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JP3784006B2 - 跳上げシートの構造 - Google Patents

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JP3784006B2
JP3784006B2 JP2001384044A JP2001384044A JP3784006B2 JP 3784006 B2 JP3784006 B2 JP 3784006B2 JP 2001384044 A JP2001384044 A JP 2001384044A JP 2001384044 A JP2001384044 A JP 2001384044A JP 3784006 B2 JP3784006 B2 JP 3784006B2
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は所謂ボックスタイプの車両に設置されるシート、詳しくは、不使用時にシートバックをシートクッション上に折り畳み、そのシートクッションを前方に跳上げることができる跳上げシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の跳上げシートは、例えば、特開昭57ー104425号公報に開示されているように、シートクッションの前部を車体側にヒンジを介して回動自在に枢着し、シートクッションの後部を後脚に設けたフックで車体側のストライカにロックしている。そして、フックは前記後脚に設けた操作レバーを回動操作することによりロック解除されるように構成されている。
【0003】
以上の操作レバーは、後脚の後方である後方シート側の下部に設けて、後方シート側から前記ロック解除を行うことができ、後脚はシートを跳ね上がった際に、折り畳まれるように形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上の跳上げシートは操作レバーが後脚の後方に突出状に取付けられているため、シートの使用時及び跳あげ時に、後方シートに着座した乗員の足や積載物が接触する虞れがある。
【0005】
また、シートクッションの左右に設けた後脚に各々フックを設けたものにおいては、左右のフックを同時に回動させる連結ロッドがシートクッションを設置する車床近くに配設される構造になるため、後席乗員の足が連結ロッドに干渉する不具合も生じる。
【0006】
そこで、本発明は斯様な従来品の不具合を除去することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明に係る跳上げシートは、前部をベース部材に回 動自在に枢着すると共に後部に左右一対の後脚を折り畳み可能に軸支するシートクッシ ョンと、前記各後脚に設けて前記ベース部材のストライカにロックするフックと、前記 後脚の外側面に設けて前方に回動することにより前記フックによるロック解除をする操 作レバーとを有する跳上げシートであって、前記左右一対の後脚は連結ロッドで一体に 連結し、該連結ロッドに後脚の折り畳み方向にバネで付勢する前記フックを設けると共 に、連結ロッドに、後脚外側面に沿って配設した前記操作レバーの上端を固着し、該操 作レバーに、操作レバーを後脚の外側面に沿うように弾力で保持するばねを設けて、操 作レバーを折り畳まれる後脚と共に回動させてシートの底部側に格納することを特徴と するものである。
【0008】
以上の構成により、操作レバーはシートの使用状態及び跳上げ状態において、後脚に対して外方に突出することなく、後脚と共に回動する。
【0009】
また、前記連結ロッドにカム片を固着し、該カム片を介して前記フックを回動させてなることにより、連結ロッドをシートクッションの底部に近い位置に配設することができ、後席乗員の足等が干渉することがない。
【0010】
更に、前記連結ロッドを前記左右一対の後脚の折り畳み用の回動軸と同軸で形成してなることにより、構造が簡単になり低原価で提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1、2、6は、本発明に係る構造を備えた跳上げシートを示し、このシートは後方にサードシートを有するセカンドシートであって、図1、図2はその使用状態、図6は跳上げ状態を各々示す。
【0012】
この跳上げシートは、シートクッション(SC)上にシートバック(SB)を折り畳み、シートクッション(SC)がヒンジピン(72)を回転中心に図6に示すように前方に起立状に回動するように構成されている。
【0013】
そして、使用状態においては図1に示すように、シートクッション(SC)の後部底面の左右に設けた後脚(1)に取付けたフック(4)がベース部材(S)より起立するストライカ(5)に係合してロックする構造である。
【0014】
なお、ベース部材(S)は、シートを前後方向に移動調節するスライドレールのアッパーレール、又は車体である。
また、前記シートクッション(SC)の前部を回動自在に枢着するヒンジピン(72)はベース部材(S)側の前脚(70)と、シートクッション(SC)側のブラケット(71)とに取付けられている。
【0015】
以上の左右一対の後脚(1)(1)は、図2に示すように、シートクッション(SC)の後部左右に固設した取付ブラケット(11)に連結ロッド(2)を回転中心に前方に折り畳み可能に連結され、この各後脚(1)(1)に図3乃至図5に示すように前記フック(4)と、このフック(4)を回動させてストライカ(5)に対するロック状態を解除する操作レバー(3)と、図3に示すように、取付ブラケット(11)は後脚(1)が折り畳むことができるように、開口を前方に有するコ字状に形成され、その背部(11A)をストッパとし、後脚(1)の外方への回動を規制している。
【0016】
各後脚(1)(1)は、図4に示すように、開口を前方に向けたコ字状で、その内部にフック(4)等が収納され、その後面側の下部にはフック(4)がロック解除時に回動するスリット(13)が縦方向に設けてある。
なお、後脚(1)(1)は、シートの跳上げ時に内方に折り畳まれるように一端を後述するベースプレート(70)側に連結するロッド(不図示)が下部側に連結されている。
【0017】
フック(4)は、図5に示すように、前記連結ロッド(2)に固着したカム片(6)を回転させることにより回動するように取付けられ、ばね(41)の弾力によってロック方向及び後脚(1)の折り畳み方向に付勢されている。図中(40)はフック(4)の回転中心であり、フック(4)はカム片(6)に設けたピン(61)によって回動する。
【0018】
操作レバー(3)は、後脚(1)の外側面において前記連結ロッド(2)に上端部が一体固着され、下部を前方に回動操作することにより、連結ロッド(2)が回動してカム片(6)を操作レバー(3)の回動方向に回動させる。これにより、フック(4)が逆方向である。
【0019】
以上の操作レバー(3)は、バネ(62)の弾力によって、後脚(1)に沿うように付勢されている。そして、この操作レバー(3)は前述の如く、連結ロッド(2)を回転中心に前方に回動するため、連結ロッド(2)が操作レバー(3)及び後脚(1)(1)の回転軸となる。
【0020】
なお、図中(81)(82)は、パイプを枠状に形成したシートクッションのクッションフレームで、このクッションフレーム(81)の前部左右に、ヒンジブラケット(71)が溶接され、このヒンジブラケット(71)に前記ヒンジピン(72)で、ベース部材(S)側のベースプレート(70)に跳上げ可能に枢着されている。
また、前記取付ブラケット(11)は、クッションフレーム(82)の左右に溶接されている。
【0021】
以上の如く、本発明は構成されているため、シートの使用状態において、操作レバ―(3)は図3、図5に示すように後脚(1)の外側面に、後脚(1)の外側面に沿うようにばね(62)の弾力で保持され、後脚(1)の外側面より前、後方に突出することがない。
【0022】
そして、操作レバー(3)を前方に回動操作すると、連結ロッド(2)が回動し、この連結ロッド(2)と一体のカム片(6)が回転して、フック(4)をピン(61)でロック解除方向に回動させる。これにより、ストライカ(5)に係合しているフック(4)がストライカ(5)から離脱して、ロックが解除される。
【0023】
なお、ロック状態において、操作レバー(3)のロック解除用の操作方向は、フック(4)のロック解除方向に対して反対方向であるため、操作レバー(3)に対して後方からの負荷に対して、フック(4)がガード部材となる。また、フック(4)のロック解除方向と同方向の負荷が操作レバー(3)に作用しても、フック(4)によるロックは解除されない。
【0024】
このロック解除後、シートを図6に示すように跳上げると、図7に示すように、操作レバー(3)は折り畳まれる後脚(1)と共に回動してシートの底部側に折り畳まれる。これにより、操作レバー(3)は後脚(1)と共にシートの底部側に格納される。
【0025】
【発明の効果】
本請求項1の発明によれば、操作レバーを取付け左右の後脚を一体に連結する連結ロッドは、シート側の高い位置に設置できるため、後席乗員の足が連結ロッドに干渉することがない。
また、操作レバーも高い位置に取付けられるため、積載物に後席乗員の足等が干渉しないし、操作レバーの操作性も良好となる。
加えて、後脚と共に操作レバーも折り畳まれるため、シートの跳上げ状態で操作レバーが外方に突出することがない。
【0026】
本請求項2の発明によれば、ベース部材のストライカにロックするフックに対して操作レバーを離れた高い位置に設けることができ、前記操作レバーを固着する連結ロッドを高い位置に設定することができる。
【0027】
本請求項3の発明によれば、操作レバーの回動用の回動軸が不要となり、構造が簡単で低原価で提供できる。
【0028】
本請求項4の発明によれば、操作レバーは後方からの負荷に対してフックがガードの作用をなし、また、フックのロック解除方向と同じ後方の負荷が操作レバーに働いてもフックによるロック解除がされない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る構造を有する跳上げシートの使用状態を示す側面図である。
【図2】図1の状態の斜視図である。
【図3】図1の状態の要部の斜視図である。
【図4】図3のIVーIV線断面図である。
【図5】図3の縦断面図である。
【図6】本発明に係る構造を有する跳上げシートを跳上げ状態の側面図である。
【図7】図6の状態の要部の斜視図である。
【符号の説明】
SC シートクッション
S ベース部材
1 後脚
2 連結ロッド
3 操作レバー
4 フック
5 ストライカ
6 カム片

Claims (4)

  1. 前部をベース部材に回動自在に枢着すると共に後部に左右一対の後 脚を折り畳み可能に軸支するシートクッションと、前記各後脚に設けて前記ベース部 材のストライカにロックするフックと、前記後脚の外側面に設けて前方に回動するこ とにより前記フックによるロック解除をする操作レバーとを有する跳上げシートであ って、
    前記左右一対の後脚は連結ロッドで一体に連結し、該連結ロッドに後脚の折り畳み 方向にバネで付勢する前記フックを設けると共に、連結ロッドに、後脚外側面に沿っ て配設した前記操作レバーの上端を固着し、該操作レバーに、操作レバーを後脚の外 側面に沿うように弾力で保持するばねを設けて、操作レバーを折り畳まれる後脚と共 に回動させてシートの底部側に格納することを特徴とする跳上げシートの構造。
  2. 前記連結ロッドにカム片を固着し、該カム片を介して前記フックを 回動させてなる前記請求項1記載の跳上げシートの構造。
  3. 前記連結ロッドを前記左右一対の後脚の折り畳み用の回動軸と同軸 で形成してなる前記請求項1又は2記載の跳上げシートの構造。
  4. 前記操作レバーは、前方且つフックのロック解除方向に対して逆方 向に回動可能に取付けてなる請求項1乃至3の跳上げシートの構造。
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