JPH0935794A - 雌側端子金具 - Google Patents
雌側端子金具Info
- Publication number
- JPH0935794A JPH0935794A JP20526995A JP20526995A JPH0935794A JP H0935794 A JPH0935794 A JP H0935794A JP 20526995 A JP20526995 A JP 20526995A JP 20526995 A JP20526995 A JP 20526995A JP H0935794 A JPH0935794 A JP H0935794A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact piece
- terminal fitting
- cap
- tubular portion
- female
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 9
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 20
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造容易で接圧の調整を行いやすく、かつ、
十分な接圧を得る。 【構成】 端子金具10における筒部30の内周壁面に
一端を自由端とした接片32を形成するとともに同接片
32の自由端を外側から支持可能な筒状のキャップ40
を装着することにより、接片32を急角度で折り返すこ
となく容易に二点支持とすることができ、容易に二点支
持のメリットを備えた端子金具とすることができる。
十分な接圧を得る。 【構成】 端子金具10における筒部30の内周壁面に
一端を自由端とした接片32を形成するとともに同接片
32の自由端を外側から支持可能な筒状のキャップ40
を装着することにより、接片32を急角度で折り返すこ
となく容易に二点支持とすることができ、容易に二点支
持のメリットを備えた端子金具とすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雌側端子金具に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の雌側端子金具として、図
6に示す特公平第6−14472号公報に開示されたも
のが知られている。図において、当該雌側端子金具1
は、先端側に図示しない雄側端子金具を挿入可能な筒部
2を有しており、この筒部2の内周壁面をコの字形の切
り欠いて内側に突出する接片3を形成してある。接片3
は雌側端子金具1の前端側が自由端となっており、雄側
端子金具を筒部2に挿入したときに当該自由端の側が外
周方向に撓みつつ所定の接圧で当接され、導通する。な
お、当該筒部2の開口端には外周を囲み込む筒状のキャ
ップ4を装着してある。
6に示す特公平第6−14472号公報に開示されたも
のが知られている。図において、当該雌側端子金具1
は、先端側に図示しない雄側端子金具を挿入可能な筒部
2を有しており、この筒部2の内周壁面をコの字形の切
り欠いて内側に突出する接片3を形成してある。接片3
は雌側端子金具1の前端側が自由端となっており、雄側
端子金具を筒部2に挿入したときに当該自由端の側が外
周方向に撓みつつ所定の接圧で当接され、導通する。な
お、当該筒部2の開口端には外周を囲み込む筒状のキャ
ップ4を装着してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の雌側端
子金具においては、接片3が後端側だけを支持されたい
わゆる一点支持のものであり、接圧の調整がしにくかっ
たり十分な接圧が得られないという課題があった。一
方、筒部2の端部から短冊状の帯板片を延設させてお
き、係る帯板片を折り返して係る接片3を形成すること
も数多く行われているが、係る折り返し構造において
は、先端を180度近い急角度で折り返さなければなら
ず、プレス作業が複雑であるという潜在的な課題があ
る。
子金具においては、接片3が後端側だけを支持されたい
わゆる一点支持のものであり、接圧の調整がしにくかっ
たり十分な接圧が得られないという課題があった。一
方、筒部2の端部から短冊状の帯板片を延設させてお
き、係る帯板片を折り返して係る接片3を形成すること
も数多く行われているが、係る折り返し構造において
は、先端を180度近い急角度で折り返さなければなら
ず、プレス作業が複雑であるという潜在的な課題があ
る。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、製造容易で接圧の調整を行い易く、かつ、十分な接
圧が得られる雌側端子金具の提供を目的とする。
で、製造容易で接圧の調整を行い易く、かつ、十分な接
圧が得られる雌側端子金具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、先端に相手側端子金具を挿
入可能な筒部を有する雌側端子金具であって、上記筒部
は、一端を自由端とするとともに中間部分を筒部内側に
突出せしめるように屈曲した接片を内周壁面に備えると
ともに、当該筒部の開口端を囲い込むとともに上記接片
の自由端を外周側から支持するキャップを有する構成と
してある。
め、請求項1に係る発明は、先端に相手側端子金具を挿
入可能な筒部を有する雌側端子金具であって、上記筒部
は、一端を自由端とするとともに中間部分を筒部内側に
突出せしめるように屈曲した接片を内周壁面に備えると
ともに、当該筒部の開口端を囲い込むとともに上記接片
の自由端を外周側から支持するキャップを有する構成と
してある。
【0006】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の雌側端子金具において、上記キャップは、上記接
片を支持する受け面に高さ設定可能な突起を備えた構成
としてある。さらに、請求項3に係る発明は、請求項1
または請求項2に記載の雌側端子金具において、上記キ
ャップは、上記接片を支持する受け面における同接片の
前方側に突堤を備えた構成としてある。
記載の雌側端子金具において、上記キャップは、上記接
片を支持する受け面に高さ設定可能な突起を備えた構成
としてある。さらに、請求項3に係る発明は、請求項1
または請求項2に記載の雌側端子金具において、上記キ
ャップは、上記接片を支持する受け面における同接片の
前方側に突堤を備えた構成としてある。
【0007】
【作用】上記のように構成した請求項1に係る発明にお
いては、雌側端子金具の先端には相手側端子金具を挿入
可能な筒部を形成してあり、同筒部の内周壁面には一端
を自由端とするとともに中間部分を筒部内側に突出せし
めるように屈曲した接片を形成してある。内周壁面に形
成した接片自体は一点支持であるが、キャップがこの筒
部の開口端を囲い込みつつ同接片の自由端を外周側から
支持していわゆる二点支持としている。
いては、雌側端子金具の先端には相手側端子金具を挿入
可能な筒部を形成してあり、同筒部の内周壁面には一端
を自由端とするとともに中間部分を筒部内側に突出せし
めるように屈曲した接片を形成してある。内周壁面に形
成した接片自体は一点支持であるが、キャップがこの筒
部の開口端を囲い込みつつ同接片の自由端を外周側から
支持していわゆる二点支持としている。
【0008】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、キャップにおける上記接片を支持す
る受け面に高さ設定可能な突起を形成してあり、この突
起の高さ設定を変えることにより、接圧コントロールが
可能となる。さらに、上記のように構成した請求項3に
係る発明においては、キャップにおける上記接片を支持
する受け面には、同接片の前方側に突堤を形成しあり、
相手側端子金具を筒部に挿入する際に、その方向が悪
く、上記接片を過度に撓ませようとしても、同接片は過
大に前方に移動する前に同突堤に当接し、過度に撓むの
を防止される。
る発明においては、キャップにおける上記接片を支持す
る受け面に高さ設定可能な突起を形成してあり、この突
起の高さ設定を変えることにより、接圧コントロールが
可能となる。さらに、上記のように構成した請求項3に
係る発明においては、キャップにおける上記接片を支持
する受け面には、同接片の前方側に突堤を形成しあり、
相手側端子金具を筒部に挿入する際に、その方向が悪
く、上記接片を過度に撓ませようとしても、同接片は過
大に前方に移動する前に同突堤に当接し、過度に撓むの
を防止される。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、急角度で
折り返すことなく、かつ、簡単な構成で二点支持の接片
とすることができ、製造容易で接圧の調整を行いやす
く、十分な接圧を得ることができる雌側端子金具を提供
することができる。また、請求項2に係る発明によれ
ば、キャップの突起の高さを調整するようにしたので、
より容易に接圧をコントロールすることができる。さら
に、請求項3に係る発明によれば、過度撓みをも容易に
防止することができる。
折り返すことなく、かつ、簡単な構成で二点支持の接片
とすることができ、製造容易で接圧の調整を行いやす
く、十分な接圧を得ることができる雌側端子金具を提供
することができる。また、請求項2に係る発明によれ
ば、キャップの突起の高さを調整するようにしたので、
より容易に接圧をコントロールすることができる。さら
に、請求項3に係る発明によれば、過度撓みをも容易に
防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例に係る雌側端子金具を側
面図により示しており、図2及び図3は断面図により示
しており、図4は上面図により示している。同図におい
て、端子金具10は、被覆電線を圧着接続するための後
端側のバレル部20と、概ね円筒状に形成された筒部3
0と、同筒部30の先端開口部分に装着されたキャップ
40とから構成されている。
する。図1は本発明の一実施例に係る雌側端子金具を側
面図により示しており、図2及び図3は断面図により示
しており、図4は上面図により示している。同図におい
て、端子金具10は、被覆電線を圧着接続するための後
端側のバレル部20と、概ね円筒状に形成された筒部3
0と、同筒部30の先端開口部分に装着されたキャップ
40とから構成されている。
【0011】バレル部20と筒部30は、一枚の金属板
を折り返して形成され、後端側のバレル部20は、先端
を皮むきした被覆電線における芯線部分を圧着するワイ
ヤバレル21と被覆部分を圧着するインシュレーション
バレル22とを備えている。本実施例の端子金具10
は、後端側に係るバレル部20を備えているが、少なく
とも前端側に筒状の筒部30を備えていればよく、後端
側は、例えば、圧接刃となっていたり、プリント基板に
直付けする端子部となっていたり、あるいは他の電気機
器の端子金具としておくこともできる。また、筒部30
自体は、概ね筒状となっていれば良く、完全に周囲を覆
う必要もない。従って、角筒状であっても良いし、ある
いは、断面U字形としてあってもよい。
を折り返して形成され、後端側のバレル部20は、先端
を皮むきした被覆電線における芯線部分を圧着するワイ
ヤバレル21と被覆部分を圧着するインシュレーション
バレル22とを備えている。本実施例の端子金具10
は、後端側に係るバレル部20を備えているが、少なく
とも前端側に筒状の筒部30を備えていればよく、後端
側は、例えば、圧接刃となっていたり、プリント基板に
直付けする端子部となっていたり、あるいは他の電気機
器の端子金具としておくこともできる。また、筒部30
自体は、概ね筒状となっていれば良く、完全に周囲を覆
う必要もない。従って、角筒状であっても良いし、ある
いは、断面U字形としてあってもよい。
【0012】先端側の筒部30の天井面の左右には前後
方向に走るビード31,31を形成してあり、底面側に
は前端側が自由端となる短冊状の接片32を形成してあ
る。同接片32は後端側にて筒部30と連結し、同連結
部分にてやや内方に屈曲され、中程にてやや外方に屈曲
されて、全体としては略くの字形に屈曲されている。接
片32が底面側から隆起されるように屈曲され、天井面
には左右に離れて二本のビード31,31を形成されて
いるため、断面円形の雄側端子金具が挿入されたときに
周囲の三方向から支持することになり、同雄側端子金具
を筒部30内の中央に保持することができる。
方向に走るビード31,31を形成してあり、底面側に
は前端側が自由端となる短冊状の接片32を形成してあ
る。同接片32は後端側にて筒部30と連結し、同連結
部分にてやや内方に屈曲され、中程にてやや外方に屈曲
されて、全体としては略くの字形に屈曲されている。接
片32が底面側から隆起されるように屈曲され、天井面
には左右に離れて二本のビード31,31を形成されて
いるため、断面円形の雄側端子金具が挿入されたときに
周囲の三方向から支持することになり、同雄側端子金具
を筒部30内の中央に保持することができる。
【0013】本実施例においては、接片32は後端側で
筒部30に連結し、前端側が自由端となっているが、内
周壁面に短冊状の帯板片を形成し、この帯板片の中央部
分が内側に隆起されるようになっていればよい。従っ
て、筒部30の軸方向に対して直交したり、斜めとなっ
て形成されていても良いし、あるいは前端側で筒部30
と連結して後端側が自由端となっていても良い。帯板片
と言っても必ずしも矩形短冊形状となっている必要はな
く、中央部分が幅狭となっていたり、中央部分に軸方向
のスリットを多数形成したセレーション形状となってい
てもよいし、あるいはビードを形成して合っても良い。
さらに、中央部分が隆起していればよいので、くの字形
でなくても略円弧状に形成してあっても良い。また、必
ずしもコの字形の切り込みでなくても、例えば、開口端
側から二本の平行な切り欠きを形成し、その間の板片を
接片とすることもできる。
筒部30に連結し、前端側が自由端となっているが、内
周壁面に短冊状の帯板片を形成し、この帯板片の中央部
分が内側に隆起されるようになっていればよい。従っ
て、筒部30の軸方向に対して直交したり、斜めとなっ
て形成されていても良いし、あるいは前端側で筒部30
と連結して後端側が自由端となっていても良い。帯板片
と言っても必ずしも矩形短冊形状となっている必要はな
く、中央部分が幅狭となっていたり、中央部分に軸方向
のスリットを多数形成したセレーション形状となってい
てもよいし、あるいはビードを形成して合っても良い。
さらに、中央部分が隆起していればよいので、くの字形
でなくても略円弧状に形成してあっても良い。また、必
ずしもコの字形の切り込みでなくても、例えば、開口端
側から二本の平行な切り欠きを形成し、その間の板片を
接片とすることもできる。
【0014】筒部30の開口に装着されるキャップ40
は略円筒状に形成され、前端は内側に屈曲されて筒部3
0の端部に当接可能となっている。また、キャップ40
の天井面と底面には内側に向けて突出するビード41
a,41bを形成してあり、底面のビード41bは上記
筒部30における接片32の切り欠き部分に入り込む大
きさとなっている。キャップ40はビード41bを接片
32の切り欠き部分に入り込ませつつ筒部30の開口端
を外側から囲い、同ビード41bは接片32の受け面と
なる。ビード41bの高さはプレス時に必要に応じて変
更可能であり、高くすれば接片32をより内側に押し込
むし、低くすれば軽く接片32を内側に押し込む程度と
なる。
は略円筒状に形成され、前端は内側に屈曲されて筒部3
0の端部に当接可能となっている。また、キャップ40
の天井面と底面には内側に向けて突出するビード41
a,41bを形成してあり、底面のビード41bは上記
筒部30における接片32の切り欠き部分に入り込む大
きさとなっている。キャップ40はビード41bを接片
32の切り欠き部分に入り込ませつつ筒部30の開口端
を外側から囲い、同ビード41bは接片32の受け面と
なる。ビード41bの高さはプレス時に必要に応じて変
更可能であり、高くすれば接片32をより内側に押し込
むし、低くすれば軽く接片32を内側に押し込む程度と
なる。
【0015】本実施例においては、キャップ40を筒部
30の形状に対応させて円筒状に形成してあるが、必ず
しも筒部30と同一断面形状とする必要はなく、開口端
を外周から囲い込むようにして装着可能となっていれば
よい。また、ビード41bが接片32を形成する切り欠
き部分内に入り込むようになっているが、接片32にお
ける自由端を外側から支持可能となるように筒部30の
外周に装着されていれば良く、必ずしもビード41bが
入り込むようにしている必要はない。しかし、本実施例
のように、コの字形の切り欠きにて接片32を形成し、
同切り欠き内にビード41bが入り込むことによってキ
ャップ40の抜け止めを図ることもできる。
30の形状に対応させて円筒状に形成してあるが、必ず
しも筒部30と同一断面形状とする必要はなく、開口端
を外周から囲い込むようにして装着可能となっていれば
よい。また、ビード41bが接片32を形成する切り欠
き部分内に入り込むようになっているが、接片32にお
ける自由端を外側から支持可能となるように筒部30の
外周に装着されていれば良く、必ずしもビード41bが
入り込むようにしている必要はない。しかし、本実施例
のように、コの字形の切り欠きにて接片32を形成し、
同切り欠き内にビード41bが入り込むことによってキ
ャップ40の抜け止めを図ることもできる。
【0016】キャップ40はビード41bにて接片32
の受け面を形成しているが、キャップ40の内周面が受
け面となっていれば良く、図5に示すように、ビード4
1bを短めにして内周面との連続部分に段部を形成せし
め、接片32の前方に対面する突堤を形成しても良い。
接片32は撓められるにつれてその自由端が前方に移動
するが、接片32の前方に係る突堤が形成されているの
で、過度に撓められそうになったときには同突堤に突き
当たり、過度撓みを防止することができる。
の受け面を形成しているが、キャップ40の内周面が受
け面となっていれば良く、図5に示すように、ビード4
1bを短めにして内周面との連続部分に段部を形成せし
め、接片32の前方に対面する突堤を形成しても良い。
接片32は撓められるにつれてその自由端が前方に移動
するが、接片32の前方に係る突堤が形成されているの
で、過度に撓められそうになったときには同突堤に突き
当たり、過度撓みを防止することができる。
【0017】この場合であれば、ビード41bと突堤と
を兼用することになるが、ビード41bの高さ調整で接
圧をコントロールするような場合は、同ビード41bの
前方側に別個の突堤を形成しておいても良い。次に、上
記構成からなる本実施例の動作を説明する。プレス成形
により、バレル部20と筒部30とを形成し、先端にキ
ャップ40を装着すれば、雌側端子金具10は完成す
る。図示しない雄側端子金具を筒部30の開口から挿入
すると、接片32における中央の隆起部分に当接し、外
方へ押し撓めることになる。接片32は、後端側の筒部
30との連結部分と前端側のキャップ40のビード41
bによって支持される部分との二点で支持されており、
加重を二点で受けて撓みつつ所定の接圧で同雄側端子金
具に接触し、導通する。
を兼用することになるが、ビード41bの高さ調整で接
圧をコントロールするような場合は、同ビード41bの
前方側に別個の突堤を形成しておいても良い。次に、上
記構成からなる本実施例の動作を説明する。プレス成形
により、バレル部20と筒部30とを形成し、先端にキ
ャップ40を装着すれば、雌側端子金具10は完成す
る。図示しない雄側端子金具を筒部30の開口から挿入
すると、接片32における中央の隆起部分に当接し、外
方へ押し撓めることになる。接片32は、後端側の筒部
30との連結部分と前端側のキャップ40のビード41
bによって支持される部分との二点で支持されており、
加重を二点で受けて撓みつつ所定の接圧で同雄側端子金
具に接触し、導通する。
【0018】接圧は、上述したように、プレス時にビー
ド41bの高さを設定することによって容易にコントロ
ールできる。例えば、車室内で使用する場合には装着性
を考慮して低めの接圧とすればよいし、エンジンルーム
内で使用する場合には抜け止めを考慮して高めの接圧と
すればよい。このように、端子金具10における筒部3
0の内周壁面に一端を自由端とした接片32を形成する
とともに同接片32の自由端を外側から支持可能な筒状
のキャップ40を装着することにより、接片32を急角
度で折り返すことなく容易に二点支持とすることがで
き、容易に二点支持のメリットを備えた端子金具とする
ことができる。
ド41bの高さを設定することによって容易にコントロ
ールできる。例えば、車室内で使用する場合には装着性
を考慮して低めの接圧とすればよいし、エンジンルーム
内で使用する場合には抜け止めを考慮して高めの接圧と
すればよい。このように、端子金具10における筒部3
0の内周壁面に一端を自由端とした接片32を形成する
とともに同接片32の自由端を外側から支持可能な筒状
のキャップ40を装着することにより、接片32を急角
度で折り返すことなく容易に二点支持とすることがで
き、容易に二点支持のメリットを備えた端子金具とする
ことができる。
【図1】本発明の一実施例に係る雌側端子金具の側面図
である。
である。
【図2】同雌側端子金具の軸方向に平行な断面による断
面図である。
面図である。
【図3】図2におけるIII−III断面による断面図であ
る。
る。
【図4】同雌側端子金具の上面図である。
【図5】変形例に係る雌側端子金具の要部断面図であ
る。
る。
【図6】従来の雌側端子金具の軸方向に平行な断面によ
る断面図である
る断面図である
10…端子金具 30…筒部 32…接片 40…キャップ 41b…ビード
Claims (3)
- 【請求項1】 先端に相手側端子金具を挿入可能な筒部
を有する雌側端子金具であって、上記筒部は、一端を自
由端とするとともに中間部分を筒部内側に突出せしめる
ように屈曲した接片を内周壁面に備えるとともに、当該
筒部の開口端を囲い込むとともに上記接片の自由端を外
周側から支持するキャップを有することを特徴とする雌
側端子金具。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載の雌側端子金具にお
いて、上記キャップは、上記接片を支持する受け面に高
さ設定可能な突起を備えたことを特徴とする雌側端子金
具。 - 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載の雌
側端子金具において、上記キャップは、上記接片を支持
する受け面における同接片の前方側に突堤を備えたこと
を特徴とする雌側端子金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20526995A JPH0935794A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 雌側端子金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20526995A JPH0935794A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 雌側端子金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0935794A true JPH0935794A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16504187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20526995A Pending JPH0935794A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 雌側端子金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0935794A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11909138B2 (en) | 2021-03-10 | 2024-02-20 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Terminal assembly including flat surface formed and aligned for achieving flat contact with mating tab |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP20526995A patent/JPH0935794A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11909138B2 (en) | 2021-03-10 | 2024-02-20 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Terminal assembly including flat surface formed and aligned for achieving flat contact with mating tab |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2675698B2 (ja) | 電気接触端子 | |
EP1162698B1 (en) | Female terminal fitting | |
EP0837529A1 (en) | Cover of terminal fitting | |
JP2006528824A (ja) | 電気コネクタ接点 | |
US6241541B1 (en) | Switch-equipped coaxial connector | |
JP2021018948A (ja) | フローティング機構付き同軸コネクタ | |
KR20020001725A (ko) | 액면검출장치 | |
CN103227366B (zh) | 连接电缆 | |
JPH0850966A (ja) | 高周波用同軸コネクタ | |
US7677935B2 (en) | Right-angle connector | |
JPH11507760A (ja) | シールドを有する電気コネクタ | |
JP2024015722A (ja) | コネクタ | |
JPH1055835A (ja) | 端子金具及びその製造方法 | |
US20230046729A1 (en) | Shield connector | |
US20220231434A1 (en) | Terminal and terminal wire assembly | |
US4863391A (en) | Contact terminal for high voltage resistor wire | |
EP1143563A1 (en) | Tandem screw type terminal device | |
JPH0935794A (ja) | 雌側端子金具 | |
JP2010170934A (ja) | シールドコネクタ及びシールドシェル | |
US20230163534A1 (en) | Shielded terminal | |
JP3200550B2 (ja) | 点火ケーブル用接続端子 | |
JPH0620736A (ja) | 雌形電気接続子の成形方法 | |
JP4193133B2 (ja) | 同軸コネクタ用l型プラグとその製造方法 | |
JP2003178845A (ja) | コネクタ | |
JP3418466B2 (ja) | 雄型ターミナル及びその製造方法 |