JPH09313291A - 車両用シートのシートクッション構造 - Google Patents
車両用シートのシートクッション構造Info
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- JPH09313291A JPH09313291A JP14048196A JP14048196A JPH09313291A JP H09313291 A JPH09313291 A JP H09313291A JP 14048196 A JP14048196 A JP 14048196A JP 14048196 A JP14048196 A JP 14048196A JP H09313291 A JPH09313291 A JP H09313291A
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- Japan
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- cushion assembly
- seat
- links
- link
- cushion
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートクッションを展開できる車両用シート
において、展開位置での座面を広くし、しかも展開操作
を容易にする。 【解決手段】 メインクッションアセンブリ10の上側
には、アッパフレーム21を有するアッパクッションア
センブリ20が載置されている。アッパフレームの左右
両側の前後部に一端が回動可能に連結されたフロント及
びリヤリンク32,33は、各他端が連結リンク34の
前後端に回動可能に連結されて四節回転連鎖を形成して
いる。車体に固定された左右のスライドブラケット30
A,30Bに形成されて前後方向ほゞ水平に延びる案内
スリット31には、連結リンクの後端部に設けた摺動ピ
ン38が摺動可能に係合されて、アッパクッションアセ
ンブリをメインクッションアセンブリの前側に展開可能
としている。アッパフレームには折畳み式の補助レッグ
25が設けられている。
において、展開位置での座面を広くし、しかも展開操作
を容易にする。 【解決手段】 メインクッションアセンブリ10の上側
には、アッパフレーム21を有するアッパクッションア
センブリ20が載置されている。アッパフレームの左右
両側の前後部に一端が回動可能に連結されたフロント及
びリヤリンク32,33は、各他端が連結リンク34の
前後端に回動可能に連結されて四節回転連鎖を形成して
いる。車体に固定された左右のスライドブラケット30
A,30Bに形成されて前後方向ほゞ水平に延びる案内
スリット31には、連結リンクの後端部に設けた摺動ピ
ン38が摺動可能に係合されて、アッパクッションアセ
ンブリをメインクッションアセンブリの前側に展開可能
としている。アッパフレームには折畳み式の補助レッグ
25が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納及び展開可能
な部分を有し、展開することにより座面を広くできるよ
うにした車両用シートのシートクッション構造に関す
る。
な部分を有し、展開することにより座面を広くできるよ
うにした車両用シートのシートクッション構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用シートのシートクッショ
ン構造としては、例えば実開昭59−179732号公
報に開示されたフットレスト付き車両用シートがある。
これは、シートクッションフレームの下部に前後方向摺
動可能に支持したスライドフレームの前端部に、フット
レストを同スライドフレームの下方位置から上方位置ま
で略半回転し得るように取り付けたものである。この技
術では、不使用時にはフットレストを下方位置にしスラ
イドフレームを後方に摺動させてフットレストをシート
クッションの下方に収納し、使用時にはスライドフレー
ムを引き出しフットレストを上方位置に回転させて展開
するものである。
ン構造としては、例えば実開昭59−179732号公
報に開示されたフットレスト付き車両用シートがある。
これは、シートクッションフレームの下部に前後方向摺
動可能に支持したスライドフレームの前端部に、フット
レストを同スライドフレームの下方位置から上方位置ま
で略半回転し得るように取り付けたものである。この技
術では、不使用時にはフットレストを下方位置にしスラ
イドフレームを後方に摺動させてフットレストをシート
クッションの下方に収納し、使用時にはスライドフレー
ムを引き出しフットレストを上方位置に回転させて展開
するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この技
術では不使用時にフットレストをシート下側の空間に収
納しているので、この空間が狭い乗用車のリヤシートな
どにおいては、小さい座面しかとることができない。ま
た使用時にはフットレストを上方位置に回転させて展開
しているので、引き出した状態でフロントシートとの間
の隙間が小さいと操作性が悪く、展開状態における座面
を充分に広くすることができない。従ってフットレスト
付き車両用シートとして使用することはできるが、子供
用ベッドとしては使用することはできなかった。
術では不使用時にフットレストをシート下側の空間に収
納しているので、この空間が狭い乗用車のリヤシートな
どにおいては、小さい座面しかとることができない。ま
た使用時にはフットレストを上方位置に回転させて展開
しているので、引き出した状態でフロントシートとの間
の隙間が小さいと操作性が悪く、展開状態における座面
を充分に広くすることができない。従ってフットレスト
付き車両用シートとして使用することはできるが、子供
用ベッドとしては使用することはできなかった。
【0004】本発明はこのような各問題を解決し、展開
された状態での座面を広くして子供用ベッドとしても使
用可能であり、しかも操作性がよい車両用シートを得る
ことを目的とする。
された状態での座面を広くして子供用ベッドとしても使
用可能であり、しかも操作性がよい車両用シートを得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による車両用シー
トのシートクッション構造は、車体の一部に取り付けら
れるメインクッションアセンブリと、アッパフレーム及
びその上に設けられるアッパクッションよりなりメイン
クッションアセンブリの上側に載置されるアッパクッシ
ョンアセンブリと、各アッパフレームの左右両側のサイ
ド部材の前部及び後部に回動可能に一端部が連結された
左右各1対のフロント及びリヤリンクと、この各リンク
の各他端部に前後端部が回動可能に連結されてサイド部
材、フロントリンク及びリヤリンクと共に四節回転連鎖
を形成する連結リンクと、車体の一部に固定されて前後
方向ほゞ水平に延びる案内スリットを有する左右1対の
スライドブラケットと、リヤリンクと連結リンクの連結
部付近に設けられて案内スリットと摺動可能に係合され
る摺動ピンと、リヤリンクと連結リンクの何れか一方に
設けられリヤリンクが連結リンクに対して前下向きに所
定角度まで回動すればこの両リンクの他方と係合してそ
れ以上の相対回動を阻止するストッパ部と、フロント及
びリヤリンクに対応してメインクッションアセンブリの
前縁から後方に切り込まれてこの各リンクがその内側で
移動可能な1対のスリットよりなり、前記アッパクッシ
ョンアセンブリを前記メインクッションアセンブリ上の
折畳み位置と同メインクッションアセンブリ前側の展開
位置との間で移動可能としたものである。
トのシートクッション構造は、車体の一部に取り付けら
れるメインクッションアセンブリと、アッパフレーム及
びその上に設けられるアッパクッションよりなりメイン
クッションアセンブリの上側に載置されるアッパクッシ
ョンアセンブリと、各アッパフレームの左右両側のサイ
ド部材の前部及び後部に回動可能に一端部が連結された
左右各1対のフロント及びリヤリンクと、この各リンク
の各他端部に前後端部が回動可能に連結されてサイド部
材、フロントリンク及びリヤリンクと共に四節回転連鎖
を形成する連結リンクと、車体の一部に固定されて前後
方向ほゞ水平に延びる案内スリットを有する左右1対の
スライドブラケットと、リヤリンクと連結リンクの連結
部付近に設けられて案内スリットと摺動可能に係合され
る摺動ピンと、リヤリンクと連結リンクの何れか一方に
設けられリヤリンクが連結リンクに対して前下向きに所
定角度まで回動すればこの両リンクの他方と係合してそ
れ以上の相対回動を阻止するストッパ部と、フロント及
びリヤリンクに対応してメインクッションアセンブリの
前縁から後方に切り込まれてこの各リンクがその内側で
移動可能な1対のスリットよりなり、前記アッパクッシ
ョンアセンブリを前記メインクッションアセンブリ上の
折畳み位置と同メインクッションアセンブリ前側の展開
位置との間で移動可能としたものである。
【0006】アッパクッションアセンブリは、折畳み位
置ではメインクッションアセンブリ上に載置されるの
で、その前後幅はメインクッションアセンブリの前後幅
と同じ程度にまで広げることができる。この折畳み位置
では摺動ピンは案内スリットの後端部に位置しており、
この位置からアッパクッションアセンブリを前に移動さ
せれば、フロント及びリヤリンクはほゞ垂直のまま連結
リンクと共に前方に移動して摺動ピンは案内スリットの
前端部に達する。そしてアッパクッションアセンブリを
斜め前下に押せばフロント及びリヤリンクは連結リンク
との連結点を中心として前下向きに回動し、リヤリンク
が連結リンクに対し所定角度回動してストッパ部により
それ以上の回動が停止されたところで、アッパクッショ
ンアセンブリはメインクッションアセンブリの前側に連
続される展開位置となる。この状態からアッパクッショ
ンアセンブリを斜め後ろ上に持ち上げて後方に引けば、
上述と逆の順序で元の折畳み位置に戻る。
置ではメインクッションアセンブリ上に載置されるの
で、その前後幅はメインクッションアセンブリの前後幅
と同じ程度にまで広げることができる。この折畳み位置
では摺動ピンは案内スリットの後端部に位置しており、
この位置からアッパクッションアセンブリを前に移動さ
せれば、フロント及びリヤリンクはほゞ垂直のまま連結
リンクと共に前方に移動して摺動ピンは案内スリットの
前端部に達する。そしてアッパクッションアセンブリを
斜め前下に押せばフロント及びリヤリンクは連結リンク
との連結点を中心として前下向きに回動し、リヤリンク
が連結リンクに対し所定角度回動してストッパ部により
それ以上の回動が停止されたところで、アッパクッショ
ンアセンブリはメインクッションアセンブリの前側に連
続される展開位置となる。この状態からアッパクッショ
ンアセンブリを斜め後ろ上に持ち上げて後方に引けば、
上述と逆の順序で元の折畳み位置に戻る。
【0007】メインクッションアセンブリとアッパクッ
ションアセンブリにより構成されるシートクッションは
リヤシートとして使用することが好ましい。そのように
すれば、展開位置では、アッパクッションアセンブリは
メインクッションアセンブリとフロントシートの間に入
れられる。
ションアセンブリにより構成されるシートクッションは
リヤシートとして使用することが好ましい。そのように
すれば、展開位置では、アッパクッションアセンブリは
メインクッションアセンブリとフロントシートの間に入
れられる。
【0008】各スライドブラケットには、案内スリット
の前後各端に下方に切り込まれた切欠き部を形成するこ
とが好ましい。このようにした場合には、アッパクッシ
ョンアセンブリの前後への移動は、アッパクッションア
センブリを持ち上げリンクに設けた摺動ピンを切欠き部
から外して行う。
の前後各端に下方に切り込まれた切欠き部を形成するこ
とが好ましい。このようにした場合には、アッパクッシ
ョンアセンブリの前後への移動は、アッパクッションア
センブリを持ち上げリンクに設けた摺動ピンを切欠き部
から外して行う。
【0009】アッパフレームの前部には、アッパフレー
ム内に収納される収納状態と下方に突出する起立状態と
の間で折り畳み可能な補助レッグを設けることが好まし
い。このようにすれば、折畳み位置におけるアッパクッ
ションアセンブリの前部は補助レッグによりれ支持され
る。
ム内に収納される収納状態と下方に突出する起立状態と
の間で折り畳み可能な補助レッグを設けることが好まし
い。このようにすれば、折畳み位置におけるアッパクッ
ションアセンブリの前部は補助レッグによりれ支持され
る。
【0010】メインクッションアセンブリの上面に前側
が解放された凹部を形成し、アッパクッションアセンブ
リはこの凹部内に前後方向移動可能に載置してもよい。
が解放された凹部を形成し、アッパクッションアセンブ
リはこの凹部内に前後方向移動可能に載置してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に図1〜図7に示す実施の形
態により本発明の説明をする。この実施の形態は本発明
を乗用車のリヤシートAに適用したものである。図1に
示すように、このリヤシートAはシートクッションBと
シートバックCよりなるベンチタイプのものである。シ
ートクッションBは、図1〜図4及び図7に示すよう
に、メインクッションアセンブリ10、その両側に設け
たサイドクッション19、及びメインクッションアセン
ブリ10の上面両側部に設けた1対のアッパクッション
アセンブリ20よりなっている。
態により本発明の説明をする。この実施の形態は本発明
を乗用車のリヤシートAに適用したものである。図1に
示すように、このリヤシートAはシートクッションBと
シートバックCよりなるベンチタイプのものである。シ
ートクッションBは、図1〜図4及び図7に示すよう
に、メインクッションアセンブリ10、その両側に設け
たサイドクッション19、及びメインクッションアセン
ブリ10の上面両側部に設けた1対のアッパクッション
アセンブリ20よりなっている。
【0012】図2〜図4に示すように、メインクッショ
ンアセンブリ10は、互いに一体的に結合されたメイン
フレーム11とメインクッション15よりなるものであ
る。メインクッション15はクッションパッドをクッシ
ョンカバー(図示省略)により覆ったもので、その上面
には前側と両外側が解放された左右1対の長方形の凹部
16が形成されており、メインクッション15の下側に
当てたメインフレーム11にクッションカバーの下縁を
取り付けることによりこの2部材10,15は一体的に
結合されている。メインクッション15の凹部16に
は、後述するフロント及びリヤリンク32,33と対応
する位置に2対のスリット17が前縁から後方に向かっ
て深く切込み形成され、メインフレーム11にもこれに
対応する同数の切欠き11aが設けられている。メイン
フレーム11の両側部上側には、メインクッションアセ
ンブリ10の両側に連続して、クッションカバーに覆わ
れたサイドクッション19が取り付けられ、これにより
凹部16の両側は閉じられる。凹部16を除くメインク
ッション15の中間突起部15aと後縁部の上面は、サ
イドクッション19の上面と実質的に連続している。リ
ヤシートAはメインフレーム11をフロアFに固定する
ことにより車体に取り付けられる。メインクッション1
5とサイドクッション19は一体的に形成してもよい。
ンアセンブリ10は、互いに一体的に結合されたメイン
フレーム11とメインクッション15よりなるものであ
る。メインクッション15はクッションパッドをクッシ
ョンカバー(図示省略)により覆ったもので、その上面
には前側と両外側が解放された左右1対の長方形の凹部
16が形成されており、メインクッション15の下側に
当てたメインフレーム11にクッションカバーの下縁を
取り付けることによりこの2部材10,15は一体的に
結合されている。メインクッション15の凹部16に
は、後述するフロント及びリヤリンク32,33と対応
する位置に2対のスリット17が前縁から後方に向かっ
て深く切込み形成され、メインフレーム11にもこれに
対応する同数の切欠き11aが設けられている。メイン
フレーム11の両側部上側には、メインクッションアセ
ンブリ10の両側に連続して、クッションカバーに覆わ
れたサイドクッション19が取り付けられ、これにより
凹部16の両側は閉じられる。凹部16を除くメインク
ッション15の中間突起部15aと後縁部の上面は、サ
イドクッション19の上面と実質的に連続している。リ
ヤシートAはメインフレーム11をフロアFに固定する
ことにより車体に取り付けられる。メインクッション1
5とサイドクッション19は一体的に形成してもよい。
【0013】図1〜図4及び図7に示すように、アッパ
クッションアセンブリ20はアッパフレーム21とその
上側に載せられたアッパクッション28よりなる長方形
のものであり、メインクッション15とサイドクッショ
ン19により形成される左右1対の凹部16上に前後方
向移動可能に設けられる。アッパフレーム21は、図2
〜図4に示すように、左右1対の内向きコ字形断面形状
のサイド部材22を前後のパイプ状の連結部材23によ
り溶接連結したものであり、2本のSばね24は両端が
左右のサイド部材22の上側に係止されてそれらの間に
張設されている。また、前側の連結部材23の後側に溶
接した2対のプレート23aには、管材をコ字形の折り
曲げた補助レッグ25両端の端金具25aがヒンジピン
26により揺動可能に取り付けられている。この補助レ
ッグ25はスプリング及びストッパ(何れも図示省略)
により、収納状態(図3及び図4参照)と起立状態(図
2参照)との間で折り畳み可能でかつ各状態で保持され
るよう構成され、先端部にはゴム足25bが設けられて
いる。
クッションアセンブリ20はアッパフレーム21とその
上側に載せられたアッパクッション28よりなる長方形
のものであり、メインクッション15とサイドクッショ
ン19により形成される左右1対の凹部16上に前後方
向移動可能に設けられる。アッパフレーム21は、図2
〜図4に示すように、左右1対の内向きコ字形断面形状
のサイド部材22を前後のパイプ状の連結部材23によ
り溶接連結したものであり、2本のSばね24は両端が
左右のサイド部材22の上側に係止されてそれらの間に
張設されている。また、前側の連結部材23の後側に溶
接した2対のプレート23aには、管材をコ字形の折り
曲げた補助レッグ25両端の端金具25aがヒンジピン
26により揺動可能に取り付けられている。この補助レ
ッグ25はスプリング及びストッパ(何れも図示省略)
により、収納状態(図3及び図4参照)と起立状態(図
2参照)との間で折り畳み可能でかつ各状態で保持され
るよう構成され、先端部にはゴム足25bが設けられて
いる。
【0014】アッパクッション28は凹部16と対応す
る長方形のクッションパッドを縫製したクッションカバ
ー(図示省略)により覆ったもので、このアッパクッシ
ョン28下側の凹部内に当接したアッパフレーム21に
クッションカバーの下縁を取り付けることによりこの両
部材21,28は一体化されてアッパクッションアセン
ブリ20となる。アッパクッションアセンブリ20は全
体の厚さを凹部16の深さとほゞ同一として、アッパク
ッションアセンブリ20がメインクッションアセンブリ
10の凹部16上に載置される折畳み状態では、アッパ
クッション28の上面がメインクッション15の中間突
起部15a及びサイドクッション19の上面とほゞ連続
するようにしている。
る長方形のクッションパッドを縫製したクッションカバ
ー(図示省略)により覆ったもので、このアッパクッシ
ョン28下側の凹部内に当接したアッパフレーム21に
クッションカバーの下縁を取り付けることによりこの両
部材21,28は一体化されてアッパクッションアセン
ブリ20となる。アッパクッションアセンブリ20は全
体の厚さを凹部16の深さとほゞ同一として、アッパク
ッションアセンブリ20がメインクッションアセンブリ
10の凹部16上に載置される折畳み状態では、アッパ
クッション28の上面がメインクッション15の中間突
起部15a及びサイドクッション19の上面とほゞ連続
するようにしている。
【0015】図2〜図4に示すように、何れも同一長さ
の各1対のフロントリンク32及びリヤリンク33は、
上端部がアッパフレーム21の各サイド部材22の前部
及び後部にアッパピン37により左右方向軸線回りに回
動可能に支持され、下端部は連結リンク34の前後端部
にフロントピン35及びリヤピン36により左右方向軸
線回りに回動可能に連結されている。前後のアッパピン
37の間隔とフロント及びリヤピン35,36の間隔と
は同一であり、従ってサイド部材22及び各リンク3
2,33,34は平行四辺形の四節回転連鎖を構成して
いる。なおこの四節回転連鎖は、例えばフロントリンク
32をリヤリンク33よりも長くするなど、必ずしも平
行四辺形としなくてもよい。
の各1対のフロントリンク32及びリヤリンク33は、
上端部がアッパフレーム21の各サイド部材22の前部
及び後部にアッパピン37により左右方向軸線回りに回
動可能に支持され、下端部は連結リンク34の前後端部
にフロントピン35及びリヤピン36により左右方向軸
線回りに回動可能に連結されている。前後のアッパピン
37の間隔とフロント及びリヤピン35,36の間隔と
は同一であり、従ってサイド部材22及び各リンク3
2,33,34は平行四辺形の四節回転連鎖を構成して
いる。なおこの四節回転連鎖は、例えばフロントリンク
32をリヤリンク33よりも長くするなど、必ずしも平
行四辺形としなくてもよい。
【0016】図2にもっともよく示されているように、
垂直状態となっているリヤリンク33の後縁には、連結
リンク34と係合可能なストッパ部33aが折曲形成さ
れている。このストッパ部33aは、図7(c) に示すよ
うにリヤリンク33が前向きに倒れてほゞ水平となった
展開位置において、連結リンク34の上縁に係合して、
連結リンク34に対しリヤリンク33がそれ以上回動し
ないようにするものである。ストッパ部33aはリヤリ
ンク33に設ける代わりに連結リンク34の下縁に設
け、リヤリンク33がほゞ水平まで倒れればそれに当接
してそれ以上回動しないようにしてもよい。図示は省略
したが、フロント及びリヤリンク32,33と連結リン
ク34またはサイド部材22の間には、この両リンク3
2,33が垂直よりも後向きに倒れないようにするスト
ッパを設けてもよい。
垂直状態となっているリヤリンク33の後縁には、連結
リンク34と係合可能なストッパ部33aが折曲形成さ
れている。このストッパ部33aは、図7(c) に示すよ
うにリヤリンク33が前向きに倒れてほゞ水平となった
展開位置において、連結リンク34の上縁に係合して、
連結リンク34に対しリヤリンク33がそれ以上回動し
ないようにするものである。ストッパ部33aはリヤリ
ンク33に設ける代わりに連結リンク34の下縁に設
け、リヤリンク33がほゞ水平まで倒れればそれに当接
してそれ以上回動しないようにしてもよい。図示は省略
したが、フロント及びリヤリンク32,33と連結リン
ク34またはサイド部材22の間には、この両リンク3
2,33が垂直よりも後向きに倒れないようにするスト
ッパを設けてもよい。
【0017】図5及び図6に示すように、アッパピン3
7はボルト37aとナット37cにより段付きカラー3
7bをサイド部材22の前後部に締め付け固定したもの
で、各リンク32,33の上端部は、ボルト37aの頭
部と段付きカラー37bの大径部の間の小径部に回動可
能に取り付けられている。同様にフロントピン35はボ
ルト35aとナット35cにより段付きカラー35bを
フロントリンク32の下端部に締め付け固定したもので
あり、連結リンク34の前端部は段付きカラー35bの
小径部に回動可能に取り付けられている。これに対しリ
ヤピン36は、かしめピン36aとワッシヤ36cによ
り段付きカラー36b及び摺動ピン38をリヤリンク3
3の下端部にかしめ固定したものであり、連結リンク3
4の後端部はワッシヤ36cと段付きカラー36bの大
径部の間の小径部に回動可能に取り付けられている。摺
動ピン38は、次に述べるスライドブラケット30A,
30Bの案内スリット31に摺動可能に係合されるもの
である。
7はボルト37aとナット37cにより段付きカラー3
7bをサイド部材22の前後部に締め付け固定したもの
で、各リンク32,33の上端部は、ボルト37aの頭
部と段付きカラー37bの大径部の間の小径部に回動可
能に取り付けられている。同様にフロントピン35はボ
ルト35aとナット35cにより段付きカラー35bを
フロントリンク32の下端部に締め付け固定したもので
あり、連結リンク34の前端部は段付きカラー35bの
小径部に回動可能に取り付けられている。これに対しリ
ヤピン36は、かしめピン36aとワッシヤ36cによ
り段付きカラー36b及び摺動ピン38をリヤリンク3
3の下端部にかしめ固定したものであり、連結リンク3
4の後端部はワッシヤ36cと段付きカラー36bの大
径部の間の小径部に回動可能に取り付けられている。摺
動ピン38は、次に述べるスライドブラケット30A,
30Bの案内スリット31に摺動可能に係合されるもの
である。
【0018】図1〜図4に示すように、メインクッショ
ン15に形成した2対のスリット17に対応して、フロ
アF上には2対のスライドブラケット30A,30Bが
溶接またはボルト止めにより固定されている。外側とな
る1対のスライドブラケット30Aの上縁にはメインク
ッション15の外縁部を支持するクッション受け部30
aが折曲形成されているが、内側となる1対のスライド
ブラケット30Bの上縁は切断したままである。各スラ
イドブラケット30A,30Bには、連結リンク34よ
りも長く前後方向に真直に延びる細長い案内スリット3
1が形成され、その前後端には下方に切り込まれた切欠
き部31aが形成されている。この案内スリット31に
は、リヤリンク33と連結リンク34の連結部に設けら
れる摺動ピン38の小径部が摺動可能に係合され、横方
向の動きはかしめピン36aの頭部と摺動ピン38の大
径部により阻止される。
ン15に形成した2対のスリット17に対応して、フロ
アF上には2対のスライドブラケット30A,30Bが
溶接またはボルト止めにより固定されている。外側とな
る1対のスライドブラケット30Aの上縁にはメインク
ッション15の外縁部を支持するクッション受け部30
aが折曲形成されているが、内側となる1対のスライド
ブラケット30Bの上縁は切断したままである。各スラ
イドブラケット30A,30Bには、連結リンク34よ
りも長く前後方向に真直に延びる細長い案内スリット3
1が形成され、その前後端には下方に切り込まれた切欠
き部31aが形成されている。この案内スリット31に
は、リヤリンク33と連結リンク34の連結部に設けら
れる摺動ピン38の小径部が摺動可能に係合され、横方
向の動きはかしめピン36aの頭部と摺動ピン38の大
径部により阻止される。
【0019】通常のリヤシートAの使用状態では、図
1、図3、図4及び図7(a) に示すように、アッパクッ
ションアセンブリ20はメインクッションアセンブリ1
0の凹部16上に載置されており、左右のリヤリンク3
3下端の各摺動ピン38は、スライドブラケット30
A,30Bに設けた案内スリット31後端の切欠き部3
1a内に位置している。この状態でアッパクッションア
センブリ20上に座った着座者へのクッション作用は、
アッパクッション28及びSばね24によりなされる。
この状態からアッパクッションアセンブリ20の後部を
持ち上げて前方に移動させれば、摺動ピン38は案内ス
リット31後端の切欠き部31aから外れ、フロント及
びリヤリンク32,33はほゞ垂直のまま連結リンク3
4と共に前方に移動し、摺動ピン38は案内スリット3
1に沿って移動して、図7(b) に示すように、案内スリ
ット31前端の切欠き部31a内に入る。
1、図3、図4及び図7(a) に示すように、アッパクッ
ションアセンブリ20はメインクッションアセンブリ1
0の凹部16上に載置されており、左右のリヤリンク3
3下端の各摺動ピン38は、スライドブラケット30
A,30Bに設けた案内スリット31後端の切欠き部3
1a内に位置している。この状態でアッパクッションア
センブリ20上に座った着座者へのクッション作用は、
アッパクッション28及びSばね24によりなされる。
この状態からアッパクッションアセンブリ20の後部を
持ち上げて前方に移動させれば、摺動ピン38は案内ス
リット31後端の切欠き部31aから外れ、フロント及
びリヤリンク32,33はほゞ垂直のまま連結リンク3
4と共に前方に移動し、摺動ピン38は案内スリット3
1に沿って移動して、図7(b) に示すように、案内スリ
ット31前端の切欠き部31a内に入る。
【0020】この状態でアッパクッションアセンブリ2
0の下側に収納されていた補助レッグ25を起立させて
から、アッパクッションアセンブリ20を更に前方に押
せば、連結リンク34はそれ以上前には移動しないので
フロント及びリヤリンク32,33はフロント及びリヤ
ピン35,36を中心として前下向きに回動し、アッパ
クッションアセンブリ20も円弧に沿って斜め前上方に
移動する。そしてリヤリンク33が水平となる所定角度
まで連結リンク34に対して回動すれば、図7(c) に示
すようにストッパ部33aが連結リンク34の上縁に係
合してそれ以上の回動は停止され、アッパクッションア
センブリ20がメインクッションアセンブリ10の前側
に連続される展開位置となる。この展開位置では、アッ
パクッションアセンブリ20のアッパフレーム21の前
部と後部は、それぞれ補助レッグ25及びストッパ部3
3aにより支持される。
0の下側に収納されていた補助レッグ25を起立させて
から、アッパクッションアセンブリ20を更に前方に押
せば、連結リンク34はそれ以上前には移動しないので
フロント及びリヤリンク32,33はフロント及びリヤ
ピン35,36を中心として前下向きに回動し、アッパ
クッションアセンブリ20も円弧に沿って斜め前上方に
移動する。そしてリヤリンク33が水平となる所定角度
まで連結リンク34に対して回動すれば、図7(c) に示
すようにストッパ部33aが連結リンク34の上縁に係
合してそれ以上の回動は停止され、アッパクッションア
センブリ20がメインクッションアセンブリ10の前側
に連続される展開位置となる。この展開位置では、アッ
パクッションアセンブリ20のアッパフレーム21の前
部と後部は、それぞれ補助レッグ25及びストッパ部3
3aにより支持される。
【0021】この展開位置からアッパクッションアセン
ブリ20を斜め後ろ上に持ち上げて後方に引けば、先ず
フロント及びリヤリンク32,33がフロント及びリヤ
ピン35,36を中心として回動してアッパクッション
アセンブリ20は円弧に沿って斜め後上方に移動し、補
助レッグ25を収納状態に折り畳んでから、アッパクッ
ションアセンブリ20を後方に引けば、摺動ピン38は
案内スリット31に沿って後方に移動して後端の切欠き
部31a内に入り、メインクッションアセンブリ10上
に載置される元の折畳み位置に戻る。
ブリ20を斜め後ろ上に持ち上げて後方に引けば、先ず
フロント及びリヤリンク32,33がフロント及びリヤ
ピン35,36を中心として回動してアッパクッション
アセンブリ20は円弧に沿って斜め後上方に移動し、補
助レッグ25を収納状態に折り畳んでから、アッパクッ
ションアセンブリ20を後方に引けば、摺動ピン38は
案内スリット31に沿って後方に移動して後端の切欠き
部31a内に入り、メインクッションアセンブリ10上
に載置される元の折畳み位置に戻る。
【0022】アッパクッションアセンブリ20は、折畳
み位置ではメインクッションアセンブリ10上に載置さ
れ、その前後幅はメインクッションアセンブリ10の前
後幅と同じ程度にまで広げることができるので、図7
(c) に示す展開位置では、アッパクッションアセンブリ
20の前後縁をメインクッションアセンブリ10の前縁
及びフロントシートDの後面に当接させるようにするこ
とができる。これにより展開位置では、子供用ベッドと
して使用することもできる広く使い勝手のよい座面を形
成することができる。また、アッパクッションアセンブ
リ20は前に移動させるだけで展開位置とすることがで
きるので、メインクッションアセンブリ10とフロント
シートDの間に隙間をなくすことができるにも拘らず操
作は容易である。
み位置ではメインクッションアセンブリ10上に載置さ
れ、その前後幅はメインクッションアセンブリ10の前
後幅と同じ程度にまで広げることができるので、図7
(c) に示す展開位置では、アッパクッションアセンブリ
20の前後縁をメインクッションアセンブリ10の前縁
及びフロントシートDの後面に当接させるようにするこ
とができる。これにより展開位置では、子供用ベッドと
して使用することもできる広く使い勝手のよい座面を形
成することができる。また、アッパクッションアセンブ
リ20は前に移動させるだけで展開位置とすることがで
きるので、メインクッションアセンブリ10とフロント
シートDの間に隙間をなくすことができるにも拘らず操
作は容易である。
【0023】以上に述べた実施の形態では、メインクッ
ション15に中間突起部15aを設けたので、展開位置
の左右のアッパクッションアセンブリ20の間に隙間が
生じる。しかし本発明は中間突起部を廃止して展開位置
の左右のアッパクッションアセンブリを連続させるよう
にして実施することもでき、そのようにすれば、一層広
く使い勝手のよい座面を形成することができる。
ション15に中間突起部15aを設けたので、展開位置
の左右のアッパクッションアセンブリ20の間に隙間が
生じる。しかし本発明は中間突起部を廃止して展開位置
の左右のアッパクッションアセンブリを連続させるよう
にして実施することもでき、そのようにすれば、一層広
く使い勝手のよい座面を形成することができる。
【0024】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、アッパ
クッションアセンブリは、その前後幅をメインクッショ
ンアセンブリの前後幅と同じ程度にまで広げることがで
きて展開位置での座面を広くとることができるので、フ
ットレストとしてだけでなく子供用ベッドなどとして使
用することも可能となる。しかも折畳み位置から展開位
置にするには先ず前方に次いで斜め前下方にアッパクッ
ションアセンブリを押すだけであるので、操作も容易で
ある。
クッションアセンブリは、その前後幅をメインクッショ
ンアセンブリの前後幅と同じ程度にまで広げることがで
きて展開位置での座面を広くとることができるので、フ
ットレストとしてだけでなく子供用ベッドなどとして使
用することも可能となる。しかも折畳み位置から展開位
置にするには先ず前方に次いで斜め前下方にアッパクッ
ションアセンブリを押すだけであるので、操作も容易で
ある。
【0025】メインクッションアセンブリとアッパクッ
ションアセンブリにより構成されるシートクッションを
リヤシートとして使用すれば、アッパクッションアセン
ブリは展開位置でメインクッションアセンブリとフロン
トシートの間に入り、しかもその幅を大きくすることが
できるので、フロントシートとの間の隙間を小さくして
展開位置での使い勝手よくすることができる。
ションアセンブリにより構成されるシートクッションを
リヤシートとして使用すれば、アッパクッションアセン
ブリは展開位置でメインクッションアセンブリとフロン
トシートの間に入り、しかもその幅を大きくすることが
できるので、フロントシートとの間の隙間を小さくして
展開位置での使い勝手よくすることができる。
【0026】各スライドブラケットの案内スリットの前
後各端に下方に切欠き部を切り込んだものによれば、ア
ッパクッションアセンブリの前後への移動は、アッパク
ッションアセンブリを持ち上げリンクに設けた摺動ピン
を切欠き部から外して行うので、折畳み位置または展開
位置でアッパクッションアセンブリがみだりに移動する
おそれがなくなる。
後各端に下方に切欠き部を切り込んだものによれば、ア
ッパクッションアセンブリの前後への移動は、アッパク
ッションアセンブリを持ち上げリンクに設けた摺動ピン
を切欠き部から外して行うので、折畳み位置または展開
位置でアッパクッションアセンブリがみだりに移動する
おそれがなくなる。
【図1】 本発明によるシートクッション構造を備えた
リヤシートの折畳み位置における全体斜視図である。
リヤシートの折畳み位置における全体斜視図である。
【図2】 本発明による車両用シートのシートクッショ
ン構造の一実施形態の全体構造を示す部分分解斜視図で
ある。
ン構造の一実施形態の全体構造を示す部分分解斜視図で
ある。
【図3】 図2に示す実施の形態のアッパクッションア
センブリ中央部における縦断面図である。
センブリ中央部における縦断面図である。
【図4】 図3の4−4断面図である。
【図5】 図3の5−5線に沿った拡大断面図である。
【図6】 図4のX部の拡大断面図である。
【図7】 本発明の作動説明図である。
10…メインクッションアセンブリ、16…凹部、17
…スリット、20…アッパクッションアセンブリ、21
…アッパフレーム、22…サイド部材、25…補助レッ
グ、28…アッパクッション、30A,30B…スライ
ドブラケット、31…案内スリット、31a…切欠き
部、32…フロントリンク、33…リヤリンク、33a
…ストッパ部、34…連結リンク、38…摺動ピン、A
…リヤシート、B…シートクッション。
…スリット、20…アッパクッションアセンブリ、21
…アッパフレーム、22…サイド部材、25…補助レッ
グ、28…アッパクッション、30A,30B…スライ
ドブラケット、31…案内スリット、31a…切欠き
部、32…フロントリンク、33…リヤリンク、33a
…ストッパ部、34…連結リンク、38…摺動ピン、A
…リヤシート、B…シートクッション。
Claims (5)
- 【請求項1】 車体の一部に取り付けられるメインクッ
ションアセンブリと、アッパフレーム及びその上に設け
られるアッパクッションよりなり前記メインクッション
アセンブリの上側に載置されるアッパクッションアセン
ブリと、前記各アッパフレームの左右両側のサイド部材
の前部及び後部に横方向軸線回りに回動可能に一端部が
連結された左右各1対のフロント及びリヤリンクと、こ
の各リンクの各他端部に前後端部が横方向軸線回りに回
動可能に連結されて前記サイド部材、フロントリンク及
びリヤリンクと共に四節回転連鎖を形成する左右1対の
連結リンクと、前記車体の一部に固定されて前後方向ほ
ゞ水平に延びる案内スリットを有する左右1対のスライ
ドブラケットと、前記リヤリンクと連結リンクの連結部
付近に設けられて前記案内スリットと摺動可能に係合さ
れる左右1対の摺動ピンと、前記各リヤリンクと連結リ
ンクの何れか一方に設けられ同リヤリンクが同連結リン
クに対して前下向きに所定角度まで回動すればこの両リ
ンクの他方と係合してそれ以上の相対回動を阻止するス
トッパ部と、前記フロント及びリヤリンクに対応して前
記メインクッションアセンブリの前縁から後方に切り込
まれてこの各リンクがその内側で移動可能な1対のスリ
ットよりなり、前記アッパクッションアセンブリを前記
メインクッションアセンブリ上の折畳み位置と同メイン
クッションアセンブリ前側の展開位置との間で移動可能
としたことを特徴とする車両用シートのシートクッショ
ン構造。 - 【請求項2】 前記メインクッションアセンブリとアッ
パクッションアセンブリにより構成されるシートクッシ
ョンがリヤシートのものである請求項1に記載の車両用
シートのシートクッション構造。 - 【請求項3】 前記各スライドブラケットには、前記案
内スリットの前後各端に下方に切り込まれた切欠き部を
形成してなる請求項1または請求項2に記載の車両用シ
ートのシートクッション構造。 - 【請求項4】 前記アッパフレームの前部に、同アッパ
フレーム内に収納される収納状態と下方に突出する起立
状態との間で折り畳み可能な補助レッグを設けてなる請
求項1、請求項2または請求項3に記載の車両用シート
のシートクッション構造。 - 【請求項5】 前記メインクッションアセンブリの上面
に前側が解放された凹部を形成し、前記アッパクッショ
ンアセンブリは折畳み位置において前記凹部内に載置し
てなる請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の車両用
シートのシートクッション構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14048196A JPH09313291A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 車両用シートのシートクッション構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14048196A JPH09313291A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 車両用シートのシートクッション構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313291A true JPH09313291A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15269616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14048196A Pending JPH09313291A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 車両用シートのシートクッション構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09313291A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108791001A (zh) * | 2018-07-12 | 2018-11-13 | 张家港市港星汽车配套件有限公司 | 一种可折叠的卡车卧铺 |
CN109393818A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-03-01 | 重庆延锋安道拓汽车部件系统有限公司 | 电动功能沙发 |
CN111543806A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-08-18 | 安吉轩龙家具有限公司 | 一种办公椅的坐垫伸长结构 |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP14048196A patent/JPH09313291A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108791001A (zh) * | 2018-07-12 | 2018-11-13 | 张家港市港星汽车配套件有限公司 | 一种可折叠的卡车卧铺 |
CN109393818A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-03-01 | 重庆延锋安道拓汽车部件系统有限公司 | 电动功能沙发 |
CN109393818B (zh) * | 2018-11-21 | 2024-02-20 | 安道拓(重庆)汽车部件有限公司 | 电动功能沙发 |
CN111543806A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-08-18 | 安吉轩龙家具有限公司 | 一种办公椅的坐垫伸长结构 |
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