JPH09275623A - 多孔管路用接続ユニット - Google Patents
多孔管路用接続ユニットInfo
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- JPH09275623A JPH09275623A JP8127896A JP8127896A JPH09275623A JP H09275623 A JPH09275623 A JP H09275623A JP 8127896 A JP8127896 A JP 8127896A JP 8127896 A JP8127896 A JP 8127896A JP H09275623 A JPH09275623 A JP H09275623A
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- perforated
- block
- connection
- connection unit
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- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数本の平行な孔を有するコンクリート製の
多孔ブロックを多数連結して構成される多孔管路の、孔
の方向を変える部分等に用いる接続ユニットを提供す
る。 【解決手段】 多孔ブロックと同じ配置で孔17を有し、
一方の端面が多孔ブロックの端面に突き合わせ接続され
る接続ブロック13と、この接続ブロック13の他方の端面
に各孔17を延長するように一体に設けられた複数本の樹
脂パイプ15とからなる。接続ブロック13を多孔ブロック
に接続し、樹脂パイプ15の先端に可とう性波付き管を管
継手により接続した状態で使用する。これにより孔の方
向を任意に変えることができる。
多孔ブロックを多数連結して構成される多孔管路の、孔
の方向を変える部分等に用いる接続ユニットを提供す
る。 【解決手段】 多孔ブロックと同じ配置で孔17を有し、
一方の端面が多孔ブロックの端面に突き合わせ接続され
る接続ブロック13と、この接続ブロック13の他方の端面
に各孔17を延長するように一体に設けられた複数本の樹
脂パイプ15とからなる。接続ブロック13を多孔ブロック
に接続し、樹脂パイプ15の先端に可とう性波付き管を管
継手により接続した状態で使用する。これにより孔の方
向を任意に変えることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の孔を有する
多孔ブロックを用いて構成される多孔管路の、孔の方向
を変える部分等に用いられる、多孔管路用接続ユニット
に関するものである。
多孔ブロックを用いて構成される多孔管路の、孔の方向
を変える部分等に用いられる、多孔管路用接続ユニット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、市街地での電線地中化にはキャブ
システムが使用されてきた。この方式は、歩道などに溝
を掘ってコンクリート製のU字形ブロックを布設し、そ
の中に棚を作って電力用、通信用の電線を収納し、蓋を
した上で、土を被せて埋設するというものである。しか
しこの方式は大型でコストが高いという難点があるた
め、最近、コンクリートまたは陶器などで出来た多孔管
路(CCBOX)を地中に埋設する方式が検討されてい
る。
システムが使用されてきた。この方式は、歩道などに溝
を掘ってコンクリート製のU字形ブロックを布設し、そ
の中に棚を作って電力用、通信用の電線を収納し、蓋を
した上で、土を被せて埋設するというものである。しか
しこの方式は大型でコストが高いという難点があるた
め、最近、コンクリートまたは陶器などで出来た多孔管
路(CCBOX)を地中に埋設する方式が検討されてい
る。
【0003】多孔管路は例えば図10に示すようなコン
クリート製または陶器製の多孔ブロック1を多数連結す
ることにより構成される。多孔ブロック1は電線を引き
込むための複数本の平行な孔2を有している。このよう
な多孔ブロック1を用いた多孔管路は、孔の間隔を狭く
できるため、多数本の電線を引き込む管路としては非常
にコンパクトになり、埋設のための掘削量も少なくて済
むという利点がある。
クリート製または陶器製の多孔ブロック1を多数連結す
ることにより構成される。多孔ブロック1は電線を引き
込むための複数本の平行な孔2を有している。このよう
な多孔ブロック1を用いた多孔管路は、孔の間隔を狭く
できるため、多数本の電線を引き込む管路としては非常
にコンパクトになり、埋設のための掘削量も少なくて済
むという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし多孔管路は可と
う性がないため曲げることができないという問題があ
る。このため多孔管路の曲がり部では図11に示すよう
なコンクリート製または陶器製の台形状ブロック3を使
用することが検討されている。この台形状ブロック3
は、孔2の本数や配置を図10の多孔ブロック1と同じ
にして、両端面に適当な角度を持たせたものである。こ
のようなブロック3を幾つか連結していけば、多孔管路
の曲がり部を形成することができる。しかしながら管路
の曲がり部の状態(曲率など)は現場によって様々な違
いがあるため、あらゆる曲がり部に対応できるようにす
るためには、両端面の角度などが異なる非常に多くの種
類の台形状ブロックを用意しておく必要がある。このた
めコスト高になるだけでなく、現場での作業も非常に面
倒になる。
う性がないため曲げることができないという問題があ
る。このため多孔管路の曲がり部では図11に示すよう
なコンクリート製または陶器製の台形状ブロック3を使
用することが検討されている。この台形状ブロック3
は、孔2の本数や配置を図10の多孔ブロック1と同じ
にして、両端面に適当な角度を持たせたものである。こ
のようなブロック3を幾つか連結していけば、多孔管路
の曲がり部を形成することができる。しかしながら管路
の曲がり部の状態(曲率など)は現場によって様々な違
いがあるため、あらゆる曲がり部に対応できるようにす
るためには、両端面の角度などが異なる非常に多くの種
類の台形状ブロックを用意しておく必要がある。このた
めコスト高になるだけでなく、現場での作業も非常に面
倒になる。
【0005】また多孔管路の孔の間隔は、多孔管路をで
きるだけコンパクトにする必要上、マンホールやハンド
ホールの管路口の間隔よりかなり狭くなっているため、
多孔管路をマンホール等に直接接続することができな
い。このため多孔管路をマンホール等に接続する場合に
は、図12に示すような孔2の間隔を広げるためのホー
ン状ブロック4を使用することが検討されている。しか
しこのホーン状ブロック4は個々の孔2の方向が異なる
ため製造が面倒である。またホーン状ブロック4を使用
する場合でも、相手方であるマンホール等の管路口の間
隔が一定しないため、やはり非常に多くの種類を用意す
る必要があり、コスト高になるという問題がある。また
多孔管路に可とう管(波付き管)を接続して曲がりに対
応しようとすると、多孔管路の孔間隔が小さいため、可
とう管の接続が困難である。
きるだけコンパクトにする必要上、マンホールやハンド
ホールの管路口の間隔よりかなり狭くなっているため、
多孔管路をマンホール等に直接接続することができな
い。このため多孔管路をマンホール等に接続する場合に
は、図12に示すような孔2の間隔を広げるためのホー
ン状ブロック4を使用することが検討されている。しか
しこのホーン状ブロック4は個々の孔2の方向が異なる
ため製造が面倒である。またホーン状ブロック4を使用
する場合でも、相手方であるマンホール等の管路口の間
隔が一定しないため、やはり非常に多くの種類を用意す
る必要があり、コスト高になるという問題がある。また
多孔管路に可とう管(波付き管)を接続して曲がりに対
応しようとすると、多孔管路の孔間隔が小さいため、可
とう管の接続が困難である。
【0006】本発明の目的は、以上ような問題点に鑑
み、多孔ブロックを用いた多孔管路の、様々な孔の方向
変更等に容易に対応できる、多孔管路用接続ユニットを
提供することにある。
み、多孔ブロックを用いた多孔管路の、様々な孔の方向
変更等に容易に対応できる、多孔管路用接続ユニットを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明に係る多
孔管路用接続ユニットは、複数の孔を有する多孔ブロッ
クにより構成される多孔管路に取り付けて用いられるも
のであって、前記多孔ブロックと同じ配置で孔を有し、
一方の端面が前記多孔ブロックの端面に突き合わせ接続
される接続ブロックと、この接続ブロックの他方の端面
に各孔を延長するように一体に設けられた複数本の樹脂
パイプとからなることを特徴とするものである。
孔管路用接続ユニットは、複数の孔を有する多孔ブロッ
クにより構成される多孔管路に取り付けて用いられるも
のであって、前記多孔ブロックと同じ配置で孔を有し、
一方の端面が前記多孔ブロックの端面に突き合わせ接続
される接続ブロックと、この接続ブロックの他方の端面
に各孔を延長するように一体に設けられた複数本の樹脂
パイプとからなることを特徴とするものである。
【0008】この接続ユニットは、接続ブロックを多孔
管路の端部の多孔ブロックに接続した上で、各々の樹脂
パイプの先端に可とう性波付き管を接続できるようにな
っている。したがって樹脂パイプの先端に接続した可と
う性波付き管により孔の方向変更を容易に行うことがで
きる。接続ブロックには重量などの面から樹脂製のもの
を使用することが好ましいが、コンクリート製のもの、
陶器製のもの等も使用できる。
管路の端部の多孔ブロックに接続した上で、各々の樹脂
パイプの先端に可とう性波付き管を接続できるようにな
っている。したがって樹脂パイプの先端に接続した可と
う性波付き管により孔の方向変更を容易に行うことがで
きる。接続ブロックには重量などの面から樹脂製のもの
を使用することが好ましいが、コンクリート製のもの、
陶器製のもの等も使用できる。
【0009】
〔実施形態1〕図1(A)〜(D)は本発明の一実施形
態を示す。この多孔管路用接続ユニット11は、接続ブ
ロック13と複数本の樹脂パイプ15とから構成され
る。
態を示す。この多孔管路用接続ユニット11は、接続ブ
ロック13と複数本の樹脂パイプ15とから構成され
る。
【0010】接続ブロック13は、一方の端面が多孔管
路を構成する多孔ブロックの端面に突き合わせ接続され
るもので、多孔ブロックと同じ本数(この例では4本)
の孔17を同じ配置で有している。また接続ブロック1
3は、多孔ブロックと接続する際に通しボルトを挿通す
るためのボルト挿通孔19を有している。接続ブロック
13は廃プラスチックを用いて射出成形などにより製作
することがコスト的に有利である。
路を構成する多孔ブロックの端面に突き合わせ接続され
るもので、多孔ブロックと同じ本数(この例では4本)
の孔17を同じ配置で有している。また接続ブロック1
3は、多孔ブロックと接続する際に通しボルトを挿通す
るためのボルト挿通孔19を有している。接続ブロック
13は廃プラスチックを用いて射出成形などにより製作
することがコスト的に有利である。
【0011】樹脂パイプ15は、真っ直ぐな波なしパイ
プ21と可とう性のある波付きパイプ23を管継手25
により接続したものである。波なしパイプ21は接続ブ
ロック13の各孔17を延長する形態で、接続ブロック
13と一体化されている。4本の波なしパイプ21は、
先端位置がパイプ長手方向にずれるように全て長さを異
ならせてある。これは、隣合う波なしパイプ21の間隔
が小さいので、管継手25の位置をパイプ長手方向にず
らして、管継手25による波なしパイプ21と波付きパ
イプ23との接続を容易に行えるようにするためであ
る。波付きパイプ23の長さは4本ともほぼ同じであ
る。その結果、隣合う樹脂パイプ15の先端位置はパイ
プ長手方向にずれることになる。
プ21と可とう性のある波付きパイプ23を管継手25
により接続したものである。波なしパイプ21は接続ブ
ロック13の各孔17を延長する形態で、接続ブロック
13と一体化されている。4本の波なしパイプ21は、
先端位置がパイプ長手方向にずれるように全て長さを異
ならせてある。これは、隣合う波なしパイプ21の間隔
が小さいので、管継手25の位置をパイプ長手方向にず
らして、管継手25による波なしパイプ21と波付きパ
イプ23との接続を容易に行えるようにするためであ
る。波付きパイプ23の長さは4本ともほぼ同じであ
る。その結果、隣合う樹脂パイプ15の先端位置はパイ
プ長手方向にずれることになる。
【0012】図2は以上のように構成された多孔管路用
接続ユニット11の使用状態の一例を示す。この例は、
多孔管路5Aと、これにほぼ直角方向に向いた多孔管路
5Bとを接続する場合である。多孔管路5A、5Bはそ
れぞれ多孔ブロック1を多数連結することにより構成さ
れている。多孔ブロック1の連結は、例えば図3に示す
ように、端部側の多孔ブロック1に挿通した通しボルト
6を、その隣の多孔ブロック1に挿通した通しボルト6
の頭部7にねじ込むこと等により行われる。
接続ユニット11の使用状態の一例を示す。この例は、
多孔管路5Aと、これにほぼ直角方向に向いた多孔管路
5Bとを接続する場合である。多孔管路5A、5Bはそ
れぞれ多孔ブロック1を多数連結することにより構成さ
れている。多孔ブロック1の連結は、例えば図3に示す
ように、端部側の多孔ブロック1に挿通した通しボルト
6を、その隣の多孔ブロック1に挿通した通しボルト6
の頭部7にねじ込むこと等により行われる。
【0013】方向が異なる多孔管路5Aと5Bを接続す
る場合には、まず各々の端部の多孔ブロック1に本実施
形態の接続ユニット11を接続する。この接続は、図3
に示すように、接続ブロック13の端面を多孔ブロック
1の端面に突き合わせた状態で、ボルト挿通孔19に通
しボルト27を挿通し、その通しボルト27を多孔ブロ
ック1に挿通してある通しボルト6の頭部7にねじ込む
ことにより行うことができる。接続ユニット11は樹脂
製であれば比較的軽量であり、剛性多孔部1との接続作
業も容易である。
る場合には、まず各々の端部の多孔ブロック1に本実施
形態の接続ユニット11を接続する。この接続は、図3
に示すように、接続ブロック13の端面を多孔ブロック
1の端面に突き合わせた状態で、ボルト挿通孔19に通
しボルト27を挿通し、その通しボルト27を多孔ブロ
ック1に挿通してある通しボルト6の頭部7にねじ込む
ことにより行うことができる。接続ユニット11は樹脂
製であれば比較的軽量であり、剛性多孔部1との接続作
業も容易である。
【0014】この後、対応する波付きパイプ23の先端
間に可とう性のあるプラスチック製波付き管29を配置
し、波付きパイプ23と波付き管29を管継手31によ
り接続する。波付きパイプ23と波付き管29は、同じ
サイズ、同じ材質のものを用いることが好ましい。樹脂
パイプ15の先端位置(すなわち波付きパイプ23の先
端位置)はパイプ長手方向にずれているため、管継手3
1の位置がパイプ長手方向にずれることになる。加えて
波付きパイプ23がある程度の可とう性を有しているこ
とから、隣合う樹脂パイプ15の間隔が小さくても、管
継手31による接続作業を容易に行うことができる。
間に可とう性のあるプラスチック製波付き管29を配置
し、波付きパイプ23と波付き管29を管継手31によ
り接続する。波付きパイプ23と波付き管29は、同じ
サイズ、同じ材質のものを用いることが好ましい。樹脂
パイプ15の先端位置(すなわち波付きパイプ23の先
端位置)はパイプ長手方向にずれているため、管継手3
1の位置がパイプ長手方向にずれることになる。加えて
波付きパイプ23がある程度の可とう性を有しているこ
とから、隣合う樹脂パイプ15の間隔が小さくても、管
継手31による接続作業を容易に行うことができる。
【0015】以上の説明から明らかなように本実施形態
の接続ユニット11を用いれば、多孔管路5Aと5Bの
角度や端部間距離あるいは曲がり部の曲率などが異なる
場合でも柔軟に対応することが可能となる。
の接続ユニット11を用いれば、多孔管路5Aと5Bの
角度や端部間距離あるいは曲がり部の曲率などが異なる
場合でも柔軟に対応することが可能となる。
【0016】図4は本実施形態の接続ユニット11の他
の使用状態を示す。この使用状態は多孔管路5をマンホ
ール33に接続する例である。多孔管路5の孔の間隔は
マンホール33の管路口35の間隔よりかなり小さいの
で、この差を調整するために本実施形態の接続ユニット
11が用いられる。多孔管路5が多数の多孔ブロック1
を連結することにより構成されること、端部の多孔ブロ
ック1に接続ユニット11が接続されることは、図2お
よび図3の場合と同じである。
の使用状態を示す。この使用状態は多孔管路5をマンホ
ール33に接続する例である。多孔管路5の孔の間隔は
マンホール33の管路口35の間隔よりかなり小さいの
で、この差を調整するために本実施形態の接続ユニット
11が用いられる。多孔管路5が多数の多孔ブロック1
を連結することにより構成されること、端部の多孔ブロ
ック1に接続ユニット11が接続されることは、図2お
よび図3の場合と同じである。
【0017】多孔ブロック1に接続ユニット11を接続
した後は、それぞれの波付きパイプ23の先端に管継手
31により可とう性のあるプラスチック製波付き管29
を接続し、この波付き管29の先端をマンホール33の
管路口35に接続すればよい。このように本実施形態の
接続ユニット11を使用すれば、マンホール33の管路
口35の間隔が異なる場合でも柔軟に対応することがで
きる。
した後は、それぞれの波付きパイプ23の先端に管継手
31により可とう性のあるプラスチック製波付き管29
を接続し、この波付き管29の先端をマンホール33の
管路口35に接続すればよい。このように本実施形態の
接続ユニット11を使用すれば、マンホール33の管路
口35の間隔が異なる場合でも柔軟に対応することがで
きる。
【0018】〔実施形態2〕図5(A)〜(D)は本発
明の他の実施形態を示す。この接続ユニット11が図1
のものと異なる点は、波なしパイプ21と波付きパイプ
23が一体成形または融着接続されていることと、波な
しパイプ21の長さを全て同じにして波付きパイプ23
の長さを異ならせたことである。それ以外は図1のもの
と同じであるので同一部分には同一符号を付してある。
また使用方法も図1のものと同じである。
明の他の実施形態を示す。この接続ユニット11が図1
のものと異なる点は、波なしパイプ21と波付きパイプ
23が一体成形または融着接続されていることと、波な
しパイプ21の長さを全て同じにして波付きパイプ23
の長さを異ならせたことである。それ以外は図1のもの
と同じであるので同一部分には同一符号を付してある。
また使用方法も図1のものと同じである。
【0019】波なしパイプ21と波付きパイプ23を予
め一体成形または融着接続しておけば、図1で用いた管
継手25は不要であるので、波なしパイプ21の長さを
全て同じにして、波なしパイプ21と波付きパイプ23
の境目を同じ位置にしても差し支えない。波付きパイプ
23の長さを異ならせたのは樹脂パイプ15の先端位置
をパイプ長手方向にずらすためである。もちろん波なし
パイプ21と波付きパイプ23を一体成形または融着接
続する場合でも、波なしパイプ21の長さを異ならせ、
波付きパイプ23の長さをほぼ同じにすることも可能で
ある。
め一体成形または融着接続しておけば、図1で用いた管
継手25は不要であるので、波なしパイプ21の長さを
全て同じにして、波なしパイプ21と波付きパイプ23
の境目を同じ位置にしても差し支えない。波付きパイプ
23の長さを異ならせたのは樹脂パイプ15の先端位置
をパイプ長手方向にずらすためである。もちろん波なし
パイプ21と波付きパイプ23を一体成形または融着接
続する場合でも、波なしパイプ21の長さを異ならせ、
波付きパイプ23の長さをほぼ同じにすることも可能で
ある。
【0020】〔実施形態3〕図6(A)〜(D)は本発
明のさらに他の実施形態を示す。この接続ユニット11
が図1のものと異なる点は、樹脂パイプ15が波なしパ
イプ21(直管)だけで構成されていることである。そ
れ以外は図1のものと同じであるので同一部分には同一
符号を付してある。また使用方法も図1のものと同様で
ある。このような構成でも一応、図1のものと同様に接
続作業を行うことができるが、波なしパイプ21は可と
う性がないので、隣合う波なしパイプ21の間隔が狭い
場合は、波なしパイプ21の先端に管継手で波付き管を
接続する作業がやりにくくなるという難点がある。
明のさらに他の実施形態を示す。この接続ユニット11
が図1のものと異なる点は、樹脂パイプ15が波なしパ
イプ21(直管)だけで構成されていることである。そ
れ以外は図1のものと同じであるので同一部分には同一
符号を付してある。また使用方法も図1のものと同様で
ある。このような構成でも一応、図1のものと同様に接
続作業を行うことができるが、波なしパイプ21は可と
う性がないので、隣合う波なしパイプ21の間隔が狭い
場合は、波なしパイプ21の先端に管継手で波付き管を
接続する作業がやりにくくなるという難点がある。
【0021】〔実施形態4〕図7は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この接続ユニット11が図1のものと
異なる点は、各波なしパイプ21が先端側のパイプ間隔
を広げるように屈曲されていることである。それ以外は
図1のものと同じであるので同一部分には同一符号を付
してある。また使用方法も図1のものと同様である。接
続ブロック13の孔17の間隔が非常に狭い場合には、
このような構成にすることが望ましい。
実施形態を示す。この接続ユニット11が図1のものと
異なる点は、各波なしパイプ21が先端側のパイプ間隔
を広げるように屈曲されていることである。それ以外は
図1のものと同じであるので同一部分には同一符号を付
してある。また使用方法も図1のものと同様である。接
続ブロック13の孔17の間隔が非常に狭い場合には、
このような構成にすることが望ましい。
【0022】〔実施形態5〕図8は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この接続ユニット11は図5のものと
ほぼ同じであるが、図5のものと異なる点は、各波なし
パイプ21が先端側のパイプ間隔を広げるように屈曲さ
れていることである。それ以外は図5のものと同じであ
るので同一部分には同一符号を付してある。また使用方
法も図5のものと同様である。接続ブロック13の孔1
7の間隔が非常に狭い場合には、このような構成にする
ことが望ましい。
実施形態を示す。この接続ユニット11は図5のものと
ほぼ同じであるが、図5のものと異なる点は、各波なし
パイプ21が先端側のパイプ間隔を広げるように屈曲さ
れていることである。それ以外は図5のものと同じであ
るので同一部分には同一符号を付してある。また使用方
法も図5のものと同様である。接続ブロック13の孔1
7の間隔が非常に狭い場合には、このような構成にする
ことが望ましい。
【0023】〔実施形態6〕図9は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この接続ユニット11は図6のものと
ほぼ同じであるが、図6のものと異なる点は、各波なし
パイプ21が先端側のパイプ間隔を広げるように屈曲さ
れていることである。それ以外は図6のものと同じであ
るので同一部分には同一符号を付してある。また使用方
法も図6のものと同様である。接続ブロック13の孔1
7の間隔が非常に狭い場合には、このような構成にする
ことが望ましい。
実施形態を示す。この接続ユニット11は図6のものと
ほぼ同じであるが、図6のものと異なる点は、各波なし
パイプ21が先端側のパイプ間隔を広げるように屈曲さ
れていることである。それ以外は図6のものと同じであ
るので同一部分には同一符号を付してある。また使用方
法も図6のものと同様である。接続ブロック13の孔1
7の間隔が非常に狭い場合には、このような構成にする
ことが望ましい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の接続ユニッ
トを使用すれば、多孔管路の方向変更等を現場の状況に
合わせて容易に行うことができる。
トを使用すれば、多孔管路の方向変更等を現場の状況に
合わせて容易に行うことができる。
【図1】 本発明に係る多孔管路用接続ユニットの第1
の実施形態を示す、(A)は正面図、(B)は左側面
図、(C)は右側面図、(D)は一部切開平面図。
の実施形態を示す、(A)は正面図、(B)は左側面
図、(C)は右側面図、(D)は一部切開平面図。
【図2】 図1の接続ユニットの使用状態の一例を示す
平面図。
平面図。
【図3】 図1の接続ユニットと多孔ブロックとの接続
状態を示す断面図。
状態を示す断面図。
【図4】 図1の接続ユニットの他の使用状態を示す平
面図。
面図。
【図5】 本発明の第2の実施形態を示す、(A)は正
面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は
一部切開平面図。
面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は
一部切開平面図。
【図6】 本発明の第3の実施形態を示す、(A)は正
面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は
一部切開平面図。
面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は
一部切開平面図。
【図7】 本発明の第4の実施形態を示す一部切開平面
図。
図。
【図8】 本発明の第5の実施形態を示す一部切開平面
図。
図。
【図9】 本発明の第6の実施形態を示す一部切開平面
図。
図。
【図10】 多孔ブロックの一例を示す斜視図。
【図11】 多孔管路の曲がり部に使用される台形状ブ
ロックを示す断面図。
ロックを示す断面図。
【図12】 多孔管路の孔間隔を広げる部分に使用され
るホーン状ブロックを示す断面図。
るホーン状ブロックを示す断面図。
1:多孔ブロック 2:孔 5、5A、5B:多孔管路 11:多孔管路用接続ユニット 13:接続ブロック 15:樹脂パイプ 17:孔 19:ボルト挿通孔 21:波なしパイプ 23:波付きパイプ 25:管継手 27:通しボルト 29:波付き管 31:管継手 33:マンホール 35:管路口
Claims (7)
- 【請求項1】複数の孔(2)を有する多孔ブロック
(1)により構成される多孔管路(5)に取り付けて用
いられるユニットであって、前記多孔ブロック(1)と
同じ配置で孔(17)を有し、一方の端面が前記多孔ブ
ロック(1)の端面に突き合わせ接続される接続ブロッ
ク(13)と、この接続ブロック(13)の他方の端面
に各孔(17)を延長するように一体に設けられた複数
本の樹脂パイプ(15)とからなることを特徴とする多
孔管路用接続ユニット。 - 【請求項2】隣合う樹脂パイプ(15)の先端位置がパ
イプ長手方向にずれていることを特徴とする請求項1記
載の多孔管路用接続ユニット。 - 【請求項3】各樹脂パイプ(15)は、接続ブロック
(13)側が波なしパイプ(21)、先端側が可とう性
のある波付きパイプ(23)となっていることを特徴と
する請求項1または2記載の多孔管路用接続ユニット。 - 【請求項4】波なしパイプ(21)と波付きパイプ(2
3)は管継手(25)で接続され、隣合う樹脂パイプ
(15)の管継手(25)の位置がパイプ長手方向にず
れていることを特徴とする請求項3記載の多孔管路用接
続ユニット。 - 【請求項5】波なしパイプ(21)と波付きパイプ(2
3)が一体化されていることを特徴とする請求項3記載
の多孔管路用接続ユニット。 - 【請求項6】各樹脂パイプ(15)は波なしパイプ(2
1)からなることを特徴とする請求項2記載の多孔管路
用接続ユニット。 - 【請求項7】各樹脂パイプ(15)は、先端側のパイプ
間隔が広がるように屈曲されていることを特徴とする請
求項3ないし6のいずれかに記載の多孔管路用接続ユニ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8127896A JPH09275623A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 多孔管路用接続ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8127896A JPH09275623A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 多孔管路用接続ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09275623A true JPH09275623A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13741913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8127896A Pending JPH09275623A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 多孔管路用接続ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09275623A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006511827A (ja) * | 2002-03-20 | 2006-04-06 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 光ファイバを設置する方法および装置 |
-
1996
- 1996-04-03 JP JP8127896A patent/JPH09275623A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006511827A (ja) * | 2002-03-20 | 2006-04-06 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 光ファイバを設置する方法および装置 |
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