JPH10100768A - ヘッドレストのスティ及びヘッドレスト - Google Patents
ヘッドレストのスティ及びヘッドレストInfo
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- JPH10100768A JPH10100768A JP8277033A JP27703396A JPH10100768A JP H10100768 A JPH10100768 A JP H10100768A JP 8277033 A JP8277033 A JP 8277033A JP 27703396 A JP27703396 A JP 27703396A JP H10100768 A JPH10100768 A JP H10100768A
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 穴開きヘッドレスト用の環形状をした袋状の
表皮に対しても、その表皮底面のスティ挿入用開口から
スティを容易に挿入でき、それにより、ヘッドレストの
成形が容易になるヘッドレストのスティ及びそのスティ
を用いるヘッドレストを提供する。 【解決手段】 横方向に伸びる上端部13の両端から下
方へ脚部14が伸び、該脚部の上部間に補強部材25が
架け渡されたヘッドレストのスティ11において、内向
きの係合突起18が形成された挟持片17を有する固定
部品15を、前記挟持片が脚部間を向くようにして脚部
に取り付ける一方、前記補強部材の両端の側面には係合
溝26を設け、前記補強部材の両端側面を前記固定部品
の挟持片で挟むとともに、該挟持片の係合突起と前記補
強部材両端の係合溝とを係合させることにより、前記補
強部材を脚部に固定し該脚部の開きを防止する。
表皮に対しても、その表皮底面のスティ挿入用開口から
スティを容易に挿入でき、それにより、ヘッドレストの
成形が容易になるヘッドレストのスティ及びそのスティ
を用いるヘッドレストを提供する。 【解決手段】 横方向に伸びる上端部13の両端から下
方へ脚部14が伸び、該脚部の上部間に補強部材25が
架け渡されたヘッドレストのスティ11において、内向
きの係合突起18が形成された挟持片17を有する固定
部品15を、前記挟持片が脚部間を向くようにして脚部
に取り付ける一方、前記補強部材の両端の側面には係合
溝26を設け、前記補強部材の両端側面を前記固定部品
の挟持片で挟むとともに、該挟持片の係合突起と前記補
強部材両端の係合溝とを係合させることにより、前記補
強部材を脚部に固定し該脚部の開きを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヘッドレストの
スティ及びそのスティを用いるヘッドレストに関する。
スティ及びそのスティを用いるヘッドレストに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の座席背もたれには、衝突時の乗
員頭部の保護を目的としてヘッドレストが取り付けられ
ている。前記ヘッドレストは、発泡体を表皮で覆った枕
部と、横方向に伸びる上端部の両端から下方へ伸びる脚
部が形成された略コの字形のスティとで構成され、前記
スティの上部が枕部内に埋設されて脚部が表皮底面のス
ティ挿入口から突出した構造のものが多い。このスティ
は、枕部の補強及び座席への取り付けのためのもので、
金属製中空パイプまたは中実棒を屈曲させたものが用い
られる。
員頭部の保護を目的としてヘッドレストが取り付けられ
ている。前記ヘッドレストは、発泡体を表皮で覆った枕
部と、横方向に伸びる上端部の両端から下方へ伸びる脚
部が形成された略コの字形のスティとで構成され、前記
スティの上部が枕部内に埋設されて脚部が表皮底面のス
ティ挿入口から突出した構造のものが多い。このスティ
は、枕部の補強及び座席への取り付けのためのもので、
金属製中空パイプまたは中実棒を屈曲させたものが用い
られる。
【0003】前記ヘッドレストの成形は、次のようにし
て行う。まず、プラスチックやファブリック等からなる
袋状表皮の底面に形成されているスティ挿入口からステ
ィの脚部を挿入して、スティの上部を表皮内に収容す
る。次いで、前記表皮底面に形成されている発泡原料注
入口からポリウレタン原料等の発泡原料を表皮内に注入
し、発泡体を発泡形成することによりヘッドレストを得
る。
て行う。まず、プラスチックやファブリック等からなる
袋状表皮の底面に形成されているスティ挿入口からステ
ィの脚部を挿入して、スティの上部を表皮内に収容す
る。次いで、前記表皮底面に形成されている発泡原料注
入口からポリウレタン原料等の発泡原料を表皮内に注入
し、発泡体を発泡形成することによりヘッドレストを得
る。
【0004】ところで、前記ヘッドレストには、前後中
央部に穴の開いた環形状に形成した袋状の表皮を用い
る、いわゆる穴あきヘッドレストがある。この穴あきヘ
ッドレストにあっては、枕部内の穴の上側と左右両側に
は、前記スティの上端部と脚部の上部が配置されるが、
穴の下部にはスティが存在しないことになるため、穴の
下側、すなわち枕部の底部付近で弾性変形が大きくなっ
たり、脚部が開き易くなったりする。その結果、枕部の
底部付近を補強して所望の緩衝性を得るとともに、脚部
の開きを防止する工夫が必要であった。
央部に穴の開いた環形状に形成した袋状の表皮を用い
る、いわゆる穴あきヘッドレストがある。この穴あきヘ
ッドレストにあっては、枕部内の穴の上側と左右両側に
は、前記スティの上端部と脚部の上部が配置されるが、
穴の下部にはスティが存在しないことになるため、穴の
下側、すなわち枕部の底部付近で弾性変形が大きくなっ
たり、脚部が開き易くなったりする。その結果、枕部の
底部付近を補強して所望の緩衝性を得るとともに、脚部
の開きを防止する工夫が必要であった。
【0005】そこで、従来にあっては、図9に示すよう
に、枕部51の穴52の下側に配置される棒状の補強部
材53を脚部54の上部間に架け渡して溶接により固定
したスティ55が用いられている。
に、枕部51の穴52の下側に配置される棒状の補強部
材53を脚部54の上部間に架け渡して溶接により固定
したスティ55が用いられている。
【0006】しかし、前記補強部材53を脚部54間に
架け渡したスティ55にあっては、穴開きヘッドレスト
50の成形時に、スティの脚部54の一方54aを、環
形状をした袋状表皮56の底面に形成されたスティ挿入
口57から表皮56内に挿入し、前記穴52の周囲を通
して表皮56の底面から出すことにより、スティ55の
上部を表皮56内に収容しようとしても、前記表皮56
の中央部には、前記穴52の周面を構成する環状の面5
8が存在し、その環状の面58と前記補強部材53が当
たるため、スティ55の上部を表皮56内に収容するこ
とができなかった。
架け渡したスティ55にあっては、穴開きヘッドレスト
50の成形時に、スティの脚部54の一方54aを、環
形状をした袋状表皮56の底面に形成されたスティ挿入
口57から表皮56内に挿入し、前記穴52の周囲を通
して表皮56の底面から出すことにより、スティ55の
上部を表皮56内に収容しようとしても、前記表皮56
の中央部には、前記穴52の周面を構成する環状の面5
8が存在し、その環状の面58と前記補強部材53が当
たるため、スティ55の上部を表皮56内に収容するこ
とができなかった。
【0007】そこで、前記スティ55の上部を収容した
袋状の表皮をあらかじめブロー成形等により環形状に成
形しなければならず、表皮の成形が複雑になったり、表
皮の材料が制限されて、好みの感触の枕部が得られない
等の問題が合った。なお、符号59は発泡体、60は発
泡原料注入口、61は補強部材53の両端の溶接部であ
る。また、穴開きではない通常のヘッドレストにおいて
も、袋状表皮の底面に形成されるスティ挿入口の大きさ
や形状によっては、表皮内にスティの上部を収容する際
に前記スティの補強部材が邪魔することがあった。
袋状の表皮をあらかじめブロー成形等により環形状に成
形しなければならず、表皮の成形が複雑になったり、表
皮の材料が制限されて、好みの感触の枕部が得られない
等の問題が合った。なお、符号59は発泡体、60は発
泡原料注入口、61は補強部材53の両端の溶接部であ
る。また、穴開きではない通常のヘッドレストにおいて
も、袋状表皮の底面に形成されるスティ挿入口の大きさ
や形状によっては、表皮内にスティの上部を収容する際
に前記スティの補強部材が邪魔することがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑みなされたもので、穴開きヘッドレスト用の環形状
をした袋状の表皮に対しても、その表皮底面のスティ挿
入用開口からスティを容易に挿入でき、それにより、ヘ
ッドレストの成形が容易になるヘッドレストのスティ及
びそのスティを用いるヘッドレストを提供しようとする
ものである。
に鑑みなされたもので、穴開きヘッドレスト用の環形状
をした袋状の表皮に対しても、その表皮底面のスティ挿
入用開口からスティを容易に挿入でき、それにより、ヘ
ッドレストの成形が容易になるヘッドレストのスティ及
びそのスティを用いるヘッドレストを提供しようとする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】ヘッドレストのスティに
関する発明は、横方向に伸びる上端部の両端から下方へ
脚部が伸び、該脚部の上部間に補強部材が架け渡された
ヘッドレストのスティにおいて、内向きの係合突起が形
成された挟持片を有する固定部品を、前記挟持片が脚部
間を向くようにして脚部に取り付ける一方、前記補強部
材の両端の側面には係合溝を設け、前記補強部材の両端
側面を前記固定部品の挟持片で挟むとともに、該挟持片
の係合突起と前記補強部材両端の係合溝とを係合させる
ことにより、前記補強部材を脚部に固定し該脚部の開き
を防止したことを特徴とする。
関する発明は、横方向に伸びる上端部の両端から下方へ
脚部が伸び、該脚部の上部間に補強部材が架け渡された
ヘッドレストのスティにおいて、内向きの係合突起が形
成された挟持片を有する固定部品を、前記挟持片が脚部
間を向くようにして脚部に取り付ける一方、前記補強部
材の両端の側面には係合溝を設け、前記補強部材の両端
側面を前記固定部品の挟持片で挟むとともに、該挟持片
の係合突起と前記補強部材両端の係合溝とを係合させる
ことにより、前記補強部材を脚部に固定し該脚部の開き
を防止したことを特徴とする。
【0010】また、ヘッドレストに関する発明は、横方
向に伸びる上端部の両端から下方へ脚部が伸び、該脚部
の上部間に補強部材が架け渡されたヘッドレストのステ
ィと、底面にスティ挿入および発泡原料注入用開口の形
成された袋状表皮内に発泡体が形成された枕部とよりな
って、該枕部内に前記スティの上端部から補強部材付近
が埋設され、前記表皮底面からスティの脚部が突出して
いるヘッドレストにおいて、内向きの係合突起が形成さ
れた挟持片を有する固定部品を、前記挟持片が脚部間を
向くようにして前記スティの脚部に取り付ける一方、前
記補強部材の両端の側面には係合溝を設け、前記補強部
材の両端を前記固定部品の挟持片で挟むとともに、該挟
持片の係合突起と前記補強部材両端の係合溝とを係合さ
せることにより、前記補強部材を脚部に固定し該脚部の
開きを防止したことを特徴とする。
向に伸びる上端部の両端から下方へ脚部が伸び、該脚部
の上部間に補強部材が架け渡されたヘッドレストのステ
ィと、底面にスティ挿入および発泡原料注入用開口の形
成された袋状表皮内に発泡体が形成された枕部とよりな
って、該枕部内に前記スティの上端部から補強部材付近
が埋設され、前記表皮底面からスティの脚部が突出して
いるヘッドレストにおいて、内向きの係合突起が形成さ
れた挟持片を有する固定部品を、前記挟持片が脚部間を
向くようにして前記スティの脚部に取り付ける一方、前
記補強部材の両端の側面には係合溝を設け、前記補強部
材の両端を前記固定部品の挟持片で挟むとともに、該挟
持片の係合突起と前記補強部材両端の係合溝とを係合さ
せることにより、前記補強部材を脚部に固定し該脚部の
開きを防止したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明のヘッドレストのス
ティの一例及びそれを用いるヘッドレストの一例につい
ての断面図、図2は図1の2−2線で切断した拡大断面
図、図3は同実施例において枕部の表皮内にスティの上
部を収容する際の斜視図、図4は同実施例において補強
部材を脚部に取り付ける際の断面図、図5は固定部品の
一例を示す斜視図、図6は別の固定部品と脚部を示す斜
視図、図7はさらに別の固定部品と脚部を示す断面図、
図8はさらに別の固定部品と脚部を示す斜視図である。
を詳細に説明する。図1はこの発明のヘッドレストのス
ティの一例及びそれを用いるヘッドレストの一例につい
ての断面図、図2は図1の2−2線で切断した拡大断面
図、図3は同実施例において枕部の表皮内にスティの上
部を収容する際の斜視図、図4は同実施例において補強
部材を脚部に取り付ける際の断面図、図5は固定部品の
一例を示す斜視図、図6は別の固定部品と脚部を示す斜
視図、図7はさらに別の固定部品と脚部を示す断面図、
図8はさらに別の固定部品と脚部を示す斜視図である。
【0012】図1及び図2は、この発明のスティの一例
を用いるヘッドレストについて示す断面図である。これ
らの図に示すヘッドレスト10は、穴開きヘッドレスト
と称されるタイプのもので、スティ11と枕部31で構
成される。スティ11は、図3からよりよく理解される
ように、スティ本体12と補強部材25とよりなる。
を用いるヘッドレストについて示す断面図である。これ
らの図に示すヘッドレスト10は、穴開きヘッドレスト
と称されるタイプのもので、スティ11と枕部31で構
成される。スティ11は、図3からよりよく理解される
ように、スティ本体12と補強部材25とよりなる。
【0013】スティ本体12は、金属製の中空パイプま
たは中実棒を略コの字形に屈曲させて、横方向に伸びる
上端部13の両端から下方へ伸びる(使用時の状態を言
い、図3では上方へ向かうように描かれている。)脚部
14を形成したもので、両脚部14の上部には、前記上
端部13から所定距離離して固定部品15が取り付けら
れる。
たは中実棒を略コの字形に屈曲させて、横方向に伸びる
上端部13の両端から下方へ伸びる(使用時の状態を言
い、図3では上方へ向かうように描かれている。)脚部
14を形成したもので、両脚部14の上部には、前記上
端部13から所定距離離して固定部品15が取り付けら
れる。
【0014】前記固定部品15は、補強部材25を脚部
14間に固定するためのもので、この例の固定部品15
は、図5に示すように、前記脚部14の外径より僅かに
大きい内径を有する筒部16の外面に、筒部16の中心
軸方向に沿う二つの挟持片17が所定距離離して突出形
成されている。前記筒部16は、内側に脚部14が挿通
されて固定部品15の取り付けに利用される部分であ
る。
14間に固定するためのもので、この例の固定部品15
は、図5に示すように、前記脚部14の外径より僅かに
大きい内径を有する筒部16の外面に、筒部16の中心
軸方向に沿う二つの挟持片17が所定距離離して突出形
成されている。前記筒部16は、内側に脚部14が挿通
されて固定部品15の取り付けに利用される部分であ
る。
【0015】一方、前記二つの挟持片17は補強部材2
5の両端と係合して補強部材25を脚部14に固定する
部分で、弾性を有する材質からなり、その先端側には互
いに対向する内向きの係合突起18が形成されている。
この二つの係合突起18の間隔は、補強部材25の端部
の外径より小とされ、補強部材25の端部の側面に形成
されている係合溝26に確実にはまるようになってい
る。この固定部品15は、前記挟持片17が脚部14間
を向くようにして、前記二つの脚部14に筒部16を介
して取り付けられる。
5の両端と係合して補強部材25を脚部14に固定する
部分で、弾性を有する材質からなり、その先端側には互
いに対向する内向きの係合突起18が形成されている。
この二つの係合突起18の間隔は、補強部材25の端部
の外径より小とされ、補強部材25の端部の側面に形成
されている係合溝26に確実にはまるようになってい
る。この固定部品15は、前記挟持片17が脚部14間
を向くようにして、前記二つの脚部14に筒部16を介
して取り付けられる。
【0016】また、前記固定部品15の脚部14への取
り付け時に、挟持片17が正しく脚部14間を向くよう
にするため、図6に示すように、前記筒部16の側面と
脚部14の所定位置の側面に貫通孔19,20を形成し
ておき、その貫通孔19,20同士を位置合わせして該
貫通孔19,20に係止ピン21を挿入するようにして
もよい。あるいは、図7に示すように、前記脚部14の
所定位置の側部外面に位置決め突部22を上下方向に沿
って形成しておき、一方、固定部品15の筒部16内面
には前記位置決め突部22と嵌合する位置決め凹部23
を形成しておいてもよい。
り付け時に、挟持片17が正しく脚部14間を向くよう
にするため、図6に示すように、前記筒部16の側面と
脚部14の所定位置の側面に貫通孔19,20を形成し
ておき、その貫通孔19,20同士を位置合わせして該
貫通孔19,20に係止ピン21を挿入するようにして
もよい。あるいは、図7に示すように、前記脚部14の
所定位置の側部外面に位置決め突部22を上下方向に沿
って形成しておき、一方、固定部品15の筒部16内面
には前記位置決め突部22と嵌合する位置決め凹部23
を形成しておいてもよい。
【0017】さらに、前記固定部品15には、図6に示
すように、挟持片17間の上部に、補強部材25の上方
移動を制限するための上方移動阻止部材24を設けても
よい。この図6における上方移動部材24は、挟持片1
7間の上部に架け渡された板状体からなり、補強部材2
5が上方へ移動しようとした際に補強部材25両端の上
側面と当接して補強部材25の上方移動を阻止するよう
になっている。そのため、ヘッドレスト枕部31の高さ
調節等のために、枕部31の底面に手をかけて枕部31
を上方へ持ち上げるような場合にも、補強部材25が上
方へずれるのを確実に防止できる。
すように、挟持片17間の上部に、補強部材25の上方
移動を制限するための上方移動阻止部材24を設けても
よい。この図6における上方移動部材24は、挟持片1
7間の上部に架け渡された板状体からなり、補強部材2
5が上方へ移動しようとした際に補強部材25両端の上
側面と当接して補強部材25の上方移動を阻止するよう
になっている。そのため、ヘッドレスト枕部31の高さ
調節等のために、枕部31の底面に手をかけて枕部31
を上方へ持ち上げるような場合にも、補強部材25が上
方へずれるのを確実に防止できる。
【0018】また、前記固定部品15は、前記のような
筒部16を有するものに限られず、その筒部16の側面
を、上下方向に沿うスリット(図示せず)で割って、そ
のスリットの両側に前記挟持片17を形成したものでも
よい。さらに、図8に示す固定部品15Aのように、断
面円弧状をした保持部16Aの両端から挟持片17Aを
延設し、その挟持片17A先端を内向きに屈曲させて係
合突起18Aを形成したものでもよい。また、この図8
の例のように、挟持片17Aにピン挿入孔19Aを形成
し、後記する補強部材25の端部の側面にもピン挿通孔
28Aを形成し、両ピン挿入孔19A,28Aにピン
(図示せず)を挿入して補強部材25と固定部品15A
との係合固定をより確実となるようにしてもよい。な
お、前記固定部品15の材質は合成樹脂または金属等、
適宜の材質で構成される。
筒部16を有するものに限られず、その筒部16の側面
を、上下方向に沿うスリット(図示せず)で割って、そ
のスリットの両側に前記挟持片17を形成したものでも
よい。さらに、図8に示す固定部品15Aのように、断
面円弧状をした保持部16Aの両端から挟持片17Aを
延設し、その挟持片17A先端を内向きに屈曲させて係
合突起18Aを形成したものでもよい。また、この図8
の例のように、挟持片17Aにピン挿入孔19Aを形成
し、後記する補強部材25の端部の側面にもピン挿通孔
28Aを形成し、両ピン挿入孔19A,28Aにピン
(図示せず)を挿入して補強部材25と固定部品15A
との係合固定をより確実となるようにしてもよい。な
お、前記固定部品15の材質は合成樹脂または金属等、
適宜の材質で構成される。
【0019】補強部材25は、金属製の中空パイプまた
は中実棒等を前記脚部14間隔と略等しい長さにしたも
ので、その両端27の側面外周に係合溝26が形成され
ている。この補強部材25は、その両端27が前記固定
部品15の挟持片17で挟まれ、該挟持片17の係合突
起18が補強部材25両端の係合溝26と係合すること
によって脚部14の上部に固定される。そのため、前記
脚部14を開く力が加わった場合にも、固定部品15と
補強部材25が離れず、脚部14の開きが防止される。
前記係合溝26は、必ずしもこの実施例のように補強部
材25両端の側面に鉢巻状に設ける必要はなく、補強部
材25両端の側面において前記固定部品15の係合突起
18と対応する部分にのみ部分的に設けてもよい。
は中実棒等を前記脚部14間隔と略等しい長さにしたも
ので、その両端27の側面外周に係合溝26が形成され
ている。この補強部材25は、その両端27が前記固定
部品15の挟持片17で挟まれ、該挟持片17の係合突
起18が補強部材25両端の係合溝26と係合すること
によって脚部14の上部に固定される。そのため、前記
脚部14を開く力が加わった場合にも、固定部品15と
補強部材25が離れず、脚部14の開きが防止される。
前記係合溝26は、必ずしもこの実施例のように補強部
材25両端の側面に鉢巻状に設ける必要はなく、補強部
材25両端の側面において前記固定部品15の係合突起
18と対応する部分にのみ部分的に設けてもよい。
【0020】ヘッドレストの枕部31は、中央部に前後
に貫通する穴32の形成された環形状をした袋状の表皮
33と、その表皮33内に充満した発泡体38とよりな
り、前記中央の穴32を包囲するように前記スティ11
の上部が発泡体38内に埋設されている。
に貫通する穴32の形成された環形状をした袋状の表皮
33と、その表皮33内に充満した発泡体38とよりな
り、前記中央の穴32を包囲するように前記スティ11
の上部が発泡体38内に埋設されている。
【0021】表皮33は、図3からよりよく理解される
ように、ファブリック単体、あるいはその裏面がプラス
チックフィルム等で裏打ちされたもの、またはプラスチ
ックシート等を縫製等によって環形状の袋状としたもの
で、その底面には、前記スティ11の脚部14間隔に合
わせて形成された開口34が、スティ挿入及び発泡原料
注入口を兼ねて形成されている。また、前記開口34の
縁にはその開口34を覆うことのできる蓋片35が形成
され、その蓋片35の基部35aとは反対側の表皮底面
の縁に蓋片挿入口36が形成されている。そして、発泡
体38の発泡形成時に、前記蓋片35で開口34に蓋を
するとともに、その蓋片35の先端35bを表皮底面の
蓋片挿入口36に挿入することにより、蓋片35の先端
35bを表皮33内の発泡体38に接着固定するように
なっている。なお、前記蓋片35を表皮33とは分離し
た別部材で構成し、発泡原料注入後あるいは発泡体38
の形成後に前記開口34を覆うようにしたり、その他の
方法で閉じるようにしてもよい。
ように、ファブリック単体、あるいはその裏面がプラス
チックフィルム等で裏打ちされたもの、またはプラスチ
ックシート等を縫製等によって環形状の袋状としたもの
で、その底面には、前記スティ11の脚部14間隔に合
わせて形成された開口34が、スティ挿入及び発泡原料
注入口を兼ねて形成されている。また、前記開口34の
縁にはその開口34を覆うことのできる蓋片35が形成
され、その蓋片35の基部35aとは反対側の表皮底面
の縁に蓋片挿入口36が形成されている。そして、発泡
体38の発泡形成時に、前記蓋片35で開口34に蓋を
するとともに、その蓋片35の先端35bを表皮底面の
蓋片挿入口36に挿入することにより、蓋片35の先端
35bを表皮33内の発泡体38に接着固定するように
なっている。なお、前記蓋片35を表皮33とは分離し
た別部材で構成し、発泡原料注入後あるいは発泡体38
の形成後に前記開口34を覆うようにしたり、その他の
方法で閉じるようにしてもよい。
【0022】発泡体38は、枕部31に緩衝性を付与す
るためののもので、ポリウレタン発泡体等のような弾性
を有する発泡体からなる。このようにしてなる、前記構
造のヘッドレストは10は、前記脚部14の枕部31底
面から突出している部分を介して車両の座席背もたれに
取り付けられ、追突等の際に枕部31が乗員頭部を支持
し保護する。
るためののもので、ポリウレタン発泡体等のような弾性
を有する発泡体からなる。このようにしてなる、前記構
造のヘッドレストは10は、前記脚部14の枕部31底
面から突出している部分を介して車両の座席背もたれに
取り付けられ、追突等の際に枕部31が乗員頭部を支持
し保護する。
【0023】次に、前記ヘッドレストのスティ11を用
いたヘッドレスト10の成形について説明する。まず、
図3に示すように、前記スティ本体12の脚部14に固
定部材15を取り付け、そのスティ本体12の脚部14
の一方14aを、前記表皮33の底面に形成されている
開口34の一端側から表皮33内に挿入する。そして、
前記一方の脚部14aを表皮33内の中央穴32の上側
を通し、図4に示すように、前記開口34の他端側から
表皮33の底面外へ突出させる。これによって、脚部1
4の固定部品15は、表皮33内の中央穴32の下側に
位置するようになる。なお、前記脚部14の上部を表皮
33内に収容する際に固定部品15が邪魔になる場合に
は、固定部品15取り付け前のスティ本体12を、前記
と同様にして表皮33内に収容する。そして、図4に示
すように、表皮33の可撓性を利用して表皮33を変形
させ、脚部14の固定部品15取り付け予定部位を表皮
33底面33aの開口34から表皮33外へ露出させ、
その状態で固定部品15を脚部14に取り付けてもよ
い。
いたヘッドレスト10の成形について説明する。まず、
図3に示すように、前記スティ本体12の脚部14に固
定部材15を取り付け、そのスティ本体12の脚部14
の一方14aを、前記表皮33の底面に形成されている
開口34の一端側から表皮33内に挿入する。そして、
前記一方の脚部14aを表皮33内の中央穴32の上側
を通し、図4に示すように、前記開口34の他端側から
表皮33の底面外へ突出させる。これによって、脚部1
4の固定部品15は、表皮33内の中央穴32の下側に
位置するようになる。なお、前記脚部14の上部を表皮
33内に収容する際に固定部品15が邪魔になる場合に
は、固定部品15取り付け前のスティ本体12を、前記
と同様にして表皮33内に収容する。そして、図4に示
すように、表皮33の可撓性を利用して表皮33を変形
させ、脚部14の固定部品15取り付け予定部位を表皮
33底面33aの開口34から表皮33外へ露出させ、
その状態で固定部品15を脚部14に取り付けてもよ
い。
【0024】次いで、前記表皮33の変形により表皮3
3底面33aの開口34から外へ露出させた脚部14の
固定部品15に、補強部材25を固定する。その固定作
業は、前記固定部品15の挟持片17間に補強部材25
の両端27を挿入し、その両端27の側面に形成されて
いる前記係合溝26と挟持片17の係合突起18とを係
合させることにより行うため、作業が極めて簡単であ
る。またその際、図8に示した例のように、挟持片17
a及び補強部材25端部にピン挿入孔19A,28Aが
形成されている場合には、そのピンの挿入係止を行う。
3底面33aの開口34から外へ露出させた脚部14の
固定部品15に、補強部材25を固定する。その固定作
業は、前記固定部品15の挟持片17間に補強部材25
の両端27を挿入し、その両端27の側面に形成されて
いる前記係合溝26と挟持片17の係合突起18とを係
合させることにより行うため、作業が極めて簡単であ
る。またその際、図8に示した例のように、挟持片17
a及び補強部材25端部にピン挿入孔19A,28Aが
形成されている場合には、そのピンの挿入係止を行う。
【0025】その後、前記表皮33を本来の形状に戻し
て、表皮33の穴32の下側に前記補強部材25を収容
し、表皮33底面の開口34から発泡原料を注入し、前
記蓋片35によって前記開口34を塞いで発泡体38の
発泡成形を行う。これによって、図1及び図2に示した
ヘッドレスト10が得られる。
て、表皮33の穴32の下側に前記補強部材25を収容
し、表皮33底面の開口34から発泡原料を注入し、前
記蓋片35によって前記開口34を塞いで発泡体38の
発泡成形を行う。これによって、図1及び図2に示した
ヘッドレスト10が得られる。
【0026】なお、前記実施例においては、スティ挿入
口と発泡原料注入口を兼ねて、一つの開口を表皮の底面
に形成した表皮を用いたが、スティ挿入口と発泡原料注
入口とが別々のものでもよい。例えば、一つの発泡原料
注入口と、その両端に形成された二つのスティ挿入口を
底面に有する表皮であってもよい。さらに、この発明に
係るヘッドレストのスティ及びヘッドレストは、前記穴
開きヘッドレストについて特に好適であるが、通常のヘ
ッドレストにも適用されるものである。
口と発泡原料注入口を兼ねて、一つの開口を表皮の底面
に形成した表皮を用いたが、スティ挿入口と発泡原料注
入口とが別々のものでもよい。例えば、一つの発泡原料
注入口と、その両端に形成された二つのスティ挿入口を
底面に有する表皮であってもよい。さらに、この発明に
係るヘッドレストのスティ及びヘッドレストは、前記穴
開きヘッドレストについて特に好適であるが、通常のヘ
ッドレストにも適用されるものである。
【0027】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
ヘッドレストのスティおよびヘッドレストは、内向きの
係合突起が形成された挟持片を有する固定部品をスティ
の脚部に取り付け、一方、補強部材にはその両端の側面
に係合溝を形成して、前記補強部材の両端を固定部品の
挟持片で挟むとともに、該挟持片の係合突起と前記補強
部材両端の係合溝とを係合させることにより、前記補強
部材を脚部間に固定する構造からなる。そのため、ヘッ
ドレストの成形持には、スティを補強部材取り付け前の
状態として枕部の表皮内に収容し、その後に補強部材を
スティの脚部に簡単に取り付けることができる。従っ
て、穴開きヘッドレスト用として環形状に形成された袋
状の表皮に対して、その表皮底面に形成された開口から
スティを表皮内に収容する場合、補強部材によって邪魔
されることなくスティの上端部や脚部の上部および補強
部材を、表皮中央の穴の周囲に正しく配置することがで
き、極めて具合がよい。しかも、表皮の成形後にスティ
を表皮内に収容できるため、表皮の成形法が限定され
ず、表皮の材質も制限されることがないので、最適なヘ
ッドレストを得られるようになる。
ヘッドレストのスティおよびヘッドレストは、内向きの
係合突起が形成された挟持片を有する固定部品をスティ
の脚部に取り付け、一方、補強部材にはその両端の側面
に係合溝を形成して、前記補強部材の両端を固定部品の
挟持片で挟むとともに、該挟持片の係合突起と前記補強
部材両端の係合溝とを係合させることにより、前記補強
部材を脚部間に固定する構造からなる。そのため、ヘッ
ドレストの成形持には、スティを補強部材取り付け前の
状態として枕部の表皮内に収容し、その後に補強部材を
スティの脚部に簡単に取り付けることができる。従っ
て、穴開きヘッドレスト用として環形状に形成された袋
状の表皮に対して、その表皮底面に形成された開口から
スティを表皮内に収容する場合、補強部材によって邪魔
されることなくスティの上端部や脚部の上部および補強
部材を、表皮中央の穴の周囲に正しく配置することがで
き、極めて具合がよい。しかも、表皮の成形後にスティ
を表皮内に収容できるため、表皮の成形法が限定され
ず、表皮の材質も制限されることがないので、最適なヘ
ッドレストを得られるようになる。
【0028】さらに、この発明にあっては、前記挟持片
により補強部材両端が挟持され、加えて前記挟持片の係
合突起が補強部材両端の係合溝に係合することによっ
て、補強部材が固定部品を介して脚部間に固定されるた
め、脚部を開く力がヘッドッレストに働いても補強部材
が固定部品から簡単に外れず、脚部が開く恐れがないば
かりか、補強部材の外れによって生じる枕部の弾性変化
がなく、枕部の良好な弾性(緩衝性)を維持することが
できる。
により補強部材両端が挟持され、加えて前記挟持片の係
合突起が補強部材両端の係合溝に係合することによっ
て、補強部材が固定部品を介して脚部間に固定されるた
め、脚部を開く力がヘッドッレストに働いても補強部材
が固定部品から簡単に外れず、脚部が開く恐れがないば
かりか、補強部材の外れによって生じる枕部の弾性変化
がなく、枕部の良好な弾性(緩衝性)を維持することが
できる。
【図1】この発明のヘッドレストのスティの一例及びそ
れを用いるヘッドレストの一例についての断面図であ
る。
れを用いるヘッドレストの一例についての断面図であ
る。
【図2】図1の2−2線で切断した拡大断面図である。
【図3】同実施例において表皮内にスティの上部を収容
する際の斜視図である。
する際の斜視図である。
【図4】同実施例において補強部材を脚部に取り付ける
際の断面図である。
際の断面図である。
【図5】固定部品の一例を示す斜視図である。
【図6】別の固定部品と脚部を示す斜視図である。
【図7】さらに別の固定部品と脚部を示す断面図であ
る。
る。
【図8】さらに別の固定部品と脚部を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】従来のヘッドレストのスティを用いたヘッドレ
ストの断面図である。
ストの断面図である。
10 ヘッドレスト 11 スティ 12 スティ本体 13 上端部 14 脚部 15 固定部品 17 挟持片 18 係合突起 25 補強部材 26 係合溝 31 枕部 32 表皮中央部の穴 33 表皮 34 スティ挿入及び発泡原料注入用開口 38 発泡体
Claims (3)
- 【請求項1】 横方向に伸びる上端部の両端から下方へ
脚部が伸び、該脚部の上部間に補強部材が架け渡された
ヘッドレストのスティにおいて、 内向きの係合突起が形成された挟持片を有する固定部品
を、前記挟持片が脚部間を向くようにして脚部に取り付
ける一方、前記補強部材の両端の側面には係合溝を設
け、前記補強部材の両端側面を前記固定部品の挟持片で
挟むとともに、該挟持片の係合突起と前記補強部材両端
の係合溝とを係合させることにより、前記補強部材を脚
部に固定し該脚部の開きを防止したことを特徴とするヘ
ッドレストのスティ。 - 【請求項2】 横方向に伸びる上端部の両端から下方へ
脚部が伸び、該脚部の上部間に補強部材が架け渡された
ヘッドレストのスティと、底面にスティ挿入および発泡
原料注入用開口の形成された袋状表皮内に発泡体が形成
された枕部とよりなって、該枕部内に前記スティの上端
部から補強部材付近が埋設され、前記表皮底面からステ
ィの脚部が突出しているヘッドレストにおいて、 内向きの係合突起が形成された挟持片を有する固定部品
を、前記挟持片が脚部間を向くようにして前記スティの
脚部に取り付ける一方、前記補強部材の両端の側面には
係合溝を設け、前記補強部材の両端を前記固定部品の挟
持片で挟むとともに、該挟持片の係合突起と前記補強部
材両端の係合溝とを係合させることにより、前記補強部
材を脚部に固定し該脚部の開きを防止したことを特徴と
するヘッドレスト。 - 【請求項3】 請求項2において、表皮が前後中央部に
穴の形成された環状からなって、前記表皮内には穴の上
側にスティの上端部、前記穴の左右両側にスティの脚
部、また前記穴の下側には補強部材が各々配置されてい
ることを特徴とするヘッドレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8277033A JPH10100768A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ヘッドレストのスティ及びヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8277033A JPH10100768A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ヘッドレストのスティ及びヘッドレスト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10100768A true JPH10100768A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17577846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8277033A Pending JPH10100768A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ヘッドレストのスティ及びヘッドレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10100768A (ja) |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP8277033A patent/JPH10100768A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060725 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060726 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061205 |