JPH0930939A - パーマネントウェーブ用組成物 - Google Patents
パーマネントウェーブ用組成物Info
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- JPH0930939A JPH0930939A JP17991495A JP17991495A JPH0930939A JP H0930939 A JPH0930939 A JP H0930939A JP 17991495 A JP17991495 A JP 17991495A JP 17991495 A JP17991495 A JP 17991495A JP H0930939 A JPH0930939 A JP H0930939A
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- JP
- Japan
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- hair
- chloride
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 成分(A)及び(B)を含有する第1
剤、並びに成分(C)及び成分(D)を含有する第2剤
からなるパーマネントウェーブ用組成物。 (A)還元剤、(B)(b−1)塩化ジメチルジアリル
アンモニウム又は塩化ジエチルジアリルアンモニウム6
0〜99重量%及び(b−2)アクリル酸又はメタクリ
ル酸1〜40重量%から成る共重合体、(C)酸化剤、
(D)(d−1)塩化ジメチルジアリルアンモニウム又
は塩化ジエチルジアリルアンモニウム30〜60重量
%、(d−2)アクリル酸又はメタクリル酸20〜50
重量%及び(d−3)アクリルアミド又はメタクリルア
ミド10〜40重量%から成る共重合体。 【効果】 毛髪に持続的なコンディショニング効果を与
え、ごわつきやひっかかりが生じず、しなやかな仕上が
りが得られる。
剤、並びに成分(C)及び成分(D)を含有する第2剤
からなるパーマネントウェーブ用組成物。 (A)還元剤、(B)(b−1)塩化ジメチルジアリル
アンモニウム又は塩化ジエチルジアリルアンモニウム6
0〜99重量%及び(b−2)アクリル酸又はメタクリ
ル酸1〜40重量%から成る共重合体、(C)酸化剤、
(D)(d−1)塩化ジメチルジアリルアンモニウム又
は塩化ジエチルジアリルアンモニウム30〜60重量
%、(d−2)アクリル酸又はメタクリル酸20〜50
重量%及び(d−3)アクリルアミド又はメタクリルア
ミド10〜40重量%から成る共重合体。 【効果】 毛髪に持続的なコンディショニング効果を与
え、ごわつきやひっかかりが生じず、しなやかな仕上が
りが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーマネントウェ
ーブ又は縮毛矯正処理の過程において、毛髪に持続的な
コンディショニング効果を与え、損傷を防ぐことができ
るパーマネントウェーブ用組成物に関する。
ーブ又は縮毛矯正処理の過程において、毛髪に持続的な
コンディショニング効果を与え、損傷を防ぐことができ
るパーマネントウェーブ用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】パーマネントウェーブや縮毛矯正処理に
より、毛髪の表面は少しずつ荒れ、手触りやつやが悪く
なる。これにより、毛髪はその美しさを損なうばかりで
なく、日常的に行うシャンプーやブローなどの際に、一
層傷み易くなってしまう。
より、毛髪の表面は少しずつ荒れ、手触りやつやが悪く
なる。これにより、毛髪はその美しさを損なうばかりで
なく、日常的に行うシャンプーやブローなどの際に、一
層傷み易くなってしまう。
【0003】このため、パーマネントウェーブ等の処理
の過程において、持続的にコンディショニング効果を与
え、毛髪を美しく保つことを目的として、様々な方法が
試みられている。例えば、パーマネントウェーブ第2剤
に特定のカチオンポリマーとアニオン活性剤又は両性活
性剤を配合したもの(特開昭56−92810号、特開
昭57−31605号、特開昭57−212111号、
特開昭61−183214号)、より持続性を高めるた
めにカチオンポリマーの適用を還元過程で行い、酸化過
程でアニオン活性剤又は両性活性剤を適用するもの(特
開昭56−100710号、特開昭56−150009
号、特開昭58−150506号)、特定のシリコーン
重合体を添加したもの(特開昭63−313717号、
特開平1−110611号、特開平2−255608
号)、両性ポリマーとカチオンポリマー又はアニオンポ
リマーとを組合わせたもの(特開昭56−92812
号、特開平1−188547号、特開平3−86810
号)等が提案されている。
の過程において、持続的にコンディショニング効果を与
え、毛髪を美しく保つことを目的として、様々な方法が
試みられている。例えば、パーマネントウェーブ第2剤
に特定のカチオンポリマーとアニオン活性剤又は両性活
性剤を配合したもの(特開昭56−92810号、特開
昭57−31605号、特開昭57−212111号、
特開昭61−183214号)、より持続性を高めるた
めにカチオンポリマーの適用を還元過程で行い、酸化過
程でアニオン活性剤又は両性活性剤を適用するもの(特
開昭56−100710号、特開昭56−150009
号、特開昭58−150506号)、特定のシリコーン
重合体を添加したもの(特開昭63−313717号、
特開平1−110611号、特開平2−255608
号)、両性ポリマーとカチオンポリマー又はアニオンポ
リマーとを組合わせたもの(特開昭56−92812
号、特開平1−188547号、特開平3−86810
号)等が提案されている。
【0004】しかしながら、シリコーン重合体を単に添
加したものの場合、シリコーン重合体は毛髪のより損傷
した部分よりも健常部分に多く吸着し易いため、損傷部
に十分に吸着する量を配合すると、健常部分にべたつき
を生じるという問題がある。また、各種のポリマーを配
合したものの場合には、十分な持続性は得られなかっ
た。このうち、カチオンポリマーと両性ポリマーを組合
わせた場合には、比較的持続性が得られるものの、一般
にこれらの組合わせでは過剰量のポリマーが毛髪に吸着
するため、特に毛先や損傷部にごわつきやひっかかりを
生じ、また、毛髪全体に量感を生じるため、特に東洋人
毛の場合のように、しなやかさを求める場合には不向き
な仕上がりになるという欠点があった。
加したものの場合、シリコーン重合体は毛髪のより損傷
した部分よりも健常部分に多く吸着し易いため、損傷部
に十分に吸着する量を配合すると、健常部分にべたつき
を生じるという問題がある。また、各種のポリマーを配
合したものの場合には、十分な持続性は得られなかっ
た。このうち、カチオンポリマーと両性ポリマーを組合
わせた場合には、比較的持続性が得られるものの、一般
にこれらの組合わせでは過剰量のポリマーが毛髪に吸着
するため、特に毛先や損傷部にごわつきやひっかかりを
生じ、また、毛髪全体に量感を生じるため、特に東洋人
毛の場合のように、しなやかさを求める場合には不向き
な仕上がりになるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、毛髪に持続的なコンディショニング効果を与え、し
かもごわつきやひっかかりが生じず、しなやかな仕上が
りが得られるパーマネントウェーブ用組成物を提供する
ことにある。
は、毛髪に持続的なコンディショニング効果を与え、し
かもごわつきやひっかかりが生じず、しなやかな仕上が
りが得られるパーマネントウェーブ用組成物を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、パーマネントウェー
ブ用第1剤及び第2剤に、それぞれ特定の共重合体を配
合することにより、毛先や損傷部へのポリマーの過剰な
吸着によるごわつきやひっかかりを生じず、毛髪に持続
的なつやとなめらかさを与え、おさまり良くしなやかな
仕上がりが得られることを見出し、本発明を完成した。
発明者らは鋭意研究を行った結果、パーマネントウェー
ブ用第1剤及び第2剤に、それぞれ特定の共重合体を配
合することにより、毛先や損傷部へのポリマーの過剰な
吸着によるごわつきやひっかかりを生じず、毛髪に持続
的なつやとなめらかさを与え、おさまり良くしなやかな
仕上がりが得られることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、成分(A)及び
(B)を含有する第1剤、並びに成分(C)及び(D)
を含有する第2剤からなるパーマネントウェーブ用組成
物 (A)還元剤、(B)(b−1)塩化ジメチルジアリル
アンモニウム又は塩化ジエチルジアリルアンモニウム6
0〜99重量%及び(b−2)アクリル酸又はメタクリ
ル酸1〜40重量%から成る共重合体、(C)酸化剤、
(D)(d−1)塩化ジメチルジアリルアンモニウム又
は塩化ジエチルジアリルアンモニウム30〜60重量
%、(d−2)アクリル酸又はメタクリル酸20〜50
重量%及び(d−3)アクリルアミド又はメタクリルア
ミド10〜40重量%から成る共重合体を提供するもの
である。
(B)を含有する第1剤、並びに成分(C)及び(D)
を含有する第2剤からなるパーマネントウェーブ用組成
物 (A)還元剤、(B)(b−1)塩化ジメチルジアリル
アンモニウム又は塩化ジエチルジアリルアンモニウム6
0〜99重量%及び(b−2)アクリル酸又はメタクリ
ル酸1〜40重量%から成る共重合体、(C)酸化剤、
(D)(d−1)塩化ジメチルジアリルアンモニウム又
は塩化ジエチルジアリルアンモニウム30〜60重量
%、(d−2)アクリル酸又はメタクリル酸20〜50
重量%及び(d−3)アクリルアミド又はメタクリルア
ミド10〜40重量%から成る共重合体を提供するもの
である。
【0008】
【発明の実施の態様】本発明のパーマネントウェーブ用
組成物の第1剤に用いられる成分(A)の還元剤として
は、例えばチオグリコール酸、チオグリコール酸誘導
体、システイン、N−アシルシステイン、又はこれらの
塩、チオグリセリルアルキルエーテル、メルカプトアル
キルアミド、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩等が挙げられる。
これらのうち、特に好ましい例としては、チオグリコー
ル酸、チオグリコール酸のグリセリルエステル、L−シ
ステイン、D−システイン、N−アシルシステインこれ
らシステイン類のアンモニウム塩、4級アンモニウム塩
及びモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等のアミン塩、エトキシヒドロキシプ
ロパンチオール、メトキシエトキシヒドロキシプロパン
チオール、エトキシエトキシヒドロキシプロパンチオー
ル、イソプロポキシエトキシヒドロキシプロパンチオー
ル等のチオグリセリルアルキルエーテル、メルカプトエ
チルプロパナミド、メルカプトエチルグルコンアミド、
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムなどが挙げら
れる。
組成物の第1剤に用いられる成分(A)の還元剤として
は、例えばチオグリコール酸、チオグリコール酸誘導
体、システイン、N−アシルシステイン、又はこれらの
塩、チオグリセリルアルキルエーテル、メルカプトアル
キルアミド、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩等が挙げられる。
これらのうち、特に好ましい例としては、チオグリコー
ル酸、チオグリコール酸のグリセリルエステル、L−シ
ステイン、D−システイン、N−アシルシステインこれ
らシステイン類のアンモニウム塩、4級アンモニウム塩
及びモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等のアミン塩、エトキシヒドロキシプ
ロパンチオール、メトキシエトキシヒドロキシプロパン
チオール、エトキシエトキシヒドロキシプロパンチオー
ル、イソプロポキシエトキシヒドロキシプロパンチオー
ル等のチオグリセリルアルキルエーテル、メルカプトエ
チルプロパナミド、メルカプトエチルグルコンアミド、
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムなどが挙げら
れる。
【0009】これらの還元剤は、1種又は2種以上を組
合わせて用いることができ、第1剤中に1〜20重量%
(以下、単に%で示す)、特に2〜10%配合するのが
好ましい。
合わせて用いることができ、第1剤中に1〜20重量%
(以下、単に%で示す)、特に2〜10%配合するのが
好ましい。
【0010】成分(B)の共重合体は、(b−1)塩化
ジメチルジアリルアンモニウム又は塩化ジエチルジアリ
ルアンモニウム及び(b−2)アクリル酸又はメタクリ
ル酸から成るものであり、(b−1)を60〜99%、
好ましくは75〜99%、(b−2)を1〜40%、好
ましくは1〜25%含有するものである。このような共
重合体は、平均分子量が10万〜1000万、特に10
万〜500万のものが好ましい。成分(B)としては塩
化ジメチルジアリルアンモニウム及びアクリル酸の共重
合体が好ましく、例えばマーコート280(塩化ジメチ
ルジアリルアンモニウム約80w/w%及びアクリル酸
約20w/w%の共重合体)、マーコート295(塩化
ジメチルジアリルアンモニウム約95w/w%及びアク
リル酸約5w/w%の共重合体)(以上、カルゴン社
製)等の市販品を使用することができる。
ジメチルジアリルアンモニウム又は塩化ジエチルジアリ
ルアンモニウム及び(b−2)アクリル酸又はメタクリ
ル酸から成るものであり、(b−1)を60〜99%、
好ましくは75〜99%、(b−2)を1〜40%、好
ましくは1〜25%含有するものである。このような共
重合体は、平均分子量が10万〜1000万、特に10
万〜500万のものが好ましい。成分(B)としては塩
化ジメチルジアリルアンモニウム及びアクリル酸の共重
合体が好ましく、例えばマーコート280(塩化ジメチ
ルジアリルアンモニウム約80w/w%及びアクリル酸
約20w/w%の共重合体)、マーコート295(塩化
ジメチルジアリルアンモニウム約95w/w%及びアク
リル酸約5w/w%の共重合体)(以上、カルゴン社
製)等の市販品を使用することができる。
【0011】成分(B)の共重合体は、第1剤中に0.
05〜5%、特に0.1〜2%、更に0.5〜2%配合
するのが好ましい。
05〜5%、特に0.1〜2%、更に0.5〜2%配合
するのが好ましい。
【0012】本発明のパーマネントウェーブ用組成物の
第2剤に用いられる成分(C)の酸化剤としては、例え
ば臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリ
ウム、過酸化水素等が挙げられる。これらの酸化剤は、
第2剤中に1〜20%、特に2〜10%配合するのが好
ましい。
第2剤に用いられる成分(C)の酸化剤としては、例え
ば臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリ
ウム、過酸化水素等が挙げられる。これらの酸化剤は、
第2剤中に1〜20%、特に2〜10%配合するのが好
ましい。
【0013】成分(D)の共重合体は、(d−1)塩化
ジメチルジアリルアンモニウム又は塩化ジエチルジアリ
ルアンモニウム、(d−2)アクリル酸又はメタクリル
酸及び(d−3)アクリルアミド又はメタクリルアミド
から成るものであり、(d−1)を30〜60%、(d
−2)を20〜50%、(d−3)を10〜40%含有
するものである。このような共重合体は、平均分子量が
10万〜1000万、特に100万〜1000万のもの
が好ましい。成分(D)としては、塩化ジメチルジアリ
ルアンモニウム、アクリル酸及びアクリルアミドの共重
合体が好ましく、例えばマーコートプラス3330(塩
化ジメチルジアリルアンモニウム約50w/w%、アク
リル酸約25w/w%及びアクリルアミド約25w/w
%の共重合体)、マーコートプラス3331(塩化ジメ
チルジアリルアンモニウム約45w/w%、アクリルア
ミド約38w/w%及びアクリル酸約17w/w%の共
重合体)(以上、カルゴン社製)等の市販品を使用する
ことができる。
ジメチルジアリルアンモニウム又は塩化ジエチルジアリ
ルアンモニウム、(d−2)アクリル酸又はメタクリル
酸及び(d−3)アクリルアミド又はメタクリルアミド
から成るものであり、(d−1)を30〜60%、(d
−2)を20〜50%、(d−3)を10〜40%含有
するものである。このような共重合体は、平均分子量が
10万〜1000万、特に100万〜1000万のもの
が好ましい。成分(D)としては、塩化ジメチルジアリ
ルアンモニウム、アクリル酸及びアクリルアミドの共重
合体が好ましく、例えばマーコートプラス3330(塩
化ジメチルジアリルアンモニウム約50w/w%、アク
リル酸約25w/w%及びアクリルアミド約25w/w
%の共重合体)、マーコートプラス3331(塩化ジメ
チルジアリルアンモニウム約45w/w%、アクリルア
ミド約38w/w%及びアクリル酸約17w/w%の共
重合体)(以上、カルゴン社製)等の市販品を使用する
ことができる。
【0014】成分(D)の共重合体は、第2剤中に0.
05〜5%、特に0.1〜2%、更に0.5〜2%配合
するのが好ましい。
05〜5%、特に0.1〜2%、更に0.5〜2%配合
するのが好ましい。
【0015】本発明のパーマネントウェーブ用組成物に
は、更に次の成分(E)、(F)、(G)及び(H)か
ら選ばれる1種又は2種以上を配合すると、コンディシ
ョニング効果の持続性と仕上がりの風合いをより高める
ことができ、好ましい。
は、更に次の成分(E)、(F)、(G)及び(H)か
ら選ばれる1種又は2種以上を配合すると、コンディシ
ョニング効果の持続性と仕上がりの風合いをより高める
ことができ、好ましい。
【0016】成分(E)は、(e−1)ビニルピロリド
ン又はビニルカプロラクタム及び(e−2)ジアルキル
アミノエチルメタクリル酸、ジアルキルアミノプロピル
メタクリル酸又はこれらの4級化物から成る共重合体で
ある。(e−1)及び(e−2)の割合は1:9〜9:
1が好ましく、また共重合体の平均分子量は1万〜10
0万であるのが好ましい。成分(E)としては、ビニル
ピロリドン及びジアルキルアミノエチルメタクリル酸又
はこの4級化物の共重合体が好ましく、例えばガフカッ
ト734(ビニルピロリドン及びジメチルアミノエチル
メタクリル酸の4級化物の共重合体)、ガフカット75
5N(ビニルピロリドン及びジメチルアミノエチルメタ
クリル酸の4級化物の共重合体)、コポリマー937
(ビニルピロリドン及びジメチルアミノエチルメタクリ
ル酸の共重合体)(以上、アイ・エス・ピー社製)等の
市販品を使用することができる。
ン又はビニルカプロラクタム及び(e−2)ジアルキル
アミノエチルメタクリル酸、ジアルキルアミノプロピル
メタクリル酸又はこれらの4級化物から成る共重合体で
ある。(e−1)及び(e−2)の割合は1:9〜9:
1が好ましく、また共重合体の平均分子量は1万〜10
0万であるのが好ましい。成分(E)としては、ビニル
ピロリドン及びジアルキルアミノエチルメタクリル酸又
はこの4級化物の共重合体が好ましく、例えばガフカッ
ト734(ビニルピロリドン及びジメチルアミノエチル
メタクリル酸の4級化物の共重合体)、ガフカット75
5N(ビニルピロリドン及びジメチルアミノエチルメタ
クリル酸の4級化物の共重合体)、コポリマー937
(ビニルピロリドン及びジメチルアミノエチルメタクリ
ル酸の共重合体)(以上、アイ・エス・ピー社製)等の
市販品を使用することができる。
【0017】成分(F)は、メタクリロイルエチルジア
ルキルベタイン又はメタクリロイルプロピルジアルキル
ベタインの重合体である。重合体の平均分子量は1万〜
100万であるのが好ましい。このような重合体として
は、例えばプラサイズL−401(メタクリロイルエチ
ルジメチルベタインの重合体;互応化学社製)等の市販
品を使用することができる。
ルキルベタイン又はメタクリロイルプロピルジアルキル
ベタインの重合体である。重合体の平均分子量は1万〜
100万であるのが好ましい。このような重合体として
は、例えばプラサイズL−401(メタクリロイルエチ
ルジメチルベタインの重合体;互応化学社製)等の市販
品を使用することができる。
【0018】成分(G)は、(g−1)メタクリロイル
エチルジアルキルベタイン又はメタクリロイルプロピル
ジアルキルベタイン、(g−2)塩化メタクリロイルエ
チルトリアルキルアンモニウム又は塩化メタクリロイル
プロピルトリアルキルアンモニウム及び(g−3)メタ
クリロイル2−ヒドロキシエチルから成る共重合体であ
る。共重合体の平均分子量は1万〜100万であるのが
好ましい。成分(G)としては、メタクリロイルエチル
ジアルキルベタイン、塩化メタクリロイルエチルトリア
ルキルアンモニウム及びメタクリロイル2−ヒドロキシ
エチルの共重合体が好ましく、例えばプラサイズL−4
50(メタクリロイルエチルジメチルベタイン、塩化メ
タクリロイルエチルトリメチルアンモニウム及びメタク
リロイル2−ヒドロキシエチルの共重合体;互応化学社
製)等の市販品を使用することができる。
エチルジアルキルベタイン又はメタクリロイルプロピル
ジアルキルベタイン、(g−2)塩化メタクリロイルエ
チルトリアルキルアンモニウム又は塩化メタクリロイル
プロピルトリアルキルアンモニウム及び(g−3)メタ
クリロイル2−ヒドロキシエチルから成る共重合体であ
る。共重合体の平均分子量は1万〜100万であるのが
好ましい。成分(G)としては、メタクリロイルエチル
ジアルキルベタイン、塩化メタクリロイルエチルトリア
ルキルアンモニウム及びメタクリロイル2−ヒドロキシ
エチルの共重合体が好ましく、例えばプラサイズL−4
50(メタクリロイルエチルジメチルベタイン、塩化メ
タクリロイルエチルトリメチルアンモニウム及びメタク
リロイル2−ヒドロキシエチルの共重合体;互応化学社
製)等の市販品を使用することができる。
【0019】成分(G)はアニオン性多糖類であり、例
えばアルギン酸塩、カラギーナン、ペクチン、キサンタ
ンガム、カラヤゴム、アラビアゴム、ヒアルロン酸、コ
ンドロイチン硫酸、あるいはこれらの誘導体等が挙げら
れる。
えばアルギン酸塩、カラギーナン、ペクチン、キサンタ
ンガム、カラヤゴム、アラビアゴム、ヒアルロン酸、コ
ンドロイチン硫酸、あるいはこれらの誘導体等が挙げら
れる。
【0020】成分(E)〜(H)は1種又は2種以上を
組合わせて用いることができ、全組成中に合計で0.0
2〜2%、特に0.05〜1%配合するのが好ましい。
また、これらの成分(E)〜(H)は、第1剤、第2剤
のいずれに配合してもよい。
組合わせて用いることができ、全組成中に合計で0.0
2〜2%、特に0.05〜1%配合するのが好ましい。
また、これらの成分(E)〜(H)は、第1剤、第2剤
のいずれに配合してもよい。
【0021】本発明のパーマネントウェーブ用組成物に
は、更にジメチルポリシロキサンを配合すると、より感
触に優れたものとなる。ここで用いられるジメチルポリ
シロキサンとしては、25℃における粘度が10cSt 以
上、特に100cSt 以上のものが好ましい。このような
ジメチルポリシロキサンは、全組成中に0.05〜5
%、特に0.1〜2%配合するのが好ましい。
は、更にジメチルポリシロキサンを配合すると、より感
触に優れたものとなる。ここで用いられるジメチルポリ
シロキサンとしては、25℃における粘度が10cSt 以
上、特に100cSt 以上のものが好ましい。このような
ジメチルポリシロキサンは、全組成中に0.05〜5
%、特に0.1〜2%配合するのが好ましい。
【0022】一般にジメチルシロキサンは、毛髪の損傷
部や毛先には付着し難いが、本発明においては、このよ
うなジメチルシロキサンが付着し難い部分であっても、
成分(B)や成分(E)の共重合体が被覆した上に吸着
できるため、毛髪の損傷度等によらず、均一にシリコー
ン処理を行うことができる。また、ジメチルポリシロキ
サンは、第1剤、第2剤のいずれにも配合することがで
きる。
部や毛先には付着し難いが、本発明においては、このよ
うなジメチルシロキサンが付着し難い部分であっても、
成分(B)や成分(E)の共重合体が被覆した上に吸着
できるため、毛髪の損傷度等によらず、均一にシリコー
ン処理を行うことができる。また、ジメチルポリシロキ
サンは、第1剤、第2剤のいずれにも配合することがで
きる。
【0023】更に、本発明のパーマネントウェーブ用組
成物には、通常用いられる成分、例えばアルカリ剤、界
面活性剤、油剤、溶解剤、緩衝剤、安定化剤、香料、色
素、防腐剤、pH調整剤、粘度調整剤、毛髪保護剤等を、
本発明の効果を損わない範囲で適宜配合することができ
る。
成物には、通常用いられる成分、例えばアルカリ剤、界
面活性剤、油剤、溶解剤、緩衝剤、安定化剤、香料、色
素、防腐剤、pH調整剤、粘度調整剤、毛髪保護剤等を、
本発明の効果を損わない範囲で適宜配合することができ
る。
【0024】本発明のパーマネントウェーブ用組成物
は、通常の方法に従って製造することができ、パーマネ
ントウェーブ、ストレートパーマ又は縮毛矯正用とする
ことができる。本発明のパーマネントウェーブ用組成物
を毛髪に適用するに際しては、室温もしくは常法に従っ
て加温を行い、第1剤は5〜60分間、第2剤は5〜2
0分間放置することが好ましい。また、本発明のパーマ
ネントウェーブ用組成物は、毛髪に第1剤を塗布して放
置した後、第2剤を塗布することにより使用される。
は、通常の方法に従って製造することができ、パーマネ
ントウェーブ、ストレートパーマ又は縮毛矯正用とする
ことができる。本発明のパーマネントウェーブ用組成物
を毛髪に適用するに際しては、室温もしくは常法に従っ
て加温を行い、第1剤は5〜60分間、第2剤は5〜2
0分間放置することが好ましい。また、本発明のパーマ
ネントウェーブ用組成物は、毛髪に第1剤を塗布して放
置した後、第2剤を塗布することにより使用される。
【0025】
【発明の効果】本発明のパーマネントウェーブ用組成物
は、毛髪に持続的なつや、なめらかさ等のコンディショ
ニング効果を与え、しかもごわつきやひっかかりが生じ
ず、くし通りも良好であり、更におさまり良くしなやか
な仕上がりを得ることができる。
は、毛髪に持続的なつや、なめらかさ等のコンディショ
ニング効果を与え、しかもごわつきやひっかかりが生じ
ず、くし通りも良好であり、更におさまり良くしなやか
な仕上がりを得ることができる。
【0026】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0027】実施例1 表1及び表2に示す組成のパーマネントウェーブ用組成
物を常法により製造し、これらを用いてパーマネントウ
ェーブ処理を行ったときの毛髪のつや、なめらかさ、く
し通り及びしなやかさについて評価した。結果を表1及
び表2に示す。
物を常法により製造し、これらを用いてパーマネントウ
ェーブ処理を行ったときの毛髪のつや、なめらかさ、く
し通り及びしなやかさについて評価した。結果を表1及
び表2に示す。
【0028】(評価方法)コンディショニング成分を含
まないシャンプーで洗髪した20代日本人女性由来の未
処理毛(パーマ・ヘアカラー等の化学的処理の履歴のな
い毛髪)をサンプルとして、重さ約10gの毛束を作成
し、常法に従って、パーマネントウェーブ処理を行っ
た。すなわち、毛束と同重量の第1剤を塗布してくし通
し、なじませた後、20分間室温で放置し、流水ですす
ぎ、次に、毛髪と同重量の第2剤を塗布し、くし通し、
なじませた後、10分間室温で放置し、流水ですすぎ、
乾燥した。専門の美容師により、仕上がり後の毛髪の感
触について、つや、なめらかさ、くし通り及びしなやか
さを官能評価し、それぞれ未処理毛を基準として、非常
に良いものを◎、良いものを○、同等のものを△、劣る
ものを×として判定した。
まないシャンプーで洗髪した20代日本人女性由来の未
処理毛(パーマ・ヘアカラー等の化学的処理の履歴のな
い毛髪)をサンプルとして、重さ約10gの毛束を作成
し、常法に従って、パーマネントウェーブ処理を行っ
た。すなわち、毛束と同重量の第1剤を塗布してくし通
し、なじませた後、20分間室温で放置し、流水ですす
ぎ、次に、毛髪と同重量の第2剤を塗布し、くし通し、
なじませた後、10分間室温で放置し、流水ですすぎ、
乾燥した。専門の美容師により、仕上がり後の毛髪の感
触について、つや、なめらかさ、くし通り及びしなやか
さを官能評価し、それぞれ未処理毛を基準として、非常
に良いものを◎、良いものを○、同等のものを△、劣る
ものを×として判定した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】実施例2 表3に示す組成のストレートパーマ用組成物を常法によ
り製造し、これらを用い、20代女性モニターにハーフ
ヘッドでストレートパーマ処理を行ったときの感触を、
実施例1と同様にして評価した。結果を表3に示す。
り製造し、これらを用い、20代女性モニターにハーフ
ヘッドでストレートパーマ処理を行ったときの感触を、
実施例1と同様にして評価した。結果を表3に示す。
【0032】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶野 孝好 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 成分(A)及び(B)を含有する第1
剤、並びに成分(C)及び(D)を含有する第2剤から
なるパーマネントウェーブ用組成物。 (A)還元剤、(B)(b−1)塩化ジメチルジアリル
アンモニウム又は塩化ジエチルジアリルアンモニウム6
0〜99重量%及び(b−2)アクリル酸又はメタクリ
ル酸1〜40重量%から成る共重合体、(C)酸化剤、
(D)(d−1)塩化ジメチルジアリルアンモニウム又
は塩化ジエチルジアリルアンモニウム30〜60重量
%、(d−2)アクリル酸又はメタクリル酸20〜50
重量%及び(d−3)アクリルアミド又はメタクリルア
ミド10〜40重量%から成る共重合体 - 【請求項2】 更に、(E)(e−1)ビニルピロリド
ン又はビニルカプロラクタム及び(e−2)ジアルキル
アミノエチルメタクリル酸又はジアルキルアミノプロピ
ルメタクリル酸から成る共重合体、(F)メタクリロイ
ルエチルジアルキルベタイン又はメタクリロイルプロピ
ルジアルキルベタインの重合体、(G)(g−1)メタ
クリロイルエチルジアルキルベタイン又はメタクリロイ
ルプロピルジアルキルベタイン、(g−2)塩化メタク
リロイルエチルトリアルキルアンモニウム又は塩化メタ
クリロイルプロピルトリアルキルアンモニウム及び(g
−3)メタクリロイル2−ヒドロキシエチルから成る共
重合体、並びに(H)アニオン性多糖類から選ばれる1
種又は2種以上を含有する請求項1記載のパーマネント
ウェーブ用組成物。 - 【請求項3】 更に、ジメチルポリシロキサンを含有す
る請求項1又は2記載のパーマネントウェーブ用組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17991495A JPH0930939A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | パーマネントウェーブ用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17991495A JPH0930939A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | パーマネントウェーブ用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0930939A true JPH0930939A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16074129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17991495A Pending JPH0930939A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | パーマネントウェーブ用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0930939A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008508262A (ja) * | 2004-07-30 | 2008-03-21 | コリア リサーチ インスティテュートオフ゛ ケミカル テクノロシ゛ー | 自己造形性パーマ剤と脱ロッド及び脱バンド型パーマ方法 |
KR101127948B1 (ko) * | 2005-12-28 | 2012-03-23 | 주식회사 엘지생활건강 | 헤어 롤 메이커 조성물 |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP17991495A patent/JPH0930939A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008508262A (ja) * | 2004-07-30 | 2008-03-21 | コリア リサーチ インスティテュートオフ゛ ケミカル テクノロシ゛ー | 自己造形性パーマ剤と脱ロッド及び脱バンド型パーマ方法 |
JP4785205B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2011-10-05 | コリア リサーチ インスティテュートオフ゛ ケミカル テクノロシ゛ー | 自己造形性パーマ剤と脱ロッド及び脱バンド型パーマ方法 |
KR101127948B1 (ko) * | 2005-12-28 | 2012-03-23 | 주식회사 엘지생활건강 | 헤어 롤 메이커 조성물 |
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