JPH0912709A - シロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物及びその製造方法並びにそれを含有する室温硬化性組成物 - Google Patents
シロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物及びその製造方法並びにそれを含有する室温硬化性組成物Info
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/42—Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
- C08G77/46—Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polyether sequences
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/10—Block- or graft-copolymers containing polysiloxane sequences
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 硬化速度が速く、且つ硬化物の表面のべたつ
きの程度が小さい硬化物を得ることができるシロキサン
変性ポリオキシアルキレン化合物を提供する。 【解決手段】 下記式: 【化1】 で表されるシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合
物。
きの程度が小さい硬化物を得ることができるシロキサン
変性ポリオキシアルキレン化合物を提供する。 【解決手段】 下記式: 【化1】 で表されるシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合
物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、シール材
や接着剤を得ることができるシロキサン変性ポリオキシ
アルキレン化合物及びその製造方法並びにそれを含有す
る室温硬化性組成物に関する。
や接着剤を得ることができるシロキサン変性ポリオキシ
アルキレン化合物及びその製造方法並びにそれを含有す
る室温硬化性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シール材や接着剤の原料として用
いられるポリオキシアルキレン重合体としては、分子鎖
両末端に反応性シリル基を有するものが知られている
(特開昭50−156599号公報、特開昭54−60
96号公報、特開昭50−18767号公報、特公昭4
6−12154号等参照)。しかし、これらの重合体を
用いた室温硬化性組成物は、シリコーン系の室温硬化性
組成物と比較すると硬化速度が遅く、また得られる硬化
物の表面がべたつくという欠点がある。そこで、硬化速
度の改善を目的に、前記の反応性シリル基が反応性基と
して有する加水分解基をアルケニルオキシ基に置換した
ポリオキシアルキレン重合体が提案されている(特開昭
55−131022号参照)。しかし、この重合体は、
硬化物の表面がべたつくという欠点は解消されておら
ず、さらに硬化物が着色するという欠点もある。
いられるポリオキシアルキレン重合体としては、分子鎖
両末端に反応性シリル基を有するものが知られている
(特開昭50−156599号公報、特開昭54−60
96号公報、特開昭50−18767号公報、特公昭4
6−12154号等参照)。しかし、これらの重合体を
用いた室温硬化性組成物は、シリコーン系の室温硬化性
組成物と比較すると硬化速度が遅く、また得られる硬化
物の表面がべたつくという欠点がある。そこで、硬化速
度の改善を目的に、前記の反応性シリル基が反応性基と
して有する加水分解基をアルケニルオキシ基に置換した
ポリオキシアルキレン重合体が提案されている(特開昭
55−131022号参照)。しかし、この重合体は、
硬化物の表面がべたつくという欠点は解消されておら
ず、さらに硬化物が着色するという欠点もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、硬化
速度が速く、しかも従来のものに比べて表面がべとつか
ない硬化物を得ることができるシロキサン変性ポリオキ
シアルキレン化合物及びその製造方法並びにそれを含有
する室温硬化性組成物を提供することにある。
速度が速く、しかも従来のものに比べて表面がべとつか
ない硬化物を得ることができるシロキサン変性ポリオキ
シアルキレン化合物及びその製造方法並びにそれを含有
する室温硬化性組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第一は、下記一
般式(1):
般式(1):
【化3】 (式中、R1 は独立に炭素原子数1〜9の2価炭化水素
基であり、R2 は独立に炭素原子数1〜4の2価炭化水
素基であり、R3 は独立にアルキル基又はフェニル基で
あり、Xはアルコキシ基又はアシルオキシ基であり、M
eはメチル基であり、aは0〜2の整数であり、nは1
〜100の整数であり、mは20〜500の整数であ
る)で表されるシロキサン変性ポリオキシアルキレン化
合物である。
基であり、R2 は独立に炭素原子数1〜4の2価炭化水
素基であり、R3 は独立にアルキル基又はフェニル基で
あり、Xはアルコキシ基又はアシルオキシ基であり、M
eはメチル基であり、aは0〜2の整数であり、nは1
〜100の整数であり、mは20〜500の整数であ
る)で表されるシロキサン変性ポリオキシアルキレン化
合物である。
【0005】本発明の第二は、分子鎖末端に下記一般式
(2): CH2 =CH−R1 −(OR2 )m OR1 −CH=CH2 (2) (式中、R1 は独立に炭素原子数1〜9の2価炭化水素
基であり、R2 は独立に炭素原子数1〜4の2価炭化水
素基であり、mは20〜500の整数である)で表され
るビニル基含有ポリオキシアルキレン化合物と、下記一
般式(3):
(2): CH2 =CH−R1 −(OR2 )m OR1 −CH=CH2 (2) (式中、R1 は独立に炭素原子数1〜9の2価炭化水素
基であり、R2 は独立に炭素原子数1〜4の2価炭化水
素基であり、mは20〜500の整数である)で表され
るビニル基含有ポリオキシアルキレン化合物と、下記一
般式(3):
【0006】
【化4】 [式中、R3 は独立にアルキル基又はフェニル基であ
り、Xはアルコキシ基又はアシルオキシ基であり(但
し、Xが複数ある場合は同一でも異なっていてもよ
い)、Meはメチル基であり、nは1〜100の整数で
あり、aは0〜2の整数である]で表される反応性シル
エチレン基含有オルガノポリシロキサンとを不活性有機
溶媒中で白金族金属触媒の存在下にヒドロシリル化反応
させる前記のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合
物の製造方法である。
り、Xはアルコキシ基又はアシルオキシ基であり(但
し、Xが複数ある場合は同一でも異なっていてもよ
い)、Meはメチル基であり、nは1〜100の整数で
あり、aは0〜2の整数である]で表される反応性シル
エチレン基含有オルガノポリシロキサンとを不活性有機
溶媒中で白金族金属触媒の存在下にヒドロシリル化反応
させる前記のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合
物の製造方法である。
【0007】本発明の第三は、前記のシロキサン変性ポ
リオキシアルキレン化合物及び硬化触媒を含有する室温
硬化性組成物である。以下、本発明を詳細に説明する。
リオキシアルキレン化合物及び硬化触媒を含有する室温
硬化性組成物である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】シロキサン変性ポリオキシアルキレン化合
物 本発明のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物
は、前記一般式(1)で表され、式中、R1 で示される
炭素原子数1〜9の2価炭化水素基としては、例えば、
メチレン基、エチレン基、プロピレン基、メチルエチレ
ン基、ブチレン基、ヘキサメチレン基等のアルキレン
基、特にメチレン基、エチレン基、プロピレン基等の炭
素原子数1〜3のアルキレン基;シクロヘキシレン基等
の炭素原子数が3〜7のシクロアルキレン基;フェニレ
ン基、トリレン基、キシリレン基等のアリーレン基、特
にフェニレン基、トリレン基の炭素原子数6〜9のアリ
ーレン基;あるいはこれらの基の水素原子の一部又は全
部をハロゲン原子等で置換した基、あるいはこれらの置
換又は非置換のアルキレン基、アリーレン基の組み合わ
せなどが例示される。中でも、合成の容易さ、化合物の
安定性などの点からメチレン基、エチレン基が好まし
い。
物 本発明のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物
は、前記一般式(1)で表され、式中、R1 で示される
炭素原子数1〜9の2価炭化水素基としては、例えば、
メチレン基、エチレン基、プロピレン基、メチルエチレ
ン基、ブチレン基、ヘキサメチレン基等のアルキレン
基、特にメチレン基、エチレン基、プロピレン基等の炭
素原子数1〜3のアルキレン基;シクロヘキシレン基等
の炭素原子数が3〜7のシクロアルキレン基;フェニレ
ン基、トリレン基、キシリレン基等のアリーレン基、特
にフェニレン基、トリレン基の炭素原子数6〜9のアリ
ーレン基;あるいはこれらの基の水素原子の一部又は全
部をハロゲン原子等で置換した基、あるいはこれらの置
換又は非置換のアルキレン基、アリーレン基の組み合わ
せなどが例示される。中でも、合成の容易さ、化合物の
安定性などの点からメチレン基、エチレン基が好まし
い。
【0009】一般式(1)中、R2 で示される炭素原子
数1〜4の2価炭化水素基としては、例えば、メチレン
基、エチレン基、プロピレン基、メチルエチレン基、ブ
チレン基等の炭素原子数1〜4のアルキレン基;あるい
はこれらの基の水素原子の一部又は全部をハロゲン原子
等で置換した基、あるいはこれらの置換又は非置換のア
ルキレン基の組み合わせなどが例示される。中でも、合
成の容易さ、化合物の安定性などの点からメチレン基、
エチレン基、プロピレン基、メチルエチレン基、ブチレ
ン基が好ましい。
数1〜4の2価炭化水素基としては、例えば、メチレン
基、エチレン基、プロピレン基、メチルエチレン基、ブ
チレン基等の炭素原子数1〜4のアルキレン基;あるい
はこれらの基の水素原子の一部又は全部をハロゲン原子
等で置換した基、あるいはこれらの置換又は非置換のア
ルキレン基の組み合わせなどが例示される。中でも、合
成の容易さ、化合物の安定性などの点からメチレン基、
エチレン基、プロピレン基、メチルエチレン基、ブチレ
ン基が好ましい。
【0010】一般式(1)のR3 はアルキル基又はフェ
ニル基である。このアルキル基の代表例としては、炭素
原子数1〜6のアルキル基が挙げられ、具体的には、例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチ
ル基、ネオペンチル基、ヘキシル基等が挙げられる。中
でも、合成の容易さ、化合物の安定性などの点からメチ
ル基、エチル基、プロピル基等の炭素原子数1〜3の低
級アルキル基である。
ニル基である。このアルキル基の代表例としては、炭素
原子数1〜6のアルキル基が挙げられ、具体的には、例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチ
ル基、ネオペンチル基、ヘキシル基等が挙げられる。中
でも、合成の容易さ、化合物の安定性などの点からメチ
ル基、エチル基、プロピル基等の炭素原子数1〜3の低
級アルキル基である。
【0011】一般式(1)のXはアルコキシ基又はアシ
ルオキシ基である。このアルコキシ基の代表例として
は、炭素原子数1〜5のアルコキシ基が挙げられ、具体
的には、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基、ペントキシ基等が挙げられる。中で
も、合成の容易さ、反応性などの点からメトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基の炭素原子数1〜3の低級アル
コキシ基である。前記のアシルオキシ基の代表例として
は、炭素原子数1〜5のアシルオキシ基が挙げられ、具
体的には、アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチ
リルオキシ基、バレリルオキシ基等が挙げられる。中で
も、合成の容易さ、反応性などの点からアセトキシ基、
プロピオニルオキシ基の炭素原子数1〜3のアシルオキ
シ基である。
ルオキシ基である。このアルコキシ基の代表例として
は、炭素原子数1〜5のアルコキシ基が挙げられ、具体
的には、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基、ペントキシ基等が挙げられる。中で
も、合成の容易さ、反応性などの点からメトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基の炭素原子数1〜3の低級アル
コキシ基である。前記のアシルオキシ基の代表例として
は、炭素原子数1〜5のアシルオキシ基が挙げられ、具
体的には、アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチ
リルオキシ基、バレリルオキシ基等が挙げられる。中で
も、合成の容易さ、反応性などの点からアセトキシ基、
プロピオニルオキシ基の炭素原子数1〜3のアシルオキ
シ基である。
【0012】一般式(1)のaは0〜2の整数であり、
nは1〜100の整数、好ましくは1〜10の整数であ
る。一般式(1)のmは、20〜500の整数であり、
原料入手の容易さを考慮すると、一般式(1)のポリオ
キシアルキレン鎖の分子量が1000〜15000とな
るようなmの範囲が好ましく、特に20〜250が好ま
しい。本発明のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化
合物の代表例としては、これらに制限されるものではな
いが、例えば、下記式で表されるものが挙げられる。
nは1〜100の整数、好ましくは1〜10の整数であ
る。一般式(1)のmは、20〜500の整数であり、
原料入手の容易さを考慮すると、一般式(1)のポリオ
キシアルキレン鎖の分子量が1000〜15000とな
るようなmの範囲が好ましく、特に20〜250が好ま
しい。本発明のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化
合物の代表例としては、これらに制限されるものではな
いが、例えば、下記式で表されるものが挙げられる。
【0013】
【化5】 (式中、Xはメトキシ基又はアセトキシ基であり、R2
はメチルエチレン基又はブチレン基であり、Meはメチ
ル基であり、nは1〜6の整数であり、jは3〜11の
整数であり、mは20〜250の整数である)
はメチルエチレン基又はブチレン基であり、Meはメチ
ル基であり、nは1〜6の整数であり、jは3〜11の
整数であり、mは20〜250の整数である)
【0014】
【化6】 (式中、Xはメトキシ基又はアセトキシ基であり、R4
はメチルエチレン基であり、R5 はブチレン基であり、
Meはメチル基であり、nは1〜6の整数であり、jは
3〜11の整数であり、Lは1〜249の整数であり、
Mは1〜249の整数であり、かつL+Mは20〜25
0である)
はメチルエチレン基であり、R5 はブチレン基であり、
Meはメチル基であり、nは1〜6の整数であり、jは
3〜11の整数であり、Lは1〜249の整数であり、
Mは1〜249の整数であり、かつL+Mは20〜25
0である)
【0015】
【化7】 (式中、Xはメトキシ基又はアセトキシ基であり、R2
はメチルエチレン基又はブチレン基であり、Meはメチ
ル基であり、nは1〜6の整数であり、jは3〜11の
整数であり、mは20〜250の整数である)
はメチルエチレン基又はブチレン基であり、Meはメチ
ル基であり、nは1〜6の整数であり、jは3〜11の
整数であり、mは20〜250の整数である)
【0016】
【化8】 (式中、Xはメトキシ基又はアセトキシ基であり、R4
はメチルエチレン基であり、R5 はブチレン基であり、
Meはメチル基であり、nは1〜6の整数であり、jは
3〜11の整数であり、Lは1〜249の整数であり、
Mは1〜249の整数であり、かつL+Mは20〜25
0である)
はメチルエチレン基であり、R5 はブチレン基であり、
Meはメチル基であり、nは1〜6の整数であり、jは
3〜11の整数であり、Lは1〜249の整数であり、
Mは1〜249の整数であり、かつL+Mは20〜25
0である)
【0017】シロキサン変性ポリオキシアルキレン化合
物の製造方法 本発明の製造方法は、前記一般式(2)で表されるビニ
ル基含有ポリオキシアルキレン化合物と、前記一般式
(3)で表される反応性シルエチレン基含有オルガノポ
リシロキサンとを不活性有機溶媒中で白金族金属触媒の
存在下にヒドロシリル化反応させて前記一般式(1)で
表されるシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物を
製造する方法である。
物の製造方法 本発明の製造方法は、前記一般式(2)で表されるビニ
ル基含有ポリオキシアルキレン化合物と、前記一般式
(3)で表される反応性シルエチレン基含有オルガノポ
リシロキサンとを不活性有機溶媒中で白金族金属触媒の
存在下にヒドロシリル化反応させて前記一般式(1)で
表されるシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物を
製造する方法である。
【0018】ビニル基含有ポリオキシアルキレン化合
物 本発明の製造方法に用いるビニル基含有ポリオキシアル
キレン化合物は、前記一般式(2)で表され、式中、R
1 、R2 及びmは、前記一般式(1)のR1 、R2 及び
mと同じである。前記ビニル基含有ポリオキシアルキレ
ン化合物の代表例としては、これらに制限されるもので
はないが、例えば、Vi−CH2 [OCH(CH3 )C
H2 ]m OCH2 −Vi(式中、Viはビニル基であ
り、mは20〜250である)、特にVi−CH2 [O
CH(CH3 )CH2 ]100 OCH2 −Vi、Vi−C
H2 [OCH(CH3 )CH2 ]170 OCH2 −Vi;
Vi−CH2 [OCH(CH3 )CH2 ]L (OC4 H
8 )M OCH2 −Vi(式中、Viはビニル基であり、
Lは1〜249の整数であり、Mは1〜249の整数で
あり、かつL+Mは20〜250である)、特にVi−
CH2 [OCH(CH3 )CH2 ]20(OC4 H8 )20
OCH2 −Vi;Vi−CH2 (OC4 H8 )m OCH
2 −Vi(式中、Viはビニル基であり、mは20〜2
50である)、特にVi−CH2 (OC4 H8 )20OC
H2 −Vi;等が挙げられ、特に好適なものは、オキシ
アルキレン鎖が1種類のものであり、特に代表的なもの
は、平均分子量1000〜15000のポリオキシプロ
ピレングリコールジアリルエーテルである。
物 本発明の製造方法に用いるビニル基含有ポリオキシアル
キレン化合物は、前記一般式(2)で表され、式中、R
1 、R2 及びmは、前記一般式(1)のR1 、R2 及び
mと同じである。前記ビニル基含有ポリオキシアルキレ
ン化合物の代表例としては、これらに制限されるもので
はないが、例えば、Vi−CH2 [OCH(CH3 )C
H2 ]m OCH2 −Vi(式中、Viはビニル基であ
り、mは20〜250である)、特にVi−CH2 [O
CH(CH3 )CH2 ]100 OCH2 −Vi、Vi−C
H2 [OCH(CH3 )CH2 ]170 OCH2 −Vi;
Vi−CH2 [OCH(CH3 )CH2 ]L (OC4 H
8 )M OCH2 −Vi(式中、Viはビニル基であり、
Lは1〜249の整数であり、Mは1〜249の整数で
あり、かつL+Mは20〜250である)、特にVi−
CH2 [OCH(CH3 )CH2 ]20(OC4 H8 )20
OCH2 −Vi;Vi−CH2 (OC4 H8 )m OCH
2 −Vi(式中、Viはビニル基であり、mは20〜2
50である)、特にVi−CH2 (OC4 H8 )20OC
H2 −Vi;等が挙げられ、特に好適なものは、オキシ
アルキレン鎖が1種類のものであり、特に代表的なもの
は、平均分子量1000〜15000のポリオキシプロ
ピレングリコールジアリルエーテルである。
【0019】このような一般式(2)で表されるビニル
基含有ポリオキシアルキレン化合物は、公知の方法、例
えば、特開昭50−156599号公報、特開昭53−
12927号公報、特開昭53−134095号公報等
に記載された方法で製造することができる。例えば、平
均分子量3000のポリオキシプロピレングリコールと
ジブロモメタンとを、カセイソーダの存在下に反応させ
た後、さらにアリルクロライドで、分子鎖末端をアリル
化することによって平均分子量9000のポリオキシプ
ロピレングリコールジアリルエーテルを製造することが
できる。
基含有ポリオキシアルキレン化合物は、公知の方法、例
えば、特開昭50−156599号公報、特開昭53−
12927号公報、特開昭53−134095号公報等
に記載された方法で製造することができる。例えば、平
均分子量3000のポリオキシプロピレングリコールと
ジブロモメタンとを、カセイソーダの存在下に反応させ
た後、さらにアリルクロライドで、分子鎖末端をアリル
化することによって平均分子量9000のポリオキシプ
ロピレングリコールジアリルエーテルを製造することが
できる。
【0020】反応性シルエチレン基含有オルガノポリ
シロキサン 本発明の製造方法に用いる反応性シルエチレン基含有オ
ルガノポリシロキサンは、前記一般式(3)で表され、
式中、R3 、X、Me、a及びnは、前記一般式(1)
のR3 、X、a及びnと同じである。前記反応性シルエ
チレン基含有オルガノポリシロキサンの代表例として
は、これらに制限されるものではないが、例えば、H
[(Me)2 SiO]n −Si(Me)2 C2 H4 Si(Me)X2
(式中、Xはメトキシ基又はアセトキシ基であり、Me
はメチル基であり、nは1〜6である)、特にH[(Me)
2 SiO]−Si(Me)2 C2 H4 Si(Me)(OMe)2、H
[(Me)2 SiO]4 −Si(Me)2 C2 H4 Si(Me)(OCO
Me)2;H[(Me)2 SiO]n −Si(Me)2 C2 H4 Si
X3(式中、Xはメトキシ基又はアセトキシ基であり、
Meはメチル基であり、nは1〜6である)、特にH
[(Me)2 SiO]6 −Si(Me)2 C2 H4 Si(OMe)3、
H[(Me)2 SiO]6 −Si(Me)2 C2 H4 Si(OCOM
e)3;等が挙げられ、特に、精製が容易な点で分子量が
1000以下のものが好ましい。
シロキサン 本発明の製造方法に用いる反応性シルエチレン基含有オ
ルガノポリシロキサンは、前記一般式(3)で表され、
式中、R3 、X、Me、a及びnは、前記一般式(1)
のR3 、X、a及びnと同じである。前記反応性シルエ
チレン基含有オルガノポリシロキサンの代表例として
は、これらに制限されるものではないが、例えば、H
[(Me)2 SiO]n −Si(Me)2 C2 H4 Si(Me)X2
(式中、Xはメトキシ基又はアセトキシ基であり、Me
はメチル基であり、nは1〜6である)、特にH[(Me)
2 SiO]−Si(Me)2 C2 H4 Si(Me)(OMe)2、H
[(Me)2 SiO]4 −Si(Me)2 C2 H4 Si(Me)(OCO
Me)2;H[(Me)2 SiO]n −Si(Me)2 C2 H4 Si
X3(式中、Xはメトキシ基又はアセトキシ基であり、
Meはメチル基であり、nは1〜6である)、特にH
[(Me)2 SiO]6 −Si(Me)2 C2 H4 Si(OMe)3、
H[(Me)2 SiO]6 −Si(Me)2 C2 H4 Si(OCOM
e)3;等が挙げられ、特に、精製が容易な点で分子量が
1000以下のものが好ましい。
【0021】このような一般式(3)で表される反応性
シルエチレン基含有オルガノポリシロキサンは、公知の
方法、例えば、下記一般式: H[(R3)2SiO]n −(R3 )2SiH (式中、R3 及びnは前記と同じである)で示されるハ
イドロジェンポリシロキサンと、下記一般式: CH2 =CH−Si(Me)a X3-a (式中、X、Me及びaは前記と同じである)で示され
るビニル基含有シランとを白金族金属触媒の存在下にヒ
ドロシリル化反応させて得ることができる。
シルエチレン基含有オルガノポリシロキサンは、公知の
方法、例えば、下記一般式: H[(R3)2SiO]n −(R3 )2SiH (式中、R3 及びnは前記と同じである)で示されるハ
イドロジェンポリシロキサンと、下記一般式: CH2 =CH−Si(Me)a X3-a (式中、X、Me及びaは前記と同じである)で示され
るビニル基含有シランとを白金族金属触媒の存在下にヒ
ドロシリル化反応させて得ることができる。
【0022】不活性有機溶媒及び白金族金属触媒 本発明の製造方法に用いる不活性有機溶媒としては、例
えば、トルエン、キシレン、ヘキサン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテ
ル等が挙げられ、特に原料中に含まれる水分を共沸脱水
できる点でトルエンが好ましい。
えば、トルエン、キシレン、ヘキサン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテ
ル等が挙げられ、特に原料中に含まれる水分を共沸脱水
できる点でトルエンが好ましい。
【0023】本発明の製造方法に用いる白金族金属触媒
としては、例えば、塩化白金酸、アルコール変性塩化白
金酸(米国特許第3,220,972号明細書参照)、
塩化白金酸とオレフィンとのコンプレックス(米国特許
第3,159,601号明細書、同第3,159,66
2号明細書、同第3,775,452号明細書参照)、
白金黒もしくはパラジウムなどをアルミナ、シリカ、カ
ーボン等の担体に担持させたもの、ロジウム−オレフィ
ンコンプレックス、クロロトリス(トリフェニルフォス
フィン)ロジウム(ウィルキンソン触媒)等を挙げるこ
とができる。これらのうち、コンプレックス系のもの
は、アルコール系、ケトン系、エーテル系等の有機溶剤
に溶解して使用するのが好ましい。
としては、例えば、塩化白金酸、アルコール変性塩化白
金酸(米国特許第3,220,972号明細書参照)、
塩化白金酸とオレフィンとのコンプレックス(米国特許
第3,159,601号明細書、同第3,159,66
2号明細書、同第3,775,452号明細書参照)、
白金黒もしくはパラジウムなどをアルミナ、シリカ、カ
ーボン等の担体に担持させたもの、ロジウム−オレフィ
ンコンプレックス、クロロトリス(トリフェニルフォス
フィン)ロジウム(ウィルキンソン触媒)等を挙げるこ
とができる。これらのうち、コンプレックス系のもの
は、アルコール系、ケトン系、エーテル系等の有機溶剤
に溶解して使用するのが好ましい。
【0024】シロキサン変性ポリオキシアルキレン化
合物の製造 前記のビニル基含有ポリオキシアルキレン化合物と、反
応性シルエチレン基含有オルガノポリシロキサンとをヒ
ドロシリル化反応させるにあたり、両者の配合比はビニ
ル基含有ポリオキシアルキレン化合物1モル当たり、通
常、反応性シルエチレン基含有ポリシロキサン2モル以
上であり、特に付加反応を完結させる観点から反応性シ
ルエチレン基含有ポリシロキサンを2〜8倍モル使用す
るのが望ましい。
合物の製造 前記のビニル基含有ポリオキシアルキレン化合物と、反
応性シルエチレン基含有オルガノポリシロキサンとをヒ
ドロシリル化反応させるにあたり、両者の配合比はビニ
ル基含有ポリオキシアルキレン化合物1モル当たり、通
常、反応性シルエチレン基含有ポリシロキサン2モル以
上であり、特に付加反応を完結させる観点から反応性シ
ルエチレン基含有ポリシロキサンを2〜8倍モル使用す
るのが望ましい。
【0025】前記の白金族金属触媒の使用量は、所謂触
媒量でよく、具体的には白金族金属重量換算で0.1〜
100ppm でよく、特に1〜30ppm で使用するのが好
ましい。前記の不活性有機溶媒の使用量は、全量に対し
て10〜80重量%程度でよい。反応温度としては、通
常、50〜180℃程度でよいが、特に80〜150℃
の範囲にすることが望ましい。このようにして得られた
本発明のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物は
硬化速度が速く、表面がべたつかない硬化物を得ること
ができる室温硬化性組成物の原料となる。
媒量でよく、具体的には白金族金属重量換算で0.1〜
100ppm でよく、特に1〜30ppm で使用するのが好
ましい。前記の不活性有機溶媒の使用量は、全量に対し
て10〜80重量%程度でよい。反応温度としては、通
常、50〜180℃程度でよいが、特に80〜150℃
の範囲にすることが望ましい。このようにして得られた
本発明のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物は
硬化速度が速く、表面がべたつかない硬化物を得ること
ができる室温硬化性組成物の原料となる。
【0026】室温硬化性組成物 本発明の室温硬化性組成物は、前記一般式(1)で表さ
れるシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物及び硬
化触媒を含有する。前記の硬化触媒としては、例えば、
ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジラウレー
ト、ジブチルスズジメトキシド、ブチルスズトリ−2−
エチルヘキソエート、カプリル酸第1スズ、ナフテン酸
スズ、オレイン酸スズ、ブチル酸スズ等のスズ化合物;
ナフテン酸チタン、テトラメチルチタネート、テトライ
ソプロピルチタネート、テトラブチルチタネート、テト
ラ−2−エチルヘキシルチタネート、トリエタノールア
ミンチタネート、テトラ(イソプロペニルオキシ)チタ
ネート、オルガノシロキシチタン、β−カルボニルチタ
ン等のチタン化合物;鉛−2−エチルオクトエート、鉄
−2−エチルヘキソエート、コバルト−2−エチルヘキ
ソエート、マンガン−2−エチルヘキソエート、亜鉛−
2−エチルヘキソエート、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸
コバルト、ステアリン酸亜鉛、アルコキシアルミニウム
化合物等の金属化合物;3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−(トリメトキシシリルプロピル)エチレ
ンジアミン等のアミノアルキル基置換アルコキシシラ
ン;ヘキシルアミン、リン酸ドデシルアミン等のアミン
化合物及びその塩;ベンジルトリエチルアンモニウムア
セテート等の第4級アンモニウム塩;酢酸カリウム、酢
酸ナトリウム、シュウ酸リチウム等のアルカリ金属の低
級脂肪酸;ジメチルヒドロキシアミン、ジエチルヒドロ
キシルアミン等のジアルキルヒドロキシルアミン;テト
ラメチルグアニジン等のグアニジル化合物などが挙げら
れれ、特に代表的なものはスズ化合物、チタン化合物で
あり、さらに代表的なものは、ジブチルスズジラウレー
ト、ジブチルスズジメトキシド、テトラメチルチタネー
ト、テトライソプロピルチタネート、テトラブチルチタ
ネートである。これらは1種単独でも2種以上を組み合
わせても使用することもできる。
れるシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物及び硬
化触媒を含有する。前記の硬化触媒としては、例えば、
ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジラウレー
ト、ジブチルスズジメトキシド、ブチルスズトリ−2−
エチルヘキソエート、カプリル酸第1スズ、ナフテン酸
スズ、オレイン酸スズ、ブチル酸スズ等のスズ化合物;
ナフテン酸チタン、テトラメチルチタネート、テトライ
ソプロピルチタネート、テトラブチルチタネート、テト
ラ−2−エチルヘキシルチタネート、トリエタノールア
ミンチタネート、テトラ(イソプロペニルオキシ)チタ
ネート、オルガノシロキシチタン、β−カルボニルチタ
ン等のチタン化合物;鉛−2−エチルオクトエート、鉄
−2−エチルヘキソエート、コバルト−2−エチルヘキ
ソエート、マンガン−2−エチルヘキソエート、亜鉛−
2−エチルヘキソエート、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸
コバルト、ステアリン酸亜鉛、アルコキシアルミニウム
化合物等の金属化合物;3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−(トリメトキシシリルプロピル)エチレ
ンジアミン等のアミノアルキル基置換アルコキシシラ
ン;ヘキシルアミン、リン酸ドデシルアミン等のアミン
化合物及びその塩;ベンジルトリエチルアンモニウムア
セテート等の第4級アンモニウム塩;酢酸カリウム、酢
酸ナトリウム、シュウ酸リチウム等のアルカリ金属の低
級脂肪酸;ジメチルヒドロキシアミン、ジエチルヒドロ
キシルアミン等のジアルキルヒドロキシルアミン;テト
ラメチルグアニジン等のグアニジル化合物などが挙げら
れれ、特に代表的なものはスズ化合物、チタン化合物で
あり、さらに代表的なものは、ジブチルスズジラウレー
ト、ジブチルスズジメトキシド、テトラメチルチタネー
ト、テトライソプロピルチタネート、テトラブチルチタ
ネートである。これらは1種単独でも2種以上を組み合
わせても使用することもできる。
【0027】前記の硬化触媒の使用量は、前記のシロキ
サン変性ポリオキシアルキレン化合物100重量部当た
り、0.01〜10重量部でよく、特に0.05〜1重
量部が好ましい。本発明の室温硬化性組成物には、前記
のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物及び硬化
触媒のほか、例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、溶融シリカ、酸化チタンなどの無機充填剤;顔料;
酸化防止剤;紫外線吸収剤;難燃剤などを配合してもよ
い。
サン変性ポリオキシアルキレン化合物100重量部当た
り、0.01〜10重量部でよく、特に0.05〜1重
量部が好ましい。本発明の室温硬化性組成物には、前記
のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物及び硬化
触媒のほか、例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、溶融シリカ、酸化チタンなどの無機充填剤;顔料;
酸化防止剤;紫外線吸収剤;難燃剤などを配合してもよ
い。
【0028】本発明の室温硬化性組成物は、室温下で硬
化させた場合、本発明のポリオキシアルキレン化合物と
同じ反応性シリル基を有する従来のポリオキシアルキレ
ン化合物を含む硬化性組成物に比較し、硬化速度が2倍
以上速く、しかも硬化物の表面がべたつかない。従っ
て、シール材や接着剤として有用である。
化させた場合、本発明のポリオキシアルキレン化合物と
同じ反応性シリル基を有する従来のポリオキシアルキレ
ン化合物を含む硬化性組成物に比較し、硬化速度が2倍
以上速く、しかも硬化物の表面がべたつかない。従っ
て、シール材や接着剤として有用である。
【0029】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明をさ
らに具体的に説明する。なお、本例中、Meはメチル基
を表す。 (実施例1)反応性シルエチレン基含有オルガノポリシロキサンの製
造 フラスコ内にテトラメチルジシロキサン284 g(2.12モ
ル)、トルエン424 g、0.5 %塩化白金酸イソプロパノ
ール溶液0.83g(白金として4.2mg )を投入し、フラス
コ内容物を80℃に昇温した。次いで、フラスコ内にビ
ニルモノメチルジメトキシシラン140 g(1.06モル)を
滴下して反応を行った。そして、フラスコ内容物をガス
クロマトグラフ分析で分析し、SiH基が殆ど消失して
いることを確認してから、フラスコ内容物を減圧ストリ
ップし、反応生成物189 g(収率67%)を得た。この
反応生成物の沸点及び1 H−NMRを測定した。結果を
以下に示す。
らに具体的に説明する。なお、本例中、Meはメチル基
を表す。 (実施例1)反応性シルエチレン基含有オルガノポリシロキサンの製
造 フラスコ内にテトラメチルジシロキサン284 g(2.12モ
ル)、トルエン424 g、0.5 %塩化白金酸イソプロパノ
ール溶液0.83g(白金として4.2mg )を投入し、フラス
コ内容物を80℃に昇温した。次いで、フラスコ内にビ
ニルモノメチルジメトキシシラン140 g(1.06モル)を
滴下して反応を行った。そして、フラスコ内容物をガス
クロマトグラフ分析で分析し、SiH基が殆ど消失して
いることを確認してから、フラスコ内容物を減圧ストリ
ップし、反応生成物189 g(収率67%)を得た。この
反応生成物の沸点及び1 H−NMRを測定した。結果を
以下に示す。
【0030】沸点:69〜71℃/5mmHg、1 H−NMR: δ:0.0 〜0.1 ppm (15H、m、SiCH3 )、3.7
ppm (6H、s、OCH3 )、4.7 〜5.0 ppm (1
H、m、SiH) これらの結果から、得られた反応生成物は下記式: H[(Me)2 SiO]−Si(Me)2 C2 H4 Si(Me)(OM
e)2 で示される反応性シルエチレン基含有ポリシロキサンで
あることが確認された。
ppm (6H、s、OCH3 )、4.7 〜5.0 ppm (1
H、m、SiH) これらの結果から、得られた反応生成物は下記式: H[(Me)2 SiO]−Si(Me)2 C2 H4 Si(Me)(OM
e)2 で示される反応性シルエチレン基含有ポリシロキサンで
あることが確認された。
【0031】シロキサン変性ポリオキシアルキレン化合
物の製造 フラスコ内に平均分子量10000 の下記一般式: Vi−CH2 [OCH(CH3 )CH2 ]m OCH2 −
Vi (式中、Viはビニル基、m≒170)で表されるポリ
オキシプロピレングリコールジアリルエーテル136 g
(14ミリモル)、トルエン85g、0. 5%塩化白金酸
イソプロパノール溶液0.9 g(白金として4.7 mg)を投
入した。次にフラスコを加熱し、トルエンを還流しなが
ら、フラスコ内に前記の反応性シルエチレン基含有ポリ
シロキサン28g(0.11モル)を滴下して12時間反応
させた。次に、フラスコ内容物の溶媒等の低沸点分を減
圧留去し、反応生成物133 gを得た。次にこの反応生成
物の1 H−NMRの測定及びゲルパーミエーションクロ
マトグラフィー(GPC)による分子量の測定を行っ
た。結果を下記に示す。 数平均分子量:11000 、重量平均分子量:300001 H−NMR: δ:0.0 〜0.1 ppm (m、SiCH3 )、1.6 pp
m (d、CH3 )、3.7 ppm (s、OCH3 )、
3.6 〜4.6 ppm (m、OCH2 CH)
物の製造 フラスコ内に平均分子量10000 の下記一般式: Vi−CH2 [OCH(CH3 )CH2 ]m OCH2 −
Vi (式中、Viはビニル基、m≒170)で表されるポリ
オキシプロピレングリコールジアリルエーテル136 g
(14ミリモル)、トルエン85g、0. 5%塩化白金酸
イソプロパノール溶液0.9 g(白金として4.7 mg)を投
入した。次にフラスコを加熱し、トルエンを還流しなが
ら、フラスコ内に前記の反応性シルエチレン基含有ポリ
シロキサン28g(0.11モル)を滴下して12時間反応
させた。次に、フラスコ内容物の溶媒等の低沸点分を減
圧留去し、反応生成物133 gを得た。次にこの反応生成
物の1 H−NMRの測定及びゲルパーミエーションクロ
マトグラフィー(GPC)による分子量の測定を行っ
た。結果を下記に示す。 数平均分子量:11000 、重量平均分子量:300001 H−NMR: δ:0.0 〜0.1 ppm (m、SiCH3 )、1.6 pp
m (d、CH3 )、3.7 ppm (s、OCH3 )、
3.6 〜4.6 ppm (m、OCH2 CH)
【0032】これらの結果から、得られた反応生成物は
下記式:
下記式:
【化9】 (式中、m≒170)で表されるシロキサン変性ポリオ
キシアルキレン化合物であることが確認された。
キシアルキレン化合物であることが確認された。
【0033】室温硬化性組成物の調製及び該組成物の硬
化試験 前記のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物99
重量部及びジブチルスズジラウレート1重量部をビニル
製の袋に封入した後、これを1時間手もみで混合し室温
硬化性組成物を調製した。次に、得られた室温硬化性組
成物を、直径3cm、深さ1cmの円筒形容器に充填し、2
5℃、60%RHの雰囲気下に放置して該組成物を硬化
した。このときの硬化時間(時間)を表1に示す。そし
て、得られた硬化物の表面を指の触感により、べたつき
の度合いをべたつきの弱いものから強いものまでの順に
下記A〜Dの4段階で評価した。結果を表1に示す。 (べたつきの評価基準) A・・・べたつきが極めて弱い。 B・・・べたつきが少しある。 C・・・べたつきがかなりある。 D・・・非常にべたつく。
化試験 前記のシロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物99
重量部及びジブチルスズジラウレート1重量部をビニル
製の袋に封入した後、これを1時間手もみで混合し室温
硬化性組成物を調製した。次に、得られた室温硬化性組
成物を、直径3cm、深さ1cmの円筒形容器に充填し、2
5℃、60%RHの雰囲気下に放置して該組成物を硬化
した。このときの硬化時間(時間)を表1に示す。そし
て、得られた硬化物の表面を指の触感により、べたつき
の度合いをべたつきの弱いものから強いものまでの順に
下記A〜Dの4段階で評価した。結果を表1に示す。 (べたつきの評価基準) A・・・べたつきが極めて弱い。 B・・・べたつきが少しある。 C・・・べたつきがかなりある。 D・・・非常にべたつく。
【0034】(実施例2)反応性シルエチレン基含有オルガノポリシロキサンの製
造 フラスコ内にテトラメチルジシロキサン134 g(2.0 モ
ル)、トルエン416 g、0.5 %塩化白金酸イソプロパノ
ール溶液0.78g(白金として3.9mg )を投入し、フラス
コ内容物を80℃に昇温した。次いで、フラスコ内にビ
ニルトリメトキシシラン148 g(1.0 モル)を滴下して
反応を行った。そして、フラスコ内容物をガスクロマト
グラフ分析で分析し、SiH基が殆ど消失していること
を確認してから、フラスコ内容物を減圧ストリップし、
反応生成物197 g(収率70%)を得た。この反応生成
物の沸点及び1 H−NMRを測定した。結果を以下に示
す。 沸点:84〜86℃/7mmHg、1 H−NMR: δ:0.0 〜0.1 ppm (15H、m、SiCH3 )、3.6
ppm (6H、s、OCH3 )、4.6 〜4.9 ppm (1
H、m、SiH) これらの結果から、得られた反応生成物は下記式: H[(Me)2 SiO]−Si(Me)2 C2 H4 Si(OMe)3 で示される反応性シルエチレン基含有ポリシロキサンで
あることが確認された。
造 フラスコ内にテトラメチルジシロキサン134 g(2.0 モ
ル)、トルエン416 g、0.5 %塩化白金酸イソプロパノ
ール溶液0.78g(白金として3.9mg )を投入し、フラス
コ内容物を80℃に昇温した。次いで、フラスコ内にビ
ニルトリメトキシシラン148 g(1.0 モル)を滴下して
反応を行った。そして、フラスコ内容物をガスクロマト
グラフ分析で分析し、SiH基が殆ど消失していること
を確認してから、フラスコ内容物を減圧ストリップし、
反応生成物197 g(収率70%)を得た。この反応生成
物の沸点及び1 H−NMRを測定した。結果を以下に示
す。 沸点:84〜86℃/7mmHg、1 H−NMR: δ:0.0 〜0.1 ppm (15H、m、SiCH3 )、3.6
ppm (6H、s、OCH3 )、4.6 〜4.9 ppm (1
H、m、SiH) これらの結果から、得られた反応生成物は下記式: H[(Me)2 SiO]−Si(Me)2 C2 H4 Si(OMe)3 で示される反応性シルエチレン基含有ポリシロキサンで
あることが確認された。
【0035】シロキサン変性ポリオキシアルキレン化合
物の製造 実施例1で用いた、反応性シルエチレン基含有オルガノ
ポリシロキサンに代えて、本例で製造した反応性シルエ
チレン基含有オルガノポリシロキサン28g(0.09モ
ル)を滴下した以外は、実施例1と同様して反応生成物
134 gを得た。次にこの反応生成物の1 H−NMRの測
定及びゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)による分子量の測定を行った。結果を下記に示す。 数平均分子量:16000 、重量平均分子量:350001 H−NMR: δ:0.0 〜0.1 ppm (m、SiCH3 )、1.6 pp
m (d、CH3 )、3.7 ppm (s、OCH3 )、
3.6 〜4.6 ppm (m、OCH2 CH)
物の製造 実施例1で用いた、反応性シルエチレン基含有オルガノ
ポリシロキサンに代えて、本例で製造した反応性シルエ
チレン基含有オルガノポリシロキサン28g(0.09モ
ル)を滴下した以外は、実施例1と同様して反応生成物
134 gを得た。次にこの反応生成物の1 H−NMRの測
定及びゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)による分子量の測定を行った。結果を下記に示す。 数平均分子量:16000 、重量平均分子量:350001 H−NMR: δ:0.0 〜0.1 ppm (m、SiCH3 )、1.6 pp
m (d、CH3 )、3.7 ppm (s、OCH3 )、
3.6 〜4.6 ppm (m、OCH2 CH)
【0036】これらの結果から、得られた反応生成物は
下記式:
下記式:
【化10】 (式中、m≒170)で表されるシロキサン変性ポリオ
キシアルキレン化合物であることが確認された。
キシアルキレン化合物であることが確認された。
【0037】次に、得られたシロキサン変性ポリオキシ
アルキレン化合物を用い、実施例1と同様にして室温硬
化性組成物を調製し、該組成物の硬化時間及び硬化物表
面のべたつき程度を実施例1と同様に評価した。結果を
表1に示す。
アルキレン化合物を用い、実施例1と同様にして室温硬
化性組成物を調製し、該組成物の硬化時間及び硬化物表
面のべたつき程度を実施例1と同様に評価した。結果を
表1に示す。
【0038】(比較例1)フラスコ内に実施例1と同様
のポリオキシプロピレングリコールジアリルエーテル13
6 g(14ミリモル)、トルエン85g、0.5 %塩化白
金酸イソプロパノール溶液0.12g(白金として0.6 mg)
を投入した。次にフラスコを加熱し、トルエンを還流し
ながら、フラスコ内にジメトキシメチルシラン3.3 g
(31ミリモル)を滴下して3時間反応させた。次に、
フラスコ内容物の溶媒等の低沸点分を減圧留去し、反応
生成物128 gを得た。
のポリオキシプロピレングリコールジアリルエーテル13
6 g(14ミリモル)、トルエン85g、0.5 %塩化白
金酸イソプロパノール溶液0.12g(白金として0.6 mg)
を投入した。次にフラスコを加熱し、トルエンを還流し
ながら、フラスコ内にジメトキシメチルシラン3.3 g
(31ミリモル)を滴下して3時間反応させた。次に、
フラスコ内容物の溶媒等の低沸点分を減圧留去し、反応
生成物128 gを得た。
【0039】次にこの反応生成物の1 H−NMRの測定
及びゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)による分子量の測定を行った。結果を下記に示す。 数平均分子量:9300、重量平均分子量:320001 H−NMR: δ:0.0 〜0.1 ppm (s、SiCH3 ) 1.6 ppm (d、CH3 ) 3.7 ppm (s、OCH3 ) 3.5 〜4.5 ppm (m、OCH2 CH)
及びゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)による分子量の測定を行った。結果を下記に示す。 数平均分子量:9300、重量平均分子量:320001 H−NMR: δ:0.0 〜0.1 ppm (s、SiCH3 ) 1.6 ppm (d、CH3 ) 3.7 ppm (s、OCH3 ) 3.5 〜4.5 ppm (m、OCH2 CH)
【0040】これらの結果から得られた反応生成物は、
下記式:
下記式:
【化11】 (式中、m≒170)で表されるシリル基含有ポリオキ
シアルキレン化合物であることが確認された。
シアルキレン化合物であることが確認された。
【0041】次に、実施例1において、シロキサン変性
ポリオキシアルキレン化合物に代えて、前記のシリル基
含有ポリオキシアルキレン化合物を用いた以外は、実施
例1と同様にして室温硬化性組成物を調製し、該組成物
の硬化時間及び硬化物表面のべたつき程度を実施例1と
同様に評価した。結果を表1に示す。
ポリオキシアルキレン化合物に代えて、前記のシリル基
含有ポリオキシアルキレン化合物を用いた以外は、実施
例1と同様にして室温硬化性組成物を調製し、該組成物
の硬化時間及び硬化物表面のべたつき程度を実施例1と
同様に評価した。結果を表1に示す。
【0042】(比較例2)フラスコ内に実施例1と同様
のポリオキシプロピレングリコールジアリルエーテル13
6 g(14ミリモル)、トルエン85g、0.5 %塩化白
金酸イソプロパノール溶液0.12g(白金として0.6 mg)
を投入した。次にフラスコを加熱し、トルエンを還流し
ながら、フラスコ内にトリメトキシシラン3.8 g(31
ミリモル)を滴下して3時間反応させた。次に、フラス
コ内容物の溶媒等の低沸点分を減圧留去し、反応生成物
129 gを得た。
のポリオキシプロピレングリコールジアリルエーテル13
6 g(14ミリモル)、トルエン85g、0.5 %塩化白
金酸イソプロパノール溶液0.12g(白金として0.6 mg)
を投入した。次にフラスコを加熱し、トルエンを還流し
ながら、フラスコ内にトリメトキシシラン3.8 g(31
ミリモル)を滴下して3時間反応させた。次に、フラス
コ内容物の溶媒等の低沸点分を減圧留去し、反応生成物
129 gを得た。
【0043】次にこの反応生成物の1 H−NMR測定及
びゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
による分子量測定を行った。結果を下記に示す。 数平均分子量:9800、重量平均分子量:32001 H−NMR: δ:1.6 ppm (d、CH3 ) 3.7 ppm (s、OCH3 ) 3.6 〜4.6 ppm (m、OCH2 CH)
びゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
による分子量測定を行った。結果を下記に示す。 数平均分子量:9800、重量平均分子量:32001 H−NMR: δ:1.6 ppm (d、CH3 ) 3.7 ppm (s、OCH3 ) 3.6 〜4.6 ppm (m、OCH2 CH)
【0044】これらの結果から得られた反応生成物は、
下記式:
下記式:
【化12】 (式中、m≒170)で表されるシリル基含有ポリオキ
シアルキレン化合物であることが確認された。
シアルキレン化合物であることが確認された。
【0045】次に、実施例1において、シロキサン変性
ポリオキシアルキレン化合物に代えて、前記のシリル基
含有ポリオキシアルキレン化合物を用いた以外は、実施
例1と同様にして室温硬化性組成物を調製し、該組成物
の硬化時間及び硬化物表面のべたつき程度を実施例1と
同様に評価した。結果を表1に示す。
ポリオキシアルキレン化合物に代えて、前記のシリル基
含有ポリオキシアルキレン化合物を用いた以外は、実施
例1と同様にして室温硬化性組成物を調製し、該組成物
の硬化時間及び硬化物表面のべたつき程度を実施例1と
同様に評価した。結果を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明のシロキサン変性ポリオキシアル
キレン化合物を含む室温硬化性組成物は、分子鎖末端の
反応性シリル基が同じである従来のシリル基含有ポリオ
キシアルキレン重合体を含む室温硬化性組成物に比べ、
硬化速度が2倍以上速く、且つ硬化物の表面のべたつき
の程度が小さい。従って、本発明の化合物及びこれを含
む室温硬化性組成物はシール材や接着剤に極めて有用で
ある。
キレン化合物を含む室温硬化性組成物は、分子鎖末端の
反応性シリル基が同じである従来のシリル基含有ポリオ
キシアルキレン重合体を含む室温硬化性組成物に比べ、
硬化速度が2倍以上速く、且つ硬化物の表面のべたつき
の程度が小さい。従って、本発明の化合物及びこれを含
む室温硬化性組成物はシール材や接着剤に極めて有用で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 83/12 LRR C08L 83/12 LRR
Claims (3)
- 【請求項1】 下記一般式(1): 【化1】 (式中、R1 は独立に炭素原子数1〜9の2価炭化水素
基であり、R2 は独立に炭素原子数1〜4の2価炭化水
素基であり、R3 は独立にアルキル基又はフェニル基で
あり、Xはアルコキシ基又はアシルオキシ基であり、M
eはメチル基であり、aは0〜2の整数であり、nは1
〜100の整数であり、mは20〜500の整数であ
る)で表されるシロキサン変性ポリオキシアルキレン化
合物。 - 【請求項2】 分子鎖末端に下記一般式(2): CH2 =CH−R1 −(OR2 )m OR1 −CH=CH2 (2) (式中、R1 は独立に炭素原子数1〜9の2価炭化水素
基であり、R2 は独立に炭素原子数1〜4の2価炭化水
素基であり、mは20〜500の整数である)で表され
るビニル基含有ポリオキシアルキレン化合物と、下記一
般式(3): 【化2】 [式中、R3 は独立にアルキル基又はフェニル基であ
り、Xはアルコキシ基又はアシルオキシ基であり(但
し、Xが複数ある場合は同一でも異なっていてもよ
い)、Meはメチル基であり、nは1〜100の整数で
あり、aは0〜2の整数である]で表される反応性シル
エチレン基含有オルガノポリシロキサンとを不活性有機
溶媒中で白金族金属触媒の存在下にヒドロシリル化反応
させる請求項1に記載のシロキサン変性ポリオキシアル
キレン化合物の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1にシロキサン変性ポリオキシア
ルキレン化合物及び硬化触媒を含有する室温硬化性組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191248A JPH0912709A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | シロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物及びその製造方法並びにそれを含有する室温硬化性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191248A JPH0912709A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | シロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物及びその製造方法並びにそれを含有する室温硬化性組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0912709A true JPH0912709A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16271376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7191248A Pending JPH0912709A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | シロキサン変性ポリオキシアルキレン化合物及びその製造方法並びにそれを含有する室温硬化性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0912709A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170943A (ja) * | 2003-12-13 | 2005-06-30 | Samsung Electronics Co Ltd | 多反応性線形シロキサン化合物、当該化合物から製造されるシロキサン系重合体及び当該重合体を用いた絶縁膜の製造方法 |
JP2006348209A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Kaneka Corp | 硬化性組成物 |
EP1754708A1 (en) | 2005-08-15 | 2007-02-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Preparation of 1-(alkoxysilyl) ethyl-1,1,3,3-tetramethyldisiloxane |
JP2007077136A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-29 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 1−(アルコキシシリル)エチル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンの製造方法 |
JP2007091931A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Kaneka Corp | オルガノシロキサン変性ポリオキシアルキレン系重合体、および、該重合体を含有するパネル用接着剤 |
JP2007297589A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-11-15 | Shin Etsu Chem Co Ltd | フッ素含有オルガノポリシロキサン、これを含む表面処理剤及び該表面処理剤で処理された物品 |
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KR20200022460A (ko) * | 2017-06-26 | 2020-03-03 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 이소시아네이트-관능성 실리콘-폴리에테르 공중합체, 이와 함께 형성된 실리콘-폴리에테르-우레탄 공중합체, 이들을 포함하는 실란트, 및 관련 방법 |
JP2020525562A (ja) * | 2017-06-26 | 2020-08-27 | ダウ シリコーンズ コーポレーション | 脂肪族不飽和アルコキシシラン及び水素末端オルガノシロキサンオリゴマーをヒドロシリル化して、ロジウム触媒を使用してポリオルガノシロキサンを官能化するのに有用なアルコキシシリル末端ポリマーを調製する方法 |
JP2020525568A (ja) * | 2017-06-26 | 2020-08-27 | ダウ シリコーンズ コーポレーション | 脂肪族不飽和アルコキシシラン及び水素末端オルガノシロキサンオリゴマーをヒドロシリル化して、イリジウム触媒を使用してポリオルガノシロキサンを官能化するのに有用なアルコキシシリル末端ポリマーを調製する方法 |
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US12146034B2 (en) | 2018-12-21 | 2024-11-19 | Dow Silicones Corporation | Silicone-polyester copolymer, sealants comprising same, and related methods |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP7191248A patent/JPH0912709A/ja active Pending
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JP2020533423A (ja) * | 2017-06-26 | 2020-11-19 | ダウ シリコーンズ コーポレーション | シリコーンポリエーテルコポリマー、それを含むシーラント、および関連する方法 |
KR20200023406A (ko) * | 2017-06-26 | 2020-03-04 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 실리콘-폴리에테르 공중합체, 이를 포함하는 밀봉제 및 관련 방법 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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