JPH10109045A - 竪型ローラミル - Google Patents
竪型ローラミルInfo
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- JPH10109045A JPH10109045A JP26473796A JP26473796A JPH10109045A JP H10109045 A JPH10109045 A JP H10109045A JP 26473796 A JP26473796 A JP 26473796A JP 26473796 A JP26473796 A JP 26473796A JP H10109045 A JPH10109045 A JP H10109045A
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- B07B7/00—Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents
- B07B7/08—Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force
- B07B7/083—Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force generated by rotating vanes, discs, drums, or brushes
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- Crushing And Grinding (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
転条件のもとでも100メッシュオーバーの粗粉の混入
を抑制できる竪型ローラミルを提供する。 【解決手段】 粉砕テーブル2と粉砕ローラ3とからな
る粉砕部5の上方にサイクロン型の固定式分級器20を
配置し、当該固定式分級器の内側に回転式分級機20を
配置する。前記固定式分級器10の入口部と前記回転式
分級機20の入口部との間に固気2相流の下降流路42
を設け、前記固定式分級器10を通過した固気2相流を
当該固定式分級器の入口部よりも下降させた後に前記回
転式分級機20の入口部に導入する。下降流路42を通
過する過程で100メッシュオーバーの粗粉を分離で
き、回転式分級機20への飛び込みを防止できる。
Description
ブロック状の原料を粉砕して所定粒度の微粉を取り出す
竪型ローラミルに係り、特に、微粉中に混入する粗粉の
量を低減するための手段に関する。
ムにおける燃料の前処置装置として使用されている竪型
ローラミルの一例を示す。
ーラミルには、粉砕テーブル2と粉砕ローラ3とからな
る粉砕部5の上方にサイクロン型の固定式分級器10が
配置され、当該固定式分級器10の内側に回転式分級機
20が配置されている。
炭は、回転している粉砕テーブル2の中心部に落下し、
粉砕テーブル2の回転に伴う遠心力によって粉砕テーブ
ル2上を渦巻き状の軌跡を描いて外周部へ移動し、粉砕
テーブル2と粉砕ローラ3との間にかみ込まれて粉砕さ
れる。粉砕された石炭は、粉砕テーブル2の周りに設け
られたスロート4より導入された熱風によって、乾燥さ
れながら上方に吹き上げられる。吹き上げられた石炭粉
のうち、粒径が大きいものは、固定式分級器10まで搬
送される途中で重力により落下し、粉砕部5に戻される
(一次分級)。分級部6に到達した石炭粉は、固定式分
級器10及び回転式分級機20によって所定粒度以下の
微粉炭と所定粒度以上の粗粒炭とに分級され、粗粉炭は
固定式分級器10のコーン部11の内壁に沿って落下
し、再び粉砕部5にて粉砕される。一方、分級部6を出
た微粉炭は、送炭管30を経て図示しないボイラへと送
られる。送炭管30より排出される微粉炭の粒径は、回
転式分級機20の回転数を調節することによって制御で
きる。
NOx燃焼を実現するため、当該石炭焚きボイラに燃料
である微粉炭を供給する竪型ローラミルには、粒径が小
さくしかも粒度が揃った微粉炭を製造することが要求さ
れている。石炭焚きボイラが要求する微粉炭の粒径及び
粒度は使用する原料炭の燃焼性によって変化し、燃焼性
が悪い石炭については微粉の割合が高い微粉炭が要求さ
れ、燃焼性が良好な石炭については微粉の割合をある程
度低下できる。わが国で燃料として使用される石炭の輸
入先は多岐にわたり、燃料比(固定炭素/揮発分量)も
1程度のものから3程度のものまでが利用されている。
このため、わが国では、使用する原料炭の燃焼性の良
否、例えば燃料比の大小に応じて、製品である微粉炭中
に含まれる200メッシュパスの微粉(粒径が75μm
以下)の割合を、約70〜90%の範囲で調整してい
る。
ミルで製造される微粉炭は、竪型ローラミルの構造上、
微粉の割合を下げると粗粉の割合が増加するという問題
がある。これは、微粉の割合が低い微粉炭を製造する場
合には、微粉の割合が高い微粉炭を製造する場合よりも
回転式分級機20の回転数を下げて竪型ローラミルを運
転するが、200メッシュパス70%程度の微粉炭を製
造する場合には、回転式分級機20で発生する遠心力が
固定式分級器10で発生する遠心力とさほど変わらない
ため、回転羽根21で分離された粗粉が固定式分級器1
0から回転式分級機20に向かう固気2相流に合流し、
一旦分離した粗粉が旋回羽根12を通って回転式分級機
20内に導入される確率が高まることによる。図4は、
微粉炭中の200メッシュパスの微粉の割合を変化させ
たときの100メッシュオーバーの粗粉(粒径が150
μm以上)の混合率を示す図であって、この図から明ら
かなように、図10に示した従来の竪型ローラミルにお
いては、200メッシュパスの微粉の割合を90%にし
た場合には100メッシュオーバーの粗粉はほとんど含
まれないが、200メッシュパスの微粉の割合を70%
にした場合には100メッシュオーバーの粗粉が約4%
も含まれる。
料として用いる場合においては、200メッシュパス7
0%(重量平均径50μm)の粒度でもボイラ出口より
排出されるフライアッシュ中の未燃分は5%以下になる
ので、100メッシュオーバーの粗粉が増加しても大き
な問題はない。ところが、揮発分の少ない燃料比が3程
度の燃焼性が悪い石炭を燃料として用いる場合において
は、100メッシュオーバーの粗粉が増加するとフライ
アッシュ中の未燃分が高くなって高効率燃焼を実現でき
ないため、微粉炭を200メッシュパス90%(重量平
均径30μm)の粒度にして100メッシュオーバーの
粗粉を除くことが要求される。
には、竪型ローラミルの運転動力を大きくする必要があ
り、微粉炭の製造効率が低下する。また、フライアッシ
ュはセメント材料として有効利用されるが、200メッ
シュパス90%程度の微粉炭を燃焼するとフライアッシ
ュが細かくなりすぎ、セメント材料として適さなくなる
という問題がある。
記載されているように、従来より粉砕物の粒度分布を任
意に変えられる分級機を備えた竪型ローラミルが提案さ
れている。図11は、前記公知例に係る竪型ローラミル
であって、サイクロン型の固定式分級器70の内側に、
第1回転分級機71と第2回転分級機72とからなる回
転分級機73を配置し、前記第2回転分級機72の周囲
に開口部74を有する筒状の衝突部材75が配置されて
いる。第1回転分級機71と第2回転分級機72とは、
上下2段に配置され、固定環材76を介して一体に形成
されている。第2回転分級機72に設けられる回転羽根
の枚数は、第1回転分級機71に設けられる回転羽根の
枚数よりも少なく、かつ前記衝突部材75に設けられた
開口部74は、その開度が適宜調整できるように構成さ
れている。
71と第2回転分級機72とが異なる分級特性を有して
おり、かつ開口部74の開度が可変になっているので、
製品微粉の粒度分布を任意に変えることができる。しか
し、本例の分級装置は、微粉粒度が細かいセメントを製
造するために開発されたものであって、例えば170メ
ッシュ(88μm)オーバーが1%以下といった粒度が
非常に細かい微粉を製造するには適するが、200メッ
シュパスが70〜80%といった比較的粗い粒度の微粉
を製造する場合には、やはり100メッシュオーバーの
粗粉の製品への飛込みを防止することができない。即
ち、本例の分級機において、100メッシュオーバーの
粗粉の製品への飛込みを防止するためには、回転分級機
73の回転数を下げ、かつ衝突部材75に設けられた開
口部74の開口面積ができるだけ小さくなるように調節
する必要があるが、第2回転分級機72の分級生能が第
1回転分級機71の性能よりも劣るため、たとえ衝突部
材75の開口部74を閉鎖したとしても、100メッシ
ュオーバーの粗粉の製品への飛込みを防止することはで
きず、燃焼性が悪い石炭を燃料として用いる場合の燃焼
効率を高めることができない。
るためになされたものであって、その課題とするところ
は、200メッシュパスが70〜80%となる運転条件
のもとでも100メッシュオーバーの粗粉の混入を抑制
可能な竪型ローラミルを提供することにある。
解決するため、粉砕テーブルと粉砕ローラとからなる粉
砕部の上方にサイクロン型の固定式分級器を配置し、当
該固定式分級器の内側に回転式分級機を配置してなる竪
型ローラミルにおいて、前記固定式分級器の入口部と前
記回転式分級機の入口部との間に固気2相流の下降流路
を設け、前記固定式分級器を通過した固気2相流を当該
回転式分級機の入口部よりも下降させた後に前記回転式
分級機の入口部に導入する構成にした。
よって異なるが、石炭は竪型ローラミルの粉砕部におい
て200メッシュパス20〜50%程度で粉砕される。
粉砕された石炭は、分級部に運ばれる前に一次分級が行
われ、粗い粒子が分離される。固定式分級器の入口に達
した固気2相流は、固定式分級器の入口部に設けられた
旋回羽根によって旋回力が与えられ、再び粗粉の分離が
行われる。固定式分級器を通過した固気2相流は、当該
固定式分級器の入口部と回転式分級機の入口部との間に
設けられた下降流路に入り下降する。このように、固定
式分級器の入口部と回転式分級機の入口部との間に下降
流路を設けると、固定式分級器を通過して回転式分級機
の入口部に至る固気2相流の流れの方向と固定式分級器
及び回転式分級機の入口部の配列とを異ならせることが
できるので、固定式分級器を通過した粗粉が回転式分級
機に飛び込みにくくなり、該部においても粗粉の分離が
行われる。その結果、ほとんど粗粉を含まない固気2相
流が回転式分級機の入口部へと運ばれるので、回転数が
低く遠心力が小さい条件のもとであっても、粒径が小さ
くしかも粗粉を含まない微粉炭、例えば200メッシュ
パスが70〜80%で100メッシュオーバーの粗粉を
含まない微粉炭を製品としてボイラに供給することがで
きる。よって、燃焼性が悪い石炭を燃料として用いる場
合にも、ミル動力の低減と高効率燃焼とを実現できる。
例を、図1〜図3に基づいて説明する。図1は第1実施
形態例に係る竪型ローラミルの構成図、図2は図1のI
−I断面図、図3は図2のII−II矢視図である。これら
の図において、符号40は仕切壁、符号42は下降流
路、符号50は旋回器、符号51は旋回羽根を示し、そ
の他前出の図10と対応する部分には、それと同一の符
号が表示されている。
1に示すように、サイクロン型の固定式分級器10と当
該固定式分級器10の内側に配置された回転式分級機2
0との間の空間部に設けられる。前記固定式分級器10
の入口部を構成する旋回羽根12と前記回転式分級機2
0を構成する回転羽根21とは、粉砕部5(粉砕テーブ
ル2)に対してほぼ同一の高さ位置に設定されており、
前記仕切壁40の下端部は、これら旋回羽根12の下端
部及び回転羽根21の下端部よりも下方に配置されてい
る。これによって、前記固定式分級器10から前記回転
式分級機20に至る固気2相流の下降流路42が形成さ
れる。
に、リング状に形成された本体50aの外周面に多数の
旋回羽根51を傾斜して取り付けたものであって、粉砕
部5と分級部6との間の固気2相流の流通経路に配置さ
れる。
ミルの動作について説明する。給炭管1より供給された
原炭は、回転している粉砕テーブル2に落下し、粉砕テ
ーブル2と粉砕ローラ3との間にかみ込まれて粉砕され
るが、当該粉砕部5における石炭の粉砕粒度は、200
メッシュパス90%の微粉炭を得る場合のように細かく
する必要はない。これにより、竪型ローラミルの運転動
力を低減することができる。
りに設けられたスロート4より導入された熱風によって
吹き上げられ、旋回器50に達する。旋回器50の外周
側に吹き上げられた固気2相流は、旋回器50に設けら
れた旋回羽根51によって遠心力が与えられ、粗粉が除
去される。一方、旋回器50の内周側に吹き上げられた
固気2相流は、旋回器50によって流れの方向がミルの
中心側に曲げられ、粗粉が除去される。
式分級器10に達する。固定式分級器10に達した固気
2相流は、固定式分級器10に設けられた旋回羽根12
によって遠心力が与えられ、固気2相流中の粗粉がさら
に除去される。除去された粗粉は旋回しながらコーン部
11の内壁に沿って落下し、再度粉砕部5にて粉砕され
る。
は、当該固定式分級器10の入口部と回転式分級機20
の入口部との間に設けられた下降流路42に入り、流れ
の向きが下向きに変えられる。下降流路42を出た固気
2相流は、送炭管30の負圧により下降流路42の出口
で反転上昇し、回転式分級機20の入口部に達する。
(旋回羽根12)と回転式分級機20の入口部(回転羽
根21)との間に下降流路42を設けると、固定式分級
器10を通過して回転式分級機20の入口部に至る固気
2相流の流れの方向と固定式分級器10及び回転式分級
機20の入口部の配列とを異ならせることができるの
で、固定式分級器10を通過した粗粉が回転式分級機2
0に直接飛び込むということがない。また、下降流路4
2を下降する過程で、流れのエネルギ及び重力のエネル
ギによって重量の大きな粗粉が落下するため、粗粉の分
離が行われる。その結果、ほとんど粗粉を含まない固気
2相流が回転式分級機20の入口部へと運ばれる。
転することによって固気2相流に遠心力を与え、粗粉の
分離を行うが、前記したように回転式分級機20にはほ
とんど粗粉を含まない固気2相流が供給されるので、回
転数が低く遠心力が小さい条件のもとであっても粗粉の
分離を充分に行うことができ、粒径が小さくしかも粗粉
を含まない微粉炭を得ることができる。本例に係る竪型
ローラミルの効果を、図4に示す。この図から明らかな
ように、従来の竪型ローラミルにおいては、200メッ
シュパスの微粉の割合を70%にすると100メッシュ
オーバーの粗粉の割合が4%を超え、200メッシュパ
スの微粉の割合を65%にすると100メッシュオーバ
ーの粗粉の割合が約7%にも達するのに対して、本例の
竪型ローラミルの場合には、200メッシュパスの微粉
の割合を60%にしても100メッシュオーバーの粗粉
の割合は約4%に過ぎず、200メッシュパスの微粉の
割合を70%にすれば100メッシュオーバーの粗粉の
割合を約0.5%にすることができる。さらに、200
メッシュパスの微粉の割合を80%にすれば100メッ
シュオーバーの粗粉の混入を完全に防止できる。
型ローラミルによれば、製品微粉に対する200メッシ
ュパスの微粉炭の重量割合が60%〜80%の範囲にな
る運転条件のもとで、100メッシュオーバーの粗粒炭
の重量をR100 、200メッシュパスの微粉炭の重量を
P200 としたとき、200メッシュパスの微粉炭に対す
る100メッシュオーバーの粗粒炭の重量割合が、(R
100≦−0.2×P200+16)なる式を満足する微粉炭
を製造するができる。
管30により空気と共にボイラのバーナ部に送られ、燃
焼される。ミルから送炭管30に送られる微粉炭の濃度
は、通常0.2〜0.6(Kg・石炭/Kg・空気)の
範囲に調整される。
例に係る竪型ローラミルと従来例に係る竪型ローラミル
とを用いて夫々粉砕し、これを石炭焚ボイラで燃焼した
ときのフライアッシュ中の未燃分の割合を示す。この図
から明らかなように、石炭の種類や微粉炭の粒度分布に
関係なく、いずれも本例の竪型ローラミルを用いて製造
した微粉炭を燃焼した場合には、従来例の竪型ローラミ
ルを用いて製造した微粉炭を燃焼した場合よりもフライ
アッシュ中の未燃分を大幅に低減することができる。特
に、難燃性の石炭を用いた場合にも、本例の竪型ローラ
ミルを用いて200メッシュパス79%の粒度分布で粉
砕すると、100メッシュオーバーの重量割合を0%に
することができるので、フライアッシュ中の未燃分を
0.7%という低い値に押えることができる。よって、
ミル動力の低減と高効率燃焼とを同時に実現することが
できる。
ラミルの第2例を、図6に基づいて説明する。図6は第
2実施形態例に係る竪型ローラミルの構成図である。こ
の図において、符号60は方向変更板を示し、その他前
出の図1と対応する部分には、それと同一の符号が表示
されている。
ラミルは、粉砕部5と分級部6との間の固気2相流の流
通経路に、旋回器50に代えて方向変更板60を配置し
たことを特徴とする。その他の部分については、第1実
施形態例に係る竪型ローラミルと同様に構成される。
られた固気2相流の流れの方向をミルの中心側に向ける
ものであって、当該方向変更板60によって流れの方向
がミルの中心側に向けられた固気2相流は固定式分級器
10のコーン部11に衝突し、大重量の粗粒が分離され
る。当該方向変更板60を通過した後の固気2相流の流
れ及び粗粒の分離動作については、第1実施形態例に係
る竪型ローラミルと同じであるので、説明を省略する。
本例の竪型ローラミルも、第1実施形態例に係る竪型ロ
ーラミルと同様の効果を奏する。
ラミルの第3例を、図7に基づいて説明する。図7は第
3実施形態例に係る竪型ローラミルの構成図である。こ
の図において、符号13及び22はシールド円筒、符号
23は円筒部材を示し、その他前出の図1と対応する部
分には、それと同一の符号が表示されている。
ラミルは、固定式分級器10を構成する旋回羽根12の
設定位置よりも回転式分級機20を構成する回転羽根2
1の設定位置を低くし、これらの内周部又は外周部に配
置されたシールド円筒13及び22それに円筒部材23
にて下降流路42を構成したことを特徴とする。
10の一部を為すものであって、コーン部11と旋回羽
根12とを連結するように形成される。シールド円筒2
2は、回転羽根21の直径とほぼ同径の円筒形に形成さ
れており、旋回羽根12の内周に配置される。円筒部材
23は、回転羽根21よりも大径でシールド円筒13よ
りも小径の円筒形に形成されており、回転羽根21の外
周に配置される。その他の部分については、第1実施形
態例に係るローラミルと同じであるので、説明を省略す
る。
た固気2相流は、下降流路42に入って流れの向きが下
向きに変えられ、下降流路42の下端部近傍で回転式分
級機20の入口部である回転羽根21に達する。固定式
分級器10を通過した固気2相流に含まれる大重量の粗
粉は、下降流路42を下降する過程で流れのエネルギ及
び重力のエネルギによって粉砕部5に落下するので、固
定式分級器10を通過した粗粉が回転式分級機20に直
接飛び込むということがない。その結果、ほとんど粗粉
を含まない固気2相流が回転式分級機20の入口部へと
運ばれるので、回転数が低く遠心力が小さい条件のもと
であっても、回転式分級機20において粗粉の分離を充
分に行うことができ、粒径が小さくしかも粗粉を含まな
い微粉炭を得ることができる。このように、本例の竪型
ローラミルも、第1実施形態例に係るローラミルと同様
の効果を奏する。
ラミルの第4例を、図8に基づいて説明する。図8は第
4実施形態例に係る竪型ローラミルの構成図である。こ
の図において、符号60は方向変更板を示し、その他前
出の図7と対応する部分には、それと同一の符号が表示
されている。
ラミルは、粉砕部5と分級部6との間の固気2相流の流
通経路に、旋回器50に代えて方向変更板60を配置す
ると共に、回転式分級機20を構成する回転羽根21の
外周部に配置された円筒部材23を省略したことを特徴
とする。その他の部分については、第3実施形態例に係
る竪型ローラミルと同様に構成される。
られた固気2相流の流れの方向をミルの中心側に向ける
ものであって、当該方向変更板60によって流れの方向
がミルの中心側に向けられた固気2相流は固定式分級器
10のコーン部11に衝突し、大重量の粗粒が分離され
る。また、固定式分級器10の旋回羽根12を通過した
固気2相流は、下降流路42に入って流れの向きが下向
きに変えられ、下降流路42の下端部近傍で回転式分級
機20の入口部である回転羽根21に達する。第3実施
形態例とは異なり、下降流路42には円筒部材23が設
定されていないが、この場合にも固定式分級器10を通
過した固気2相流に含まれる大重量の粗粉は、大部分が
下降流路42を下降する過程で流れのエネルギ及び重力
のエネルギによって粉砕部5に落下するので、回転式分
級機20に飛び込む粗粒量を減少することができる。よ
って、円筒部材23を省略した場合にも、第3実施形態
例に係るローラミルとほぼ同様の効果を得ることができ
る。
ラミルの第5例を、図9に基づいて説明する。図9は第
5実施形態例に係る竪型ローラミルの構成図である。こ
の図において、符号14,22はシールド円筒を示し、
その他前出の図1と対応する部分には、それと同一の符
号が表示されている。
ラミルは、固定式分級器10を構成する旋回羽根12の
設定位置と回転式分級機20を構成する回転羽根21の
設定位置とをほぼ同一高さとし、旋回羽根12の下半部
と回転羽根21の上半部とをシールド円筒14,22に
て覆って下降流路42を構成したことを特徴とする。そ
の他の部分については、第1実施形態例に係るローラミ
ルと同じであるので、説明を省略する。
旋回羽根12の下半部と回転式分級機20を構成する回
転羽根21の上半部とをシールド円筒14,22にて覆
うと、旋回羽根12の上半部が固定式分級器10の入口
部になり、回転羽根21の下半部が回転式分級機20の
入口部になって、両入口部の間に下降流路42が構成さ
れる。
例と同様に、固定式分級器10の旋回羽根12を通過し
て下降流路42に入った固気2相流中の粗粉が、下降流
路42を下降する過程で流れのエネルギ及び重力のエネ
ルギによって粉砕部5に落下する。よって、固定式分級
器10を通過した粗粉が回転式分級機20に直接飛び込
まず、ほとんど粗粉を含まない固気2相流が回転式分級
機20の入口部へと運ばれるので、回転数が低く遠心力
が小さい条件のもとであっても、回転式分級機20にお
いて粗粉の分離を充分に行うことができ、粒径が小さく
しかも粗粉を含まない微粉炭を得ることができる。この
ように、本例の竪型ローラミルも、第1実施形態例に係
るローラミルと同様の効果を奏する。本例の竪型ローラ
ミルにおいても、旋回器50に代えて方向変更板60を
設定することができる。
の入口部と回転式分級機20の入口部との間に固気2相
流の下降流路42を設け、固定式分級器10を通過した
固気2相流を当該固定式分級器10の入口部よりも下降
させた後に回転式分級機20の入口部に導入することを
特徴とするものであって、下降流路42の形態は前記各
実施形態例に示したものに限定されるものではなく、必
要に応じて適宜設計することができる。
も、前記実施形態例に示したものに限定されるものでは
なく、必要に応じて適宜設計することができる。例え
ば、前記実施形態例においては、粉砕部5と分級装置6
との間に旋回器50又は方向変更板を設定したが、これ
らを省略することもできる。
固定式分級器の入口部と回転式分級機の入口部との間に
下降流路を設けたので、固定式分級器を通過した粗粉が
回転式分級機に飛び込みにくくなり、100メッシュオ
ーバーの粗粉をほとんど含まない微粉を得ることができ
る。よって、燃焼性が悪い石炭を燃焼する場合にも、分
級装置の運転条件を緩和することができ、しかもフライ
アッシュ中の未燃分の増加を抑制することができるの
で、ミルの運転動力を大幅に低減しつつ、微粉炭焚ボイ
ラの高効率・低NOx燃焼を実現できる。また、従来の
ように燃焼性が悪い石炭を燃焼する場合に、200メッ
シュパスが90%といった微粉を供給する必要がないの
で、フライアッシュが細かくなりすぎず、セメント原料
として使用できるので、微粉炭焚ボイラで発生する石炭
灰の有効利用を図ることができる。
である。
従来例に係る竪型ローラミルとの比較で示すグラフ図で
ある。
従来例に係る竪型ローラミルとの比較で示す表図であ
る。
である。
である。
である。
である。
る。
図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 粉砕テーブルと粉砕ローラとからなる粉
砕部の上方にサイクロン型の固定式分級器を配置し、当
該固定式分級器の内側に回転式分級機を配置してなる竪
型ローラミルにおいて、前記固定式分級器の入口部と前
記回転式分級機の入口部との間に固気2相流の下降流路
を設け、前記固定式分級器を通過した固気2相流を当該
固定式分級器の入口部よりも下降させた後に前記回転式
分級機の入口部に導入することを特徴とする竪型ローラ
ミル。 - 【請求項2】 請求項1に記載の竪型ローラミルにおい
て、前記固定式分級器の入口部と前記回転式分級機の入
口部を前記粉砕部からほぼ同一の高さ位置に配置し、こ
れら両入口部の間の空間に仕切壁を設けて前記固気2相
流の下降流路を形成し、当該下降流路に沿って下降した
固気2相流を当該下降流路の出口で反転上昇させ、前記
回転式分級機の入口部に導入することを特徴とする竪型
ローラミル。 - 【請求項3】 請求項1に記載の竪型ローラミルにおい
て、前記固定式分級器の入口部よりも前記回転式分級機
の入口部を下方に配置すると共に、前記固定式分級器を
構成する旋回羽根の内周部及び前記回転式分級機を構成
する回転羽根の外周部にシールド円筒を設けて前記固気
2相流の下降流路を形成し、当該下降流路に沿って下降
した固気2相流を前記回転式分級機の入口部に導入する
ことを特徴とする竪型ローラミル。 - 【請求項4】 請求項3に記載の竪型ローラミルにおい
て、前記回転式分級機の入口部を構成する回転羽根とそ
の外周に配置されたシールド円筒との間の空間に、前記
固気2相流の下降流路を複数の流路に分割する円筒部材
を配置したことを特徴とする竪型ローラミル。 - 【請求項5】 請求項1に記載の竪型ローラミルにおい
て、前記固定式分級器の入口部と前記回転式分級機の入
口部を前記粉砕部からほぼ同一の高さ位置に配置し、前
記固定式分級器を構成する旋回羽根の下部と前記回転式
分級機を構成する回転羽根の上部とをシールド円筒にて
覆って前記固気2相流の下降流路を形成し、当該下降流
路に沿って下降した固気2相流を前記回転式分級機の入
口部に導入することを特徴とする竪型ローラミル。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の竪型ロ
ーラミルにおいて、前記粉砕部から前記固定式分級器に
至る固気2相流の流路上に、固気2相流中に含まれる粗
粒の分離手段を備えたことを特徴とする竪型ローラミ
ル。 - 【請求項7】 請求項6に記載の竪型ローラミルにおい
て、前記粗粒の分離手段として、固気2相流を旋回させ
るための旋回羽根を設けたことを特徴とする竪型ローラ
ミル。 - 【請求項8】 請求項6に記載の竪型ローラミルにおい
て、前記粗粒の分離手段として、固気2相流の流れ方向
を変更させるための方向変更板を設けたことを特徴とす
る竪型ローラミル。 - 【請求項9】 請求項1に記載の竪型ローラミルにおい
て、前記回転式分級機の出口部における固気2相流の固
体濃度が0.2以上であり、かつ当該固気2相流に含ま
れる全固体分に対する200メッシュパスの微粉炭の重
量割合が60%〜80%の範囲になる運転条件のもと
で、100メッシュオーバーの粗粒炭の重量をR100 、
200メッシュパスの微粉炭の重量をP200 としたと
き、200メッシュパスの微粉炭に対する100メッシ
ュオーバーの粗粒炭の重量割合が、 R100≦−0.2×P200+16 なる式を満足する微粉炭を製造することを特徴とする竪
型ローラミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH10109045A true JPH10109045A (ja) | 1998-04-28 |
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ID=17407479
Family Applications (1)
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JP26473796A Expired - Lifetime JP3722565B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 竪型ローラミルならびに石炭焚ボイラシステム |
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- 1996-10-04 JP JP26473796A patent/JP3722565B2/ja not_active Expired - Lifetime
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