JPH10158343A - 高光沢abs型の熱可塑性成形用組成物 - Google Patents
高光沢abs型の熱可塑性成形用組成物Info
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- JPH10158343A JPH10158343A JP9336556A JP33655697A JPH10158343A JP H10158343 A JPH10158343 A JP H10158343A JP 9336556 A JP9336556 A JP 9336556A JP 33655697 A JP33655697 A JP 33655697A JP H10158343 A JPH10158343 A JP H10158343A
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Abstract
30から100nmの粒子直径分布および≦70重量%
のゲル含有量を有するブタジエンポリマーラテックス
(A)と≧370nmの粒子直径d50、幅が50から5
00nmの粒子直径分布および≧70重量%のゲル含有
量を有するブタジエンポリマーラテックス(B)を含む
混合物の存在下で樹脂形成用モノマー類を乳化重合させ
ることで入手可能な少なくとも1種のグラフトポリマ
ー、 II)110から150nmの粒子直径d50、幅が20
から50nmの粒子直径分布および80から98重量%
のゲル含有量を有するブタジエンポリマーラテックス
(C)の存在下で樹脂形成用モノマー類を乳化重合させ
ることで入手可能な少なくとも1種のグラフトポリマ
ー、 III)ゴムを含めないで樹脂形成用モノマー類から作
られた少なくとも1種のコポリマー、を含有させたAB
S型の熱可塑性成形用組成物、そしてこの成形用組成物
を成形品の製造で用いる使用。
Description
造する目的で熱可塑性樹脂として長年に渡って多量に用
いられてきた。ここで、この樹脂の特性範囲は比較的高
いぜい性から非常に高いじん性に及ぶ。
は、非常に高い表面光沢を示す成形品の製造、例えばハ
ウジング(housings)および被覆物(例えば電
話機、台所用品、家庭用品など)の製造である。
ない課題は、表面の光沢が非常に高いことに加えて向上
したノッチド衝撃強度と非常に良好な熱可塑流動挙動を
示す非常に高光沢の製品を提供することである。
物は公知であるが、それらはこの上に記述した厳しい要
求を満足させるものでない。このように、例えばドイツ
特許出願公開第OS 2 420 357号およびドイ
ツ特許出願公開第OS 2420 358号には、限定
された特性値を持たせた特別なグラフトポリマー類の使
用が記述されており、そのような特性値には、ゴム含有
量、粒子サイズ、グラフト化度(degree of
grafting)、グラフトポリマーに含めるスチレ
ン:アクリロニトリル比、および使用するスチレン−ア
クリロニトリルコポリマーのスチレン:アクリロニトリ
ル比が含まれる。このような成形用組成物の製造は比較
的込み入っているにも拘らず、最適なじん性/流動挙動
関係は達成されていない。
にも光沢のあるABS成形組成物が記述されていて、こ
れは数種のゴム成分を基とする組成物である。しかしな
がら、このような成形組成物では、その組成物に入って
いるABSポリマーの比率が原因で、良好なじん性/光
沢関係は達成されていない。
号には高光沢のABS成形組成物を製造する方法が記述
されている。上述したドイツ特許出願公開第OS 2
420 357号およびドイツ特許出願公開第OS 2
420 358号と同様にまたそこでも非常に多くの
指定反応条件を維持する必要がある。満足されるじん性
が得られたのは、粗いグラフトポリマー(これを産業的
に製造するのは高価である)を非常に高い含有量で用い
た時のみである。
2種類のABSグラフトゴムを樹脂マトリックス内で用
いると非常に高い光沢値を示すと同時に非常に良好なじ
ん性と加工性を示す製品が得られることを見い出した。
成形用組成物を提供し、この組成物に、 I)使用するグラフトモノマー類と使用するブタジエン
ポリマー類の質量比(mass ratio)を25:
75から70:30にして≦320nm、好適には26
0から310nmの粒子直径d50、幅が30から100
nm、好適には40から80nmの粒子直径分布(積分
粒子直径分布からd90−d10として測定)および≦70
重量%、好適には40から65重量%のゲル含有量を有
するブタジエンポリマーラテックス(A)と≧370n
m、好適には380から450nmの粒子直径d50、幅
が50から500nm、好適には100から400nm
の粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90−d10とし
て測定)および≧70重量%、好適には70から90重
量%のゲル含有量を有するブタジエンポリマーラテック
ス(B)を含む混合物[該ブタジエンポリマーラテック
スは各々共重合した追加的ビニルモノマーを0から50
重量%含んでいてもよい]の存在下でスチレンとアクリ
ロニトリルを90:10から50:50の重量比[この
スチレンおよび/またはアクリロニトリルは全部または
一部がα−メチルスチレン、メタアクリル酸メチルまた
はN−フェニルマレイミドで置き換え可能である]で乳
化重合させることで入手可能な少なくとも1種のグラフ
トポリマー、 II)使用するグラフトモノマーと使用するブタジエン
ポリマーの質量比を30:70から60:40にして1
10から150nm、好適には120から140nmの
粒子直径d50、幅が20から50nm、好適には25か
ら45nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90
−d10として測定)および80から98重量%、好適に
は85から95重量%のゲル含有量を有するブタジエン
ポリマーラテックス(C)[該ブタジエンポリマーラテ
ックスは共重合した追加的ビニルモノマーを0から50
重量%含んでいてもよい]の存在下でスチレンとアクリ
ロニトリルを90:10から50:50の重量比[この
スチレンおよび/またはアクリロニトリルは全部または
一部がα−メチルスチレン、メタアクリル酸メチルまた
はN−フェニルマレイミドで置き換え可能である]で乳
化重合させることで入手可能な少なくとも1種のグラフ
トポリマー、 III)ゴムを含めないでスチレンとアクリロニトリル
を90:10から50:50の重量比[このスチレンお
よび/またはアクリロニトリルは全部または一部がα−
メチルスチレン、メタアクリル酸メチルまたはN−フェ
ニルマレイミドで置き換え可能である]で用いて作られ
た少なくとも1種のコポリマー、を含有させる。
を2.5から35重量部、好適には5から30重量部、
特に好適には7.5から25重量部含め、IIを5から
40重量部、好適には7.5から35重量部、特に好適
には10から30重量部含め、そしてIIIを25から
92.5重量部、好適には35から87.5重量部、特
に好適には45から82.5重量部含めてもよい。
ルモノマー類から生じさせた樹脂でない追加的熱可塑性
樹脂(ゴムを含まない)を含めることも可能であり、こ
のような熱可塑性樹脂を500重量部以下、好適には4
00重量部以下、特に好適には300重量部以下の量で
用いてもよい[各場合ともI+II+III(100重
量部)を基準]。
なくとも2種類のブタジエンポリマーラテックス[種類
(A)および(B)の各々を少なくとも1つづつ]から
成る混合物を用いる。(A):(B)の重量比を個々の
ラテックスに入っている固体の含有量を基準にして好適
には90:10から10:90、特に好適には60:4
0から30:70にする。
(A)および(B)とは異なるブタジエンラテックス
(C)を用いる。
(B)および(C)はブタジエンの乳化重合で製造可能
である。この重合は公知であり、例えばHouben-Weyl, M
ethoden der Organischen Chemie, Makromolekulare St
offe, パート1, 674頁(1961),Thieme Verlag, Stuttgar
tなどに記述されている。ブタジエンと一緒に共重合し
得る1種以上のモノマー類をコモノマーとして50重量
%以下の量(ブタジエンポリマーの製造で用いるモノマ
ーの総量を基準にして)で用いることも可能である。
ン、クロロプレン、アクリロニトリル、スチレン、α−
メチルスチレン、C1−C4−アルキルスチレン類、アク
リル酸C1−C8−アルキル、メタアクリル酸C1−C8−
アルキル、アルキレングリコールのジアクリレート類、
アルキレングリコールのジメタアクリレート類、ジビニ
ルベンゼンであり、好適にはブタジエンを単独で用い
る。また、(A)および(B)の調製では、公知方法を
用いて、まず最初に微細なブタジエンポリマーを調製し
た後、要求される粒子直径に調整する目的でそれを公知
様式で凝集させることも可能である。
特許第0 029 613号、ヨーロッパ特許第0 0
07 810号、DD−PS 144 415号、ドイ
ツ特許出願公開第1 233 131号、ドイツ特許出
願公開第1 258 076号、ドイツ特許出願公開第
OS 2 101 650号、米国特許第1 3793
91号参照)。
マーを調製した後にこれをブタジエン含有モノマー類と
一緒に更に反応させることによるさらなる重合でより大
きな粒子を生じさせるいわゆる種晶重合技術も使用可能
である。
(A)、(B)および(C)は、原則として、微細なブ
タジエンポリマーを水性媒体に入れて乳化させることで
も調製可能である(例えば特開昭55 125 102
号参照)。
≦320nm、好適には260から310nmの粒子直
径d50、幅が30から100nm、好適には40から8
0nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90−d
10として測定)および≦70重量%、好適には40から
65重量%のゲル含有量を持たせる。
≧370nm、好適には380から450nmの粒子直
径d50、幅が50から500nm、好適には100から
400nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90
−d10として測定)および≧70重量%、好適には75
から90重量%のゲル含有量を持たせる。
110から150nm、好適には120から140nm
の粒子直径d50、幅が20から50nm、好適には25
から45nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd
90−d10として測定)および80から98重量%、好適
には85から95重量%のゲル含有量を持たせる。
d90値は、超遠心分離測定(W. Scholtan, H. Lange: K
olloid Z. u. Z. Polymere 250, 782から796頁(1972))
参照)で測定可能である。ゲル含有量で示す値は、ワイ
ヤーケージ(wire cage)方法に従ってトルエ
ンで測定した値に関する(Houben-Weyl, Methoden der
Organischen Chemie, Makromolekulare Stoffe, パート
1, 307頁(1961), Thieme Verlag, Stuttgart参照)。
(B)および(C)のゲル含有量は原則として公知様式
で適切な反応条件を用いることで調整可能である[例え
ば、高いゲル含有量を得るには、任意に架橋用物質を添
加して、反応温度を高くしそして/または重合度を高く
し、或は例えば低いゲル含有量を得るには、任意に分子
量調節剤、例えばn−ドデシルメルカプタンまたはt−
ドデシルメルカプタンなどを添加して、反応温度を低く
しそして/または過剰な架橋が起こる前に重合反応を停
止させる]。使用する乳化剤は、通常のアニオン乳化剤
であってもよく、例えばアルキルスルフェート類、アル
キルスルホネート類、アラルキルスルホネート類、飽和
もしくは不飽和脂肪酸石鹸、そしてアビエチン酸または
トール油酸にアルカリ不均化反応または水添反応を受け
させたものの石鹸などであり、好適にはカルボキシル基
を有する乳化剤を用いる(例えばC10−C18脂肪酸の
塩、アビエチン酸に不均化反応を受けさせたもの)。
するグラフト重合は、それぞれ、上記モノマー類の混合
物をブタジエンポリマーラテックス(A)と(B)の混
合物に連続添加し、そして上記混合物をブタジエンポリ
マーラテックス(C)のみに連続添加して、重合を起こ
させる様式で実施可能である。
を維持してこのモノマー類を公知様式でゴムラテックス
に加えるのが好適である。
と(B)のブタジエンポリマーラテックス混合物を好適
には30から75重量部、特に好適には40から70重
量部(各場合とも固体を基準)の量で存在させて、スチ
レンとアクリロニトリルの混合物[1種以上のモノマー
類を任意に50重量%以下の量(グラフト重合で用いる
モノマー類の総量を基準)で含めてもよい]を好適には
25から70重量部、特に好適には30から60重量部
の量で用いてこれらを重合させる。
ジエンポリマーラテックス(C)を好適には40から7
0重量部、特に好適には45から65重量部(各場合と
も固体を基準)の量で存在させて、スチレンとアクリロ
ニトリルの混合物[1種以上のモノマー類を任意に50
重量%以下の量(グラフト重合で用いるモノマー類の総
量を基準)で含めてもよい]を好適には30から60重
量部、特に好適には35から55重量部の量で用いてこ
れらを重合させる。
好適には重量比が90:10から50:50、特に好適
には重量比が65:35から75:25のスチレンとア
クリロニトリルの混合物であり、このスチレンおよび/
またはアクリロニトリルは、全部または一部が、共重合
性モノマー類、好適にはα−メチルスチレン、メタアク
リル酸メチルまたはN−フェニルマレイミドに置き換え
可能である。
調節剤を好適には0.05から2重量%の量、特に好適
には0.1から1重量%の量(各場合ともグラフト重合
段階で用いるモノマーの総量を基準)で用いてもよい。
カプタン類、例えばn−ドデシルメルカプタン、t−ド
デシルメルカプタン、α−メチルスチレン二量体、テル
ピノレンなどである。
例えばH2O2、ジt−ブチルパーオキサイド、クメンヒ
ドロパーオキサイド、ジシクロヘキシルパーカーボネー
ト、t−ブチルヒドロパーオキサイド、p−メンタンヒ
ドロパーオキサイドなど、アゾ開始剤、例えばアゾビス
イソブチロニトリルなど、無機過塩類、例えば過硫酸ア
ンモニウム、過硫酸ナトリウムもしくは過硫酸カリウ
ム、過ホウ酸ナトリウム、およびまた酸化還元系などで
ある。酸化還元系は一般に有機酸化剤と還元剤から成
り、追加的に重金属イオンを反応媒体に存在させること
も可能である(Houben-Weyl, Methoden der Organische
n Chemie, 14/1巻、263から297頁参照)。
40℃から90℃である。適切な乳化剤はこの上に示し
た乳化剤である。
フト重合を、好適には、該モノマー類を上記グラフト重
合で用いるモノマー全体の55から90重量%、好適に
は60から80重量%、特に好適には65から75重量
%をこのモノマー類を導入する全期間の最初の半分以内
に加えそしてその残りのモノマー分をこのモノマー類を
導入する全期間の次の半分の間に加える様式で導入する
ことで実施する。
て、好適には、スチレンとアクリロニトリルを90:1
0から50:50の重量比で用いて作られたコポリマー
類を用いるが、このスチレンおよび/またはアクリロニ
トリルは、全部または一部が、α−メチルスチレン、メ
タアクリル酸メチルまたはN−フェニルマレイミドで置
き換え可能である。
から200,000の平均分子量Mwおよび20から1
10ml/gの固有粘度[η](25℃のジメチルホル
ムアミド中で測定)を持たせる。
ばドイツ特許出願公開第2 420358号およびドイ
ツ特許出願公開第2 724 360号などに記述され
ている。塊状重合もしくは溶液重合で製造されたビニル
樹脂が特に価値あることを確認した。
まないコポリマーとしてビニルモノマー類から合成され
た熱可塑性樹脂以外に、また、重縮合物、例えば芳香族
ポリカーボネート類、芳香族ポリエステルカーボネート
類、ポリエステルまたはポリアミド類などを用いること
も可能である。
ポリエステルカーボネート類は公知であり(例えばドイ
ツ特許出願公開第1 495 626号、ドイツ特許出
願公開第OS 2 232 877、OS 2 703
376、OS 2 714544、OS 3 000
610、OS 3 832 396、OS 3077
934号参照)、それらは、例えば、式(I)および
(II)
レン、C2−C5−アルキリデン、C5−C6−シクロアル
キリデン、−O−、−S−、−SO2−または−CO−
であり、R5およびR6は、互いに独立して、水素、メチ
ルまたはハロゲン、特に水素、メチル、塩素または臭素
を表し、R1およびR2は、互いに独立して、水素、ハロ
ゲン、好適には塩素または臭素、C1−C8−アルキル、
好適にはメチル、エチル、C5−C6−シクロアルキル、
好適にはシクロヘキシル、C6−C10−アリール、好適
にはフェニル、またはC7−C12−アラルキル、好適に
はフェニル−C1−C4−アルキル、特にベンジルを表
し、mは、4から7の整数、好適には4または5であ
り、nは、0または1であり、R3およびR4は、各Xに
関して個別に選択可能であり、互いに独立して、水素ま
たはC1−C6−アルキルを表し、そしてXは、炭素を表
す]に相当するジフェノール類を相界面重縮合反応で炭
酸ハライド類、好適にはホスゲンおよび/または芳香族
ジカルボン酸ジハライド類、好適にはベンゼンジカルボ
ン酸ジハライド類と反応させるか或は均一相重縮合反応
(いわゆるピリジン方法)でホスゲンと反応させること
などで製造可能であり、これの分子量は、公知の連鎖停
止剤を適切な量で用いることによる公知様式で調整可能
である。
ジフェノール類は、例えばヒドロキノン、レゾルシノー
ル、4,4’−ジヒドロキシジフェニル、2,2−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,4−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル−3,5−ジ
メチルフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)−プロパン、
2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフ
ェニル)−プロパン、1,1−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)−シクロヘキサン、1,1−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘ
キサン、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
3,3−ジメチルシクロヘキサン、1,1−ビス−(4
−ヒドロキシフェニル)−3,3,5,5−テトラメチ
ルシクロヘキサンまたは1,1−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−2,4,4−トリメチルシクロペンタン
などである。
は2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパ
ンおよび1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
シクロヘキサンである。式(II)に相当する好適なフ
ェノールは1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンである。
である。
−t−ブチルフェノール、長鎖アルキルフェノール類、
例えばドイツ特許出願公開第OS 2 842 005
号に従う4−(1,3−テトラメチルブチル)フェノー
ル、ドイツ特許出願公開第OS 3 506 472号
に従うアルキル置換基中の全C原子数が8から20のモ
ノアルキルフェノール類、ジアルキルフェノール類、例
えばp−ノニルフェノール、2,5−ジ−t−ブチルフ
ェノール、p−t−オクチルフェノール、p−ドデシル
フェノール、2−(3,5−ジメチルヘプチル)フェノ
ールおよび4−(3,5−ジメチルヘプチル)フェノー
ルなどである。連鎖停止剤の必要量はジフェノール類
(I)と(II)の総量を基準にして一般に0.5から
10モル%である。
テルカーボネート類は線状であるか或は分枝していても
よく、好適には、三官能または三官能以上の化合物、例
えばフェノールのOH基を3個または3個以上有する化
合物を使用ジフェノール総量を基準にして0.05から
2.0モル%添加することで分枝生成物を得る。
テルカーボネート類は芳香族に結合しているハロゲン、
好適には臭素および/または塩素を含む可能性がある
が、好適にはこれらにハロゲンを含めない。
測定などで測定して、10,000から200,00
0、好適には20,000から80,000の平均分子
量(Mw、重量平均)を持たせる。
はポリアルキレンテレフタレート類、即ち芳香族ジカル
ボン酸もしくはそれの反応性誘導体(例えばジメチルエ
ステルまたは無水物)と脂肪族、環状脂肪族または芳香
脂肪族ジオール類から作られた反応生成物、および上記
反応生成物の混合物である。
は、テレフタル酸(またはそれの反応性誘導体)とC原
子数が2から10の脂肪族もしくは環状脂肪族ジオール
類から公知方法で調製可能である(Kunststoff Handbuc
h, Volume XIII, 695頁以後, Carl Hanser Verlag, Mun
ich, 1973)。
は、ジカルボキシレート基の80から100モル%、好
適には90から100モル%をテレフタレート基にし、
そしてジオール基の80から100モル%、好適には9
0から100モル%をエチレングリコール基および/ま
たは1,4−ブタンジオール基にする。
は、エチレングリコール基または1,4−ブタンジオー
ル基に加えて、C原子を3から12個有する他の脂肪族
ジオール類またはC原子を6から12個有する環状脂肪
族ジオール類の基、例えば1,3−プロパンジオール、
2−エチル−1,3−プロパンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
3−メチル−1,3−ペンタンジオールおよび3−メチ
ル−1,6−ペンタンジオール、2−エチル−1,3−
ヘキサンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパ
ンジオール、2,5−ヘキサンジオール、1,4−ジ
(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、2,4−
ジヒドロキシ−1,1,3,3−テトラメチルシクロブ
タン、2,2−ビス−(3−β−ヒドロキシ−エトキシ
フェニル)プロパンおよび2,2−ビス−(4−ヒドロ
キシプロポキシフェニル)プロパン(ドイツ特許出願公
開第OS 2 407 647号、2 407 776
号、2 715 932号)などの基を0から20モル
%含み得る。
270号および米国特許第3 692 744号に記述
されている種類の三価もしくは四価アルコール類または
三塩基性もしくは四塩基性カルボン酸を比較的少量組み
込むことにより、ポリアルキレンテレフタレート類を分
枝させてもよい。好適な分枝剤の例は、トリメシン酸、
トリメリット酸、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパンおよびペンタエリスリトールなどである。こ
のような分枝剤の使用量を酸成分を基準にして1モル%
以下にすることを推奨する。
類は、単にテレフタル酸およびそれの反応性誘導体(例
えばそれのジアルキルエステル)とエチレングリコール
および/または1,4−ブタンジオールから作られたも
の、並びにこのようなポリアルキレンテレフタレート類
の混合物である。
は、また、上述したアルコール成分を少なくとも2種類
用いて作られたコポリエステル類が含まれ、ポリ(エチ
レングリコール/1,4−ブタンジオール)テレフタレ
ート類が特に好適なコポリエステルである。
は、各場合とも25℃のフェノール/o−ジクロロベン
ゼン(1:1の重量部)中で測定して、一般に0.4か
ら1.5dl/g、好適には0.5から1.3dl/
g、特に0.6から1.2dl/gの固有粘度を示す。
ド類、コポリアミド類および上記ポリアミド類の混合物
である。これらは部分結晶性および/または非晶質ポリ
アミド類であってもよい。
ミド6、ポリアミド6,6、およびこのような成分の混
合物および相当するコポリマー類である。また、酸成分
の全体または一部がテレフタル酸および/またはイソフ
タル酸および/またはスベリン酸および/またはセバシ
ン酸および/またはアゼライン酸および/またはアジピ
ン酸および/またはシクロヘキサンジカルボン酸から成
りそしてジアミン成分の全体または一部がm−および/
またはp−キシリレンジアミンおよび/またはヘキサメ
チレンジアミンおよび/または2,2,4−トリメチル
ヘキサメチレンジアミンおよび/または2,4,4−ト
リメチルヘキサメチレンジアミンおよび/またはイソホ
ロンジアミンから成る部分結晶性ポリアミド類なども適
切であり、これらの組成は原則として公知である。
ラクタム類から全体または一部が作られた(任意に、こ
の上で述べた出発成分の1つ以上を付随的に用いてもよ
い)ポリアミド類を挙げることができる。
てそれらの混合物が特に好適な部分結晶性ポリアミド類
である。非晶質ポリアミド類としては、公知製品が使用
可能である。ジアミン類、例えばエチレンジアミン、ヘ
キサメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、2,
2,4−および/または2,4,4−トリメチルヘキサ
メチレンジアミン、m−および/またはp−キシリレン
ジアミン、ビス−(4−アミノシクロヘキシル)メタ
ン、ビス−(4−アミノシクロヘキシル)プロパン、
3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノ−ジシクロヘ
キシルメタン、3−アミノメチル−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキシルアミン、2,5−および/または
2,6−ビス−(アミノメチル)ノルボルネンおよび/
または1,4−ジアミノメチルシクロヘキサンとジカル
ボン酸、例えばしゅう酸、アジピン酸、アゼライン酸、
デカンジカルボン酸、ヘプタデカンジカルボン酸、2,
2,4−および/または2,4,4−トリメチルアジピ
ン酸、イソフタル酸およびテレフタル酸などを重縮合さ
せることによって上記ポリアミド類を得る。
とで得られるコポリマー類も適切であり、またアミノカ
ルボン酸、例えばε−アミノカプロン酸、ω−アミノウ
ンデカン酸またはω−アミノラウリン酸などまたはそれ
らのラクタム類の付加で生じるコポリマー類も適切であ
る。
タル酸とヘキサメチレンジアミンと他のジアミン類、例
えば4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタン、イソ
ホロンジアミン、2,2,4−および/または2,4,
4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、2,5−およ
び/または2,6−ビス−(アミノメチル)ノルボルネ
ンから作られたポリアミド類、またはイソフタル酸と
4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタンとε−カプ
ロラクタムから作られたポリアミド類、またはイソフタ
ル酸と3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノジシク
ロヘキシルメタンとラウリルラクタムから作られたポリ
アミド類、またはテレフタル酸と2,2,4−および/
または2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン
の異性体混合物から作られたポリアミド類である。
ヘキシルメタンの代わりに、位置異性体であるジアミノ
ジシクロヘキシルメタンの混合物、即ち 4,4’−ジアミノ異性体を70から99モル% 2,4’−ジアミノ異性体を1から30モル% 2,2’−ジアミノ異性体を0から2モル%、および任
意に、相当する高級縮合ジアミン類、を含有する混合物
を使用することも可能であり、このような混合物は、工
業グレードのジアミノジフェニルメタンの水添を行うこ
とで得られる。イソフタル酸を30%以下の量でテレフ
タル酸に置き換えることも可能である。
のm−クレゾール中1重量%の溶液で測定)は、好適に
は2.0から5.0、特に好適には2.5から4.0で
ある。
ラフトポリマー成分I)を2.5から35重量部、好適
には5から30重量部、特に好適には7.5から25重
量部含め、グラフトポリマー成分II)を5から40重
量部、好適には7.5から35重量部、特に好適には1
0から30重量部含め、そしてゴムを含まないコポリマ
ーIII)を25から92.5重量部、好適には35か
ら87.5重量部、特に好適には45から82.5重量
部含める。
他の熱可塑性樹脂(ゴムを含まない)を追加的に用いる
場合、これが構成する量を500重量部以下、好適には
400重量部以下、特に好適には300重量部以下にす
る[各場合ともI)+II)+III)(100重量
部)を基準]。
の混合用装置(好適にはロールが数本備わっているミ
ル、混合用押出し加工機または内部ニーダー)で成分
I)とII)とIII)を混合することで実施する。
従う成形用組成物にそれの製造過程中、処理中、さらな
る加工中、および最終成形中に導入してもよい。このよ
うな添加剤には、例えば抗酸化剤、UV安定剤、過酸化
物抑制剤、帯電防止剤、滑剤、離型剤、難燃剤、充填材
もしくは補強材(ガラス繊維、炭素繊維など)および着
色剤などが含まれる。
能であり、これには、例えば射出成形、シート押出し加
工に続く任意の熱成形、冷成形、管材および断片の押出
し加工、およびカレンダー加工などが含まれる。
部は常に重量部でありそしてそこに示すパーセント値は
常に重量%である。
のd90−d10値および49重量%のゲル含有量を有する
アニオン乳化(anionically emulsi
fied)ポリブタジエンラテックスを29重量部(固
体物質として計算)、およびラジカル重合で作られた4
32nmのd50値、128nmのd90−d10値および8
1重量%のゲル含有量を有するアニオン乳化ポリブタジ
エンラテックスを29重量部(固体物質として計算)用
いて、これらを固体含有量が約20重量%になるように
水で調整し、この混合物を63℃に加熱した後、それに
過硫酸カリウム(水に溶解)を0.5重量部加える。次
に、スチレンが73重量%でアクリロニトリルが27重
量%の混合物42重量部とt−ドデシルメルカプタン
0.1重量部を上記反応混合物に上記モノマー全量の7
0重量%を最初の2時間以内に添加するような様式で4
時間かけて加える。それと並行して、樹脂酸混合物のナ
トリウム塩(Dresinate 731を水に溶解さ
せてアルカリ性になるように調整)1重量部(固体物質
として計算)を4時間かけて加える。更に4時間反応さ
せ、続いてフェノール系抗酸化剤を約1.0重量部加え
た後、グラフトラテックスを硫酸マグネシウム/酢酸混
合物で凝集させ、そしてその結果として生じた粉末を水
で洗浄した後、真空下70℃で乾燥させる。
ない比較材料) 上記ポリブタジエンラテックス混合物の代わりに、28
2nmのd50値、48nmのd90−d10値および49重
量%のゲル含有量を有するポリブタジエンラテックスを
58重量部(固体物質として計算)用いて、「ABSグ
ラフトポリマー1」の下で記述した手順を繰り返した。
ない比較材料) 上記ポリブタジエンラテックス混合物の代わりに、43
2nmのd50値、128nmのd90−d10値および81
重量%のゲル含有量を有するポリブタジエンラテックス
を58重量部(固体物質として計算)用いて、「ABS
グラフトポリマー1」の下で記述した手順を繰り返し
た。
のd90−d10値および89重量%のゲル含有量を有する
アニオン乳化ポリブタジエンラテックス50重量部(固
体物質として計算)を、固体含有量が約20重量%にな
るように水で調整し、これを63℃に加熱した後、それ
に過硫酸カリウム(水に溶解)を0.5重量部加える。
次に、スチレンが73重量%でアクリロニトリルが27
重量%の混合物50重量部を4時間かけて加える。それ
と並行して、樹脂酸混合物のナトリウム塩(Dresi
nate 731を水に溶解させてアルカリ性になるよ
うに調整)1重量部(固体物質として計算)を4時間か
けて加える。更に4時間反応させ、続いてフェノール系
抗酸化剤を約1.0重量部加えた後、グラフトラテック
スを硫酸マグネシウム/酢酸混合物で凝集させ、そして
その結果として生じた粉末を水で洗浄した後、真空下7
0℃で乾燥させる。
ない比較材料) 127nmのd50値、63nmのd90−d10値および7
5重量%のゲル含有量を有するポリブタジエンラテック
スを用いて「ABSグラフトポリマー4」の下で記述し
た手順を繰り返した。
/Mn−1≦2の統計学的スチレン/アクリロニトリル
コポリマー(スチレン:アクリロニトリルの重量比7
2:28)。
1が約2の統計学的α−メチルスチレン/アクリロニト
リルコポリマー(α−メチルスチレン:アクリロニトリ
ルの重量比72:28)。
らを2重量部のエチレンジアミンビス−ステアリン酸ア
ミド(実施例1から4)、2重量部のペンタエリスリト
ールテトラステアレート(実施例5から12)、0.5
重量部のステアリン酸マグネシウム(実施例5から
8)、そして0.1重量部のシリコンオイル(実施例1
から8)と一緒に、内部ニーダーで混合する。この混合
物を粒子状にした後、試験ロッドおよび平シートに成形
する(表面を評価する目的で)。
180/1Aに従うノッチド衝撃強度[室温
(ak RT)および−40℃(ak−40℃)、単位:kJ
/m2]、DIN 53456に従うボール穴開き抵抗
(Hc)(単位:N/mm2)、DIN 53460に従
う熱たわみ温度(ビーカーB)(単位:℃)、DIN
53735Uに従う熱可塑流動挙動(MVI)(単位:
cm3/10分)、およびDIN 67 530に従う
表面光沢[20℃の反射角(反射率計の値)]。
本発明に従う成形用組成物は非常に高い光沢値を示し、
良好なじん性値(特に低温で)を示し、良好な流動挙動
を示し、かつ良好なボール穴開き抵抗(弾性係数)を示
すことを特徴とするが分かるであろう。また、耐熱配合
ABS製品の製造でも本発明の利点が得られることも分
かるであろう(実施例9から12参照)。
Claims (6)
- 【請求項1】 ABS型の熱可塑性成形用組成物であっ
て、 I)使用するグラフトモノマー類と使用するブタジエン
ポリマー類の質量比を25:75から70:30にして
≦320nmの粒子直径d50、幅が30から100nm
の粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90−d10とし
て測定)および≦70重量%のゲル含有量を有するブタ
ジエンポリマーラテックス(A)と≧370nmの粒子
直径d50、幅が50から500nmの粒子直径分布(積
分粒子直径分布からd90−d10として測定)および≧7
0重量%のゲル含有量を有するブタジエンポリマーラテ
ックス(B)を含む混合物[該ブタジエンポリマーラテ
ックスは各々共重合した追加的ビニルモノマーを0から
50重量%含んでいてもよい]の存在下でスチレンとア
クリロニトリルを90:10から50:50の重量比
[このスチレンおよび/またはアクリロニトリルは全部
または一部がα−メチルスチレン、メタアクリル酸メチ
ルまたはN−フェニルマレイミドで置き換え可能であ
る]で乳化重合させることで入手可能な少なくとも1種
のグラフトポリマー、 II)使用するグラフトモノマーと使用するブタジエン
ポリマーの質量比を30:70から60:40にして1
10から150nmの粒子直径d50、幅が20から50
nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90−d10
として測定)および80から98重量%のゲル含有量を
有するブタジエンポリマーラテックス(C)[該ブタジ
エンポリマーラテックスは共重合した追加的ビニルモノ
マーを0から50重量%含んでいてもよい]の存在下で
スチレンとアクリロニトリルを90:10から50:5
0の重量比[このスチレンおよび/またはアクリロニト
リルは全部または一部がα−メチルスチレン、メタアク
リル酸メチルまたはN−フェニルマレイミドで置き換え
可能である]で乳化重合させることで入手可能な少なく
とも1種のグラフトポリマー、 III)ゴムを含めないでスチレンとアクリロニトリル
を90:10から50:50の重量比[このスチレンお
よび/またはアクリロニトリルは全部または一部がα−
メチルスチレン、メタアクリル酸メチルまたはN−フェ
ニルマレイミドで置き換え可能である]で用いて作られ
た少なくとも1種のコポリマー、を含有する熱可塑性成
形用組成物。 - 【請求項2】 該グラフトポリマーI)が、該モノマー
類を該ブタジエンポリマーラテックス(A)と(B)の
混合物に該モノマー類の55から90重量%をこのモノ
マー類を導入する期間の最初の半分以内に添加する様式
で導入することで生じさせたものである請求項1記載の
熱可塑性成形用組成物。 - 【請求項3】 ABS型の熱可塑性成形用組成物であっ
て、 I)使用するグラフトモノマー類と使用するブタジエン
ポリマー類の質量比を25:75から70:30にして
260から310nmの粒子直径d50、幅が40から8
0nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90−d
10として測定)および40から65重量%のゲル含有量
を有するブタジエンポリマーラテックス(A)と380
から450nmの粒子直径d50、幅が100から400
nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90−d10
として測定)および75から90重量%のゲル含有量を
有するブタジエンポリマーラテックス(B)を含む混合
物[該ブタジエンポリマーラテックスは各々共重合した
追加的ビニルモノマーを0から50重量%含んでいても
よい]の存在下でスチレンとアクリロニトリルを90:
10から50:50の重量比[このスチレンおよび/ま
たはアクリロニトリルは全部または一部がα−メチルス
チレン、メタアクリル酸メチルまたはN−フェニルマレ
イミドで置き換え可能である]で乳化重合させることで
入手可能な少なくとも1種のグラフトポリマー、 II)使用するグラフトモノマーと使用するブタジエン
ポリマーの質量比を30:70から60:40にして1
20から140nmの粒子直径d50、幅が25から45
nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90−d10
として測定)および85から95重量%のゲル含有量を
有するブタジエンポリマーラテックス(C)[該ブタジ
エンポリマーラテックスは共重合した追加的ビニルモノ
マーを0から50重量%含んでいてもよい]の存在下で
スチレンとアクリロニトリルを90:10から50:5
0の重量比[このスチレンおよび/またはアクリロニト
リルは全部または一部がα−メチルスチレン、メタアク
リル酸メチルまたはN−フェニルマレイミドで置き換え
可能である]で乳化重合させることで入手可能な少なく
とも1種のグラフトポリマー、 III)ゴムを含めないでスチレンとアクリロニトリル
を90:10から50:50の重量比[このスチレンお
よび/またはアクリロニトリルは全部または一部がα−
メチルスチレン、メタアクリル酸メチルまたはN−フェ
ニルマレイミドで置き換え可能である]で用いて作られ
た少なくとも1種のコポリマー、を含有する熱可塑性成
形用組成物。 - 【請求項4】 該グラフトポリマーI)が、該モノマー
類を該ブタジエンポリマーラテックス(A)と(B)の
混合物に該モノマー類の60から80重量%をこのモノ
マー類を導入する期間の最初の半分以内に添加する様式
で導入することで生じさせたものである請求項3記載の
熱可塑性成形用組成物。 - 【請求項5】 芳香族ポリカーボネート、芳香族ポリエ
ステルカーボネート、ポリエステル、ポリアミドから選
択される少なくとも1種の樹脂を追加的に含有する請求
項1記載の熱可塑性成形用組成物。 - 【請求項6】 成形品を製造するための請求項1記載熱
可塑性成形用組成物の使用。
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