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JPH0922211A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JPH0922211A
JPH0922211A JP7172383A JP17238395A JPH0922211A JP H0922211 A JPH0922211 A JP H0922211A JP 7172383 A JP7172383 A JP 7172383A JP 17238395 A JP17238395 A JP 17238395A JP H0922211 A JPH0922211 A JP H0922211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
paper
sheet
fixing device
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7172383A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Onodera
健 小野寺
Hideho Yokogawa
秀穂 横川
Kunitomo Takahashi
國友 高橋
Akira Sawahata
昌 澤畑
Isao Nakajima
勇夫 中嶋
Hiroshi Shirata
宏 白田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP7172383A priority Critical patent/JPH0922211A/ja
Publication of JPH0922211A publication Critical patent/JPH0922211A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙吸引部と予熱板を削除し、用紙のしわ、
脱字及び、両面印刷時の印刷面汚れを防止し、いかなる
印刷条件に対しても安定した印刷品質を維持できる定着
装置を供給する。 【構成】 用紙吸引部を削除し、用紙搬送ガイド20を
用い、加圧ローラ9の加熱ロール7への近接離脱のタイ
ミング、紙送り速度の差を吸収する役目を持つバッファ
ー4の揺動位置、加熱ロール7の駆動機構18及び印刷
用紙1を用紙収納部13へ引き込む役目を果たす一対の
回転ローラ12の駆動機構10を一括して集中制御部2
1にて制御し、印刷条件により定着装置内の紙送り速度
(量)を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式による印
刷装置の定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3、図4、図5は、電子写真方式のプ
リンタにおける定着装置の従来例を示すものであり、通
常、連続紙にて両面印刷を行なう場合、2台のプリンタ
と用紙反転装置を用いたタンデム印刷方式が採られる。
図3は、両面印刷時の定着動作を示す。印刷用紙1は、
トラクタ3から搬送され、バッファー4を経由し、用紙
吸引部5を通過後、加熱板6より熱を受け、加熱ロール
7と、支持体8で保持される加圧ロール9により挾持搬
送されることで、印刷用紙1上のトナー像2は、印刷用
紙1に定着される。更に、印刷用紙1は、用紙送行上に
設けられた専用の駆動機構10と制御機構11を持つ、
一対の回転ローラ12により、用紙収納部13へと送ら
れる。
【0003】ここで、回転ローラ12は、印刷用紙1と
速度差を持たないよう回転する構造を備えている。印刷
中においては、加熱ロール7の駆動機構18は、専用の
制御部19にて、トラクタ3での紙送り速度と加熱ロー
ル7での紙送り速度との差を吸収するバッファー4の揺
動運動により制御されている。バッファー4が用紙反力
との釣合い位置より図中A方向に傾き始めると、各制御
部11、19により加熱ロール7及びローラ12の紙送
り速度を遅らせ、印刷用紙1に弛みを作り、バッファー
4を釣合いの位置まで戻す。逆に、バッファー4が図中
B方向へ傾き始めると、各制御部11、19により、加
熱ロール7及びローラ12の紙送り速度を進ませ、印刷
用紙1に張りを与えバッファー4を釣合いの位置まで戻
す。
【0004】用紙吸引部5は加熱板6が熱を効率良く印
刷用紙1へ与えるため、図示されていない印刷用紙幅に
合わせた適切な吸引力を与える機構により印刷用紙1を
保持しバタツキを抑えている。用紙吸引部5では、印刷
開始前から印刷終了まで、用紙吸引力が作用し、印刷用
紙1に拘束力を与えている。
【0005】図4は、印刷停止時の状態を示したもの
で、印刷が終了すると、カム14、バネ15の復元力に
より、加圧ロール9は、加熱ロール7から離脱する。図
5は、両面印刷時の印刷用紙裏面への定着動作を示す。
用紙表面の既定着トナーの再軟化防止のために加熱板6
は予熱熱量を低く設定し、必要熱量への不足分を加熱ロ
ール7に印刷用紙1を巻き付けることにより定着力を保
証する構成になっている。加圧ロール9は、カム14の
回転により押し上げられ、加熱ロール7に圧接しカム1
4の上死点にて最大の押し付け力を生ずる。この時、ガ
イドローラ17も支持体16の揺動により、加熱ロール
7に対して印刷用紙1が一定の巻き付け角で巻き付ける
ように近接すると同時にローラ12が駆動を開始する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術の定
着装置において、印刷用紙を予熱板上に長時間放置して
おくと、予熱板からの熱により収縮し、且つ用紙吸引部
にて拘束されている為、収縮変形した状態となる。この
状態で印刷を開始すると、加熱ロールと加圧ロールとの
ニップ部で、印刷用紙にしわが発生し、脱字(部分的な
定着不良)という問題を引き起こしていた。また、裏面
印刷時は、用紙吸引部の吸引孔と既定着トナーとが擦
れ、印刷裏面(既印刷面)が汚れるという問題を引き起こ
していた。さらに、印刷用紙を用紙吸引部により保持し
ていることにより、バッファーの揺動運動による用紙送
り量が、用紙搬送方向前方に伝わりにくく、加熱ロール
による紙送り量が、トラクタによる紙送り量より過多、
不足になり、用紙送行が不安定になることがあった。こ
のような状態を避けるため、印刷用紙幅に応じた吸引力
調整機構を追加する方法が採られるが、しかし、この方
法では、直線運動機構、気密性構造等が必要となり、構
造の大型化、複雑化、コストアップを引き起こしてい
た。
【0007】本発明の目的は、定着装置において、用紙
吸引部と予熱板を削除し、用紙のしわ、脱字及び、両面
印刷時の印刷面汚れを防止し、いかなる印刷条件に対し
ても、安定した印刷品質を維持すると共に、バッファー
の揺動位置、加圧ロール、加熱ロール及び一対の回転ロ
ーラを一括して制御すりことにより、印刷用紙の安定送
行を確保し、安価な定着装置を供給することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、加熱ロー
ルと加圧ロールとにより形成されるニップ部の前の用紙
吸引機構と、予熱機構部分を削除し、印刷停止時期とバ
ッファーの揺動位置により、加圧ロール、加熱ロール、
回転ロールの駆動のタイミングを一括して制御すること
により達成される。
【0009】
【作用】上記のように構成された定着装置において、印
刷開始時には、トラクタと加熱ロールでの紙送り速度と
の差を吸収するバッファーにより与えられる印刷用紙の
張りと、用紙を用紙収納部へ引き込む役目を果たす一対
の回転ローラ駆動による用紙搬送力との釣合いにより、
印刷用紙に拘束力を与えることができる。また、印刷中
には、バッファーにより与えられる印刷用紙の張りと、
加熱ロールと加圧ロールとの用紙挾持搬送力により、印
刷用紙に拘束力を与えることができるようにバッファー
揺動位置、加熱ロール、一対回転ローラの駆動時期を一
括して制御することにより、印刷条件が変化しても、印
刷用紙へ均一に一定張力を与えることができ、安定した
用紙送行と定着強度を確保することが可能となる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1、2、を用いて説明
する。本発明の定着装置について説明する。加圧ロール
9が加熱ロール7から離脱した状態では、用紙吸引部を
削除したため、印刷用紙1への拘束力は失われ、一対の
回転ローラ12による用紙搬送力と、バッファー4から
与えられる反力に依存する。この時、回転ローラ12に
よる用紙搬送力よりも、印刷用紙1がバッファー4から
与えられる反力の方が、大きく設定されている為、印刷
用紙1は、用紙搬送方向後方へ戻され、バッファー4の
揺動位置は、揺動範囲上限のエラー検出位置にある。し
かし、次の印刷開始時には、必ず既印刷部分が再ニップ
部となり、定着不良を防止する。
【0011】次に、印刷開始時には、集中制御部21に
て、バッファー4の揺動位置に対するエラー検出をせず
に、加熱ロール7でバッファー4が正規の揺動位置にな
るまで、用紙搬送速度を上げる。印刷中において、用紙
拘束力は、加熱ロール7と加圧ロール9の挾持搬送力に
支配されているため、バッファー4の揺動位置から加熱
ロール7及び回転ローラ12の駆動時期を変え、所定の
バッファー4の揺動位置になるよう集中制御部21より
制御され従来技術同様に印刷用紙1は、安定送行する。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、印刷用紙上のトナー像
を加熱ロールと加圧ロールにより形成されるニップ点よ
りも、用紙搬送方向後方の予熱板と用紙吸引部を削除
し、バッファーの揺動位置と印刷開始停止時期により、
加熱ロール及加圧ローラの駆動タイミング及び印刷用紙
を用紙収納部へ引き込む役目を果たす一対の回転ローラ
の駆動機構を一括して制御することにより、安定した用
紙搬送を確保し、印刷面の擦れ、用紙変形による未定着
部の発生を無くし印刷品質の低下を防ぐことができ、且
つコンパクトで安価な定着装置を供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図3】従来の定着装置を示す概略構成図である。
【図4】従来の定着装置を示す概略構成図である。
【図5】従来の定着装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1は印刷用紙、2はトナー像、3はトラクタ、4はバッ
ファー、7は加熱ロール、8は支持体、9は加圧ロー
ル、10は駆動機構、12はローラ、14はカム、15
はバネ、17はガイドローラ、18は駆動機構、20は
用紙搬送ガイド、21は集中制御部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤畑 昌 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 中嶋 勇夫 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 白田 宏 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷用紙上の未定着トナー像を加熱及び加
    圧させる熱ロールと加圧ロールからなる挾持搬送機構
    と、該熱ロールへ印刷用紙を巻き付け接触させる案内部
    材と、印刷用紙を前記一対ロールに対し用紙搬送前方に
    おいて用紙収納部へ搬送する回転ローラを有し、前記加
    圧ロールは、印刷時に熱ロールと接触加圧し、非印刷時
    に前記熱ロールに対し後退する機構を備えた定着装置に
    おいて、前記一対ロールに対し用紙搬送後方に、予熱板
    及び用紙吸引部を用いずに、印刷停止時に印刷用紙を用
    紙搬送後方へ戻すことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】前記加熱及び加圧ロールに対し用紙搬送方
    向後方に、用紙搬送速度の差を吸収する揺動可能なバッ
    ファーを設け、前記バッファーの揺動位置を検出可能と
    し、前記一対ロールの挾持搬送開始直後から前記回転ロ
    ーラを駆動させることを特徴とする請求項1記載の定着
    装置。
JP7172383A 1995-07-07 1995-07-07 定着装置 Withdrawn JPH0922211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7172383A JPH0922211A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7172383A JPH0922211A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0922211A true JPH0922211A (ja) 1997-01-21

Family

ID=15940903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7172383A Withdrawn JPH0922211A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 定着装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0922211A (ja)

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