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JPH1010251A - 電子時計およびクロックタイミング調整方法 - Google Patents

電子時計およびクロックタイミング調整方法

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Publication number
JPH1010251A
JPH1010251A JP16410396A JP16410396A JPH1010251A JP H1010251 A JPH1010251 A JP H1010251A JP 16410396 A JP16410396 A JP 16410396A JP 16410396 A JP16410396 A JP 16410396A JP H1010251 A JPH1010251 A JP H1010251A
Authority
JP
Japan
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time
satellite
gps
positioning
signal
Prior art date
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Granted
Application number
JP16410396A
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English (en)
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JP3789556B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Takechi
美明 武地
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP16410396A priority Critical patent/JP3789556B2/ja
Publication of JPH1010251A publication Critical patent/JPH1010251A/ja
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Publication of JP3789556B2 publication Critical patent/JP3789556B2/ja
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  • Electric Clocks (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPS衛星が発信する測位信号を受信し、簡
略な構成で十分に精度の高い時計を実現する。また、信
号の受信を開始してから正確な時刻を出力するまでに要
する時間を短くする。 【解決手段】 GPS測位信号に含まれる航法メッセー
ジのZカウントおよび週番号に基づいてGPS時を算出
し、このGPS時を所定の補正値で補正して正確なUT
C時刻を求める。補正値としては、受信したGPS衛星
から受信地点までの電波伝搬の時間だけの遅れがある
が、この補正値は、地球上の614のサンプリング地点
の全てのGPS衛星の平均距離を算出し、この平均距離
を電波が伝搬するために必要な時間を用いる。これによ
り、設置場所や衛星番号に拘らず同一の補正値を適用す
ることができるため、設置場所を時計に入力したり、測
位により自己の位置を割り出さなくても±20ms以内
の高精度の時計を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、GPS衛星などの測
位用衛星から送信される電波を受信して現在の日付や時
刻を求める電子時計およびクロックタイミング調整方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、GPSなどの測位システムに
おいては、各測位用衛星から受信点までの距離を観測す
るための情報や各測位用衛星の位置を算出するための情
報が送信されていて、受信機は3次元測位に要する数の
測位用衛星からの測位用信号を用いて、各測位用衛星の
位置と各測位用衛星から受信点までの距離とを求め、こ
れらの各測位用衛星の位置と各測位用衛星から受信点ま
での距離とから受信点の位置(緯度,経度,高さ)を求
めている。
【0003】このような測位システムでは、システムの
中での時系を統一するための時系(GPSシステムでは
GPS時)を設定していて、その時系における時刻を求
めるための情報が衛星から送信されている信号に含まれ
ている。従って、このような信号を受信する受信機は、
測位の目的以外に時計としての機能も有する。GPSシ
ステムでは、衛星上の時計は原子時計であり、その1秒
の長さは協定世界時(以下「UTC」という。)と同じ
原子時の1秒に略一致している。従って上記測位用衛星
からの信号を受信することによって極めて高精度な電子
時計を構成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、設置場所(緯
度,経度)が未知の場合には、少なくとも3衛星を捕捉
しなければ正確な時刻を出力することができなかった。
また、1衛星で正確な時刻を出力しようとすれば設置場
所の概略でも場所を入力してやる必要があった。
【0005】この発明はメンテナンスフリーで正確な電
子時計を提供するとともに、このような正確な電子時計
を実現するためのクロックタイミング調整方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、地球の周回軌道を航行する測位衛星が発信する正
時タイミング信号を含む測位信号を受信する受信手段
と、前記測位信号の伝搬時間による遅延を補正する補正
値データを、自己の位置を参照せずに算出し、または、
自己の位置を参照せずに算出して記憶する補正値発生手
段と、前記受信手段が正時タイミング信号を受信したタ
イミングを前記補正値データで補正した補正正時タイミ
ングに時刻情報を出力する時刻情報出力手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0007】この出願の請求項2の発明は、前記補正値
データを、地球上の1または複数のサンプリング地点と
前記地球の周回軌道との平均的な距離の電波伝搬時間を
補正するデータとしたことを特徴とする。
【0008】この出願の請求項3の発明は、前記時刻情
報出力手段を、前記補正正時タイミングに正時パルスを
出力し、これとともに時刻データを出力するようにした
ことを特徴とする。
【0009】この出願の請求項4の発明は、地球の周回
軌道を航行する複数の測位衛星のうち1つまたは数個を
選択する衛星選択手段と、該衛星選択手段が選択した測
位衛星から正時タイミング信号を含む測位信号を受信す
る受信手段と、該受信手段が受信した測位信号の伝搬時
間による遅れを補正された正時タイミングに時刻情報を
出力する時刻情報出力手段と、前記受信手段による測位
信号の受信履歴を記憶する履歴記憶手段と、とを備えた
電子時計であって、前記衛星選択手段は、前記履歴記憶
手段の受信履歴に基づいて信号を受信すべき測位衛星を
選択する手段としたことを特徴とする。
【0010】この出願の請求項5の発明は、請求項4の
前記受信手段を、測位信号を受信する受信チャンネルを
複数備え、そのうち一部のチャンネルを前記衛星選択手
段によって選択された測位衛星の受信に用い、他の一部
のチャンネルを選択から外れた測位衛星の捕捉に用いる
手段としたことを特徴とする。
【0011】この出願の請求項6の発明は、地球の周回
起動を航行する測位衛星が発信する正時タイミング信号
を受信し、該正時タイミング信号を受信したタイミング
を自己の位置を参照せずに算出された補正値データで補
正し、この補正された正時タイミングに正時信号を出力
することを特徴とする。
【0012】この出願の請求項7の発明は、前記補正値
データを、地球上の1または複数のサンプリング地点と
前記地球の周回軌道との平均的な距離の電波伝搬時間を
補正するデータとしたことを特徴とする。
【0013】以上の発明において、測位衛星としてGP
S衛星を適用することができる。GPS衛星を適用した
場合、正時タイミング信号としては航法メッセージのサ
ブフレーム開始タイミングの信号を正時タイミング信号
として用いればよい。
【0014】請求項1の発明では、補正値データは自己
の位置を参照せずに即ち測位演算をせずに算出・記憶さ
れているものであるため、このGPS時計を地球上の何
処に設置しても適正な範囲の補正をすることができ、ま
た、内部的にこの補正値データを算出する場合であって
も測位演算のような複雑な計算をする必要がないため、
簡略な構成で補正が可能である。
【0015】測位衛星と該GPS時計との距離は、衛星
が周回軌道のどの位置にあるかによって異なるが、その
距離の変動は極めて大きいものではない。
【0016】そこで、請求項2の発明では、測位衛星
(周回軌道)とGPS受信機が設置される点として選択
した地球上のサンプリング地点との平均的な距離を求め
てその距離の伝搬遅延を補正するようにする。これによ
り、1つの補正値データで全ての地点における全ての時
刻の補正が可能になり、簡略であるとともに、実用上十
分に高精度な時刻情報を得ることができる。ここで、サ
ンプリング地点と衛星との平均的な距離の求め方として
は、周回軌道とサンプリング地点との距離を時間積分し
て平均を求めてもよく、単純に最大距離と最小距離の平
均値を求めてもよい。また、この平均値を求める範囲は
周回軌道の全範囲であってもサンプリング地点の視野内
の範囲であってもよい。さらに、GPS衛星のように複
数の衛星が異なる軌道を周回している場合には全ての軌
道を総合した平均的な距離を求めればよい。
【0017】請求項3の発明では、時刻情報として正時
タイミングに正時パルスを出力するとともに、この正時
パルスが指示する時刻データを出力する。時刻データ
は、世界標準時であるUTC時刻を指示するデータであ
ってもよく、地球上の各地域で用いられるローカル時刻
であってもよい。これらの情報により、正確な時刻を刻
むのみならず、現在時刻を出力・表示することができる
電子時計を構成することができる。また、測位衛星とし
てGPS衛星を用いれば、航法メッセージに含まれるG
PS時算出情報,UTC時刻算出情報を用いてUTC時
刻データを算出することができ、これとの時差を勘案す
ることにより各ローカル時刻を算出することができる。
【0018】測位衛星が発信する測位信号はSHFなど
極めて波長の短い電磁波であり、光と同様に発信源が直
接視野にないと受信することができない。また、測位衛
星は一般的に周回軌道を航行しており、その周期は一定
である。そこで、請求項4の発明では、測位信号を受信
できた履歴を履歴記憶手段に記憶しておき、以後測位信
号を受信しようとするときには、衛星選択手段がこの受
信履歴に基づいて受信できる衛星を割り出すようにし
た。これにより、該GPS時計の天球に対する視野が限
定されている場合でも、それまでの履歴に基づいて迅速
・確実にいずれかの測位衛星の測位信号を受信すること
ができる。
【0019】請求項5の発明では、受信手段に複数チャ
ンネルを設け、衛星選択手段が選択した衛星を受信する
一部のチャンネルとその他の衛星を受信する他の一部の
チャンネルとに分割した。これにより、衛星選択手段に
よって信号を受信できる衛星を確実に選択するととも
に、新たに受信できた衛星で前記履歴記憶手段を更新す
ることができ、また、継続して測位信号を受信する場合
には、衛星選択手段で選択された衛星から信号を受信で
きなくなったとき、前記他の一部のチャンネルで受信さ
れている信号に速やかに乗り換えることができる。
【0020】請求項6の発明では、請求項1の発明と同
様に、補正値データを測位演算をせずに算出したもので
あるため、複雑な計算をすることなく簡略にGPS信号
などの衛星クロックを補正することができる。
【0021】また、請求項7の発明は、請求項2の発明
と同様に、測位衛星(周回軌道)とGPS衛星が設置さ
れる点として選択した地球上のサンプリング地点との平
均的な距離を求めてその距離の伝搬遅延を補正するよう
にする。これにより、1つの補正値データで全ての地点
における全ての時刻の補正が可能になり、簡略であると
ともに、実用上十分に高精度な時刻情報を得ることがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態であるGPS
時計を図1〜図6に基づいて説明する。このGPS時計
はナノセカンド・マイクロセカンド単位の精度が要求さ
れない家庭用機器として構成されており約20msの精
度を有する。用途としては、いわゆるクロック(置時
計,掛時計)など単体の時計として用いることができる
ほか、スレーブとして接続されている他の時計やタイマ
を管理する家庭用マスタ時計として用いることもでき
る。また、テレビ受像機などの家電製品に内蔵してタイ
マ用時計として用いることもできる。
【0023】図1は同GPS時計の構成を示すブロック
図である。アンテナ1はマイクロストリップアンテナな
ど小型のものが用いられ、筐体外面や設置場所(家屋)
の窓際などに設置される。アナログ信号処理回路2aは
アンテナ1から入力されたL1帯(1575.42MH
zを中心とする約2MHzの周波数帯)の高周波信号を
数百MHzの中間周波に周波数変換する。A/Dコンバ
ータ2bはアナログ信号処理回路2aから入力された中
間周波信号をディジタルデータに変換する。A/Dコン
バータ2bのサンプリング周波数はC/Aコードのチッ
プ率の2倍程度でよい。このサンプリング周波数により
後段の処理部は1/2μs以内のずれでC/Aコードの
同期をとることができる。信号処理ゲートアレイ3はA
/Dコンバータ2bからディジタルデータを入力すると
ともに、CPU5から捕捉すべきGPS衛星(GPS信
号)のC/Aコードパターンデータ,C/Aコード位相
データなどを入力する。そして、このC/Aコードを位
相データに基づく位相で発生し、発生したC/Aコード
を前記ディジタルデータと論理関(排他的論理和)する
ことによって相関係数を算出する。この相関係数データ
はCPU5に読み取られる。信号処理ゲートアレイ3に
は基準クロックにより時刻をカウントする時刻カウンタ
3aが内蔵されている。
【0024】ここで、同図(B)を参照して時刻カウン
タ3aの構成を説明する。フリーランカウンタ31は上
記基準クロックをカウントするフリーランのカウンタで
ある。ラッチ回路33はCPU5から与えられる設定値
を保持する回路である。比較回路32はフリーランカウ
ンタ31の値がラッチ回路33の値に等しくなったとき
1PPSの正時パルスを出力する回路である。CPU5
はラッチ回路33に対してこの時刻カウンタ3aのカウ
ント誤差であるクロックバイアス値(図2(B)参照)
をセットする。比較回路32はフリーランカウンタ31
の値がこのクロックバイアス値に等しくなったとき1P
PSの正時パルスを出力することにより、この正時パル
スは後述の補正値,衛星時計誤差およびGPS→UTC
誤差を補正した正確な正時パルスとなっている。
【0025】ROM6にはこのGPS時計の動作プログ
ラムや補正値(6a)やこの電子時計の出荷先のローカ
ル時刻とUTCとの時差データなどが記憶されている。
この補正値や時差データは、200ビット程度の小型R
OMに書き込むようにし、出荷時期や出荷地域に合わせ
て製作された小型ROMを本体にセットするようにして
もよい。また、RAM7にはGPS衛星の受信履歴を記
憶するアラートテーブル7aが設定されている。このア
ラートテーブルは、過去のGPS衛星受信履歴を記憶す
ることにより、それ以後、現在どの衛星を受信できるか
を即座に割り出すことができるようにしたテーブルであ
る。
【0026】時計回路4は水晶発振器などの基準発振器
を内蔵しており、その基準発振信号を分周して時刻を計
時する。この時計回路4はCPU5から入力される時刻
データおよび正時パルスによってリセットされ、上記基
準発振器の発振周波数周波数誤差が補償される。この時
計回路4は、バッテリでバックアップされており、装置
の電源が落とされている間自走して次の電源オン時にほ
ぼ正確な時刻を装置に供給する。
【0027】表示インタフェース9は表示用メモリを備
え、その表示用メモリの内容に応じて表示信号を発生
し、表示器10へ出力する。表示用メモリには、CPU
5により年月日,時分秒の時刻表示データが入力され
る。
【0028】ここで、CPU5は、上述したように捕捉
すべきGPS衛星を決定してそのC/Aコードパターン
を信号処理ゲートアレイ3に供給するとともに、信号処
理ゲートアレイ3から読み取った相関係数データを所定
の時定数で操作量を算出してこれをC/Aコード位相デ
ータとして信号処理ゲートアレイ3に供給する。信号処
理ゲートアレイ3から入力される相関係数データがほぼ
1に近い値になったとき信号処理ゲートアレイ3が内部
発生したC/AコードとA/Dコンバータ2bから入力
したディジタルデータに含まれる目的のGPS信号のC
/Aコードとの位相同期がとれた(GPS信号の受信に
成功した)と判断する。そして、この受信されたGPS
信号から航法メッセージデータを抽出する。航法メッセ
ージデータには、GPS時を求めるためのデータ(Zカ
ウント,GPS週番号など)やUTC時刻を求めるため
のデータ(UTCパラメータなど)などが含まれてい
る。CPU5は、これらのデータに基づいてUTC時刻
を求めるとともに正時パルス(1PPS)を発生する。
【0029】ここで、図2を参照してこのGPS時計の
UTC時刻算出の方法について説明する。同図(A)は
GPS信号に含まれる航法メッセージの概略構成を示す
図である。同図(B)は航法メッセージに含まれるパラ
メータに基づくUTC時刻算出の手順を示す図である。
航法メッセージは大小のフレームの組み合わせで構成さ
れている。主フレームは30秒・1500ビットのデー
タであり、5つのサブフレームに分割されている。した
がって、各サブフレームは6秒・300ビットで構成さ
れる。なお、主フレームが25個でマスタフレームとな
る。航法メッセージは、常にこのマスタフレームを繰り
返している。各主フレームはGPS時における毎分0秒
または30秒から開始する。第1サブフレームにはGP
Sの週番号が書き込まれており、各サブフレームにはZ
カウント値が書き込まれている。GPS時はUTC時刻
の1980年1月6日(日曜日)の0時をスタート時刻
=0秒とする時刻であり、604800秒(=7日)を
1週間としている。上記GPS週番号はスタート時刻か
ら何週目であるかをカウントした値であり、Zカウント
は各週のスタートから当該サブフレーム終了タイミング
(次のサブフレーム開始タイミング)までの時刻カウン
ト値である。ただし、この時刻カウント値は1.5秒を
1単位としてカウントしたカウント値になっている。こ
の週番号とZカウントを積算することによって、現在
(次のサブフレーム開始タイミング)の仮のGPS時
(GPS受信時刻)を算出することができる。
【0030】そして、同図(B)に示す方式でこれをU
TCの時刻データに変換する。UTC時刻データは、年
月日時分秒の時刻表示データおよび毎0秒のタイミング
に出力される正時パルス(1PPS)からなるが、年月
日時分秒の時刻表示データは、前記週番号およびZカウ
ントの積算値にUTCパラメータに含まれる累積閏秒を
加算して算出する。累積閏秒について説明する。UTC
時刻は地球の自転周期とのずれを補償するため、1年に
1度程度閏秒を挿入または削除している。したがって、
この閏秒が挿入された週は604801秒となるが、G
PS時はこの閏秒を無視して必ず604800秒で1週
間を刻むようにしている。GPS時がスタートしてから
現在まで11回の閏秒が挿入されたため、この累積閏秒
によりGPS時とUTC時刻とは11秒のずれが生じて
いる。この累積閏秒がUTCパラメータとして第4サブ
フレームの第18ページ(マスタフレーム内の18番目
の主フレームに含まれる第4フレーム)に書き込まれて
いる。
【0031】この累積閏秒を含むUTCパラメータは、
UTCパラメータ記憶エリア7bに記憶される。なおこ
の累積閏秒は1度取り込めば1年程度変化しないため、
工場出荷時にあらかじめそのときの累積閏秒を書き込ん
でおくことで、GPS時計の起動を円滑にすることがで
きる。
【0032】一方、UTC時刻の正時パルスは、GPS
受信時刻の正時タイミングを補正値,衛星時計誤差およ
びGPS→UTC誤差で補正して出力される。GPS信
号はGPS衛星から発信され約2万〜2.7万kmの距
離を伝搬してこの装置に受信されるため、GPS受信時
刻は、この伝搬時間(数十ms〜100ms程度)だけ
タイミングが遅れている。すなわち、サブフレーム開始
タイミングは正確なGPSシステム時刻よりも前記伝搬
時間だけ過ぎた時刻になっている。そこでこの伝搬時間
を補正値としてROM6の補正値記憶エリア6aに記憶
している。
【0033】また、各GPS衛星が搭載する原子時計
は、極めて正確なものであるがそれでもGPSシステム
クロック(米国のGPS管制センタの原子時計)とは若
干(数百μs程度)の誤差がある。この衛星時計誤差は
エフェメリスデータとして航法メッセージに含まれてい
る。さらに、UTCはフランスにある原子時計によって
管理されているが、このUTC標準原子時計と上記GP
S管制センタの原子時計とも若干(約1μs程度)の誤
差がある。このGPS→UTC誤差はアルマナックデー
タ(UTCパラメータ)として航法メッセージに含まれ
ている。
【0034】これら補正値,衛星時計誤差およびGPS
→UTC誤差をGPS受信時刻のタイミングであるサブ
フレーム開始タイミングから減算修正することによって
正確なタイミングの正時パルスタイミングを割り出すこ
とができる。なお、衛星時計誤差,GPS→UTC誤差
は補正値に比べて極めて小さいものであり無視しても精
度に殆ど影響しないが、今後これらの誤差が大きく変動
する場合も想定されるため少なくとも衛星時計誤差につ
いては常時誤差補正を行うようにしておくことが好まし
い。
【0035】上記の動作で求められたUTC時刻は必要
に応じてローカル時刻に変換される。ローカル時刻はU
TC時刻に対して所定の時差を有する時刻である。この
UTC時刻またはローカル時刻の時刻表示データは上記
正時パルスのタイミングに表示インタフェース9内の表
示用メモリに書き込まれ、時刻が表示される。さらにC
PU5は、この正確な時刻表示データおよび正時パルス
で時計回路4を定期的にリセットしてその時刻を校正
し、必要に応じてこの時刻のデータをデータ伝送インタ
フェース8を介して出力し、テレビ受像機のタイマなど
を制御する。
【0036】ここで、上記補正値記憶エリア6aに記憶
されている補正値について説明する。このGPS時計は
簡易な構成かつ無調整で、地球上の何処に設置しても殆
ど正確な(±20ms程度の誤差の)時刻を表示・出力
できるものとして構成されている。このため、自己の設
置場所の入力を要求することも複数のGPS衛星を同時
受信して測位を行うこともせず、予め算出された補正値
をROM6に記憶している。
【0037】図3はこの補正値を求める手法を説明する
図である。同図(A)は現在地球上空を周回しているG
PS衛星の配置を示す図である。GPS衛星は高度約2
0000kmでほぼ12時間の周期で地球のまわりを周
回している。そして、6軌道上に90度間隔で4個ずつ
配置されており、合計24個の衛星が周回している。な
お、計画ではあと2軌道に8個の衛星を周回させる可能
性があり、合計32衛星の軌道が決定されている。この
GPS時計が地球上の何処に設置され且つどのGPS衛
星を受信しても実用的範囲で高精度な時刻を出力できる
よう、同図(B)に示すような手法で補正値を求める。
【0038】 まず、南緯80度〜北緯80度の10
度単位の緯線と東経0度〜180度,西経10度〜17
0度の10度単位の経線の交点、および、両極点の61
4地点をサンプル地点として抽出する。 各サンプル地点について、以下の演算を行う。
【0039】−1 該サンプル地点から各GPS衛星
の軌道(軌道上の各点)までの最小距離と最大距離とを
求める。最大距離は視野内の軌道の範囲で求める。 −2 全GPS衛星の最小距離の最小値および最大距
離最大値を割り出す。 −3 この最小値と最大値の平均値を求める。 そして全てのサンプル地点における上記平均値を再
度平均して、補正値の根拠となる平均距離を算出する。
この平均距離はほぼ2.35万kmとなり、この距離の
伝搬時間である78.4msが補正値となる。なお、全
てのサンプル地点と全てのGPS衛星軌道との距離のな
かで最小値は約2.0万kmであり最大値は約2.7万
kmであるから上記平均距離は実際の距離と±約0.3
5万kmの範囲の誤差であり、これを時間に換算すると
±約12msとなり他の誤差要素を勘案しても±20m
s以下の誤差に納まることがわかる。すなわち、補正値
を78.4msとすることにより、地球上のどの地点に
このGPS時計が設置された場合でも、全く無調整で2
0msの精度を実現することができる。
【0040】このように、このGPS時計では全く無調
整且つ1衛星の信号を受信するのみの構成で、日常生活
において十分高精度な時刻を求めることができる。
【0041】なお、最大距離を求める範囲は視野内に限
定されない。たとえば、視野外の全軌道から最大距離を
求めてもよく、また、実際に受信対象となる高度(たと
えば仰角30度以上)などの範囲に限定して求めてもよ
い。
【0042】また、上記補正値算出手法では、各サンプ
ル地点において、軌道との最大距離の最大値および最小
距離の最小値を割り出してこれを平均するようにしてい
るが、各サンプル地点の最大距離,最小距離とも平均し
たのちこれらを再度平均するようにしてもよい。
【0043】さらに、このGPS時計では事前にこの平
均距離を求め、ROM6に記憶するようにしているが、
GPS時計自身がこれを算出するようにしてもよい。こ
の場合には、GPS衛星から受信するアルマナックデー
タに基づいて軌道を計算し、その平均距離を求めればよ
い。このようにすれば、GPS衛星の軌道が変更になっ
た場合でも精度を維持することができる。
【0044】また、受信しているGPS衛星のドップラ
周波数に基づいて衛星の位置が水平線付近か天頂付近か
を推測し、これに基づいて補正値を修正するようにして
もよい。
【0045】ところで、このGPS時計は、工場出荷時
(設置当初)には現在時刻,設置場所やその環境などの
プリセットの情報をなにも持っていないため、起動直後
はどの衛星を受信できるかが全く不明である。また、一
般家庭に設置される場合、遮蔽物や窓の大きさなどによ
り受信可能範囲は天球の視野よりはるかに狭くなるた
め、現在時刻が判明して衛星の軌道が計算できても、こ
れに基づいてその衛星を受信できるか否かを判断するこ
とは不可能である。このような情報のない状態で衛星を
捕捉し正確な時刻を出力しようとすれば、起動後数分〜
10分の時間を必要とする。そこで、動作中に受信でき
た衛星の番号とその時刻をアラートテーブルに累積して
記憶し、その後GPS衛星を受信するときにはこのテー
ブルを参照して最適な衛星を選択するようにしている。
【0046】図4は設置当初のアラートテーブル作成動
作を示すフローチャートである。図5はアラートテーブ
ルの例を示す図である。
【0047】アラートテーブル作成動作は、装置設置当
初に計時動作に先立ってまたは計時動作と並行して数時
間(理想的には1日程度)繰り返し実行される。この動
作は0分,8分,16分,…と8分毎に起動される。ま
ず、衛星番号ポインタに1をセットする(s1,s
2)。そしてこの衛星のC/Aコードパターンを信号処
理ゲートアレイ3に入力し、入力された中間周波信号の
なかから該当するGPS信号を検索する(s3)。ノイ
ズや他の衛星の信号を含む中間周波信号のなかからGP
S信号を捕捉するためには30秒程度の時間を要するた
め、捕捉できなくてもこの検索動作を30秒継続する
(s4)。そして、捕捉できればs5以下の動作に進
む。
【0048】s5では捕捉したGPS信号のドップラ周
波数を読み取るとともに(s5)、航法データを収集す
る(s6)。そして必要な内容をその時刻に対応させて
アラートテーブルに書き込む(s7)。そして、全ての
衛星の検索が完了するまで(s8)衛星番号に1を加算
して(s2)次の衛星の検索動作に進む。30秒間検索
を継続しても信号を捕捉できなかった場合にはs4から
直接s8に進む。
【0049】なお、このアラートテーブル作成動作中で
あっても受信されたGPS信号に基づいて後述の計時動
作を実行することにより、正確な時間を出力することが
できる。
【0050】このアラートテーブル作成動作により、図
5(A)に示すようなアラートテーブルが作成される。
このアラートテーブルはRAM7に設定される。テーブ
ルのヘッダにはこのテーブルの作成日時(基準日時)が
書き込まれ、1〜89のテーブル番号で識別される各欄
には、テーブル作成動作開始時刻(0時0分)から終了
時刻(11時52)までの時刻とGPS衛星の番号(S
V番号)と受信された信号のドップラ周波数が対応して
記憶されている。
【0051】GPS衛星は約12時間で地球を1周する
ため、天文学的には1つの衛星が約6時間視野内(天空
内)にあるはずであり、どの時刻であっても10程度の
衛星が視野内に存在するはずである。しかし、図5
(A)のテーブルでは、各時刻に観測できた衛星の数は
数個程度であり、同一の衛星が観測できる時間も数十分
程度である。これは、このGPS時計が屋内に設置され
ているため、天空に向けて開口している窓などの角度が
限定されるためである。このようにGPS装置が屋内に
設置される場合には、アルマナックデータによって衛星
の軌道が判明しても装置の実際の視野が分からないこと
からこの衛星の軌道データを有効に利用することができ
ないため、このような信号が受信できた時刻の蓄積が非
常に有効になる。
【0052】以後GPS信号を受信しようとする場合に
は、その時刻(時計回路4が計時しているほぼ正確な時
刻)に基づいてこのテーブルを参照し、最も条件のよい
(継続して受信できそうな)衛星を選択して受信するよ
うにすればよい。GPS衛星は正確には11時間58分
で軌道を一周するため、テーブルの受信時刻(年月日時
分(秒))にこの周期×nを加えることにより、現在ど
の衛星を受信することができるかをいつでも割り出すこ
とができる。
【0053】上記アラートテーブル作成動作を12時間
〜24時間継続受信すれば全ての衛星の受信を試みて、
その結果を記録したアラートテーブルを作成することが
できる。なお、GPSシステムにおいては、同一軌道上
を4つの衛星が約90度の間隔で周回しているため、3
時間継続して受信を試み、その結果を同一軌道面を周回
する他のGPS衛星に適用すれば全ての衛星の受信可能
時間をほぼ正確に把握することができる。また、図4の
アラートテーブル作成動作が終了したのちも、通常の計
時動作を行いながらこのテーブルを更新してゆくように
すればよい。
【0054】なお、図5(A)のアラートテーブルを組
み直して同図(B)に示すようなテーブルを作成しても
よい。このテーブルは、各衛星毎に捕捉開始時刻および
捕捉継続時間を記憶したものであり、このテーブルによ
り各時刻において最も長時間受信を継続できる衛星を簡
略に選択することができる。
【0055】図6はウォームスタート、すなわち、アラ
ートテーブルが作成されたのち一旦電源が落とされ再度
スタートしたときの衛星選択動作を示すフローチャート
である。まず、時計回路4から現在時刻を読み取る(s
20)。この時刻からGPS衛星の周回周期である11
時間58分のn倍を減算してアラートテーブルを参照し
(s21)、最も条件のよい衛星を選択する(s2
2)。そして、その衛星の信号を受信して(s23)、
航法データを解読する(s25)。この衛星の信号が受
信できなくなるまでs23,s25の動作を継続する。
受信できなくなればs20に戻って次の衛星を選択す
る。受信できることが確実な衛星の捕捉は約5秒で可能
であり、その後約7.2秒で受信したGPS信号から航
法メッセージを解読することができるため、後述の計時
動作を含めても、電源投入後約13秒で正確なUTC時
刻を出力することができる。
【0056】図7は計時動作を示すフローチャートであ
る。上述したようにGPS信号を受信し、航法メッセー
ジを収集できれば正確なUTC時刻を割り出すことが可
能であるためこの動作を実行する。まず、航法メッセー
ジに含まれるZカウント,週番号に基づいてGPS受信
時刻を算出する(s30)。このGPS受信時刻と閏秒
データにに基づいて時刻表示データを算出して(s3
1)、時計回路4に出力する(s32)。この時刻表示
データはUTC時刻を時分秒で表示するためのデータで
あってもよく、予め設定されているローカル時刻を表示
するためのデータであってもよい。ローカル時刻はUT
C時刻に対して±12時間の時差を有する時刻である。
GPS受信時刻(仮のGPS時)と上記補正値,衛星時
計誤差,GPS→UTC誤差とに基づいてクロックバイ
アスを算出して(s33)、時刻カウンタ3aに出力す
る(s34)。この時刻カウンタ3aが正時パルス(1
PPS)を出力するまで回帰し(s35)、正時パルス
が出力されると、表示バッファに時分秒の時刻表示デー
タを書き込む(s36)。また、この時刻データは必要
に応じてデータ伝送インタフェース8にも出力される。
【0057】なお上記動作では1衛星のみを受信してU
TC時刻を算出しているが、複数の衛星を並行して受信
できる場合には、各GPS信号のサブフレーム開始タイ
ミングを平均化して正時パルスタイミングを求めるよう
にしてもよく、複数の衛星のうち最も受信状態のよいも
のを1つ選択してこのGPS信号のサブフレーム開始タ
イミングに基づいて正時パルスタイミングを求めるよう
にしてもよい。
【0058】たとえば、GPS受信チャンネルを8チャ
ンネル備えている場合、すなわち、信号処理ゲートアレ
イ3が8つのC/Aコード同期処理動作を並行して処理
できる場合には、4チャンネルを前記アラートテーブル
に基づいて選択された衛星の受信に用い、他の4チャン
ネルを選択から外れた衛星の受信(試行)に用いるよう
にすればよい。この選択から外れた衛星の受信試行によ
り、アラートテーブルが更新される。
【0059】上記のような信号処理ゲートアレイ3がマ
ルチチャンネルの場合のCPU5の動作を図8のフロー
チャートを用いて説明する。同図(A)は最初にアラー
トテーブルから選択された4つの衛星をチャンネルに割
り当てる動作である。まず、時計回路4から現在時刻を
読み取り(s40)、この時刻とアラートテーブルの日
付の差を算出し(s41)、この日付の差による時刻の
ズレを換算して対応時刻を割り出す(s42)。この対
応時刻のテーブルナンバ(図5(A)参照)の欄を検索
して(s43)、最も受信の条件のよい4つのGPS衛
星を選択する(s44)。そして、これらのGPS衛星
を受信するためのチャンネルを割り当てる(s45)。
この割り当ては、信号処理ゲートアレイ3のそのチャン
ネルに対してC/Aコードパターンなどのデータを送信
することによって行われる。このC/Aコードにより当
該衛星を検索し(s46)、衛星の信号を受信して(s
47)、航法データを収集する(s48)。この衛星の
信号が受信できなくなるまでs47,s48の動作を継
続する。この衛星が視野から外れるなどして受信できな
くなった場合には後述の動作で検出されている他の衛星
に信号を切り換えるため受信チャンネル(航法データを
読み取るチャンネル)を切り換える(s49)。
【0060】同図(B)はアラートテーブルで選択され
た衛星以外の衛星の受信を他チャンネルで試行する動作
を示している。この動作はアラートテーブル作成動作と
同様に8分毎に起動される。まず、衛星番号ポインタに
1をセットする(s50,s51)。そしてこの衛星の
C/Aコードパターンを信号処理ゲートアレイ3の所定
チャンネルに入力し、入力された中間周波信号のなかか
ら該当するGPS信号を検索する(s52)。ノイズや
他の衛星の信号を含む中間周波信号のなかからGPS信
号を捕捉するためには30秒程度の時間を要するため、
捕捉できなくてもこの検索動作を30秒継続する(s5
3)。そして、捕捉できればs54以下の動作に進む。
s54では捕捉したGPS信号のドップラ周波数を読み
取るとともに、航法データを解読する(s55)。そし
て必要な内容をその時刻に対応させてアラートテーブル
に書き込む(s56)。そして、このチャンネルではこ
の衛星の受信を継続する(s57)。この動作は1チャ
ンネル分のみを記載しているが、実際には4チャンネル
分が並行して処理されており、4つの衛星の受信試行が
並行して行われる。そして、衛星を捕捉したチャンネル
はそのままその衛星の受信を継続する。そして、アラー
トテーブルで選択された衛星が受信されなくなったと
き、この受信継続中の衛星にチャンネルが切り換えられ
る。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、この時計を地
球上のどこに設置しても複雑な操作や処理なしに速やか
に正確な時刻を出力することができるため、メンテナン
スフリーの正確な時計として家庭用に適用することがで
きる。
【0062】請求項2の発明によれば、周回軌道と地球
上のサンプリング地点との平均的な距離を求めてその距
離の伝搬遅延を補正するようにしたことにより、1つの
補正値データで全ての地点における全ての時刻の補正が
可能になり、簡略であるとともに、実用上十分に高精度
な時刻情報を得ることができる。
【0063】請求項3の発明によれば、時刻情報として
正時タイミングに正時パルスを出力するとともに、この
正時パルスが指示する時刻データを出力するようにした
ことにより、そのままの構成で電子時計を構成すること
ができる。
【0064】請求項4の発明によれば、受信履歴を履歴
記憶手段に記憶しておき、以後この受信履歴に基づいて
受信できる衛星を割り出すようにしたことにより、天球
に対する視野が限定されている場合でも迅速・確実に測
位信号を受信することができる。
【0065】請求項5の発明によれば、複数チャンネル
で衛星選択手段が選択した衛星とその他の衛星を並行し
て受信するようにしたことにより、履歴記憶手段を更新
することができるとともに、衛星選択手段で選択された
衛星から信号を受信できなくなったとき他の信号に速や
かに乗り換えることができる。
【0066】請求項6の発明によれば、地球上のどの地
点でも複雑な操作や処理なしに衛星クロックを補正する
ことができるため、この方法を採用することによってメ
ンテナンスフリーで実用上十分な精度のタイマーや時計
を実現することができる。
【0067】請求項7の発明によれば、周回軌道と地球
上のサンプリング地点との平均的な距離を求めてその距
離の伝搬遅延を補正するようにしたことにより、1つの
補正値データで全ての地点においてクロックの補正が可
能になり、簡略であるとともに、実用上十分に高精度な
クロック信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるGPS時計の構成を示
すブロック図である。
【図2】GPS信号に含まれている航法メッセージの構
成および該航法メッセージに基づいてUTC時刻,正時
パルスを生成する手順を説明する図である。
【図3】衛星から同GPS時計までの電波伝搬による遅
延を補正する補正値を求める手法を説明するための図で
ある。
【図4】同GPS時計のCPUのアラートテーブル作成
動作を示すフローチャートである。
【図5】前記アラートテーブルの例を示す図である。
【図6】前記CPUの衛星選択動作を示すフローチャー
トである。
【図7】前記CPUの計時動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】前記CPUの衛星選択動作の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】 1…アンテナ 6a…補正値記憶エリア 7a…アラートテーブル 7b…UTCパラメータ記憶エリア

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地球の周回軌道を航行する測位衛星が発
    信する正時タイミング信号を含む測位信号を受信する受
    信手段と、 前記測位信号の伝搬時間による遅延を補正する補正値デ
    ータを、自己の位置を参照せずに算出し、または、自己
    の位置を参照せずに算出して記憶する補正値発生手段
    と、 前記受信手段が正時タイミング信号を受信したタイミン
    グを前記補正値データで補正した補正正時タイミングに
    時刻情報を出力する時刻情報出力手段と、 を備えたことを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 前記補正値データは、地球上の1または
    複数のサンプリング地点と前記地球の周回軌道との平均
    的な距離の電波伝搬時間を補正するデータである請求項
    1に記載の電子時計。
  3. 【請求項3】 前記時刻情報出力手段は、前記補正正時
    タイミングに正時パルスを出力し、これとともに時刻デ
    ータを出力する手段である請求項1に記載の電子時計。
  4. 【請求項4】 地球の周回軌道を航行する複数の測位衛
    星のうち1つまたは数個を選択する衛星選択手段と、 該衛星選択手段が選択した測位衛星から正時タイミング
    信号を含む測位信号を受信する受信手段と、 該受信手段が受信した測位信号の伝搬時間による遅れを
    補正された正時タイミングに時刻情報を出力する時刻情
    報出力手段と、 前記受信手段による測位信号の受信履歴を記憶する履歴
    記憶手段と、 を備えた電子時計であって、 前記衛星選択手段は、前記履歴記憶手段の受信履歴に基
    づいて信号を受信すべき測位衛星を選択する手段である
    電子時計。
  5. 【請求項5】 前記受信手段は、測位信号を受信する受
    信チャンネルを複数備え、そのうち一部のチャンネルを
    前記衛星選択手段によって選択された測位衛星の受信に
    用い、他の一部のチャンネルを選択から外れた測位衛星
    の捕捉に用いる手段である請求項4に記載の電子時計。
  6. 【請求項6】 地球の周回起動を航行する測位衛星が発
    信する正時タイミング信号を受信し、 該正時タイミング信号を受信したタイミングを自己の位
    置を参照せずに算出された補正値データで補正し、 この補正された正時タイミングに正時信号を出力するこ
    とを特徴とするクロックタイミング調整方法。
  7. 【請求項7】 前記補正値データは、地球上の1または
    複数のサンプリング地点と前記地球の周回軌道との平均
    的な距離の電波伝搬時間を補正するデータである請求項
    6に記載のクロックタイミング調整方法。
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