JPH10104654A - 反射型白黒液晶表示装置 - Google Patents
反射型白黒液晶表示装置Info
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- JPH10104654A JPH10104654A JP8262184A JP26218496A JPH10104654A JP H10104654 A JPH10104654 A JP H10104654A JP 8262184 A JP8262184 A JP 8262184A JP 26218496 A JP26218496 A JP 26218496A JP H10104654 A JPH10104654 A JP H10104654A
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Abstract
を有する偏光板1、位相差板3、液晶層6、反射層8が
備えられ、吸収軸18、第1の配向方向14および第2
の配向方向15、第1の光学異方軸16および第2の光
学異方軸17を所定の交差角θ1 、θ2 、θ3 、θ4 に
設定し、選択された3値以上の電圧値がマルチプレック
スされ駆動回路10から液晶層6に電圧が印加される反
射型白黒液晶表示装置。
Description
偏光板を備えた液晶表示素子を用いて明るい無彩色表示
を行い、かつコントラストのよい反射型白黒液晶表示装
置に関する。特に、偏光板を1枚としたものである。
を大きくして、鋭い電圧−透過率変化を起こし、高密度
のドットマトリックス表示をする方法として、スーパー
ツイスト素子(T.J.Scheffer and J.Nehring, Appl.Phy
s.Lett.45(10)1021-1023(1984))が知られていた。
液晶の複屈折率Δnと液晶層の厚みdとの積Δn・dの
値が実質的に0.8〜1.2μmの間に設けられていた
(特開昭60−10720、従来例1)。そして、表示
色としては黄緑色と暗青色、青紫色と淡黄色など、特定
の色相の組み合わせでのみ良好なコントラストが得られ
ていた。このように、このSTN液晶表示素子では白黒
表示ができないことが欠点であった。
トの高い液晶表示装置として、互いに逆螺旋の液晶セル
を2層積層し、一方のセルにのみ電圧を印加し、他方の
液晶セルを単なる光学的な補償板として使用する方法が
提案された(奥村ほか、テレビジョン学会技術報告、11
(27)79(1987))。
置することにより、白黒表示を可能にする方法も提案さ
れた。この様な白黒表示は、勿論単独で使用されるもの
であるが更に、カラーフィルタと組み合わせてフルカラ
ー表示の液晶表示装置として用いられる。
るいことが望ましく、暗色はより暗いことが望ましい。
特に、カラーフィルタと組み合わせてカラー表示を行う
際には、明色(白)を表示するために、赤、青、緑の3
画素をオン状態にしたとしても明るさは1/3となって
しまうため、暗い表示しかできない。
の発色が望まれる。また、光源を他に依存する反射型表
示装置などの場合は、この明色をより明るくすること
が、重大な課題となっている。
みて、その目的とするところは、マルチプレックス駆動
が可能で、非選択波形のときに明るい白表示が可能で、
選択波形の電圧を印加したときに、黒の発色を可能とす
ることである。
または電圧が低いときに、非常に明るいほぼ無彩色表示
ができ、かつ電圧を印加して暗い無彩色表示を実現でき
る明るく、かつ高コントラストとなる反射型白黒液晶表
示装置を提供することである。
は、吸収軸を有する1枚の偏光板と反射層との間に、両
面に光学異方軸を有し、一方から他方の光学異方軸に対
して光学異方軸が回転せしめられてなる1枚のねじれ位
相差板と、両面に備えられた配向方向によってねじれ角
が設定された1つの液晶層とが設けられ、ねじれ位相差
板と液晶層との位置は交互に交換可能であって、光は偏
光板を通り、ねじれ位相差板から液晶層、または液晶層
からねじれ位相差板を通過し、反射層によって反射せし
められ、逆方向に進行して偏光板から出射せしめられ
る。なお、本発明でねじれ位相差板とはプラスチックフ
ィルムの場合、および液晶セルを用いた補償セルの場合
の両方を含むものとする。
実効的な2値の電圧値によって、明るい無彩色および暗
い無彩色の表示が得られるように設けられる。角度の表
記として、+方向は時計回りを、−方向は反時計回りを
示すこととする。本発明の角度関係を図1、図3などに
示す。
する1枚の偏光板と、ねじれ位相差板と、第1の液晶層
と、反射層と、第1の液晶層に印加される駆動電圧を供
給する駆動回路とが設けられ、偏光板と反射層との間に
第1の液晶層およびねじれ位相差板が配置され、第1の
液晶層は旋光性物質を含有した正の誘電異方性のネマチ
ック液晶を有し、第1の液晶層の第1の面側の第1の配
向方向から第2の面側の第2の配向方向に対してねじれ
角θ1 が設けられ、ねじれ位相差板は偏光板側に位置す
る第1の面における光学異方軸のうちの第1の遅相軸か
ら反対側の第2の面における光学異方軸のうちの第2の
遅相軸の方向におけるねじれ角θ2 を有し、第1の液晶
層の屈折率異方性Δn1 と第1の液晶層の厚みd1 との
積Δn1・d1 が0.30〜2.00μmとされ、ねじ
れ位相差板の屈折率異方性Δn2と位相差板の厚みd2
との積Δn2 ・d2 が0.30〜2.00μmとされ、
第1の液晶層の第1の配向方向からねじれ位相差板の第
2の遅相軸に対して角度θ3 が設けられ、ねじれ位相差
板の第1の遅相軸から偏光板の吸収軸とがなす角度θ4
が設けられ、角度θ1 、θ2 、θ3 、およびθ4 は時計
回り方向(+)または反時計回り方向(−)で、{角度
θ1 =−160〜−300°、かつ、角度θ2 =+16
0〜+300°}または、{角度θ1 =+160〜+3
00°、かつ、角度θ2 =−160〜−300°}とさ
れ、2値以上の電圧値が選択されて第1の液晶層に駆動
電圧が印加されることを特徴とする反射型白黒液晶表示
装置を提供する。
3 、θ4 が式A1または式A2を満足し、かつ、Δn1
・d1 とΔn2 ・d2 とが式2a、式2b、式2cまた
は式2dを満足することを特徴とする請求項1の反射型
白黒液晶表示装置を提供する。
3 、θ4 が式A3または式A4を満足し、かつ、Δn1
・d1 とΔn2 ・d2 とが式3a、式3b、式3cまた
は式3dを満足することを特徴とする請求項1の反射型
白黒液晶表示装置を提供する。
3 、θ4 が式A5または式A6を満足し、かつ、Δn1
・d1 とΔn2 ・d2 とが式4a、式4bまたは式4c
を満足することを特徴とする請求項1の反射型白黒液晶
表示装置を提供する。
晶表示装置を提供する。
3 、θ4 が式A7または式A8を満足し、かつ、Δn1
・d1 とΔn2 ・d2 とが式5a、式5bまたは式5c
を満足することを特徴とする請求項1の反射型白黒液晶
表示装置を提供する。
3 、θ4 が式A9または式A10を満足し、かつ、Δn
1 ・d1 とΔn2 ・d2 とが式6a、式6bまたは式6
cを満足することを特徴とする請求項1の反射型白黒液
晶表示装置を提供する。
3 、θ4 が式A11または式A12を満足し、かつ、Δ
n1 ・d1 とΔn2 ・d2 とが式7aまたは式7bを満
足することを特徴とする請求項1の反射型白黒液晶表示
装置を提供する。
3 、θ4 が式A1または式A2を満足し、かつ、Δn1
・d1 とΔn2 ・d2 とが式8を満足することを特徴と
する請求項1の反射型白黒液晶表示装置を提供する。
3 、θ4 が式A3または式A4を満足し、かつ、Δn1
・d1 とΔn2 ・d2 とが式9を満足することを特徴と
する請求項1の反射型白黒液晶表示装置を提供する。
θ3 、θ4 が式A5または式A6を満足し、かつ、Δn
1 ・d1 とΔn2 ・d2 とが式10a、式10bまたは
式10cのいずれかを満足することを特徴とする請求項
1の反射型白黒液晶表示装置を提供する。
θ3 、θ4 が式A7または式A8を満足し、かつ、Δn
1 ・d1 とΔn2 ・d2 とが式11a、式11bまたは
式11cのいずれかを満足することを特徴とする請求項
1の反射型白黒液晶表示装置を提供する。
θ3 、θ4 が式A9または式A10を満足し、かつ、Δ
n1 ・d1 とΔn2 ・d2 とが式12を満足することを
特徴とする請求項1の反射型白黒液晶表示装置を提供す
る。
θ3 、θ4 が式A11または式A12を満足し、かつ、
Δn1 ・d1 とΔn2 ・d2 とが式13aまたは式13
bを満足することを特徴とする請求項1の反射型白黒液
晶表示装置を提供する。
θ3 、θ4 が式A5または式A6を満足し、かつ、Δn
1 ・d1 とΔn2 ・d2 とが式14a、式14bまたは
式14cのいずれかを満足することを特徴とする請求項
1の反射型白黒液晶表示装置を提供する。
θ3 、θ4 が式A7または式A8を満足し、かつ、Δn
1 ・d1 とΔn2 ・d2 とが式15a、式15b、式1
5cまたは式15dのいずれかを満足することを特徴と
する請求項1の反射型白黒液晶表示装置を提供する。
1〜9(例12〜17)にまとめて示す。上記の本発明
においてθ1 とθ2 の許容範囲は±10°、好ましく
は、±5°とする。
において、第1の液晶層が表示データを駆動する能動的
な光学層として機能する。基本的には一方に透明電極お
よび対向側に反射膜が備えられた液晶セルである。裏面
側の反射層と電極とを兼用する場合には、偏光板側のみ
透明電極とする。また、電極は通常ストライプ状のマト
リックス構成とされるが、種々の図形状にパターン化さ
れていてもよい。
方の面から他方の面に光が通過する際に光の位相が大き
く変化するものを用い、ねじれ複屈折板などとも呼ばれ
る。通常のTN液晶セルと同様に、160〜300°の
ねじれ角を有する。このねじれ位相差板としてはツイス
ト配向された液晶セルそのもの(第2の液晶層)、ねじ
れ位相差板、または位相差フィルムの積層体を使用でき
る。つまり、液晶表示セルとその補償セルという2つの
光学媒体の組み合わせで構成する。ねじれ位相差板が第
1の液晶層と偏光板との間に配置されてなることが好ま
しい。
透明プラスチックフィルムを精度よく1軸延伸して形成
され、その光学異方軸を1枚毎に徐々にずらし、複数枚
を積層してねじれ位相差板として使用できる。
を持った層を、その光学異方軸が連続的にツイストする
ように多層重ね合わせたものと同等の特性を有する位相
差板である。一般には配向規制力を持った2枚の基板間
に、ねじれ特性を有する液晶高分子を挟み、硬化させた
ものである。
位相差板を用いると使用温度域が広がるのでより好まし
い。周囲温度が変化しても、色の発色が変動せず良好な
反射型白黒液晶表示装置を提供できる。この場合、温度
によって変化するΔn・dは、液晶が温度によって変化
するΔn・dとほぼ同等であるように設けるのが望まし
い。
れ位相差板を用いることも好ましい。これにより無彩色
(色純度)をさらに改良した反射型白黒液晶表示装置を
提供できる。
つ液晶セルを挟み白黒化するために、二つの液晶セルを
用い、第1の液晶層を補償するように第2の液晶層を用
いる方法が知られている。
液晶層のツイスト角とΔn・dは、第1の液晶層のツイ
スト角とΔn・dにほぼ同等であり、第2の液晶層のツ
イスト方向は、第1の液晶層のツイスト方向と逆であ
る。また、第1の液晶層の表面の液晶分子の配向方向
(第2の液晶層側)と、第2の液晶セルの表面の液晶分
子の配向方向(第1の液晶層側)との交差角がほぼ90
°とされる。さらに、偏光板の偏光軸は、それぞれ近設
される第1の液晶層または第2の液晶層の偏光板側の表
面の液晶分子の配向方向と、ほぼ45°の交差角を有す
るように設けられる。
める。本発明において、両電極間での第1の液晶セルの
液晶分子のツイスト角を160〜300°とすればよ
い。これは、160°未満では急峻な透過率変化が必要
とされる高デューティ比での時分割駆動をした際の液晶
の状態変化が少なく、300°超ではヒステリシスや光
を散乱するドメインを生じやすいためである。
1 )とその液晶層の厚み(d1 )との積Δn1 ・d1 が
0.30〜2.00μmとされる。これは、0.30μ
m未満では、電圧を印加したときの液晶の状態変化が小
さいこと、2.00μm超では、視角や応答性が悪くな
るからである。
る。本発明に用いるマルチプレックス駆動において、表
示画素(オン画素)を作るための波形をオン波形、非表
示画素(オフ画素)を作るための波形をオフ波形と呼
ぶ。
て、オン波形、オフ波形の形状やオン波形とオフ波形の
印加実効電圧比が決定される。オン波形、オフ波形の1
フレームでの印加実効電圧をそれぞれVON、VOFF とす
る。例えば、最適バイアス法を用いると、1/200デ
ューティの場合、VON/VOFF =1.07であり、1/
128デューティのとき、VON/VOFF =1.09であ
り、1/64デューティのとき、VON/VOFF =1.1
3であり、1/32デューティのとき、VON/VOFF =
1.20であり、1/16デューティのとき、VON/V
OFF =1.29である。
れ、非表示画素はVOFF の実効電圧が印加されるだけで
ある。つまり、VONとVOFF の中間の実効電圧を印加で
きない。
回オン波形のフレームを印加し、6回オフ波形のフレー
ムを印加するように設定すると、画素には、1フレーム
に対して(VON+VOFF ×6)/7の平均実効電圧が印
加されることとなる。つまり、VONとVOFF の中間の実
効電圧が印加可能となることを意味する。7フレームの
中で、3回オン波形のフレームを印加し、4回オフ波形
のフレームを印加するように設定すると、画素には、1
フレームに対して(VON×3+VOFF ×4)/7の平均
実効電圧が印加されることとなる。
いることにより、8階調の実効電圧レベルが可能とな
る。図1を参照し、より詳細に説明する。図1では第1
の液晶層6を挟持する電極(図示を省略している)間に
駆動回路10からフレーム変調の駆動波形を供給する。
時間である。V3、V2、V1は基準0Vからの電圧値
を示し、T1、T2、T3は時間幅を示す。マルチプレ
ックス駆動により、1画素に印加される波形は、例えば
1/200デユーティ、1/15バイアスで駆動したと
きに、表示画素に印加されるオン波形は(a)のよう
に、非表示画素に印加されるオフ波形は(b)のように
なる。
のとき、V3:V2:V1=15:13:1であり、
(T1+T2+T3):T2=200:1である。ここ
で、(T1+T2+T3)を1フレームと呼ぶ。T2は
走査時を表し、T1とT3は非走査時を表す。V1は走
査時の表示画素に印加される電圧の高さを、V2は走査
時の非表示画素に印加される電圧の高さを、V3は非走
査時に印加される電圧の高さを表す。
はVONで表され、(b)の1フレームで印加される実効
電圧はVOFF で表されるものとする。一般に、液晶に印
加される電圧は交流化される。なぜなら、液晶にDC電
圧が印加されると液晶の分解が起こるためなどである。
フレームを印加させ交流化する方法を示す。このよう
に、2フレームごとで交流化すると低周波成分が増大す
るため、解決策としてライン反転駆動方式を採用するの
が一般的である。1フレーム内でも、一定のライン数を
駆動するごとに極性を変えていく方法である。以下、2
フレーム毎で交流化することを考えると、8階調を行う
のに14フレームを必要とする。
がV1または−V1の波形を表す。このとき印加される
1フレームの平均実効電圧はVONとなる。(b)に14
フレーム全てが走査時の電圧がV2または−V2の波形
を表す。このとき印加される1フレームの平均実効電圧
はVOFF となる。(c)に14フレーム中の6フレーム
だけがV1で8フレームがV2の波形を表す。
電圧は(VON×6+VOFF ×8)/14の値となる。
(d)に14フレーム中の2フレームがV1で12フレ
ームがV2の波形を示す。このとき印加される1フレー
ムの平均実効電圧は(VON×2+VOFF ×12)/14
となる。
形のフレームが混ざって印加される場合を選択すること
により、オン波形のみによる実効電圧とオフ波形のみに
よる実効電圧の間の実効電圧を選択できる。
条件域を示す。上記の各発明のθ1とθ2 の各種の組み
合わせにおける、好ましい範囲を散布データとして示し
た。図5は各例(角度関係は一方向)に基づくドットデ
ータであって、図4はそれから推定された好ましい範囲
をハッチング領域に示したものである。角度の+/−に
よって斜め十字型の領域が二つ存在している。この図4
のハッチング領域に相当するのが上記の各請求項の発明
に含まれるθ3 とθ4 との関係式に相当する。
セルが160°の場合(上記の請求項2の発明に対応す
る)の、好ましいリターデーション値の分布を示す。図
7が計算値に基づく実施例であり、図6がそれを統合し
た好ましい領域である。
変更した場合の結果を示す。図8と図9(240°、1
80°)、図10と図11(240°、200°)、図
12と図13(240°、240°)、図14と図15
(240°、260°)、図16と図17(180°、
180°)にそれぞれのリターデーション値の分布状態
を示す。また、順に、請求項3〜7の各発明に対応す
る。
セルのリターデション値(Δn1 ・d1 )が0.85μ
m、補償セルのΔn2 ・d2 が0.46μmのものにつ
いて計測したVT特性図(図18)と、電圧変化に対す
る色度変化を示した色度図(図19、CIE 1931
色度図の部分拡大図)を示す。
わせのもとで、角度を変更(240°、200°)した
例の特性図を図20と図21に示す。印加される実効電
圧の増大にともない、ほぼ無彩色の表示が得られた。パ
ルス状階調電圧を印加することでグレースケールの表示
が可能となる。以下に実施例について説明する。
2において、偏光板1、第2の液晶セル4、第1の液晶
セル6、および反射層8とが順に設けられている。第2
の液晶セル4は、液晶層4L、第2の液晶セルの第1の
基板4A、第2の液晶セルの第2の基板4D、第2の液
晶セルの第1の配向制御膜4B、第2の液晶セルの第2
の配向制御膜4Cを有する。
液晶セルの第1の基板6A、第1の液晶セルの第2の基
板6D、第1の液晶セルの第1の電極6E(第1の基板
6A側)、第1の液晶セルの第1の配向制御膜6B、第
1の液晶セルの第2の配向制御膜6C、第1の液晶セル
の第2の電極6F(第2の基板6D側)、絶縁層6E、
6Hなどを有する。また、図示を省略した駆動回路から
第1の液晶セルの上下の電極(第1の電極6E、第2の
電極6F)に駆動電圧が印加される。
の周辺シール、電極と配向制御膜との間に配置される絶
縁膜、遮光膜、引き出し電極端子、下地膜、保護膜、そ
の他の通常の液晶セルに用いられる構成要素が備えられ
ている。なお、液晶セルの詳細な構造の説明は省略して
いる。次に、液晶セル6の形成について説明する。
基板を、ITOをストライプ状にパターニングし、一方
の電極である第1の電極6Bとし、その上に、TiO2
とSiO2 の薄膜を作製し、絶縁膜を形成し、ポリイミ
ドの薄膜を形成し、布によりラビングすることにより、
第1の配向膜制御6Bを形成した。この基板および同様
に形成したもう1枚の基板とをストライプ状の電極が交
差するように2枚重ね合わせ、その中に液晶材料を入
れ、端辺をシール材で固定することにより、第1の液晶
セルを形成した。
形成し、布によりラビングすることにより、配向制御膜
4Bを形成した。この基板を重ね合わせ、その中に液晶
材料を入れ、端辺をシール材で固定することにより、第
2の液晶セル4を形成した。図2において偏光板側を上
側、反射層側を下側と定義する。
晶分子の配向方向を14、第1の液晶セルの下側の液晶
分子の配向方向を15、第2の液晶セルの上側の液晶分
子の配向方向を16、第2の液晶セルの下側の液晶分子
の配向方向を17、偏光板の吸収軸を18とする。ま
た、図4において、液晶分子の配向方向を示す矢印の方
向(DLC)は、基板面(配向制御膜)に対して液晶分子
が傾いている矢印方向を示すものとする。ねじれ位相差
板の場合も同様の関係に設けられる。
配向方向14から第1の液晶セルの下側の液晶分子の配
向方向15までの液晶ねじれ角を反時計回りにθ1 、第
2の液晶セルの上側の液晶分子の配向方向16から第2
の液晶セルの下側の液晶分子の配向方向17までの液晶
ねじれ角を時計回りにθ2 とする。
ルの上側の液晶分子の配向方向16までの時計回りの角
度をθ4 とし、第2の液晶セルの下側の液晶分子の配向
方向17と第1の液晶セルの上側の液晶分子の配向方向
14までの時計回りの角度をθ3 とする。
旋、第2の液晶セルを右螺旋としたが、螺旋がそれぞれ
逆であっても第1の液晶セルや第2の液晶セルの液晶分
子の配向方向、偏光板の吸収軸方向との関係θ1 、θ
2 、θ3 、θ4 の回転方向を逆にすることにより、上記
の例と同様に容易に奇麗な白黒表示が得られる。基本的
にθ1 とθ2 との間には互換性がある。
n1 と液晶層の厚みd1 を調整し液晶層のΔn1 ・d1
をほぼ1.30μmとした。第2の液晶セルの屈折率異
方性Δn2 と液晶層の厚みd2 を調整し液晶層のΔn2
・d2 もほぼ0.50μmとした。そして、θ1 =−2
40°、θ2 =160°、θ3 =0°、θ4 =120゜
と設定した。奇麗な白黒表示が得られた。
ない奇麗な白黒表示が得られた。この液晶表示素子を、
1/32デューティで8階調駆動することにより、0/
7レベル、3/7レベル、5/7レベル、7/7レベル
での階調表示が得られた。
る。なお、この色度は開口率約80%のドットマトリッ
クス型表示素子の画素のない線間の部分のノイズを含ん
だものであって、実際に視認される色(無彩色)にほぼ
近い。
トの表示を行った。本例の反射型白黒液晶表示装置を用
いてグラフの表示を行った。背景色が白であって、棒グ
ラフを3階調表示とした。そのため視認性がきわめて向
上した。
り付けた反射層の代わりに、下側の電極を反射層と兼用
とした。具体的には、基板として用いられるガラス基板
を、片側のみ露出させHF(フッ酸)につけて、ガラス
表面を凹凸にし、その上にAlの蒸着を行う。その後、
パターニングを行い、ストライプ状の電極を作製する。
縁膜を作製し、その上にポリイミドの配向制御膜を作製
した。この基板と、ITOの透明電極がストライプ状に
パターニングされたものを、スペーサを介して重ね合わ
せ、周辺にシール材により固定し、液晶を注入し、第1
の液晶セルを形成した。
効果が得られた。さらに、電極と反射層を兼用にするこ
とにより、影の発生がほとんどないので見やすく、色純
度のよい表示が可能となった。この例2において、Al
の代わりにAgを用いて蒸着しても、同様の効果が得ら
れた。
液晶セルの下側にさらに反射層を貼って構成した。この
ようにして、電極と反射層とを兼用にすると、電極のパ
ターニングにより除去された電極部からは反射がなくな
り暗くなるが、本例の構成とすれば、パターニングによ
って反射がなくなった部分からも基板の下側の反射層か
ら反射が起きることにより明るい反射型の表示が得られ
た。
に作製した。基板として用いられるガラス基板上に、半
径が数μmの球状のガラスを付着させ、ガラス表面を凸
凹にし、その上にAlの蒸着を行った。
状の電極を作製した。さらに、その上にSiO2 とTi
O2 の絶縁膜を作製し、その上にポリイミドの配向制御
膜を作製した。この基板と、ITOの透明絶縁膜がスト
ライプ状にパターニングされたものを、スペーサを介し
て重ね合わせ、周辺にシール材により固定し、液晶を注
入し、第1の液晶セルを作製した。これにより、前述し
た各例と同様に、影の発生がほとんどなく、色純度の良
好な表示が可能となった。
させただけであると、表面の凹凸が大きいので、レベリ
ング材により表面の凸凹を小さくすることにより、ギャ
ップコントロールが簡単になり、色純度の良い表示を得
ることが可能となった。
11、図13、図15、図17の条件域のドット点のリ
ターデーション値の組み合わせで本発明の反射型白黒液
晶表示装置を作成した。それぞれ奇麗な白黒表示が得ら
れた。
の例1〜5と組み合わせて反射型白黒液晶表示装置を構
成した。まず、ITOのパターニングを行い、ストライ
プ状の電極を作製した。さらに、その上にSiO2 とT
iO2 の絶縁膜を作製し、その上にポリイミドの配向膜
を作製した。
イプ状にパターニングされたものを、スペーサを介して
重ね合わせ、周辺にシール材により固定し、液晶を注入
し、第1の液晶セルを作製した。このように反射層が鏡
面として作用するときは、特定の角度で入射した光しか
利用されない。
得られるが、若干角度が変化すると急激に表示が悪くな
る。そのため、観察者側に拡散板をおいたり、プリズム
アレイをおいたり、レンチキュラーレンズをおいたりす
ることにより、視角の広い表示が得られた。
途について説明する。PDA(パーソナルデジタルアシ
スタント)に、上記の反射型白黒液晶表示装置を用い
た。一般的に、バックライトは消費電力が大きく、携帯
用の端末としては、長時間使用ができない。バックライ
トを用いた液晶表示装置は、約2Wの消費電力である。
晶表示装置を用いると、消費電力は約0.5Wであっ
た。そのため、長時間使用が可能となった。また、従来
の偏光板を2枚用いたタイプよりも、偏光板を1枚しか
使用していないため、明るい表示が可能となった。
例を説明する。例12はθ1 とθ2 とが(240°、1
60°)に設定される。その概要を表1に示す。基本的
な構成とその製造方法は上述した各例と同様である。
0°)に設定される。40種類の組み合わせ構成の概要
を表2に示す。基本的な構成とその製造方法は上述した
各例と同様である。
0°)に設定される。114種の組み合わせの概要を表
3〜表5に示す。基本的な構成とその製造方法は上述し
た各例と同様である。
0°)に設定される。55種の組み合わせの概要を表6
〜表7に示す。基本的な構成とその製造方法は上述した
各例と同様である。
0°)に設定される。2種の組み合わせの概要を表8に
示す。基本的な構成とその製造方法は上述した各例と同
様である。
0°)に設定される。2種の組み合わせの概要を表9に
示す。基本的な構成とその製造方法は上述した各例と同
様である。
スによって構成される画素のサイズは400×400μ
mとした。また、反射層側の透明基板の厚みを0.4m
mとした。次に、反射を利用してカラー表示を得る本発
明における画素サイズと透明基板の厚みについて説明す
る。
と光路とを示す。図中のΦは実質的に良好な発色が視認
できる開き角の範囲を示す。このΦは実用的な範囲で広
い方が好ましい。本発明では少なくとも20°の角度範
囲が得られるようにする。また、図23に透明基板(光
の進行方向の後方に配置されたガラス基板などが用いら
れる)の厚みTと画素の線幅と開き角Φとの関係を示
す。
ることができる。この開き角よりも大きな範囲では色純
度が低下する傾向を示す。近似的に、(反射層側の透明
基板の厚みT)≦1.4・(画素サイズ)の関係を満足
すると良好な発色が得られる。より好ましくは、T≦
1.2・(画素サイズ)とする。さらに、基板の厚みが
薄い、T≦1.0・(画素サイズ)の条件下では高い色
純度の表示が得られる。
かった、きわめて明るい白黒表示が得られ、低消費電力
であって、色度の良好な高品位の液晶表示デバイスを提
供できた。
よび第二の液晶セルの配向方向との角度関係を示した平
面図。
図。
°/160°)の領域を示す特性相関図。
°/160°)の関係のプロット図。
°/180°)の領域を示す特性相関図。
°/180°)の関係のプロット図。
0°/200°)の領域示す特性相関図。
0°/200°)の関係のプロット図。
0°/240°)の領域示す特性相関図。
0°/240°)の関係のプロット図。
0°/260°)の領域を示す特性相関図。
0°/260°)の関係のプロット図。
0°/180°)の領域を示す特性相関図。
0°/180°)の関係のプロット図。
場合のVT特性図。
場合の色度特性図。
のVT特性図。
の色度特性図。
フ。
の配向方向) 15:第一の液晶セルの下側の液晶分子配向方向(第2
の配向方向) 16:位相差板(第2の液晶セル)の第一の光学異方軸 17:位相差板(第2の液晶セル)の第二の光学異方軸 18:偏光板の吸収軸
Claims (15)
- 【請求項1】吸収軸を有する1枚の偏光板と、ねじれ位
相差板と、第1の液晶層と、反射層と、第1の液晶層に
印加される駆動電圧を供給する駆動回路とが設けられ、
偏光板と反射層との間に第1の液晶層およびねじれ位相
差板が配置され、第1の液晶層は旋光性物質を含有した
正の誘電異方性のネマチック液晶を有し、第1の液晶層
の第1の面側の第1の配向方向から第2の面側の第2の
配向方向に対してねじれ角θ1 が設けられ、位相差板は
偏光板側に位置する第1の面における光学異方軸のうち
の第1の遅相軸から反対側の第2の面における光学異方
軸のうちの第2の遅相軸の方向におけるねじれ角θ2 を
有し、第1の液晶層の屈折率異方性Δn1 と第1の液晶
層の厚みd1 との積Δn1 ・d1 が0.30〜2.00
μmとされ、ねじれ位相差板の屈折率異方性Δn2 とね
じれ位相差板の厚みd2 との積Δn2 ・d2 が0.30
〜2.00μmとされ、第1の液晶層の第1の配向方向
からねじれ位相差板の第2の遅相軸に対して角度θ3 が
設けられ、ねじれ位相差板の第1の遅相軸から偏光板の
吸収軸とがなす角度θ4 が設けられ、角度θ1 、θ2 、
θ3 、およびθ4 は時計回り方向(+)または反時計回
り方向(−)で、{角度θ1 =−160〜−300°、
かつ、角度θ2 =+160〜+300°}または、{角
度θ1 =+160〜+300°、かつ、角度θ2 =−1
60〜−300°}とされ、2値以上の電圧値が選択さ
れて第1の液晶層に駆動電圧が印加されることを特徴と
する反射型白黒液晶表示装置。 - 【請求項2】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A1または式
A2を満足し、かつ、Δn1 ・d1とΔn2 ・d2 とが
式2a、式2b、式2cまたは式2dを満足することを
特徴とする請求項1の反射型白黒液晶表示装置。 【数1】 {θ1 =−240°、θ2 =+160°、θ3 =−30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A1) {θ1 =+240°、θ2 =−160°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }…………………………(A2) {1.02≦Δn1 ・d1 ≦1.08、かつ、 0.01≦Δn2 ・d2 ≦1.5*Δn1 ・d1 −1.15}……(2a) {1.08≦Δn1 ・d1 ≦1.21、かつ、Δn1 ・d1 −1.07≦Δn2 ・d2 ≦1.5*Δn1 ・d1 −1.15}……………………………(2b) {1.21≦Δn1 ・d1 ≦1.4、かつ、 Δn1 ・d1 −1.07≦Δn2 ・d2 ≦0.75}………………(2c) (0.11)2 ≦[(Δn1 ・d1 −0.86)2 +(Δn2 ・d2 −0.48 )2 ]…………………………………………………………………………(2d) - 【請求項3】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A3または式
A4を満足し、かつ、Δn1 ・d1とΔn2 ・d2 とが
式3a、式3b、式3cまたは式3dを満足することを
特徴とする請求項1の反射型白黒液晶表示装置。 【数2】 {θ1 =−240°、θ2 =+180°、θ3 =- 30°〜+110、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A3) {θ1 =+240°、θ2 =−180°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }…………………………(A4) {0.60≦Δn1 ・d1 ≦1.07、かつ、 0.39≦Δn2 ・d2 ≦0.54}…………………………………(3a) {1.07≦Δn1 ・d1 ≦1.18、かつ、 0.17≦Δn2 ・d2 ≦1.50*Δn1 ・d1 −1.07}…(3b) {1.18≦Δn1 ・d1 ≦1.2、かつ、 0.17≦Δn2 ・d2 ≦0.74}…………………………………(3c) {1.20≦Δn1 ・d1 ≦1.4、かつ、 Δn1 ・d1 −1.04≦Δn2 ・d2 ≦0.74}………………(3d) - 【請求項4】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A5または式
A6を満足し、かつ、Δn1 ・d1とΔn2 ・d2 とが
式4a、式4bまたは式4cを満足することを特徴とす
る請求項1の反射型白黒液晶表示装置。 【数3】 {θ1 =−240°、θ2 =+200°、θ3 =- 30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A5) {θ1 =+240°、θ2 =−200°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }…………………………(A6) {0.60≦Δn1 ・d1 ≦0.98、かつ、 0.01≦Δn2 ・d2 ≦Δn1 ・d1 −0.32}………………(4a) {0.98≦Δn1 ・d1 ≦1.2、かつ、0.83*Δn1 ・d1 −0.81 ≦Δn2 ・d2 ≦Δn1 ・d1 −0.32}……………………………(4b) {1.02≦Δn1 ・d1 ≦1.26、かつ、 0.83*Δn1 ・d1 −0.81≦Δn2 ・d2 ≦0.68}…(4c) とされてなることを特徴とする請求項1の反射型白黒液
晶表示装置。 - 【請求項5】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A7または式
A8を満足し、かつ、Δn1 ・d1とΔn2 ・d2 とが
式5a、式5bまたは式5cを満足することを特徴とす
る請求項1の反射型白黒液晶表示装置。 【数4】 {θ1 =−240°、θ2 =+240°、θ3 =−30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A7) {θ1 =+240°、θ2 =−240°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }…………………………(A8) {0.67≦Δn1 ・d1 ≦0.87、かつ、 0.07≦Δn2 ・d2 ≦1.27*Δn1 ・d1 −0.44}…(5a) {0.87≦Δn1 ・d1 ≦1.05、かつ、 0.07≦Δn2 ・d2 ≦0.67}…………………………………(5b) {1.05≦Δn1 ・d1 ≦1.22、かつ、 1.27*Δn1 ・d1 −2.24≦Δn2 ・d2 ≦0.67}…(5c) - 【請求項6】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A9または式
A10を満足し、かつ、Δn1 ・d1 とΔn2 ・d2 と
が式6a、式6bまたは式6cを満足することを特徴と
する請求項1の反射型白黒液晶表示装置。 【数5】 {θ1 =−240°、θ2 =+260°、θ3 =−30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A9) {θ1 =+240°、θ2 =−260°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }………………………(A10) {0.65≦Δn1 ・d1 ≦0.96、かつ、−0.53*Δn1 ・d1 +0. 86≦Δn2 ・d2 ≦0.67*Δn1 ・d1 +0.071}………(6a) {1.01≦Δn1 ・d1 ≦1.08、かつ、 0.03≦Δn2 ・d2 ≦1.29*Δn1 ・d1 −0.83}…(6b) {1.08≦Δn1 ・d1 ≦1.4、かつ、 0.97*Δn1 ・d1 −1.04≦Δn2 ・d2 ≦0.78}…(6c) - 【請求項7】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A11または
式A12を満足し、かつ、Δn1 ・d1 とΔn2 ・d2
とが式7aまたは式7bを満足することを特徴とする請
求項1の反射型白黒液晶表示装置。 【数6】 {θ1 =−180°、θ2 =+180°、θ3 =−30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }……………………………(A11) {θ1 =+180°、θ2 =−180°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }………………………(A12) {0.7≦Δn1 ・d1 ≦0.92、かつ、0.97*Δn1 ・d1 −0.66 ≦Δn2 ・d2 ≦0.97*Δn1 ・d1 −0.095}……………(7a) {0.92≦Δn1 ・d1 ≦1.17、かつ、 0.97*Δn1 ・d1 −0.66≦Δn2 ・d2 ≦0.77}…(7b) - 【請求項8】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A1または式
A2を満足し、かつ、Δn1 ・d1とΔn2 ・d2 とが
式8を満足することを特徴とする請求項1の反射型白黒
液晶表示装置。 【数7】 {θ1 =−240°、θ2 =+160°、θ3 =−30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A1) {θ1 =+240°、θ2 =−160°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }…………………………(A2) (0.08)2 ≦[(Δn1 ・d1 −0.84)2 +(Δn2 ・d2 −0.46 )2 ]…………………………………………………………………………(8) - 【請求項9】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A3または式
A4を満足し、かつ、Δn1 ・d1とΔn2 ・d2 とが
式9を満足することを特徴とする請求項1の反射型白黒
液晶表示装置。 【数8】 {θ1 =−240°、θ2 =+180°、θ3 =−30°〜+110、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A3) {θ1 =+240°、θ2 =−180°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }…………………………(A4) {(0.06)2 ≦[(Δn1 ・d1 −0.65)2 + (Δn2 ・d2 −0.4 7)2 ]………………………………………………………………………(9) - 【請求項10】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A5または
式A6を満足し、かつ、Δn1 ・d1とΔn2 ・d2 と
が式10a、式10bまたは式10cのいずれかを満足
することを特徴とする請求項1の反射型白黒液晶表示装
置。 【数9】 {θ1 =−240°、θ2 =+200°、θ3 =- 30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A5) {θ1 =+240°、θ2 =−200°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }…………………………(A6) {0.6≦Δn1 ・d1 ≦0.86、かつ、 0.08≦Δn2 ・d2 ≦Δn1 ・d1 −0.32}………………(10a) {0.86≦Δn1 ・d1 ≦1.02、かつ、 Δn1 ・d1 −0.76≦Δn2 ・d2 ≦Δn1 ・d1 −0.32}(10b) {1.02≦Δn1 ・d1 ≦1.26、かつ、 Δn1 ・d1 −0.76≦Δn2 ・d2 ≦0.68}………………(10c) - 【請求項11】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A7または
式A8を満足し、かつ、Δn1 ・d1とΔn2 ・d2 と
が式11a、式11bまたは式11cのいずれかを満足
することを特徴とする請求項1の反射型白黒液晶表示装
置。 【数10】 {θ1 =−240°、θ2 =+240°、θ3 =−30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A7) {θ1 =+240°、θ2 =−240°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }…………………………(A8) {0.67≦Δn1 ・d1 ≦0.77、かつ、 0.07≦Δn2 ・d2 ≦1.27*Δn1 ・d1 −0.44}…(11a) {0.77≦Δn1 ・d1 ≦0.87、かつ、 1.27*Δn1 ・d1 −0.91≦Δn2 ・d2 ≦1.27*Δn1 ・d1 −0.44}…………………………………………………………………(11b) {0.87≦Δn1 ・d1 ≦0.97、かつ、 1.27*Δn1 ・d1 −0.91≦Δn2 ・d2 ≦0.67}…(11c) - 【請求項12】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A9または
式A10を満足し、かつ、Δn1 ・d1 とΔn2 ・d2
とが式12を満足することを特徴とする請求項1の反射
型白黒液晶表示装置。 【数11】 {θ1 =−240°、θ2 =+260°、θ3 =−30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A9) {θ1 =+240°、θ2 =−260°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }………………………(A10) {0.7≦Δn1 ・d1 ≦0.94、かつ、Δn1 ・d1 −0.24≦Δn2 ・ d2 ≦Δn1 ・d1 −0.19}…………………………………………(12) - 【請求項13】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A11また
は式A12を満足し、かつ、Δn1 ・d1 とΔn2 ・d
2 とが式13aまたは式13bを満足することを特徴と
する請求項1の反射型白黒液晶表示装置。 【数12】 {θ1 =−180°、θ2 =+180°、θ3 =−30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }……………………………(A11) {θ1 =+180°、θ2 =−180°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }………………………(A12) {0.94≦Δn1 ・d1 ≦1.23、かつ、0.97*Δn1 ・d1 −0.7 9≦Δn2 ・d2 ≦0.97Δn1 ・d1 −0.71}………………(13a) {1.23≦Δn1 ・d1 ≦1.17、かつ、0.97*Δn1 ・d1 −0.7 9≦Δn2 ・d2 ≦0.75}……………………………………………(13b) - 【請求項14】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A5または
式A6を満足し、かつ、Δn1 ・d1とΔn2 ・d2 と
が式14a、式14bまたは式14cのいずれかを満足
することを特徴とする請求項1の反射型白黒液晶表示装
置。 【数13】 {θ1 =−240°、θ2 =+200°、θ3 =- 30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A5) {θ1 =+240°、θ2 =−200°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }…………………………(A6) {0.6≦Δn1 ・d1 ≦0.84、かつ、 0.01≦Δn2 ・d2 ≦Δn1 ・d1 −0.32}………………(14a) {0.84≦Δn1 ・d1 ≦0.92、かつ、Δn1 ・d1 −0.52≦Δn2 ・d2 ≦1.27*Δn1 ・d1 −0.32}…………………………(14b) {0.92≦Δn1 ・d1 ≦1.0、かつ、Δn1 ・d1 −0.44≦Δn2 ・ d2 ≦1.27*Δn1 ・d1 −0.32}……………………………(14c) - 【請求項15】θ1 、θ2 、θ3 、θ4 が式A7または
式A8を満足し、かつ、Δn1 ・d1とΔn2 ・d2 と
が式15a、式15b、式15cまたは式15dのいず
れかを満足することを特徴とする請求項1の反射型白黒
液晶表示装置。 【数14】 {θ1 =−240°、θ2 =+240°、θ3 =−30°〜+110°、 150°+θ3 ≧θ4 ≧80°+θ3 }………………………………(A7) {θ1 =+240°、θ2 =−240°、θ3 =−110°〜+30°、 −150°−θ3 ≧θ4 ≧−80°−θ3 }…………………………(A8) {0.67≦Δn1 ・d1 ≦0.77、かつ、 0.07≦Δn2 ・d2 ≦1.27*Δn1 ・d1 −0.44}…(15a) {0.77≦Δn1 ・d1 ≦0.83、かつ、1.27*Δn1 ・d1 −0.8 7≦Δn2 ・d2 ≦1.27*Δn1 ・d1 −0.44}……………(15b) {0.83≦Δn1 ・d1 ≦0.87、かつ、1.27*Δn1 ・d1 −0.7 7≦Δn2 ・d2 1.27*Δn1 ・d1 −0.44}………………(15c) {0.87≦Δn1 ・d1 ≦0.97、かつ、 1.27*Δn1 ・d1 −0.72≦Δn2 ・d2 ≦0.67}……(15d)
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