JPH09187994A - 異なる偏光状態と異なる波長を有する表面放射レーザーのマルチプルリニアアレイを備えたカラー電子写真式プリンタ - Google Patents
異なる偏光状態と異なる波長を有する表面放射レーザーのマルチプルリニアアレイを備えたカラー電子写真式プリンタInfo
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- JPH09187994A JPH09187994A JP33394096A JP33394096A JPH09187994A JP H09187994 A JPH09187994 A JP H09187994A JP 33394096 A JP33394096 A JP 33394096A JP 33394096 A JP33394096 A JP 33394096A JP H09187994 A JPH09187994 A JP H09187994A
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/447—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
- B41J2/45—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays
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- Toxicology (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる波長及び異なる偏光状態のマルチプル
レーザーアレイ光源を備えたカラー電子写真式ラインプ
リンタを提供すること。 【解決手段】 カラープリンタは、同じ或いは異なった
感光体の上で広く離された位置を同時に露光するため
に、異なる波長及び異なる偏光状態の表面放射レーザー
のマルチプルリニアアレイを使用する。各々のアレイ
は、感光体への同じ光学系によって結像される。マルチ
プルリニアアレイは、モノリシック構造で密接して配置
することができる。
レーザーアレイ光源を備えたカラー電子写真式ラインプ
リンタを提供すること。 【解決手段】 カラープリンタは、同じ或いは異なった
感光体の上で広く離された位置を同時に露光するため
に、異なる波長及び異なる偏光状態の表面放射レーザー
のマルチプルリニアアレイを使用する。各々のアレイ
は、感光体への同じ光学系によって結像される。マルチ
プルリニアアレイは、モノリシック構造で密接して配置
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー電子写真式
プリンタに関し、特に、同一或いは異なった感光体の上
で広く離された位置を同時に露光するための、異なる偏
光状態と異なる波長を有する表面放射レーザーの多数の
リニアアレイのモノリシック構造を有するカラー電子写
真式プリンタに関する。
プリンタに関し、特に、同一或いは異なった感光体の上
で広く離された位置を同時に露光するための、異なる偏
光状態と異なる波長を有する表面放射レーザーの多数の
リニアアレイのモノリシック構造を有するカラー電子写
真式プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式プリンタで使用される画像形
成手段と知られているラスター出力スキャナー(RO
S)或いは発光ダイオード(LED)プリントバーは、
当該技術分野で周知である。ROS或いはLEDプリン
トバーは、移動する感光体ベルトの表面上に画像を書く
ために光学走査系に配置される。
成手段と知られているラスター出力スキャナー(RO
S)或いは発光ダイオード(LED)プリントバーは、
当該技術分野で周知である。ROS或いはLEDプリン
トバーは、移動する感光体ベルトの表面上に画像を書く
ために光学走査系に配置される。
【0003】ROSシステムにおいては、変調された光
線は、回転多面鏡の小面の上に向けられ、次いで、この
回転多面鏡は、感光体表面を横切って反射光線を掃引す
る。各々の掃引は、ビデオ信号画像のリニアセグメント
へラスタラインを露光する。
線は、回転多面鏡の小面の上に向けられ、次いで、この
回転多面鏡は、感光体表面を横切って反射光線を掃引す
る。各々の掃引は、ビデオ信号画像のリニアセグメント
へラスタラインを露光する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転多
面鏡の使用は、いくつかの固有の問題を呈する。感光体
表面を横切って走査する光線の湾曲とふらつきは、鏡の
不完全性或いは鏡の僅かな角度不正の結果として、或い
は、多面鏡の回転の不安定性の結果として生ずる。これ
らの問題は、典型的には、光源と回転多面鏡の間に、及
び、回転多面鏡と感光体表面の間に、複雑で、精密で、
高価な光学素子を必要とする。これに加えて、光学的に
複雑な素子が、ROSの結像光学系の焦点距離の変化を
引き起こす屈折率分散を補正するために、同じく必要と
される。
面鏡の使用は、いくつかの固有の問題を呈する。感光体
表面を横切って走査する光線の湾曲とふらつきは、鏡の
不完全性或いは鏡の僅かな角度不正の結果として、或い
は、多面鏡の回転の不安定性の結果として生ずる。これ
らの問題は、典型的には、光源と回転多面鏡の間に、及
び、回転多面鏡と感光体表面の間に、複雑で、精密で、
高価な光学素子を必要とする。これに加えて、光学的に
複雑な素子が、ROSの結像光学系の焦点距離の変化を
引き起こす屈折率分散を補正するために、同じく必要と
される。
【0005】LEDプリントバーは、一般に発光ダイオ
ードのリニアアレイから成る。リニアアレイの各々のL
EDは、プリントバーの駆動回路へ印加されたビデオデ
ータ情報に応答して、移動する感光体の上で対応する領
域を露光するために使用される。感光体は、連続的な走
査ラインの構成により所望の画像を提供するために、プ
ロセス方向に進められる。
ードのリニアアレイから成る。リニアアレイの各々のL
EDは、プリントバーの駆動回路へ印加されたビデオデ
ータ情報に応答して、移動する感光体の上で対応する領
域を露光するために使用される。感光体は、連続的な走
査ラインの構成により所望の画像を提供するために、プ
ロセス方向に進められる。
【0006】カラー電子写真式プリンタにおいては、L
EDプリントバーの複数の発光素子は、通常、「セルフ
ォック(selfoc)」レンズと知られている密接し
て配置された半径方向に屈折率が異なるグラスファイバ
によって感光体表面へ結像される。
EDプリントバーの複数の発光素子は、通常、「セルフ
ォック(selfoc)」レンズと知られている密接し
て配置された半径方向に屈折率が異なるグラスファイバ
によって感光体表面へ結像される。
【0007】LEDバーによる印刷は、各々の発光素子
毎に正確に製作された「セルフォック」レンズを必要と
する。各々の「セルフォック」レンズアレイは、一直線
で、且つ、十分に研磨された入力及び出力小面と平行で
なければならない。アレイ内の各々のレンズは、同じ焦
点距離とスループット効率を有していなければならな
い。たとえ、これらの要求が満たされるとしても、「セ
ルフォック」レンズは、短い焦点距離を有しているの
で、感光体表面の近くに配置されなければならないが、
ここではレンズがトナーを集めるおそれがあるので、追
加のクリーニング機構を必要とする。それらの光学的特
性のために、「セルフォック」レンズの焦点深度は非常
に浅く、従って、走査ラインの上で一様なスポット露光
を作り出すためには、非常に正確な配置を必要とする。
毎に正確に製作された「セルフォック」レンズを必要と
する。各々の「セルフォック」レンズアレイは、一直線
で、且つ、十分に研磨された入力及び出力小面と平行で
なければならない。アレイ内の各々のレンズは、同じ焦
点距離とスループット効率を有していなければならな
い。たとえ、これらの要求が満たされるとしても、「セ
ルフォック」レンズは、短い焦点距離を有しているの
で、感光体表面の近くに配置されなければならないが、
ここではレンズがトナーを集めるおそれがあるので、追
加のクリーニング機構を必要とする。それらの光学的特
性のために、「セルフォック」レンズの焦点深度は非常
に浅く、従って、走査ラインの上で一様なスポット露光
を作り出すためには、非常に正確な配置を必要とする。
【0008】発光ダイオードは、その性質により、大き
な角発散、広いスペクトルを有しており、偏光されてお
らず、これらの要因は全て、波長或いは偏光に基づいた
走査ラインの分離技術を使用するカラー印刷システムに
おいて、それらを使用する際の厳しい制限である。先行
技術のLEDプリントバー電子写真式ラインプリンタ
は、一つの感光体の上の単一位置におけるライン露光の
みを教示している。
な角発散、広いスペクトルを有しており、偏光されてお
らず、これらの要因は全て、波長或いは偏光に基づいた
走査ラインの分離技術を使用するカラー印刷システムに
おいて、それらを使用する際の厳しい制限である。先行
技術のLEDプリントバー電子写真式ラインプリンタ
は、一つの感光体の上の単一位置におけるライン露光の
みを教示している。
【0009】レーザーアレイは、LEDアレイよりも小
さい角発散ビームを有するので、一層大きな出力スルー
プット効率を提供する。また、レーザーアレイは、LE
Dアレイよりも小さい放射開口(光源サイズ)を有する
ので、増加されたスポット密度を提供することができ
る。本出願で教示されたように、レーザビームの狭いス
ペクトルは、レーザビームの光学的な分離を可能にす
る。広いスペクトルは、LED放射の同様の分離を不可
能にする。
さい角発散ビームを有するので、一層大きな出力スルー
プット効率を提供する。また、レーザーアレイは、LE
Dアレイよりも小さい放射開口(光源サイズ)を有する
ので、増加されたスポット密度を提供することができ
る。本出願で教示されたように、レーザビームの狭いス
ペクトルは、レーザビームの光学的な分離を可能にす
る。広いスペクトルは、LED放射の同様の分離を不可
能にする。
【0010】本発明の更に別の目的は、異なる波長と異
なる偏光状態のマルチプルレーザーアレイ光源を備えた
カラー電子写真式ラインプリンタを提供することであ
る。
なる偏光状態のマルチプルレーザーアレイ光源を備えた
カラー電子写真式ラインプリンタを提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カラー
プリンタは、同じ或いは異なった感光体の上で広く離さ
れた位置を同時に露光するために、異なっている波長と
偏光状態の垂直空洞表面放射レーザーのマルチプルリニ
アアレイを使用する。フルカラープリンターが四つのリ
ニアレーザーアレイを使用する一方、ハイライトカラー
プリンタは、二つのリニアレーザーアレイを使用するこ
とになる。
プリンタは、同じ或いは異なった感光体の上で広く離さ
れた位置を同時に露光するために、異なっている波長と
偏光状態の垂直空洞表面放射レーザーのマルチプルリニ
アアレイを使用する。フルカラープリンターが四つのリ
ニアレーザーアレイを使用する一方、ハイライトカラー
プリンタは、二つのリニアレーザーアレイを使用するこ
とになる。
【0012】各々のアレイは、感光体へ同じ光学系によ
って結像される。マルチプルリニアアレイは、モノリシ
ック構造で密接して配置する、或いは、精密ユニット内
で組み立てることができる。各々のアレイの発光素子
は、印刷された画素密度で、ライン結像のために間隔を
置くこと、或いは、ずらすことができる。
って結像される。マルチプルリニアアレイは、モノリシ
ック構造で密接して配置する、或いは、精密ユニット内
で組み立てることができる。各々のアレイの発光素子
は、印刷された画素密度で、ライン結像のために間隔を
置くこと、或いは、ずらすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】ここで、図1及び図2を参照する
と、本発明の例示された実施態様において使用された基
本的な電子写真式プリンタ10が説明されている。図1
及び図2は、プリンタ10のライン投射アーキテクチャ
を示す。図3に示されるように、プリンタ10の光源
は、全部が名目上は同じ波長λ1で且つ同じ偏光状態で
放射する、垂直空洞表面放射レーザー(VCSEL)1
4のリニアアレイ12である。
と、本発明の例示された実施態様において使用された基
本的な電子写真式プリンタ10が説明されている。図1
及び図2は、プリンタ10のライン投射アーキテクチャ
を示す。図3に示されるように、プリンタ10の光源
は、全部が名目上は同じ波長λ1で且つ同じ偏光状態で
放射する、垂直空洞表面放射レーザー(VCSEL)1
4のリニアアレイ12である。
【0014】図3のアレイ12の個々のVCSEL14
は、等しい中心間間隔16で個々のVCSEL14の間
に走査面方向に直線的に配列される。リニアVCSEL
アレイ12は、好適な実施態様においてはモノリシック
である。
は、等しい中心間間隔16で個々のVCSEL14の間
に走査面方向に直線的に配列される。リニアVCSEL
アレイ12は、好適な実施態様においてはモノリシック
である。
【0015】モノリシックVCSELアレイは、多くの
異なった方法で作ることができる。本出願と同じ譲受人
に共通に譲渡され、ここに参考として組み入れられた米
国特許第5,062,115号に教示されるように、垂
直空洞表面放射レーザーの高密度アレイは、アレイのエ
ピタキシャル側から放射することができる。本出願と同
じ譲受人に共通に譲渡され、ここに参考として組み入れ
られた米国特許第5,216,263号に教示されるよ
うに、垂直空洞表面放射レーザーの高密度アレイは、ア
レイの基板側からも放射することができる。前記の教示
の両方の場合において、アレイの全ての要素は実質的に
同じ波長で放射し、偏光状態に対する制御のための用意
を有しない。本教示の幾つかの実施態様については、ア
レイ12のVCSEL14は、各要素が同じ偏光状態で
放射するような偏光制御を含む。
異なった方法で作ることができる。本出願と同じ譲受人
に共通に譲渡され、ここに参考として組み入れられた米
国特許第5,062,115号に教示されるように、垂
直空洞表面放射レーザーの高密度アレイは、アレイのエ
ピタキシャル側から放射することができる。本出願と同
じ譲受人に共通に譲渡され、ここに参考として組み入れ
られた米国特許第5,216,263号に教示されるよ
うに、垂直空洞表面放射レーザーの高密度アレイは、ア
レイの基板側からも放射することができる。前記の教示
の両方の場合において、アレイの全ての要素は実質的に
同じ波長で放射し、偏光状態に対する制御のための用意
を有しない。本教示の幾つかの実施態様については、ア
レイ12のVCSEL14は、各要素が同じ偏光状態で
放射するような偏光制御を含む。
【0016】図1及び図2の基本的な電子写真式プリン
タ10のライン投射アーキテクチャに戻ると、垂直空洞
表面放射レーザー(VCSEL)14のリニアアレイ1
2は、同じ波長λ1でと同じ偏光状態の部分的に重なっ
ているビーム18を放射することになる。VCSEL要
素は、50%出力点で約8から10度のビーム発散を有
し、感光体24の表面22の上に結像レンズ系20によ
って集束される。
タ10のライン投射アーキテクチャに戻ると、垂直空洞
表面放射レーザー(VCSEL)14のリニアアレイ1
2は、同じ波長λ1でと同じ偏光状態の部分的に重なっ
ているビーム18を放射することになる。VCSEL要
素は、50%出力点で約8から10度のビーム発散を有
し、感光体24の表面22の上に結像レンズ系20によ
って集束される。
【0017】図1に示されるように、リニアアレイ12
の各々の個々のVCSEL14からの各々の個物ビーム
18は、走査面において感光体表面22に走査ライン2
6に沿って異なった個々の点24へ集束される。図2に
示されたように、リニアアレイ12からのビーム18
は、感光体表面22に単一の走査ライン26を形成する
ために、走査面と走査と直交する面の両方に投射(結
像)レンズ20によって集束される。リニアアレイの全
てのVCSELは、リニアアレイが感光体の上で全体の
ラインを同時に露光するように、同時にアドレスされる
ことになる。
の各々の個々のVCSEL14からの各々の個物ビーム
18は、走査面において感光体表面22に走査ライン2
6に沿って異なった個々の点24へ集束される。図2に
示されたように、リニアアレイ12からのビーム18
は、感光体表面22に単一の走査ライン26を形成する
ために、走査面と走査と直交する面の両方に投射(結
像)レンズ20によって集束される。リニアアレイの全
てのVCSELは、リニアアレイが感光体の上で全体の
ラインを同時に露光するように、同時にアドレスされる
ことになる。
【0018】結像レンズ20は、アレイ12からわずか
に発散するビーム18を受け取り、感光体表面22の上
にビームを集束させる。また、結像レンズ20は、ビー
ム18を感光体表面22の画素28の中へ拡大する。典
型的には、結像レンズは、適切な倍率とF値を有する比
較的安価な投射レンズである。
に発散するビーム18を受け取り、感光体表面22の上
にビームを集束させる。また、結像レンズ20は、ビー
ム18を感光体表面22の画素28の中へ拡大する。典
型的には、結像レンズは、適切な倍率とF値を有する比
較的安価な投射レンズである。
【0019】アレイ全体で少なくともフルサイズのペー
ジの幅をカバーしなければならないので、結像レンズ2
2に要求される光学倍率は、アレイ12の長さによって
決定される。別々のサブアレイを一緒に直線的につなぎ
合わせて長いアレイを作ることは可能であるが、特にフ
ォトリソグラフィーによる製造においては、アレイの製
造中に個々のVCSELを整列させることができるの
で、モノリシック構造が好ましい。また、二つ或いはそ
れ以上の別々のサブアレイを一緒に直線的に接着して一
つのアレイとしようとするのではなくて、一つのアレイ
を使用する場合には、VCSELアレイの取り扱いが最
少とされる。
ジの幅をカバーしなければならないので、結像レンズ2
2に要求される光学倍率は、アレイ12の長さによって
決定される。別々のサブアレイを一緒に直線的につなぎ
合わせて長いアレイを作ることは可能であるが、特にフ
ォトリソグラフィーによる製造においては、アレイの製
造中に個々のVCSELを整列させることができるの
で、モノリシック構造が好ましい。また、二つ或いはそ
れ以上の別々のサブアレイを一緒に直線的に接着して一
つのアレイとしようとするのではなくて、一つのアレイ
を使用する場合には、VCSELアレイの取り扱いが最
少とされる。
【0020】そのようなアレイは、現在の第III−V
族ダイオード技術で均一に成長させることができると共
に重大な破損なしに取り扱うことができ、また、結像レ
ンズ20については35mm投射レンズを容易に利用す
ることができるので、モノリシックVCSELアレイに
ついての都合のよい長さは、35mmとなる。
族ダイオード技術で均一に成長させることができると共
に重大な破損なしに取り扱うことができ、また、結像レ
ンズ20については35mm投射レンズを容易に利用す
ることができるので、モノリシックVCSELアレイに
ついての都合のよい長さは、35mmとなる。
【0021】長さ35mmのVCSELアレイ12と3
5mmフォーマットの投射/結像レンズ20を備えた図
1の例示された実施態様においては、11.7インチの
走査幅をカバーするためには約8.5倍の光学倍率が必
要である。走査面において感光体表面22の上の走査ラ
イン26に沿った600spi(spot perin
ch)の露光密度のためには、感光体表面の上のスポッ
トの間の距離は42μmであり、これは、8.5倍の倍
率において、アレイ12の個々のVCSEL14の間
で、図3において5μmの中心間間隔16を必要とす
る。前述の光学的な寸法は、感光体の上の走査ラインに
沿った走査幅及びスポット(画素)分離についての適切
な倍率を提供する。
5mmフォーマットの投射/結像レンズ20を備えた図
1の例示された実施態様においては、11.7インチの
走査幅をカバーするためには約8.5倍の光学倍率が必
要である。走査面において感光体表面22の上の走査ラ
イン26に沿った600spi(spot perin
ch)の露光密度のためには、感光体表面の上のスポッ
トの間の距離は42μmであり、これは、8.5倍の倍
率において、アレイ12の個々のVCSEL14の間
で、図3において5μmの中心間間隔16を必要とす
る。前述の光学的な寸法は、感光体の上の走査ラインに
沿った走査幅及びスポット(画素)分離についての適切
な倍率を提供する。
【0022】図1の感光体表面22の上の各々の画素2
8のスポットサイズは、結像レンズ20のF値によって
決定される。780nmにおいて5μm中心の個々の要
素を解像するために必要とされる概略のF値は、5μm
/1.0λに等しいF値によって与えられ、これは、
6.4に等しい。このF値により、レンズ20は、各々
のレーザー要素のビーム18を、42μm、すなわち、
600spiの場合のスポットの間の距離の「半値全幅
(full width half maximu
m)」FWHMサイズを有するスポットに結像する。こ
のように、感光体表面の上の隣接しているスポットは、
FWHMで重なる。VCSELアレイの個々のレーザー
は。約8から10度の半値出力ビーム発散角度を有する
ので、6.4に等しいF値を有する結像レンズは、FW
HMにおいて各々のVCSEL要素によって放射された
光の全てを実質的に集めることになる。もし光を1/e
2に集めるのであれば、レンズの作用F値は、約3.6
であるべきである。それゆえに、この印刷システム10
の光学効率を、非常に高くすることができる。
8のスポットサイズは、結像レンズ20のF値によって
決定される。780nmにおいて5μm中心の個々の要
素を解像するために必要とされる概略のF値は、5μm
/1.0λに等しいF値によって与えられ、これは、
6.4に等しい。このF値により、レンズ20は、各々
のレーザー要素のビーム18を、42μm、すなわち、
600spiの場合のスポットの間の距離の「半値全幅
(full width half maximu
m)」FWHMサイズを有するスポットに結像する。こ
のように、感光体表面の上の隣接しているスポットは、
FWHMで重なる。VCSELアレイの個々のレーザー
は。約8から10度の半値出力ビーム発散角度を有する
ので、6.4に等しいF値を有する結像レンズは、FW
HMにおいて各々のVCSEL要素によって放射された
光の全てを実質的に集めることになる。もし光を1/e
2に集めるのであれば、レンズの作用F値は、約3.6
であるべきである。それゆえに、この印刷システム10
の光学効率を、非常に高くすることができる。
【0023】図4のハイライトカラープリンタ100
は、二つの感光体を同時に露光してワンパスハイライト
カラー印刷を可能とするために、垂直空洞表面放射レー
ザー(VCSEL)の二つのリニアアレイのモノリシッ
ク構造を使用する。
は、二つの感光体を同時に露光してワンパスハイライト
カラー印刷を可能とするために、垂直空洞表面放射レー
ザー(VCSEL)の二つのリニアアレイのモノリシッ
ク構造を使用する。
【0024】プリンタ100のモノリシックアレイ10
2は、各々の個別のVCSELからの強度変調ビームを
作り出すために、電子サブシステム(ESS)104に
より処理され、駆動回路により制御された、印刷すべき
画像を表すビデオ画像信号によって選択的にアドレスさ
れる。
2は、各々の個別のVCSELからの強度変調ビームを
作り出すために、電子サブシステム(ESS)104に
より処理され、駆動回路により制御された、印刷すべき
画像を表すビデオ画像信号によって選択的にアドレスさ
れる。
【0025】図5のモノリシックレーザーアレイ構造1
02は、モノリシックアレイ構造内で互いに平行に整列
された二つのリニアVCSELアレイ108及び110
から成る。リニアアレイ108の個々のVCSEL11
2は、等しい中心間間隔114で個々のVCSEL11
2の間に配置される。リニアアレイ110の個々のVC
SEL116は、等しい中心間間隔114で個々のVC
SEL116の間に配置される。個々のVCSEL11
2は、アレイ108及び110の共通の直線方向に対し
て直交する方向に個々のVCSEL116と整列され
る。図4のプリンタ100においては、モノリシックア
レイ構造102は、副走査方向に対して直交して二つの
平行な走査ラインを形成するように整列される。好適な
実施態様においては、モノリシックレーザーアレイ構造
は、結像レンズ122の光学軸に関して副走査と主走査
方向の両方に対称的に配置される。原理的には対称であ
ることが必要でないが、実際には、投射レンズのついて
の対物視野が狭い方が、設計が簡単となり、したがっ
て、低コストとなるので、対称であることが極めて望ま
しい。
02は、モノリシックアレイ構造内で互いに平行に整列
された二つのリニアVCSELアレイ108及び110
から成る。リニアアレイ108の個々のVCSEL11
2は、等しい中心間間隔114で個々のVCSEL11
2の間に配置される。リニアアレイ110の個々のVC
SEL116は、等しい中心間間隔114で個々のVC
SEL116の間に配置される。個々のVCSEL11
2は、アレイ108及び110の共通の直線方向に対し
て直交する方向に個々のVCSEL116と整列され
る。図4のプリンタ100においては、モノリシックア
レイ構造102は、副走査方向に対して直交して二つの
平行な走査ラインを形成するように整列される。好適な
実施態様においては、モノリシックレーザーアレイ構造
は、結像レンズ122の光学軸に関して副走査と主走査
方向の両方に対称的に配置される。原理的には対称であ
ることが必要でないが、実際には、投射レンズのついて
の対物視野が狭い方が、設計が簡単となり、したがっ
て、低コストとなるので、対称であることが極めて望ま
しい。
【0026】リニアアレイ108のVCSEL112
は、第1の偏光状態を有する一つの波長で光を放射す
る。リニアアレイ110のVCSEL116は、VCS
EL112と同じ波長であるが第1の状態とは直交する
偏光状態で光を放射する。ビームの波長は感光体によっ
て決定され、680nmは赤に感度を有する感光体に適
している一方、780nmは赤外線に感度を有する感光
体に適している。原理的には、ビームの分離のために
は、サジタル方向及び接線方向への整列は必要ではな
く、直交する偏光だけが必要である。実際には、偏光が
サジタル方向及び接線方向へ整列すると偏光セパレータ
の製造が容易になるので、この向きが好ましい。
は、第1の偏光状態を有する一つの波長で光を放射す
る。リニアアレイ110のVCSEL116は、VCS
EL112と同じ波長であるが第1の状態とは直交する
偏光状態で光を放射する。ビームの波長は感光体によっ
て決定され、680nmは赤に感度を有する感光体に適
している一方、780nmは赤外線に感度を有する感光
体に適している。原理的には、ビームの分離のために
は、サジタル方向及び接線方向への整列は必要ではな
く、直交する偏光だけが必要である。実際には、偏光が
サジタル方向及び接線方向へ整列すると偏光セパレータ
の製造が容易になるので、この向きが好ましい。
【0027】二つのリニアアレイ108及び110を備
えたモノリシックVCSELアレイ構造102は、多く
の異なった方法で作ることができる。本出願と同じ譲受
人に共通に譲渡され、ここに参考として組み入れられた
米国特許第5,062,115号に教示されるように、
垂直空洞表面放射レーザーの高密度アレイは、アレイの
エピタキシャル側から放射することができる。本出願と
同じ譲受人に共通に譲渡され、ここに参考として組み入
れられた米国特許第5,216,263号に教示される
ように、垂直空洞表面放射レーザーの高密度アレイは、
アレイの基板側からも放射することができる。前記の教
示の両方の場合において、アレイの全ての要素は実質的
に同じ波長で放射し、偏光状態に対する制御のための用
意を有しない。
えたモノリシックVCSELアレイ構造102は、多く
の異なった方法で作ることができる。本出願と同じ譲受
人に共通に譲渡され、ここに参考として組み入れられた
米国特許第5,062,115号に教示されるように、
垂直空洞表面放射レーザーの高密度アレイは、アレイの
エピタキシャル側から放射することができる。本出願と
同じ譲受人に共通に譲渡され、ここに参考として組み入
れられた米国特許第5,216,263号に教示される
ように、垂直空洞表面放射レーザーの高密度アレイは、
アレイの基板側からも放射することができる。前記の教
示の両方の場合において、アレイの全ての要素は実質的
に同じ波長で放射し、偏光状態に対する制御のための用
意を有しない。
【0028】アレイ構造102は、モノリシックダイオ
ードレーザーアレイ、或いは、単一の集積されたアレイ
内に密接して配置された二つの非モノリシックレーザー
サブアレイのいずれかとすることができる。直線偏光さ
れたビームを直交させることは、単一の集積されたコン
ビネーションの内部の二つのレーザーサブアレイの相対
方向により、或いは、上述されたような、モノリシック
レーザーアレイにより放射された直線偏光されたビーム
の相対方向のいずれかにより達成することができる。ど
ちらのタイプの光源でも、レーザーアレイ構造102
は、両方のレーザビームに実質的に共通の空間的な原点
を提供する。
ードレーザーアレイ、或いは、単一の集積されたアレイ
内に密接して配置された二つの非モノリシックレーザー
サブアレイのいずれかとすることができる。直線偏光さ
れたビームを直交させることは、単一の集積されたコン
ビネーションの内部の二つのレーザーサブアレイの相対
方向により、或いは、上述されたような、モノリシック
レーザーアレイにより放射された直線偏光されたビーム
の相対方向のいずれかにより達成することができる。ど
ちらのタイプの光源でも、レーザーアレイ構造102
は、両方のレーザビームに実質的に共通の空間的な原点
を提供する。
【0029】図4のハイライトカラープリンタ100に
戻ると、モノリシックアレイ構造102は、変調された
第1の波長のビーム118のリニアアレイ、及び、変調
された第2の波長のビーム120のリニアアレイを放射
する。ビーム118及び120は、実質的に同じ光学波
長を有しているが、典型的には直交方向に直線偏光され
ている。主光線のみが示されている。
戻ると、モノリシックアレイ構造102は、変調された
第1の波長のビーム118のリニアアレイ、及び、変調
された第2の波長のビーム120のリニアアレイを放射
する。ビーム118及び120は、実質的に同じ光学波
長を有しているが、典型的には直交方向に直線偏光され
ている。主光線のみが示されている。
【0030】前に述べたように、ビーム118及び12
0は、アレイ102から僅かに発散し、結像レンズ12
2により集束されて拡大される。偏光された波長ビーム
セパレータ124は、レーザビーム118及び120
を、それらが結像レンズ112を通過した後で分離す
る。波長ビームセパレータ124は、図6に示される光
学特性を有する偏光選択性多層フィルムである。
0は、アレイ102から僅かに発散し、結像レンズ12
2により集束されて拡大される。偏光された波長ビーム
セパレータ124は、レーザビーム118及び120
を、それらが結像レンズ112を通過した後で分離す
る。波長ビームセパレータ124は、図6に示される光
学特性を有する偏光選択性多層フィルムである。
【0031】偏光されたレーザービーム118は、偏光
されたビームセパレータ124の軸に関して0度に直線
偏光されるように整列され、一方、同軸の直交偏光され
たレーザービーム120は、偏光されたビームセパレー
タの軸に関して90度に直線偏光される。したがって、
偏光されたビーム118は、偏光されたビームセパレー
タ124を通過し、一方、直交偏光されたレーザービー
ム120は、ビームの伝搬の入射方向に関して名目上4
5?で反射する。これらの偏光選択性多層フィルム或い
はプリズムのような偏光されたビームセパレータは、当
業者には周知である。
されたビームセパレータ124の軸に関して0度に直線
偏光されるように整列され、一方、同軸の直交偏光され
たレーザービーム120は、偏光されたビームセパレー
タの軸に関して90度に直線偏光される。したがって、
偏光されたビーム118は、偏光されたビームセパレー
タ124を通過し、一方、直交偏光されたレーザービー
ム120は、ビームの伝搬の入射方向に関して名目上4
5?で反射する。これらの偏光選択性多層フィルム或い
はプリズムのような偏光されたビームセパレータは、当
業者には周知である。
【0032】鏡126及び128は、偏光されたビーム
セパレータ124からの分離された偏光された波長レー
ザビーム118を第1の感光体130の上に反射する一
方、鏡132は、偏光されたビームセパレータ124か
らの分離された直交偏光されたレーザビーム120を第
2の感光体134の上に反射する。
セパレータ124からの分離された偏光された波長レー
ザビーム118を第1の感光体130の上に反射する一
方、鏡132は、偏光されたビームセパレータ124か
らの分離された直交偏光されたレーザビーム120を第
2の感光体134の上に反射する。
【0033】両方のビーム118及び120は、実質的
に同じ空間的な位置からのものであり、実質的に平行な
光学軸を有するので、等しい光路長を有する同様な寸法
のビームが、偏光されたビームセパレータ124へ入力
される。このように、各々のビームについて等しい光路
長を持続するという問題は、偏光されたビームセパレー
タ124から感光体130及び134への等しい光路長
を実質的に維持するという、より簡単な問題に変えられ
る。実質的に等しい光路長は、鏡126、128、及び
132を、適切に配置することにより設定される。光路
長を等しくすることにより、各々の感光体におけるスポ
ットが同様なスポットになる。更に、両方のビームが名
目上同じ波長であるので、結像レンズ光学系を、二つの
波長を同じ距離で集束させるように設計しなくてもよ
い。
に同じ空間的な位置からのものであり、実質的に平行な
光学軸を有するので、等しい光路長を有する同様な寸法
のビームが、偏光されたビームセパレータ124へ入力
される。このように、各々のビームについて等しい光路
長を持続するという問題は、偏光されたビームセパレー
タ124から感光体130及び134への等しい光路長
を実質的に維持するという、より簡単な問題に変えられ
る。実質的に等しい光路長は、鏡126、128、及び
132を、適切に配置することにより設定される。光路
長を等しくすることにより、各々の感光体におけるスポ
ットが同様なスポットになる。更に、両方のビームが名
目上同じ波長であるので、結像レンズ光学系を、二つの
波長を同じ距離で集束させるように設計しなくてもよ
い。
【0034】結像レンズは、適切な感光体の上に各々の
VCSELアレイの拡大された画像を形成する。図示し
ていないが、結像レンズから全ての感光体までの経路長
は、各々のリニアアレイの光学倍率が系の各々のアーム
において同じになるように、等しくされる。この距離に
ついての適切な値は21インチであり、現在のプリンタ
設計のワンパスの4色/単一ポリゴン/単一光学ROS
に割り当てられた空間と両立することができる。隣接し
ているリニアアレイは異なった位置で結像されるので、
それらの間のサジタル方向の間隔は、投射レンズの視野
が許容するのと同じ程度に大きくすることができる。こ
れは、各々のアレイの出力が、図に示された波長セパレ
ータと鏡によって、その露光位置に向けられるからであ
る。異なった位置における露光の間の同期は、アレイが
アドレスされる相対時間により制御される。
VCSELアレイの拡大された画像を形成する。図示し
ていないが、結像レンズから全ての感光体までの経路長
は、各々のリニアアレイの光学倍率が系の各々のアーム
において同じになるように、等しくされる。この距離に
ついての適切な値は21インチであり、現在のプリンタ
設計のワンパスの4色/単一ポリゴン/単一光学ROS
に割り当てられた空間と両立することができる。隣接し
ているリニアアレイは異なった位置で結像されるので、
それらの間のサジタル方向の間隔は、投射レンズの視野
が許容するのと同じ程度に大きくすることができる。こ
れは、各々のアレイの出力が、図に示された波長セパレ
ータと鏡によって、その露光位置に向けられるからであ
る。異なった位置における露光の間の同期は、アレイが
アドレスされる相対時間により制御される。
【0035】感光体130及び134は、それぞれビー
ム118及び120による露光の前に、帯電ステーショ
ン(図示せず)により帯電される。露光の後に、現像ス
テーション(同様に図示せず)は、感光体の上の関連す
る画像領域に形成された潜像を現像する。次いで、十分
に現像された画像は、転写ステーション(図示せず)に
おいて、二つの感光体130及び134の各々から、単
一のシート(図示せず)へ転写される。帯電、現像、及
び、転写ステーションは、当該技術分野で慣用のもので
ある。
ム118及び120による露光の前に、帯電ステーショ
ン(図示せず)により帯電される。露光の後に、現像ス
テーション(同様に図示せず)は、感光体の上の関連す
る画像領域に形成された潜像を現像する。次いで、十分
に現像された画像は、転写ステーション(図示せず)に
おいて、二つの感光体130及び134の各々から、単
一のシート(図示せず)へ転写される。帯電、現像、及
び、転写ステーションは、当該技術分野で慣用のもので
ある。
【0036】プリンタ100は、画像が異なったシステ
ム色に対応する各々の感光体130及び134の上に生
成される2色印刷のために使用することができる。この
カラー印刷は、典型的には、黒とハイライトカラーであ
る。
ム色に対応する各々の感光体130及び134の上に生
成される2色印刷のために使用することができる。この
カラー印刷は、典型的には、黒とハイライトカラーであ
る。
【0037】図4のプリンタ100は、二つの感光体の
上で一つの位置を露光するために、垂直空洞表面放射レ
ーザー(VCSEL)の二つのリニアアレイのモノリシ
ック構造を備えたハイライトカラー電子写真式プリンタ
である。
上で一つの位置を露光するために、垂直空洞表面放射レ
ーザー(VCSEL)の二つのリニアアレイのモノリシ
ック構造を備えたハイライトカラー電子写真式プリンタ
である。
【0038】図8のプリンタ175は、図4のプリンタ
100の別の実施態様を示し、そこでは、吸収/透過偏
光器が、偏光された光ビームを離すために利用される。
図8のレーザーアレイ構造102は、偏光されたビーム
118及び直交偏光されたビーム120を放射する。両
方のビームについてのビデオ信号は、電子サブシステム
(ESS)104により処理され、ビームは駆動回路1
06によって変調される。二つのビーム118及び12
0は集束され、レーザー間隔は結像レンズ122により
拡大される。今までのところ、図8のハイライトカラー
電子写真式プリンタ150は、図4のハイライトカラー
電子写真式プリンタ100と同じである。
100の別の実施態様を示し、そこでは、吸収/透過偏
光器が、偏光された光ビームを離すために利用される。
図8のレーザーアレイ構造102は、偏光されたビーム
118及び直交偏光されたビーム120を放射する。両
方のビームについてのビデオ信号は、電子サブシステム
(ESS)104により処理され、ビームは駆動回路1
06によって変調される。二つのビーム118及び12
0は集束され、レーザー間隔は結像レンズ122により
拡大される。今までのところ、図8のハイライトカラー
電子写真式プリンタ150は、図4のハイライトカラー
電子写真式プリンタ100と同じである。
【0039】次いで、二つのビーム118及び120
は、ビームスプリッタ176によって分割される。ビー
ム118は、ビームプリッタから反射されるビーム17
8と、ビームスプリッタ176を通過して伝達されるビ
ーム180に分割される。ビーム178及び180は、
元のビーム118と同じ波長と同じ偏光状態を有するが
強度は半分しかない。同様に、ビーム120は、ビーム
プリッタから反射されるビーム182と、ビームスプリ
ッタ176を通過して伝達されるビーム184に分割さ
れる。ビーム182及び184は、元のビーム120と
同じ波長と直交偏光状態を有するが強度は半分しかな
い。
は、ビームスプリッタ176によって分割される。ビー
ム118は、ビームプリッタから反射されるビーム17
8と、ビームスプリッタ176を通過して伝達されるビ
ーム180に分割される。ビーム178及び180は、
元のビーム118と同じ波長と同じ偏光状態を有するが
強度は半分しかない。同様に、ビーム120は、ビーム
プリッタから反射されるビーム182と、ビームスプリ
ッタ176を通過して伝達されるビーム184に分割さ
れる。ビーム182及び184は、元のビーム120と
同じ波長と直交偏光状態を有するが強度は半分しかな
い。
【0040】ビームスプリッタ176は、入射ビームの
強度の半分が伝達され他の半分が反射されるように構成
された、部分的に透明な金属性のフィルム、または、多
層の誘電性のフィルムである。そのようなビームスプリ
ッタは、当業者にとって周知であり、光学構成要素とし
てしばしば使用される。両方のビームを分割すること
は、ビーム分離のための比較的低コストの吸収/透過偏
光器の使用を可能にするので、電力損失の増加にもかか
わらず有利である。
強度の半分が伝達され他の半分が反射されるように構成
された、部分的に透明な金属性のフィルム、または、多
層の誘電性のフィルムである。そのようなビームスプリ
ッタは、当業者にとって周知であり、光学構成要素とし
てしばしば使用される。両方のビームを分割すること
は、ビーム分離のための比較的低コストの吸収/透過偏
光器の使用を可能にするので、電力損失の増加にもかか
わらず有利である。
【0041】ビームスプリッタ176を通過した伝達の
後に、偏光された光ビーム180と直交偏光された光ビ
ーム184は、鏡186によって吸収/透過偏光器18
8の上に反射される。吸収/透過偏光器188は、図9
に示されたような吸収/透過特性を有する。吸収偏光器
は、特定の方向に偏光された光ビームは吸収するが、直
交方向に偏光された光は伝達する材料から作られる。偏
光器188は、偏光された光ビーム180を吸収する一
方、直交偏光された光ビーム184を伝達するように整
列される。
後に、偏光された光ビーム180と直交偏光された光ビ
ーム184は、鏡186によって吸収/透過偏光器18
8の上に反射される。吸収/透過偏光器188は、図9
に示されたような吸収/透過特性を有する。吸収偏光器
は、特定の方向に偏光された光ビームは吸収するが、直
交方向に偏光された光は伝達する材料から作られる。偏
光器188は、偏光された光ビーム180を吸収する一
方、直交偏光された光ビーム184を伝達するように整
列される。
【0042】同様に、ビームスプリッタ176からの反
射の後に、偏光された光ビーム178と直交偏光された
光ビーム182は、吸収偏光器190の上に向けられ
る。吸収偏光器190は、吸収偏光器188と同じ吸収
/透過特性を有する。偏光器190は、直交偏光された
光ビーム182を吸収する一方、偏光された光ビーム1
78を伝達する。
射の後に、偏光された光ビーム178と直交偏光された
光ビーム182は、吸収偏光器190の上に向けられ
る。吸収偏光器190は、吸収偏光器188と同じ吸収
/透過特性を有する。偏光器190は、直交偏光された
光ビーム182を吸収する一方、偏光された光ビーム1
78を伝達する。
【0043】次に、図4のプリンタ100と同じ光路及
び光学構成要素に戻ると、偏光された光ビーム178
は、鏡128によって第1の感光体130の上に反射さ
れる一方、直交偏光された光ビーム184は、図8にお
いて鏡132によって第2の感光体134の上の反射さ
れる。
び光学構成要素に戻ると、偏光された光ビーム178
は、鏡128によって第1の感光体130の上に反射さ
れる一方、直交偏光された光ビーム184は、図8にお
いて鏡132によって第2の感光体134の上の反射さ
れる。
【0044】鏡の外で、ビームを反射するために、そし
て、光路長を調整するために図4のプリンタ100と図
8のプリンタ175の区別は、図4の偏光されたビーム
セパレータ124が、図8のビームスプリッタ176及
び二つの吸収偏光器188及び190と置き換えられ、
そして、図8のプリンタ175の感光体の上のビーム
が、アレイ102の要素によって放射された同じ強度の
ために、図4のプリンタ100の感光体の上で同等のビ
ームの半分の強度を有するようになることである。
て、光路長を調整するために図4のプリンタ100と図
8のプリンタ175の区別は、図4の偏光されたビーム
セパレータ124が、図8のビームスプリッタ176及
び二つの吸収偏光器188及び190と置き換えられ、
そして、図8のプリンタ175の感光体の上のビーム
が、アレイ102の要素によって放射された同じ強度の
ために、図4のプリンタ100の感光体の上で同等のビ
ームの半分の強度を有するようになることである。
【0045】図10のフルカラープリンター200は、
四つの感光体を露光してワンパスフルカラー印刷を可能
にするために、垂直空洞表面放射レーザー(VCSE
L)の四つのリニアアレイのモノリシック構造202を
使用する。
四つの感光体を露光してワンパスフルカラー印刷を可能
にするために、垂直空洞表面放射レーザー(VCSE
L)の四つのリニアアレイのモノリシック構造202を
使用する。
【0046】プリンタ200のモノリシックアレイ構造
202は、アレイの各々の個別のVCSELから変調さ
れたビームを作り出すために、電子サブシステム(ES
S)204を通って処理され、駆動回路206によって
制御されたビデオ画像信号によって選択的にアドレスさ
れる。
202は、アレイの各々の個別のVCSELから変調さ
れたビームを作り出すために、電子サブシステム(ES
S)204を通って処理され、駆動回路206によって
制御されたビデオ画像信号によって選択的にアドレスさ
れる。
【0047】図11のレーザーアレイ構造202は、モ
ノリシックアレイ202の中で整列され互いに平行に配
置された四つのリニアVCSELから成る。四つのリニ
アアレイの各々の中の個々のVCSELは、等しい中心
間間隔216で、個々のVCSELの間に配置される。
各々のリニアアレイの個々のVCSELは、他のリニア
アレイの個々のVCSELと、アレイの共通の直線方向
と直交する方向に整列される。図10のプリンタ200
においては、モノリシックアレイ構造202は、副走査
方向と直交した四つの平行な走査ラインを形成するよう
に整列される。好適な実施態様においては、モノリシッ
クレーザーアレイ構造は、結像レンズ234の光学軸に
関して副走査と主走査方向の両方に対称的に配置され
る。
ノリシックアレイ202の中で整列され互いに平行に配
置された四つのリニアVCSELから成る。四つのリニ
アアレイの各々の中の個々のVCSELは、等しい中心
間間隔216で、個々のVCSELの間に配置される。
各々のリニアアレイの個々のVCSELは、他のリニア
アレイの個々のVCSELと、アレイの共通の直線方向
と直交する方向に整列される。図10のプリンタ200
においては、モノリシックアレイ構造202は、副走査
方向と直交した四つの平行な走査ラインを形成するよう
に整列される。好適な実施態様においては、モノリシッ
クレーザーアレイ構造は、結像レンズ234の光学軸に
関して副走査と主走査方向の両方に対称的に配置され
る。
【0048】リニアアレイ208のVCSEL218
は、規定された偏光で第1の波長で光を放射する。リニ
アアレイ210のVCSEL220は、アレイ208の
VCSELの偏光状態に直交する偏光状態で第1の波長
で光を放射する。リニアアレイ212のVCSEL22
2は、アレイ208のVCSELと同じ偏光状態で第2
の波長で光を放射する。リニアアレイ214のVCSE
L224は、アレイ208のVCSELの偏光状態に対
して直交する偏光状態で第2の波長で光を放射する。波
長の範囲は、感光体の応答性に適合するように選択さ
れ、それらの接近は、光学フィルタの選択性によって制
限される。
は、規定された偏光で第1の波長で光を放射する。リニ
アアレイ210のVCSEL220は、アレイ208の
VCSELの偏光状態に直交する偏光状態で第1の波長
で光を放射する。リニアアレイ212のVCSEL22
2は、アレイ208のVCSELと同じ偏光状態で第2
の波長で光を放射する。リニアアレイ214のVCSE
L224は、アレイ208のVCSELの偏光状態に対
して直交する偏光状態で第2の波長で光を放射する。波
長の範囲は、感光体の応答性に適合するように選択さ
れ、それらの接近は、光学フィルタの選択性によって制
限される。
【0049】レーザーアレイ構造202は、各々が二つ
の異なった波長のうちの一つで、また、二つの直交する
偏光状態のうちの一つで放射する、四つのリニアアレイ
のモノリシックコンビネーションである。四つの波長の
代わりに二つの波長を使用することにより、同時出願の
D/95544に説明されている4波長システムに比べ
て、レーザー装置の構造と感光性要素及び光学フィルタ
に課された要求が簡単になる。4波長の場合には、スペ
クトル応答が2波長の場合に比べて3倍のスペクトル範
囲にわたって一定でなければならない。これに加えて、
二つの波長だけについての光学フィルタを設計する方が
簡単である。
の異なった波長のうちの一つで、また、二つの直交する
偏光状態のうちの一つで放射する、四つのリニアアレイ
のモノリシックコンビネーションである。四つの波長の
代わりに二つの波長を使用することにより、同時出願の
D/95544に説明されている4波長システムに比べ
て、レーザー装置の構造と感光性要素及び光学フィルタ
に課された要求が簡単になる。4波長の場合には、スペ
クトル応答が2波長の場合に比べて3倍のスペクトル範
囲にわたって一定でなければならない。これに加えて、
二つの波長だけについての光学フィルタを設計する方が
簡単である。
【0050】四つのリニアアレイ208,210,21
2、及び、214を備えたVCSELアレイ構造202
は、モノリシックダイオードレーザー、或いは、単一の
集積されたアレイ内に密接して配置された二つの非モノ
リシックレーザーサブアレイのいずれかとすることがで
きる。
2、及び、214を備えたVCSELアレイ構造202
は、モノリシックダイオードレーザー、或いは、単一の
集積されたアレイ内に密接して配置された二つの非モノ
リシックレーザーサブアレイのいずれかとすることがで
きる。
【0051】モノリシックアレイ構造202は、第1の
波長の変調され偏光されたビーム226、第1の波長の
変調され直交偏光されたビーム228、ビーム226と
同じ偏光で第2の波長の変調され偏光されたビーム23
0、及び、第2の波長の変調され直交偏光されたビーム
232のリニアアレイを放射する。主光線のみが、示さ
れている。
波長の変調され偏光されたビーム226、第1の波長の
変調され直交偏光されたビーム228、ビーム226と
同じ偏光で第2の波長の変調され偏光されたビーム23
0、及び、第2の波長の変調され直交偏光されたビーム
232のリニアアレイを放射する。主光線のみが、示さ
れている。
【0052】ビーム226、228、230、及び、2
32は、前に述べたように、結像レンズ234によって
集束され、アレイ202から発散する。偏光されたビー
ムセパレータ236は、レーザビーム226、228、
230、及び、232を、それらが結像レンズ234を
通過した後で分離する。ビームセパレータ236は、図
6に示される偏光選択性光学特性を有する多層誘電体の
薄膜構造である。
32は、前に述べたように、結像レンズ234によって
集束され、アレイ202から発散する。偏光されたビー
ムセパレータ236は、レーザビーム226、228、
230、及び、232を、それらが結像レンズ234を
通過した後で分離する。ビームセパレータ236は、図
6に示される偏光選択性光学特性を有する多層誘電体の
薄膜構造である。
【0053】偏光されたビームセパレータ236は、偏
光されたビーム226及び230を、直交偏光されたビ
ーム228及び232から分離する。偏光されたビーム
226及び230は、ビームセパレータ236を通過し
て伝達され、鏡238で反射して波長選択性ビームセパ
レータ240へ入射する一方、直交偏光されたビーム2
28及び232は、ビームセパレータ236で反射して
波長選択性ビームセパレータ242へ入射する。
光されたビーム226及び230を、直交偏光されたビ
ーム228及び232から分離する。偏光されたビーム
226及び230は、ビームセパレータ236を通過し
て伝達され、鏡238で反射して波長選択性ビームセパ
レータ240へ入射する一方、直交偏光されたビーム2
28及び232は、ビームセパレータ236で反射して
波長選択性ビームセパレータ242へ入射する。
【0054】波長選択性ビームセパレータ240及び2
42は、図12に示されたものと同様な光学特性を有す
る波長選択性多層フィルムである。このように、ビーム
セパレータの光学特性に適切に適合した二つの波長、た
とえば、600nm及び650nmについては、一方の
波長のビームは透過する一方、他方の波長のビームは反
射することになる。図12は、二つの入射角度について
の透過したビームのパーセンテージを示す。減算したビ
ームの残りのパーセンテージが反射される。このような
ビームセパレータは、当該技術分野において周知であ
る。
42は、図12に示されたものと同様な光学特性を有す
る波長選択性多層フィルムである。このように、ビーム
セパレータの光学特性に適切に適合した二つの波長、た
とえば、600nm及び650nmについては、一方の
波長のビームは透過する一方、他方の波長のビームは反
射することになる。図12は、二つの入射角度について
の透過したビームのパーセンテージを示す。減算したビ
ームの残りのパーセンテージが反射される。このような
ビームセパレータは、当該技術分野において周知であ
る。
【0055】このように、ビームセパレータ240は、
第1の感光体244の上に第1の波長の偏光されたビー
ム226を反射することになる。ビームセパレータ24
0は、第2の感光体248の上に、鏡246によって反
射される第2の波長の偏光されたビーム230を伝達す
ることになる。
第1の感光体244の上に第1の波長の偏光されたビー
ム226を反射することになる。ビームセパレータ24
0は、第2の感光体248の上に、鏡246によって反
射される第2の波長の偏光されたビーム230を伝達す
ることになる。
【0056】ビームセパレータ242は、第3の感光体
250の上に第1の波長の直交偏光されたビーム228
を反射することになる。ビームセパレータ242は、第
4の感光体254の上に鏡252によって反射された第
2の波長の直交偏光されたビーム232を伝達すること
になる。
250の上に第1の波長の直交偏光されたビーム228
を反射することになる。ビームセパレータ242は、第
4の感光体254の上に鏡252によって反射された第
2の波長の直交偏光されたビーム232を伝達すること
になる。
【0057】各々のレーザビームが画像情報で独立して
変調されるので、別々の潜像が各々の感光体に同時に印
刷される。前述されたように、これに続く帯電、現像、
及び、転写ステーションは当該技術分野で慣用のもので
ある。このように、装置200は、各々の感光体の上の
画像が異なったシステム色に対応するフルカラー再生の
ために使うことができる。
変調されるので、別々の潜像が各々の感光体に同時に印
刷される。前述されたように、これに続く帯電、現像、
及び、転写ステーションは当該技術分野で慣用のもので
ある。このように、装置200は、各々の感光体の上の
画像が異なったシステム色に対応するフルカラー再生の
ために使うことができる。
【0058】ビーム226、228、230、及び、2
32の全てが実質的に同じ焦点平面からのものであり、
実質的に平行の光学軸を有するので、同様な寸法のビー
ムが偏光されたビームセパレータ236へ入力される。
このように、各々のビームについて等しい光路長を維持
する問題は、第1の波長ビームセパレータ236から個
々の感光体への等しい光路長を維持するという一層簡単
な問題へ変えられる。実質的に、等しい光路長は、鏡2
38、240、242、246、及び、252を適切に
配置することによって、個々の光路長調整することによ
り設定される。
32の全てが実質的に同じ焦点平面からのものであり、
実質的に平行の光学軸を有するので、同様な寸法のビー
ムが偏光されたビームセパレータ236へ入力される。
このように、各々のビームについて等しい光路長を維持
する問題は、第1の波長ビームセパレータ236から個
々の感光体への等しい光路長を維持するという一層簡単
な問題へ変えられる。実質的に、等しい光路長は、鏡2
38、240、242、246、及び、252を適切に
配置することによって、個々の光路長調整することによ
り設定される。
【0059】図10のフルカラープリンタにおいては、
ビームは最初に偏光状態により分離される。しかしなが
ら、光路において、偏光されたビームセパレータ236
が、波長選択性ビームセパレータ240及び242の前
にあることは必須ではない。ビームは、ビームが偏光状
態により分離される前に波長により分離することができ
る。このように、単一の波長選択性ビームセパレータ
は、波長により四つのビームを分離することができ、次
いで、二つの偏光されたビームセパレータが更に偏光状
態によりビームを分離することができる。したがって、
感光体の順序及び位置は、ビームの新しい位置に基づい
て変化する。
ビームは最初に偏光状態により分離される。しかしなが
ら、光路において、偏光されたビームセパレータ236
が、波長選択性ビームセパレータ240及び242の前
にあることは必須ではない。ビームは、ビームが偏光状
態により分離される前に波長により分離することができ
る。このように、単一の波長選択性ビームセパレータ
は、波長により四つのビームを分離することができ、次
いで、二つの偏光されたビームセパレータが更に偏光状
態によりビームを分離することができる。したがって、
感光体の順序及び位置は、ビームの新しい位置に基づい
て変化する。
【0060】図8に示されるように、同様に、図10の
偏光ビームセパレータ236は、ビームスプリッタと二
つの吸収偏光器と置き換えることができるが、感光体上
のビームの強度は半分になる。
偏光ビームセパレータ236は、ビームスプリッタと二
つの吸収偏光器と置き換えることができるが、感光体上
のビームの強度は半分になる。
【0061】二つの波長と二つの偏光状態を使用したカ
ラープリンタによる別の代替実施態様は、波長選択性セ
パレータ240及び242の代わりに波長バンドパスフ
ィルタを使用することになる。しかしながら、図8の吸
収偏光器のように、ビームスプリッタが必要であり、感
光体上のビームの強度は半分になる。
ラープリンタによる別の代替実施態様は、波長選択性セ
パレータ240及び242の代わりに波長バンドパスフ
ィルタを使用することになる。しかしながら、図8の吸
収偏光器のように、ビームスプリッタが必要であり、感
光体上のビームの強度は半分になる。
【0062】この実施態様においては、アレイ構造から
のビームは、偏光状態により分離されることになり、次
いで、同じ偏光を有する第1及び第2の波長の二つのビ
ームは、ビームスプリッタにより分割される。これらの
二つのビームは、異なった光路に向けられることにな
る。一つの光路は、第1の波長は通過させるが第2の波
長は阻止する第1の波長選択性バンドパスフィルタに導
かれることになる。このように、第1の波長の偏光され
たビームは、第1の波長選択性バンドパスフィルタを通
過して第1の感光体或いは単一の感光体の第1の位置に
至ることになる。第2の光路は、第2の波長は通過させ
るが第1の波長は阻止する第2の波長選択性バンドパス
フィルタに導かれることになる。このように、同じ偏光
を有する第2の波長のビームは、第2の波長選択性バン
ドパスフィルタを通過して第2の感光体或いは単一の感
光体の第2の位置に至ることになる。
のビームは、偏光状態により分離されることになり、次
いで、同じ偏光を有する第1及び第2の波長の二つのビ
ームは、ビームスプリッタにより分割される。これらの
二つのビームは、異なった光路に向けられることにな
る。一つの光路は、第1の波長は通過させるが第2の波
長は阻止する第1の波長選択性バンドパスフィルタに導
かれることになる。このように、第1の波長の偏光され
たビームは、第1の波長選択性バンドパスフィルタを通
過して第1の感光体或いは単一の感光体の第1の位置に
至ることになる。第2の光路は、第2の波長は通過させ
るが第1の波長は阻止する第2の波長選択性バンドパス
フィルタに導かれることになる。このように、同じ偏光
を有する第2の波長のビームは、第2の波長選択性バン
ドパスフィルタを通過して第2の感光体或いは単一の感
光体の第2の位置に至ることになる。
【0063】同様に、第1の偏光状態に対して直交する
偏光を有する第1及び第2の波長の二つのビームは、ビ
ームスプリッタにより分割され、次いで、二つの波長の
それぞれについて一つ設けられた、異なった波長選択性
バンドパスフィルタにより濾波され、次いで、二つの感
光体、或いは、同じ感光体の二つの位置に至ることにな
る。
偏光を有する第1及び第2の波長の二つのビームは、ビ
ームスプリッタにより分割され、次いで、二つの波長の
それぞれについて一つ設けられた、異なった波長選択性
バンドパスフィルタにより濾波され、次いで、二つの感
光体、或いは、同じ感光体の二つの位置に至ることにな
る。
【0064】再度、ビームスプリッタ及び二つの波長選
択性バンドパスフィルタは、カラープリンタの光路にお
いて、波長セパレータの前に来ることができる。
択性バンドパスフィルタは、カラープリンタの光路にお
いて、波長セパレータの前に来ることができる。
【0065】波長分離のためのビームスプリッタ及び波
長選択性バンドパスフィルタは、カラー電子写真プリン
タにおいて、偏光分離のためのビームスプリッタ及び二
つの吸収偏光器と組み合わせることができる。しかしな
がら、感光体上へのビームの強度は、いまやマルチプル
レーザーアレイ光源のビームの強度の1/4となる。
長選択性バンドパスフィルタは、カラー電子写真プリン
タにおいて、偏光分離のためのビームスプリッタ及び二
つの吸収偏光器と組み合わせることができる。しかしな
がら、感光体上へのビームの強度は、いまやマルチプル
レーザーアレイ光源のビームの強度の1/4となる。
【0066】図13のレーザーアレイ構造300は、V
CSELアレイの二つのモノリシック構造302及び3
04の非モノリシックコンビネーションである。各々の
モノリシックアレイ構造は、同じ波長で放射するVCS
ELの二つの交差して偏光されたリニアアレイを含む。
二つのモノリシックアレイ構造から放射された波長は異
なっている。モノリシックアレイ構造302は、第1の
波長で第1の偏光状態で放射するリニアVCSELアレ
イ306、及び、第1の波長で直交偏光状態で放射する
リニアVCSELアレイ308を有する。モノリシック
アレイ構造304は、第2の波長でアレイ306と同じ
偏光状態で放射するリニアVCSELアレイ310及び
第2の波長で直交偏光状態で放射するリニアVCSEL
アレイ312を有する。
CSELアレイの二つのモノリシック構造302及び3
04の非モノリシックコンビネーションである。各々の
モノリシックアレイ構造は、同じ波長で放射するVCS
ELの二つの交差して偏光されたリニアアレイを含む。
二つのモノリシックアレイ構造から放射された波長は異
なっている。モノリシックアレイ構造302は、第1の
波長で第1の偏光状態で放射するリニアVCSELアレ
イ306、及び、第1の波長で直交偏光状態で放射する
リニアVCSELアレイ308を有する。モノリシック
アレイ構造304は、第2の波長でアレイ306と同じ
偏光状態で放射するリニアVCSELアレイ310及び
第2の波長で直交偏光状態で放射するリニアVCSEL
アレイ312を有する。
【0067】このように、図13のレーザーアレイ構造
300は、図11のモノリシックアレイ構造202と同
様に、二つの異なった波長を二つの偏光状態で放射す
る。この非モノリシックコンビネーションの利点は、各
々のモノリシックアレイ構造302及び304は、二つ
の波長だけを放射すればよいことであり、これにより層
の成長に関する要求が緩和される。
300は、図11のモノリシックアレイ構造202と同
様に、二つの異なった波長を二つの偏光状態で放射す
る。この非モノリシックコンビネーションの利点は、各
々のモノリシックアレイ構造302及び304は、二つ
の波長だけを放射すればよいことであり、これにより層
の成長に関する要求が緩和される。
【0068】各々のアレイは異なった露光位置で結像さ
れるので、異なったモノリシックアレイ構造の上の隣接
しているアレイの間のサジタル方向の分離は、VCSE
L要素の間の接線方向に間隔より一層大きくすることが
できる。モノリシックサブアレイ構造の間のサジタル方
向の間隔は、各々のモノリシックサブアレイ構造の縁の
近くにリニアアレイを配置することによって最小にされ
る。しかしながら、四つの現像ステーションの上で走査
ライン整列を避けるために、異なったモノリシックサブ
アレイ構造の上にサジタル方向にアレイ要素を有するこ
とは、重要である。四つの画像が、紙か中間転写ベルト
へ連続的に転写されるので、異なったステーションの走
査ラインの正確な整列が要求される。モノリシックの二
重波長サブアレイ構造の非モノリシックコンビネーショ
ンは、全てのモノリシック構造の光源に対して好適であ
る。なぜなら、それは活性層が利得を提供しなければな
らない波長範囲を最小にし、成長したレーザー鏡が、各
々のモノリシック構造の各々のVCSELの中で高い反
射率を提供しなければならないからである。
れるので、異なったモノリシックアレイ構造の上の隣接
しているアレイの間のサジタル方向の分離は、VCSE
L要素の間の接線方向に間隔より一層大きくすることが
できる。モノリシックサブアレイ構造の間のサジタル方
向の間隔は、各々のモノリシックサブアレイ構造の縁の
近くにリニアアレイを配置することによって最小にされ
る。しかしながら、四つの現像ステーションの上で走査
ライン整列を避けるために、異なったモノリシックサブ
アレイ構造の上にサジタル方向にアレイ要素を有するこ
とは、重要である。四つの画像が、紙か中間転写ベルト
へ連続的に転写されるので、異なったステーションの走
査ラインの正確な整列が要求される。モノリシックの二
重波長サブアレイ構造の非モノリシックコンビネーショ
ンは、全てのモノリシック構造の光源に対して好適であ
る。なぜなら、それは活性層が利得を提供しなければな
らない波長範囲を最小にし、成長したレーザー鏡が、各
々のモノリシック構造の各々のVCSELの中で高い反
射率を提供しなければならないからである。
【0069】利得誘導型VCSELは、実施態様のカラ
ー印刷用途によく適している。なぜなら、それらは本質
的に非点収差を示さないからである。これに加えて、屈
折率の波長依存性に起因する結像レンズの焦点距離の変
化は、(1)一つのアレイ或いはにグラスプレートを加
えることにより、或いは、(2)一つのアレイの個々の
要素に適切な回折レンズをモノリシック的に加えること
により、補正することができる。
ー印刷用途によく適している。なぜなら、それらは本質
的に非点収差を示さないからである。これに加えて、屈
折率の波長依存性に起因する結像レンズの焦点距離の変
化は、(1)一つのアレイ或いはにグラスプレートを加
えることにより、或いは、(2)一つのアレイの個々の
要素に適切な回折レンズをモノリシック的に加えること
により、補正することができる。
【0070】本発明の二つ或いは四つのVCSELアレ
イのモノリシック構造は、先行技術の二つの或いは四つ
の別々のLEDプリントバーよりも製造するのが安価で
ある。互いに正確に整列されなければならない先行技術
の四つの別々のLEDプリントバーとは反対に、VCS
ELアレイは、モノリシック構造の中に正確に整列され
る。
イのモノリシック構造は、先行技術の二つの或いは四つ
の別々のLEDプリントバーよりも製造するのが安価で
ある。互いに正確に整列されなければならない先行技術
の四つの別々のLEDプリントバーとは反対に、VCS
ELアレイは、モノリシック構造の中に正確に整列され
る。
【0071】二つ或いは四つのVCSELアレイのモノ
リシック構造は、カラー電子写真式プリンタのサイズ及
び全体の空間容積を大幅に減らす。また、マルチプルチ
ップのアセンブリが減らされるか、或いは、場合によっ
ては除かれるので、モノリシック光源アレイは費用効率
が良い。
リシック構造は、カラー電子写真式プリンタのサイズ及
び全体の空間容積を大幅に減らす。また、マルチプルチ
ップのアセンブリが減らされるか、或いは、場合によっ
ては除かれるので、モノリシック光源アレイは費用効率
が良い。
【0072】本発明の結像レンズは、レンズを補正する
ことにより、或いは、アレイにより放射されたビームに
ガラス板を挿入することにより、或いは、アレイの個々
の要素に適切な回折レンズを加えることにより、焦点距
離発散を補正することができる。先行技術のROSシス
テムの複雑で高価な光学系は、本発明の結像レンズに変
えられる。
ことにより、或いは、アレイにより放射されたビームに
ガラス板を挿入することにより、或いは、アレイの個々
の要素に適切な回折レンズを加えることにより、焦点距
離発散を補正することができる。先行技術のROSシス
テムの複雑で高価な光学系は、本発明の結像レンズに変
えられる。
【図1】 本発明に従って形成された垂直空洞表面放射
レーザー(VCSEL)のモノリシックリニアアレイを
備えた電子写真式プリンタの走査面の断面の概略図であ
る。
レーザー(VCSEL)のモノリシックリニアアレイを
備えた電子写真式プリンタの走査面の断面の概略図であ
る。
【図2】 本発明に従って形成された図1の垂直空洞表
面放射レーザー(VCSEL)のモノリシックリニアア
レイを備えた電子写真式プリンタの走査面に対して交差
する面の断面の概略図である。
面放射レーザー(VCSEL)のモノリシックリニアア
レイを備えた電子写真式プリンタの走査面に対して交差
する面の断面の概略図である。
【図3】 本発明に従って形成された図1及び図2の電
子写真式プリンタの垂直空洞表面放射レーザー(VCS
EL)のモノリシックリニアアレイの断面の側面概略図
である。
子写真式プリンタの垂直空洞表面放射レーザー(VCS
EL)のモノリシックリニアアレイの断面の側面概略図
である。
【図4】 本発明に従って形成された垂直表面放射のモ
ノリシックマルチプルリニアアレイ及び二つの感光体を
備えたハイライトカラー電子写真式プリンタの断面の側
面概略図である。
ノリシックマルチプルリニアアレイ及び二つの感光体を
備えたハイライトカラー電子写真式プリンタの断面の側
面概略図である。
【図5】 本発明に従って形成された図4の垂直空洞表
面放射レーザー(VCSEL)のモノリシックマルチプ
ルリニアアレイの断面の側面概略図である。
面放射レーザー(VCSEL)のモノリシックマルチプ
ルリニアアレイの断面の側面概略図である。
【図6】 (本発明の様々な実施態様において使用され
たような)偏光された波長ビームセパレータの反射/伝
達特性を示す。
たような)偏光された波長ビームセパレータの反射/伝
達特性を示す。
【図7】 本発明に従って形成された垂直空洞表面放射
レーザー(VCSEL)と一つの感光体を備えたハイラ
イトカラー電子写真式プリンタの別の実施態様の断面の
側面概略図である。
レーザー(VCSEL)と一つの感光体を備えたハイラ
イトカラー電子写真式プリンタの別の実施態様の断面の
側面概略図である。
【図8】 本発明に従って形成された垂直空洞表面放射
レーザー(VCSEL)と偏光ビームセパレータと二つ
の感光体を備えたハイライトカラー電子写真式プリンタ
の別の実施態様の断面の側面概略図である。
レーザー(VCSEL)と偏光ビームセパレータと二つ
の感光体を備えたハイライトカラー電子写真式プリンタ
の別の実施態様の断面の側面概略図である。
【図9】 図8のハイライトカラー電子写真式プリンタ
で使用されたような偏光された波長ビームセパレータの
吸収/伝達特性を示す。
で使用されたような偏光された波長ビームセパレータの
吸収/伝達特性を示す。
【図10】 本発明に従って形成された垂直表面放射の
モノリシックマルチプルリニアアレイ及び四つの感光体
を備えたフルカラー電子写真式プリンタの断面の側面の
概略図である。
モノリシックマルチプルリニアアレイ及び四つの感光体
を備えたフルカラー電子写真式プリンタの断面の側面の
概略図である。
【図11】 本発明に従って形成された図10の垂直空
洞表面放射レーザー(VCSEL)のモノリシックマル
チプルリニアアレイの断面の側面概略図である。
洞表面放射レーザー(VCSEL)のモノリシックマル
チプルリニアアレイの断面の側面概略図である。
【図12】 図10のフルカラー電子写真式プリンタの
波長ビームセパレータの反射/伝達特性を示す。
波長ビームセパレータの反射/伝達特性を示す。
【図13】 本発明に従って形成された垂直空洞表面放
射レーザー(VCSEL)の二つのモノリシックマルチ
プルリニアアレイの非モノリシック構造コンビネーショ
ンの断面の側面概略図である。
射レーザー(VCSEL)の二つのモノリシックマルチ
プルリニアアレイの非モノリシック構造コンビネーショ
ンの断面の側面概略図である。
10 プリンタ 12 リニアアレイ 14 VCSEL 16 中心間間隔 18 ビーム 20 結像レンズ系 22 表面 24 感光体 26 走査ライン 28 画素 100 ハイライトカラープリンタ 102 モノリシック構造 104 電子サブシステム 106 駆動回路 108,110 リニアVCSELアレイ 112,116 VCSEL 114 中心間間隔 118,120 ビーム 122 結像レンズ 124 波長ビームセパレータ 126,128,132 鏡 130,134 感光体 150 ハイライトカラー電子写真式プリンタ 175 プリンタ 176 ビームスプリッタ 178,180,182,184 ビーム 186 鏡 188,190 偏光器 200 フルカラープリンタ 202 モノリシックアレイ構造 204 電子サブシステム 206 駆動回路 208,210,212,214 リニアVCSELア
レイ 216 中心間間隔 218,220,222,224 VCSEL 226,228,230,232 ビーム 234 結像レンズ 236,240,242 波長ビームセパレータ 238,246 鏡 244,248,250,254 感光体 300 レーザーアレイ構造 302,304 モノリシック構造 306,308,310,312 リニアVCSELア
レイ
レイ 216 中心間間隔 218,220,222,224 VCSEL 226,228,230,232 ビーム 234 結像レンズ 236,240,242 波長ビームセパレータ 238,246 鏡 244,248,250,254 感光体 300 レーザーアレイ構造 302,304 モノリシック構造 306,308,310,312 リニアVCSELア
レイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティボー・フィズリ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94022 ロスアルトスヒルズ トッドレー ン 26018
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも二つの感光体と、 波長が異なるか或いは偏光状態が異なる少なくとも二つ
の変調された光ビームを放射するための少なくとも二つ
のリニアレーザーアレイと、 前記少なくとも二つの変調された光ビームを前記少なく
とも二つの感光体に結像させるための結像レンズ手段
と、 前記少なくとも二つの変調された光ビームのそれぞれを
ただ一つの異なった感光体に分離して前記少なくとも二
つの感光体の完全な走査ラインを同時に露光するための
偏光ビーム分離手段及び波長分離手段とを含むカラー電
子写真ラインプリンタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US577792 | 1995-12-22 | ||
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