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JPH10170634A - マルチバンドレーダ装置並びにこれに適する方法及び回路 - Google Patents

マルチバンドレーダ装置並びにこれに適する方法及び回路

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Publication number
JPH10170634A
JPH10170634A JP8325628A JP32562896A JPH10170634A JP H10170634 A JPH10170634 A JP H10170634A JP 8325628 A JP8325628 A JP 8325628A JP 32562896 A JP32562896 A JP 32562896A JP H10170634 A JPH10170634 A JP H10170634A
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JP
Japan
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radar
coefficient
circuit
radar video
band
Prior art date
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Application number
JP8325628A
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English (en)
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JP3781218B2 (ja
Inventor
Namio Mizushiro
南海男 水城
Masanori Sudo
正則 須藤
Shuichi Hashimoto
修一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Ship Research Institute
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Ship Research Institute
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Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd, Ship Research Institute filed Critical Japan Radio Co Ltd
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Publication of JPH10170634A publication Critical patent/JPH10170634A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の無線周波数の利点をいずれも生かす。 【解決手段】 XバンドレーダビデオXx 及びSバンド
レーダビデオXs を、XバンドレーダビデオXx のセル
アベレージXxav に基づき決定した係数A及びBにて加
重しながら結合させ、レーダビデオyを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶等の移動体に
搭載され当該移動体の周囲に存在する物標の映像を指示
するレーダ装置に関し、特に、複数の無線周波数を同時
並行的に利用するマルチバンドレーダ装置や、この装置
の実施に適する方法及び回路に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】移動体の運行・操業に必
要な情報の一つにその周囲に存在する物標(例えば他の
船舶、海岸線、港湾、ブイ等)の映像がある。物標の存
否及びその位置を検出しその位置と共に物標の映像を画
面上に指示できる装置として、レーダ装置が周知であ
る。レーダ装置を用いた場合には、用いない場合に比
べ、一般に、より安全かつ正常な移動体運行・操業が可
能になる。
【0003】しかし、降雨、降雪が激しいとき(図3参
照)や、海面に波浪が生じているとき(図4参照)に
は、雨滴・雪片からの反射波(ウエザークラッタ)や海
面からの反射波(シークラッタ)等のクラッタ成分が相
対的に比率を増すため、物標からの反射波即ち物標信号
が埋もれやすくなる。特に、航路ブイ等の小物標を比較
的高い無線周波数(例えばXバンド)にて検出するの
は、困難になりやすい。逆に、天候が良好で海面が穏や
かなとき(凪)には海面が鏡面反射を起こしやすいた
め、海面をへた反射波によって受信信号強度が低下して
しまうことがある(図5参照:いわゆるマルチパス障
害)。また、物標の形状によっては、その物標からの反
射波同士の位相合成によりやはり受信信号強度が低下し
てしまう(図6参照)。特に、マルチパスや位相合成の
問題は、比較的低い無線周波数(例えばSバンド)にて
中距離以遠の比較的小さい物標を検出するのに、支障と
なる。
【0004】レーダ装置の分野では、これまで、クラッ
タにどのように対策するかといった検討が様々に行われ
てきた。クラッタへの対策として広く用いられているも
のの一つに、CFAR(Constant False Alarm Rate) と呼ば
れる回路乃至処理がある。CFARとは、大まかにいえば、
レーダ装置にて得られる極座標型式の映像信号即ちレー
ダビデオからその低周波成分を取り出し、取り出した低
周波成分をレーダビデオから減ずる処理である。一般
に、レーダビデオには、相対的に低レベルでかついずれ
の受信時刻(位置)でも現れる成分(例えばクラッタ)
と、相対的に高レベルでごく短時間に亘って現れる成分
(例えば物標信号)とが含まれているから、CFARの実行
によって、誤警報確率即ち物標でないものを物標とした
り物標であるものと物標でないとしたりする誤りの確率
を、ある一定水準以下に抑圧できる。また、CFARの一つ
に、CA−CFARとよばれるものがある。ここでいうCA(Cel
l Averaging)とは、レーダビデオからその低周波成分を
取り出す方法として、“時間軸に沿って注目受信時刻
(位置)を順次変化させながら、注目受信時刻(位置)
を中心とした数点の受信時刻(位置)におけるレーダビ
デオの平均又は加重平均を求める”という処理を採用す
るものである。注目受信時刻(位置)を中心とした数点
の受信時刻(位置)はセルと呼ばれ、またセル毎に得ら
れる平均又は加重平均はセルアベレージと呼ばれる。な
お、CFARやCAに関しては、各種の先行技術文献が存在し
ているので、後述の本発明の解釈に当たってはそれらも
参照されたい。
【0005】図3〜図6に例示した問題点は、このよう
なCFARを単純に適用したとしても、十分に緩和する又は
解消することはできない。即ち、図3及び図4に示した
問題点は無線周波数が高いときに、図5及び図6に示し
た問題点は無線周波数が低いときに顕著になるものであ
り、顕著になったときには、最早CFARでは十分な効果が
得られない。
【0006】
【発明の概要】本発明の目的の一つは、図3〜図6に例
示した問題点を解決可能なレーダ装置を実現することに
ある。本発明の好ましい実施形態においては、この目的
を、CFARと周波数ダイバーシティとの結合により、達成
している。
【0007】本発明に係るレーダ装置はマルチバンドレ
ーダ装置、即ち複数の無線周波数にて周囲の物標を検出
可能なレーダ装置である。本発明に係るマルチバンドレ
ーダ装置は、第1レーダ部、第2レーダ部及び指示部を
備える。第1及び第2レーダ部は、いずれも、無線信号
を周囲に送信し物標からの反射波を受信することによ
り、一般に当該物標の映像及びクラッタ成分を含むレー
ダビデオを生成する。但し、第1レーダ部が使用する無
線信号の周波数は第1無線周波数、第2レーダ部が使用
する無線信号の周波数はそれとは異なる第2無線周波数
である。従って、本発明においては、第1レーダ部の出
力即ち第1レーダビデオと第2レーダ部の出力即ち第2
レーダビデオという2種類のレーダビデオが得られる。
本発明に係るマルチバンドレーダ装置の特徴の一つは、
その指示部に内蔵される(又は指示部に併設された)マ
ルチバンドレーダ用信号処理回路或いはこの回路により
実行されるレーダビデオ結合方法にあり、より詳細に
は、これらの回路又は方法におけるマルチバンド結合レ
ーダビデオの生成手順即ち改良された周波数ダイバシテ
ィ手順にある。更に詳細には、この周波数ダイバシティ
手順において、CFAR又はCA−CFARの出力を利用できるこ
とにある。
【0008】本発明においては、第1レーダビデオから
その低周波成分が抽出され、抽出された低周波成分の量
に応じて第1及び第2係数のうち少なくとも一方が可変
設定される。更に、第2レーダビデオと上記第1レーダ
ビデオとの相関値が第1係数により、また第1レーダビ
デオが第2係数により、それぞれ重み付けされる。他方
で、重み付け前の第1レーダビデオから低周波成分が除
去される。そして、重み付け後の相関値、重み付け後の
第1レーダビデオ、及び低周波成分除去後の第1レーダ
ビデオの結合をさせることによって、マルチバンド結合
レーダビデオが生成される。生成されたマルチバンド結
合レーダビデオは、物標映像の指示に利用される。
【0009】このような手順を実行することによって、
本発明においては、無線周波数の高低に応じて顕在化し
やすさが異なる問題点を、容易に解消することが可能に
なる。例えば、第1無線周波数がXバンドに、第2無線
周波数がSバンドに、各々属するよう、設計したとす
る。このような無線周波数設計の下では、図3や図4に
示される問題点は第1レーダビデオに現れやすく、図5
や図6に示される問題点は第2レーダビデオに現れやす
い。他方、図3や図4に示される問題点が顕在化してい
るときには、第1レーダビデオ中の低周波成分が比較的
高レベルになる。従って、第1レーダビデオから取り出
した低周波成分が比較的高レベルのときには第1係数を
大きくし又は第2係数を小さくし、逆に比較的低レベル
のときには第1係数を小さくし又は第2係数を大きくす
ることにより、本発明によれば、図3〜図6の問題点
を、いずれも、従来に比べ緩和し又は解消することが可
能になる。なお、ここではXバンド、Sバンドといった
具体的な周波数帯域を示したが、これは例示であり、他
の帯域にも適用できることに、留意されたい。さらに、
無線周波数の帯域が異なればその周波数帯域独特の問題
点も異なるから、本発明の目的が図3〜図6に例示した
問題点の解消に限定されるべきでないことにも、留意さ
れたい。
【0010】本発明に係るマルチバンド結合レーダビデ
オ生成手順は、CA−CFAR回路を用いることにより、好適
に実現できる。例えば、CA−CFAR回路にて生成したセル
アベレージを相関回路及び係数回路に供給し、相関回路
及び係数回路が各々このセルアベレージの値に応じて第
1又は第2係数を決定する。或いは、CA−CFAR回路にて
更に第1及び第2係数の決定をも実行する。相関回路で
は第1レーダビデオと第2レーダビデオとの相関値に第
1係数による重み付けを施し、係数回路では第1レーダ
ビデオに第2係数による重み付けを施す。最後に、加算
回路を用いて、CA−CFAR回路から出力されるセルアベレ
ージ除去後の第1レーダビデオ、第1係数による重み付
け後の相関値、及び第2係数による重み付け後の第1レ
ーダビデオを、加算結合させる。このようなCA−CFAR技
術の応用によって、マルチバンド結合レーダビデオを好
適に生成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図1及び図2に基づき説明する。まず、図1に示す
ように、本実施形態では、例えば船舶の見晴らしのよい
箇所にXバンドアンテナ10x 及びSバンドアンテナ1
0s を設け、これらを単一の駆動部(例えばモータ)1
2によって一括回転させている。無論、各アンテナ毎に
別々の駆動部を設け、各駆動部を同期してさせるように
してもよい。Xバンドアンテナ10x 及びSバンドアン
テナ10s 各々のビームは同一の方向を向くのが好まし
いけれども、あらかじめビーム方向の差(オフセット)
が分かっているのであれば後の信号処理の際そのオフセ
ットを補償できるから、ビーム方向がずれていても構わ
ない。
【0012】Xバンドアンテナ10x 及びSバンドアン
テナ10s は、各々、送受切換器14x 又は14s を介
して送信機16x 又は16s 及び受信機18x 又は18
s に、接続されている。送受切換器14x 及び14s は
対応するアンテナを対応する送信機及び受信機で共用す
るための部材であり、対応する送信機から供給される送
信信号を対応するアンテナに供給し、対応するアンテナ
にて受信された反射波を対応する受信機に供給する。な
お、アンテナを送受別々に設けるときや受信のみを行う
ときには、送受切換器14x 及び14s は省略できる
(例えば、船団中の1隻のみが送信を行い各船舶が受信
を行うような用途)。また、送信機16x及び16s
は、例えば、所定周波数の搬送波を所定幅所定繰返し周
期のパルスにて変調することにより、上記送信信号を生
成する(パルスレーダの場合)。受信機18x 及び18
s は、対応する送受切換器を介して対応するアンテナか
ら得た反射波に、増幅、周波数変換等を施し、その結果
得られるアナログのレーダビデオXx(t)又はXs(t)を、
指示部20に供給する(tは反射波の受信時刻)。指示
部20は、Xx(t)及びXs(t)を結合させ、その結果に基
づき物標の映像を例えばPPI型式でCRT画面等に表
示する。
【0013】図2に、指示部20の内部回路のうち、X
x(t)及びXs(t)を結合してマルチバンド結合レーダビデ
オy(t) を生成する信号処理回路、即ちCA−CFAR機能を
有する周波数ダイバシティ回路の構成を示す。図中、ア
ナログ制御回路21x はXx(t)に増幅、クラッタ抑圧等
の処理を施し、A/Dコンバータ22x はアナログ制御
回路21x をへたXx(t)をディジタルのレーダビデオX
x(i)に変換する(i:時刻を表す離散値)。同様に、ア
ナログ制御回路21s はXs(t)にクラッタ抑圧等の処理
を施し、A/Dコンバータ22s はアナログ制御回路2
1s をへたXs(t)をディジタルのレーダビデオXs(i)に
変換する。
【0014】CA−CFAR回路23はXx(i)に周知のCA−CF
ARを施し、その経過で得たセルアベレージXxav を相関
回路24及び係数回路25に、またCA−CFARの結果たる
偏差ΔX=Xx(i)−Xxav を加算回路26に、それぞれ
供給する。なお、Xxav に代え、Xxav に基づき決定し
た係数Aを相関回路24に、Xxav に基づき決定した係
数Bを係数回路25に、それぞれ供給するようにしても
よい。相関回路24は、Xx(i)とXs(i)の相関Xx(i)*
Xs(i)に係数Aを乗じた値A*Xx(i)*Xs(i)を、加算
回路26に供給する。係数回路25は、Xx(i)に係数B
を乗じた値B*Xx(i)を、加算回路26に供給する。加
算回路26は、A*Xx(i)*Xs(i)、B*Xx(i)及びΔ
Xの和即ちマルチバンド結合レーダビデオy(t) を求
め、これを、図示しないバッファメモリに出力・格納す
る。指示部20の画面には、このバッファメモリ上のレ
ーダビデオy(t) に基づく映像が表示される。例えば、
バッファメモリ上のレーダビデオ(スイープデータ)を
スキャンコンバータにて座標変換し、ラスタスキャン型
の指示器の画面に表示する。
【0015】ここで、アナログ制御回路やA/Dコンバ
ータでの利得を無視すると、上の処理は、
【数1】y=A*Xx *Xs +B*Xx +ΔX と表すことができる。なお、記載の簡略化のため、Xx
(t)をXx と表記する等の省略を施している。この式か
ら理解できるように、相対的にAが大きければ相関成分
Xx *Xs がyに強く現れ、Bが大きければXバンドの
レーダビデオXx がyに強く現れる。他方、Xxav は、
Xバンドのレーダビデオに含まれるクラッタの相対的な
比率を表しているから、降雨降雪が激しいとき(図
3)、海面が荒れているとき(図4)等には大きくな
る。本実施形態では、A及びBをXxav に基づき決定す
ることにより、例えば、物標近傍が激しい降雨降雪や激
しい波浪に見舞われているときには相対的にSバンドレ
ーダビデオを活かし、逆に凪のときには相対的にXバン
ドレーダビデオを活かして、y(t) を生成している。
【0016】具体例として、A及びBを次の論理にて決
定する例を示す。X0 は、実験的にあるいは経験的に決
定する定数である。
【0017】
【数2】 A=1 (常時) B=0 (Xxav ≧0のとき) =1−Xxav /X0 (Xxav <0のとき) このような論理にてA及びBを決定したとすると、物標
近傍が激しい降雨降雪や激しい波浪に見舞われていると
きにはXxav ≧0が成立するため
【数3】y=Xx *Xs +ΔXとなる。Xx は物標から
の反射波即ち物標信号Sx とクラッタ成分Cx の和と見
なすことができ、またXs も物標信号Ss とクラッタ成
分Cs の和と見なすことができるから、
【数4】 Xx *Xs =(Sx +Cx )*(Ss +Cs ) =Sx *Ss +Cx *Ss +Sx *Cs +Cx *Cs ={S/C|X ・S/C|S +S/C|S +S/C|X +1}*Cx *Cs 但し、S/C|X =Sx /Cx :Xバンド単独でのS
/C比 S/C|S =Ss /Cs :Sバンド単独でのS/C比 Sx 、Cx 、Ss 及びCs :tの関数 と表せる。この式の右辺から、この場合のyにおける物
標信号対クラッタ抑圧比即ちS/C比を、
【数5】 S/C|X ・S/C|S +S/C|S +S/C|X と表せることがわかる。一般に、Xxav が大きいときに
はS/C|S >S/C|X >1が成り立つから、yのS
/C比はSバンド単独でのそれよりも、またXバンド単
独でのそれよりも、大きくなることが分かる。即ち、上
のような論理に従いA及びBを決定したときには、各バ
ンド単独でのS/Cよりも良好なS/Cを、降雨降雪時
及び波浪時に、提供することができる。
【0018】逆に、Xxav が小さいときには、上の論理
から、
【数6】 y=Xx *Xs +(1−Xxav /X0)*Xx +ΔX となる。この式は、Xxav が大きいときの式にXx の項
を付加した式である。一般に、Xxav が小さくなるのは
例えば凪のとき、即ち図5に示した鏡面反射によるマル
チパスがSバンドで顕在化しやすいときであるから、X
x の項の導入によって、Sバンドレーダに対するXバン
ドレーダの利点即ちこのようなマルチパス障害がおきに
くいという利点を、確保できる。また、Xx の項の係数
はXxav が小さくなると大きくなるから、一般的な傾向
として、風雨波浪が小さければ小さいほど、Xバンドレ
ーダの利点を強調できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る装置の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】 この実施形態に含まれる信号処理回路の構成
を示すブロック図である。
【図3】 従来の問題点を説明するための図である。
【図4】 従来の問題点を説明するための図である。
【図5】 従来の問題点を説明するための図である。
【図6】 従来の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
10x ,10s アンテナ、12 駆動部、18x ,1
8s 受信機、20指示部、23 CA−CFAR回路、24
相関回路、25 係数回路、26 加算回路、Xx ,
Xs ,y レーダビデオ、Xxav セルアベレージ、Δ
X 偏差、A,B 係数。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 正則 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日本 無線株式会社内 (72)発明者 橋本 修一 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日本 無線株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1無線周波数を利用して得た第1レー
    ダビデオからその低周波成分を抽出する第1ステップ
    と、 第1及び第2係数のうち少なくとも一方を上記低周波成
    分の量に応じて可変設定する第2ステップと、 上記第1無線周波数と異なる第2無線周波数を利用して
    得た第2レーダビデオと上記第1レーダビデオとの相関
    値を、上記第1係数により重み付けする第3ステップ
    と、 上記第1レーダビデオを上記第2係数により重み付けす
    る第4ステップと、 重み付け前の上記第1レーダビデオから上記低周波成分
    を除去する第5ステップと、 重み付け後の相関値、重み付け後の第1レーダビデオ、
    及び上記低周波成分除去後の上記第1レーダビデオを結
    合させることにより、マルチバンド結合レーダビデオを
    生成する第6ステップと、 を有することを特徴とするレーダビデオ結合方法。
  2. 【請求項2】 上記第1無線周波数がXバンドに、上記
    第2無線周波数がSバンドに、各々属し、 第2ステップにおいて、上記低周波成分が比較的高レベ
    ルのときには第1係数を大きくし又は第2係数を小さく
    し、逆に比較的低レベルのときには第1係数を小さくし
    又は第2係数を大きくすることを特徴とする請求項1記
    載のレーダビデオ結合方法。
  3. 【請求項3】 上記第1及び第5ステップを実行するCA
    −CFAR回路と、上記第2ステップのうち第1係数の決定
    に係る手順及び上記第3ステップを実行する相関回路
    と、上記第2ステップのうち第2係数の決定に係る手順
    及び上記第4ステップを実行する係数回路と、上記第6
    ステップを実行する加算回路と、を備え、上記CA−CFAR
    回路における上記第1レーダビデオのセルアベレージン
    グ及びその結果の利用により、請求項1又は2記載のレ
    ーダビデオ結合方法を実行することを特徴とするマルチ
    バンドレーダ用信号処理回路。
  4. 【請求項4】 上記第1、第2及び第5ステップを実行
    するCA−CFAR回路と、上記第3ステップを実行する相関
    回路と、上記第4ステップを実行する係数回路と、上記
    第6ステップを実行する加算回路と、を備え、上記CA−
    CFAR回路における上記第1レーダビデオのセルアベレー
    ジング及びその結果の利用により、請求項1又は2記載
    のレーダビデオ結合方法を実行することを特徴とするマ
    ルチバンドレーダ用信号処理回路。
  5. 【請求項5】 第1無線周波数を有する無線信号を周囲
    に送信し物標からの反射波を受信することにより、一般
    に当該物標の映像及びクラッタ成分を含む第1レーダビ
    デオを生成する第1レーダ部と、 上記第1無線周波数と異なる第2無線周波数を有する無
    線信号を周囲に送信し物標からの反射波を受信すること
    により、一般に当該物標の映像及びクラッタ成分を含む
    第2レーダビデオを生成する第2レーダ部と、 請求項3又は4記載のマルチバンドレーダ用信号処理回
    路を有し上記マルチバンド結合レーダビデオに基づき物
    標の映像を指示する指示部と、 を備えることを特徴とするマルチバンドレーダ装置。
JP32562896A 1996-12-05 1996-12-05 マルチバンドレーダ装置並びにこれに適する方法及び回路 Expired - Lifetime JP3781218B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2621714C1 (ru) * 2016-07-01 2017-06-07 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Московский государственный технический университет имени Н.Э. Баумана" (национальный исследовательский университет)" (МГТУ им. Н.Э. Баумана) Многофункциональная интегрированная двухдиапазонная радиолокационная система для летательных аппаратов
RU189079U1 (ru) * 2018-10-24 2019-05-13 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Московский государственный технический университет имени Н.Э. Баумана" (национальный исследовательский университет)" (МГТУ им. Н.Э. Баумана) Многофункциональная интегрированная малогабаритная двухдиапазонная радиолокационная система для летательных аппаратов

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2621714C1 (ru) * 2016-07-01 2017-06-07 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Московский государственный технический университет имени Н.Э. Баумана" (национальный исследовательский университет)" (МГТУ им. Н.Э. Баумана) Многофункциональная интегрированная двухдиапазонная радиолокационная система для летательных аппаратов
RU189079U1 (ru) * 2018-10-24 2019-05-13 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Московский государственный технический университет имени Н.Э. Баумана" (национальный исследовательский университет)" (МГТУ им. Н.Э. Баумана) Многофункциональная интегрированная малогабаритная двухдиапазонная радиолокационная система для летательных аппаратов

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