JPH0970088A - スピーカ装置 - Google Patents
スピーカ装置Info
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- JPH0970088A JPH0970088A JP24668995A JP24668995A JPH0970088A JP H0970088 A JPH0970088 A JP H0970088A JP 24668995 A JP24668995 A JP 24668995A JP 24668995 A JP24668995 A JP 24668995A JP H0970088 A JPH0970088 A JP H0970088A
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Abstract
られるグリルを必要としないスピーカ装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】合成樹脂成形体から成るスピーカボックス
10のフロントパネル11のスピーカ14の取付け位置
に縦長の開口から成る放音口12を形成するとともに、
この放音口12の上下にそれぞれダクト15、16を連
設し、放音口12およびダクト15、16を覆うように
取手を兼用する合成樹脂成形体のカバー13を取付け
る。
Description
り、とくにスピーカボックス内にスピーカを収納して成
るスピーカ装置に関する。
ピーカから構成されるスピーカ本体をスピーカボックス
内に収納するようにしている。この場合において、スピ
ーカボックスの前面板に形成されている開口の部分にス
ピーカの前面側の振動板の部分が臨むようにしてこの前
面板の内側にスピーカが取付けられるようになってい
る。そして上記前面板の放音口を構成する開口を覆うよ
うにグリルを取付けるようにしている。
によれば、スピーカの前面板の開口を覆うようにグリル
を取付けなければならず、固定手段を介して前面板の外
側にグリルを装着するようにしている。このようなグリ
ルは外力に対して比較的弱いために、異物等がグリルを
破ってスピーカの振動板に接触し、スピーカを損傷させ
る可能性がある。また従来のグリルは音の広がりを任意
に調整することができない。
たものであって、放音口を覆うようにグリルを装着する
ことを必要とせず、スピーカを安全に保護することが可
能なスピーカボックスを有するスピーカ装置を提供する
ことを目的とするものである。
クス内にスピーカを収納して成るスピーカ装置におい
て、上記スピーカの取付け板を兼用するスピーカボック
スのフロントパネルに放音口を形成するとともに、この
放音口を覆うようにカバーを取付けるようにしたもので
ある。
覆われることになる。
形されている成形体から構成するとともに、この成形体
に形成されている縦長の開口によって放音口を構成して
よい。
とともに、このダクトの前面側の開口がカバーによって
覆われるようにしてよい。
カバーがこのスピーカを収納したスピーカボックスの取
手を兼用するようにしてよい。
るスピーカボックスの全体の外観形状を示している。こ
のスピーカボックス10はハイインパクトポリスチレン
樹脂の通常の射出成形体から構成されており、その前面
側が開口になっている。そしてこの開口を塞ぐようにス
ピーカボックス10はフロントパネル11と組合わされ
るようになっている。フロントパネル11の表面であっ
てその中間位置よりもやや下方位置には、図2および図
3に示すように縦長の開口12から成る放音口が形成さ
れるとともに、この開口12を覆うようにフロントパネ
ル11にカバー13が結合されるようになっている。カ
バー13は合成樹脂、例えばハイインパクトポリスチレ
ンの射出成形体によって一体に成形されたほぼ板状の形
状をなす部材で、取手を兼用するようになっている。
の内側において、フロントパネル11には図2、図3、
図5および図6に示すようにスピーカ14が取付けられ
るようになっている。そしてこのようなスピーカ14の
上下にそれぞれ位置するようにダクト15、16がフロ
ントパネル11の内側に突設されるようになっている。
これらのダクト15、16はそれぞれ低域側の再生音を
放出するためのものである。
ントパネル11に形成されている凹部59内に設けられ
ており、しかもこの開口12の周縁部にはリブ60が形
成され、縦長の放音口12が形成されるようになってい
る。そして凹部59の上下の部分には図5および図6に
示すように、それぞれ取付け座61が形成されるととも
に、これらの取付け座61の部分には上記カバー13の
上下の端部が固定されるようになっている。なお放音口
12のリブ60の前端部とカバー13の内表面との間に
は隙間が形成され、この隙間を通してスピーカ14の再
生音が凹部59から前方に放音される。
ずつの脚部挿通孔62が形成されるとともに、これらの
脚部挿通孔62には、上記カバー13の内側であってそ
の上下の部分にそれぞれ形成されている左右一対ずつの
脚部63が挿通されるようになっている。このような脚
部63は脚部挿通孔62を挿通した状態において、図6
に示すようにフロントパネル11の内側から固定用ビス
64によってダクト15、16の両側の部分に固定され
るようになっている。
音口を構成する縦長の開口12の周囲の部分には図6お
よび図7に示すようにリング状リブ66が形成されてい
る。そしてこのようなリブ66に当接するように、スピ
ーカ14が取付けられている。すなわちこのフロントパ
ネル11のリング状リブ66の部分がスピーカ14の取
付け座を構成しており、フロントパネル11がスピーカ
14の取付け板を兼用するようになっている。
び図2に示すように、傾斜面から成るコントロールパネ
ル面18が形成されており、このようなコントロールパ
ネル面18はに調整つまみ19、20、切換えつまみ2
1、押釦22等がそれぞれ設けられている。
えつまみ21、押釦22によって調整されるボリューム
25やスイッチ等の可変素子が、このフロントパネル1
1のコントロールパネル面18の内側において該コント
ロールパネル面18と直角をなすように斜めに配されて
いるプリント基板26の前端部にマウントされている。
そしてこのプリント基板26と連結されるように別のプ
リント基板27が水平に配されている。これらのプリン
ト基板26、27上にはそれぞれ電子部品28がマウン
トされ、ブラケット29および円柱状ボス30を介して
プリント基板26、27の接合部がフロントパネル11
によって支持されるようになっている。なお水平に配さ
れているプリント基板27の後端部は保持爪31を介し
てスピーカボックス10の背面側の部分に支持されてい
る。プリント基板27の下面には電子部品28とともに
ヒートシンク32がマウントされるようになっている。
の上部側の部分には開口34、35がそれぞれ形成され
ている。これらの開口34、35はスピーカボックス1
0の内部空間の上側の部分の換気を図るようにし、ある
いはまた外部の装置との接続のためのジャックを挿入す
るためのものである。そしてこのような開口34、35
を備えるスピーカボックス10の上側の空間は仕切り板
36によってスピーカ14が収納されている下側の空間
と区画されるようになっている。仕切り板36は図3に
示すように、この内部を横切るように設けられている。
そしてこの仕切り板36の前端側の両側の部分がそれぞ
れフロントパネル11の両側に形成されているガイドリ
ブ37によって挟着保持されるようになっている。
側の空間には上述の如くスピーカ14が収納されるよう
になっている。またこのスピーカ14の背面側であって
スピーカボックス10の背面部の内側には図2に示すよ
うにマウント座40が設けられており、このマウント座
40にトランス41がマウントされている。
振構造について説明する。図2および図3に示すよう
に、スピーカボックス10内には、背面側から前方へ突
出するように、仕切り板36の上側に左右一対の円筒状
ボス45が突設されている。また仕切り板36の下側に
は、上下2段に左右一対ずつ合計4本の円筒状ボス46
がマウントされるようになっている。上側の円筒状ボス
45は図2に示すようにフロントパネル11の内側に突
設されている円柱状ボス44と結合されるようになって
いる。これに対して仕切り板36の下側の4本の円筒状
ボス46は制振部材47およびフロントパネル11の内
側に突設されている円柱状ボス49と結合されるように
なっている。
はこのスピーカボックス10の内部空間を横方向に横切
るように配されている。そしてこの制振部材47に設け
られている一対の保持筒48によって円筒状ボス46の
先端部を受入れるようにしている。保持筒48の先端部
はフロントパネル11の内側に突設されている円柱状ボ
ス49と当接されるようになっている。そして円筒状ボ
ス46の背面側から内部を通して挿入されるビス51を
この円筒状ボス46の前端側のビス挿通孔50を挿通さ
せ、先端部を円柱状ボス49にねじ込むことによって、
円筒状ボス46と制振部材47の保持筒48と、そして
円柱状ボス49とが互いに結合されるようにしている。
なお円筒状ボス46はとくに図4に示すように、リブ5
2によってその側面であって根元側の部分が左右の側板
部55に一体に連結されるようになっている。
このスピーカボックス10の左右の側板部55と当接す
るようになっている。しかも制振部材47の左右の端部
と側板部55との間には不織布から成る緩衝材54が介
在されるようになっており、このような緩衝材54を介
して制振部材47が両側の側板部55を外側に押し広げ
るように押圧している。このような制振部材47の制振
作用によって側板部55の振動に伴う箱鳴りをより確実
に防止するようにしている。
クス10内に収納されるとともに、フロントパネル11
に取付け固定されているスピーカ14のボイスコイルに
駆動電流を流すと、ボイスコイルの軸線方向の振動によ
って振動板が振動し、再生音が縦長の開口から成る放音
口12を通して前方に放出される。また低域側の再生音
は上下のダクト15、16を通して放出されることにな
る。
フロントパネル11の放音口12の外側からこの放音口
12を覆うようにカバー13が取付けられているため
に、開口12をグリル等によって覆う必要がなく、この
ためにグリルを必要としなくなる。そしてハイインパク
トポリスチレン等の合成樹脂成形体から成るカバー13
に一体に形成されている脚部63を脚部挿通孔62内に
挿通させ、内側から固定用ビス64で固定するだけでカ
バー13が取付け固定されるために、放音口12を覆う
カバー13の構造を簡潔にすることが可能になる。また
このようなカバー13によって放音口12の穴が外部に
露出することがなくなる。また異物等に接触しても、カ
バー13によって異物がスピーカ14の振動板に接触す
ることがなく、スピーカ14を安全に保護できるように
なる。
ブ60が形成されるとともに、この放音口12を覆うよ
うにカバー13が装着されるようになっているために、
このような放音口12および放音口12を形成した凹部
59の形状やリブ60の高さ、あるいはまたカバー13
の形状やその配置の位置等によって音の広がりを調整す
ることが可能になり、従来のグリルを装着した放音口に
比べて音の広がりの調整が容易に行ない得るようにな
る。
前端との間に隙間が形成されており、凹部59によって
カバー13の内側に手を挿入し、カバー13を取手とし
てスピーカボックス10を保持できるようになる。よっ
て取扱いおよび持運びが便利なスピーカ装置を提供する
ことが可能になる
け板を兼用するスピーカボックスのフロントパネルに放
音口を形成するとともに、この放音口を覆うようにカバ
ーを取付けるようにしたものである。
うことが可能になり、放音口にグリルを装着する必要が
なくなる。
成形されている成形体から構成するとともに、この成形
体に形成されている縦長の開口によって放音口を構成す
ると、構造が簡潔で組立てが容易なスピーカボックスを
備えるスピーカ装置を提供することが可能になる。
とともに、このダクトの前面側の開口をカバーによって
覆うようにすると、放音口のみならずダクトの開口もカ
バーによって覆われることになり、これによってスピー
カボックスの内部が保護され、あるいはまたスピーカボ
ックス内に異物が侵入したり、手が入ったりすることが
防止されることになる。
るようにした構成によれば、カバーを兼ねる取手によっ
てスピーカボックスを容易に持運ぶことができ、取扱い
が容易なスピーカボックスを有するスピーカ装置が提供
される。
観斜視図である。
る。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】スピーカボックス内にスピーカを収納して
成るスピーカ装置において、 前記スピーカの取付け板を兼用する前記スピーカボック
スのフロントパネルと、 前記フロントパネルに形成されている放音口と、 前記放音口を覆うように取付けられているカバーと、 をそれぞれ具備するスピーカ装置。 - 【請求項2】前記フロントパネルが合成樹脂によって一
体に成形されている成形体から構成されるとともに、該
成形体に形成されている縦長の開口によって前記放音口
が構成されていることを特徴とする請求項1に記載のス
ピーカ装置。 - 【請求項3】前記フロントパネルにダクトが一体に形成
されるとともに、該ダクトの前面側の開口が前記カバー
によって覆われていることを特徴とする請求項1に記載
のスピーカ装置。 - 【請求項4】前記カバーが前記スピーカボックスの取手
を兼用することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24668995A JP3832514B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24668995A JP3832514B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | スピーカ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0970088A true JPH0970088A (ja) | 1997-03-11 |
JP3832514B2 JP3832514B2 (ja) | 2006-10-11 |
Family
ID=17152170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24668995A Expired - Fee Related JP3832514B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | スピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3832514B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003093612A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-02 | Newgin Corp | 遊技機用スピーカシステム |
JP2003093613A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-02 | Newgin Corp | 遊技機用スピーカシステム |
JP2011254201A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Anden | 筐体構造 |
JP2013029814A (ja) * | 2011-06-22 | 2013-02-07 | Anden | 車両用発音器 |
WO2014110735A1 (zh) * | 2013-01-16 | 2014-07-24 | Liu Juntao | 一种音箱 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP24668995A patent/JP3832514B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
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JP2003093612A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-02 | Newgin Corp | 遊技機用スピーカシステム |
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JP4691288B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2011-06-01 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP4691287B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2011-06-01 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
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