JPH09194152A - 油圧エレベーター装置 - Google Patents
油圧エレベーター装置Info
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- JPH09194152A JPH09194152A JP8003588A JP358896A JPH09194152A JP H09194152 A JPH09194152 A JP H09194152A JP 8003588 A JP8003588 A JP 8003588A JP 358896 A JP358896 A JP 358896A JP H09194152 A JPH09194152 A JP H09194152A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常の下降運転用の開閉弁により低速下降運
転を行う油圧エレベーター装置を得る。 【解決手段】 かご2が走行するときに開口し、かご2
が停止しているときに閉口する開閉弁5を設け、制御装
置13により油圧ポンプ3の電動機4の回転を制御し、
油圧ポンプ3の吐出流量を変化して油圧ジャッキ1に係
合したかご2の上昇を制御し、電動機4の回転を制御し
て油圧ジャッキ1内の圧油の排出流量を制御してかご2
の通常下降運転する。また、開閉弁5の低速下降運転時
の開度を通常下降運転時よりも小さくする低速下降制御
手段32を設ける。 【効果】 低速下降走行中に停電してもかごが直ちに停
止して安全性を向上し、少ない部品数による簡易な構成
により低速下降運転ができ製作費を低減する。
転を行う油圧エレベーター装置を得る。 【解決手段】 かご2が走行するときに開口し、かご2
が停止しているときに閉口する開閉弁5を設け、制御装
置13により油圧ポンプ3の電動機4の回転を制御し、
油圧ポンプ3の吐出流量を変化して油圧ジャッキ1に係
合したかご2の上昇を制御し、電動機4の回転を制御し
て油圧ジャッキ1内の圧油の排出流量を制御してかご2
の通常下降運転する。また、開閉弁5の低速下降運転時
の開度を通常下降運転時よりも小さくする低速下降制御
手段32を設ける。 【効果】 低速下降走行中に停電してもかごが直ちに停
止して安全性を向上し、少ない部品数による簡易な構成
により低速下降運転ができ製作費を低減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、かごが油圧ジャ
ッキに係合されて昇降する油圧エレベーター装置に関す
る。
ッキに係合されて昇降する油圧エレベーター装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平5−286670
号公報に示された油圧エレベーター装置に類似した従来
の油圧エレベーター装置を示す油圧回路図である。図に
おいて、1はプランジャー1aを有する油圧ジャッキ、
2はプランジャー1aに支持されたかご、3は可逆回転
可能な油圧ポンプ、4は油圧ポンプ3を駆動する電動
機、5は第一開閉弁で、主室5a及び弁体5bを介して
主室5aと隔離された背室5cが設けられている。
号公報に示された油圧エレベーター装置に類似した従来
の油圧エレベーター装置を示す油圧回路図である。図に
おいて、1はプランジャー1aを有する油圧ジャッキ、
2はプランジャー1aに支持されたかご、3は可逆回転
可能な油圧ポンプ、4は油圧ポンプ3を駆動する電動
機、5は第一開閉弁で、主室5a及び弁体5bを介して
主室5aと隔離された背室5cが設けられている。
【0003】また、第一開閉弁5は油圧ジャッキ1と油
圧ポンプ3に主室5aが連通し、背室5c内の圧油の流
出入により弁体5bを作動させて油圧ジャッキ1と油圧
ポンプ3との間の圧油流路を開閉して、かご2が走行し
ているときは開口し、かご2が停止しているときは閉口
する。
圧ポンプ3に主室5aが連通し、背室5c内の圧油の流
出入により弁体5bを作動させて油圧ジャッキ1と油圧
ポンプ3との間の圧油流路を開閉して、かご2が走行し
ているときは開口し、かご2が停止しているときは閉口
する。
【0004】6は油圧の第一主回路で、油圧ジャッキ
1、第一開閉弁5、油圧ポンプ3を順次接続し、第一開
閉弁5と油圧ポンプ3の間に第一回路6aが形成され、
また油圧ジャッキ1と第一開閉弁5の間に第二回路6b
が形成される。7はフィルタ、8は油槽、9はパイロッ
ト回路で、油圧ジャッキ1と第一開閉弁5の背室5cを
接続する圧油流入回路9a、第一開閉弁5の背室5cと
油槽8を接続する第一圧油排出回路9b及び第二圧油排
出回路9cが設けられている。
1、第一開閉弁5、油圧ポンプ3を順次接続し、第一開
閉弁5と油圧ポンプ3の間に第一回路6aが形成され、
また油圧ジャッキ1と第一開閉弁5の間に第二回路6b
が形成される。7はフィルタ、8は油槽、9はパイロッ
ト回路で、油圧ジャッキ1と第一開閉弁5の背室5cを
接続する圧油流入回路9a、第一開閉弁5の背室5cと
油槽8を接続する第一圧油排出回路9b及び第二圧油排
出回路9cが設けられている。
【0005】10は第一圧油排出回路9bに設けられて
第一圧油排出回路9bを開路又は閉路させる常時閉形の
電磁弁である。11は圧油流入回路9aに設けられた可
変絞り弁、12は第一圧油排出回路9bに設けられた可
変絞り弁、13は常時閉形の電磁弁10、油圧ポンプ3
を駆動する電動機及びその他後述する機器に接続された
制御装置である。
第一圧油排出回路9bを開路又は閉路させる常時閉形の
電磁弁である。11は圧油流入回路9aに設けられた可
変絞り弁、12は第一圧油排出回路9bに設けられた可
変絞り弁、13は常時閉形の電磁弁10、油圧ポンプ3
を駆動する電動機及びその他後述する機器に接続された
制御装置である。
【0006】14は第一開閉弁5の背室5cに設けられ
下降運転の減速走行中に、第一開閉弁5を全開と全閉の
間の所定開度で保持できるようにする開度調整絞りで、
開度調整絞り14の可変絞り14cの開度を調整するた
めの調整ねじ14a、調整ねじ14aとの間で可変絞り
14cの開度を形成するスリーブ14bが設けられてい
る。15は常時閉形の電磁弁、16は可変調整絞りであ
る。17は油圧の第二主回路で、第二主回路第一回路1
7a及び第二主回路第二回路17bによって構成され、
油圧ポンプ3、第一開閉弁5、後述する第二開閉弁1
8、油圧ジャッキ1を順次接続する。
下降運転の減速走行中に、第一開閉弁5を全開と全閉の
間の所定開度で保持できるようにする開度調整絞りで、
開度調整絞り14の可変絞り14cの開度を調整するた
めの調整ねじ14a、調整ねじ14aとの間で可変絞り
14cの開度を形成するスリーブ14bが設けられてい
る。15は常時閉形の電磁弁、16は可変調整絞りであ
る。17は油圧の第二主回路で、第二主回路第一回路1
7a及び第二主回路第二回路17bによって構成され、
油圧ポンプ3、第一開閉弁5、後述する第二開閉弁1
8、油圧ジャッキ1を順次接続する。
【0007】18は第二開閉弁で、主室18aと弁体1
8bと背室18cとが設けられて通路18dを介して主
室18aと背室18cが接続され、油圧ポンプ3から油
圧ジャッキ1へ圧油が流入するときには開口する。そし
て、押しばね18eが設けられて弁体18bと後述する
ピストン18fを互いに離れる方向に付勢する。また、
弁体18bと係合したピストン18f、ピストン18f
の反弁体18b側の背室18g、ピストン18fのスト
ッパ18hが設けられている。
8bと背室18cとが設けられて通路18dを介して主
室18aと背室18cが接続され、油圧ポンプ3から油
圧ジャッキ1へ圧油が流入するときには開口する。そし
て、押しばね18eが設けられて弁体18bと後述する
ピストン18fを互いに離れる方向に付勢する。また、
弁体18bと係合したピストン18f、ピストン18f
の反弁体18b側の背室18g、ピストン18fのスト
ッパ18hが設けられている。
【0008】19は第一パイロット回路で、油圧ジャッ
キ1と第二開閉弁18の背室18gを連結する第一Aパ
イロット回路19a並びに第二開閉弁18の背室18g
と油圧ポンプ3、後述する第三開閉弁、油槽8を順次接
続した後述する第三主回路を連結する第一Bパイロット
回路19bによって構成されている。20は第一Bパイ
ロット回路19bに設けられた常時閉形の電磁弁、21
は第一Aパイロット回路19aに設けられて油圧ジャッ
キ1から第二開閉弁18の背室18gへの圧油の流入量
を調節する絞りである。
キ1と第二開閉弁18の背室18gを連結する第一Aパ
イロット回路19a並びに第二開閉弁18の背室18g
と油圧ポンプ3、後述する第三開閉弁、油槽8を順次接
続した後述する第三主回路を連結する第一Bパイロット
回路19bによって構成されている。20は第一Bパイ
ロット回路19bに設けられた常時閉形の電磁弁、21
は第一Aパイロット回路19aに設けられて油圧ジャッ
キ1から第二開閉弁18の背室18gへの圧油の流入量
を調節する絞りである。
【0009】22は第一Bパイロット回路19bに設け
られて第二開閉弁18の背室18gからの圧油の流出量
を調節する絞りである。23は第三開閉弁で、主室23
aに配置された弁体23b、主室23aが弁体23bに
より隔離されてなる背室23c、背室23cに設けられ
て弁体23bを閉口方向に押圧する押しばね23d、第
三開閉弁23の開口を所定位置で阻止する第一阻止片2
3e及び通常は全閉状態である第三開閉弁23が所定位
置以上閉じないようにする第二阻止片23fが設けられ
ている。
られて第二開閉弁18の背室18gからの圧油の流出量
を調節する絞りである。23は第三開閉弁で、主室23
aに配置された弁体23b、主室23aが弁体23bに
より隔離されてなる背室23c、背室23cに設けられ
て弁体23bを閉口方向に押圧する押しばね23d、第
三開閉弁23の開口を所定位置で阻止する第一阻止片2
3e及び通常は全閉状態である第三開閉弁23が所定位
置以上閉じないようにする第二阻止片23fが設けられ
ている。
【0010】なお、第三開閉弁23は油圧ポンプ3と油
槽8の間に主室23aが接続されて、背室23c内の圧
油の流入出により弁体23bが動作して油圧ポンプ3と
油槽8の間の圧油流路を開閉する。24は後述する第三
主回路と第三開閉弁23の背室23cを接続する第二パ
イロット回路で、絞り25が設けられている。
槽8の間に主室23aが接続されて、背室23c内の圧
油の流入出により弁体23bが動作して油圧ポンプ3と
油槽8の間の圧油流路を開閉する。24は後述する第三
主回路と第三開閉弁23の背室23cを接続する第二パ
イロット回路で、絞り25が設けられている。
【0011】26は第三開閉弁23の背室23cと油槽
8の間に設けられた第三パイロット回路で、常時閉形の
電磁弁27が設けられている。28は油圧ポンプ3、第
二開閉弁18、第三開閉弁23及び油槽8の間に形成さ
れた第三主回路、29は第三主回路28に設けられて油
圧ポンプ3と第二開閉弁18の間に配置された逆止弁
で、油圧ポンプ3への圧油の流通を阻止する。
8の間に設けられた第三パイロット回路で、常時閉形の
電磁弁27が設けられている。28は油圧ポンプ3、第
二開閉弁18、第三開閉弁23及び油槽8の間に形成さ
れた第三主回路、29は第三主回路28に設けられて油
圧ポンプ3と第二開閉弁18の間に配置された逆止弁
で、油圧ポンプ3への圧油の流通を阻止する。
【0012】従来の油圧エレベーター装置は上記のよう
に構成され、今、かご2が上昇運転されるとすると各機
器が次に述べるように作動する。すなわち、油圧エレベ
ーター装置の運転制御装置(図示しない)から上昇運転
指令が発せれると、制御装置13の動作により電動機4
が回転速度制御されて付勢され、油圧ポンプ3が駆動さ
れる。圧油流入回路9aが閉路し、その後常時閉形の電
磁弁10が付勢されて第一圧油排出回路9bが開路す
る。これにより、第一開閉弁5の背室5c内の圧油が油
槽8へ排出されて第一開閉弁5が開口する。
に構成され、今、かご2が上昇運転されるとすると各機
器が次に述べるように作動する。すなわち、油圧エレベ
ーター装置の運転制御装置(図示しない)から上昇運転
指令が発せれると、制御装置13の動作により電動機4
が回転速度制御されて付勢され、油圧ポンプ3が駆動さ
れる。圧油流入回路9aが閉路し、その後常時閉形の電
磁弁10が付勢されて第一圧油排出回路9bが開路す
る。これにより、第一開閉弁5の背室5c内の圧油が油
槽8へ排出されて第一開閉弁5が開口する。
【0013】第一開閉弁5の開口により油圧ポンプ3か
ら吐出された圧油は、第一開閉弁5から油圧ジャッキ1
へ流入する。そして、制御装置13により電動機4の回
転速度を制御することにより、所定の運転パターンに従
ってかご2が上昇する。また、かご2が上昇して所定の
位置に到達すると制御装置13から第一開閉弁5の閉止
指令が発せられて、第一圧油排出回路9bに設けられた
常時閉形の電磁弁10が消勢されて第一圧油排出回路9
bが閉路し、圧油流入回路9aが開路する。そして、圧
油が第一開閉弁5の背室5c内に流入して第一開閉弁5
が全閉する。
ら吐出された圧油は、第一開閉弁5から油圧ジャッキ1
へ流入する。そして、制御装置13により電動機4の回
転速度を制御することにより、所定の運転パターンに従
ってかご2が上昇する。また、かご2が上昇して所定の
位置に到達すると制御装置13から第一開閉弁5の閉止
指令が発せられて、第一圧油排出回路9bに設けられた
常時閉形の電磁弁10が消勢されて第一圧油排出回路9
bが閉路し、圧油流入回路9aが開路する。そして、圧
油が第一開閉弁5の背室5c内に流入して第一開閉弁5
が全閉する。
【0014】また、かご2の下降運転時は油圧エレベー
ター装置の運転制御装置から下降運転指令が発せれる
と、制御装置13の動作により電動機4が回転速度制御
されて付勢され、圧油流入回路9aが閉路し、その後常
時閉形の電磁弁10が付勢されて第一圧油排出回路9b
が開路する。これにより、第一開閉弁5の背室5c内の
圧油が油槽8へ排出されて第一開閉弁5が開口する。
ター装置の運転制御装置から下降運転指令が発せれる
と、制御装置13の動作により電動機4が回転速度制御
されて付勢され、圧油流入回路9aが閉路し、その後常
時閉形の電磁弁10が付勢されて第一圧油排出回路9b
が開路する。これにより、第一開閉弁5の背室5c内の
圧油が油槽8へ排出されて第一開閉弁5が開口する。
【0015】そして、第一開閉弁5の開口により油圧ジ
ャッキ1内の圧油は、かご2の自重によって押し出され
て油圧ジャッキ1、第一開閉弁5、油圧ポンプ3及びフ
ィルタ7を経て油槽8へ排出される。その後、制御装置
13によって電動機4で駆動される油圧ポンプ3が油圧
ジャッキ1内の圧油の排出を行う。また、かご2の自重
により発生する油圧ジャッキ1内の圧力と油圧ジャッキ
1から排出される流量によって、油圧ポンプ3を駆動す
るために油圧ポンプ3に接続した電動機4が発電制動運
転される。
ャッキ1内の圧油は、かご2の自重によって押し出され
て油圧ジャッキ1、第一開閉弁5、油圧ポンプ3及びフ
ィルタ7を経て油槽8へ排出される。その後、制御装置
13によって電動機4で駆動される油圧ポンプ3が油圧
ジャッキ1内の圧油の排出を行う。また、かご2の自重
により発生する油圧ジャッキ1内の圧力と油圧ジャッキ
1から排出される流量によって、油圧ポンプ3を駆動す
るために油圧ポンプ3に接続した電動機4が発電制動運
転される。
【0016】これにより、制御装置13によって電動機
4の回転速度が制御されて、所定の運転パターンに従っ
てかご2が高速の運転速度により下降運転、すなわち通
常下降運転される。そして、かご2が下降して所定の位
置に到達すると制御装置13から第一開閉弁5の閉止指
令が発せられて、第一圧油排出回路9bに設けられた常
時閉形の電磁弁10が消勢されて第一圧油排出回路9b
が閉路し、圧油流入回路9aが開路する。そして、圧油
が第一開閉弁5の背室5c内に流入して第一開閉弁5が
全閉する。
4の回転速度が制御されて、所定の運転パターンに従っ
てかご2が高速の運転速度により下降運転、すなわち通
常下降運転される。そして、かご2が下降して所定の位
置に到達すると制御装置13から第一開閉弁5の閉止指
令が発せられて、第一圧油排出回路9bに設けられた常
時閉形の電磁弁10が消勢されて第一圧油排出回路9b
が閉路し、圧油流入回路9aが開路する。そして、圧油
が第一開閉弁5の背室5c内に流入して第一開閉弁5が
全閉する。
【0017】また、通常の運転状態において、すなわち
油圧ジャッキ1のプランジャー1aにかご2が支持され
た状態で制御装置13から保守作業等のための低速下降
運転指令が発せられると、第三開閉弁23を制御する常
時閉形の電磁弁27が付勢されて第三パイロット回路2
6を通して第三開閉弁23の背室23cから圧油を油槽
8へ排出する。なお、常時閉形の電磁弁27が付勢され
ただけでは第三開閉弁23は弁体23bが押しばね23
dにより押圧されているため開口しない。
油圧ジャッキ1のプランジャー1aにかご2が支持され
た状態で制御装置13から保守作業等のための低速下降
運転指令が発せられると、第三開閉弁23を制御する常
時閉形の電磁弁27が付勢されて第三パイロット回路2
6を通して第三開閉弁23の背室23cから圧油を油槽
8へ排出する。なお、常時閉形の電磁弁27が付勢され
ただけでは第三開閉弁23は弁体23bが押しばね23
dにより押圧されているため開口しない。
【0018】そして、常時閉形の電磁弁27の通路が完
全に開口した後に、第二開閉弁18を制御する常時閉形
の電磁弁20が付勢される。これによって、第一Aパイ
ロット回路19aと絞り21を通して第二開閉弁18の
背室18gから第三主回路28へ圧油を排出することに
よりピストン18fがストッパ18hから離れてピスト
ン18f及び弁体18bが一体となって移動する。これ
により、油圧ジャッキ1の圧油が第二主回路17を通り
第二開閉弁18を通って第三主回路28に流れる。
全に開口した後に、第二開閉弁18を制御する常時閉形
の電磁弁20が付勢される。これによって、第一Aパイ
ロット回路19aと絞り21を通して第二開閉弁18の
背室18gから第三主回路28へ圧油を排出することに
よりピストン18fがストッパ18hから離れてピスト
ン18f及び弁体18bが一体となって移動する。これ
により、油圧ジャッキ1の圧油が第二主回路17を通り
第二開閉弁18を通って第三主回路28に流れる。
【0019】そして、第三開閉弁23の弁体23bが第
三主回路28を流れる圧油の圧力に押されて、押しばね
23dの押圧力に抗して移動し開口する。このときの、
第三開閉弁23の開口面積は通過する流量に対応してい
る。したがって、かご2の下降時の加速時間の調整が第
一Bパイロット回路19bの絞り22の開口面積の調整
で可能になる。そして、第二開閉弁18が徐々に開口す
ることにより油圧ジャッキ1から第二開閉弁18を通っ
て第三主回路28に流れる圧油の流量が増加してかご2
が加速走行する。
三主回路28を流れる圧油の圧力に押されて、押しばね
23dの押圧力に抗して移動し開口する。このときの、
第三開閉弁23の開口面積は通過する流量に対応してい
る。したがって、かご2の下降時の加速時間の調整が第
一Bパイロット回路19bの絞り22の開口面積の調整
で可能になる。そして、第二開閉弁18が徐々に開口す
ることにより油圧ジャッキ1から第二開閉弁18を通っ
て第三主回路28に流れる圧油の流量が増加してかご2
が加速走行する。
【0020】また、低速下降運転の停止指令が発せられ
ると、第二開閉弁18を制御する常時閉形の電磁弁20
が消勢される。これにより、第二開閉弁18の背室18
gから第三主回路28への圧油の排出が無くなり、油圧
ジャッキ1から第一Aパイロット回路19aと絞り21
を通して背室18gへ圧油が流入する。このため、ピス
トン18f及び弁体18bが一体となって移動して第二
主回路17の通路を遮断する方向に徐々に閉止してい
く。
ると、第二開閉弁18を制御する常時閉形の電磁弁20
が消勢される。これにより、第二開閉弁18の背室18
gから第三主回路28への圧油の排出が無くなり、油圧
ジャッキ1から第一Aパイロット回路19aと絞り21
を通して背室18gへ圧油が流入する。このため、ピス
トン18f及び弁体18bが一体となって移動して第二
主回路17の通路を遮断する方向に徐々に閉止してい
く。
【0021】これによって、油圧ジャッキ1から第二開
閉弁18を通って第三主回路28に流れる圧油の流量が
減少して、かご2が減速走行する。したがって、かご2
の停止時間の調整は第一Aパイロット回路19aの絞り
21の開口面積の調整によって可能となる。
閉弁18を通って第三主回路28に流れる圧油の流量が
減少して、かご2が減速走行する。したがって、かご2
の停止時間の調整は第一Aパイロット回路19aの絞り
21の開口面積の調整によって可能となる。
【0022】また、第三開閉弁23の開口面積は、通過
する圧油の流量に対応しているが、かご2が停止して油
圧ジャッキ1から第三主回路28に流れる流量が無くな
っても全閉するまでに若干の遅れ時間がある。このた
め、第三開閉弁23が全閉になるまでの時間だけ、例え
ば常時閉形の電磁弁20が消勢後、所定時間経過後に第
三パイロット回路26の常時閉形の電磁弁27を消勢す
る。
する圧油の流量に対応しているが、かご2が停止して油
圧ジャッキ1から第三主回路28に流れる流量が無くな
っても全閉するまでに若干の遅れ時間がある。このた
め、第三開閉弁23が全閉になるまでの時間だけ、例え
ば常時閉形の電磁弁20が消勢後、所定時間経過後に第
三パイロット回路26の常時閉形の電磁弁27を消勢す
る。
【0023】一方、第三開閉弁23の弁体23bを常時
閉止する方向に押圧している押しばね23dの押圧力に
より、常時閉形の電磁弁27が付勢されて第三パイロッ
ト回路26を通して油槽8から背室23cへ流入する圧
油と、第二パイロット回路24を通して背室23cへ流
入する圧油の両方がある。これに対して、電磁弁20の
消勢後、所定時間経過後に電磁弁27を消勢することに
より、第二開閉弁18が全閉してから第三開閉弁23が
全閉するまでの時間を短縮することができるようになっ
ている。
閉止する方向に押圧している押しばね23dの押圧力に
より、常時閉形の電磁弁27が付勢されて第三パイロッ
ト回路26を通して油槽8から背室23cへ流入する圧
油と、第二パイロット回路24を通して背室23cへ流
入する圧油の両方がある。これに対して、電磁弁20の
消勢後、所定時間経過後に電磁弁27を消勢することに
より、第二開閉弁18が全閉してから第三開閉弁23が
全閉するまでの時間を短縮することができるようになっ
ている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の油
圧エレベーター装置において、かご2の低速下降運転に
対して第二開閉弁18及び第三開閉弁23の両者並びに
これら両者に付随する各機器が必要となり部品数が増
し、また制御が複雑になるという問題点があった。
圧エレベーター装置において、かご2の低速下降運転に
対して第二開閉弁18及び第三開閉弁23の両者並びに
これら両者に付随する各機器が必要となり部品数が増
し、また制御が複雑になるという問題点があった。
【0025】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、高速の下降運転用、すなわち通
常下降運転用の開閉弁により低速下降運転を行う油圧エ
レベーター装置を得ることを目的とする。
になされたものであり、高速の下降運転用、すなわち通
常下降運転用の開閉弁により低速下降運転を行う油圧エ
レベーター装置を得ることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明に係る油圧エレ
ベーター装置においては、圧油を油圧ジャッキへ圧送す
る油圧ポンプを駆動する電動機の回転速度を変化させて
油圧ポンプの吐出流量を変化させ、油圧ジャッキに係合
されたかごの上昇動作を制御し、電動機の回転速度を変
化させて油圧ジャッキ内の圧油の排出流量を制御してか
ごの下降動作を制御する制御装置と、油圧ジャッキ及び
油圧ポンプの間に設けられてかごが走行するときには開
口し、かごが停止しているときは閉口する開閉弁と、こ
の開閉弁の低速下降運転時の開度を通常下降運転時より
も小さくする低速下降制御手段とが設けられる。
ベーター装置においては、圧油を油圧ジャッキへ圧送す
る油圧ポンプを駆動する電動機の回転速度を変化させて
油圧ポンプの吐出流量を変化させ、油圧ジャッキに係合
されたかごの上昇動作を制御し、電動機の回転速度を変
化させて油圧ジャッキ内の圧油の排出流量を制御してか
ごの下降動作を制御する制御装置と、油圧ジャッキ及び
油圧ポンプの間に設けられてかごが走行するときには開
口し、かごが停止しているときは閉口する開閉弁と、こ
の開閉弁の低速下降運転時の開度を通常下降運転時より
も小さくする低速下降制御手段とが設けられる。
【0027】また、この発明に係る油圧エレベーター装
置においては、低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おけるかごを開閉弁が徐々に閉じるこ
とによる流量制御によって停止させる低速下降制御手段
が設けられる。
置においては、低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おけるかごを開閉弁が徐々に閉じるこ
とによる流量制御によって停止させる低速下降制御手段
が設けられる。
【0028】また、この発明に係る油圧エレベーター装
置においては、低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おけるかごを開閉弁が徐々に閉じるこ
とによる流量制御によって停止させ、かつ油圧ジャッキ
及び開閉弁の間の圧力が変化しても油圧ポンプの電動機
の制御により油圧ポンプ及び開閉弁の間の圧力を所定値
内に制御する低速下降制御手段が設けられる。
置においては、低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おけるかごを開閉弁が徐々に閉じるこ
とによる流量制御によって停止させ、かつ油圧ジャッキ
及び開閉弁の間の圧力が変化しても油圧ポンプの電動機
の制御により油圧ポンプ及び開閉弁の間の圧力を所定値
内に制御する低速下降制御手段が設けられる。
【0029】また、この発明に係る油圧エレベーター装
置においては、低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おけるかごを開閉弁が徐々に閉じるこ
とによる流量制御によって停止させ、かつ油圧ポンプ及
び開閉弁の間に圧油による圧力が発生した後に、油圧ジ
ャッキの圧油を開閉弁及び油圧ポンプを通して排出させ
る方向に油圧ポンプの運転を開始する低速下降制御手段
が設けられる。
置においては、低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おけるかごを開閉弁が徐々に閉じるこ
とによる流量制御によって停止させ、かつ油圧ポンプ及
び開閉弁の間に圧油による圧力が発生した後に、油圧ジ
ャッキの圧油を開閉弁及び油圧ポンプを通して排出させ
る方向に油圧ポンプの運転を開始する低速下降制御手段
が設けられる。
【0030】また、この発明に係る油圧エレベーター装
置においては、低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おけるかごを開閉弁が徐々に閉じるこ
とによる流量制御によって停止させ、かつ油圧ポンプ及
び開閉弁の間の圧力が所定値範囲外である場合に、油圧
ポンプ及び開閉弁の間から圧油を排出する方向への油圧
ポンプの回転速度を増減する制御の開始後の所定時間内
に、油圧ポンプ及び開閉弁の間の圧力が所定値範囲内に
入らないときに油圧ポンプの電動機の運転を停止する低
速下降制御手段が設けられる。
置においては、低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おけるかごを開閉弁が徐々に閉じるこ
とによる流量制御によって停止させ、かつ油圧ポンプ及
び開閉弁の間の圧力が所定値範囲外である場合に、油圧
ポンプ及び開閉弁の間から圧油を排出する方向への油圧
ポンプの回転速度を増減する制御の開始後の所定時間内
に、油圧ポンプ及び開閉弁の間の圧力が所定値範囲内に
入らないときに油圧ポンプの電動機の運転を停止する低
速下降制御手段が設けられる。
【0031】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態の一例を
示す油圧回路図である。図において、1はプランジャー
1aを有する油圧ジャッキ、2はプランジャー1aに支
持されたかご、3は可逆回転可能な油圧ポンプ、4は油
圧ポンプ3を駆動する電動機、5は開閉弁で、主室5a
及び弁体5bを介して主室5aと隔離された背室5cが
設けられている。
示す油圧回路図である。図において、1はプランジャー
1aを有する油圧ジャッキ、2はプランジャー1aに支
持されたかご、3は可逆回転可能な油圧ポンプ、4は油
圧ポンプ3を駆動する電動機、5は開閉弁で、主室5a
及び弁体5bを介して主室5aと隔離された背室5cが
設けられている。
【0032】また、開閉弁5は油圧ジャッキ1と油圧ポ
ンプ3に主室5aが連通し、背室5c内の圧油の流出入
により弁体5bを作動させて油圧ジャッキ1と油圧ポン
プ3との間の圧油流路を開閉して、かご2が走行してい
るときは開口し、かご2が停止しているときは閉口す
る。
ンプ3に主室5aが連通し、背室5c内の圧油の流出入
により弁体5bを作動させて油圧ジャッキ1と油圧ポン
プ3との間の圧油流路を開閉して、かご2が走行してい
るときは開口し、かご2が停止しているときは閉口す
る。
【0033】6は油圧の主回路で、油圧ジャッキ1、開
閉弁5、油圧ポンプ3を順次接続し、開閉弁5と油圧ポ
ンプ3の間に第一回路6aが形成され、また油圧ジャッ
キ1と開閉弁5の間に第二回路6bが形成される。7は
フィルタ、8は油槽、9はパイロット回路で、油圧ジャ
ッキ1と開閉弁5の背室5cを接続する圧油流入回路9
a、開閉弁5の背室5cと油槽8を接続する第一圧油排
出回路9b及び第二圧油排出回路9cが設けられてい
る。
閉弁5、油圧ポンプ3を順次接続し、開閉弁5と油圧ポ
ンプ3の間に第一回路6aが形成され、また油圧ジャッ
キ1と開閉弁5の間に第二回路6bが形成される。7は
フィルタ、8は油槽、9はパイロット回路で、油圧ジャ
ッキ1と開閉弁5の背室5cを接続する圧油流入回路9
a、開閉弁5の背室5cと油槽8を接続する第一圧油排
出回路9b及び第二圧油排出回路9cが設けられてい
る。
【0034】10は第一圧油排出回路9bに設けられて
第一圧油排出回路9bを開路又は閉路させる常時閉形の
電磁弁である。11は圧油流入回路9aに設けられた可
変絞り弁、12は第一圧油排出回路9bに設けられた可
変絞り弁、13は常時閉形の電磁弁10、油圧ポンプ3
を駆動する電動機及びその他後述する機器に接続された
制御装置である。
第一圧油排出回路9bを開路又は閉路させる常時閉形の
電磁弁である。11は圧油流入回路9aに設けられた可
変絞り弁、12は第一圧油排出回路9bに設けられた可
変絞り弁、13は常時閉形の電磁弁10、油圧ポンプ3
を駆動する電動機及びその他後述する機器に接続された
制御装置である。
【0035】14は下降運転の減速走行中に開閉弁5
を、全開と全閉の間の所定開度で保持できるようにする
開度調整絞りで、開度調整絞り14の可変絞り14cの
開度を調整するための調整ねじ14a、調整ねじ14a
との間で可変絞り14cの開度を形成するスリーブ14
bが設けられている。15は常時閉形の電磁弁、16は
可変調整絞りである。
を、全開と全閉の間の所定開度で保持できるようにする
開度調整絞りで、開度調整絞り14の可変絞り14cの
開度を調整するための調整ねじ14a、調整ねじ14a
との間で可変絞り14cの開度を形成するスリーブ14
bが設けられている。15は常時閉形の電磁弁、16は
可変調整絞りである。
【0036】30は第一回路6aの圧力を検出する第一
圧力検出器、31は第二回路6bの圧力を検出する第二
圧力検出器である。32は低速下降制御手段で、保守作
業時等における低速下降指令により第一圧油排出回路9
bに設けられた常時閉形の電磁弁10が消勢された状態
で、第二圧油排出回路9cに設けられた常時閉形の電磁
弁15を付勢し、開度調整絞り14の機能を介してかご
2を低速下降させる。
圧力検出器、31は第二回路6bの圧力を検出する第二
圧力検出器である。32は低速下降制御手段で、保守作
業時等における低速下降指令により第一圧油排出回路9
bに設けられた常時閉形の電磁弁10が消勢された状態
で、第二圧油排出回路9cに設けられた常時閉形の電磁
弁15を付勢し、開度調整絞り14の機能を介してかご
2を低速下降させる。
【0037】上記のように構成された油圧エレベーター
装置において、保守作業時等であって、かご2が低速下
降運転されるとすると各機器が次に述べるように作動す
る。すなわち、油圧エレベーター装置の運転制御装置
(図示しない)から低速下降指令が発せれると、制御装
置13における低速下降制御手段32の動作により常時
閉形の電磁弁15が付勢されて第二圧油排出回路9cが
開路する。これにより、開閉弁5の背室5cの圧油が油
槽8へ排出されて開閉弁5が徐々に開口する。なお、開
閉弁5が開口した瞬間は第一回路6aと第二回路6bの
圧力は同一になる。
装置において、保守作業時等であって、かご2が低速下
降運転されるとすると各機器が次に述べるように作動す
る。すなわち、油圧エレベーター装置の運転制御装置
(図示しない)から低速下降指令が発せれると、制御装
置13における低速下降制御手段32の動作により常時
閉形の電磁弁15が付勢されて第二圧油排出回路9cが
開路する。これにより、開閉弁5の背室5cの圧油が油
槽8へ排出されて開閉弁5が徐々に開口する。なお、開
閉弁5が開口した瞬間は第一回路6aと第二回路6bの
圧力は同一になる。
【0038】そして、開閉弁5が開口すると油圧ジャッ
キ1内の圧油はかご2の少なくとも自重により押し出さ
れて、油圧ジャッキ1、開閉弁5、油圧ポンプ3及びフ
ィルタ7を経て油槽8へ排出される。このときに、制御
装置13の動作により電動機4で駆動される油圧ポンプ
3を介して油圧ジャッキ1内の圧油が排出され、これに
より開閉弁5の流量制御を介してかご2の停止状態から
の加速走行が徐々に行われる。
キ1内の圧油はかご2の少なくとも自重により押し出さ
れて、油圧ジャッキ1、開閉弁5、油圧ポンプ3及びフ
ィルタ7を経て油槽8へ排出される。このときに、制御
装置13の動作により電動機4で駆動される油圧ポンプ
3を介して油圧ジャッキ1内の圧油が排出され、これに
より開閉弁5の流量制御を介してかご2の停止状態から
の加速走行が徐々に行われる。
【0039】また、開度調整絞り14のスリーブ14b
がばねにより開閉弁5の弁体5bの背室5c側の端面に
当たって、弁体5bの変位に合わせて調整ねじ14aの
円筒内を摺動する。そして、調整ねじ14aの側面に可
変絞り14cが配置されていて、この可変絞り14cと
スリーブ14bにより形成する絞りの開度が変化するこ
とになる。
がばねにより開閉弁5の弁体5bの背室5c側の端面に
当たって、弁体5bの変位に合わせて調整ねじ14aの
円筒内を摺動する。そして、調整ねじ14aの側面に可
変絞り14cが配置されていて、この可変絞り14cと
スリーブ14bにより形成する絞りの開度が変化するこ
とになる。
【0040】そして、常時閉形の電磁弁15が付勢され
て第二圧油排出回路9cが開路したとき、開閉弁5が閉
じているときは可変絞り14cが開いている。この状態
において、圧油流入回路9aから背室5cへ流入する圧
油がスリーブ14bの内径部の通路を介して可変絞り1
4cを経て油槽8へ排出されて、開閉弁5が次第に開口
する。
て第二圧油排出回路9cが開路したとき、開閉弁5が閉
じているときは可変絞り14cが開いている。この状態
において、圧油流入回路9aから背室5cへ流入する圧
油がスリーブ14bの内径部の通路を介して可変絞り1
4cを経て油槽8へ排出されて、開閉弁5が次第に開口
する。
【0041】また、開閉弁5の開口に従ってスリーブ1
4bも移動して、可変絞り14cを次第に閉口させて圧
油の通過流量を次第に減少させる。そして、可変絞り1
4cが閉口してある面積まで閉じたところで、圧油流入
回路9aから背室5cへ流入する圧油の量と、背室5c
から可変絞り14c、常時閉形の電磁弁15を経て油槽
8へ排出される圧油の量が同一になったときに、開閉弁
5の弁体5bの移動が停止する。
4bも移動して、可変絞り14cを次第に閉口させて圧
油の通過流量を次第に減少させる。そして、可変絞り1
4cが閉口してある面積まで閉じたところで、圧油流入
回路9aから背室5cへ流入する圧油の量と、背室5c
から可変絞り14c、常時閉形の電磁弁15を経て油槽
8へ排出される圧油の量が同一になったときに、開閉弁
5の弁体5bの移動が停止する。
【0042】これによって、油圧ジャッキ1から開閉弁
5の弁体5b、油圧ポンプ3を通過して油槽8へ流れる
流量が一定となりかご2の低速下降速度が一定速度とな
る。そして、かご2が所定の階床に到達すると制御装置
13によって開閉弁5の閉止指令が発せられると、第二
圧油排出回路9cに設けられた常時閉形の電磁弁15が
消勢されて第二圧油排出回路9cが閉路して、可変絞り
14cの動作により次第に開閉弁5が全閉となりかご2
が徐々に停止する。
5の弁体5b、油圧ポンプ3を通過して油槽8へ流れる
流量が一定となりかご2の低速下降速度が一定速度とな
る。そして、かご2が所定の階床に到達すると制御装置
13によって開閉弁5の閉止指令が発せられると、第二
圧油排出回路9cに設けられた常時閉形の電磁弁15が
消勢されて第二圧油排出回路9cが閉路して、可変絞り
14cの動作により次第に開閉弁5が全閉となりかご2
が徐々に停止する。
【0043】このように、低速下降制御手段32の動作
により、かご2の低速下降運転時は高速下降運転時、す
なわち通常下降運転時の開閉弁5の開度よりも小さい開
度になりかご2が所要の低速下降する。また、低速下降
走行中に電源遮断した場合であっても、かご2が増速せ
ず直ちに停止させることができ、不測の事故の発生を未
然に防ぐことができ、安全性を向上することができる。
また、下降の高速運転用、すなわち通常下降運転用の開
閉弁5を介して低速下降運転を行うことができる。この
ため、少ない部品数による簡易な構成の装置による簡単
な制御よってかご2の低速下降運転が可能になり製作費
を低減することができる。
により、かご2の低速下降運転時は高速下降運転時、す
なわち通常下降運転時の開閉弁5の開度よりも小さい開
度になりかご2が所要の低速下降する。また、低速下降
走行中に電源遮断した場合であっても、かご2が増速せ
ず直ちに停止させることができ、不測の事故の発生を未
然に防ぐことができ、安全性を向上することができる。
また、下降の高速運転用、すなわち通常下降運転用の開
閉弁5を介して低速下降運転を行うことができる。この
ため、少ない部品数による簡易な構成の装置による簡単
な制御よってかご2の低速下降運転が可能になり製作費
を低減することができる。
【0044】さらに、かご2の低速下降運転は、油圧ポ
ンプ3を介して油圧ジャッキ1内の圧油が排出されると
共に、開閉弁5の流量制御によって、かご2の停止状態
からの加速走行が徐々に行われる。また、低速下降運転
時おけるかご2の減速は、可変絞り14cの動作により
次第に開閉弁5が全閉となりかご2が徐々に停止する。
このため、かご2の低速下降運転時の安全性を向上する
ことができる。
ンプ3を介して油圧ジャッキ1内の圧油が排出されると
共に、開閉弁5の流量制御によって、かご2の停止状態
からの加速走行が徐々に行われる。また、低速下降運転
時おけるかご2の減速は、可変絞り14cの動作により
次第に開閉弁5が全閉となりかご2が徐々に停止する。
このため、かご2の低速下降運転時の安全性を向上する
ことができる。
【0045】実施の形態2.図2は、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、作動特性を示すグラフであ
る。なお、実施の形態2においても、前述の図1と同様
に油圧エレベーター装置が構成されている。図におい
て、図2(a) は時間(横軸)に対するかご2の下降速度
線(縦軸)のグラフ、図2(b) は時間(横軸)に対する
第二圧油排出回路9cに設けられた常時閉形の電磁弁1
5作動タイミングのグラフ、図2(c) は時間(横軸)に
対する開閉弁5開度(縦軸)のグラフ、図2(d) は時間
(横軸)に対する第一回路6a及び第二回路6bの圧力
(縦軸)のグラフである。
施の形態の一例を示す図で、作動特性を示すグラフであ
る。なお、実施の形態2においても、前述の図1と同様
に油圧エレベーター装置が構成されている。図におい
て、図2(a) は時間(横軸)に対するかご2の下降速度
線(縦軸)のグラフ、図2(b) は時間(横軸)に対する
第二圧油排出回路9cに設けられた常時閉形の電磁弁1
5作動タイミングのグラフ、図2(c) は時間(横軸)に
対する開閉弁5開度(縦軸)のグラフ、図2(d) は時間
(横軸)に対する第一回路6a及び第二回路6bの圧力
(縦軸)のグラフである。
【0046】この実施の形態において、今、かご2が低
速下降運転されるとすると各機器が次に述べるように作
動する。すなわち、油圧エレベーター装置の運転制御装
置(図示しない)から低速下降指令が発せれると、制御
装置13における低速下降制御手段32の動作により常
時閉形の電磁弁15が付勢されて第二圧油排出回路9c
が開路する。これによって、開閉弁5の背室5cの圧油
が油槽8へ排出されて開閉弁5が徐々に開口し、開閉弁
5が開口した瞬間は第一回路6aと第二回路6bの圧力
は同一になる。
速下降運転されるとすると各機器が次に述べるように作
動する。すなわち、油圧エレベーター装置の運転制御装
置(図示しない)から低速下降指令が発せれると、制御
装置13における低速下降制御手段32の動作により常
時閉形の電磁弁15が付勢されて第二圧油排出回路9c
が開路する。これによって、開閉弁5の背室5cの圧油
が油槽8へ排出されて開閉弁5が徐々に開口し、開閉弁
5が開口した瞬間は第一回路6aと第二回路6bの圧力
は同一になる。
【0047】そして、図2(d) に示すように油圧ポンプ
3の回転速度を電動機4により制御して、第一回路6a
の圧力を所定値に維持する。また、図2(d) に示すよう
にかご2内の負荷が変化すると第二回路6bの圧力が変
化するが、油圧ポンプ3の回転速度を電動機4により制
御して、第一回路6aの値は一定値に維持する。そし
て、この第一回路6aの圧力値を一定に維持する制御は
かご2が停止するまで継続する。
3の回転速度を電動機4により制御して、第一回路6a
の圧力を所定値に維持する。また、図2(d) に示すよう
にかご2内の負荷が変化すると第二回路6bの圧力が変
化するが、油圧ポンプ3の回転速度を電動機4により制
御して、第一回路6aの値は一定値に維持する。そし
て、この第一回路6aの圧力値を一定に維持する制御は
かご2が停止するまで継続する。
【0048】このように、開閉弁5の流量制御により低
速下降運転を制御することができ、電動機4の回生制動
による低速下降運転制御を行わない。このため、低速下
降走行中に電源遮断した場合であっても、かご2が増速
せず直ちに停止させることができ、不測の事故の発生を
未然に防ぐことができ、安全性を向上することができ
る。
速下降運転を制御することができ、電動機4の回生制動
による低速下降運転制御を行わない。このため、低速下
降走行中に電源遮断した場合であっても、かご2が増速
せず直ちに停止させることができ、不測の事故の発生を
未然に防ぐことができ、安全性を向上することができ
る。
【0049】実施の形態3.図3も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、作動状況を説明するフロー
チャートである。なお、実施の形態3においても、前述
の図1と同様に油圧エレベーター装置が構成されてい
る。図において、今、かご2が低速下降運転されるとす
ると、油圧エレベーター装置の運転制御装置(図示しな
い)からステップ101で低速下降指令が発せれ、制御
装置13における低速下降制御手段32の動作によりス
テップ102により常時閉形の電磁弁15が付勢され
る。
施の形態の一例を示す図で、作動状況を説明するフロー
チャートである。なお、実施の形態3においても、前述
の図1と同様に油圧エレベーター装置が構成されてい
る。図において、今、かご2が低速下降運転されるとす
ると、油圧エレベーター装置の運転制御装置(図示しな
い)からステップ101で低速下降指令が発せれ、制御
装置13における低速下降制御手段32の動作によりス
テップ102により常時閉形の電磁弁15が付勢され
る。
【0050】これにより、ステップ103により開閉弁
5の通路が開口して、ステップ104でかご2が走行開
始し、このときに第二圧油排出回路9cが開路し、また
第一回路6aに圧油が流入する。そして、ステップ10
5へ進んで第一圧力検出器30によって圧力が検出され
ればステップ106へ進み、油圧ポンプ3の回転速度制
御が開始される。
5の通路が開口して、ステップ104でかご2が走行開
始し、このときに第二圧油排出回路9cが開路し、また
第一回路6aに圧油が流入する。そして、ステップ10
5へ進んで第一圧力検出器30によって圧力が検出され
ればステップ106へ進み、油圧ポンプ3の回転速度制
御が開始される。
【0051】次いで、ステップ107へ進み第一回路6
aの圧力が所定値範囲内でなければステップ108へ進
み、所定値範囲内であればステップ109へ進む。ステ
ップ109で停止指令が出ていなければステップ110
へ進み、出ていれば後述するステップ112へ進む。ス
テップ110において、開閉弁5の弁体5bが徐々に開
きかご2が加速走行する。次にステップ111へ進み停
止指令が出ていなければステップ107へ戻り、出てい
ればステップ112へ進む。
aの圧力が所定値範囲内でなければステップ108へ進
み、所定値範囲内であればステップ109へ進む。ステ
ップ109で停止指令が出ていなければステップ110
へ進み、出ていれば後述するステップ112へ進む。ス
テップ110において、開閉弁5の弁体5bが徐々に開
きかご2が加速走行する。次にステップ111へ進み停
止指令が出ていなければステップ107へ戻り、出てい
ればステップ112へ進む。
【0052】ステップ112で開閉弁5の弁体5bが徐
々に閉じてかご2が減速走行する。そして、ステップ1
13へ進んで、かご2が停止していなければステップ1
07へ戻る。また、ステップ108において、第一回路
6aの圧力が所定値以上であればステップ114へ進
み、第一回路6aから油槽8へ圧油を流す方向への油圧
ポンプ3の回転速度を増加させる。
々に閉じてかご2が減速走行する。そして、ステップ1
13へ進んで、かご2が停止していなければステップ1
07へ戻る。また、ステップ108において、第一回路
6aの圧力が所定値以上であればステップ114へ進
み、第一回路6aから油槽8へ圧油を流す方向への油圧
ポンプ3の回転速度を増加させる。
【0053】また、ステップ108で、第一回路6aの
圧力が所定値未満であればステップ115へ進み、第一
回路6aから油槽8へ圧油を流す方向への油圧ポンプ3
の回転速度を減少させる。次に、ステップ116へ進み
油圧ポンプ3の回転速度制御開始から所定時間内であれ
ばステップ107へ戻り、所定時間内でなければステッ
プ117へ進んで電動機4の運転を停止する。
圧力が所定値未満であればステップ115へ進み、第一
回路6aから油槽8へ圧油を流す方向への油圧ポンプ3
の回転速度を減少させる。次に、ステップ116へ進み
油圧ポンプ3の回転速度制御開始から所定時間内であれ
ばステップ107へ戻り、所定時間内でなければステッ
プ117へ進んで電動機4の運転を停止する。
【0054】このように要するに、かご2を低速下降運
転するときに低速下降制御手段32の動作により、低速
下降指令が発せられて常時閉形の電磁弁15が付勢され
る。これにより、開閉弁5の通路が開口してかご2が走
行開始し、このときに第一回路6aに圧油が流入する。
そして、第一圧力検出器30によって圧力が検出される
までは油圧ポンプ3の回転速度の制御を行わず、第一圧
力検出器30の動作後に油圧ポンプ3の回転速度の制御
以降の動作、すなわちステップ114又はステップ11
5に進むようにしたものである。
転するときに低速下降制御手段32の動作により、低速
下降指令が発せられて常時閉形の電磁弁15が付勢され
る。これにより、開閉弁5の通路が開口してかご2が走
行開始し、このときに第一回路6aに圧油が流入する。
そして、第一圧力検出器30によって圧力が検出される
までは油圧ポンプ3の回転速度の制御を行わず、第一圧
力検出器30の動作後に油圧ポンプ3の回転速度の制御
以降の動作、すなわちステップ114又はステップ11
5に進むようにしたものである。
【0055】これにより、開閉弁5が開く前に油圧ポン
プ3が回転を始めることがなく、第一回路6aが負圧、
すなわち大気圧よりも低圧になるを防止することができ
る。そして、第一回路6aが負圧になることによって発
生する不具合を解消することができる。
プ3が回転を始めることがなく、第一回路6aが負圧、
すなわち大気圧よりも低圧になるを防止することができ
る。そして、第一回路6aが負圧になることによって発
生する不具合を解消することができる。
【0056】実施の形態4.前述の図1及び図3により
この発明の他の実施の形態の一例を説明する。図3にお
けるステップ106による油圧ポンプ3の回転速度制御
開始の所定時間経過後、第一回路6aの圧力を第一圧力
検出器30により検出する。そして、第一回路6aの圧
力が所定値範囲内かどうかを判断し、所定値範囲内であ
れば正規の走行制御が行われる。また、第一回路6aの
圧力が所定値範囲外である場合には、第一回路6aから
油槽8へ圧油を流す方向への油圧ポンプ3の回転速度を
増減することにより、第一回路6aの圧力が所定値範囲
内になるように制御される。
この発明の他の実施の形態の一例を説明する。図3にお
けるステップ106による油圧ポンプ3の回転速度制御
開始の所定時間経過後、第一回路6aの圧力を第一圧力
検出器30により検出する。そして、第一回路6aの圧
力が所定値範囲内かどうかを判断し、所定値範囲内であ
れば正規の走行制御が行われる。また、第一回路6aの
圧力が所定値範囲外である場合には、第一回路6aから
油槽8へ圧油を流す方向への油圧ポンプ3の回転速度を
増減することにより、第一回路6aの圧力が所定値範囲
内になるように制御される。
【0057】しかし、第一回路6aの圧力が所定値範囲
外である場合で、第一回路6aから油槽8へ圧油を流す
方向への油圧ポンプ3の回転速度を増減する制御の開始
から、所定時間内に第一回路6aの圧力が所定値範囲内
に入らないときには、低速下降制御手段32の動作によ
り電動機4の運転が停止される。したがって、機器の何
らかの異常発生時に、異常状態で運転が継続されること
による事故の発生を未然に防ぐことができ安全性を向上
することができる。
外である場合で、第一回路6aから油槽8へ圧油を流す
方向への油圧ポンプ3の回転速度を増減する制御の開始
から、所定時間内に第一回路6aの圧力が所定値範囲内
に入らないときには、低速下降制御手段32の動作によ
り電動機4の運転が停止される。したがって、機器の何
らかの異常発生時に、異常状態で運転が継続されること
による事故の発生を未然に防ぐことができ安全性を向上
することができる。
【0058】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、圧油を
油圧ジャッキへ圧送する油圧ポンプを駆動する電動機の
回転速度を変化させて油圧ポンプの吐出流量を変化さ
せ、油圧ジャッキに係合されたかごの上昇動作を制御
し、電動機の回転速度を変化させて油圧ジャッキ内の圧
油の排出流量を制御してかごの下降動作を制御する制御
装置と、油圧ジャッキ及び油圧ポンプの間に設けられて
かごが走行するときには開口し、かごが停止していると
きは閉口する開閉弁と、この開閉弁の低速下降運転時の
開度を通常下降運転時よりも小さくする低速下降制御手
段とを設けたものである。
油圧ジャッキへ圧送する油圧ポンプを駆動する電動機の
回転速度を変化させて油圧ポンプの吐出流量を変化さ
せ、油圧ジャッキに係合されたかごの上昇動作を制御
し、電動機の回転速度を変化させて油圧ジャッキ内の圧
油の排出流量を制御してかごの下降動作を制御する制御
装置と、油圧ジャッキ及び油圧ポンプの間に設けられて
かごが走行するときには開口し、かごが停止していると
きは閉口する開閉弁と、この開閉弁の低速下降運転時の
開度を通常下降運転時よりも小さくする低速下降制御手
段とを設けたものである。
【0059】これによって、低速下降制御手段の動作に
より、かごの低速下降運転時は高速下降運転時、すなわ
ち通常下降運転時の開閉弁の開度よりも小さい開度にな
る。このため、低速下降走行中に電源遮断した場合であ
っても、かごが増速せず直ちに停止させることができ、
不測の事故の発生を未然に防ぐことができ、安全性を向
上する効果がある。また、下降の高速運転用、すなわち
通常下降運転用の開閉弁を介して下降の低速運転を行う
ことができるので、少ない部品数による簡易な構成の装
置による簡単な制御よってかごの低速下降運転が可能に
なり製作費を低減する効果がある。
より、かごの低速下降運転時は高速下降運転時、すなわ
ち通常下降運転時の開閉弁の開度よりも小さい開度にな
る。このため、低速下降走行中に電源遮断した場合であ
っても、かごが増速せず直ちに停止させることができ、
不測の事故の発生を未然に防ぐことができ、安全性を向
上する効果がある。また、下降の高速運転用、すなわち
通常下降運転用の開閉弁を介して下降の低速運転を行う
ことができるので、少ない部品数による簡易な構成の装
置による簡単な制御よってかごの低速下降運転が可能に
なり製作費を低減する効果がある。
【0060】また、この発明は以上説明したように、低
速下降運転時に油圧ポンプを介して油圧ジャッキ内の圧
油が排出されると共に、開閉弁の流量制御によって停止
状態のかごを徐々に加速走行させ、また低速下降運転中
おけるかごを開閉弁が徐々に閉じることによる流量制御
によって停止させる低速下降制御手段を設けたものであ
る。
速下降運転時に油圧ポンプを介して油圧ジャッキ内の圧
油が排出されると共に、開閉弁の流量制御によって停止
状態のかごを徐々に加速走行させ、また低速下降運転中
おけるかごを開閉弁が徐々に閉じることによる流量制御
によって停止させる低速下降制御手段を設けたものであ
る。
【0061】これによって、低速下降制御手段の動作に
より、かごの低速下降運転時は高速下降運転時、すなわ
ち通常下降運転時の開閉弁の開度よりも小さい開度にな
る。このため、低速下降走行中に電源遮断した場合であ
っても、かごが増速せず直ちに停止させることができ、
不測の事故の発生を未然に防ぐことができ、安全性を向
上する効果がある。
より、かごの低速下降運転時は高速下降運転時、すなわ
ち通常下降運転時の開閉弁の開度よりも小さい開度にな
る。このため、低速下降走行中に電源遮断した場合であ
っても、かごが増速せず直ちに停止させることができ、
不測の事故の発生を未然に防ぐことができ、安全性を向
上する効果がある。
【0062】また、下降の高速運転用、すなわち通常下
降運転用の開閉弁を介して下降の低速運転を行うことが
できるので、少ない部品数による簡易な構成の装置によ
る簡単な制御よってかごの低速下降運転が可能になり製
作費を低減する効果がある。さらに、かごの低速下降運
転は、かごが徐々に加速され、また徐々に減速されて停
止するので、低速下降運転時の安全性を向上する効果が
ある。
降運転用の開閉弁を介して下降の低速運転を行うことが
できるので、少ない部品数による簡易な構成の装置によ
る簡単な制御よってかごの低速下降運転が可能になり製
作費を低減する効果がある。さらに、かごの低速下降運
転は、かごが徐々に加速され、また徐々に減速されて停
止するので、低速下降運転時の安全性を向上する効果が
ある。
【0063】また、この発明は以上説明したように、低
速下降運転時に油圧ポンプを介して油圧ジャッキ内の圧
油が排出されると共に、開閉弁の流量制御によって停止
状態のかごを徐々に加速走行させ、また低速下降運転中
おけるかごを開閉弁が徐々に閉じることによる流量制御
によって停止させ、かつ油圧ジャッキ及び開閉弁の間の
圧力が変化しても油圧ポンプの電動機の制御により油圧
ポンプ及び開閉弁の間の圧力を所定値内に制御する低速
下降制御手段を設けたものである。
速下降運転時に油圧ポンプを介して油圧ジャッキ内の圧
油が排出されると共に、開閉弁の流量制御によって停止
状態のかごを徐々に加速走行させ、また低速下降運転中
おけるかごを開閉弁が徐々に閉じることによる流量制御
によって停止させ、かつ油圧ジャッキ及び開閉弁の間の
圧力が変化しても油圧ポンプの電動機の制御により油圧
ポンプ及び開閉弁の間の圧力を所定値内に制御する低速
下降制御手段を設けたものである。
【0064】これによって、低速下降制御手段の動作に
より、かごの低速下降運転時は高速下降運転時、すなわ
ち通常下降運転時の開閉弁の開度よりも小さい開度にな
る。このため、低速下降走行中に電源遮断した場合であ
っても、かごが増速せず直ちに停止させることができ、
不測の事故の発生を未然に防ぐことができ、安全性を向
上する効果がある。
より、かごの低速下降運転時は高速下降運転時、すなわ
ち通常下降運転時の開閉弁の開度よりも小さい開度にな
る。このため、低速下降走行中に電源遮断した場合であ
っても、かごが増速せず直ちに停止させることができ、
不測の事故の発生を未然に防ぐことができ、安全性を向
上する効果がある。
【0065】また、下降の高速運転用、すなわち通常下
降運転用の開閉弁を介して下降の低速運転を行うことが
できるので、少ない部品数による簡易な構成の装置によ
る簡単な制御よってかごの低速下降運転が可能になり製
作費を低減する効果がある。さらに、開閉弁の流量制御
により低速下降運転を制御することができ、低速下降走
行中に電源遮断した場合であっても、かごが増速せず直
ちに停止させることができ、不測の事故の発生を未然に
防ぐことができ、安全性を向上することができる。
降運転用の開閉弁を介して下降の低速運転を行うことが
できるので、少ない部品数による簡易な構成の装置によ
る簡単な制御よってかごの低速下降運転が可能になり製
作費を低減する効果がある。さらに、開閉弁の流量制御
により低速下降運転を制御することができ、低速下降走
行中に電源遮断した場合であっても、かごが増速せず直
ちに停止させることができ、不測の事故の発生を未然に
防ぐことができ、安全性を向上することができる。
【0066】また、この発明は以上説明したように、低
速下降運転時に油圧ポンプを介して油圧ジャッキ内の圧
油が排出されると共に、開閉弁の流量制御によって停止
状態のかごを徐々に加速走行させ、また低速下降運転中
おけるかごを開閉弁が徐々に閉じることによる流量制御
によって停止させ、かつ油圧ポンプ及び開閉弁の間に圧
油による圧力が発生した後に、油圧ジャッキの圧油を開
閉弁及び油圧ポンプを通して排出させる方向に油圧ポン
プの運転を開始する低速下降制御手段を設けたものであ
る。
速下降運転時に油圧ポンプを介して油圧ジャッキ内の圧
油が排出されると共に、開閉弁の流量制御によって停止
状態のかごを徐々に加速走行させ、また低速下降運転中
おけるかごを開閉弁が徐々に閉じることによる流量制御
によって停止させ、かつ油圧ポンプ及び開閉弁の間に圧
油による圧力が発生した後に、油圧ジャッキの圧油を開
閉弁及び油圧ポンプを通して排出させる方向に油圧ポン
プの運転を開始する低速下降制御手段を設けたものであ
る。
【0067】これによって、低速下降制御手段の動作に
より、かごの低速下降運転時は高速下降運転時、すなわ
ち通常下降運転時の開閉弁の開度よりも小さい開度にな
る。このため、低速下降走行中に電源遮断した場合であ
っても、かごが増速せず直ちに停止させることができ、
不測の事故の発生を未然に防ぐことができ、安全性を向
上する効果がある。
より、かごの低速下降運転時は高速下降運転時、すなわ
ち通常下降運転時の開閉弁の開度よりも小さい開度にな
る。このため、低速下降走行中に電源遮断した場合であ
っても、かごが増速せず直ちに停止させることができ、
不測の事故の発生を未然に防ぐことができ、安全性を向
上する効果がある。
【0068】また、下降の高速運転用、すなわち通常下
降運転用の開閉弁を介して下降の低速運転を行うことが
できるので、少ない部品数による簡易な構成の装置によ
る簡単な制御よってかごの低速下降運転が可能になり製
作費を低減する効果がある。さらに、油圧ポンプ及び開
閉弁の間に圧油による圧力が発生した後に油圧ポンプが
運転されるので、開閉弁が開く前に油圧ポンプが回転す
ることがなく、油圧ポンプ及び開閉弁の間が負圧になる
ことがなく、負圧になることによって発生する不具合を
解消する効果がある。
降運転用の開閉弁を介して下降の低速運転を行うことが
できるので、少ない部品数による簡易な構成の装置によ
る簡単な制御よってかごの低速下降運転が可能になり製
作費を低減する効果がある。さらに、油圧ポンプ及び開
閉弁の間に圧油による圧力が発生した後に油圧ポンプが
運転されるので、開閉弁が開く前に油圧ポンプが回転す
ることがなく、油圧ポンプ及び開閉弁の間が負圧になる
ことがなく、負圧になることによって発生する不具合を
解消する効果がある。
【0069】また、この発明は以上説明したように、低
速下降運転時に油圧ポンプを介して油圧ジャッキ内の圧
油が排出されると共に、開閉弁の流量制御によって停止
状態のかごを徐々に加速走行させ、また低速下降運転中
おけるかごを開閉弁が徐々に閉じることによる流量制御
によって停止させ、かつ油圧ポンプ及び開閉弁の間の圧
力が所定値範囲外である場合に、油圧ポンプ及び開閉弁
の間から圧油を排出する方向への油圧ポンプの回転速度
を増減する制御の開始後の所定時間内に、油圧ポンプ及
び開閉弁の間の圧力が所定値範囲内に入らないときに油
圧ポンプの電動機の運転を停止する低速下降制御手段を
設けたものである。
速下降運転時に油圧ポンプを介して油圧ジャッキ内の圧
油が排出されると共に、開閉弁の流量制御によって停止
状態のかごを徐々に加速走行させ、また低速下降運転中
おけるかごを開閉弁が徐々に閉じることによる流量制御
によって停止させ、かつ油圧ポンプ及び開閉弁の間の圧
力が所定値範囲外である場合に、油圧ポンプ及び開閉弁
の間から圧油を排出する方向への油圧ポンプの回転速度
を増減する制御の開始後の所定時間内に、油圧ポンプ及
び開閉弁の間の圧力が所定値範囲内に入らないときに油
圧ポンプの電動機の運転を停止する低速下降制御手段を
設けたものである。
【0070】これによって、低速下降制御手段の動作に
より、かごの低速下降運転時は高速下降運転時、すなわ
ち通常下降運転時の開閉弁の開度よりも小さい開度にな
る。このため、低速下降走行中に電源遮断した場合であ
っても、かごが増速せず直ちに停止させることができ、
不測の事故の発生を未然に防ぐことができ、安全性を向
上する効果がある。また、下降の高速運転用、すなわち
通常下降運転用の開閉弁を介して下降の低速運転を行う
ことができるので、少ない部品数による簡易な構成の装
置による簡単な制御よりかごの低速下降運転が可能にな
り製作費を低減する効果がある。
より、かごの低速下降運転時は高速下降運転時、すなわ
ち通常下降運転時の開閉弁の開度よりも小さい開度にな
る。このため、低速下降走行中に電源遮断した場合であ
っても、かごが増速せず直ちに停止させることができ、
不測の事故の発生を未然に防ぐことができ、安全性を向
上する効果がある。また、下降の高速運転用、すなわち
通常下降運転用の開閉弁を介して下降の低速運転を行う
ことができるので、少ない部品数による簡易な構成の装
置による簡単な制御よりかごの低速下降運転が可能にな
り製作費を低減する効果がある。
【0071】さらに、油圧ポンプ及び開閉弁の間の圧力
が所定値範囲外である場合に、圧油を排出する方向への
油圧ポンプの回転速度を増減する制御の開始後の所定時
間内に、圧力が所定値範囲内に入らないときには油圧ポ
ンプの電動機の運転が停止される。このため、異常発生
状態で運転が継続されることによる事故の発生を未然に
防止して安全性を向上する効果がある。
が所定値範囲外である場合に、圧油を排出する方向への
油圧ポンプの回転速度を増減する制御の開始後の所定時
間内に、圧力が所定値範囲内に入らないときには油圧ポ
ンプの電動機の運転が停止される。このため、異常発生
状態で運転が継続されることによる事故の発生を未然に
防止して安全性を向上する効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1を示す油圧回路図。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す図で、作動特
性を示すグラフ。
性を示すグラフ。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す図で、作動状
況を説明するフローチャート。
況を説明するフローチャート。
【図4】 従来の油圧エレベーター装置を示す油圧回路
図。
図。
1 油圧ジャッキ、2 かご、3 油圧ポンプ、4 電
動機、5 開閉弁、13 制御装置、32 低速下降制
御手段。
動機、5 開閉弁、13 制御装置、32 低速下降制
御手段。
Claims (5)
- 【請求項1】 圧油を油圧ジャッキへ圧送する油圧ポン
プを駆動する電動機の回転速度を変化させて上記油圧ポ
ンプの吐出流量を変化させ、上記油圧ジャッキに係合さ
れたかごの上昇動作を制御し、上記電動機の回転速度を
変化させて上記油圧ジャッキ内の圧油の排出流量を制御
して上記かごの下降動作を制御する制御装置と、上記油
圧ジャッキ及び油圧ポンプの間に設けられて上記かごが
走行するときには開口し、上記かごが停止しているとき
は閉口する開閉弁と、この開閉弁の低速下降運転時の開
度を通常下降運転時よりも小さくする低速下降制御手段
とを備えた油圧エレベーター装置。 - 【請求項2】 低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おける上記かごを上記開閉弁が徐々に
閉じることによる流量制御によって停止させる低速下降
制御手段としたことを特徴とする請求項1記載の油圧エ
レベーター装置。 - 【請求項3】 低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おける上記かごを上記開閉弁が徐々に
閉じることによる流量制御によって停止させ、かつ上記
油圧ジャッキ及び開閉弁の間の圧力が変化しても上記油
圧ポンプの電動機の制御により上記油圧ポンプ及び開閉
弁の間の圧力を所定値内に制御する低速下降制御手段と
したことを特徴とする請求項1記載の油圧エレベーター
装置。 - 【請求項4】 低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おける上記かごを上記開閉弁が徐々に
閉じることによる流量制御によって停止させ、かつ上記
油圧ポンプ及び開閉弁の間に上記圧油6よる圧力が発生
した後に、上記油圧ジャッキの圧油を上記開閉弁及び油
圧ポンプを通して排出させる方向に上記油圧ポンプの運
転を開始する低速下降制御手段としたことを特徴とする
請求項1記載の油圧エレベーター装置。 - 【請求項5】 低速下降運転時に油圧ポンプを介して油
圧ジャッキ内の圧油が排出されると共に、開閉弁の流量
制御によって停止状態のかごを徐々に加速走行させ、ま
た低速下降運転中おける上記かごを上記開閉弁が徐々に
閉じることによる流量制御によって停止させ、かつ上記
油圧ポンプ及び開閉弁の間の圧力が所定値範囲外である
場合に、上記油圧ポンプ及び開閉弁の間から圧油を排出
する方向への上記油圧ポンプの回転速度を増減する制御
の開始後の所定時間内に、上記油圧ポンプ及び開閉弁の
間の圧力が所定値範囲内に入らないときに上記油圧ポン
プの電動機の運転を停止する低速下降制御手段としたこ
とを特徴とする請求項1記載の油圧エレベーター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8003588A JPH09194152A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 油圧エレベーター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8003588A JPH09194152A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 油圧エレベーター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09194152A true JPH09194152A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11561629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8003588A Pending JPH09194152A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 油圧エレベーター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09194152A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100335984B1 (ko) * | 1999-09-30 | 2002-05-10 | 장병우 | 인버터 제어방식 유압 엘리베이터의 안전운전방법 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP8003588A patent/JPH09194152A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100335984B1 (ko) * | 1999-09-30 | 2002-05-10 | 장병우 | 인버터 제어방식 유압 엘리베이터의 안전운전방법 |
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