JPH10102167A - 銅系低融点ろう材 - Google Patents
銅系低融点ろう材Info
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- JPH10102167A JPH10102167A JP27403396A JP27403396A JPH10102167A JP H10102167 A JPH10102167 A JP H10102167A JP 27403396 A JP27403396 A JP 27403396A JP 27403396 A JP27403396 A JP 27403396A JP H10102167 A JPH10102167 A JP H10102167A
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Abstract
形成するステンレス鋼などをフラックスを使用せずに相
互にろう付する際に使用するための、接合強度並びにぬ
れ性,流動性の優れた銅系低融点ろう材を提供する。 【解決手段】 ホウ素(B)0.005〜1.5重量
%、リン(P)3.0〜7.0重量%、錫(Sn)4.
0〜20重量%、残部銅(Cu)及び不可避不純物より
なる銅系低融点ろう材(第一発明);ホウ素(B)0.
005〜1.5重量%、リン(P)3.0〜4.5重量
%、錫(Sn)4.0〜20重量%、ニッケル(Ni)
1.0〜4.8重量%、残部銅(Cu)及び不可避不純
物よりなる銅系低融点ろう材(第二発明)。
Description
更に詳しくは、鉄系金属同志、特に表面に強固な酸化皮
膜を形成するステンレス鋼などをフラックスを使用せず
に相互にろう付する際に使用するための、接合強度並び
にぬれ性,流動性の優れた銅系低融点ろう材に関するも
のである。
とする熱交換器などにおいては、融点1080℃の純銅
をろう材として使用し、1100℃以上の高温度で炉中
ろう付により組付製造が行なわれている。しかしなが
ら、使用温度が高々百数十℃の熱交換器などにおいては
1000℃を超える耐熱性は必要無いこともあり、省エ
ネルギー化の面からも、1000℃以下の低温度でろう
付することができる新たな低温ろう材が要望されてい
る。
材としては650℃〜900℃でろう付できる銀系ろう
材があるが、高価であり、純銅ろう材の代わりに使用す
ることはできない。又、ハンダは融点は低いが、フラッ
クスを必要とするなどの制約(使用が繁雑,フラックス
による表面の汚染等)がある。このような問題を解決す
るために、近年、種々のろう材が提案されている。以下
に、それらの例を挙げる。
「1.P4〜8重量%と、Ni,Cr,Fe,Mnの少
なくとも一種を合計で0.5〜10重量%と、残部Cu
及び不可避不純物とより成るろう材;2.P4〜8重量
%と、Ag0.5〜18重量%と、Ni,Cr,Fe,
Mnの少なくとも一種を合計で0.5〜10重量%と、
残部Cu及び不可避不純物とより成るろう材」が記載さ
れている。
〜8重量%、Ni0.5〜10重量%、Ag0.5〜1
8重量%及び残部Cuより成るろう材」が記載されてい
る。
「1.少なくとも、5原子%以下のニッケル、15原子
%以下の錫、10〜20原子%の燐、残りは銅及び不可
分の不純物を含むろう付け充填金属を用いることを特徴
とする急速冷却法により製造され、銅及び銅合金のろう
付けに使用される合金」が記載されている。
比でFe2〜3.3%、Ni0.4〜1.0%、Cr1
〜1.5%、Al0.1〜0.3%、Si0.03〜
0.1%、残がCuと不可避的成分からなるステンレス
鋼の真空ブレージング用銅ろう材」が記載されている。
「1.P0.05〜6.0重量%、残部Sn及び不可避
不純物より成るSn基低融点ろう材;2.P0.05〜
6.0重量%、Cu35重量%以下、又は/及びAg5
0重量%以下でCuとAgの合計が50重量%以下、残
部Sn及び不可避不純物より成るSn基低融点ろう材」
が記載されている。
やコストの面からは有利と思われるが、リン銅系ろう材
を鉄系母材、例えばステンレス鋼,鉄鋼を接合する際の
ろう付に使用すると、接合界面に脆いリン化合物が形成
され、接合強度が小さい(弱い力で接合界面が破断す
る)という欠点がある。前述の特開昭58−14809
4号公報、特公平1−26798号公報及び特開平6−
297186号公報(請求項2)に記載されたろう材は
何れもリン銅系ろう材であり、接合界面に脆いリン化合
物が形成されるという欠点が完全には解消されていな
い。又、特公平1−26798号公報に記載されたろう
材は必須成分として銀を含み、特開昭58−14809
4号公報の請求項2に記載されたろう材も必須成分とし
て銀を含むので、これらのろう材はコストの面で不利で
ある。
けに開発されたCu−P−Sn−Niろう材、例えば前
述の特開平3−173729号公報に記載されたろう材
があり、これは固相線温度が約600℃で、ろう付は6
00〜700℃の低温度でできることが知られている。
しかしながら、このろう材はステンレス鋼などとのぬれ
性が悪いので、フラックス無しでステンレス鋼などの鉄
系母材に使用することは困難である。以下、その理由を
詳述する。
を阻害する強固な不動態酸化皮膜〔酸化クロム(Cr2
O3 )を主体とする膜〕が存在する。又、わずかに酸素
が存在する(例えば数ppm 程度)雰囲気でステンレスを
加熱すると数百度℃で更に厚いCr2 O3 を主体とする
酸化膜が形成される。これらの酸化膜が存在する状態に
おいて、フラックス無しでろう材によりステンレス鋼表
面をぬらすのは困難である。従って炉内の酸素濃度の管
理が重要となるが、キャリアガス〔例えば窒素(N2 )
ガス〕中に含まれる酸素(O2 )ガスや炉のリークによ
って生じる酸素ガスの他に炉壁や治具から発生する酸素
ガスもあり、この管理は容易ではない。ぬれ性が悪いろ
う材を使用してステンレス鋼を接合すると、充分な接合
強度が得られない。又、フラックスの使用は前述の如く
不都合がある。
に記載されたろう材はSn系ろう材であって必須成分と
して銅を含まず、又、特公平6−38996号公報に記
載されたろう材は銅系ろう材であって必須成分としてリ
ンを含まない。しかしながら、特開平6−297186
号公報及び特公平6−38996号公報に記載されたろ
う材を用いて例えばステンレス鋼を接合する場合には、
ぬれ性の改善やボイドの生成は抑制されるものの、充分
な接合強度は得られない。
決すべく鋭意研究した結果、本発明を成すに至った。し
かして、本発明の目的は、鉄系金属同志、特に表面に強
固な酸化皮膜を形成するステンレス鋼などをフラックス
を使用せずに相互にろう付する際に使用するための、接
合強度並びにぬれ性,流動性の優れた銅系低融点ろう材
を提供することにある。
系低融点ろう材は、ホウ素(B)0.005〜1.5重
量%、リン(P)3.0〜7.0重量%、錫(Sn)
4.0〜20重量%、残部銅(Cu)及び不可避不純物
よりなることを特徴とする。又、本第二発明の銅系低融
点ろう材は、ホウ素(B)0.005〜1.5重量%、
リン(P)3.0〜4.5重量%、錫(Sn)4.0〜
20重量%、ニッケル(Ni)1.0〜4.8重量%、
残部銅(Cu)及び不可避不純物よりなることを特徴と
する。
を解決するために、リン銅系ろう材にBを添加した。B
以外の成分としては、安価なCuを主成分とし、できる
限り融点を下げる目的でCu−P−Sn−Ni系とし
た。Cu主体のCu−P−Sn3元素でも液相線温度が
640℃程度まで下がるが、加えてNi成分を1〜5重
量%程度添加し、組成比率を選ぶと更に50℃程度液相
線温度が低下する。なお、本発明のろう材においても、
組成比率によっては液相線温度が750℃程度まで上昇
する場合もあるが、リン銅系ろう材の特徴の一つとして
液相線温度よりも低い温度でもろう付できることが知ら
れている。本発明のろう材を使用すると、700℃程度
でろう付を行うことができる。
おいては、ろう付の接合強度を増加させるためにホウ素
を添加した。ホウ素の添加量が0.005重量%未満で
は充分な効果が得られない。又、ホウ素の添加量が1.
5重量%を越えると、ろう材自体の強度が低下する。そ
れ故、ホウ素の添加量は0.005〜1.5重量%とし
た。本第一発明の銅系低融点ろう材におけるホウ素以外
の添加成分の添加理由を以下に述べる。リンの添加によ
りろう材の融点が低下するが、リンの添加量が3.0重
量%未満ではろう材の融点が充分に低下せず、ろう材の
流動性が悪い。又、リンの添加量が4.5重量%を越え
ると、ろう材の流動性は変わらないがろう材の加工性が
悪くなる。それ故、リンの添加量は3.0〜4.5重量
%とした。錫はリンと化合してSn4 P3 を形成するこ
とによりろう付過程で自溶性を発揮し、ぬれ性を改善す
る(例えば、ステンレス鋼材表面の強固な酸化膜を破壊
する)。又、錫の添加によりろう材の融点が低下する
が、錫の添加量が4.0重量%未満では効果が充分では
ない。又、錫の添加量が20重量%を越えると、ろう材
自体の強度が低下する。それ故、錫の添加量は4.0〜
20重量%とした。
ニッケルも錫の場合と同様の融点低下効果があるが、ニ
ッケルの添加量が1.0重量%未満では効果が充分では
ない。又、ニッケルの添加量が4.8重量%を越える
と、ろう材の融点が上昇する。それ故、ニッケルの添加
量は1.0〜4.8重量%とした。本第二発明の銅系低
融点ろう材におけるニッケル以外の添加成分の添加理由
は、本第一発明の銅系低融点ろう材における場合と同様
である。
に詳細に説明する。 実施例:本発明(本第二発明)の銅系低融点ろう材(C
u−P−Sn−Ni−B)の製造 素材金属を重量比79.88Cu−10Sn−5P−5
Ni−0.12Bとなるように秤量・配合し、るつぼ内
で溶解した。素材金属としてはCu,Sn,Ni,B等
の単体金属、及びCu−P,Ni−Cu,Cu−B,N
i−B等の合金を使用することが可能であった。るつぼ
内の溶湯を1300℃程度まで昇温し、攪拌した後、9
00℃まで炉冷し、金型鋳造を行った。これにより、組
織的に均一な低融点ろう材(鋳造材)を得ることがで
き、この鋳造材から切り出したろう材を用いて実験を行
った。本発明のろう材は二次加工により種々の形状に成
形することができる。例えば鋳造したろう材に焼鈍,圧
延を繰り返すことにより、棒材,板材を得ることが可能
である。又、鋳造したろう材を再溶解後、急冷凝固する
ことにより、急冷箔帯を得ることも可能である。ホウ素
は酸素との反応性が高く、溶解時にB2 O3 などの酸化
物を形成し易い。このため、ホウ素と反応し易いSiO
2 などを含有した黒鉛るつぼを使用したり、大気中で溶
解することは避けなければならない。従って、本実施例
では、るつぼとして純黒鉛(或いは純アルミナも可)を
使用し、又、真空雰囲気中で溶解を行った。この結果得
られたろう材の組成分析値は、ホウ素が0.10重量%
であり、他の成分については、配合量とほぼ一致してい
た。なお、低純度黒鉛るつぼを用いて大気中で溶解を行
った場合でも、歩留り率は約10%と悪いが、例えば
0.2重量%配合したホウ素がろう材中に0.02重量
%(分析値)残存し、本発明のろう材組成を得ることは
可能であった。以上は本第二発明の銅系低融点ろう材の
製造方法であるが、本第一発明の銅系低融点ろう材にお
いてはNiを含まないため、1100℃程度以下の温度
で全成分を溶解することができる。従って、本第一発明
のろう材は本第二発明のろう材に比べてより低温・省エ
ネルギープロセスにて製造することができる。
−P−Sn−Ni)の製造 ホウ素を添加しないこと以外は実施例と同様にして製造
した。 比較例2:ホウ素を過剰添加した銅系低融点ろう材(C
u−P−Sn−Ni−B)の製造 ホウ素を2.0重量%添加したこと以外は実施例と同様
にして製造した。
イト系ステンレス鋼であるSUS304母材に対して、
実施例のろう材〔図1(a)〕及び比較例1のろう材
〔図1(b)〕を用いてろう付した場合の、ろう材とS
US304母材との界面に形成された反応層組織を示
す。比較例1のろう材の場合はフラックス(KAl
F4 )を使用してろう付を行った。組織観察とEPMA
分析を行った結果、図1(a)の実施例のろう材を用い
た場合には、SUS304母材1の表面に、リン化合物
が細かく分散した組織2(組成:P,Ni,Fe,Cr
など)が、ろう材側数十μmの領域に渡って存在してい
ることが判った。これに対し、同様にして、図1(b)
の比較例1のろう材を用いた場合には、SUS304母
材1とろう材3との界面に、リン化合物からなる反応層
4(組成:P,Ni,Fe,Crなど)が厚さ数μmに
渡って一様に形成されていることが判った。図1(a)
と図1(b)との前記相違は、好適比率でのホウ素の添
加による効果(リン化合物の分散効果)であることは明
らかである。
のろう材及び比較例1のろう材を各々用いてSUS30
4板の二枚重ね接合部を形成し、引張せん断強度を調べ
た結果を示す。比較例1のろう材の場合はフラックス
(KAlF4 )を使用してろう付を行った。比較例1の
ろう材を用いた場合は、引張せん断強度は2.3kgf
/mm2 であるのに対して、実施例のろう材を用いた場
合は、引張せん断強度は9.9kgf/mm2 であり、
引張せん断強度が約4倍に増加したことが判る。実施例
のろう材を用いた場合に引張せん断強度が増加したの
は、ホウ素の添加により、SUS304板との接合界面
において、ろう材とSUS304板とが反応してできる
脆いリン化合物の分散現象が起こり、これにより、脆い
リン化合物層での脆性破壊が抑制され、強度が向上した
ことによるものと考えられる。
影響>図3に、比較例1のろう材、実施例のろう材、及
び比較例2のろう材におけるろう付接合強度(引張せん
断強度)とホウ素添加量との関係を示す。2本の破線グ
ラフの間の太線は、データ(引張せん断強度の値)のバ
ラツキを示す。試験条件は以下の通りである。 ろう材:Cu−5P−10Sn−5Ni−xB 〔ここで、xは0〜2.0(重量%)〕 母材:SUS304 加熱条件:4Torr窒素気流中,750℃で10分間 比較例1のろう材(図3のホウ素添加量0重量%のも
の)は、引張せん断強度が低く、又、引張せん断強度の
バラツキも大きい。これに対して、実施例のろう材はホ
ウ素の添加により強度が増加し、バラツキも比較的小さ
くなったことが判る。比較例2のろう材の如く、ホウ素
添加量が1.5重量%を超えるとろう材料自身の強度が
低下するため、ろう付部で充分な機械的特性(強度な
ど)が確保できなくなる。図3より、比較例1のろう材
(ホウ素添加なし)に比べて接合強度を向上させるため
の好適なホウ素添加量は、0.005〜1.5重量%の
範囲であることが判る。
4により、ぬれ拡がり性の評価方法を説明する。図4に
おいて、図4(a)〜図4(c)はぬれ拡がり率を算出
する手順を示し、又、図4(d)は接触角(θ)の求め
方を示す。ぬれ拡がり率を算出する場合には、先ず、図
4(a)の如く、基材5上に所定の大きさのろう材6を
置く。次いで、図4(b)の如く、ろう材6を球と見な
して、その直径dを算出する。次いで、図4(c)の如
く、所定温度に加熱し、ろう材6を溶融させて、ろう付
部の長径と短径との平均値Dを算出する。下記式(1)
により、ぬれ拡がり率を算出する。 ぬれ拡がり率=D/d (1) 接触角(θ)は、図4(d)の如く、溶融したろう材6
の端部が基材5と成す角度によって定義される。前記の
ぬれ拡がり率(D/d値)及び接触角(θ)により、ぬ
れ拡がり性を評価した。
材、及び比較例2のろう材におけるぬれ拡がり率とホウ
素添加量との関係を示す。試験条件は以下の通りであ
る。 ろう材:Cu−5P−10Sn−5Ni−xB 〔ここで、xは0〜2.0(重量%)〕 母材:SUS304 加熱条件:10ppm 酸素含有窒素気流中,750℃で1
0分間 試験温度750℃で、酸素濃度10ppm の窒素ガスを雰
囲気ガスとして使用すると、SUS304母材表面にC
r2 O3 を主体とする酸化膜が形成され、母材表面は青
色に変色した。比較例1のろう材ではD/d≒1.2
(θ>90°)となり、ぬれ不良であったのに対して、
実施例のろう材では、ホウ素添加量0.005重量%以
上でD/dが2.4を超え、接触角θも90°以下とな
り、ぬれ性が良好となることが判った。つまり、ステン
レス鋼などの炉中ろう付においては炉内の酸素濃度の管
理を厳密に行う必要があるが、ホウ素添加した実施例の
ろう材は、酸素濃度管理の余裕度(すなわちロバスト性
の向上)に対して効果がある。比較例2のろう材(ホウ
素添加量2.0重量%)の如く、ぬれ拡がり率の点では
ホウ素添加量が1.5%を超えても効果があるが、先に
図3で示したように、接合強度を確保するためのホウ素
添加量の範囲と照合すると、好ましいホウ素添加量は
0.005〜1.5%重量%の範囲である。
系低融点ろう材に比べてぬれ性及び流動性が改善され、
又、接合強度は約4倍に向上した。更に、本発明の銅系
低融点ろう材は、粉末,箔,線などの種々の形態に成形
して使用することができ、又、ステンレス鋼を含む各種
の鉄系母材のろう付に用いることが可能であり、適用範
囲が広い。
は、ニッケルを含むことにより、一層融点が低下し、ろ
う材自身の強度も向上した。又、ろう材中にNi成分が
添加されると、P,Ni,Fe,Crなどからなるリン
化合物の分散組織の形成が顕著となり、接合部の靱性が
高まり、結果として接合強度が更に向上する。
〔図1(a)〕及び比較例1のろう材〔図1(b)〕を
用いてろう付した場合の、ろう材とSUS304母材と
の界面に形成された反応層組織を示す図である。
いてSUS304板の二枚重ね接合部を形成し、引張せ
ん断強度を調べた結果を示す図である。
例2のろう材におけるろう付接合強度(引張せん断強
度)とホウ素添加量との関係を示す図である。
を説明するための図である。
例2のろう材におけるぬれ拡がり率とホウ素添加量との
関係を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ホウ素(B)0.005〜1.5重量
%、リン(P)3.0〜7.0重量%、錫(Sn)4.
0〜20重量%、残部銅(Cu)及び不可避不純物より
なることを特徴とする銅系低融点ろう材。 - 【請求項2】 ホウ素(B)0.005〜1.5重量
%、リン(P)3.0〜4.5重量%、錫(Sn)4.
0〜20重量%、ニッケル(Ni)1.0〜4.8重量
%、残部銅(Cu)及び不可避不純物よりなることを特
徴とする銅系低融点ろう材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27403396A JPH10102167A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 銅系低融点ろう材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27403396A JPH10102167A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 銅系低融点ろう材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10102167A true JPH10102167A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17536034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27403396A Pending JPH10102167A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 銅系低融点ろう材 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH10102167A (ja) |
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