JPH0370242B2 - - Google Patents
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- JPH0370242B2 JPH0370242B2 JP56168196A JP16819681A JPH0370242B2 JP H0370242 B2 JPH0370242 B2 JP H0370242B2 JP 56168196 A JP56168196 A JP 56168196A JP 16819681 A JP16819681 A JP 16819681A JP H0370242 B2 JPH0370242 B2 JP H0370242B2
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- Japan
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- machining
- tool
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- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 71
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 16
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/182—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by the machine tool function, e.g. thread cutting, cam making, tool direction control
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/50—Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
- G05B2219/50096—After interrupt, use tool path display to bring tool back on path
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/50—Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
- G05B2219/50103—Restart, reverse, return along machined path, stop
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は数値制御(以下、単にNCとする)
工作機械におけるシーケンス復帰方式に関し、特
にNC工作機械の連続加工中に工具破損、工具摩
耗、寸法測定等により加工中断が発生した場合
も、工具を中断点に正確に復帰させて加工を継続
させる方式に関する。
工作機械におけるシーケンス復帰方式に関し、特
にNC工作機械の連続加工中に工具破損、工具摩
耗、寸法測定等により加工中断が発生した場合
も、工具を中断点に正確に復帰させて加工を継続
させる方式に関する。
ところで、従来のシーケンス復帰は、加工が中
断したときの工具位置の含まれた加工シーケンス
番号を探し出し、シーケンス番号サーチ機能によ
つて上記加工シーケンス番号より1つ前のシーケ
ンス番号の位置まで、NCプログラムをNCメモ
リに読み込ませる。そして、再起動をかけること
により工具が退避位置からその読み込まれたシー
ケンス番号の指令値まで復帰し、続いて加工が中
断したときの加工シーケンスを実行するようにな
つている。すなわち、第1図の旋盤加工図及び第
2図の加工プログラムに示すように、工具1で被
工作物2を最終形状Pa−Pb−Pc−Pd…に切削す
る場合を考えると、シーケンス番号N001におい
て早送りG00で点P0へ、続いてシーケンス番号
N002において切削送りG01(送り速度F)で点P1
へ、続いてシーケンス番号N003において点P2へ
…のような加工シーケンスに従つてプログラムが
作成されている。しかして、かかる加工プログラ
ムに従つて切削加工が行なわれている場合に点PS
で不具合がが発生したとき、オペレータは切削を
中断すると共に、安全な退避位置PRへ工具1を
退避させ、工具交換や寸法計測等の必要な作業を
実行するが、再度加工を継続しようとする場合は
加工が中断した点PSが含まれているシーケンス番
号(この例ではN007)を探し出す。このような
シーケンス番号サーチ機能により、それより1つ
前のシーケンス番号(この例ではN006)のとこ
ろまで加工プログラムをNCに読込ませ、再起動
をかけることにより工具1は点PRから点P4まで
復帰させ、続いてシーケンス番号N007の切削作
業を継続するようになつている。
断したときの工具位置の含まれた加工シーケンス
番号を探し出し、シーケンス番号サーチ機能によ
つて上記加工シーケンス番号より1つ前のシーケ
ンス番号の位置まで、NCプログラムをNCメモ
リに読み込ませる。そして、再起動をかけること
により工具が退避位置からその読み込まれたシー
ケンス番号の指令値まで復帰し、続いて加工が中
断したときの加工シーケンスを実行するようにな
つている。すなわち、第1図の旋盤加工図及び第
2図の加工プログラムに示すように、工具1で被
工作物2を最終形状Pa−Pb−Pc−Pd…に切削す
る場合を考えると、シーケンス番号N001におい
て早送りG00で点P0へ、続いてシーケンス番号
N002において切削送りG01(送り速度F)で点P1
へ、続いてシーケンス番号N003において点P2へ
…のような加工シーケンスに従つてプログラムが
作成されている。しかして、かかる加工プログラ
ムに従つて切削加工が行なわれている場合に点PS
で不具合がが発生したとき、オペレータは切削を
中断すると共に、安全な退避位置PRへ工具1を
退避させ、工具交換や寸法計測等の必要な作業を
実行するが、再度加工を継続しようとする場合は
加工が中断した点PSが含まれているシーケンス番
号(この例ではN007)を探し出す。このような
シーケンス番号サーチ機能により、それより1つ
前のシーケンス番号(この例ではN006)のとこ
ろまで加工プログラムをNCに読込ませ、再起動
をかけることにより工具1は点PRから点P4まで
復帰させ、続いてシーケンス番号N007の切削作
業を継続するようになつている。
しかしながら、上述の如きシーケンス復帰方式
では、復帰した点P4と中断点PSとの間を空切削
するようにしているので工具の摩耗が発生すると
共に、既に切削してあるところを移動するように
しているので時間的損失が生じ、その距離(P4
−PS)が大きい場合には特に問題となる。また、
シーケンス番号のない指令プログラムの場合に
は、シーケンス復帰できない欠点がある。ここ
に、シーケンス番号のない場合とは、複合切削サ
イクル/自動プログラム切削機能等に代表される
ものであり、コンピユータ内蔵NCの機能を発揮
して加工プログラムを自動計算させる機能を有す
る場合である。第1図の加工切削の場合を例にと
れば、最終形状Pa−Pb−Pc…のみを第3図に示
す如くプログラムすれば、途中の切削経路は全て
自動計算されるものである。しかして、かかる加
工プログラムで切削がされている場合に、点PSで
加工の中断が発生したとき、如何にしてその位置
に復帰させて加工を継続するかが問題となる。よ
つて、この発明の目的は上述の如き欠点のないシ
ーケンス復帰方式を提供することにある。
では、復帰した点P4と中断点PSとの間を空切削
するようにしているので工具の摩耗が発生すると
共に、既に切削してあるところを移動するように
しているので時間的損失が生じ、その距離(P4
−PS)が大きい場合には特に問題となる。また、
シーケンス番号のない指令プログラムの場合に
は、シーケンス復帰できない欠点がある。ここ
に、シーケンス番号のない場合とは、複合切削サ
イクル/自動プログラム切削機能等に代表される
ものであり、コンピユータ内蔵NCの機能を発揮
して加工プログラムを自動計算させる機能を有す
る場合である。第1図の加工切削の場合を例にと
れば、最終形状Pa−Pb−Pc…のみを第3図に示
す如くプログラムすれば、途中の切削経路は全て
自動計算されるものである。しかして、かかる加
工プログラムで切削がされている場合に、点PSで
加工の中断が発生したとき、如何にしてその位置
に復帰させて加工を継続するかが問題となる。よ
つて、この発明の目的は上述の如き欠点のないシ
ーケンス復帰方式を提供することにある。
以下にこの発明を説明する。
この発明は、NC加工プログラムに従つて加工
経路を計算し、刃物台を移動するNC関数発生器
を有し、NC連続加工中に寸法測定、工具交換等
により加工中断を行なつて前記刃物台の工具を退
避させた後、再起動により加工を継続させるシー
ケンス復帰方式において、前記加工経路を加工軌
跡として表示できるCRTグラフイツク表示装置
を設けると共に、中断点退避記憶手段及び状態退
避記憶手段を設け、前記加工中断を行なう際に加
工中断信号を入力し、前記加工中断信号によつて
前記加工経路の中断点を前記中断点退避記憶手段
に退避させると共に、前記工具を退避位置へ退避
させ、加工軌跡表示信号が入力されたときに前記
中断点退避記憶手段に退避された前記中断点を前
記NC関数発生器に戻すと共に、前記中断点まで
の加工軌跡を前記CRTグラフイツク表示装置に
表示し、中断近似点サーチ信号を入力することに
よつて前記刃物台をロツクすると共に、関数発生
を行なつた結果の加工点を前記CRTグラフイツ
ク表示装置の前記加工軌跡上に点として表示し、
前記表示点を前記中断点の近くの近似点まで来る
ように操作し、その後にシーケンス復帰信号を入
力し、前記近似点及びその時の前記NC関数発生
器の状態を前記状態退避記憶手段に入力すると共
に、前記工具を前記近似点まで移動し、起動信号
を入力したときに前記状態退避記憶手段に退避さ
れている前記状態を前記NC関数発生器に移し、
前記近似点から前記NC加工を継続するようにし
たものである。
経路を計算し、刃物台を移動するNC関数発生器
を有し、NC連続加工中に寸法測定、工具交換等
により加工中断を行なつて前記刃物台の工具を退
避させた後、再起動により加工を継続させるシー
ケンス復帰方式において、前記加工経路を加工軌
跡として表示できるCRTグラフイツク表示装置
を設けると共に、中断点退避記憶手段及び状態退
避記憶手段を設け、前記加工中断を行なう際に加
工中断信号を入力し、前記加工中断信号によつて
前記加工経路の中断点を前記中断点退避記憶手段
に退避させると共に、前記工具を退避位置へ退避
させ、加工軌跡表示信号が入力されたときに前記
中断点退避記憶手段に退避された前記中断点を前
記NC関数発生器に戻すと共に、前記中断点まで
の加工軌跡を前記CRTグラフイツク表示装置に
表示し、中断近似点サーチ信号を入力することに
よつて前記刃物台をロツクすると共に、関数発生
を行なつた結果の加工点を前記CRTグラフイツ
ク表示装置の前記加工軌跡上に点として表示し、
前記表示点を前記中断点の近くの近似点まで来る
ように操作し、その後にシーケンス復帰信号を入
力し、前記近似点及びその時の前記NC関数発生
器の状態を前記状態退避記憶手段に入力すると共
に、前記工具を前記近似点まで移動し、起動信号
を入力したときに前記状態退避記憶手段に退避さ
れている前記状態を前記NC関数発生器に移し、
前記近似点から前記NC加工を継続するようにし
たものである。
次に、この発明方式を適用した装置例を第4図
に挙げて説明すると、NC関数発生器10には指
令レジスタ11からの加工プログラムWPが入力
され、ここで計算された加工経路(直線/円弧関
数)PTはゲートG1を経てサーボ駆動ユニツト
12に入力されると共に、CRTコントロールユ
ニツト13を経てCRTグラフイツク表示装置1
4で表示されるようになつている。また、NC関
数発生器10からはそれぞれゲートG2及びG3
を経て中断点退避レジスタ15及び状態退避レジ
スタ16にデータが伝送され、これら中断点退避
レジスタ15及び状態退避レジスタ16からはそ
れぞれゲートG4及びG5を経て記憶データが
NC関数発生器10に入力されるようになつてい
る。しかして、ゲートG1及びNC関数発生器1
0には中断近似点サーチ信号BSが入力され、ゲ
ートG2には加工中断信号WHが、ゲートG3に
はシーケンス復帰信号SRが、ゲートG4には加
工軌跡表示信号WTが、ゲートG5には起動信号
STがそれぞれ入力され、サーボ駆動ユニツト1
2は刃物台(工具刃先)を移動するようになつて
いる。
に挙げて説明すると、NC関数発生器10には指
令レジスタ11からの加工プログラムWPが入力
され、ここで計算された加工経路(直線/円弧関
数)PTはゲートG1を経てサーボ駆動ユニツト
12に入力されると共に、CRTコントロールユ
ニツト13を経てCRTグラフイツク表示装置1
4で表示されるようになつている。また、NC関
数発生器10からはそれぞれゲートG2及びG3
を経て中断点退避レジスタ15及び状態退避レジ
スタ16にデータが伝送され、これら中断点退避
レジスタ15及び状態退避レジスタ16からはそ
れぞれゲートG4及びG5を経て記憶データが
NC関数発生器10に入力されるようになつてい
る。しかして、ゲートG1及びNC関数発生器1
0には中断近似点サーチ信号BSが入力され、ゲ
ートG2には加工中断信号WHが、ゲートG3に
はシーケンス復帰信号SRが、ゲートG4には加
工軌跡表示信号WTが、ゲートG5には起動信号
STがそれぞれ入力され、サーボ駆動ユニツト1
2は刃物台(工具刃先)を移動するようになつて
いる。
このような構成において、NC関数発生器10
は指令レジスタ11からの加工プログラムWPに
従つて加工経路PTを計算し、ゲートG1及びサ
ーボ駆動ユニツト12を介して刃物台を移動させ
ると共に、その加工軌跡をCRTコントロールユ
ニツト13を介してCRTグラフイツク表示装置
14に表示する。したがつて、加工の中断が発生
した場合にも、その中断点までの加工軌跡は
CRTグラフイツク表示装置14に表示されてい
ることになり、中断点を正確に知ることができ
る。すなわち、刃物台の工具刃先が、たとえば第
1図の点PSにあるときにオペレータが加工中断を
行なうとすれば、加工中断信号WHによつて中断
点PSをゲートG2を経て中断点退避レジスタ15
へ退避させると共に、工具刃先をたとえば第1図
の点PRへ退避させる。そして、オペレータが加
工軌跡表示信号WTを入力することにより、中断
点退避レジスタ15に退避されていた中断点PSが
ゲートG4を経てNC関数発生器10へ戻される
と共に、中断した点PSまでの加工軌跡がCRTコ
ントロールユニツト13を介してCRTグラフイ
ツク表示装置14に表示される。
は指令レジスタ11からの加工プログラムWPに
従つて加工経路PTを計算し、ゲートG1及びサ
ーボ駆動ユニツト12を介して刃物台を移動させ
ると共に、その加工軌跡をCRTコントロールユ
ニツト13を介してCRTグラフイツク表示装置
14に表示する。したがつて、加工の中断が発生
した場合にも、その中断点までの加工軌跡は
CRTグラフイツク表示装置14に表示されてい
ることになり、中断点を正確に知ることができ
る。すなわち、刃物台の工具刃先が、たとえば第
1図の点PSにあるときにオペレータが加工中断を
行なうとすれば、加工中断信号WHによつて中断
点PSをゲートG2を経て中断点退避レジスタ15
へ退避させると共に、工具刃先をたとえば第1図
の点PRへ退避させる。そして、オペレータが加
工軌跡表示信号WTを入力することにより、中断
点退避レジスタ15に退避されていた中断点PSが
ゲートG4を経てNC関数発生器10へ戻される
と共に、中断した点PSまでの加工軌跡がCRTコ
ントロールユニツト13を介してCRTグラフイ
ツク表示装置14に表示される。
次に、オペレータが中断近似点サーチ信号BS
を入力すると、ゲートG1が閉じて刃物台の移動
がロツクされると共に、前記CRTグラフイツク
表示装置14に表示されている中断点Psまでの
直線・円弧からなる加工軌跡PTの上に重ねて、
中断近似点サーチ信号BSの入力に基づいてNC関
数発生器10が関数発生した軌跡を加工点として
点で表示して行く。しかして、オペレータはその
表示点を中断点PSの近辺(たとえば、第1図の同
一軌跡上の点PSA)まで来るよう操作する。かか
る近似操作の完了後にオペレータがシーケンス復
帰信号SRを入力すると、上記近似操作によつて
得られた近似点及びその時のNC関数発生器10
の準備された状態がゲートG3を経て状態退避レ
ジスタ16に入力されると共に、刃物台の工具刃
先は表示されている近似点(PSA)まで早送りで
移動される。すなわち、近似点は状態退避レジス
タ16から指令レジスタ11に移され、NC関数
発生器10は点PR→近似点までの加工軌跡を出
力する。なお、シーケンス復帰信号SRにより退
避させるNC関数発生器10の準備された状態と
は、一般的なNCの手動割込機能において用いら
れるものであり、第1図のP4→P5へ制御されて
いる途中のNC関数発生器10の状態を示すもの
で、この状態を記憶していることによりP4→PS
→P5の如く切削加工を継続することができるの
である。
を入力すると、ゲートG1が閉じて刃物台の移動
がロツクされると共に、前記CRTグラフイツク
表示装置14に表示されている中断点Psまでの
直線・円弧からなる加工軌跡PTの上に重ねて、
中断近似点サーチ信号BSの入力に基づいてNC関
数発生器10が関数発生した軌跡を加工点として
点で表示して行く。しかして、オペレータはその
表示点を中断点PSの近辺(たとえば、第1図の同
一軌跡上の点PSA)まで来るよう操作する。かか
る近似操作の完了後にオペレータがシーケンス復
帰信号SRを入力すると、上記近似操作によつて
得られた近似点及びその時のNC関数発生器10
の準備された状態がゲートG3を経て状態退避レ
ジスタ16に入力されると共に、刃物台の工具刃
先は表示されている近似点(PSA)まで早送りで
移動される。すなわち、近似点は状態退避レジス
タ16から指令レジスタ11に移され、NC関数
発生器10は点PR→近似点までの加工軌跡を出
力する。なお、シーケンス復帰信号SRにより退
避させるNC関数発生器10の準備された状態と
は、一般的なNCの手動割込機能において用いら
れるものであり、第1図のP4→P5へ制御されて
いる途中のNC関数発生器10の状態を示すもの
で、この状態を記憶していることによりP4→PS
→P5の如く切削加工を継続することができるの
である。
しかして、オペレータが起動信号STを入力す
ると、状態退避レジスタ16に退避されている
NC関数発生器10の状態が、ゲートG5を経て
NC関数発生器10に移され、これにより上記近
似点(PSA)から切削加工を継続することができ
る。
ると、状態退避レジスタ16に退避されている
NC関数発生器10の状態が、ゲートG5を経て
NC関数発生器10に移され、これにより上記近
似点(PSA)から切削加工を継続することができ
る。
以上のようにこの発明によれば、中断点を表示
確認できると共に、時間的損失がなく、工具の摩
耗も生じないといつた利点がある。
確認できると共に、時間的損失がなく、工具の摩
耗も生じないといつた利点がある。
特に加工中断点を表示させる点では以下に述べ
る効果がある。加工の際、工具は同一指令位置を
繰返し通ることが度々ある。例えば第1図及び第
2図によれば工具1は点P1や点P2を2度通る
ことになる。そして、例えば点P1で加工中断が
発生した場合、単に点P1の位置情報のみを記憶
していたのではシーケンス復帰時に何れの指令シ
ーケンスであるか、また複合加工サイクル機能の
中では何れの指令ブロツク(自動的に生成される
ブロツク)であるかを判別することができない
が、本発明による加工履歴のグラフイツク描画に
より加工再開点を特定することができるので上述
した指令シーケンスや指令ブロツクを容易に判別
することができる。また、シーケンス復帰に際し
てはモーダルな指令コードはすべて加工中断直前
の状態に再設定し、かつ工具を加工再開に適する
位置にセツトする必要がある。本発明によれば、
シーケンス復帰時にサーボをロツクした状態にし
て、加工プログラムの先頭から高速で指令を解
釈、実行させて必要な指令コードをすべて記憶す
るので、モーダルな指令コードすべてを加工中断
直前の状態に確実に再設定することができると共
に、第5図に示すように実加工指令速度より高速
で工具軌跡をCRTグラフイツク表示装置14に
グラフイツク表示させて加工中断点以前の加工履
歴(N4→N5→N6→N7→中継点)をオペレータ
に知らしめるので、オペレータは手動操作等によ
り工具1を加工再開に適した位置に容易にセツト
することができる。さらに、加工中断したときに
は安全上電源を遮断することがあり、このような
場合に加工中断前のシーケンスを数千〜数万シー
ケンスでなる加工プログラムの中から判別するこ
とは困難であつたが、上述したグラフイツク表示
により加工中断前のシーケンスを容易に判別する
ことができる。
る効果がある。加工の際、工具は同一指令位置を
繰返し通ることが度々ある。例えば第1図及び第
2図によれば工具1は点P1や点P2を2度通る
ことになる。そして、例えば点P1で加工中断が
発生した場合、単に点P1の位置情報のみを記憶
していたのではシーケンス復帰時に何れの指令シ
ーケンスであるか、また複合加工サイクル機能の
中では何れの指令ブロツク(自動的に生成される
ブロツク)であるかを判別することができない
が、本発明による加工履歴のグラフイツク描画に
より加工再開点を特定することができるので上述
した指令シーケンスや指令ブロツクを容易に判別
することができる。また、シーケンス復帰に際し
てはモーダルな指令コードはすべて加工中断直前
の状態に再設定し、かつ工具を加工再開に適する
位置にセツトする必要がある。本発明によれば、
シーケンス復帰時にサーボをロツクした状態にし
て、加工プログラムの先頭から高速で指令を解
釈、実行させて必要な指令コードをすべて記憶す
るので、モーダルな指令コードすべてを加工中断
直前の状態に確実に再設定することができると共
に、第5図に示すように実加工指令速度より高速
で工具軌跡をCRTグラフイツク表示装置14に
グラフイツク表示させて加工中断点以前の加工履
歴(N4→N5→N6→N7→中継点)をオペレータ
に知らしめるので、オペレータは手動操作等によ
り工具1を加工再開に適した位置に容易にセツト
することができる。さらに、加工中断したときに
は安全上電源を遮断することがあり、このような
場合に加工中断前のシーケンスを数千〜数万シー
ケンスでなる加工プログラムの中から判別するこ
とは困難であつたが、上述したグラフイツク表示
により加工中断前のシーケンスを容易に判別する
ことができる。
なお、上述の実施例では旋盤加工を例に挙げて
説明したが、複雑形状の3次金型加工の場合にも
適用することが可能である。
説明したが、複雑形状の3次金型加工の場合にも
適用することが可能である。
第1図は従来及びこの発明のシーケンス制御を
説明するための加工図、第2図はその加工プログ
ラムの例を示す図、第3図は自動プログラム機能
による加工プログラムの例を示す図、第4図はこ
の発明方式を適用した装置の一例を示すブロツク
構成図、第5図はこの発明方式を適用した場合の
効果を説明する図である。 1…工具、2…被加工物、10…NC関数発生
器、11…指令レジスタ、12…サーボ駆動ユニ
ツト、13…CRTコントロールユニツト、14
…CRTグラフイツク表示装置、15…中断点退
避レジスタ、16…状態退避レジスタ、G1〜G
5…ゲート、BS…中断近似点サーチ信号、WH
…加工中断信号、SR…シーケンス復帰信号、
WT…加工軌跡表示信号、ST…起動信号。
説明するための加工図、第2図はその加工プログ
ラムの例を示す図、第3図は自動プログラム機能
による加工プログラムの例を示す図、第4図はこ
の発明方式を適用した装置の一例を示すブロツク
構成図、第5図はこの発明方式を適用した場合の
効果を説明する図である。 1…工具、2…被加工物、10…NC関数発生
器、11…指令レジスタ、12…サーボ駆動ユニ
ツト、13…CRTコントロールユニツト、14
…CRTグラフイツク表示装置、15…中断点退
避レジスタ、16…状態退避レジスタ、G1〜G
5…ゲート、BS…中断近似点サーチ信号、WH
…加工中断信号、SR…シーケンス復帰信号、
WT…加工軌跡表示信号、ST…起動信号。
Claims (1)
- 1 NC加工プログラムに従つて加工経路を計算
し、刃物台を移動するNC関数発生器を有し、
NC連続加工中に寸法測定、工具交換等により加
工中断を行なつて前記刃物台の工具を退避させた
後、再起動によりNC加工を継続させるシーケン
ス復帰方式において、前記加工経路を加工軌跡と
して表示できるCRTグラフイツク表示装置を設
けると共に、中断点退避記憶手段及び状態退避記
憶手段を設け、前記加工中断を行なう際に加工中
断信号を入力し、前記加工中断信号によつて前記
加工経路の中断点を前記中断点退避記憶手段に退
避させると共に、前記工具を退避位置へ退避さ
せ、加工軌跡表示信号が入力されたときに前記中
断点退避記憶手段に退避された前記中断点を前記
NC関数発生器に戻すと共に、前記中断点までの
加工軌跡を前記CRTグラフイツク表示装置に表
示し、中断近似点サーチ信号を入力することによ
つて前記刃物台をロツクすると共に、関数発生を
行なつた結果の加工点を前記CRTグラフイツク
表示装置の前記加工軌跡上に点として表示し、前
記表示点を前記中断点の近くの近似点まで来るよ
うに操作し、その後にシーケンス復帰信号を入力
し、前記近似点及びその時の前記NC関数発生器
の状態を前記状態退避記憶手段に入力すると共
に、前記工具を前記近似点まで移動し、起動信号
を入力したときに前記状態退避記憶手段に退避さ
れている前記状態を前記NC関数発生器に移し、
前記近似点から前記NC加工を継続するようにし
たことを特徴とするシーケンス復帰方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16819681A JPS5870314A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | シ−ケンス復帰方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16819681A JPS5870314A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | シ−ケンス復帰方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5870314A JPS5870314A (ja) | 1983-04-26 |
JPH0370242B2 true JPH0370242B2 (ja) | 1991-11-07 |
Family
ID=15863562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16819681A Granted JPS5870314A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | シ−ケンス復帰方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5870314A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263209A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-26 | Yamazaki Mazak Corp | 数値制御工作機械における加工再開制御方法 |
JPS619705A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-17 | Toyoda Mach Works Ltd | 数値制御工作機械 |
JPS6191703A (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動プログラミング機能内蔵の数値制御装置 |
JPS61118807A (ja) * | 1984-11-15 | 1986-06-06 | Okuma Mach Works Ltd | Ncプログラムの加工位置への復帰方法及び装置 |
JPS61243506A (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-29 | Hitachi Seiki Co Ltd | 運転準備機能を有するnc制御装置 |
JPH03192404A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-22 | Kobe Steel Ltd | 産業用ロボットの作業再開制御方法 |
JP2628551B2 (ja) * | 1991-01-31 | 1997-07-09 | 信夫 高橋 | 自動車等における冷却水の保温注入装置 |
JP2817749B2 (ja) * | 1991-10-07 | 1998-10-30 | 三菱電機株式会社 | レーザ加工装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5376484A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-06 | Komatsu Ltd | Numerical controlled machine tool |
JPS5532114A (en) * | 1978-08-28 | 1980-03-06 | Fanuc Ltd | Numerical control device |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP16819681A patent/JPS5870314A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5376484A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-06 | Komatsu Ltd | Numerical controlled machine tool |
JPS5532114A (en) * | 1978-08-28 | 1980-03-06 | Fanuc Ltd | Numerical control device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5870314A (ja) | 1983-04-26 |
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