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JPH09159985A - 画像表示システム - Google Patents

画像表示システム

Info

Publication number
JPH09159985A
JPH09159985A JP7320822A JP32082295A JPH09159985A JP H09159985 A JPH09159985 A JP H09159985A JP 7320822 A JP7320822 A JP 7320822A JP 32082295 A JP32082295 A JP 32082295A JP H09159985 A JPH09159985 A JP H09159985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display system
image display
light
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7320822A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Ito
利朗 伊藤
Haruhiko Nagai
治彦 永井
Tsunehiro Imamura
恒浩 今村
Takayoshi Semasa
孝義 瀬政
Kenji Tatsumi
賢二 辰巳
Shuji Iwata
修司 岩田
Hiroshi Mitsuda
博志 満田
Yasuto Nai
康人 名井
Toshimasa Tomota
利正 友田
Fumio Suzuki
文雄 鈴木
Shosuke Ozuru
祥介 大鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7320822A priority Critical patent/JPH09159985A/ja
Priority to DE69619348T priority patent/DE69619348T2/de
Priority to EP96119058A priority patent/EP0777389B1/en
Priority to US08/759,626 priority patent/US6337724B1/en
Publication of JPH09159985A publication Critical patent/JPH09159985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2300/00Aspects of the constitution of display devices
    • G09G2300/02Composition of display devices
    • G09G2300/026Video wall, i.e. juxtaposition of a plurality of screens to create a display screen of bigger dimensions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型で軽量な大型画像表示システムを得る。 【解決手段】 液晶モジュール20を縦横に複数配列
し、光源50から光ファイバ53を用いて各液晶モジュ
ール20に対して光を供給する。スクリーン1は、キャ
ビネット10に巻き取られる。遮光板60により各液晶
モジュールからの画像が互いに干渉しあわないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶パネルを複
数用いた画像表示システムに関するものである。特に、
1つの画像を分割して表示するモジュラー型の画像表示
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大型の画像を表示する装置とし
て、図28に示すような大画面CRT(カソード・レイ
・チューブ)装置があった。図28において、スクリー
ン1は、37インチのサイズを有している。この表示装
置は、CRT3を用いているため、大きな奥行きDを有
している。このように、CRT3を用いているため、奥
行きDを充分小さくすることはできず、CRTを用いて
薄型の表示装置を提供することは難しい。
【0003】図29は、従来の蛍光表示管を用いた大型
ディスプレイパネルである。蛍光表示管は、それぞれ
R,G,Bの3色の色を表示するものであり、野球場や
競馬場等の大衆が集まる会場に設置される。
【0004】図30は、「カラー液晶ディスプレイ」
(ディスプレイ技術シリーズ、小林駿介、産業図書、P
203)に示された反射式背面投写型のプロジェクショ
ンテレビの構成を示す図である。図31は、図30に示
したようなプロジェクションテレビのスクリーン1の断
面構造図である。図31の断面構造図は、同じく前掲の
「カラー液晶ディスプレイ」のP205に示されたもの
である。図30に示すようなプロジェクションテレビ
は、40インチ以上の大型の画像を生成することが可能
であるが、図31に示すように、スクリーンにレンティ
キュラ板1002とフレネルレンズ1001を用いなけ
ればならず、非常に高価な装置となってしまう。フレネ
ルレンズ1001とレンティキュラ板1002は、プロ
ジェクションテレビの視覚者に対しての中心ゲインを高
くするために用いるものであり、スクリーン1が図31
に示すような構造を取ることにより、水平方向の視覚特
性を向上させている。また、図示していないが、光源か
ら放射される光の紫外線をカットするためのフィルタを
備えている。
【0005】図32は、1つのスクリーンを4つのスク
リーンを分割して画像を表示する表示装置を示してい
る。図33は、その内部構造を示している。分割された
部分スクリーン1a〜1dに、それぞれ対応して投写レ
ンズ2a〜2d及びCRT3a〜3dが設けられてい
る。分配器4は、画像信号Iを入力し、画像信号を1/
4に分割し、それぞれ分割された画像信号Ia〜Idを
CRT3a〜3dへ出力する。部分スクリーン1a〜1
d間には、境界L1とL2が存在し、この境界L1とL
2の除去が課題となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図28に示した大型の
CRTを用いた表示装置は、奥行きDを小さくすること
ができず、装置が薄型にできないという欠点があった。
また、1つのCRTを用いて画像を生成しているため、
最大37インチ程度の画像しかできず、それ以上大きな
画像を生成することができなかった。
【0007】また、図29に示す蛍光表示管を用いた表
示システムは、蛍光表示管が故障する度に、故障が発生
した蛍光表示管を取り替えなければならないという欠点
があった。特に、野球場や競馬場等の高所に取り付けら
れているため、故障のあった蛍光表示管を交換するとい
う作業は危険を伴い、かつ、時間を費やす作業であっ
た。
【0008】また、図30及び図31に示した従来のプ
ロジェクションテレビは、キャビネットの内部で光路を
反射させることにより薄型化を図っているが、家庭内の
一室で用いる程、充分薄型化を図ることはできなかっ
た。また、中心ゲインを上げるために、スクリーンがフ
レネルレンズとレンティキュラ板を用いた特殊な構造を
しており、装置の価格が高価なものとならざるを得なか
った。また、フレネルレンズとレンティキュラ板が互い
に干渉し、縦縞のモアレを生じるという欠点があった。
【0009】また、図32及び図33に示した複数の小
型CRTを用いた表示装置は、分割された部分スクリー
ン1a〜1dに境界L1,L2ができてしまうという欠
点があった。また、小型CRT3a〜3dを用いている
が、小型CRTの奥行きDを充分小さくすることができ
ず、装置の薄型化を図ることができなかった。
【0010】また、従来の表示装置は、CRTを用いた
り、蛍光表示管を用いているので、装置自身の重量が大
きくなるという欠点があった。従って、一度設置する
と、その表示システムを手軽に持ち運びしたり、移動し
たりするということができにくかった。
【0011】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであり、大型の画像を生成するこ
とができる画像表示システムを得ることを目的とする。
【0012】また、この発明は、薄型で家庭内の部屋の
スペースでも充分利用可能な画像表示システムを得るこ
とを目的とする。
【0013】また、この発明は、装置の重量を軽くした
移動可能な画像表示システムを得ることを目的とする。
【0014】また、この発明は、低価格の画像表示シス
テムを得ることを目的とする。
【0015】また、この発明は、スクリーンのサイズが
変更可能であるとともに、スクリーンの全体形状が変更
可能なスケーラブルな画像表示システムを得ることを目
的とする。
【0016】また、この発明は、故障した場合にメンテ
ナンスが容易な画像表示システムを得ることを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像表示
システムは、以下の要素を有する。 (a)液晶パネルを備え、画像の一部を構成する部分画
像を生成する複数の液晶モジュール、(b)上記複数の
液晶モジュールから生成された部分画像を表示するスク
リーン、(c)上記複数の液晶モジュールの液晶パネル
に対して光を供給する光供給部。
【0018】上記液晶モジュールは、カラー用液晶パネ
ルと、輝度用液晶パネルと、カラー用液晶パネルと輝度
用液晶パネルから出力された光を合成する投写レンズと
を備えたことを特徴とする。
【0019】上記液晶モジュールは、更に、光供給部か
ら供給された光を上記カラー用液晶パネルと輝度用液晶
パネルに分配する偏光ビームスプリッターを備えたこと
を特徴とする。
【0020】上記液晶モジュールは、更に、偏光ビーム
スプリッターと一体化された反射板を備えたことを特徴
とする。
【0021】上記液晶モジュールは、上記光供給部の上
記液晶モジュールへの光供給端と、上記偏光ビームスプ
リッターと、上記反射板とを直列に配置するとともに、
スクリーンと平行に配置したことを特徴とする。
【0022】上記液晶モジュールは、液晶パネルにより
生成された画像を投写する投写レンズを備え、スクリー
ンと投写レンズの間に反射ミラーを備えたことを特徴と
する。
【0023】上記スクリーンは、拡散素材を含んだ1枚
のパネルであることを特徴とする。
【0024】上記パネルは、着脱自在に設置されている
ことを特徴とする。
【0025】上記パネルは、巻き取り可能に設置されて
いることを特徴とする。
【0026】上記スクリーンは、中央部が奥まった凹型
スクリーンであることを特徴とする。
【0027】上記スクリーンは、ドーム型スクリーンで
あることを特徴とする。
【0028】上記スクリーンは、複数の液晶モジュール
に対応して設けられた複数の部分スクリーンから構成さ
れていることを特徴とする。
【0029】上記部分スクリーンは、六角形であること
を特徴とする。
【0030】上記光供給部は、複数の液晶モジュールに
対して光を放出する少なくとも1つの光源と、上記少な
くとも1つの光源から放出された光を上記複数の液晶モ
ジュールに分配する分配部を備えたことを特徴とする。
【0031】上記分配部は、上記少なくとも1つの光源
からの光を各液晶モジュールへ分配する複数の光ファイ
バケーブルを備えたことを特徴とする。
【0032】上記光ファイバケーブルは、プラスチック
ファイバを備えたことを特徴とする。
【0033】上記光ファイバケーブルは、複数のファイ
バから構成されていることを特徴とする。
【0034】上記複数のファイバは、ランダムに編まれ
ていることを特徴とする。
【0035】上記光ファイバケーブルは、複数のファイ
バにより液晶モジュール側の端面で多角形を構成するこ
とを特徴とする。
【0036】上記ファイバの液晶モジュール側の端面の
多角形は、液晶パネルのパネル形状と相似であることを
特徴とする。
【0037】上記光供給部は、更に、周囲の光を集光し
て出力する集光器を備えたことを特徴とする。
【0038】上記画像表示システムは、更に、各液晶モ
ジュールに対して部分画像を生成する部分画像信号を生
成する信号処理部を備え、上記信号処理部は、画像信号
を伝送するバスと、各液晶モジュールに対応して設けら
れた、上記バスから画像信号を入力して各液晶モジュー
ルに対応した部分画像信号を選択して出力する複数のプ
ロセッサ部とを備えたことを特徴とする。
【0039】上記プロセッサ部は、更に、各液晶モジュ
ールの表示特性に基づいて、上記部分画像信号を補正す
る補正回路を備えたことを特徴とする。
【0040】上記補正回路は、液晶モジュールへの電圧
と液晶モジュールからの光出力とが比例する基準特性と
一致するように、各液晶モジュールの表示特性を補正す
ることを特徴とする。
【0041】上記プロセッサ部は、部分画像信号を面積
階調の手法を用いた信号に変換し、上記液晶パネルは、
面積階調の手法を用いて部分画像を生成することを特徴
とする。
【0042】上記信号処理部は、更に、上記バスに接続
され、上記複数のプロセッサ部に対して選択すべき部分
画像信号を指示する制御部を備え、上記プロセッサ部
は、上記制御部により指示された部分画像信号を選択す
ることを特徴とする。
【0043】上記画像表示システムは、更に、上記複数
の液晶モジュールを着脱可能に配列して設置するキャビ
ネットを備えたことを特徴とする。
【0044】上記キャビネットは、上記液晶モジュール
とスクリーンとの距離を変更可能に上記液晶モジュール
を取り付けるとともに、上記液晶モジュールは、スクリ
ーンと液晶パネルの間に、交換可能に取り付けられた投
写レンズを備え、上記液晶モジュールは、投写レンズと
液晶パネルとの距離を変更可能に取り付けることを特徴
とする。
【0045】上記画像表示システムは、更に、隣接して
スクリーンに表示される部分画像表示の境界に液晶モジ
ュールから出力される光を遮断する遮断板を備えたこと
を特徴とする。
【0046】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の画像表示シス
テムの一例を示す図である。図1においては、内部構造
を表示するためにスクリーン1は、キャビネット10の
上部に巻き取られている状態を示している。或いは、ス
クリーン1を取り外し可能に設置しても良い。実際に画
像が表示される場合は、スクリーン1は、画像表示シス
テム100全体を覆う。図1に示す例においては、3×
3の配列で液晶モジュール20がキャビネット10に配
置されている。各液晶モジュール20には、投写レンズ
21と22が設けられている。投写レンズ21と22か
ら投写された画像は合成され、スクリーン1の背後から
投写される。キャビネット10の内部には、制御部30
0が設けられており、画像表示システム100全体を制
御する。また、キャビネット10の内部には、光源50
が1つだけ設けられている。光源から放射された光は、
インテグレータ51を通過し、ケーブル束52を経て光
ファイバケーブル53により分割される。インテグレー
タ51は、光源50からの光を均一にする。光ファイバ
ケーブル53は、各液晶モジュール20に対して分割さ
れた光を供給する。各液晶モジュール20の合間に設け
られた遮光板60は、各液晶モジュールからの光が他の
液晶モジュールからの光と互いに干渉しあわないための
薄板である。
【0047】図2は、図1に示した画像表示システムの
A−A断面図である。キャビネット10には、スクリー
ン1を巻き取るための巻き取り軸12が存在する。巻き
取り軸12は、図示していないモータにより、或いは、
手動によりスクリーン1を巻き取るための軸である。バ
ー13は、スクリーン1を画像表示システム100の前
面に位置合わせするための機能を有している。キャビネ
ット10には、複数の取り付け部11が存在しており、
取り付け部11により液晶モジュール20をキャビネッ
トに取り付けることができる。取り付け部11と液晶モ
ジュール20の取り付けは、ネジやマグネットを用いた
公知の着脱機構により行われる。また、取り付け部11
には、遮光板60が着脱可能にさし込まれている。この
遮光板60は、各液晶モジュールからの光が他の液晶モ
ジュールとの光と干渉しないようにするためのものであ
る。例えば、図2において、点線で示す光は、遮光板6
0により遮断されるため、他の液晶モジュールからの光
と干渉することがなく、鮮明な画像を生成するのに役立
つ。遮光板60の厚さは薄ければ薄い程良い。例えば、
0.1〜0.2mm程度の厚さを持つ黒い鉄板を用いる
ことが望ましい。遮光板60の厚さが厚くなると、スク
リーンに対して遮光板の影を生成してしまうことにな
る。0.1mm〜0.2mmの厚さの場合には、スクリ
ーンに対して遮光板の影を生成することなく、画像に対
して何等悪影響を及ぼさない範囲となる。
【0048】液晶モジュール20には、投写レンズ21
と22が配置されている。投写レンズ21と22からの
光は、スクリーン上にオーバラップして投写される。ま
た、液晶モジュール20には、光ファイバケーブル53
が接続される。液晶モジュール20には、内部に更にモ
ジュール化された光モジュール30が存在する。光モジ
ュール30には、レンズ31と偏光ビームスプリッター
32と反射ミラー33が直列に配列されている。偏光ビ
ームスプリッター32の側面には、カラー用液晶パネル
34が配置される。反射ミラー33の側面には、輝度用
液晶パネル35が配置される。カラー用液晶パネル34
の配置位置は、輝度用液晶パネル35よりも光ファイバ
ケーブル53から照射される光に近い方が望ましい。カ
ラー用液晶パネルの光出力をできるだけ強くするためで
ある。例えば、カラー用液晶パネルと輝度用液晶パネル
の配置を逆にした場合、反射ミラー33の反射が全反射
でなく、光出力が弱められてしまうので、カラー用液晶
パネル34は、偏光ビームスプリッター32の側面に配
置するのが望ましい。
【0049】図2に示すように、光ファイバケーブル5
3とレンズ31と偏光ビームスプリッター32と反射ミ
ラー33を直列に配置するとともに、この直列に配置さ
れた複数の部品をスクリーンと平行に配置することによ
り、装置の奥行きDを小さくすることができる。カラー
用液晶パネル34及び輝度用液晶パネル35のサイズ
を、例えば、0.7インチ程度のものとすると、光モジ
ュール30の奥行きD0は、たかだた1インチ程度で良
い。画像を生成する部分が1インチ程度に収まるため、
従来のCRTを用いた表示装置に比べて非常に薄型の装
置を提供することができる。例えば、0.7インチの液
晶パネル34,35を用いた場合には、画像表示システ
ム100全体の奥行きDを20cm程度にすることが可
能である。
【0050】図3は、図1及び図2に示した光ファイバ
ケーブルの詳細を示す図である。ケーブル束52は、フ
ァイバ54により構成されている。図1に示すように、
9個の液晶モジュールに対して光を分割して供給する場
合には、9本の光ファイバケーブル53が必要である。
例えば、12本のファイバを1つのケーブルにまとめる
ことにより、光ファイバケーブル53を構成する。従っ
て、ファイバ54の全本数は、9×12=108本とな
る。即ち、ケーブル束52は、108本のファイバ54
より構成されている。ケーブル束52の光源側の端面形
状は、円形である。光源50は、回転放物面鏡、或い
は、回転楕円鏡等の反射鏡を備えているため、光源50
から放射される光の断面は円形をしている。この光を効
率よく吸収するために、インテグレータ51の断面及び
ケーブル束52の断面は、円形をしていることが望まし
い。なお、上記説明においては、構成を簡略化してファ
イバの全本数を108本としているが、実際には、ファ
イバの本数は、光強度分布を均一化するために、例え
ば、7000〜1万本程度必要である。或いは、ファイ
バの太さにもよるが、数万本のファイバでファイバケー
ブルを構成する場合もある。一方、光ファイバケーブル
53の端面は、液晶パネルと同じ形状をしていることが
望ましい。例えば、カラー用液晶パネル34が縦横比が
3:4の形状をしている場合、光ファイバケーブル53
の端面も同じように、3:4の矩形をしていることが望
ましい。光ファイバケーブル53の端面が3:4の矩形
をしていることにより、光ファイバケーブル53から放
射される光がそのまま液晶パネル34に無駄なく利用さ
れる。
【0051】通常の液晶パネルを用いた表示装置におい
ては、光源から発生された、断面が円形の光束は、矩形
の形状した液晶パネルに照射される時点で周囲部分がカ
ットされ無駄を生じてしまうが、この例によれば、円形
の光束を光ファイバケーブルの内部にあるファイバ54
の配列により組み替えて矩形に変換しているため、無駄
になることがない。この例では、説明を簡単にするため
に、12本のファイバ54を用いて1本の光ファイバケ
ーブル53を構成しているため、ファイバ54を3×4
に配置することにより、液晶パネルと同じ3:4の縦横
比を持つ光束を生成することができる。或いは、数千本
から数万本のファイバを3×4の整数倍に配置してもよ
い。また、端面が3:4の縦横比を持つ矩形のケーブル
にファイバを収容することにより、3:4の縦横比を持
つ光束を生成してもよい。もし、液晶パネルの縦横比と
同様の縦横比を光ファイバケーブル53が作れない場合
であっても、レンズ31により縦横比を変えることによ
り、結果として液晶パネルと同様の縦横比の光束を生成
することができる。例えば、光ファイバケーブル53が
9本のファイバ54より構成されている場合には、3×
3の正方形を構成し、レンズ31により横方向に4/3
倍し、3:4の矩形の光束を生成して、液晶パネル34
に照射すればよい。
【0052】ケーブル束52は、前述したように、複数
のファイバ54から構成されているが、ファイバ54を
ケーブル束52の内部でランダムに編むことにより、光
ファイバケーブル53から出力される光を均一にするこ
とができる。もし、光ファイバ54をケーブル束52内
で編まずに、ストレートに配置した場合には、光源50
から放射された光の偏った部分が、特定の光ファイバケ
ーブル53に出力されることになる。光源50からの光
は、その断面部分において、強弱があり、均一ではな
い。例えば、光束の中央部分においては、強力な光が発
せられ、周辺部分においては、弱い光が発せられてい
る。これらの部分から直接光ファイバケーブルに光を出
力した場合には、光ファイバケーブル毎に偏った光がそ
のまま液晶パネルに照射されてしまうことになる。従っ
て、生成される画像もムラができてしまう。しかし、こ
の例のように、ファイバ54ををランダムに編みあわせ
ることにより、複数の光ファイバケーブル53から出力
される光は均一となり、結果として液晶パネルにより生
成される画像もバラツキのない画像となる。
【0053】また、ファイバ54をランダムに編みあわ
せることにより、図1に示したインテグレータ51を用
いなくても良くなる。インテグレータ51は、光源50
から放射された光を均一にするために用いるものである
が、前述したようにファイバのランダムな編みあわせに
より、同様に光出力の均一化が図れるため、インテグレ
ータ51は不要となる。
【0054】ファイバ54として、石英ファイバとプラ
スチックファイバの使用が考えられる。プラスチックフ
ァイバを用いると、紫外線をカットすることができるの
で、光源50からの光から紫外線をカットするフィルタ
が必要なくなる。
【0055】図1に示したように、この画像表示システ
ム100の大きな特徴は、複数の液晶モジュール20に
対して、1つの光源を有している点である。1つの光源
からの光を、光ファイバケーブルを用いて複数の液晶モ
ジュールに光を供給することにより、装置全体が軽量化
するとともに、装置のコストを低減することができる。
また、光源のランプに故障が生じた場合、ランプを交換
するだけで良く、メンテナンスが容易である。
【0056】また、図1及び図2に示したように、液晶
モジュール20に何等かの故障が発生した場合でも、ス
クリーン1を巻き上げることにより、或いは、スクリー
ン1を取り外すことにより、画像表示システム100の
前面から液晶モジュール20を取り出すことができ、容
易にメンテナンスをすることができる。液晶モジュール
20の故障の原因が分からない場合には、液晶モジュー
ル20を現場において、交換してしまうことも可能であ
る。また、前述した光源のランプの交換も画像表示シス
テム100の前面から行うことができる。また、遮光板
60も抜き差し可能なので、メンテナンスが更に容易で
ある。また、液晶パネルは、CRTに比べて軽量であ
り、液晶モジュール20は、CRTに比べて軽量であ
る。また、光源も1個のみ備えていれば良く、画像表示
システム100全体を軽量にすることができる。
【0057】図4は、図1に示した画像表示システムの
信号処理部の構成を示す図である。図1及び図2には図
示していなかったが、各液晶モジュール20には、プロ
セッサ部220がそれぞれ配置されている。各プロセッ
サ部220は、バス210により接続されている。バス
210は、更に、制御部300に接続されている。制御
部300は、外部から画像信号Iを入力し、入力した画
像信号をバス210に出力するとともに、プロセッサ部
を制御するコントロール信号をバス210に出力する。
各プロセッサ部220は、制御部から出力された画像信
号を入力するとともに、制御部から出力されたコントロ
ール信号に基づき部分画像信号を抽出し、抽出した部分
画像信号から駆動信号CとYを生成し、カラー用液晶パ
ネル34及び輝度用液晶パネル35に出力する。
【0058】制御部300には、符号化部(COD)3
10、メモリ320、CPU330及び部分画像指定部
340が存在する。部分画像指定部340は、画像表示
システムの構成を把握し、画像表示システムの構成に基
づいて各プロセッサ部220に対して、抽出すべき部分
画像を指定する。例えば、ある画像表示システムの画像
が4つの部分画像から構成される場合には、各プロセッ
サ部に対して1/4の画像を抽出するように指定する。
或いは、画像が9つの部分画像から構成される場合に
は、各プロセッサ部に対して1/9の画像を抽出するよ
うに指定する。また、各プロセッサ部に対して画像のど
の部分を抽出すべきかを指定する。各プロセッサ部は、
部分画像指定部340により指定された範囲の部分画像
が抽出できるように、プログラムされている。この部分
画像指定部340が存在しているため、画像表示システ
ムの画像分割仕様が変更された場合でも、プロセッサ部
には何の変更も必要なく、仕様変更に柔軟に対応するこ
とができる。このように、プロセッサ部が部分画像指定
部340により指定された部分画像を抽出できるように
なっているおかげで、画像表示システムのサイズが変更
された場合や配列数や形状が変更された場合において
も、各プロセッサ部の変更を一切行う必要がなく、画像
を表示することができる。
【0059】制御部300の符号化部310は、画像信
号Iを入力し、その信号をデジタル符号としてバス21
0に出力する。バスに出力される画像信号は、1画面分
の画像信号である。各プロセッサ部は、前述したよう
に、部分画像指定部340により指定された部分画像の
みを、それぞれ入力する。
【0060】各プロセッサ部220には、CPU23
0、メモリ240、復号部(DEC)250、補正回路
260が存在する。復号部250は、バス210から入
力された画像信号を復号するものである。CPU230
は、復号部250の復号処理を管理するとともに、前述
したように、そのプロセッサ部が表示するのに必要な部
分画像のみを指定して復号させる。補正回路260は、
複数の液晶パネルの特性を基準特性と一致させるため、
駆動信号C及びYを補正する回路である。
【0061】図5は、液晶パネルの特性を示す図であ
る。図5において、横軸は駆動信号C又はYの電圧Vを
示し、縦軸は液晶パネルから出力される光出力の強度P
を示している。液晶パネルには、各液晶パネル毎に固有
の特性がある。図5においては、X1とX2の2つの特
性を示している。例えば、駆動信号の電圧が4Vの場
合、特性X1によれば光出力の強度は、P1であるのに
対して、特性X2によれば光の強度は、P2であり、両
者には差(P1≠P2)がある。この差が存在すること
により、部分画像毎に異なる出力がされてしまう。隣り
合う部分画像の色の度合いや明るさを同一に保つために
は、液晶パネルの特性が均一でなければならない。補正
回路260は、図5に示したような特性X1及び特性X
2を1つの基準特性に一致させるための回路である。
【0062】図6は、補正回路260の動作を説明する
図である。図6において、P0からP7への直線は基準
特性Sである。図7は、補正回路260の構成を示す図
である。ROM261は、補正前のデジタル駆動信号I
Nを入力し、補正後のデジタル駆動信号OUTを出力す
る。デジタルアナログ変換器262は、補正後のデジタ
ル駆動信号OUTをアナログの駆動信号Cに変換する。
【0063】図8は、ROM261の内部に記憶された
補正テーブルである。ROM261は、補正前デジタル
駆動信号INを入力し、図8に示す補正テーブルから補
正後のデジタル駆動信号OUTを検索して出力する。例
えば、図6に示すように、駆動信号の電圧が4Vの場
合、特性X1によれば光出力の強度は、P1であるが、
基準特性Sは、P3を示している。特性X1によれば、
光出力の強度P3を出力するためには、4.5Vの駆動
信号を必要とする。従って、図8に示すように、4Vの
入力があった場合には、4.5Vの出力を行うことによ
り、光出力の強度をP1からP3に変更することができ
る。特性X2に対しても、同様な補正テーブルを用いる
ことにより、4Vの駆動信号に対して、光出力の強度が
P3となるようにすることができる。図6に示すよう
に、特性X2に対して4Vの入力があった場合、光出力
の強度P3とするためには、4Vの駆動信号を4.4V
の駆動信号に変換すれば良い。このようにして、特性X
1及びX2に対して4Vの入力があった場合、従来は、
光出力の強度が図5に示すように、P1及びP2であり
差があったのに対して、この例においては、特性X1で
も特性X2でも、P3という光出力の強度を共に得るこ
とができ、液晶パネルから生成される画像の色の度合い
や明るさを均一にすることができる。図6においては、
基準特性Sは、駆動信号の電圧Vの変化により光出力の
強度Pが比例して増加する場合を示している。このよう
に、駆動信号の電圧Vと光出力の強度Pの間に線形関係
を持たせることが前述した補正回路の役割である。即
ち、各液晶パネルの持つ特性を、この基準特性に合わせ
るように駆動信号の電圧を変えるのが前述した補正回路
の役割である。なお、図7及び図8に示したROM26
1を用いる補正回路は一例であり、その他の回路、或い
は、その他のソフトウェアを用いて同様に各液晶パネル
の特性を補正することが可能である。
【0064】図9は、前述したプロセッサ部220の補
正回路260の代わりに、面積階調処理部270を設け
た例を示している。液晶パネルの特性を補正する必要が
あるのは、図5に示すように、駆動信号の電圧Vに対し
て同じ光出力することができない特性部分があったから
である。そこで、図5に示す駆動信号の電圧Vが0Vの
場合及び10Vの場合のように、各特性の光出力が必ず
等しくなる電圧のみを用いて画像を表示してやれば、駆
動信号の電圧Vを補正する必要がなくなる。即ち、液晶
パネルをONかOFFのどちらかの状態で用いることに
より、液晶パネルの間で特性が異なっていても何等問題
なく使用することができる。面積階調処理部270は、
図5に示す駆動信号の電圧Vが0Vの場合と、10Vの
場合のみを用いて画像を表示するものである。即ち、O
NかOFFかの2値を用いて画像表示するものである。
【0065】図10は、「イメージング」(電子写真学
会編、昭和63年1月20日発行、P31)に示された
階調再現のための各種2値化手法を示す図である。面積
階調処理部270は、例えば、図10に示すような2値
化手法のいずれかの手法を用いて、中間色(階調)を2
値で表す。
【0066】図11は、4×4の配列を持った画像表示
システムの一例を示す図である。1画面が1024×1
280ドットで構成されている場合、部分画像は、25
6×320ドットで構成される。また、部分画像のサイ
ズは、17.5インチであり、全体画像のサイズは、1
7.5×4=70インチである。0.7インチの液晶パ
ネルを用いて、256×320=81,920ドットを
表示するものとすれば、全体で81,920×16=
1,310,720ドットを表示することができる。こ
の画素数を用いて、例えば、1画像640×320ドッ
トの画像を面積階調を用いて表示する場合は、1,31
0,720÷(640×320)=6.4ドットとな
り、約6ドットで1画素を表示すれば良いことになる。
この例では、4×4の場合を示しているが、この配列の
サイズが更に大きくなれば、1画素に用いることができ
るドット数を更に増加することができ、16階調、或い
は、32階調等のより高度な階調処理を行うことが可能
になる。
【0067】図12は、この発明の画像表示システムの
他の例を示す図である。図12に示す構成と図2に示す
構成において異なる点は、投写レンズ21,22の代わ
りに焦点距離が異なる投写レンズ21a及び22aを用
いている点である。投写レンズの焦点距離が変更された
場合、投写レンズからスクリーン1までの距離D1と投
写レンズから液晶パネルまでの距離D2が変更されなけ
ればならない。そこで、液晶モジュール20は、取り付
け台11に対して矢印A1及びA2の方向にスライド可
能に取り付けられるようにしておく。また、光モジュー
ル30は、液晶モジュールに対して矢印B1及びB2の
方向にスライド可能に取り付けられるようにしておく。
このように、液晶モジュールと光モジュールがスライド
可能に取り付けられるようにしておくことにより、投写
レンズを交換した場合でも、この画像表示システム10
が柔軟に対応することが可能である。なお、液晶モジュ
ール20及び光モジュール30がスライド可能に取り付
けられる構造は、特に図12には示していないが、公知
のスライド機構等を用いて行うことができる。また、こ
れらのスライドによる位置調整は、スクリーン1を巻き
上げることにより、また、遮光板60を抜き取ることに
より、画像表示システム100の前面から行うことがで
きる。
【0068】前述したように、遮光板60は、取り付け
台11に抜き差し自由に取り付けられている。遮光板6
0を抜くことにより、前述した液晶モジュールや光モジ
ュールの取り付けやメンテナンスが容易になる。また、
遮光板60自体が損傷した場合に交換することが容易に
なる。
【0069】図13は、液晶モジュール20の他の例を
示す図である。図13に示す液晶モジュール20が図2
に示す液晶モジュールと異なる点は、反射ミラー33の
代わりに、全反射板33aを用いている点である。図2
に示した反射ミラー33を用いる場合は、反射ミラー3
3による光の損失が発生するが、図13に示す全反射板
33aは、屈折率を利用した反射板であり、入力した光
を全反射するものである。従って、反射による光の損失
がない。全反射板33aは、偏光ビームスプリッター3
2と一体化されたものであり、偏光ビームスプリッター
32と全反射板33aを屈折率nの物質の両側に成形す
ることにより、偏光ビームスプリッター32と全反射板
33aを容易にモジュール化した構成にすることができ
る。
【0070】図14は、液晶モジュール20の他の例を
示す図である。図14(a)においては、2つの偏光ビ
ームスプリッター32,36を用いている例を示してい
る。71〜74は光路を形成する反射ミラーである。偏
光ビームスプリッター36は、2つの液晶パネル34及
び35からの画像を合成するものである。従って、投写
レンズは、1つだけで良い。一方、図14(b)に示す
例は、偏光ビームスプリッター32に対して、液晶パネ
ルを垂直方向に配置した例を示している。なお、特に図
示していないが、液晶モジュールには、カラー用液晶パ
ネルと輝度用液晶パネルの2つの液晶パネルが存在する
場合に限らず、単に1枚のカラー用液晶パネルが存在す
る場合でも構わない。或いは、液晶モジュールには、
R,G,Bのそれぞれを表示する3枚のカラー用液晶パ
ネルが存在していても構わない。更には、R,G,B,
Yをそれぞれ表示する4枚の液晶パネルが存在している
場合でも構わない。
【0071】図15は、反射ミラー70を用いた画像表
示システムの一例を示す図である。投写レンズ21から
投写された光は、反射ミラー70により反射され、スク
リーンの背後に投写される。反射ミラー70が存在する
ことにより、画像表示システムの奥行きDを更に小さく
することが可能になる。更に、反射ミラー70が存在す
ることにより、反射ミラー自身が他の液晶モジュールか
らくる光を遮光することができるので、前述したような
遮光板60を省略することができる。但し、省略するこ
とができる遮光板は、上下方向に置かれた遮光板だけで
あり、左右に置かれる遮光板は、必要である。
【0072】図16は、この発明の画像表示システムの
他の例を示す図である。図1及び図2においては、液晶
モジュールが各部分画像毎に独立して存在していたが、
図16に示す場合には、投写レンズや液晶パネル等の各
部品を部品毎に配列板に配列することにより、画像表示
システムを構成しようとしたものである。即ち、投写レ
ンズ21,22を投写レンズ配列板400に配置する。
また、液晶パネル34,35を液晶パネル配列板500
に配置する。また、偏光ビームスプリッター32と反射
ミラー33を配列板600に配置する。更に、レンズ3
1をレンズ配列板700に配置する。光ファイバケーブ
ル53を光ファイバケーブル配列板800に配列する。
このように、配列された各配列板は、図17に示すキャ
ビネット10に対して所定の間隔を持って配置される。
各配列板400〜800をメンテナンスする場合には、
キャビネット10のサイドパネル(図示せず)を開け、
各配列板を溝99に沿ってスライドさせることにより、
各配列板を取り出して行うことができる。
【0073】図18は、この発明の画像表示システムの
他の例を示す図である。前述した例においては、スクリ
ーンが1枚のパネルから構成されている場合について説
明したが、この例においては、スクリーン自身が部分的
に分割されている場合を示している。スクリーンを部分
スクリーン1a,1b,1c,・・・に分割することに
より、画像表示システムをモジュール化することができ
る。図18に示す場合は、3×4=12個のモジュール
900から構成されている場合を示している。
【0074】図19は、図18に示したモジュールのB
−B断面を示す図である。各モジュール900は、他の
モジュールと分離することができ、モジュール900を
光ファイバケーブル53及び図示していないバス210
と接続することにより、スクリーンの一部として動作可
能となる。前述したように、モジュール900の内部に
は図示していないプロセッサ部220が存在しており、
バス210を介して制御部300がこのプロセッサ部2
20に対して表示すべき部分画像を指定することによ
り、各モジュール900が指定された部分画像を表示す
ることが可能になる。
【0075】図20は、この発明の光源の他の例を示す
図である。前述した例においては、光源50から光を放
射して利用する場合を説明したが、図20に示す場合
は、自然光(太陽光)を集光器58により集光し、集配
部59が各部屋に配置された画像表示システム100に
対して光を供給する場合を示している。自然光を用いる
ことにより、集光された光は、平行光線であるため、よ
りクリアな画像を生成することが可能になる。図20
(a)に示す集光器58は、平面板を利用している場合
を示しているが、図20(b)に示す集光器58は、球
面をしている場合を示している。六角形に区切られた各
部品内においては、レンズが配置されており、レンズに
より自然光を集光し、ファイバ束52に光を出力する。
【0076】なお、図20に示すシステムは、夜間は使
用することができない。従って、画像表示システム10
0の内部には、図1に示したような光源50を準備して
おく必要がある。また、図20に示すような集光器58
を用いる場合には、内部にある光源50と切り換えるた
めの切り換え器が必要である。或いは、切り換え器の代
わりに、集光器58からの光と光源50からの光を合成
する合成器を備えていても構わない。
【0077】図21は、図18に示したように、画像表
示システムがモジュール900により構成される場合の
応用例を示す図である。図21においては、複数のモジ
ュール900が天井及び壁に配置されている場合を示し
ている。天井のサイズや壁のサイズ等に合わせてモジュ
ール900を自由に配置することにより、柔軟性のある
スクリーンを構成できる。また、図21のように、天井
や壁にスクリーンを配置することにより、仮想の窓や仮
想の空を表示することが可能になる。例えば、壁に配置
したスクリーンにより海岸を表示させ、天井に配置した
スクリーンにより夏の青空を表示させることにより、視
覚者がいる空間を、あたかも海辺の別荘のようにするこ
とができる。また、画像を表示することなく、単に光を
放射するようにしても構わない。液晶パネルは、通過す
る光の量を駆動信号により制御できる機能を持っている
ため、図示していない調整機構により、画像を表示する
ことなく、単に光源から照射される光をスクリーンに表
示することにより照明器具としての機能を果たすことが
できる。前述した図20のように、集光器58により自
然光を取り入れた場合には、部屋の中に自然光を取り入
れることができる。また、照明器具として用いる場合
は、スクリーンを取り外すようにしても良い。前述した
ように、ファイバ束52を構成するファイバ54とし
て、石英ファイバ、プラスチックファイバを用いること
が考えられるが、プラスチックファイバを用いる場合に
は、紫外線を除去することができる。従って、光源から
放出された光や自然光を部屋の中に照射する場合でも、
プラスチックファイバを用いることにより、紫外線をカ
ットした安全な光を供給することができる。
【0078】図22は、更に、他の応用例を示す図であ
る。図22においては、表示スクリーンを折り畳み可能
にした場合を示している。また、スクリーンを凹型にし
た場合を示している。スクリーンを屏風のように折り畳
むことにより移動し易くなる。また、格納場所を節約で
きる。また、視覚者に対してスクリーンの一部を接近で
きるようにすることにより、迫力のある画像を提供する
ことができる。
【0079】図23は、モジュール900が内側にカー
ブしている場合を示している。モジュール900のスク
リーンが視覚者に対してカーブすることにより、視覚者
の最大視野角度でのワイドな画面を提供することができ
る。
【0080】図24は、更に、スクリーンがドーム型を
している場合を示している。図25及び図26は、ドー
ム型スクリーンを構成する場合のモジュールを示す図で
ある。ドーム型スクリーンを構成する場合の部分スクリ
ーン1a,1b,1c,1d,・・・は、六角形をして
いることが望ましい。六角形をしていることにより、ド
ーム型のスクリーンを構成することが容易になる。図2
6は、部分画像が六角形をしている場合の液晶モジュー
ルを示す図である。部分画像が六角形をしていることに
より、液晶パネル34も六角形をしており、かつ、光フ
ァイバケーブル53の端面も六角形にする。このよう
に、スクリーンの形状に合わせて、液晶パネルや光ファ
イバケーブルの形状を合わせることにより、光の利用効
率において、無駄のない画像生成を行うことが可能にな
る。
【0081】前述したように、この発明においては、1
画像が複数の部分画像から構成され、各部分画像は、各
々液晶モジュールにより作成される。従って、1つの液
晶パネルを用いて大きな画面を作成していた従来の液晶
プロジェクションテレビのように、水平方向に対して中
心ゲインを上げるために用いていたフレネルレンズやレ
ンティキュラ板を用いる必要がなくなる。前述したよう
に、フレネルレンズとレンティキュラ板は、大型画像の
中心と周辺部分における視覚特性の不均衡を是正するた
めに設けられているものであるが、この発明のモジュー
ル化された部分画像サイズは、例えば、10インチ〜2
0インチの範囲のものであり、この程度の部分スクリー
ンに対して液晶パネルを用いて画像を表示する場合に
は、レンティキュラ板やフレネルレンズを用いる必要が
なく、スクリーンのコスト自身が安くなる。この例にお
いては、スクリーンは、拡散素材を含んだ着脱可能なパ
ネルであれば良い。
【0082】なお、前述した例においては、1つの光源
を用いてシステム内の全ての液晶モジュールに対して光
を供給する場合について説明したが、光源50を1つの
システム内に複数持たせるようにしても構わない。即
ち、複数の光源の各々が複数の液晶モジュールに対し
て、光を供給するようにしても良い。例えば、光源の数
を2個、液晶モジュールの数を8個とすると、2個の光
源全てが8個の液晶モジュールに光を供給しても良い
し、各光源が4個の液晶モジュールに光を供給するよう
にしても良い。この発明の大きな特徴は、少なくとも1
つの光源から複数の液晶モジュールに対して光を供給し
ている点であり、少なくとも1つの光源に対して、1つ
の光源から光を供給する液晶モジュールが複数個存在す
るという関係があれば良い。
【0083】図27は、複数の光源と複数の液晶モジュ
ールを備えた画像表示システムの構成例を示す図であ
る。図において、50fは紫外・赤外線遮断フィルタで
ある。1つの光源50からの光は分岐して、複数の液晶
モジュールに光を供給している。このように、光源を複
数備えることにより、複数の液晶モジュールにより大型
の画像表示システムを構成する場合でも、鮮明な画像を
得るのに充分な光を供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の画像表示システムの一例を示す図
である。
【図2】 この発明の画像表示システムの側断面を示す
図である。
【図3】 この発明の光ファイバケーブルを示す図であ
る。
【図4】 この発明の信号処理部を示す図である。
【図5】 この発明の液晶パネルの特性を示す図であ
る。
【図6】 この発明の補正回路の動作を説明する図であ
る。
【図7】 この発明の補正回路の構成の一例を示す図で
ある。
【図8】 この発明の補正回路の補正テーブルを示す図
である。
【図9】 この発明のプロセッサ部の他の例を示す図で
ある。
【図10】 この発明の面積階調処理部が用いる2値化
手法を示す図である。
【図11】 この発明の面積階調処理部の具体例を示す
図である。
【図12】 この発明の液晶モジュールの取り付けを示
す図である。
【図13】 この発明の液晶モジュールの他の例を示す
図である。
【図14】 この発明の液晶モジュールの他の例を示す
図である。
【図15】 この発明の反射ミラーを用いた画像表示シ
ステムを示す図である。
【図16】 この発明の配列板を用いた画像表示システ
ムを示す図である。
【図17】 この発明の配列板を用いた画像表示システ
ムを示す図である。
【図18】 この発明のモジュールを用いた画像表示シ
ステムを示す図である。
【図19】 この発明のモジュールの側断面を示す図で
ある。
【図20】 この発明の集光器を用いた画像表示システ
ムを示す図である。
【図21】 この発明のフラットスクリーンを示す図で
ある。
【図22】 この発明の折り畳み式スクリーンを示す図
である。
【図23】 この発明のインカーブスクリーンを示す図
である。
【図24】 この発明のドーム型スクリーンを示す図で
ある。
【図25】 この発明のドーム型スクリーンの部分スク
リーンを示す図である。
【図26】 この発明のドーム型スクリーンに用いられ
る液晶モジュールの構成図である。
【図27】 この発明の複数の光源を用いた画像表示シ
ステムを示す図である。
【図28】 従来のCRTを用いた画像表示装置を示す
図である。
【図29】 従来の蛍光表示管を用いた画像表示装置を
示す図である。
【図30】 従来のプロジェクションテレビを示す図で
ある。
【図31】 従来のスクリーンを示す図である。
【図32】 従来のスクリーン分割を示す図である。
【図33】 従来のCRTを用いた画像表示装置を示す
図である。
【符号の説明】
1 スクリーン、10 キャビネット、11 取り付け
部、12 巻き取り軸、13 バー、20 液晶モジュ
ール、21,22 投写レンズ、30 光モジュール、
31 レンズ、32 偏光ビームスプリッター、33
反射ミラー、34 カラー用液晶パネル、35 輝度用
液晶パネル、52 ケーブル束、53光ファイバケーブ
ル、54 ファイバ、200 信号処理部、220 プ
ロセッサ部、230 CPU、240 メモリ、250
復号部、260 補正回路、300 制御部、310
符号化部、320 メモリ、330 CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬政 孝義 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 辰巳 賢二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 岩田 修司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 満田 博志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 名井 康人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 友田 利正 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 鈴木 文雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 大鶴 祥介 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する画像表示システム (a)液晶パネルを備え、画像の一部を構成する部分画
    像を生成する複数の液晶モジュール、(b)上記複数の
    液晶モジュールから生成された部分画像を表示するスク
    リーン、(c)上記複数の液晶モジュールの液晶パネル
    に対して光を供給する光供給部。
  2. 【請求項2】 上記液晶モジュールは、カラー用液晶パ
    ネルと、輝度用液晶パネルと、カラー用液晶パネルと輝
    度用液晶パネルから出力された光を合成する投写レンズ
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像表示シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 上記液晶モジュールは、更に、光供給部
    から供給された光を上記カラー用液晶パネルと輝度用液
    晶パネルに分配する偏光ビームスプリッターを備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像表示システム。
  4. 【請求項4】 上記液晶モジュールは、更に、偏光ビー
    ムスプリッターと一体化された反射板を備えたことを特
    徴とする請求項3記載の画像表示システム。
  5. 【請求項5】 上記液晶モジュールは、上記光供給部の
    上記液晶モジュールへの光供給端と、上記偏光ビームス
    プリッターと、上記反射板とを直列に配置するととも
    に、スクリーンと平行に配置したことを特徴とする請求
    項4記載の画像表示システム。
  6. 【請求項6】 上記液晶モジュールは、液晶パネルによ
    り生成された画像を投写する投写レンズを備え、スクリ
    ーンと投写レンズの間に反射ミラーを備えたことを特徴
    とする請求項2記載の画像表示システム。
  7. 【請求項7】 上記スクリーンは、拡散素材を含んだ1
    枚のパネルであることを特徴とする請求項1記載の画像
    表示システム。
  8. 【請求項8】 上記パネルは、着脱自在に設置されてい
    ることを特徴とする請求項7記載の画像表示システム。
  9. 【請求項9】 上記パネルは、巻き取り可能に設置され
    ていることを特徴とする請求項8記載の画像表示システ
    ム。
  10. 【請求項10】 上記スクリーンは、中央部が奥まった
    凹型スクリーンであることを特徴とする請求項1記載の
    画像表示システム。
  11. 【請求項11】 上記スクリーンは、ドーム型スクリー
    ンであることを特徴とする請求項10記載の画像表示シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 上記スクリーンは、複数の液晶モジュ
    ールに対応して設けられた複数の部分スクリーンから構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の画像表示
    システム。
  13. 【請求項13】 上記部分スクリーンは、六角形である
    ことを特徴とする請求項12記載の画像表示システム。
  14. 【請求項14】 上記光供給部は、複数の液晶モジュー
    ルに対して光を放出する少なくとも1つの光源と、上記
    少なくとも1つの光源から放出された光を上記複数の液
    晶モジュールに分配する分配部を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の画像表示システム。
  15. 【請求項15】 上記分配部は、上記少なくとも1つの
    光源からの光を各液晶モジュールへ分配する複数の光フ
    ァイバケーブルを備えたことを特徴とする請求項14記
    載の画像表示システム。
  16. 【請求項16】 上記光ファイバケーブルは、プラスチ
    ックファイバを備えたことを特徴とする請求項15記載
    の画像表示システム。
  17. 【請求項17】 上記光ファイバケーブルは、複数のフ
    ァイバから構成されていることを特徴とする請求項15
    記載の画像表示システム。
  18. 【請求項18】 上記複数のファイバは、ランダムに編
    まれていることを特徴とする請求項17記載の画像表示
    システム。
  19. 【請求項19】 上記光ファイバケーブルは、複数のフ
    ァイバにより液晶モジュール側の端面で多角形を構成す
    ることを特徴とする請求項17又は18記載の画像表示
    システム。
  20. 【請求項20】 上記ファイバの液晶モジュール側の端
    面の多角形は、液晶パネルのパネル形状と相似であるこ
    とを特徴とする請求項19記載の画像表示システム。
  21. 【請求項21】 上記光供給部は、更に、周囲の光を集
    光して出力する集光器を備えたことを特徴とする請求項
    14記載の画像表示システム。
  22. 【請求項22】 上記画像表示システムは、更に、各液
    晶モジュールに対して部分画像を生成する部分画像信号
    を生成する信号処理部を備え、上記信号処理部は、 画像信号を伝送するバスと、 各液晶モジュールに対応して設けられた、上記バスから
    画像信号を入力して各液晶モジュールに対応した部分画
    像信号を選択して出力する複数のプロセッサ部とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の画像表示システム。
  23. 【請求項23】 上記プロセッサ部は、更に、各液晶モ
    ジュールの表示特性に基づいて、上記部分画像信号を補
    正する補正回路を備えたことを特徴とする請求項22記
    載の画像表示システム。
  24. 【請求項24】 上記補正回路は、液晶モジュールへの
    電圧と液晶モジュールからの光出力とが比例する基準特
    性と一致するように、各液晶モジュールの表示特性を補
    正することを特徴とする請求項23記載の画像表示シス
    テム。
  25. 【請求項25】 上記プロセッサ部は、部分画像信号を
    面積階調の手法を用いた信号に変換し、上記液晶パネル
    は、面積階調の手法を用いて部分画像を生成することを
    特徴とする請求項22記載の画像表示システム。
  26. 【請求項26】 上記信号処理部は、更に、上記バスに
    接続され、上記複数のプロセッサ部に対して選択すべき
    部分画像信号を指示する制御部を備え、上記プロセッサ
    部は、上記制御部により指示された部分画像信号を選択
    することを特徴とする請求項22記載の画像表示システ
    ム。
  27. 【請求項27】 上記画像表示システムは、更に、上記
    複数の液晶モジュールを着脱可能に配列して設置するキ
    ャビネットを備えたことを特徴とする請求項1記載の画
    像表示システム。
  28. 【請求項28】 上記キャビネットは、上記液晶モジュ
    ールとスクリーンとの距離を変更可能に上記液晶モジュ
    ールを取り付けるとともに、上記液晶モジュールは、ス
    クリーンと液晶パネルの間に、交換可能に取り付けられ
    た投写レンズを備え、上記液晶モジュールは、投写レン
    ズと液晶パネルとの距離を変更可能に取り付けることを
    特徴とする請求項27記載の画像表示システム。
  29. 【請求項29】 上記画像表示システムは、更に、隣接
    してスクリーンに表示される部分画像表示の境界に液晶
    モジュールから出力される光を遮断する遮断板を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の画像表示システム。
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