JPH09215214A - ポータブル電子機器及び充電制御方法 - Google Patents
ポータブル電子機器及び充電制御方法Info
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- JPH09215214A JPH09215214A JP8015665A JP1566596A JPH09215214A JP H09215214 A JPH09215214 A JP H09215214A JP 8015665 A JP8015665 A JP 8015665A JP 1566596 A JP1566596 A JP 1566596A JP H09215214 A JPH09215214 A JP H09215214A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Power Sources (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、定電流充電及び定電圧充電が必要な
二次電池を複数組着脱可能にしたバッテリィ電源機構を
もつポータブル電子機器に於いて、複数組の二次電池を
一組ずつ順に定電流充電し、全ての二次電池の定電流充
電終了後、複数組の二次電池を同時に定電圧充電する充
電制御手段を備えて、装着された全てのバッテリィを満
充電状態にするまでの充電時間を短縮させたことを特徴
とする。 【解決手段】先ず、バッテリィ1を当該バッテリィ電圧
が規定値に達するまで定電流充電制御し、バッテリィ1
の定電流充電が完了したならば、定電流充電から定電圧
充電に移行するのではなく、次に二組目のバッテリィ2
を上記同様に定電流充電制御する。すべてのバッテリィ
1,2に対しての定電流充電が完了すると、その各バッ
テリィ1,2に対して定電圧充電を同時に行なう。
二次電池を複数組着脱可能にしたバッテリィ電源機構を
もつポータブル電子機器に於いて、複数組の二次電池を
一組ずつ順に定電流充電し、全ての二次電池の定電流充
電終了後、複数組の二次電池を同時に定電圧充電する充
電制御手段を備えて、装着された全てのバッテリィを満
充電状態にするまでの充電時間を短縮させたことを特徴
とする。 【解決手段】先ず、バッテリィ1を当該バッテリィ電圧
が規定値に達するまで定電流充電制御し、バッテリィ1
の定電流充電が完了したならば、定電流充電から定電圧
充電に移行するのではなく、次に二組目のバッテリィ2
を上記同様に定電流充電制御する。すべてのバッテリィ
1,2に対しての定電流充電が完了すると、その各バッ
テリィ1,2に対して定電圧充電を同時に行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流充電及び定電
圧充電が必要な二次電池を複数組着脱可能にしたバッテ
リィ電源機構及びその充電機構をもつ、例えばポータブ
ルコンピュータ等のポータブル電子機器に関する。ま
た、本発明は、定電流充電及び定電圧充電が必要な複数
組の二次電池を充電制御対象とする二次電池の充電機構
に適用される充電制御方法に関する。
圧充電が必要な二次電池を複数組着脱可能にしたバッテ
リィ電源機構及びその充電機構をもつ、例えばポータブ
ルコンピュータ等のポータブル電子機器に関する。ま
た、本発明は、定電流充電及び定電圧充電が必要な複数
組の二次電池を充電制御対象とする二次電池の充電機構
に適用される充電制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラップトップタイプ、ノートブ
ックタイプ、またはペン入力タイプのポータブルコンピ
ュータに於いては、外部から供給される一次電源だけで
なく、内蔵バッテリィから供給される二次電源によって
も駆動できるように構成されている。
ックタイプ、またはペン入力タイプのポータブルコンピ
ュータに於いては、外部から供給される一次電源だけで
なく、内蔵バッテリィから供給される二次電源によって
も駆動できるように構成されている。
【0003】二次電源であるバッテリィ(二次電池)
は、ポータブルコンピュータに電力を供給するために放
電し、再度使用するためには充電を行なう必要があり、
機種によっては、二次電源であるバッテリィの充電も行
なえるように構成されている。この種機器に於いては、
バッテリィ(二次電池)として、定電流充電及び定電圧
充電が必要なリチウムイオン電池が広く用いられてい
る。
は、ポータブルコンピュータに電力を供給するために放
電し、再度使用するためには充電を行なう必要があり、
機種によっては、二次電源であるバッテリィの充電も行
なえるように構成されている。この種機器に於いては、
バッテリィ(二次電池)として、定電流充電及び定電圧
充電が必要なリチウムイオン電池が広く用いられてい
る。
【0004】この種バッテリィ(二次電池)の充電は、
最初に定電流充電を行ない、バッテリィの電圧が一定に
達した時点で定電圧充電に切り替え、バッテリィが10
0%充電されるまでそれを続ける。
最初に定電流充電を行ない、バッテリィの電圧が一定に
達した時点で定電圧充電に切り替え、バッテリィが10
0%充電されるまでそれを続ける。
【0005】従来、上記したような電流充電及び定電圧
充電が必要なバッテリィを複数組着脱可能にしたバッテ
リィ電源機構及びその充電機構をもつポータブルコンピ
ュータ等のポータブル電子機器に於いて、複数組のバッ
テリィを装着した状態で充電する際、1組のバッテリィ
毎に、上記したような充電を行なっていた。
充電が必要なバッテリィを複数組着脱可能にしたバッテ
リィ電源機構及びその充電機構をもつポータブルコンピ
ュータ等のポータブル電子機器に於いて、複数組のバッ
テリィを装着した状態で充電する際、1組のバッテリィ
毎に、上記したような充電を行なっていた。
【0006】即ち、図3に示すように、1組目のバッテ
リィ(バッテリィ1)に対して、先ず定電流充電を行な
い、当該バッテリィの電圧が一定に達した時点で定電圧
充電に切り替えて、100%充電される(満充電状態と
なる)まで定電圧充電を続ける。1組目のバッテリィに
対して充電が終了すると、残る2組目のバッテリィ(バ
ッテリィ2)に対して上記同様の充電を行なう。
リィ(バッテリィ1)に対して、先ず定電流充電を行な
い、当該バッテリィの電圧が一定に達した時点で定電圧
充電に切り替えて、100%充電される(満充電状態と
なる)まで定電圧充電を続ける。1組目のバッテリィに
対して充電が終了すると、残る2組目のバッテリィ(バ
ッテリィ2)に対して上記同様の充電を行なう。
【0007】このような従来の充電制御手段に於いて
は、図3から分かるように、機器に装着された複数組の
バッテリィがそれぞれ一組ずつ時間を違えて充電が行な
われることから、充電対象となるバッテリィの組数に比
例した充電時間が必要となる。例えば2組のバッテリィ
を充電する場合は、1組の場合に比して2倍の充電時間
を必要とする。
は、図3から分かるように、機器に装着された複数組の
バッテリィがそれぞれ一組ずつ時間を違えて充電が行な
われることから、充電対象となるバッテリィの組数に比
例した充電時間が必要となる。例えば2組のバッテリィ
を充電する場合は、1組の場合に比して2倍の充電時間
を必要とする。
【0008】この際の従来技術を図3に示す充電制御の
タイムチャートを参照して説明する。尚、ここでは説明
を簡素にするため、定電流・定電圧充電を必要とする2
組のバッテリィ(バッテリィ1,2)を充電する場合を
例に説明する。この2組のバッテリィ(バッテリィ1,
2)は、それぞれが共通に用いられるメインバッテリィ
パックであってもよいし、又は、一方が、メインバッテ
リィ、他方がサブ(補助)バッテリィであってもよい。
タイムチャートを参照して説明する。尚、ここでは説明
を簡素にするため、定電流・定電圧充電を必要とする2
組のバッテリィ(バッテリィ1,2)を充電する場合を
例に説明する。この2組のバッテリィ(バッテリィ1,
2)は、それぞれが共通に用いられるメインバッテリィ
パックであってもよいし、又は、一方が、メインバッテ
リィ、他方がサブ(補助)バッテリィであってもよい。
【0009】図3に於いて、1つ目のバッテリィ1に定
電流充電を行なうと、当該バッテリィ1の電圧は上昇
し、安全上設定された電圧(規定値)まで上昇した後
(t1)、さらに満充電状態となるまで充電を続けるた
め定電圧充電を行なう。
電流充電を行なうと、当該バッテリィ1の電圧は上昇
し、安全上設定された電圧(規定値)まで上昇した後
(t1)、さらに満充電状態となるまで充電を続けるた
め定電圧充電を行なう。
【0010】バッテリィ1の定電圧充電中は充電電流量
が少なくなり、一定の値まで下がったら満充電状態にな
ったとして充電を終了する(t2)。この後、2つ目の
バッテリィ2の充電に入り、その定電流充電が完了した
後(t3)、定電圧充電を行ない2つのバッテリィ1,
2の充電を完了する(t4)。
が少なくなり、一定の値まで下がったら満充電状態にな
ったとして充電を終了する(t2)。この後、2つ目の
バッテリィ2の充電に入り、その定電流充電が完了した
後(t3)、定電圧充電を行ない2つのバッテリィ1,
2の充電を完了する(t4)。
【0011】このように従来では2組のバッテリィ充電
の総時間は1組のバッテリィを充電する時間の2倍にな
っている。同様に3組のバッテリィを充電する場合は3
倍になることが容易に理解出来る。
の総時間は1組のバッテリィを充電する時間の2倍にな
っている。同様に3組のバッテリィを充電する場合は3
倍になることが容易に理解出来る。
【0012】尚、複数のバッテリィの定電流充電を同時
に行なわないのは、電源回路が大規模になるためであ
る。このように従来では、定電流充電の後に満充電状態
となるまで定電圧充電を行なうバッテリィを複数組備え
た機器に於いて、装着されたすべてのバッテリィを満充
電状態にするまでに、バッテリィの組数に比例した充電
時間を必要とし、すべてのバッテリィを満充電状態にす
るまでに多くの時間を要するという問題があった。
に行なわないのは、電源回路が大規模になるためであ
る。このように従来では、定電流充電の後に満充電状態
となるまで定電圧充電を行なうバッテリィを複数組備え
た機器に於いて、装着されたすべてのバッテリィを満充
電状態にするまでに、バッテリィの組数に比例した充電
時間を必要とし、すべてのバッテリィを満充電状態にす
るまでに多くの時間を要するという問題があった。
【0013】この問題点を解消するためには、複数組の
バッテリィを組別に独立して定電流・定電圧充電できる
よう、複数組の定電流・定電圧充電機構を設けた構成と
すればよいが、この際は、充電機構が大型化・重量化
し、これに伴い充電機構を内蔵する機器も大型化・重量
化し、かつ高価となることから、特にポータブルコンピ
ュータ等の小型電子機器に於いては致命的な問題となり
採用が困難である。
バッテリィを組別に独立して定電流・定電圧充電できる
よう、複数組の定電流・定電圧充電機構を設けた構成と
すればよいが、この際は、充電機構が大型化・重量化
し、これに伴い充電機構を内蔵する機器も大型化・重量
化し、かつ高価となることから、特にポータブルコンピ
ュータ等の小型電子機器に於いては致命的な問題となり
採用が困難である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、定電流充電の後に満充電状態となるまで定電圧充
電を行なうバッテリィを複数組備えた機器に於いて、装
着されたすべてのバッテリィを満充電状態にするまで
に、バッテリィの組数に比例した充電時間を必要とし、
すべてのバッテリィを満充電状態にするまでに多くの時
間を要するという問題があった。
では、定電流充電の後に満充電状態となるまで定電圧充
電を行なうバッテリィを複数組備えた機器に於いて、装
着されたすべてのバッテリィを満充電状態にするまで
に、バッテリィの組数に比例した充電時間を必要とし、
すべてのバッテリィを満充電状態にするまでに多くの時
間を要するという問題があった。
【0015】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
定電流充電の後に満充電状態となるまで定電圧充電を行
なうバッテリィを複数組備えた機器に於いて、一組の充
電機構を有効に用いて機器の大型化・重量化を招くこと
なく、装着されたすべてのバッテリィを満充電状態にす
るまでの充電時間を大幅に短縮することのできるように
したポータブル電子機器及び充電制御方法を提供するこ
とを目的とする。
定電流充電の後に満充電状態となるまで定電圧充電を行
なうバッテリィを複数組備えた機器に於いて、一組の充
電機構を有効に用いて機器の大型化・重量化を招くこと
なく、装着されたすべてのバッテリィを満充電状態にす
るまでの充電時間を大幅に短縮することのできるように
したポータブル電子機器及び充電制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、定電流充電の
後に満充電状態となるまで定電圧充電を行なう、複数組
のバッテリィを充電する場合に、一組目のバッテリィの
定電流充電が完了した後、直ちに定電圧充電に移るので
はなく、残る他のバッテリィの定電流充電を行ない、す
べてのバッテリィの定電流充電が完了した後に、すべて
のバッテリィの定電圧充電を同時に行なうことにより、
バッテリィの充電時間を短縮することを特徴とする。
後に満充電状態となるまで定電圧充電を行なう、複数組
のバッテリィを充電する場合に、一組目のバッテリィの
定電流充電が完了した後、直ちに定電圧充電に移るので
はなく、残る他のバッテリィの定電流充電を行ない、す
べてのバッテリィの定電流充電が完了した後に、すべて
のバッテリィの定電圧充電を同時に行なうことにより、
バッテリィの充電時間を短縮することを特徴とする。
【0017】即ち、本発明は、定電流充電及び定電圧充
電が必要な二次電池を複数組着脱可能にしたバッテリィ
電源機構をもつポータブル電子機器に於いて、複数組の
二次電池を一組ずつ順に定電流充電し、全ての二次電池
の定電流充電終了後、前記複数組の二次電池を同時に定
電圧充電する充電制御手段を備えたことを特徴とする。
電が必要な二次電池を複数組着脱可能にしたバッテリィ
電源機構をもつポータブル電子機器に於いて、複数組の
二次電池を一組ずつ順に定電流充電し、全ての二次電池
の定電流充電終了後、前記複数組の二次電池を同時に定
電圧充電する充電制御手段を備えたことを特徴とする。
【0018】又、上記充電制御手段に加えて、一組の二
次電池の定電流充電及び定電圧充電が終了した後に他の
二次電池の定電流充電及び定電圧充電を行なう充電制御
手段を併せ持ち、複数種の充電制御手段から一つの充電
制御手段を選択できる機構を備えたことを特徴とする。
次電池の定電流充電及び定電圧充電が終了した後に他の
二次電池の定電流充電及び定電圧充電を行なう充電制御
手段を併せ持ち、複数種の充電制御手段から一つの充電
制御手段を選択できる機構を備えたことを特徴とする。
【0019】又、上記複数組の二次電池を同時に定電圧
充電する充電制御手段に、複数組の二次電池の定電流充
電の順序を設定できる機能を備えたことを特徴とする。
又、本発明は、定電流充電及び定電圧充電を必要とする
複数組の二次電池に充電を行なう際の充電制御方法に於
いて、複数組の二次電池を一組ずつ順に定電流充電し、
全ての二次電池の定電流充電終了後、前記複数組の二次
電池を同時に定電圧充電することを特徴とする。
充電する充電制御手段に、複数組の二次電池の定電流充
電の順序を設定できる機能を備えたことを特徴とする。
又、本発明は、定電流充電及び定電圧充電を必要とする
複数組の二次電池に充電を行なう際の充電制御方法に於
いて、複数組の二次電池を一組ずつ順に定電流充電し、
全ての二次電池の定電流充電終了後、前記複数組の二次
電池を同時に定電圧充電することを特徴とする。
【0020】又、本発明は、定電流充電及び定電圧充電
が必要な複数組の二次電池を充電制御対象とする二次電
池の充電機構に於ける充電制御方法に於いて、充電モー
ドを選択するステップと、第1の充電モードが選択され
たとき、定電流充電及び定電圧充電を必要とする複数組
の二次電池に充電を行なう際に、複数組の二次電池を一
組ずつ順に定電流充電し、全ての二次電池の定電流充電
終了後、前記複数組の二次電池を同時に定電圧充電する
充電制御シーケンスと、第2の充電モードが選択された
とき、一組の二次電池の定電流充電及び定電圧充電が終
了した後に残る二次電池の定電流充電及び定電圧充電を
行なう充電制御シーケンスとを備えたことを特徴とす
る。
が必要な複数組の二次電池を充電制御対象とする二次電
池の充電機構に於ける充電制御方法に於いて、充電モー
ドを選択するステップと、第1の充電モードが選択され
たとき、定電流充電及び定電圧充電を必要とする複数組
の二次電池に充電を行なう際に、複数組の二次電池を一
組ずつ順に定電流充電し、全ての二次電池の定電流充電
終了後、前記複数組の二次電池を同時に定電圧充電する
充電制御シーケンスと、第2の充電モードが選択された
とき、一組の二次電池の定電流充電及び定電圧充電が終
了した後に残る二次電池の定電流充電及び定電圧充電を
行なう充電制御シーケンスとを備えたことを特徴とす
る。
【0021】このように、充電制御の対象となる複数組
のバッテリィについて、定電流充電を1組ずつ順に行な
い、すべてのバッテリィに対しての定電流充電が完了し
た後に、各バッテリィの定電圧充電を同時に行なうこと
により、一組の充電機構を有効に用いて機器の大型化・
重量化を招くことなく、装着されたすべてのバッテリィ
を満充電状態にするまでの充電時間を大幅に短縮するこ
とができる。
のバッテリィについて、定電流充電を1組ずつ順に行な
い、すべてのバッテリィに対しての定電流充電が完了し
た後に、各バッテリィの定電圧充電を同時に行なうこと
により、一組の充電機構を有効に用いて機器の大型化・
重量化を招くことなく、装着されたすべてのバッテリィ
を満充電状態にするまでの充電時間を大幅に短縮するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の基本概念を示す充電
制御のタイムチャートである。ここでは、定電流充電の
後に満充電状態となるまで定電圧充電を行なう、2組の
バッテリィ(バッテリィ1,バッテリィ2)を対象に、
その各バッテリィの充電制御シーケンスを示している。
の形態を説明する。図1は本発明の基本概念を示す充電
制御のタイムチャートである。ここでは、定電流充電の
後に満充電状態となるまで定電圧充電を行なう、2組の
バッテリィ(バッテリィ1,バッテリィ2)を対象に、
その各バッテリィの充電制御シーケンスを示している。
【0023】この図1の充電制御は、先ず、一組目のバ
ッテリィ(バッテリィ1)を定電流充電制御する。その
バッテリィ1の電圧が規定電圧値に達した時点(t5)
で定電流充電を完了する。
ッテリィ(バッテリィ1)を定電流充電制御する。その
バッテリィ1の電圧が規定電圧値に達した時点(t5)
で定電流充電を完了する。
【0024】ここで従来では定電流充電から定電圧充電
に移行していたが、本発明に於いては、バッテリィ1の
定電流充電完了後、次に二組目のバッテリィ(バッテリ
ィ2)を定電流充電に入る。
に移行していたが、本発明に於いては、バッテリィ1の
定電流充電完了後、次に二組目のバッテリィ(バッテリ
ィ2)を定電流充電に入る。
【0025】二組目のバッテリィ(バッテリィ2)の電
圧が規定電圧値に達した時点(t6)で定電流充電を完
了する。すべてのバッテリィ1,2に対しての定電流充
電が完了すると、その各バッテリィの定電圧充電を同時
に行ない充電を完了する(t7)。
圧が規定電圧値に達した時点(t6)で定電流充電を完
了する。すべてのバッテリィ1,2に対しての定電流充
電が完了すると、その各バッテリィの定電圧充電を同時
に行ない充電を完了する(t7)。
【0026】この際、定電圧充電は定電流充電に比べて
電源回路への負担が軽いため、同時に行なう方法でも電
源回路の規模を大きくする必要がない。これまでの説明
で分かるとおり、充電制御対象となるバッテリィが2組
(2パック)の場合は全体の充電時間を1組分の定電圧
充電の時間だけ短縮できる。同様にバッテリィが3組の
場合は2組分の定電圧充電の時間だけ短縮できる。
電源回路への負担が軽いため、同時に行なう方法でも電
源回路の規模を大きくする必要がない。これまでの説明
で分かるとおり、充電制御対象となるバッテリィが2組
(2パック)の場合は全体の充電時間を1組分の定電圧
充電の時間だけ短縮できる。同様にバッテリィが3組の
場合は2組分の定電圧充電の時間だけ短縮できる。
【0027】以上説明したとおりバッテリィの数が増え
ても従来の充電方式より定電圧充電の時間分短縮できる
ため、ポータブルコンピュータ等の小型電子機器に於い
て、消費電力増加に伴うバッテリィ容量アップなどにそ
の効果は大きい。
ても従来の充電方式より定電圧充電の時間分短縮できる
ため、ポータブルコンピュータ等の小型電子機器に於い
て、消費電力増加に伴うバッテリィ容量アップなどにそ
の効果は大きい。
【0028】このように、充電制御の対象となる複数組
のバッテリィ(バッテリィ1,バッテリィ2)につい
て、定電流充電を1組ずつ順に行ない、すべてのバッテ
リィに対しての定電流充電が完了した後に、各バッテリ
ィの定電圧充電を同時に行なうことにより、一組の充電
機構を有効に用いて機器の大型化・重量化を招くことな
く、装着されたすべてのバッテリィを満充電状態にする
までの充電時間を大幅に短縮することができる。
のバッテリィ(バッテリィ1,バッテリィ2)につい
て、定電流充電を1組ずつ順に行ない、すべてのバッテ
リィに対しての定電流充電が完了した後に、各バッテリ
ィの定電圧充電を同時に行なうことにより、一組の充電
機構を有効に用いて機器の大型化・重量化を招くことな
く、装着されたすべてのバッテリィを満充電状態にする
までの充電時間を大幅に短縮することができる。
【0029】図2は本発明の実施形態を示すもので、こ
こでは本発明の充電制御手段をポータブルコンピュータ
に適用した場合のシステムブロック図を示している。図
1に於いて、ポータブルコンピュータ本体のシステムバ
ス、11はシステム全体の制御を司るCPU、12はシ
ステム電源をオン/オフするパワースイッチである。
こでは本発明の充電制御手段をポータブルコンピュータ
に適用した場合のシステムブロック図を示している。図
1に於いて、ポータブルコンピュータ本体のシステムバ
ス、11はシステム全体の制御を司るCPU、12はシ
ステム電源をオン/オフするパワースイッチである。
【0030】13はシステムの各構成要素(コンポーネ
ント)に所定の電源を供給する電源装置であり、外部か
ら供給される一次電源だけでなく、内蔵バッテリィから
供給される二次電源によっても駆動できるように構成さ
れている。ここでは二次電源であるバッテリィ(二次電
池)を2組(2パック)着脱できるバッテリィ装着機構
13Aを備えている。
ント)に所定の電源を供給する電源装置であり、外部か
ら供給される一次電源だけでなく、内蔵バッテリィから
供給される二次電源によっても駆動できるように構成さ
れている。ここでは二次電源であるバッテリィ(二次電
池)を2組(2パック)着脱できるバッテリィ装着機構
13Aを備えている。
【0031】このバッテリィ装着機構13Aに装着され
る2組(2パック)のバッテリィ1,2はバッテリィ駆
動のとき、それぞれ、ポータブルコンピュータに電力を
供給するために放電し、再度使用するために電源装置1
3に内蔵された充電制御回路(PSC)15により充電
制御される。この際、2組(2パック)のバッテリィ
1,2はそれぞれ定電流・定電圧充電を行なう必要があ
る。
る2組(2パック)のバッテリィ1,2はバッテリィ駆
動のとき、それぞれ、ポータブルコンピュータに電力を
供給するために放電し、再度使用するために電源装置1
3に内蔵された充電制御回路(PSC)15により充電
制御される。この際、2組(2パック)のバッテリィ
1,2はそれぞれ定電流・定電圧充電を行なう必要があ
る。
【0032】14は上記電源装置13に設けられた電源
制御用マイクロコンピュータ(PC−CPU)であり、
バッテリィ装着機構13Aに装着される各バッテリィ
1,2に対して、図1に示すような定電流・定電圧充電
制御を行なう。
制御用マイクロコンピュータ(PC−CPU)であり、
バッテリィ装着機構13Aに装着される各バッテリィ
1,2に対して、図1に示すような定電流・定電圧充電
制御を行なう。
【0033】15は上記電源装置13に設けられた電源
制御回路(PSC)であり、上記電源制御用マイクロコ
ンピュータ(PC−CPU)14の制御のもとに、上記
バッテリィ装着機構13Aに装着されるバッテリィ1,
2を充放電制御し、各構成要素(コンポーネント)へ供
給する電源を出力制御する。
制御回路(PSC)であり、上記電源制御用マイクロコ
ンピュータ(PC−CPU)14の制御のもとに、上記
バッテリィ装着機構13Aに装着されるバッテリィ1,
2を充放電制御し、各構成要素(コンポーネント)へ供
給する電源を出力制御する。
【0034】ここで図1を参照して、上記図2に示すポ
ータブルコンピュータの充電制御作用を説明する。電源
装置13に設けられた電源制御用マイクロコンピュータ
(PC−CPU)14は、先ず、バッテリィ装着機構1
3Aに装着された2つのバッテリィ1,2のうち、バッ
テリィ1を定電流充電制御する。
ータブルコンピュータの充電制御作用を説明する。電源
装置13に設けられた電源制御用マイクロコンピュータ
(PC−CPU)14は、先ず、バッテリィ装着機構1
3Aに装着された2つのバッテリィ1,2のうち、バッ
テリィ1を定電流充電制御する。
【0035】この定電流充電によりバッテリィ1の電圧
が規定電圧値に達すると(t5)、バッテリィ1の定電
流充電を完了する。次に、バッテリィ2を定電流充電制
御する。
が規定電圧値に達すると(t5)、バッテリィ1の定電
流充電を完了する。次に、バッテリィ2を定電流充電制
御する。
【0036】このバッテリィ2の電圧が規定電圧値に達
すると(t6)、バッテリィ2の定電流充電を完了す
る。すべてのバッテリィ1,2に対しての定電流充電が
完了すると、その各バッテリィ1,2の定電圧充電を同
時に行ない、満充電と判断した際(t7)に各バッテリ
ィ1,2の充電を完了する。
すると(t6)、バッテリィ2の定電流充電を完了す
る。すべてのバッテリィ1,2に対しての定電流充電が
完了すると、その各バッテリィ1,2の定電圧充電を同
時に行ない、満充電と判断した際(t7)に各バッテリ
ィ1,2の充電を完了する。
【0037】又、他の実施形態として、電源装置13に
設けられた電源制御用マイクロコンピュータ(PC−C
PU)14は、システムバス10、及びインタフェース
回路(PS−IF)を介してCPU11より充電モード
の設定情報を受け、その充電モードの設定内容に従い、
バッテリィ装着機構13Aに装着された2つのバッテリ
ィ1,2を定電流・定電圧充電制御する。
設けられた電源制御用マイクロコンピュータ(PC−C
PU)14は、システムバス10、及びインタフェース
回路(PS−IF)を介してCPU11より充電モード
の設定情報を受け、その充電モードの設定内容に従い、
バッテリィ装着機構13Aに装着された2つのバッテリ
ィ1,2を定電流・定電圧充電制御する。
【0038】この際、電源制御用マイクロコンピュータ
(PC−CPU)14は、充電モードの設定内容が第1
の充電モードであるとき、図3に示すような充電制御を
行ない、第2の充電モードであるとき、図1に示すよう
な充電制御を行なう。
(PC−CPU)14は、充電モードの設定内容が第1
の充電モードであるとき、図3に示すような充電制御を
行ない、第2の充電モードであるとき、図1に示すよう
な充電制御を行なう。
【0039】即ち、充電モードの設定内容が第1の充電
モードであるときは、先ず、バッテリィ1に定電流充電
を行ない、当該バッテリィ1の電圧が上昇し安全上設定
された電圧(規定値)まで達すると(t1)、さらに当
該バッテリィ1が満充電状態となるまで定電圧充電を続
行する。
モードであるときは、先ず、バッテリィ1に定電流充電
を行ない、当該バッテリィ1の電圧が上昇し安全上設定
された電圧(規定値)まで達すると(t1)、さらに当
該バッテリィ1が満充電状態となるまで定電圧充電を続
行する。
【0040】そしてバッテリィ1の定電圧充電中に於い
て充電電流量が所定の値まで下がり満充電状態になると
バッテリィ1の充電を終了する(t2)。その後、続い
て、バッテリィ2に定電流充電を行ない、当該バッテリ
ィ2の電圧が上昇し安全上設定された電圧(規定値)ま
で達すると(t3)、さらに当該バッテリィ2が満充電
状態となるまで定電圧充電を続行する。
て充電電流量が所定の値まで下がり満充電状態になると
バッテリィ1の充電を終了する(t2)。その後、続い
て、バッテリィ2に定電流充電を行ない、当該バッテリ
ィ2の電圧が上昇し安全上設定された電圧(規定値)ま
で達すると(t3)、さらに当該バッテリィ2が満充電
状態となるまで定電圧充電を続行する。
【0041】そしてバッテリィ2の定電圧充電中に於い
て充電電流量が所定の値まで下がり満充電状態になると
バッテリィ2の充電を終了する(t4)。以上により、
バッテリィ装着機構13Aに装着された2つのバッテリ
ィ1,2の充電を完了する。
て充電電流量が所定の値まで下がり満充電状態になると
バッテリィ2の充電を終了する(t4)。以上により、
バッテリィ装着機構13Aに装着された2つのバッテリ
ィ1,2の充電を完了する。
【0042】又、充電モードの設定内容が第2の充電モ
ードであるときは、先ず、バッテリィ1を定電流充電制
御する。そのバッテリィ1の電圧が規定電圧値に達した
時点(t5)で定電流充電を完了する。
ードであるときは、先ず、バッテリィ1を定電流充電制
御する。そのバッテリィ1の電圧が規定電圧値に達した
時点(t5)で定電流充電を完了する。
【0043】ここで、第1の充電モードではバッテリィ
1の定電流充電から定電圧充電に移行していたが、この
第2の充電モードでは、上記バッテリィ1の定電流充電
完了後、次にバッテリィ2の定電流充電に入る。
1の定電流充電から定電圧充電に移行していたが、この
第2の充電モードでは、上記バッテリィ1の定電流充電
完了後、次にバッテリィ2の定電流充電に入る。
【0044】そして、このバッテリィ2の電圧が規定電
圧値に達した時点(t6)で、定電流充電を完了する。
このようにして全てのバッテリィ1,2に対して先ず定
電流充電を行ない、その定電流充電が完了すると、続い
て各バッテリィ1,2の定電圧充電を同時に行なう。
圧値に達した時点(t6)で、定電流充電を完了する。
このようにして全てのバッテリィ1,2に対して先ず定
電流充電を行ない、その定電流充電が完了すると、続い
て各バッテリィ1,2の定電圧充電を同時に行なう。
【0045】バッテリィ1,2の充電電流量が所定の値
まで下がり満充電状態を検出すると、バッテリィ装着機
構13Aに装着された2つのバッテリィ1,2の充電を
完了する(t7)。
まで下がり満充電状態を検出すると、バッテリィ装着機
構13Aに装着された2つのバッテリィ1,2の充電を
完了する(t7)。
【0046】このようにして、充電モードの設定内容に
応じた充電制御で、バッテリィ装着機構13Aに装着さ
れた2つのバッテリィ1,2がそれぞれ定電流・定電圧
充電制御される。
応じた充電制御で、バッテリィ装着機構13Aに装着さ
れた2つのバッテリィ1,2がそれぞれ定電流・定電圧
充電制御される。
【0047】尚、上記した充電モードの設定は、具体的
には、例えばセットアップメニュ、ポップアップメニュ
等によって行なわれ、変更の都度、CPU11から電源
制御用マイクロコンピュータ(PC−CPU)14に通
知される。
には、例えばセットアップメニュ、ポップアップメニュ
等によって行なわれ、変更の都度、CPU11から電源
制御用マイクロコンピュータ(PC−CPU)14に通
知される。
【0048】更に、他の実施形態として、充電モードの
設定に加えて(又は独立して)各バッテリィ1,2の充
電順序を同時に設定することで、電源制御用マイクロコ
ンピュータ(PC−CPU)14が、その設定された充
電順序に従い、各バッテリィ1,2の充電制御する。
設定に加えて(又は独立して)各バッテリィ1,2の充
電順序を同時に設定することで、電源制御用マイクロコ
ンピュータ(PC−CPU)14が、その設定された充
電順序に従い、各バッテリィ1,2の充電制御する。
【0049】尚、上記実施形態に於いては、ポータブル
コンピュータのみを対象に説明したが、これに限らず、
例えばパーソナルワードプロセッサ、ハンディターミナ
ル等の各種小型電子機器に於いても同様に適用可能であ
る。
コンピュータのみを対象に説明したが、これに限らず、
例えばパーソナルワードプロセッサ、ハンディターミナ
ル等の各種小型電子機器に於いても同様に適用可能であ
る。
【0050】又、充電制御の対象となる二次電池の数も
2個(2組)に限らず、3個(3組)以上の複数のバッ
テリィを装着可能な機器に対しても同様に適用可能であ
る。更に、この際の充電制御の対象となるバッテリィ
は、全てがメインバッテリィパックであってもよいし、
又は、一方(又は複数個)がメインバッテリィ、他方
(又は1個)がサブ(補助)バッテリィであってもよ
い。
2個(2組)に限らず、3個(3組)以上の複数のバッ
テリィを装着可能な機器に対しても同様に適用可能であ
る。更に、この際の充電制御の対象となるバッテリィ
は、全てがメインバッテリィパックであってもよいし、
又は、一方(又は複数個)がメインバッテリィ、他方
(又は1個)がサブ(補助)バッテリィであってもよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、定
電流充電の後に満充電状態となるまで定電圧充電を行な
うバッテリィを複数組備えた機器に於いて、一組目のバ
ッテリィの定電流充電が完了した後、直ちにそのバッテ
リィの定電圧充電に移るのではなく、残る他のバッテリ
ィの定電流充電を行ない、すべてのバッテリィの定電流
充電が完了した後に、すべてのバッテリィの定電圧充電
を同時に行なう充電制御機能を備えたことにより、一組
の充電機構を有効に用いて機器の大型化・重量化を招く
ことなく、装着されたすべてのバッテリィを満充電状態
にするまでの充電時間を大幅に短縮することができる。
電流充電の後に満充電状態となるまで定電圧充電を行な
うバッテリィを複数組備えた機器に於いて、一組目のバ
ッテリィの定電流充電が完了した後、直ちにそのバッテ
リィの定電圧充電に移るのではなく、残る他のバッテリ
ィの定電流充電を行ない、すべてのバッテリィの定電流
充電が完了した後に、すべてのバッテリィの定電圧充電
を同時に行なう充電制御機能を備えたことにより、一組
の充電機構を有効に用いて機器の大型化・重量化を招く
ことなく、装着されたすべてのバッテリィを満充電状態
にするまでの充電時間を大幅に短縮することができる。
【図1】本発明の実施形態によるバッテリィ充電制御動
作を説明するためのタイムチャート。
作を説明するためのタイムチャート。
【図2】本発明の実施形態によるポータブルコンピュー
タのシステム構成を示すブロック図。
タのシステム構成を示すブロック図。
【図3】従来のバッテリィ充電制御動作を説明するため
のタイムチャート。
のタイムチャート。
1…定電流・定電圧充電が必要なバッテリィ(BATT
−A)、 2…定電流・定電圧充電が必要なバッテリィ(BATT
−A)、 10…システムバス、 11…CPU、 12…パワースイッチ、 13…電源装置、 13A…バッテリィ装着機構、 14…電源制御用マイクロコンピュータ(PC−CP
U)、 15…電源制御回路(PSC)。
−A)、 2…定電流・定電圧充電が必要なバッテリィ(BATT
−A)、 10…システムバス、 11…CPU、 12…パワースイッチ、 13…電源装置、 13A…バッテリィ装着機構、 14…電源制御用マイクロコンピュータ(PC−CP
U)、 15…電源制御回路(PSC)。
Claims (6)
- 【請求項1】 定電流充電及び定電圧充電が必要な二次
電池を複数組着脱可能にしたバッテリィ電源機構をもつ
ポータブル電子機器に於いて、 前記複数組の二次電池を一組ずつ順に定電流充電し、全
ての二次電池の定電流充電終了後、前記複数組の二次電
池を同時に定電圧充電する充電制御手段を備えたことを
特徴とするポータブル電子機器。 - 【請求項2】 一組の二次電池の定電流充電及び定電圧
充電が終了した後に他の二次電池の定電流充電及び定電
圧充電を行なう充電制御手段を併せ持ち、複数種の充電
制御手段から一つの充電制御手段を選択できる請求項1
記載のポータブル電子機器。 - 【請求項3】 複数組の二次電池の定電流充電の充電順
序を設定できる請求項1記載のポータブル電子機器。 - 【請求項4】 充電制御の対象となる二次電池が一組の
みであるとき、当該二次電池に対して、定電流充電終了
後、直ちに定電圧充電を開始する請求項1記載のポータ
ブル電子機器。 - 【請求項5】 定電流充電及び定電圧充電を必要とする
複数組の二次電池に充電を行なう際に、複数組の二次電
池を一組ずつ順に定電流充電し、全ての二次電池の定電
流充電終了後、前記複数組の二次電池を同時に定電圧充
電することを特徴とする充電制御方法。 - 【請求項6】 定電流充電及び定電圧充電が必要な複数
組の二次電池を充電制御対象とする二次電池の充電機構
に於いて、充電モードを選択するステップと、第1の充
電モードが選択されたとき、定電流充電及び定電圧充電
を必要とする複数組の二次電池にに充電を行なう際に、
複数組の二次電池を一組ずつ順に定電流充電し、全ての
二次電池の定電流充電終了後、前記複数組の二次電池を
同時に定電圧充電する充電制御シーケンスと、第2の充
電モードが選択されたとき、一組の二次電池の定電流充
電及び定電圧充電が終了した後に残る二次電池の定電流
充電及び定電圧充電を行なう充電制御シーケンスとを備
えたことを特徴とする充電制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8015665A JPH09215214A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | ポータブル電子機器及び充電制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8015665A JPH09215214A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | ポータブル電子機器及び充電制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09215214A true JPH09215214A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11895043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8015665A Pending JPH09215214A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | ポータブル電子機器及び充電制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09215214A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11191933A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-07-13 | Fujitsu Ltd | バッテリ充電装置及び方法並びに電子装置 |
JP2000060014A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-02-25 | I D Ekusu:Kk | 定電流/定電圧充電方法及び定電流/定電圧充電装置 |
WO2013114697A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-08 | Necエナジーデバイス株式会社 | 蓄電システム、二次電池パックの制御方法及び二次電池パック |
WO2017183395A1 (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | 株式会社豊田自動織機 | 電池パック |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP8015665A patent/JPH09215214A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11191933A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-07-13 | Fujitsu Ltd | バッテリ充電装置及び方法並びに電子装置 |
JP2000060014A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-02-25 | I D Ekusu:Kk | 定電流/定電圧充電方法及び定電流/定電圧充電装置 |
WO2013114697A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-08 | Necエナジーデバイス株式会社 | 蓄電システム、二次電池パックの制御方法及び二次電池パック |
CN104054232A (zh) * | 2012-01-30 | 2014-09-17 | Nec能源元器件株式会社 | 用于控制蓄电池组的电力存储系统、方法以及蓄电池组 |
JPWO2013114697A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2015-05-11 | Necエナジーデバイス株式会社 | 蓄電システム、二次電池パックの制御方法及び二次電池パック |
US9461484B2 (en) | 2012-01-30 | 2016-10-04 | Nec Energy Devices, Ltd. | Electricity storage system, method for controlling secondary battery packs, and secondary battery pack |
WO2017183395A1 (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | 株式会社豊田自動織機 | 電池パック |
JPWO2017183395A1 (ja) * | 2016-04-21 | 2018-08-09 | 株式会社豊田自動織機 | 電池パック |
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