JPH10126457A - 受信された信号のタイミング位相オフセットおよび搬送波位相オフセットを評価するためのシステム、タイミング位相および搬送波位相を再同期させるためのシステム、およびタイミング位相および搬送波位相を再同期させるための方法 - Google Patents
受信された信号のタイミング位相オフセットおよび搬送波位相オフセットを評価するためのシステム、タイミング位相および搬送波位相を再同期させるためのシステム、およびタイミング位相および搬送波位相を再同期させるための方法Info
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- JPH10126457A JPH10126457A JP9261855A JP26185597A JPH10126457A JP H10126457 A JPH10126457 A JP H10126457A JP 9261855 A JP9261855 A JP 9261855A JP 26185597 A JP26185597 A JP 26185597A JP H10126457 A JPH10126457 A JP H10126457A
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信器がタイミング位相および搬送波位相を
素早く再獲得することを可能にし、それによって復調プ
ロセスを再開始するために、モデム受信器信号のタイミ
ング位相および搬送波位相を再同期させるためのシステ
ムを提供する。 【解決手段】 システムは、復号化のための適切なアラ
イメントを与えるために、タイミング位相および搬送波
位相の正確な評価と利得補正係数とを与える。受信され
た信号の離散フーリエ変換は、送信された信号の離散フ
ーリエ変換の複素共役によって乗算されて所望の位相の
評価を生じる。利得制御(130)および搬送波位相制
御(132)は、結果として生じる評価されたタイミン
グ位相および搬送波位相と利得補正とを適合させるため
に対応のエラー信号を決定するように行なわれる。
素早く再獲得することを可能にし、それによって復調プ
ロセスを再開始するために、モデム受信器信号のタイミ
ング位相および搬送波位相を再同期させるためのシステ
ムを提供する。 【解決手段】 システムは、復号化のための適切なアラ
イメントを与えるために、タイミング位相および搬送波
位相の正確な評価と利得補正係数とを与える。受信され
た信号の離散フーリエ変換は、送信された信号の離散フ
ーリエ変換の複素共役によって乗算されて所望の位相の
評価を生じる。利得制御(130)および搬送波位相制
御(132)は、結果として生じる評価されたタイミン
グ位相および搬送波位相と利得補正とを適合させるため
に対応のエラー信号を決定するように行なわれる。
Description
【0001】
1.発明の分野 この発明は、半二重またはポーリング化モデムシステム
において受信器の再同期を向上させることに関し、特
に、データ受信を即座に続行させるために、遠隔モデム
によって送信された信号の搬送波位相およびタイミング
位相を評価するための手順に関する。 2.関連技術の説明 高速データ送信は、新しい、より複雑なモデムの、容認
され、期待される特徴となった。一般に、送信は全二重
(HDX)または半二重(FDX)として生じる。HD
X送信では、情報は所与の時間で一方端から他方へ、た
とえば局所モデムから遠隔へと移動することがあり、こ
うして送信方向を規則的に変える必要性を生じる。たと
えば、ファクシミリ送信では、「ページ」が一方の側か
ら他方へと送信された後に、そのページがエラーなしに
受信されたかどうか、または再送信が必要とされるかど
うかを受信側が示さなければならない。これは送信の中
断をもたらし、次のページが送信されるときに送信を高
速で素早く再開させることが重要となる。同様に、FD
X送信は一般にHDXモードではじまり、ここで、調整
手順は送信方向の同様の「転換」を必要とする。
において受信器の再同期を向上させることに関し、特
に、データ受信を即座に続行させるために、遠隔モデム
によって送信された信号の搬送波位相およびタイミング
位相を評価するための手順に関する。 2.関連技術の説明 高速データ送信は、新しい、より複雑なモデムの、容認
され、期待される特徴となった。一般に、送信は全二重
(HDX)または半二重(FDX)として生じる。HD
X送信では、情報は所与の時間で一方端から他方へ、た
とえば局所モデムから遠隔へと移動することがあり、こ
うして送信方向を規則的に変える必要性を生じる。たと
えば、ファクシミリ送信では、「ページ」が一方の側か
ら他方へと送信された後に、そのページがエラーなしに
受信されたかどうか、または再送信が必要とされるかど
うかを受信側が示さなければならない。これは送信の中
断をもたらし、次のページが送信されるときに送信を高
速で素早く再開させることが重要となる。同様に、FD
X送信は一般にHDXモードではじまり、ここで、調整
手順は送信方向の同様の「転換」を必要とする。
【0002】一般に、モデム送信は、チャネル上でモデ
ム信号を最もよく受信するように受信器がそれ自体を構
成するときの調整位相で始まる。この調整には、チャネ
ルのレベル減衰を補正すること(利得制御)、チャネル
の逆に似たフィルタであるイコライザを調整すること、
受信器をチャネルによって誘起される信号搬送波の位相
オフセットおよび周波数オフセットに同期させること、
ならびに、2つのモデム間のシンボルタイミング位相お
よびクロックオフセットを同期させることが含まれる。
受信器が遠隔信号とそこにおけるチャネルの影響とに一
旦適合されると、データ送信は高いデータ割合で続行で
きる。しかしながら、おそらくは上述のチャネルの「転
換」のために中断が生じるならば、この同期化は失われ
る。送信が再開されるとき、データの高速受信を続ける
ためにシンボルタイミングおよび搬送波位相を再獲得す
ることが必要である。しかしながら、イコライザは一般
に中断の間ストアされ得、搬送波周波数オフセットおよ
びシンボルタイミングクロックオフセットは一般に変化
しない。チャネル減衰は一般にいずれも変化させず、ス
トアも再評価もされることができない。
ム信号を最もよく受信するように受信器がそれ自体を構
成するときの調整位相で始まる。この調整には、チャネ
ルのレベル減衰を補正すること(利得制御)、チャネル
の逆に似たフィルタであるイコライザを調整すること、
受信器をチャネルによって誘起される信号搬送波の位相
オフセットおよび周波数オフセットに同期させること、
ならびに、2つのモデム間のシンボルタイミング位相お
よびクロックオフセットを同期させることが含まれる。
受信器が遠隔信号とそこにおけるチャネルの影響とに一
旦適合されると、データ送信は高いデータ割合で続行で
きる。しかしながら、おそらくは上述のチャネルの「転
換」のために中断が生じるならば、この同期化は失われ
る。送信が再開されるとき、データの高速受信を続ける
ためにシンボルタイミングおよび搬送波位相を再獲得す
ることが必要である。しかしながら、イコライザは一般
に中断の間ストアされ得、搬送波周波数オフセットおよ
びシンボルタイミングクロックオフセットは一般に変化
しない。チャネル減衰は一般にいずれも変化させず、ス
トアも再評価もされることができない。
【0003】より特定的には、タイミングおよび搬送波
回復ループならびにイコライザが調整される、比較的長
い初期調整シーケンスの間、タイミングループおよび搬
送波ループの周波数オフセットはモデム制御装置によっ
て決定される。通常、これは、擬似ランダムビット発生
器から発生される、4ポイントまたは16ポイントの不
符号化信号の配列である。再同期のため、タイミング回
復はシンボルの「中心」が決定されることを必要とし、
一方、搬送波回復は搬送波の「基準」位相を求める。た
とえば、送信器の搬送波がcos(ωt+a)であるな
らば、受信器はcos(μt+b)を用いて復調する。
搬送波回復は、μおよびbが0かまたは何らかの他の予
め定められた値で始まるように、μをωの方へ、bをa
の方へ適合させ、これらが次第にその目標に近づくよう
に補正される。すなわち、μはωに接近し、bはaに接
近する。
回復ループならびにイコライザが調整される、比較的長
い初期調整シーケンスの間、タイミングループおよび搬
送波ループの周波数オフセットはモデム制御装置によっ
て決定される。通常、これは、擬似ランダムビット発生
器から発生される、4ポイントまたは16ポイントの不
符号化信号の配列である。再同期のため、タイミング回
復はシンボルの「中心」が決定されることを必要とし、
一方、搬送波回復は搬送波の「基準」位相を求める。た
とえば、送信器の搬送波がcos(ωt+a)であるな
らば、受信器はcos(μt+b)を用いて復調する。
搬送波回復は、μおよびbが0かまたは何らかの他の予
め定められた値で始まるように、μをωの方へ、bをa
の方へ適合させ、これらが次第にその目標に近づくよう
に補正される。すなわち、μはωに接近し、bはaに接
近する。
【0004】一般に、再獲得するべき最も重要なパラメ
ータはタイミング、またはサンプリング、位相である。
タイミング位相はシンボル基準である。タイミング回復
は、シンボル位相評価のエラーの指示を与えるタイミン
グエラー信号を計算することによって行なわれる。たと
えば、その符号はシンボル位相のタイミングが早すぎる
ならば正であり、遅すぎるならば負であり得る。エラー
信号の大きさは一般に、タイミングが正確なシンボル位
相評価からいかに離れているかを反映する。次に、この
エラー信号は低域フィルタを通され、サンプリングクロ
ックを変化させるかまたは補間器を制御することによっ
てタイミング位相をシフトするために用いられる。規定
ではエラー補正がエラーを減少させるので、タイミング
は最適な位相に向かって収束する傾向にある。たとえ
ば、1シンボル当りのビット数が10もの高い値であり
得る高いデータ割合では、タイミング位相は1%から2
%に正確に評価されなければならない。しかしながら、
通常の位相同期ループは、シンボル位相の良好な評価に
収束し、かつ落ち着くためにかなりの時間を大抵必要と
する。
ータはタイミング、またはサンプリング、位相である。
タイミング位相はシンボル基準である。タイミング回復
は、シンボル位相評価のエラーの指示を与えるタイミン
グエラー信号を計算することによって行なわれる。たと
えば、その符号はシンボル位相のタイミングが早すぎる
ならば正であり、遅すぎるならば負であり得る。エラー
信号の大きさは一般に、タイミングが正確なシンボル位
相評価からいかに離れているかを反映する。次に、この
エラー信号は低域フィルタを通され、サンプリングクロ
ックを変化させるかまたは補間器を制御することによっ
てタイミング位相をシフトするために用いられる。規定
ではエラー補正がエラーを減少させるので、タイミング
は最適な位相に向かって収束する傾向にある。たとえ
ば、1シンボル当りのビット数が10もの高い値であり
得る高いデータ割合では、タイミング位相は1%から2
%に正確に評価されなければならない。しかしながら、
通常の位相同期ループは、シンボル位相の良好な評価に
収束し、かつ落ち着くためにかなりの時間を大抵必要と
する。
【0005】搬送波位相は一般にタイミング位相に関す
る。たとえば送信クロックが受信器のクロックよりも速
く動作しているならば、搬送波は送信器において受信器
に対してより高い周波数を有する。さらに、チャネル位
相応答は搬送波位相を変化させ、(たとえば、周波数分
割多重システムにおいて)搬送波の周波数を変化させさ
えし得る。搬送波回復はこれらの影響を補正する。しか
しながら、シンボルタイミングとの関係のため、これは
シンボルタイミング回復と一緒かまたはその後に行なわ
なければならない。シンボルタイミングにおける変化ま
たは補正は搬送波位相における変化を生じ、これは、タ
イミング補正の知識によるか、または、単にタイミング
変化によって生じる搬送波位相エラーを測定しそれを補
正することによって補正され得る。
る。たとえば送信クロックが受信器のクロックよりも速
く動作しているならば、搬送波は送信器において受信器
に対してより高い周波数を有する。さらに、チャネル位
相応答は搬送波位相を変化させ、(たとえば、周波数分
割多重システムにおいて)搬送波の周波数を変化させさ
えし得る。搬送波回復はこれらの影響を補正する。しか
しながら、シンボルタイミングとの関係のため、これは
シンボルタイミング回復と一緒かまたはその後に行なわ
なければならない。シンボルタイミングにおける変化ま
たは補正は搬送波位相における変化を生じ、これは、タ
イミング補正の知識によるか、または、単にタイミング
変化によって生じる搬送波位相エラーを測定しそれを補
正することによって補正され得る。
【0006】
【発明の概要】この発明の目的は、中断時に高速データ
送信の素早い再開を可能にする高速再同期手順を提供す
ることである。この目的および他の目的ならびに利点
は、タイミング位相および搬送波位相の正確な評価と、
利得補正係数とを与える再同期システムにおいて達成さ
れる。再同期手順は異なった型のデータ信号で用いられ
得るが、送信の初めに反復した定振幅ゼロ自己相関(C
AZAC)シーケンスとともに用いられるならば特に効
率的である。再同期システムでは、1つ以上の初期タイ
ミング位相、搬送波位相、または信号レベルが、受信さ
れたモデム信号の離散フーリエ変換(DFT)を送信さ
れた信号のDFTの複素共役で乗算することによって評
価される。
送信の素早い再開を可能にする高速再同期手順を提供す
ることである。この目的および他の目的ならびに利点
は、タイミング位相および搬送波位相の正確な評価と、
利得補正係数とを与える再同期システムにおいて達成さ
れる。再同期手順は異なった型のデータ信号で用いられ
得るが、送信の初めに反復した定振幅ゼロ自己相関(C
AZAC)シーケンスとともに用いられるならば特に効
率的である。再同期システムでは、1つ以上の初期タイ
ミング位相、搬送波位相、または信号レベルが、受信さ
れたモデム信号の離散フーリエ変換(DFT)を送信さ
れた信号のDFTの複素共役で乗算することによって評
価される。
【0007】
【詳細な説明】以下の説明は、現在企図される、この発
明の最良の実施形態である。添付された図面中では、同
様の番号は同様の部分を示す。この説明は、この発明の
一般原理を説明する目的でなされるものであり、限定的
な意味でとられてはならない。前掲請求項を参照するこ
とでこの発明の範囲は最もよく定義される。
明の最良の実施形態である。添付された図面中では、同
様の番号は同様の部分を示す。この説明は、この発明の
一般原理を説明する目的でなされるものであり、限定的
な意味でとられてはならない。前掲請求項を参照するこ
とでこの発明の範囲は最もよく定義される。
【0008】この発明の実施例によるモデム受信器が、
図1に一般的に示されている。受信された信号入力y
(n)はまず、タイミング位相補間器/サンプラー11
2に入力される前に、利得制御信号130によってスケ
ーリングされる。利得制御130は、さまざまな標準的
技術を用いて実行できる。本質的に、利得制御は、補正
の後に入力信号レベルを基準値と比較することによって
発生されるエラー信号を組入れている。このエラー信号
は、通常対数である利得評価を補正するために使用され
る。次に、利得評価は、入力信号をスケーリングして一
定の入力レベルを導くための線形スケール値を生成する
ために使用される。
図1に一般的に示されている。受信された信号入力y
(n)はまず、タイミング位相補間器/サンプラー11
2に入力される前に、利得制御信号130によってスケ
ーリングされる。利得制御130は、さまざまな標準的
技術を用いて実行できる。本質的に、利得制御は、補正
の後に入力信号レベルを基準値と比較することによって
発生されるエラー信号を組入れている。このエラー信号
は、通常対数である利得評価を補正するために使用され
る。次に、利得評価は、入力信号をスケーリングして一
定の入力レベルを導くための線形スケール値を生成する
ために使用される。
【0009】好ましくは、この発明の実施例は送信の開
始時にチャネル応答の高速評価のため反復CAZACシ
ーケンスを用いて実現される。より特定的には、複素ベ
ースバンドにおいては、2つのシーケンスが整列すると
きを除いては、シーケンス内の信号点はその共役との相
関が通常ゼロとなるよう、同一のエネルギを有するの
で、CAZACシーケンスが望ましい。すなわち、も
し、反復CAZACシーケンスがチャネルをわたって送
られ、受信された信号y(n)がCAZACシーケンス
でフィルタリングされるならば、すなわち、CAZAC
信号点の複素共役をフィルタ係数として使用してフィル
タリングされるのならば、その出力は単純にチャネルイ
ンパルス応答となる。
始時にチャネル応答の高速評価のため反復CAZACシ
ーケンスを用いて実現される。より特定的には、複素ベ
ースバンドにおいては、2つのシーケンスが整列すると
きを除いては、シーケンス内の信号点はその共役との相
関が通常ゼロとなるよう、同一のエネルギを有するの
で、CAZACシーケンスが望ましい。すなわち、も
し、反復CAZACシーケンスがチャネルをわたって送
られ、受信された信号y(n)がCAZACシーケンス
でフィルタリングされるならば、すなわち、CAZAC
信号点の複素共役をフィルタ係数として使用してフィル
タリングされるのならば、その出力は単純にチャネルイ
ンパルス応答となる。
【0010】この発明の好ましい実施例によれば、タイ
ミング位相補間器/サンプラー112は、受信器のタイ
ミング回復の一部として制御された信号タイミング位相
を与える。これはいくつかの異なった態様で行なわれ得
る。ある方法においては、アナログ信号がA/D変換器
によってサンプリングされる瞬間が制御される132。
タイミングエラーはクロック回路を制御しこのサンプリ
ングの瞬間を決定する。したがって、受信された信号の
タイミング位相をシフトするため、次にサンプル時がシ
フトされ制御された信号位相が決定される。
ミング位相補間器/サンプラー112は、受信器のタイ
ミング回復の一部として制御された信号タイミング位相
を与える。これはいくつかの異なった態様で行なわれ得
る。ある方法においては、アナログ信号がA/D変換器
によってサンプリングされる瞬間が制御される132。
タイミングエラーはクロック回路を制御しこのサンプリ
ングの瞬間を決定する。したがって、受信された信号の
タイミング位相をシフトするため、次にサンプル時がシ
フトされ制御された信号位相が決定される。
【0011】より新しいシグマ−デルタA/D変換器を
使用するときには、通常信号タイミング位相を決定する
ために補間器が使用される。補間器は典型的には、同一
の周波数−振幅応答および信号帯域幅を通じての周波数
において一定である群遅延を有する選択可能なフィルタ
を含む。しかしながら、この一定の遅延は、セット内の
各フィルタごとに異なっている。タイミング位相評価を
更新するためにはタイミングエラーが使用される。した
がって、所定のタイミング位相を生成するためには、所
望の遅延に最も近い遅延特性を有するフィルタが選択さ
れる。
使用するときには、通常信号タイミング位相を決定する
ために補間器が使用される。補間器は典型的には、同一
の周波数−振幅応答および信号帯域幅を通じての周波数
において一定である群遅延を有する選択可能なフィルタ
を含む。しかしながら、この一定の遅延は、セット内の
各フィルタごとに異なっている。タイミング位相評価を
更新するためにはタイミングエラーが使用される。した
がって、所定のタイミング位相を生成するためには、所
望の遅延に最も近い遅延特性を有するフィルタが選択さ
れる。
【0012】図2の実施例に示されているように、タイ
ミング位相補間器/サンプラー112の出力は復調器1
16に入力される。復調器において、公称搬送波位相の
逆数を表わす位相を有する複素指数によってこの信号を
乗ずることにより、信号は周波数に変換され、続いて低
域フィルタリングされる。復調器の出力は次にイコライ
ザ114に入力される。イコライザは、好ましくは、お
およそチャネルの逆数である適応フィルタである。イコ
ライザ114の出力は、搬送波位相評価128の負数で
ある位相を持つ複素指数によって乗じられる。すなわ
ち、もしφが位相評価であるとするならば、イコライザ
の出力114は
ミング位相補間器/サンプラー112の出力は復調器1
16に入力される。復調器において、公称搬送波位相の
逆数を表わす位相を有する複素指数によってこの信号を
乗ずることにより、信号は周波数に変換され、続いて低
域フィルタリングされる。復調器の出力は次にイコライ
ザ114に入力される。イコライザは、好ましくは、お
およそチャネルの逆数である適応フィルタである。イコ
ライザ114の出力は、搬送波位相評価128の負数で
ある位相を持つ複素指数によって乗じられる。すなわ
ち、もしφが位相評価であるとするならば、イコライザ
の出力114は
【0013】
【数9】
【0014】によって乗じられる。好ましい実施例にお
いては、搬送波位相制御128はイコライザ114と同
様に適応的であり、その搬送波位相評価を更新するため
に搬送波位相エラー信号を使用する。次に搬送波位相評
価128が与えられ、搬送波位相オフセットを取除くた
めにイコライザ114からの信号出力を回転させる。
いては、搬送波位相制御128はイコライザ114と同
様に適応的であり、その搬送波位相評価を更新するため
に搬送波位相エラー信号を使用する。次に搬送波位相評
価128が与えられ、搬送波位相オフセットを取除くた
めにイコライザ114からの信号出力を回転させる。
【0015】利得制御、タイミング回復、イコライザ、
搬送波回復は、すべて、評価に基づいた補正を行ない、
得られたエラーを測定し、次にエラーを用いて評価を改
善するという一般原則に基づいて動作する。したがっ
て、これらの関数は線形であるので、利得制御130、
補間器/サンプラー112、復調器116、イコライザ
114、および搬送波位相制御128の動作は交換可能
に行なってよいおよび/または部分的に組合せてもよい
ということはわかるだろう。しかし、もし受信が中断さ
れると、タイミングおよび搬送波位相評価は通常誤りに
なる。評価を適合させる定常状態方法を用いると、最良
でも、高速データ送信が可能化される前にかなりの時間
が必要となる。多くの場合、評価は全く収束しないかも
しれない。というのもエラー信号はエラーが小さいとき
しか有効でないからである。したがって、この発明の実
施例においては、確実に位相エラーが小さくなるような
搬送波位相およびタイミング位相の初期評価を得る方法
が説明される。したがって、高速送信を迅速に開始する
ことができる。
搬送波回復は、すべて、評価に基づいた補正を行ない、
得られたエラーを測定し、次にエラーを用いて評価を改
善するという一般原則に基づいて動作する。したがっ
て、これらの関数は線形であるので、利得制御130、
補間器/サンプラー112、復調器116、イコライザ
114、および搬送波位相制御128の動作は交換可能
に行なってよいおよび/または部分的に組合せてもよい
ということはわかるだろう。しかし、もし受信が中断さ
れると、タイミングおよび搬送波位相評価は通常誤りに
なる。評価を適合させる定常状態方法を用いると、最良
でも、高速データ送信が可能化される前にかなりの時間
が必要となる。多くの場合、評価は全く収束しないかも
しれない。というのもエラー信号はエラーが小さいとき
しか有効でないからである。したがって、この発明の実
施例においては、確実に位相エラーが小さくなるような
搬送波位相およびタイミング位相の初期評価を得る方法
が説明される。したがって、高速送信を迅速に開始する
ことができる。
【0016】より特定的には、送信信号x(n)から始
めると、そのDFTは、
めると、そのDFTは、
【0017】
【数10】
【0018】と表わされる。この信号が、 x′(n)=x(n−τ) となるようxに関して時間シフトされると仮定すると、
DFTの加算項を再配列することによって、
DFTの加算項を再配列することによって、
【0019】
【数11】
【0020】となり、
【0021】
【数12】
【0022】となる。もし信号の搬送波位相もまたシフ
トされるのであれば、
トされるのであれば、
【0023】
【数13】
【0024】となる。結果的に、時間シフトおよび位相
シフトされた後の信号のDFTは、
シフトされた後の信号のDFTは、
【0025】
【数14】
【0026】となる。したがって、スケール係数を組入
れることで、信号x″′(n)が与えられる。
れることで、信号x″′(n)が与えられる。
【0027】
【数15】
【0028】x(n)をスケーリングし、時間シフトお
よび位相シフトしたもののDFTは、したがって、
よび位相シフトしたもののDFTは、したがって、
【0029】
【数16】
【0030】となる。図2は、この発明の好ましい実施
例のブロック図を示す。図2ではy(n)と示されてい
る最初に受信された信号は、まず、前の利得評価に基づ
いてスケーリングされ130、前の評価132によって
そのタイミング位相がシフトされる112。このとき、
これより前の評価は全く不正確でありまた誤りであって
もよい。前に定められた評価はまた、ゼロに初期化され
た値であってもよい。次にこの信号はイコライザ114
を通過し、その搬送波位相は、前の評価に基づいて補正
される128。この補正は、タイミング位相補正評価と
同様、この時点ではかなり不正確であってもよい。最終
的に、信号x″′(n)が決定される。ここで、チャネ
ル、すなわち、利得制御130、タイミング位相補間器
/サンプラー112、および搬送波位相制御128の組
合された効果による利得、タイミング位相オフセット、
および搬送波位相オフセットは、それぞれ、α、τ、お
よびφで与えられる。すなわち、
例のブロック図を示す。図2ではy(n)と示されてい
る最初に受信された信号は、まず、前の利得評価に基づ
いてスケーリングされ130、前の評価132によって
そのタイミング位相がシフトされる112。このとき、
これより前の評価は全く不正確でありまた誤りであって
もよい。前に定められた評価はまた、ゼロに初期化され
た値であってもよい。次にこの信号はイコライザ114
を通過し、その搬送波位相は、前の評価に基づいて補正
される128。この補正は、タイミング位相補正評価と
同様、この時点ではかなり不正確であってもよい。最終
的に、信号x″′(n)が決定される。ここで、チャネ
ル、すなわち、利得制御130、タイミング位相補間器
/サンプラー112、および搬送波位相制御128の組
合された効果による利得、タイミング位相オフセット、
および搬送波位相オフセットは、それぞれ、α、τ、お
よびφで与えられる。すなわち、
【0031】
【数17】
【0032】である。したがって、受信された信号
x″′(n)のDFT X″′(k)120を決定する
ことができ、送信された信号のDFT X(k)の複素
共役122によって乗じ、
x″′(n)のDFT X″′(k)120を決定する
ことができ、送信された信号のDFT X(k)の複素
共役122によって乗じ、
【0033】
【数18】
【0034】を得ることができる。スケーリング係数α
は
は
【0035】
【数19】
【0036】と評価できる。ここで、D(k)=X″′
(k)X* (k)である。明らかにX(k)を、すべて
のkについてX(k)X* (k)=1となるようにする
ことが有利であろう。この場合、スケーリング係数評価
は、
(k)X* (k)である。明らかにX(k)を、すべて
のkについてX(k)X* (k)=1となるようにする
ことが有利であろう。この場合、スケーリング係数評価
は、
【0037】
【数20】
【0038】となる。したがって、位相関数の評価を計
算することができ、位相関数は、
算することができ、位相関数は、
【0039】
【数21】
【0040】で与えられる。こうして得られる線形関数
によれば、そのk=0での値は搬送波位相シフトを表わ
し、その傾きはタイミング位相シフトを表わす。αの評
価を利用すると、D(k)を1/αで乗ずることによっ
てψ(k)の値を計算することができ136、または、
別個にD(k)の虚部を実部で除した値、すなわちIm
[D(k)]/Re[D(k)]を個別に考慮すること
によってψ(k)の値を計算することができる。
によれば、そのk=0での値は搬送波位相シフトを表わ
し、その傾きはタイミング位相シフトを表わす。αの評
価を利用すると、D(k)を1/αで乗ずることによっ
てψ(k)の値を計算することができ136、または、
別個にD(k)の虚部を実部で除した値、すなわちIm
[D(k)]/Re[D(k)]を個別に考慮すること
によってψ(k)の値を計算することができる。
【0041】パラメータに対し周知の最小平均二乗エラ
ー(MMSE)解法を使用し、線形関数y=ax+bの
K個のサンプル{xn }および{yn }を仮定すると、
aおよびbのMMSE評価は、
ー(MMSE)解法を使用し、線形関数y=ax+bの
K個のサンプル{xn }および{yn }を仮定すると、
aおよびbのMMSE評価は、
【0042】
【数22】
【0043】で与えられる。したがって、位相関数ψ
(k)のサンプルが与えられるとすると、τおよびφの
値は位相評価器126によって評価できる。上述のxk
はサンプル周波数を表わし、これは2πk/Nの間隔で
等間隔にあると仮定される。しかしながら、これらの周
波数の特性は容易に均一な間隔にない場合にも一般化で
きるということは理解されよう。簡素化した後、τおよ
びφは、
(k)のサンプルが与えられるとすると、τおよびφの
値は位相評価器126によって評価できる。上述のxk
はサンプル周波数を表わし、これは2πk/Nの間隔で
等間隔にあると仮定される。しかしながら、これらの周
波数の特性は容易に均一な間隔にない場合にも一般化で
きるということは理解されよう。簡素化した後、τおよ
びφは、
【0044】
【数23】
【0045】と決定される。パラメータの多くは予め計
算することができるので、以下の変数は以下のように定
義することができよう。
算することができるので、以下の変数は以下のように定
義することができよう。
【0046】
【数24】
【0047】こうすると、解はより単純に、
【0048】
【数25】
【0049】と表わすことができる。サンプルデータに
依存しているのはDおよびEのみであり、A、B、およ
びCは予め計算できるということがわかる。こうして得
られた値は、タイミング位相制御132および搬送波位
相制御128内の対応する評価に加えられる。
依存しているのはDおよびEのみであり、A、B、およ
びCは予め計算できるということがわかる。こうして得
られた値は、タイミング位相制御132および搬送波位
相制御128内の対応する評価に加えられる。
【0050】受信器に関して、搬送波位相オフセットφ
およびタイミング位相オフセットτを正確かつ迅速に評
価することによって、タイミング位相および搬送波位相
を迅速に再同期することができ、したがって、復号用に
適切に整列させることができる。
およびタイミング位相オフセットτを正確かつ迅速に評
価することによって、タイミング位相および搬送波位相
を迅速に再同期することができ、したがって、復号用に
適切に整列させることができる。
【0051】この発明の実施例はまた位相ジッタトラッ
カ再同期にも適用してもよいことは理解されよう。位相
ジッタトラッカループは、搬送波位相内の周期的な、典
型的には、正弦波の変動をトラッキングする。上述の機
構を受信される信号の連続的なブロックに適用し、ブロ
ックごとの搬送波位相評価の変動を比較することによっ
て、位相ジッタ周波数が前もって決定されているのなら
ば、位相ジッタ位相の評価を得ることができよう。
カ再同期にも適用してもよいことは理解されよう。位相
ジッタトラッカループは、搬送波位相内の周期的な、典
型的には、正弦波の変動をトラッキングする。上述の機
構を受信される信号の連続的なブロックに適用し、ブロ
ックごとの搬送波位相評価の変動を比較することによっ
て、位相ジッタ周波数が前もって決定されているのなら
ば、位相ジッタ位相の評価を得ることができよう。
【図1】この発明の実施例による定常状態モデム受信器
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】この発明の実施例による高速再同期システムの
ブロック図である。
ブロック図である。
112 タイミング位相補間器/サンプラー 114 イコライザ 116 復調器 120 DFT 124 利得評価器 128 搬送波位相制御 130 利得制御 132 タイミング位相制御
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 受信された信号のタイミング位相オフセットおよび搬送波位相オフセットを評価するためのシス テム、タイミング位相および搬送波位相を再同期させるためのシステム、およびタイミング位相 および搬送波位相を再同期させるための方法
Claims (21)
- 【請求項1】 送信されたデータ信号の高速データ受信
を再開するために、受信された信号のタイミング位相オ
フセットおよび搬送波位相オフセットを評価するための
システムであって、 前記受信された信号の離散フーリエ変換(DFT)を決
定するための手段と、 前記送信された信号のDFTを決定するための手段と、 前記送信された信号の前記DFTの複素共役を決定する
ための手段と、 前記受信された信号の前記DFTと前記送信された信号
の前記DFTの複素共役との積を計算するための乗算器
と、 前記乗算器の積に基づいて位相関数を得るための位相評
価器とを含み、前記位相関数は前記搬送波位相オフセッ
トおよび前記タイミング位相オフセットの線形関数であ
り、さらに、 前記位相関数に従って前記タイミング位相オフセットお
よび前記搬送波位相オフセットを評価するための手段を
含む、システム。 - 【請求項2】 送信された信号の高速データ受信を再開
するために、受信された信号x″′(n)のタイミング
位相オフセットおよび搬送波位相オフセットを評価する
ことによってタイミング位相および搬送波位相を再同期
させるためのシステムであって、 2つ以上のkの値で前記受信された信号x″′(n)の
離散フーリエ変換(DFT)X″′(k)を決定するた
めの手段を含み、前記DFTは複数の入力サンプルを有
し、さらに、 2つ以上のkの値で前記送信された信号のDFT X
(k)を決定するための手段と、 前記送信された信号の前記DFTの複素共役X* (k)
を決定するための手段と、 X* (k)でX″′(k)を乗算するための乗算器と、 位相関数ψ(k)=φ−2πτk/Nの評価を得るため
の位相評価器とを含み、 前記位相関数はkの線形関数であり、k=0での値φは
搬送波位相オフセットを表わし、傾き2πτ/Nはタイ
ミング位相オフセットを表わし、さらに、 前記位相関数に従って前記タイミング位相オフセットτ
および前記搬送波位相オフセットφを評価するための手
段を含む、システム。 - 【請求項3】 X″′(k)とX* (k)との積に比例
するスケール係数αを与えるための利得評価器をさらに
含む、請求項2に記載のシステム。 - 【請求項4】 前記スケール係数αは以下に従って決定
され、 【数1】 ここで、D(k)=X″′(k)X* (k)である、請
求項3に記載のシステム。 - 【請求項5】 前記スケール係数αは以下に従って決定
され、 【数2】 ここで、D(k)=X″′(k)X* (k)であり、あ
らゆるkでX(k)X*(k)=1である、請求項3に
記載のシステム。 - 【請求項6】 前記位相関数は以下に従って決定され、 【数3】 ここで、以下のとおりである、 【数4】 請求項2に記載のシステム。
- 【請求項7】 前記タイミング位相オフセットτおよび
前記搬送波位相オフセットφは次式に従って評価され
る、 【数5】 請求項6に記載のシステム。 - 【請求項8】 入力された受信信号は周期的である、請
求項2に記載のシステム。 - 【請求項9】 前記入力された受信信号は定振幅ゼロ自
己相関(CAZAC)シーケンスである、請求項2に記
載のシステム。 - 【請求項10】 前記CAZACシーケンスは周期的で
ある、請求項9に記載のシステム。 - 【請求項11】 エラー信号を決定し、前記エラー信号
に基づいて利得評価を調節するための利得制御装置をさ
らに含み、前記利得制御装置は前記受信された信号によ
って乗算されるべきスケール係数を与える、請求項2に
記載のシステム。 - 【請求項12】 制御された信号位相を決定するため
に、前記利得制御装置のスケール係数によって乗算され
た前記受信された信号を処理するためのタイミング位相
補間器/サンプラーをさらに含む、請求項11に記載の
システム。 - 【請求項13】 前記タイミング位相補間器/サンプラ
ーに結合され、前記受信された信号を周波数において変
換するための復調器をさらに含む、請求項12に記載の
システム。 - 【請求項14】 前記タイミング位相補間器/サンプラ
ーの前記制御された信号位相を受取るためのイコライザ
と、 エラー信号に従って、評価された搬送波位相を適合させ
るための搬送波位相制御装置とをさらに含み、前記搬送
波位相制御装置の出力は、前記評価された搬送波位相を
更新するために前記イコライザの出力に与えられる、請
求項12に記載のシステム。 - 【請求項15】 前記イコライザは適応フィルタを含
む、請求項14に記載のシステム。 - 【請求項16】 前記タイミング位相補間器は予め定め
られた位相特性を有する選択可能なフィルタを含む、請
求項12に記載のシステム。 - 【請求項17】 受信された信号x″′(n)のタイミ
ング位相オフセットおよび搬送波位相オフセットを評価
することによってタイミング位相および搬送波位相を再
同期させるための方法であって、 2つ以上のkの値で前記受信された信号x″′(n)の
離散フーリエ変換(DFT)X″′(k)を決定するス
テップと、 送信された信号のDFT X(k)を決定するステップ
と、 前記送信された信号の前記DFTの複素共役X* (k)
を計算するステップと、 X* (k)でX″′(k)を乗算するステップと、 位相関数ψ(k)=φ−2πτk/Nの評価を得るステ
ップとを含み、 前記位相関数はkの線形関数であり、k=0での値φは
搬送波位相オフセットを表わし、傾き2πτk/Nはタ
イミング位相オフセットを表わし、さらに、 前記位相関数に従ってタイミング位相τおよび搬送波位
相φを評価するステップを含む、方法。 - 【請求項18】 X″′(k)とX* (k)との積に比
例するスケール係数αを計算するステップをさらに含
む、請求項17に記載の方法。 - 【請求項19】 以下に従って前記位相関数を決定する
ステップをさらに含み、 【数6】 ここで、以下のとおりである、 【数7】 請求項17に記載の方法。 - 【請求項20】 前記タイミング位相τおよび前記搬送
波位相φは次式に従って評価される、 【数8】 請求項19に記載の方法。 - 【請求項21】 入力された受信信号は定振幅ゼロ自己
相関(CAZAC)シーケンスである、請求項17に記
載のシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/721149 | 1996-09-26 | ||
US08/721,149 US5870438A (en) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | Fast resynchronization system for high-speed data transmission |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10126457A true JPH10126457A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=24896742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9261855A Withdrawn JPH10126457A (ja) | 1996-09-26 | 1997-09-26 | 受信された信号のタイミング位相オフセットおよび搬送波位相オフセットを評価するためのシステム、タイミング位相および搬送波位相を再同期させるためのシステム、およびタイミング位相および搬送波位相を再同期させるための方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5870438A (ja) |
EP (1) | EP0833476B1 (ja) |
JP (1) | JPH10126457A (ja) |
DE (1) | DE69732549T2 (ja) |
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JP2009296612A (ja) * | 2002-04-19 | 2009-12-17 | Thomson Licensing | 復調器が効率的にロックできるようにする方法及び装置、並びに復調器が効率的に開始できるようにする方法 |
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US5970103A (en) | 1996-09-06 | 1999-10-19 | Townshend; Brent | High speed communications system for analog subscriber connections |
KR100195152B1 (ko) * | 1997-03-31 | 1999-06-15 | 윤종용 | 비대칭 데이터 전송장치의 초기화방법 |
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1997
- 1997-09-26 DE DE69732549T patent/DE69732549T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-26 EP EP97116816A patent/EP0833476B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-26 JP JP9261855A patent/JPH10126457A/ja not_active Withdrawn
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EP0833476A2 (en) | 1998-04-01 |
EP0833476A3 (en) | 1999-02-17 |
DE69732549T2 (de) | 2006-03-02 |
DE69732549D1 (de) | 2005-03-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |