JPH11235965A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents
頭部保護エアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH11235965A JPH11235965A JP10038506A JP3850698A JPH11235965A JP H11235965 A JPH11235965 A JP H11235965A JP 10038506 A JP10038506 A JP 10038506A JP 3850698 A JP3850698 A JP 3850698A JP H11235965 A JPH11235965 A JP H11235965A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inflator
- seat
- airbag
- gas
- pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
- B60R21/232—Curtain-type airbags deploying mainly in a vertical direction from their top edge
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
体の展開完了時間を短くする。 【解決手段】 エアバッグ袋体16の前端部16Aはイ
ンフレータ14の配設位置に配置されており、フロント
ピラー20に沿って配置されているエアバッグ袋体16
の部位は、前席用膨張室26、28、30、32へガス
を送り込むためのガス導入通路40となっている。この
ガス導入通路40内には、インフレータ14から上流側
の前席用膨張室26、28、30を越えた位置へ至る補
強用ライナーチューブ42が設定されており、インフレ
ータ14から噴出したガスは、補強用ライナーチューブ
42により、インフレータ14から遠い下流側の前席用
膨張室32から先に供給されるようになっている。
Description
の高荷重作用時にインフレータからガスを噴出させ、こ
のガスによってピラー部からルーフサイドレール部に沿
って格納されたエアバッグ袋体をカーテン状に膨張させ
る頭部保護エアバッグ装置に関する。
るシートに着座した乗員の頭部保護性能を向上させるべ
く、フロントピラー部からルーフサイドレール部に跨が
って折り畳み状態で格納されたエアバッグ袋体を、サイ
ドウインドガラスに沿ってカーテン状に膨張させる頭部
保護エアバッグ装置が既に提案されている。以下、この
種の頭部保護エアバッグ装置を開示した特開平9−15
6450号公報に示される構成について説明する。
バッグ装置の、エアバッグ袋体100は、フロントピラ
ー取付部100Aが車両のフロントピラー102の車室
内側部にボルト等の固定部材104によって固定されて
おり、ルーフサイドレール取付部100Bが車両のルー
フサイドレール106の車室内側部にボルト等の固定部
材104によって固定されている。
ピラー取付部100Aとルーフサイドレール取付部10
0Bとが同一直線上に形成されており、その下部に略上
下方向に延びる複数の膨張室を備えたカーテン状の袋体
部100Cが形成されている。エアバッグ袋体100の
前端には、開口部100Dが形成されており、この開口
部100Dにガス誘導管が連結されており、エアバッグ
袋体展開時には、フロントピラー102の下部に形成し
たインフレータ108から噴出したガスにより、エアバ
ッグ袋体100がサイドウインドガラス110に沿って
カーテン状に展開するようになっている。
たような頭部保護エアバッグ装置においては、インフレ
ータ108からの噴出ガスにより、エアバッグ袋体10
0の複数の膨張室は、インフレータ108に近い部位、
即ち、フロントピラー側の膨張室から順に膨張展開す
る。このため、エアバッグ袋体が完全に展開を完了する
時間が長くなる。特に、前席用膨張室に加えて後席用膨
張室を設定した場合には、後席用膨張室とインフレータ
とが離れるため、エアバッグ袋体が完全に展開を完了す
る時間がさらに長くなる。これを改善するために、Cピ
ラーにもインフレータを配設することが考えられるが、
この場合には、大幅なコスト高とる。
高をともなわず、エアバッグ袋体の展開完了時間を短く
することができる頭部保護エアバッグ装置を得ることが
目的である。
は、ピラー下部に配設される単一のインフレータと、ピ
ラーからルーフサイドに跨がって格納され、ボデー側部
への前後固定点を結ぶテンションラインと交差する方向
に非膨張部によって複数の膨張室が形成されたカーテン
状エアバッグ袋体と、を備えた頭部保護エアバッグ装置
において、前記エアバッグ袋体における各膨張室へのガ
ス導入通路内に、インフレータとの連結部からインフレ
ータに近い上流側膨張室を越える位置まで延設され、イ
ンフレータから遠い下流側膨張室から先にガスを供給す
るための補強用ライナーチューブを有することを特徴と
している。
インフレータから遠い下流側膨張室から先にガスが供給
され、エアバッグ袋体は下流側膨張室から膨張展開す
る。また、下流側膨張室の膨張展開に伴って上流側膨張
室も引き下げられるため、エアバッグ袋体の展開完了時
間を短縮できる。また、エアバッグ袋体の形状を大幅に
変更することなく、補強用ライナーチューブの長さを変
更するだけでエアバッグ袋体の展開完了時間を短縮でき
るため、大幅なコスト高もない。
頭部保護エアバッグ装置において、前記インフレータは
Aピラー下部に配設され、前記エアバッグ袋体は前席用
であることを特徴としている。
ス導入通路から膨張室へのガス流れ急変部を、ピラーガ
ーニッシュに比べて変形容易なルーフライニング部にず
らすことができるので、エアバッグ袋体膨張展開時にお
けるAピラーガーニッシュへの高圧ガスによる負荷を低
減できる。
頭部保護エアバッグ装置において、前記インフレータは
Aピラー下部に配設され、前記エアバッグ袋体は複数の
前席用膨張室と後席用膨張室とを備え、前記補強用ライ
ナーチューブは前席用膨張室における下流側膨張室にガ
スを供給できる位置まで延びていることを特徴としてい
る。
ンフレータから噴出されたガスは、補強用ライナーチュ
ーブによってインフレータから遠い前席用膨張室におけ
る下流側膨張室及び後席用膨張室に分配され供給され
る。この結果、後席用膨張室にも素早くガスが供給され
るため、エアバッグ袋体の展開完了時間を短縮できる。
頭部保護エアバッグ装置において、前記インフレータは
Cピラー下部に配設され、前記エアバッグ袋体は複数の
前席用膨張室と後席用膨張室とを備え、前記補強用ライ
ナーチューブは後席用膨張室を越えて前席用膨張室の上
流側膨張室にガスを供給できる位置まで延びており、且
つ前席用膨張室と後席用膨張室との間のガス導入通路の
断面積が前記補強用ライナーチューブの断面積よりも大
きいことを特徴としている。
て、インフレータから噴出されたガスは、補強用ライナ
ーチューブによってインフレータから遠い前席用膨張室
の上流側膨張室に供給されると共に、前席用膨張室と後
席用膨張室との間のガス導入通路と補強用ライナーチュ
ーブとの隙間から後席用膨張室にも供給される。この結
果、インフレータをCピラー下部に配設した場合にも、
エアバッグ袋体の展開完了時間を短縮できる。
頭部保護エアバッグ装置において、前記インフレータは
Cピラー下部に配設され、前記エアバッグ袋体は複数の
前席用膨張室と後席用膨張室とを備え、前記補強用ライ
ナーチューブは後席用膨張室を越えて前席用膨張室の上
流側膨張室にガスを供給できる位置まで延びており、且
つ前記補強用ライナーチューブには後席用膨張室へガス
を供給するためのガス供給口が形成されていることを特
徴としている。
は、補強用ライナーチューブによってインフレータから
遠い前席用膨張室に供給されると共に、補強用ライナー
チューブのガス供給口から後席用膨張室に供給される。
この結果、インフレータをCピラー下部に配設した場合
にも、エアバッグ袋体の展開完了時間を短縮できる。
設される単一のインフレータと、ピラーからルーフサイ
ドに跨がって格納され、ボデー側部への前後固定点を結
ぶテンションラインと交差する方向に非膨張部によって
複数の膨張室が形成されたカーテン状エアバッグ袋体
と、を備えた頭部保護エアバッグ装置において、前記エ
アバッグ袋体における前席用膨張室へのガス導入通路
と、後席用膨張室へのガス導入通路とが互いに独立して
いることを特徴としている。
膨張室と後席用膨張室とに同時にガスが供給されるの
で、インフレータから遠い側の膨張室へも素早くガスを
供給でき、エアバッグ袋体の展開完了時間を短縮でき
る。また、独立した各ガス導入通路断面積を調整するこ
とにより、前席用膨張室と後席用膨張室との各展開タイ
ミングの調整が容易に行える。さらに、インフレータを
Aピラー下部に配設した場合、独立したガス導入通路を
Aピラーに沿って配設するため、Aピラー部の乗員頭部
保護エリアが拡大する。
頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグ袋体
に形成した前席用膨張室のガス導入通路と後席用膨張室
のガス導入通路を前記エアバッグ袋体の基布より剛性の
高い分岐管を介してインフレータに接続したことを特徴
としている。
アバッグ袋体外に設定した、エアバッグ袋体の基布より
剛性の高い分岐管において、インフレータからの高圧ガ
スが、前席用膨張室のガス導入通路と後席用膨張室のガ
ス導入通路とに分散されるため、インフレータから噴出
する高圧ガスによるエアバッグ袋体の基布の破損を防止
できる。
の第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
装置10は、側突状態を検出するためのセンサ12と、
作動することによりガスを噴出する円柱状のインフレー
タ14と、エアバッグ袋体16と、を主要構成要素とし
て構成されている。センサ12は、センタピラー(Bピ
ラー)18の下端部付近に配設されており、所定値以上
の側突荷重が車体側部に作用した場合に側突状態を検出
するようになっている。
ラー)20の下部としての、フロントピラー20とイン
ストルメントパネル22との接続部付近に配設されてお
り、前述したセンサ12と接続されている。従って、セ
ンサ12が側突状態を検出すると、インフレータ14が
作動するようになっている。
6が前席19に着座した乗員70の頭部70Aを保護す
る前席用の頭部保護エアバッグ袋体であり、このエアバ
ッグ袋体16には、側面視で上下方向中間部に、エアバ
ッグ袋体16の前端固定点と後端固定点とを結ぶテンシ
ョンラインTを横切り上下方向を長手方向とすると共
に、インフレータ14に近い上流側(前方側)へ膨らん
だ円弧状の複数の非膨張部24が所定の間隔で形成され
ている。また、このエアバッグ袋体16においては、エ
アバッグ袋体展開時に非膨張部24によって、テンショ
ンラインTを横切る複数の前席用膨張室26、28、3
0、32が形成されるようになっている。なお、このエ
アバッグ袋体16においては、リヤサイドドアガラス3
3と対向する部位が非膨張部34となっている。
フレータ配設位置に配置されており、中間部16Bの上
端縁部はフロントピラー20及びルーフサイドレール3
8に沿って配置されている。また、フロントピラー20
に沿って配置されているエアバッグ袋体16の部位は、
前席用膨張室26、28、30、32へガスを送り込む
ためのガス導入通路40となっており、このガス導入通
路40内には、インフレータ14から上流側の前席用膨
張室26、28、30を越えた位置へ至る補強用ライナ
ーチューブ42が設定されている。従って、インフレー
タ14から噴出したガスは、補強用ライナーチューブ4
2により、インフレータ14から遠い下流側の前席用膨
張室32から先に供給されるようになっている。なお、
エアバッグ袋体16の後端部16Cの上端縁部はクォー
タピラー(Cピラー)44付近に配置されている。
は、略上下方向へ蛇腹状に折り畳まれて長尺状にされた
上でフロントピラーガーニッシュ46とルーフヘッドラ
イニング48の車幅方向外側部48Aとに跨がって収容
されている。なお、エアバッグ袋体16の上端部には、
所定の間隔で取付部16Dが突出形成されており、これ
らの取付部16Dが、クリップ、ボルト等の固定部材4
9によって固定されている。
は、フロントサイドドアガラス50の車室内側面50A
に対して略直角方向に折り畳まれている。なお、エアバ
ッグ袋体16が展開する場合には、エアバッグ袋体16
の展開膨張力により、フロントピラーガーニッシュ46
とフロントピラーインナパネル52とのウエザストリッ
プ54で閉塞された隙間が押し広げられ、押し広げられ
た隙間からエアバッグ袋体16が車室内に展開するよう
になっている。
ーアウタパネル、符号62はフロントピラーリインフォ
ースメントである。
体16が展開する場合には、エアバッグ袋体16の展開
膨張力により、ルーフヘッドライニング48の車幅方向
外側部48Aとルーフサイドインナパネル56とのウエ
ザストリップ58で閉塞された隙間が押し広げられ、押
し広げられた隙間からエアバッグ袋体16が車室内に展
開するようになっている。
ル、符号66はルーフサイドメンバ、符号68はルーフ
サイドレールアウタリインフォースメントである。
施形態の頭部保護エアバッグ装置では、車体側部に所定
値以上の側突荷重が作用すると、側面衝突されたことが
センサ12によって検出される。このため、インフレー
タ14が作動して、所定量のガスが噴出される。これに
より、エアバッグ袋体16が膨張し始め、膨張したエア
バッグ袋体16は、フロントピラー20のピラーガーニ
ッシュ46及びルーフヘッドライニング48の車幅方向
外側部48Aを押し開きながら、フロントサイドドアガ
ラス50の車室内側面50Aに沿ってカーテン状に膨出
され、乗員70の頭部70Aを保護する。
装置では、インフレータ14から噴出されたガスが、補
強用ライナーチューブ42を通って、インフレータ14
に近い上流側の前席用膨張室26、28、30を越え
て、インフレータ14から遠い下流側の前席用膨張室3
2から先に供給される。この結果、下流側の前席用膨張
室32から膨張展開すると伴に、下流側の前席用膨張室
32が膨張展開する際に、上流側の前席用膨張室30、
28、26も引き下げられる。このため、エアバッグ袋
体16の展開完了時間を短縮できる。
置では、エアバッグ袋体16の形状を大幅に変更するこ
となく、追加する補強用ライナーチューブ42を後方へ
延設するだけで、簡単にエアバッグ袋体16の展開完了
時間を短縮できるため、大幅なコスト高もない。
置では、補強用ライナーチューブ42を後方へ延設する
ことで、エアバッグ袋体16のガス導入通路40から膨
張室へのガス流れ急変部を、フロントピラーガーニッシ
ュ46に比べて変形容易なルーフヘッドライニング48
の車幅方向外側部48Aにずらすことができるので、エ
アバッグ袋体膨張展開時におけるフロントピラーガーニ
ッシュ46に作用する高圧ガスによる負荷を低減でき
る。
第2実施形態を図5及び図6に従って説明する。
は、同一符号を付してその説明を省略する。
アバッグ袋体16の複数の前席用膨張室26、28、3
0、32の後方に非膨張部34を挟んで後席用膨張室7
4、76が形成されており、後席用膨張室74と後席用
膨張室76との間には上流側(前方側)に膨らむ円弧状
の非膨張部78が形成されている。また、前席用膨張室
32と後席用膨張室74との間には、前席用膨張室32
と後席用膨張室74とを連通するガス導入通路80が形
成されている。
タ14から噴出されたガスは、補強用ライナーチューブ
42により、先ず、下流側の前席用膨張室32と上流側
の後席用膨張室74とへ供給されるようになっている。
室26、28、30、32の間に形成された非膨張部2
4がインフレータ14から遠い下流側(後方側)へ膨ら
んだ円弧状となっており、エアバッグ袋体16の後端下
部16Eがストラップ16Fによって、クォータピラー
44の下部に連結されている。
施形態の頭部保護エアバッグ装置では、第1実施形態に
記載の作用に加えて、インフレータ14から噴出された
ガスが、補強用ライナーチューブ42によってインフレ
ータ14から遠い下流側の前席用膨張室32と上流側の
後席用膨張室74とに分配され供給される。この結果、
エアバッグ袋体16の後席用膨張室74、76にも素早
くガスが供給されるため、エアバッグ袋体16の展開完
了時間を短縮できる。
26、28、30、32に形成された非膨張部24は、
第1実施形態と同様にインフレータ14に近い上流側
(前方側)へ膨らんだ円弧状としても良い。
第3実施形態を図8及び図9に従って説明する。
は、同一符号を付してその説明を省略する。
ンフレータ14がクォータピラー44の下部に配設され
ており、エアバッグ袋体16の前端下部に形成したスト
ラップ16Gがフロントピラー20の下部に固定されて
いる。
アバッグ袋体16の後端部16Cの上部にガス導入通路
40が形成されており、ガス導入通路40内の補強用ラ
イナーチューブ42は、ガス導入通路40の後端に連結
されたインフレータ14(図9参照)から後席用膨張室
76、74を越えて、インフレータ14に近い上流側
(本実施形態ではインフレータ14が車両後方にあるた
め後方側となる)の前席用膨張室32へ達している。
スは、補強用ライナーチューブ42により、インフレー
タ14に近い上流側の前席用膨張室32から先に供給さ
れるようになっている。
2を連通するガス導入通路80の断面積S1が、補強用
ライナーチューブ42の断面積S2よりも大きくなって
おり、ガス導入通路80と補強用ライナーチューブ42
との間をガスが流れるようになっている。
施形態の頭部保護エアバッグ装置では、クォータピラー
44の下部に配設されたインフレータ14から噴出され
たガスは、補強用ライナーチューブ42によってインフ
レータ14に近い上流側(後方側)の前席用膨張室32
に供給され、その後、他の前席用膨張室30、28、2
6に供給されると共に、後席用膨張室74と前席用膨張
室32を連通するガス導入通路80と、補強用ライナー
チューブ42との隙間から後席用膨張室74、76にも
供給される。この結果、エアバッグ袋体16の展開完了
時間を短縮できる。
置では、エアバッグ袋体16の形状を大幅に変更するこ
となく、追加する補強用ライナーチューブ42を前方へ
延設するだけで、簡単にエアバッグ袋体16の展開完了
時間を短縮できるため、大幅なコスト高もない。
第4実施形態を図10に従って説明する。
は、同一符号を付してその説明を省略する。
後席用膨張室74と前席用膨張室32を連通するガス導
入通路80の断面積S1と、補強用ライナーチューブ4
2の断面積S2との差は小さいが、補強用ライナーチュ
ーブ42の後席用膨張室74、76と対向する部位に
は、後席用膨張室74、76へガスを供給するためのガ
ス供給口としての穴82が複数個形成されている。これ
らの穴82は、補強用ライナーチューブ42の外周全域
にわたって形成されており、補強用ライナーチューブ4
2のエアバッグ袋体16への取付け位置によらず、何れ
かの穴82が後席用膨張室74、76の略底方向へ向く
ことで、ガスが確実且つ速やかに後席用膨張室76内へ
送り込まれるようになっている。
スは、補強用ライナーチューブ42により、インフレー
タ14に近い前席用膨張室32に供給され、その後、他
の前席用膨張室30、28、26に供給されると共に、
穴82を通って後席用膨張室74、76に供給されるよ
うになっている。
施形態の頭部保護エアバッグ装置では、クォータピラー
44の下部に配設されたインフレータ14から噴出され
たガスは、補強用ライナーチューブ42によってインフ
レータ14に近い上流側(後方側)の前席用膨張室32
に供給され、その後、他の前席用膨張室30、28、2
6に供給されると共に、穴82を通って後席用膨張室7
4、76に供給される。この結果、エアバッグ袋体16
の展開完了時間を短縮できる。
置では、エアバッグ袋体16の形状を大幅に変更するこ
となく、追加する補強用ライナーチューブ42を前方へ
延設し、穴82を形成するだけで、簡単にエアバッグ袋
体16の展開完了時間を短縮できるため、大幅なコスト
高もない。
ューブ42にガス供給口として穴82を形成したが、穴
82に代えて、スリット、切欠、分岐部等の他のガス供
給口を補強用ライナーチューブ42に形成しても良い。
第5実施形態を図11に従って説明する。
同一符号を付してその説明を省略する。
フロントピラー20の下部に配設される単一のインフレ
ータ14に接続されるエアバッグ袋体16のガス導入通
路40が、前席用膨張室26、28、30、32へガス
を供給するための第1ガス導入通路84と、後席用膨張
室74、76へガスを供給するための第2ガス導入通路
86とに分割されており、これらの第1ガス導入通路8
4と第2ガス導入通路86とが互いに独立している。
施形態の頭部保護エアバッグ装置では、車体側部に所定
値以上の側突荷重が作用すると、側面衝突されたことが
センサ12によって検出される。このため、インフレー
タ14が作動して、所定量のガスが噴出される。
装置では、インフレータ14から噴出したガスが、独立
した第1ガス導入通路84を介して前席用膨張室26、
28、30、32へ供給されると同時に、第2ガス導入
通路86を介して後席用膨張室74、76へも供給され
る。この結果、インフレータ14から遠い後席用膨張室
74、76へも素早くガスを供給でき、エアバッグ袋体
の展開完了時間を短縮できる。
置では、エアバッグ袋体16の形状を大幅に変更するこ
となく、ガス導入通路40を第1ガス導入通路84と第
2ガス導入通路86とに分割するだけで、簡単にエアバ
ッグ袋体16の展開完了時間を短縮できるため、大幅な
コスト高もない。
導入通路84の断面積及び第2ガス導入通路86の断面
積を調整することにより、前席用膨張室26、28、3
0、32及び後席用膨張室74、76の各展開タイミン
グの調整が容易に行える。さらに、独立したガス導入通
路をフロントピラー20に沿って配設するため、フロン
トピラー20での乗員頭部保護エリアが拡大する。
第6実施形態を図12に従って説明する。
同一符号を付してその説明を省略する。
クォータピラー44の下部に配設される単一のインフレ
ータ14に接続されるエアバッグ袋体16のガス導入通
路40が、前席用膨張室26、28、30、32へガス
を供給するための第1ガス導入通路88と、後席用膨張
室74、76へガスを供給するための第2ガス導入通路
90とに分割されており、これらの第1ガス導入通路8
8と第2ガス導入通路90とが互いに独立している。
施形態の頭部保護エアバッグ装置では、インフレータ1
4から噴出したガスが、独立した第1ガス導入通路88
を介して前席用膨張室26、28、30、32へ供給さ
れると同時に、第2ガス導入通路90を介して後席用膨
張室74、76へも供給される。この結果、インフレー
タ14から遠い前席用膨張室26、28、30、32へ
も素早くガスを供給でき、エアバッグ袋体の展開完了時
間を短縮できる。
置では、エアバッグ袋体16の形状を大幅に変更するこ
となく、ガス導入通路40を第1ガス導入通路88と第
2ガス導入通路90とに分割するだけで、簡単にエアバ
ッグ袋体16の展開完了時間を短縮できるため、大幅な
コスト高もない。
導入通路88の断面積及び第2ガス導入通路90の断面
積を調整することにより、前席用膨張室26、28、3
0、32及び後席用膨張室74、76の各展開タイミン
グの調整が容易に行える。
第7実施形態を図13及び図14に従って説明する。
同一符号を付してその説明を省略する。
フロントピラー20の下部に配設される単一のインフレ
ータ14とエアバッグ袋体16との連結部に分岐管92
が配設されている。
は、エアバッグ袋体16の基布より剛性の高い材質、例
えば、アルミニウム、鉄等の金属、樹脂等で構成されて
おり、分岐管92の一方の端部92Aは、インフレータ
14に連結されている。また、分岐管92の二股に分岐
された一方の端部92Bには、エアバッグ袋体16の第
1ガス導入通路84が連結されており、二股に分岐され
た他方の端部92Cには、エアバッグ袋体16の第2ガ
ス導入通路86が連結されている。これらの第1ガス導
入通路84と第2ガス導入通路86はそれぞれ金属製の
リング94によって、分岐管92の端部92B、92C
にカシメられている。
施形態の頭部保護エアバッグ装置では、インフレータ1
4から噴出したガスが、剛性の高い分岐管92を介し
て、前席用膨張室26、28、30、32へ連通する第
1ガス導入通路84と、後席用膨張室74、76へ連通
する第2ガス導入通路86とに分けられる。即ち、本実
施形態ではガスの分岐部を、エアバッグ袋体16の外部
に設けた剛性の高い分岐管92に設定したので、インフ
レータ14から噴出する高圧ガスによるエアバッグ袋体
16の基布の破損を防止できる。
をフロントピラー20の下部に配設したが、これに代え
て、図15に示される如く、インフレータ14をクォー
タピラー44の下部に配設し、このインフレータ14
と、エアバッグ袋体16の第1ガス導入通路88及び第
2ガス導入通路90との間に分岐管92に設定した構成
としても良い。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、エアバッグ袋体16の膨張部と非膨張部
を構成する場合には、基布の所定の部位を縫合及び接着
することによって構成しても、また、基布の織り方を変
えることによって構成しても良い。
配設される単一のインフレータと、ピラーからルーフサ
イドに跨がって格納され、ボデー側部への前後固定点を
結ぶテンションラインと交差する方向に非膨張部によっ
て複数の膨張室が形成されたカーテン状エアバッグ袋体
と、を備えた頭部保護エアバッグ装置において、エアバ
ッグ袋体における各膨張室へのガス導入通路内に、イン
フレータとの連結部からインフレータに近い上流側膨張
室を越える位置まで延設され、インフレータから遠い下
流側膨張室から先にガスを供給するための補強用ライナ
ーチューブを有するため、大幅なコスト高をともなわ
ず、エアバッグ袋体の展開完了時間を短くすることがで
きるという優れた効果を有する。
頭部保護エアバッグ装置において、インフレータはAピ
ラー下部に配設され、エアバッグ袋体は前席用であるた
め、請求項1記載の効果に加えて、エアバッグ袋体膨張
展開時におけるAピラーガーニッシュへの高圧ガスによ
る負荷を低減できるという優れた効果を有する。
頭部保護エアバッグ装置において、インフレータはAピ
ラー下部に配設され、エアバッグ袋体は複数の前席用膨
張室と後席用膨張室とを備え、補強用ライナーチューブ
は前席用膨張室における下流側膨張室にガスを供給でき
る位置まで延びているため、請求項1記載の効果に加え
て、後席用膨張室にも素早くガスを供給できエアバッグ
袋体の展開完了時間を短縮できるという優れた効果を有
する。
頭部保護エアバッグ装置において、インフレータはCピ
ラー下部に配設され、エアバッグ袋体は複数の前席用膨
張室と後席用膨張室とを備え、補強用ライナーチューブ
は後席用膨張室を越えて前席用膨張室の上流側膨張室に
ガスを供給できる位置まで延びており、且つ前席用膨張
室と後席用膨張室との間のガス導入通路の断面積が補強
用ライナーチューブの断面積よりも大きいため、インフ
レータをCピラー下部に配設した場合にも、大幅なコス
ト高をともなわず、エアバッグ袋体の展開完了時間を短
くすることができるという優れた効果を有する。
頭部保護エアバッグ装置において、インフレータはCピ
ラー下部に配設され、エアバッグ袋体は複数の前席用膨
張室と後席用膨張室とを備え、補強用ライナーチューブ
は後席用膨張室を越えて前席用膨張室の上流側膨張室に
ガスを供給できる位置まで延びており、且つ補強用ライ
ナーチューブには後席用膨張室へガスを供給するための
ガス供給口が形成されているため、インフレータをCピ
ラー下部に配設した場合にも、大幅なコスト高をともな
わず、エアバッグ袋体の展開完了時間を短くすることが
できるという優れた効果を有する。
設される単一のインフレータと、ピラーからルーフサイ
ドに跨がって格納され、ボデー側部への前後固定点を結
ぶテンションラインと交差する方向に非膨張部によって
複数の膨張室が形成されたカーテン状エアバッグ袋体
と、を備えた頭部保護エアバッグ装置において、エアバ
ッグ袋体における前席用膨張室へのガス導入通路と、後
席用膨張室へのガス導入通路とが互いに独立しているた
め、大幅なコスト高をともなわず、エアバッグ袋体の展
開完了時間を短くすることができるという優れた効果を
有する。また、前席用膨張室と後席用膨張室の各展開タ
イミング調整が容易であり、インフレータをAピラー下
部に配設した場合にはAピラー部の乗員頭部保護エリア
が拡大するという優れた効果を有する。
頭部保護エアバッグ装置において、エアバッグ袋体に形
成した前席用膨張室のガス導入通路と後席用膨張室のガ
ス導入通路をエアバッグ袋体の基布より剛性の高い分岐
管を介してインフレータに接続したため、請求項6記載
の効果に加えて、インフレータから噴出する高圧ガスに
よるエアバッグ袋体の基布の破損を防止できるという優
れた効果を有する。
グ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開した状態を
示す車室内側から見た概略側面図である。
グ装置において、エアバッグ袋体の格納状態を示す車室
内側から見た概略側面図である。
グ装置のエアバッグ袋体を示す側面図である。
グ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開した状態を
示す車室内側から見た概略側面図である。
エアバッグ装置のエアバッグ袋体を示す側面図である。
グ装置のエアバッグ袋体を示す側面図である。
グ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開した状態を
示す車室内側から見た概略側面図である。
ッグ装置のエアバッグ袋体を示す側面図である。
ッグ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開した状態
を示す車室内側から見た概略側面図である。
ッグ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開した状態
を示す車室内側から見た概略側面図である。
ッグ装置の分岐管による連結部を示す拡大斜視図であ
る。
ッグ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開した状態
を示す車室内側から見た概略側面図である。
護エアバッグ装置において、エアバッグ袋体が膨張展開
した状態を示す車室内側から見た概略側面図である。
置におけるエアバッグ袋体の格納状態を示す概略側面図
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ピラー下部に配設される単一のインフレ
ータと、 ピラーからルーフサイドに跨がって格納され、ボデー側
部への前後固定点を結ぶテンションラインと交差する方
向に非膨張部によって複数の膨張室が形成されたカーテ
ン状エアバッグ袋体と、を備えた頭部保護エアバッグ装
置において、 前記エアバッグ袋体における各膨張室へのガス導入通路
内に、インフレータとの連結部からインフレータに近い
上流側膨張室を越える位置まで延設され、インフレータ
から遠い下流側膨張室から先にガスを供給するための補
強用ライナーチューブを有することを特徴とする頭部保
護エアバッグ装置。 - 【請求項2】 前記インフレータはAピラー下部に配設
され、前記エアバッグ袋体は前席用であることを特徴と
する請求項1記載の頭部保護エアバッグ装置。 - 【請求項3】 前記インフレータはAピラー下部に配設
され、前記エアバッグ袋体は複数の前席用膨張室と後席
用膨張室とを備え、前記補強用ライナーチューブは前席
用膨張室における下流側膨張室にガスを供給できる位置
まで延びていることを特徴とする請求項1記載の頭部保
護エアバッグ装置。 - 【請求項4】 前記インフレータはCピラー下部に配設
され、前記エアバッグ袋体は複数の前席用膨張室と後席
用膨張室とを備え、前記補強用ライナーチューブは後席
用膨張室を越えて前席用膨張室の上流側膨張室にガスを
供給できる位置まで延びており、且つ前席用膨張室と後
席用膨張室との間のガス導入通路の断面積が前記補強用
ライナーチューブの断面積よりも大きいことを特徴とす
る請求項1記載の頭部保護エアバッグ装置。 - 【請求項5】 前記インフレータはCピラー下部に配設
され、前記エアバッグ袋体は複数の前席用膨張室と後席
用膨張室とを備え、前記補強用ライナーチューブは後席
用膨張室を越えて前席用膨張室の上流側膨張室にガスを
供給できる位置まで延びており、且つ前記補強用ライナ
ーチューブには後席用膨張室へガスを供給するためのガ
ス供給口が形成されていることを特徴とする請求項1記
載の頭部保護エアバッグ装置。 - 【請求項6】 ピラー下部に配設される単一のインフレ
ータと、 ピラーからルーフサイドに跨がって格納され、ボデー側
部への前後固定点を結ぶテンションラインと交差する方
向に非膨張部によって複数の膨張室が形成されたカーテ
ン状エアバッグ袋体と、を備えた頭部保護エアバッグ装
置において、 前記エアバッグ袋体における前席用膨張室へのガス導入
通路と、後席用膨張室へのガス導入通路とが互いに独立
していることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。 - 【請求項7】 前記エアバッグ袋体に形成した前席用膨
張室のガス導入通路と後席用膨張室のガス導入通路を前
記エアバッグ袋体の基布より剛性の高い分岐管を介して
インフレータに接続したことを特徴とする請求項6記載
の頭部保護エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03850698A JP3607967B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 頭部保護エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03850698A JP3607967B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 頭部保護エアバッグ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11235965A true JPH11235965A (ja) | 1999-08-31 |
JP3607967B2 JP3607967B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=12527165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03850698A Expired - Lifetime JP3607967B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 頭部保護エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3607967B2 (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002187517A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-02 | Nippon Plast Co Ltd | 車両のサイドエアバッグ装置 |
EP1228930A2 (en) | 2001-01-31 | 2002-08-07 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Head protection air bag system |
JP2002370602A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Nippon Plast Co Ltd | 自動車の側突用エアバッグ装置 |
US6719321B2 (en) | 2001-06-11 | 2004-04-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
US6786506B2 (en) | 2001-06-11 | 2004-09-07 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
US6796576B2 (en) | 2001-06-11 | 2004-09-28 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
US6843502B2 (en) | 2001-06-11 | 2005-01-18 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
US6913281B2 (en) * | 2000-08-28 | 2005-07-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Head-protection airbag device |
US6932386B2 (en) | 2002-07-01 | 2005-08-23 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system including side airbag with vent hole |
US7011337B2 (en) | 2001-06-11 | 2006-03-14 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
US7121579B2 (en) | 2001-06-11 | 2006-10-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
JP2008037136A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグ、エアバッグ装置及びエアバッグの折畳方法 |
JP2008207668A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Mazda Motor Corp | カーテンエアバッグ装置を備えた車両の後部構造 |
US7438311B2 (en) | 2004-05-13 | 2008-10-21 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Hose for introduction and distribution of inflator gas |
JP2012206658A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Toyoda Gosei Co Ltd | 頭部保護エアバッグ装置 |
WO2014162955A1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-09 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置 |
DE112009004386B4 (de) * | 2008-12-31 | 2016-02-11 | Key Safety Systems, Inc. | Airbagmodul mit einem T-Diffusor für eine Aufblaseinrichtung |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP03850698A patent/JP3607967B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6913281B2 (en) * | 2000-08-28 | 2005-07-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Head-protection airbag device |
US6913282B2 (en) | 2000-08-28 | 2005-07-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Head-protection airbag device |
JP2002187517A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-02 | Nippon Plast Co Ltd | 車両のサイドエアバッグ装置 |
EP1228930A2 (en) | 2001-01-31 | 2002-08-07 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Head protection air bag system |
DE10225214B4 (de) * | 2001-06-11 | 2007-10-04 | Honda Giken Kogyo K.K. | Insassen-Rückhaltesystem |
DE10225678B4 (de) * | 2001-06-11 | 2009-01-15 | Honda Giken Kogyo K.K. | Insassen-Rückhaltesystem |
US6843502B2 (en) | 2001-06-11 | 2005-01-18 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
US6786506B2 (en) | 2001-06-11 | 2004-09-07 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
US6719321B2 (en) | 2001-06-11 | 2004-04-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
US7011337B2 (en) | 2001-06-11 | 2006-03-14 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
US7121579B2 (en) | 2001-06-11 | 2006-10-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
US6796576B2 (en) | 2001-06-11 | 2004-09-28 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system |
DE10225676B4 (de) * | 2001-06-11 | 2013-02-28 | Honda Giken Kogyo K.K. | Insassen-Rückhaltesystem |
JP2002370602A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Nippon Plast Co Ltd | 自動車の側突用エアバッグ装置 |
US6932386B2 (en) | 2002-07-01 | 2005-08-23 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Occupant restraint system including side airbag with vent hole |
US7438311B2 (en) | 2004-05-13 | 2008-10-21 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Hose for introduction and distribution of inflator gas |
JP2008037136A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグ、エアバッグ装置及びエアバッグの折畳方法 |
JP2008207668A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Mazda Motor Corp | カーテンエアバッグ装置を備えた車両の後部構造 |
DE112009004386B4 (de) * | 2008-12-31 | 2016-02-11 | Key Safety Systems, Inc. | Airbagmodul mit einem T-Diffusor für eine Aufblaseinrichtung |
JP2012206658A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Toyoda Gosei Co Ltd | 頭部保護エアバッグ装置 |
WO2014162955A1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-09 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置 |
CN105307905A (zh) * | 2013-04-01 | 2016-02-03 | 奥托立夫开发公司 | 安全气囊装置 |
JP6009655B2 (ja) * | 2013-04-01 | 2016-10-19 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置 |
CN105307905B (zh) * | 2013-04-01 | 2017-05-31 | 奥托立夫开发公司 | 安全气囊装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3607967B2 (ja) | 2005-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4481248B2 (ja) | サイドカーテンエアバッグ | |
US6913281B2 (en) | Head-protection airbag device | |
US20040119270A1 (en) | Head-protecting airbag and head-protecting airbag device | |
JP2003341456A (ja) | 改良型のカーテンエアバッグ組立体 | |
US7478829B2 (en) | Side airbag and method of folding | |
JPH11235965A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
CN109849835B (zh) | 车辆用帘式气囊装置 | |
US7080853B2 (en) | Airbag for head-protecting airbag device | |
US7163233B2 (en) | Head-protecting airbag | |
JP4336072B2 (ja) | エアバッグ | |
US8424906B2 (en) | Passenger protection device for vehicle | |
JP2000033847A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
JP3560127B2 (ja) | 前後席用頭部保護エアバッグ装置 | |
JP3521765B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
JP7312669B2 (ja) | エアバッグ | |
JPH11208410A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
JP5236907B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
JP2001088650A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
JP2002321586A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
JPH10166988A (ja) | 自動車用乗員保護装置 | |
JP4721987B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
JP3881245B2 (ja) | 自動車の側突用エアバッグ装置 | |
JP4744960B2 (ja) | 頭部保護用エアバッグ装置 | |
JP2001071856A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
JP2001114059A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040803 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040811 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040907 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040920 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121022 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121022 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |