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JPH09172370A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

Info

Publication number
JPH09172370A
JPH09172370A JP7330424A JP33042495A JPH09172370A JP H09172370 A JPH09172370 A JP H09172370A JP 7330424 A JP7330424 A JP 7330424A JP 33042495 A JP33042495 A JP 33042495A JP H09172370 A JPH09172370 A JP H09172370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
controlled oscillator
voltage controlled
pll circuit
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7330424A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Yoshizawa
秋彦 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7330424A priority Critical patent/JPH09172370A/ja
Priority to TW085115365A priority patent/TW335575B/zh
Priority to EP96120258A priority patent/EP0780985A1/en
Priority to KR1019960067245A priority patent/KR100245580B1/ko
Priority to US08/768,633 priority patent/US5909474A/en
Publication of JPH09172370A publication Critical patent/JPH09172370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/07Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop using several loops, e.g. for redundant clock signal generation

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低ジッタで安定度の高い発振周波数を生成す
るPLL回路とする。 【解決手段】 電圧制御発振器13は、複数の制御用入
力端子を持つ。分周器14は、電圧制御発振器13の発
振周波数を分周する。位相検波器11は、分周器14に
より分周された発振周波数と基準周波数fXOを入力して
両者の位相差を検出し、その位相差に応じて誤差信号を
出力する。低域通過フィルタ12は、位相検波器11の
出力する誤差信号を積分する。低域通過フィルタ12の
出力する積分された誤差信号は、電圧制御発振器13の
一方の制御用入力端子に入力される。電圧制御発振器1
3のフリーラン周波数を制御するための制御信号は、電
圧制御発振器13の他方の制御用入力端子に入力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLL(Phase Lo
cked Loop )回路に関し、特に基準となる周波数に対し
て発振する周波数の逓倍比が大きく、かつ低ジッタで安
定度の高い特性が要求されるモニター制御用ICなどに
使用するためのものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来のPLL回路を示すもの
である。位相検波器(以下、PFDと略す)21の一方
の入力端子には、基準周波数fref が入力され、他方の
入力端子には、電圧制御発振器(以下、VCOと略す)
23で発振している周波数fout を分周器(以下、DI
Vと略す)24でN分周した周波数fout /Nが入力さ
れる。
【0003】ここで、PFD21は、周波数fout /N
が基準周波数fref より低いと、位相において遅れてい
る期間だけ低レベルを出力する。この低レベルのパルス
が低域通過フィルタ(以下、LPFと略す)22で積分
されDCレベルになる。
【0004】このLPF22が負帰還をかけたアクティ
ブフィルタとすると、LPF22の出力レベルは、前の
状態と比べて高くなる。この結果、VCOは、前の発振
周波数より高い周波数で発振する。
【0005】周波数fout /Nが基準周波数fref より
まだ低ければ、前と同様の過程をたどり、さらに高い周
波数を発振する。この結果、逆に、周波数fout /Nが
基準周波数fref より高くなれば、前とは逆に、PFD
21は、位相差と同じ期間だけ高レベルを出力する。
【0006】この高レベルのパルスは、LPF22で積
分されDCレベルになる。そして、LPF22の出力レ
ベルは、前の状態と比べて低くなる。この結果、VCO
23は、前の発振周波数より低い周波数で発振する。
【0007】このようにして、何回か周波数fout /N
と基準周波数fref が比較され、たえず位相誤差を無く
すようにループが動作する。そして、最後には、周波数
fout /Nと基準周波数fref の位相差が0になる。
【0008】この結果、PFD21の出力は、ハイ・イ
ンピーダンスの状態になり、LPF22の出力レベル
は、前の状態と同じレベルを保持する。そして、VCO
23も、前の発振周波数と同じ周波数を維持する。
【0009】PLLの出力周波数fout は、基準周波数
fref と分周器の分周数Nによって定まり、 fout = fref ×N となり、出力周波数fout は、基準周波数fref のN逓
倍された周波数となる。また、分周器にプログラマブル
カウンタを使用すれば、分周数Nは可変となり、fref
のステップで任意の出力周波数が得られるようになる。
【0010】しかし、通常、PLL回路を制御している
PFD21の出力は、基準周波数fref の立ち上がり
(又は、立ち下がり)に同期して出力される。従って、
出力周波数fout と基準周波数fref の逓倍比が大きく
なればなるほど出力周波数fout に対してPFD21が
出力をしてから次の出力をするまでの間隔が長くなる。
【0011】この結果、PLLを十分制御できなくな
り、出力周波数fout の安定度が低下する。安定度は、
フェーズエラーとジッタで評価する。フェーズエラー
は、基準周波数fref と出力周波数fout の位相ずれを
示し、ジッタは出力周波数foutのクロック間の誤差を
示している。
【0012】一般に、PLL回路において、LPF22
の出力振幅を大きくするとフェーズエラーは小さくなる
が、ジッタは大きくなる。逆に、LPF22の出力振幅
を小さくするとフェーズエラーは大きくなるが、ジッタ
は小さくなる。
【0013】図15は、低ジッタ化を図った従来のPL
L回路を示すものである。このPLL回路は、2つのP
LL回路25A,25Bを直列に接続した構成となって
いる。
【0014】各々のPLL回路は、図14のPLL回路
の構成と同じになっている。第1のPLL回路25Aに
は、基準周波数fref が入力され、分周数をN1とする
と、出力周波数fout1は、fref ×N1となる。また、
第2のPLL回路25Bには、基準周波数として、fre
f ×N1の周波数が入力され、分周数をN2とすると、
出力周波数fout2は、fref ×N1×N2となる。
【0015】この方式では、数10逓倍程度で済み、1
つのPLL回路で生成した場合に比べて、フェーズエラ
ーとジッタは、かなり改善される。モニター制御用IC
などでは、水平同期信号(基準周波数)の数100逓倍
の発振周波数が必要とされ、かつ、低ジッタかつ安定度
の高い特性が要求されている。従って、かかる分野で
は、上述の2つのPLL回路を用いる手法が高精度化に
必要である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、PLL回路
の逓倍比を大きくすると、発振周波数の安定度が低下し
てフェーズエラーとジッタが共に悪化する。従って、図
15に示すように、2つのPLL回路を用いて、1段あ
たりの逓倍比を下げることにより安定度を改善すること
ができる。
【0017】しかしながら、図15の第2のPLL回路
25Bのみについて見てみると、逓倍比は下がっている
が、第2のPLL回路25Bの基準周波数には第1のP
LL回路25Aのジッタ成分が含まれているため、第1
のPLL回路25Aのジッタ成分が大きいと第2のPL
L回路25Bのメリットを出せないばかりか、ループ自
体が発振してしまうおそれがある。
【0018】従って、第1のPLL回路25Aの逓倍比
を大きくできなくなるため、やはり第2のPLL回路2
5Bの負担が大きくなり、安定度の改善をあまり期待す
ることができない。
【0019】また、VCO単体でみた場合には、PLL
回路の安定度を上げるためには、できるだけVCOの変
換係数(発振周波数の変化幅/制御電圧の変化幅)を下
げることが有効である。
【0020】VCOの変換係数が大きいということは、
制御電圧の変化に対して出力周波数が大きく変化するこ
とを示す。その利点は、ロックレンジが広く確保できる
ために様々な応用分野に対応が可能なことである。
【0021】しかし、ノイズなどで制御電圧が少しでも
変化すると出力周波数が変化してしまうため、出力周波
数の安定度は低い。逆に、VCOの変換係数が小さいと
制御電圧の変化に対して出力周波数の変化が小さいた
め、ノイズ等で制御電圧が少し変化した程度では出力周
波数の変化はかなり小さく、出力周波数の安定度は高
い。
【0022】しかし、ロックレンジが狭いために、これ
を応用する分野がかなり制限されてしまう。さらに、通
常、PLL回路をICチップ上に内蔵した場合、プロセ
スばらつきなどを考慮すると、最低限必要なロックレン
ジを確保するために、必要なロックレンジに対して2〜
3倍のマージンを持たせる必要がある。従って、実用
上、VCOの変換係数を下げることになるPLL回路の
安定度を上げることは、困難となっている。
【0023】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
もので、その目的は、VCOの変換係数を下げ、PLL
回路のロックレンジを狭めることにより、逓倍比が大き
くても低ジッタで安定度の高い発振周波数を生成するこ
とができ、しかもロックレンジを狭めることによる応用
範囲の限定を避け、広帯域の発振周波数を供給すること
である。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のPLL回路は、複数の制御用入力端子を持
つ第1電圧制御発振器と、前記第1電圧制御発振器の発
振周波数を分周する第1分周器と、前記第1分周器によ
り分周された発振周波数と第1の基準となる周波数を入
力して両者の位相差を検出しその位相差に応じて誤差信
号を出力する第1位相検波器と、前記第1位相検波器の
出力する誤差信号を積分する第1低域通過フィルタとを
備え、前記第1低域通過フィルタの出力する積分された
誤差信号を前記第1電圧制御発振器の少なくとも1つの
制御用入力端子に入力し、前記第1電圧制御発振器のフ
リーラン周波数を制御するための制御信号を前記第1電
圧制御発振器の少なくとも1つの制御用入力端子に入力
している。
【0025】本発明のPLL回路は、第1の基準となる
周波数を分周する第1分周器と、複数の制御用入力端子
を持つ第1電圧制御発振器と、前記第1電圧制御発振器
の発振周波数と前記第1分周器により分周された基準と
なる周波数を入力して両者の位相差を検出しその位相差
に応じて誤差信号を出力する第1位相検波器と、前記第
1位相検波器の出力する誤差信号を積分する第1低域通
過フィルタとを備え、前記第1低域通過フィルタの出力
する積分された誤差信号を前記第1電圧制御発振器の少
なくとも1つの入力端子に入力し、前記第1電圧制御発
振器のフリーラン周波数を制御するための制御信号を前
記第1電圧制御発振器の少なくとも1つの制御用入力端
子に入力している。
【0026】本発明のPLL回路は、複数の制御用入力
端子を持つ第1電圧制御発振器と、前記第1電圧制御発
振器の発振周波数と第1の基準となる周波数を入力して
両者の位相差を検出しその位相差に応じて誤差信号を出
力する第1位相検波器と、前記第1位相検波器の出力す
る誤差信号を積分する第1低域通過フィルタとを具備
し、前記第1低域通過フィルタの出力する積分された誤
差信号を前記第1電圧制御発振器の少なくとも1つの制
御用入力端子に入力し、前記第1電圧制御発振器のフリ
ーラン周波数を制御するための制御信号を前記第1電圧
制御発振器の少なくとも1つの制御用入力端子に入力し
ている。
【0027】前記第1電圧制御発振器の少なくとも1つ
の制御用入力端子に入力される前記誤差信号の変換係数
は、前記第1電圧制御発振器の少なくとも1つの制御用
入力端子に入力される前記制御信号の変換係数よりも小
さい。
【0028】本発明のPLL回路は、さらに、複数の制
御用入力端子を持つ第2電圧制御発振器と、前記第2電
圧制御発振器の発振周波数を分周する第2分周器と、前
記第2分周器により分周された発振周波数と第2の基準
となる周波数を入力して両者の位相差を検出しその位相
差に応じて誤差信号を出力する第2位相検波器と、前記
第2位相検波器の出力する誤差信号を積分する第2低域
通過フィルタとを備えている。
【0029】前記第2低域通過フィルタの出力する積分
された誤差信号を前記第2電圧制御発振器の少なくとも
1つの制御用入力端子に入力し、前記第2低域通過フィ
ルタの出力する積分された誤差信号を前記第1電圧制御
発振器のフリーラン周波数を制御するための制御信号と
して前記第1電圧制御発振器の少なくとも1つの制御用
入力端子に入力している。
【0030】前記第1電圧制御発振器の変換係数と前記
第2電圧制御発振器の変換係数を変えることにより、前
記第1電圧制御発振器のフリーラン周波数を前記第2の
基準となる周波数の変換係数比(前記第1電圧制御発振
器の変換係数と前記第2電圧制御発振器の変換係数の
比)倍に制御している。
【0031】前記第1及び第2電圧制御発振器は、それ
ぞれ各々の制御信号を抵抗加算した制御信号で制御され
る。前記第1及び第2電圧制御発振器は、それぞれ各々
の制御信号を入力する制御回路のコンダクタンス比を変
えることにより入力のゲインを変えている。
【0032】前記第1及び第2電圧制御発振器は、それ
ぞれ各々の制御信号を入力するディレーセルの制御用ト
ランジスタの寸法を変えることにより周波数の変換係数
を変えている。
【0033】前記第1及び第2電圧制御発振器は、それ
ぞれ複数のディレーセルを有し、各々のディレーセルの
段数を変えることにより各々の電圧制御発振器の変換係
数を変え、前記第1電圧制御発振器のフリーラン周波数
を前記第2の基準となる周波数の変換係数比(前記第1
電圧制御発振器の変換係数と前記第2電圧制御発振器の
変換係数の比)倍に制御している。
【0034】前記第1及び第2電圧制御発振器は、それ
ぞれディレーセルを構成するトランジスタを有し、各々
のディレーセルのトランジスタの寸法を変えることによ
り各々の電圧制御発振器の変換係数を変え、前記第1電
圧制御発振器のフリーラン周波数を前記第2の基準とな
る周波数の変換係数比(前記第1電圧制御発振器の変換
係数と前記第2電圧制御発振器の変換係数の比)倍に制
御している。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明のPLL回路について詳細に説明する。図1は、本発
明の第1実施の形態に関わるPLL回路を示している。
このPLL回路は、第1のPLL回路10Aと第2のP
LL回路10Bの2個のPLL回路から構成されてい
る。
【0036】各々のPLL回路は、2系統の制御用入力
端子を持つVCO(電圧制御発振器)を構成要素として
いる。制御用入力端子の1つ(L入力)は、VCOの変
換係数が大きく発振周波数の広い帯域を制御する。もう
一方の制御用入力端子(S入力)はVCOの変換係数が
小さく発振周波数の狭い帯域を制御する。
【0037】第1のPLL回路10Aは、クリスタルな
どの安定な周波数fxoを基準入力とし、位相検波器(P
FD)11は、周波数fxoと、VCO13の発振周波数
fout1を分周器(DIV)14でN1分周した周波数f
out1/N1との位相差を比較して、その位相差に応じた
パルスを出力する。
【0038】LPF(低域通過フィルタ)12は、PF
D11の出力したパルスを積分してDCレベルに変換す
る。変換されたDCレベルは、VCO13の変換係数が
大きいL入力端子に入力される。
【0039】変換係数の小さいS入力端子は、基準電圧
(VDD/2)を発生する電圧発生源15に接続され
る。第2のPLL回路10Bは、基準となる周波数fre
f を基準入力とし、PFD16は、VCO18の発振周
波数fout2をDIV19でN2分周された周波数fout2
/N2との位相差を比較してその位相差に応じたパルス
を出力する。
【0040】LPF17は、PFD16の出力したパル
スを積分してDCレベルに変換する。変換されたDCレ
ベルは、VCO18の変換係数が小さいS入力端子に入
力される。変換係数の大きいL入力端子は、第1のPL
L回路10AのLPF12の出力端子に接続される。
【0041】図2(a)は、図1のVCO13の周波数
特性を示し、図2(b)は、VCO18の出力特性を示
している。第1のPLL回路10Aは、VCO13の変
換係数が大きいが、逓倍比N1を1〜数倍程度の小さい
逓倍比にすることにより、fout1のフェーズエラー及び
ジッタを共にかなり小さく抑えることができる。
【0042】第2のPLL回路10B中のVCO18の
変換係数が大きいL入力端子は、第1のPLL回路10
AのVCO18と同様に制御されるため、VCO18と
VCO13の発振周波数fout1と同じとなる。そして、
そのフェーズエラー及びジッタは、共に発振周波数fou
t1と同じになる。
【0043】また、VCO13の発周波数fout1は、プ
ロセスばらつき、電源電圧、温度などに依存せず、常に
fout1/N1と同じとなる。よって、VCO18のロッ
クレンジをかなり狭く設定してもPLL回路のロックが
はずれて動作が不安定になる心配がない。
【0044】ロックレンジを狭くすることは、VCO1
8の発振周波数fout2が外来ノイズに対して強くなり、
第2のPLL回路10Bの逓倍比を数100倍にしても
フェーズエラー及びジッタを共に小さくできることを意
味する。
【0045】以上のように、第1のPLL回路10Aの
基準の周波数fxoと分周数N1で、第2のPLL回路1
0Bのフリーラン周波数(=fxo×N1)を設定し、第
2のPLL回路10B自体は、狭いロックレンジで動作
させることができるため、第2のPLL回路10Bの逓
倍比が数100倍に及んでも、低ジッタで安定度の高い
周波数を供給することができる。
【0046】図3は、本発明の第2実施の形態に関わる
PLL回路を示している。このPLL回路は、図1のP
LL回路と比較すると、第1のPLL回路10Aの構成
のみが異なり、第2のPLL回路10Bの構成は同じで
ある。
【0047】即ち、PFD11は、クリスタルなどの安
定な周波数fxoをDIV14´でN1分周した周波数f
xo/N1と、VCO13の発振周波数fout1との位相差
を比較して、その位相差に応じたパルスを出力する。
【0048】なお、LPF12は、PFD11の出力し
たパルスを積分してDCレベルに変換する。変換された
DCレベルは、VCO13の変換係数が大きいL入力端
子に入力される。変換係数の小さいS入力端子は、基準
電圧(VDD/2)を発生する電圧発生源15に接続さ
れる。
【0049】本実施の形態によれば、基準の周波数fxo
が第2のPLL回路10Bのフリーラン周波数より高い
周波数を使用しなければならない場合に、DIV14´
を基準の周波数fxo側に挿入しているため、フリーラン
周波数をfxo/N1で設定することができる。
【0050】図4は、本発明の第3実施の形態に関わる
PLL回路を示している。このPLL回路は、第2のP
LL回路10Bのフリーラン周波数の設定を第1のPL
L回路10A中の分周器を使用せず、VCO13とVC
O18の変換係数比を変えることにより実現するもので
ある。
【0051】変換係数比 RK = KVCO2/KV
CO1(但し、KVCO1は、VCO13の変換係数、
KVCO2は、VCO18の変換係数である)とする
と、第2のPLL回路10Bのフリーラン周波数は、f
xo×RKで設定される。
【0052】このPLL回路の利点は、第1のPLL回
路10Aのループ内にDIV(分周器)が無いために、
第1のPLL回路10Aに分周器を使用するものに比
べ、低ジッタで安定度の高い周波数を供給することがで
きる。
【0053】また、第1のPLL回路10Aに分周器
(分周数N1)を設けて、第2のPLL回路10Bのフ
リーラン周波数をfxo×RK×N1で設定することも可
能である。
【0054】図5は、本発明の第3実施の形態に関わる
PLL回路の変換係数の異なる2つのVCOの出力周波
数の特性を示している。図6は、本発明の各実施の形態
で用いられる変換係数の異なる2つの入力を持つVCO
の第1制御回路例を示している。
【0055】この例では、電圧制御発振器の制御をS入
力とL入力を抵抗で加算したもので行っており、変換係
数の差異は、各抵抗の抵抗比で入力ゲインを変えること
により決定している。
【0056】図7は、本発明の各実施の形態で用いられ
る変換係数の異なる2つの入力を持つVCOの第2制御
回路例を示している。第2制御回路のゲインGは、 G = gmN/gmP (但し、gmPは、Pチャネル型MOSトランジスタの
コンダクタンス、gmNは、Nチャネル型MOSトラン
ジスタのコンダクタンスである)で定まる。
【0057】よって、gm(コンダクタンス)比を変え
ることにより、ゲインGを変えることができる。そし
て、S入力とL入力の両者の変換係数の差異は、両者の
gm比を変え、ゲインを変えることにより実現できる。
【0058】図8は、本発明の各実施の形態で用いられ
る変換係数の異なる2つの入力を持つリングタイプのV
COのディレーセルの第1の回路例を示している。ディ
レーセルを用いたリングタイプのVCOのS入力とL入
力の変換係数の差異は、両者のトランジスタの寸法比を
変えることにより実現できる。
【0059】図9は、本発明の第3実施の形態における
2つのリングタイプのVCOのディレーセルの段数を変
えることにより変換係数比を制御するPLL回路例を示
している。
【0060】VCO13とVCO18のディレーセルを
同一とし、VCO13のディレーセルの段数をM段、V
CO18のディレーセルの段数をN段とすると、VCO
18のフリーラン周波数fout2は、 fout2=fxo×M/N (fxo:第1のPLL回路の基
準周波数) となり、VCO13とVCO18のディレーセルの段数
比を変えることによりVCO18のフリーラン周波数を
制御することができる。
【0061】図10及び図11は、本発明の第3実施の
形態における2つのリングタイプのVCOのディレーセ
ルのトランジスタの寸法を変えることにより変換係数比
を制御するPLL回路例を示している。
【0062】VCO13とVCO18のディレーセルの
段数を同一とし、チャネル長Lを一定とすると、VCO
18のフリーラン周波数fout2は、 fout2 = fxo×(WPR+WNR)/2 WPR = (WP1+WP2) /(WP11+WP12+WP13+WP14+WP2) WNR = (WN1+WN2) /(WN11+WN12+WN13+WN14+WN2) (但し、WPi (iは自然数)は、MOSトランジスタMP
i のチャネル幅、WNi (iは自然数)は、MOSトラン
ジスタMNi のチャネル幅である)となり、VCO13と
VCO18のディレーセルのトランジスタの寸法比を変
えることにより、VCO18のフリーラン周波数を制御
することができる。
【0063】図12は、本発明の各実施の形態で用いら
れる変換係数の異なる2つの入力を持つVCOの第3制
御回路例を示している。図13は、本発明の各実施の形
態で用いられる変換係数の異なる2つの入力を持つリン
グタイプのVCOのディレーセルの第2の回路例を示し
ている。
【0064】本実施の形態において、図8の第1の回路
例に示すように、制御用のトランジスタMP1とMN1
に、並列にMOSトランジスタを接続して、各々のトラ
ンジスタの寸法比を変えることにより、変換係数の異な
る2つの制御系で制御されるVCOを構成することがで
きる。
【0065】なお、上述の各実施の形態において、抵抗
比・段数比・トランジスタの寸法比などを単独で制御し
ているが、各々の制御方法を複合的に用いて制御するこ
とも可能である。
【0066】
【発明の効果】本発明のPLL回路によれば、プロセス
ばらつき・電源電圧・温度などに関わらず、フリーラン
周波数を高精度に設定することが可能となる。これによ
り、PLL回路のロックレンジを最小限に狭く設定する
ことが可能となる。そして、ロックレンジを狭くするこ
とができれば、発振周波数が外来ノイズに対して強くな
り、PLL回路の逓倍比を数100倍にしてもフェーズ
エラー及びジッタを共に小さくできて、安定度の高い周
波数を供給することができる。さらに、ロックレンジを
狭めることによる応用範囲の制限が避けられ、広帯域の
発振周波数を供給することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に関わるPLL回路を
示すブロック図。
【図2】図1の2つのVCOの入力電圧に対する出力周
波数の特性を示す図。
【図3】本発明の第2実施の形態に関わるPLL回路を
示すブロック図。
【図4】本発明の第3実施の形態に関わるPLL回路を
示すブロック図。
【図5】図4の2つのVCOの入力電圧に対する出力周
波数の特性を示す図。
【図6】各実施の形態で用いるVCOの第1制御回路例
を示す図。
【図7】各実施の形態で用いるVCOの第2制御回路例
を示す図。
【図8】各実施の形態で用いるリングタイプのVCOの
ディレーセルの第1回路例を示す図。
【図9】第3実施の形態で用いるVCOのディレーセル
の段数を変えることにより変換係数比を制御するPLL
回路例を示す図。
【図10】第3実施の形態で用いるVCOのディレーセ
ルのトランジスタの寸法を変えることにより変換係数比
を制御するPLL回路例を示す図。
【図11】第3実施の形態で用いるVCOのディレーセ
ルのトランジスタの寸法を変えることにより変換係数比
を制御するPLL回路例を示す図。
【図12】各実施の形態で用いるVCOの第3制御回路
例を示す図。
【図13】各実施の形態で用いるVCOのディレーセル
の他の例を示す図。
【図14】従来のPLL回路を示すブロック図。
【図15】従来のPLL回路を示すブロック図。
【符号の説明】
10A :第1のPLL回路、 10B :第2のPLL回路、 11,16,21 :位相検波器(PFD)、 12,17,22 :低域通過フィルタ(LP
F)、 13,18,23 :電圧制御発振器(VC
O)、 14,14´,19,24 :分周器(DIV)、 15 :基準電圧発生源。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】第2のPLL回路10B中のVCO18の
変換係数が大きいL入力端子は、第1のPLL回路10
AのVCO13と同様に制御されるため、VCO18と
VCO13に同一の構成の発振器を使用したとすると、
VCO18のフリ−ラン周波数fout2は、VCO13の
発振周波数fout1と同じとなる。そして、そのフェーズ
エラー及びジッタは、共に発振周波数fout1と同じにな
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】また、VCO13の発振周波数fout1は、
プロセスばらつき、電源電圧、温度などに依存せず、常
にfout1/N1と同じとなる。よって、VCO18のロ
ックレンジをかなり狭く設定してもPLL回路のロック
がはずれて動作が不安定になる心配がない。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御用入力端子を持つ第1電圧制
    御発振器と、前記第1電圧制御発振器の発振周波数を分
    周する第1分周器と、前記第1分周器により分周された
    発振周波数と第1の基準となる周波数を入力して両者の
    位相差を検出しその位相差に応じて誤差信号を出力する
    第1位相検波器と、前記第1位相検波器の出力する誤差
    信号を積分する第1低域通過フィルタとを具備し、前記
    第1低域通過フィルタの出力する積分された誤差信号を
    前記第1電圧制御発振器の少なくとも1つの制御用入力
    端子に入力し、前記第1電圧制御発振器のフリーラン周
    波数を制御するための制御信号を前記第1電圧制御発振
    器の少なくとも1つの制御用入力端子に入力したことを
    特徴とするPLL回路。
  2. 【請求項2】 第1の基準となる周波数を分周する第1
    分周器と、複数の制御用入力端子を持つ第1電圧制御発
    振器と、前記第1電圧制御発振器の発振周波数と前記第
    1分周器により分周された基準となる周波数を入力して
    両者の位相差を検出しその位相差に応じて誤差信号を出
    力する第1位相検波器と、前記第1位相検波器の出力す
    る誤差信号を積分する第1低域通過フィルタとを具備
    し、前記第1低域通過フィルタの出力する積分された誤
    差信号を前記第1電圧制御発振器の少なくとも1つの入
    力端子に入力し、前記第1電圧制御発振器のフリーラン
    周波数を制御するための制御信号を前記第1電圧制御発
    振器の少なくとも1つの制御用入力端子に入力したこと
    を特徴とするPLL回路。
  3. 【請求項3】 複数の制御用入力端子を持つ第1電圧制
    御発振器と、前記第1電圧制御発振器の発振周波数と第
    1の基準となる周波数を入力して両者の位相差を検出し
    その位相差に応じて誤差信号を出力する第1位相検波器
    と、前記第1位相検波器の出力する誤差信号を積分する
    第1低域通過フィルタとを具備し、前記第1低域通過フ
    ィルタの出力する積分された誤差信号を前記第1電圧制
    御発振器の少なくとも1つの制御用入力端子に入力し、
    前記第1電圧制御発振器のフリーラン周波数を制御する
    ための制御信号を前記第1電圧制御発振器の少なくとも
    1つの制御用入力端子に入力したことを特徴とするPL
    L回路。
  4. 【請求項4】 前記第1電圧制御発振器の少なくとも1
    つの制御用入力端子に入力される前記誤差信号の変換係
    数は、前記第1電圧制御発振器の少なくとも1つの制御
    用入力端子に入力される前記制御信号の変換係数よりも
    小さいことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の
    PLL回路。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2又は3に記載のPLL回
    路において、 さらに、複数の制御用入力端子を持つ第2電圧制御発振
    器と、前記第2電圧制御発振器の発振周波数を分周する
    第2分周器と、前記第2分周器により分周された発振周
    波数と第2の基準となる周波数を入力して両者の位相差
    を検出しその位相差に応じて誤差信号を出力する第2位
    相検波器と、前記第2位相検波器の出力する誤差信号を
    積分する第2低域通過フィルタとを具備し、 前記第2低域通過フィルタの出力する積分された誤差信
    号を前記第2電圧制御発振器の少なくとも1つの制御用
    入力端子に入力し、前記第2低域通過フィルタの出力す
    る積分された誤差信号を前記第1電圧制御発振器のフリ
    ーラン周波数を制御するための制御信号として前記第1
    電圧制御発振器の少なくとも1つの制御用入力端子に入
    力したことを特徴とするPLL回路。
  6. 【請求項6】 前記第2電圧制御発振器の変換係数と前
    記第2電圧制御発振器の変換係数を変えることにより、
    前記第1電圧制御発振器のフリーラン周波数を前記第1
    の基準となる周波数の変換係数比(前記第1電圧制御発
    振器の変換係数と前記第2電圧制御発振器の変換係数の
    比)倍に制御することを特徴とする請求項1又は2又は
    3に記載のPLL回路。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2電圧制御発振器は、そ
    れぞれ各々の制御信号を抵抗加算した制御信号で制御さ
    れることを特徴とする請求項5に記載のPLL回路。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2電圧制御発振器は、そ
    れぞれ各々の制御信号を入力する制御回路のコンダクタ
    ンス比を変えることにより入力のゲインを変えているこ
    とを特徴とする請求項5に記載のPLL回路。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2電圧制御発振器は、そ
    れぞれ各々の制御信号を入力するディレーセルの制御用
    トランジスタの寸法を変えることにより周波数の変換係
    数を変えていることを特徴とする請求項5に記載のPL
    L回路。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2電圧制御発振器は、
    それぞれ複数のディレーセルを有し、各々のディレーセ
    ルの段数を変えることにより各々の電圧制御発振器の変
    換係数を変え、前記第1電圧制御発振器のフリーラン周
    波数を前記第2の基準となる周波数の変換係数比(前記
    第1電圧制御発振器の変換係数と前記第2電圧制御発振
    器の変換係数の比)倍に制御することを特徴とする請求
    項1又は2又は3に記載のPLL回路。
  11. 【請求項11】 前記第1及び第2電圧制御発振器は、
    それぞれディレーセルを構成するトランジスタを有し、
    各々のディレーセルのトランジスタの寸法を変えること
    により各々の電圧制御発振器の変換係数を変え、前記第
    1電圧制御発振器のフリーラン周波数を前記第2の基準
    となる周波数の変換係数比(前記第1電圧制御発振器の
    変換係数と前記第2電圧制御発振器の変換係数の比)倍
    に制御することを特徴とする請求項1又は2又は3に記
    載のPLL回路。
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