JPH09188051A - テープ・リボン複合カセット - Google Patents
テープ・リボン複合カセットInfo
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- JPH09188051A JPH09188051A JP1943996A JP1943996A JPH09188051A JP H09188051 A JPH09188051 A JP H09188051A JP 1943996 A JP1943996 A JP 1943996A JP 1943996 A JP1943996 A JP 1943996A JP H09188051 A JPH09188051 A JP H09188051A
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Abstract
に装着してなる複合カセットにおいて、テープカセット
のテープの種類とリボンカセットのインクリボンの種類
とが適合した場合だけテープカセットにリボンカセット
を装着可能にすること。 【解決手段】 印字媒体としてのテープ31を収納した
テープカセット30に、インクリボン54を収納したリ
ボンカセット50が着脱自在に装着されてテープ・リボ
ン複合カセット350となる。そして、テープカセット
30の収容凹部36の周壁面に係合凸部76を形成し、
リボンカセット50のカセット本体部51の外周壁面に
前記係合凸部76に係合する係合凹部78を形成し、テ
ープカセット30のテープ31の種類と、リボンカセッ
ト50のインクリボン54の種類が適合した場合だけ係
合凸部76と係合凹部78とが係合するように構成す
る。
Description
る印字媒体としてのテープを収納したテープカセット
と、インクリボンを収納しテープカセットに上方から着
脱自在に装着されるリボンカセットとを有するテープ・
リボン複合カセットに関し、特にテープカセットのテー
プの種類とリボンカセットのインクリボンの種類とが適
合した場合だけテープカセットにリボンカセットを装着
可能にしたものに関する。
するのに好適なラベル作成用プリンタを実用化したが、
このラベル作成用プリンタでは、多色印字可能とする為
に、印字媒体としてのテープを収納しプリンタに着脱自
在に装着されるテープカセットと、インクリボンを収納
しテープカセットに着脱自在に装着されるリボンカセッ
トとを有するテープ・リボン複合カセットを適用してい
る。前記テープカセットのテープとしては、通常のフィ
ルム状のテープ、転写用テープ、布転写用テープ等の複
数種類で種々の幅のテープが適用され、また、リボンカ
セットのインクリボンとしては、テープの種類と幅に適
合するインクリボンであって複数色のインクリボンが適
用される。ここで、基本的には、テープカセットのカセ
ット自体は、テープの種類や幅に依らず共通のものが適
用され、リボンカセットのカセット自体は、インクリボ
ンの種類や幅に依らず共通のものが適用される。
前記同様にテープ状のラベル作成の為のプリンタに適用
される前記と同様のテープ・リボン複合カセットが記載
されている。このテープ・リボン複合カセットにおいて
は、テープカセットにリボンカセットを装着して位置決
めする為に、テープカセットにリボンカセットを装着す
るための収容開口部を形成し、リボンカセットの外周形
状を収容開口部の周壁面と同様の形状に形成し、リボン
カセットの外周壁面を収容開口部の周壁面で案内し位置
規制して、テープカセットに対してリボンカセットを位
置決めするように構成してある。
のテープカセットの各々に、全ての種類のリボンカセッ
トが適合する訳ではなく、テープの種類や幅に応じたイ
ンクリボンを適用する必要があるが、従来のテープ・リ
ボン複合カセットでは、テープに適合しないインクリボ
ンを装着したリボンカセットも装着可能であったため、
そのような誤装着の場合には、印字開始後にインクリボ
ンの不適合に気付いてリボンカセットを交換する必要が
生じたり、印字しようとしても所期の印字を実行できな
い等の問題があった。本発明の目的は、テープ・リボン
複合カセットにおいて、テープカセットのテープの種類
とリボンカセットのインクリボンの種類とが適合した場
合だけテープカセットにリボンカセットを装着可能にす
ることである。
ン複合カセットは、印字媒体としてのテープを収納し印
字ヘッドを備えたプリンタに着脱自在に装着されるテー
プカセットと、インクリボンを収納しテープカセットに
着脱自在に装着されるリボンカセットとを有するテープ
・リボン複合カセットにおいて、前記テープカセットに
リボンカセットを装着した状態において相互に近接状に
対向するテープカセット側対向壁面とリボンカセット側
対向壁面との一方に係合凸部を形成するとともに他方に
係合凸部が係合する係合凹部を形成し、前記テープの種
類とインクリボンの種類とが適合した場合だけ係合凸部
と係合凹部とが係合するように、係合凸部と係合凹部の
配設位置を設定したものである。
る場合、テープの種類に適合したインクリボンを収容し
たリボンカセットである場合には、係合凸部と係合凹部
とが係合し合うので、円滑に装着することができる。し
かし、テープの種類に適合しないインクリボンを収容し
たリボンカセットである場合には、係合凸部と係合凹部
とが相対応しない位置関係にあって係合凸部と係合凹部
とが係合しないので、リボンカセットを装着することが
できないから、リボンカセットが不適合であることが判
る。
は、印字媒体としてのテープを収納し印字ヘッドを備え
たプリンタに着脱自在に装着されるテープカセットと、
インクリボンを収納しテープカセットに着脱自在に装着
されるリボンカセットとを有するテープ・リボン複合カ
セットにおいて、前記テープカセットにリボンカセット
のカセット本体部を収容する収容凹部を形成し、この収
容凹部の周壁面の一部に係合凸部を形成するとともに、
前記収容凸部に対応するカセット本体部の外周壁面の一
部に係合凸部が係合する係合凹部を形成し、前記テープ
の種類とインクリボンの種類とが適合した場合だけ係合
凸部と係合凹部とが係合するように、係合凸部と係合凹
部の配設位置を設定したものである。
体部とは、リボンカセットのうちのインクリボンを巻い
たスプール及び巻取り用スプールを含む部分を意味す
る。請求項1と同様に、テープカセットにリボンカセッ
トを装着する場合、テープの種類に適合したインクリボ
ンを収容したリボンカセットである場合には、係合凸部
と係合凹部とが係合し合うので、円滑に装着することが
できる。しかし、テープの種類に適合しないインクリボ
ンを収容したリボンカセットである場合には、係合凸部
と係合凹部とが相対応しない位置関係にあって係合凸部
と係合凹部とが係合しないので、リボンカセットを装着
することができないから、リボンカセットが不適合であ
ることが判る。
ットのカセット本体部を収容するように構成してあるた
め、テープカセットに対してリボンカセットを装着し易
く、装着した状態におけるテープ・リボン複合カセット
の一体性の面でも好ましい。収容凹部の周壁面の一部に
係合凸部を形成するとともに、収容凹部に対応するカセ
ット本体部の外周壁面の一部に係合凹部を形成するた
め、係合凸部と係合凹部の配設位置を複数種類設定する
上で有利である。
て図面を参照して説明する。本実施形態は、印字媒体と
してのテープに文字、記号、キャラクタを多色印字して
テープ状のラベルを作成するラベル作成用プリンタと、
このプリンタに適用するテープ・リボン複合カセットと
に本発明を適用した場合の一例である。前記テープ・リ
ボン複合カセットは、プリンタに着脱自在に装着される
テープカセットと、このテープカセットに上方から着脱
自在に装着されるリボンカセットとを含むものである。
て簡単に説明する。図1に示すように、このラベル作成
用プリンタ1の上面部分にはキーボード2、液晶ディス
プレイ3、カセットカバー4、カッターレバー5等が設
けられ、印字機構10はカセットカバー4の下側に配置
されている。カバーオープンレバー6を図1の右方向へ
スライドさせるとカセットカバー4が開くように構成し
てあり、カセットカバー4を開いた状態で印字機構10
にテープカセット30を装着でき、そのテープカセット
30にリボンカセット50を装着できる。
とは別体に構成され、テープカセット30を印字機構1
0に上方から着脱自在に装着した状態で、そのテープカ
セット30にリボンカセット50を上方から着脱自在に
装着するように構成してあり、テープカセット30とリ
ボンカセット50とを組み合わせたものがテープ・リボ
ン複合カセット350(図6参照)である。
る。図2は、プリンタ1の印字機構10にテープカセッ
ト30とリボンカセット50とを装着してテープカセッ
ト30とリボンカセット50の内部が見える状態に部分
的に横断した図であり、ローラホルダ11にプラテン1
2とサブローラ13とがローラホルダ11と一体的に枢
支軸11aを中心として揺動するように設けられてい
る。ローラホルダ11はカセットカバー4の開閉に応じ
て開閉揺動するように構成されている。そして、プラテ
ン12の後側近傍位置には、縦向きに列設した例えば9
6個の発熱素子からなるサーマルヘッド14とこのサー
マルヘッド14を保持するヘッドホルダ15とが設けら
れている。尚、サーマルヘッド14とヘッドホルダ15
とが印字ヘッドに相当する。
30には、印字媒体としてのテープ31がテープスプー
ル30aに巻回されて装着され、テープスプール30a
の後側付近から平面視ほぼコ字湾曲状のテープ案内路で
案内されつつサーマルヘッド14の付近のテープ導出口
32へ至り、そのテープ導出口32からサーマルヘッド
14の前面へ導出され、テープカセット30のテープ送
りローラ33とテープ送り用のサブローラ13とでテー
プカセット30の外部へ導出される。
され、テープつまみ34がテープスプール30aに係合
して一体的に回転するように構成してあるので、テープ
つまみ34を手動で回転させることによりテープ31を
巻き戻すことができる。テープカセット30の前端近傍
部の左右方向中央部には、サーマルヘッド14とヘッド
ホルダ15とを挿入する為のヘッド挿入部35が形成さ
れ、また、テープカセット30の中央部の右寄り部分に
は、リボンカセット50のカセット本体部51を収容す
る有底の収容凹部36が形成されている。ヘッド挿入部
35と収容凹部36の間には両者間を部分的に仕切る仕
切り壁37が形成されている。
部51はテープカセット30に形成された収容凹部36
に僅かの隙間を以て遊嵌状に装着されるが、リボンカセ
ット50はその上壁部52がテープカセット30の上面
に覆いかぶさる状態に装着される。尚、カセット本体部
51は、リボンスプール53と巻取りスプール61とを
収容した部分であって上壁部52の下端から下方へ突出
した部分である。尚、図3は、テープカセット30を示
し、図4、図5はリボンカセット50を示し、図6はテ
ープカセット30にリボンカセット50を装着したテー
プ・リボン複合カセット350を示す。リボンカセット
50は、テープカセット30に対して水平方向と高さ方
向とに位置決めされ、図示してない3個の爪を介して着
脱可能に固定される。
50には、リボンスプール53に巻回されたインクリボ
ン54が装着され、リボンガイド55〜58で案内され
てサーマルヘッド14の前面へ導出され、案内ロッド5
9とリボンガイド60を経由して巻取りスプール61に
巻取られる。巻取りスプール61の下部にはインクリボ
ン54の緩み防止の為のクラッチバネ62が取付けてあ
る。また、リボンカセット50の前端近傍部の左部に
は、前記仕切り壁37とサーマルヘッド14とを挿入す
る為のヘッド挿入部63が形成されている。
対のつまみ64a,64bが形成されているため、これ
らつまみ64a,64bを指で掴むことによりリボンカ
セット50を容易に着脱することができる。テープカセ
ット50の上端面にリボンカセット50の上壁部52を
当接させることによりテープカセット30に対するリボ
ンカセット50の上下方向の位置が決められ、テープカ
セット30の3つの爪をリボンカセット50の3つの穴
に係合させるとリボンカセット50がテープカセット3
0に着脱可能に固定される。
ホルダ11に装備され、カセットカバー4が閉じられる
と、それに連動してローラホルダ11が圧接側へ揺動
し、プラテン12はサーマルヘッド14に圧接状態とな
り、サブローラ13はテープ送りローラ33に圧接状態
となる。図2に示すように、サーマルヘッド14の前面
に導出されたインクリボン54がサーマルヘッド14の
前面に接触し、そのインクリボン54の前面にテープ3
1が重ねられ、これらインクリボン54とテープ31と
はプラテン12によりサーマルヘッド14に押圧された
状態でインクリボン54を介してテープ31に対してサ
ーマルヘッド14によりドットパターンで文字列等が印
字される。印字されたテープ31の先端側部分は、カッ
ターを構成する能動刃16と受動刃17の間を通って本
体ケース7に形成されたスリット8から外部へ導出され
る。能動刃16は連結板18によりカッターレバー5に
連結され、カッターレバー5を操作して能動刃16と受
動刃17とでテープ31が切断される。
ト50を上方から装着する際および装着後に、テープカ
セット30に対してリボンカセット50を案内して位置
決めする為の案内位置決め機構について説明する。図3
〜図6に示すように、テープカセット30の後端部には
縦向きの位置決めピン38が設けられ、テープカセット
30の右端部には縦向きの位置決めピン39が設けら
れ、仕切り壁37の後端部には縦向きのリブ状の位置決
め部40が設けられ、位置決めピン38,39の上端部
はテーパー状に形成されている。
ピン38が微小隙間をもって係合する係合孔65を有す
る柱状部66と、位置決めピン39が前後方向に微小隙
間をもって且つ左右方向に遊嵌状に係合する係合孔67
を有する柱状部68と、位置決めリブ40が前後方向と
左右方向とに精密に位置決め可能に係合する係合部69
が設けられている。前記位置決め部40と係合部69
は、サーマルヘッド14の後方に対応するように、ヘッ
ド挿入部63の後端部に設けられている。
カセット30に対するリボンカセット50の前後方向の
位置決め精度が低い場合には、テープカセット30に対
してリボンカセット50を上方から装着する際に、テー
プ31の上端にインクリボン54の下端が引っ掛かって
リボンジャムが発生する虞と印字品質が不安定化する虞
があるが、位置決め部40と係合部69を介してサーマ
ルヘッド14の付近におけるテープカセット30に対す
るリボンカセット50の前後方向の位置決め精度が確保
されているので、前記のような問題は起こらない。
ット30の上端面よりも突出しており、リボンカセット
50を装着する際には、位置決めピン38,39に係合
孔65,67を夫々係合させて水平方向に2次元的に位
置決めしてから、リボンカセット50を装着するため、
リボンカセット50の外周壁面がテープカセット30の
収容部36の周壁面に殆ど接触することなく装着され
る。従って、従来のテープ・リボン複合カセットのよう
に、リボンカセットの外周壁面とテープカセットの収容
部の周壁面との接触を介して両者を位置決めするのと比
較して円滑に装着できる。また、テープカセット30を
印字機構10に装着した状態でリボンカセット50を着
脱交換するので、リボンカセット50を円滑に着脱でき
る。
テープ31に適したインクリボン54を装着したリボン
カセット50だけを装着でき且つテープ31に適さない
インクリボン54を有するリボンカセット50を装着不
能とする為の係合機構について説明する。図3に示すよ
うに、テープカセット30の収容凹部36の周壁面のう
ちの周壁面部分75(これがテープカセット側対向壁面
に相当する)には、縦向きの略半円断面状の係合凸部7
6が周壁面の内側へ突出する状態に一体形成されてい
る。
部51の外周壁面のうちの外周壁面部分77(これが、
リボンカセット側対向壁面に相当する)には、係合凸部
76が僅かの隙間を以て係合する係合凹部78が一体形
成されている。尚、テープカセット30にリボンカセッ
ト50を装着した状態で、周壁面部分75と外周壁面部
分77とは近接状に対向する。テープカセット30のテ
ープ31の種類とリボンカセット50のインクリボン5
4の種類とが適合している場合だけ、係合凹部78と係
合凸部76とが係合するように構成してある。
としては、通常の白色や色付きのフィルム状のテープ、
転写用のテープ、布に転写可能な布転写用テープ等が適
用され、リボンカセット50のインクリボン54として
は、前記複数種類のテープに夫々適合する複数種類のイ
ンクリボンが適用されるが、テープ31に適合しないイ
ンクリボン54を有するリボンカセット50をテープカ
セット30に装着した場合には所期の印字を行うことが
できない。そこで、係合凸部76の配設位置はテープ3
1の種類に対応付けて設定され、係合凹部78の配設位
置はインクリボン54の種類に対応付けて設定され、テ
ープ31の種類とインクリボン54の種類とが適合する
場合だけ係合凸部76と係合凹部78とが係合するよう
に、それらの配設位置が設定されている。但し、1組の
形成凸部76と係合凹部78に限らず、複数組の係合凸
部76と係合凹部78を形成することも有り得る。
のテープ31を指で操作してテープ送りする為の開口で
あり、これと同様の開口窓が開口窓41と反対側の前側
壁部にも形成されている。このテープ・リボン複合カセ
ット350のリボンカセット50を交換することで複数
色で印字することができるが、その場合に必要に応じて
テープ31を巻き戻したりする関係上、前記のようなテ
ープ送りの為の開口窓41が設けられている。
は、複数の検出用作動子42が出没自在に付設してあ
り、印字機構10には、複数の検出用作動子42に対応
する複数の検出スイッチ(図示略)であってそれら検出
用作動子42を上方へ所定小ストローク押上げる複数の
検出スイッチが設けられている。リボンカセット50の
1つの隅部には、それら複数の検出用作動子42を選択
的に押下作動させる1又は複数の作動部70と、押下作
動させない1又は複数の逃し穴71とが形成され、作動
部70で押下作動された検出用作動子42により、検出
用スイッチが操作される。これらは、テープカセット3
0の種類(テープ31の種類)とリボンカセット50の
種類(インクリボン50の種類)をプリンタ1の制御ユ
ニット側において検出する為に設けられたものである。
タ1に適用するテープ・リボン複合カセット350にお
いては、位置決めピン38,39、位置決め部40、係
合孔65,67を有する柱状部66,68、係合部69
からなる案内位置決め機構を設けたので、テープカセッ
ト30にリボンカセット50を装着する際及び装着後
に、テープカセット30に対してリボンカセット50を
高精度に位置決めすることができる。
ヘッド挿入部35,63に臨むインクリボン54とその
外側近傍のテープ31とを離隔させる方向(つまり、後
方)へテープカセット30に対してリボンカセット50
を位置規制することができるから、リボンカセット50
の装着の際に、テープ31の上端にインクリボン54の
下端が干渉することがなく、リボンジャムが生じること
がない。また、サーマルヘッド14の近傍におけるテー
プ31とインクリボン54の位置関係が一定の位置関係
に保持されるため、印字品質が変動することもない。
外周壁が、テープカセット30の収容部36の周壁面に
殆ど接触しないように構成してあり、位置決めピン3
8,39と係合孔65,67間の摺動抵抗も小さいの
で、テープカセット30に対してリボンカセット50を
着脱する際に軽い着脱力で円滑に着脱することができ
る。
の周壁面に係合凸部76を形成し、リボンカセット50
のカセット本体部51の外周壁面に前記係合凸部76に
係合する係合凹部78を形成し、テープカセット30の
テープ31の種類とリボンカセット50のインクリボン
54の種類が適合した場合だけ係合凸部76と係合凹部
78とが係合するように構成したので、テープ31に適
さないインクリボン54を有するリボンカセット50を
誤装着するのを確実に防止することができる。前記係合
凸部76を収容凹部36の周壁面に形成するので、複数
の異なる位置に係合凸部76を形成する上で有利であ
り、また、カセット本体部51の外周壁面に係合凹部7
8を形成するので、複数の異なる位置に係合凹部78を
形成する上で有利である。
設位置は前記実施形態のものに限定されず、例えば、リ
ボンカセット50の上壁部52の下面部に係合凸部又は
係合凹部を形成し、また、そのテープカセット30の上
端面のうちの前記係合凸部又は係合凹部に対向する位置
に係合凹部又は係合凸部を形成することもでき、要する
に、テープカセット30にリボンカセット50を装着し
た状態において相互に近接状に対向するテープカセット
側対向壁面とリボンカセット側対向壁面の一方に係合凸
部を形成するとともに他方に係合凹部を形成することが
できる。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て種々の変更を付加して実施し得ることは勿論である。
によれば、テープ・リボン複合カセットにおいて、テー
プカセットにリボンカセットを装着した状態において相
互に近接状に対向するテープカセット側対向壁面とリボ
ンカセット側対向壁面との一方に係合凸部を形成すると
ともに他方に係合凸部が係合する係合凹部を形成し、前
記テープの種類とインクリボンの種類とが適合した場合
だけ係合凸部と係合凹部とが係合するように、係合凸部
と係合凹部の配設位置を設定したので、次のような効果
が得られる。
る場合、テープの種類に適合したインクリボンを収容し
たリボンカセットである場合には、係合凸部と係合凹部
とが係合し合うので、円滑に装着することができる。し
かし、テープの種類に適合しないインクリボンを収容し
たリボンカセットである場合には、係合凸部と係合凹部
とが相対応しない位置関係にあって係合凸部と係合凹部
とが係合しないので、リボンカセットを装着することが
できないからリボンカセットが不適合であることが判
る。このように、簡単な構成の係合凸部と係合凹部とを
介して、テープカセットに不適合のリボンカセットを装
着するのを確実に防止することができる。
よれば、テープ・リボン複合カセットにおいて、テープ
カセットにリボンカセットのカセット本体部を収容する
収容凹部を形成し、この収容凹部の周壁面の一部に係合
凸部を形成するとともに、前記収容凸部に対応するカセ
ット本体部の外周壁面の一部に係合凸部が係合する係合
凹部を形成し、前記テープの種類とインクリボンの種類
とが適合した場合だけ係合凸部と係合凹部とが係合する
ように、係合凸部と係合凹部の配設位置を設定したの
で、次の効果が得られる。
ンカセットを装着する場合、テープの種類に適合したイ
ンクリボンを収容したリボンカセットである場合には、
係合凸部と係合凹部とが係合し合うので、円滑に装着す
ることができる。しかし、テープの種類に適合しないイ
ンクリボンを収容したリボンカセットである場合には、
係合凸部と係合凹部とが相対応しない位置関係にあって
係合凸部と係合凹部とが係合しないので、リボンカセッ
トを装着することができないから、リボンカセットが不
適合であることが判る。このように、簡単な構成の係合
凸部と係合凹部とを介して、テープカセットに不適合の
リボンカセットを装着するのを確実に防止することがで
きる。
ットのカセット本体部を収容するように構成してあるた
め、テープカセットに対してリボンカセットを装着し易
く、装着した状態におけるテープ・リボン複合カセット
の一体性の面でも好ましい。収容凹部の周壁面の一部に
係合凸部を形成するとともに、収容凹部に対応するカセ
ット本体部の外周壁面の一部に係合凹部を形成するた
め、係合凸部と係合凹部の配設位置を複数種類設定する
上で有利である。
の平面図である。
カセットの平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 印字媒体としてのテープを収納し印字ヘ
ッドを備えたプリンタに着脱自在に装着されるテープカ
セットと、インクリボンを収納しテープカセットに着脱
自在に装着されるリボンカセットとを有するテープ・リ
ボン複合カセットにおいて、 前記テープカセットにリボンカセットを装着した状態に
おいて相互に近接状に対向するテープカセット側対向壁
面とリボンカセット側対向壁面との一方に係合凸部を形
成するとともに他方に係合凸部が係合する係合凹部を形
成し、 前記テープの種類とインクリボンの種類とが適合した場
合だけ係合凸部と係合凹部とが係合するように、係合凸
部と係合凹部の配設位置を設定したことを特徴とするテ
ープ・リボン複合カセット。 - 【請求項2】 印字媒体としてのテープを収納し印字ヘ
ッドを備えたプリンタに着脱自在に装着されるテープカ
セットと、インクリボンを収納しテープカセットに着脱
自在に装着されるリボンカセットとを有するテープ・リ
ボン複合カセットにおいて、 前記テープカセットにリボンカセットのカセット本体部
を収容する収容凹部を形成し、この収容凹部の周壁面の
一部に係合凸部を形成するとともに、 前記収容凸部に対応するカセット本体部の外周壁面の一
部に係合凸部が係合する係合凹部を形成し、 前記テープの種類とインクリボンの種類とが適合した場
合だけ係合凸部と係合凹部とが係合するように、係合凸
部と係合凹部の配設位置を設定したことを特徴とするテ
ープ・リボン複合カセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1943996A JPH09188051A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | テープ・リボン複合カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1943996A JPH09188051A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | テープ・リボン複合カセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09188051A true JPH09188051A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11999337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1943996A Pending JPH09188051A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | テープ・リボン複合カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09188051A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-01-09 JP JP1943996A patent/JPH09188051A/ja active Pending
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