JPH09101666A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH09101666A JPH09101666A JP7279833A JP27983395A JPH09101666A JP H09101666 A JPH09101666 A JP H09101666A JP 7279833 A JP7279833 A JP 7279833A JP 27983395 A JP27983395 A JP 27983395A JP H09101666 A JPH09101666 A JP H09101666A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- image
- developing device
- developing
- photosensitive drum
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 現像剤の撹拌モードを実施するに際して、感
光ドラムとクリーニングブレードとの摩擦を減少させ、
クリーニングブレードのビビリやめくれを軽減する。 【構成】 現像器30の撹拌室30a、現像室30bに
配置された撹拌搬送スクリュー32a、戻しスクリュー
32bを駆動し、現像剤回収口34から現像剤を排出す
る作業中に、感光ドラム16上に所定レベルの画像形成
する。これにより、感光ドラム16とクリーナーブレー
ド23aとの間にトナーTを送り、トナーTに潤滑剤と
しての役割を果させ、両者の摩擦を減少させ、クリーナ
ーブレード23aのビビリやめくれを軽減する。
光ドラムとクリーニングブレードとの摩擦を減少させ、
クリーニングブレードのビビリやめくれを軽減する。 【構成】 現像器30の撹拌室30a、現像室30bに
配置された撹拌搬送スクリュー32a、戻しスクリュー
32bを駆動し、現像剤回収口34から現像剤を排出す
る作業中に、感光ドラム16上に所定レベルの画像形成
する。これにより、感光ドラム16とクリーナーブレー
ド23aとの間にトナーTを送り、トナーTに潤滑剤と
しての役割を果させ、両者の摩擦を減少させ、クリーナ
ーブレード23aのビビリやめくれを軽減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプリンターある
いは複写機等とされる電子写真方式の画像形成装置に関
し、磁性キャリア及び非磁性トナーからなる2成分現像
剤を用いる現像器に特徴を有する。
いは複写機等とされる電子写真方式の画像形成装置に関
し、磁性キャリア及び非磁性トナーからなる2成分現像
剤を用いる現像器に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】図5にデジタル方式のフルカラー複写機
の概略を示す。現像装置30は、4個の現像器、即ちイ
エローY、シアンC、マゼンタM、ブラックBの各色用
の現像器30Y、30C、30M、30Kを有し、各現
像器ではそれぞれトナーとキャリアとからなる2成分現
像剤が用いられている。
の概略を示す。現像装置30は、4個の現像器、即ちイ
エローY、シアンC、マゼンタM、ブラックBの各色用
の現像器30Y、30C、30M、30Kを有し、各現
像器ではそれぞれトナーとキャリアとからなる2成分現
像剤が用いられている。
【0003】まず、原稿(原稿画像)DをCCD1によ
り読み込み、得られたアナログ画像信号を、増幅器(A
MP)2で所定レベルまで増幅し、A/D変換器3によ
り8ビット(0〜255諧調)のデジタル画像信号に変
換する。次に、このデジタル画像信号を、γ変換器(2
56バイトのRAMで構成され、ルックアップテーブル
方式でデジタル変換を行う変換器)5に通過させて、γ
補正した後、D/A変換器6に入力する。
り読み込み、得られたアナログ画像信号を、増幅器(A
MP)2で所定レベルまで増幅し、A/D変換器3によ
り8ビット(0〜255諧調)のデジタル画像信号に変
換する。次に、このデジタル画像信号を、γ変換器(2
56バイトのRAMで構成され、ルックアップテーブル
方式でデジタル変換を行う変換器)5に通過させて、γ
補正した後、D/A変換器6に入力する。
【0004】D/A変換器6で再びアナログ信号に変換
された信号は、コンパレータ7において、三角波発生回
路9から発生される所定周期の信号と比較され、パルス
幅変調された2値化画像信号はレーザ駆動回路10にそ
のまま入力され、レーザダイオード11の発光のオン・
オフ制御信号に用いられる。このレーザダイオード11
から射出されたレーザ光は周知のポリゴンミラー12に
より主走査方向に走査され、f/θレンズ13及び反射
ミラー15を経て、矢印A方向に回転している像担持体
としての感光ドラム16上に照射され、静電潜像を形成
することになる。
された信号は、コンパレータ7において、三角波発生回
路9から発生される所定周期の信号と比較され、パルス
幅変調された2値化画像信号はレーザ駆動回路10にそ
のまま入力され、レーザダイオード11の発光のオン・
オフ制御信号に用いられる。このレーザダイオード11
から射出されたレーザ光は周知のポリゴンミラー12に
より主走査方向に走査され、f/θレンズ13及び反射
ミラー15を経て、矢印A方向に回転している像担持体
としての感光ドラム16上に照射され、静電潜像を形成
することになる。
【0005】一方、感光ドラム16は露光器17で均一
に除電を受けた後に帯電器19により均一にマイナスに
帯電される。その後、前述したレーザ光を受けて表面に
画像信号に応じて静電潜像が形成される。
に除電を受けた後に帯電器19により均一にマイナスに
帯電される。その後、前述したレーザ光を受けて表面に
画像信号に応じて静電潜像が形成される。
【0006】現像装置30は4個の現像器、すなわちイ
エロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色用の現像器
30Y、30C、30M、30Kを備えている。各現像
器においては、感光ドラム16上の、レーザ光によって
除電を受けた部分に、周知の反転現像方式により、マイ
ナスの帯電特性を有するトナーを付着させ、これを顕像
化してトナー像とする。
エロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色用の現像器
30Y、30C、30M、30Kを備えている。各現像
器においては、感光ドラム16上の、レーザ光によって
除電を受けた部分に、周知の反転現像方式により、マイ
ナスの帯電特性を有するトナーを付着させ、これを顕像
化してトナー像とする。
【0007】このような反転現像における、感光ドラム
16の表面電位と現像コントラストとの関係を図7に示
す。ここでVD とは、図5の帯電器19により均一に帯
電されるマイナス電位を表現している。V00とは、図5
のA/D変換器3によりデジタル化された00H (0レ
ベル)の画像信号がレーザを駆動し、そのレーザ光によ
り照射される感光ドラム表面電位であり、VFFとは、同
様にFFH (256レベル)の画像信号がレーザを駆動
し、そのレーザ光により照射される感光ドラムの表面電
位である。
16の表面電位と現像コントラストとの関係を図7に示
す。ここでVD とは、図5の帯電器19により均一に帯
電されるマイナス電位を表現している。V00とは、図5
のA/D変換器3によりデジタル化された00H (0レ
ベル)の画像信号がレーザを駆動し、そのレーザ光によ
り照射される感光ドラム表面電位であり、VFFとは、同
様にFFH (256レベル)の画像信号がレーザを駆動
し、そのレーザ光により照射される感光ドラムの表面電
位である。
【0008】ここでVDEV なる現像時に現像器に印加す
る印加電界(以下、適宜「現像バイアス」という。)
で、DC現像バイアスとそれに重畳させたAC現像バイ
アス、例えば周波数2kHz、電圧2kVPP(ピークト
ゥピーク)を印加させる|VDE V −VXX|で示される現
像コントラストに相当するだけの現像が行われる。
る印加電界(以下、適宜「現像バイアス」という。)
で、DC現像バイアスとそれに重畳させたAC現像バイ
アス、例えば周波数2kHz、電圧2kVPP(ピークト
ゥピーク)を印加させる|VDE V −VXX|で示される現
像コントラストに相当するだけの現像が行われる。
【0009】したがって、図7にしめされるところの|
VDEV −VFF|を適正にコントラスト電位Vcontとし、
コントラスト電位Vcontによって現像される現像濃度を
Dma x とすると、好ましい画像濃度(一般に電子写真に
おいては1.2〜1.8程度)を得るためにはこのV
contの値を適宜なものに設定すればよいことがわかる。
VDEV −VFF|を適正にコントラスト電位Vcontとし、
コントラスト電位Vcontによって現像される現像濃度を
Dma x とすると、好ましい画像濃度(一般に電子写真に
おいては1.2〜1.8程度)を得るためにはこのV
contの値を適宜なものに設定すればよいことがわかる。
【0010】なお同図中のかぶりとり電位(Vback)と
は00H 光量で照射される画像白地部のかぶりを完全に
取り除くためのものである。
は00H 光量で照射される画像白地部のかぶりを完全に
取り除くためのものである。
【0011】上記の方法で感光ドラム16上に形成され
た顕像(マイナス電荷を有するトナー像)は、図5に示
すように、転写ドラム22に担持された転写材(一般に
は紙)P上に転写帯電器21によって転写される。転写
材P上に転写された顕像は図に示されない定着器により
定着され、機外に排出される。
た顕像(マイナス電荷を有するトナー像)は、図5に示
すように、転写ドラム22に担持された転写材(一般に
は紙)P上に転写帯電器21によって転写される。転写
材P上に転写された顕像は図に示されない定着器により
定着され、機外に排出される。
【0012】また、感光ドラム16は、その表面に残っ
た残留トナーがクリーナ23によって掻き落とされる。
た残留トナーがクリーナ23によって掻き落とされる。
【0013】このようなクリーナ23のクリーニングブ
レードは、感光ドラム表面に対して走行方向に対して対
向するように、即ち、カウンタ方向となるようにブレー
ドエッジを当接させ、画像形成後の残留トナーを焼き落
し、トナーの一部がブレードエッジと感光ドラム表面と
の間に介在して潤滑剤として作用し、クリーニング機構
が維持されている。
レードは、感光ドラム表面に対して走行方向に対して対
向するように、即ち、カウンタ方向となるようにブレー
ドエッジを当接させ、画像形成後の残留トナーを焼き落
し、トナーの一部がブレードエッジと感光ドラム表面と
の間に介在して潤滑剤として作用し、クリーニング機構
が維持されている。
【0014】この一連の画像形成を各色毎に繰り返し、
フルカラー画像を得る。
フルカラー画像を得る。
【0015】上記の如き画像形成装置においては、この
一連の動作とは別に現像剤の回収用、挿入用、及び現像
剤濃度の初期値取り込み用の攪拌モードを備えている。
又、これらの撹拌モードを実施する際には、一般に、感
光ドラムを駆動源の駆動力により回転すると同時に同じ
駆動力が後述する現像器の撹拌スクリュー等に伝達され
回転駆動される。即ち、現像剤の撹拌時には感光ドラム
も同時に回転される構成とされている。
一連の動作とは別に現像剤の回収用、挿入用、及び現像
剤濃度の初期値取り込み用の攪拌モードを備えている。
又、これらの撹拌モードを実施する際には、一般に、感
光ドラムを駆動源の駆動力により回転すると同時に同じ
駆動力が後述する現像器の撹拌スクリュー等に伝達され
回転駆動される。即ち、現像剤の撹拌時には感光ドラム
も同時に回転される構成とされている。
【0016】図6に示すように、各現像器30は、撹拌
室30a、現像室30bを有し、それぞれ撹拌搬送スク
リュー32a、戻しスクリュー32bを備え、又、撹拌
室30aの底部には現像剤回収口34が設けられてい
る。
室30a、現像室30bを有し、それぞれ撹拌搬送スク
リュー32a、戻しスクリュー32bを備え、又、撹拌
室30aの底部には現像剤回収口34が設けられてい
る。
【0017】上記の攪拌モードにおいて、感光ドラム1
6の表面電位をV00に制御し、現像バイアス電源40よ
り現像スリーブ31に電界を印加し、図示されていない
現像器加圧機構及び現像器駆動機構により現像スリーブ
31と感光ドラム16の間に一定のギャップを与えるよ
うに現像器を加圧し、現像スリーブ31を駆動させ、感
光ドラム16上の静電潜像(V00画像)を現像しなが
ら、撹拌搬送スクリュー32a等により現像剤の攪拌を
行っていた。
6の表面電位をV00に制御し、現像バイアス電源40よ
り現像スリーブ31に電界を印加し、図示されていない
現像器加圧機構及び現像器駆動機構により現像スリーブ
31と感光ドラム16の間に一定のギャップを与えるよ
うに現像器を加圧し、現像スリーブ31を駆動させ、感
光ドラム16上の静電潜像(V00画像)を現像しなが
ら、撹拌搬送スクリュー32a等により現像剤の攪拌を
行っていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の現像剤の攪拌は、それ自体が目的であり、このとき
感光ドラム16上には画像を形成せずに数分間の攪拌動
作を行っている。このため、感光ドラムとクリーニング
ブレードのエッジとの間に介在する潤滑剤としての役割
をもつトナーが不足し、摩擦力が大きくなり、クリーニ
ングブレード先端のビビリ、ブレードめくれなどの現象
が発生するおそれがあった。
例の現像剤の攪拌は、それ自体が目的であり、このとき
感光ドラム16上には画像を形成せずに数分間の攪拌動
作を行っている。このため、感光ドラムとクリーニング
ブレードのエッジとの間に介在する潤滑剤としての役割
をもつトナーが不足し、摩擦力が大きくなり、クリーニ
ングブレード先端のビビリ、ブレードめくれなどの現象
が発生するおそれがあった。
【0019】従って、本発明の目的は、現像剤の撹拌モ
ードを実施するに際して、像担持体とクリーニング手段
との摩擦を減少させ、クリーニング手段のビビリやめく
れを軽減させることのできる画像形成装置を提供するこ
とである。
ードを実施するに際して、像担持体とクリーニング手段
との摩擦を減少させ、クリーニング手段のビビリやめく
れを軽減させることのできる画像形成装置を提供するこ
とである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体上に形成された潜像を2成分現像剤を用いて現
像器により現像する画像形成装置において、前記像担持
体上に所定レベルの画像を所定時間形成しながら前記現
像器内の現像剤を攪拌することを特徴とする画像形成装
置である。
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体上に形成された潜像を2成分現像剤を用いて現
像器により現像する画像形成装置において、前記像担持
体上に所定レベルの画像を所定時間形成しながら前記現
像器内の現像剤を攪拌することを特徴とする画像形成装
置である。
【0021】現像剤の攪拌時に現像剤循環経路を絶ち切
って現像剤を回収することが好ましい。前記現像剤の撹
拌を前記現像器内の2成分現像剤の混合比を初期値とし
て取り込む際に行うことが好ましい。又、別の態様によ
れば、2成分現像剤の混合比を初期値として取り込む際
に前記現像器とは別の現像器によって前記像担持体上に
画像を形成することが好ましい。
って現像剤を回収することが好ましい。前記現像剤の撹
拌を前記現像器内の2成分現像剤の混合比を初期値とし
て取り込む際に行うことが好ましい。又、別の態様によ
れば、2成分現像剤の混合比を初期値として取り込む際
に前記現像器とは別の現像器によって前記像担持体上に
画像を形成することが好ましい。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。尚、本発明は前出の図4に示
したデジタル式のフルカラー方式の複写機に具現化する
ものとし、従って、画像形成装置の全体的構成、機能に
ついての説明は上記を援用し、本発明の特徴部について
説明する。
して更に詳しく説明する。尚、本発明は前出の図4に示
したデジタル式のフルカラー方式の複写機に具現化する
ものとし、従って、画像形成装置の全体的構成、機能に
ついての説明は上記を援用し、本発明の特徴部について
説明する。
【0023】実施例1 図1及び図2により、本発明に係る画像形成装置の実施
例1について説明する。図1に示すように、現像器30
は撹拌室30a及び現像室30bを備え、それらの内部
には、現像剤担持体である現像スリーブ31の軸線方向
に対して平行に撹拌搬送スクリュー32a、及び戻しス
クリュー32bがそれぞれ配設されている。又、撹拌室
30aの底部には、現像剤回収口34が設けられてい
る。
例1について説明する。図1に示すように、現像器30
は撹拌室30a及び現像室30bを備え、それらの内部
には、現像剤担持体である現像スリーブ31の軸線方向
に対して平行に撹拌搬送スクリュー32a、及び戻しス
クリュー32bがそれぞれ配設されている。又、撹拌室
30aの底部には、現像剤回収口34が設けられてい
る。
【0024】現像剤回収用の攪拌モードを実行する際に
は現像剤回収口34のキャップを取り外す。次いで、感
光ドラム16を矢印A方向に回転し、一次帯電器19に
よって所定の電位Vdを感光ドラム16上に帯電させ、
レーザーLによって所定レベルの画像濃度になるように
露光し、潜像を形成する。潜像の形成された感光ドラム
表面が現像位置を通過する手前で図示されていない現像
スリーブ駆動手段によって現像スリーブ31、攪拌搬送
スクリュー32a及び戻しスクリュー32bを回転さ
せ、電像バイアス電源40によって現像スリーブ31に
電界を印加し、図示されていない現像器加圧手段によっ
て現像器30を感光ドラム16に対して加圧する。
は現像剤回収口34のキャップを取り外す。次いで、感
光ドラム16を矢印A方向に回転し、一次帯電器19に
よって所定の電位Vdを感光ドラム16上に帯電させ、
レーザーLによって所定レベルの画像濃度になるように
露光し、潜像を形成する。潜像の形成された感光ドラム
表面が現像位置を通過する手前で図示されていない現像
スリーブ駆動手段によって現像スリーブ31、攪拌搬送
スクリュー32a及び戻しスクリュー32bを回転さ
せ、電像バイアス電源40によって現像スリーブ31に
電界を印加し、図示されていない現像器加圧手段によっ
て現像器30を感光ドラム16に対して加圧する。
【0025】現像器に駆動を加えることによって現像剤
は、図2の矢印C方向に撹拌室32a及び現像室32b
内を循環し、循環経路の一部、ここでは現像剤回収口3
4を開けることによって、現像剤を回収口34より現像
器の外に順次排出させ、数分後に排出を終了する。
は、図2の矢印C方向に撹拌室32a及び現像室32b
内を循環し、循環経路の一部、ここでは現像剤回収口3
4を開けることによって、現像剤を回収口34より現像
器の外に順次排出させ、数分後に排出を終了する。
【0026】この現像剤の排出動作中に感光ドラム16
上に所定レベルの画像を形成し、現像像を形成しながら
現像剤の攪拌を行い回収することによって、クリーニン
グ手段であるクリーナー23にトナーTを送り、クリー
ナーブレード23aと感光ドラム16の摩擦を減少させ
ることによって、クリーナーブレード23aのビビリや
めくれを軽減することができ、クリーナーブレードの長
寿命化を達成することができる。
上に所定レベルの画像を形成し、現像像を形成しながら
現像剤の攪拌を行い回収することによって、クリーニン
グ手段であるクリーナー23にトナーTを送り、クリー
ナーブレード23aと感光ドラム16の摩擦を減少させ
ることによって、クリーナーブレード23aのビビリや
めくれを軽減することができ、クリーナーブレードの長
寿命化を達成することができる。
【0027】実施例2 次に、本発明に係る画像形成装置の実施例2について、
図3及び図4により説明する。本実施例は、図3に示す
ように、感光ドラムの上流及び下流にそれぞれ配設され
た2個の現像器に関連するものである。
図3及び図4により説明する。本実施例は、図3に示す
ように、感光ドラムの上流及び下流にそれぞれ配設され
た2個の現像器に関連するものである。
【0028】現像器30Mにおいて現像剤回収用の攪拌
モードを実行する際には、先ず現像剤回収口34のキャ
ップを取り外す。次いで、感光ドラム16を矢印A方向
に回転し、一次帯電器19によって所定の電位Vdを感
光ドラム16上に帯電させ、レーザーLによって所定レ
ベルの画像濃度になるように露光し、潜像を形成する。
潜像の形成された感光ドラム表面が現像位置を通過する
手前で図示されていない現像スリーブ駆動手段によって
現像スリーブ31M、攪拌搬送スクリュー32aM、及
び戻しスクリュー32bMを回転させ、現像バイアス電
源40Mによって現像スリーブ31Mに電界を印加し、
図示されていない現像器加圧手段によって現像器30M
を感光ドラム16に対して加圧する。
モードを実行する際には、先ず現像剤回収口34のキャ
ップを取り外す。次いで、感光ドラム16を矢印A方向
に回転し、一次帯電器19によって所定の電位Vdを感
光ドラム16上に帯電させ、レーザーLによって所定レ
ベルの画像濃度になるように露光し、潜像を形成する。
潜像の形成された感光ドラム表面が現像位置を通過する
手前で図示されていない現像スリーブ駆動手段によって
現像スリーブ31M、攪拌搬送スクリュー32aM、及
び戻しスクリュー32bMを回転させ、現像バイアス電
源40Mによって現像スリーブ31Mに電界を印加し、
図示されていない現像器加圧手段によって現像器30M
を感光ドラム16に対して加圧する。
【0029】現像器30Mに駆動を加えることによって
現像剤は、図4の矢印C方向に循環し、循環経路である
一部、ここでは現像剤回収口34を開けることによって
現像剤は回収口34より現像器30Mの外に順次排出さ
れ数分後に排出が終了する。
現像剤は、図4の矢印C方向に循環し、循環経路である
一部、ここでは現像剤回収口34を開けることによって
現像剤は回収口34より現像器30Mの外に順次排出さ
れ数分後に排出が終了する。
【0030】本実施例においては、この現像器30Mの
現像剤の排出動作中に、現像器30Mの上流に位置する
現像器30Cにより感光ドラム16上に所定レベルの画
像を形成する。
現像剤の排出動作中に、現像器30Mの上流に位置する
現像器30Cにより感光ドラム16上に所定レベルの画
像を形成する。
【0031】これにより、現像剤回収現像器30Mの現
像剤が回収されたときでも、上流側の現像器30Cによ
り感光ドラム上に画像を形成し、安定したトナー量をク
リーナーブレード23aに供給することによって、クリ
ーナーブレード23aのビビリやめくれを軽減し、寿命
を延命することができる。
像剤が回収されたときでも、上流側の現像器30Cによ
り感光ドラム上に画像を形成し、安定したトナー量をク
リーナーブレード23aに供給することによって、クリ
ーナーブレード23aのビビリやめくれを軽減し、寿命
を延命することができる。
【0032】上記のように、2色の現像器を動作させて
行う現像剤回収用攪拌では、上流側のトナーにより所定
レベルの画像を形成し、他方で、下流側の現像器の現像
剤を回収することが望ましい。
行う現像剤回収用攪拌では、上流側のトナーにより所定
レベルの画像を形成し、他方で、下流側の現像器の現像
剤を回収することが望ましい。
【0033】実施例3 次に、本発明に係る画像形成装置の実施例3について、
再度、図1及び図2により説明する。
再度、図1及び図2により説明する。
【0034】本実施例は、装置本体の初期設置時や現像
剤交換時の現像器の初期設定での現像剤濃度初期値取り
込みにおける現像剤攪拌に関する。
剤交換時の現像器の初期設定での現像剤濃度初期値取り
込みにおける現像剤攪拌に関する。
【0035】図1において、感光ドラム16は矢印A方
向に回転し、一次帯電器19によって所定の電位Vdを
感光ドラム16上に帯電させ、レーザーLによって所定
レベルの画像濃度になるように露光し、潜像を形成す
る。潜像の形成された感光ドラム表面が現像位置を通過
する手前で図示されていない現像スリーブ駆動手段によ
って現像スリーブ31、攪拌搬送スクリュー32a、及
び戻しスクリュー32bを回転させ、現像バイアス電源
40によって現像スリーブ31に電界を印加し、図示さ
れていない現像器加圧手段によって現像器30を感光ド
ラム16に対して加圧する。
向に回転し、一次帯電器19によって所定の電位Vdを
感光ドラム16上に帯電させ、レーザーLによって所定
レベルの画像濃度になるように露光し、潜像を形成す
る。潜像の形成された感光ドラム表面が現像位置を通過
する手前で図示されていない現像スリーブ駆動手段によ
って現像スリーブ31、攪拌搬送スクリュー32a、及
び戻しスクリュー32bを回転させ、現像バイアス電源
40によって現像スリーブ31に電界を印加し、図示さ
れていない現像器加圧手段によって現像器30を感光ド
ラム16に対して加圧する。
【0036】図2に示すように、現像剤の初期投入は現
像剤補給口Dより行なう。現像剤投入終了後、現像剤を
攪拌し、現像剤濃度(トナーとキャリアの混合比)を光
学反射型の検知型の検知センサー33によって取り込
む。
像剤補給口Dより行なう。現像剤投入終了後、現像剤を
攪拌し、現像剤濃度(トナーとキャリアの混合比)を光
学反射型の検知型の検知センサー33によって取り込
む。
【0037】現像剤投入から現像剤濃度取り込み終了ま
での間に、感光ドラム上で所定レベルの濃度の現像を行
なうことによってクリーナーブレード23aに潤滑剤と
してのトナーを送る。これにより、感光ドラム16との
摩擦を軽減することによってクリーナーブレード23c
のめくれやビビリを軽減することができる。
での間に、感光ドラム上で所定レベルの濃度の現像を行
なうことによってクリーナーブレード23aに潤滑剤と
してのトナーを送る。これにより、感光ドラム16との
摩擦を軽減することによってクリーナーブレード23c
のめくれやビビリを軽減することができる。
【0038】尚、所定レベルの濃度を現像しながら攪拌
を行うため、現像剤濃度が設定時に低くなってしまう
が、この補正手段として初期の現像剤自体の濃度を適正
値より消費分だけ高くしておく方法、あるいは現像剤消
費分の検知センサー出力を補正する方法等があり、これ
らの方法を実施することによって適正な現像剤濃度を得
るようにするとよい。
を行うため、現像剤濃度が設定時に低くなってしまう
が、この補正手段として初期の現像剤自体の濃度を適正
値より消費分だけ高くしておく方法、あるいは現像剤消
費分の検知センサー出力を補正する方法等があり、これ
らの方法を実施することによって適正な現像剤濃度を得
るようにするとよい。
【0039】実施例4 次に、本実施例に係る画像形成装置の実施例4につい
て、図3及び図4により説明する。
て、図3及び図4により説明する。
【0040】本実施例においては、現像剤濃度(トナー
とキャリアの混合比)の初期値取り込み時の現像剤攪拌
時に、通常コピーシーケンスの2色モードと同様に交互
に感光ドラム上に画像を形成し、攪拌をするべく一方の
現像器ではV00の白画像を形成し、他方の現像器により
所定の画像を形成し、クリーナーブレードにトナーを供
給する。その動作について再度図3により説明する。
とキャリアの混合比)の初期値取り込み時の現像剤攪拌
時に、通常コピーシーケンスの2色モードと同様に交互
に感光ドラム上に画像を形成し、攪拌をするべく一方の
現像器ではV00の白画像を形成し、他方の現像器により
所定の画像を形成し、クリーナーブレードにトナーを供
給する。その動作について再度図3により説明する。
【0041】感光ドラム16を矢印A方向に回転し、一
次帯電器19によって所定の電位Vdを感光ドラム16
上に帯電させ、レーザーLによって所定レベルの画像濃
度になるように露光し、潜像を形成する。潜像の形成さ
れた感光ドラム表面が現像位置を通過する手前で図示さ
れていない現像スリーブ駆動手段によって現像スリーブ
31M、攪拌搬送スクリュー32aM、及び戻りスクリ
ュー32bMを回転させ、現像バイアス電源40Mによ
って現像スリーブ31Mに電界を印加し、図示されてい
ない現像器加圧手段によって現像器30Mを感光ドラム
16に対して加圧する。
次帯電器19によって所定の電位Vdを感光ドラム16
上に帯電させ、レーザーLによって所定レベルの画像濃
度になるように露光し、潜像を形成する。潜像の形成さ
れた感光ドラム表面が現像位置を通過する手前で図示さ
れていない現像スリーブ駆動手段によって現像スリーブ
31M、攪拌搬送スクリュー32aM、及び戻りスクリ
ュー32bMを回転させ、現像バイアス電源40Mによ
って現像スリーブ31Mに電界を印加し、図示されてい
ない現像器加圧手段によって現像器30Mを感光ドラム
16に対して加圧する。
【0042】現像器30Mの攪拌を感光ドラム1周分行
った後、上流側の現像器30Cを同様のシーケンスによ
り駆動して、現像バイアスを印加し、所定レベルの画像
を1周分形成し、クリーナーブレード23aにトナーを
供給させる。
った後、上流側の現像器30Cを同様のシーケンスによ
り駆動して、現像バイアスを印加し、所定レベルの画像
を1周分形成し、クリーナーブレード23aにトナーを
供給させる。
【0043】この動作を繰り返し、現像器30Mの攪
拌、現像器30Cの所定レベルの画像形成を交互に行い
ながら、現像剤初期濃度取り込みを行うことによって、
クリーナーブレード23aにトナーを供給してクリーナ
ーブレード23aのビビリやめくれを軽減することがで
き、クリーナーブレード23aの寿命を延命することが
できる。又、現像剤濃度を変動させることなく初期値と
して取り込むことができる。
拌、現像器30Cの所定レベルの画像形成を交互に行い
ながら、現像剤初期濃度取り込みを行うことによって、
クリーナーブレード23aにトナーを供給してクリーナ
ーブレード23aのビビリやめくれを軽減することがで
き、クリーナーブレード23aの寿命を延命することが
できる。又、現像剤濃度を変動させることなく初期値と
して取り込むことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像担持体上に所定レベルの画像を所定時間形成しながら
現像器内の現像剤を攪拌することにより、像担持体とク
リーナーブレードとの間に潤滑剤としてのトナーを供給
し、像担持体とクリーナーブレードとの摩擦を減少さ
せ、ビビリやめくれを軽減させることができ、像担持体
及びクリーナーブレードの長寿命を達成することができ
る。
像担持体上に所定レベルの画像を所定時間形成しながら
現像器内の現像剤を攪拌することにより、像担持体とク
リーナーブレードとの間に潤滑剤としてのトナーを供給
し、像担持体とクリーナーブレードとの摩擦を減少さ
せ、ビビリやめくれを軽減させることができ、像担持体
及びクリーナーブレードの長寿命を達成することができ
る。
【図1】本発明に係る画像形成装置の実施例1及び3を
説明するための説明図である。
説明するための説明図である。
【図2】図1の現像剤撹拌手段を示す説明図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の実施例2及び4を
説明するための説明図である。
説明するための説明図である。
【図4】図1の現像剤撹拌手段を示す説明図である。
【図5】従来のデジタル方式のフルカラー複写機を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図6】図4の現像系を示す説明図である。
【図7】感光ドラムの表面電位と現像コントラストとの
関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
16 感光ドラム(像担持体) 23 クリーナー 23a クリーナーブレード 30 現像器 30M マゼンタ現像器 30C シアン現像器 30Y イエロー現像器 30B ブラック現像器 31 現像スリーブ 32a 搬送スクリュー 32b 戻しスクリュー 33 検知センサー 34 現像剤排出口 D 現像剤補給口 T 2成分現像剤
Claims (4)
- 【請求項1】 像担持体上に形成された潜像を2成分現
像剤を用いて現像器により現像する画像形成装置におい
て、前記像担持体上に所定レベルの画像を所定時間形成
しながら前記現像器内の現像剤を攪拌することを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項2】 現像剤の攪拌時に現像剤循環経路を絶ち
切って現像剤を回収することを特徴とする請求項1の画
像形成装置。 - 【請求項3】 前記現像剤の撹拌を前記現像器内の2成
分現像剤の混合比を初期値として取り込む際に行うこと
を特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項4】 2成分現像剤の混合比を初期値として取
り込む際に前記現像器とは別の現像器によって前記像担
持体上に画像を形成することを特徴とする請求項3の画
像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7279833A JPH09101666A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7279833A JPH09101666A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09101666A true JPH09101666A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17616563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7279833A Pending JPH09101666A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09101666A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7447455B2 (en) | 2005-05-26 | 2008-11-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Color image forming apparatus and mono color printing method thereof |
JP2008310226A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010038972A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP7279833A patent/JPH09101666A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7447455B2 (en) | 2005-05-26 | 2008-11-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Color image forming apparatus and mono color printing method thereof |
JP2008310226A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010038972A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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