[go: up one dir, main page]

JPH09115604A - コネクターのワイヤハーネスへの固定構造 - Google Patents

コネクターのワイヤハーネスへの固定構造

Info

Publication number
JPH09115604A
JPH09115604A JP26962195A JP26962195A JPH09115604A JP H09115604 A JPH09115604 A JP H09115604A JP 26962195 A JP26962195 A JP 26962195A JP 26962195 A JP26962195 A JP 26962195A JP H09115604 A JPH09115604 A JP H09115604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
wire harness
main line
fixing
connectors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26962195A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamamori
隆司 山森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP26962195A priority Critical patent/JPH09115604A/ja
Publication of JPH09115604A publication Critical patent/JPH09115604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コネクターの固定に要する部品点
数を低減してコネクターをワイヤハーネス幹線に簡単に
固定することができるようにして、コネクターの固定作
業の作業性を向上させることができるとともに、部品の
管理工数およびコストの低減を図ることができるコネク
ターのワイヤハーネスへの固定構造を提供するものであ
る。 【解決手段】 雌コネクター23に第1、2バンド部26、
27を一体的に設け、この第1、2バンド部26、27をワイ
ヤハーネス幹線21に巻き付けることで、両コネクター2
3、24をワイヤハーネス幹線21に固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクターのワイ
ヤハーネスへの固定構造に関し、詳しくは、ワイヤハー
ネスから分岐したワイヤハーネス枝線を接続する雄・雌
コネクターの嵌合後にこの両コネクターをワイヤハーネ
ス幹線に固定することができるコネクターのワイヤハー
ネスへの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体や電気機器等に装着される
ワイヤハーネスはバッテリーや複数の電気回路に接続さ
れるため、ワイヤハーネス幹線からワイヤハーネス枝線
を分岐して、この枝線に設けられたコネクターに他のワ
イヤハーネス枝線に設けられたコネクターを嵌合させる
ことにより、バッテリーや複数の電気回路を相互に接続
するようになっており、通常、この嵌合された両コネク
ターはワイヤハーネス幹線に固定されるようになってい
る。
【0003】従来のこの種のコネクターのワイヤハーネ
スへの固定構造としては、例えば、図3〜6に示すよう
なものが知られている。図3において、1はワイヤハー
ネス幹線であり、このワイヤハーネス幹線1の所定箇所
からはワイヤハーネス枝線2が分岐され、この枝線2の
先端部には図示しない他のワイヤハーネス枝線の先端部
に設けられたコネクターに嵌合されるコネクター3が設
けられている。そして、このコネクター3に他のコネク
ターを嵌合させたとき、テープ4によってコネクター3
をワイヤハーネス幹線1に固定することにより、両コネ
クターがワイヤハーネス幹線1に固定される。
【0004】また、図4に示されるものは、コネクター
3に他のワイヤハーネス枝線5の先端部に設けられたコ
ネクター6を嵌合させた後、ワイヤハーネス枝線5を固
定バンド7によってワイヤハーネス幹線1に固定してい
る。また、図5に示されるものは、固定バンド8によっ
てワイヤハーネス幹線1に固定されているU字状の受け
部9によってコネクター3、6を覆い、かつ支持するこ
とにより、コネクター3、6をワイヤハーネス幹線1に
固定している。
【0005】さらに、図6に示されるものは、コネクタ
ー3、6にU字状のフック10、11が設けられているとと
もに、テープ12によってワイヤハーネス幹線1に固定さ
れ、上面にL字状のフック13a、13bが形成されたクリ
ップ13が設けられており、先ず、テープ12によってクリ
ップ13をワイヤハーネス幹線1に固定した後、両コネク
ター3、6を嵌合させ、次いで、フック13a、13bをフ
ック10、11を係合させることによって、両コネクター
3、6をクリップ13を介してワイヤハーネス幹線1に固
定している(このような従来例としては、例えば、実開
平2−61081号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すものにあっては、テープ4によってコネクター3を
ワイヤハーネス幹線1に固定しているため、コネクター
3の固定作業が面倒である上に、別体のテープ4が必要
な分だけ部品の管理工数が増大してしまうという問題が
あった。
【0007】また、図4に示すものは、固定バンド7に
よってワイヤハーネス枝線5をワイヤハーネス幹線1に
固定するようにしていたため、コネクター3、6の固定
が不安定であるとともに、別体の固定バンド7が必要な
分だけ部品の管理工数が増大してしまうという問題があ
った。また、図5に示すものにあっては、固定バンド8
を有するU字状の受け部9によってコネクター3、6を
ワイヤハーネス幹線1に固定したため、別体の受け部9
が必要な分だけ部品の管理工数が増大してしまうととも
に、その受け部9が必要な分だけコストが増大してしま
うという問題があった。
【0008】さらに、図6に示すものにあっては、クリ
ップ13をテープ12によってワイヤハーネス幹線1に固定
する作業やフック13a、13bをフック10、11に係合させ
る作業が必要なため、コネクター3、6の固定に際して
多くの作業工数が必要となってその作業性が悪い上に、
別体のクリップ13が必要な分だけコストが増大してしま
うという問題があった。
【0009】そこで請求項1、2記載の発明は、コネク
ターの固定に要する部品点数を低減してコネクターをワ
イヤハーネス幹線に簡単に固定することができるように
して、コネクターの固定作業の作業性を向上させること
ができるとともに、部品の管理工数およびコストの低減
を図ることができるコネクターのワイヤハーネスへの固
定構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、ワイヤハーネス幹線から分
岐したワイヤハーネス枝線の先端部に設けられた第1コ
ネクターに、他のワイヤハーネス枝線の先端部に設けら
れた第2コネクターを嵌合させ、この両コネクターをワ
イヤハーネス幹線に固定する構造において、前記第1コ
ネクターおよび第2コネクターの少なくとも一方に一体
的に設けられ、ワイヤハーネス幹線に巻き付くことで第
1および第2コネクターをワイヤハーネス幹線に固定す
る固定手段からなることを特徴としている。
【0011】その場合、第1コネクターあるいは第2コ
ネクターと一体的に設けられた固定手段をワイヤハーネ
ス幹線に巻き付けることで、両コネクターをワイヤハー
ネス幹線に簡単に取付けることができる。また、固定手
段が第1コネクターあるいは第2コネクターと一体的に
設けられるので、部品の管理工数が低減されるととも
に、コネクターの成形と同時に固定手段を成形すること
ができるので、その製造コストを低減することができ
る。
【0012】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記固定手段
が、第1コネクターおよび第2コネクターの少なくとも
一方の一側面に設けられ、所定箇所に突部が形成された
第1バンド部と、該コネクターの他側面に設けられ、前
記突部に係止可能な複数の係止穴を有する第2バンド部
と、を有することを特徴としている。
【0013】その場合、ワイヤハーネス幹線の直径に応
じて突部を任意の係止穴に係止させることにより、第
1、2コネクターをワイヤハーネス幹線に固定すること
ができ、使用性の高い固定構造を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1、2は請求項1または2記載の発
明に係るコネクターのワイヤハーネスへの固定構造の一
実施例を示す図である。まず、構成を説明する。図1、
2において、21はワイヤハーネス幹線であり、このワイ
ヤハーネス幹線21の所定箇所からはワイヤハーネス枝線
22が分岐している。このワイヤハーネス枝線22の先端部
には雌コネクター23が取付けられており、この雌コネク
ター23は他のワイヤハーネス枝線25の先端部に設けられ
た雄コネクター24に嵌合されるようになっている。
【0015】また、雌コネクター23の一側面には第1バ
ンド部26が一体的に設けられており、この第1バンド部
26には突部26aが形成されている。また、雌コネクター
23の他側面には第2バンド部27が一体的に設けられてお
り、この第2バンド部27には突部26aに係止可能な複数
の係止穴27aが形成されている。本実施例では、この第
1、2バンド部26、27が固定手段を構成している。
【0016】次に、作用を説明する。本実施例では、雌
コネクター23に雄コネクター24を嵌合させた後、ワイヤ
ハーネス幹線21の直径に応じて突部26aを任意の係止穴
27aに係止させて第1、2バンド部26、27をワイヤハー
ネス幹線21に巻き付けることにより、両コネクター23、
24をワイヤハーネス幹線21に固定する。
【0017】このように本実施例では、雌コネクター23
に第1、2バンド部26、27を一体的に設け、この第1、
2バンド部26、27をワイヤハーネス幹線21に巻き付ける
ことで、両コネクター23、24をワイヤハーネス幹線21に
簡単に取付けることができる。また、第1、2バンド部
26、27を雌コネクター23に一体的に設けているため、部
品の管理工数を低減することができるとともに、雌コネ
クター23の成形と同時に第1、2バンド部26、27を成形
することができるので、その製造コストを低減すること
ができる。
【0018】また、第1バンド部26に突部26aを設ける
とともに、第2バンド部27にこの突部26aに係止可能な
複数の係止穴27aを設けたため、ワイヤハーネス幹線21
の直径に応じて突部26aを任意の係止穴27aに係止させ
ることにより、両コネクター23、24をワイヤハーネス幹
線21に固定することができ、使用性の高い固定構造を得
ることができる。
【0019】なお、本実施例では、ワイヤハーネス枝線
22に第1コネクターとして雌コネクター23を設け、ワイ
ヤハーネス枝線25に第2コネクターとして雄コネクター
24を設けているが、このコネクターは雄・雌逆であって
も良い。また、雌コネクター23に第1、2バンド部26、
27を設けているが、この第1、2バンド部26、27は雄コ
ネクター24側に設けても良く、また、両コネクター23、
24に設けても良い。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1コネ
クターあるいは第2コネクターと一体的に設けられた固
定手段をワイヤハーネス幹線に巻き付けることで、両コ
ネクターをワイヤハーネス幹線に簡単に取付けることが
できる。また、固定手段を第1コネクターあるいは第2
コネクターと一体的に設けているため、部品の管理工数
を低減することができるとともに、コネクターの成形と
同時に固定手段を成形することができるので、その製造
コストを低減することができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、ワイヤハー
ネス幹線の直径に応じて突部を任意の係止穴に係止させ
ることにより、第1、2コネクターをワイヤハーネス幹
線に固定することができ、使用性の高い固定構造を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクターのワイヤハーネスへの
固定構造の一実施例を示すその雌コネクターの外観図で
ある。
【図2】一実施例の雄・雌コネクターをワイヤハーネス
幹線に固定した状態を示す図である。
【図3】従来のコネクターのワイヤハーネスへの固定構
造を示す図である。
【図4】従来の他のコネクターのワイヤハーネスへの固
定構造を示す図である。
【図5】従来の他のコネクターのワイヤハーネスへの固
定構造を示す図である。
【図6】従来の他のコネクターのワイヤハーネスへの固
定構造を示す図である。
【符号の説明】 21 ワイヤハーネス幹線 22、25 ワイヤハーネス枝線 23 雌コネクター(第1コネクター) 24 雄コネクター(第2コネクター) 26 第1バンド部 26a 突部 27 第2バンド部 27a 係止穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤハーネス幹線から分岐したワイヤハ
    ーネス枝線の先端部に設けられた第1コネクターに、他
    のワイヤハーネス枝線の先端部に設けられた第2コネク
    ターを嵌合させ、この両コネクターをワイヤハーネス幹
    線に固定する構造において、 前記第1コネクターおよび第2コネクターの少なくとも
    一方に一体的に設けられ、ワイヤハーネス幹線に巻き付
    くことで第1および第2コネクターをワイヤハーネス幹
    線に固定する固定手段からなることを特徴とするコネク
    ターのワイヤハーネスへの固定構造。
  2. 【請求項2】前記固定手段が、第1コネクターおよび第
    2コネクターの少なくとも一方の一側面に設けられ、所
    定箇所に突部が形成された第1バンド部と、該コネクタ
    ーの他側面に設けられ、前記突部に係止可能な複数の係
    止穴を有する第2バンド部と、を有することを特徴とす
    る請求項1記載のコネクターのワイヤハーネスへの固定
    構造。
JP26962195A 1995-10-18 1995-10-18 コネクターのワイヤハーネスへの固定構造 Pending JPH09115604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26962195A JPH09115604A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 コネクターのワイヤハーネスへの固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26962195A JPH09115604A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 コネクターのワイヤハーネスへの固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09115604A true JPH09115604A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17474907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26962195A Pending JPH09115604A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 コネクターのワイヤハーネスへの固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09115604A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103828139A (zh) * 2011-07-04 2014-05-28 阿克森电缆股份有限公司 用于连接用户线与数据总线的电缆部件及其通信设备
US9633763B2 (en) 2013-04-16 2017-04-25 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wire harness and connector component

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103828139A (zh) * 2011-07-04 2014-05-28 阿克森电缆股份有限公司 用于连接用户线与数据总线的电缆部件及其通信设备
JP2014523619A (ja) * 2011-07-04 2014-09-11 アクソン カーブル 加入者線のデータバス線への接続用ケーブル部分及び通信機器
US9293867B2 (en) 2011-07-04 2016-03-22 Axon Cable Cable portion including a coupling device for connecting subscriber lines to a databus line
CN103828139B (zh) * 2011-07-04 2017-06-20 阿克森电缆股份有限公司 用于连接用户线与数据总线的电缆部件及其通信设备
US9633763B2 (en) 2013-04-16 2017-04-25 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wire harness and connector component

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0649064Y2 (ja) 電気接続箱と外部コネクタとの接続構造
JP2017033919A (ja) ワイヤハーネス及びその製造方法
JP2001245426A (ja) クランプおよび該クランプを用いたワイヤハーネスへのコネクタ固定構造
JPH09115604A (ja) コネクターのワイヤハーネスへの固定構造
JP3709454B2 (ja) ワイヤハーネス用クランプ
JPH03834Y2 (ja)
JP2595794Y2 (ja) ワイヤリングハーネスの取付構造
JP3252674B2 (ja) グロメット
JPH0138390Y2 (ja)
JPH09153387A (ja) ジョイントコネクタの取付方法及び取付構造
JP2013143873A (ja) 結束部材及びワイヤーハーネス
JPH11248040A (ja) 自動車用ワイヤハーネスのクランプ構造
JP3825253B2 (ja) ワイヤーハーネス用クランプ
JP2001231126A (ja) ワイヤハーネスの配線経路規制部材および配線経路規制方法
JPH0237218Y2 (ja)
CN222224064U (zh) 一种线束通用防脱落扎带
JP2001283647A (ja) ワイヤハーネスおよび該ワイヤハーネスの組立方法
JP2591990Y2 (ja) ワイヤハーネス用クランプ
JPH11126662A (ja) コネクターを線材束に取付ける取付部材
JP2603074Y2 (ja) ワイヤリングハーネスのモールド素子設置構造
JPH11123992A (ja) 自動車用ワイヤハーネスのボデー取付構造
JP2001160450A (ja) コネクタの連結具
JP2007186082A (ja) 電気部品
JP3082612B2 (ja) 複数のジョイントコネクタの接続固定構造
JP3707284B2 (ja) 電装品ブロック