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JPH09502395A - スローアウェイチップ - Google Patents

スローアウェイチップ

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JPH09502395A
JPH09502395A JP7501182A JP50118295A JPH09502395A JP H09502395 A JPH09502395 A JP H09502395A JP 7501182 A JP7501182 A JP 7501182A JP 50118295 A JP50118295 A JP 50118295A JP H09502395 A JPH09502395 A JP H09502395A
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tip
flank
side wall
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JP7501182A
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Walter AG
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Walter AG
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Publication date
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    • B23B27/145Specially shaped plate-like cutting inserts, i.e. length greater or equal to width, width greater than or equal to thickness characterised by having a special shape
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Abstract

(57)【要約】 角錐状又は円形のチップの場合、逃げ面を形成する側壁(4)は引込み区分を備えている。このようにして、引込み区分なしのスローアウェイチップに比較して、スローアウェイチップの耐用時間が延長される。

Description

【発明の詳細な説明】 スローアウェイチップ 技術分野 本発明は、請求の範囲第1項の上位概念に記載の形式のスローアウェイチップ に関する。 背景技術 旋削バイト又はフライス工具において使用されるスローアウェイチップ(Wend eschneidplatte)の切刃は多種の異なる摩耗にさらされる。摩耗形式の1つとし て、切刃を起点として逃げ面の材料が徐々に切除されるということが挙げられる 。この場合これによって、時間の経過に伴って顕著に認められる摩耗マークが次 第に逃げ面全体に亘って広がるようになる。摩耗した逃げ面範囲では逃げ角はマ イナスであり、それ故、逃げ面の摩耗が進行するにつれて所要の切削力及び送り 力が増大する。摩耗マークが、切刃を起点として測定して、ほぼ0.3mm乃至 0.5mmである所定の値に達すると、スローアウェイチップは摩滅したものと みなされかつ新たなスローアウェイチップに交換される。 工作物と係合して工具の切刃の耐用寿命が終わるまで進む距離は、通常耐用距 離と呼ばれる。この耐用距離は基本的に同じ材料状態の場合、刃物角が拡大され ることによって、改善される。それ故これによって、切刃は多量の材料を有しひ いては、摩耗限界に達するまで長く耐える。いずれにせよ、拡大した刃物角に基 づき逃げ角及び/又はすくい角に不都合な影響が及ぼされ、これによって、切削 力及び/又は送り力が増大する。これらのことは望まれない。それ故、切刃幾何 学形状は常に、一方は切削力及び送り力と他方は耐用距離との妥協により設計さ れる。 ヨーロッパ特許公開第0416901号明細書から公知のスローアウェイチッ プは、平らな底面と、底面から間隔を置いて位置する平らな上面と、底面と上面 との間で延びる側壁とを有している。側壁は、切刃に対して鋭角を成して延びる 屈曲縁によって、2つの平らな区分に分割されていて、この区分は上面に対して 異なる角度を有している。屈曲縁は切刃に達しているので、フライス基体内に組 み込まれたスローアウェイチップにおいては逃げ角は屈曲縁の上側に位置する区 分の先行する端部に形成される。後続の端部の逃げ角は第2の区分によって形成 される。このようにして、プラスの軸方向角度の場合でも逃げ角は切刃に沿って ほぼ同じに維持される。このような幾何学形状によって耐用距離は延長されない 。 1970年、ミュンヘン在、カール・ハンザー社出版の“Werkstattblatt 516 ”から、天然鋼から成る二番取り研削の側フライスが公知である。側フライスの 各歯の歯形は引き込まれた第2の逃げ面を有していて、従って、フライスは歯先 円に対して十分自由にされひいては歯の後研削が容易にされる。切刃に直接隣接 する第1の逃げ面の幅は摩耗限界よりも著しく大きい。それというのも、このよ うに設計されていないと、後研削が不可能になるからである。 ドイツ国特許第877531号明細書から、ろう接された切刃組みにおいて、 逃げ面を逃げ面の下側に位置する超硬チップの範囲から突出させるように、ノー ズを研削することが公知ある。この場合いずれにせよ、逃げ角と、逃げ面の下側 に位置する範囲と垂線とが成す角度とは同じ大きさである。ノーズは0.4mm 又はこれ以上である。 発明の開示 本発明の課題は従来技術から出発して、同じ切刃幾何学形状において長い耐用 距離が得られるような、チップを提供することにある。 前記課題は本発明によれば、請求の範囲第1項の特徴部分に記載の本発明の構 成によって解決された。 本発明によるチップにおいては切刃に続く側壁範囲全体が逃げ面を形成するの ではなく、切刃と側壁内に設けられた引込み区分との間に位置する部分のみが逃 げ面を形成する。この措置によって、逃げ面の摩耗は、切刃に対して垂直方向で 見て、切刃と引込み区分との間の範囲に制限される。従って、送り力は、引込み 区分なしのチップに比較して、著しく長い耐用距離に亘って所定の最大限界内で 維持される。それというのも、まず引込み区分によって規定された条片の材料が 切除されかつ次いで、引込み区分なしの通常のチップの摩耗に際して生じ得るよ うな材料が使用されるからである。更に、広い限界内で引込み区分の深さを選択 することによって難なく耐用距離を可変に延長することができる。この場合、引 込み区分の深さの増大に伴って、過度の張出し量に基づき切刃の安定性に不都合 な影響が及ぼされる。いずれにせよ、小さな切削力で加工する仕上げ削りの場合 特に、大きな切屑厚さに基づき切刃に対して垂直方向で大きな切削力を生ぜしめ る荒仕上げ加工に比較して、大きな張出し量が可能にされる。チップの使用範囲 に応じて、引込み区分は切刃に対してほぼ平行に延びることができるか又は引込 み区分によって規定された条片の幅を切刃に沿って変えることができる。 特に、チップが硬質材料から形成される場合には、背面側まで案内された、引 込み区分に隣接する側壁範囲と逃げ面との間の移行範囲が斜めに形成されている と、有利である。これによって、破壊を生ぜしめるエッジのシャープな移行部が 申し分なく回避される。 互いに角度を成して延びる多数の切刃において同時に材料を切除するチップの 場合には、全ての切刃がほぼ同時に摩耗することが、即ち、同じ耐用距離を有す ることが所望されるので、切刃に続いて条片を規定する引込み区分がほぼチップ (スローアウェイチップ)の周方向全体に亘って設けられると、有利である。更 に、例えば工具基体内でのチップ固定の理由から有利である場合には、前記引込 み区分をチップに形成された全ての切刃の若干の切刃においてのみ設けると、有 利である。 いわゆる円形ひいては円錐台状のチップを使用した場合でも側壁の本発明の構 成によって著しい利点が得られる。 当然、引込み区分を有する側壁の本発明の構成では、チップ幾何学形状に関連 して、チップにおいて一般的な全ての逃げ角が可能にされる。即ち、逃げ角は、 チップに関連して0°の大きさであってよく、これによって、中立チップが得ら れるか又は逃げ角をプラスに、即ち、0°よりも大きくすることができる。更に 、基本的には、本発明によるチップにおいてはマイナスの逃げ角を有する逃げ面 を設けることができ、これによって、本発明によるチップの場合、送り力は耐用 距離全体に亘ってほぼコンスタントに維持されかつ使用開始時に位置する区分に おいて後での加工中におけるよりも著しく小さくなることはない。 同様に、本発明によるチップの場合、逃げ面の逃げ角を切刃に沿って、つまり 側壁に沿って連続的に又は断続的に変えることができる。 図面の簡単な説明 次ぎに図示の実施例につき本発明を説明する。この場合、第1図は、スローア ウェイチップの斜視図、第2図は、第1図のスローアウェイチップの断面図、第 3図は、逃げ面の範囲で進行する摩耗状態を示した、第2図に相応する図、第4 図は、本発明による円形のスローアウェイチップの斜視図である。 発明を実施するための最良の形態 第1図及び第2図では、ほぼ角錐台状の形状を有する四角形のスローアウェイ チップ1が図示されている。スローアウェイチップ1は平らな底面2及び底面か ら間隔を置いて位置する上面3を有している。底面2と上面3との間には、対を 成して互いに平行に延びる全体として4つの側面5,6から成る側壁4が設けら れている。このような対の配置形式に基づき長い側面5には、第1図で見て反対 側に位置する相応の点対称的な側面が対応し、並びに、側面6にも同様の側面が 対応する。側面5,6はそれぞれ丸み成形されたコーナ7において互いに隣接し ている。 中央でスローアウェイチップ1を介して固定孔8が延びていて、この固定孔内 には、チップシートにおいてスローアウェイチップを取り付けるために固定ねじ が挿入される。 側面5,6から上面3への移行部には切刃9が形成されていて、この切刃は側 面5,6範囲で主切刃をか つ丸み成形されたコーナ7の範囲で副切刃を成す。 側面の構成は第2図で図示されている。本発明の主要部を明らかにするために 、第2図では第1図に比して拡大図が図示されている。 側面5もしくは6は底面2を起点とする直線的な区分11を有していて、この 区分は屈曲部12において移行面13に移行している。移行面13は屈曲部14 に達していて、この屈曲部14からは別の面15が切刃9まで案内されている。 前記面15は切刃9のために逃げ面を成す。 図面から明らかなように、逃げ面15は側面区分11の仮想延長面から突出し ている。換言すれば、側面5,6は屈曲部12,14と移行面13とによって形 成された引込み区分を有しているので、側面区分11の鎖線16で図示された仮 想延長面上に屈曲部12の上側で条片17が形成される。 移行面13に相応する引込み区分は切刃9に対してほぼ平行に延びていて、か つ、切刃9から、引込み区分が始まる屈曲部14まで延びる逃げ面15の幅(二 重矢印18で図示)は、それぞれ所望の加工質、切削力及び送り力並びに使用さ れる材料に関連して、従来技術による、つまり引込み区分なしに製作されたスロ ーアウェイチップの逃げ面における摩耗マークの幅にほぼ相応している。ミリメ ータで表すと、このことは0.05mm乃至1mmの幅を意味する。 屈曲部12において側面区分11に連続的に継続する直線又は面16と屈曲部 14との間隔として測定した、引込み区分の深さ(第2図で符号19で図示)は 、所望の耐用距離改善及び堅守すべき強度に基づき得られる。引込み区分の深さ 19は0.02mmと0.4mm以下との間である。 底面2によって規定された平面の垂線に対する角度として測定した、逃げ面1 5の逃げ角は、従来のスローアウェイチップの場合のように測定されかつスロー アウェイチップの使用範囲及びそれぞれ切削加工すべき材料に応じて調整される 。 第2図ではスローアウェイチップ1が図示されており、この場合、逃げ角は0 °である、即ち、スローアウェイチップ1はプラスの逃げ角を得るために適当に マイナスに据え付けられねばならない。 第1図から明らかなように、引込み区分はほぼ切刃9の輪郭に従っており、即 ち、逃げ面15は至る所で同じ幅を有しているが、図示とは異なって、逃げ面1 5の幅を切刃に沿って変化させかつ例えば側面6の範囲で側面5の範囲とは異な る幅を与えることもできる。更に、逃げ面15は必ずしも平らである必要はなく 、むしろ逃げ面15の逃げ角は切刃に沿って異なっていてもよい。このことは特 にシャンクタイプフライスにおいて使用する場合に有利である。 更に、切刃9を直線的な切刃として形成するのでは なく、上面3の構成に相応して程度の差こそあれ反らせて形成することができる 。この場合にも、条片17を使用することができる。 スローアウェイチップの上面は公知の形式で形成されかつ図面では一例として 慣用の構成を図示しているに過ぎない。この場合、切刃9を起点として平らな面 取り面21が配置され、この面取り面はほぼ0.1mm乃至0.2mmの間隔を 置いて凹所22に移行している。凹所22は上面3の内向き方向で平面23に接 合し、この平面内には貫通した固定孔8が設けられている。面取り面21は凹所 22と協働して公知の形式で切屑を生成するすくい面を成す。 本発明による逃げ面幾何学形状の作用形式を以下に第3図に基づいて説明する 。 切削加工のために本発明によるスローアウェイチップを使用した場合に工具側 の丸め成形部を除いてまず角張った切刃が切除もしくは研磨された場合には、ま ず鎖線24で図示されているような輪郭が得られる。この場合、面24と面取り 面21との間の交線は実際に作用する切刃9’を成すのに対して、下端では摩耗 によって得られた面24は屈曲部14の上側で本来の逃げ面15に移行する。 更に摩耗が進行するにつれて面24はスローアウェイチップの中心点の方向に 移る。別の鎖線25によって、この際生ずるチップ幾何学形状の瞬間的な状態が 示されている。摩耗によって生ずる逃げ面に相応するこの鎖線25は、上端で図 示の面取り面21のほぼ中央に達しかつ下端で丁度屈曲部14まで達している。 換言すれば、鎖線25によって示された摩耗マークはほぼ、従来のスローアウェ イチップにおいて摩耗限界に達するような大きさであり、それ故、従来ではこの 時点以降送り力が過度に上昇する。それというのも、摩耗マークは側面区分11 の傾斜もしくは本来の逃げ面15の逃げ角に相応して中立チップの場合一層迅速 に増大するからである。しかしながら本発明の場合には該当しない。それという のも、引込み区分は屈曲部14から始まり、ひいては、摩耗が鎖線25からチッ プ中央の方向にひいては鎖線26の方向に移った場合にのみ、摩耗マークは移行 面13の傾斜に相応して引き続き拡大するに過ぎないからである。工作物と係合 する面は鎖線26に相応して鎖線25からほぼ、鎖線24と鎖線25との間の間 隔に相応するのと全く同様の距離隔てられるけれども、対応する側壁において生 ずる摩耗マークは、鎖線25に相応する状態に比して差ほど幅広くなることはな い。従ってこれに相応して、送り力も僅かばかり増大するに過ぎない。 同じようにスローアウェイチップ1は引き続き摩耗しかつスローアウェイチッ プ1と工作物との間の接触面は鎖線27にまで移る。この鎖線27の下端は依然 として移行面13に交差する。 第3図の概略図から明らかなように、従来のスローアウェイチップにおいては ほぼ、スローアウェイチップが鎖線25まで切除された場合に、耐用寿命に達す る。これに対して、引込み区分によってひいては条片17を備えた本発明のスロ ーアウェイチップの場合には、著しく長い耐用寿命ひいては耐用距離が得られる 。それ故、スローアウェイチップ1は難なく鎖線25に相応する摩耗マークを越 えるまで使用できる。それというのも、側面5,6の摩耗マークの幅は依然とし て利用者によって予め意図された範囲内に維持されるからである。更に一層スロ ーアウェイチップ内向きに移った鎖線27に対して平行に延びる面(この面は屈 曲部12において側面区分11内に移行する)が生ずるまで、スローアウェイチ ップの摩耗が進行した場合に初めて、本発明によるスローアウェイチップは消耗 する。それというのも、これ以降本発明のスローアウェイチップは、鎖線25に 相応する摩耗が生じた場合に既に消耗する従来のスローアウェイチップのように 、挙動するからである。 移行面13が底面2の垂線2に対して有する傾斜は、本発明ではできるだけ9 0°付近に選ばれねばならない。しかしながら、このような移行面の製作は焼結 された超硬スローアウェイチップの場合には困難であるので、移行面3が底面2 に対して平行ではなく、鋭角を成して傾斜して延びていると、有利である。こ の場合、屈曲部12,14における破壊の危険を生ぜしめる移行部が回避される 。 これに対して引込み区分19の深さは、所要の破壊強さに応じてのみ調整され る。当然、条片17の張出しが多くなるほど、本発明のスローアウェイチップ1 の耐用距離は従来のスローアウェイチップに比してより一層延長される。このた めに、条片17の張出し量ひいては深さを相応に考慮するために、場合によって は切刃9の範囲で破壊強さが減少される。 第2図では、側面区分11の延長面がスローアウェイチップ1の切刃9を通っ て延びるような実施例が図示されているけれども、上述の利点を得るためにこの ような条件に限定されるのではない。従って、第2図で見て、延長面が切刃9の 左右を通過する、スローアウェイチップの別のシート条件も可能である。 第4図から明らかなように、本発明による側面幾何学形状は円錐台状の円形の スローアウェイチップにも適用可能である。この場合、移行面13に相応して引 込み区分によって制限された逃げ面15はスローアウェイチップの周方向全体に 亘って切刃9に対して平行に延びるよう形成されている。側壁構成はその他の点 では第1図乃至第3図による側壁構成に相応して形成される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月8日 【補正内容】 明細書 スローアウェイチップ 技術分野 本発明は、請求の範囲第1項の上位概念に記載の形式のチップ、特にスローア ウェイチップに関する。 背景技術 旋削バイト又はフライス工具において使用されるスローアウェイチップ(Wend eschneidplatte)の切刃は多種の異なる摩耗にさらされる。摩耗形式の1つとし て、切刃を起点として逃げ面の材料が徐々に切除されるということが挙げられる 。この場合これによって、時間の経過に伴って顕著に認められる摩耗マークが次 第に逃げ面全体に亘って広がるようになる。摩耗した逃げ面範囲では逃げ角はマ イナスであり、それ故、逃げ面の摩耗が進行するにつれて所要の切削力及び送り 力が増大する。摩耗マークが、切刃を起点として測定して、ほぼ0.3mm乃至 0.5mmである所定の値に達すると、スローアウェイチップは摩滅したものと みなされかつ新たなスローアウェイチップに交換される。 工作物と係合して工具の切刃の耐用寿命が終わるまで進む距離は、通常耐用距 離と呼ばれる。この耐用距離は基本的に同じ材料状態の場合、刃物角が拡大され ることによって、改善される。それ故これによって、切刃は多量の材料を有しひ いては、摩耗限界に達するまで長く耐える。いずれにせよ、拡大した刃物角に基 づき逃げ角及び/又はすくい角に不都合な影響が及ぼされ、これによって、切削 力及び/又は送り力が増大する。これらのことは望まれない。それ故、切刃幾何 学形状は常に、一方は切削力及び送り力と他方は耐用距離との妥協により設計さ れる。 発明の開示 本発明の課題は従来技術から出発して、同じ切刃幾何学形状において長い耐用 距離が得られるような、チップを提供することにある。 前記課題は本発明によれば、請求の範囲第1項の特徴部分に記載の本発明の構 成によって解決された。 本発明によるチップにおいては切刃に続く側壁範囲全体が逃げ面を形成するの ではなく、切刃と側壁内に設けられた引込み区分との間に位置する部分のみが逃 げ面を形成する。この措置によって、逃げ面の摩耗は、切刃に対して垂直方向で 見て、切刃と引込み区分との間の範囲に制限される。従って、送り力は、引込み 区分なしのチップに比較して、著しく長い耐用距離に亘って所定の最大限界内で 維持される。それというのも、まず引込み区分によって規定された条片の材料が 切除されかつ次いで、引込み区分なしの通常のチップの摩耗に際して生じ得るよ うな材料が使用されるから である。更に、広い限界内で引込み区分の深さを選択することによって難なく耐 用距離を可変に延長することができる。この場合、引込み区分の深さの増大に伴 って、過度の張出し量に基づき切刃の安定性に不都合な影響が及ぼされる。いず れにせよ、小さな切削力で加工する仕上げ削りの場合特に、大きな切屑厚さに基 づき切刃に対して垂直方向で大きな切削力を生ぜしめる荒仕上げ加工に比較して 、大きな張出し量が可能にされる。チップの使用範囲に応じて、引込み区分は切 刃に対してほぼ平行に延びることができるか又は引込み区分によって規定された 条片の幅を切刃に沿って変えることができる。 特に、チップが硬質材料から形成される場合には、背面側まで案内された、引 込み区分に隣接する側壁範囲と逃げ面との間の移行範囲が斜めに形成されている と、有利である。これによって、破壊を生ぜしめるエッジのシャープな移行部が 申し分なく回避される。 有利には、切刃に対して垂直方向で測定して、逃げ面の幅は、最大の所望の摩 耗マーク幅にほぼ等しいかもしくは傾斜した移行面の場合これよりも多少小さい 。これによって、移行面切除中でも不都合に大きな送り力を生じめる必要はない 。数値で表すと、このことは、逃げ面の幅が、矢張り切刃に対して垂直方向で測 定して、ほぼ0.1mm乃至1mmであることを意味する。これに対して引込み 区分の深さはチップの使用 範囲に応じて変えられかつ有利には少なくとも0.05mmの大きさである。こ の場合、引込み区分の深さは、移行面に位置する逃げ面縁部が平面に対して有す る間隔とみなされ、この平面は側壁を移行面を起点として上面の方向に延長、つ まり、側壁から仮想面への移行個所において連続的な、即ち、屈曲部なしのもし くは接線方向の移行部を形成するように、延長された平面である。 互いに角度を成して延びる多数の切刃において同時に材料を切除するチップの 場合には、全ての切刃がほぼ同時に摩耗することが、即ち、同じ耐用距離を有す ることが所望されるので、切刃に続いて条片を規定する引込み区分がほぼチップ (スローアウェイチップ)の周方向全体に亘って設けられると、有利である。更 に、例えば工具基体内でのチップ固定の理由から有利である場合には、前記引込 み区分をチップに形成された全ての切刃の若干の切刃においてのみ設けると、有 利である。 いわゆる円形ひいては円錐台状のチップを使用した場合でも側壁の本発明の構 成によって著しい利点が得られる。 当然、引込み区分を有する側壁の本発明の構成では、チップ幾何学形状に関連 して、チップにおいて一般的な全ての逃げ角が可能にされる。即ち、逃げ角は、 チップに関連して0°の大きさであってよく、これに よって、中立チップが得られるか又は逃げ角をプラスに、即ち、0°よりも大き くすることができる。更に、基本的には、本発明によるチップにおいてはマイナ スの逃げ角を有する逃げ面を設けることができ、これによって、本発明によるチ ップの場合、送り力は耐用距離全体に亘ってほぼコンスタントに維持されかつ使 用開始時に位置する区分において後での加工中におけるよりも著しく小さくなる ことはない。 同様に、本発明によるチップの場合、逃げ面の逃げ角を切刃に沿って、つまり 側壁に沿って連続的に又は断続的に変えることができる。 図面の簡単な説明 次ぎに図示の実施例につき本発明を説明する。この場合、第1図は、スローア ウェイチップの斜視図、第2図は、第1図II−II線に沿ったスローアウェイチッ プの断面図、第3図は、逃げ面の範囲で進行する摩耗状態を示した、第2図に相 応する図、第4図は、本発明による円形のスローアウェイチップの斜視図である 。 発明を実施するための最良の形態 第1図及び第2図では、ほぼ角錐台状の形状を有する四角形のスローアウェイ チップ1が図示されている。スローアウェイチップ1は平らな底面2及び底面か ら間隔を置いて位置する上面3を有している。底面2と上面3との間には、対を 成して互いに平行に延びる 全体として4つの側面5,6から成る側壁4が設けられている。このような対の 配置形式に基づき長い側面5には、第1図で見て反対側に位置する相応の点対称 的な側面が対応し、並びに、側面6にも同様の側面が対応する。側面5,6はそ れぞれ丸み成形されたコーナ7において互いに隣接している。 中央でスローアウェイチップ1を介して固定孔8が延びていて、この固定孔内 には、チップシートにおいてスローアウェイチップを取り付けるために固定ねじ が挿入される。 側面5,6から上面3への移行部には切刃9が形成されていて、この切刃は側 面5,6範囲で主切刃をかつ丸み成形されたコーナ7の範囲で副切刃を成す。 側面の構成は第2図で図示されている。本発明の主要部を明らかにするために 、第2図では第1図に比して拡大図が図示されている。 側面5もしくは6は底面2を起点とする直線的な区分11を有していて、この 区分は屈曲部12において移行面13に移行している。移行面13は屈曲部14 に達していて、この屈曲部14からは別の面15が切刃9まで案内されている。 前記面15は切刃9のために逃げ面を成す。 図面から明らかなように、逃げ面15は側面区分11の仮想延長面から突出し ている。換言すれば、側面5,6は屈曲部12,14と移行面13とによって形 成された引込み区分を有しているので、側面区分11の鎖線16で図示された仮 想延長面上に屈曲部12の上側で条片17が形成される。 移行面13に相応する引込み区分は切刃9に対してほぼ平行に延びていて、か つ、切刃9から、引込み区分が始まる屈曲部14まで延びる逃げ面15の幅(二 重矢印18で図示)は、それぞれ所望の加工質、切削力及び送り力並びに使用さ れる材料に関連して、従来技術による、つまり引込み区分なしに製作されたスロ ーアウェイチップの逃げ面における摩耗マークの幅にほぼ相応している。ミリメ ータで表すと、このことは0.05mm乃至1mmの幅を意味する。 屈曲部12において側面区分11に連続的に継続する直線又は面16と屈曲部 14との間隔として測定した、引込み区分の深さ(第2図で符号19で図示)は 、所望の耐用距離改善及び堅守すべき強度に基づき得られる。引込み区分の深さ 19は0.03mm乃至1.5mm、有利には0.05mmと0.5mm乃至0 .9mmとの間である。 底面2によって規定された平面の垂線に対する角度として測定した、逃げ面1 5の逃げ角は、従来のスローアウェイチップの場合のように測定されかつスロー アウェイチップの使用範囲及びそれぞれ切削加工すべき材料に応じて調整される 。 第2図ではスローアウェイチップ1が図示されてお り、この場合、逃げ角は0°である、即ち、スローアウェイチップ1はプラスの 逃げ角を得るために適当にマイナスに据え付けられねばならない。 第1図から明らかなように、引込み区分はほぼ切刃9の輪郭に従っており、即 ち、逃げ面15は至る所で同じ幅を有しているが、図示とは異なって、逃げ面1 5の幅を切刃に沿って変化させかつ例えば側面6の範囲で側面5の範囲とは異な る幅を与えることもできる。更に、逃げ面15は必ずしも平らである必要はなく 、むしろ逃げ面15の逃げ角は切刃に沿って異なっていてもよい。このことは特 にシャンクタイプフライスにおいて使用する場合に有利である。 更に、切刃9を直線的な切刃として形成するのではなく、上面3の構成に相応 して程度の差こそあれ反らせて形成することができる。この場合にも、条片17 を使用することができる。 スローアウェイチップの上面は公知の形式で形成されかつ図面では一例として 慣用の構成を図示しているに過ぎない。この場合、切刃9を起点として平らな面 取り面21が配置され、この面取り面はほぼ0.1mm乃至0.2mmの間隔を 置いて凹所22に移行している。凹所22は上面3の内向き方向で平面23に接 合し、この平面内には貫通した固定孔8が設けられている。面取り面21は凹所 22と協働して公知の形式で切屑を生成するすくい面を成す。 本発明による逃げ面幾何学形状の作用形式を以下に第3図に基づいて説明する 。 切削加工のために本発明によるスローアウェイチップを使用した場合に工具側 の丸め成形部を除いてまず角張った切刃が切除もしくは研磨された場合には、ま ず鎖線24で図示されているような輪郭が得られる。この場合、面24と面取り 面21との間の交線は実際に作用する切刃9’を成すのに対して、下端では摩耗 によって得られた面24は屈曲部14の上側で本来の逃げ面15に移行する。 更に摩耗が進行するにつれて面24はスローアウェイチップの中心点の方向に 移る。別の鎖線25によって、この際生ずるチップ幾何学形状の瞬間的な状態が 示されている。摩耗によって生ずる逃げ面に相応するこの鎖線25は、上端で図 示の面取り面21のほぼ中央に達しかつ下端で丁度屈曲部14まで達している。 換言すれば、鎖線25によって示された摩耗マークはほぼ、従来のスローアウェ イチップにおいて摩耗限界に達するような大きさであり、それ故、従来ではこの 時点以降送り力が過度に上昇する。それというのも、摩耗マークは側面区分11 の傾斜もしくは本来の逃げ面15の逃げ角に相応して中立チップの場合一層迅速 に増大するからである。しかしながら本発明の場合には該当しない。それという のも、引込み区分は屈曲部14から始まり、ひいては、摩耗が鎖線25からチッ プ中央の方向にひいては鎖線26の方向に移った場合にのみ、摩耗マークは移行 面13の傾斜に相応して引き続き拡大するに過ぎないからである。工作物と係合 する面は鎖線26に相応して鎖線25からほぼ、鎖線24と鎖線25との間の間 隔に相応するのと全く同様の距離隔てられるけれども、対応する側壁において生 ずる摩耗マークは、鎖線25に相応する状態に比して差ほど幅広くなることはな い。従ってこれに相応して、送り力も僅かばかり増大するに過ぎない。 同じようにスローアウェイチップ1は引き続き摩耗しかつスローアウェイチッ プ1と工作物との間の接触面は鎖線27にまで移る。この鎖線27の下端は依然 として移行面13に交差する。 第3図の概略図から明らかなように、従来のスローアウェイチップにおいては ほぼ、スローアウェイチップが鎖線25まで切除された場合に、耐用寿命に達す る。これに対して、引込み区分によってひいては条片17を備えた本発明のスロ ーアウェイチップの場合には、著しく長い耐用寿命ひいては耐用距離が得られる 。それ故、スローアウェイチップ1は難なく鎖線25に相応する摩耗マークを越 えるまで使用できる。それというのも、側面5,6の摩耗マークの幅は依然とし て利用者によって予め意図された範囲内に維持されるからである。更に一層スロ ーアウェイチップ内向きに移った鎖線27に対して平行に延びる面(この面は屈 曲部12において側面区分11内に移行する)が生ずるまで、スローアウェイチ ップの摩耗が進行した場合に初めて、本発明によるスローアウェイチップは消耗 する。それというのも、これ以降本発明のスローアウェイチップは、鎖線25に 相応する摩耗が生じた場合に既に消耗する従来のスローアウェイチップのように 、挙動するからである。 移行面13が底面2の垂線2に対して有する傾斜は、本発明ではできるだけ9 0°付近に選ばれねばならない。しかしながら、このような移行面の製作は焼結 された超硬スローアウェイチップの場合には困難であるので、移行面13が底面 2に対して平行ではなく、鋭角を成して傾斜して延びていると、有利である。こ の場合、屈曲部12,14における破壊の危険を生ぜしめる移行部が回避される 。 これに対して引込み区分19の深さは、所要の破壊強さに応じてのみ調整され る。当然、条片17の張出しが多くなるほど、本発明のスローアウェイチップ1 の耐用距離は従来のスローアウェイチップに比してより一層延長される。このた めに、条片17の張出し量ひいては深さを相応に考慮するために、場合によって は切刃9の範囲で破壊強さが減少される。 第2図では、側面区分11の延長面がスローアウェイチップ1の切刃9を通っ て延びるような実施例が図示されているけれども、上述の利点を得るためにこの ような条件に限定されるのではない。従って、第2図で見て、延長面が切刃9の 左右を通過する、スローアウェイチップの別のシート条件も可能である。 第4図から明らかなように、本発明による側面幾何学形状は円錐台状の円形の スローアウェイチップにも適用可能である。この場合、移行面13に相応して引 込み区分によって制限された逃げ面15はスローアウェイチップの周方向全体に 亘って切刃9に対して平行に延びるよう形成されている。側壁構成はその他の点 では第1図乃至第3図による側壁構成に相応して形成される。 請求の範囲 1.ほぼ角錐台状又は円錐台状の形状を有するスローアウェイチップ(1)であ って、ほぼ平らな底面(2)と、底面(2)から間隔を置いて位置する平らな又 は組織化された上面(3)と、側壁(4)と、少なくとも1つの切刃(9)とが 設けられており、前記側壁(4)内に引込み区分(13)が設けられていて、該 引込み区分が、少なくともほぼ切刃(9)の経過に従って延びていてかつ切刃( 9)を起点として、逃げ面(15)を支持する隆起した条片(17)を形成して おり、切刃(9)に対して垂直方向で測定した逃げ面(15)の幅が、同じ方向 で測定した逃げ面(15)の許容摩耗マークの大きさにほぼ等しく設計されてお り、引込み区分(13)が、0.02mm乃至0.4mm以下の深さ(19)を 有しており、逃げ角の値が底面(2)の垂線と側壁(4)との間の角度よりも小 さく設計されていることを特徴とする、スローアウェイチップ。 2.引込み区分(13)が切刃(9)に対してほぼ平行に延びている、請求項1 記載のスローアウェイチップ。 3.引込み区分が移行面(13)を有していて、該移行面が逃げ面(15)を底 面(2)に隣接する側壁範囲(11)に接続していて、かつ、移行面(13) が底面(2)に対してほぼ平行に延びている、請求項1記載のスローアウェイチ ップ。 4.引込み区分が移行面(13)を有していて、該移行面が逃げ面(15)を底 面(2)に隣接する側壁範囲(11)に接続しており、移行面(13)が横断面 で見て直線又は凸面又は凹面状に形成されていて、かつ、移行面(13)が底面 (2)に対して傾斜して延びている、請求項1記載のスローアウェイチップ。 5.逃げ面(15)の幅が0.05mm乃至1.0mmである、請求項5記載の スローアウェイチップ。 6.条片(17)がほぼ完全に側壁に沿ってスローアウェイチップを巡って案内 されている、請求項1記載のスローアウェイチップ。 7.スローアウェイチップが三角形のスローアウェイチップ又はこれよりも多角 のスローアウェイチップとして形成されていて、該チップの副切刃にコーナが形 成されており、少なくとも1つの副切刃に条片(17)を規定する引込み区分( 13)が形成されている、請求項1記載のスローアウェイチップ。 8.条片(17)の逃げ面(15)の逃げ角が0°又は0°より大きいか又はマ イナスである、請求項1記載のスローアウェイチップ。 9.底面(2)と側壁(4)との間で測定した角度が切刃に沿って大きく又は小 さく設計されている、請 求項1記載のスローアウェイチップ。 10.逃げ面の逃げ角が切刃に沿って連続的に又は断続的に変化している、請求項 1記載のスローアウェイチップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボーネト, ジークフリート ドイツ連邦共和国 72116 メッシンゲン グスタフ―ヴェルナー―シュトラーセ 48

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ほぼ角錐台状又は円錐台状の形状を有するチップ(1)、特にスローアウェ イチップであって、ほぼ平らな底面(2)と、底面(2)から間隔を置いて位置 する平らな又は組織化された上面(3)と、底面(2)と上面(3)との間で延 びる側壁(4)とが設けられていて、該側壁が、少なくとも側壁(4)と上面( 3)との交線に沿って延びる区分において、上面(3)と協働して切刃(9)を 形成しており、更に、少なくとも側壁(4)の前記区分において、側壁(4)内 に引込み区分(13)が設けられていて、該引込み区分が、少なくともほぼ切刃 (9)の経過に従って延びていてかつ切刃(9)を起点として少なくともほぼ切 刃輸郭に従って延びる条片(17)を形成していて、該条片が前記区分において 底面(2)の方向に延びる側壁範囲に対して隆起していてかつ側壁(4)と同じ 方向に向いた条片の面がチップの逃げ面を形成していることを特徴とする、チッ プ。 2.引込み区分(13)が切刃(9)に対してほぼ平行に延びている、請求項1 記載のチップ。 3.引込み区分が移行面(13)を有していて、該移行面が逃げ面(15)を底 面(2)に隣接する側壁範囲(11)に接続していて、かつ、移行面(13) が底面(2)に対してほぼ平行に延びている、請求項1記載のチップ。 4.引込み区分が移行面(13)を有していて、該移行面が逃げ面(15)を底 面(2)に隣接する側壁範囲(11)に接続していて、かつ、移行面(13)が 底面(2)に対して傾斜して延びている、請求項1記載のチップ。 5.引込み区分が移行面(13)を有していて、該移行面が逃げ面(15)を底 面(2)に隣接する側壁範囲(11)に接続していて、かつ、移行面(13)が 非直線的に形成されている、請求項1記載のチップ。 6.切刃(9)に対して垂直方向で測定した逃げ面(15)の幅が、同じ方向で 測定した許容摩耗マークの大きさにほぼ等しい、請求項1記載のチップ。 7.逃げ面(15)の幅が0.05mm乃至1.0mmである、請求項6記載の チップ。 8.引込み区分(13)の深さが、引込み区分なしに構成されたチップの上面に おいて測定した、耐用寿命の終わりに生ずる切刃(9)のずれと少なくとも同じ 大きさである、請求項1記載のチップ。 9.引込み区分(13)の深さが、0.02mm乃至1.5mm、有利には0. 03mmと0.5mm乃至0.9mmとの間である、請求項6記載のチップ。 10.条片(17)が少なくともほぼ完全に側壁に沿っ てチップを巡って案内されている、請求項1記載のチップ。 11.チップが三角形のチップ又はこれよりも多角のチップとして形成されていて 、該チップの副切刃にコーナが形成されており、副切刃にも条片(17)を規定 する引込み区分(13)が形成されている、請求項1記載のチップ。 12.逃げ面(15)と底面(2)とが成す角度が、前記区分で引込み区分と側壁 とが成す角度よりも90°に近くひいては底面(2)と底面(2)及び引込み区 分(13)の間に位置する面範囲との間で測定した角度よりも小さい、請求項1 記載のチップ。 13.条片(17)の逃げ面(15)の逃げ角が0′である、請求項1記載のチッ プ。 14.条片(17)の逃げ面(15)の逃げ角が0′より大きい、請求項1記載の チップ。 15.条片(17)の逃げ面(15)の逃げ角がマイナスである、請求項1記載の チップ。 16.底面(2)と底面(2)及び引込み区分(13)の間に位置する面範囲との 間で測定した角度が側壁(4)の一区分に沿って変化している、請求項1記載の チップ。
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