JPH099149A - Ccd撮像信号処理回路 - Google Patents
Ccd撮像信号処理回路Info
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- JPH099149A JPH099149A JP7155729A JP15572995A JPH099149A JP H099149 A JPH099149 A JP H099149A JP 7155729 A JP7155729 A JP 7155729A JP 15572995 A JP15572995 A JP 15572995A JP H099149 A JPH099149 A JP H099149A
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゲート付電荷積分出力回路を備えた電荷転送
素子の出力信号の雑音を低減し、信号対雑音比を改善し
雑音除去特性を向上したCCD撮像信号処理回路を得
る。 【構成】 電荷結合素子1aは、転送クロックパルスの
1周期ごとに基準電位と信号電荷とに対応する信号を出
力するゲート付電荷積分型出力回路15、16を備えて
いる。ゲート付電荷積分型出力回路15、16から得ら
れる基準電位に対応する出力信号を、予め設定したそれ
ぞれの所定の電位にクランプ回路31、32が固定す
る。これらの固定された信号は、トランジスタ33、3
4で構成された選択回路へ接続され、クランプ後の信号
電荷に対応する二つの信号のいずれか振幅の大きい一方
の信号が出力端子36へ出力される。よって、基準電位
がリセット電位にクランプされリセット雑音が除去され
る。
素子の出力信号の雑音を低減し、信号対雑音比を改善し
雑音除去特性を向上したCCD撮像信号処理回路を得
る。 【構成】 電荷結合素子1aは、転送クロックパルスの
1周期ごとに基準電位と信号電荷とに対応する信号を出
力するゲート付電荷積分型出力回路15、16を備えて
いる。ゲート付電荷積分型出力回路15、16から得ら
れる基準電位に対応する出力信号を、予め設定したそれ
ぞれの所定の電位にクランプ回路31、32が固定す
る。これらの固定された信号は、トランジスタ33、3
4で構成された選択回路へ接続され、クランプ後の信号
電荷に対応する二つの信号のいずれか振幅の大きい一方
の信号が出力端子36へ出力される。よって、基準電位
がリセット電位にクランプされリセット雑音が除去され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD撮像信号処理回
路に関し、特に、デュアルチャネル読み出し構造の水平
シフトレジスタを備えた雑音除去特性を向上したCCD
撮像信号処理回路に関する。
路に関し、特に、デュアルチャネル読み出し構造の水平
シフトレジスタを備えた雑音除去特性を向上したCCD
撮像信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電荷結合素子(以後、CCDとも
記す)は、高画質化を図るため多画素化が進み、ハイビ
ジョンなどの高精細度テレビジョン方式では、200万
画素以上の超高精細度CCDが開発されている。この多
画素化の進展と共に、パターンの高密度化、クロックレ
ートの高速化、および単位画素当たりの感度低下の傾向
にある。このような傾向にあるCCDの出力信号を取り
扱うCCD信号処理回路には、更なる高感度化および低
雑音化が求められる。
記す)は、高画質化を図るため多画素化が進み、ハイビ
ジョンなどの高精細度テレビジョン方式では、200万
画素以上の超高精細度CCDが開発されている。この多
画素化の進展と共に、パターンの高密度化、クロックレ
ートの高速化、および単位画素当たりの感度低下の傾向
にある。このような傾向にあるCCDの出力信号を取り
扱うCCD信号処理回路には、更なる高感度化および低
雑音化が求められる。
【0003】一方の低雑音化のために考案された有効な
雑音除去回路として、ゲート方式の雑音除去回路があ
る。この方式では、S/H回路の代わりにゲート回路を
用いて、CCD出力中の有効信号成分のみを抜き出すこ
とにより、サンプルホールドの際生じる高域雑音の帯域
内への折り返しを抑制することを図っている。
雑音除去回路として、ゲート方式の雑音除去回路があ
る。この方式では、S/H回路の代わりにゲート回路を
用いて、CCD出力中の有効信号成分のみを抜き出すこ
とにより、サンプルホールドの際生じる高域雑音の帯域
内への折り返しを抑制することを図っている。
【0004】また他方の高感度化の手法として、デュア
ルチャネル読み出し構造の水平CCDを有する高精細度
CCDにおける水平画素加算モードがある。これは、水
平方向に隣接する画素の信号電荷を垂直シフトレジスタ
から2本の水平シフトレジスタに振り分ける際、2本の
水平シフトレジスタの間に配置されたトランスファ電極
をオフ状態にすることによって、下側の第2チャネルの
水平シフトレジスタへの振り分けを中止する。これによ
り、上側の第1チャネルの水平シフトレジスタ上で加算
させることができ、信号振幅は増大し、等価的に感度を
アップすることができる。
ルチャネル読み出し構造の水平CCDを有する高精細度
CCDにおける水平画素加算モードがある。これは、水
平方向に隣接する画素の信号電荷を垂直シフトレジスタ
から2本の水平シフトレジスタに振り分ける際、2本の
水平シフトレジスタの間に配置されたトランスファ電極
をオフ状態にすることによって、下側の第2チャネルの
水平シフトレジスタへの振り分けを中止する。これによ
り、上側の第1チャネルの水平シフトレジスタ上で加算
させることができ、信号振幅は増大し、等価的に感度を
アップすることができる。
【0005】以上に説明した高感度化の手法(水平画素
加算モード)を、前述したゲート方式の雑音除去回路に
適用できれば、高感度化、低雑音化の効果は更に増長さ
れる。しかし、両者の手法を単純に組み合わせただけで
は高感度化の効果を得られない。これらの関係を更に詳
細に、図面を用いて以下に説明する。
加算モード)を、前述したゲート方式の雑音除去回路に
適用できれば、高感度化、低雑音化の効果は更に増長さ
れる。しかし、両者の手法を単純に組み合わせただけで
は高感度化の効果を得られない。これらの関係を更に詳
細に、図面を用いて以下に説明する。
【0006】(低雑音化に対する従来技術)低雑音化に
対する従来技術例を図6に示す。本従来例において、電
荷結合素子(CCD)1aの一つの転送電極7の近傍に
は、CCD1aによって転送されてくる信号電荷を検知
し出力電圧に変換するための検知用ダイオード8が設け
られている。転送クロックパルスφ1、φ2が印加された
転送電極9によって転送されてきた信号電荷は、転送ク
ロックパルスの1周期ごとに検知用ダイオード8に流れ
込みその電位を変化させる。
対する従来技術例を図6に示す。本従来例において、電
荷結合素子(CCD)1aの一つの転送電極7の近傍に
は、CCD1aによって転送されてくる信号電荷を検知
し出力電圧に変換するための検知用ダイオード8が設け
られている。転送クロックパルスφ1、φ2が印加された
転送電極9によって転送されてきた信号電荷は、転送ク
ロックパルスの1周期ごとに検知用ダイオード8に流れ
込みその電位を変化させる。
【0007】この電位変化をバッファ回路40で受け出
力信号Voutを外部に取り出す。リセットトランジスタ
41のゲートには転送クロックパルスと等しい周期でリ
セットパルスφRが印加され、リセットトランジスタ4
1を導通状態とすることによって、検知用ダイオード8
の電位を基準電位にリセットする。このゲート付電荷積
分出力回路42(以下、電荷積分出力回路とも記す。)
は周知の通りである。
力信号Voutを外部に取り出す。リセットトランジスタ
41のゲートには転送クロックパルスと等しい周期でリ
セットパルスφRが印加され、リセットトランジスタ4
1を導通状態とすることによって、検知用ダイオード8
の電位を基準電位にリセットする。このゲート付電荷積
分出力回路42(以下、電荷積分出力回路とも記す。)
は周知の通りである。
【0008】電荷積分出力回路42では、リセットトラ
ンジスタ41が以下に述べるような雑音を発生する。図
7は図6に示す電荷積分出力回路の動作を説明するため
の波形図である。図7において、時刻t0からt1までの
間リセットパルスφRが印加され、リセットトランジス
タ41が導通状態となると検知用ダイオード8の電位は
リセットトランジスタ41のドレイン電圧Vまで上昇す
る。
ンジスタ41が以下に述べるような雑音を発生する。図
7は図6に示す電荷積分出力回路の動作を説明するため
の波形図である。図7において、時刻t0からt1までの
間リセットパルスφRが印加され、リセットトランジス
タ41が導通状態となると検知用ダイオード8の電位は
リセットトランジスタ41のドレイン電圧Vまで上昇す
る。
【0009】次に、時刻t1でリセットトランジスタ4
1が非導通状態になると検知用ダイオード8の電荷は検
知用ダイオード8とバッファ回路40のゲート容量との
合計に相当する容量43とリセットトランジスタ6のゲ
ート・ソース間の容量との二つの容量で決まる一定の基
準電位V0になる。次に、時刻t2で検知用ダイオード8
に信号電荷が転送されて注入され、その電位を変化させ
て出力電圧Vsが得られる。
1が非導通状態になると検知用ダイオード8の電荷は検
知用ダイオード8とバッファ回路40のゲート容量との
合計に相当する容量43とリセットトランジスタ6のゲ
ート・ソース間の容量との二つの容量で決まる一定の基
準電位V0になる。次に、時刻t2で検知用ダイオード8
に信号電荷が転送されて注入され、その電位を変化させ
て出力電圧Vsが得られる。
【0010】ここで、時刻t0からt1までのリセットト
ランジスタ41が導通している間において、リセットト
ランジスタ4はある大きさの雑音Enを発生する。この
雑音Enによって基準電位V0が影響を受けて変化する。
例えば、図のようにリセットパルスφRが印加される都
度V0→Vnと変化し、リセット雑音Vnとなる。
ランジスタ41が導通している間において、リセットト
ランジスタ4はある大きさの雑音Enを発生する。この
雑音Enによって基準電位V0が影響を受けて変化する。
例えば、図のようにリセットパルスφRが印加される都
度V0→Vnと変化し、リセット雑音Vnとなる。
【0011】この雑音Vnに加えて、信号を外部に取り
出すバッファ回路40が発生する雑音とが更に重畳され
る。図7において、出力信号Voutに含まれる雑音Vbが
このバッファ回路40が発生する雑音を示している。
出すバッファ回路40が発生する雑音とが更に重畳され
る。図7において、出力信号Voutに含まれる雑音Vbが
このバッファ回路40が発生する雑音を示している。
【0012】上述した通り電荷積分出力回路では、出力
信号中に電荷をリセットする際に発生するリセット雑音
Vnと、信号を外部に取り出すバッファ回路が発生する
雑音Vbとが重畳されて含まれている。上記雑音を除去
する手法として相関二重サンプリング法が周知である。
信号中に電荷をリセットする際に発生するリセット雑音
Vnと、信号を外部に取り出すバッファ回路が発生する
雑音Vbとが重畳されて含まれている。上記雑音を除去
する手法として相関二重サンプリング法が周知である。
【0013】(高感度化に対する従来技術)高感度化に
対する従来のCCD撮像信号処理回路の一般的な回路構
成例を図8に示す。図8のCCD撮像信号処理回路はC
CD1bと撮像信号処理回路2とで構成される。
対する従来のCCD撮像信号処理回路の一般的な回路構
成例を図8に示す。図8のCCD撮像信号処理回路はC
CD1bと撮像信号処理回路2とで構成される。
【0014】これらの一方のCCD1bは、フォトダイ
オード10と垂直シフトレジスタ11とで構成される撮
像部と、二つの水平シフトレジスタ13、14と、二つ
のゲート付電荷積分出力回路15、16(以下、単に電
荷積分出力回路とも記す)とから構成されている。
オード10と垂直シフトレジスタ11とで構成される撮
像部と、二つの水平シフトレジスタ13、14と、二つ
のゲート付電荷積分出力回路15、16(以下、単に電
荷積分出力回路とも記す)とから構成されている。
【0015】また、他方の信号処理回路は、ゲート方式
の雑音除去回路であり、単純に水平面素モードを適応し
た場合の信号処理回路構成例を示す。先ず、本従来例に
おける通常動作モードでの動作を説明する。
の雑音除去回路であり、単純に水平面素モードを適応し
た場合の信号処理回路構成例を示す。先ず、本従来例に
おける通常動作モードでの動作を説明する。
【0016】フォトダイオード10で光電変換された信
号電荷は、垂直シフトレジスタ11に読み出され、1ラ
イン毎に水平シフトレジスタ13、14に向かって転送
される。通常動作モードでは、垂直シフトレジスタ11
から転送されてきた信号電荷は、1画素置きに上下に配
置された第1チャネルの水平シフトレジスタ13と第2
チャネルの水平シフトレジスタ14とに振り分けられ
る。振り分けられた信号電荷は、それぞれ水平シフトレ
ジスタ13、14上を転送され、電荷積分出力回路1
5、16より出力される。これらの第1チャネルの電荷
積分出力回路15の出力信号は、バッファ回路19を介
してクランプ回路22に入力される。また、第2チャネ
ルの電荷積分出力回路16の出力信号は、ディレイライ
ン20に入力され1/2画素周期分遅延される。ディレ
イライン20からの出力信号は増幅回路21に入力さ
れ、減衰した信号レベルを第1チャネルの信号レベル
(バッファ回路19の出力信号)まで増幅させる。さら
に増幅回路21の出力信号はクランプ回路23に入力さ
れる。
号電荷は、垂直シフトレジスタ11に読み出され、1ラ
イン毎に水平シフトレジスタ13、14に向かって転送
される。通常動作モードでは、垂直シフトレジスタ11
から転送されてきた信号電荷は、1画素置きに上下に配
置された第1チャネルの水平シフトレジスタ13と第2
チャネルの水平シフトレジスタ14とに振り分けられ
る。振り分けられた信号電荷は、それぞれ水平シフトレ
ジスタ13、14上を転送され、電荷積分出力回路1
5、16より出力される。これらの第1チャネルの電荷
積分出力回路15の出力信号は、バッファ回路19を介
してクランプ回路22に入力される。また、第2チャネ
ルの電荷積分出力回路16の出力信号は、ディレイライ
ン20に入力され1/2画素周期分遅延される。ディレ
イライン20からの出力信号は増幅回路21に入力さ
れ、減衰した信号レベルを第1チャネルの信号レベル
(バッファ回路19の出力信号)まで増幅させる。さら
に増幅回路21の出力信号はクランプ回路23に入力さ
れる。
【0017】以上の動作によって、それぞれのクランプ
回路22、23には、互いに位相が180°ずれた信号
レベルの等しい第1および第2チャネルのCCD出力信
号が入力される。さらにパルス発生器26で発生された
クランプパルスを、それぞれのCCD出力信号のフィー
ドスルー期間に印加し、それぞれの信号のフィードスル
ー期間の電位を一定レベルVDCにクランプする。クラン
プ回路22、23の出力信号A、Bは、ゲート回路24
へ入力される。ゲート回路24では、信号AおよびBに
基づき開閉動作し、第1および第2チャネルのCCD出
力信号A、Bの合成信号が出力される。ゲート回路24
の出力信号Cは、バッファ回路25を介して続くプロセ
ス回路へ出力される。
回路22、23には、互いに位相が180°ずれた信号
レベルの等しい第1および第2チャネルのCCD出力信
号が入力される。さらにパルス発生器26で発生された
クランプパルスを、それぞれのCCD出力信号のフィー
ドスルー期間に印加し、それぞれの信号のフィードスル
ー期間の電位を一定レベルVDCにクランプする。クラン
プ回路22、23の出力信号A、Bは、ゲート回路24
へ入力される。ゲート回路24では、信号AおよびBに
基づき開閉動作し、第1および第2チャネルのCCD出
力信号A、Bの合成信号が出力される。ゲート回路24
の出力信号Cは、バッファ回路25を介して続くプロセ
ス回路へ出力される。
【0018】一方、水平画素加算モードでは、2本の水
平シフトレジスタ13、14を挟んで配置されたトラン
スファ電極ΦTがオフ状態に設定される。よって、垂直
シフトレジスタ11から転送されてきた水平方向に隣接
する画素の信号電荷は、平行して上側の第1チャネルの
水平シフトレジスタ13に読み出される。しかし、トラ
ンスファ電極ΦTがオフ状態のため、水平方向に隣接す
る画素の信号電荷は下側の第2チャネルの水平シフトレ
ジスタ14には振り分けられず、続く水平転送の過程で
隣接する画素の信号電荷同士が混合される。
平シフトレジスタ13、14を挟んで配置されたトラン
スファ電極ΦTがオフ状態に設定される。よって、垂直
シフトレジスタ11から転送されてきた水平方向に隣接
する画素の信号電荷は、平行して上側の第1チャネルの
水平シフトレジスタ13に読み出される。しかし、トラ
ンスファ電極ΦTがオフ状態のため、水平方向に隣接す
る画素の信号電荷は下側の第2チャネルの水平シフトレ
ジスタ14には振り分けられず、続く水平転送の過程で
隣接する画素の信号電荷同士が混合される。
【0019】以上により本モードでは、水平方向の画素
の信号電荷同士が加算され、第1チャネルの電荷積分出
力回路15のみから信号レベルが増大された有効画素の
信号A’が出力される。第2チャネルの電荷積分出力回
路16からは信号レベルがゼロの出力信号B’が出力さ
れる。よって、ゲート回路24からは、1画素おきに信
号レベルが増大された信号レベルが抜き出され、出力信
号C’としてバッファ回路25を介して出力される。
の信号電荷同士が加算され、第1チャネルの電荷積分出
力回路15のみから信号レベルが増大された有効画素の
信号A’が出力される。第2チャネルの電荷積分出力回
路16からは信号レベルがゼロの出力信号B’が出力さ
れる。よって、ゲート回路24からは、1画素おきに信
号レベルが増大された信号レベルが抜き出され、出力信
号C’としてバッファ回路25を介して出力される。
【0020】次に、通常動作モード、および、水平画素
加算モードにおける信号処理回路の動作を図9および図
10のタイムチャートと図11の波形図を使って説明す
る。通常動作モードでは、垂直シフトレジスタ11、水
平シフトレジスタ13、14を転送されてきた信号電荷
は、各チャネルの電荷積分出力回路15、16から出力
される。本実施例では、2チャネルの電荷積分出力回路
の出力信号は、同位相、つまり有効信号電圧は同じタイ
ミングで出力される。CCDの出力信号は、図11に示
すように出力部の動作によって、出力部のリセットトラ
ンジスタにリセットパルスが1画素周期で印加されるリ
セット期間イ、検出容量が一定電位にリセットされるフ
ィードスルー期間ロ、そして、信号電荷が検出容量に注
入される信号期間ハから成る。
加算モードにおける信号処理回路の動作を図9および図
10のタイムチャートと図11の波形図を使って説明す
る。通常動作モードでは、垂直シフトレジスタ11、水
平シフトレジスタ13、14を転送されてきた信号電荷
は、各チャネルの電荷積分出力回路15、16から出力
される。本実施例では、2チャネルの電荷積分出力回路
の出力信号は、同位相、つまり有効信号電圧は同じタイ
ミングで出力される。CCDの出力信号は、図11に示
すように出力部の動作によって、出力部のリセットトラ
ンジスタにリセットパルスが1画素周期で印加されるリ
セット期間イ、検出容量が一定電位にリセットされるフ
ィードスルー期間ロ、そして、信号電荷が検出容量に注
入される信号期間ハから成る。
【0021】第1チャネルのCCD出力信号は、クラン
プ回路22でフィードスルー期間ロの電圧が一定電位V
DCにクランプされ、信号Aとして出力される。一方、第
1チャネルの出力信号と同位相の第2チャネルのCCD
出力信号Z’は、このまま同位相で第1チャネルの信号
と混合すると、解像度が劣化してしまう。このため、デ
ィレイライン20により1/2画素周期遅延され、第1
チャネルの信号を補間する位相(180°遅れ)に設定
される。続いて増幅器21で増幅され、更にクランプ回
路23でフィードスルー期間ロの電圧が一定電圧VDCに
なるようにクランプされ、信号Bとして出力される。信
号A、Bを混合するゲート回路24は、クリップ回路の
構成になっており、一方の入力信号に対して、片方の入
力信号は互いにクリップする基準電位の関係であり、ゲ
ート回路24の出力からは、直流的に電位の低い方の信
号が出力される。図9および図10のタイムチャートに
おいて、クランプ回路22の出力信号Aの有効信号電荷
は、クランプ電位VDC以下にA1、A2、A3、A4、
…として現れる。同様にクランプ回路23の出力信号B
では、B1、B2、B3、B4、…として現れる。
プ回路22でフィードスルー期間ロの電圧が一定電位V
DCにクランプされ、信号Aとして出力される。一方、第
1チャネルの出力信号と同位相の第2チャネルのCCD
出力信号Z’は、このまま同位相で第1チャネルの信号
と混合すると、解像度が劣化してしまう。このため、デ
ィレイライン20により1/2画素周期遅延され、第1
チャネルの信号を補間する位相(180°遅れ)に設定
される。続いて増幅器21で増幅され、更にクランプ回
路23でフィードスルー期間ロの電圧が一定電圧VDCに
なるようにクランプされ、信号Bとして出力される。信
号A、Bを混合するゲート回路24は、クリップ回路の
構成になっており、一方の入力信号に対して、片方の入
力信号は互いにクリップする基準電位の関係であり、ゲ
ート回路24の出力からは、直流的に電位の低い方の信
号が出力される。図9および図10のタイムチャートに
おいて、クランプ回路22の出力信号Aの有効信号電荷
は、クランプ電位VDC以下にA1、A2、A3、A4、
…として現れる。同様にクランプ回路23の出力信号B
では、B1、B2、B3、B4、…として現れる。
【0022】また、2つの信号の位相関係について、一
方の信号の信号期間は、他方の信号のリセット期間イお
よびフィードスルー期間ロになるように設定されてい
る。従って、ゲート回路24の出力からは、フィードス
ルーレベルの電位VDC以下の信号レベルのみが出力され
る。つまり、出力信号は、信号Cのように、A1、B
1、A2、B2、A3、B3、A4、B4、…の順で2
つのチャネルの有効信号が交互に混合されて出力され
る。
方の信号の信号期間は、他方の信号のリセット期間イお
よびフィードスルー期間ロになるように設定されてい
る。従って、ゲート回路24の出力からは、フィードス
ルーレベルの電位VDC以下の信号レベルのみが出力され
る。つまり、出力信号は、信号Cのように、A1、B
1、A2、B2、A3、B3、A4、B4、…の順で2
つのチャネルの有効信号が交互に混合されて出力され
る。
【0023】以上の動作によって、サンプルホールドし
ないで、2つのチャネルのCCD出力信号を連続信号に
変換することができる。本方式では、サンプルホールド
していないので高域雑音が帯域内に折り返されることが
なく、CCDの雑音成分を有効に除去することができ
る。
ないで、2つのチャネルのCCD出力信号を連続信号に
変換することができる。本方式では、サンプルホールド
していないので高域雑音が帯域内に折り返されることが
なく、CCDの雑音成分を有効に除去することができ
る。
【0024】次に、本方式を単純に水平画素加算モード
に対応させた場合の動作を説明する。水平画素加算モー
ドでは、水平方向に隣接する画素同士の信号電荷(A1
とB1、A2とB2、A3とB3、A4とB4、…)が
加算され、有効画素の信号A’(有効信号電圧A1+B
1、A2+B2、A3+B3、A4+B4、…)として
第1チャネルの電荷積分出力回路15から出力される。
に対応させた場合の動作を説明する。水平画素加算モー
ドでは、水平方向に隣接する画素同士の信号電荷(A1
とB1、A2とB2、A3とB3、A4とB4、…)が
加算され、有効画素の信号A’(有効信号電圧A1+B
1、A2+B2、A3+B3、A4+B4、…)として
第1チャネルの電荷積分出力回路15から出力される。
【0025】一方、第2チャネルの水平シフトレジスタ
14上に信号電荷は振り分けられないので、第2チャネ
ルの電荷積分出力回路16から出力される信号はB’の
ように信号期間には信号電圧は現れず、はぼフィードス
ルーレベルの電位VDCのままに保たれる。従って、ゲー
ト回路24の出力信号では、2画素の信号が加算された
信号レベルA1+B1、A2+B2、A3+B3、A4
+B4、…が1画素おきに出力される。
14上に信号電荷は振り分けられないので、第2チャネ
ルの電荷積分出力回路16から出力される信号はB’の
ように信号期間には信号電圧は現れず、はぼフィードス
ルーレベルの電位VDCのままに保たれる。従って、ゲー
ト回路24の出力信号では、2画素の信号が加算された
信号レベルA1+B1、A2+B2、A3+B3、A4
+B4、…が1画素おきに出力される。
【0026】本発明と技術分野の類似する従来例とし
て、出力信号のフィードスルーレベルを一定電位にクラ
ンプする特開昭62―139358号、積分回路とサン
プルホールド回路を設けた特開昭63―90852号等
がある。
て、出力信号のフィードスルーレベルを一定電位にクラ
ンプする特開昭62―139358号、積分回路とサン
プルホールド回路を設けた特開昭63―90852号等
がある。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低雑音
化に対して上記の手順によって除去できる雑音は、上記
のリセット雑音Vnのみに限られる。すなわち、上述し
た従来の電荷結合素子の雑音除去回路は、サンプリング
回路でこのバッファ回路が発生する雑音Vbが重畳され
た出力信号をサンプリングする結果となリ、バッファ回
路が発生する雑音Vbを除去することができない。よっ
て、信号対雑音比を劣化させる問題を伴う。
化に対して上記の手順によって除去できる雑音は、上記
のリセット雑音Vnのみに限られる。すなわち、上述し
た従来の電荷結合素子の雑音除去回路は、サンプリング
回路でこのバッファ回路が発生する雑音Vbが重畳され
た出力信号をサンプリングする結果となリ、バッファ回
路が発生する雑音Vbを除去することができない。よっ
て、信号対雑音比を劣化させる問題を伴う。
【0028】また、上記の高感度化に対して通常、サン
プリングされた後の信号は、ローパスフィルタによって
帯域外の信号成分が除去される。その際、本出力信号は
1画素おきにしか信号レベルが現れていないので、LP
Fによって平滑化され、水平画素加算動作によって信号
レベルの増大された信号成分が縮小してしまう。よっ
て、本ゲート方式の雑音除去回路を水平画素加算モード
に単純に適用しただけでは、高感度化することはできな
い問題を伴う。
プリングされた後の信号は、ローパスフィルタによって
帯域外の信号成分が除去される。その際、本出力信号は
1画素おきにしか信号レベルが現れていないので、LP
Fによって平滑化され、水平画素加算動作によって信号
レベルの増大された信号成分が縮小してしまう。よっ
て、本ゲート方式の雑音除去回路を水平画素加算モード
に単純に適用しただけでは、高感度化することはできな
い問題を伴う。
【0029】本発明は、デュアルチャネル読み出し構造
のCCDイメージセンサに適用し、低雑音化および高感
度化され雑音除去特性を向上したCCD撮像信号処理回
路を提供することを目的とする。
のCCDイメージセンサに適用し、低雑音化および高感
度化され雑音除去特性を向上したCCD撮像信号処理回
路を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求頂1の発明のCCD撮像信号処理回路は、転送
クロックパルスの1周期ごとに基準電位と信号電荷とに
対応する信号を出力する第一と第二のゲート付電荷積分
型出力回路を備えた電荷結合素子と、第一のゲート付電
荷積分型出力回路から得られる基準電位に対応する出力
信号を予め設定した第一の所定の電位に固定する第一の
クランプ手段と、第二のゲート付電荷積分型出力回路か
ら得られる基準電位に対応する出力信号を予め設定した
第二の所定の電位に固定する第二のクランプ手段と、第
一と第二のクランプ手段からの出力が接続され、クラン
プ後の信号電荷に対応する二つの信号のいずれか振幅が
大きい信号を出力する選択手段とを備えることを特徴と
している。
め、請求頂1の発明のCCD撮像信号処理回路は、転送
クロックパルスの1周期ごとに基準電位と信号電荷とに
対応する信号を出力する第一と第二のゲート付電荷積分
型出力回路を備えた電荷結合素子と、第一のゲート付電
荷積分型出力回路から得られる基準電位に対応する出力
信号を予め設定した第一の所定の電位に固定する第一の
クランプ手段と、第二のゲート付電荷積分型出力回路か
ら得られる基準電位に対応する出力信号を予め設定した
第二の所定の電位に固定する第二のクランプ手段と、第
一と第二のクランプ手段からの出力が接続され、クラン
プ後の信号電荷に対応する二つの信号のいずれか振幅が
大きい信号を出力する選択手段とを備えることを特徴と
している。
【0031】また、第一のゲート付電荷積分型出力回路
と第二のゲート付電荷積分型出力回路とが同一の電荷結
合素子内に備えられ、第一のゲート付電荷積分型出力回
路が第一の電荷結合素子に、第二のゲート付電荷積分型
出力回路が第二の電荷結合素子に備えられ、第一の所定
の電位と第二の所定の電位が同一の電位とするとよい。
と第二のゲート付電荷積分型出力回路とが同一の電荷結
合素子内に備えられ、第一のゲート付電荷積分型出力回
路が第一の電荷結合素子に、第二のゲート付電荷積分型
出力回路が第二の電荷結合素子に備えられ、第一の所定
の電位と第二の所定の電位が同一の電位とするとよい。
【0032】請求項5の発明のCCD撮像信号処理回路
は、マトリックス状に配置されたフォトダイオード群の
水平方向に隣接する2つの信号電荷を、第1および第2
チャネルの水平シフトレジスタが平行して読み出し、こ
の2つの水平シフトレジスタ間に挟んで配置されたトラ
ンジスタ電極が第1チャネルの水平シフトレジスタから
第2チャネルの水平シフトレジスタへ信号電荷を転送
し、第1および第2チャネルの水平シフトレジスタから
信号電荷に基づく信号を入力する電荷積分出力回路を備
えた電荷結合素子の信号を処理する撮像信号処理回路で
あり、第1および第2チャネルの電荷積分出力回路の出
力と接続され、これら2つのチャネルの信号を選択して
出力する第1および第2のスイッチ手段と、第1のスイ
ッチ手段に接続されたバッファ手段と、第2のスイッチ
手段に接続さたディレイラインおよび増幅手段と、バッ
ファ手段および増幅手段のそれぞれの出力と接続された
第1および第2のクランプ手段と、第1および第2のク
ランプ手段の出力と接続され2つの出力信号を混合する
ゲート手段と、クランプ手段のクランプ動作のタイミン
グを制御するクランプパルスを発生するパルス発生手段
とを有して構成されたことを特徴としている。
は、マトリックス状に配置されたフォトダイオード群の
水平方向に隣接する2つの信号電荷を、第1および第2
チャネルの水平シフトレジスタが平行して読み出し、こ
の2つの水平シフトレジスタ間に挟んで配置されたトラ
ンジスタ電極が第1チャネルの水平シフトレジスタから
第2チャネルの水平シフトレジスタへ信号電荷を転送
し、第1および第2チャネルの水平シフトレジスタから
信号電荷に基づく信号を入力する電荷積分出力回路を備
えた電荷結合素子の信号を処理する撮像信号処理回路で
あり、第1および第2チャネルの電荷積分出力回路の出
力と接続され、これら2つのチャネルの信号を選択して
出力する第1および第2のスイッチ手段と、第1のスイ
ッチ手段に接続されたバッファ手段と、第2のスイッチ
手段に接続さたディレイラインおよび増幅手段と、バッ
ファ手段および増幅手段のそれぞれの出力と接続された
第1および第2のクランプ手段と、第1および第2のク
ランプ手段の出力と接続され2つの出力信号を混合する
ゲート手段と、クランプ手段のクランプ動作のタイミン
グを制御するクランプパルスを発生するパルス発生手段
とを有して構成されたことを特徴としている。
【0033】また、上記のCCD撮像信号処理回路の通
常の読み出し動作では、第1および第2のスイッチ手段
において、それぞれチャネルに対応した電荷積分出力回
路の出力信号を後段に接続し、また水平方向に隣接する
フォトダイオードの信号電荷を加算して読み出す動作で
は、第1のスイッチ手段においては第2チャネルの電荷
積分出力回路の出力を接続し、第2のスイッチ手段にお
いては第1チャネルの電荷積分出力回路の出力を接続す
るとよい。
常の読み出し動作では、第1および第2のスイッチ手段
において、それぞれチャネルに対応した電荷積分出力回
路の出力信号を後段に接続し、また水平方向に隣接する
フォトダイオードの信号電荷を加算して読み出す動作で
は、第1のスイッチ手段においては第2チャネルの電荷
積分出力回路の出力を接続し、第2のスイッチ手段にお
いては第1チャネルの電荷積分出力回路の出力を接続す
るとよい。
【0034】さらに、ディレイラインの遅延時間を電荷
積分出力回路の出力の1/2画素周期に設定し、パルス
発生手段より発生された互いに180°位相の異なるク
ランプパルスをクランプ手段に印加し、第1のバッファ
手段および増幅手段の出力信号を入力信号とし、その信
号のフィードスルーレベルが一定電位になるようにクラ
ンプするとよい。なお、ゲート手段において、第1およ
び第2のクランプ手段の出力信号のうち有効信号レベル
のみを抜き出すとよい。
積分出力回路の出力の1/2画素周期に設定し、パルス
発生手段より発生された互いに180°位相の異なるク
ランプパルスをクランプ手段に印加し、第1のバッファ
手段および増幅手段の出力信号を入力信号とし、その信
号のフィードスルーレベルが一定電位になるようにクラ
ンプするとよい。なお、ゲート手段において、第1およ
び第2のクランプ手段の出力信号のうち有効信号レベル
のみを抜き出すとよい。
【0035】
【作用】したがって、請求項1の発明のCCD撮像信号
処理回路によれば、転送クロックパルスの1周期ごとに
基準電位と信号電荷とに対応する信号を出力する電荷結
合素子と接続され、第一の基準電位に対応する出力信号
を予め設定した第一の所定の電位に固定し、第二の基準
電位に対応する出力信号を予め設定した第二の所定の電
位に固定する。これらクランプ後の信号電荷に対応する
二つの信号のいずれか振幅が大きい信号が選択され出力
される。よって、基準電位がリセット電位にクランプさ
れる。
処理回路によれば、転送クロックパルスの1周期ごとに
基準電位と信号電荷とに対応する信号を出力する電荷結
合素子と接続され、第一の基準電位に対応する出力信号
を予め設定した第一の所定の電位に固定し、第二の基準
電位に対応する出力信号を予め設定した第二の所定の電
位に固定する。これらクランプ後の信号電荷に対応する
二つの信号のいずれか振幅が大きい信号が選択され出力
される。よって、基準電位がリセット電位にクランプさ
れる。
【0036】また、請求頂5の発明のCCD撮像信号処
理回路によれば、電荷結合素子の第1および第2チャネ
ルの電荷積分出力回路の出力と接続され、これら2つの
チャネルの一方の信号をバッファ増幅し、他方の信号を
遅延および減衰分を増幅し、それぞれの信号をクランプ
する。クランプされた2つの信号は混合される。よっ
て、遅延の位相を180°とすることにより2つの信号
の有効信号成分のみを抽出することができる。
理回路によれば、電荷結合素子の第1および第2チャネ
ルの電荷積分出力回路の出力と接続され、これら2つの
チャネルの一方の信号をバッファ増幅し、他方の信号を
遅延および減衰分を増幅し、それぞれの信号をクランプ
する。クランプされた2つの信号は混合される。よっ
て、遅延の位相を180°とすることにより2つの信号
の有効信号成分のみを抽出することができる。
【0037】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるCCD
撮像信号処理回路の実施例を詳細に説明する。図1〜図
5を参照すると本発明の雑音除去特性を向上したCCD
撮像信号処理回路の実施例が示されている。図1および
図2が第1の実施例、図3〜図5が第2の実施例を示
す。
撮像信号処理回路の実施例を詳細に説明する。図1〜図
5を参照すると本発明の雑音除去特性を向上したCCD
撮像信号処理回路の実施例が示されている。図1および
図2が第1の実施例、図3〜図5が第2の実施例を示
す。
【0038】(第1の実施例)図1は第1の実施例を示
す回路図である。図1において、電荷結合素子(CC
D)1aで光電変換された信号電荷は、相互に180度
の異なる位相信号として、第一および第二の電荷積分出
力回路15、16より出力される。CCD1aの二つの
電荷積分出力回路の第一の電荷積分出力回路15から出
力される出力信号Vout1は、コンデンサC1とスイッチ
S1で構成されたクランプ回路31に供給される。同様
に第二の電荷積分出力回路16から出力される出力信号
Vout2は、コンデンサC2とスイッチS2で構成されたク
ランプ回路32に供給される。
す回路図である。図1において、電荷結合素子(CC
D)1aで光電変換された信号電荷は、相互に180度
の異なる位相信号として、第一および第二の電荷積分出
力回路15、16より出力される。CCD1aの二つの
電荷積分出力回路の第一の電荷積分出力回路15から出
力される出力信号Vout1は、コンデンサC1とスイッチ
S1で構成されたクランプ回路31に供給される。同様
に第二の電荷積分出力回路16から出力される出力信号
Vout2は、コンデンサC2とスイッチS2で構成されたク
ランプ回路32に供給される。
【0039】クランプ回路31でクランプされた出力信
号Vout1は、次に、出力信号中の信号電荷に対応した信
号成分を選択的に取り出すための選択回路の第一のトラ
ンジスタ33のベースに供給される。同様に、クランプ
回路32でクランプされた出力信号Vout2は選択回路の
第二のトランジスタ34のベースに供給される。選択回
路のトランジスタ33とトランジスタ34はコレクタと
エミッタが共通接続されたエミッタフォロワ回路であ
リ、そのエミッタは負荷抵抗35に接続されている。
号Vout1は、次に、出力信号中の信号電荷に対応した信
号成分を選択的に取り出すための選択回路の第一のトラ
ンジスタ33のベースに供給される。同様に、クランプ
回路32でクランプされた出力信号Vout2は選択回路の
第二のトランジスタ34のベースに供給される。選択回
路のトランジスタ33とトランジスタ34はコレクタと
エミッタが共通接続されたエミッタフォロワ回路であ
リ、そのエミッタは負荷抵抗35に接続されている。
【0040】トランジスタ33とトランジスタ34から
成る選択回路はクランプ回路31の出力とクランプ回路
32の出力の正極性方向のリセットパルスに対応した信
号成分を互いにクリップして消去し、負極性方向の信号
電荷に対応した信号成分を1画素ごとに交互に取り出し
連続信号に合成し、出力端子36から雑音が除去された
出力信号を得る。
成る選択回路はクランプ回路31の出力とクランプ回路
32の出力の正極性方向のリセットパルスに対応した信
号成分を互いにクリップして消去し、負極性方向の信号
電荷に対応した信号成分を1画素ごとに交互に取り出し
連続信号に合成し、出力端子36から雑音が除去された
出力信号を得る。
【0041】次に、図2は本実施例の動作を説明するた
めの波形図である。以下に本実施例の動作について図1
を参照して説明する。
めの波形図である。以下に本実施例の動作について図1
を参照して説明する。
【0042】従来技術の欄において説明した図10を参
照すると、電荷積分回路のリセットトランジスタ41の
ゲートに転送クロックパルスと等しい周期のリセットパ
ルスφnが印加される都度、出力信号は基準電位V0にリ
セットされる。このときリセットトランジスタ41が発
生する雑音の影響によって、リセットされた基準電位V
0が変動してリセット雑音Vnとなる。例えば、図11に
示すように時刻t0からt1までの間、リセットパルスφ
Rが印加されたときは基準電位V0にリセットされ、次
に1周期後のリセットパルスφRが印加されたときは基
準電荷V0から雑音の影響によってVnだけ変動した電位
にリセットされる。
照すると、電荷積分回路のリセットトランジスタ41の
ゲートに転送クロックパルスと等しい周期のリセットパ
ルスφnが印加される都度、出力信号は基準電位V0にリ
セットされる。このときリセットトランジスタ41が発
生する雑音の影響によって、リセットされた基準電位V
0が変動してリセット雑音Vnとなる。例えば、図11に
示すように時刻t0からt1までの間、リセットパルスφ
Rが印加されたときは基準電位V0にリセットされ、次
に1周期後のリセットパルスφRが印加されたときは基
準電荷V0から雑音の影響によってVnだけ変動した電位
にリセットされる。
【0043】次に、時刻t2で信号電荷が転送されて検
知用ダイオード8に流れ込み、その電位を下降させて出
力電圧Vsが得られるが、図11に示したとおり、時刻
t2からの出力は基準電位V0からの電圧下降が出力Vs
となるが、次の1周期ではリセット雑音Vnの影響によ
ってVnだけ変動した電位からの電圧下降が出力Vsとな
る。出力電圧にはこのリセット雑音Vnに加えて更にバ
ッファ回路42が発生する雑音が重畳される。図11の
出力Vout中に示すVbがこのバッファ回路42が発生す
る雑音を示している。
知用ダイオード8に流れ込み、その電位を下降させて出
力電圧Vsが得られるが、図11に示したとおり、時刻
t2からの出力は基準電位V0からの電圧下降が出力Vs
となるが、次の1周期ではリセット雑音Vnの影響によ
ってVnだけ変動した電位からの電圧下降が出力Vsとな
る。出力電圧にはこのリセット雑音Vnに加えて更にバ
ッファ回路42が発生する雑音が重畳される。図11の
出力Vout中に示すVbがこのバッファ回路42が発生す
る雑音を示している。
【0044】図1において、第一のクランプ回路31は
第一の電荷積分出力回路15から得られる出力信号Vou
t1の基準電位V0を図2(a)、(b)に示す時刻taで
クランプパルス1によってクランプ電位V1にクランプ
する。同様に、第二のクランプ回路32は第一の電荷積
分出力回路15と逆位相で信号が出力される第二の電荷
積分出力回路16から得られる出力信号Vout2の基準電
位V0を図2(c)、(d)に示す時刻tbでクランプ
パルス2によってクランプ電位V1にクランプする。この
クランプ動作によって前述のリセット雑音Vnの影響に
よって基準電位V0からVnだけ変動した電位が一定のク
ランプ電位V1に固定され、リセット雑音が除去され
る。
第一の電荷積分出力回路15から得られる出力信号Vou
t1の基準電位V0を図2(a)、(b)に示す時刻taで
クランプパルス1によってクランプ電位V1にクランプ
する。同様に、第二のクランプ回路32は第一の電荷積
分出力回路15と逆位相で信号が出力される第二の電荷
積分出力回路16から得られる出力信号Vout2の基準電
位V0を図2(c)、(d)に示す時刻tbでクランプ
パルス2によってクランプ電位V1にクランプする。この
クランプ動作によって前述のリセット雑音Vnの影響に
よって基準電位V0からVnだけ変動した電位が一定のク
ランプ電位V1に固定され、リセット雑音が除去され
る。
【0045】次に、このリセット雑音が除去された出力
信号Vout1は選択回路の第一のトランジスタ33のベー
スに供給される。同様に、出力信号Vout2は選択回路の
第二のトランジスタ34のベースに供給される。
信号Vout1は選択回路の第一のトランジスタ33のベー
スに供給される。同様に、出力信号Vout2は選択回路の
第二のトランジスタ34のベースに供給される。
【0046】トランジスタ33とトランジスタ34から
成る選択回路は、エミッタが共通接続された白クリップ
回路を構成しており、正極性側の信号をクリップするよ
うに動作する。このとき、トランジスタ33が他方のト
ランジスタ34のクリップ電位を決め、同様に、トラン
ジスタ33が他方のトランジスタ34のクリップ電位を
決めるように動作する。従って、図2(a)に示された
第一の出力信号Vout1の信号電荷に対応した信号分a
1、a2、a3、…が図2(c)に示された第二の出力
信号Vout2の信号電荷に対応していない、リセットパル
スに対応した信号分をクリップし、同様に、図2(c)
に示された第二の出力信号Vout2の信号電荷に対応した
信号分c1、c2、c3、…が図2(a)に示された第
一の出力信号Vout1の信号電荷に対応していない、リセ
ットパルスに対応した信号分をクリップする。
成る選択回路は、エミッタが共通接続された白クリップ
回路を構成しており、正極性側の信号をクリップするよ
うに動作する。このとき、トランジスタ33が他方のト
ランジスタ34のクリップ電位を決め、同様に、トラン
ジスタ33が他方のトランジスタ34のクリップ電位を
決めるように動作する。従って、図2(a)に示された
第一の出力信号Vout1の信号電荷に対応した信号分a
1、a2、a3、…が図2(c)に示された第二の出力
信号Vout2の信号電荷に対応していない、リセットパル
スに対応した信号分をクリップし、同様に、図2(c)
に示された第二の出力信号Vout2の信号電荷に対応した
信号分c1、c2、c3、…が図2(a)に示された第
一の出力信号Vout1の信号電荷に対応していない、リセ
ットパルスに対応した信号分をクリップする。
【0047】リセットパルスに対応した信号分がクリッ
プされた信号は、次に共通接続されたトランジスタ33
とトランジスタ34のエミッタで混合されて出力され
る。この混合された信号は図2(e)に示されたとお
リ、信号電荷に対応した信号分が1画素ごとに交互にa
1→c1→a2→c2→a3…の順序で加え合わされ
て、連続した映像信号に復元される。
プされた信号は、次に共通接続されたトランジスタ33
とトランジスタ34のエミッタで混合されて出力され
る。この混合された信号は図2(e)に示されたとお
リ、信号電荷に対応した信号分が1画素ごとに交互にa
1→c1→a2→c2→a3…の順序で加え合わされ
て、連続した映像信号に復元される。
【0048】上述したとおり二つのクランプ回路31、
32は、それぞれ出力信号の基準電位をリセット電位に
クランプするからリセット雑音は除去される。さらに出
力信号中のバッファ回路が発生する雑音は、従来のサン
プリング回路のようにこの雑音をサンプリングすること
なく選択回路の出力端子25へ出力されているが、この
雑音は映像信号よりも周波数領域が高いため、通常の帯
域制限用の低域フィルタで除去される。その結果、選択
回路からは信号対雑音比が改善された映像信号が得られ
る。
32は、それぞれ出力信号の基準電位をリセット電位に
クランプするからリセット雑音は除去される。さらに出
力信号中のバッファ回路が発生する雑音は、従来のサン
プリング回路のようにこの雑音をサンプリングすること
なく選択回路の出力端子25へ出力されているが、この
雑音は映像信号よりも周波数領域が高いため、通常の帯
域制限用の低域フィルタで除去される。その結果、選択
回路からは信号対雑音比が改善された映像信号が得られ
る。
【0049】以上説明したように本発明の電荷結合素子
の雑音除去回路は、出力信号中の基準電位をクランプし
てリセット雑音を除去した後、エミッタが共通接続され
た白クリップ回路で構成された選択回路で信号電荷に対
応した出力信号分を取り出すことにより従来のサンプリ
ング回路を不要にし、バッファ回路が発生する雑音をサ
ンプリングすることを回避することができるので、信号
対雑音比が良好な出力信号が得られる効果がある。
の雑音除去回路は、出力信号中の基準電位をクランプし
てリセット雑音を除去した後、エミッタが共通接続され
た白クリップ回路で構成された選択回路で信号電荷に対
応した出力信号分を取り出すことにより従来のサンプリ
ング回路を不要にし、バッファ回路が発生する雑音をサ
ンプリングすることを回避することができるので、信号
対雑音比が良好な出力信号が得られる効果がある。
【0050】(第2の実施例)図3は本発明の第2の実
施例の構成を示すブロック図である。本実施例は、ゲー
ト方式の雑音除去回路で、水平画素加算モードを適用し
た場合の信号処理回路で、雑音除去回路の2つの入力に
スイッチ回路を配置したことに特徴がある。まず、通常
動作モードでの動作を説明する。
施例の構成を示すブロック図である。本実施例は、ゲー
ト方式の雑音除去回路で、水平画素加算モードを適用し
た場合の信号処理回路で、雑音除去回路の2つの入力に
スイッチ回路を配置したことに特徴がある。まず、通常
動作モードでの動作を説明する。
【0051】通常動作モ−ドの動作は、従来例とはぼ同
様である。フォトダイオード10で光電変換された信号
電荷は、垂直シフトレジスタ11に読み出され、1ライ
ン毎に水平シフトレジスタ13、14に向かって転送さ
れる。通常動作モードでは、垂直シフトレジスタ11か
ら転送されて来た信号電荷が1画素おきに上下に配置さ
れた第1チャネルおよび第2チャネルの水平シフトレジ
スタ13、14に振り分けられる。そして、信号電荷は
それぞれ水平シフトレジスタ13、14上を転送され、
電荷積分出力回路15、16より出力される。そして、
2つのチャネルの電荷積分出力回路15、16の出力信
号は、それぞれ分岐され第1のスイッチ回路17および
第2のスイッチ回路18両方に接続される。尚、本実施
例の電荷積分出力回路15、16からの出力信号は、第
1の実施例と異なり同相信号である。
様である。フォトダイオード10で光電変換された信号
電荷は、垂直シフトレジスタ11に読み出され、1ライ
ン毎に水平シフトレジスタ13、14に向かって転送さ
れる。通常動作モードでは、垂直シフトレジスタ11か
ら転送されて来た信号電荷が1画素おきに上下に配置さ
れた第1チャネルおよび第2チャネルの水平シフトレジ
スタ13、14に振り分けられる。そして、信号電荷は
それぞれ水平シフトレジスタ13、14上を転送され、
電荷積分出力回路15、16より出力される。そして、
2つのチャネルの電荷積分出力回路15、16の出力信
号は、それぞれ分岐され第1のスイッチ回路17および
第2のスイッチ回路18両方に接続される。尚、本実施
例の電荷積分出力回路15、16からの出力信号は、第
1の実施例と異なり同相信号である。
【0052】第1のスイッチ回路17の出力信号は、バ
ッファ回路18を介してクランプ回路22に入力され、
第2のスイッチ回路18の出力信号は、ディレイライン
20に入力され1/2画素周期分遅延され、その出力は
増幅回路21に入力され、ディレイライン20で減衰し
た信号レベルを、第1チャネルの信号レベル(バッファ
回路19の出力信号)まで増幅され、さらに、クランプ
回路23に入力される。
ッファ回路18を介してクランプ回路22に入力され、
第2のスイッチ回路18の出力信号は、ディレイライン
20に入力され1/2画素周期分遅延され、その出力は
増幅回路21に入力され、ディレイライン20で減衰し
た信号レベルを、第1チャネルの信号レベル(バッファ
回路19の出力信号)まで増幅され、さらに、クランプ
回路23に入力される。
【0053】以上の動作によって、2チャネルのクラン
プ回路22、23には、互いに位相が180°ずれた信
号レベルの等しい2チャネルのCCD出力信号が入力さ
れる。更にパルス発生器26で発生させられたクランプ
パルスをそれぞれのCCD出力信号のフィードスルー期
間に印加し、各信号のフィードスルー期間の電位を一定
レベルVDCにクランプする。そして、クランプ回路2
2、23の出力信号A、Bは、ゲート回路24に入力さ
れ、CCD出力信号A、Bの有効信号成分のみが抜き出
され、出力信号Cとして、バッファ回路25を介して続
くプロセス回路へと出力される。
プ回路22、23には、互いに位相が180°ずれた信
号レベルの等しい2チャネルのCCD出力信号が入力さ
れる。更にパルス発生器26で発生させられたクランプ
パルスをそれぞれのCCD出力信号のフィードスルー期
間に印加し、各信号のフィードスルー期間の電位を一定
レベルVDCにクランプする。そして、クランプ回路2
2、23の出力信号A、Bは、ゲート回路24に入力さ
れ、CCD出力信号A、Bの有効信号成分のみが抜き出
され、出力信号Cとして、バッファ回路25を介して続
くプロセス回路へと出力される。
【0054】一方、水平画素加算モードでは、従来例と
同様に、2本の水平シフトレジスタ13、14を挟んで
配置されたトランスファ電極ΦTがオフ状態に設定され
る。垂直シフトレジスタ11を転送されてきた信号電荷
は、第1チャネルの水平シフトレジスタ13のみに転送
され、続く水平転送の過程で隣接する画素の信号電荷同
士が加算される。以上により、本モードでは水平方向に
隣接する画素の信号電荷同士が加算される。加算され信
号レベルが増大された信号A’が、第1チャネルの電荷
積分出力回路15のみから出力される。また、第2チャ
ネルの電荷積分出力回路16からは信号レベルがゼロの
出力信号B’が出力される。そして、本モードでは、第
1および第2のスイッチ回路17、18は、第1チャネ
ルの電荷積分出力回路15の出力信号が続く信号処理回
路の2つの入力端子、つまり、バッファ回路19とディ
レイライン20へ入力される。その結果、ゲート回路2
4からは、信号A’、B’の有効信号成分のみが抜き出
され、出力信号C’として出力され、更にバッファ回路
25を介してプロセス回路へと出力される。
同様に、2本の水平シフトレジスタ13、14を挟んで
配置されたトランスファ電極ΦTがオフ状態に設定され
る。垂直シフトレジスタ11を転送されてきた信号電荷
は、第1チャネルの水平シフトレジスタ13のみに転送
され、続く水平転送の過程で隣接する画素の信号電荷同
士が加算される。以上により、本モードでは水平方向に
隣接する画素の信号電荷同士が加算される。加算され信
号レベルが増大された信号A’が、第1チャネルの電荷
積分出力回路15のみから出力される。また、第2チャ
ネルの電荷積分出力回路16からは信号レベルがゼロの
出力信号B’が出力される。そして、本モードでは、第
1および第2のスイッチ回路17、18は、第1チャネ
ルの電荷積分出力回路15の出力信号が続く信号処理回
路の2つの入力端子、つまり、バッファ回路19とディ
レイライン20へ入力される。その結果、ゲート回路2
4からは、信号A’、B’の有効信号成分のみが抜き出
され、出力信号C’として出力され、更にバッファ回路
25を介してプロセス回路へと出力される。
【0055】次に、通常動作モード、および、水平画素
加算モードにおける信号処理回路の動作を図4および図
5のタイムチャートを使って説明する。通常動作モード
では、フォトダイオード10で光電変換され垂直シフト
レジスタ11、水平シフトレジスタ13、14を転送さ
れてきた信号電荷は、各チャネルの電荷積分出力回路1
5、16から出力される。
加算モードにおける信号処理回路の動作を図4および図
5のタイムチャートを使って説明する。通常動作モード
では、フォトダイオード10で光電変換され垂直シフト
レジスタ11、水平シフトレジスタ13、14を転送さ
れてきた信号電荷は、各チャネルの電荷積分出力回路1
5、16から出力される。
【0056】本モードでは、従来例と同様に、第1チャ
ネルのCCD出力信号は、クランプ回路22でフィード
スルー期間の電圧が一定電位VDCにクランプされ、信号
Aとして出力される。一方、第1チャネルの出力信号と
同位相の第2チャネルのCCD出力信号は、ディレイラ
イン20により1/2画素周期遅延され、第1チャネル
の信号を補間する位相、つまり、180°ずれた位相に
設定される。そして、遅延された信号は続いて増幅器2
1で増幅され、さらにクランプ回路23で同じくフィー
ドスルー期周の電圧が一定電位VDCになるようにクラン
プされ、信号Bとして出力される。信号A、Bを混合す
るゲート回路24は、クリップ回路の構成になってお
り、2つの入力信号は互いに位相が180°ずれている
ので、ゲート回路24の出力からは、フィードスルーレ
ベルVDC以下の電位の信号レベルのみが出力される。つ
まり、出力信号Cのように、A1、B1、A2、B2、
A3、B3、A4、B4、…と2つのチャネルの有効信
号成分が交互に混合されて出力される。以上の動作によ
って、サンプルホールドすることなしに2つのチャネル
のCCD出力信号を連続信号に変換することが出来る。
ネルのCCD出力信号は、クランプ回路22でフィード
スルー期間の電圧が一定電位VDCにクランプされ、信号
Aとして出力される。一方、第1チャネルの出力信号と
同位相の第2チャネルのCCD出力信号は、ディレイラ
イン20により1/2画素周期遅延され、第1チャネル
の信号を補間する位相、つまり、180°ずれた位相に
設定される。そして、遅延された信号は続いて増幅器2
1で増幅され、さらにクランプ回路23で同じくフィー
ドスルー期周の電圧が一定電位VDCになるようにクラン
プされ、信号Bとして出力される。信号A、Bを混合す
るゲート回路24は、クリップ回路の構成になってお
り、2つの入力信号は互いに位相が180°ずれている
ので、ゲート回路24の出力からは、フィードスルーレ
ベルVDC以下の電位の信号レベルのみが出力される。つ
まり、出力信号Cのように、A1、B1、A2、B2、
A3、B3、A4、B4、…と2つのチャネルの有効信
号成分が交互に混合されて出力される。以上の動作によ
って、サンプルホールドすることなしに2つのチャネル
のCCD出力信号を連続信号に変換することが出来る。
【0057】次に、本発明において、上記の雑音除去回
路を水平画素加算モードに対応させた場合の動作を示
す。水平画素加算モードでは、水平方向に隣接する画素
同士の信号電荷(A1とB1、A2とB2、A3とB
3、A4とB4、…)が加算され、信号レベルが増大さ
れ信号A’(有効信号電圧A1+B1、A2+B2、A
3+B3、A4+B4、…)が第1チャネルの電荷積分
出力回路15から出力される。本発明では、第1チャネ
ルの電荷積分出力回路15の出力信号は、2つのスイッ
チ回路17、18の切り換えによって2系統に分岐さ
れ、同時にバッファ回路19およびディレイライン20
に入力される。よって、ディレイライン20に入力され
た出力信号は1/2画素周期遅延され、増幅回路21に
より第1チャネルのバッファ回路19に入力された信号
レベルと等しくなるように増幅される。
路を水平画素加算モードに対応させた場合の動作を示
す。水平画素加算モードでは、水平方向に隣接する画素
同士の信号電荷(A1とB1、A2とB2、A3とB
3、A4とB4、…)が加算され、信号レベルが増大さ
れ信号A’(有効信号電圧A1+B1、A2+B2、A
3+B3、A4+B4、…)が第1チャネルの電荷積分
出力回路15から出力される。本発明では、第1チャネ
ルの電荷積分出力回路15の出力信号は、2つのスイッ
チ回路17、18の切り換えによって2系統に分岐さ
れ、同時にバッファ回路19およびディレイライン20
に入力される。よって、ディレイライン20に入力され
た出力信号は1/2画素周期遅延され、増幅回路21に
より第1チャネルのバッファ回路19に入力された信号
レベルと等しくなるように増幅される。
【0058】そして、その2系統に分岐されたCCD出
力信号はそれぞれクランプ回路22、23によって1画
素周期でフィードスルー期間の電位を一定電位VDCにク
ランプされ、信号A’およびB’としてゲート回路24
に入力される。ここで、信号A’および信号B’は、互
いに180°位相がずれた関係になっている。ゲート回
路24の出力からは、入力信号A’およびB’のうち
で、クランプ電位VDC以下のレベルである有効信号電圧
A1+B1、A2+B2、A3+B3、A4+B4、…
が交互に読み出される。つまり、信号C’のようにA1
+B1、A2+B2、A3+B3、A4+B4、…とい
う順に出力される。その後、サンプリング後の信号は、
ローパスフィルタによって帯域外の信号成分が除去され
る。
力信号はそれぞれクランプ回路22、23によって1画
素周期でフィードスルー期間の電位を一定電位VDCにク
ランプされ、信号A’およびB’としてゲート回路24
に入力される。ここで、信号A’および信号B’は、互
いに180°位相がずれた関係になっている。ゲート回
路24の出力からは、入力信号A’およびB’のうち
で、クランプ電位VDC以下のレベルである有効信号電圧
A1+B1、A2+B2、A3+B3、A4+B4、…
が交互に読み出される。つまり、信号C’のようにA1
+B1、A2+B2、A3+B3、A4+B4、…とい
う順に出力される。その後、サンプリング後の信号は、
ローパスフィルタによって帯域外の信号成分が除去され
る。
【0059】本方式では連続して信号成分が出力される
ので、ローパスフィルタによって信号が平滑化されて
も、従来例のように信号レベルが半減されることはな
い。よって、ゲート方式の雑音除去回路を水平画素加算
モードに適用させた本方式によれば、帯域外の高域雑音
成分の折り返しを抑制することによって低雑音化し、ま
た、水平画素加算によって高感度化することが可能とな
る。
ので、ローパスフィルタによって信号が平滑化されて
も、従来例のように信号レベルが半減されることはな
い。よって、ゲート方式の雑音除去回路を水平画素加算
モードに適用させた本方式によれば、帯域外の高域雑音
成分の折り返しを抑制することによって低雑音化し、ま
た、水平画素加算によって高感度化することが可能とな
る。
【0060】本実施例によれば、ゲート回路を用いてC
CDの有効信号成分をサンプリングするので、サンプル
ホールドの際生じるような高域雑音の折り返しは発生せ
ず、有効な雑音仰制効果が得られる。また、本雑音除去
回路を水平画素加算モードに適用しても、LPFによる
平滑化で信号レベルが劣化することはなく高感度化が実
現できる。よって、低照度下においても、高感度、且
つ、低雑音である高品質な画像が得られる。
CDの有効信号成分をサンプリングするので、サンプル
ホールドの際生じるような高域雑音の折り返しは発生せ
ず、有効な雑音仰制効果が得られる。また、本雑音除去
回路を水平画素加算モードに適用しても、LPFによる
平滑化で信号レベルが劣化することはなく高感度化が実
現できる。よって、低照度下においても、高感度、且
つ、低雑音である高品質な画像が得られる。
【0061】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるが本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実
施可能である。
一例ではあるが本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実
施可能である。
【0062】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
CCD撮像信号処理回路は、電荷結合素子が転送クロッ
クパルスの1周期ごとに基準電位と信号電荷とに対応す
る信号を出力する。第一の基準電位に対応する出力信号
を予め設定した第一の所定の電位に固定し、第二の基準
電位に対応する出力信号を予め設定した第二の所定の電
位に固定する。これらクランプ後の信号電荷に対応する
二つの信号のいずれか振幅が大きい信号が選択され出力
される。よって、基準電位がリセット電位にクランプさ
れリセット雑音が除去される。
CCD撮像信号処理回路は、電荷結合素子が転送クロッ
クパルスの1周期ごとに基準電位と信号電荷とに対応す
る信号を出力する。第一の基準電位に対応する出力信号
を予め設定した第一の所定の電位に固定し、第二の基準
電位に対応する出力信号を予め設定した第二の所定の電
位に固定する。これらクランプ後の信号電荷に対応する
二つの信号のいずれか振幅が大きい信号が選択され出力
される。よって、基準電位がリセット電位にクランプさ
れリセット雑音が除去される。
【0063】また、本発明のCCD撮像信号処理回路
は、電荷結合素子の第1および第2チャネルの一方の信
号をバッファ増幅し、他方の信号を遅延および減衰分を
増幅し、それぞれの信号をクランプし、クランプされた
2つの信号は混合される。よって、遅延の位相を180
°とすることにより、サンプルホールドすることなく2
つの信号の有効信号成分のみを抽出することができる。
感度を低下させることなく電荷結合素子の雑音成分を有
効に除去することが可能となる。
は、電荷結合素子の第1および第2チャネルの一方の信
号をバッファ増幅し、他方の信号を遅延および減衰分を
増幅し、それぞれの信号をクランプし、クランプされた
2つの信号は混合される。よって、遅延の位相を180
°とすることにより、サンプルホールドすることなく2
つの信号の有効信号成分のみを抽出することができる。
感度を低下させることなく電荷結合素子の雑音成分を有
効に除去することが可能となる。
【図1】本発明の雑音除去特性を向上したCCD撮像信
号処理回路の第1の実施例を示す回路構成ブロック図で
ある。
号処理回路の第1の実施例を示す回路構成ブロック図で
ある。
【図2】図1のCCD撮像信号処理回路の動作を説明す
るための波形図である。
るための波形図である。
【図3】本発明の雑音除去特性を向上したCCD撮像信
号処理回路の第2の実施例を示す回路構成ブロック図で
ある。
号処理回路の第2の実施例を示す回路構成ブロック図で
ある。
【図4】図3のCCD撮像信号処理回路の通常動作モー
ドにおけるタイミングチャートである。
ドにおけるタイミングチャートである。
【図5】図3のCCD撮像信号処理回路の水平画素加算
モードにおけるタイミングチャートである。
モードにおけるタイミングチャートである。
【図6】電荷積分出力回路の回路構成例を示すブロック
図である。
図である。
【図7】図6に示す電荷積分出力回路の動作を説明する
ための波形図である。
ための波形図である。
【図8】従来のCCD撮像信号処理回路構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図9】従来のCCD撮像信号処理回路の通常動作モー
ドにおけるタイミングチャートである。
ドにおけるタイミングチャートである。
【図10】従来のCCD撮像信号処理回路の水平画素加
算モードにおけるタイミングチャートである。
算モードにおけるタイミングチャートである。
【図11】CCD撮像信号処理回路における波形図であ
る。
る。
1 電荷結合素子(CCD) 2 撮像信号処理回路 10 フォトダイオード、 11 垂直シフトレジスタ、 13、14 水平シフトレジスタ、 15、16 電荷積分出力回路、 17、18 スイッチ回路、 19、20 バッファ回路、 20 ディレイライン、 21 増幅回路、 22、23、31、32 クランプ回路、 24 ゲート回路、 26 クランプパルス発生器 33、34 トランジスタ 35 負荷抵抗 36 出力端子 37 クランプ電位V1
Claims (9)
- 【請求頂1】 転送クロックパルスの1周期ごとに基準
電位と信号電荷とに対応する信号を出力する第一と第二
のゲート付電荷積分型出力回路を備えた電荷結合素子
と、 前記第一のゲート付電荷積分型出力回路から得られる基
準電位に対応する出力信号を予め設定した第一の所定の
電位に固定する第一のクランプ手段と、 前記第二のゲート付電荷積分型出力回路から得られる基
準電位に対応する出力信号を予め設定した第二の所定の
電位に固定する第二のクランプ手段と、 前記第一と第二のクランプ手段からの出力が接続され、
クランプ後の前記信号電荷に対応する二つの信号のいず
れか振幅が大きい信号を出力する選択手段とを備えるこ
とを特徴とするCCD撮像信号処理回路。 - 【請求頂2】 前記第一のゲート付電荷積分型出力回路
と第二のゲート付電荷積分型出力回路とが同一の電荷結
合素子内に備えられていることを特徴とする請求頂1記
載のCCD撮像信号処理回路。 - 【請求項3】 前記第一のゲート付電荷積分型出力回路
が第一の電荷結合素子に、前記第二のゲート付電荷積分
型出力回路が第二の電荷結合素子に備えられていること
を特徴とする請求頂1記載のCCD撮像信号処理回路。 - 【請求項4】 前記第一の所定の電位と前記第二の所定
の電位が同一の電位であることを特徴とする請求頂1記
載のCCD撮像信号処理回路。 - 【請求項5】 マトリックス状に配置されたフォトダイ
オード群の水平方向に隣接する2つの信号電荷を、第1
および第2チャネルの水平シフトレジスタが平行して読
み出し、該2つの水平シフトレジスタ間に挟んで配置さ
れたトランジスタ電極が前記第1チャネルの水平シフト
レジスタから第2チャネルの水平シフトレジスタへ前記
信号電荷を転送し、該第1および第2チャネルの水平シ
フトレジスタから前記信号電荷に基づく信号を入力する
電荷積分出力回路を備えた電荷結合素子の前記信号を処
理するCCD撮像信号処理回路において、 前記第1および第2チャネルの電荷積分出力回路の出力
と接続され、これら2チャネルの信号を選択して出力す
る第1および第2のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段に接続されたバッファ手段と、 前記第2のスイッチ手段に接続さたディレイラインおよ
び増幅手段と、 前記バッファ手段および前記増幅手段のそれぞれの出力
と接続された第1および第2のクランプ手段と、 該第1および第2のクランプ手段の出力と接続され、2
つの出力信号を混合するゲート手段と、 前記クランプ手段のクランプ動作のタイミングを制御す
るクランプパルスを発生するパルス発生手段とを有して
構成されたことを特徴とするCCD撮像信号処理回路。 - 【請求項6】 前記CCD撮像信号処理回路の通常の読
み出し動作では、前記第1および第2のスイッチ手段に
おいて、それぞれチャネルに対応した電荷積分出力回路
の出力信号を後段に接続し、また水平方向に隣接する前
記フォトダイオードの信号電荷を加算して読み出す動作
では、前記第1のスイッチ手段においては第2チャネル
の電荷積分出力回路の出力を接続し、前記第2のスイッ
チ手段においては第1チャネルの電荷積分出力回路の出
力を接続することを特徴とする請求頂5記載のCCD撮
像信号処理回路。 - 【請求項7】 前記ディレイラインの遅延時間を前記電
荷積分出力回路の出力の1/2画素周期に設定すること
を特徴とする請求頂5記載のCCD撮像信号処理回路。 - 【請求項8】 前記パルス発生手段より発生された互い
に180°位相の異なるクランプパルスを前記クランプ
手段に印加し、前記バッファ手段および前記増幅手段の
出力信号を入力信号とし、その信号のフィードスルーレ
ベルが一定電位になるようにクランプすることを特徴と
する請求頂5記載のCCD撮像信号処理回路。 - 【請求項9】 前記ゲート手段において、前記第1およ
び第2のクランプ回路の出力信号のうち有効信号レベル
のみを抜き出すことを特徴とする請求頂5記載のCCD
撮像信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155729A JPH099149A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | Ccd撮像信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155729A JPH099149A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | Ccd撮像信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099149A true JPH099149A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15612190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7155729A Pending JPH099149A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | Ccd撮像信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH099149A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009188545A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Nec Corp | 固体撮像装置、その駆動方法、及びデジタルカメラ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01114174A (ja) * | 1987-10-27 | 1989-05-02 | Sony Corp | 固体撮像装置の出力回路 |
JPH03145285A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-20 | Toshiba Corp | 固体撮像装置 |
JPH0541835A (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-19 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
JPH05308582A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-19 | Olympus Optical Co Ltd | ビデオ信号処理方式 |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP7155729A patent/JPH099149A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01114174A (ja) * | 1987-10-27 | 1989-05-02 | Sony Corp | 固体撮像装置の出力回路 |
JPH03145285A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-20 | Toshiba Corp | 固体撮像装置 |
JPH0541835A (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-19 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
JPH05308582A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-19 | Olympus Optical Co Ltd | ビデオ信号処理方式 |
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JP2009188545A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Nec Corp | 固体撮像装置、その駆動方法、及びデジタルカメラ |
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A02 | Decision of refusal |
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