軸方向およびZ軸方向に移動させ、かつ信
号検出用フォトダイオード33をY軸方向に移動させる
ことにより、透過型ホログラム素子24と信号検出用フ
ォトダイオード33の相対位置を3次元的に調整するこ
とができる。
【0092】図10は本発明の第3の実施例における光
ピックアップ装置の分解斜視図、図11は図10の光ピ
ックアップ装置の分解平面図、図12は図10の光ピッ
クアップ装置の分解断面図である。また、図13は図1
0の光ピックアップ装置に用いられるフレキシブル基板
の平面図である。
【0093】図10の光ピックアップ装置は、図1の光
ピックアップ装置に対し、透過型ホログラム素子24の
位置調整構造およびフレキシブル基板30の位置調整構
造が異なる。
【0094】すなわち、図10〜図13において、透過
型ホログラム素子24は、組み立て時に、リードフレー
ム12上において絶縁性モールド体11の内側面11a
に沿ってX軸方向に移動可能に配設される。
【0095】また、フレキシブル基板30は、円形のね
じ貫通孔34aと、長円形のねじ貫通孔35bとが形成
されている。そして、フレキシブル基板30の円形のね
じ貫通孔34aおよび長円形のねじ貫通孔35bを通し
てそれぞれねじ37,38が絶縁性モールド体11の一
方の端面15に形成されたねじ孔39,40に挿入され
る。一方のねじ38側では、フレキシブル基板30の配
線部31と絶縁性モールド体11の端面15との間にコ
イルばね41が挿入されている。さらに、絶縁性モール
ド体11の端面15にはコイルばね41を受け入れる凹
部15aが形成されている。これにより、フレキシブル
基板30の配線部31に取り付けられる信号検出用フォ
トダイオード33は、ねじ38の締め込み量に応じてZ
軸方向に移動可能となる。
【0096】また、フレキシブル基板30はねじ貫通孔
34aを中心に長円形のねじ貫通孔35bの長手方向に
回動可能となる。これにより、フォトダイオード33は
ねじ貫通孔34aを中心にθ方向に回動可能となる。
【0097】次に、本実施例の光ピックアップ装置の製
造方法を説明する。図14、図15および図16は図1
0の光ピックアップ装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【0098】まず、図14に示す工程では、図6に示す
工程と同様に、フレキシブル基板30の固定部32の表
面をリードフレーム12およびリード13a,13bに
はんだ付け等により固定する。この状態で、絶縁性モー
ルド体11の凹部14内のリードフレーム12上に、サ
ブマウント20および3分割用回折格子23を固定す
る。また、フレキシブル基板30の配線部31の表面に
信号検出用フォトダイオード33を取り付ける。その
後、半導体レーザ素子21、モニタ用フォトダイオード
22および信号検出用フォトダイオード33のワイヤボ
ンディングを行う。
【0099】次に、図15に示すように、絶縁性モール
ド体11の凹部14内においてリードフレーム12上の
端面16側に透過型ホログラム素子24を載置する。ま
た、フレキシブル基板30の配線部31を固定部32に
対してほぼ垂直に折曲し、フレキシブル基板30のねじ
貫通孔34a,35bを通してねじ37,38を絶縁性
モールド体11の端面15のねじ孔39,40に挿入
し、配線部31を絶縁性モールド体11の一方の端面1
5に取り付ける。
【0100】さらに、図16に示すように、この状態
で、透過型ホログラム素子24はリードフレーム12上
でX軸方向に移動可能になっている。また、フレキシブ
ル基板30は、円形のねじ貫通孔34aを中心に長円形
のねじ貫通孔35bに沿ってθ方向に移動可能となって
おり、さらに、ねじ38のねじ込み量を調整し、コイル
ばね41を介して対向するフレキシブル基板30の配線
部31を絶縁性モールド体11の一方の端面15に対し
て移動させることによりフレキシブル基板30に取り付
けられた信号検出用フォトダイオード33がZ軸方向に
移動可能となっている。
【0101】したがって、透過型ホログラム素子24を
X軸方向に移動させかつ信号検出用フォトダイオード3
3をθ方向およびZ軸方向に移動させることにより、透
過型ホログラム素子24と信号検出用フォトダイオード
33との相対位置を3次元的に調整することが可能とな
る。
【0102】透過型ホログラム素子24および信号検出
用フォトダイオード33の位置調整の後、接着剤等を用
いて透過型ホログラム素子24をリードフレーム12に
固定するとともに、ねじ37,38を押さえ板36に固
定することによりフレキシブル基板30と絶縁性モール
ド体11の一方の端面15との相対位置を固定する。
【0103】以上の工程により、透過型ホログラム素子
24と信号検出用フォトダイオード33の相対位置が3
次元的に調整された光ピックアップ装置が得られる。
【0104】図17は本発明の第4の実施例における光
ピックアップ装置の分解斜視図、図18は図17の光ピ
ックアップ装置の分解平面図、図19は図17の光ピッ
クアップ装置の分解断面図である。また、図20は図1
7の光ピックアップ装置に用いられるフレキシブル基板
の平面図である。
【0105】図17の光ピックアップ装置は、図1の光
ピックアップ装置に対し、透過型ホログラム素子24の
位置調整構造およびフレキシブル基板30の位置調整構
造が異なる。
【0106】すなわち、図17〜図20において、透過
型ホログラム素子24は、組み立て時に、絶縁性モール
ド体11の内側面11a,11bによってX軸方向およ
びY軸方向に移動可能に配設される。
【0107】また、フレキシブル基板30には、一対の
円形のねじ貫通孔34a,35aが形成されている。そ
して、この円形のねじ貫通孔34a,35aを通してね
じ37,38がそれぞれ絶縁性モールド体11の一方の
端面15に形成されたねじ孔39,40に挿入される。
一方のねじ38側では、フレキシブル基板30の配線部
31と絶縁性モールド体11の端面15との間にコイル
バネ41が挿入されている。また、絶縁性モールド体1
1の端面15にはコイルバネ41を受け入れる凹部15
aが形成されている。ねじ38のねじ孔40へのねじ込
み量が調整され、フレキシブル基板30がZ軸方向に移
動可能となる。これにより、フレキシブル基板30の配
線部31に取り付けられる信号検出用フォトダイオード
33がZ軸方向に移動可能となる。
【0108】次に、本実施例の光ピックアップ装置の製
造方法を説明する。図21、図22および図23は、図
17の光ピックアップ装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【0109】まず、図21に示す工程では、フレキシブ
ル基板30の固定部32の表面をリードフレーム12お
よびリード13a,13bにはんだ付け等により固定す
る。この状態で、絶縁性モールド体11の凹部14内の
リードフレーム12上に半導体レーザ素子21が載置さ
れるサブマウント20および3分割用回折格子23を固
定する。また、フレキシブル基板30の配線部31の表
面に信号検出用フォトダイオード33を取り付ける。そ
の後、半導体レーザ素子21、モニタ用フォトダイオー
ド22および信号検出用フォトダイオード33のワイヤ
ボンディングを行う。
【0110】次に、図22に示すように、絶縁性モール
ド体11の凹部14内の端面16側に透過型ホログラム
素子24を載置する。また、フレキシブル基板30の配
線部31を固定部32に対し、ほぼ垂直に折曲し、フレ
キシブル基板30のねじ貫通孔34a,35aを通して
ねじ37,38を絶縁性モールド体11の端面15のね
じ孔39,40に挿入し、配線部31を絶縁性モールド
体11の一方の端面15に取り付ける。
【0111】さらに、図23に示すように、この状態
で、透過型ホログラム素子24は絶縁性モールド体11
の内側面11a,11bに案内されてX軸方向およびY
軸方向に移動可能になっている。また、フレキシブル基
板30は、ねじ38(図17参照)のねじ込み量を調整
し、コイルバネ41を介して対向するフレキシブル基板
30の配線部31を絶縁性モールド体11の一方の端面
15に対して移動させることによりZ軸方向に移動可能
となっている。
【0112】したがって、透過型ホログラム素子24を
X軸方向およびY軸方向に移動させかつ信号検出用フォ
トダイオード33をZ軸方向に移動させることにより、
透過型ホログラム素子24と信号検出用フォトダイオー
ド33との相対位置を3次元的に調整することが可能と
なる。
【0113】透過型ホログラム素子24および信号検出
用フォトダイオード33の位置調整の後、接着剤等を用
いて透過型ホログラム素子24を絶縁性モールド体11
に固定するとともに、ねじ37,38を押さえ板36に
固定することによりフレキシブル基板30と絶縁性モー
ルド体11の一方の端面15との相対位置を固定する。
【0114】以上の工程により、透過型ホログラム素子
24と信号検出用フォトダイオード33の相対位置が3
次元的に調整された光ピックアップ装置が得られる。
【0115】図24は本発明の第5の実施例における光
ピックアップ装置の分解斜視図、図25は図24の光ピ
ックアップ装置の分解平面図、図26は図24の光ピッ
クアップ装置の分解断面図である。また、図27は図2
4の光ピックアップ装置に用いられるフレキシブル基板
の平面図である。
【0116】図24の光ピックアップ装置は、図1の光
ピックアップ装置に対し、透過型ホログラム素子24の
位置調整構造およびフレキシブル基板30の位置調整構
造が異なる。
【0117】すなわち、図24〜図27において、透過
型ホログラム素子24は、組み立て時に絶縁性モールド
体11の内側面11aに沿ってY軸方向に移動可能に配
設される。
【0118】また、フレキシブル基板30には、X軸方
向に延びる長円形のねじ貫通孔34b,35bが形成さ
れている。そして、このフレキシブル基板30の長円形
のねじ貫通孔34b,35bを通して、ねじ37,38
が絶縁性モールド体11の一方の端面15に形成された
ねじ孔39,40にそれぞれ挿入される。
【0119】一方のねじ38は、フレキシブル基板30
の配線部31と絶縁性モールド体11の端面15との間
にコイルバネ41を介在してねじ孔40に挿入される。
また、絶縁性モールド体11の端面15にはコイルバネ
41を受け入れる凹部15aが形成されている。これに
より、フレキシブル基板30はねじ38の締め込み量に
応じてZ軸方向に移動可能となる。
【0120】また、フレキシブル基板30はねじ貫通孔
34b,35bによりX軸方向に移動可能となる。
【0121】これにより、フレキシブル基板30の配線
部31に取り付けられる信号検出用フォトダイオード3
3は、X軸方向およびZ軸方向に移動可能となる。
【0122】次に、本実施例の光ピックアップ装置の製
造方法を説明する。図28、図29および図30は図2
4の光ピックアップ装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【0123】まず、図28に示す工程では、フレキシブ
ル基板30の固定部32の表面をリードフレーム12お
よびリード13a,13bにはんだ付け等により固定す
る。この状態で、絶縁性モールド体11の凹部14内の
リードフレーム12上に、サブマウント20および3分
割用回折格子23を固定する。また、フレキシブル基板
30の配線部31の表面に信号検出用フォトダイオード
33を取り付ける。その後、半導体レーザ素子21、モ
ニタ用フォトダイオード22および信号検出用フォトダ
イオード33のワイヤボンディングを行う。
【0124】次に、図29に示すように、絶縁性モール
ド体11の凹部14内の端面16側に透過型ホログラム
素子24を配置する。また、フレキシブル基板30の配
線部31を固定部32に対してほぼ垂直に折曲し、フレ
キシブル基板30のねじ貫通孔34b,35bを通して
ねじ37,38を絶縁性モールド体11の端面15のね
じ孔39,40に挿入し、配線部31を絶縁性モールド
体11の一方の端面15に取り付ける。
【0125】さらに、図30に示すように、この状態
で、透過型ホログラム素子24は絶縁性モールド体11
の内側面11aに沿ってY軸方向に移動可能になってい
る。また、フレキシブル基板30は、X軸方向に延びる
長円形のねじ貫通孔34b,35bに沿ってX軸方向に
移動可能となっており、さらにねじ38のねじ込み量を
調整し、コイルばね41を介してフレキシブル基板30
の配線部31を絶縁性モールド体11の一方の端面15
に対して移動させることによりZ軸方向に移動可能とな
っている。
【0126】したがって、透過型ホログラム素子24を
Y軸方向に移動させかつ信号検出用フォトダイオード3
3をX軸方向およびZ軸方向に移動させることにより、
透過型ホログラム素子24と信号検出用フォトダイオー
ド33との相対位置を3次元的に調整することが可能と
なる。
【0127】透過型ホログラム素子24および信号検出
用フォトダイオード33の位置調整の後、接着剤等を用
いて透過型ホログラム素子24を絶縁性モールド体11
の所定位置に固定するとともに、ねじ37,38を押さ
え板36に固定することによりフレキシブル基板30と
絶縁性モールド体11の一方の端面15との相対位置を
固定する。
【0128】以上の工程により、透過型ホログラム素子
24と信号検出用フォトダイオード33の相対位置が3
次元的に調整された光ピックアップ装置が得られる。
【0129】図31は本発明の第6の実施例における光
ピックアップ装置の分解斜視図、図32は図31の光ピ
ックアップ装置の分解平面図、図33は図31の光ピッ
クアップ装置の分解断面図である。また、図34は図3
1の光ピックアップ装置に用いられるフレキシブル基板
の平面図である。
【0130】図31の光ピックアップ装置は、図1の光
ピックアップ装置に対し、透過型ホログラム素子24の
位置調整構造およびフレキシブル基板30の位置調整構
造が異なる。
【0131】すなわち、図31〜図34において、透過
型ホログラム素子24は、組み立て時に、絶縁性モール
ド体11の内側面11bに沿ってY軸方向およびZ軸方
向に移動可能に配設される。
【0132】また、フレキシブル基板30には、X軸方
向に延びる一対の長円形のねじ貫通孔34b,35bが
形成されている。そして、この長円形のねじ貫通孔34
b,35bを通してねじ37,38がそれぞれ絶縁性モ
ールド体11の一方の端面15に形成されたねじ孔3
9,40に挿入される。長円形のねじ貫通孔34b,3
5bの長手方向に沿ってフレキシブル基板30を移動さ
せることにより、フレキシブル基板30の配線部31に
取り付けられる信号検出用フォトダイオード33がX軸
方向に移動可能となる。
【0133】次に、本実施例の光ピックアップ装置の製
造方法を説明する。図35、図36および図37は、図
31の光ピックアップ装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【0134】まず、図35に示す工程では、フレキシブ
ル基板30の固定部32の表面をリードフレーム12お
よびリード13a,13bにはんだ付け等により固定す
る。この状態で、絶縁性モールド11の凹部14内のリ
ードフレーム12上に、半導体レーザ素子21が載置さ
れるサブマウント20および3分割用回折格子23を固
定する。また、フレキシブル基板30の配線部31の表
面に信号検出用フォトダイオード33を取り付ける。そ
の後、半導体レーザ素子21、モニタ用フォトダイオー
ド22および信号検出用フォトダイオード33のワイヤ
ボンディングを行う。
【0135】次に、図36に示すように、絶縁性モール
ド体11の凹部14内の端面16側に透過型ホログラム
素子24を配置する。また、フレキシブル基板30の配
線部31を固定部32に対し、ほぼ垂直に折曲し、フレ
キシブル基板30のねじ貫通孔34b,35bを通して
ねじ37,38を絶縁性モールド体11の端面15のね
じ孔39,40に挿入し、配線部31を絶縁性モールド
体11の一方の端面15に取り付ける。
【0136】さらに、図37に示すように、この状態
で、透過型ホログラム素子24は絶縁性モールド体11
の内側面11bに案内されてY軸方向およびZ軸方向に
移動可能になっている。また、フレキシブル基板30
は、長円形のねじ貫通孔34b,35bに沿って移動す
ることによりフレキシブル基板30がX軸方向に移動可
能となっている。
【0137】したがって、透過型ホログラム素子24を
Y軸方向およびZ軸方向に移動させかつ信号検出用フォ
トダイオード33をX軸方向に移動させることにより、
透過型ホログラム素子24と信号検出用フォトダイオー
ド33との相対位置を3次元的に調整することが可能と
なる。
【0138】透過型ホログラム素子24および信号検出
用フォトダイオード33の位置調整の後、接着剤等を用
いて透過型ホログラム素子24を絶縁性モールド体11
に固定するとともに、ねじ37,38を締結することに
よりフレキシブル基板30と絶縁性モールド体11の一
方の端面15との相対位置を固定する。
【0139】以上の工程により、透過型ホログラム素子
24と信号検出用フォトダイオード33の相対位置が3
次元的に調整された光ピックアップ装置が得られる。
【0140】図38は本実施例の第7の実施例における
光ピックアップ装置の分解斜視図、図39は図38の光
ピックアップ装置の分解平面図、図40は図38の光ピ
ックアップ装置の分解断面図である。また、図41は図
38の光ピックアップ装置に用いられるフレキシブル基
板の平面図である。
【0141】図38の光ピックアップ装置は、図1の光
ピックアップ装置に対し、透過型ホログラム素子24の
位置調整構造およびフレキシブル基板30の位置調整構
造が異なる。
【0142】すなわち、図38〜図41において、透過
型ホログラム素子24は、組み立て時に絶縁性モールド
体11の内側面11bおよび底面11cに沿ってZ軸方
向に移動可能に配設される。
【0143】また、フレキシブル基板30には、大円形
のねじ貫通孔34c,35cが形成されている。ねじ貫
通孔34c,35cの直径は、ねじ37,38の径より
も大きく、かつフレキシブル基板30がX軸およびY軸
を含む平面内で移動可能な大きさに設定されている。そ
して、このフレキシブル基板30の大円形のねじ貫通孔
34c,35cを通して、ねじ37,38が絶縁性モー
ルド体11の一方の端面15に形成されたねじ孔39,
40にそれぞれ挿入される。
【0144】これにより、フレキシブル基板30の配線
部31に取り付けられる信号検出用フォトダイオード3
3は、X軸方向およびY軸方向に移動可能となる。
【0145】次に、本実施例の光ピックアップ装置の製
造方法を説明する。図42、図43および図44は図3
8の光ピックアップ装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【0146】まず、図42に示す工程では、図6に示す
工程と同様に、フレキシブル基板30の固定部32の表
面をリードフレーム12およびリード13a,13bに
はんだ付け等により固定する。この状態で、絶縁性モー
ルド体11の凹部14内のリードフレーム12上に、サ
ブマウント20および3分割用回折格子23を固定す
る。また、フレキシブル基板30の配線部31の表面に
信号検出用フォトダイオード33を取り付ける。その
後、半導体レーザ素子21、モニタ用フォトダイオード
22および信号検出用フォトダイオード33のワイヤボ
ンディングを行う。
【0147】次に、図43に示すように、絶縁性モール
ド体11の凹部14内の端面16側に透過型ホログラム
素子24を配置する。また、フレキシブル基板30の配
線部31を固定部32に対してほぼ垂直に折曲し、フレ
キシブル基板30のねじ貫通孔34c,35cを通して
ねじ37,38を絶縁性モールド体11の端面15のね
じ孔39,40に挿入し、配線部31を絶縁性モールド
体11の一方の端面15に取り付ける。
【0148】さらに、図44に示すように、この状態
で、透過型ホログラム素子24は絶縁性モールド体11
の内側面11bおよび底面11cに沿ってZ軸方向に移
動可能になっている。また、フレキシブル基板30は、
大円形のねじ貫通孔34c,35cによってX軸方向お
よびY軸方向に移動可能となっている。
【0149】したがって、透過型ホログラム素子24を
Z軸方向に移動させかつ信号検出用フォトダイオード3
3をX軸方向およびY軸方向に移動させることにより、
透過型ホログラム素子24と信号検出用フォトダイオー
ド33との相対位置を3次元的に調整することが可能と
なる。
【0150】透過型ホログラム素子24および信号検出
用フォトダイオード33の位置調整の後、接着剤等を用
いて透過型ホログラム素子24を絶縁性モールド体11
の所定位置に固定するとともに、ねじ37,38を締結
することによりフレキシブル基板30と絶縁性モールド
体11の一方の端面15との相対位置を固定する。
【0151】以上の工程により、透過型ホログラム素子
24と信号検出用フォトダイオード33の相対位置が3
次元的に調整された光ピックアップ装置が得られる。
【0152】なお、上記第1、第2、第6および第7の
実施例では、フレキシブル基板30の固定にねじを用い
ているが、フレキシブル基板30を接着剤等で固定して
もよい。
【0153】また、上記実施例では、本発明を3ビーム
法を用いてトラッキング・サーボを行う光ピックアップ
装置に適用した場合を説明したが、本発明は他の方式の
光ピックアップ装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光ピックアップ
装置の分解斜視図である。
【図2】図1の光ピックアップ装置の分解平面図であ
る。
【図3】図1の光ピックアップ装置の分解断面図であ
る。
【図4】図1の光ピックアップ装置に用いられるフレキ
シブル基板の平面図である。
【図5】図4のフレキシブル基板の配線例を示す回路図
である。
【図6】図1の光ピックアップ装置の第1の製造工程を
示す斜視図である。
【図7】図1の光ピックアップ装置の第2の製造工程を
示す斜視図である。
【図8】図1の光ピックアップ装置の第3の製造工程を
示す斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施例における光ピックアップ
装置の分解斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施例における光ピックアッ
プ装置の分解斜視図である。
【図11】図10の光ピックアップ装置の分解平面図で
ある。
【図12】図10の光ピックアップ装置の分解断面図で
ある。
【図13】図10の光ピックアップ装置に用いられるフ
レキシブル基板の平面図である。
【図14】図10の光ピックアップ装置の第1の製造工
程を示す斜視図である。
【図15】図10の光ピックアップ装置の第2の工程を
示す斜視図である。
【図16】図10の光ピックアップ装置の第3の製造工
程を示す斜視図である。
【図17】本発明の第4の実施例における光ピックアッ
プ装置の分解斜視図である。
【図18】図17の光ピックアップ装置の分解平面図で
ある。
【図19】図17の光ピックアップ装置の分解断面図で
ある。
【図20】図17の光ピックアップ装置に用いられるフ
レキシブル基板の平面図である。
【図21】図17の光ピックアップ装置の第1の製造工
程を示す斜視図である。
【図22】図17の光ピックアップ装置第2の製造工程
を示す斜視図である。
【図23】図17の光ピックアップ装置の第3の製造工
程を示す斜視図である。
【図24】本発明の第5の実施例における光ピックアッ
プ装置の分解斜視図である。
【図25】図24の光ピックアップ装置の分解平面図で
ある。
【図26】図24の光ピックアップ装置の分解断面図で
ある。
【図27】図24の光ピックアップ装置に用いられるフ
レキシブル基板の平面図である。
【図28】図24の光ピックアップ装置の第1の製造工
程を示す斜視図である。
【図29】図24の光ピックアップ装置第2の製造工程
を示す斜視図である。
【図30】図24の光ピックアップ装置の第3の製造工
程を示す斜視図である。
【図31】本発明の第6の実施例における光ピックアッ
プ装置の分解斜視図である。
【図32】図31の光ピックアップ装置の分解平面図で
ある。
【図33】図31の光ピックアップ装置の分解断面図で
ある。
【図34】図31の光ピックアップ装置に用いられるフ
レキシブル基板の平面図である。
【図35】図31の光ピックアップ装置の第1の製造工
程を示す斜視図である。
【図36】図31の光ピックアップ装置第2の製造工程
を示す斜視図である。
【図37】図31の光ピックアップ装置の第3の製造工
程を示す斜視図である。
【図38】本発明の第7の実施例における光ピックアッ
プ装置の分解斜視図である。
【図39】図38の光ピックアップ装置の分解平面図で
ある。
【図40】図38の光ピックアップ装置の分解断面図で
ある。
【図41】図38の光ピックアップ装置に用いられるフ
レキシブル基板の平面図である。
【図42】図38の光ピックアップ装置の第1の製造工
程を示す斜視図である。
【図43】図38の光ピックアップ装置第2の製造工程
を示す斜視図である。
【図44】図38の光ピックアップ装置の第3の製造工
程を示す斜視図である。
【図45】従来の光ピックアップ装置の一例を示す概略
図である。
【図46】従来の光ピックアップ装置の他の例を示す断
面図である。
【図47】従来の光ピックアップ装置のさらに他の例を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 支持部材 11 絶縁性モールド体 12 リードフレーム 14 凹部 15,16 端面 21 半導体レーザ素子 23 3分割用回折格子 24 透過型ホログラム素子 30 フレキシブル基板 31 配線部 33 信号検出用フォトダイオード 34a〜34c,35a〜35c ねじ貫通孔 37,38 ねじ
フロントページの続き (72)発明者 後藤 壮謙 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主面および両端面を有する支持部材と、 前記支持部材の前記主面上に配設され、前記主面とほぼ
    平行な方向に一方の端面側から前記他方の端面側に向か
    ってレーザ光を出射する半導体レーザ素子と、 前記支持部材の前記他方の端面側に配設され、前記半導
    体レーザ素子から出射されたレーザ光を透過するととも
    に前記レーザ光に基づく帰還光を回折するホログラム素
    子と、 前記支持部材の前記一方の端面に沿って前記主面とほぼ
    垂直に配設され、前記ホログラム素子により回折された
    帰還光を受光する受光素子とを備えたことを特徴とする
    光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記ホログラム素子は、組み立て時に、
    複数の方向のうち少なくとも1つの方向に移動可能に前
    記支持部材に配設され、 前記受光素子は、組み立て時に、前記ホログラム素子と
    異なる方向に移動可能に前記支持部材の前記一方の端面
    に沿って配設されることを特徴とする請求項1記載の光
    ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の方向は、前記半導体レーザ素
    子により出射されるレーザ光とほぼ平行な第1の方向、
    前記支持部材の前記主面上で前記第1の方向とほぼ垂直
    な第2の方向、前記支持部材の前記主面にほぼ垂直な第
    3の方向および前記第1の方向とほぼ平行な軸を中心に
    回動する第4の方向を含むことを特徴とする請求項2記
    載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記受光素子が取り付けられるフレキシ
    ブル基板をさらに備え、 前記フレキシブル基板は、前記受光素子が前記支持部材
    の前記一方の端面側から突出するように前記支持部材の
    下面に沿って取り付けられ、前記受光素子が前記ホログ
    ラム素子により回折された帰還光を受光するように前記
    支持部材の前記主面とほぼ垂直に折曲されることを特徴
    とする請求項1〜3記載の光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記ホログラム素子は、組み立て時に、
    前記第1の方向および前記第2の方向に移動可能に前記
    支持部材の前記主面上に配設され、 前記フレキシブル基板は、前記受光素子が取り付けられ
    た折曲部分が、組み立て時に、前記第3の方向に移動可
    能または前記第4の方向に回動可能に前記支持部材の前
    記一方の端面に沿って配設されることを特徴とする請求
    項4記載の光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記ホログラム素子は、組み立て時に、
    前記第2の方向に移動可能に前記支持部材の前記主面上
    に配設され、 前記フレキシブル基板は、前記受光素子が取り付けられ
    た折曲部分が、組み立て時に、前記第1の方向に移動可
    能かつ前記第4の方向に回動可能に前記支持部材の前記
    一方の端面に沿って配設されることを特徴とする請求項
    4記載の光ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】 前記ホログラム素子は、組み立て時に、
    前記第2の方向および前記第3の方向に移動可能に前記
    支持部材に配設され、 前記フレキシブル基板は、前記受光素子が取り付けられ
    た折曲部分が、組み立て時に、前記第1の方向に移動可
    能に前記支持部材の前記一方の端面に沿って配設される
    ことを特徴とする請求項4記載の光ピックアップ装置。
  8. 【請求項8】 前記ホログラム素子は、組み立て時に、
    前記第3の方向に移動可能に前記支持部材に配設され、 前記フレキシブル基板は、前記受光素子が取り付けられ
    た折曲部分が、組み立て時に、前記第1の方向および前
    記第2の方向に移動可能に前記支持部材の前記一方の端
    面に沿って配設されることを特徴とする請求項4記載の
    光ピックアップ装置。
  9. 【請求項9】 前記ホログラム素子は、組み立て時に、
    前記第1の方向および前記第3の方向に移動可能に前記
    支持部材に配設され、 前記フレキシブル基板は、前記受光素子が取り付けられ
    た折曲部分が、組み立て時に、前記第2の方向に移動可
    能に前記支持部材の前記一方の端面に沿って配設される
    ことを特徴とする請求項4記載の光ピックアップ装置。
  10. 【請求項10】 前記ホログラム素子は、組み立て時
    に、前記第1の方向に移動可能に前記支持部材の前記主
    面上に配設され、 前記フレキシブル基板は、前記受光素子が取り付けられ
    た折曲部分が、組み立て時に、前記第2の方向および前
    記第3の方向に移動可能に前記支持部材の前記一方の端
    面に沿って配設されることを特徴とする請求項4記載の
    光ピックアップ装置。
  11. 【請求項11】 前記ホログラム素子は、前記レーザ光
    に基づく前記帰還光を前記支持部材の前記主面とほぼ平
    行な面上で回折することを特徴とする請求項1〜10の
    いずれかに記載の光ピックアップ装置。
  12. 【請求項12】 フレキシブル基板を支持部材の一方の
    端面側から突出するように前記支持部材の下面に沿って
    取り付ける工程と、 前記支持部材の主面上に、前記支持部材の前記一方の端
    面側から他方の端面側に向かって前記主面とほぼ平行な
    方向にレーザ光を出射するように半導体レーザ素子を取
    り付ける工程と、 前記支持部材の一方の端面側から突出した前記フレキシ
    ブル基板上に受光素子を取り付ける工程と、 前記支持部材の一方の端面側から突出した前記フレキシ
    ブル基板を前記支持部材の前記主面とほぼ垂直に折曲す
    る工程と、 前記半導体レーザ素子から出射されたレーザ光を透過し
    かつ前記レーザ光に基づく帰還光を回折するようにホロ
    グラム素子を取り付ける工程と、 前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレキシブル基板
    を前記支持部材の前記一方の端面に取り付ける工程とを
    含む光ピックアップ装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 組み立て時に複数の方向のうち少なく
    とも1つの方向に前記ホログラム素子を移動可能に前記
    支持部材の前記他方の端面側に配設し、 組み立て時に前記ホログラム素子と異なる方向に前記受
    光素子を移動可能に前記支持部材の前記一方の端面に取
    り付け、 前記ホログラム素子および前記受光素子の位置調整の
    後、前記ホログラム素子を前記支持部材に固定しかつ前
    記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレキシブル基板を
    前記支持部材の前記一方の端面に固定することを特徴と
    する請求項12記載の光ピックアップ装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記複数の方向は、前記半導体レーザ
    素子により出射されるレーザ光とほぼ平行な第1の方
    向、前記支持部材の前記主面上で前記第1の方向とほぼ
    垂直な第2の方向、前記支持部材の前記主面にほぼ垂直
    な第3の方向および第1の方向とほぼ平行な軸を中心に
    回動する第4の方向を含むことを特徴とする請求項13
    記載の光ピックアップ装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 組み立て時に前記ホログラム素子を前
    記第1の方向および前記第2の方向に移動可能に前記支
    持部材の前記主面上に配設し、 組み立て時に前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレ
    キシブル基板を前記第3の方向に移動可能または前記第
    4の方向に回動可能に前記支持部材の前記一方の端面に
    取り付け、 前記ホログラム素子および前記受光素子の位置調整の
    後、前記ホログラム素子を前記支持部材の前記主面上に
    固定し、かつ前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレ
    キシブル基板を前記支持部材の前記一方の端面に固定す
    ることを特徴とする請求項14記載の光ピックアップ装
    置の製造方法。
  16. 【請求項16】 組み立て時に前記ホログラム素子を前
    記第2の方向に移動可能に前記支持部材の前記主面上に
    配設し、 組み立て時に前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレ
    キシブル基板を前記第1の方向に移動可能かつ前記第4
    の方向に回動可能に前記支持部材の前記一方の端面に取
    り付け、 前記ホログラム素子および前記受光素子の位置調整の
    後、前記ホログラム素子を前記支持部材の前記主面上に
    固定しかつ前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレキ
    シブル基板を前記支持部材の前記一方の端面に固定する
    ことを特徴とする請求項14記載の光ピックアップ装置
    の製造方法。
  17. 【請求項17】 組み立て時に前記ホログラム素子を前
    記第2の方向および前記第3の方向に移動可能に前記支
    持部材に配設し、 組み立て時に前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレ
    キシブル基板を前記第1の方向に移動可能に前記支持部
    材の前記一方の端面に取り付け、 前記ホログラム素子および前記受光素子の位置調整の
    後、前記ホログラム素子を前記支持部材に固定し、かつ
    前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレキシブル基板
    を前記支持部材の前記一方の端面に固定することを特徴
    とする請求項14記載の光ピックアップ装置の製造方
    法。
  18. 【請求項18】 組み立て時に前記ホログラム素子を前
    記第3の方向に移動可能に前記支持部材に配設し、 組み立て時に前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレ
    キシブル基板を前記第1の方向および前記第2の方向に
    移動可能に前記支持部材の前記一方の端面に取り付け、 前記ホログラム素子および前記受光素子の位置調整の
    後、前記ホログラム素子を前記支持部材に固定し、かつ
    前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレキシブル基板
    を前記支持部材の前記一方の端面に固定することを特徴
    とする請求項14記載の光ピックアップ装置の製造方
    法。
  19. 【請求項19】 組み立て時に前記ホログラム素子を前
    記第1の方向および前記第3の方向に移動可能に前記支
    持部材に配設し、 組み立て時に前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレ
    キシブル基板を前記第2の方向に移動可能に前記支持部
    材の前記一方の端面に取り付け、 前記ホログラム素子および前記受光素子の位置調整の
    後、前記ホログラム素子を前記支持部材に固定し、かつ
    前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレキシブル基板
    を前記支持部材の前記一方の端面に固定することを特徴
    とする請求項14記載の光ピックアップ装置の製造方
    法。
  20. 【請求項20】 組み立て時に前記ホログラム素子を前
    記第1の方向に移動可能に前記支持部材の前記主面上に
    配設し、 組み立て時に前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレ
    キシブル基板を前記第2の方向および前記第3の方向に
    移動可能に前記支持部材の前記一方の端面に取り付け、 前記ホログラム素子および前記受光素子の位置調整の
    後、前記ホログラム素子を前記支持部材の前記主面上に
    固定し、かつ前記主面とほぼ垂直に折曲された前記フレ
    キシブル基板を前記支持部材の前記一方の端面に固定す
    ることを特徴とする請求項14記載の光ピックアップ装
    置の製造方法。
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