JPH09117827A - 型彫放電加工制御装置および型彫放電加工機のコンターリング加工における後退制御方法 - Google Patents
型彫放電加工制御装置および型彫放電加工機のコンターリング加工における後退制御方法Info
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- JPH09117827A JPH09117827A JP29935095A JP29935095A JPH09117827A JP H09117827 A JPH09117827 A JP H09117827A JP 29935095 A JP29935095 A JP 29935095A JP 29935095 A JP29935095 A JP 29935095A JP H09117827 A JPH09117827 A JP H09117827A
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 型彫放電加工のコンターリング加工におい
て、ワークに干渉することなく工具を後退させることが
できる型彫放電加工制御装置および型彫放電加工機のコ
ンターリング加工における後退制御方法を提供する。 【解決手段】 型彫放電加工機の放電加工制御を行う制
御装置において、加工経路に対して指定された量のオフ
セットを有した後退経路に沿って後退制御を行う後退制
御手段を備え、コンターリング加工の加工経路に対して
指定された量のオフセットを有した後退経路を求め(ス
テップS2)、該後退経路に沿って後退制御を行う。
て、ワークに干渉することなく工具を後退させることが
できる型彫放電加工制御装置および型彫放電加工機のコ
ンターリング加工における後退制御方法を提供する。 【解決手段】 型彫放電加工機の放電加工制御を行う制
御装置において、加工経路に対して指定された量のオフ
セットを有した後退経路に沿って後退制御を行う後退制
御手段を備え、コンターリング加工の加工経路に対して
指定された量のオフセットを有した後退経路を求め(ス
テップS2)、該後退経路に沿って後退制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、型彫放電加工機の
制御装置および型彫放電加工機のコンターリング加工に
おいて行う後退制御方法に関する。
制御装置および型彫放電加工機のコンターリング加工に
おいて行う後退制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】型彫放電加工機の持つ加工機能として、
ワークの輪郭を加工するコンターリング加工機能が知ら
れている。コンターリング加工は、放電加工を行いなが
ら加工経路に沿って電極をワークに対して相対的に移動
することによってワークの輪郭加工を行っている。この
コンターリング加工の加工中に短絡等の放電異常が生じ
た場合には、電極を後退させて加工経路の途中から再加
工を行う後退制御と呼ばれる加工制御を行う場合があ
る。
ワークの輪郭を加工するコンターリング加工機能が知ら
れている。コンターリング加工は、放電加工を行いなが
ら加工経路に沿って電極をワークに対して相対的に移動
することによってワークの輪郭加工を行っている。この
コンターリング加工の加工中に短絡等の放電異常が生じ
た場合には、電極を後退させて加工経路の途中から再加
工を行う後退制御と呼ばれる加工制御を行う場合があ
る。
【0003】従来、コンターリング加工における後退制
御は、電極を加工経路上の後退開始点からあらかじめ指
定された方向に後退した後、加工経路に沿って平行に後
退させ、電極を再び加工経路上に戻すものであり、その
後、電極を再度加工経路に移動させて加工を続けるもの
である。図9は従来の型彫放電加工機のコンターリング
加工において行う後退制御を説明する概略図である。図
9において、実線の矢印で示される加工経路aに沿って
工具を移動し、後退開始点Pから後退制御を行う。後退
制御は、工具を後退開始点Pからあらかじめ指定された
方向に移動し、加工経路aと平行で逆方向に後退させ、
再び加工経路aに戻すことによって行うものであり、そ
の後退経路bは図中の破線の矢印で示される。
御は、電極を加工経路上の後退開始点からあらかじめ指
定された方向に後退した後、加工経路に沿って平行に後
退させ、電極を再び加工経路上に戻すものであり、その
後、電極を再度加工経路に移動させて加工を続けるもの
である。図9は従来の型彫放電加工機のコンターリング
加工において行う後退制御を説明する概略図である。図
9において、実線の矢印で示される加工経路aに沿って
工具を移動し、後退開始点Pから後退制御を行う。後退
制御は、工具を後退開始点Pからあらかじめ指定された
方向に移動し、加工経路aと平行で逆方向に後退させ、
再び加工経路aに戻すことによって行うものであり、そ
の後退経路bは図中の破線の矢印で示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の型彫放電加工機
のコンターリング加工における後退制御方法および該方
法を実施する型彫放電加工制御装置では、後退制御中に
電極等の工具とワークが干渉する可能性があるという問
題がある。
のコンターリング加工における後退制御方法および該方
法を実施する型彫放電加工制御装置では、後退制御中に
電極等の工具とワークが干渉する可能性があるという問
題がある。
【0005】図10に示すような鋭角のコーナー部を備
えた加工経路(図10中の実線の矢印で示される加工経
路a)に沿った加工中に後退制御を行う場合、従来の後
退制御では、工具を後退開始点Pからあらかじめ指定さ
れた方向に移動し、加工経路aと平行で逆方向に後退さ
せる。しかしながら、ワーク11は鋭角のコーナー部を
備えているため、図中の破線の矢印で示される後退経路
bは、このコーナー部において加工経路aおよびワーク
11と交差し、干渉点Qにおいてワーク11と干渉する
ことになる。このような工具とワークとの干渉は、良好
な加工処理および加工面の形成に支障を生じることにな
る。
えた加工経路(図10中の実線の矢印で示される加工経
路a)に沿った加工中に後退制御を行う場合、従来の後
退制御では、工具を後退開始点Pからあらかじめ指定さ
れた方向に移動し、加工経路aと平行で逆方向に後退さ
せる。しかしながら、ワーク11は鋭角のコーナー部を
備えているため、図中の破線の矢印で示される後退経路
bは、このコーナー部において加工経路aおよびワーク
11と交差し、干渉点Qにおいてワーク11と干渉する
ことになる。このような工具とワークとの干渉は、良好
な加工処理および加工面の形成に支障を生じることにな
る。
【0006】そこで、本発明は前記した従来の問題点を
解決して、型彫放電加工のコンターリング加工におい
て、ワークに干渉することなく工具を後退させることが
できる型彫放電加工制御装置および型彫放電加工機のコ
ンターリング加工における後退制御方法を提供すること
を目的とする。
解決して、型彫放電加工のコンターリング加工におい
て、ワークに干渉することなく工具を後退させることが
できる型彫放電加工制御装置および型彫放電加工機のコ
ンターリング加工における後退制御方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、型彫放電加工
機の放電加工制御を行う制御装置において、加工経路に
対して指定された量のオフセットを有した後退経路に沿
って後退制御を行う後退制御手段を備えることによって
前記目的を達成する。
機の放電加工制御を行う制御装置において、加工経路に
対して指定された量のオフセットを有した後退経路に沿
って後退制御を行う後退制御手段を備えることによって
前記目的を達成する。
【0008】さらに、本発明の型彫放電加工制御装置に
おいて、後退制御手段は、加工経路上の加工点の位置座
標を記憶する手段と、加工点の位置座標から指定された
量のオフセットを有した後退点を求めて後退経路を形成
する後退経路形成手段とを備え、後退経路形成手段によ
って形成された後退経路に沿って後退制御を行うもので
ある。
おいて、後退制御手段は、加工経路上の加工点の位置座
標を記憶する手段と、加工点の位置座標から指定された
量のオフセットを有した後退点を求めて後退経路を形成
する後退経路形成手段とを備え、後退経路形成手段によ
って形成された後退経路に沿って後退制御を行うもので
ある。
【0009】また、記憶手段は後退経路形成手段が求め
た後退点の位置座標を記憶し、後退制御手段は記憶手段
から後退点の位置座標を読み出して後退制御を行う構
成、あるいは、記憶手段はオフセットベクトルを記憶
し、後退経路形成手段は記憶手段中の加工点の位置座標
とオフセットベクトルから後退点の位置座標を求めて後
退制御を行う構成とすることができる。ここで、オフセ
ットベクトルは加工点における加工経路に対する法線ベ
クトルである。
た後退点の位置座標を記憶し、後退制御手段は記憶手段
から後退点の位置座標を読み出して後退制御を行う構
成、あるいは、記憶手段はオフセットベクトルを記憶
し、後退経路形成手段は記憶手段中の加工点の位置座標
とオフセットベクトルから後退点の位置座標を求めて後
退制御を行う構成とすることができる。ここで、オフセ
ットベクトルは加工点における加工経路に対する法線ベ
クトルである。
【0010】また、後退経路形成手段は、前記のように
加工経路の移動中に後退点の位置座標を記憶手段中に格
納する構成、あるいは後退点への移動毎に次の後退点の
位置座標を求める構成とすることができる。
加工経路の移動中に後退点の位置座標を記憶手段中に格
納する構成、あるいは後退点への移動毎に次の後退点の
位置座標を求める構成とすることができる。
【0011】また、後退経路形成手段は、コーナー部に
おいて位置座標を補間し、該コーナー部は加工ブロック
の切り替わりにより検出することができ、また、位置座
標の補間は円弧補間や代表点の選択等によって形成する
構成とすることができる。
おいて位置座標を補間し、該コーナー部は加工ブロック
の切り替わりにより検出することができ、また、位置座
標の補間は円弧補間や代表点の選択等によって形成する
構成とすることができる。
【0012】また、本発明は、型彫放電加工機のコンタ
ーリング加工における後退制御方法において、コンター
リング加工の加工経路に対して指定された量のオフセッ
トを有した後退経路に沿って後退制御を行うことによっ
て、前記目的を達成する。
ーリング加工における後退制御方法において、コンター
リング加工の加工経路に対して指定された量のオフセッ
トを有した後退経路に沿って後退制御を行うことによっ
て、前記目的を達成する。
【0013】本発明の後退制御方法において、後退制御
は、加工経路に沿った移動中に加工経路上の加工点の位
置座標に指定された量のオフセットを加えて後退点の位
置座標を求めて記憶しておき、この記憶しておいた後退
点の位置座標を記憶した順と逆順に読み出し、読み出し
た後退点の位置座標に基づいて移動することにより実施
することができる。
は、加工経路に沿った移動中に加工経路上の加工点の位
置座標に指定された量のオフセットを加えて後退点の位
置座標を求めて記憶しておき、この記憶しておいた後退
点の位置座標を記憶した順と逆順に読み出し、読み出し
た後退点の位置座標に基づいて移動することにより実施
することができる。
【0014】また、後退制御は、加工経路に沿った移動
中に加工経路上の加工点の位置座標と該加工点における
オフセットベクトルを記憶しておき、加工点の位置座標
とオフセットベクトルを記憶した順と逆順に読み出し、
読み出した加工点の位置座標にオフセットベクトルと任
意量のオフセット量との積を加算して後退点の位置座標
を求め、この後退点の位置座標に基づいて移動すること
により実施することができる。
中に加工経路上の加工点の位置座標と該加工点における
オフセットベクトルを記憶しておき、加工点の位置座標
とオフセットベクトルを記憶した順と逆順に読み出し、
読み出した加工点の位置座標にオフセットベクトルと任
意量のオフセット量との積を加算して後退点の位置座標
を求め、この後退点の位置座標に基づいて移動すること
により実施することができる。
【0015】さらに、後退制御は、加工経路に沿った移
動中に加工経路上の加工点の位置座標を記憶しておき、
後退点への移動毎に加工点の位置座標を記憶した順と逆
順に読み出し、読み出した加工点の位置座標に指定され
た量のオフセットを加えて次の後退点の位置座標を求
め、求めた後退点の位置座標に基づいて移動することに
より実施することができる。
動中に加工経路上の加工点の位置座標を記憶しておき、
後退点への移動毎に加工点の位置座標を記憶した順と逆
順に読み出し、読み出した加工点の位置座標に指定され
た量のオフセットを加えて次の後退点の位置座標を求
め、求めた後退点の位置座標に基づいて移動することに
より実施することができる。
【0016】加工経路に沿ったコンターリング加工中に
短絡等の放電異常が生じた場合、加工を停止して後退制
御を開始する。後退制御手段中の記憶手段は、コンター
リング加工中に加工点の位置座標を記憶手段に記憶して
おく。コンターリング加工の加工経路に対して指定され
た量のオフセットを有した後退経路に沿って後退制御を
行うために、加工点の位置座標に指定された量のオフセ
ットを加えたり、オフセットベクトルとオフセット量に
より後退点の位置座標を求め、この位置座標により後退
経路を形成する。この後退経路は、記憶手段中に加工点
の位置座標とともに記憶した後退点の位置座標の読み出
しにより行ったり、あるいは後退移動毎に後退点の位置
座標を求めて行うことができる。また、後退制御におけ
る後退経路を求める際、加工経路がコーナー部である場
合には位置座標を補間して後退点の位置座標を求めるこ
とができる。
短絡等の放電異常が生じた場合、加工を停止して後退制
御を開始する。後退制御手段中の記憶手段は、コンター
リング加工中に加工点の位置座標を記憶手段に記憶して
おく。コンターリング加工の加工経路に対して指定され
た量のオフセットを有した後退経路に沿って後退制御を
行うために、加工点の位置座標に指定された量のオフセ
ットを加えたり、オフセットベクトルとオフセット量に
より後退点の位置座標を求め、この位置座標により後退
経路を形成する。この後退経路は、記憶手段中に加工点
の位置座標とともに記憶した後退点の位置座標の読み出
しにより行ったり、あるいは後退移動毎に後退点の位置
座標を求めて行うことができる。また、後退制御におけ
る後退経路を求める際、加工経路がコーナー部である場
合には位置座標を補間して後退点の位置座標を求めるこ
とができる。
【0017】これによって、求められた後退経路は、常
に加工経路から指定された量だけオフセットされている
ため、後退制御中における工具とワークとの干渉を防止
することができる。
に加工経路から指定された量だけオフセットされている
ため、後退制御中における工具とワークとの干渉を防止
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施の形
態による後退処理を説明するためのフローチャートであ
る。なお、図1のフローチャートは型彫放電加工機のコ
ンターリング加工における後退処理のみに手順について
示している。
参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施の形
態による後退処理を説明するためのフローチャートであ
る。なお、図1のフローチャートは型彫放電加工機のコ
ンターリング加工における後退処理のみに手順について
示している。
【0019】図1のフローチャートにおいて、加工経路
に沿ったコンターリング加工中に短絡等の放電異常が生
じた場合、加工を停止して後退制御を開始する。なお、
コンターリング加工中における加工点の位置座標を、順
に記憶手段に記憶しておく(ステップS1)。
に沿ったコンターリング加工中に短絡等の放電異常が生
じた場合、加工を停止して後退制御を開始する。なお、
コンターリング加工中における加工点の位置座標を、順
に記憶手段に記憶しておく(ステップS1)。
【0020】加工を停止して移動が停止した点を後退開
始点として、この点から後退経路に沿った後退を行う。
後退経路は、加工経路に対してあらかじめ指定した量の
オフセットを行うことにより求める(ステップS2)。
始点として、この点から後退経路に沿った後退を行う。
後退経路は、加工経路に対してあらかじめ指定した量の
オフセットを行うことにより求める(ステップS2)。
【0021】次に、ステップS2で求めた後退経路に沿
って工具を移動させる。この工具の移動は工具経路に沿
って行われるため、工具がワークと干渉することはない
(ステップS3)。後退が所定量行われた後、工具を再
び加工経路に戻し、同じ加工経路に沿った加工を再度行
う。これによって、放電異常による加工不良を防止する
ことができる(ステップS4,ステップS5)。
って工具を移動させる。この工具の移動は工具経路に沿
って行われるため、工具がワークと干渉することはない
(ステップS3)。後退が所定量行われた後、工具を再
び加工経路に戻し、同じ加工経路に沿った加工を再度行
う。これによって、放電異常による加工不良を防止する
ことができる(ステップS4,ステップS5)。
【0022】次に、本発明の実施の形態についてより詳
細に説明する。図2は本発明の実施の第1の形態を適用
することができる型彫放電加工装置1の概要を示す図で
ある。図2において、テーブル3に上にX方向およびY
方向の移動を行うX,Yステージ12を備え、該X,Y
ステージ12上に加工液槽(図示しない)を介してワー
ク11を備え、さらにコラム4に電極駆動装置5を備え
る。電極駆動装置5はサーボモータ6とこれにより駆動
される送りねじ7等を備えたサーボ機構8を備え、これ
によって、電極駆動装置5から垂直に取り付けられたラ
ム9が上下に移動する。ワーク11は加工液中に配置さ
れ、上部にワーク9と対面して型彫り用の電極10が電
極ホルダ(図示しない)を介してラム9の下端に取り付
けられる。
細に説明する。図2は本発明の実施の第1の形態を適用
することができる型彫放電加工装置1の概要を示す図で
ある。図2において、テーブル3に上にX方向およびY
方向の移動を行うX,Yステージ12を備え、該X,Y
ステージ12上に加工液槽(図示しない)を介してワー
ク11を備え、さらにコラム4に電極駆動装置5を備え
る。電極駆動装置5はサーボモータ6とこれにより駆動
される送りねじ7等を備えたサーボ機構8を備え、これ
によって、電極駆動装置5から垂直に取り付けられたラ
ム9が上下に移動する。ワーク11は加工液中に配置さ
れ、上部にワーク9と対面して型彫り用の電極10が電
極ホルダ(図示しない)を介してラム9の下端に取り付
けられる。
【0023】また、符号13は短絡や集中放電等の放電
異常を検出する放電異常検出器であり、放電電源回路中
に組み込まれている。
異常を検出する放電異常検出器であり、放電電源回路中
に組み込まれている。
【0024】図2中の破線で囲まれる符号2は制御装置
で、格納された制御プログラムおよび入力された加工プ
ログラムや入力データあるいは必要箇所に配置したセン
サーからの信号などによって型彫放電加工機1全体の作
動を制御する。
で、格納された制御プログラムおよび入力された加工プ
ログラムや入力データあるいは必要箇所に配置したセン
サーからの信号などによって型彫放電加工機1全体の作
動を制御する。
【0025】本発明の制御装置2は、制御プログラムや
入力された加工プログラムや入力データを格納するプロ
グラム記憶手段26と、前記X,Yステージ12を駆動
するX,Y駆動手段24と、サーボ機構8によるZ方向
の駆動を行うZ駆動手段25と、コンターリング加工に
おける後退制御を行うための後退制御手段20、および
これらの各種手段を制御する制御手段23を備えてい
る。
入力された加工プログラムや入力データを格納するプロ
グラム記憶手段26と、前記X,Yステージ12を駆動
するX,Y駆動手段24と、サーボ機構8によるZ方向
の駆動を行うZ駆動手段25と、コンターリング加工に
おける後退制御を行うための後退制御手段20、および
これらの各種手段を制御する制御手段23を備えてい
る。
【0026】後退制御手段20は、加工経路上の加工点
の位置座標,後退経路上の後退点の位置座標,オフセッ
トベクトル等を格納する記憶手段21と後退点の位置座
標を求める後退点形成手段22を備えている。
の位置座標,後退経路上の後退点の位置座標,オフセッ
トベクトル等を格納する記憶手段21と後退点の位置座
標を求める後退点形成手段22を備えている。
【0027】前記構成の制御装置2において、通常のコ
ンターリング加工は、加工プログラム記憶手段26内に
格納された加工プログラムによってX,Y駆動手段24
およびZ駆動手段25を駆動することにより加工経路に
沿った加工を行う。この加工経路上の加工点の位置座標
は記憶手段21内に順次格納される。格納される位置座
標は、加工経路上の所定距離毎あるいはサンプリング時
間毎のデータを用いることができる。なお、記憶手段2
1中に格納される位置座標の個数は、記憶手段の記憶容
量に応じて設定することができる。
ンターリング加工は、加工プログラム記憶手段26内に
格納された加工プログラムによってX,Y駆動手段24
およびZ駆動手段25を駆動することにより加工経路に
沿った加工を行う。この加工経路上の加工点の位置座標
は記憶手段21内に順次格納される。格納される位置座
標は、加工経路上の所定距離毎あるいはサンプリング時
間毎のデータを用いることができる。なお、記憶手段2
1中に格納される位置座標の個数は、記憶手段の記憶容
量に応じて設定することができる。
【0028】また、加工経路上の加工点の位置座標は後
退点形成手段22にも入力される。後退点形成手段22
は、この位置座標およびあらかじめ指定された量のオフ
セット量に基づいてオフセットされた後退点の位置座標
を求め、この位置座標を記憶手段21に格納する。記憶
手段21は格納している後退点の位置座標を読み出し、
各駆動手段24,25に出力することによって後退経路
に沿った移動を行う。また、後退制御が終了した後、記
憶手段21は加工点の位置座標を加工経路に沿った順で
出力し、加工経路に沿って再加工を行う。
退点形成手段22にも入力される。後退点形成手段22
は、この位置座標およびあらかじめ指定された量のオフ
セット量に基づいてオフセットされた後退点の位置座標
を求め、この位置座標を記憶手段21に格納する。記憶
手段21は格納している後退点の位置座標を読み出し、
各駆動手段24,25に出力することによって後退経路
に沿った移動を行う。また、後退制御が終了した後、記
憶手段21は加工点の位置座標を加工経路に沿った順で
出力し、加工経路に沿って再加工を行う。
【0029】次に、図3,4,5を用いて本発明の実施
の第1の形態の動作について説明する。図3は本発明の
実施の第1の形態の動作を説明するためのフローチャー
トであり、図4は本発明の実施の第1の形態の動作を説
明するための経路図であり、図5は本発明の実施の第1
の形態の動作を説明するための記憶手段の記憶形態図で
ある。
の第1の形態の動作について説明する。図3は本発明の
実施の第1の形態の動作を説明するためのフローチャー
トであり、図4は本発明の実施の第1の形態の動作を説
明するための経路図であり、図5は本発明の実施の第1
の形態の動作を説明するための記憶手段の記憶形態図で
ある。
【0030】以下、図3のフローチャートに従って説明
する。
する。
【0031】制御手段23はプログラム記憶手段26か
らの加工プログラムに従ってX,Y駆動手段24および
Z駆動手段25を駆動して、放電加工装置1によるコン
ターリング加工を行う。この加工コンターリング加工中
において、所定間隔毎に駆動信号等により加工点の位置
座標を求め、記憶手段21中に格納する。所定間隔とし
ては、所定距離毎あるいは所定周期のサンプリング時間
毎とすることができる。
らの加工プログラムに従ってX,Y駆動手段24および
Z駆動手段25を駆動して、放電加工装置1によるコン
ターリング加工を行う。この加工コンターリング加工中
において、所定間隔毎に駆動信号等により加工点の位置
座標を求め、記憶手段21中に格納する。所定間隔とし
ては、所定距離毎あるいは所定周期のサンプリング時間
毎とすることができる。
【0032】図5に示す記憶手段の記憶形態図におい
て、n個の加工点が格納可能である場合、現在の加工の
時点をn=nとしそのときの加工点の位置座標をA0 で
表し、最も過去の時点をn=0としそのときの加工点の
位置座標をAnで表わしている。図4において、符号A
nは現在の加工点の位置座標を表し、符号An-1 は現在
から一所定間隔前の加工点の位置座標を表し、符号An-
2 は現在から二所定間隔前の加工点の位置座標を表して
いる。
て、n個の加工点が格納可能である場合、現在の加工の
時点をn=nとしそのときの加工点の位置座標をA0 で
表し、最も過去の時点をn=0としそのときの加工点の
位置座標をAnで表わしている。図4において、符号A
nは現在の加工点の位置座標を表し、符号An-1 は現在
から一所定間隔前の加工点の位置座標を表し、符号An-
2 は現在から二所定間隔前の加工点の位置座標を表して
いる。
【0033】そして、記憶手段中には加工経路の順に従
って格納する。なお、この加工経路の順による格納は、
記憶手段内での順に限るものではなく、加工経路の順と
記憶内容とが対応可能であって、加工経路の順あるいは
その逆の順で記憶内容を取り出すことができることを意
味している。記憶する加工点の位置座標の個数が記憶手
段の記憶容量を越えた場合には、最も過去の位置座標を
消去し消去した格納領域に現在の位置座標を格納した
り、あるい最も過去の位置座標を消去して記憶内容全体
をずらした後現在の位置座標を格納する等により対応す
ることができる。また、この実施の形態とける記憶手段
では格納する加工点の位置座標の個数をnとしている
が、この個数nは記憶手段の記憶容量や、放電加工装置
に加工量等の特性等に応じて任意に設定することができ
る(ステップS11)。
って格納する。なお、この加工経路の順による格納は、
記憶手段内での順に限るものではなく、加工経路の順と
記憶内容とが対応可能であって、加工経路の順あるいは
その逆の順で記憶内容を取り出すことができることを意
味している。記憶する加工点の位置座標の個数が記憶手
段の記憶容量を越えた場合には、最も過去の位置座標を
消去し消去した格納領域に現在の位置座標を格納した
り、あるい最も過去の位置座標を消去して記憶内容全体
をずらした後現在の位置座標を格納する等により対応す
ることができる。また、この実施の形態とける記憶手段
では格納する加工点の位置座標の個数をnとしている
が、この個数nは記憶手段の記憶容量や、放電加工装置
に加工量等の特性等に応じて任意に設定することができ
る(ステップS11)。
【0034】次に、後退処理を行うか否かの判定を行
い、後退処理が必要な場合には以下ステップS13から
ステップS24による後退処理を行う。後退処理を行う
か否かの判定は、例えば、加工経路に沿ったコンターリ
ング加工中に短絡等の放電異常が生じたか否かを判定す
ることによって行うことができ、このときには図2中の
放電異常検出器13からの検出信号を基に判定すること
ができる(ステップS12)。
い、後退処理が必要な場合には以下ステップS13から
ステップS24による後退処理を行う。後退処理を行う
か否かの判定は、例えば、加工経路に沿ったコンターリ
ング加工中に短絡等の放電異常が生じたか否かを判定す
ることによって行うことができ、このときには図2中の
放電異常検出器13からの検出信号を基に判定すること
ができる(ステップS12)。
【0035】後退処理を行う場合には、工具の移動を停
止し(ステップS13)、停止した時点の加工経路上の
停止点を後退開始点An とする。したがって、図4にお
いて、実線で表す加工経路上の加工点の後退開始点An
から後退処理が開始されることになる(ステップS1
4)。次に、加工経路上の加工点An に対してあらかじ
め指定された量だけオフセットされた後退点Bn を求め
(ステップS15)、求めた後退点Bn の位置に工具を
移動する(ステップS17)。なお、ステップS15の
工程における後退点Bn は、ステップS11における記
憶手段中の加工経路上の加工点の位置座標の格納時に、
後退点形成手段22によって求め、同時に記憶手段21
中に格納しておく。図5に示す記憶手段の記憶形態図に
おいて、加工点のA0 に対する後退点をB0 で表し、加
工点のAk に対する後退点をBk で表し、現在の時点の
加工点An に対する後退点をBn で表している。また、
図4において、符号Bnは現在の加工点に対する後退点
の位置座標を表し、符号Bn-1 は現在から一所定間隔前
の後退点の位置座標を表し、符号Bn-2 は現在から二所
定間隔前の後退点の位置座標を表している。後退経路
は、この後退点をBn ,Bn-1 ,Bn-2 ,・・・BK・
・・の順に移動することよって後退することができる。
なお、図4において、加工経路は実線の矢印で表し、後
退経路は破線の矢印によって表している。 後退開始点
An に対応する後退点Bn を求めた後、以後の後退経路
に沿った移動を行うために指数nを指数kとし(ステッ
プS16)、工具を後退点Bk に移動する(ステップS
17)。なお、k=nのときには、この後退点Bk は後
退開始点An に対応する後退点Bn である。
止し(ステップS13)、停止した時点の加工経路上の
停止点を後退開始点An とする。したがって、図4にお
いて、実線で表す加工経路上の加工点の後退開始点An
から後退処理が開始されることになる(ステップS1
4)。次に、加工経路上の加工点An に対してあらかじ
め指定された量だけオフセットされた後退点Bn を求め
(ステップS15)、求めた後退点Bn の位置に工具を
移動する(ステップS17)。なお、ステップS15の
工程における後退点Bn は、ステップS11における記
憶手段中の加工経路上の加工点の位置座標の格納時に、
後退点形成手段22によって求め、同時に記憶手段21
中に格納しておく。図5に示す記憶手段の記憶形態図に
おいて、加工点のA0 に対する後退点をB0 で表し、加
工点のAk に対する後退点をBk で表し、現在の時点の
加工点An に対する後退点をBn で表している。また、
図4において、符号Bnは現在の加工点に対する後退点
の位置座標を表し、符号Bn-1 は現在から一所定間隔前
の後退点の位置座標を表し、符号Bn-2 は現在から二所
定間隔前の後退点の位置座標を表している。後退経路
は、この後退点をBn ,Bn-1 ,Bn-2 ,・・・BK・
・・の順に移動することよって後退することができる。
なお、図4において、加工経路は実線の矢印で表し、後
退経路は破線の矢印によって表している。 後退開始点
An に対応する後退点Bn を求めた後、以後の後退経路
に沿った移動を行うために指数nを指数kとし(ステッ
プS16)、工具を後退点Bk に移動する(ステップS
17)。なお、k=nのときには、この後退点Bk は後
退開始点An に対応する後退点Bn である。
【0036】次に、指数kを「1」減少して、一所定間
隔前の時点k−1について後退点の位置座標を求めて移
動を行う(ステップS18)。
隔前の時点k−1について後退点の位置座標を求めて移
動を行う(ステップS18)。
【0037】ここで、以下のステップS19からステッ
プS22の工程により、コーナー部における処理を行
う。図4において、加工経路中にコーナー部分がある場
合には、後退経路とワークとが干渉する可能性がある。
そこで、本発明においては、このコーナー部において、
その前後の位置座標を用いてワークと干渉を起こさない
補間点を求め、この補間点を後退点として後退処理を行
う。
プS22の工程により、コーナー部における処理を行
う。図4において、加工経路中にコーナー部分がある場
合には、後退経路とワークとが干渉する可能性がある。
そこで、本発明においては、このコーナー部において、
その前後の位置座標を用いてワークと干渉を起こさない
補間点を求め、この補間点を後退点として後退処理を行
う。
【0038】ステップS19において、指数kが「0」
か否かの判定を行って後退経路の終点か否かの判定した
後、ステップS20により後退中の経路がコーナー部分
であるか否かの判定を行う。このステップS20におけ
るコーナー部分の判定は、現在の後退点Bk に対応する
加工点Ak における加工ブロックと、一所定間隔前の後
退点Bk-1 に対応する加工点Ak-1 における加工ブロッ
クとの比較により行う。一般に、加工ブロックが異なる
前後では、加工経路の方向が変化してコーナー部分を形
成する。そこで、ステップS20の判定においては、こ
の加工ブロックの変化を検出し、加工ブロックが同じ場
合にはコーナー部は無いものと判定して、加工点Ak に
対応する後退点Bk を求め(ステップS21)、加工ブ
ロックが異なる場合にはコーナー部が存在するものと判
定して、補間処理によってコーナー部の後退点Bk ’を
求め(ステップS22)、ステップS17により求めた
後退点Bk ’への移動を行う。
か否かの判定を行って後退経路の終点か否かの判定した
後、ステップS20により後退中の経路がコーナー部分
であるか否かの判定を行う。このステップS20におけ
るコーナー部分の判定は、現在の後退点Bk に対応する
加工点Ak における加工ブロックと、一所定間隔前の後
退点Bk-1 に対応する加工点Ak-1 における加工ブロッ
クとの比較により行う。一般に、加工ブロックが異なる
前後では、加工経路の方向が変化してコーナー部分を形
成する。そこで、ステップS20の判定においては、こ
の加工ブロックの変化を検出し、加工ブロックが同じ場
合にはコーナー部は無いものと判定して、加工点Ak に
対応する後退点Bk を求め(ステップS21)、加工ブ
ロックが異なる場合にはコーナー部が存在するものと判
定して、補間処理によってコーナー部の後退点Bk ’を
求め(ステップS22)、ステップS17により求めた
後退点Bk ’への移動を行う。
【0039】ステップS21において、後退点Bk は加
工点Ak の位置座標にあらかじめ指定した量L を加える
ことによって求めることができる。このオフセットのた
めの量L は3次元の量として定めることができ、加工形
状に応じてワークと干渉しないように設定する。また、
加工ブロック毎に共通のオフセット量L を設定すること
もできる。なお、図4において、オフセットは符号Cn
,Cn-1 ,Cn-2 ,・・・Ck ,・・・により表して
いる。
工点Ak の位置座標にあらかじめ指定した量L を加える
ことによって求めることができる。このオフセットのた
めの量L は3次元の量として定めることができ、加工形
状に応じてワークと干渉しないように設定する。また、
加工ブロック毎に共通のオフセット量L を設定すること
もできる。なお、図4において、オフセットは符号Cn
,Cn-1 ,Cn-2 ,・・・Ck ,・・・により表して
いる。
【0040】また、ステップS22において、補間処理
によってコーナー部の後退点Bk ’を求める場合には種
々の補間方法を適用することができる。例えば、後退点
Bkの位置座標,後退点Bk-1 の位置座標,および加工
点Ak (あるいは加工点Ak-1 )の位置座標を用いて円
弧を形成し、該円弧上の代表点を補間点とする等の処理
による円弧補間を行ったり、あるいは後退点Bk と後退
点Bk-1 とからともにオフセット量だけ離れた点の位置
座標を求め、該点を補間点とする補間処理を行うことも
できる。なお、補間方法はこの補間に限らずその他の補
間方法を適用することも可能である。
によってコーナー部の後退点Bk ’を求める場合には種
々の補間方法を適用することができる。例えば、後退点
Bkの位置座標,後退点Bk-1 の位置座標,および加工
点Ak (あるいは加工点Ak-1 )の位置座標を用いて円
弧を形成し、該円弧上の代表点を補間点とする等の処理
による円弧補間を行ったり、あるいは後退点Bk と後退
点Bk-1 とからともにオフセット量だけ離れた点の位置
座標を求め、該点を補間点とする補間処理を行うことも
できる。なお、補間方法はこの補間に限らずその他の補
間方法を適用することも可能である。
【0041】ステップS19において、後退経路の終点
と判定された場合には、記憶手段が格納する最も過去の
加工点A0 の位置座標を求め(ステップS23)、工具
を加工点A0 の位置座標に移動して、加工経路上に戻す
(ステップS24)。これによって、後退処理は完了す
る。
と判定された場合には、記憶手段が格納する最も過去の
加工点A0 の位置座標を求め(ステップS23)、工具
を加工点A0 の位置座標に移動して、加工経路上に戻す
(ステップS24)。これによって、後退処理は完了す
る。
【0042】次に、記憶手段から加工点の位置座標をA
0 からAnの古い加工点から新しい加工点の順で読み出
して移動を行うことにより、加工経路に沿った加工を再
度行う(ステップS25)。
0 からAnの古い加工点から新しい加工点の順で読み出
して移動を行うことにより、加工経路に沿った加工を再
度行う(ステップS25)。
【0043】次に、本発明の実施の第2,3の形態を説
明する。図6は本発明の実施の第2,3の形態を適用す
ることができる型彫放電加工装置1の概要を示す図であ
る。図6に示す型彫放電加工装置1の構成は、前記図2
とほぼ共通であるため、ここでは異なる構成のみ説明
し、共通する構成については説明を省略する。
明する。図6は本発明の実施の第2,3の形態を適用す
ることができる型彫放電加工装置1の概要を示す図であ
る。図6に示す型彫放電加工装置1の構成は、前記図2
とほぼ共通であるため、ここでは異なる構成のみ説明
し、共通する構成については説明を省略する。
【0044】図6における型彫放電加工装置1の構成
は、後退制御手段20において後退点形成手段22が入
力する加工点の位置座標(X,Y,Z)の入力先と、後
退点形成手段22が出力する後退点の位置座標(X,
Y,Z)の出力先、および記憶手段21の記憶内容の点
で相違している。
は、後退制御手段20において後退点形成手段22が入
力する加工点の位置座標(X,Y,Z)の入力先と、後
退点形成手段22が出力する後退点の位置座標(X,
Y,Z)の出力先、および記憶手段21の記憶内容の点
で相違している。
【0045】記憶手段21は、本発明の実施の第2の形
態では図8(a)に示すように加工点の位置座標のみを
記憶し、本発明の実施の第3の形態では図8(b)に示
すように加工点の位置座標とオフセットベクトルを記憶
して、共に後退点の位置座標を記憶内容としない。
態では図8(a)に示すように加工点の位置座標のみを
記憶し、本発明の実施の第3の形態では図8(b)に示
すように加工点の位置座標とオフセットベクトルを記憶
して、共に後退点の位置座標を記憶内容としない。
【0046】後退点形成手段22は、本発明の実施の第
2の形態では後退経路上の後退点への移動毎に記憶手段
21から加工点Aの位置座標(X,Y,Z)を入力し、
入力した加工点Aの位置座標と指定したオフセット量か
ら該加工点Aに対応する後退点Bを形成し、形成した後
退点Bの位置座標を駆動手段24,25に出力する。ま
た、本発明の実施の第3の形態では後退経路上の後退点
への移動毎に記憶手段21から加工点Aの位置座標
(X,Y,Z)とオフセットベクトルCを入力し、入力
した加工点Aの位置座標とオフセットベクトルと任意量
のオフセット量から該加工点Aに対応する後退点Bを形
成し、形成した後退点Bの位置座標を駆動手段24,2
5に出力する。なお、オフセットベクトルは加工点にお
ける加工経路に対する法線ベクトルである。
2の形態では後退経路上の後退点への移動毎に記憶手段
21から加工点Aの位置座標(X,Y,Z)を入力し、
入力した加工点Aの位置座標と指定したオフセット量か
ら該加工点Aに対応する後退点Bを形成し、形成した後
退点Bの位置座標を駆動手段24,25に出力する。ま
た、本発明の実施の第3の形態では後退経路上の後退点
への移動毎に記憶手段21から加工点Aの位置座標
(X,Y,Z)とオフセットベクトルCを入力し、入力
した加工点Aの位置座標とオフセットベクトルと任意量
のオフセット量から該加工点Aに対応する後退点Bを形
成し、形成した後退点Bの位置座標を駆動手段24,2
5に出力する。なお、オフセットベクトルは加工点にお
ける加工経路に対する法線ベクトルである。
【0047】次に、図3,図4,図8(a)を用いて本
発明の実施の第2の形態の動作について説明する。図8
(a)は本発明の実施の第2の形態の動作を説明するた
めの記憶手段の記憶形態図である。
発明の実施の第2の形態の動作について説明する。図8
(a)は本発明の実施の第2の形態の動作を説明するた
めの記憶手段の記憶形態図である。
【0048】本発明の実施の第2の形態の動作は第1の
形態の動作とほぼ同様であり、後退点の形成の点で相違
している。そこで、以下では後退点の形成についてのみ
説明する。第2の形態の動作は、図3のフローチャート
におけるステップS15およびステップS21の工程に
おいて、後退経路上の後退点への移動毎に記憶手段21
から加工点Aの位置座標(X,Y,Z)を入力し、入力
した加工点Aの位置座標と指定したオフセット量から該
加工点Aに対応する後退点Bを形成する。
形態の動作とほぼ同様であり、後退点の形成の点で相違
している。そこで、以下では後退点の形成についてのみ
説明する。第2の形態の動作は、図3のフローチャート
におけるステップS15およびステップS21の工程に
おいて、後退経路上の後退点への移動毎に記憶手段21
から加工点Aの位置座標(X,Y,Z)を入力し、入力
した加工点Aの位置座標と指定したオフセット量から該
加工点Aに対応する後退点Bを形成する。
【0049】入力した加工点Aの位置座標に対して、第
1の形態において行ったと同様の処理によりあらかじめ
指定した量L を加えることによってオフセットした後退
点の移動を求める。このオフセットのための量L は3次
元の量として定めることができ、加工形状に応じてワー
クと干渉しないように設定する。この後退点の形成は、
後退処理の各移動毎に行い、後退点への移動中に次の加
工点の位置座標を入力して対応する後退点を求めて、次
の移動のための位置座標を形成しておく。
1の形態において行ったと同様の処理によりあらかじめ
指定した量L を加えることによってオフセットした後退
点の移動を求める。このオフセットのための量L は3次
元の量として定めることができ、加工形状に応じてワー
クと干渉しないように設定する。この後退点の形成は、
後退処理の各移動毎に行い、後退点への移動中に次の加
工点の位置座標を入力して対応する後退点を求めて、次
の移動のための位置座標を形成しておく。
【0050】第2の形態の動作はその他の動作について
は第1の形態の動作と同様に行うことができる。
は第1の形態の動作と同様に行うことができる。
【0051】次に、図3,図7,図8(b)を用いて本
発明の実施の第3の形態の動作について説明する。図7
は本発明の実施の第3の形態の動作を説明するための経
路図である。また、図8(b)は本発明の実施の第3の
形態の動作を説明するための記憶手段の記憶形態図であ
る。
発明の実施の第3の形態の動作について説明する。図7
は本発明の実施の第3の形態の動作を説明するための経
路図である。また、図8(b)は本発明の実施の第3の
形態の動作を説明するための記憶手段の記憶形態図であ
る。
【0052】本発明の実施の第3の形態の動作は第1,
2の形態の動作とほぼ同様であり、後退点の形成の点で
相違している。以下、後退点の形成についてのみ説明す
る。第3の形態の動作は、図3のフローチャートにおけ
るステップS15およびステップS21の工程におい
て、後退経路上の後退点への移動毎に記憶手段21から
加工点Aの位置座標(X,Y,Z)とオフセットベクト
ルCを入力し、入力した加工点Aの位置座標とオフセッ
トベクトルCと移動量から加工点Aに対応する後退点B
を形成する。
2の形態の動作とほぼ同様であり、後退点の形成の点で
相違している。以下、後退点の形成についてのみ説明す
る。第3の形態の動作は、図3のフローチャートにおけ
るステップS15およびステップS21の工程におい
て、後退経路上の後退点への移動毎に記憶手段21から
加工点Aの位置座標(X,Y,Z)とオフセットベクト
ルCを入力し、入力した加工点Aの位置座標とオフセッ
トベクトルCと移動量から加工点Aに対応する後退点B
を形成する。
【0053】後退点形成手段22は、記憶手段21から
加工点Ak の位置座標とオフセットベクトルCk を入力
する。オフセットベクトルCk は各加工点における加工
経路に対する法線ベクトルであり、その法線ベクトルの
方向はワークと干渉しない方向に選択しておく。
加工点Ak の位置座標とオフセットベクトルCk を入力
する。オフセットベクトルCk は各加工点における加工
経路に対する法線ベクトルであり、その法線ベクトルの
方向はワークと干渉しない方向に選択しておく。
【0054】後退点の形成は例えば以下の様にして行う
ことができる。はじめに、後退開始点An において、該
後退開始点An からオフセットベクトルCn の方向に対
して、任意の量だけ移動を行う。この任意の量は、例え
ば所定時間の間に工具が移動する移動量としたり、あら
かじめ指定した移動量とすることができる。この移動量
をオフセット量αとする。これによって、後退開始点A
n に対する後退点Bnは以下の式により表される。
ことができる。はじめに、後退開始点An において、該
後退開始点An からオフセットベクトルCn の方向に対
して、任意の量だけ移動を行う。この任意の量は、例え
ば所定時間の間に工具が移動する移動量としたり、あら
かじめ指定した移動量とすることができる。この移動量
をオフセット量αとする。これによって、後退開始点A
n に対する後退点Bnは以下の式により表される。
【0055】Bn =An +α×Cn その後の後退点Bk についても、記憶手段21から入力
する加工点Ak の位置座標とオフセットベクトルCk 、
およびオフセット量αを用いて以下の式により表され
る。
する加工点Ak の位置座標とオフセットベクトルCk 、
およびオフセット量αを用いて以下の式により表され
る。
【0056】Bk =Ak +α×Ck この後退点の形成は、後退処理の各移動毎に行い、後退
点への移動中に次の加工点の位置座標を入力して対応す
る後退点を求めて、次の移動のための位置座標を形成し
ておく。第3の形態の動作はその他の動作については第
1,2の形態の動作と同様に行うことができる。
点への移動中に次の加工点の位置座標を入力して対応す
る後退点を求めて、次の移動のための位置座標を形成し
ておく。第3の形態の動作はその他の動作については第
1,2の形態の動作と同様に行うことができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
型彫放電加工のコンターリング加工において、ワークに
干渉することなく工具を後退させることができる型彫放
電加工制御装置および型彫放電加工機のコンターリング
加工における後退制御方法を提供することができる。
型彫放電加工のコンターリング加工において、ワークに
干渉することなく工具を後退させることができる型彫放
電加工制御装置および型彫放電加工機のコンターリング
加工における後退制御方法を提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態による後退処理を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図2】本発明の実施の第1の形態を適用することがで
きる型彫放電加工装置1の概要を示す図である。
きる型彫放電加工装置1の概要を示す図である。
【図3】本発明の実施の第1の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の第1,2の形態の動作を説明す
るための経路図である。
るための経路図である。
【図5】本発明の実施の第1の形態の動作を説明するた
めの記憶手段の記憶形態図である。
めの記憶手段の記憶形態図である。
【図6】本発明の実施の第2,3の形態を適用すること
ができる型彫放電加工装置1の概要を示す図である。
ができる型彫放電加工装置1の概要を示す図である。
【図7】本発明の実施の第3の形態の動作を説明するた
めの経路図である。
めの経路図である。
【図8】本発明の実施の第2,3の形態の動作を説明す
るための記憶手段の記憶形態図である。
るための記憶手段の記憶形態図である。
【図9】従来の型彫放電加工機のコンターリング加工に
おいて行う後退制御を説明する概略図である。
おいて行う後退制御を説明する概略図である。
【図10】従来の型彫放電加工機のコンターリング加工
時の後退制御における干渉を説明する概略図である。
時の後退制御における干渉を説明する概略図である。
1 放電加工機 2 制御装置 10 電極 11 ワーク 20 後退制御手段 21 記憶手段 22 後退点形成手段 23 制御手段 24 X,Y駆動手段 25 Z駆動手段 26 プログラム記憶手段 A 加工点 B 後退点 C オフセットベクトル L オフセット量 a 加工経路 b 後退経路 Q 干渉点
Claims (11)
- 【請求項1】 型彫放電加工機の放電加工制御を行う制
御装置において、加工経路に対して指定された量のオフ
セットを有した後退経路に沿って後退制御を行う後退制
御手段を備えたことを特徴とする型彫放電加工制御装
置。 - 【請求項2】 前記後退制御手段は、加工経路上の加工
点の位置座標を記憶する手段と、前記加工点の位置座標
から指定された量のオフセットを有した後退点を求めて
後退経路を形成する後退経路形成手段とを備え、前記後
退経路に沿って後退制御を行うことを特徴とする請求項
1記載の型彫放電加工制御装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段は後退経路形成手段が求め
た後退点の位置座標を記憶し、後退制御手段は後退点の
位置座標を記憶手段からを読み出して後退制御を行うこ
とを特徴とする請求項2記載の型彫放電加工制御装置。 - 【請求項4】 前記記憶手段はオフセットベクトルを記
憶し、後退経路形成手段は加工点の位置座標とオフセッ
トベクトルから後退点の位置座標を求めることを特徴と
する請求項2記載の型彫放電加工制御装置。 - 【請求項5】 前記後退経路形成手段は、後退点への移
動毎に次の後退点の位置座標を求めることを特徴とする
請求項2記載の型彫放電加工制御装置。 - 【請求項6】 前記後退経路形成手段は、コーナー部に
おいて位置座標を補間することを特徴とする請求項1,
2,3,4,又は5記載の型彫放電加工制御装置。 - 【請求項7】 型彫放電加工機によるコンターリング加
工において、コンターリング加工の加工経路に対して指
定された量のオフセットを有した後退経路に沿って後退
制御を行うことを特徴とする型彫放電加工機のコンター
リング加工における後退制御方法。 - 【請求項8】 前記後退制御は、加工経路に沿った移動
中に加工経路上の加工点の位置座標に指定された量のオ
フセットを加えて後退点の位置座標を求めて記憶してお
き、後退点の位置座標を逆順に読み出し、読み出した後
退点の位置座標に基づいて移動を行うことを特徴とする
請求項7記載の型彫放電加工機のコンターリング加工に
おける後退制御方法。 - 【請求項9】 前記後退制御は、加工経路に沿った移動
中に加工経路上の加工点の位置座標と該加工点における
オフセットベクトルを記憶しておき、加工点の位置座標
とオフセットベクトルを逆順に読み出し、読み出した加
工点の位置座標にオフセットベクトルと指定された量と
の積を加算して後退点の位置座標を求め、該後退点の位
置座標に基づいて移動を行うことを特徴とする請求項7
記載の型彫放電加工機のコンターリング加工における後
退制御方法。 - 【請求項10】 前記後退制御は、加工経路に沿った移
動中に加工経路上の加工点の位置座標を記憶しておき、
後退点への移動毎に加工点の位置座標を逆順に読み出
し、読み出した加工点の位置座標に指定された量のオフ
セットを加えて次の後退点の位置座標を求め、該後退点
の位置座標に基づいて移動を行うことを特徴とする請求
項7記載の型彫放電加工機のコンターリング加工におけ
る後退制御方法。 - 【請求項11】 前記後退制御は、コーナー部において
位置座標を補間することを特徴とする請求項7,8,
9,および10記載の型彫放電加工機のコンターリング
加工における後退制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29935095A JPH09117827A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 型彫放電加工制御装置および型彫放電加工機のコンターリング加工における後退制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29935095A JPH09117827A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 型彫放電加工制御装置および型彫放電加工機のコンターリング加工における後退制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09117827A true JPH09117827A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17871423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29935095A Withdrawn JPH09117827A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 型彫放電加工制御装置および型彫放電加工機のコンターリング加工における後退制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09117827A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006506719A (ja) * | 2002-11-19 | 2006-02-23 | シュタマ マシーネンファブリーク ゲーエムベーハー | 工作機械及び工作機械を操作する方法 |
US8180478B2 (en) | 2008-08-14 | 2012-05-15 | Anger Machining Gmbh | Method for activating a workpiece manipulator of a machine tool |
JP2015077670A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工機の制御装置 |
-
1995
- 1995-10-25 JP JP29935095A patent/JPH09117827A/ja not_active Withdrawn
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US10413982B2 (en) | 2013-10-18 | 2019-09-17 | Fanuc Corporation | Numerical control apparatus of a machine tool for machining a workpiece by a cutting tool along machining path including an offset |
US10442022B2 (en) | 2013-10-18 | 2019-10-15 | Fanuc Corporation | Numerical control apparatus of a wireelectrical discharge machine for machining a workpiece by a wire electrode line along machining path including an offset |
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