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JPH10171908A - 会計処理装置、仕訳データを記録した記録媒体および取引データ処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

会計処理装置、仕訳データを記録した記録媒体および取引データ処理プログラムを記録した記録媒体

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Publication number
JPH10171908A
JPH10171908A JP9210094A JP21009497A JPH10171908A JP H10171908 A JPH10171908 A JP H10171908A JP 9210094 A JP9210094 A JP 9210094A JP 21009497 A JP21009497 A JP 21009497A JP H10171908 A JPH10171908 A JP H10171908A
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JP
Japan
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item
code
input
balance
data
Prior art date
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Application number
JP9210094A
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English (en)
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JP3914614B2 (ja
Inventor
Kenichi Nakao
健一 中尾
Koji Nishida
晃二 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Digital Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Japan Digital Laboratory Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Digital Laboratory Co Ltd filed Critical Japan Digital Laboratory Co Ltd
Priority to JP21009497A priority Critical patent/JP3914614B2/ja
Publication of JPH10171908A publication Critical patent/JPH10171908A/ja
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Publication of JP3914614B2 publication Critical patent/JP3914614B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1取引につき1仕訳のみで作成した仕訳デー
タからフロー式による正味財産増減計算書の作成を実現
できる公益法人用会計処理装置の提供。 【解決手段】 取引データ入力時に、入力画面表示手段
22はディスプレイ10の画面上に収支コード入力欄を
含む取引データ入力画面を開く。データ入力手段23は
入力された取引データの借方科目または貸方科目のいず
れか一方が現金預金以外の科目であって、且つ借方科目
または貸方科目のいずれか一方がフロー正味財産科目の
場合にカーソルを停止させて収支コードの入力を強制
し、それ以外の場合にはカーソルを停止することなく、
次の入力欄にカーソルを進める。これにより上記特定の
条件の場合に収支コードが入力されるので、この条件の
場合通常の方式では1取引2仕訳を要するところ、1取
引1仕訳でよく、また、作成された仕訳データを基にフ
ァイル更新や正味財産増減報告書を含む決算書を作成す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は会計処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日ではコンピュータ技術を応用した会
計処理装置が普及している。このような会計処理装置の
多くは複式簿記に基づく会計処理を行なうものであり、
ハードウエア構成としてキーボード等の入力装置、CP
U、データ格納装置としての磁気ディスク装置やフロッ
ピーディスク装置、表示装置としてのディスプレイ、印
刷出力装置としてのプリンタ等を備え、仕訳データの入
力、入力データのチェックおよび修正処理、データの自
動仕訳、消費税計算、日計表作成等の日次時処理、ファ
イル更新や月次試算表の作成や月次決算等の月次処理、
損益計算書や貸借対照表作成や期首残高繰越等の決算処
理を基本的処理機能として有し、これら機能を実現する
ための実行手順の集りであるプログラム群を有してい
る。また、付加的機能として予算/実績対照表等の管理
資料ができるよう構成された会計処理装置もある。
【0003】一方、会計処理方式は営利企業における損
益把握を可能とした複式簿記方式のほかにも会計単位の
事業形態によって異なる会計方式があり、事業主体の種
類によって会計基準等で規定されているものもある。こ
のうち、財団法人や社団法人等の公益法人は営利企業の
会計と異なり公益法人が利益追及を目的としていない非
営利企業であることから特別の会計基準(公益法人会計
基準)が定められおり所定の会計帳簿および計算書類の
作成が義務付けられている。
【0004】公益法人が作成すべきものとしては、 収支予算書 会計帳簿 収支計算書 正味財産増減計算書 貸借対照表 財産目録 があるが、このうち〜,,は従来からのもので
あるが、公益法人会計基準の改正により本年(1996
年)9月からの会計年度については新たに「正味財産
増減計算書」の作成が義務付けられた。
【0005】なお、公益法人会計の勘定科目には企業会
計と異なる独特のものがあり、コンピュータを用いた公
益法人用会計処理(ストック式)では、まず、下記に示
すように、仕訳段階(手作業)で特定の資産勘定につい
ては1取引について2段階の仕訳(1取引2仕訳)を行
なってそれにより作成した仕訳伝票に基づいてデータを
入力し、その他の通常の勘定科目については1取引1仕
訳で仕訳伝票に基づいてデータを入力し、チェック及び
修正処理を行なった上で、ファイル更新を行ない、定め
られた管理資料および収支計算書の出力を行なうといっ
た処理方式を行なっていた。
【0006】例えば、固定資産を購入して購入代金を小
切手で支払った場合にはこれを支出科目として計上する
(会計基準)が、固定資産の存在をその取得原価で貸借
対照表(B/S)に表示するために次の2段階の仕訳を
行なう。 [最初の仕訳] (借方) 固定資産購入支出 10,000,000 (貸方) 預金 10,000,000 [追加仕訳] (借方) 固定資産 10,000,000 (貸方) 固定資産増加額 10,000,000 新公益法人会計基準で作成を義務付けられた正味財産増
減計算書は営利企業の損益計算書に相当する計算書類で
あるが、公益法人が非営利であって利益の追及を目的と
していないという建前上、正味財産増減計算書は損益計
算書とは異なった形式をとり、その作成方法も財産の純
増/純減すなわち、結果のみを記すストック式と、財産
の増減原因(過程)をも記すフロー式のいづれをとって
もよいこととされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】公益法人といえどもそ
の存続のために目的の範囲の収益事業を行なうものがあ
る。このような事業型公益法人についてはストック式に
よる正味財産増減計算書では単なる純増/純減しか把握
できないので事業活動による資産変動の実態(いわゆる
フロー)を把握することができないという問題点があ
り、事業型公益法人についてはフロー式による正味財産
増減計算書の作成が望ましいとの要請がある。
【0008】しかしながら、コンピュータを用いた会計
処理でフロー式により正味財産増減計算書を含む収支計
算書を作成する場合では、下記に示すように1取引1仕
訳で作成した仕訳データに基づいて正味財産増減計算書
を作成しようとすると1取引につき2仕訳が必要にな
る。例えば、500万円の建物を現金で購入した場合の
仕訳は、フロー式の正味財産増減計算書の作成を前提と
すると、 (借方) 建 物 500万 (貸方) 現 金 500万 となるが、これだけでは収支計算書を作成することがで
きないので、収支計算書を作成するには「建物購入支出
科目」を含む仕訳、例えば下記のような仕訳を起こす必
要がある。 (借方) 建 物 500万 (貸方) 現 金 500万 (借方) 建物購入支出 500万 (貸方) 建物購入額 500万 このような仕訳は結局ストック式の正味財産増減計算書
を作成する場合と同様の1取引2仕訳を要することとな
り、公益法人独特の仕訳を要することとなる。公益法人
でも企業の損益計算書(P/L)に類似したフロー式正
味財産増減計算書を作成するにも拘らず、公益法人独特
の仕訳を強いてはフロー式選択の意味がないという問題
点があった。
【0009】本発明は上記問題の解決を目的としてなさ
れたものであり、入力時に画面上で行なう1取引1仕訳
のみで作成した仕訳データからフロー式による正味財産
増減計算書の作成を実現できる公益法人用会計処理装置
の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明の会計処理装置は、プログラムされたコ
ンピュータによって取引データの入力時に表示部の画面
上に表示された取引データ入力用画面に基づいて取引デ
ータ入力を行なって仕訳データを得る装置であって、取
引データ入力の時に表示部の画面上に表示された取引デ
ータ入力用画面に基づいて取引データ入力を行なって仕
訳データを得る会計処理装置であって、少なくとも、取
引日入力欄、借方科目コード入力欄、貸方科目コード入
力欄、金額入力欄および収支コード入力欄を有するデー
タ入力用画面を表示する入力画面表示手段と、各入力欄
のうち収支コード以外の入力欄に対応するデータ入力を
強制すると共に、借方科目または貸方科目のいずれか一
方が現金預金以外の科目であって、且つ借方科目または
貸方科目のいずれか一方がフロー正味財産科目の場合に
収支コード入力を強制するデータ入力手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0011】なお、この場合、入力画面表示手段が、更
に、収支コードと収支科目名を対応づけた収支コード・
科目名対応手段を備え、入力画面表示手段が、収支コー
ド・科目名対応手段を基に、表示部の画面上にスクロー
ル可能な収支コード/収支科目一覧を表示する収支科目
表示手段を有するよう構成することが望ましい。
【0012】また、第2の発明の会計処理装置は、プロ
グラムされたコンピュータによって取引データの入力時
に表示部の画面上に表示された取引データ入力用画面に
基づいて取引データ入力を行なって仕訳データを得る装
置であって、取引データの入力時に表示部の画面上に表
示された取引データ入力用画面に基づいて取引データ入
力を行なって仕訳データを得る会計処理装置であって、
フロー正味財産科目コードと収支コードを対応づけた収
支コード対応手段と、少なくとも、取引日入力欄、借方
科目コード入力欄、貸方科目コード入力欄および金額入
力欄を有する取引データ入力用画面を表示する入力画面
表示手段と、前記各入力欄に対応するデータ入力を強制
するデータ入力手段と、借方科目または貸方科目のいず
れか一方が現金預金以外の科目であって、且つ借方科目
または貸方科目のいずれか一方がフロー正味財産科目の
場合に、前記収支コード対応手段に基づいて該借方科目
または貸方科目から収支コードを決定する収支コード決
定手段と、を有することを特徴とする。
【0013】なお、この場合、更に、収支コードと収支
科目名を対応づけた収支コード・科目名対応手段を備
え、入力画面表示手段が、収支コード・科目名対応手段
を基に、表示部の画面上にスクロール可能な収支コード
/収支科目一覧を表示する収支科目表示手段を有するよ
う構成することが望ましい。また、入力画面表示手段
が、更に、取引データ入力画面に収支コード表示欄を表
示し、収支コード決定手段により収支コードが決定され
たとき、上記収支コード表示欄に該収支コードを表示す
るよう構成することが望ましく、また、収支コード表示
欄を収支コード表示/入力欄とし、収支コードが該収支
コード表示/入力欄に表示された後、データ入力手段に
よる該収支コードの変更が可能であるよう構成すること
が望ましい。
【0014】また、上記各会計処理装置により作成され
た仕訳データを基に収支計算書を作成するには集計ファ
イルまたは集計プログラムに収支科目符号判定手段を設
け、収支コード欄の科目が収入科目の場合には、現金預
金以外の科目及びフロー式正味財産科目が貸方の場合に
プラスとし、現金預金以外の科目及びフロー式正味財産
科目が借方の場合にマイナスとし、収支コード欄の科目
が支出科目の場合には、現金預金以外の科目及びフロー
式正味財産科目が借方の場合にプラスとし、現金預金以
外の科目及びフロー式正味財産科目が貸方の場合にマイ
ナスとする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の会計処理装置の構
成例を示すブロック図であり、会計処理装置100は、
処理選択用メニュー画面や、データ用入力画面や編集さ
れた帳簿データ等を所定のフォーマットで画面に表示す
るディスプレイ等の表示装置10(表示部に相当)と、
入力部に相当するキーボードやマウス等の入力装置11
と、CPU1,取引データ入力処理手段2,帳簿ファイ
ル更新手段3,集計表作成手段4,補助手段6およびO
S(オペレーションシステム)7等からなる制御部12
と、格納部に相当するFD(フロッピーディスク),M
O(Magnet Optical disk)または磁気ディスク等の媒体
上へのデータの書込/読み出し装置13と、記憶部に相
当する内部メモリー14と、印刷出力部に相当するプリ
ンタ等の印刷出力装置15を備えている。
【0016】表示装置10は処理選択用メニュー画面
や、データ用入力画面や各種参照表や、編集された帳簿
データ等を所定のフォーマットで画面に表示すると共
に、必要なメッセージ等を画面に表示する。
【0017】入力装置11は使用者による会計処理装置
100の操作指令の入力および取引データの入力或いは
訂正入力等を行うために用いられ、望ましい実施例では
キーボード装置およびポインテイングデバイス(例え
ば、マウス)を用いている。
【0018】制御部12で、CPU1は会計処理装置1
00全体の動作制御を行うと共にOS7の管理下で、取
引データ入力処理手段2,帳簿ファイル更新手段3,集
計表作成手段4および補助手段6の実行制御および入力
装置11からの入力データの取込、内部メモリー14と
のデータの受渡し、格納部13へのデータの格納または
読み出し指示、表示装置11へ編集データの送出等およ
びその制御や、会計処理装置100の動作制御等を行う
(図2)。なお、制御部12は図示していないが記録媒
体として制御プログラムおよび本発明の取引データ処理
プログラム等を記録可能なROMを備えている。
【0019】取引データ入力処理手段2は望ましい実施
形態では図3(または図6)に示すように収支コードと
収支科目名を対応させたテーブルからなる収支コード・
科目名対応手段21と、取引データ入力用画面(ウイン
ドウ)を表示する入力画面表示手段22と、必須入力項
目欄へのデータ入力を強制するデータ入力手段23等の
他、メニュー表示や、入力装置11から入力される取引
データのコードチェック等の形式チェックや、表示形式
への編集および表示装置10への編集データの出力およ
びデータ訂正処理等を行うプログラム群29から構成さ
れている。
【0020】帳簿ファイル更新手段3は望ましい実施形
態ではプログラムで構成されており、入力した仕訳デー
タの帳簿ファイルへの追加或いは帳簿ファイル上のデー
タの更新や合計計算及び計算結果の合計欄への書込等の
更新処理を行う。なお、帳簿ファイルは会計帳簿に相当
し、会計帳簿を構成する各帳簿に対応(例えば、総勘定
元帳として総勘定元帳ファイル)して、FD,MOまた
は磁気ディスク等の媒体上に設定され、それらの書込/
読み出し装置(図1の格納部13が相当する)によりデ
ータの書込や読み出しが行なわれる。
【0021】集計表作成手段4は帳簿ファイルを基に、
収支予算書,正味財産増減計算書,貸借対照表,財産目
録や各種管理資料を作成し格納部13の媒体上に集計フ
ァイルとして一時保存したり、印刷出力装置15から印
刷出力する集計表作成プログラムから構成されている。
なお、集計表作成手段4のプログラム群の中に、収支コ
ード欄の科目が収入科目の場合には現金預金以外の科目
及びフロー式正味財産科目が貸方の場合にプラスとし、
現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が借方の
場合にマイナスとし、収支コード欄の科目が支出科目の
場合には現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目
が借方の場合にプラスとし、現金預金以外の科目及びフ
ロー式正味財産科目が貸方の場合にマイナスとする収支
科目符号判定手段を設けておくことが望ましい。
【0022】また、取引データ入力処理手段2,帳簿フ
ァイル更新手段3,集計表作成手段4および補助手段6
は実施例ではOS7と共に制御部20のROM(図示せ
ず)に書込まれており、会計帳簿処理装置100の電源
投入時に内部メモリー14に書込まれるよう構成されて
いるが、FDまたはMO或いは磁気ディスク等の媒体に
格納し、それらの書込/読み出し装置(格納部13)に
より会計処理装置100の電源投入時に内部メモリー1
4に逐次書込まれるよう構成してもよい。
【0023】格納部13はFD,MO,または磁気ディ
スク等の記録媒体の読み取り/書込装置およびそれら対
応の記録媒体から構成され、記録媒体上には少なくとも
ディレクトリおよび帳簿ファイルが記録されている。帳
簿ファイルは必要とする補助簿および特定の補助簿にあ
っては相手先別或いは得意先別に設定され、それぞれの
帳簿ファイル(例えば、現金出納帳簿ファイル、総勘定
元帳ファイル等)を構成する各レコードのそれぞれの項
目(アイテム)には該当する項目データが書込まれ、ま
たは更新される。
【0024】内部メモリー14には図示しないが入力さ
れた取引データを一時的に格納する領域、作成された仕
訳データを一時的に格納する領域、データ修正用領域、
集計データの書込/読み出しのための処理領域、設定値
の設定領域、会計処理装置100の動作開始時に書込ま
れる取引データ入力処理手段2等のための実行プログラ
ム領域,入力用作業領域,各帳簿データ領域、データ編
集領域,その他処理上必要とする作業領域,およびOS
7用のシステム管理領域等が確保されており、制御部1
2からの指示によりこれらの領域へのデータ等の書込/
読み出しが行われる。
【0025】印刷出力装置15は集計表作成手段4によ
り作成された収支予算書,正味財産増減計算書,貸借対
照表,財産目録や各種管理資料の印刷出力を行なう。印
刷出力装置15はシリアルプリンタまたはレーザプリン
タ等のページプリンタ、或いは特別に設計された印刷出
力装置からなっている。
【0026】<実施の形態1>図3は取引データ入力処
理手段2の構成例を示すブロック図であり、取引データ
入力処理手段2は、収支コードと収支科目を対応させた
テーブルからなる収支科目対応手段21と、取引データ
入力用画面(ウインドウ)を表示する入力画面表示手段
22と、各入力欄へのデータ入力を強制するデータ入力
手段23と、その他メニュー表示や仕訳データの修正に
必要な各プログラム等29から構成されている。
【0027】入力画面表示手段22は入力処理選択メニ
ューで選択された入力処理毎に規定された入力画面を表
示する。取引データ入力の場合は図8に示すような摘要
欄811,取引月日入力欄812,借方科目コード入力
欄813,貸方科目コード入力欄814,金額入力欄8
15および収支コード入力欄816等の入力欄および各
入力項目欄の上に表示される入力案内表示(例えば、借
方科目コード入力欄に対しては「借方」表示が、貸方科
目コード入力欄に対しては「貸方」表示)された欄81
の取引データ入力画面(ウインドウ)80を表示装置1
0の画面上に開くと共に、科目コード/科目名対応表表
示画面(ウインドウ)84や、収支コード/収支科目一
覧表表示画面(ウインドウ)85を開き、また、入力用
案内メッセージを表示する。なお、表示される科目コー
ド/科目名対応表や収支コード/収支科目一覧表はスク
ロールアップ/スクロールダウン可能に構成されること
が望ましい。
【0028】データ入力手段23はカーソルの動作を制
御して、各入力項目欄で停止させ、必須入力欄(取引月
日入力欄812、借方科目コード入力欄813、貸方科
目コード入力欄814、金額入力欄815)では正しい
データが入力されるまでカーソルがその項目に停止続け
ることによって事実上入力を強制する。本発明の特徴で
ある収支コード欄816に対するカーソルの動きは図4
のフローチャートに示すように借方科目または貸方科目
のいずれか一方が現金預金以外の科目であって、且つ借
方科目または貸方科目のいずれか一方がフロー正味財産
科目の場合にカーソルを停止させて収支コードの入力を
強制し、それ以外の場合にはカーソルを停止することな
く、次の入力欄にカーソルを進める。また、必須入力欄
以外についてはリターンキーやスペースキー等の入力で
次の入力欄にカーソルが移動できるように構成されてい
る。
【0029】使用者はこの取引データ入力画面をみなが
らカーソルの動きに従ってカーソルが停止した位置の入
力案内表示を読んで、取引を記載した取引メモ(例え
ば、領収書や現金支払伝票)や支出決定書や納入済通知
書等に記載されたデータを入力する。取引データ入力画
面をみながら行なう取引データ入力作業は実際には仕訳
作業を行なっていることと同等であり、取引メモから仕
訳作業を経て仕訳伝票への記入を行ない、データ入力を
するという従来の3段階の会計伝票入力作業が1段階で
できることとなる。
【0030】なお、フロー正味財産科目とは公益法人の
会計基準で定める大科目中の「固定資産売買益」と「固
定資産売買損」の範疇に属する科目であり、正味財産増
減計算書の科目のうち資産の増減と資金の収支が一致し
ない場合に差額を計上するために設ける科目である。
「固定資産売買益」に属する科目は売却した資産毎に設
けられる、「土地売却益」,「建物売却益」,「車両運
搬具売却益」,「什器備品売却益」,「借地権売却
益」,「電話加入権売却益」,「投資有価証券売却益」
等が相当し、「固定資産売買損」に属する科目は売却し
た資産毎に設けられる、「土地売却損」,「建物売却
損」,「車両運搬具売却損」,「什器備品売却損」,
「借地権売却損」,「電話加入権売却損」,「投資有価
証券売却損」等が相当する。
【0031】図4は図3のデータ入力手段23の動作例
を示すフローチャートである。ステップS1でカーソル
が移動した入力項目が収支コード入力欄の場合にはステ
ップS2,S3で条件判定を行ない、カーソルを停止さ
せるか否かを判定する。カーソルが移動した先の入力項
目欄が収支コード入力欄でない場合にはステップS11
に移行する。
【0032】ステップS2では借方科目または貸方科目
のいずれか一方が現金預金以外の科目かを調べその場合
にはステップS3に移行する。そうでない場合にはステ
ップS7に移行する。また、ステップS3では借方科目
または貸方科目のいずれか一方がフロー正味財産科目か
を調べ、その場合にはステップS4に移行する。そうで
ない場合にはステップS7に移行する。
【0033】ステップS4では収支コードが入力された
か否かを調べ、入力された場合には正否確認入力の有無
を判定し(ステップS5)、正しいとする確認入力があ
った場合には入力データをメモリー14の仕訳データ領
域の該当項目(図5参照)に記憶し(ステップS6)、
ステップS7に移行する。収支コードが入力されない場
合には入力があるまでカーソルを収支コード位置に停止
させる。また、ステップS5で入力した収支コードが誤
りであることが判明した場合にはステップS4に戻って
正しい収支コードの入力を待つ。
【0034】ステップS7では1画面分の入力項目が終
了したかを調べ、終了している場合にはカーソル位置を
先頭の入力項目欄にセットしてステップS1に戻り(ス
テップS8)、終了していない場合にはカーソル位置を
次の入力項目欄にセットしてステップS1に戻る(ステ
ップS9)。
【0035】ステップS11ではカーソルが移動した入
力項目が取引年月日入力欄、借方科目コード入力欄、貸
方科目コード入力欄、金額入力欄等の必須入力項目か否
かを調べ、必須入力項目の場合にはステップS12に移
行し、必須入力項目でない場合にはステップS21に移
行する。
【0036】ステップS12では必須入力項目へのデー
タが入力されたか否かを調べ、入力された場合には正否
確認入力の有無を判定し(ステップS13)、確認入力
があった場合には当該データをメモリー14の仕訳デー
タ領域の当該データ項目欄(図5参照)に記憶し(ステ
ップS6)、ステップS7に移行する。当該データが入
力されない場合には入力があるまでカーソルを収支コー
ド位置に停止させる。また、ステップS13で入力した
収支コードが誤りであることが判明した場合にはステッ
プS12に戻って正しい収支コードの入力を待つ。
【0037】ステップS21では当該データ入力がスキ
ップされたか否かを入力キーのコードを調べて判定し、
スキップされた場合にはステップS7に移行する。スキ
ップされていない場合にはデータが入力されたか否かを
調べ(ステップS22)、入力された場合には正否確認
入力の有無を判定し(ステップS23)、確認入力があ
った場合には当該データをメモリー14の仕訳データ領
域の当該データ項目欄に記憶し(ステップS6)、ステ
ップS7に移行する。当該データが入力されない場合に
は入力があるまでカーソルを収支コード位置に停止させ
る。また、ステップS23で入力した収支コードが誤り
であることが判明した場合にはステップS22に戻って
正しい収支コードの入力を待つ。なお、スキップコード
はキーボードのリターンキー入力やスペース入力或いは
マウスで指定する特定アイコン(スキップ)を規定して
おくことで判定できる。
【0038】図5は仕訳データのレコードフォーマット
の一実施例を示す図であり、仕訳データ50は図5
(a)に示すような項目欄、すなわち、仕訳科目コード
を記録する科目コード欄51、相手科目コード欄52、
年月日欄53、摘要欄54、借方金額欄55、貸方金額
欄56および収支コード欄57を含んでいる。なお、こ
の他に注釈欄やデータ種別コード欄を設けてもよい。科
目コード欄51にはその取引の仕訳科目コードを、相手
科目コード欄52にはその取引の相手仕訳科目コード
を、年月日欄53にはその取引の発生年月日を、借方金
額欄55および貸方金額欄56には取引金額或いは仕訳
金額を格納する。
【0039】図5(b)は仕訳データのレコードフォー
マットの他の実施例を示す図であり、借方金額欄55と
貸方金額欄56を設ける代りに、貸借コード記入欄58
と金額欄59を設けたほかは図5(a)の場合と同様で
ある。
【0040】<実施の形態2>図6は取引データ入力処
理手段の他の構成例を示すブロック図であり、本実施の
形態では収支コードを入力装置11から入力するのでは
なく、予め設けた収支コードと特定の勘定科目を対応さ
せた収支コード対応手段(テーブル)を設け、入力勘定
科目の組合せから収支コードを自動的に決定する。
【0041】図6で、取引データ入力処理手段2’は、
フロー正味財産科目コードと収支コードを対応させたテ
ーブルからなる収支コード対応手段61と、取引データ
入力用画面(ウインドウ)を表示する入力画面表示手段
62と、必須入力欄へのデータ入力を強制するデータ入
力手段63と、収支コード対応手段61を参照して収支
コードを決定する収支コード決定手段64およびその他
メニュー表示や仕訳データの修正に必要な各プログラム
等29から構成されている。
【0042】入力画面表示手段62は入力処理選択メニ
ューで選択された入力処理毎に規定された入力画面を表
示する。取引データ入力の場合は図8に示すような摘要
欄811,取引月日入力欄812,借方科目コード入力
欄813,貸方科目コード入力欄814,金額入力欄8
15および収支コード表示/入力欄816等の入力項目
欄および各入力項目欄の上に表示される入力案内表示8
2がなされる取引データ入力画面80を表示装置10の
画面上に開くと共に、科目コード/科目名対応表表示画
面84や、収支コード/収支科目一覧表表示画面85を
開く。なお、表示される科目コード/科目名対応表や収
支コード/収支科目一覧表はスクロールアップ/スクロ
ールダウン可能に構成されることが望ましい。
【0043】データ入力手段63はカーソルの動作を制
御して、今回の入力項目欄で停止させ、必須入力欄(取
引月日入力欄812、借方科目コード入力欄813、貸
方科目コード入力欄814、金額入力欄815)では正
しいデータが入力されるまでカーソルがその項目に停止
続けることによって事実上入力を強制する。
【0044】収支コード決定手段64は、借方科目また
は貸方科目のいずれか一方が現金預金以外の科目であっ
て、且つ借方科目または貸方科目のいずれか一方がフロ
ー正味財産科目の場合に、収支コード対応手段21(テ
ーブル)を参照して収支コードを決定する。ここで、本
発明の特徴である収支コード欄に対するデータ入力手段
によるカーソルの動きは次の三通りのいずれかのうちの
一つで構成することが望ましい。 (1) 取引データ入力画面上に収支コード欄が省略さ
れている場合には、決定された収支コードを表示するこ
となくカーソルを次の入力欄に移動する。 (2) 取引データ入力画面上に収支コード欄が設けら
れ、その属性が表示のみの場合には、決定された収支コ
ードは表示するがカーソルは次の入力欄に移動させる。 (3) 取引データ入力画面上に収支コード欄が設けら
れ、その属性が表示及び入力の場合には、決定された収
支コードを表示すると共にカーソルを収支コード欄に停
止させ確認を促す。この場合は、収支コードが正しい旨
の確認入力があった場合にはカーソルを次の入力欄に移
動させ、新たな収支コードが入力された場合にはカーソ
ルを収支コード欄に停止させ確認を促す。
【0045】図7は図6のデータ入力手段63および収
支コード決定手段64の動作例を示すフローチャートで
あるが、図4のステップS4,S5以外は同じ動作のた
め図示を省略し、図4のステップS4,S5に代るステ
ップ(ステップS41〜45)の部分のみを図示する。
【0046】図4のステップS2で、借方科目または貸
方科目のいずれか一方が現金預金以外の科目かを調べそ
の場合にはステップS3に移行する。そうでない場合に
はステップS7に移行する。また、ステップS3では借
方科目または貸方科目のいずれか一方がフロー正味財産
科目かを調べ、その場合には図7のステップS41に移
行する。そうでない場合には図4のステップS7に移行
する。
【0047】図7のステップS41で、収支コード決定
手段64はフロー正味財産科目コードで収支コード対応
テーブル61を参照し、収支コードを決定してそれをデ
ータ入力手段63に引渡す。データ入力手段63は受け
取った収支コードを取引データ入力表示画面の収支コー
ド表示/入力欄に表示する(ステップS42)。次に、
表示された収支コードの確認入力を求め、正しいとの確
認入力があった場合にはステップS6に移行する(ステ
ップS43)。
【0048】新たな収支コードが入力装置11から入力
された場合(ステップS44)にはそのデータを収支コ
ード表示/入力欄に表示すると共に先の収支コードを新
たな収支コードで置換し、ステップS42に戻る(ステ
ップS45)。
【0049】
【実施例】図8は入力画面表示手段22によって表示装
置10の画面に開かれる取引データ入力画面の一実施例
の概要図である。取引データ入力画面80は、入力欄8
1、メッセージ表示欄82、仕訳表示欄83、勘定科目
コード/勘定科目名対応表表示欄84および収支コード
/収支科目名対応表表示欄85から構成されている。な
お、科目名対応表表示欄84および収支コード/収支科
目名対応表表示欄85は別のウインドウとしてマウスに
よるポインティングにより取引データ入力画面80の中
に開くよう入力画面表示手段22を構成してもよい。
【0050】入力欄81は各入力項目欄の上に表示され
る入力項目案内表示801〜806と入力項目欄811
〜816(取引内容(摘要)811,取引年月日81
2,借方科目813,貸方科目814,金額815,収
支コード816)から構成されている。また、メッセー
ジ表示欄82にはシステム運営上必要なメッセージや入
力処理上必要なメッセージが表示される。仕訳表示欄8
3は数行からなり、各取引毎に使用者により入力欄81
の入力項目欄811〜816へ入力され、確認された結
果(仕訳)が1仕訳につき1行あて表示される。なお、
この場合、入力項目欄813,814,816にはコー
ドが入力されるが、仕訳表示欄83には図9の例に示す
ように科目名称が表示される。
【0051】勘定科目コード/勘定科目名対応表表示欄
84には使用者の入力時の参照や確認用に科目コードと
科目名を対応させたリストが表示される。また、収支コ
ード/収支科目名対応表表示欄85には使用者の入力時
の参照や確認用に収支コードと収支科目名を対応させた
リストが表示される。
【0052】図10は収支計算書の一種である正味財産
増減報告書の例、図11は収支コードを付ける収支科目
の例、図12は正味財産増減報告書の科目例である。こ
こで、収支コードを設けた仕訳データ(図5参照)を基
に正味財産増減報告書等の収支計算書を作成するには次
の2通りの方法で行なうことができる。 (1) 収支科目符号判定手段によりファイル更新時或
いは集計ファイル作成時にファイルデータに、収支コー
ド欄の科目が収入科目の場合には、現金預金以外の科目
及びフロー式正味財産科目が貸方の場合にプラスとし、
現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が借方の
場合にマイナスとし、収支コード欄の科目が支出科目の
場合には、現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科
目が借方の場合にプラスとし、現金預金以外の科目及び
フロー式正味財産科目が貸方の場合にマイナスとした収
支計算用符号を設けておき、集計時に該当のファイルデ
ータを加算する。 (2) 集計プログラムに収支科目符号判定手段を設け
ておき集計時に、収支コード欄の科目が収入科目の場合
には、現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が
貸方の場合にプラスとし、現金預金以外の科目及びフロ
ー式正味財産科目が借方の場合にマイナスとし、収支コ
ード欄の科目が支出科目の場合には、現金預金以外の科
目及びフロー式正味財産科目が借方の場合にプラスと
し、現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が貸
方の場合にマイナスとして加算する。 収支コードを付けない収支科目は損益計算書の場合と同
様に科目の貸借関係を基に集計すればよく、上記集計方
式により図10に示すような正味財産増減報告書および
その他の収支計算書を作成することができる。
【0053】
【発明の効果】上記説明したように、公益法人のフロー
式計算方式の場合は通常1取引2仕訳が必要であるが、
本発明の会計処理装置によれば入力時に特定の科目につ
いては収支コードを入力するよう構成したことにより、
1取引1仕訳で取引データの入力が可能となり、これに
より作成された仕訳データ(収支コード項目付)を基に
営利企業の仕訳とほぼ同じ会計処理方式で公益法人の会
計基準に基づく決算書が作成できる。また、公益法人が
作成すべき正味財産計算書が営利企業の損益計算書に相
当するので公益法人が収益事業を営んでいる場合の管理
資料も営利企業とほぼ同じ計算方式で作成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の会計処理装置の構成例を示すブロック
図である。
【図2】制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】データ入力処理手段の構成例を示すブロック図
である。
【図4】図3のデータ入力手段の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図5】データ入力手段により作成される仕訳データ
(レコード)の例である。
【図6】データ入力処理手段の他の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図7】図6のデータ入力手段の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図8】入力画面の例である。
【図9】取引データ入力画面の仕訳表示欄の表示例であ
る。
【図10】正味財産増減報告書の一例である。
【図11】収支コードを付ける収支科目の例である。
【図12】正味財産増減報告書の科目例である。
【符号の説明】
10 表示部(表示装置) 11 入力部(入力装置) 12 制御部 13 格納部 14 記憶部(内部メモリー) 15 印刷出力部(印刷出力装置) 22,62 入力画面表示手段 23,63 データ入力手段 51 科目コード(仕訳科目コード) 57 収支コード 64 収支コード決定手段 80 取引データ入力画面 806 収支コード入力欄

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムされたコンピュータによって
    取引データの入力時に表示部の画面上に表示された取引
    データ入力用画面に基づいて取引データ入力を行なって
    仕訳データを得る装置であって、 少なくとも、取引日入力欄、借方科目コード入力欄、貸
    方科目コード入力欄、金額入力欄および収支コード入力
    欄を有する取引データ入力用画面を表示する入力画面表
    示手段と、 前記各入力欄のうち収支コード以外の入力欄に対応する
    データ入力を強制すると共に、借方科目または貸方科目
    のいずれか一方が現金預金以外の科目であって、且つ借
    方科目または貸方科目のいずれか一方がフロー正味財産
    科目の場合に収支コード入力を強制するデータ入力手段
    と、を有することを特徴とする会計処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の会計処理装置におい
    て、更に、収支コードと収支科目名を対応づけた収支コ
    ード・科目名対応手段を有し、入力画面表示手段が、収
    支コード・科目名対応手段を基に、表示部の画面上にス
    クロール可能な収支コード/収支科目一覧を表示する収
    支科目表示手段を有することを特徴とする会計処理装
    置。
  3. 【請求項3】 プログラムされたコンピュータによって
    取引データの入力時に表示部の画面上に表示された取引
    データ入力用画面に基づいて取引データ入力を行なって
    仕訳データを得る装置であって、 フロー正味財産科目コードと収支コードを対応づけた収
    支コード対応手段と、 少なくとも、取引日入力欄、借方科目コード入力欄、貸
    方科目コード入力欄および金額入力欄を有する取引デー
    タ入力用画面を表示する入力画面表示手段と、 前記各入力欄に対応するデータ入力を強制するデータ入
    力手段と、 借方科目または貸方科目のいずれか一方が現金預金以外
    の科目であって、且つ借方科目または貸方科目のいずれ
    か一方がフロー正味財産科目の場合に、前記収支コード
    対応手段に基づいて該借方科目または貸方科目から収支
    コードを決定する収支コード決定手段と、を有すること
    を特徴とする会計処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の会計処理装置におい
    て、更に、収支コードと収支科目名を対応づけた収支コ
    ード・科目名対応手段を有し、入力画面表示手段が、収
    支コード・科目名対応手段を基に、表示部の画面上にス
    クロール可能な収支コード/収支科目一覧を表示する収
    支科目表示手段を有することを特徴とする会計処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の会計処理装置におい
    て、入力画面表示手段が、更に、取引データ入力画面に
    収支コード表示欄を表示し、収支コード決定手段により
    収支コードが決定されたとき、上記収支コード表示欄に
    該収支コードを表示することを特徴とする会計処理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の会計処理装置におい
    て、収支コード表示欄を収支コード表示/入力欄とし、
    収支コードが該収支コード表示/入力欄に表示された
    後、データ入力手段による該収支コードの変更が可能で
    あることを特徴とする会計処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    の会計処理装置により作成された仕訳データを基に、 仕訳科目が収入科目の場合には、 現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が貸方の
    場合にプラスとし、現金預金以外の科目及びフロー式正
    味財産科目が借方の場合にマイナスとし、 仕訳科目が支出科目の場合には、 現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が借方の
    場合にプラスとし、現金預金以外の科目及びフロー式正
    味財産科目が貸方の場合にマイナスとする、収支科目符
    号判定手段を有することを特徴とする会計処理装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータによって会計処理用の帳簿
    データを記録した記録媒体であって、仕訳データと、仕
    訳データに含まれるコードであって、 仕訳科目が収入科目の場合で、 現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が貸方の
    場合にはプラスとされ、 現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が借方の
    場合にはマイナスとされ、 仕訳科目が支出科目の場合で、 現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が借方の
    場合にはプラスとされ、 現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が貸方の
    場合にはマイナスとされた、収支コードを含むことを特
    徴とする仕訳データを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 コンピュータによって取引データの入力
    時に表示部の画面上に表示された取引データ入力用画面
    に基づいて取引データ入力を行なって仕訳データを得る
    プログラムであって、 フロー正味財産科目コードと収支コードを対応づけ、少
    なくとも、取引日入力欄、借方科目コード入力欄、貸方
    科目コード入力欄および金額入力欄を有する取引データ
    入力用画面を表示し、前記各入力欄に対応するデータ入
    力を強制するデータ入力プログラムと、 借方科目または貸方科目のいずれか一方が現金預金以外
    の科目であって、且つ借方科目または貸方科目のいずれ
    か一方がフロー正味財産科目の場合に、前記収支コード
    対応手段に基づいて該借方科目または貸方科目から収支
    コードを決定する収支コード決定プログラムを含むこと
    を特徴とする取引データ処理プログラムを記録した記録
    媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の記録媒体において、収
    支コードを決定プログラムが、 仕訳科目が収入科目の場合で、 現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が貸方の
    場合に収支コードをプラスとし、 現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が借方の
    場合に収支コードをマイナスとし、 仕訳科目が支出科目の場合で、 現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が借方の
    場合に収支コードをプラスとし、 現金預金以外の科目及びフロー式正味財産科目が貸方の
    場合に収支コードをマイナスとする、ことを特徴とする
    取引データ処理プログラムを記録した記録媒体。
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