JPH09196404A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents
天井埋込型空気調和機Info
- Publication number
- JPH09196404A JPH09196404A JP8042005A JP4200596A JPH09196404A JP H09196404 A JPH09196404 A JP H09196404A JP 8042005 A JP8042005 A JP 8042005A JP 4200596 A JP4200596 A JP 4200596A JP H09196404 A JPH09196404 A JP H09196404A
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- Japan
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- temporary fixing
- ceiling
- casing
- air conditioner
- lower panel
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
パネルの吸込口を利用して視認できるようにすることに
より、下面パネルのケーシングへの仮止めを作業性良く
行える天井埋込型空気調和機を提供する。また部品点数
の削減を行うことにより、併せてコストダウンを図る。 【解決手段】 下面パネル11の上面に仮止めフック1
4、14を、下方から吸込口12を介して視認できるよ
うに設ける一方、ケーシング1に上記仮止めフック1
4、14が掛かる仮止め孔15、15を設けた。仮止め
フック14、14を下面パネル11と一体成形し、仮止
め孔15、15をケーシング1の内部で吸込側空間3を
区画する区画部材2に形成する。仮止め孔15、15
を、区画部材2の補強縁2aに形成する。仮止めフック
14、14の先端を下方に向かって細くなるよう形成す
る。
Description
和機に関するものである。
開平6−307663号公報)では、これを据え付ける
場合、内部に熱交換器、送風機などを収めたケーシング
を天井面に埋め込んで固定してから、吸込口及び吹出口
を有する下面パネルを取り付けるようにしていた。この
下面パネルの取り付けにおいては、作業性を良くするた
めに、まず下面パネルをケーシングに仮止めしてから、
固定ネジ等で最終取り付けするようにしていた。図3は
この仮止め構造を示す略図である。図において、51は
下面パネルであり、52、52は下面パネル51の一側
に設けられた一対のダルマ孔であり、53は他側の上面
に取り付けられた板バネであって、その先端を折り曲げ
ることによりフック部53aが形成されている。一方、
ケーシング側にはダルマ孔52、52に対応する一対の
ネジが設けられている。この構造のパネル51の仮止め
は、下面パネル51の一側を持ち上げてケーシング側の
ネジの頭にダルマ孔52、52の大孔部を通し、次いで
ネジ頭がダルマ孔52、52の細溝部に移動するように
下面パネル51をスライドさせてから、下面パネル51
の他側を押し上げて板バネ53のフック部53aをケー
シング側に設けた係合部等に掛けることにより行ってい
た。またケーシング内部の保守・点検時などに下面パネ
ル5を取り外すときは、固定ネジ等を外したのち、下面
パネル51に開口した作業用の小窓にドライバー等を挿
入し、その先端で板バネ53をたわませて係合部から外
してから、下面パネル51をスライドさせてダルマ孔5
2、52をネジ頭から外すようにしていた。
空気調和機では、下面パネル51の仮止めの際に、小さ
なネジ2本にダルマ孔52、52を通す作業を行い難い
という問題があった。また下面パネル51を取り外すと
きには、板バネ53を撓ませて係合部等から外す操作が
盲作業となるため、これが非常に難かしい作業となって
いた。
になされたものであって、その目的は、下面パネルのケ
ーシングへの係止構造を下面パネルの吸込口を利用して
視認できるようにすることにより、下面パネルの仮止め
を作業性良く行える天井埋込型空気調和機を提供するこ
とにある。また部品点数の削減を行うことにより、併せ
てコストダウンを図ることも目的としている。
込型空気調和機は、ケーシング1の下側に下面パネル1
1を取り付け、この下面パネル11の吸込口12に吸込
グリルを脱着可能に取り付けた天井埋込型空気調和機に
おいて、下面パネル11の上面に仮止めフック14、1
4を、下方から吸込口12を介して視認できるように設
ける一方、ケーシング1に上記仮止めフック14、14
が掛かる仮止め孔15、15を設けたこことを特徴とし
ている。
埋め込んだケーシング1に対して、吸込グリルを取り外
した状態の下面パネル11を持ち上げて、仮止めフック
14、14をケーシング側の仮止め孔15、15に掛け
ると、仮止めが完了する。また吸込グリルを取り外した
状態で仮止めされた下面パネル11を持ち上げ、横にず
らせば仮止めフック14、14が仮止め孔15、15か
ら外れ、下面パネル11が取り外される。その間、仮止
めフック14、14及び仮止め孔15、15が下方から
吸込口12を介して視認できる。
上記仮止めフック14、14が下面パネル11と一体成
形され、仮止め孔15、15がケーシング1の内部で吸
込側空間3を区画する区画部材2に形成されていること
を特徴としている。
ック14、14が下面パネル11と一体成形されるから
従来の板バネ53が不要となり、また仮止め孔15、1
5の形成にも既存の区画部材2が利用されるから、新設
部材は不要である。
は、請求項2の天井埋込型空気調和機において、仮止め
孔15、15が、区画部材2の下端から水平方向に折曲
された補強縁2aに形成されていることを特徴としてい
る。
ック14、14が区画部材2に当たって横方向にガイド
される。
は、請求項1〜3の天井埋込型空気調和機において、仮
止めフック14、14の先端が下方に向かって細くなる
よう形成されていることを特徴としている。
ック14、14を仮止め孔15、15に掛けるときに横
方向の位置ずれが吸収される。
和機の具体的な実施形態について、図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1はこの発明の一実施形態であって、
天井埋込型空気調和機の分解斜視図である。
属製のケーシングであり、下側に開口した箱形に形成さ
れている。2はケーシング1の内部に取り付けられた板
状の区画部材であって、この区画部材2は上端がケーシ
ング1の天面に、両側端がケーシング1の側面にそれぞ
れ取り付けられており、この区画部材2とケーシング1
とによりケーシング1の内部空間を吸込側空間3と、吹
出側空間4とに分割している。吸込側空間3にはシロッ
コファンなどの送風機(図示省略)が配設されていると
共に、吹出側空間4には熱交換器(図示省略)が配設さ
れ、その下側にはドレンパン5が配設されている。一
方、11はケーシング1の下側に取り付ける樹脂製の下
面パネルであって、この下面パネル11にはケーシング
1の吸込側空間3及び吹出側空間4にそれぞれ連通する
ように吸込口12及び吹出口13が開口している。そし
て下面パネル11の下面における吸込口12の周囲は浅
く凹陥形成され、この凹陥部11aにはスリットを多数
有する吸込グリル(図示省略)が脱着可能に取り付けら
れる。以上の構成により、送風機により吸込口12から
吸込側空間3へ吸い込んだ空気を、吹出側空間4の熱交
換器で熱交換し、吹出口13から室内へ吹き出すように
している。
ル11の上面のほぼ中央には、吸込口12の縁から仮止
めフック14、14が立ち上がっていて、少なくともそ
の先端が下方から吸込口12を介して視認できるように
なっている。このフック14、14は下面パネル11と
一体成形されている。一方、ケーシング1においては、
区画部材2の下端から水平方向に折曲された補強縁2a
に、上記仮止めフック14、14が掛かる仮止め孔1
5、15が形成されている。この補強縁2aは、区画部
材2の剛性を向上するために設けられるものである。上
記仮止めフック14の先端は両側が斜めにカットされて
カット部14a、14aが形成され、これによって先端
が下方に向かって細くなっている。16・・は下面パネ
ル11をケーシング1に最終取り付けするための固定ネ
ジ、17は固定ネジを隠すための盲カバーである。
井面に埋め込んだケーシング1に対して、吸込グリルを
取り外した状態の下面パネル11を持ち上げ、仮止めフ
ック14、14をケーシング側の仮止め孔15、15に
掛けると、仮止めが完了する。また吸込グリルを取り外
した状態で仮止めされた下面パネル11を若干持ち上
げ、横にずらせば仮止めフック14、14が仮止め孔1
5、15から外れ、下面パネル11が取り外される。そ
の間、仮止めフック14、14及び仮止め孔15、15
が下方から吸込口12を介して視認できるから、下面パ
ネル11のケーシング1への仮止めを作業性良く行うこ
とができる。
11と一体成形されるから従来の板バネ53が不要とな
り、また仮止め孔15、15の形成にも既存の区画部材
2が利用されるから、新設部材が不要となって、部品点
数の削減によるコストダウンを図ることができる。しか
も仮止め孔15、15を区画部材2の補強縁2aに形成
したので、仮止めするときに仮止めフック14、14が
区画部材2に当たって横方向にガイドされることから、
仮止めを一層作業性良く行うことができる。さらに仮止
めフック14の先端にカット部14a、14aを形成し
て下方に向かって細くしたので、仮止めフック14、1
4を仮止め孔15、15に掛けるときに横方向の位置ず
れが吸収され、これによって仮止めを更に一層作業性良
く行うことができる。
仮止め孔を2つずつ設けたが、その数は任意である。
調和機では、下面パネルの吸込口を利用して、仮止めフ
ックが仮止め孔に掛かることを視認できるようにしたの
で、ダルマ孔及び板バネを用いた従来の仮止め構造に較
べて、下面パネルのケーシングへの仮止めを作業性良く
行うことができる。
削減により、コストダウンを図ることができる。
ックをガイドする機能により、仮止めを一層作業性良く
行うことができる。
クと仮止め孔の横方向の位置ずれを許容できるから、仮
止めを更に一層作業性良く行うことができる。
を示す分解斜視図である。
す拡大斜視図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 ケーシング(1)の下側に下面パネル
(11)を取り付け、この下面パネル(11)の吸込口
(12)に吸込グリルを脱着可能に取り付けた天井埋込
型空気調和機において、下面パネル(11)の上面に仮
止めフック(14)(14)を、下方から吸込口(1
2)を介して視認できるように設ける一方、ケーシング
(1)に上記仮止めフック(14)(14)が掛かる仮
止め孔(15)(15)を設けたことを特徴とする天井
埋込型空気調和機。 - 【請求項2】 仮止めフック(14)(14)が下面パ
ネル(11)と一体成形され、仮止め孔(15)(1
5)がケーシング(1)の内部で吸込側空間(3)を区
画する区画部材(2)に形成されていることを特徴とす
る請求項1の天井埋込型空気調和機。 - 【請求項3】 仮止め孔(15)(15)が、区画部材
(2)の下端から水平方向に折曲された補強縁(2a)
に形成されていることを特徴とする請求項2の天井埋込
型空気調和機。 - 【請求項4】 仮止めフック(14)(14)の先端が
下方に向かって細くなるよう形成されていることを特徴
とする請求項1〜請求項3のいずれかの天井埋込型空気
調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08042005A JP3141771B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 天井埋込型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08042005A JP3141771B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 天井埋込型空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09196404A true JPH09196404A (ja) | 1997-07-31 |
JP3141771B2 JP3141771B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=12624083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08042005A Expired - Lifetime JP3141771B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 天井埋込型空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141771B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006038378A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 吹出チャンバ装置およびこれを用いたビルトイン型空気調和機 |
JP2007263380A (ja) * | 2004-09-30 | 2007-10-11 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和装置 |
JP2016183805A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 浴室暖房乾燥機 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP08042005A patent/JP3141771B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006038378A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 吹出チャンバ装置およびこれを用いたビルトイン型空気調和機 |
JP2007263380A (ja) * | 2004-09-30 | 2007-10-11 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和装置 |
JP2016183805A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 浴室暖房乾燥機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3141771B2 (ja) | 2001-03-05 |
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