JPH09166669A - 時計、および時計のケース - Google Patents
時計、および時計のケースInfo
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- JPH09166669A JPH09166669A JP8276168A JP27616896A JPH09166669A JP H09166669 A JPH09166669 A JP H09166669A JP 8276168 A JP8276168 A JP 8276168A JP 27616896 A JP27616896 A JP 27616896A JP H09166669 A JPH09166669 A JP H09166669A
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- case
- movement
- stud
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- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/04—Mounting the clockwork in the case; Shock absorbing mountings
- G04B37/05—Fixed mountings for pocket or wrist watches
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
Abstract
力を受ける危険性無しに、ムーブメントが長期間に亘る
高レベルの横方向精度を確保しつつケース内に容易かつ
迅速に組み立てられることができるようにする。 【解決手段】 時計1は、ムーブメント12と、ケース
2と、ケース2に対するムーブメント12の軸線方向の
位置決めをするための手段25,26と、横方向の位置
決めをするための手段Pとを具備する。軸線方向位置決
め手段25,26は、ハウジング10の周辺領域内に配
置され、かつ支持平面27に沿った横方向の遊びを許容
する。横方向位置決め手段Pはケース2の裏蓋6上とフ
レーム14の下方部分14b上とに夫々配置される。裏
蓋6に固定された中心スタッド36が、ムーブメント1
2の心出し開口部38内に軸線方向の遊びを有して係合
される。
Description
線とフレームとを有する時計仕掛けのムーブメントを具
備し、更に、ケースバンドと裏蓋とから成るケースを具
備し、該ケースバンドと該裏蓋とは上記ムーブメントを
受容するためのハウジングを形成し、更に、支持表面に
よって該ムーブメントを該ケースに対して軸線方向に位
置決めするための軸線方向位置決め手段を具備し、該支
持表面が、該フレーム及び該ハウジングの周辺領域内に
おいて該軸線に対して垂直をなす平面内を延びており、
更に、該ケースに対して該ムーブメントを横方向に位置
決めするための横方向位置決め手段を具備する、時計、
特に腕時計に関する。本発明はまた、このような時計用
に適合されたケースに関する。
ス内での時計仕掛けのムーブメントの「横方向の位置決
め」(「半径方向の位置決め」とも称される)は、従来
の構造では、ケースの内側に配置された周辺肩部内に係
合されるムーブメントの外側リムによって確保されてい
る。この外側リムはしばしば半径方向フランジによって
形成され、この半径方向フランジは、ムーブメントの軸
線方向の位置決めをするためにも利用されている。
非常に高い精度で確保されなければならない。実際、時
刻表示手段、特にアナログ式表示の場合の針は、時計の
外側部分に対して、即ちガラスとケースとの組体に対し
て、特にケースバンドのリムに対して完全に心合わせさ
れなければならない。
ントに機械的に連結されている。時計の外側部分に対す
るこれらの針の位置決め精度を決定するのは、ムーブメ
ントとケース間の嵌合の精度である。
を具備するクロノグラフ形時計では、ムーブメントがケ
ースに対して正確に位置決めされることが重要である。
なぜならば、ケースバンド内で摺動するように取り付け
られたこれらの各押しボタンは、ムーブメントに固定さ
れた機械式または電気機械式の接触部材を作動させなけ
ればならないからである。このような押しボタンの行程
を制限することが望まれるならば、ケースに対するムー
ブメントの正確な位置決めが確保されることができなけ
ればならないということが判るであろう。
向位置決めを得ることは困難である。なぜならば、この
横方向位置決めの精度は、ムーブメントの外側リムが係
合するケースの内径の精度に直接的に依存するからであ
る。大きな直径の場合、そのような大きな直径を非常に
制限された機械加工公差内で機械加工することは比較的
高価なものとなる。
し、かつ金属製ケース内に高精度で組み付けられなけれ
ばならないムーブメントの場合には、状況は更に困難に
なる。2種類の材料(プラスチック材料と金属材料)の
膨張係数の差により、組体に遊びが存在することが必要
とされるが、一方この組体の遊びは上述のように回避さ
れるべきものである。この組体の遊びは重要とならざる
を得ない。なぜならば、膨張現象が最大となるのは大き
な直径の場合であり、従ってこのような大きな直径間に
おいて機械的応力が発生するからである。時計は、−2
0℃から+70℃の間で変化する試験温度に晒されると
いうことに注意されたい。
述のタイプの携帯時計が開示されている。携帯時計の文
字板のすぐ下方にムーブメントはフィレットと称される
半径方向フランジを有し、この半径方向フランジは、文
字板と、文字板に平行な平面内を延びるケースの環状肩
部との間で軸線方向に把持されて軸線方向の位置決めを
確保するようにしている。横方向の位置決めは、ケース
内に軸線方向に打ち込まれた釘又はねじの形態をなす二
つの心出し部材によって確保される。これらの各心出し
部材は、ケースの環状肩部から外に出る円筒状頭部を有
し、この円筒状頭部は、ムーブメントのフランジ内に設
けられた同一の直径の開口部内に摺動可能に係合する。
立の容易さを有し、かつケース及び/又はムーブメント
のフレームが成形部品である場合に適切であるが、この
横方向位置決め機構は上述の膨張差の問題を回避するこ
とができない。更にこの横方向位置決め機構では、心出
し部材を非常に正確に位置決めすることができず、かつ
心出し部材がケースに固定された後に心出し部材を機械
加工することができない。
ースの裏蓋に取り付けられた中央ねじ付きスタッド上に
ムーブメントをねじ込むことにより携帯時計のムーブメ
ントをケース内に固定することが提案されており、フレ
ームの下方部分が、固定された中央ナットによって取り
付けられる。ムーブメントの上方フランジ上およびケー
スの上方開口部のリム上に夫々配置された二つの相補状
をなす円錐表面が協働することにより、軸線方向の位置
決めと横方向の位置決めとが確保される。この位置決め
機構を適用するには、周辺部上の円錐表面の高価な機械
加工が必要とされ、かつこの位置決め機構の適用は、成
形と自動組立とによる現在の生産方法に適合しない。
ケースの裏蓋上に二つのエラストマ製スタッドを有する
携帯時計のケースが開示されているが、これらのスタッ
ドはムーブメント上に軸線方向にのみ当接し、これらの
スタッドはムーブメントから横方向クリアランスによっ
て分離されている。
る応力を受ける危険性無しに、ムーブメントが長期間に
亘る高レベルの横方向精度を確保しつつケース内に容易
かつ迅速に組み立てられることができるような構造を有
する時計を提供することによって上述の問題点を克服す
ることにある。本発明の別の目的は、特に射出成形され
るケースなどの適用分野において安価な解決策を提供す
ると共に、大きな直径を有する心出し表面の正確な機械
加工をしなくて済むようにすることにある。
用に使用されることができ且つ上述の問題点を克服する
ようなケースを提供することにある。
種類の時計において、横方向位置決め手段が、フレーム
の横方向寸法に比較して小さな寸法の少なくとも一対の
相補状要素によって形成され、該相補状要素がケースの
裏蓋上およびフレームの下方部分上に夫々配置され、一
方の相補状要素が心出し開口部であり、他方の相補状要
素が、心出し開口部内に軸線方向に摺動することによっ
て係合される突出スタッドであることを特徴とする、時
計に関する。
め手段と横方向位置決め手段とを完全に分離して、横方
向位置決め手段が、非常に精密でかつ安価な機械加工を
可能にする位置および形態で形成されることを可能にす
るようにすることにある。ムーブメントは、軸線に垂直
をなす平面内に載置されることにより軸線方向に位置決
めされる。もし必要ならば、ムーブメントは横方向の遊
びを有することができ、その結果ケースとムーブメント
間の半径方向の膨張差が吸収されることができると共
に、軸線に垂直をなす平面の任意の方向、即ちケース及
びムーブメントの大きな寸法の任意の方向における製造
公差および組立公差が吸収されることができる。周辺部
上に配置された平坦な軸線方向支持表面は大きな直径を
有し、その結果ムーブメントの良好な安定性が確保され
る。また、これらの平坦な軸線方向支持表面は、特に成
形によって精度良くかつ安価に形成されることができ
る。
の遊びを有する。その結果、横方向位置決め要素はムー
ブメントをケース内で横方向にのみ保持してムーブメン
トが軸線方向支持平面内で摺動しないようにする。横方
向位置決め要素は時計の中心または時計の中心の近くに
配置されることができる。その結果心出し性能は、膨張
差によって、または成形された部品の収縮による寸法変
動によって影響を及ぼされない。横方向位置決め要素は
小さな直径を有するので、横方向位置決め要素は周辺表
面の場合に比べてより低コストでかつ精度良く機械加工
されることができる。
ントを受容するハウジングに向けて突出し、一方スタッ
ドが係合する心出し開口部はフレームの下方部分内に配
置される。
スであって、ケースバンドと、裏蓋とを具備し、該ケー
スバンドと該裏蓋とが、ムーブメントを受容するための
ハウジングを形成する、時計のケースにおいて、更に、
裏蓋に固定された少なくとも一つの円筒状の心出しスタ
ッドを具備し、スタッドが裏蓋から該ハウジングに向け
て突出しており、スタッドが、ムーブメントをケースに
対して横方向に位置決めするように適合されたことを特
徴とする、時計のケースが提供される。好ましくはスタ
ッドと裏蓋とは単一の部材として且つ同一の材料から形
成される。好ましくはスタッドは裏蓋の中心に配置され
る。
発明の実施例について説明する。図1および図2には本
発明による時計およびケースが示されている。この時計
は、その全体を参照符号1によって表される。
形成されたケース2を具備する。ケース2は特に、一体
部品から構成される種類のものである。腕輪(図示しな
い)のリンク部が取り付けられることを可能にするよう
に設けられた角状部8が従来と同様の仕方でケース2上
に配置される。ケース2内にハウジング10が配置され
る。このハウジング10は、ケースバンド4と裏蓋6と
によってケース2内に形成され、特にケースバンド4の
内壁4aと裏蓋6の内壁6aとによってケース2内に形
成される。
れた時計仕掛けのムーブメント12を具備する。このム
ーブメント12は中心軸線13を有し、ムーブメント1
2はフレーム14を備える。フレーム14は、ブリッジ
を内包する上方部分14aと、プレートを内包する下方
部分14bとから成る。フレーム14は、ディジタル式
またはアナログ式の表示手段16を駆動する機械式、電
気式および/または電気機械式構成要素を、従来と同様
の仕方で支持する。本実施例では、表示手段16は二つ
の針表示手段16aおよび16bによって形成される。
針表示手段16aは中心に配置された針表示手段であっ
て、この針表示手段16aは、時針と分針と秒針とを備
える。一方、針表示手段16bは中心から外れて配置さ
れており、この針表示手段16bは一つの針、例えばク
ロノグラフ針を備える。
0とを具備する。これらガラス18とガラス縁20の両
方がケースバンド4内にスナップ嵌めされる。図2に示
されるように、ガラス18はフランジ22に対して軸線
方向に当接し、このフランジ22は、フレーム14の上
方部分14a上に載置された文字板24上に同様に軸線
方向に当接することによってムーブメント12を保持す
る。上方部分14aは、平坦な環状表面25を形成する
周辺肩部を有し、この平坦な環状表面25は、ケースバ
ンド4の内壁4a内に配置された肩部材の平坦な表面2
6上に載置される。斯くして、フレーム14の膨大され
た上方部分14aは従来のフランジ又はフィレットの役
目を果たすが、この上方部分14aは軸線方向の位置決
めのみを確保する。表面25および26の各軸線方向支
持点において、好ましくはムーブメント12は、中心軸
線13に垂直をなすこれらの表面25および26が形成
する平面27内で横方向の遊びを有することができる。
これにより、膨張の差が吸収されることが可能ならしめ
られると共に、ケース2及びムーブメント12の周辺領
域内における半径方向の製造公差が増大されることが可
能ならしめられる。
る。この電池28は、カバー32に固定された密封ガス
ケット30によって適切なハウジング(参照符号を付さ
ない)内に保持される。密封ガスケット30及びカバー
32は、裏蓋6内に配置された電池ハウジング34を閉
鎖する。カバー32は差込み機構35を介して裏蓋6内
に係合される。
る。この横方向位置決め手段Pは、ケース2内での且つ
ケース2に対するムーブメント12の横方向(半径方
向)の位置決めを確保する。このような横方向位置決め
手段Pは、裏蓋6とフレーム14の下方部分14bとの
間に配置される。
置決め手段Pは、裏蓋6からハウジング10に向けて突
出する円筒状スタッド36と、心出し開口部38とから
成り、スタッド36が心出し開口部38内に係合され
る。心出し開口部38はフレーム14の下方部分14b
内に、例えばムーブメント12の中心軸線13に沿って
配置される。この心出し開口部38は、プラスチック材
料から形成されるフレーム14の射出成形中に直接的に
形成される。斯くして、この心出し開口部38は、射出
成形用金型(図示しない)内に適切に配置された金型コ
アによって得られる。斯くして、通常上方部分14aの
周辺部上に設けられる従来の位置決め機構に比べて、こ
の位置決め形態は、非常に狭い公差範囲が得られること
を可能にすると共に、形状および寸法の完全な再現性が
保障されることを可能にする。
形成されると共に同一の材料から形成される。本実施例
では、この材料は金属である。好ましくはケース2は、
MIM(Metal Injection Moulding)と称される金属射出
成形法によって形成されるということに注意されたい。
2の裏蓋6上に設けられることにより、この横方向位置
決め手段Pは特に有利な解決策を提供する。なぜなら
ば、射出成形法が実施された後、この射出成形法は、射
出ノズルが取り外された直後に金型の溝内に残される円
筒状の材料であるキャロット(carrot)を残すからであ
る。本発明によるスタッド36を得るために、次いでこ
のキャロットが機械加工される。一方、今までの従来の
構造では、このキャロットが取り除かれなければならな
かった。斯くして、スタッド36を形成するためにこの
キャロットから利点が得られる。
ラミック材料、プラスチック材料または他の材料から成
形される場合、またはケース2が成形されるのではない
場合にも有利に適用されることができる。またスタッド
36は、裏蓋6上に付加された別個の部材であることも
できる。スタッド36の直径および心出し開口部38の
直径が約1.5mmであり、一方ムーブメント12の最
大直径が通常18mmから30mmの範囲内に入るとい
うことに注目されたい。
法(直径)は、ハウジング10の最大横方向寸法(直
径)の1/10よりも小さい。斯くして、スタッド36
および心出し開口部38は、ムーブメント12の直径お
よびハウジング10の直径に比べて小さな直径を有す
る。斯くして、スタッド36の精密な機械加工が、従来
技術におけるハウジング10の周辺部上の心出し表面の
精密な機械加工よりも容易に成される。本実施例では、
スタッド36および心出し開口部38が時計1に対し
て、特にハウジング10に対して心出しされているとい
うことに注意されたい。この位置関係は幾つかの利点を
有する。この位置関係は、スタッド36を機械加工する
ための工具の正確な位置決めをし易くする。この位置関
係はまた、ムーブメント12が内壁4aに近寄ることな
くムーブメント12が中心回りに僅かに枢動することを
可能にすることにより、組立中にムーブメント12を角
度方向に位置決めすることをし易くする。各押しボタン
が全体的に中心に向かう方向を向いたクロノグラフの場
合、スタッド36および心出し開口部38は各押しボタ
ンの作用線上に丁度位置し、その結果各押しボタンの作
用によりムーブメント12が枢動せしめられることがな
い。
から突出する部材を介してフレーム14の組立中に角度
方向に粗く位置決めされることができる。本実施例で
は、このフレーム14から突出する部材はピン40であ
り、このピン40は、ケースバンド4の内周壁4a内に
配置された凹部42内に或る程度の横方向の遊びを有し
て係合される。次いで、より精密な角度方向の位置決め
が、ケースバンド4内で摺動するように取り付けられ且
つ制御竜頭46を備えた時刻合わせステム44を介して
実施されることができる。
押しボタン48を具備する。この押しボタン48はケー
スバンド4内を摺動し、押しボタン48はムーブメント
12の機械式および/または電気式構成要素、例えばク
ロノグラフ装置を作動させることができる。
発明による時計1は、心合わせされていない二つのスタ
ッドを具備することができ、これら二つのスタッドは対
応する二つの心出し開口部内に係合され、一方の心出し
開口部は、膨張現象を吸収するために長円形をなす。こ
の場合、時刻合わせステム44はもはや、フレーム14
を角度方向に位置決めする機能を有さなくてよい。
6が、裏蓋6に向けて延びるようにフレーム14上に配
置されることができ、このスタッド36は、裏蓋6内に
形成された心出し開口部38内に係合する。しかしなが
ら、この解決策は余り最適とは言えない。なぜならば、
組立中にスタッド36が損傷を受ける危険性が高いから
である。更に、ムーブメント12の下方に突出するスタ
ッド36は、製造中、試験中および保管中におけるムー
ブメント12の取り扱いをしにくくする。
図であって、時計の時刻合わせステムと押しボタンとを
通る概略断面図である。
12時と6時とを結ぶ軸線に沿ってみた概略断面図であ
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 時計であって、 軸線(13)とフレーム(14)とを有する時計仕掛け
のムーブメント(12)を具備し、 更に、ケースバンド(4)と裏蓋(6)とから成るケー
ス(2)を具備し、該ケースバンド(4)と該裏蓋
(6)とは上記ムーブメント(12)を受容するための
ハウジング(10)を形成し、 更に、支持表面(25,26)によって該ムーブメント
を該ケース(2)に対して軸線方向に位置決めするため
の軸線方向位置決め手段を具備し、該支持表面(25,
26)が、該フレーム及び該ハウジングの周辺領域内に
おいて該軸線(13)に対して垂直をなす平面(27)
内を延びており、 更に、該ケース(2)に対して該ムーブメント(12)
を横方向に位置決めするための横方向位置決め手段
(P)を具備する、時計において、 該横方向位置決め手段(P)が、上記フレームの横方向
寸法に比較して小さな寸法の少なくとも一対の相補状要
素(36,38)から成り、該相補状要素がケース
(2)の裏蓋(6)上およびフレーム(14)の下方部
分(14b)上に夫々配置され、一方の該相補状要素が
心出し開口部(38)であり、他方の該相補状要素が、
該心出し開口部(38)内に軸線方向に摺動することに
よって係合される突出スタッド(36)であることを特
徴とする、時計。 - 【請求項2】 上記心出し開口部(38)および上記ス
タッド(36)が、同一の直径の相補状をなす円筒状表
面を有することを特徴とする、請求項1に記載の時計。 - 【請求項3】 上記スタッド(36)が上記裏蓋(6)
から、上記ムーブメント(12)を受容する上記ハウジ
ング(10)に向けて突出していると共に、上記心出し
開口部(38)が上記フレーム(14)の上記下方部分
(14b)内に配置されることを特徴とする、請求項1
に記載の時計。 - 【請求項4】 上記裏蓋(6)と上記スタッド(36)
とが金属から形成されると共に、上記フレーム(14)
の上記下方部分(14b)がプラスチック材料から形成
されることを特徴とする、請求項3に記載の時計。 - 【請求項5】 上記スタッド(36)と上記裏蓋(6)
とが、単一の部材として形成されかつ同一の材料から形
成されることを特徴とする、請求項3または4に記載の
時計。 - 【請求項6】 上記横方向位置決め手段(P)が一対の
スタッド及び心出し開口部から成り、該スタッド(3
6)と該心出し開口部(38)とが上記ハウジング(1
0)に対して心合わせされていることを特徴とする、請
求項1に記載の時計。 - 【請求項7】 更に、角度方向位置決め手段を具備し、
該角度方向位置決め手段が、上記フレーム(14)上に
配置された突出部材(40)を備え、該突出部材(4
0)が、上記ケース(2)の内周壁(4a)内に形成さ
れた凹部(42)内に横方向の遊びを有して係合される
ことを特徴とする、請求項6に記載の時計。 - 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか一項に記
載の時計のケースであって、ケースバンド(4)と、裏
蓋(6)とを具備し、該ケースバンド(4)と該裏蓋
(6)とが、ムーブメント(12)を受容するためのハ
ウジング(10)を形成する、時計のケースにおいて、
更に、該裏蓋(6)に固定された少なくとも一つの円筒
状の心出しスタッド(36)を具備し、該スタッド(3
6)が該裏蓋(6)から該ハウジング(10)に向けて
突出しており、該スタッド(36)が、上記ムーブメン
ト(12)を該ケース(2)に対して横方向に位置決め
するように適合されたことを特徴とする、時計のケー
ス。 - 【請求項9】 上記スタッド(36)と上記裏蓋(6)
とが、単一の部材として形成されかつ同一の材料から形
成されることを特徴とする、請求項8に記載の時計のケ
ース。 - 【請求項10】 上記スタッド(36)が上記裏蓋
(6)の中心に配置されることを特徴とする、請求項8
または9に記載の時計のケース。
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