JPH09233314A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents
画像形成装置及びその制御方法Info
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- JPH09233314A JPH09233314A JP8031668A JP3166896A JPH09233314A JP H09233314 A JPH09233314 A JP H09233314A JP 8031668 A JP8031668 A JP 8031668A JP 3166896 A JP3166896 A JP 3166896A JP H09233314 A JPH09233314 A JP H09233314A
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画素密度切り換えにより高画質な記録画素密
度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長
時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行う
ことを可能にする。 【解決手段】 通常の画素密度の第1モードから高密度
の第2モードに変更された時に、定着器の設定温度を第
1モードでの高温の設定温度H1から第2モードでの低
温の設定温度H2に切り換え、設定温度H1から設定温
度H2の間の範囲に画像形成の禁止および許容を制御す
る所定の第2制御温度h2を設け、定着器の温度検知セ
ンサにより検知された温度が第2制御温度h2より高い
場合には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場
合には画像形成を許容する制御を行うことを特徴とす
る。
度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長
時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行う
ことを可能にする。 【解決手段】 通常の画素密度の第1モードから高密度
の第2モードに変更された時に、定着器の設定温度を第
1モードでの高温の設定温度H1から第2モードでの低
温の設定温度H2に切り換え、設定温度H1から設定温
度H2の間の範囲に画像形成の禁止および許容を制御す
る所定の第2制御温度h2を設け、定着器の温度検知セ
ンサにより検知された温度が第2制御温度h2より高い
場合には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場
合には画像形成を許容する制御を行うことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームによ
る露光装置と熱ローラ方式の定着装置を備える画像形成
装置及びその制御方法であって、複数の画素密度で画像
形成を行う際の改良に関する。
る露光装置と熱ローラ方式の定着装置を備える画像形成
装置及びその制御方法であって、複数の画素密度で画像
形成を行う際の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームによる露光装置を備える静
電方式の画像形成装置においては、感光体上に形成され
る静電潜像の画像はレーザビームによる主走査と感光体
の移動に伴う副走査との合成によって形成される。
電方式の画像形成装置においては、感光体上に形成され
る静電潜像の画像はレーザビームによる主走査と感光体
の移動に伴う副走査との合成によって形成される。
【0003】この静電潜像は、前記の副走査のスピード
の低下すなわち感光体がドラム状の場合その回転速度を
低下させ、ポリゴンミラーやガルバノミラーの線速度を
低下させることによって記録画素密度をより密に記録す
ることができる。従って記録画素密度の切り換えによっ
て画素密度の高い高品質の画像が得られることになる。
の低下すなわち感光体がドラム状の場合その回転速度を
低下させ、ポリゴンミラーやガルバノミラーの線速度を
低下させることによって記録画素密度をより密に記録す
ることができる。従って記録画素密度の切り換えによっ
て画素密度の高い高品質の画像が得られることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、熱ローラ定着方
式の定着器について見ると、一般に、熱ローラを含む上
下ローラ対が転写紙の搬送速度に同調するべく感光体の
駆動速度に同期して回転駆動される構造がとられてい
る。従って、前述したように記録画素密度の切り換えに
よって画素密度の高い高品質の画像を得る場合には、感
光体の駆動速度が低速度側に切り換えられると同時に上
下ローラ対の駆動速度も低下する。この駆動速度の低下
した上下ローラ対による転写トナー画像の定着において
は、上下ローラ対によるニップ(挟持)時間が長くなり
トナー像に対して必要以上の圧力と熱量が加わることと
なる。
式の定着器について見ると、一般に、熱ローラを含む上
下ローラ対が転写紙の搬送速度に同調するべく感光体の
駆動速度に同期して回転駆動される構造がとられてい
る。従って、前述したように記録画素密度の切り換えに
よって画素密度の高い高品質の画像を得る場合には、感
光体の駆動速度が低速度側に切り換えられると同時に上
下ローラ対の駆動速度も低下する。この駆動速度の低下
した上下ローラ対による転写トナー画像の定着において
は、上下ローラ対によるニップ(挟持)時間が長くなり
トナー像に対して必要以上の圧力と熱量が加わることと
なる。
【0005】この結果、トナーが過度に溶融して熱ロー
ラ表面との付着性が高くなり、熱ローラ表面にトナーが
付着転移して次の定着時に転写紙にこのトナーが再転移
することにより転写紙上を汚染してしまうといういわゆ
るオフセット現象を発生することがある。
ラ表面との付着性が高くなり、熱ローラ表面にトナーが
付着転移して次の定着時に転写紙にこのトナーが再転移
することにより転写紙上を汚染してしまうといういわゆ
るオフセット現象を発生することがある。
【0006】また、定着後の転写紙が排紙されて排紙ト
レイ上に積み重ねられると前回画像形成された転写紙上
のトナー像が冷却し切れず溶融状態のままとなって、こ
のトナーが次回に積み重ねられた転写紙の裏面に付着し
て裏面汚れや転写紙同士の接着を発生することがある。
レイ上に積み重ねられると前回画像形成された転写紙上
のトナー像が冷却し切れず溶融状態のままとなって、こ
のトナーが次回に積み重ねられた転写紙の裏面に付着し
て裏面汚れや転写紙同士の接着を発生することがある。
【0007】更に、過度の加熱により転写紙に含まれる
水分が失われて転写紙のカールを発生し、極端な場合に
は転写紙が熱ローラと離型できずに上下ローラ対に付着
して巻付き紙詰まりを発生してしまうこともある。
水分が失われて転写紙のカールを発生し、極端な場合に
は転写紙が熱ローラと離型できずに上下ローラ対に付着
して巻付き紙詰まりを発生してしまうこともある。
【0008】上記した問題を解決する手段として、特開
平6−332330号公報には、感光体ドラムの周面に
設けられる転写紙の分離器から定着器までの距離を、使
用する転写紙の最大の長さより更に長くなるよう感光体
ドラムと定着器の位置関係を規制し、感光体ドラムから
分離した転写紙が一旦搬送ベルト36によってのみ搬送
されるようにすることで、感光体ドラムの駆動速度の切
り換えに関係なく定着器を一定の駆動速度として単一の
設定温度によって定着するように構成した画像形成装置
が提案されている。
平6−332330号公報には、感光体ドラムの周面に
設けられる転写紙の分離器から定着器までの距離を、使
用する転写紙の最大の長さより更に長くなるよう感光体
ドラムと定着器の位置関係を規制し、感光体ドラムから
分離した転写紙が一旦搬送ベルト36によってのみ搬送
されるようにすることで、感光体ドラムの駆動速度の切
り換えに関係なく定着器を一定の駆動速度として単一の
設定温度によって定着するように構成した画像形成装置
が提案されている。
【0009】しかし、分離器から定着器までの距離を転
写紙の最大の長さより更に長くするには画像形成装置の
横幅を長くする必要があり、装置が大型化するという欠
点を有する。
写紙の最大の長さより更に長くするには画像形成装置の
横幅を長くする必要があり、装置が大型化するという欠
点を有する。
【0010】一方、特開平7−72676号公報には、
レーザ光の露光により感光体上に形成される静電潜像の
記録画素密度を前記感光体の駆動速度の切り換えによっ
て変化させる画像形成装置において、前記画像形成装置
に設けられる定着器の設定温度が定着器の駆動速度に対
応する温度に達する迄前記画像形成装置のコピー動作を
禁止状態におく技術が開示されている。
レーザ光の露光により感光体上に形成される静電潜像の
記録画素密度を前記感光体の駆動速度の切り換えによっ
て変化させる画像形成装置において、前記画像形成装置
に設けられる定着器の設定温度が定着器の駆動速度に対
応する温度に達する迄前記画像形成装置のコピー動作を
禁止状態におく技術が開示されている。
【0011】しかしながら、加熱された熱ローラが冷却
され所望の設定温度まで低下するには相当の時間を必要
とし、この間ユーザーはプリントアウトを実施できず長
時間待たされることとなり作業効率が著しく低下してし
まうという欠点を有する。また、従来のように定着器の
設定温度により画像形成動作の禁止および許容を制御す
ると、熱ローラの温度はこの設定温度の上下の温度範囲
を推移するため同じ画質モードで画像形成を行っていて
も設定温度以上の範囲に推移した時には適正な定着温度
であるにもかかわらず画像形成動作が禁止されるという
問題を発生してしまう。
され所望の設定温度まで低下するには相当の時間を必要
とし、この間ユーザーはプリントアウトを実施できず長
時間待たされることとなり作業効率が著しく低下してし
まうという欠点を有する。また、従来のように定着器の
設定温度により画像形成動作の禁止および許容を制御す
ると、熱ローラの温度はこの設定温度の上下の温度範囲
を推移するため同じ画質モードで画像形成を行っていて
も設定温度以上の範囲に推移した時には適正な定着温度
であるにもかかわらず画像形成動作が禁止されるという
問題を発生してしまう。
【0012】本発明は上記した欠点を解消し、画素密度
切り換えにより高画質な記録画素密度で画像形成を行う
場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発
生することなく、良好な定着を行うことが可能な画像形
成装置およびその制御方法を実現することを目的とす
る。
切り換えにより高画質な記録画素密度で画像形成を行う
場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発
生することなく、良好な定着を行うことが可能な画像形
成装置およびその制御方法を実現することを目的とす
る。
【0013】また本発明においては、待ち時間を自由に
選択することが可能な画像形成装置およびその制御方法
を実現することを目的とする。
選択することが可能な画像形成装置およびその制御方法
を実現することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち、課題を解決す
る手段を構成する本発明は以下の(1)〜(16)に説
明するようなものである。
る手段を構成する本発明は以下の(1)〜(16)に説
明するようなものである。
【0015】(1)第1の発明は、通常の第1の画素密
度により画像形成する第1モードと前記第1のモードよ
りも密な第2の画素密度により画像形成する第2モード
を有する画像形成装置であって、前記第1モードと前記
第2モードを選択する選択手段と、熱ローラ温度を検知
する温度検知センサを有する定着器と、前記選択手段に
よる前記第1および第2の画素密度の変更により前記定
着器の駆動速度および設定温度を変更する制御手段とを
備え、前記制御手段は、前記選択手段により前記第1モ
ードから前記第2モードに変更された時に、前記定着器
の設定温度を前記第1モードでの高温の設定温度H1か
ら前記第2モードでの低温の設定温度H2に切り換え、
前記設定温度H1から前記設定温度H2の間の範囲に画
像形成の禁止および許容を制御する所定の第2制御温度
h2を設け、前記定着器の温度検知センサにより検知さ
れた熱ローラ温度が前記第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、前記第2制御温度h2以下の場
合には画像形成を許容する制御を行うものであることを
特徴とする画像形成装置である。
度により画像形成する第1モードと前記第1のモードよ
りも密な第2の画素密度により画像形成する第2モード
を有する画像形成装置であって、前記第1モードと前記
第2モードを選択する選択手段と、熱ローラ温度を検知
する温度検知センサを有する定着器と、前記選択手段に
よる前記第1および第2の画素密度の変更により前記定
着器の駆動速度および設定温度を変更する制御手段とを
備え、前記制御手段は、前記選択手段により前記第1モ
ードから前記第2モードに変更された時に、前記定着器
の設定温度を前記第1モードでの高温の設定温度H1か
ら前記第2モードでの低温の設定温度H2に切り換え、
前記設定温度H1から前記設定温度H2の間の範囲に画
像形成の禁止および許容を制御する所定の第2制御温度
h2を設け、前記定着器の温度検知センサにより検知さ
れた熱ローラ温度が前記第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、前記第2制御温度h2以下の場
合には画像形成を許容する制御を行うものであることを
特徴とする画像形成装置である。
【0016】この画像形成装置では、設定温度H1から
設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2を設け、検
知された熱ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H2に低下する以前に画像形成が許容される
ので、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で
画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間
の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこと
が可能になる。
設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2を設け、検
知された熱ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H2に低下する以前に画像形成が許容される
ので、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で
画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間
の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこと
が可能になる。
【0017】(2)第2の発明は、上述した第1の発明
において、前記第2制御温度h2を変更する制御温度変
更手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
この画像形成装置では第2制御温度を変更することが可
能であるために、画素密度切り換えにより高画質な記録
画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御に
よる長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着
を行うことが可能になると共に、待ち時間を自由に選択
することが可能になる。
において、前記第2制御温度h2を変更する制御温度変
更手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
この画像形成装置では第2制御温度を変更することが可
能であるために、画素密度切り換えにより高画質な記録
画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御に
よる長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着
を行うことが可能になると共に、待ち時間を自由に選択
することが可能になる。
【0018】(3)第3の発明は、上述した第2の発明
において、前記制御手段は、制御温度h2を前記制御温
度変更手段からの操作に応じて前記設定温度H1から前
記設定温度H2の間の範囲内で変更可能であることを特
徴とする画像形成装置である。
において、前記制御手段は、制御温度h2を前記制御温
度変更手段からの操作に応じて前記設定温度H1から前
記設定温度H2の間の範囲内で変更可能であることを特
徴とする画像形成装置である。
【0019】この画像形成装置では、制御温度変更手段
からの操作に応じて第2制御温度を変更することが可能
であるために、画素密度切り換えにより高画質な記録画
素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御によ
る長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着を
行うことが可能になると共に、操作により待ち時間を自
由に選択することが可能になる。
からの操作に応じて第2制御温度を変更することが可能
であるために、画素密度切り換えにより高画質な記録画
素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御によ
る長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着を
行うことが可能になると共に、操作により待ち時間を自
由に選択することが可能になる。
【0020】(4)第4の発明は、上述した第1〜第3
の発明において、前記制御手段は、前記定着器の温度検
知センサにより検知された熱ローラ温度が前記第2制御
温度h2より高い場合には上下ローラを回転駆動する制
御を行うことを特徴とする画像形成装置である。
の発明において、前記制御手段は、前記定着器の温度検
知センサにより検知された熱ローラ温度が前記第2制御
温度h2より高い場合には上下ローラを回転駆動する制
御を行うことを特徴とする画像形成装置である。
【0021】この画像形成装置では、設定温度H1から
設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2を設け、検
知された熱ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H2に低下する以前に画像形成が許容される
ので、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で
画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間
の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこと
が可能になる。
設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2を設け、検
知された熱ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H2に低下する以前に画像形成が許容される
ので、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で
画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間
の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこと
が可能になる。
【0022】更に、上下ローラを共に回転駆動状態とす
ることにより、いずれか一方の低温のローラ側に高温側
のローラから放熱され、大きな温度低下が得られ温度分
布も均一になることで、待ち時間が一層低減され良好な
定着を行うことが可能になる。
ることにより、いずれか一方の低温のローラ側に高温側
のローラから放熱され、大きな温度低下が得られ温度分
布も均一になることで、待ち時間が一層低減され良好な
定着を行うことが可能になる。
【0023】(5)第5の発明は、上述した第1から第
4の発明において、前記定着器を冷却する冷却手段を備
え、前記制御手段は前記第2制御温度h2より高い場合
には冷却手段を駆動する制御を行うことを特徴とする画
像形成装置である。
4の発明において、前記定着器を冷却する冷却手段を備
え、前記制御手段は前記第2制御温度h2より高い場合
には冷却手段を駆動する制御を行うことを特徴とする画
像形成装置である。
【0024】この画像形成装置では、設定温度H1から
設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2を設け、検
知された熱ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H2に低下する以前に画像形成が許容される
ので、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で
画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間
の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこと
が可能になる。
設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2を設け、検
知された熱ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H2に低下する以前に画像形成が許容される
ので、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で
画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間
の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこと
が可能になる。
【0025】更に、冷却手段を駆動することにより、大
きな温度低下が得られ、待ち時間が一層低減され良好な
定着を行うことが可能になる。 (6)第6の発明は、上述した第1の発明において、前
記制御手段は、前記選択手段により前記第2モードから
前記第1モードに変更された時に、前記定着器の設定温
度を前記第2モードでの設定温度H2から前記第1モー
ドでの設定温度H1に切り換え、前記設定温度H1から
前記設定温度H2の間の範囲に画像形成の禁止および許
容を制御する所定の第1制御温度h1を設け、前記定着
器の温度検知センサにより検知された温度が前記第1制
御温度h1より低い場合には画像形成を禁止し、前記第
1制御温度以上の場合には画像形成を許容する制御を行
うことを特徴とする画像形成装置である。
きな温度低下が得られ、待ち時間が一層低減され良好な
定着を行うことが可能になる。 (6)第6の発明は、上述した第1の発明において、前
記制御手段は、前記選択手段により前記第2モードから
前記第1モードに変更された時に、前記定着器の設定温
度を前記第2モードでの設定温度H2から前記第1モー
ドでの設定温度H1に切り換え、前記設定温度H1から
前記設定温度H2の間の範囲に画像形成の禁止および許
容を制御する所定の第1制御温度h1を設け、前記定着
器の温度検知センサにより検知された温度が前記第1制
御温度h1より低い場合には画像形成を禁止し、前記第
1制御温度以上の場合には画像形成を許容する制御を行
うことを特徴とする画像形成装置である。
【0026】この画像形成装置では、設定温度H2から
設定温度H1の間の範囲に第1制御温度h1を設け、検
知された熱ローラ温度が第1制御温度h1より低い場合
には画像形成を禁止し、第1制御温度h1以上の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H1に上昇する以前に画像形成が許容される
ので、通常の記録画素密度に戻して画像形成を行う場合
に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発生す
ることなく、良好な定着を行うことが可能になる。
設定温度H1の間の範囲に第1制御温度h1を設け、検
知された熱ローラ温度が第1制御温度h1より低い場合
には画像形成を禁止し、第1制御温度h1以上の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H1に上昇する以前に画像形成が許容される
ので、通常の記録画素密度に戻して画像形成を行う場合
に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発生す
ることなく、良好な定着を行うことが可能になる。
【0027】(7)第7の発明は、上述した第6の発明
において、前記第1制御温度h1を変更する制御温度変
更手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
この画像形成装置では第1制御温度を変更することが可
能であるために、通常の記録画素密度に戻して画像形成
を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時
間を発生することなく、良好な定着を行うことが可能に
なると共に、待ち時間を自由に選択することが可能にな
る。
において、前記第1制御温度h1を変更する制御温度変
更手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
この画像形成装置では第1制御温度を変更することが可
能であるために、通常の記録画素密度に戻して画像形成
を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時
間を発生することなく、良好な定着を行うことが可能に
なると共に、待ち時間を自由に選択することが可能にな
る。
【0028】(8)第8の発明は、熱ローラ温度を検知
する温度検知センサを有する定着器を備え、通常の第1
の画素密度により画像形成する第1モードと前記第1の
モードよりも密な第2の画素密度により画像形成する第
2モードを有する画像形成装置の制御方法であって、前
記第1モードから前記第2モードに変更された時に、定
着器の設定温度を前記第1モードでの高温の設定温度H
1から前記第2モードでの低温の設定温度H2に切り換
え、前記設定温度H1から前記設定温度H2の間の範囲
に画像形成の禁止および許容を制御する所定の第2制御
温度h2を設け、前記定着器の温度検知センサにより検
知された温度が前記第2制御温度h2より高い場合には
画像形成を禁止し、前記第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことを特徴とする画像
形成装置の制御方法である。
する温度検知センサを有する定着器を備え、通常の第1
の画素密度により画像形成する第1モードと前記第1の
モードよりも密な第2の画素密度により画像形成する第
2モードを有する画像形成装置の制御方法であって、前
記第1モードから前記第2モードに変更された時に、定
着器の設定温度を前記第1モードでの高温の設定温度H
1から前記第2モードでの低温の設定温度H2に切り換
え、前記設定温度H1から前記設定温度H2の間の範囲
に画像形成の禁止および許容を制御する所定の第2制御
温度h2を設け、前記定着器の温度検知センサにより検
知された温度が前記第2制御温度h2より高い場合には
画像形成を禁止し、前記第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことを特徴とする画像
形成装置の制御方法である。
【0029】この画像形成装置の制御方法では、設定温
度H1から設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2
を設け、検知された熱ローラ温度が第2制御温度h2よ
り高い場合には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以
下の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、熱
ローラ温度が設定温度H2に低下する以前に画像形成が
許容されるので、画素密度切り換えにより高画質な記録
画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御に
よる長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着
を行うことが可能になる。
度H1から設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2
を設け、検知された熱ローラ温度が第2制御温度h2よ
り高い場合には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以
下の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、熱
ローラ温度が設定温度H2に低下する以前に画像形成が
許容されるので、画素密度切り換えにより高画質な記録
画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御に
よる長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着
を行うことが可能になる。
【0030】(9)第9の発明は、上述した第8の発明
において、前記第2制御温度h2が外部から変更可能で
あることを特徴とする画像形成装置の制御方法である。
この画像形成装置の制御方法では第2制御温度を変更す
ることが可能であるために、画素密度切り換えにより高
画質な記録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の
温度制御による長時間の待ち時間を発生することなく、
良好な定着を行うことが可能になると共に、待ち時間を
自由に選択することが可能になる。
において、前記第2制御温度h2が外部から変更可能で
あることを特徴とする画像形成装置の制御方法である。
この画像形成装置の制御方法では第2制御温度を変更す
ることが可能であるために、画素密度切り換えにより高
画質な記録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の
温度制御による長時間の待ち時間を発生することなく、
良好な定着を行うことが可能になると共に、待ち時間を
自由に選択することが可能になる。
【0031】(10)第10の発明は、上述の第9の発
明において、前記第2制御温度h2について設定温度H
1から低温設定温度H2の間の範囲の変更指示を許容す
る制御を行うことを特徴とする画像形成装置の制御方法
である。
明において、前記第2制御温度h2について設定温度H
1から低温設定温度H2の間の範囲の変更指示を許容す
る制御を行うことを特徴とする画像形成装置の制御方法
である。
【0032】この画像形成装置の制御方法では、操作に
応じて第2制御温度を変更することが可能であるため
に、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で画
像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の
待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うことが
可能になると共に、操作により待ち時間を自由に選択す
ることが可能になる。
応じて第2制御温度を変更することが可能であるため
に、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で画
像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の
待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うことが
可能になると共に、操作により待ち時間を自由に選択す
ることが可能になる。
【0033】(11)第11の発明は、上述の第8〜第
10の発明において、前記定着器の熱ローラ温度が前記
第2制御温度h2より高い場合には上下ローラを回転駆
動する制御を行うことを特徴とする画像形成装置の制御
方法である。
10の発明において、前記定着器の熱ローラ温度が前記
第2制御温度h2より高い場合には上下ローラを回転駆
動する制御を行うことを特徴とする画像形成装置の制御
方法である。
【0034】この画像形成装置では、設定温度H1から
設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2を設け、検
知された熱ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H2に低下する以前に画像形成が許容される
ので、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で
画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間
の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこと
が可能になる。
設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2を設け、検
知された熱ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H2に低下する以前に画像形成が許容される
ので、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で
画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間
の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこと
が可能になる。
【0035】更に、上下ローラを共に回転駆動状態とす
ることにより、いずれか一方の低温のローラ側に高温側
のローラから放熱され、大きな温度低下が得られ温度分
布も均一になることで、待ち時間が一層低減され良好な
定着を行うことが可能になる。
ることにより、いずれか一方の低温のローラ側に高温側
のローラから放熱され、大きな温度低下が得られ温度分
布も均一になることで、待ち時間が一層低減され良好な
定着を行うことが可能になる。
【0036】(12)第12の発明は、上述の第8〜第
11の発明において、前記定着器の熱ローラ温度が前記
第2制御温度h2より高い場合には、定着器を冷却する
ことを特徴とする画像形成装置の制御方法である。
11の発明において、前記定着器の熱ローラ温度が前記
第2制御温度h2より高い場合には、定着器を冷却する
ことを特徴とする画像形成装置の制御方法である。
【0037】この画像形成装置の制御方法では、設定温
度H1から設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2
を設け、検知された熱ローラ温度が第2制御温度h2よ
り高い場合には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以
下の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、熱
ローラ温度が設定温度H2に低下する以前に画像形成が
許容されるので、画素密度切り換えにより高画質な記録
画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御に
よる長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着
を行うことが可能になる。
度H1から設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2
を設け、検知された熱ローラ温度が第2制御温度h2よ
り高い場合には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以
下の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、熱
ローラ温度が設定温度H2に低下する以前に画像形成が
許容されるので、画素密度切り換えにより高画質な記録
画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御に
よる長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着
を行うことが可能になる。
【0038】更に、冷却することにより、大きな温度低
下が得られ、待ち時間が一層低減され良好な定着を行う
ことが可能になる。 (13)第13の発明は、上述の第8の発明において、
前記選択手段により前記第2モードから前記第1モード
に変更された時に、前記定着器の設定温度を前記第2モ
ードでの設定温度H2から前記第1モードでの設定温度
H1に切り換え、前記設定温度H1から前記設定温度H
2の間の範囲に画像形成の禁止および許容を制御する所
定の第1制御温度h1を設け、前記定着器の温度検知セ
ンサにより検知された温度が前記第1制御温度h1より
低い場合には画像形成を禁止し、前記第1制御温度以上
の場合には画像形成を許容する制御を行うことを特徴と
する画像形成装置の制御方法である。
下が得られ、待ち時間が一層低減され良好な定着を行う
ことが可能になる。 (13)第13の発明は、上述の第8の発明において、
前記選択手段により前記第2モードから前記第1モード
に変更された時に、前記定着器の設定温度を前記第2モ
ードでの設定温度H2から前記第1モードでの設定温度
H1に切り換え、前記設定温度H1から前記設定温度H
2の間の範囲に画像形成の禁止および許容を制御する所
定の第1制御温度h1を設け、前記定着器の温度検知セ
ンサにより検知された温度が前記第1制御温度h1より
低い場合には画像形成を禁止し、前記第1制御温度以上
の場合には画像形成を許容する制御を行うことを特徴と
する画像形成装置の制御方法である。
【0039】この画像形成装置の制御方法では、設定温
度H2から設定温度H1の間の範囲に第1制御温度h1
を設け、検知された熱ローラ温度が第1制御温度h1よ
り低い場合には画像形成を禁止し、第1制御温度h1以
上の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、熱
ローラ温度が設定温度H1に上昇する以前に画像形成が
許容されるので、通常の記録画素密度に戻して画像形成
を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時
間を発生することなく、良好な定着を行うことが可能に
なる。
度H2から設定温度H1の間の範囲に第1制御温度h1
を設け、検知された熱ローラ温度が第1制御温度h1よ
り低い場合には画像形成を禁止し、第1制御温度h1以
上の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、熱
ローラ温度が設定温度H1に上昇する以前に画像形成が
許容されるので、通常の記録画素密度に戻して画像形成
を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時
間を発生することなく、良好な定着を行うことが可能に
なる。
【0040】(14)第14の発明は、上述の第13の
発明において、前記第1制御温度h1が外部から変更可
能であることを特徴とする画像形成装置の制御方法であ
る。この画像形成装置の制御方法では第1制御温度を変
更することが可能であるために、通常の記録画素密度に
戻して画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による
長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行
うことが可能になると共に、待ち時間を自由に選択する
ことが可能になる。
発明において、前記第1制御温度h1が外部から変更可
能であることを特徴とする画像形成装置の制御方法であ
る。この画像形成装置の制御方法では第1制御温度を変
更することが可能であるために、通常の記録画素密度に
戻して画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による
長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行
うことが可能になると共に、待ち時間を自由に選択する
ことが可能になる。
【0041】(15)第15の発明は、上述した第8の
発明において、設定温度H2より5°C高い温度から設
定温度H1より5°C低い温度の範囲内で前記第2制御
温度h2を設定することを特徴とする画像形成装置の制
御方法である。
発明において、設定温度H2より5°C高い温度から設
定温度H1より5°C低い温度の範囲内で前記第2制御
温度h2を設定することを特徴とする画像形成装置の制
御方法である。
【0042】この画像形成装置の制御方法では第2制御
温度h2を設定温度H2より5°C高い温度から設定温
度H1より5°C低い温度の範囲内に選んだことによ
り、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で画
像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の
待ち時間を発生せずに、効率良く、良好な定着を行うこ
とが可能になる。
温度h2を設定温度H2より5°C高い温度から設定温
度H1より5°C低い温度の範囲内に選んだことによ
り、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で画
像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の
待ち時間を発生せずに、効率良く、良好な定着を行うこ
とが可能になる。
【0043】(16)第16の発明は、上述した第13
の発明において、設定温度H2より5°C高い温度から
設定温度H1より5°C低い温度の範囲内で前記第1制
御温度h1を設定することを特徴とする画像形成装置の
制御方法である。
の発明において、設定温度H2より5°C高い温度から
設定温度H1より5°C低い温度の範囲内で前記第1制
御温度h1を設定することを特徴とする画像形成装置の
制御方法である。
【0044】この画像形成装置の制御方法では第1制御
温度h1を設定温度H2より5°C高い温度から設定温
度H1より5°C低い温度の範囲内に選んだことによ
り、通常の記録画素密度に戻して画像形成を行う場合
に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発生せ
ずに、効率良く、良好な定着を行うことが可能になる。
温度h1を設定温度H2より5°C高い温度から設定温
度H1より5°C低い温度の範囲内に選んだことによ
り、通常の記録画素密度に戻して画像形成を行う場合
に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発生せ
ずに、効率良く、良好な定着を行うことが可能になる。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置およびその
制御方法について図面を参照して説明する。 <機械的構成>ここでは、まず図2を参照して本発明の
実施の形態例で使用する画像形成装置の機械的な全体構
成について説明する。
制御方法について図面を参照して説明する。 <機械的構成>ここでは、まず図2を参照して本発明の
実施の形態例で使用する画像形成装置の機械的な全体構
成について説明する。
【0046】図2は本発明の画像形成装置の断面図であ
り、画像読取り部10、レーザ書込み部20、画像形成
部30と給紙部40とから構成される。原稿台に載置さ
れる原稿Dの画像は、画像読取り部10の照明ランプ1
1Aとミラー11Bを備える第1ミラーユニット11の
実線位置から破線位置への平行移動と、対向する一対の
ミラー12Aを備える第2ミラーユニット12の前記第
1ミラーユニット11に対する1/2の速度の追従移動
とにより露光走査される。その露光走査されて得られた
画像は投影レンズ13を介して撮像素子14に結像さ
れ、画像処理を経て画像信号としてメモリに一旦格納さ
れる。
り、画像読取り部10、レーザ書込み部20、画像形成
部30と給紙部40とから構成される。原稿台に載置さ
れる原稿Dの画像は、画像読取り部10の照明ランプ1
1Aとミラー11Bを備える第1ミラーユニット11の
実線位置から破線位置への平行移動と、対向する一対の
ミラー12Aを備える第2ミラーユニット12の前記第
1ミラーユニット11に対する1/2の速度の追従移動
とにより露光走査される。その露光走査されて得られた
画像は投影レンズ13を介して撮像素子14に結像さ
れ、画像処理を経て画像信号としてメモリに一旦格納さ
れる。
【0047】次いで前記の画像信号がメモリから読み出
されてレーザ書込み部20に入力されると、半導体レー
ザで発生されたレーザビームが駆動モータ21により回
転されるポリゴンミラー22により回転走査される。
されてレーザ書込み部20に入力されると、半導体レー
ザで発生されたレーザビームが駆動モータ21により回
転されるポリゴンミラー22により回転走査される。
【0048】投射されたレーザビームはポリゴンミラー
22の回転面の移動により反射し走査されて、fθレン
ズ23ならびにシリンドリカルレンズを経て、予め帯電
器31により電荷を付与されている感光体ドラム32の
感光面を走査露光する。この走査露光によって感光体ド
ラム32の感光面には原稿画像の静電潜像が形成され
る。従ってレーザビームによる主走査と感光体ドラム3
2の回転に伴う副走査とにより感光体ドラム32の周面
上に原稿画像の静電潜像が形成されて行く。この静電潜
像は現像器33の現像スリーブ33Aの担持する現像剤
によって反転現像されてトナー画像とされる。
22の回転面の移動により反射し走査されて、fθレン
ズ23ならびにシリンドリカルレンズを経て、予め帯電
器31により電荷を付与されている感光体ドラム32の
感光面を走査露光する。この走査露光によって感光体ド
ラム32の感光面には原稿画像の静電潜像が形成され
る。従ってレーザビームによる主走査と感光体ドラム3
2の回転に伴う副走査とにより感光体ドラム32の周面
上に原稿画像の静電潜像が形成されて行く。この静電潜
像は現像器33の現像スリーブ33Aの担持する現像剤
によって反転現像されてトナー画像とされる。
【0049】一方給紙部40に装填される各給紙カセッ
ト41からは指定のサイズの転写紙Pが、収納する給紙
カセット41の搬出ローラ41Aの作動により搬出さ
れ、搬送ローラ43を介して画像の転写部に向け給紙さ
れる。
ト41からは指定のサイズの転写紙Pが、収納する給紙
カセット41の搬出ローラ41Aの作動により搬出さ
れ、搬送ローラ43を介して画像の転写部に向け給紙さ
れる。
【0050】給紙された転写紙Pはレジストローラ44
により前述した感光体ドラム32の周面上のトナー画像
とタイミングを調整した上で同期して転写部へと給送さ
れ、転写器34により帯電されてトナー像が転写紙に転
写される。
により前述した感光体ドラム32の周面上のトナー画像
とタイミングを調整した上で同期して転写部へと給送さ
れ、転写器34により帯電されてトナー像が転写紙に転
写される。
【0051】次いで転写紙Pは分離器35の除電作用に
より感光体ドラム32の周面より分離され、搬送ベルト
36を経て定着器37に搬送され、上ローラ37Aと下
ローラ37Bとの挟着で熱と圧力とによりトナーが溶着
されたのち、搬送ローラ38を介して定着器37より排
出される。
より感光体ドラム32の周面より分離され、搬送ベルト
36を経て定着器37に搬送され、上ローラ37Aと下
ローラ37Bとの挟着で熱と圧力とによりトナーが溶着
されたのち、搬送ローラ38を介して定着器37より排
出される。
【0052】前記定着器37は、図3に示すような構成
になっており、上ローラ37Aと下ローラ37Bとの上
下ローラ対のうち、上ローラ37Aが熱ローラになって
いる。そして、上ローラ37Aの周面にオイルパン37
1内のシリコンオイルを供給ローラ372を介して含浸
されるスポンジ状の塗布ローラ373を常時圧接させて
いる。すなわち、上ローラ37Aの回転に対し前記塗布
ローラ373を反時計方向に回転することにより、上ロ
ーラ37Aの周面に離型剤としてシリコンオイルを均等
に塗布し、転写紙P上の溶融したトナーが上ローラ37
Aの周面へ転移するいわゆるオフセットの発生を防止し
ている。
になっており、上ローラ37Aと下ローラ37Bとの上
下ローラ対のうち、上ローラ37Aが熱ローラになって
いる。そして、上ローラ37Aの周面にオイルパン37
1内のシリコンオイルを供給ローラ372を介して含浸
されるスポンジ状の塗布ローラ373を常時圧接させて
いる。すなわち、上ローラ37Aの回転に対し前記塗布
ローラ373を反時計方向に回転することにより、上ロ
ーラ37Aの周面に離型剤としてシリコンオイルを均等
に塗布し、転写紙P上の溶融したトナーが上ローラ37
Aの周面へ転移するいわゆるオフセットの発生を防止し
ている。
【0053】前記上ローラ37Aおよび塗布ローラ37
3はそれぞれクリーニングウェブ374Aおよびクリー
ニングブレード375Aにより周面を清掃され、同様に
して下ローラ37Bもまたクリーニングウェブ374B
およびクリーニングブレード375Bの圧接によって周
面を常に清浄に保たれたている。そして、上ローラ37
A及び下ローラ37Bそれぞれは、温度センサSN1及
びSN2により温度検出がなされており、後述する温度
制御により所定の設定温度が維持されている。
3はそれぞれクリーニングウェブ374Aおよびクリー
ニングブレード375Aにより周面を清掃され、同様に
して下ローラ37Bもまたクリーニングウェブ374B
およびクリーニングブレード375Bの圧接によって周
面を常に清浄に保たれたている。そして、上ローラ37
A及び下ローラ37Bそれぞれは、温度センサSN1及
びSN2により温度検出がなされており、後述する温度
制御により所定の設定温度が維持されている。
【0054】尚、この定着器37には前記設定温度の維
持を迅速に行うために、冷却器60が設けられており、
フィルタ61で異物が除去された空気がファン62によ
ってダクト63内に吸い込まれて吹き出し口64から上
ローラ37Aや定着器37内全体を空冷するように構成
されている。
持を迅速に行うために、冷却器60が設けられており、
フィルタ61で異物が除去された空気がファン62によ
ってダクト63内に吸い込まれて吹き出し口64から上
ローラ37Aや定着器37内全体を空冷するように構成
されている。
【0055】そして、定着器37から排出された転写紙
Pは排紙ローラ45を経てトレイ50の上に排紙され
る。一方転写紙Pを分離した感光体ドラム32は、クリ
ーニング装置39において圧接するブレード39Aによ
り残留トナーを除去、清掃したのち再び帯電器31によ
り電荷の付与を受けて次なる画像形成のプロセスに入
る。
Pは排紙ローラ45を経てトレイ50の上に排紙され
る。一方転写紙Pを分離した感光体ドラム32は、クリ
ーニング装置39において圧接するブレード39Aによ
り残留トナーを除去、清掃したのち再び帯電器31によ
り電荷の付与を受けて次なる画像形成のプロセスに入
る。
【0056】<電気的構成>以上のように構成された画
像形成装置は、電気的には図4のような構成になってい
る。
像形成装置は、電気的には図4のような構成になってい
る。
【0057】すなわち、各種の操作,指示及び選択がな
される操作部70、操作部70からの指示を受けて画像
形成装置全体を制御するCPU71、画像形成装置の動
作についての情報を表示する表示部72を備えている。
される操作部70、操作部70からの指示を受けて画像
形成装置全体を制御するCPU71、画像形成装置の動
作についての情報を表示する表示部72を備えている。
【0058】また、前述した感光体ドラム32を駆動す
る感光体駆動部32M、前述した搬送ベルトを駆動する
搬送駆動部36M、前述した帯電器31を駆動する帯電
制御部31C、及び、前述した現像器33を駆動する現
像器駆動部33MがCPU71から制御されるように構
成されている。
る感光体駆動部32M、前述した搬送ベルトを駆動する
搬送駆動部36M、前述した帯電器31を駆動する帯電
制御部31C、及び、前述した現像器33を駆動する現
像器駆動部33MがCPU71から制御されるように構
成されている。
【0059】そして、定着器37は、定着温度制御を行
う定着温度制御部37Cが設けられている。そして、こ
の定着温度制御部37Cに対して、上ローラ37Aの温
度を検出するセンサSN1、下ローラ37Bの温度を検
出するセンサSN2、上ローラ37A及び下ローラ37
Bを加熱するヒータ37H、及び、定着器37内を冷却
する冷却器60が設けられている。また、上ローラ37
A及び下ローラ37Bの回転駆動を行う定着器駆動部3
7Mは、CPU71と定着温度制御部37Cからの指示
により駆動を実行する。
う定着温度制御部37Cが設けられている。そして、こ
の定着温度制御部37Cに対して、上ローラ37Aの温
度を検出するセンサSN1、下ローラ37Bの温度を検
出するセンサSN2、上ローラ37A及び下ローラ37
Bを加熱するヒータ37H、及び、定着器37内を冷却
する冷却器60が設けられている。また、上ローラ37
A及び下ローラ37Bの回転駆動を行う定着器駆動部3
7Mは、CPU71と定着温度制御部37Cからの指示
により駆動を実行する。
【0060】<画素密度切り換え動作>操作部70には
画素密度の選択手段が設けられており、この選択手段に
より感光体ドラム32上に形成される静電潜像の記録画
素密度を通常の例えば400dpi(長さ1インチ当り
400ドット)で画像形成する第1モードと、600d
piの画素密度で画像形成する第2モードとに切り換え
ることが可能に構成されている。
画素密度の選択手段が設けられており、この選択手段に
より感光体ドラム32上に形成される静電潜像の記録画
素密度を通常の例えば400dpi(長さ1インチ当り
400ドット)で画像形成する第1モードと、600d
piの画素密度で画像形成する第2モードとに切り換え
ることが可能に構成されている。
【0061】上記の画素密度の切り換えは、前記選択手
段を備えた操作部70からの信号に基づいてCPU71
が400/600dpi切り換え信号を各部に与えるこ
とで実現される。
段を備えた操作部70からの信号に基づいてCPU71
が400/600dpi切り換え信号を各部に与えるこ
とで実現される。
【0062】すなわち、CPU71からの切り換え信号
を受けた感光体駆動部32Mは感光体ドラム32の回転
速度を低下させる。また、CPU71からの切り換え信
号を受けた書込み駆動部20Mはポリゴンミラー22の
線速度を低下させる。またそれに関連する画像形成部材
の画像形成条件を適応補正することによって実現され
る。
を受けた感光体駆動部32Mは感光体ドラム32の回転
速度を低下させる。また、CPU71からの切り換え信
号を受けた書込み駆動部20Mはポリゴンミラー22の
線速度を低下させる。またそれに関連する画像形成部材
の画像形成条件を適応補正することによって実現され
る。
【0063】記録画素密度が切り換えられることなく通
常の400dpiに設定されている場合には感光体ドラ
ム32の駆動速度とそれに関連する画像形成条件は、図
5の400dpiの欄に示す各特性値に設定されてい
る。
常の400dpiに設定されている場合には感光体ドラ
ム32の駆動速度とそれに関連する画像形成条件は、図
5の400dpiの欄に示す各特性値に設定されてい
る。
【0064】また、通常の400dpiから高品質の6
00dpiに切り換えられた場合には感光体ドラム32
の駆動速度とそれに関連する画像形成条件は、図5の6
00dpiの欄に示す各特性値に設定変更される。
00dpiに切り換えられた場合には感光体ドラム32
の駆動速度とそれに関連する画像形成条件は、図5の6
00dpiの欄に示す各特性値に設定変更される。
【0065】記録画素密度が切り換えられた場合、図4
に示すようにCPU71からの400/600dpi切
り換え信号により感光体ドラム32の駆動、ポリゴンミ
ラー22の回転駆動、現像器33の駆動、転写紙Pの搬
送速度、定着器37の駆動、および高圧電源の電圧等
が、図5に示された値に同時に切り換えられる。また、
定着器37の駆動の切り換えに関しては前記塗布ローラ
373の駆動も同時に切り換えられる。
に示すようにCPU71からの400/600dpi切
り換え信号により感光体ドラム32の駆動、ポリゴンミ
ラー22の回転駆動、現像器33の駆動、転写紙Pの搬
送速度、定着器37の駆動、および高圧電源の電圧等
が、図5に示された値に同時に切り換えられる。また、
定着器37の駆動の切り換えに関しては前記塗布ローラ
373の駆動も同時に切り換えられる。
【0066】一例として記録画素密度が400dpiの
第1モードの時に上ローラ37Aと塗布ローラ373の
各線速がそれぞれ280mm/sec であって、600dp
iの第2モードに切り換えられた場合には上ローラ37
Aの線速を感光体ドラム32の線速に準じて125mm/
sec に減速し、一方塗布ローラ373の線速を150mm
/sec に増すことにより、A4判の転写紙Pに供給する
オイルの量を1〜2mgから10〜15mgと10倍近くに
増量し離型成性を向上させることができる。
第1モードの時に上ローラ37Aと塗布ローラ373の
各線速がそれぞれ280mm/sec であって、600dp
iの第2モードに切り換えられた場合には上ローラ37
Aの線速を感光体ドラム32の線速に準じて125mm/
sec に減速し、一方塗布ローラ373の線速を150mm
/sec に増すことにより、A4判の転写紙Pに供給する
オイルの量を1〜2mgから10〜15mgと10倍近くに
増量し離型成性を向上させることができる。
【0067】本発明においては例えば、記録画素密度4
00dpiの第1モードから600dpiの第2モード
に切り換えられることにより表1の「600dpi」の
欄に示すように、感光体ドラム32の線速度が280mm
/sec から125mm/sec に、ポリ22の回転数が16
535rpmから11023rpmに、また現像スリー
ブ33Aの回転数が400rpmから180rpmに低
減され、更にこれに対応して転写紙Pの搬送速度、およ
び定着器37の駆動速度も同期するように低下される。
00dpiの第1モードから600dpiの第2モード
に切り換えられることにより表1の「600dpi」の
欄に示すように、感光体ドラム32の線速度が280mm
/sec から125mm/sec に、ポリ22の回転数が16
535rpmから11023rpmに、また現像スリー
ブ33Aの回転数が400rpmから180rpmに低
減され、更にこれに対応して転写紙Pの搬送速度、およ
び定着器37の駆動速度も同期するように低下される。
【0068】なお本発明者が各記録画素密度における適
正な定着画像形成のために行った実験には、次に示す仕
様の定着器並びに現像剤を使用した。 [定着器] 上ローラ:長さ324mm,径φ50mm 芯金材質 A5056TD(PFAコート20μm ) 下ローラ:長さ310mm,径φ50mm 芯金材質 STKM(LTVゴム5mm・・・ゴム硬度3
0゜+PFAチューブ) 圧着加重:3.7kgf /cm2 ヒータ :上ローラ=1100W,下ローラ=200W 定着設定温度:200°C(上ローラ) [現像剤] トナー: ポリエステル系 平均粒系8.5μm キャリア:樹脂コーティングを施したフェライト 平均
粒系60μm トナー濃度:6% 記録画素密度の切り換えにより定着器37の設定温度は
変更され、上ローラ37Aの内包するヒータHの発熱量
が制御され安定した効率の良い適性な定着作用を発揮す
ることができる。
正な定着画像形成のために行った実験には、次に示す仕
様の定着器並びに現像剤を使用した。 [定着器] 上ローラ:長さ324mm,径φ50mm 芯金材質 A5056TD(PFAコート20μm ) 下ローラ:長さ310mm,径φ50mm 芯金材質 STKM(LTVゴム5mm・・・ゴム硬度3
0゜+PFAチューブ) 圧着加重:3.7kgf /cm2 ヒータ :上ローラ=1100W,下ローラ=200W 定着設定温度:200°C(上ローラ) [現像剤] トナー: ポリエステル系 平均粒系8.5μm キャリア:樹脂コーティングを施したフェライト 平均
粒系60μm トナー濃度:6% 記録画素密度の切り換えにより定着器37の設定温度は
変更され、上ローラ37Aの内包するヒータHの発熱量
が制御され安定した効率の良い適性な定着作用を発揮す
ることができる。
【0069】定着器37の設定温度H1およびH2は、
上ローラ37Aおよび下ローラ37B共に記録画素密度
が400dpiの第1モードの場合には200°C,6
00dpiの第2モードの場合には150°Cに設定
し、その温度は各上下ローラ37Aおよび下ローラ37
Bの周面に設けた温度検知センサSN1およびSN2に
よって検知され制御される。
上ローラ37Aおよび下ローラ37B共に記録画素密度
が400dpiの第1モードの場合には200°C,6
00dpiの第2モードの場合には150°Cに設定
し、その温度は各上下ローラ37Aおよび下ローラ37
Bの周面に設けた温度検知センサSN1およびSN2に
よって検知され制御される。
【0070】<画素密度切り換え動作における処理手順
>ここで、図1以降のフローチャートを参照して画素密
度切り換え動作における処理手順について詳細に説明す
る。
>ここで、図1以降のフローチャートを参照して画素密
度切り換え動作における処理手順について詳細に説明す
る。
【0071】400dpiの記録画素密度により画像形
成を行う第1モード(普通モード)の場合の定着器37
の設定温度をH1、画像形成動作の禁止および許容の第
1制御温度をh1とする。
成を行う第1モード(普通モード)の場合の定着器37
の設定温度をH1、画像形成動作の禁止および許容の第
1制御温度をh1とする。
【0072】そして、600dpiの記録画素密度によ
り画像形成動作を行う場合第2モード(高画質モード)
の定着器37の設定温度をH2、画像形成動作の禁止お
よび許容の第2制御温度をh2とする。
り画像形成動作を行う場合第2モード(高画質モード)
の定着器37の設定温度をH2、画像形成動作の禁止お
よび許容の第2制御温度をh2とする。
【0073】この場合の設定温度H1,設定温度H2,
第1制御温度h1及び第2制御温度h2については、C
PU71の指示に基づいて定着温度制御部37Cの内部
のテーブル若しくはレジスタに格納しておくと良い。
第1制御温度h1及び第2制御温度h2については、C
PU71の指示に基づいて定着温度制御部37Cの内部
のテーブル若しくはレジスタに格納しておくと良い。
【0074】尚、このH1は通常の定着に適した温度で
あり、H2は高画質の画像形成の搬送速度での定着に適
した温度である。例えば、400dpiの通常の画像形
成ではH1が200°C、高画質の600dpiの画像
形成ではH2が150°Cとなる。
あり、H2は高画質の画像形成の搬送速度での定着に適
した温度である。例えば、400dpiの通常の画像形
成ではH1が200°C、高画質の600dpiの画像
形成ではH2が150°Cとなる。
【0075】また、設定温度H1から設定温度H2の間
の範囲に、第2のモードで画像形成の禁止および許容を
制御する所定の第2制御温度h2を設け、第1のモード
で画像形成の禁止および許容を制御する所定の第1制御
温度h1を設ける。
の範囲に、第2のモードで画像形成の禁止および許容を
制御する所定の第2制御温度h2を設け、第1のモード
で画像形成の禁止および許容を制御する所定の第1制御
温度h1を設ける。
【0076】このように設定した時、それぞれのモード
における画像形成動作は制御系によって図1のフローチ
ャートに示す如く制御される。尚、この図1の処理はサ
ブルーチンとして一定時間毎や操作部72での入力があ
った時点でコールされるものである。
における画像形成動作は制御系によって図1のフローチ
ャートに示す如く制御される。尚、この図1の処理はサ
ブルーチンとして一定時間毎や操作部72での入力があ
った時点でコールされるものである。
【0077】<動作>すなわち、電源投入時などの初
期設定状態であるかを調べ(図1S1)、初期設定状態
にあるときには前述した上ローラ37Aに設けた温度検
知センサSN1の検知温度が選択されている第1モード
又は第2モードに対応した設定温度H1又はH2に達す
る時点まで表示部72に準備中の表示をすると共に画像
形成動作を禁止し(図1S2)、設定温度H1又はH2
に達した時点で表示部72に動作可の表示をすると共に
画像形成動作を開始可能とする(図1S3)ような制御
をCPU71が行う。
期設定状態であるかを調べ(図1S1)、初期設定状態
にあるときには前述した上ローラ37Aに設けた温度検
知センサSN1の検知温度が選択されている第1モード
又は第2モードに対応した設定温度H1又はH2に達す
る時点まで表示部72に準備中の表示をすると共に画像
形成動作を禁止し(図1S2)、設定温度H1又はH2
に達した時点で表示部72に動作可の表示をすると共に
画像形成動作を開始可能とする(図1S3)ような制御
をCPU71が行う。
【0078】尚、準備中の表示や動作可の表示について
は、READY ランプの消灯及び点灯で行うことが可能であ
る。これは電源投入直後の初期設定状態においては、上
下ローラ37A,37Bが十分安定な温度状態になるま
で加熱されていないため、定着不良を発生しないように
設定温度まで一度加熱する必要があるためである。
は、READY ランプの消灯及び点灯で行うことが可能であ
る。これは電源投入直後の初期設定状態においては、上
下ローラ37A,37Bが十分安定な温度状態になるま
で加熱されていないため、定着不良を発生しないように
設定温度まで一度加熱する必要があるためである。
【0079】また、記録画素密度が第1モードから第2
モードへ切り換わった場合(図1S1,S4)、温度検
知センサSN1により定着ローラ37Aが所定の第2制
御温度h2以上であるかをCPU71が調べる(図1S
5)。
モードへ切り換わった場合(図1S1,S4)、温度検
知センサSN1により定着ローラ37Aが所定の第2制
御温度h2以上であるかをCPU71が調べる(図1S
5)。
【0080】すなわち、第1モードから第2モードに切
り換えられて温度検知センサSN1の検知温度が第2制
御温度h2以上である場合には、前述したトナー再転移
などによる定着不良を防止するため、表示部72に準備
中の表示をすると共に画像形成動作を禁止し(図1S
5)、自然冷却(自然放熱)によって第2制御温度h2
未満になった時点で表示部72に動作可の表示をすると
共に画像形成動作を開始可能とする(図1S3)ような
制御を、CPU71が行う。
り換えられて温度検知センサSN1の検知温度が第2制
御温度h2以上である場合には、前述したトナー再転移
などによる定着不良を防止するため、表示部72に準備
中の表示をすると共に画像形成動作を禁止し(図1S
5)、自然冷却(自然放熱)によって第2制御温度h2
未満になった時点で表示部72に動作可の表示をすると
共に画像形成動作を開始可能とする(図1S3)ような
制御を、CPU71が行う。
【0081】尚、準備中の表示や動作可の表示について
は、READY ランプの消灯及び点灯で行うことが可能であ
る。このように、第1モードから第2モードに変更され
た時に、定着器の設定温度を第1モードでの高温の設定
温度H1から第2モードでの低温の設定温度H2に切り
換え、設定温度H1から設定温度H2の間の範囲に画像
形成の禁止および許容を制御する所定の第2制御温度h
2を設け、定着器の温度検知センサにより検知された熱
ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合には画像形
成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合には画像形成
を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度が設定温度
H2に低下する以前に画像形成が許容されるので、画素
密度切り換えにより高画質な記録画素密度で画像形成を
行う場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間
を発生することなく、良好な定着を行うことが可能にな
る。
は、READY ランプの消灯及び点灯で行うことが可能であ
る。このように、第1モードから第2モードに変更され
た時に、定着器の設定温度を第1モードでの高温の設定
温度H1から第2モードでの低温の設定温度H2に切り
換え、設定温度H1から設定温度H2の間の範囲に画像
形成の禁止および許容を制御する所定の第2制御温度h
2を設け、定着器の温度検知センサにより検知された熱
ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合には画像形
成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合には画像形成
を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度が設定温度
H2に低下する以前に画像形成が許容されるので、画素
密度切り換えにより高画質な記録画素密度で画像形成を
行う場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間
を発生することなく、良好な定着を行うことが可能にな
る。
【0082】尚、第2制御温度h2で画像形成を許容し
ても、画像形成実行により転写紙Pに熱が奪われる等の
作用によっても熱ローラ温度が低下するため、特に問題
は発生しない。
ても、画像形成実行により転写紙Pに熱が奪われる等の
作用によっても熱ローラ温度が低下するため、特に問題
は発生しない。
【0083】尚、上述した動作において、定着温度制
御部37Cの内部に格納されている第2制御温度h2
を、CPU71からの指示で変更可能に構成しておくこ
とが考えられる。すなわち、この場合にはCPU71が
制御温度変更手段を構成している。
御部37Cの内部に格納されている第2制御温度h2
を、CPU71からの指示で変更可能に構成しておくこ
とが考えられる。すなわち、この場合にはCPU71が
制御温度変更手段を構成している。
【0084】このように構成した画像形成装置では、第
2制御温度を変更することが可能であるために、画素密
度切り換えにより高画質な記録画素密度で画像形成を行
う場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を
発生することなく、良好な定着を行うことが可能になる
と共に、待ち時間を自由に選択することが可能になる。
2制御温度を変更することが可能であるために、画素密
度切り換えにより高画質な記録画素密度で画像形成を行
う場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を
発生することなく、良好な定着を行うことが可能になる
と共に、待ち時間を自由に選択することが可能になる。
【0085】また、上述のように、CPU71からの指
示で第2制御温度h2を変更可能にする際に、操作部7
0からの操作によって変更可能に構成しても良い。
示で第2制御温度h2を変更可能にする際に、操作部7
0からの操作によって変更可能に構成しても良い。
【0086】このように構成することでも、定着器の温
度制御による長時間の待ち時間を発生することなく、良
好な定着を行うことが可能になると共に、操作により待
ち時間を自由に選択することが可能になる。
度制御による長時間の待ち時間を発生することなく、良
好な定着を行うことが可能になると共に、操作により待
ち時間を自由に選択することが可能になる。
【0087】図6は熱ローラ(上ローラ73A)の温度
の様子を示す特性図である。ここでは、通常の画素密度
の第1のモードにおける設定温度H1(例えば、200
°C)と、高画質の第2のモードにおける設定温度H2
(例えば、150°C)とが設定されている。尚、設定
温度H1及びH2においては、その設定温度を中心にし
て+5°C〜−5°C程度を設定範囲(上限値及び下限
値)としてヒータのオン/オフにより制御を行ってい
る。
の様子を示す特性図である。ここでは、通常の画素密度
の第1のモードにおける設定温度H1(例えば、200
°C)と、高画質の第2のモードにおける設定温度H2
(例えば、150°C)とが設定されている。尚、設定
温度H1及びH2においては、その設定温度を中心にし
て+5°C〜−5°C程度を設定範囲(上限値及び下限
値)としてヒータのオン/オフにより制御を行ってい
る。
【0088】このような場合に、時刻t0 で画素密度切
り換えが行なわれて、設定温度がH1からH2に切り換
えられている。尚、時刻t0 以前の設定温度H1を中心
とした温度制御については図示していない。
り換えが行なわれて、設定温度がH1からH2に切り換
えられている。尚、時刻t0 以前の設定温度H1を中心
とした温度制御については図示していない。
【0089】そして、特性曲線がこの実施の形態によ
る自然冷却による温度特性を示している。従来であれ
ば、熱ローラの温度がH2になる時刻(420秒後)で
画像形成が許容されていたが、この実施の形態例では第
2制御温度h2を設定温度H2より高い温度に設定する
ことで短時間において画像形成が許容されるようにな
る。例えば、第2制御温度h2を170°Cと設定する
ことで約210秒後に画像形成が許容される。
る自然冷却による温度特性を示している。従来であれ
ば、熱ローラの温度がH2になる時刻(420秒後)で
画像形成が許容されていたが、この実施の形態例では第
2制御温度h2を設定温度H2より高い温度に設定する
ことで短時間において画像形成が許容されるようにな
る。例えば、第2制御温度h2を170°Cと設定する
ことで約210秒後に画像形成が許容される。
【0090】尚、第2制御温度h2を変更した場合に
は、画像形成が許容されるまでの待ち時間も変化する。
<動作>図7は上述した画像形成装置における第2の
制御の処理手順を示している。すなわち、第1モードか
ら第2モードに切り換えられた際に、熱ローラの温度検
知の結果で制御温度h2以上である場合の制御が図1に
示した第1の制御とは異なっている。
は、画像形成が許容されるまでの待ち時間も変化する。
<動作>図7は上述した画像形成装置における第2の
制御の処理手順を示している。すなわち、第1モードか
ら第2モードに切り換えられた際に、熱ローラの温度検
知の結果で制御温度h2以上である場合の制御が図1に
示した第1の制御とは異なっている。
【0091】この実施の形態においては、定着温度制御
部37Cは、センサSN1により検知された上ローラ3
7A(熱ローラ)温度が第2制御温度h2より高い場合
には上下ローラを回転駆動する制御を行い(図7S
6)、第2制御温度h2に達した時点で回転駆動を停止
させる(図7S7)。
部37Cは、センサSN1により検知された上ローラ3
7A(熱ローラ)温度が第2制御温度h2より高い場合
には上下ローラを回転駆動する制御を行い(図7S
6)、第2制御温度h2に達した時点で回転駆動を停止
させる(図7S7)。
【0092】すなわち、設定温度の変更(H1:200
°C→H2:150°C)と同時に定着器37の上ロー
ラ37Aと下ローラ37Bを共に駆動状態に置いて、温
度の低い下ローラ37Bの接触回動による上ローラの温
度低下および回転に伴うローラ周面の放熱作用によって
上下の各ローラの温度をより効率良く低下させることが
可能となる。
°C→H2:150°C)と同時に定着器37の上ロー
ラ37Aと下ローラ37Bを共に駆動状態に置いて、温
度の低い下ローラ37Bの接触回動による上ローラの温
度低下および回転に伴うローラ周面の放熱作用によって
上下の各ローラの温度をより効率良く低下させることが
可能となる。
【0093】実験によれば、第1モードでの上ローラの
設定温度H1を200°Cとしこれを第2モードに切り
換えて第2モードの設定温度H2の150°Cに低下さ
せる場合、各ローラを共に静止状態で自然冷却による場
合には全体の平均的な温度低下率は秒当り0.12°C
で且つローラ軸方向の温度分布が不均一であるのに対
し、上ローラ37Aと下ローラ37Bを回転状態に置く
ことにより秒当り0.17°Cの温度低下率(全体平
均)が得られた。また、上下ローラの表面全体に熱が分
散されるため、温度分布も均一であることが確認され
た。
設定温度H1を200°Cとしこれを第2モードに切り
換えて第2モードの設定温度H2の150°Cに低下さ
せる場合、各ローラを共に静止状態で自然冷却による場
合には全体の平均的な温度低下率は秒当り0.12°C
で且つローラ軸方向の温度分布が不均一であるのに対
し、上ローラ37Aと下ローラ37Bを回転状態に置く
ことにより秒当り0.17°Cの温度低下率(全体平
均)が得られた。また、上下ローラの表面全体に熱が分
散されるため、温度分布も均一であることが確認され
た。
【0094】従って、図6の特性曲線に示すように、
短時間で画像形成を許容できるようになる。例えば、第
2制御温度を170°Cに選んだ場合、160秒程度で
画像形成を許容できるようになる。
短時間で画像形成を許容できるようになる。例えば、第
2制御温度を170°Cに選んだ場合、160秒程度で
画像形成を許容できるようになる。
【0095】尚、このローラ駆動による放熱について
は、上下ローラの温度差に基づくものであるため、温度
低下の割合が最初は大きく、徐々にゆるやかになること
もある。また、低温である下ローラ37Bの温度によっ
て温度低下率も上記実験とは異なった値になることもあ
る。
は、上下ローラの温度差に基づくものであるため、温度
低下の割合が最初は大きく、徐々にゆるやかになること
もある。また、低温である下ローラ37Bの温度によっ
て温度低下率も上記実験とは異なった値になることもあ
る。
【0096】<動作>図8は上述した画像形成装置に
おける第3の制御の処理手順を示している。すなわち、
第1モードから第2モードに切り換えられた際に、熱ロ
ーラの温度検知の結果で制御温度h2以上である場合の
制御が上述した制御とは異なっている。
おける第3の制御の処理手順を示している。すなわち、
第1モードから第2モードに切り換えられた際に、熱ロ
ーラの温度検知の結果で制御温度h2以上である場合の
制御が上述した制御とは異なっている。
【0097】この実施の形態においては、定着温度制御
部37Cは、センサSN1により検知された熱ローラ温
度が第2制御温度h2より高い場合には上下ローラを回
転駆動させると共に冷却器60を動作させる制御を行い
(図8S6)、第2制御温度h2に達した時点で冷却器
60の駆動と上下ローラの回転駆動を停止させる(図8
S7)。
部37Cは、センサSN1により検知された熱ローラ温
度が第2制御温度h2より高い場合には上下ローラを回
転駆動させると共に冷却器60を動作させる制御を行い
(図8S6)、第2制御温度h2に達した時点で冷却器
60の駆動と上下ローラの回転駆動を停止させる(図8
S7)。
【0098】すなわち、設定温度の変更(H1:200
°C→H2:150°C)と同時に定着器37の上ロー
ラ37Aと下ローラ37Bを共に駆動状態に置いて、冷
却器60のファン62を駆動してダクト63経由で送風
口63から風を送って上ローラ37A,下ローラ37B
及び定着器37内全体を冷却する。
°C→H2:150°C)と同時に定着器37の上ロー
ラ37Aと下ローラ37Bを共に駆動状態に置いて、冷
却器60のファン62を駆動してダクト63経由で送風
口63から風を送って上ローラ37A,下ローラ37B
及び定着器37内全体を冷却する。
【0099】実験によれば、冷却器60を駆動させるこ
とで全体の平均として秒あたり0.84°Cの温度低下
率が得られた。従って、図6の特性曲線に示すように
非常に短時間(50秒程度)で画像形成が許容されるよ
うになる。
とで全体の平均として秒あたり0.84°Cの温度低下
率が得られた。従って、図6の特性曲線に示すように
非常に短時間(50秒程度)で画像形成が許容されるよ
うになる。
【0100】すなわち、温度の低い下ローラ37Bの接
触回転による上ローラの温度低下および回転に伴うロー
ラ周面の放熱作用、並びに強制空冷によって上下の各ロ
ーラの温度をより効率良く短時間で低下させることが可
能となる。
触回転による上ローラの温度低下および回転に伴うロー
ラ周面の放熱作用、並びに強制空冷によって上下の各ロ
ーラの温度をより効率良く短時間で低下させることが可
能となる。
【0101】尚、このローラ駆動による放熱について
は、上下ローラの温度差及び空冷に基づくものであるた
め、温度低下の割合が最初は大きく、徐々にゆるやかに
なることもある。また、低温である下ローラ37Bの温
度や空冷の際の環境温度によって温度低下率も上記実験
とは異なった値になることもある。
は、上下ローラの温度差及び空冷に基づくものであるた
め、温度低下の割合が最初は大きく、徐々にゆるやかに
なることもある。また、低温である下ローラ37Bの温
度や空冷の際の環境温度によって温度低下率も上記実験
とは異なった値になることもある。
【0102】<動作>また、記録画素密度の第2モー
ドから第1モードへの切り換わった場合(図1S1,S
4)、温度検知センサSN1により定着ローラ37Aが
所定の第1制御温度h1以上であるかをCPU71が調
べる(図1S6)。
ドから第1モードへの切り換わった場合(図1S1,S
4)、温度検知センサSN1により定着ローラ37Aが
所定の第1制御温度h1以上であるかをCPU71が調
べる(図1S6)。
【0103】すなわち、第2モードから第1モードに切
り換えられて温度検知センサSN1の検知温度が第1制
御温度h1以下である場合には、低温による定着不良を
防止するため、表示部72に準備中の表示をすると共に
画像形成動作を禁止し(図1S6)、第1制御温度h1
以上になった時点で表示部72に動作可の表示をすると
共に画像形成動作を開始可能とする(図1S3)ような
制御を、CPU71が行う。
り換えられて温度検知センサSN1の検知温度が第1制
御温度h1以下である場合には、低温による定着不良を
防止するため、表示部72に準備中の表示をすると共に
画像形成動作を禁止し(図1S6)、第1制御温度h1
以上になった時点で表示部72に動作可の表示をすると
共に画像形成動作を開始可能とする(図1S3)ような
制御を、CPU71が行う。
【0104】尚、準備中の表示や動作可の表示について
は、READY ランプの消灯及び点灯で行うことが可能であ
る。このように、第2モードから第1モードに変更され
た時に、定着器の設定温度を第2モードでの低温の設定
温度H2から第2モードでの高温の設定温度H1に切り
換え、設定温度H2から設定温度H1の間の範囲に画像
形成の禁止および許容を制御する所定の第1制御温度h
1を設け、定着器の温度検知センサにより検知された熱
ローラ温度が第1制御温度h1未満の場合には画像形成
を禁止し、第1制御温度h1以上の場合には画像形成を
許容する制御を行うことで、熱ローラ温度が設定温度H
1に達する以前に画像形成が許容されるので、画素密度
を通常に戻して画像形成を行う場合に、定着器の温度制
御による長時間の待ち時間を発生することなく、良好な
定着を行うことが可能になる。
は、READY ランプの消灯及び点灯で行うことが可能であ
る。このように、第2モードから第1モードに変更され
た時に、定着器の設定温度を第2モードでの低温の設定
温度H2から第2モードでの高温の設定温度H1に切り
換え、設定温度H2から設定温度H1の間の範囲に画像
形成の禁止および許容を制御する所定の第1制御温度h
1を設け、定着器の温度検知センサにより検知された熱
ローラ温度が第1制御温度h1未満の場合には画像形成
を禁止し、第1制御温度h1以上の場合には画像形成を
許容する制御を行うことで、熱ローラ温度が設定温度H
1に達する以前に画像形成が許容されるので、画素密度
を通常に戻して画像形成を行う場合に、定着器の温度制
御による長時間の待ち時間を発生することなく、良好な
定着を行うことが可能になる。
【0105】尚、上述した動作において、定着温度制
御部37Cの内部に格納されている第1制御温度h1
を、CPU71からの指示で変更可能に構成しておくこ
とが考えられる。すなわち、この場合にはCPU71が
制御温度変更手段を構成している。
御部37Cの内部に格納されている第1制御温度h1
を、CPU71からの指示で変更可能に構成しておくこ
とが考えられる。すなわち、この場合にはCPU71が
制御温度変更手段を構成している。
【0106】このように構成した画像形成装置では、第
1制御温度を変更することが可能であるために、画素密
度切り換えにより通常の記録画素密度で画像形成を行う
場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発
生することなく、良好な定着を行うことが可能になると
共に、待ち時間を自由に選択することが可能になる。
1制御温度を変更することが可能であるために、画素密
度切り換えにより通常の記録画素密度で画像形成を行う
場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発
生することなく、良好な定着を行うことが可能になると
共に、待ち時間を自由に選択することが可能になる。
【0107】また、上述のように、CPU71からの指
示で第1制御温度h1を変更可能にする際に、操作部7
0からの操作によって変更可能に構成しても良い。この
ように構成することでも、定着器の温度制御による長時
間の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこ
とが可能になると共に、操作により待ち時間を自由に選
択することが可能になる。
示で第1制御温度h1を変更可能にする際に、操作部7
0からの操作によって変更可能に構成しても良い。この
ように構成することでも、定着器の温度制御による長時
間の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこ
とが可能になると共に、操作により待ち時間を自由に選
択することが可能になる。
【0108】図9は熱ローラ(上ローラ73A)の温度
の様子を示す特性図である。ここでは、高画質な第2の
モードにおける設定温度H2(例えば、150°C)
と、通常の画素密度の第1のモードにおける設定温度H
1(例えば、200°C)とが設定されている。尚、設
定温度H1及びH2においては、その設定温度を中心に
して+5°C〜−5°C程度を設定範囲(上限値及び下
限値)としてヒータのオン/オフにより制御を行ってい
る。
の様子を示す特性図である。ここでは、高画質な第2の
モードにおける設定温度H2(例えば、150°C)
と、通常の画素密度の第1のモードにおける設定温度H
1(例えば、200°C)とが設定されている。尚、設
定温度H1及びH2においては、その設定温度を中心に
して+5°C〜−5°C程度を設定範囲(上限値及び下
限値)としてヒータのオン/オフにより制御を行ってい
る。
【0109】このような場合に、時刻t0 で画素密度切
り換えが行なわれて、設定温度がH2からH1に切り換
えられている。尚、時刻t0 以前の設定温度H2を中心
とした温度制御については図示していない。
り換えが行なわれて、設定温度がH2からH1に切り換
えられている。尚、時刻t0 以前の設定温度H2を中心
とした温度制御については図示していない。
【0110】ここで、従来であれば、熱ローラの温度が
H1になる時刻t1 (例えば180秒)で画像形成が許
容されていたが、この実施の形態例では第1制御温度h
1を設定温度H1より低い温度(例えば170°C)に
設定することで、時刻td (例えば60秒)において画
像形成が許容されるようになる。
H1になる時刻t1 (例えば180秒)で画像形成が許
容されていたが、この実施の形態例では第1制御温度h
1を設定温度H1より低い温度(例えば170°C)に
設定することで、時刻td (例えば60秒)において画
像形成が許容されるようになる。
【0111】尚、第1制御温度h1を変更した場合に
は、画像形成が許容されるまでの待ち時間も変化する。 <その他の実施の形態例>また以上の各実施の形態例に
おいては、前記制御温度h1またはh2を、例えば操作
部70のテンキー等により任意の温度に変更が可能とす
ることが好ましい。
は、画像形成が許容されるまでの待ち時間も変化する。 <その他の実施の形態例>また以上の各実施の形態例に
おいては、前記制御温度h1またはh2を、例えば操作
部70のテンキー等により任意の温度に変更が可能とす
ることが好ましい。
【0112】これはユーザーが緊急にプリントアウトし
たい場合等において、待時間を短縮することができ、若
干の定着不良の可能性があるものの実用上は大きい問題
とならず、ユーザーの好みに対応できる点で好ましい機
能である。
たい場合等において、待時間を短縮することができ、若
干の定着不良の可能性があるものの実用上は大きい問題
とならず、ユーザーの好みに対応できる点で好ましい機
能である。
【0113】図10は自然冷却による場合に第2制御温
度h2に達するまでの待ち時間との対応を示す特性図で
ある。従って、操作部70のテンキーから第2制御温度
h2を直接設定してもよいが、代わりに待ち時間を設定
するようにしても良い。
度h2に達するまでの待ち時間との対応を示す特性図で
ある。従って、操作部70のテンキーから第2制御温度
h2を直接設定してもよいが、代わりに待ち時間を設定
するようにしても良い。
【0114】図11は上下ローラ回転駆動によって、い
ずれか一方の低温のローラ側に放熱冷却を行う場合の第
2制御温度h2に達するまでの待ち時間との対応を示す
特性図である。この場合にも、操作部70のテンキーか
ら第2制御温度h2を直接設定してもよいが、代わりに
待ち時間を設定するようにしても良い。
ずれか一方の低温のローラ側に放熱冷却を行う場合の第
2制御温度h2に達するまでの待ち時間との対応を示す
特性図である。この場合にも、操作部70のテンキーか
ら第2制御温度h2を直接設定してもよいが、代わりに
待ち時間を設定するようにしても良い。
【0115】図12は上下ローラ回転駆動と空冷によっ
て、冷却を行う場合の第2制御温度h2に達するまでの
待ち時間との対応を示す特性図である。この場合にも、
操作部70のテンキーから第2制御温度h2を直接設定
してもよいが、代わりに待ち時間を設定するようにして
も良い。
て、冷却を行う場合の第2制御温度h2に達するまでの
待ち時間との対応を示す特性図である。この場合にも、
操作部70のテンキーから第2制御温度h2を直接設定
してもよいが、代わりに待ち時間を設定するようにして
も良い。
【0116】尚、設定温度H1及び設定温度H2が±5
°Cで温度制御されている場合には、前記制御温度h1
またはh2は、第1モードの設定温度H1−5°Cから
第2モードの設定温度H2+5°Cの範囲であることが
好ましい。この範囲に設定可能とすることにより定着不
良を防止でき、また、ユーザーが誤って範囲外の制御温
度に変更しても画像形成動作が開始されず著しい定着不
良による問題を解消できる。
°Cで温度制御されている場合には、前記制御温度h1
またはh2は、第1モードの設定温度H1−5°Cから
第2モードの設定温度H2+5°Cの範囲であることが
好ましい。この範囲に設定可能とすることにより定着不
良を防止でき、また、ユーザーが誤って範囲外の制御温
度に変更しても画像形成動作が開始されず著しい定着不
良による問題を解消できる。
【0117】更に好ましくは、前記制御温度h1は設定
温度H1−5°C(設定温度H1の制御範囲の下限値)
程度、前記制御温度h2は設定温度H2+5°C(設定
温度H2の上限値)程度、に選択することが好ましい。
すなわち、制御温度H1及びH2は±5°Cの範囲で温
度制御を行っているために、このように設定することで
確実な定着を行うことが可能である。
温度H1−5°C(設定温度H1の制御範囲の下限値)
程度、前記制御温度h2は設定温度H2+5°C(設定
温度H2の上限値)程度、に選択することが好ましい。
すなわち、制御温度H1及びH2は±5°Cの範囲で温
度制御を行っているために、このように設定することで
確実な定着を行うことが可能である。
【0118】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば以下のような効果が得られる。 (1)第1の画像形成装置の発明は、設定温度H1から
設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2を設け、検
知された熱ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H2に低下する以前に画像形成が許容される
ので、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で
画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間
の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこと
が可能になる。
れば以下のような効果が得られる。 (1)第1の画像形成装置の発明は、設定温度H1から
設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h2を設け、検
知された熱ローラ温度が第2制御温度h2より高い場合
には画像形成を禁止し、第2制御温度h2以下の場合に
は画像形成を許容する制御を行うことで、熱ローラ温度
が設定温度H2に低下する以前に画像形成が許容される
ので、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で
画像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間
の待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うこと
が可能になる。
【0119】(2)第2の画像形成装置の発明は、第2
制御温度を変更することが可能であるために、画素密度
切り換えにより高画質な記録画素密度で画像形成を行う
場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発
生することなく、良好な定着を行うことが可能になると
共に、待ち時間を自由に選択することが可能になる。
制御温度を変更することが可能であるために、画素密度
切り換えにより高画質な記録画素密度で画像形成を行う
場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発
生することなく、良好な定着を行うことが可能になると
共に、待ち時間を自由に選択することが可能になる。
【0120】(3)第3の画像形成装置の発明は、制御
温度変更手段からの操作に応じて第2制御温度を変更す
ることが可能であるために、画素密度切り換えにより高
画質な記録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の
温度制御による長時間の待ち時間を発生することなく、
良好な定着を行うことが可能になると共に、操作により
待ち時間を自由に選択することが可能になる。
温度変更手段からの操作に応じて第2制御温度を変更す
ることが可能であるために、画素密度切り換えにより高
画質な記録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の
温度制御による長時間の待ち時間を発生することなく、
良好な定着を行うことが可能になると共に、操作により
待ち時間を自由に選択することが可能になる。
【0121】(4)第4の画像形成装置の発明は、設定
温度H1から設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h
2を設け、検知された熱ローラ温度が第2制御温度h2
より高い場合には画像形成を禁止し、第2制御温度h2
以下の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、
熱ローラ温度が設定温度H2に低下する以前に画像形成
が許容されるので、画素密度切り換えにより高画質な記
録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御
による長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定
着を行うことが可能になる。更に、上下ローラを共に回
転駆動状態とすることにより、いずれか一方の低温のロ
ーラ側に高温側のローラから放熱され、大きな温度低下
が得られ温度分布も均一になることで、待ち時間が一層
低減され良好な定着を行うことが可能になる。
温度H1から設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h
2を設け、検知された熱ローラ温度が第2制御温度h2
より高い場合には画像形成を禁止し、第2制御温度h2
以下の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、
熱ローラ温度が設定温度H2に低下する以前に画像形成
が許容されるので、画素密度切り換えにより高画質な記
録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御
による長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定
着を行うことが可能になる。更に、上下ローラを共に回
転駆動状態とすることにより、いずれか一方の低温のロ
ーラ側に高温側のローラから放熱され、大きな温度低下
が得られ温度分布も均一になることで、待ち時間が一層
低減され良好な定着を行うことが可能になる。
【0122】(5)第5の画像形成装置の発明は、設定
温度H1から設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h
2を設け、検知された熱ローラ温度が第2制御温度h2
より高い場合には画像形成を禁止し、第2制御温度h2
以下の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、
熱ローラ温度が設定温度H2に低下する以前に画像形成
が許容されるので、画素密度切り換えにより高画質な記
録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御
による長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定
着を行うことが可能になる。更に、冷却手段を駆動する
ことにより、大きな温度低下が得られ、待ち時間が一層
低減され良好な定着を行うことが可能になる。
温度H1から設定温度H2の間の範囲に第2制御温度h
2を設け、検知された熱ローラ温度が第2制御温度h2
より高い場合には画像形成を禁止し、第2制御温度h2
以下の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、
熱ローラ温度が設定温度H2に低下する以前に画像形成
が許容されるので、画素密度切り換えにより高画質な記
録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御
による長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定
着を行うことが可能になる。更に、冷却手段を駆動する
ことにより、大きな温度低下が得られ、待ち時間が一層
低減され良好な定着を行うことが可能になる。
【0123】(6)第6の画像形成装置の発明は、設定
温度H2から設定温度H1の間の範囲に第1制御温度h
1を設け、検知された熱ローラ温度が第1制御温度h1
より低い場合には画像形成を禁止し、第1制御温度h1
以上の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、
熱ローラ温度が設定温度H1に上昇する以前に画像形成
が許容されるので、通常の記録画素密度に戻して画像形
成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち
時間を発生することなく、良好な定着を行うことが可能
になる。
温度H2から設定温度H1の間の範囲に第1制御温度h
1を設け、検知された熱ローラ温度が第1制御温度h1
より低い場合には画像形成を禁止し、第1制御温度h1
以上の場合には画像形成を許容する制御を行うことで、
熱ローラ温度が設定温度H1に上昇する以前に画像形成
が許容されるので、通常の記録画素密度に戻して画像形
成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の待ち
時間を発生することなく、良好な定着を行うことが可能
になる。
【0124】(7)第7の画像形成装置の発明は、第1
制御温度を変更することが可能であるために、通常の記
録画素密度に戻して画像形成を行う場合に、定着器の温
度制御による長時間の待ち時間を発生することなく、良
好な定着を行うことが可能になると共に、待ち時間を自
由に選択することが可能になる。
制御温度を変更することが可能であるために、通常の記
録画素密度に戻して画像形成を行う場合に、定着器の温
度制御による長時間の待ち時間を発生することなく、良
好な定着を行うことが可能になると共に、待ち時間を自
由に選択することが可能になる。
【0125】(8)第8の画像形成装置の制御方法の発
明は、設定温度H1から設定温度H2の間の範囲に第2
制御温度h2を設け、検知された熱ローラ温度が第2制
御温度h2より高い場合には画像形成を禁止し、第2制
御温度h2以下の場合には画像形成を許容する制御を行
うことで、熱ローラ温度が設定温度H2に低下する以前
に画像形成が許容されるので、画素密度切り換えにより
高画質な記録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器
の温度制御による長時間の待ち時間を発生することな
く、良好な定着を行うことが可能になる。
明は、設定温度H1から設定温度H2の間の範囲に第2
制御温度h2を設け、検知された熱ローラ温度が第2制
御温度h2より高い場合には画像形成を禁止し、第2制
御温度h2以下の場合には画像形成を許容する制御を行
うことで、熱ローラ温度が設定温度H2に低下する以前
に画像形成が許容されるので、画素密度切り換えにより
高画質な記録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器
の温度制御による長時間の待ち時間を発生することな
く、良好な定着を行うことが可能になる。
【0126】(9)第9の画像形成装置の制御方法の発
明は、第2制御温度を変更することが可能であるため
に、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で画
像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の
待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うことが
可能になると共に、待ち時間を自由に選択することが可
能になる。
明は、第2制御温度を変更することが可能であるため
に、画素密度切り換えにより高画質な記録画素密度で画
像形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の
待ち時間を発生することなく、良好な定着を行うことが
可能になると共に、待ち時間を自由に選択することが可
能になる。
【0127】(10)第10の画像形成装置の制御方法
の発明は、操作に応じて第2制御温度を変更することが
可能であるために、画素密度切り換えにより高画質な記
録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御
による長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定
着を行うことが可能になると共に、操作により待ち時間
を自由に選択することが可能になる。
の発明は、操作に応じて第2制御温度を変更することが
可能であるために、画素密度切り換えにより高画質な記
録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制御
による長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定
着を行うことが可能になると共に、操作により待ち時間
を自由に選択することが可能になる。
【0128】(11)第11の画像形成装置の制御方法
の発明は、設定温度H1から設定温度H2の間の範囲に
第2制御温度h2を設け、検知された熱ローラ温度が第
2制御温度h2より高い場合には画像形成を禁止し、第
2制御温度h2以下の場合には画像形成を許容する制御
を行うことで、熱ローラ温度が設定温度H2に低下する
以前に画像形成が許容されるので、画素密度切り換えに
より高画質な記録画素密度で画像形成を行う場合に、定
着器の温度制御による長時間の待ち時間を発生すること
なく、良好な定着を行うことが可能になる。更に、上下
ローラを共に回転駆動状態とすることにより、いずれか
一方の低温のローラ側に高温側のローラから放熱され、
大きな温度低下が得られ温度分布も均一になることで、
待ち時間が一層低減され良好な定着を行うことが可能に
なる。
の発明は、設定温度H1から設定温度H2の間の範囲に
第2制御温度h2を設け、検知された熱ローラ温度が第
2制御温度h2より高い場合には画像形成を禁止し、第
2制御温度h2以下の場合には画像形成を許容する制御
を行うことで、熱ローラ温度が設定温度H2に低下する
以前に画像形成が許容されるので、画素密度切り換えに
より高画質な記録画素密度で画像形成を行う場合に、定
着器の温度制御による長時間の待ち時間を発生すること
なく、良好な定着を行うことが可能になる。更に、上下
ローラを共に回転駆動状態とすることにより、いずれか
一方の低温のローラ側に高温側のローラから放熱され、
大きな温度低下が得られ温度分布も均一になることで、
待ち時間が一層低減され良好な定着を行うことが可能に
なる。
【0129】(12)第12の画像形成装置の制御方法
の発明は、設定温度H1から設定温度H2の間の範囲に
第2制御温度h2を設け、検知された熱ローラ温度が第
2制御温度h2より高い場合には画像形成を禁止し、第
2制御温度h2以下の場合には画像形成を許容する制御
を行うことで、熱ローラ温度が設定温度H2に低下する
以前に画像形成が許容されるので、画素密度切り換えに
より高画質な記録画素密度で画像形成を行う場合に、定
着器の温度制御による長時間の待ち時間を発生すること
なく、良好な定着を行うことが可能になる。更に、冷却
することにより、大きな温度低下が得られ、待ち時間が
一層低減され良好な定着を行うことが可能になる。
の発明は、設定温度H1から設定温度H2の間の範囲に
第2制御温度h2を設け、検知された熱ローラ温度が第
2制御温度h2より高い場合には画像形成を禁止し、第
2制御温度h2以下の場合には画像形成を許容する制御
を行うことで、熱ローラ温度が設定温度H2に低下する
以前に画像形成が許容されるので、画素密度切り換えに
より高画質な記録画素密度で画像形成を行う場合に、定
着器の温度制御による長時間の待ち時間を発生すること
なく、良好な定着を行うことが可能になる。更に、冷却
することにより、大きな温度低下が得られ、待ち時間が
一層低減され良好な定着を行うことが可能になる。
【0130】(13)第13の画像形成装置の制御方法
の発明は、設定温度H2から設定温度H1の間の範囲に
第1制御温度h1を設け、検知された熱ローラ温度が第
1制御温度h1より低い場合には画像形成を禁止し、第
1制御温度h1以上の場合には画像形成を許容する制御
を行うことで、熱ローラ温度が設定温度H1に上昇する
以前に画像形成が許容されるので、通常の記録画素密度
に戻して画像形成を行う場合に、定着器の温度制御によ
る長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着を
行うことが可能になる。
の発明は、設定温度H2から設定温度H1の間の範囲に
第1制御温度h1を設け、検知された熱ローラ温度が第
1制御温度h1より低い場合には画像形成を禁止し、第
1制御温度h1以上の場合には画像形成を許容する制御
を行うことで、熱ローラ温度が設定温度H1に上昇する
以前に画像形成が許容されるので、通常の記録画素密度
に戻して画像形成を行う場合に、定着器の温度制御によ
る長時間の待ち時間を発生することなく、良好な定着を
行うことが可能になる。
【0131】(14)第14の画像形成装置の制御方法
の発明は、第1制御温度を変更することが可能であるた
めに、通常の記録画素密度に戻して画像形成を行う場合
に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発生す
ることなく、良好な定着を行うことが可能になると共
に、待ち時間を自由に選択することが可能になる。
の発明は、第1制御温度を変更することが可能であるた
めに、通常の記録画素密度に戻して画像形成を行う場合
に、定着器の温度制御による長時間の待ち時間を発生す
ることなく、良好な定着を行うことが可能になると共
に、待ち時間を自由に選択することが可能になる。
【0132】(15)第15の画像形成装置の制御方法
の発明は、第2制御温度h2を設定温度H2より5°C
高い温度から設定温度H1より5°C低い温度の範囲内
に選んだことにより、画素密度切り換えにより高画質な
記録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制
御による長時間の待ち時間を発生せずに、効率良く、良
好な定着を行うことが可能になる。
の発明は、第2制御温度h2を設定温度H2より5°C
高い温度から設定温度H1より5°C低い温度の範囲内
に選んだことにより、画素密度切り換えにより高画質な
記録画素密度で画像形成を行う場合に、定着器の温度制
御による長時間の待ち時間を発生せずに、効率良く、良
好な定着を行うことが可能になる。
【0133】(16)第16の画像形成装置の制御方法
の発明は、第1制御温度h1を設定温度H2より5°C
高い温度から設定温度H1より5°C低い温度の範囲内
に選んだことにより、通常の記録画素密度に戻して画像
形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の待
ち時間を発生せずに、効率良く、良好な定着を行うこと
が可能になる。
の発明は、第1制御温度h1を設定温度H2より5°C
高い温度から設定温度H1より5°C低い温度の範囲内
に選んだことにより、通常の記録画素密度に戻して画像
形成を行う場合に、定着器の温度制御による長時間の待
ち時間を発生せずに、効率良く、良好な定着を行うこと
が可能になる。
【図1】本発明の実施の形態例において画素密度の切り
換えに伴う定着温度制御の処理手順を示すフローチャー
トである。
換えに伴う定着温度制御の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図2】本発明の実施の形態例で使用する画像形成装置
の機械的断面構成を示す断面図である。
の機械的断面構成を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態例で使用する定着器の断面
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態例で使用する画像形成装置
の電気的構成を機能ブロック毎に示す構成図である。
の電気的構成を機能ブロック毎に示す構成図である。
【図5】本発明の実施の形態例において画素密度の切り
換えに伴う画像形成条件の一例を示す特性図である。
換えに伴う画像形成条件の一例を示す特性図である。
【図6】本発明の実施の形態例において画素密度の切り
換えに伴う熱ローラの温度制御の様子を示す特性図であ
る。
換えに伴う熱ローラの温度制御の様子を示す特性図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態例において画素密度の切り
換えに伴う定着温度制御の処理手順を示すフローチャー
トである。
換えに伴う定着温度制御の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図8】本発明の実施の形態例において画素密度の切り
換えに伴う定着温度制御の処理手順を示すフローチャー
トである。
換えに伴う定着温度制御の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図9】本発明の実施の形態例において画素密度の切り
換えに伴う熱ローラの温度制御の様子を示す特性図であ
る。
換えに伴う熱ローラの温度制御の様子を示す特性図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態例において画素密度の切
り換えに伴う第2制御温度h2の設定と待ち時間との関
係を示す特性図である。
り換えに伴う第2制御温度h2の設定と待ち時間との関
係を示す特性図である。
【図11】本発明の実施の形態例において画素密度の切
り換えに伴う第2制御温度h2の設定と待ち時間との関
係を示す特性図である。
り換えに伴う第2制御温度h2の設定と待ち時間との関
係を示す特性図である。
【図12】本発明の実施の形態例において画素密度の切
り換えに伴う第2制御温度h2の設定と待ち時間との関
係を示す特性図である。
り換えに伴う第2制御温度h2の設定と待ち時間との関
係を示す特性図である。
10 画像読取り部 20 レーザ書込み部 30 画像形成部 31 帯電器 32 感光体ドラム 33 現像器 34 転写部 35 分離器 36 搬送ベルト 37 定着器 37A 上ローラ 37B 下ローラ 371 オイルパン 372 供給ローラ 373 塗布ローラ H ヒータ SN1 上ローラ温度検知センサ SN2 下ローラ温度検知センサ 40 給紙部 41 給紙カセット 50 トレイ 60 冷却器 70 操作部 71 CPU 72 表示部 P 転写紙
フロントページの続き (72)発明者 長田 実千男 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 松原 昭年 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内
Claims (16)
- 【請求項1】 通常の第1の画素密度により画像形成す
る第1モードと前記第1のモードよりも密な第2の画素
密度により画像形成する第2モードを有する画像形成装
置であって、 前記第1モードと前記第2モードを選択する選択手段
と、 熱ローラ温度を検知する温度検知センサを有する定着器
と、 前記選択手段による前記第1および第2の画素密度の変
更により前記定着器の駆動速度および設定温度を変更す
る制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記選択手段により前記第1モードか
ら前記第2モードに変更された時に、前記定着器の設定
温度を前記第1モードでの高温の設定温度H1から前記
第2モードでの低温の設定温度H2に切り換え、前記設
定温度H1から前記設定温度H2の間の範囲に画像形成
の禁止および許容を制御する所定の第2制御温度h2を
設け、前記定着器の温度検知センサにより検知された熱
ローラ温度が前記第2制御温度h2より高い場合には画
像形成を禁止し、前記第2制御温度h2以下の場合には
画像形成を許容する制御を行うものであることを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項2】 前記第2制御温度h2を変更する制御温
度変更手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画
像形成装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、制御温度h2を前記制
御温度変更手段からの操作に応じて前記設定温度H1か
ら前記設定温度H2の間の範囲内で変更可能であること
を特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記定着器の温度検知
センサにより検知された熱ローラ温度が前記第2制御温
度h2より高い場合には上下ローラを回転駆動する制御
を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記定着器を冷却する冷却手段を備え、
前記制御手段は前記第2制御温度h2より高い場合には
冷却手段を駆動する制御を行うことを特徴とする請求項
1から4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記選択手段により前
記第2モードから前記第1モードに変更された時に、前
記定着器の設定温度を前記第2モードでの設定温度H2
から前記第1モードでの設定温度H1に切り換え、前記
設定温度H1から前記設定温度H2の間の範囲に画像形
成の禁止および許容を制御する所定の第1制御温度h1
を設け、前記定着器の温度検知センサにより検知された
温度が前記第1制御温度h1より低い場合には画像形成
を禁止し、前記第1制御温度以上の場合には画像形成を
許容する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の画
像形成装置。 - 【請求項7】 前記第1制御温度h1を変更する制御温
度変更手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の画
像形成装置。 - 【請求項8】 熱ローラ温度を検知する温度検知センサ
を有する定着器を備え、通常の第1の画素密度により画
像形成する第1モードと前記第1のモードよりも密な第
2の画素密度により画像形成する第2モードを有する画
像形成装置の制御方法であって、 前記第1モードから前記第2モードに変更された時に、
定着器の設定温度を前記第1モードでの高温の設定温度
H1から前記第2モードでの低温の設定温度H2に切り
換え、前記設定温度H1から前記設定温度H2の間の範
囲に画像形成の禁止および許容を制御する所定の第2制
御温度h2を設け、前記定着器の温度検知センサにより
検知された温度が前記第2制御温度h2より高い場合に
は画像形成を禁止し、前記第2制御温度h2以下の場合
には画像形成を許容する制御を行うことを特徴とする画
像形成装置の制御方法。 - 【請求項9】 前記第2制御温度h2が外部から変更可
能であることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置
の制御方法。 - 【請求項10】 前記第2制御温度h2について設定温
度H1から低温設定温度H2の間の範囲の変更指示を許
容する制御を行うことを特徴とする請求項9記載の画像
形成装置の制御方法。 - 【請求項11】 前記定着器の熱ローラ温度が前記第2
制御温度h2より高い場合には上下ローラを回転駆動す
る制御を行うことを特徴とする請求項8から10のいず
れかに記載の画像形成装置の制御方法。 - 【請求項12】 前記定着器の熱ローラ温度が前記第2
制御温度h2より高い場合には、定着器を冷却すること
を特徴とする請求項8から11のいずれかに記載の画像
形成装置の制御方法。 - 【請求項13】 前記選択手段により前記第2モードか
ら前記第1モードに変更された時に、前記定着器の設定
温度を前記第2モードでの設定温度H2から前記第1モ
ードでの設定温度H1に切り換え、前記設定温度H1か
ら前記設定温度H2の間の範囲に画像形成の禁止および
許容を制御する所定の第1制御温度h1を設け、前記定
着器の温度検知センサにより検知された温度が前記第1
制御温度h1より低い場合には画像形成を禁止し、前記
第1制御温度以上の場合には画像形成を許容する制御を
行うことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置の制
御方法。 - 【請求項14】 前記第1制御温度h1が外部から変更
可能であることを特徴とする請求項13記載の画像形成
装置の制御方法。 - 【請求項15】 設定温度H2より5°C高い温度から
設定温度H1より5°C低い温度の範囲内で前記第2制
御温度h2を設定することを特徴とする請求項8記載の
画像形成装置の制御方法。 - 【請求項16】 設定温度H2より5°C高い温度から
設定温度H1より5°C低い温度の範囲内で前記第1制
御温度h1を設定することを特徴とする請求項13記載
の画像形成装置の制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8031668A JPH09233314A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 画像形成装置及びその制御方法 |
US08/800,868 US5768655A (en) | 1996-02-20 | 1997-02-14 | Image forming apparatus and control method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8031668A JPH09233314A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 画像形成装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09233314A true JPH09233314A (ja) | 1997-09-05 |
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ID=12337516
Family Applications (1)
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JP8031668A Pending JPH09233314A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 画像形成装置及びその制御方法 |
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US (1) | US5768655A (ja) |
JP (1) | JPH09233314A (ja) |
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1997
- 1997-02-14 US US08/800,868 patent/US5768655A/en not_active Expired - Fee Related
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