JPH09149586A - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
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- JPH09149586A JPH09149586A JP7325151A JP32515195A JPH09149586A JP H09149586 A JPH09149586 A JP H09149586A JP 7325151 A JP7325151 A JP 7325151A JP 32515195 A JP32515195 A JP 32515195A JP H09149586 A JPH09149586 A JP H09149586A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C25/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
- F16C25/02—Sliding-contact bearings
- F16C25/04—Sliding-contact bearings self-adjusting
- F16C25/045—Sliding-contact bearings self-adjusting with magnetic means to preload the bearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スピンドルモータの振動及び騒音を低減する
ことができる。 【解決手段】 ベース2上のヨーク4と対向して回転す
る駆動用界磁マグネット13を備えたハブ6を備え、駆
動用界磁マグネット13の内側に位置する部分の固定部
と回転部に相互に引き合う吸引用マグネット(磁極片)
18a,18bを配置する。
ことができる。 【解決手段】 ベース2上のヨーク4と対向して回転す
る駆動用界磁マグネット13を備えたハブ6を備え、駆
動用界磁マグネット13の内側に位置する部分の固定部
と回転部に相互に引き合う吸引用マグネット(磁極片)
18a,18bを配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばHDD、F
DD、光ディスク駆動装置等に使用されるスピンドルモ
ータに関するものである。
DD、光ディスク駆動装置等に使用されるスピンドルモ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン等の記憶装置としてHDD(ハ
ード・ディスク・ドライブ)装置が内蔵されているが、
子の種の記憶装置としては記録情報の高密度化、低振
動、低騒音化を図るためには回転主軸部の精度を飛躍的
に高める必要があり、そのためにスピンドルモータの回
転主部には流体軸受を採用する傾向がある。
ード・ディスク・ドライブ)装置が内蔵されているが、
子の種の記憶装置としては記録情報の高密度化、低振
動、低騒音化を図るためには回転主軸部の精度を飛躍的
に高める必要があり、そのためにスピンドルモータの回
転主部には流体軸受を採用する傾向がある。
【0003】図12、図13は従来構成のスピンドルモ
ータとして磁気ディスク駆動装置を示すものである。即
ち、図12に示すスピンドルモータは、円盤状のベース
2上には固定軸1が固定され、かつその上面には巻線3
を巻回したコア4及び駆動回路部品等が搭載されたプリ
ント基板が固定されている。固定軸1の外周面には軸方
向に所定の間隔を保ったラジアル方向動圧発生溝(ヘリ
ングボーン溝)1a、1bが各々形成されている。
ータとして磁気ディスク駆動装置を示すものである。即
ち、図12に示すスピンドルモータは、円盤状のベース
2上には固定軸1が固定され、かつその上面には巻線3
を巻回したコア4及び駆動回路部品等が搭載されたプリ
ント基板が固定されている。固定軸1の外周面には軸方
向に所定の間隔を保ったラジアル方向動圧発生溝(ヘリ
ングボーン溝)1a、1bが各々形成されている。
【0004】5はハブ組立体であり、アルミニュウム製
からなるデイスク固定部である円筒状のハブ6と、その
内周部に焼きばめ等の固着手段によって固定された青銅
製のスリーブ7とからなり、このスリーブ7が固定軸1
に嵌挿されることによりハブ組立体5は固定軸1を中心
として回転自在とされる。このスリーブ7は上記両ラジ
アル方向動圧発生溝1a、1bの間隔と対応する面にオ
イル溜まり7aが形成されている。上記ラジアル方向動
圧発生溝1a、1bは固定軸1またはスリーブ7の少な
くともいずれか一方に形成されていれば良いものであ
る。
からなるデイスク固定部である円筒状のハブ6と、その
内周部に焼きばめ等の固着手段によって固定された青銅
製のスリーブ7とからなり、このスリーブ7が固定軸1
に嵌挿されることによりハブ組立体5は固定軸1を中心
として回転自在とされる。このスリーブ7は上記両ラジ
アル方向動圧発生溝1a、1bの間隔と対応する面にオ
イル溜まり7aが形成されている。上記ラジアル方向動
圧発生溝1a、1bは固定軸1またはスリーブ7の少な
くともいずれか一方に形成されていれば良いものであ
る。
【0005】上記ハブ6の外周にはスペーサ9を介して
複数のアルミニュウム製のデイスク8、8が配置され、
ハブ6に固定板10を介してネジ11にて固定される。
またハブ6の下部に固定された椀型のロータヨーク12
はベース2に形成された環状の凹部2aに囲繞される如
く所定の間隔を保って配置される一方、ロータヨーク1
2の内面には上記コア4と所定の間隔を保った駆動用界
磁マグネット13が固定されることにより磁気回路を形
成するものである。この駆動用界磁マグネット13の磁
気中心Pとコア4との磁気中心をδだけずらすことによ
り、駆動用界磁マグネット13は磁性体であるコア4側
に吸引力(Pz)が作用することによりハブ組立体5は
常時ベース2側に引き寄せられる。
複数のアルミニュウム製のデイスク8、8が配置され、
ハブ6に固定板10を介してネジ11にて固定される。
またハブ6の下部に固定された椀型のロータヨーク12
はベース2に形成された環状の凹部2aに囲繞される如
く所定の間隔を保って配置される一方、ロータヨーク1
2の内面には上記コア4と所定の間隔を保った駆動用界
磁マグネット13が固定されることにより磁気回路を形
成するものである。この駆動用界磁マグネット13の磁
気中心Pとコア4との磁気中心をδだけずらすことによ
り、駆動用界磁マグネット13は磁性体であるコア4側
に吸引力(Pz)が作用することによりハブ組立体5は
常時ベース2側に引き寄せられる。
【0006】また、上記固定軸1の上端部には軸径より
膨出した円盤状のフランジ14が螺着や圧入等などで固
着されることにより、このフランジ14とスリーブ7及
びハブ6に形成した切欠きとの間にオイル溜まり空間7
bが形成される。そして、フランジ14上に封止体とな
るスラスト板15を配置することにより軸部が封止され
る。このように構成される軸受部はスラスト板15の下
面に形成したスパイラル溝又はヘリングボーン溝のよう
なスラスト方向動圧発生溝15a、オイル溜まり空間7
b及び上記各スラスト方向動圧発生溝15a、上部オイ
ル溜まり空間17及び上記各ラジアル方向動圧発生溝1
a、1bなどにオイル又はグリースなどの潤滑剤16を
充填、塗布することにより軸受部の潤滑が図られる。
膨出した円盤状のフランジ14が螺着や圧入等などで固
着されることにより、このフランジ14とスリーブ7及
びハブ6に形成した切欠きとの間にオイル溜まり空間7
bが形成される。そして、フランジ14上に封止体とな
るスラスト板15を配置することにより軸部が封止され
る。このように構成される軸受部はスラスト板15の下
面に形成したスパイラル溝又はヘリングボーン溝のよう
なスラスト方向動圧発生溝15a、オイル溜まり空間7
b及び上記各スラスト方向動圧発生溝15a、上部オイ
ル溜まり空間17及び上記各ラジアル方向動圧発生溝1
a、1bなどにオイル又はグリースなどの潤滑剤16を
充填、塗布することにより軸受部の潤滑が図られる。
【0007】また、駆動用界磁マグネット13とコア4
との磁気中心が一致している構成にあっては、ハブ組立
体5を常時ベース2側に引き寄せる他の方法として、図
13に示すように、ベース2の凹部2a内にてロータヨ
ーク12及び駆動用界磁マグネット13と対向する面に
磁性体からなるヨーク片17を配置することも考えられ
る。
との磁気中心が一致している構成にあっては、ハブ組立
体5を常時ベース2側に引き寄せる他の方法として、図
13に示すように、ベース2の凹部2a内にてロータヨ
ーク12及び駆動用界磁マグネット13と対向する面に
磁性体からなるヨーク片17を配置することも考えられ
る。
【0008】以上のように構成された動圧型流体軸受を
使用したスピンドルモータは、巻線3に通電することに
より駆動用界磁マグネット13はハブ6を回転させる。
回転が始まるとラジアル方向動圧溝のポンピング力によ
り固定軸1に対しスリーブ7はセンタリングされて浮上
し、スラスト方向動圧発生溝15aのポンピング力によ
ってフランジ14はスラスト板15に対して浮上し、ハ
ブ6は固定軸1に対し非接触で回転する。
使用したスピンドルモータは、巻線3に通電することに
より駆動用界磁マグネット13はハブ6を回転させる。
回転が始まるとラジアル方向動圧溝のポンピング力によ
り固定軸1に対しスリーブ7はセンタリングされて浮上
し、スラスト方向動圧発生溝15aのポンピング力によ
ってフランジ14はスラスト板15に対して浮上し、ハ
ブ6は固定軸1に対し非接触で回転する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図12
に示すモータにあっては、駆動用界磁マグネット13と
コア4との磁気中心を積極的にδだけずらす構成である
ため、モータ駆動のための有効磁束が減少し所期の駆動
トルクを得ることができない課題が発生する。
に示すモータにあっては、駆動用界磁マグネット13と
コア4との磁気中心を積極的にδだけずらす構成である
ため、モータ駆動のための有効磁束が減少し所期の駆動
トルクを得ることができない課題が発生する。
【0010】一方、駆動用界磁マグネット13とコア4
との磁気中心を一致させ、ハブ組立体5を常時ベース2
側に引き寄せる図13の構成は、駆動用界磁マグネット
13の磁界がロータの回転によってヨーク片17に渦電
流損を生じ、モータ電流を増大させる課題がある。更
に、駆動用界磁マグネット13は回転中心に対して外側
に位置するため、スラスト方向の力によりロータを上下
に移動するモーメントが大きくなり、ピャアトーンの増
大を招き、流体軸受のもつ静音性という大きな特徴を発
揮できない課題があった。
との磁気中心を一致させ、ハブ組立体5を常時ベース2
側に引き寄せる図13の構成は、駆動用界磁マグネット
13の磁界がロータの回転によってヨーク片17に渦電
流損を生じ、モータ電流を増大させる課題がある。更
に、駆動用界磁マグネット13は回転中心に対して外側
に位置するため、スラスト方向の力によりロータを上下
に移動するモーメントが大きくなり、ピャアトーンの増
大を招き、流体軸受のもつ静音性という大きな特徴を発
揮できない課題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、固定部に動圧軸受部を介して回
転自在に支持されるティスクを保持する回転体と、該回
転体に配置された駆動用界磁マグネットと、該駆動用界
磁マグネットと所定の間隙を介して前記固定部に配置さ
れた巻線を有するヨークと、前記駆動用界磁マグネット
の内側に配置されており、前記回転体と前記固定部とに
設けた磁気吸引手段にて前記回転体を前記固定部にスラ
スト方向に磁気的に引き寄せてなるスピンドルモータを
提供するものである。
てなされたものであり、固定部に動圧軸受部を介して回
転自在に支持されるティスクを保持する回転体と、該回
転体に配置された駆動用界磁マグネットと、該駆動用界
磁マグネットと所定の間隙を介して前記固定部に配置さ
れた巻線を有するヨークと、前記駆動用界磁マグネット
の内側に配置されており、前記回転体と前記固定部とに
設けた磁気吸引手段にて前記回転体を前記固定部にスラ
スト方向に磁気的に引き寄せてなるスピンドルモータを
提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るスピンドルモ
ータの一実施例を図1乃至図10を参照して詳細に説明
する。尚、説明の便宜上、先に示した構成部材と同一構
成部材に対しては同一の符号を付し、具体的な動作説明
は省略する。
ータの一実施例を図1乃至図10を参照して詳細に説明
する。尚、説明の便宜上、先に示した構成部材と同一構
成部材に対しては同一の符号を付し、具体的な動作説明
は省略する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例を示すもの
で、この実施例にあっては駆動用界磁マグネット13と
ヨーク4との磁気中心を一致させてあり、駆動用界磁マ
グネット13の回転中心に近いスリーブ7のベース2側
に位置する開放端に、N極またはS極の単極の磁極を着
磁したスラスト方向に引き合うための吸引用マグネット
18を固定する一方、この吸引用マグネット18aに対
向して互いに吸引する単極の磁極を着磁した吸引用マグ
ネット18bをベース2上に形成した環状の凹部2bに
埋設してある。ロータにスラスト方向の力を作用させる
ためには、一方を吸引用マグネットにし、他方を磁性体
しにても良いことは勿論のことである。
で、この実施例にあっては駆動用界磁マグネット13と
ヨーク4との磁気中心を一致させてあり、駆動用界磁マ
グネット13の回転中心に近いスリーブ7のベース2側
に位置する開放端に、N極またはS極の単極の磁極を着
磁したスラスト方向に引き合うための吸引用マグネット
18を固定する一方、この吸引用マグネット18aに対
向して互いに吸引する単極の磁極を着磁した吸引用マグ
ネット18bをベース2上に形成した環状の凹部2bに
埋設してある。ロータにスラスト方向の力を作用させる
ためには、一方を吸引用マグネットにし、他方を磁性体
しにても良いことは勿論のことである。
【0014】これにより、ロータ(ハブ組立体)は駆動
用界磁マグネット13の自己吸引作用を用いることな
く、吸引用マグネット18aと吸引用マグネット18b
との吸引力によってベース2側に引き寄せられる。従っ
て、モータは駆動用界磁マグネット13の磁束を有効に
利用でき、トルクの低下を招くようなことはない。ま
た、スラスト方向の作用力が回転中心に対して近い位置
にあるため、ハブ組立体5を上下に移動させるモーメン
トが小さくなり、振動や騒音を低減することができる。
用界磁マグネット13の自己吸引作用を用いることな
く、吸引用マグネット18aと吸引用マグネット18b
との吸引力によってベース2側に引き寄せられる。従っ
て、モータは駆動用界磁マグネット13の磁束を有効に
利用でき、トルクの低下を招くようなことはない。ま
た、スラスト方向の作用力が回転中心に対して近い位置
にあるため、ハブ組立体5を上下に移動させるモーメン
トが小さくなり、振動や騒音を低減することができる。
【0015】また、図2〜図8は駆動用界磁マグネット
13とヨーク4との磁気中心を一致させた構成の本発明
の他の実施例であり、図2に示す第2の実施例にあって
は、スリーブ7と対向するハブ6の凹部6aの内周面に
上下方向(アキシャル方向)に単極着磁の円筒状の吸引
用マグネット18aを固定する一方、この吸引用マグネ
ット18aと同心状に磁気中心をδずらした単極着磁の
円筒状の吸引用マグネット18bをベース2上に固定す
ることにより、ハブ組立体5をベース2側に磁気吸引す
るものである。
13とヨーク4との磁気中心を一致させた構成の本発明
の他の実施例であり、図2に示す第2の実施例にあって
は、スリーブ7と対向するハブ6の凹部6aの内周面に
上下方向(アキシャル方向)に単極着磁の円筒状の吸引
用マグネット18aを固定する一方、この吸引用マグネ
ット18aと同心状に磁気中心をδずらした単極着磁の
円筒状の吸引用マグネット18bをベース2上に固定す
ることにより、ハブ組立体5をベース2側に磁気吸引す
るものである。
【0016】図3に示す第3の実施例は、上下方向に単
極着磁した円筒状の吸引用マグネット18bをスリーブ
7側でベース2上に固定し、この吸引用マグネット18
bと磁気吸引させるためのヨーク片(または吸引用マグ
ネット)19を吸引用マグネット18bの外側で、かつ
上面及び側面の一部を覆うようハブ6の凹部6a内に固
定して磁気中心をずらした形態である。
極着磁した円筒状の吸引用マグネット18bをスリーブ
7側でベース2上に固定し、この吸引用マグネット18
bと磁気吸引させるためのヨーク片(または吸引用マグ
ネット)19を吸引用マグネット18bの外側で、かつ
上面及び側面の一部を覆うようハブ6の凹部6a内に固
定して磁気中心をずらした形態である。
【0017】図4に示す第4の実施例は、図3の実施例
と同様に単極着磁した円筒状の吸引用マグネット18b
をスリーブ7側に近くベース2上に固定し、ロータヨー
ク12の駆動用界磁マグネツト13と反対側の他端12
aを凹部6a内で吸引用マグネット18bの一部と対向
させ、磁気中心をずらした形態である。
と同様に単極着磁した円筒状の吸引用マグネット18b
をスリーブ7側に近くベース2上に固定し、ロータヨー
ク12の駆動用界磁マグネツト13と反対側の他端12
aを凹部6a内で吸引用マグネット18bの一部と対向
させ、磁気中心をずらした形態である。
【0018】また、図5に示す第5の実施例は、吸引用
マグネット18bをベース2の固定軸1側に形成した凹
部2b内に固定する一方、ロータヨーク12の他端12
aを吸引用マグネット18bの一部と対向させ、磁気中
心をずらした形態である。
マグネット18bをベース2の固定軸1側に形成した凹
部2b内に固定する一方、ロータヨーク12の他端12
aを吸引用マグネット18bの一部と対向させ、磁気中
心をずらした形態である。
【0019】更に、図6に示す第6の実施例は、単極の
円盤状の吸引用マグネット18cをスリーブ7側に近く
ベース2上面に固定し、ロータヨーク12の他端12a
を吸引用マグネット18cとアキシャル方向に全面的に
対向させ、ロータヨーク12(ハブ組立体5)をアキシ
ャル方向に磁気吸引させる形態である。
円盤状の吸引用マグネット18cをスリーブ7側に近く
ベース2上面に固定し、ロータヨーク12の他端12a
を吸引用マグネット18cとアキシャル方向に全面的に
対向させ、ロータヨーク12(ハブ組立体5)をアキシ
ャル方向に磁気吸引させる形態である。
【0020】更に、図7に示す第7の実施例は、ハブ6
の凹部6aの外周面に円筒状の吸引用マグネット18a
を固定すると共に、この吸引用マグネット18aをヨー
ク4のベース2に対する取付け端面の一部が露出するよ
うベース2に形成した凹部2c内で対向させて磁気中心
をずらした形態である。
の凹部6aの外周面に円筒状の吸引用マグネット18a
を固定すると共に、この吸引用マグネット18aをヨー
ク4のベース2に対する取付け端面の一部が露出するよ
うベース2に形成した凹部2c内で対向させて磁気中心
をずらした形態である。
【0021】また、図8に示す第8の実施例は、ベース
2上のヨーク4の固定軸1側の一部を延長し、この延長
した部分と対向するハブ6の下面に吸引用マグネット1
8dを固定することにより、(ハブ組立体5)をアキシ
ャル方向に磁気吸引させる形態である。
2上のヨーク4の固定軸1側の一部を延長し、この延長
した部分と対向するハブ6の下面に吸引用マグネット1
8dを固定することにより、(ハブ組立体5)をアキシ
ャル方向に磁気吸引させる形態である。
【0022】上記した実施例にあっては、ハブ組立体の
ベース側への引き寄せに際して、吸引用マグネット相互
間による組合わせ、吸引用マグネットと磁性片とによる
組合わせ等種々の形態が考えられるため、本発明は上記
した実施例の形態に限定されるものではない。
ベース側への引き寄せに際して、吸引用マグネット相互
間による組合わせ、吸引用マグネットと磁性片とによる
組合わせ等種々の形態が考えられるため、本発明は上記
した実施例の形態に限定されるものではない。
【0023】以上説明したような構成に基づいて、図9
にて本発明構成の概念と上記図12に示すように駆動用
界磁マグネット13とコア4との磁気中心がずれている
従来の形態のスピンドルモータとを総括して比較する
と、従来と同様にスラスト方向の吸引力FZ を得るため
には、駆動用界磁マグネット13による磁気吸引力が作
用する距離Rに対して、駆動用界磁マグネット13の内
側で固定軸1側にて磁気吸引力が作用する距離rを設定
した本発明構成では、ハブを上下に移動させるモーメン
トが小さくなり振動及び騒音を低減することができる。
にて本発明構成の概念と上記図12に示すように駆動用
界磁マグネット13とコア4との磁気中心がずれている
従来の形態のスピンドルモータとを総括して比較する
と、従来と同様にスラスト方向の吸引力FZ を得るため
には、駆動用界磁マグネット13による磁気吸引力が作
用する距離Rに対して、駆動用界磁マグネット13の内
側で固定軸1側にて磁気吸引力が作用する距離rを設定
した本発明構成では、ハブを上下に移動させるモーメン
トが小さくなり振動及び騒音を低減することができる。
【0024】また、吸引用マグネットを単極着磁するこ
とによって、ロータが回転してもヨーク内の磁束の変化
がないので渦電流損が僅かとなり定常電流の減少を図る
ことができる。更に、駆動用界磁マグネットの磁束を駆
動用に有効に使用できるので、逆起電圧が大きくなり、
あるいは駆動用界磁マグネットを小さくできモータの小
型化に寄与し得る。
とによって、ロータが回転してもヨーク内の磁束の変化
がないので渦電流損が僅かとなり定常電流の減少を図る
ことができる。更に、駆動用界磁マグネットの磁束を駆
動用に有効に使用できるので、逆起電圧が大きくなり、
あるいは駆動用界磁マグネットを小さくできモータの小
型化に寄与し得る。
【0025】図10,図11は本発明構成と従来構成に
おける騒音の周波数成分のレベルを測定したデータであ
り、エンベロープレベルより突出した周波数成分をでき
るだけエンベローブに近付ける必要がある。本実施例で
は回転数5200rpm 、駆動用界磁マグネットの極数は
8極、ヨークのスロット12で3相駆動のモータであ
る。このため、コイの切替周波数成分は、図11に示す
従来構成では、2080HZのコイル切替周波数成分は、3
6dBで突出しているが、本発明では図10に示すように
10dB以上改善された騒音の低減効果が得られている。
おける騒音の周波数成分のレベルを測定したデータであ
り、エンベロープレベルより突出した周波数成分をでき
るだけエンベローブに近付ける必要がある。本実施例で
は回転数5200rpm 、駆動用界磁マグネットの極数は
8極、ヨークのスロット12で3相駆動のモータであ
る。このため、コイの切替周波数成分は、図11に示す
従来構成では、2080HZのコイル切替周波数成分は、3
6dBで突出しているが、本発明では図10に示すように
10dB以上改善された騒音の低減効果が得られている。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係るスピンドルモ
ータによると、ロータの回転によりヨーク内の磁束の変
化がなく、渦電流損が僅かとなり定常電流の減少を図る
ことができる。更に、駆動用界磁マグネットの磁束を駆
動用に有効に使用できるので、逆起電圧が大きくなり、
あるいは駆動用界磁マグネットを小さくできモータの小
型化に寄与し得ると共に、騒音が低減できる効果があ
る。
ータによると、ロータの回転によりヨーク内の磁束の変
化がなく、渦電流損が僅かとなり定常電流の減少を図る
ことができる。更に、駆動用界磁マグネットの磁束を駆
動用に有効に使用できるので、逆起電圧が大きくなり、
あるいは駆動用界磁マグネットを小さくできモータの小
型化に寄与し得ると共に、騒音が低減できる効果があ
る。
【図1】本発明のスピンドルモータの一実施例を示す半
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明のスピンドルモータの第2の実施例を示
す半断面図である。
す半断面図である。
【図3】本発明のスピンドルモータの第3の実施例を示
す半断面図である。
す半断面図である。
【図4】本発明のスピンドルモータの第4の実施例を示
す半断面図である。
す半断面図である。
【図5】本発明のスピンドルモータの第5の実施例を示
す半断面図である。
す半断面図である。
【図6】本発明のスピンドルモータの第6の実施例を示
す半断面図である。
す半断面図である。
【図7】本発明のスピンドルモータの第7の実施例を示
す半断面図である。
す半断面図である。
【図8】本発明のスピンドルモータの第8の実施例を示
す半断面図である。
す半断面図である。
【図9】本発明構成と従来構成を比較するためのスピン
ドルモータの半断面図である。
ドルモータの半断面図である。
【図10】本発明の一実施例における騒音の周波数成分
のレベルを測定したデータである。
のレベルを測定したデータである。
【図11】従来のスピンドルモータにおける騒音の周波
数成分のレベルを測定したデータである。
数成分のレベルを測定したデータである。
【図12】従来のスピンドルモータの一例を示す半断面
図である。
図である。
【図13】従来のスピンドルモータの他の例を示す半断
面図である。
面図である。
1…固定軸、2…ベース、4…ヨーク、5…ハブ組立
体、6…ハブ、7…スリープ、12…ロータヨーク、1
3…駆動用界磁マグネット、18a,18b…吸引用マ
グネット。
体、6…ハブ、7…スリープ、12…ロータヨーク、1
3…駆動用界磁マグネット、18a,18b…吸引用マ
グネット。
Claims (4)
- 【請求項1】固定部に動圧軸受部を介して回転自在に支
持されるディスクを保持する回転体と、該回転体に配置
された駆動用界磁マグネットと、該駆動用界磁マグネッ
トと所定の間隙を介して前記固定部に配置された巻線を
有するヨークと、前記駆動用界磁マグネットの内側に配
置されており、前記回転体と前記固定部とに設けた磁気
吸引手段にて前記回転体を前記固定部にスラスト方向に
磁気的に引き寄せてなるスピンドルモータ。 - 【請求項2】前記磁気吸引手段は前記回転体及び前記固
定部のいずれか一方に設けた吸引用マグネットと対向す
るヨークまたは他の吸引用マグネットからなる請求項1
記載のスピンドルモータ。 - 【請求項3】前記磁気吸引手段は磁気中心をスラスト方
向にずらして前記ハブにスラスト方向への磁気的吸引力
を作用させてなる請求項1または2記載のスピンドルモ
ータ。 - 【請求項4】前記磁気吸引手段は前記駆動用界磁マグネ
ットを保持するロータヨークの一部を備えると共に、前
記固定部に配置した吸引用マグネットからなる請求項1
また3記載のスピンドルモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7325151A JPH09149586A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7325151A JPH09149586A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | スピンドルモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09149586A true JPH09149586A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18173611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7325151A Pending JPH09149586A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | スピンドルモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09149586A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000134892A (ja) * | 1998-08-19 | 2000-05-12 | Nippon Densan Corp | モ―タ |
US6172847B1 (en) | 1997-03-27 | 2001-01-09 | Nsk Ltd. | Rotational assembly for disc drive device having small runout and reduced axial displacement |
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US10291089B2 (en) * | 2016-06-07 | 2019-05-14 | Nidec Corporation | Motor and disk drive apparatus |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP7325151A patent/JPH09149586A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10291089B2 (en) * | 2016-06-07 | 2019-05-14 | Nidec Corporation | Motor and disk drive apparatus |
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