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JPH0942196A - 冷却水強制循環方式の循環ポンプ - Google Patents

冷却水強制循環方式の循環ポンプ

Info

Publication number
JPH0942196A
JPH0942196A JP8002109A JP210996A JPH0942196A JP H0942196 A JPH0942196 A JP H0942196A JP 8002109 A JP8002109 A JP 8002109A JP 210996 A JP210996 A JP 210996A JP H0942196 A JPH0942196 A JP H0942196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
impeller
cooling water
motor shaft
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8002109A
Other languages
English (en)
Inventor
Seong-Dae Moon
成 大 文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiu Denshi Kk
WiniaDaewoo Co Ltd
Original Assignee
Daiu Denshi Kk
Daewoo Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiu Denshi Kk, Daewoo Electronics Co Ltd filed Critical Daiu Denshi Kk
Publication of JPH0942196A publication Critical patent/JPH0942196A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/58Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/04Shafts or bearings, or assemblies thereof
    • F04D29/046Bearings
    • F04D29/047Bearings hydrostatic; hydrodynamic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/04Shafts or bearings, or assemblies thereof
    • F04D29/043Shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/58Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
    • F04D29/586Cooling; Heating; Diminishing heat transfer specially adapted for liquid pumps
    • F04D29/588Cooling; Heating; Diminishing heat transfer specially adapted for liquid pumps cooling or heating the machine
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2240/00Components
    • F05B2240/60Shafts
    • F05B2240/61Shafts hollow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2240/00Components
    • F05D2240/60Shafts
    • F05D2240/61Hollow

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インペラー本体及びモーター軸の構造を改善
して、モーターを十分に冷却しながらもモーターの内部
に異物が積もることを防止し得る循環ポンプを提供す
る。 【解決手段】 本発明の循環ポンプはモーター160、
インペラー170、及びポンプハウジング180で構成
される。モーター163の外周には螺状凹溝163aが
設けられ、上記モーター軸163の中央にはその軸線に
沿って冷却水排出通路163bが形成されている。イン
ペラー本体171の底面中央には上記モーター軸163
の上端と共に冷却水流入チャンバー171aをなす湾曲
状突部171bが形成され、該湾曲状突部171bには
複数の冷却水排出孔171cが形成されている。上記冷
却水排出通路163bの上側末端には球座163cが形
成され、上記球座には鋼球163bが安着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイラーなどのよう
なシステムに装着され流体を加圧して強制循環させるた
めの循環ポンプに関し、より具体的には、上記循環ポン
プのインペラーによってインペラーチャンバー内に加圧
された高圧流体を、上記インペラーチャンバーと上記イ
ンペラーの内部との圧力差によって、モーター軸の外周
に形成された螺状凹溝とモーター軸の中央に形成された
冷却水排出通路とを介して再び上記インペラーの内部に
復帰させる方式によって循環させることで、循環ポンプ
のモーターを冷却する冷却水強制循環方式の循環ポンプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】循環ポンプとは、ボイラーなどのような
システムに装着され、圧力の作用によって流体を加圧循
環させる装置のことである。一般に、かかる循環ポンプ
は流体への加圧のための動力源としてのモーターと、上
記モーターの出力軸に結合され該モーター軸の回転によ
って上記モーター軸と共に回転しながら流体と直接接触
して上記流体を加圧するためのインペラーと、上記イン
ペラーをその内部に収容し、流体が上記インペラーに流
入される流入通路及び上記インペラーによって加圧され
た流体が流出される流出通路を含むポンプハウジングと
で構成される。このような従来の循環ポンプにおいて
は、ポンプハウジングの流入通路を介して流入された流
体はモーターの駆動に応じて回転するインペラーによっ
て加圧されポンプハウジングの流出通路を介して流出さ
れる。
【0003】図1は、上記従来の循環ポンプの実施例1
を示す。同図によれば、従来の循環ポンプ1はモーター
10、インペラー20、及びポンプハウジング30を備
える。モーター10は固定子11、回転子12、及びモ
ーター軸13を含む。固定子11はモーターハウジング
14の内側に固定されている。回転子12はモーター軸
13と堅固に結合されており、また固定子缶15によっ
て固定子11と隔離されている。モーター軸13の一端
は下側ベアリングホルダー16a及び下側ブシュベアリ
ング17aによってモーターハウジング14の内側底部
に支持されており、モーター軸13の他端はモーターエ
ンドシールド(motor end shield)1
8を貫通して上側ベアリングホルダー16b及び上側ブ
シュベアリング17bによってモーターエンドシールド
18に支持されている。また、上記モーター軸13はト
ラストベアリング17cによって上記モーター軸13の
軸方向への上昇が抑制できるように支持されている。下
側ベアリングホルダー16aと固定子缶15との間には
Oリング19aが、また、モーターエンドシールド18
と固定子缶15との間にはOリング19bがそれぞれ介
在され流体の漏れを防ぐ。
【0004】インペラー20はインペラー本体21と囲
い板22とからなり、上記インペラー本体21と囲い板
22とは超音波によって溶着されるのが一般的である。
上記インペラー本体21はブシュ23を介在してモータ
ー軸13の他端に押し込みばめされている。上記囲い板
22の中央には貫通孔24が設けられている。
【0005】モーター10の上側にはポンプハウジング
30が結合されている。上記ポンプハウジング30はそ
の両側に流入通路31及び流出通路32が形成されてお
り、その中央にはインペラーチャンバー33が形成され
ている。上記インペラーチャンバー33内にはインペラ
ー20が配置されている。上記インペラー20の囲い板
22の上側にはフランジ部34a及びシリンダー部34
bが備えられ、その中央には流体ガイド孔35の形成さ
れた吸入リング34が上記ポンプハウジング30の流入
通路31のインペラーチャンバー33側の一端に備えら
れている。上記吸入リング34のシリンダー部34bは
上記インペラー20の囲い板22の中央に備えられた貫
通孔24内に所定長さだけ突出されている。また、上記
囲い板22の貫通孔24と上記吸入リング34のシリン
ダー部34bの外壁との間及び上記囲い板22の上端と
上記吸入リング34のフランジ部34aの下側との間に
は所定の間隙が形成されている。ポンプハウジング30
とモーターエンドシールド18との間にはOリング19
cが介在され流体の漏れを防いでいる。
【0006】上記のような構成の従来の循環ポンプは、
モーター10の固定子11に電流が印加されれば、固定
子11と回転子12との電磁気的な作用によって、下側
ブシュベアリング17a及び上側ブシュベアリング17
bによってモーターハウジング14に対して回転自在に
支持されているモーター軸13が回転し、これに従って
上記モーター軸13の一端にブシュ23によって押し込
みばめされているインペラー20が回転する。インペラ
ー20が回転すれば、ポンプハウジング30の流入通路
31及び吸入リング34を介して上記インペラー20の
内部に流入された流体は、上記インペラー20によって
加圧されポンプハウジング30のインペラーチャンバー
33内に送出され、次いで流出通路32を介して送出さ
れる。
【0007】この際、上記インペラーチャンバー33内
に流入された高圧流体の一部はモーター軸13と上側ブ
シュベアリング17bとの隙間を介して固定子缶15の
内部に流入される。該流入された流体によってモーター
10は冷却される。固定子缶15の内部に流入された流
体は再び逆方向に上昇してインペラーチャンバー33内
に再流入され、インペラーチャンバー33内の他の高圧
流体と共に流出通路32を介して排出される。
【0008】しかしながら、かかる構成の従来の循環ポ
ンプによれば、モーター軸13と上側ブシュベアリング
17bとの隙間を介して固定子缶15の内部に流入され
る流体は微量であるため、モーター10を十分に冷却す
ることができなかった。即ち、モーター軸13とベアリ
ング17a、17b及び17cとの間で発生する摩擦熱
の不十分な冷却に因って、モーター軸13とベアリング
17a、17b及び17cが短期間で摩耗してしまい、
結果として、ポンプ1の効率低下及び寿命短縮等をもた
らすとの問題点があった。
【0009】また、上記のような従来の循環ポンプによ
れば、モーター軸13と上側ブシュベアリング17bと
の隙間を介して流体とともに異物が固定子缶15の内部
に流入された場合、モーター軸13と上側ブシュベアリ
ング17bとの隙間が狭小であるため、固定子缶15の
内部に流入された異物はインペラーチャンバー33に放
出されずに下側ブシュベアリング17aとモーター軸1
3との隙間に挟まれてしまい、モーター軸13の円滑な
回転を邪魔するなどといった問題点があった。特に、こ
の状態でポンプ1を長時間使用せずに放置した場合は、
異物が固化してモーター軸13の回転が不可能になるこ
ともあった。
【0010】図2及び図3は、本発明者の韓国特許出願
第95ー18229号に基づく同者のアメリカ特許出願
「循環ポンプ」に開示された従来の循環ポンプの実施例
2を示す。同図に示すように、従来の循環ポンプ51は
モーター60、インペラー70、及びポンプハウジング
80を備える。モーター60はモーターハウジング64
を備える。上記モーターハウジング64の内側には固定
子61が固定されている。上記固定子61は固定子缶6
5、モーターエンドシールド68、及び複数のシール部
材69a、69b及び69cによって流体から隔離され
ている。回転子62はモーター軸63と堅固に結合され
ている。モーター軸63の一端は下側ベアリングホルダ
ー66a及び下側ブシュベアリング67aによってモー
ターハウジング64の内側底部に回転及び軸方向摺動自
在に支持されている。モーター軸63の他端はモーター
エンドシールド68に設けられた貫通孔68aを貫いて
突出し上側ブシュベアリング67bによってモーターエ
ンドシールド68に回転及び軸方向摺動自在に支持され
ている。下側ベアリングホルダー66aと固定子缶65
との間にはシール部材69aが、また、モーターエンド
シールド68と固定子缶65との間にはシール部材69
bがそれぞれ介在され流体の漏れを防止している。
【0011】インペラー70はインペラー本体71及び
囲い板72からなる。上記インペラー本体71と囲い板
72とは超音波によって溶着されている。上記インペラ
ー本体71は流体を加圧するための複数の羽根71aを
備えており、モーター軸63の上記他端に堅固に固定さ
れている。上記囲い板72はその一側がインペラー本体
71の上側に堅固に取り付けられており、その中心部に
は流体の流入のための貫通孔73が設けられている。上
記貫通孔73の上側端部には傾斜面73aが形成されて
いる。上記囲い板72の他側には環状フランジ72aが
備えられ、また、上記環状フランジ72aの上面には複
数の凹溝72bが形成されている。
【0012】モーター60の上側にはポンプハウジング
80が結合されている。上記ポンプハウジング80はそ
の両側に流入通路81及び流出通路82が形成され、そ
の中央にはインペラーチャンバー83が形成されてい
る。上記インペラーチャンバー83内にはインペラー7
0が配置され、上記インペラーチャンバー83は流入通
路81及び流出通路82とそれぞれ連通する。上記ポン
プハウジング80の流入通路81のインペラーチャンバ
ー83側の末端には吸入リング84が装着されている。
上記吸入リング84はフランジ部84aと、上記囲い板
72の貫通孔73の上側端部に形成された傾斜面73a
と同一角度で傾斜した傾斜ガイド部84bとを備える。
ポンプハウジング80とモーターエンドシールド68と
の間にはシール部材69cが介在され流体漏れを防止し
ている。
【0013】上記のような従来の循環ポンプは、モータ
ー60の固定子61に電流が印加されれば、固定子61
と回転子62との電磁気的な作用によって、下側ブシュ
ベアリング67aと上側ブシュベアリング67bとによ
ってモーターハウジング64に対して回転自在に支持さ
れているモーター軸63が回転し、これに従って、上記
モーター軸63の一端に堅固に固定されているインペラ
ー70が回転する。インペラー70が回転すれば、ポン
プハウジング80の流入通路81及び吸入リング84を
介して上記インペラー70の内部に流入された流体は、
上記インペラー70によって加圧されポンプハウジング
80のインペラーチャンバー83内に送出され、次いで
流出通路82を介して送出される。
【0014】インペラー70が回転すれば、流入通路8
1を介して流入された流体はインペラー70に備えられ
た複数の羽根71aによってインペラーチャンバー83
内に加圧されるため、インペラーチャンバー83内の流
体圧は流入通路81内の流体圧より高圧となる。従っ
て、インペラー70は吸入リング84側に付勢される。
一方、インペラー70の固定されたモーター軸63は下
側ブシュベアリング67a及び上側ブシュベアリング6
7bによってモーターハウジング64に対して回転及び
摺動自在に支持されているため、上記インペラー70は
回転しながら上記吸入リング84側に上昇する。
【0015】また、循環ポンプ51の作動時には、上記
のような理由によってインペラーチャンバー83内の流
体圧が流入通路81内の流体圧より高圧となるため、イ
ンペラーチャンバー83内に流出された高圧の流体は、
囲い板72の環状フランジ72aの上面と吸入リング8
4のフランジ部84aの下面との間に形成されている間
隙及び囲い板72の傾斜面73aと吸入リング84の傾
斜ガイド部84bとの間に形成されている間隙を介し
て、流入通路81側に逆流してしまうようになる。
【0016】この際、上記囲い板72の環状フランジ7
2aの上面と吸入リング84のフランジ部84aの下面
との間に形成されている間隙を介して流入された流体
は、上記環状フランジ72aの上面に形成された複数の
凹溝72bによって、再び環状フランジ72aの外側に
逸脱しようとする遠心力の作用を受ける。上記凹溝72
bの外側端付近では、流入された高圧流体と上記凹溝7
2bによって外側に加圧された流体との衝突が生じ、こ
れによって、上記囲い板72と上記吸入リング84との
間には相当な圧力を有する流体膜が形成される。この流
体膜は上記インペラー70に対して流体ベアリングとし
て働き、上記インペラー70が上記吸入リング84に接
触せずに円滑に回転し得るようにする。
【0017】一方、上記インペラーチャンバー83内に
流入された高圧流体の一部はモーター軸63と上側ブシ
ュベアリング67bとの隙間を介して固定子缶65の内
部に流入される。該流入された流体によってモーター6
0は冷却される。固定子缶65の内部に流入された流体
は再び逆方向に上昇してインペラーチャンバー83内に
再流入され、インペラーチャンバー33内の他の高圧流
体と共に流出通路82を介して排出される。
【0018】しかしながら、かかる構成の従来の循環ポ
ンプによれば、モーター軸63と上側ブシュベアリング
67bとの隙間を介して固定子缶65の内部に流入され
る流体は微量であるため、モーター60を十分に冷却す
ることができなかった。即ち、モーター軸63とベアリ
ング67a、67b及び67cとの間で発生する摩擦熱
の不十分な冷却に因って、モーター軸63とベアリング
67a、67b及び67cが短期間で摩耗してしまい、
結果として、ポンプ51の効率低下及び寿命短縮等をも
たらすとの問題点があった。
【0019】また、上記のような従来の循環ポンプによ
れば、モーター軸63と上側ブシュベアリング67bと
の隙間を介して流体とともに異物が固定子缶65の内部
に流入された場合、モーター軸63と上側ブシュベアリ
ング67bとの隙間が狭小であるため、固定子缶65の
内部に流入された異物はインペラーチャンバー33に放
出されずに下側ブシュベアリング67aとモーター軸6
3との隙間に挟まれてしまい、モーター軸63の円滑な
回転を邪魔するなどといった問題点があった。特に、こ
の状態でポンプ51を長時間使用せずに放置した場合
は、異物が固化してモーター軸63の回転が不可能にな
ることもあった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の問題点を解決するためになされたものであ
り、本発明の目的は、上記循環ポンプのインペラーによ
ってインペラーチャンバー内に加圧された高圧流体を、
上記インペラーチャンバーと上記インペラーの内部との
圧力差によって、モーター軸の外周に形成された螺状凹
溝とモーター軸の中央に形成された冷却水排出通路とを
介して再び上記インペラーの内部に復帰させる方式によ
って循環させることで、循環ポンプのモーターを十分に
冷却するようにした冷却水強制循環方式の循環ポンプを
提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による冷却水強制循環方式の循環ポンプは、モ
ーターハウジングと、上記モーターハウジングの内側に
固定されている固定子と、上記固定子を流体から隔離す
るための固定子缶(stator can)、モーター
エンドシールド及び複数のシール部材と、上記固定子に
電流が印加されれば上記固定子との電磁気的な相互作用
によって回転する回転子と、上記回転子と一体として結
合されており、その一端は下側ブシュベアリングによっ
て上記モーターハウジングの内側底部に回転自在に支持
され、他端は上記モーターエンドシールドに設けられた
貫通孔を貫いて突出して上記他端付近で上側ブシュベア
リングによって上記モーターエンドシールドの貫通孔に
回転自在に支持されているモーター軸(上記モーター軸
の外周には螺状凹溝が設けられ、また、上記モーター軸
の中央にはその軸線に沿って冷却水排出通路が形成され
ている)とを含むモーター;流体を加圧するための複数
の羽根を備え、上記モーター軸の上記他端に堅固に結合
されているインペラー本体(上記インペラー本体の底面
中央には上記モーター軸の上端とともに冷却水流入チャ
ンバーをなす湾曲状突部が形成され、上記湾曲状突部に
は少なくとも1つ以上の冷却水排出孔が形成されてい
る)と、その一側が上記インペラー本体の上側に堅固に
取り付けられており、その中心部には流体流入のための
貫通孔が設けられた囲い板とを含むインペラー;及び上
記モーターの上側に結合されており、その両側にはそれ
ぞれ流入通路及び流出通路が形成され、その中央には上
記インペラーが位置し、上記流入通路及び流出通路と連
通するインペラーチャンバーを備えたハウジング本体
と、上記ハウジング本体の流入通路の内側末端に結合さ
れ、上記流入通路を介して上記インペラー内に流動する
流体をガイドするための吸入リングとを含むポンプハウ
ジング;で構成される。
【0022】ここで、上記冷却水排出通路は上記モータ
ーハウジング側の入り口が狭く、上記冷却水流入チャン
バー側の出口が広くなるようにテーパーが付いており、
上記冷却水排出通路の上記冷却水流入チャンバー側の末
端には球座が形成され、上記球座には鋼球が安着されて
いる。
【0023】上記のような本発明による冷却水強制循環
方式の循環ポンプのモーター軸が回転すれば、インペラ
ーチャンバー内の高圧流体は、インペラーチャンバーと
冷却水流入チャンバーとの圧力差及びモーター軸に形成
された螺状凹溝の回転運動によって、上記モーター軸の
上記螺状凹溝に沿って固定子缶の内部に流入される。こ
うして流入された流体によってモーターが冷却される。
これと同時に、固定子缶の内部の流体はモーター軸の下
端付近に設けられた螺状凹溝に沿って、インペラーチャ
ンバーと冷却水流入チャンバーとの圧力差及び上記螺状
凹溝の回転運動によって、下側ベアリングホルダーの内
部に形成された空間に流入される。該流入された流体
は、下側ベアリングホルダーの内部に形成された空間内
の流体圧と冷却水流入チャンバー内の流体圧との圧力差
によって冷却水排出通路を介して、冷却水流入チャンバ
ー内に排出される。この際、上記冷却水排出通路の冷却
水流入チャンバー側の末端に形成されている球座及び該
球座に安着されている鋼球は逆止め弁として作用して、
上記冷却水流入チャンバー内の流体の冷却水排出通路側
への逆流を防止する。冷却水流入チャンバー内の流体は
インペラー本体の湾曲状突部に設けられた排出孔を介し
てインペラーの内部に排出され、上記インペラーの内部
に排出された流体はインペラーによって再び加圧され
る。
【0024】従って、上記のような本発明のよる冷却水
強制循環方式の循環ポンプによれば、十分な量の冷却水
を固定子缶の内部に供給することができるため、モータ
ー軸とベアリングとの間で生ずる摩擦熱を十分に冷却す
ることができるばかりでなく、流体とともに固定子缶の
内部に流入された異物をモーター軸の下端付近に設けら
れた螺状凹溝とモーター軸の中央に設けられた冷却水排
出通路を介して流体とともにモーターの外部に強制排出
させるため、固定子缶の内部に異物が積もることを防止
し得るとの利点がある。
【0025】また、上記のような本発明の目的は、モー
ターハウジングと、上記モーターハウジングの内側に固
定されている固定子と、上記固定子を流体から隔離する
ための固定子缶、モーターエンドシールド及び複数のシ
ール部材と、上記固定子に電流が印加されれば上記固定
子との電磁気的な相互作用によって回転する回転子と、
上記回転子と一体として結合されており、その一端は下
側ブシュベアリングによって上記モーターハウジングの
内側底部に回転及び摺動自在に支持され、その他端は上
記モーターエンドシールドに設けられた貫通孔を貫いて
突出して上記他端付近で上側ブシュベアリングによって
上記モーターエンドシールドの貫通孔に回転及び摺動自
在に支持されているモーター軸(上記モーター軸の外周
には螺状凹溝が設けられ、また、上記モーター軸の中央
にはその軸線に沿って冷却水排出通路が形成されてい
る)とを含むモーター;流体を加圧するための複数の羽
根を備え、上記モーター軸の上記他端に堅固に結合され
ているインペラー本体(上記インペラー本体の底面中央
には上記モーター軸の上端とともに冷却水流入チャンバ
ーをなす湾曲状突部が形成され、上記湾曲状突部には少
なくとも1つの冷却水排出孔が設けられている)と、そ
の一側が上記インペラー本体の上側に堅固に取り付けら
れ、その中心部には流体の流入のための貫通孔が備えら
れ、またその他側にはその上面に複数の凹溝を備えた環
状フランジが設けられている囲い板とを含むインペラ
ー;及び上記モーターの上側に結合され、その両側には
それぞれ流入通路及び流出通路が形成され、その中央に
は上記インペラーが位置し、上記流入通路及び流出通路
と連通するインペラーチャンバーを備えたハウジング本
体と、上記ハウジング本体の流入通路の内側末端に結合
され、上記流入通路を介して上記インペラー内に流動す
る流体をガイドするための吸入リングとを含むポンプハ
ウジング;で構成することによっても達成される。
【0026】ここで、上記螺状凹溝は上側螺状凹溝と下
側螺状凹溝とからなり、上記上側螺状凹溝の一端は上記
モーターの動作が開始され上記インペラーが(従って、
上記モーター軸が)上記モーターに関して上側に移動し
た時に限って、上記インペラーチャンバーの内部空間と
連通し、上記モーターの動作が中止し上記インペラーが
(従って、上記モーター軸が)上記モーターに関して下
側に移動した時には、上記上側ブシュベアリングによっ
てその入り口が閉鎖されるように形成され、また上記上
側螺状凹溝の他端は、上記モーターが動作して上記イン
ペラーが(従って、上記モーター軸が)上記モーターに
関して上側に移動した時にも、上記固定子缶の内部空間
と連通するように形成され、上記下側螺状凹溝の上端
は、上記モーターが動作して上記インペラーが(従っ
て、上記モーター軸が)上記モーターに関して上側に移
動した時に限って、上記固定子缶の内部空間と連通し、
上記モーターの動作が中止し上記インペラーが(従っ
て、上記モーター軸が)上記モーターに関して下側に移
動した時には、上記下側ブシュベアリングによってその
入り口が閉鎖されるように形成するのが望ましい。
【0027】また、上記冷却水排出通路は、上記モータ
ーハウジング側の入り口が狭く上記冷却水流入チャンバ
ー側の出口が広くなるように、テーパーが付いているの
が望ましく、上記冷却水排出通路の上記冷却水流入チャ
ンバー側の末端には球座が形成され、上記球座には鋼球
が安着されているのが望ましい。
【0028】かかる構成の本発明による冷却水強制循環
方式の循環ポンプは、インペラーが回転すれば、インペ
ラーチャンバー内の流体圧が流入通路内の流体圧より高
圧となり、インペラーは吸入リング側に付勢されて、上
記インペラーは回転しながら上記吸入リング側に上昇す
るようになる。インペラーが上昇すれば、上記インペラ
ーと結合されているモーター軸が上昇し、従って、上側
ブシュベアリングによって閉鎖されていた上側螺状凹溝
の入り口がインペラーチャンバーの内部に露出される。
従って、インペラーチャンバー内の高圧流体は、インペ
ラーチャンバーと冷却水流入チャンバーとの圧力差及び
モーター軸に形成された上側螺状凹溝の回転運動によっ
て、上記モーター軸の上記螺状凹溝に沿って固定子缶の
内部に流入される。該流入された流体によってモーター
が冷却される。これと同時に、固定子缶の内部の流体
は、上記モーターが動作して上記モーター軸が上記モー
ターに関して上側に移動した時に限って、上記固定子缶
の内部空間と連通するように上記モーター軸の下端付近
に設けられた下側螺状凹溝に沿って、インペラーチャン
バーと冷却水流入チャンバーとの圧力差及び上記下側螺
状凹溝の回転運動によって、下側ベアリングホルダーの
内部に形成された空間に流入される。該流入された流体
は、下側ベアリングホルダーの内部に形成された空間内
の流体圧と冷却水流入チャンバー内の流体圧との圧力差
によって冷却水排出通路を介して冷却水流入チャンバー
内に排出される。この際、上記冷却水排出通路の冷却水
流入チャンバー側の末端に形成されている球座及び該球
座に安着されている鋼球は逆止め弁として作用して、上
記冷却水流入チャンバー内の流体の冷却水排出通路側へ
の逆流を防止する。冷却水流入チャンバー内の流体はイ
ンペラー本体の湾曲状突部に設けられた排出孔を介して
インペラーの内部に排出され、上記インペラーの内部に
排出された流体はインペラーによって再び加圧される。
【0029】従って、上記のような本発明による冷却水
強制循環方式の循環ポンプによれば、十分な量の冷却水
を固定子缶の内部に供給することができるため、モータ
ー軸とベアリングとの間で生ずる摩擦熱を十分に冷却す
ることができるばかりでなく、流体とともに固定子缶の
内部に流入された異物をモーター軸の下端付近に設けら
れた下側螺状凹溝とモーター軸の中央に設けられた冷却
水排出通路とを介して流体とともにモーターの外部に強
制排出させるため、固定子缶の内部に異物が積もること
を防止することができるとの利点がある。
【0030】
【発明の実施の形態】図4及び図5は、本発明による冷
却水強制循環方式の循環ポンプの実施例1を示す。同図
によれば、本発明による冷却水強制循環方式の循環ポン
プ101はモーター110、インペラー120、及びポ
ンプハウジング130を備える。モーター110は固定
子111、回転子112、及びモーター軸113を含
む。固定子111はモーターハウジング114の内側に
固定されている。回転子112はモーター軸113と堅
固に結合されており、また固定子缶115によって固定
子111と隔離されている。モーター軸113の一端は
下側ベアリングホルダー116a及び下側ブシュベアリ
ング117aによってモーターハウジング114の内側
底部に支持されており、モーター軸113の他端はモー
ターエンドシールド118を貫通し上側ベアリングホル
ダー116b及び上側ブシュベアリング117bによっ
てモーターエンドシールド118に支持されている。ま
た、上記モーター軸113は、該モーター軸113の軸
方向への上昇が抑制できるようにトラストベアリング1
17cによって支持されている。上記モーター113の
外周には螺状凹溝113aが設けられており、また、上
記モーター軸113の中央にはその軸線に沿って冷却水
排出通路113bが形成されている。上記冷却水排出通
路113bは、その下側の入り口が狭くその上側の出口
は広くなるように、テーパーが付いており、上記冷却水
排出通路113bの上側末端には球座113cが形成さ
れ、上記球座には鋼球113dが安着されている。下側
ベアリングホルダー116aと固定子缶115との間に
はOリング119aが、また、モーターエンドシールド
118と固定子缶115との間にはOリング119bが
それぞれ介在され流体の漏れを防いでいる。
【0031】インペラー120はインペラー本体121
と囲い板122とからなり、上記インペラー本体121
と囲い板122とは超音波によって溶着されている。上
記インペラー本体121はモーター軸113の他端に押
し込みばめされている。上記インペラー本体121の底
面中央には上記モーター軸113の他端と共に冷却水流
入チャンバー121aをなす湾曲状突部121bが形成
され、該湾曲状突部121bには複数の冷却水排出孔1
21cが形成されている。上記囲い板122の中央には
貫通孔123が設けられている。
【0032】モーター110の上側にはポンプハウジン
グ130が結合されている。上記ポンプハウジング13
0はその両側に流入通路131及び流出通路132が形
成され、その中央にはインペラーチャンバー133が形
成されている。上記インペラーチャンバー133内には
インペラー120が配置されている。上記インペラー1
20の囲い板122の上側にはフランジ部134a及び
シリンダー部134bが備えられ、その中央には流体ガ
イド孔135の形成された吸入リング134が上記ポン
プハウジング130の流入通路131のインペラーチャ
ンバー133側の一端に備えられている。上記吸入リン
グ134のシリンダー部134bは上記インペラー12
0の囲い板122の中央に備えられた貫通孔123内に
所定長さだけ突出されている。また、上記囲い板122
の貫通孔123と上記吸入リング134のシリンダー部
134bの外壁との間及び上記囲い板122の上端と上
記吸入リング134のフランジ部134aの下側との間
には所定の間隙が形成されている。ポンプハウジング1
30とモーターエンドシールド118との間にはOリン
グ119cが介在され流体の漏れを防いでいる。
【0033】上記のような本発明の冷却水強制循環方式
の循環ポンプ101は、モーター110の固定子111
に電流が印加されれば、固定子111と回転子112と
の電磁気的な作用によって、下側ブシュベアリング11
7a及び上側ブシュベアリング117bによってモータ
ーハウジング114に対して回転自在に支持されている
モーター軸113が回転し、これに従って上記モーター
軸113の一端に押し込みばめされているインペラー1
20が回転する。インペラー120が回転すれば、ポン
プハウジング130の流入通路131及び吸入リング1
34を介して上記インペラー120の内部に流入された
流体は、上記インペラー120によって加圧されポンプ
ハウジング130のインペラーチャンバー133内に送
出され、次いで流出通路132を介して送出される。
【0034】これと同時に、インペラーチャンバー12
0内の高圧流体は、インペラーチャンバー120と冷却
水流入チャンバー121aとの圧力差及びモーター軸1
13に形成された螺状凹溝113aの回転運動によっ
て、上記モーター軸113の上記螺状凹溝113aに沿
って固定子缶115の内部に流入される。こうして流入
された流体によってモーター110が冷却される。これ
と同時に、固定子缶115の内部の流体は、インペラー
チャンバー120と冷却水流入チャンバー121aとの
圧力差及び上記螺状凹溝113aの回転運動により、モ
ーター軸113の下端付近に設けられた螺状凹溝113
aに沿って下側ベアリングホルダー116aの内部に形
成された空間に流入される。該流入された流体は、下側
ベアリングホルダー116aの内部に形成された空間内
の流体圧と冷却水流入チャンバー121a内の流体圧と
の圧力差によって冷却水排出通路113bを介して、冷
却水流入チャンバー121a内に排出される。この際、
上記冷却水排出通路113bの冷却水流入チャンバー1
21a側の末端に形成されている球座113c及び該球
座113cに安着されている鋼球113dは逆止め弁と
して作用して、上記冷却水流入チャンバー121a内の
流体の冷却水排出通路113b側への逆流を防止する。
冷却水流入チャンバー121a内の流体はインペラー本
体121の湾曲状突部121bに設けられた冷却水排出
孔121cを介してインペラー120の内部に排出さ
れ、上記インペラー120の内部に排出された流体はイ
ンペラー120によって再び加圧される。
【0035】従って、上記のような本発明による冷却水
強制循環方式の循環ポンプ101によれば、十分な量の
冷却水を固定子缶115の内部に供給することができる
ため、モーター軸113とベアリング117a、117
b及び117cとの間で生ずる摩擦熱を十分に冷却する
ことができるばかりでなく、流体とともに固定子缶11
5の内部に流入された異物をモーター軸113の下端付
近に設けられた螺状凹溝113aとモーター軸113の
中央に設けられた冷却水排出通路113bとを介して流
体とともにモーター110の外部に強制排出させるた
め、固定子缶115の内部に異物が積もることを防止し
得るとの利点がある。
【0036】図6乃至図8は、本発明による冷却水強制
循環方式の循環ポンプの実施例2を示す。同図によれ
ば、本発明による冷却水強制循環方式の循環ポンプ15
1はモーター160、インペラー170、及びポンプハ
ウジング180を備える。モーター160はモーターハ
ウジング164を備える。上記モーターハウジング16
4の内側には固定子161が固定されている。上記固定
子161は固定子缶165、モーターエンドシールド1
68及び複数のシール部材169a、169b及び16
9cによって流体から隔離されている。回転子162は
モーター軸163と堅固に結合されている。モーター軸
163の一端は下側ベアリングホルダー166a及び下
側ブシュベアリング167aによってモーターハウジン
グ164の内側底部に回転及び軸方向摺動自在に支持さ
れている。モーター軸163の他端はモーターエンドシ
ールド168に形成された貫通孔168aを貫いて突出
して上側ブシュベアリング167bによってモーターエ
ンドシールド168に回転及び軸方向摺動自在に支持さ
れている。上記モーター軸163の外周には螺状凹溝1
63aが形成され、また、上記モーター軸163の中央
にはその軸線に沿って冷却水排出通路163bが形成さ
れている。
【0037】上記螺状凹溝163aは上側螺状凹溝26
3aと下側螺状凹溝263bとからなり、上記上側螺状
凹溝263aの一端は上記モーター160の動作が開始
され上記インペラー170が(従って、上記モーター軸
163が)上記モーター160に関して上側に移動した
時に限って、上記インペラーチャンバー183の内部空
間と連通し、上記モーター160の動作が中止し上記イ
ンペラー170が(従って、上記モーター軸163が)
上記モーター160に関して下側に移動した時には、上
記上側ブシュベアリング167bによってその入り口が
閉鎖されるように形成され、また上記上側螺状凹溝26
3aの他端は、上記モーター160が動作して上記イン
ペラー170が(従って、上記モーター軸163が)上
記モーター160に関して上側に移動した時にも、上記
固定子缶165の内部空間と連通するように形成され、
上記下側螺状凹溝263bの上端は、上記モーター16
0が動作して上記インペラー170が(従って、上記モ
ーター軸163が)上記モーター160に関して上側に
移動した時に限って、上記固定子缶165の内部空間と
連通し、上記モーター160の動作が中止し上記インペ
ラー170が(従って、上記モーター軸163が)上記
モーター160に関して下側に移動した時には、上記下
側ブシュベアリング167aによってその入り口が閉鎖
されるように形成されている。
【0038】また、上記冷却水排出通路163bは、上
記モーターハウジング164側の入り口が狭く上記冷却
水流入チャンバー171a側の出口が広くなるように、
テーパーが付いているのが望ましく、上記冷却水排出通
路163bの上記冷却水流入チャンバー171a側の末
端には球座163cが形成され、上記球座163cには
鋼球163dが安着されている。下側ベアリングホルダ
ー166aと固定子缶165との間にはシール部材16
9aが、また、モーターエンドシールド168と固定子
缶との間にはシール部材169bがそれぞれ介在して流
体の漏れを防いでいる。
【0039】インペラー170はインペラー本体171
及び囲い板172からなる。上記インペラー本体171
と囲い板172とは超音波によって溶着されている。上
記インペラー本体171は流体を加圧するための複数の
羽根171aを備え、モーター軸163の上記他端に堅
固に固定されている。上記インペラー本体171の底面
中央には上記モーター軸163の上端と共に冷却水流入
チャンバー171aをなす湾曲状突部171bが形成さ
れ、該湾曲状突部171bには複数の冷却水排出孔17
1cが形成されている。上記囲い板172はその一側が
インペラー本体171の上側に堅固に取り付けられ、そ
の中心部には流体の流入のための貫通孔173が設けら
れている。上記貫通孔173の上側端部には傾斜面17
3aが形成されている。上記囲い板172の他側には環
状フランジ172aが形成され、上記環状フランジ17
2aの上面には複数の凹溝172bが形成されている。
【0040】モーター160の上側にはポンプハウジン
グ180が結合されている。上記ポンプハウジング18
0はその両側に流入通路181及び流出通路182が形
成され、その中央にはインペラーチャンバー183が形
成されている。上記インペラーチャンバー183内には
インペラー170が配置され、上記インペラーチャンバ
ー183は流入通路181及び流出通路182とそれぞ
れ連通する。上記ポンプハウジング180の流入通路1
81のインペラーチャンバー183側の末端には吸入リ
ング184が装着されている。上記吸入リング184は
フランジ部184aと、上記囲い板172の貫通孔17
3の上側端部に形成された傾斜面173aと同一角度で
傾斜した傾斜ガイド部184bとを備える。ポンプハウ
ジング180とモーターエンドシールド168との間に
はシール部材169cが介在され流体の漏れを防止して
いる。
【0041】上記のような本発明の冷却水強制循環方式
の循環ポンプ151は、モーター160の固定子161
に電流が印加されれば、固定子161と回転子162と
の電磁気的な作用によって、下側ブシュベアリング16
7aと上側ブシュベアリング167bとによってモータ
ーハウジング164に対して回転自在に支持されている
モーター軸163が回転し、これに従って、上記モータ
ー軸163の一端に堅固に固定されているインペラー1
70が回転する。インペラー170が回転すれば、ポン
プハウジング180の流入通路181及び吸入リング1
84を介して上記インペラー170の内部に流入された
流体は、上記インペラー170によって加圧されポンプ
ハウジング180のインペラーチャンバー183内に送
出され、次いで流出通路182を介して送出される。イ
ンペラー170が回転すれば、流入通路181を介して
流入された流体はインペラー170に備えられた複数の
羽根171aによってインペラーチャンバー183内に
加圧されるため、インペラーチャンバー183内の流体
圧は流入通路181内の流体圧より高圧となる。従っ
て、インペラー170は吸入リング184側に付勢され
る。一方、インペラー170の固定されたモーター軸1
63は下側ブシュベアリング167a及び上側ブシュベ
アリング167bによってモーターハウジング164に
対して回転及び摺動自在に支持されているため、上記イ
ンペラー170は回転しながら上記吸入リング184側
に上昇する。
【0042】また、循環ポンプ151の作動時には、上
記のような理由によってインペラーチャンバー183内
の流体圧が流入通路181内の流体圧より高圧となるた
め、インペラーチャンバー183内に流出された高圧の
流体は、囲い板172の環状フランジ172aの上面と
吸入リング184のフランジ部184aの下面との間に
形成されている間隙を介して流入通路181側に流入さ
れる。
【0043】この際、上記間隙を介して流入された流体
は、上記環状フランジ172aの上面に設けられた複数
の凹溝172bによって、再び環状フランジ172aの
外側に逸脱しようとする遠心力の作用を受ける。上記凹
溝172bの外側端付近では、流入される高圧流体と上
記凹溝172bによって外側に加圧された流体との間で
衝突が生じ、これによって、上記囲い板172と上記吸
入リング184との間には相当な圧力を有する流体膜が
形成される。この流体膜は上記インペラー170に対し
て流体ベアリングとして働き、上記インペラー170が
上記吸入リング184に接触せずに円滑に回転し得るよ
うにする。
【0044】これと同時に、インペラー170の上昇に
よってモーター軸163が上昇すれば、上側ブシュベア
リング167bによって閉鎖されていた上側螺状凹溝2
63aの入り口がインペラーチャンバー183の内部に
露出される。従って、インペラーチャンバー183内の
高圧流体は、インペラーチャンバー183と冷却水流入
チャンバー171aとの圧力差及びモーター軸163に
形成された上側螺状凹溝263aの回転運動によって、
上記モーター軸163の上記螺状凹溝263aに沿って
固定子缶165の内部に流入される。該流入された流体
によってモーター160が冷却される。これと同時に、
固定子缶165内部の流体は、上記モーター160が動
作して上記モーター軸163が上記モーター160に関
して上側に移動した時に限って、上記固定子缶165の
内部空間と連通するように上記モーター軸163の下端
付近に設けられた下側螺状凹溝263bに沿って、イン
ペラーチャンバー183と冷却水流入チャンバー171
aとの圧力差及び上記下側螺状凹溝263bの回転運動
によって、下側ベアリングホルダー166aの内部に形
成された空間に流入される。該流入された流体は、下側
ベアリングホルダー166aの内部に形成された空間内
の流体圧と冷却水流入チャンバー171a内の流体圧と
の圧力差によって冷却水排出通路163bを介して冷却
水流入チャンバー171a内に排出される。この際、上
記冷却水排出通路163bの冷却水流入チャンバー17
1a側の末端に形成されている球座163c及び該球座
163cに安着されている鋼球163dが逆止め弁とし
て働き、上記冷却水流入チャンバー171a内の流体の
冷却水排出通路163b側への逆流を防止する。冷却水
流入チャンバー171a内の流体はインペラー本体17
1の湾曲状突部171bに設けられた冷却水排出孔17
1cを介してインペラー170の内部に排出され、上記
インペラー170の内部に排出された流体はインペラー
170によって再び加圧される。
【0045】従って、上記のような本発明による冷却水
強制循環方式の循環ポンプ151によれば、十分な量の
冷却水を固定子缶165の内部に供給することができる
ため、モーター軸163とベアリング177a及び16
7bとの間で生ずる摩擦熱を十分に冷却することができ
るばかりでなく、流体とともに固定子缶165の内部に
流入された異物をモーター軸163の下端付近に設けら
れた下側螺状凹溝263bとモーター軸163の中央に
設けられた冷却水排出通路163bとを介して流体とと
もにモーター160の外部に強制排出させるため、固定
子缶165の内部に異物が積もることを防止し得るとの
利点がある。
【0046】以上、本発明を望ましい実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内での変更及び
改良が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の循環ポンプの実施例1の一部を切欠した
正面図である。
【図2】従来の循環ポンプの実施例2の正断面図であ
る。
【図3】図2におけるインペラーとポンプハウジングの
配置関係を示す一部拡大図である。
【図4】本発明による冷却水強制循環方式の循環ポンプ
の実施例1の一部を切欠した正面図である。
【図5】図4におけるA部の拡大図である。
【図6】本発明による冷却水強制循環方式の循環ポンプ
の実施例2の正断面図である。
【図7】本発明による冷却水強制循環方式の循環ポンプ
の実施例2におけるポンプ停止状態を示す要部拡大図で
ある。
【図8】本発明による冷却水強制循環方式の循環ポンプ
の実施例2におけるポンプ稼動状態を示す要部拡大図で
ある。
【符号の説明】
110 モーター 111 固定子 112 回転子 113 モーター軸 113a 螺状凹溝 113b 冷却水排出通路 113c 球座 113d 鋼球 114 モーターハウジング 115 固定子缶 116a 下側ベアリングホルダー 116b 上側ベアリングホルダー 117a 下側ブシュベアリング 117b 上側ブシュベアリング 117c トラストベアリング 118 モーターエンドシールド 119a、119b、119c Oリング 120 インペラー 121 インペラー本体 121a 冷却水流入チャンバー 121b 湾曲状突部 121c 複数の冷却水排出孔 122 囲い板 123 貫通孔 130 ポンプハウジング 131 流入通路 132 流出通路 133 インペラーチャンバー 134 吸入リング 134a フランジ部 134b シリンダー部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターハウジングと、上記モーターハ
    ウジングの内側に固定されている固定子と、上記固定子
    を流体から隔離するための固定子缶、モーターエンドシ
    ールド及び複数のシール部材と、上記固定子に電流が印
    加されれば上記固定子との電磁気的な相互作用によって
    回転する回転子と、上記回転子と一体として結合され、
    その一端は下側ブシュベアリングによって上記モーター
    ハウジングの内側底部に回転自在に支持され、その他端
    は上記モーターエンドシールドに設けられた貫通孔を貫
    いて突出して上記他端の付近で上側ブシュベアリングに
    よって上記モーターエンドシールドの貫通孔に回転自在
    に支持されているモーター軸(上記モーター軸の外周に
    は螺状凹溝が形成され、上記モーター軸の中央にはその
    軸線に沿って冷却水排出通路が形成されている)とを含
    むモーター;流体を加圧するための複数の羽根を備え、
    上記モーター軸の上記他端に堅固に結合されているイン
    ペラー本体(上記インペラー本体の底面中央には上記モ
    ーター軸の上端とともに冷却水流入チャンバーをなす湾
    曲状突部が形成され、上記湾曲状突部には少なくとも1
    つの冷却水排出孔が形成されている)と、その一側が上
    記インペラー本体の上側に堅固に取り付けられ、その中
    心部には流体の流入のための貫通孔が設けられた囲い板
    とを含むインペラー;及び上記モーターの上側に結合さ
    れており、その両側にはそれぞれ流入通路及び流出通路
    が形成され、その中央には上記インペラーが位置し、上
    記流入通路及び流出通路と連通するインペラーチャンバ
    ーを備えたハウジング本体と、上記ハウジング本体の流
    入通路の内側末端に結合され、上記流入通路を介して上
    記インペラー内に流動する流体をガイドするための吸入
    リングとを含むポンプハウジング;で構成されたことを
    特徴とする冷却水強制循環方式の循環ポンプ。
  2. 【請求項2】 上記冷却水排出通路は、上記モーターハ
    ウジング側の入り口が狭く上記冷却水流入チャンバー側
    の出口が広くなるように、テーパーが付いていることを
    特徴とする請求項1記載の冷却水強制循環方式の循環ポ
    ンプ。
  3. 【請求項3】 上記冷却水排出通路の上記冷却水流入チ
    ャンバー側の末端には球座が形成され、上記球座には鋼
    球が安着されていることを特徴とする請求項1または2
    記載の冷却水強制循環方式の循環ポンプ。
  4. 【請求項4】 モーターハウジングと、上記モーターハ
    ウジングの内側に固定されている固定子と、上記固定子
    を流体から隔離するための固定子缶、モーターエンドシ
    ールド及び複数のシール部材と、上記固定子に電流が印
    加されれば上記固定子との電磁気的な相互作用によって
    回転する回転子と、上記回転子と一体として結合され、
    その一端は下側ブシュベアリングによって上記モーター
    ハウジングの内側底部に回転及び摺動自在に支持され、
    その他端は上記モーターエンドシールドに設けられた貫
    通孔を貫いて突出して上記他端の付近で上側ブシュベア
    リングによって上記モーターエンドシールドの貫通孔に
    回転及び摺動自在に支持されているモーター軸(上記モ
    ーター軸の外周には螺状凹溝が形成され、上記モーター
    軸の中央にはその軸線に沿って冷却水排出通路が形成さ
    れている)とを含むモーター;流体を加圧するための複
    数の羽根を備え、上記モーター軸の上記他端に堅固に結
    合されているインペラー本体(上記インペラー本体の底
    面中央には上記モーター軸の上端とともに冷却水流入チ
    ャンバーをなす湾曲状突部が形成され、上記湾曲状突部
    には少なくとも1つの冷却水排出孔が形成されている)
    と、その一側が上記インペラー本体の上側に堅固に取り
    付けられ、その中心部には流体の流入のための貫通孔が
    設けられており、その他側にはその上面に複数の凹溝を
    有する環状フランジが形成されている囲い板とを含むイ
    ンペラー;及び上記モーターの上側に結合されており、
    その両側にはそれぞれ流入通路及び流出通路が形成さ
    れ、その中央には上記インペラーが位置し、上記流入通
    路及び流出通路と連通するインペラーチャンバーを備え
    たハウジング本体と、上記ハウジング本体の流入通路の
    内側末端に結合され、上記流入通路を介して上記インペ
    ラー内に流動する流体をガイドするための吸入リングと
    を含むポンプハウジング;で構成されたことを特徴とす
    る冷却水強制循環方式の循環ポンプ。
  5. 【請求項5】 上記螺状凹溝は上側螺状凹溝と下側螺状
    凹溝とからなり、上記上側螺状凹溝の一端は上記モータ
    ーの動作が開始され上記インペラーが(従って、上記モ
    ーター軸が)上記モーターに関して上側に移動した時に
    限って、上記インペラーチャンバーの内部空間と連通
    し、上記モーターの動作が中止し上記インペラーが(従
    って、上記モーター軸が)上記モーターに関して下側に
    移動した時には、上記上側ブシュベアリングによってそ
    の入り口が閉鎖されるように形成され、また上記上側螺
    状凹溝の他端は、上記モーターが動作して上記インペラ
    ーが(従って、上記モーター軸が)上記モーターに関し
    て上側に移動した時にも、上記固定子缶の内部空間と連
    通するように形成され、上記下側螺状凹溝の上端は、上
    記モーターが動作して上記インペラーが(従って、上記
    モーター軸が)上記モーターに関して上側に移動した時
    に限って、上記固定子缶の内部空間と連通し、上記モー
    ターの動作が中止し上記インペラーが(従って、上記モ
    ーター軸が)上記モーターに関して下側に移動した時に
    は、上記下側ブシュベアリングによってその入り口が閉
    鎖されるように形成されたことを特徴とする請求項4記
    載の冷却水強制循環方式の循環ポンプ。
  6. 【請求項6】 上記冷却水排出通路は、上記モーターハ
    ウジング側の入り口が狭く上記冷却水流入チャンバー側
    の出口が広くなるように、テーパーが付いていることを
    特徴とする請求項4または5記載の冷却水強制循環方式
    の循環ポンプ。
  7. 【請求項7】 上記冷却水排出通路の上記冷却水流入チ
    ャンバー側の末端には球座が形成され、上記球座には鋼
    球が安着されていることを特徴とする請求項4または5
    記載の冷却水強制循環方式の循環ポンプ。
  8. 【請求項8】 上記冷却水排出通路の上記冷却水流入チ
    ャンバー側の末端には球座が形成され、上記球座には鋼
    球が安着されていることを特徴とする請求項6記載の冷
    却水強制循環方式の循環ポンプ。
JP8002109A 1995-07-25 1996-01-10 冷却水強制循環方式の循環ポンプ Pending JPH0942196A (ja)

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