JPH09132661A - Cmpパッド用発泡体の製造方法 - Google Patents
Cmpパッド用発泡体の製造方法Info
- Publication number
- JPH09132661A JPH09132661A JP28944295A JP28944295A JPH09132661A JP H09132661 A JPH09132661 A JP H09132661A JP 28944295 A JP28944295 A JP 28944295A JP 28944295 A JP28944295 A JP 28944295A JP H09132661 A JPH09132661 A JP H09132661A
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- Japan
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- foam
- component
- sheet
- abrasive
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐水性、耐久性に優れたCMPパッドを提供
すること。 【解決手段】 架橋剤及び/または架橋助剤、熱分解型
発泡剤、研磨材を含むポリオレフィン系樹脂組成物をシ
ート状に成形し、該シート状成形物を架橋、発泡して得
るCMP(Chemical Mechanical Polishing)パッド
用発泡体を製造する。
すること。 【解決手段】 架橋剤及び/または架橋助剤、熱分解型
発泡剤、研磨材を含むポリオレフィン系樹脂組成物をシ
ート状に成形し、該シート状成形物を架橋、発泡して得
るCMP(Chemical Mechanical Polishing)パッド
用発泡体を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CMPパッド用発
泡体の製造方法に関する。
泡体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CMPパッドは、従来、数十μm径の中
空部が形成された発泡ポリウレタンが用いられている
(月刊SemiconductorWorld1995.5月号、P3
7)。しかし、ポリウレタンは、一般的には、耐水性に
劣るためパッドの耐久性に問題がある。
空部が形成された発泡ポリウレタンが用いられている
(月刊SemiconductorWorld1995.5月号、P3
7)。しかし、ポリウレタンは、一般的には、耐水性に
劣るためパッドの耐久性に問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の欠点を改良し耐久性に優れたCMPパッドを提供する
ことにある。
の欠点を改良し耐久性に優れたCMPパッドを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、架橋剤及び/または架橋助剤、熱分解型発泡剤、研
磨材を含むポリオレフィン系樹脂組成物をシート状に成
形し、該シート状成形物を架橋、発泡して得られるCM
Pパッド用発泡体が提供される。
ば、架橋剤及び/または架橋助剤、熱分解型発泡剤、研
磨材を含むポリオレフィン系樹脂組成物をシート状に成
形し、該シート状成形物を架橋、発泡して得られるCM
Pパッド用発泡体が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で用いるポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等の樹脂が用いられる。ポリプロピレ
ンとしては、ホモポリプロピレン、プロピレン−エチレ
ンブロック共重合体、プロピレン−エチレンランダム共
重合体、リアクタ−ポリオレフィン系熱可塑性エストラ
マー(P.E.R)〔ポリプロピレン成分5〜45重量
%、エチレン/プロピレン共重合成分95〜55重量%
からなる〕等のポリプロピレンが用いられる。また、ポ
リエチレンとしては、低密度ポリエチレン、線状低密度
ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン等のポリエチレンが用いられ、さらにエチレンとαオ
レフィンとの共重合体やエチレンと他のモノマー、例え
ば酢酸ビニル、エチルアクリレート等との共重合体も用
いることができる。本発明において、これらの樹脂は、
単独もしくは、混合物として用いることができる。
本発明で用いるポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等の樹脂が用いられる。ポリプロピレ
ンとしては、ホモポリプロピレン、プロピレン−エチレ
ンブロック共重合体、プロピレン−エチレンランダム共
重合体、リアクタ−ポリオレフィン系熱可塑性エストラ
マー(P.E.R)〔ポリプロピレン成分5〜45重量
%、エチレン/プロピレン共重合成分95〜55重量%
からなる〕等のポリプロピレンが用いられる。また、ポ
リエチレンとしては、低密度ポリエチレン、線状低密度
ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン等のポリエチレンが用いられ、さらにエチレンとαオ
レフィンとの共重合体やエチレンと他のモノマー、例え
ば酢酸ビニル、エチルアクリレート等との共重合体も用
いることができる。本発明において、これらの樹脂は、
単独もしくは、混合物として用いることができる。
【0006】本発明におけるこれらのポリオレフィン樹
脂には、架橋剤及び/または架橋助剤、発泡剤、研磨
材、および必要に応じ他の各種添加剤を加えることがで
きる。
脂には、架橋剤及び/または架橋助剤、発泡剤、研磨
材、および必要に応じ他の各種添加剤を加えることがで
きる。
【0007】本発明に用いる架橋剤としては、例えば、
t−ブチルクミルパーオキサイド、2,5ジメチル−
2,5ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5ジ
メチル−2,5ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−
3等を用いることができ、添加割合は、樹脂成分の合計
量に対して、0.2〜5重量部である。この割合が、
0.2重量部未満であると架橋が不十分で均一発泡体が
得られず、5重量部を越えると架橋密度が上がり過ぎ、
発泡体に耳割れ、気泡粗大等が起こり、良好な発泡体が
得られない。
t−ブチルクミルパーオキサイド、2,5ジメチル−
2,5ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5ジ
メチル−2,5ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−
3等を用いることができ、添加割合は、樹脂成分の合計
量に対して、0.2〜5重量部である。この割合が、
0.2重量部未満であると架橋が不十分で均一発泡体が
得られず、5重量部を越えると架橋密度が上がり過ぎ、
発泡体に耳割れ、気泡粗大等が起こり、良好な発泡体が
得られない。
【0008】架橋助剤としては、キノンジオキシム、ト
リアリルトリメリレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリー
レート、エチレングリコールメタクリレート等を挙げる
ことができる。これらの架橋助剤の添加割合は、所望の
架橋度合い等に応じて適宜定めることができるが、樹脂
成分の合計量100重量部に対して、通常0.2〜5重
量部の範囲が好ましい。
リアリルトリメリレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリー
レート、エチレングリコールメタクリレート等を挙げる
ことができる。これらの架橋助剤の添加割合は、所望の
架橋度合い等に応じて適宜定めることができるが、樹脂
成分の合計量100重量部に対して、通常0.2〜5重
量部の範囲が好ましい。
【0009】本発明で使用する熱分解型発泡剤とは、加
熱時に分解して気体を発生する化合物で、例えば、アゾ
ジカルボンアミド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン、トルエンスホニル
ヒドラジド等の有機系化合物や、炭酸ソーダ/クエン酸
混合系等の無機化合物が用いられる。これらの発泡剤の
中でも特に発泡体が、数十μm以下気泡径を与える発泡
剤が好ましい。該熱分解型発泡剤の添加量は、所望の発
泡倍率に応じて適宜定めることができるが、樹脂成分の
合計量100重量部に対して、2〜50重量部、好まし
くは5〜40重量部の範囲内で使用される。
熱時に分解して気体を発生する化合物で、例えば、アゾ
ジカルボンアミド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン、トルエンスホニル
ヒドラジド等の有機系化合物や、炭酸ソーダ/クエン酸
混合系等の無機化合物が用いられる。これらの発泡剤の
中でも特に発泡体が、数十μm以下気泡径を与える発泡
剤が好ましい。該熱分解型発泡剤の添加量は、所望の発
泡倍率に応じて適宜定めることができるが、樹脂成分の
合計量100重量部に対して、2〜50重量部、好まし
くは5〜40重量部の範囲内で使用される。
【0010】本発明で使用する研磨材としては、研磨対
象であるプラズマCVD−SiO2膜、CVD−TEO
S(テトラエトキシシラン)膜、SOG(スピンオング
ラス)膜等の薄膜層(月刊SemiconductorWorld199
5.2月号、P76参照)を目的の程度に応じて研磨で
きれば、特に制限するものではないが、微粒子からなる
研磨材、例えば数μm〜数十μmの大きさからなる酸化
ケイ素を主体とした研磨材等を用いることができる。該
研磨材の樹脂100重量部に対する添加量は特に限定し
ないが、一般的には、5〜100重量部で、好ましくは
10〜80重量部である。
象であるプラズマCVD−SiO2膜、CVD−TEO
S(テトラエトキシシラン)膜、SOG(スピンオング
ラス)膜等の薄膜層(月刊SemiconductorWorld199
5.2月号、P76参照)を目的の程度に応じて研磨で
きれば、特に制限するものではないが、微粒子からなる
研磨材、例えば数μm〜数十μmの大きさからなる酸化
ケイ素を主体とした研磨材等を用いることができる。該
研磨材の樹脂100重量部に対する添加量は特に限定し
ないが、一般的には、5〜100重量部で、好ましくは
10〜80重量部である。
【0011】本発明においては、必要に応じて各種添加
剤、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、重合調整剤、
整泡剤、帯電防止剤、顔料、充填材等を加えることがで
きる。
剤、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、重合調整剤、
整泡剤、帯電防止剤、顔料、充填材等を加えることがで
きる。
【0012】以上の材料の混合法としては、ポリオレフ
ィン系樹脂、架橋剤及び/または架橋助剤、発泡剤、研
磨材、及び所望の各種添加剤を、架橋剤の分解温度また
は発泡剤の分解温度未満で、バンバリーミキサー、ロー
ル、押出機(単軸、多軸)等を用いて溶融混練し、最終
的にはプレス、ダイス等をに介してシート状に成形され
る。
ィン系樹脂、架橋剤及び/または架橋助剤、発泡剤、研
磨材、及び所望の各種添加剤を、架橋剤の分解温度また
は発泡剤の分解温度未満で、バンバリーミキサー、ロー
ル、押出機(単軸、多軸)等を用いて溶融混練し、最終
的にはプレス、ダイス等をに介してシート状に成形され
る。
【0013】なお、得られた架橋発泡体のゲル分率は、
20〜80%となるように架橋剤、架橋助剤等の添加剤
量等を調整することが好ましい。ゲル分率が過小である
と耐熱性を得ることができず、逆に過大であると伸び率
が低下し耳割れ、フクレ等の外観不良が生じ好ましくな
い。また、本発明においては、電子線等の放射線を用い
て架橋ポリオレフィン系樹脂の架橋を行うことができ、
この場合、上記の架橋助剤を用いることができる。電子
線の照射量は、樹脂架橋部のゲル率が、20〜80%と
なれば、特に限定しないが、一般的には1〜20Mrad
照射され、好ましくは2〜10Mrad 照射される。
20〜80%となるように架橋剤、架橋助剤等の添加剤
量等を調整することが好ましい。ゲル分率が過小である
と耐熱性を得ることができず、逆に過大であると伸び率
が低下し耳割れ、フクレ等の外観不良が生じ好ましくな
い。また、本発明においては、電子線等の放射線を用い
て架橋ポリオレフィン系樹脂の架橋を行うことができ、
この場合、上記の架橋助剤を用いることができる。電子
線の照射量は、樹脂架橋部のゲル率が、20〜80%と
なれば、特に限定しないが、一般的には1〜20Mrad
照射され、好ましくは2〜10Mrad 照射される。
【0014】本発明による発泡体は、架橋剤及び/また
は架橋助剤、熱分解型発泡剤を含むポリオレフィン系樹
脂組成物を、架橋、発泡して得られるポリオレフィン系
樹脂発泡体からなり、耐水性に優れ、ひいては耐久性の
あるCMP発泡体を提供することができる。
は架橋助剤、熱分解型発泡剤を含むポリオレフィン系樹
脂組成物を、架橋、発泡して得られるポリオレフィン系
樹脂発泡体からなり、耐水性に優れ、ひいては耐久性の
あるCMP発泡体を提供することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明について、実施例を挙げて説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0016】実施例1 エチレン成分が7重量%、メルトフローレート(ME
R:230℃)が3g/10分、融点が138℃のエチ
レン/プロピレンランダム共重合体が100重量部に、
発泡剤としてアゾジカルボンアミドを5重量部、架橋助
剤としてトリメチロールプロパントリアクリレート1重
量部、酸化防止剤としてイルガノックス1010を0.
5重量部、研磨材として粒径5〜20μmのAerosil
(日本アエロジル社製)20重量部となるように配合
し、LCM混練装置を用いて155℃で一括混練した
後、外径約6mmのペレットを作製した。因に、押出量
は、65kg/hであった。次に、該方法によって得ら
れたペレットを、スクリュー径65mmの単軸押出機の
ホッパーに投入し、シートダイを用いて厚み約1mmで
樹脂及び発泡剤の分散性が良好なシートを成形した(成
形条件は下記の通り)。 スクリュー:圧縮比:3.0 L/D:26 スクリュー回転数 :45rpm シリンダー温度 :C1/C2/C3/C4 ;150/155/155/155 ℃ アダプター温度 :AD;155℃ ダイス温度 :D ;155℃ 次に、該方法によって得られたシート2Mrad の電子線
照射に供した後、230℃のオーブンに入れ加熱した結
果、発泡倍率約10倍で、フクレ等がない外観良好な発
泡体を得た。
R:230℃)が3g/10分、融点が138℃のエチ
レン/プロピレンランダム共重合体が100重量部に、
発泡剤としてアゾジカルボンアミドを5重量部、架橋助
剤としてトリメチロールプロパントリアクリレート1重
量部、酸化防止剤としてイルガノックス1010を0.
5重量部、研磨材として粒径5〜20μmのAerosil
(日本アエロジル社製)20重量部となるように配合
し、LCM混練装置を用いて155℃で一括混練した
後、外径約6mmのペレットを作製した。因に、押出量
は、65kg/hであった。次に、該方法によって得ら
れたペレットを、スクリュー径65mmの単軸押出機の
ホッパーに投入し、シートダイを用いて厚み約1mmで
樹脂及び発泡剤の分散性が良好なシートを成形した(成
形条件は下記の通り)。 スクリュー:圧縮比:3.0 L/D:26 スクリュー回転数 :45rpm シリンダー温度 :C1/C2/C3/C4 ;150/155/155/155 ℃ アダプター温度 :AD;155℃ ダイス温度 :D ;155℃ 次に、該方法によって得られたシート2Mrad の電子線
照射に供した後、230℃のオーブンに入れ加熱した結
果、発泡倍率約10倍で、フクレ等がない外観良好な発
泡体を得た。
【0017】実施例2 エチレン成分が7重量%、メルトフローレート(ME
R:230℃)が3g/10分、融点が138℃のエチ
レン/プロピレンランダム共重合体が80重量部と、低
密度ポリエチレン/高密度ポリエチレンの混合重量比が
70/30のポリエチレン30重量部からなるポリオレ
フィン系樹脂に、発泡剤としてアゾジカルボンアミドを
7重量部、架橋助剤としてトリメチロールプロパントリ
アクリレート1重量部、酸化防止剤としてイルガノック
ス1010を0.5重量部、研磨材として粒径5〜20
μmのAerosil(日本アエロジル社製)20重量部とな
るように配合し、LCM混練装置を用いて155℃で一
括混練した後、外径約6mmのペレットを作製した。因
に、押出量は、70kg/hであった。次に、該方法に
よって得られたペレットを、スクリュー径65mmの単
軸押出機のホッパーに投入し、シートダイを用いて厚み
約0.8mmで樹脂及び発泡剤の分散性が良好なシート
を成形した(成形条件は下記の通り)。 スクリュー:圧縮比:3.0 L/D:26 スクリュー回転数 :45rpm シリンダー温度 :C1/C2/C3/C4 ;145/150/150/150 ℃ アダプター温度 :AD;150℃ ダイス温度 :D ;150℃ 次に、該方法によって得られたシート2Mrad の電子線
照射に供した後、230℃のオーブンに入れ加熱した結
果、発泡倍率約10倍で、フクレ等がない外観良好な発
泡体を得た。
R:230℃)が3g/10分、融点が138℃のエチ
レン/プロピレンランダム共重合体が80重量部と、低
密度ポリエチレン/高密度ポリエチレンの混合重量比が
70/30のポリエチレン30重量部からなるポリオレ
フィン系樹脂に、発泡剤としてアゾジカルボンアミドを
7重量部、架橋助剤としてトリメチロールプロパントリ
アクリレート1重量部、酸化防止剤としてイルガノック
ス1010を0.5重量部、研磨材として粒径5〜20
μmのAerosil(日本アエロジル社製)20重量部とな
るように配合し、LCM混練装置を用いて155℃で一
括混練した後、外径約6mmのペレットを作製した。因
に、押出量は、70kg/hであった。次に、該方法に
よって得られたペレットを、スクリュー径65mmの単
軸押出機のホッパーに投入し、シートダイを用いて厚み
約0.8mmで樹脂及び発泡剤の分散性が良好なシート
を成形した(成形条件は下記の通り)。 スクリュー:圧縮比:3.0 L/D:26 スクリュー回転数 :45rpm シリンダー温度 :C1/C2/C3/C4 ;145/150/150/150 ℃ アダプター温度 :AD;150℃ ダイス温度 :D ;150℃ 次に、該方法によって得られたシート2Mrad の電子線
照射に供した後、230℃のオーブンに入れ加熱した結
果、発泡倍率約10倍で、フクレ等がない外観良好な発
泡体を得た。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、従来のウレタン発泡体
からなるCMPパッド用発泡体に比べ、耐水性に優れ、
結果として耐久性に優れるCMPパッドを提供すること
ができる。
からなるCMPパッド用発泡体に比べ、耐水性に優れ、
結果として耐久性に優れるCMPパッドを提供すること
ができる。
Claims (3)
- 【請求項1】架橋剤及び/または架橋助剤、熱分解型発
泡剤、研磨材を含むポリオレフィン系樹脂組成物をシー
ト状に成形し、該シート状成形物を架橋、発泡して得る
CMP(Chemical Mechanical Polishing)パッド用
発泡体の製造方法。 - 【請求項2】ポリオレフィン系樹脂が、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンであることを特徴とする請求項1記載
のCMPパッド用発泡体の製造方法。 - 【請求項3】研磨材料が、シリカであることを特徴とす
る請求項1記載のCMPパッド用発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28944295A JPH09132661A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | Cmpパッド用発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28944295A JPH09132661A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | Cmpパッド用発泡体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09132661A true JPH09132661A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17743318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28944295A Pending JPH09132661A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | Cmpパッド用発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09132661A (ja) |
Cited By (22)
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---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-11-08 JP JP28944295A patent/JPH09132661A/ja active Pending
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