[go: up one dir, main page]

JPH0976811A - カップホルダーユニット - Google Patents

カップホルダーユニット

Info

Publication number
JPH0976811A
JPH0976811A JP25809795A JP25809795A JPH0976811A JP H0976811 A JPH0976811 A JP H0976811A JP 25809795 A JP25809795 A JP 25809795A JP 25809795 A JP25809795 A JP 25809795A JP H0976811 A JPH0976811 A JP H0976811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drawer
cup
drawer body
unit
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25809795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3594045B2 (ja
Inventor
Katsuto Kurachi
勝人 倉地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP25809795A priority Critical patent/JP3594045B2/ja
Publication of JPH0976811A publication Critical patent/JPH0976811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3594045B2 publication Critical patent/JP3594045B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引出体を斜め上方へ向けて引き出すことがで
きると共に、この場合にカップ類が載置されるカップ受
け体とカップ類の上部周囲を支持するサポート部とを水
平に設定することができ、カップ類を安定的に保持する
ことができるカップホルダーユニットを提供する。 【解決手段】 第1引出体2に第2引出体3を前後方向
スライド可能に連結すると共に、第2引出体3を第1引
出体3に対して前方斜め上方へとスライドするようにし
て、両引出体2,3をユニット本体1内に前後方向移動
可能に収容し、かつ上記第2引出体3にサポート体4と
カップ受け体6とを回動可能に取り付け、第2引出体3
が引き出された際、該サポート体4とカップ受け体6と
が回動して互いに対向した略水平状態に保持され、この
状態でカップ受け体6上に第2引出体3に形成されたカ
ップ挿通穴を通してカップgを載置すると共に、該カッ
プgの上部周囲を上記サポート体4で支えるように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の内装品
として好適に用いられる引き出し式のカップホルダーに
関し、更に詳述すると、カップ類を保持する引出し部分
を斜め上方へ向けて引き出すことができ、この状態で良
好にカップ類を保持することができるカップホルダーに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の内装設備のインスト
ルメントパネル部分に、必要時に引き出して使用する引
き出し式のカップホルダーを組み込み、缶入り飲料等の
カップ類をこのカップホルダーに保持すると共に、非使
用時には邪魔にならないようにインストルメントパネル
内に格納しておくことが知られており、このようなカッ
プホルダーをインストルメントパネル等に形成するため
の引き出し式のカップホルダーユニットとして、図36
〜39に示したカップホルダーが知られている(実公昭
61−23480号公報)。
【0003】即ち、このカップホルダーユニットは、図
37に示されているように、カップ挿通穴bを有する引
出体aをケースc内に前後方向移動可能に収容すると共
に、この引出体aの下面にカップ受け体dを揺動可能に
取り付けたものである。なお、図37中eは引出体aが
ケースcの前端面から突出した引き出し状態で該引出体
aを係止する係止部材、fは上記カップ受け体dの前端
部に回動可能に取り付けられたカップ受け部である。
【0004】この従来のカップホルダーユニットは、図
36に示されているように、自動車のインストルメント
パネルhに取り付けられ、使用時に上記引出体aを引き
出し、該引出体aにカップgを保持するものであるが、
この場合図38に示されているように、非使用時には引
出体aとカップ受け体dとが重なり合った状態で、ケー
スc内に収容されてインストルメントパネルh内に格納
され、この状態から引出体aをカップ受け体dと共にケ
ースcから引き出すことにより、図39に示されている
ように、引出体a及びカップ受け体dがケースcの前端
面から前方へと突出すると共に、カップ受け体dが自重
により下方へと回動し、この状態で上記カップ挿通穴b
を通してカップgをカップ受け体dのカップ受け部f上
に載置することにより、カップgを保持すると共に、該
カップgの上部周囲を上記カップ挿通穴bの内周で支持
するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の引き出し式カップホルダーユニットは、上述
のように、引出体aが真っ直ぐに引き出されるため、カ
ップホルダーの手前にギアチェンジ用のシフトレバー等
がある場合には、これを装着することができず、設置箇
所が制限されるという問題点がある。この場合、カップ
ホルダーを斜めに傾けて設置し、引出体aをシフトレバ
ー等を避けて斜め上方に引き出すようにすることも考え
られるが、この場合カップgが載置されるカップ受け部
fの角度と、カップgの上部を支持するカップ挿通穴b
の角度が斜めになり、カップgを水平に保持することが
できなくなってしまう。このとき、上記カップ受け部f
は、その回動角度を調整することにより水平に設定する
ことが可能であるが、カップgの上部を支持するカップ
挿通穴bは引出体aに直接設けられているものであるか
ら必ず斜めとなり、カップgの上部を水平方向に沿って
支持することができず、カップgの支持状態が不安定に
なる。
【0006】このため、従来の引き出し式カップホルダ
ーは、引き出し方向がシフトレバー等と重なり合うイン
ストルメントパネルの中央部の下部には設置することが
できず、設計上の問題でこのようなインストルメントパ
ネルの中央部の下部にカップホルダーを設けなければな
らない場合には採用し得ないものである。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、引き出し方向がシフトレバーと重なり合うインスト
ルメントパネルの中央部下部に設置しなければならない
場合であっても、引出体を斜め上方へ向けて引き出すこ
とにより、確実にシフトレバーを避けて引出体を引き出
すことができ、かつこの場合にカップ類が載置されるカ
ップ受け体とカップ類の上部周囲を支持するサポート部
とを水平に設定することができ、カップ類を安定的に保
持することができるカップホルダーユニットを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、前端面が開放した四角箱型のユニット本体
と、該ユニット本体内に前後方向移動可能に収容され、
前方移動限でユニット本体の前端面から前方へと突出す
る第1引出体と、該第1引出体の両側壁内面にそれぞれ
前後方向に沿って形成され、前端部に上方へ傾斜する傾
斜部を有するガイド溝と、前後方向に所定間隔離間した
一対のガイド突起が後部両側外面にそれぞれ突設されて
いると共に、このガイド突起が上記ガイド溝内に摺動可
能に挿入されて上記第1引出体に前後方向スライド可能
に連結され、後方スライド限で上記第1引出体と重なり
合い、かつ前方スライド限で上記第1引出体の前端部か
ら前方へと突出する第2引出体と、該第2引出体に設け
られたカップ挿通穴と、前端部が上記第2引出体の前端
部上面に回動可能に連結されたサポート体と、一端部が
上記第2引出体の後部に連結され、他端側が上方へと回
動するように付勢されていると共に、該他端部が上記サ
ポート体の下面に前後方向スライド可能に連結された支
持アームと、後端部が上記第2引出体の後部に回動可能
に連結され、前端側が第2引出体の下面側で下方へと回
動するカップ受け体とを具備してなり、上記第1引出体
と第2引出体とが互いに重なり合った状態で上記ユニッ
ト本体内に収容され、この状態から上記第2引出体をユ
ニット本体の開放した前端面から引き出すことにより、
該第2引出体と上記第1引出体とが共にユニット本体前
端面から前方に突出すると共に、第2引出体が第1引出
体に対して前方へとスライドし、該第2引出体が上記ガ
イド溝の傾斜部にガイドされて第1引出体の前端部から
前方斜め上方へと突出し、このとき上記支持アームの前
端側が付勢力により上方に回動すると共に、その前端部
が上記サポート体の下面を後方へとスライドして該スラ
イド体を所定角度まで起こし、かつ上記カップ受け体が
下方に回動してその下方回動限で略水平状態に保持さ
れ、この状態でカップ受け体上に第2引出体の上記カッ
プ挿通穴を通してカップを載置すると共に、該カップの
上部周囲を上記サポート体で支えるように構成したこと
を特徴とするカップホルダーユニットを提供する。
【0009】本発明のカップホルダーユニットは、その
ユニット本体を自動車のインストルメントパネルなどに
埋設して設置され、上記第1及び第2引出体をユニット
本体から引き出して第2引出体に設けられたカップ受け
体及びサポート体でカップ類を保持するものである。
【0010】この場合、本発明のカップホルダーは、上
述のように、上記第1及び第2引出体をユニット本体か
ら引き出すと、両引出体がユニット本体の前端面から前
方に突出すると共に、第2引出体が第1引出体に対して
前方へとスライドして第2引出体の前端部から前方へと
突出する。このとき、第2引出体の両側面にそれぞれ設
けられた上記一対のガイド突起が第1引出体のガイド溝
にガイドされ、前方のガイド突起がガイド溝の傾斜部に
ガイドされて上方へと移動し、後方のガイド突起は傾斜
部の手前又は中間部に位置する。これにより第2引出体
の前端側が斜め上方へと向けられ、第2引出体は前方斜
め上方へと引き出される。
【0011】そしてこのとき、上述のように、上記アー
ム体の前端側が付勢力により上方へと回動すると共に、
その前端部が上記サポート体の下面を後方へとスライド
して該スライド体を所定角度まで起こし、かつ上記カッ
プ受け体が自重又は適宜な付勢手段により下方に回動し
てその下方回動限で略水平状態に保持され、この状態で
カップ受け体上に第2引出体の上記カップ挿通穴を通し
てカップを載置すると共に、該カップの上部周囲を上記
サポート体で支えることにより、カップを保持するもの
である。
【0012】このように、本発明のカップホルダーユニ
ットは、第2引出体が斜め上方へと引き出されるように
構成されているので、その引き出し方向とシフトレバー
が重なり合うような場合でも、シフトレバーをかわして
確実に引出体を引き出すことができ、しかもカップを保
持するためのカップ受け体及びサポート体は、それぞれ
設定された角度に回動して水平状態にセットされるの
で、カップを確実かつ安定的に保持することができるも
のである。従って、本発明のカップホルダーユニット
は、引出体の引き出し方向がシフトレバーと重なり合う
ような自動車のインストルメントパネルの中央部下部に
設置しなければならないような場合でも、好適に採用し
得るものである。
【0013】しかも、本発明では、引出体を第1引出体
と第2引出体とをスライド可能に連結して構成し、これ
ら両引出体を互いに重ね合わせた状態でユニット本体内
に格納するようになっているので、ユニット本体の奥行
きを比較的小さく設定することができる。また、第2引
出体を第1引出体に対して斜め上方へとスライドさせる
ことにより、カップ保持部分を斜め上方に移行するよう
になっているので、第1引出体と第2引出体とが重なり
合った状態で両引出体をユニット本体から引き出し、そ
の後第1引出体に対して第2引出体をスライドさせて斜
め上方へと移行させることにより、ユニット本体に対し
ては両引出体が真っ直ぐに引き出されることとなり、こ
のためユニット本体の前端面開口部の上部に引出体を斜
め上方へと移行させるためのクリアランスを設ける必要
もなく、ユニット本体前端部の厚さも比較的薄く形成す
ることができる。従って、本発明のカップホルダーユニ
ットは、ユニット本体を比較的小さく成形することがで
き、このユニット本体内に引出体を非常にコンパクトに
格納することができるものである。よって、スペースの
限られた自動車内に装備するための内装品として非常に
好適なものである。
【0014】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、実施例を示して
本発明をより具体的に説明する。図1〜5は、本発明の
一実施例にかかるカップホルダーユニットを示すもの
で、自動車のインストルメントパネルh等に埋設される
ユニット本体1と、該ユニット本体1内に前後方向移動
可能に収容された第1引出体2と、該第1引出体2にス
ライド可能に連結された第2引出体3と、該第2引出体
3に取り付けられたサポート体4、支持アーム5及びカ
ップ受け体6と、上記第1引出体2に取り付けられたロ
ック体7とを具備するものである。
【0015】上記ユニット本体1は、図6〜8に示した
ように、前端面(図7,8中、右側の端面)が開放して
いると共に、上端面の後方(図7,8中、左側)半分が
開放した四角箱状のもので、その底壁内面両側縁部には
それぞれ前後方向に沿って段部11,11が形成されて
いる。また、底壁内面の後部幅方向中央部には浅凹部1
2が形成されていると共に、前部幅方向中央部には四角
形の貫通穴(深凹部)13が設けらている。上記浅凹部
12は、図9に示したように、その前端部(図9中、右
側端部)が漸次上方へ傾斜するテーパ面12aとなって
いる。なお、図7,8中14は補強用のリブであり、1
5はこのユニット本体1をインストルメントパネル等に
取り付けるためのビス孔である。
【0016】上記第1引出体2は、図10〜12に示し
たように、前部が上方へと斜めに折曲した底板21に両
側壁22a,22b及び後壁23を一体に形成したもの
である。上記底板21には、その幅方向中央部に前後方
向に沿って帯状に膨出した膨出部211が形成されてお
り、その後端部には凸状のロック体取付穴212が形成
されていると共に、該ロック体取付穴212の後端両側
縁部にはそれぞれ軸取付孔213,213が形成されて
いる。また、底板21の前部に形成された折曲傾斜部2
1aの中央部には、四角形のアーム体係合穴214が形
成されている。更に、上記底板21は、その両側縁部が
断面クランク状に折曲して外面側両側部に前後方向に沿
った凹状の段部24,24が形成されており、この第1
引出体2を上記ユニット本体1内に収容した際、該段部
24,24内にユニット本体1の上記段部11,11が
摺動可能に嵌合するようになっている。
【0017】また、この第1引出体2の上記両側壁22
a,22bには、それぞれ内外を貫通したガイド溝2
5,25が前後方向に沿って形成されており、これらガ
イド溝25,25の前端部は上方へと斜めに傾斜した傾
斜部251,251とされている。更に、上記後壁23
の上端には2つのストッパ突起26,26が所定間隔離
間して突設されている。
【0018】この第1引出体2は、図1〜4に示されて
いるように、上記ユニット本体1内に前後方向移動可能
に収容されており、図1に示されているように、後方移
動限においてユニット本体1内に完全に収納され、かつ
上記ストッパ突起26,26がユニット本体1の上面後
部の開口部内に挿入されており、図2〜4に示されてい
るように、該ストッパ突起26,26がユニット本体1
の上壁後端に当接して前方移動限となり、この前方移動
限において、第1引出体2の前半部がユニット本体1の
前端開放面から前方へと突出するようになっている。
【0019】この第1引出体2には、上述のように、ロ
ック体7が取り付けられている。即ちこのロック体7
は、図19〜22に示したように、舌状の基板71の後
端部(図19中、上側端部)に略ステイプル状の取付部
72を一体に形成すると共に、該基板71の両側縁部か
らそれぞれ上方斜め前方へ向けてがたつき防止片73,
73を一体に突設し、かつ上記基板71の上面前後方向
中間部に第2引出体係合片(第2引出体係合部)74を
幅方向に沿って一体に突設し、また上記取付部72の両
端部に取付孔75,75をそれぞれ穿設し、更に上記が
たつき防止片73,73の基端前端角部を上記基板71
の下面から下方へと突出させてこれをユニット本体係合
部78としたものである。そして、このロック体7は、
図5に示されているように、上記第1引出体2のロック
体取付穴212内に配置され、該ロック体取付穴212
の両側縁部に設けられた軸取付孔213,213(図1
0,12参照)間に取り付けた軸体76をロック体7の
上記取付孔75,75に挿通させることにより、第1引
出体2に回動可能に取り付けられており、この状態で上
記軸体76に巻回されたコイルトーションバネ77によ
り上記基板71の前端側が下方へ回動するように付勢さ
れている。
【0020】次に、上記第2引出体3は、図13〜図1
8に示したように、基板31の前端に蓋板32を一体に
形成すると共に、該基板31の後端部(図16,17
中、左側端部)両側縁部下面側にそれぞれガイド突起形
成片34,34を一体に形成し、かつ該基板31の後端
部下面にロック体係合片35を幅方向に沿って一体に形
成したものである。
【0021】上記基板31には、その中央部に幅方向両
端部に至るカップ挿通穴36が形成されていると共に、
後部にこのカップ挿通穴36の後端縁から後方に向けて
スリット状の受け体取付溝361,361が形成されて
いる。また、上記蓋板32には、その前面側に下面側が
開放した袋状凹部371を有する横長状の取手部37が
幅方向に沿って一体に形成されていると共に、該基板3
2の内面側(後面側)両端部にそれぞれ軸受け孔を有す
るサポート体取付部321,321が一体に形成されて
いる。更に、上記ガイド突起形成片34,34には、そ
れぞれ前後方向に沿って所定間隔離間して設けられた一
対の軸挿通孔341,341が形成されている。なお、
図13〜18中、参照符号351,351は上記ロック
体7のがたつき防止片73,73が通過するスリット、
362,362は補強リブである。
【0022】この第2引出体3は、上記第1引出体2に
スライド可能に連結されており、図5に示されているよ
うに、上記ガイド突起形成片34,34の軸挿通孔34
1,341にそれぞれ軸体38,38を刺し通し、該軸
体38,38の両端部にそれぞれローラキャップ39,
39,39,39をガイド突起として取り付け、これら
ローラキャップ(ガイド突起)39…39を上記第1引
出体2のガイド溝25,25内に移動可能に挿入するこ
とにより、該第1引出体2とスライド可能に連結されて
いる。そして、この第2引出体3は、図1,2に示され
ているように、その後方スライド限において上記第1引
出体2と重なり合い、また図3,4に示されているよう
に、前方スライド限において上記第1引出体2の前端部
から前方斜め上方へと突出するようになっている。
【0023】この第2引出体3には、上述のように、サ
ポート体4、支持アーム5及びカップ受け体6が取り付
けられている。
【0024】上記サポート体4は、図23〜27に示し
たように、前端縁(図24,25中、下側縁部)及び両
側縁が直線状で後端縁(図24,25中、上側端部)が
二連円弧状に形成された板状基体41に円形のサポート
穴42,42を並設し、かつ前端縁両端部に軸挿通孔4
3,43を穿設すると共に、ガイド溝44(図26,2
7参照)を有するアーム体連結片45,45を上記板状
基体41の下面中央に前後方向に沿って並設したもので
ある。
【0025】このサポート体4は、図5に示されている
ように、上記第2引出体3のサポート体取付部321,
321間に取り付けられた軸体46を上記軸挿通孔4
3,43内に通すことにより、第2引出体3の上面側前
端部に回動可能に取り付けられたものである。
【0026】また、上記アーム体5は、図28〜31に
示したように、略四角ブロック状の基体51の前端面
(図28,30中、下側端面)中央部から前方に向けて
棒状のアーム部52を一体に突設したものである。上記
基体51の上面は肉抜き加工されて凹部となっており、
この凹部の両側壁に軸挿通孔53,53が形成されてい
ると共に、該両側壁の内外に軸挿通孔53,53と連通
した円筒状の軸受け部54,54が一体に形成されてい
る。また、上記基体51の後部(図28,30中、上側
部)幅方向中央部には、後方に向けてがたつき防止凸部
55が一体に形成されていると共に、該基体51の前端
面は図29,31に示されているように斜めに形成さ
れ、この前端面が受け体当接面59となっている。更
に、上記アーム部52先端部上面には軸挿通孔を有する
略円形のサポート体連結部56が一体に形成されてい
る。
【0027】このアーム体5は、図5に示されているよ
うに、上記第2引出体3に取り付けられた前方の軸体3
8を上記基体51の軸挿通孔53,53に挿通させるこ
とにより、第2引出体3の後部に回動可能に取り付けら
れていると共に、軸体38に巻回して取り付けられたコ
イルトーションバネ58により上方へと付勢されてお
り、また上記アーム部52は第2引出体3のカップ挿通
孔36を通って該アーム部52先端のサポート体連結部
56が軸体57により上記サポート体4のアーム体連結
片45のガイド溝44にスライド可能に連結されてい
る。
【0028】更に、上記カップ受け体6は、図32〜3
5に示したように、後端縁(図32,34中上側縁部)
が直線状で前端縁が二連円弧状に形成された基板61の
幅方向中央部に、後端部やや前方位置から前端縁に開放
するスリット状のアーム挿通溝62を形成すると共に、
該基板61の後端部に軸挿通孔63,63を有する三角
板状の2つの連結片64,64を所定間隔離間して突設
したものである。そして、このカップ受け体6は、上記
アーム挿通溝62を挟んで両側がそれぞれカップ受け部
65,65となっている。なお、図中66は両カップ受
け部65,65の前部上面側にそれぞれ形成された凹
部、67は基板61の下面に形成された補強リブ、68
は上記カップ受け部65,65の周縁部上面側に形成さ
れた堰部である。
【0029】このカップ受け体6は、図5に示されてい
るように、上記連結片64,64を上記第2引出体3の
受け体取付溝361,361内に挿入し、第2引出体3
に取り付けられた前方の軸体38を該連結片64,64
の軸挿通孔63,63に挿通させることにより、該第2
引出体3に回動可能に取り付けられている。この場合、
同一の軸体38に取り付けられた上記アーム体5は、該
カップ受け体6の上記連結片64,64の間に取り付け
られており、該アーム体5のアーム部52がカップ受け
体6のアーム挿通溝62内に挿入された状態となってい
る。
【0030】次に、このカップホルダーユニットの動作
について説明する。このカップホルダーユニットは、図
1〜4に示されているように、上記ユニット本体1を自
動車のインストルメントパネルh等に埋設し、引き出し
式のカップホルダーとして使用するものであり、常時は
図1に示されているように、上記第1引出体2及び第2
引出体3が互いに重なり合った状態で、ユニット本体1
内に格納される。
【0031】この場合、図1に示されているように、第
1引出体2に取り付けられたロック体7のユニット本体
係合部78がユニット本体1に形成された浅凹部12内
に係合して第1引出体2がユニット本体1内に保持され
ていると共に、このロック体7に形成された第2引出体
係合片(第2引出体係合部)74の後方側に第2引出体
3のロック体係合片35が係合して第2引出体3が上記
第1引出体2と共にユニット本体1内に保持される。ま
たこのとき、第2引出体3の蓋板32がユニット本体1
の前端開放面を閉塞し、該蓋板32の前面に形成された
取手部37のみがインストルメントパネルhから突出し
た状態となると共に、ロック体7の両がたつき防止片7
3,73間にアーム体5の基体51後端部に形成された
がたつき防止凸部55(図28〜31参照)が挿入され
た状態となり、アーム体5,カップ受け体6及びサポー
ト体4のがたつきが防止されるようになっている。
【0032】この状態から、カップホルダーとして使用
する場合は、上記取手部37をつかんでユニット本体1
から第2引出体3を引き出す。これにより、第2引出体
3が前方へと移動するが、このとき第2引出体3のロッ
ク体係合片35が第1引出体2に取り付けられたロック
体7の第2引出体係合片(第2引出体係合部)74の後
方側に係合しているので、この第2引出体3と共に第1
引出体2が互いに重なり合った状態で前方へと移動し、
ロック体7のユニット本体係合部78が上記浅凹部12
前端部のテーパ面12a(図9参照)の作用により上方
へと押圧されて該ロック体7が上方へと回動し、第1引
出体2の仮ロック状態が解除され、第1及び第2両引出
体2,3が前方へと移動する。
【0033】そして、図2に示されているように、第1
及び第2両引出体2,3が互いに重なり合った状態でユ
ニット本体1の前端開口部より前方に突出し、第1引出
体2のストッパ突起26,26がユニット本体1の上壁
後端に当接して第1引出体2の移動が停止すると共に、
このとき上記ロック体7のユニット本体係合部78がユ
ニット本体1に形成された貫通穴(深凹部)13内に進
入して該ロック体7が下方へと回動し、該ロック体7の
第2引出体係合片(第2引出体係合部)74と第2引出
体3のロック体係合片35との係合状態が解除される。
【0034】この状態から更に第2引出体3を手前(前
方)に引き出すことにより、図3に示されているよう
に、第2引出体3が第1引出体2に対して前方へとスラ
イドし、該第1引出体2の前端部から前方へと突出す
る。このとき、第2引出体3のスライド運動は、ローラ
キャップ(ガイド突起)39,39,39,39(図5
参照)が第1引出体2のガイド溝25,25内を摺動す
ることにより、このガイド溝25,25にガイドされ、
図4に示したように、前方移動限において、前方のロー
ラキャップ(ガイド突起)39,39がそれぞれガイド
溝25前端部の傾斜部251,251(図11,12参
照)により前方斜め上方に誘導され、一方後方のローラ
キャップ(ガイド突起)39,39は該傾斜部251,
251の手前位置で停止し、これにより第2引出体3の
前側が上方へと回動し、第2引出体3が前方斜め上方へ
と引き出された状態となる。
【0035】更に、第2引出体3を第1引出体2に対し
てスライドさせて引き出す際、上記アーム体5の基体5
1後端部が第1引出体2の底壁内面を前方へと摺動する
が、図3,4に示されているように、上記傾斜部25
1,251の作用により第2引出体3が上方へと回動す
ることにより、第2引出体3の下面と第1引出体2の底
壁上面(内面)との間にクリアランスが形成され、これ
によりアーム体5がトーションコイルバネ58(図5参
照)の付勢力により上方に回動し、該アーム体5のアー
ム部52先端部が上記サポート体4のアーム体連結片4
5に沿って後方へと移動し、これによりサポート体4が
所定角度回動して、図4に示されているように、略水平
状態で保持されると共に、アーム体5の基体51後端部
が第2引出体3のアーム体係合穴214内に係合して、
アーム体5の回動状態が保持され、かつ第2引出体3が
第1引出体2前端部から突出した状態で仮ロックされ
る。
【0036】また、同様に第2引出体3を第1引出体2
対してスライドさせて引き出す際、上記カップ受け体6
は、図3,4に示されているように、第1引出体2前端
部から突出することにより、自重によってその前側が下
方へと回動し、上記アーム体5の基体51前端面に形成
された受け体当接面59に当接し、図4に示されている
ように、略水平状態に保持される。
【0037】これにより、図4に示されているように、
第2引出体3が前方斜め上方へと引き出されると共に、
該第2引出体3に取り付けられたサポート体4及びカッ
プ受け体6がそれぞれ自動的に回動して、互いに対向し
た水平状態で保持される。そして、この状態で缶入り飲
料等のカップ類gをサポート体4のサポート穴42及び
第2引出体3のカップ挿通孔36を順次通して上記カッ
プ受け体6上に載置し、該カップ類gの上部をサポート
体4のサポート穴42内周面で支持することにより、該
カップ類gを保持するものである。
【0038】そして、使用後に再び第1及び第2両引出
体2,3をユニット本体1内に格納する場合には、図4
の状態から第2引出体3を後方へと押圧する。これによ
り、図3に示されているように、アーム体5の基体51
後端部がアーム体係合穴214から抜け出て仮ロック状
態が解除され、第2引出体3が上記ガイド溝25,25
にガイドされて後方へとスライドする。このとき、アー
ム体5の基体51後端部下面が第1引出体2の底壁上面
で押圧されて回動し、これによりアーム部52先端部が
下方へと回動しながらサポート体4の下面を前方へと移
動してサポート体4及びアーム体5が折り畳まれると共
に、上記カップ受け体6の下面が第1引出体2の前端部
に当接して上方へと回動し、図2に示されているよう
に、第1引出体2と第2引出体3とが重なり合った状態
となる。このとき、第2引出体3のロック体係合片35
はロック体7の第2引出体係合片74の後方へと移動す
ると共に、アーム体5の基体51後端部のがたつき防止
突起55(図28〜31参照)がロック体7の両がたつ
き防止片73,73間に挿入された状態となる。
【0039】この状態で更に第2引出体3を後方へと押
圧すると、上記ロック体7がユニット本体1に形成され
た貫通穴13(深凹部)13の後端縁部で押圧されて上
方へと回動し、これによりロック体7のユニット本体係
合部78と貫通穴13(深凹部)13との係合状態が解
除されると共に、ロック体7の第2引出体係合片74が
第2引出体3の上記ロック体係合片35の前方側に位置
した状態となり、この状態で第1及び第2両引出体2,
3が共に後方へと移動し、図1に示されているように、
両引出体2,3が後方移動限に達して完全にユニット本
体1内に格納された状態となる。そして、上記ロック体
7のユニット本体係合部78がユニット本体1の浅凹部
12内に係合して、この格納状態が保持される。
【0040】このように、本実施例のカップホルダーユ
ニットは、図4に示されているように、第2引出体3が
斜め上方へと引き出されるように構成されているので、
その引き出し方向とシフトレバーsが重なり合うような
場合でも、シフトレバーsをかわして確実に引出体3を
引き出すことができ、しかもカップgを保持するための
カップ受け体6及びサポート体4は、それぞれ設定され
た角度に回動して水平状態にセットされるので、カップ
gを確実かつ安定的に保持することができるものであ
る。従って、本実施例のカップホルダーユニットは、引
出体の引き出し方向がシフトレバーgと重なり合うよう
な自動車のインストルメントパネルの中央部下部に設置
しなければならないような場合でも、好適に採用し得る
ものである。
【0041】しかも、本実施例のカップホルダーユニッ
トは、引出体を第1引出体2と第2引出体3とをスライ
ド可能に連結して構成し、これら両引出体2,3を互い
に重ね合わせた状態でユニット本体1内に格納するよう
になっているので、ユニット本体1の奥行きを比較的小
さく設定することができる。また、第2引出体3を第1
引出体3に対して斜め上方へとスライドさせることによ
り、カップ保持部分を斜め上方に移行するように構成
し、第1引出体2と第2引出体3とが重なり合った状態
で両引出体2,3をユニット本体1から引き出し、その
後第1引出体2に対して第2引出体3をスライドさせて
斜め上方へと移行させるようになっているので、ユニッ
ト本体1に対しては両引出体2,3が真っ直ぐに引き出
されることとなり、このためユニット本体1の前端面開
口部の上部に引出体2,3を斜め上方へと移行させるた
めのクリアランスを設ける必要もなく、ユニット本体1
前端部の厚さも比較的薄く形成することができる。従っ
て、本実施例のカップホルダーユニットは、ユニット本
体1を比較的小さく成形することができ、このユニット
本体1内に引出体2,3を非常にコンパクトに格納する
ことができるものである。よって、スペースの限られた
自動車内に装備するための内装品として非常に好適なも
のである。
【0042】なお、本発明のカップホルダーユニット
は、上記実施例に限定されるものではなく、ユニット本
体1、第1及び第2引出体2,3、サポート体4、アー
ム体5、カップ受け体6及びロック体7等の形状等は適
宜変更することができ、例えば、上記実施例では、第1
引出体2の両側壁22a,22bに内外を貫通するガイ
ド溝25,25を設けたが、ガイド溝25,25は両側
壁22a,22bの内面側に第2引出体3のガイド突起
39をガイドする溝が形成されていればよく、必ずしも
両側壁内外を貫通している必要はない。また各部のロッ
ク機構及び動作機構等も種々変更することができ、例え
ば、必要に応じてカップ受け体6にバネ等による付勢手
段を設けて、該カップ受け体6がその付勢力により下方
に回動するように構成することもできる。更に、その他
の構成についても本発明の要旨を逸脱しない限り適宜変
更して差し支えない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカップホ
ルダーユニットによれば、引き出し方向がシフトレバー
と重なり合うインストルメントパネルの中央部下部に設
置しなければならない場合であっても、引出体を斜め上
方へ向けて引き出すことにより、確実にシフトレバーを
避けて引出体を引き出すことができ、かつこの場合にカ
ップ類が載置されるカップ受け体とカップ類の上部周囲
を支持するサポート部とを水平に設定することができ、
カップ類を安定的に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカップホルダーユニッ
トの格納状態を示す概略断面図である。
【図2】同カップホルダーユニットの格納状態から引き
出し状態へと移行する際の第1中間状態を示す概略断面
図である。
【図3】同カップホルダーユニットの格納状態から引き
出し状態へと移行する際の第2中間状態を示す概略断面
図である。
【図4】同カップホルダーユニットの引き出し状態を示
す概略断面図である。
【図5】同カップホルダーユニットを示す分解斜視図で
ある。
【図6】同カップホルダーユニットを構成するユニット
本体を示す平面図である。
【図7】同ユニット本体を示す側面図である。
【図8】図ユニット本体を示す断面図である。
【図9】同ユニット本体の浅凹部部分を示す拡大断面図
である。
【図10】同カップホルダーユニットを構成する第1引
出体を示す平面図である。
【図11】同第1引出体を示す側面図である。
【図12】同第1引出体を示す断面図である。
【図13】同カップホルダーユニットを構成する第2引
出体を示す平面図である。
【図14】同第2引出体を示す正面図である。
【図15】同第2引出体を示す背面図である。
【図16】同第2引出体を示す側面図である。
【図17】同第2引出体を示す第13図のA−A線に沿
った断面図である。
【図18】同第2引出体を示す底面図である。
【図19】同カップホルダーユニットを構成するロック
体を示す平面図である。
【図20】同ロック体を示す側面図である。
【図21】同ロック体を示す底面図である。
【図22】同ロック体を示す断面図である。
【図23】同カップホルダーを構成するサポート体を示
す正面図である。
【図24】同サポート体を示す平面図である。
【図25】同サポート体を示す底面図である。
【図26】同サポート体を示す側面図である。
【図27】同サポート体を示す図24のB−B線に沿っ
た断面図である。
【図28】同カップホルダーユニットを構成するアーム
体を示す拡大平面図である。
【図29】同アーム体を示す拡大側面図である。
【図30】同アーム体を示す拡大底面図である。
【図31】同アーム体を示す拡大断面図である。
【図32】同カップホルダーユニットを構成するカップ
受け体を示す平面図である。
【図33】同カップ受け体を示す正面図である。
【図34】同カップ受け体を示す底面図である。
【図35】同カップ受け体を示す図32のC−C線に沿
った断面図である。
【図36】従来のカップホルダーユニットを示す斜視図
である。
【図37】同カップホルダーユニットの分解斜視図であ
る。
【図38】同カップホルダーユニットの格納状態を示す
概略断面図である。
【図39】同カップホルダーユニットの引き出し状態を
示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 ユニット本体 2 第1引出体 3 第2引出体 4 サポート体 5 アーム体 6 カップ受け体 7 ロック体 12 深凹部 13 貫通穴(深凹部) 25 ガイド溝 25a 傾斜部 35 ロック体係合片 36 カップ挿通穴 39 ローラキャップ(ガイド突起) 74 第2引出体係合片(第2引出体係合部) 78 ユニット本体係合部 212 ロック体取付穴(貫通孔)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端面が開放した四角箱型のユニット本
    体と、該ユニット本体内に前後方向移動可能に収容さ
    れ、前方移動限でユニット本体の前端面から前方へと突
    出する第1引出体と、該第1引出体の両側壁内面にそれ
    ぞれ前後方向に沿って形成され、前端部に上方へ傾斜す
    る傾斜部を有するガイド溝と、前後方向に所定間隔離間
    した一対のガイド突起が後部両側外面にそれぞれ突設さ
    れていると共に、このガイド突起が上記ガイド溝内に摺
    動可能に挿入されて上記第1引出体に前後方向スライド
    可能に連結され、後方スライド限で上記第1引出体と重
    なり合い、かつ前方スライド限で上記第1引出体の前端
    部から前方へと突出する第2引出体と、該第2引出体に
    設けられたカップ挿通穴と、前端部が上記第2引出体の
    前端部上面に回動可能に連結されたサポート体と、一端
    部が上記第2引出体の後部に連結され、他端側が上方へ
    と回動するように付勢されていると共に、該他端部が上
    記サポート体の下面に前後方向スライド可能に連結され
    た支持アームと、後端部が上記第2引出体の後部に回動
    可能に連結され、前端側が第2引出体の下面側で下方へ
    と回動するカップ受け体とを具備してなり、上記第1引
    出体と第2引出体とが互いに重なり合った状態で上記ユ
    ニット本体内に収容され、この状態から上記第2引出体
    をユニット本体の開放した前端面から引き出すことによ
    り、該第2引出体と上記第1引出体とが共にユニット本
    体前端面から前方に突出すると共に、第2引出体が第1
    引出体に対して前方へとスライドし、該第2引出体が上
    記ガイド溝の傾斜部にガイドされて第1引出体の前端部
    から前方斜め上方へと突出し、このとき上記支持アーム
    の前端側が付勢力により上方に回動すると共に、その前
    端部が上記サポート体の下面を後方へとスライドして該
    スライド体を所定角度まで起こし、かつ上記カップ受け
    体が下方に回動してその下方回動限で略水平状態に保持
    され、この状態でカップ受け体上に第2引出体の上記カ
    ップ挿通穴を通してカップを載置すると共に、該カップ
    の上部周囲を上記サポート体で支えるように構成したこ
    とを特徴とするカップホルダーユニット。
  2. 【請求項2】 第1引出体の後端部に貫通孔を設け、上
    面側に第2引出体係合部、下面側にユニット本体係合部
    を有するロック体をこの貫通孔内に回動可能に取り付け
    てこれを下方へと付勢すると共に、ユニット本体の底壁
    内面の後端部に前端縁部がテーパ面とされた浅凹部、前
    端部に深凹部をそれぞれ形成し、かつ第2引出体の下面
    後端部にロック体係合片を形成し、上記第1及び第2両
    引出体が互いに重なり合ってユニット本体内に収容され
    た状態において、上記ロック体のユニット本体係合部が
    ユニット本体の上記浅凹部内に係合して第1引出体がユ
    ニット本体内に仮止めされると共に、上記第2引出体の
    ロック体係合片が上記ロック体の第2引出体係合部に係
    合して第2引出体が後方スライド限で第1引出体にロッ
    クされ、この状態から第2引出体をユニット本体から引
    き出すことにより、第2引出体と共に第1引出体が前方
    へと移動し、上記浅凹部のテーパ面で上記ロック体が押
    し上げられて第1引出体の仮止め状態が解除され、第1
    引出体が第2引出体と共に前方へと移動してユニット本
    体前端面から外方へと突出し、第1引出体の前方移動限
    で上記ロック体のユニット本体係合部が上記ユニット本
    体の深凹部内に進入して該ロック体が下方に回動するこ
    とにより、該ロック体の上記第2引出体係合部と第2引
    出体の上記ロック体係合片との係合状態が解除され、第
    2引出体が第1引出体に対して前方へとスライドするよ
    うに構成した請求項1記載のカップホルダーユニット。
JP25809795A 1995-09-11 1995-09-11 カップホルダーユニット Expired - Fee Related JP3594045B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25809795A JP3594045B2 (ja) 1995-09-11 1995-09-11 カップホルダーユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25809795A JP3594045B2 (ja) 1995-09-11 1995-09-11 カップホルダーユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0976811A true JPH0976811A (ja) 1997-03-25
JP3594045B2 JP3594045B2 (ja) 2004-11-24

Family

ID=17315474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25809795A Expired - Fee Related JP3594045B2 (ja) 1995-09-11 1995-09-11 カップホルダーユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3594045B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010020958A (ko) * 1999-06-08 2001-03-15 중 유겐, 말리 래이너 음료 용기 고정 장치
JP2002283905A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Nifco Inc 車両用引出し収容装置
EP1106429A3 (de) * 1999-12-09 2003-08-06 KUNSTSTOFFTECHNIK RIESSELMANN GmbH & Co. KG Halterungsvorrichtung für Behältnisse, insbesondere Getränkedosen, -flaschen oder Trinkgefässe, in Kraftfahrzeugen
EP1099596A3 (de) * 1999-11-13 2003-08-13 Fischerwerke Arthur Fischer GmbH & Co. KG Haltevorrichtung für einen Getränkebehälter
JP2008195227A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Nhk Spring Co Ltd カップホルダー
DE19825795B4 (de) * 1997-06-10 2009-05-20 Volkswagen Ag Vorrichtung in der Form einer Kassette zur Aufnahme und/oder Halterung von Behältnissen

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19825795B4 (de) * 1997-06-10 2009-05-20 Volkswagen Ag Vorrichtung in der Form einer Kassette zur Aufnahme und/oder Halterung von Behältnissen
KR20010020958A (ko) * 1999-06-08 2001-03-15 중 유겐, 말리 래이너 음료 용기 고정 장치
EP1099596A3 (de) * 1999-11-13 2003-08-13 Fischerwerke Arthur Fischer GmbH & Co. KG Haltevorrichtung für einen Getränkebehälter
EP1106429A3 (de) * 1999-12-09 2003-08-06 KUNSTSTOFFTECHNIK RIESSELMANN GmbH & Co. KG Halterungsvorrichtung für Behältnisse, insbesondere Getränkedosen, -flaschen oder Trinkgefässe, in Kraftfahrzeugen
DE19959260B4 (de) * 1999-12-09 2009-04-23 Ktsn Kunststofftechnik Sachsen Gmbh & Co. Kg Halterungsvorrichtung für Behältnisse, insbesondere Getränkedosen, -flaschen oder Trinkgefäße, in Kraftfahrzeugen
JP2002283905A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Nifco Inc 車両用引出し収容装置
JP2008195227A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Nhk Spring Co Ltd カップホルダー

Also Published As

Publication number Publication date
JP3594045B2 (ja) 2004-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06211079A (ja) 引き出しユニット
JP3737691B2 (ja) 小物収納装置
US6923517B2 (en) Drawer device
JPH0976811A (ja) カップホルダーユニット
JP2002360377A (ja) 操作レバー
JPH0529153Y2 (ja)
JP3287094B2 (ja) カップホルダーユニット
JP3247013B2 (ja) 車両用カップホルダー
JP3625740B2 (ja) 車両用収納体
JP3652876B2 (ja) 容器保持装置
KR200195862Y1 (ko) 차량용 수납식 물건 받침 기구
JP4059866B2 (ja) カップホルダ装置
KR100756952B1 (ko) 차량용 컵 홀더
JP2576748Y2 (ja) 缶ホルダ
JP2794386B2 (ja) 車両用カップホルダ
JPH0523401Y2 (ja)
JPH0719896Y2 (ja) 車輌のコップ支持装置
JPH0999771A (ja) 容器ホルダ
JP2541824Y2 (ja) 引き出し装置
JP3641191B2 (ja) 車両用収納装置
JP2512872Y2 (ja) 車両用収納装置
JP2610789B2 (ja) カップホルダ
KR940001141Y1 (ko) 컵 수납장치
JPH061179A (ja) 乗物用カップホルダ装置
JP2580530Y2 (ja) カップホルダーユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040428

A521 Written amendment

Effective date: 20040520

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040811

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees