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JPH09138780A - バス調停回路 - Google Patents

バス調停回路

Info

Publication number
JPH09138780A
JPH09138780A JP32114595A JP32114595A JPH09138780A JP H09138780 A JPH09138780 A JP H09138780A JP 32114595 A JP32114595 A JP 32114595A JP 32114595 A JP32114595 A JP 32114595A JP H09138780 A JPH09138780 A JP H09138780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
main cpu
signal
wait
sub cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32114595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Fujimura
英一 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
Priority to JP32114595A priority Critical patent/JPH09138780A/ja
Publication of JPH09138780A publication Critical patent/JPH09138780A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バス使用権の優先順位が上位のCPUがバス
を占有して動作している場合であっても、下位のCPU
がバスにアクセスし得るバス調停回路を提供する。 【解決手段】 メインCPU1が動作している期間に、
サブCPU2がバス要求信号RQ2をバス調停回路3A
に送出した場合に、バス調停回路3Aは、メインCPU
1の1バイト分のジョブの実行が終了した時点で、バス
使用権をメインCPU1からサブCPU2に移行させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メインCPU及び
サブCPUのバス使用権を調停するバス調停回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、2つのCPUを備えた装置の構
成例を示すブロック図である。メインCPU1及びサブ
CPU2のローカルバスBS1,BS2は、バス使用権
を各CPUに適切に付与するためのバス調停回路3を介
してバスBSに接続されている。すなわち、バス調停回
路3は、上記バス使用権を獲得しているいずれか一方の
CPUにバスBSを接続するようになっている。バスB
Sには、上記2つのCPUが共通に使用する資源、例え
ば共用のメモリ4等が接続されている。ここで、バス使
用権の優先順位は、メインCPU1に高位が、サブCP
U2に低位がそれぞれ予め割り当てられている。
【0003】バス調停回路3は、両CPU1,2からの
バス要求信号RQ1,RQ2を入力すると、上記優先順
位に基づいてバス使用権を付与すべきCPUを決定し、
そのCPUにバス使用権を付与する。すなわち、バス使
用権を付与しないCPUに対して、バスBSへのアクセ
スを禁止するウェイト信号W1又はW2を与える。
【0004】例えば、サブCPU2がバス使用権を得て
バスBSを介してメモリ4にアクセスしている場合に
は、メインCPU1がバス要求信号RQ1をバス調停回
路3に与えると、バス調停回路3は、単位動作である1
バイト分のジョブの実行が終了するまで、メインCPU
1にウエイト信号W1を与えているが、上記1バイト分
のジョブの実行が終了すると、ウエイト信号W1を解除
するとともに、サブCPU2にウエイト信号W2を与え
る。すなわち、サブCPU2が一連のジョブの実行の途
中であっても、バス使用権がサブCPU2からメインC
PU1に移行される。
【0005】これに対して、メインCPU1がバス使用
権を得てバスBSを介してメモリ4にアクセスしている
場合には、サブCPU2がバス要求信号RQ2をバス調
停回路3に与えても、優先順位が低位であるため、バス
調停回路3は、メインCPU1が実行している一連のジ
ョブが完了するまで、上記バス要求信号RQ2を受け付
けない。したがって、サブCPU2は、メインCPU1
のジョブが終了するまで、バスBSに対するアクセスが
できない。
【0006】ところで、このように2つのCPU1,2
を備えた装置において、メインCPU1がジョブを実行
するために長時間バス使用権を保持していると、サブC
PU2がバスBSにアクセスすることができないので、
サブCPUは、即座に動作を実行することができず、場
合によっては動作不良を生じるおそれがある。例えば、
サブCPU2がデータ通信制御を行うものであり、その
サブCPU2がバッファにデータを蓄積し、その蓄積し
たデータをバスBSを介して他のデータ処理部へ送出す
るような場合に、サブCPU2がバス使用権を長時間得
られないと、上記バッファにおいてデータのオーバーフ
ローが生じてしまうといった動作不良を生じるおそれが
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、優先順位が
高位のメインCPU1がバス使用権を長時間保持し続け
ている場合には、低位のサブCPU2は、メインCPU
1の動作よりも優先してバスにアクセスする必要が生じ
たとしても、バスに対して全くアクセスすることができ
ず、リアルタイム処理を行うことができない。本発明
は、このような事情に基づいてなされたもので、その目
的は、メインCPU及びサブCPUに対してバス調停を
行う際に、優先順位が上位のメインCPUによってバス
使用権が保持されていても、低位のサブCPUがバス使
用権を得ることができるバス調停回路を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め割り当て
られているバス使用権の優先順位が高位のメインCPU
及び低位のサブCPUから出力される各バス要求信号を
監視するとともに、前記各バス要求信号と前記優先順位
とに基づいてバス使用権を前記メインCPU及び前記サ
ブCPUのいずれか一方に付与するバス調停回路におい
て、前記メインCPUがバス使用権を保持してウエイト
信号を前記サブCPUに与えている期間に、前記メイン
CPUから出力される、バスサイクル起動時に有効とな
るバスサイクルスタート信号が有効となる度に、前記サ
ブCPUから出力される前記バス要求信号が有効である
か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記
バス要求信号が有効であると判定されたときに、前記サ
ブCPUに与えているウエイト信号を解除するととも
に、前記メインCPUにウエイト信号を与えるウエイト
手段とを有することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明のバス調停回路の実施の
形態を示すブロック図であり、図2は、同実施の形態の
動作フローチャートである。なお、図1において、従来
例を示す図2と同一または相当する部材には同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0010】図1に示すように、バス調停回路3Aは、
判定手段31及びウエイト手段32を備えている。判定
手段31は、メインCPU1及びサブCPU2のそれぞ
れのバス要求信号RQ1,RQ2を入力するとともに、
メインCPU1のバスサイクルスタート信号BCSを監
視している。このバスサイクルスタート信号BCSは、
メインCPU1の動作単位であるバスサイクルの起動を
示すものであり、上記バスサイクルの起動直後の1クロ
ック間だけ有効状態となる信号である。
【0011】判定手段31は、メインCPU1がバス使
用権を保持している期間において、上記バスサイクルス
タート信号が有効となる度に、サブCPU2から入力し
ているバス要求信号RQ2が有効か否かを判定するもの
である。
【0012】ウエイト手段32は、判定手段31により
バス要求信号RQ2が有効であると判定されたとき、こ
れに応じてサブCPU2に与えているウエイト信号W2
を解除するとともに、メインCPU1へのウエイト信号
W1を有効にする。
【0013】次に、図2のタイムチャートを参照して図
1の回路動作について説明する。なお、図2には、メイ
ンCPU1のクロック信号CLK1のみ示しているが、
メインCPU1及びサブCPU2は、それぞれ別のクロ
ック信号に基づいてそれぞれ非同期に動作している。
【0014】バス調停回路3Aの判定手段31は、時点
t0でメインCPU1からバスサイクルの起動に対応し
て1クロック分“L”レベルを維持するバスサイクルス
タート信号BCSを入力するとともに、時点t1でメイ
ンCPU1からのバス要求信号RQ1を入力する。
【0015】すなわち、バス調停回路3Aのウエイト手
段32は、メインCPU1のバスサイクルスタート信号
BCSが“L”レベルから“H”レベルに遷移するとき
の立上がりエッジに同期して(時点t1)、有効
(“H”)のウエイト信号W2をサブCPU2に送出し
てサブCPU2のバスBSに対するアクセスを禁止する
とともに、メインCPU1のバスBSに対するアクセス
を許可することによりメインCPU1にバス使用権を与
える(時点t2)。
【0016】メインCPU1は、1回分のバスサイクル
スタート信号BCSが終了してから(“H”レベルに遷
移してから)、再びバスサイクルスタート信号BCSが
生成されるまで(“L”レベルになるまで)の期間(時
点t2〜t4)、すなわち1単位のバスサイクルで1バ
イト分のジョブを実行する。すなわち、上記時点t2〜
t4の期間、メインCPU1にバス使用権が与えられて
いる。
【0017】一方、メインCPU1が1バイト分のジョ
ブを実行している期間において、判定手段31は、サブ
CPU2から有効状態(“H”)のバス要求信号RQ2
を入力するが(時点t3)、バスサイクルスタート信号
BCSの立上がりを入力するまでは、上記バス要求信号
RQ2が有効であるか否かの判定は行わない。判定手段
31は、メインCPU1のバスサイクルスタート信号B
CSの立上がりを入力した時点t5で、上記バス要求信
号RQ2が有効か否かの判定を行う。ウエイト手段32
は、上記判定結果に応じてサブCPU2にバス使用権を
与える。すなわち、ウエイト信号W1を有効(“H”)
にしてメインCPU1に送出することにより、メインC
PU1のバスBSに対するアクセスを禁止するととも
に、ウエイト信号W2を無効(“L”)にしてサブCP
U2に送出することにより、サブCPU2にバス使用権
を与える。
【0018】以上説明したように、メインCPU1がバ
ス使用権を得て動作している期間に、サブCPU2がバ
ス要求信号RQ2を有効にしてバス調停回路3に送出す
ると、バス調停回路3は、メインCPU1の1バイト分
のジョブの実行が終了した時点で、バス使用権をメイン
CPU1からサブCPU2に移行させることができる。
したがって、メインCPU1がジョブを実行してバス使
用権を長時間占有している場合であっても、サブCPU
2のバス要求信号RQ2に応じて、サブCPU2にバス
使用権を与えることができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のバス調停
回路によれば、バス使用権の優先順位が高位のメインC
PUが動作している期間に、優先順位が低位のサブCP
Uがバス要求信号をバス調停回路に送出した場合に、バ
ス調停回路は、メインCPUの1バイト分のジョブの実
行が終了した時点で、バス使用権をメインCPUからサ
ブCPUに移行させることができる。したがって、メイ
ンCPUがバス使用権が長時間保持してジョブを実行し
ている場合であっても、低位のサブCPUがバス使用権
を得ることができ、リアルタイム処理を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバス調停回路の実施の形態を示す概略
ブロック図である。
【図2】同実施の形態の動作フローチャートである。
【図3】従来回路の構成を説明する概略ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 メインCPU 2 サブCPU 3A バス調停回路 31 判定手段 32 ウエイト手段 BS バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め割り当てられているバス使用権の優先
    順位が高位のメインCPU及び低位のサブCPUから出
    力される各バス要求信号を監視するとともに、前記各バ
    ス要求信号と前記優先順位とに基づいてバス使用権を前
    記メインCPU及び前記サブCPUのいずれか一方に付
    与するバス調停回路において、 前記メインCPUがバス使用権を保持してウエイト信号
    を前記サブCPUに与えている期間に、前記メインCP
    Uから出力される、バスサイクル起動時に有効となるバ
    スサイクルスタート信号が有効となる度に、前記サブC
    PUから出力される前記バス要求信号が有効であるか否
    かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記バス要求信号が有効であると判
    定されたときに、前記サブCPUに与えているウエイト
    信号を解除するとともに、前記メインCPUにウエイト
    信号を与えるウエイト手段とを有すること、 を特徴とするバス調停回路。
JP32114595A 1995-11-15 1995-11-15 バス調停回路 Pending JPH09138780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32114595A JPH09138780A (ja) 1995-11-15 1995-11-15 バス調停回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32114595A JPH09138780A (ja) 1995-11-15 1995-11-15 バス調停回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09138780A true JPH09138780A (ja) 1997-05-27

Family

ID=18129312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32114595A Pending JPH09138780A (ja) 1995-11-15 1995-11-15 バス調停回路

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JP (1) JPH09138780A (ja)

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