JPH09102361A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JPH09102361A JPH09102361A JP7260150A JP26015095A JPH09102361A JP H09102361 A JPH09102361 A JP H09102361A JP 7260150 A JP7260150 A JP 7260150A JP 26015095 A JP26015095 A JP 26015095A JP H09102361 A JPH09102361 A JP H09102361A
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- Japan
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- guide
- connector
- connector member
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
に嵌合することができ、比較的に強くて変形しにくく、
グランドの接触を早く達成することができるようにする
ことを目的とする。 【解決手段】 第1及び第2のコネクタ部材からなるコ
ネクタであって、第1のコネクタ部材10が、嵌合部1
6及びガイド取り付け部18とを有する絶縁性のボディ
14と、信号端子と、ガイド取り付け部18に設けられ
た導体の突起状のガイド24とを備え、第2のコネクタ
部材が、同様に嵌合部及びガイド取り付け部とを有する
絶縁性のボディと、信号端子と、突起状のガイドを受け
且つ案内する導体の凹部形状のガイドとを備え、さら
に、該突起状のガイドと該凹部形状のガイドの少なくと
も一方が弾力性の接触部を備える構成とする。
Description
するためのコネクタに関する。
るためにコネクタが使用されている。例えば、コンピュ
ータは、コンピュータ本体と、その他の小型電子機器
(例えばHDD装置)を含み、小型電子機器はコネクタ
によってコンピュータ本体に接続される。コネクタは通
常プラグコネクタとジャックコネクタとを対としてな
る。コンピュータ本体にジャックコネクタが取り付けら
れ、HDD装置にプラグコネクタが取り付けられてい
る。そこで、プラグコネクタとジャックコネクタとを嵌
合すると、HDD装置はコネクタによってコンピュータ
本体に電気的に接続される。
いるので、プラグコネクタをジャックコネクタに嵌合す
るためには、プラグコネクタをHDD装置とともに移動
しながら、プラグコネクタをジャックコネクタに嵌合す
ることが必要である。このため、プラグコネクタを繊細
に動かすことが難しく、ジャックコネクタに望ましくな
いほどの大きな力がかかってしまうことがある。
設置スペースは狭いので、ジャックコネクタとプラグコ
ネクタとの嵌合部は見えにくいことが多い。ジャックコ
ネクタとプラグコネクタとの嵌合部が見えていないと、
ジャックコネクタをプラグコネクタに円滑に嵌合するこ
とができなかったり、ジャックコネクタやプラグコネク
タを損傷したりすることがある。
に嵌合することができるようにするために、ジャックコ
ネクタ及びプラグコネクタに嵌合のためのガイドを設け
た提案が、米国特許第5356300号に開示されてい
る。この従来技術では、プラグコネクタの絶縁性のボデ
ィの両端部からこの絶縁性のボディと一体的にアライメ
ントポストを突出させ、ジャックコネクタの絶縁性のボ
ディの両端部にはアライメントポストを受ける嵌合凹部
を設け、アライメントポストが嵌合凹部に沿って移動で
きるようになっている。
タに嵌合するときに、アライメントポストが嵌合凹部に
沿ってガイドされるので、ジャックコネクタとプラグコ
ネクタの嵌合部が見えなくても、アライメントポストの
部分さえ見えれば、ジャックコネクタをプラグコネクタ
に正確に嵌合することができる。さらに、アライメント
ポスト及び嵌合凹部にはそれぞれグランド端子が設けら
れ、アライメントポストが嵌合凹部に沿って移動すると
きに、両グランド端子が接触し、グランドの接続が達成
されるようになっている。
ライメントポストはプラグコネクタの絶縁性のボディと
一体的に樹脂成形されている。プラグコネクタは多くの
信号端子を含むために比較的に長く、アライメントポス
トは絶縁性のボディの両端部に突起状に形成されてい
る。すなわち、アライメントポストは絶縁性のボディの
表面と垂直に形成されている。このような形状の樹脂部
品においては、樹脂成形の結果として、アライメントポ
ストが絶縁性のボディの表面に対して垂直よりも内側に
変形しやすいという問題点がある。アライメントポスト
が変形していると、ジャックコネクタをプラグコネクタ
に正確に嵌合することができない。
が比較的に小さく、ジャックコネクタをプラグコネクタ
に嵌合するときにアライメントポストが変形しやすい。
上記したHDD装置をコンピュータ本体に接続するとき
には、プラグコネクタをHDD装置とともに動かしなが
らジャックコネクタに嵌合するが、このために、ジャッ
クコネクタ及びプラグコネクタに大きな力がかかり、ア
ライメントポストが変形しやすい。
にはそれぞれグランド端子が設けられ、アライメントポ
ストが嵌合凹部に沿って移動するときに、両グランド端
子が接触し、グランドの接続が達成されるようになって
いる。そこで、両グランド端子は、コネクタ内部の信号
端子が接続される前に互いに接続されて信号端子に不意
の電流が流れるのを防止している。しかし、樹脂のアラ
イメントポスト及び嵌合凹部に設けられた導体片である
グランド端子は、アライメントポストよりも短いので、
両グランド端子の接触はあまり早く達成できない。
実に嵌合することができ、比較的に強くて変形しにく
く、グランドの接触を早く達成することができるガイド
部及び接触部をもったコネクタを提供することである。
は、第1及び第2のコネクタ部材10、12からなるコ
ネクタであって、第1のコネクタ部材10が、嵌合部1
6及び両端部に位置するガイド取り付け部18とを有す
る絶縁性のボディ14と、該嵌合部に配置された信号端
子22と、該ガイド取り付け部に設けられた導体の突起
状のガイド24とを備え、第2のコネクタ部材12が、
該第1のコネクタ部材の嵌合部と嵌合可能な嵌合部36
及び両端部に位置するガイド取り付け部38とを有する
絶縁性のボディ34と、該嵌合部に配置され且つ該第1
のコネクタ部材の信号端子と係合可能な信号端子42
と、該ガイド取り付け部に設けられ且つ該第1のコネク
タ部材の突起状のガイドを受け且つ案内する導体の凹部
形状のガイド44とを備え、さらに、該突起状のガイド
と該凹部形状のガイドの少なくとも一方が弾力性の接触
部48を備え、第1のコネクタ部材と第2のコネクタ部
材とを嵌合するときに第1のコネクタの突起状のガイド
24が第2のコネクタ部材の凹部形状のガイド44に接
触した後で第1のコネクタ部材の信号端子22が第2の
コネクタ部材の信号端子42に接触し、且つ該弾力性の
接触部48は該弾力性の接触部が設けられた方とは反対
側のガイド24に弾性的に接触せしめられるように構成
したことを特徴とするものである。
ドが第1のコネクタ部材の絶縁性のボディのガイド取り
付け部に設けられており、この導体の突起状のガイドは
第2のコネクタ部材の絶縁性のボディのガイド取り付け
部に設けられた導体の凹部形状のガイドに沿って案内さ
れるようになっている。導体の突起状のガイドは金属性
であり、樹脂性のガイド又はアライメントポストよりも
強度が強く且つ変形しにくい。また、導体の突起状のガ
イドと導体の凹部形状のガイドはグランド端子として使
用され、両者が接触した瞬間にグランド電流が流れる。
従って、絶縁性のガイドにグランド端子を設けた場合よ
りもグランドの接触を早くすることができる。そして、
導体の突起状のガイドと導体の凹部形状のガイドがある
ことにより、2つのコネクタ部材を確実に嵌合すること
ができ、且つ第1のコネクタの突起状のガイドが第2の
コネクタ部材の凹部形状のガイドに接触した後で第1の
コネクタ部材の信号端子が第2のコネクタ部材の信号端
子に接触するので、信号端子を保護することができる。
絶縁性のボディの嵌合部とガイド取り付け部とは段付き
に形成されていて該嵌合部の表面が該ガイド取り付け部
の表面よりも高くなっており、第1のコネクタ部材のガ
イド取り付け部の表面及び端面には第1のコネクタ部材
の長手方向とほぼ平行に延びる溝が設けられ、該突起状
のガイドは該溝に圧入されている構成をとることができ
る。これによって、導体の突起状のガイドの脚部は第1
のコネクタ部材の絶縁性のボディのガイド取り付け部に
確実に且つ強固に固定されることができ、導体の突起状
のガイドの先端は絶縁性のボディの嵌合部の表面とほぼ
同じ高さまで延びるようにすることができる。
絶縁性のボディの嵌合部とガイド取り付け部とは段付き
に形成されていて該嵌合部の表面が該ガイド取り付け部
の表面よりも高くなっており、第2のコネクタ部材のガ
イド取り付け部の表面及び側面には第2のコネクタ部材
の長手方向とほぼ垂直に延びる溝が設けられ、該凹部形
状のガイドの係止壁部は該溝に圧入されている構成をと
ることができる。これによって、導体の凹部形状のガイ
ドは第2のコネクタ部材の絶縁性のボディのガイド取り
付け部に確実に且つ強固に固定されることができ、導体
の凹部形状の突起状のガイドの先端は絶縁性のボディの
嵌合部の表面とほぼ同じ高さまで延びるようにすること
ができる。
部形状のガイドは金属の板部材を折り曲げて形成されて
いる構成とすることができる。この場合、上記溝は板部
材の厚さと等しい幅を有し、突起状のガイド及び凹部形
状のガイドの脚部がそれぞれの溝に圧入されるようにな
っている。
び第2のコネクタ部材からなるコネクタであって、第1
のコネクタ部材50が、嵌合部56及び両端部に位置す
るガイド部58とを有する絶縁性のボディ54と、該嵌
合部に配置された信号端子62と、該ガイド部に設けら
れた導体の接触部60とを備え、第2のコネクタ部材5
2が、該第1のコネクタ部材の嵌合部と嵌合可能な嵌合
部66及び両端部に位置し且つ第1のコネクタ部材のガ
イド部を受け且つ案内する凹部形状のガイド部68とを
有する絶縁性のボディ64と、該嵌合部に配置され且つ
該第1のコネクタ部材の信号端子と係合可能な信号端子
70と、該ガイド部に設けられ且つ該第1のコネクタ部
材の接触部と接触可能な接触部74とを備え、第1のコ
ネクタ部材と第2のコネクタ部材とを嵌合するときに第
1のコネクタの接触部60が第2のコネクタ部材の接触
部74に接触した後で第1のコネクタ部材の信号端子6
2が第2のコネクタ部材の信号端子70に接触するよう
に構成したことを特徴とするものである。
の絶縁性のボディが嵌合部とガイド部とを有し、ガイド
部は特にピン状に突出して形成される必要はなく、よっ
て樹脂成形において変形しにくい、強い構造を提供す
る。このガイド部に設けられた導体の接触部が設けられ
ている。第2のコネクタ部材の絶縁性のボディは凹部形
状のガイド部を有し、第1のコネクタ部材の接触部と接
触可能な接触部がこのガイド部に設けられる。この構成
においても、第1のコネクタ部材のガイド部が第2のコ
ネクタ部材のガイド部に沿って案内されるようになって
いる。第1のコネクタ部材と第2のコネクタ部材とを嵌
合するときに第1のコネクタの接触部が第2のコネクタ
部材の接触部に接触した後で第1のコネクタ部材の信号
端子が第2のコネクタ部材の信号端子に接触し、信号端
子を保護することができる。
接触部は第1のコネクタ部材のガイド部の端面に設けた
溝に配置され、該第2のコネクタ部材の接触部は該第2
のコネクタ部材のガイド部の内面に配置される。また、
上記構成において、第1のコネクタ部材の接触部及び第
2のコネクタ部材の接触部の少なくとも一方は弾力性の
接触片を含む。また、該第1のコネクタ部材の該嵌合部
とガイド部とはほぼ同一表面に形成され、該第2のコネ
クタ部材の該ガイド部は嵌合部とほぼ同一表面に形成さ
れている。
グコネクタ10を示す斜視図であり、図2は図1のプラ
グコネクタ10と嵌合可能なジャックコネクタ12を示
す斜視図である。プラグコネクタ10とジャックコネク
タ12とを合わせて本発明のコネクタが構成される。図
3はプラグコネクタ10の信号端子を示している。
0は絶縁性のボディ14を備え、この絶縁性のボディ1
4は環状の嵌合部16と、嵌合部16の外側で絶縁性の
ボディ14の両端部に位置するガイド取り付け部18と
を有する。嵌合部16とガイド取り付け部18とは段付
きに形成されていて、嵌合部16の表面16aはガイド
取り付け部18の表面よりも高くなっている。嵌合部1
6内には中心縦壁20がある。
12は絶縁性のボディ34を備え、この絶縁性のボディ
34は環状の嵌合部36と、嵌合部36の外側で絶縁性
のボディ34の両端部に位置するガイド取り付け部38
とを有する。嵌合部36とガイド取り付け部38とは段
付きに形成されていて、嵌合部36の表面36aはガイ
ド取り付け部38の表面よりも高くなっている。嵌合部
36とガイド取り付け部38との間にはギャップ40が
設けられる。
形状とプラグコネクタ10の嵌合部16の内形形状とは
一致するように形成されている。従って、プラグコネク
タ10とジャックコネクタ12とを嵌合する場合、プラ
グコネクタ10の嵌合部16の表面16aとジャックコ
ネクタ12の嵌合部36の表面36aとを向き合わせ、
ジャックコネクタ12の嵌合部36をプラグコネクタ1
0の嵌合部16の内部に挿入する。この際、プラグコネ
クタ10の嵌合部16の先端がジャックコネクタ12の
嵌合部36とガイド取り付け部38との間のギャップ4
0に入る。
0の嵌合部16内には、雄型の信号端子22が中心縦壁
20の両面に沿って設けられている。嵌合側の表面16
aとは反対側において、信号端子22の端部22aはH
DD装置のプリント回路板(図示せず)にはんだ付けさ
れる。なお、この信号端子22の構造は一例であり、他
の構造の信号端子を設けることができる。
12の嵌合部36の内壁36bには雌型の信号端子42
が設けられている。公知のように、プラグコネクタ10
とジャックコネクタ12とを嵌合するときに、雄型の信
号端子22は雌型の信号端子42に嵌合され、電気的な
接続が達成される。雌型の信号端子42の他端は例えば
コンピュータ本体のプリント回路板(図示せず)にはん
だ付けされる。
イド24がプラグコネクタ10のガイド取り付け部18
に設けられる。また、図2に示されるように、導体の凹
部形状のガイド44がジャックコネクタ12のガイド取
り付け部38に設けられる。凹部形状のガイド44は突
起状のガイド24を受け且つ案内するように形成されて
いる。突起状のガイド24が凹部形状のガイド44に案
内される際に嵌合部36が嵌合部16に嵌合される。突
起状のガイド24はプリント回路板(図示せず)への接
続部26を有し、凹部形状のガイド44はプリント回路
板(図示せず)への接続部46を有する。さらに、弾力
性の接触部48が凹部形状のガイド44に設けられ、こ
の弾力性の接触部48はプラグコネクタ10の導体の突
起状のガイド24に弾力的に接触する。従って、突起状
のガイド24が凹部形状のガイド44に接触した瞬間に
グランド電流が流れ、この弾力性の接触部48はその後
で弾力的な接触により確実な電気的な接触を維持する。
ド取り付け部18に設けられる導体の突起状のガイド2
4の詳細を示す図である。突起状のガイド24は金属の
板部材をプレスによって打ち抜き、そして概略矩形状の
形状に折り曲げて形成されている。突起状のガイド24
は垂直に延びる3垂直壁24a、24b、24cを有
し、3垂直壁24a、24b、24cの上にはそれぞれ
斜壁24d、24e、24fが連続し、さらに小さな天
壁24gが斜壁24eに連続して設けられている。斜壁
24d、24e、24fは小さな天壁24gに出会う。
よって、突起状のガイド24の上部は一面が開放された
四角錐形状となっており、凹部形状のガイド44に挿入
されるのに適したものである。
に延びる突起状のガイド24の2垂直壁24a、24c
の先端部には、係止脚部28が設けられる。係止脚部2
8は、横張出部28a、係止部28b、先細部28cを
有する。プラグコネクタ10の絶縁性のボディ14のガ
イド取り付け部18にはプラグコネクタ10の長手方向
とほぼ平行に延びる溝29が設けられる。溝29はガイ
ド取り付け部18の表面18a及び端面18bに開口す
る上部の矩形状部分29aと、上部の矩形状部分29a
の下方に連続し端面18bには開口しない底部の矩形状
部分29bとを有する。
の横張出部28aが挿入され、底部の矩形状部分29b
には係止脚部28の係止部28b及び先細部28cが挿
入される。係止脚部28の先細部28cの幅は底部の矩
形状部分29bの幅よりも小さく、係止部28bの初期
の幅は底部の矩形状部分29bの幅よりもわずかに大き
い。従って、係止部28bを挿入するときに、係止部2
8bが変形しながら底部の矩形状部分29bに圧入され
る。そして、係止脚部28の横張出部28aの先端面は
上部の矩形状部分29aの先端面に密着し、同横張出部
28aの下端面は上部の矩形状部分29aの下端面に密
着するようになっている。従って、突起状のガイド24
はガイド取り付け部18に確実に且つ強固に固定され
る。
けられる導体の凹部形状のガイド44の詳細を示す図で
ある。導体の凹部形状のガイド44は金属の板部材をプ
レスによって打ち抜き、そして概略U字にかんぬきを付
加した形状に折り曲げて形成されている。凹部形状のガ
イド44はU字を形成するように垂直に延びる3垂直壁
44a、44b、44cを有し、弾力性の接触部48は
中央の垂直壁44bにスリットをいれて小さな接触片と
することにより形成されている。
延びる2垂直壁44a、44cの先端から係止壁部50
がU字の開口部を部分的に閉じるように延びている。係
止壁部50の内面側には係止突起50aが設けられ、係
止壁部50の前面側には弾性係止部50bが設けられ
る。
4のガイド取り付け部38には、ジャックコネクタ12
の長手方向とほぼ垂直に延びる溝52が設けられる。溝
52はガイド取り付け部38の表面38a及び側面38
bに開口するほぼ矩形状の溝である。凹部形状のガイド
44はガイド取り付け部38を取り巻くようにガイド取
り付け部38に取り付けられ、係止壁部50が溝52に
挿入される。係止壁部50の内面側の係止突起50a
は、2つの対向する係止突起50a間の距離が2つの溝
52の対向する内面間の距離よりもわずかに小さくなる
ように形成され、係止壁部50が溝52に挿入するとき
に、係止突起50aが変形しながら溝52に圧入される
ようになっている。また、係止壁部50の前面側の弾性
係止部50bが溝52の側面に弾性的に係合し、係止壁
部50が開くのを防止する。従って、凹部形状のガイド
44はガイド取り付け部38に確実に且つ強固に固定さ
れる。
タ100を示す斜視図であり、図10は図9のプラグコ
ネクタ100と嵌合可能なジャックコネクタ102を示
す斜視図である。プラグコネクタ100とジャックコネ
クタ102とを合わせて本発明のコネクタが構成され
る。
00は絶縁性のボディ54を備え、この絶縁性のボディ
54は環状の嵌合部56と、嵌合部56の外側で絶縁性
のボディ54の両端部に位置するガイド部58とを有す
る。絶縁性のボディ54の嵌合部56の表面56aとガ
イド部58の表面58aとはほぼ同一表面に形成されて
いる。従って、この構造は、変形しにくく、強いもので
ある。ガイド部58には導体の接触部60が配置されて
いる。導体の接触部60はガイド部58の端面に設けた
溝に挿入され、ガイド部58の表面56aから下に向か
って延びる。さらに、嵌合部56の内部には雄型の信号
端子62が配置されている。
タ102は、絶縁性のボディ64を備え、この絶縁性の
ボディ64は環状の嵌合部66と、嵌合部66の外側で
絶縁性のボディ64の両端部に位置する凹部形状のガイ
ド部68とを有する。嵌合部66はプラグコネクタ50
の嵌合部56に嵌合されるべきものである。また、凹部
形状のガイド部68はプラグコネクタ100のガイド部
58を受け且つ案内するように形成されている。絶縁性
のボディ64のガイド部68の表面68aは嵌合部66
の表面66aとはほぼ同一表面で形成され、プラグコネ
クタ100とジャックコネクタ102とを嵌合するとき
に、プラグコネクタ100のガイド部58がジャックコ
ネクタ102の凹部形状のガイド部68に接触した後
で、嵌合部56、66が接触する。ジャックコネクタ1
02の凹部形状のガイド部68は大きく形成されること
ができるので、強度の上では問題がない。
が配置される。嵌合部66とガイド部68との間にはギ
ャップ72があり、プラグコネクタ100とジャックコ
ネクタ102とを嵌合したときに、プラグコネクタ10
0の嵌合部56の先端部がこのギャップ72に入る。ガ
イド部68には導体の接触部74が配置されている。こ
の接触部74は金属板の一部にスリットを設けて小片に
して弾力性を付与したものであり、プラグコネクタ10
0の接触部60と弾性的に接触する。この場合にも、プ
ラグコネクタ100とジャックコネクタ102とを嵌合
するときにプラグコネクタ100の接触部60がジャッ
クコネクタ102の接触部74に接触した後でプラグコ
ネクタ100の信号端子62がジャックコネクタ102
の信号端子70に接触し、信号端子を保護することがで
きる。
2つのコネクタ部材を確実に嵌合することができ、比較
的に強くて変形しにくく、グランドの接触を早く達成す
ることができる効果を奏する。
視図である。
ネクタを示す斜視図である。
ラグコネクタの部分斜視図である。
けられる導体の突起状のガイドの詳細を示す部分斜視図
である。
部に取り付けられたところを示す斜視図である。
設けられる導体の凹部形状のガイドを示す拡大斜視図で
ある。
示す拡大斜視図である。
け部に取り付けられたところを示す斜視図である。
視図である。
コネクタを示す斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 第1及び第2のコネクタ部材(10、1
2)からなるコネクタであって、 第1のコネクタ部材(10)が、嵌合部(16)及び両
端部に位置するガイド取り付け部(18)とを有する絶
縁性のボディ(14)と、該嵌合部に配置された信号端
子(22)と、該ガイド取り付け部に設けられた導体の
突起状のガイド(24)とを備え、 第2のコネクタ部材(12)が、該第1のコネクタ部材
の嵌合部と嵌合可能な嵌合部(36)及び両端部に位置
するガイド取り付け部(38)とを有する絶縁性のボデ
ィ(34)と、該嵌合部に配置され且つ該第1のコネク
タ部材の信号端子と係合可能な信号端子(42)と、該
ガイド取り付け部に設けられ且つ該第1のコネクタ部材
の突起状のガイドを受け且つ案内する導体の凹部形状の
ガイド(44)とを備え、 さらに、該突起状のガイドと該凹部形状のガイドの少な
くとも一方が弾力性の接触部(48)を備え、 第1のコネクタ部材(10)と第2のコネクタ部材(1
2)とを嵌合するときに第1のコネクタの突起状のガイ
ド(24)が第2のコネクタ部材の凹部形状のガイド
(44)に接触した後で第1のコネクタ部材の信号端子
(22)が第2のコネクタ部材の信号端子(42)に接
触し、且つ該弾力性の接触部(48)は該弾力性の接触
部が設けられた方とは反対側のガイド(24)に弾性的
に接触せしめられるように構成したことを特徴とするコ
ネクタ。 - 【請求項2】 第1のコネクタ部材(10)の絶縁性の
ボディ(14)の嵌合部(16)とガイド取り付け部
(18)とは段付きに形成されていて該嵌合部の表面が
該ガイド取り付け部の表面よりも高くなっており、第1
のコネクタ部材のガイド取り付け部の表面及び端面には
第1のコネクタ部材の長手方向とほぼ平行に延びる溝
(29)が設けられ、該突起状のガイド(24)の脚部
(28)は該溝(29)に圧入されていることを特徴と
する請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項3】 第2のコネクタ部材(12)の絶縁性の
ボディ(34)の嵌合部(36)とガイド取り付け部
(38)とは段付きに形成されていて該嵌合部の表面が
該ガイド取り付け部の表面よりも高くなっており、第2
のコネクタ部材のガイド取り付け部の表面及び側面には
第2のコネクタ部材の長手方向とほぼ垂直に延びる溝
(52)が設けられ、該凹部形状のガイド(44)の係
止壁部(50)は該溝(52)に圧入されていることを
特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項4】 該突起状のガイド(24)及び該凹部形
状のガイド(44)は金属の板部材を折り曲げて形成さ
れていることを特徴とする請求項2又は3に記載のコネ
クタ。 - 【請求項5】 第1及び第2のコネクタ部材(100、
102)からなるコネクタであって、 第1のコネクタ部材(100)が、嵌合部(56)及び
両端部に位置するガイド部(58)とを有する絶縁性の
ボディ(54)と、該嵌合部に配置された信号端子(6
2)と、該ガイド部に設けられた導体の接触部(60)
とを備え、 第2のコネクタ部材(102)が、該第1のコネクタ部
材の嵌合部と嵌合可能な嵌合部(66)及び両端部に位
置し且つ第1のコネクタ部材のガイド部を受け且つ案内
する凹部形状のガイド部(68)とを有する絶縁性のボ
ディ(64)と、該嵌合部に配置され且つ該第1のコネ
クタ部材の信号端子と係合可能な信号端子(70)と、
該ガイド部に設けられ且つ該第1のコネクタ部材の接触
部と接触可能な接触部(74)とを備え、 第1のコネクタ部材(100)と第2のコネクタ部材
(102)とを嵌合するときに第1のコネクタの接触部
(60)が第2のコネクタ部材の接触部(74)に接触
した後で第1のコネクタ部材の信号端子(62)が第2
のコネクタ部材の信号端子(70)に接触するように構
成したことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項6】 該第1のコネクタ部材(100)の接触
部(60)は該第1のコネクタ部材のガイド部(58)
の端面に設けた溝に配置され、該第2のコネクタ部材
(102)の接触部(74)は該第2のコネクタ部材の
ガイド部(68)の内面に配置されることを特徴とする
請求項5に記載のコネクタ。 - 【請求項7】 該第1のコネクタ部材の接触部(60)
及び該第2のコネクタ部材の接触部(74)の少なくと
も一方は弾力性の接触片を含むことを特徴とする請求項
5に記載のコネクタ。 - 【請求項8】 該第1のコネクタ部材(100)の該嵌
合部(56)とガイド部(58)とはほぼ同一表面に形
成され、該第2のコネクタ部材(102)の該ガイド部
(68)は嵌合部(66)とはほぼ同一表面で形成され
ていることを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26015095A JP3651979B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26015095A JP3651979B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09102361A true JPH09102361A (ja) | 1997-04-15 |
JP3651979B2 JP3651979B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=17344012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26015095A Expired - Fee Related JP3651979B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3651979B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100327718B1 (ko) * | 1997-10-03 | 2002-05-09 | 나가토시 다쯔미 | 금속쉘에의해형성된결합부분을가지는전기접속기 |
JP2007179821A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | D D K Ltd | 電気コネクタ |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP26015095A patent/JP3651979B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100327718B1 (ko) * | 1997-10-03 | 2002-05-09 | 나가토시 다쯔미 | 금속쉘에의해형성된결합부분을가지는전기접속기 |
JP2007179821A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | D D K Ltd | 電気コネクタ |
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JP3651979B2 (ja) | 2005-05-25 |
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