JPH10166988A - 自動車用乗員保護装置 - Google Patents
自動車用乗員保護装置Info
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- JPH10166988A JPH10166988A JP8331053A JP33105396A JPH10166988A JP H10166988 A JPH10166988 A JP H10166988A JP 8331053 A JP8331053 A JP 8331053A JP 33105396 A JP33105396 A JP 33105396A JP H10166988 A JPH10166988 A JP H10166988A
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- B60R21/2338—Tethers
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-
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-
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- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/195—Anchoring devices with means to tension the belt in an emergency, e.g. means of the through-anchor or splitted reel type
- B60R22/1952—Transmission of tensioning power by cable; Return motion locking means therefor
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- Air Bags (AREA)
Abstract
員頭部の拘束性を向上させる。 【解決手段】 フロントピラー部20からルーフサイド
レール部24に沿ってカーテン状に膨張されるバッグ1
6は、互いに平行にかつテンションラインTを横切る略
車両上下方向を長手方向として円筒状に膨張する複数の
膨張部32を備えている。このうち、センタピラー部1
8の後部側の所定位置にて膨張される特定の膨張部32
Aのみを他の膨張部32Bよりも大径にした。これによ
り、乗員頭部がバッグ16に当接して車室外側への荷重
が作用した場合に、大径化された特定の膨張部32Aが
センタピラー部18に係合される。その結果、乗員頭部
の車室外側への移動量を抑制することができ、乗員頭部
の拘束性を向上させることができる。
Description
の高荷重作用時にインフレータからガスを噴出させ、当
該ガスによってバッグをフロントピラー部からルーフサ
イドレール部に沿ってカーテン状に膨張させる自動車用
乗員保護装置に関する。
る乗員頭部の保護性能を向上させるべく、フロントピラ
ー部からルーフサイドレール部に跨がって折り畳み状態
で格納されたバッグを、ウインドガラスに沿ってカーテ
ン状に膨張させる乗員保護装置が既に提案されている。
以下、この種の乗員保護装置を開示したWO 96/2
6087号公報に示される構成について説明する。
100は、フロントピラー部102からルーフサイドレ
ール部104に跨がって配設された長尺状のダクト10
6と、このダクト106内に折り畳み状態で格納される
と共に前端固定点108及び後端固定点110にて車体
側に固定されたバッグ112と、ホース114を介して
ダクト106の後端部と接続されると共に車体側部への
所定の高荷重作用時にガスを噴出するインフレータ11
6と、一端部が車体側に固定されると共に他端部がバッ
グ112の後端部に固定された帯状のストラップ118
と、を主要構成要素として構成されている。さらに、上
述したバッグ112は、各々略円筒状に形成されかつ略
車両上下方向を長手方向として配置された複数のセル1
20を連接させることにより構成されている。
荷重作用時になると、インフレータ116からガスが噴
出される。このため、噴出されたガスは、ホース114
及びダクト106を介して折り畳み状態のバッグ112
の各セル120内へ流入される。その結果、各セル12
0が略車両上下方向を長手方向として略円筒状に膨張
し、これによりバッグ112がウインドガラス122に
沿ってカーテン状に膨張される。さらに、バッグ112
の後端部はストラップ118を介して車体側に連結され
ているため、バッグ112の後端側は確実にセンタピラ
ー部124の上部内側に配置されるようになっている。
た乗員保護装置100による場合、膨張時における各セ
ル120の水平断面形状の大きさがすべて同一とされて
いることに起因して、乗員頭部がバッグ112に当接し
た際における乗員頭部の拘束性が低下することも考えら
れる。
所定の高荷重作用時における乗員頭部の拘束性を向上さ
せることができる自動車用乗員保護装置を得ることが目
的である。
は、車体の所定部位に配置され、車体側部への所定の高
荷重作用時にガスを噴出するインフレータと、フロント
ピラー部からルーフサイドレール部に沿って折り畳み状
態で格納され、ガスの流入により互いに略平行にかつ略
車両上下方向を長手方向とする筒体状に膨張される複数
の膨張部を備えることで全体としてはカーテン状の膨張
体を成すバッグと、を含んで構成される自動車用乗員保
護装置であって、センタピラー部の後部側となる所定位
置にて膨張される特定の膨張部の水平断面形状の大きさ
を他の膨張部の水平断面形状の大きさと異ならせること
で、バッグへの乗員頭部による車室外側への荷重作用時
に当該特定の膨張部をセンタピラー部に係合させた、こ
とを特徴としている。
に配置され、車体側部への所定の高荷重作用時にガスを
噴出するインフレータと、前端固定点をフロントピラー
部の中間部付近に後端固定点をセンタピラー部の後方に
それぞれ有すると共にフロントピラー部からルーフサイ
ドレール部に沿って折り畳み状態で格納され、ガスの流
入により互いに略平行にかつ双方の固定点を結ぶテンシ
ョンラインを横切る方向を長手方向とする筒体状に膨張
される複数の膨張部を備えることで全体としてはカーテ
ン状の膨張体を成すバッグと、を含んで構成される自動
車用乗員保護装置であって、側面視でセンタピラー部と
ラップする位置にて膨張される特定の膨張部の水平断面
形状の大きさを他の膨張部の水平断面形状の大きさと異
ならせることで、平面視でのテンションラインをセンタ
ピラー部にて車室内側へ屈曲させた、ことを特徴として
いる。
へ所定の高荷重が作用すると、車体の所定部位に配置さ
れたインフレータからガスが噴出される。このため、フ
ロントピラー部からルーフサイドレール部に沿って折り
畳み状態で格納されたバッグの複数の膨張部内へガスが
それぞれ流入される。これにより、各膨張部は、互いに
略平行にかつ略車両上下方向を長手方向とする筒体状に
膨張される。その結果、フロントピラー部からルーフサ
イドレール部に沿ってカーテン状の膨張体としてバッグ
が膨張され、当該膨張されたバッグによって乗員頭部が
保護される。
部側となる所定位置にて膨張される特定の膨張部の水平
断面形状の大きさを他の膨張部の水平断面形状の大きさ
と異ならせることで、バッグへの乗員頭部による車室外
側への荷重作用時に当該特定の膨張部をセンタピラー部
に係合させる構成としたので、センタピラー部の後部側
に位置する膨張部がバッグへの作用荷重によって略車両
前方側へずれていくのを防止することができる。従っ
て、乗員頭部の車室外側への移動量を抑制することがで
きる。
へ所定の高荷重が作用すると、車体の所定部位に配置さ
れたインフレータからガスが噴出される。このため、フ
ロントピラー部からルーフサイドレール部に沿って折り
畳み状態で格納されたバッグの複数の膨張部内へガスが
それぞれ流入される。これにより、各膨張部は、互いに
略平行にかつバッグの前端固定点と後端固定点とを結ぶ
テンションラインを横切る方向を長手方向とする筒体状
に膨張される。その結果、フロントピラー部からルーフ
サイドレール部に沿ってカーテン状の膨張体としてバッ
グが膨張され、当該膨張されたバッグによって乗員頭部
が保護される。
ー部とラップする位置にて膨張される特定の膨張部の水
平断面形状の大きさを他の膨張部の水平断面形状の大き
さと異ならせることで、平面視でのテンションラインを
センタピラー部にて車室内側へ屈曲させる構成としたの
で、バッグに作用する張力(テンション)を増加させる
ことができる。従って、乗員頭部の車室外側への移動量
を抑制することができる。
形態について説明する。なお、この第1実施形態が請求
項1記載の本発明の一実施形態に相当する。
エアバッグ装置10が作動した状態が側面視で示されて
いる。この図に示されるように、エアバッグ装置10
は、車体側部への所定の高荷重作用状態を検出するため
のセンサ12と、作動することによりガスを噴出する円
柱状のインフレータ14と、所定の折り畳み方で折り畳
まれたバッグ16と、を主要構成要素として構成されて
いる。以下、この順に説明する。
部)18の下端部付近に配設されており、車体側部への
所定の高荷重作用状態を検出するようになっている。ま
た、センサ12は、図示しないコンソールボックス下方
に配設されたセンタコントロールユニットに接続されて
いる。従って、センサ12が所定の高荷重作用状態を検
出すると、検出信号がセンタコントロールユニットに出
力されるようになっている。
ピラー部)20とインストルメントパネル22との接続
部付近に配設されており、作動することによりガスを噴
出するように構成されている。インフレータ14の具体
的な構成としては、内部に封入されたガス発生剤を燃焼
させることによりガスを噴出させるガス発生剤封入タイ
プや、内部に設けられた隔壁を破断させることにより高
圧ガスを噴出させる高圧ガス封入タイプ等が適用可能で
ある。また、インフレータ14のスクイブ(点火装置)
は前述したセンタコントロールユニットと接続されてお
り、コントロールユニットから作動電流が通電されるこ
とによりインフレータ14が作動するようになってい
る。
状態で収容され、この状態でフロントピラー部20から
ルーフサイドレール部24に沿って車体側構成部材と内
装材との間に格納されている。より具体的に説明する
と、バッグ16の前端部16Aはガスが流入されるよう
にインフレータ14に接続されており、又中間部16B
はフロントピラー部20からルーフサイドレール部24
に沿って配置されており、更に後端部16Cはクォータ
ピラー部(Cピラー部)26付近に配置されている。ま
た、バッグ16の上縁側は、前端部及び後端部を含む適
宜間隔でケースと共に車体側構成部材に固定されてい
る。これにより、バッグ16が膨張すると、前端固定点
Pと後端固定点Qとを結ぶテンションラインTに最も張
力が作用するようになっている。
張形状が略平行四辺形状となるように形成されている。
より詳しくは、略平行四辺形状に裁断された二枚の基布
の周縁部同士を縫合することによりバッグ16の外郭が
構成されている。さらに、バッグ16の前部下側並びに
後部には、縫合等によって構成され側面視で略三角形状
とされた非膨張部28、30がそれぞれ形成されてい
る。従って、これらの非膨張部28、30には、インフ
レータ14から噴出されたガスは流入されないようにな
っている。
30を除く部分には、互いに略平行にかつテンションラ
インTを横切る方向(即ち、略車両上下方向)を長手方
向とする円筒状に膨張可能な複数の膨張部32が設けら
れている。より詳しく説明すると、図2に示されるよう
に、バッグ16における非膨張部28、30を除く部分
には、縫合によって構成された複数の非膨張部34が略
車両前後方向に沿って所定の間隔で形成されている。各
非膨張部34はテンションラインTを横切る方向を長手
方向として形成されており、又バッグ16の上縁には至
らないように形成されている(図1参照)。これによ
り、バッグ16における非膨張部28、30を除く部分
に、前述した複数の膨張部32が形成されている。
断面形状はすべて略円形とされているが、その大きさは
不均一に設定されている。すなわち、センタピラー部1
8の後部側となる所定位置にて膨張される特定の膨張部
32Aの径方向寸法Dは、他の膨張部32Bの径方向寸
法dよりも大きく設定されている。これにより、センタ
ピラー部18の後部側となる所定位置にて膨張される膨
張部32Aのみが、他の膨張部32Aよりも大きな略円
筒体として膨張されるようになっている。
て説明する。車体側部へ所定値の高荷重が作用すると、
この状態がセンサ12によって検出されてセンタコント
ロールユニットに出力される。このため、センタコント
ロールユニットから作動電流がインフレータ14のスク
イブに通電され、インフレータ14を作動させる。これ
により、インフレータ14から所定量のガスが噴出さ
れ、バッグ16の前端部16A内へ流入される。このと
き、バッグ16の前部下側には非膨張部28が形成され
ていることから、前端部16Aから流入したガスはバッ
グ16の上縁側に沿って流れていく。その後、ガスは、
最前位置に配置された膨張部32から順次下方へ向けて
流入していく。これにより、互いに略平行にかつ前端固
定点Pと後端固定点Qとを結ぶテンションラインTを横
切る方向を長手方向とする略円筒状に各膨張部32が膨
張される。その結果、バッグ16はフロントピラー部2
0からルーフサイドレール部24に沿ってカーテン状の
膨張体として膨張され、車体側部と乗員頭部との間に介
在される。これにより、当該膨張されたバッグ16によ
って乗員頭部が保護される。
18の後部側となる所定位置にて膨張される特定の膨張
部32Aの水平断面形状の径方向寸法Dを他の膨張部3
2Bの径方向寸法dよりも大きく設定したので、図3に
示される如く、乗員頭部がバッグ16に車室外側へ向け
て当接すると、当該膨張部32Aがセンタピラー部18
に係合される(引っ掛かる)。このため、センタピラー
部18の後部側に位置する膨張部32Aがバッグ16へ
の作用荷重によって略車両前方側へずれていくのを防止
することができる。従って、乗員頭部の車室外側への移
動量をhに抑制することができる。
る如く、すべての膨張部36の水平断面形状の径方向寸
法をdに設定すると、乗員頭部がバッグ38に車室外側
へ向けて当接しても、センタピラー部18の後部側に位
置される膨張部36Aがセンタピラー部18に係合され
ないため、当該膨張部36Aが実線図示位置から二点鎖
線図示位置へと略車両前方側へずれていく(持ち出され
る)。このため、膨張部36Aのずれ量に応じて乗員頭
部の車室外側への移動量もH(>h)と増加する。
体側部への所定の高荷重作用時における乗員頭部の拘束
性を向上させることができる。
ー部18の後部側となる所定位置にて膨張される特定の
膨張部32Aの水平断面形状の径方向寸法をdからDへ
と大きく設定するのみであるので、部品点数を増加させ
ることなく、簡素な構造で上述した効果を得ることがで
きる。 〔第2実施形態〕以下、図5及び図6を用いて、第2実
施形態について説明する。なお、この第2実施形態が請
求項2記載の本発明の一実施形態に相当する。また、前
述した実施形態と同一構成部分については、同一番号を
付してその説明を省略する。
態におけるバッグ48も、前述した第1実施形態と同様
構成の複数の円筒状の膨張部50を備えている点で共通
している。しかし、本実施形態におけるバッグ48で
は、側面視でセンタピラー部18とラップする位置にて
膨張される特定の膨張部50Aの径方向寸法Dを、他の
膨張部50Bの径方向寸法dよりも大きく設定した点で
前述した第1実施形態と相違している。これにより、側
面視でセンタピラー部18とラップする位置にて膨張さ
れる特定の膨張部50Aのみが、他の膨張部50Bより
も大きな略円筒体として膨張されるようになっている。
荷重作用時にインフレータ14から噴出されたガスによ
ってバッグ48が膨張されると、側面視でセンタピラー
部18とラップする位置にて膨張される特定の膨張部5
0Aのみが他の膨張部50Bよりも大きく膨張するた
め、平面視でのテンションラインT’はセンタピラー部
18にて車室内側へ屈曲される。このため、バッグ48
に作用する張力(テンション)を増加させることができ
る。従って、本実施形態においても、前述した第1実施
形態と同様に、乗員頭部の車室外側への移動量を抑制す
ることができ、ひいては車体側部への所定の高荷重作用
時における乗員頭部の拘束性を向上させることができ
る。
ンタピラー部18とラップする位置にて膨張される特定
の膨張部50Aの水平断面形状の径方向寸法をdからD
へと大きく設定するのみであるので、部品点数を増加さ
せることなく、簡素な構造で上述した効果を得ることが
できる。
平断面形状はすべて同一形状である略円形とした上で特
定の膨張部32Aの径方向寸法を他の膨張部32Bの径
方向寸法よりも大きく設定することで、特定の膨張部3
2Aをセンタピラー部18に係合させる構成を採り、又
第2実施形態でも、膨張部50の水平断面形状はすべて
同一形状である略円形とした上で特定の膨張部50Aの
径方向寸法を他の膨張部50Bの径方向寸法よりも大き
く設定することで、平面視でのテンションラインT’を
センタピラー部18にて車室内側へ屈曲させる構成を採
ったが、これに限らず、特定の膨張部の水平断面形状の
大きさを他の膨張部の水平断面形状の大きさと異ならせ
ることで、当該特定の膨張部をセンタピラー部18に係
合させる構成、或いは平面視でのテンションラインをセ
ンタピラー部18にて車室内側へ屈曲させる構成であれ
ばよい。例えば、特定の膨張部の水平断面形状を他の膨
張部の水平断面形状よりも略車両幅方向に大きな略楕円
形状とすることで、当該特定の膨張部をセンタピラー部
18に係合させ、或いは平面視でのテンションラインを
センタピラー部18にて車室内側にて屈曲させることも
可能である。
発明に係る自動車用乗員保護装置は、センタピラー部の
後部側となる所定位置にて膨張される特定の膨張部の水
平断面形状の大きさを他の膨張部の水平断面形状の大き
さと異ならせることで、バッグへの乗員頭部による車室
外側への荷重作用時に当該特定の膨張部をセンタピラー
部に係合させたので、センタピラー部の後部側に位置す
る膨張部がバッグへの作用荷重によって略車両前方側へ
ずれていくのを防止することができる結果、乗員頭部の
車室外側への移動量を抑制することができ、これにより
車体側部への所定の高荷重作用時における乗員頭部の拘
束性を向上させることができるという優れた効果を有す
る。
員保護装置は、側面視でセンタピラー部とラップする位
置にて膨張される特定の膨張部の水平断面形状の大きさ
を他の膨張部の水平断面形状の大きさと異ならせること
で、平面視でのテンションラインをセンタピラー部にて
車室内側へ屈曲させたので、バッグに作用する張力(テ
ンション)を増加させることができる結果、乗員頭部の
車室外側への移動量を抑制することができ、これにより
車体側部への所定の高荷重作用時における乗員頭部の拘
束性を向上させることができるという優れた効果を有す
る。
てのエアバッグ装置を作動した状態で示す側面図であ
る。
向けて当接した状態を示す図2に対応する水平断面図で
ある。
である。
てのエアバッグ装置を作動した状態で示す側面図であ
る。
構成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体の所定部位に配置され、車体側部へ
の所定の高荷重作用時にガスを噴出するインフレータ
と、 フロントピラー部からルーフサイドレール部に沿って折
り畳み状態で格納され、ガスの流入により互いに略平行
にかつ略車両上下方向を長手方向とする筒体状に膨張さ
れる複数の膨張部を備えることで全体としてはカーテン
状の膨張体を成すバッグと、 を含んで構成される自動車用乗員保護装置であって、 センタピラー部の後部側となる所定位置にて膨張される
特定の膨張部の水平断面形状の大きさを他の膨張部の水
平断面形状の大きさと異ならせることで、バッグへの乗
員頭部による車室外側への荷重作用時に当該特定の膨張
部をセンタピラー部に係合させた、 ことを特徴とする自動車用乗員保護装置。 - 【請求項2】 車体の所定部位に配置され、車体側部へ
の所定の高荷重作用時にガスを噴出するインフレータ
と、 前端固定点をフロントピラー部の中間部付近に後端固定
点をセンタピラー部の後方にそれぞれ有すると共にフロ
ントピラー部からルーフサイドレール部に沿って折り畳
み状態で格納され、ガスの流入により互いに略平行にか
つ双方の固定点を結ぶテンションラインを横切る方向を
長手方向とする筒体状に膨張される複数の膨張部を備え
ることで全体としてはカーテン状の膨張体を成すバッグ
と、 を含んで構成される自動車用乗員保護装置であって、 側面視でセンタピラー部とラップする位置にて膨張され
る特定の膨張部の水平断面形状の大きさを他の膨張部の
水平断面形状の大きさと異ならせることで、平面視での
テンションラインをセンタピラー部にて車室内側へ屈曲
させた、 ことを特徴とする自動車用乗員保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33105396A JP3684723B2 (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 自動車用乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33105396A JP3684723B2 (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 自動車用乗員保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10166988A true JPH10166988A (ja) | 1998-06-23 |
JP3684723B2 JP3684723B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=18239328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33105396A Expired - Lifetime JP3684723B2 (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 自動車用乗員保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3684723B2 (ja) |
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