JPH0895332A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH0895332A JPH0895332A JP6252983A JP25298394A JPH0895332A JP H0895332 A JPH0895332 A JP H0895332A JP 6252983 A JP6252983 A JP 6252983A JP 25298394 A JP25298394 A JP 25298394A JP H0895332 A JPH0895332 A JP H0895332A
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Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】1つの記録媒体供給口から性状の異なる複数種
の記録媒体を供給できる記録装置において、簡単な機械
的な構成で記録媒体の誤使用を防止する。 【構成】フレーム1にて回動自在に支持された切換レバ
ー3は、第1の位置P1にあるとき、記録媒体供給口A
に対する記録材積載トレイ4の装着を許容し、第2の位
置P2 にあるとき、装着を禁止する。記録材積載トレイ
4の装着時には、A4等の標準記録媒体の供給が可能
で、封筒等の特殊記録媒体の供給は不能である。一方、
未装着時には、標準記録媒体の供給が不能で、特殊記録
媒体の供給が可能である。切換レバー3の第1の位置P
1 、第2の位置P2 に応じて、記録材の分離条件、搬送
条件、印字条件等の画像記録条件を適宜に設定する。切
換レバー3を介することで、供給される記録媒体の性状
に好適な画像記録条件が設定される。
の記録媒体を供給できる記録装置において、簡単な機械
的な構成で記録媒体の誤使用を防止する。 【構成】フレーム1にて回動自在に支持された切換レバ
ー3は、第1の位置P1にあるとき、記録媒体供給口A
に対する記録材積載トレイ4の装着を許容し、第2の位
置P2 にあるとき、装着を禁止する。記録材積載トレイ
4の装着時には、A4等の標準記録媒体の供給が可能
で、封筒等の特殊記録媒体の供給は不能である。一方、
未装着時には、標準記録媒体の供給が不能で、特殊記録
媒体の供給が可能である。切換レバー3の第1の位置P
1 、第2の位置P2 に応じて、記録材の分離条件、搬送
条件、印字条件等の画像記録条件を適宜に設定する。切
換レバー3を介することで、供給される記録媒体の性状
に好適な画像記録条件が設定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置本体内の画像記録
部に向けて、1つの記録媒体供給口から性状の異なる複
数種の記録媒体を供給するようにした記録装置に関す
る。
部に向けて、1つの記録媒体供給口から性状の異なる複
数種の記録媒体を供給するようにした記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、ファクシミリ等の記録
装置において、画像記録部に対する記録媒体の供給は、
装置本体に設けられた記録媒体供給口から行う。
装置において、画像記録部に対する記録媒体の供給は、
装置本体に設けられた記録媒体供給口から行う。
【0003】このときの記録媒体としては、性状の異な
る複数種のものが使用される。例えば、大きさ、厚さ、
質等の異なる紙、封筒、OHPシート等である。ユーザ
ーは、切換レバーを操作して、分離部、搬送部、印字部
等の装置本体内部の構成の変更を含む画像形成条件を変
更する。この変更により、記録材の分離、搬送、印字等
の各条件を、画像形成に供する記録媒体の性状に応じて
好適に設定している。
る複数種のものが使用される。例えば、大きさ、厚さ、
質等の異なる紙、封筒、OHPシート等である。ユーザ
ーは、切換レバーを操作して、分離部、搬送部、印字部
等の装置本体内部の構成の変更を含む画像形成条件を変
更する。この変更により、記録材の分離、搬送、印字等
の各条件を、画像形成に供する記録媒体の性状に応じて
好適に設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術によると、切換レバーの操作は、ユーザーが自
由に行うことができるため、供給される記録媒体の性状
に対して、誤った条件が設定されてしまうことがある。
このときは、分離不良、搬送不良等に起因する紙詰まり
(ジャム)や、印字不良に基づく画像不良が発生したり
する。
従来技術によると、切換レバーの操作は、ユーザーが自
由に行うことができるため、供給される記録媒体の性状
に対して、誤った条件が設定されてしまうことがある。
このときは、分離不良、搬送不良等に起因する紙詰まり
(ジャム)や、印字不良に基づく画像不良が発生したり
する。
【0005】特に、記録装置がプリンタ機能付きのファ
クシミリ装置である場合、プリンタとして特種の記録媒
体を使用し、その後、ファクシミリとして標準の記録媒
体を使用するときに問題が生じる。この際、切換えが正
常に行われないと、ファクシミリの受信の出力に特種の
記録媒体が誤使用されてしまう。周知のようにファクシ
ミリの受信は、一般に、ユーザーが装置のそばにいない
状態で行われることが多く、しかも、出力の元となる原
稿が送信側にあるため、本来の標準の記録媒体でなく、
特殊の記録媒体に出力がなされた場合でも、出力のやり
直しを行うのが困難である。
クシミリ装置である場合、プリンタとして特種の記録媒
体を使用し、その後、ファクシミリとして標準の記録媒
体を使用するときに問題が生じる。この際、切換えが正
常に行われないと、ファクシミリの受信の出力に特種の
記録媒体が誤使用されてしまう。周知のようにファクシ
ミリの受信は、一般に、ユーザーが装置のそばにいない
状態で行われることが多く、しかも、出力の元となる原
稿が送信側にあるため、本来の標準の記録媒体でなく、
特殊の記録媒体に出力がなされた場合でも、出力のやり
直しを行うのが困難である。
【0006】なお、記録媒体の誤使用を防止するための
1つの方策として、センサ等を使用して記録媒体の性状
を検知し、その性状が、例えばファクシミリに不適切な
場合には、警告等を発してユーザーに記録媒体の交換を
促す等の電気的な方法があるが、この方法によると、装
置の構成を複雑にするという問題がある。
1つの方策として、センサ等を使用して記録媒体の性状
を検知し、その性状が、例えばファクシミリに不適切な
場合には、警告等を発してユーザーに記録媒体の交換を
促す等の電気的な方法があるが、この方法によると、装
置の構成を複雑にするという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、機械的な簡単な構成
で、画像記録時の記録媒体の誤使用を防止するようにし
た記録装置を提供することを目的とする。
で、画像記録時の記録媒体の誤使用を防止するようにし
た記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、主な構成は次の通りであ
る。 記録媒体供給口の構成を変更する切換え手段が、記
録媒体供給口に対する記録媒体積載部材の装着を許容す
る第1の位置と、記録媒体供給口に対する記録媒体積載
部材の装着を禁止する第2の位置とをとる移動自在の切
換え部材を有する。 第1の位置に配置された切換え部材は、記録媒体供
給口に装着された記録媒体積載部材によって移動を禁止
される。禁止のための手段としては、記録媒体積載部材
によって切換え部材を操作不能に覆う、また記録媒体積
載部材の一部を第1の位置と第2の位置との間に介入さ
せる等がある。 第1の位置と第2の位置との間に配置されている切
換え部材は、記録媒体供給口に対する記録媒体積載部材
の装着動作に連動して第1の位置に移動される。この移
動は、記録媒体積載部材に設けたカム部によって行うこ
とができる。 記録媒体供給口に記録媒体積載部材が装着されてい
る場合に限り、記録媒体供給口からの記録部に対する標
準記録媒体の供給が可能である。また、記録媒体供給口
に装着状態の記録媒体積載部材は、搬送方向長さが標準
記録媒体よりも短い記録媒体の、前記記録媒体供給口に
対する挿入を禁止する。 記録媒体供給口は第1の記録媒体積載部を有すると
ともに、記録媒体積載部材は記録媒体供給口に対する装
着時に第1の記録媒体積載部に連続する第2の記録媒体
積載部を有し、第1の記録媒体積載部の記録媒体積載長
さは、標準記録媒体の搬送方向長さのほぼ半分以下に設
定され、また、記録媒体積載部材の装着時における第1
の積載長さと第2の記録媒体積載長さとの和は、標準記
録媒体の搬送方向長さの70%以上となるように設定さ
れている。このときの標準記録媒体とはA4またはB4
とすることができる。 記録媒体積載部材は、装置本体側の第1の記録媒体
積載部を覆うカバー部材を有し、このカバー部材は、記
録媒体供給口に対する記録媒体積載部材の装着時に、第
1の記録媒体積載部に短い記録媒体が積載されることを
防止する。短い記録媒体としては、例えば封筒があげら
れる。 切換え部材は、記録媒体分離条件や、記録媒体搬送
条件、印字条件等を変更することができる。
みてなされたものであって、主な構成は次の通りであ
る。 記録媒体供給口の構成を変更する切換え手段が、記
録媒体供給口に対する記録媒体積載部材の装着を許容す
る第1の位置と、記録媒体供給口に対する記録媒体積載
部材の装着を禁止する第2の位置とをとる移動自在の切
換え部材を有する。 第1の位置に配置された切換え部材は、記録媒体供
給口に装着された記録媒体積載部材によって移動を禁止
される。禁止のための手段としては、記録媒体積載部材
によって切換え部材を操作不能に覆う、また記録媒体積
載部材の一部を第1の位置と第2の位置との間に介入さ
せる等がある。 第1の位置と第2の位置との間に配置されている切
換え部材は、記録媒体供給口に対する記録媒体積載部材
の装着動作に連動して第1の位置に移動される。この移
動は、記録媒体積載部材に設けたカム部によって行うこ
とができる。 記録媒体供給口に記録媒体積載部材が装着されてい
る場合に限り、記録媒体供給口からの記録部に対する標
準記録媒体の供給が可能である。また、記録媒体供給口
に装着状態の記録媒体積載部材は、搬送方向長さが標準
記録媒体よりも短い記録媒体の、前記記録媒体供給口に
対する挿入を禁止する。 記録媒体供給口は第1の記録媒体積載部を有すると
ともに、記録媒体積載部材は記録媒体供給口に対する装
着時に第1の記録媒体積載部に連続する第2の記録媒体
積載部を有し、第1の記録媒体積載部の記録媒体積載長
さは、標準記録媒体の搬送方向長さのほぼ半分以下に設
定され、また、記録媒体積載部材の装着時における第1
の積載長さと第2の記録媒体積載長さとの和は、標準記
録媒体の搬送方向長さの70%以上となるように設定さ
れている。このときの標準記録媒体とはA4またはB4
とすることができる。 記録媒体積載部材は、装置本体側の第1の記録媒体
積載部を覆うカバー部材を有し、このカバー部材は、記
録媒体供給口に対する記録媒体積載部材の装着時に、第
1の記録媒体積載部に短い記録媒体が積載されることを
防止する。短い記録媒体としては、例えば封筒があげら
れる。 切換え部材は、記録媒体分離条件や、記録媒体搬送
条件、印字条件等を変更することができる。
【0009】
【作用】以上構成に基づき、上述の各手段に対応して、 記録媒体供給口に対する記録媒体積載部材の装着
は、切換え部材が第1の位置にあるときは可能で、第2
の位置にあるときは不能である。すなわち、切換え部材
が第1の位置にあるときにのみ、記録媒体積載部材を介
しての記録媒体の供給が可能となる。 記録媒体供給口に記録媒体積載部材を装着すると、
切換え部材の移動ができなくなる。つまり、記録媒体積
載部材の装着時には、切換え部材は、第1の位置に固定
される。 切換え部材は、第1の位置と第2の位置との間にあ
るときは、記録媒体積載部材の装着動作に連動して自動
的に第1の位置に配置される。 記録媒体積載部材が装着されていないときには、標
準記録媒体の供給は行うことができない。 記録媒体積載部材が未装着の状態で記録媒体供給口
に標準記録媒体を積載すると、記録媒体は搬送方向長さ
の半分以上が自重で垂れ下がり、円滑な供給が不能とな
る。一方、記録媒体積載部材の装着時には、記録媒体は
搬送方向長さの70%以上が支持されるので、円滑な供
給が可能となる。すなわち、実質的には、標準記録媒体
は、記録媒体積載部材が装着されている場合に限って、
記録媒体供給口から供給することができる。 記録媒体積載部材が装着されているときには、カバ
ー部材によって、短い記録媒体の記録媒体供給口への積
載ができない。 切換え部材の切換えにより、各条件を記録媒体の性
状にあったものに変更する。記録媒体供給口に対する記
録媒体積載部材の装着の可不可は、切換え部材の位置に
対応し、また分離条件等の各画像記録条件も同様に切換
え部材の位置に対応する。したがって、記録媒体積載部
材の装着の可不可と画像記録条件とが対応し、記録媒体
の誤使用を防止することができる。
は、切換え部材が第1の位置にあるときは可能で、第2
の位置にあるときは不能である。すなわち、切換え部材
が第1の位置にあるときにのみ、記録媒体積載部材を介
しての記録媒体の供給が可能となる。 記録媒体供給口に記録媒体積載部材を装着すると、
切換え部材の移動ができなくなる。つまり、記録媒体積
載部材の装着時には、切換え部材は、第1の位置に固定
される。 切換え部材は、第1の位置と第2の位置との間にあ
るときは、記録媒体積載部材の装着動作に連動して自動
的に第1の位置に配置される。 記録媒体積載部材が装着されていないときには、標
準記録媒体の供給は行うことができない。 記録媒体積載部材が未装着の状態で記録媒体供給口
に標準記録媒体を積載すると、記録媒体は搬送方向長さ
の半分以上が自重で垂れ下がり、円滑な供給が不能とな
る。一方、記録媒体積載部材の装着時には、記録媒体は
搬送方向長さの70%以上が支持されるので、円滑な供
給が可能となる。すなわち、実質的には、標準記録媒体
は、記録媒体積載部材が装着されている場合に限って、
記録媒体供給口から供給することができる。 記録媒体積載部材が装着されているときには、カバ
ー部材によって、短い記録媒体の記録媒体供給口への積
載ができない。 切換え部材の切換えにより、各条件を記録媒体の性
状にあったものに変更する。記録媒体供給口に対する記
録媒体積載部材の装着の可不可は、切換え部材の位置に
対応し、また分離条件等の各画像記録条件も同様に切換
え部材の位置に対応する。したがって、記録媒体積載部
材の装着の可不可と画像記録条件とが対応し、記録媒体
の誤使用を防止することができる。
【0010】以上をまとめると、記録媒体積載部材を装
着して標準記録媒体を使用している状態から、それ以外
の特殊記録媒体を使用するとき、記録媒体積載部材が付
けられたままだと特殊記録媒体が挿入できないため、ま
た、切換え部材が切り換えられないため記録媒体積載部
材をとる。つまり特殊記録媒体の使用時には、必ず記録
媒体積載部材が取れた状態で使用される。
着して標準記録媒体を使用している状態から、それ以外
の特殊記録媒体を使用するとき、記録媒体積載部材が付
けられたままだと特殊記録媒体が挿入できないため、ま
た、切換え部材が切り換えられないため記録媒体積載部
材をとる。つまり特殊記録媒体の使用時には、必ず記録
媒体積載部材が取れた状態で使用される。
【0011】その後、標準記録媒体を複数枚積載して待
機状態をとろうとした場合、記録媒体積載部材がないと
標準記録媒体が積載されないため、記録媒体積載部材を
装着しようとする。また、切換え部材を第1の位置に戻
さなければ記録媒体積載部材を付けられないため切換え
部材を第1の位置に戻す。したがって、切換え部材の設
定は正常になる。つまり、標準記録媒体を使用する場合
は必ず切換え部材が正常にセットされるため、上述のよ
うな記録媒体の誤使用は、排除することができる。
機状態をとろうとした場合、記録媒体積載部材がないと
標準記録媒体が積載されないため、記録媒体積載部材を
装着しようとする。また、切換え部材を第1の位置に戻
さなければ記録媒体積載部材を付けられないため切換え
部材を第1の位置に戻す。したがって、切換え部材の設
定は正常になる。つまり、標準記録媒体を使用する場合
は必ず切換え部材が正常にセットされるため、上述のよ
うな記録媒体の誤使用は、排除することができる。
【0012】なお、センサを利用して、上述と同様の作
用をさせる構成と比較して、上述の構成は安価なものと
なる。
用をさせる構成と比較して、上述の構成は安価なものと
なる。
【0013】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉図1に、本発明を適応した記録装置の一例
として、プリンタ付ファクシミリ装置(以下単に「ファ
クシミリ装置」という。)Mの概略構成を示す。このフ
ァクシミリ装置Mは、通常のファクシミリとしての機能
に加え、ファクシミリの記録系を利用したプリンタとし
ての機能が付加されている。
て説明する。 〈実施例1〉図1に、本発明を適応した記録装置の一例
として、プリンタ付ファクシミリ装置(以下単に「ファ
クシミリ装置」という。)Mの概略構成を示す。このフ
ァクシミリ装置Mは、通常のファクシミリとしての機能
に加え、ファクシミリの記録系を利用したプリンタとし
ての機能が付加されている。
【0014】このようなファクシミリ装置Mでは、それ
ぞれの機能に応じて、記録材(記録媒体)の使い分けを
行うことが肝要となる。ファクシミリ、プリンタのいず
れの機能の場合も出力時に紙等の記録材が必要となる
が、それぞれの機能の性格上、使用に好適な記録材が若
干異なる。記録材のサイズ(大きさ)、厚さ、紙質等
(以下、記録材の「性状」という。)について、前者は
一定のもの、一方、後者は多種多様なものが好ましいと
されている。
ぞれの機能に応じて、記録材(記録媒体)の使い分けを
行うことが肝要となる。ファクシミリ、プリンタのいず
れの機能の場合も出力時に紙等の記録材が必要となる
が、それぞれの機能の性格上、使用に好適な記録材が若
干異なる。記録材のサイズ(大きさ)、厚さ、紙質等
(以下、記録材の「性状」という。)について、前者は
一定のもの、一方、後者は多種多様なものが好ましいと
されている。
【0015】まず、ファクシミリとして使用する場合、
記録材は薄紙のカットシートを使用し、一枚ずつ分離し
ながら印字(記録)していく。ファクシミリは、通常、
ユーザーのいないところで相手側の送信を自動受信して
使用する性格上、一般的な定型サイズ紙(標準記録媒
体、例えば、A4、B4、レターサイズ等)を複数枚セ
ットしておき、一枚ずつ分離して使用するのが望まし
い。また、厚さや紙質も一定のものを使用する。なお、
ファクシミリの共通規格CCITTにおいてもA4(ま
たはレターサイズ)が標準、B4等が準標準となってい
る。
記録材は薄紙のカットシートを使用し、一枚ずつ分離し
ながら印字(記録)していく。ファクシミリは、通常、
ユーザーのいないところで相手側の送信を自動受信して
使用する性格上、一般的な定型サイズ紙(標準記録媒
体、例えば、A4、B4、レターサイズ等)を複数枚セ
ットしておき、一枚ずつ分離して使用するのが望まし
い。また、厚さや紙質も一定のものを使用する。なお、
ファクシミリの共通規格CCITTにおいてもA4(ま
たはレターサイズ)が標準、B4等が準標準となってい
る。
【0016】一方、プリンタとして使用する場合には、
ファクシミリと同様の使用態様が可能であることはもち
ろん、これに加えて、いろいろなサイズ、厚さ、紙質の
記録材が使えることが望ましい。例えば、記録材の性状
に対する適応性を広げるべく、一般に手差しによる給紙
をも採用している。
ファクシミリと同様の使用態様が可能であることはもち
ろん、これに加えて、いろいろなサイズ、厚さ、紙質の
記録材が使えることが望ましい。例えば、記録材の性状
に対する適応性を広げるべく、一般に手差しによる給紙
をも採用している。
【0017】したがって、プリンタからファクシミリへ
の切換え時、特にプリンタとして規格サイズ紙以外の紙
を使用した後や、規格サイズ紙のセット方法以外のセッ
ト方法で使用した後にファクシミリとして使用したと
き、記録材の誤使用を防止することが必要となる。もち
ろんファクシミリからプリンタへの切換え時の誤使用を
も防がなければならない。
の切換え時、特にプリンタとして規格サイズ紙以外の紙
を使用した後や、規格サイズ紙のセット方法以外のセッ
ト方法で使用した後にファクシミリとして使用したと
き、記録材の誤使用を防止することが必要となる。もち
ろんファクシミリからプリンタへの切換え時の誤使用を
も防がなければならない。
【0018】以下、図1ないし図4を参照してファクシ
ミリ装置Mの概略構成を説明し、つづいて、記録材の誤
使用の防止について説明する。なお、図1はファクシミ
リ装置Mの中央断面図、図2はオートシートフィーダ
(ASF)部の詳細図、図3は切換レバーを爪分離(通
常使用記録材用設定=標準記録媒体用設定、主にファク
シミリのときに使用)に切り換えたときの外観側面図、
そして、図4は切換レバーを手差しモードの土手分離
(特殊使用記録材用設定=特殊記録媒体用設定、主にプ
リンタのときに使用))に切り換えたときの外観側面図
である。これらの図は、すべて同方向から見た図であ
る。また、以下の説明においては、図1における矢印K
1方向を記録材の「搬送方向」、この「搬送方向」に向
かって左方を「左(同図の手前側)」、右方を「右(同
図の奥側)」という。
ミリ装置Mの概略構成を説明し、つづいて、記録材の誤
使用の防止について説明する。なお、図1はファクシミ
リ装置Mの中央断面図、図2はオートシートフィーダ
(ASF)部の詳細図、図3は切換レバーを爪分離(通
常使用記録材用設定=標準記録媒体用設定、主にファク
シミリのときに使用)に切り換えたときの外観側面図、
そして、図4は切換レバーを手差しモードの土手分離
(特殊使用記録材用設定=特殊記録媒体用設定、主にプ
リンタのときに使用))に切り換えたときの外観側面図
である。これらの図は、すべて同方向から見た図であ
る。また、以下の説明においては、図1における矢印K
1方向を記録材の「搬送方向」、この「搬送方向」に向
かって左方を「左(同図の手前側)」、右方を「右(同
図の奥側)」という。
【0019】このファクシミリ装置Mは、原稿画像を読
み取る読取り系と、画像情報に応じて記録材に像を記録
する記録系(画像記録部)とを備えている。
み取る読取り系と、画像情報に応じて記録材に像を記録
する記録系(画像記録部)とを備えている。
【0020】まず、記録系の構成について説明する。
【0021】ファクシミリ装置Mは、全体の構造体とし
てフレーム(装置本体)1を備えており、フレーム1に
は、オートシートフィーダ(ASF)シャーシ2が固着
されている。このASFシャーシ2は、記録材を複数枚
積載しており、記録時に一枚ずつ分離して画像記録部
(記録部)に送り込むASF部の構造体であり、下端側
に記録媒体供給口Aが設けられている。ASFシャーシ
2は、記録媒体積載長さがL5 の中板5(後述)を備え
ている。
てフレーム(装置本体)1を備えており、フレーム1に
は、オートシートフィーダ(ASF)シャーシ2が固着
されている。このASFシャーシ2は、記録材を複数枚
積載しており、記録時に一枚ずつ分離して画像記録部
(記録部)に送り込むASF部の構造体であり、下端側
に記録媒体供給口Aが設けられている。ASFシャーシ
2は、記録媒体積載長さがL5 の中板5(後述)を備え
ている。
【0022】ASFシャーシ2には、ASF切換レバー
(切換え部材)3が取り付けられている。ASF切換レ
バー3は、その内側にカム部3aを有し、フレーム1に
よって回動自在に支持されるとともに、不図示のばねに
よって、図2および図3に示す第1の位置P1 、図4に
示す第2の位置P2 の2位置に、トグル状に安定するよ
うに切換え可能となっている。このASF切換レバー3
の切換えによりASFの分離モードを切り換えることが
できる。図3は、通常の爪分離モードを示し、図4は、
手差しモードを示している。
(切換え部材)3が取り付けられている。ASF切換レ
バー3は、その内側にカム部3aを有し、フレーム1に
よって回動自在に支持されるとともに、不図示のばねに
よって、図2および図3に示す第1の位置P1 、図4に
示す第2の位置P2 の2位置に、トグル状に安定するよ
うに切換え可能となっている。このASF切換レバー3
の切換えによりASFの分離モードを切り換えることが
できる。図3は、通常の爪分離モードを示し、図4は、
手差しモードを示している。
【0023】ASFシャーシ2には、さらに、記録材延
長トレイ(記録媒体積載部材)4が装着されている。こ
の記録材延長トレイ4は、フレーム1に対して着脱自在
であり、装着時には、左右のボス4c(図4参照)を中
心に揺動自在となる。装着に際しては、左右のボス4c
を軽く内側に寄せて後方からフレーム1内に差し入れ、
これらボス4cをフレーム1後部上方(各図の右上)に
設けた凹部に係合する。その後、記録材延長トレイ4全
体を矢印R4方向に回転させ、その前端部のリブ部4a
がASFシャーシ2の本体後側面2aに当接したところ
で停止させ、装着が完了する。なお、この装着に際して
は、後述のように、あらかじめ切換レバー3を、図3に
示す第1の位置P1 に配置しておく。
長トレイ(記録媒体積載部材)4が装着されている。こ
の記録材延長トレイ4は、フレーム1に対して着脱自在
であり、装着時には、左右のボス4c(図4参照)を中
心に揺動自在となる。装着に際しては、左右のボス4c
を軽く内側に寄せて後方からフレーム1内に差し入れ、
これらボス4cをフレーム1後部上方(各図の右上)に
設けた凹部に係合する。その後、記録材延長トレイ4全
体を矢印R4方向に回転させ、その前端部のリブ部4a
がASFシャーシ2の本体後側面2aに当接したところ
で停止させ、装着が完了する。なお、この装着に際して
は、後述のように、あらかじめ切換レバー3を、図3に
示す第1の位置P1 に配置しておく。
【0024】記録材延長トレイ4の、記録材の搬送方向
についての記録媒体積載長さL4 (図1参照)は、ファ
クシミリ装置Mの通常使用記録材サイズ(本実施例では
A4縦送りの場合の搬送方向長さ)が無理なくセットで
きる程度に設定されている。具体的には、前述のASF
シャーシ2の記録媒体積載長さL5 と合わせて記録材長
さのほぼ7割以上であることが望ましい。記録媒体積載
長さ(L5 +L4 )をこれ以下に設定すると、記録材の
後端部が記録材延長トレイ4からはみ出して、自重によ
って大きく撓んでしまい、給紙に際して記録材を一枚ず
つ分離するときに、その分離性能が悪化するからであ
る。特にファクシミリの場合、記録材は、長時間放置さ
れた後に使用されることが多いため、上述のように、記
録媒体積載長さ(L5 +L4 )を記録材の長さのほぼ7
割以上に設定しておくことは重要である。
についての記録媒体積載長さL4 (図1参照)は、ファ
クシミリ装置Mの通常使用記録材サイズ(本実施例では
A4縦送りの場合の搬送方向長さ)が無理なくセットで
きる程度に設定されている。具体的には、前述のASF
シャーシ2の記録媒体積載長さL5 と合わせて記録材長
さのほぼ7割以上であることが望ましい。記録媒体積載
長さ(L5 +L4 )をこれ以下に設定すると、記録材の
後端部が記録材延長トレイ4からはみ出して、自重によ
って大きく撓んでしまい、給紙に際して記録材を一枚ず
つ分離するときに、その分離性能が悪化するからであ
る。特にファクシミリの場合、記録材は、長時間放置さ
れた後に使用されることが多いため、上述のように、記
録媒体積載長さ(L5 +L4 )を記録材の長さのほぼ7
割以上に設定しておくことは重要である。
【0025】記録材延長トレイ4の前端部と前端側下部
にはリブ部4aが設けてあり、図3に示すように、上述
のASF切換レバー3が第1の位置P1 (爪分離方式)
に配置されている場合にのみ、記録材延長トレイ4をフ
レーム1の記録媒体供給口Aに取り付けられるように構
成してある。ASF切換レバー3が図4に示す第2の位
置P2 に配置されている場合には、上述のリブ部4aが
ASF切換レバー3と当接するために記録材延長トレイ
4は装着することができない。なお、リブ部4aをカム
形状に形成するときは、ASF切換レバー3を図4に示
す矢印R3R 方向に少し戻した後、記録材延長トレイ4
を矢印R4方向に回転させることにより、ASF切換レ
バー3をリブ部4aに倣って移動させ、第1の位置P1
に復帰させるようにすることもできる。また、ASF切
換レバー3は、図3の、記録材延長トレイ4をフレーム
1に取り付けた状態においては記録材延長トレイ4によ
って移動が禁止されている。さらに、ASF切換レバー
3の操作を禁止すべく、記録材延長トレイ4の装着状態
では、例えば、覆いによってASF切換レバー3に接触
することができないように構成することも可能である。
にはリブ部4aが設けてあり、図3に示すように、上述
のASF切換レバー3が第1の位置P1 (爪分離方式)
に配置されている場合にのみ、記録材延長トレイ4をフ
レーム1の記録媒体供給口Aに取り付けられるように構
成してある。ASF切換レバー3が図4に示す第2の位
置P2 に配置されている場合には、上述のリブ部4aが
ASF切換レバー3と当接するために記録材延長トレイ
4は装着することができない。なお、リブ部4aをカム
形状に形成するときは、ASF切換レバー3を図4に示
す矢印R3R 方向に少し戻した後、記録材延長トレイ4
を矢印R4方向に回転させることにより、ASF切換レ
バー3をリブ部4aに倣って移動させ、第1の位置P1
に復帰させるようにすることもできる。また、ASF切
換レバー3は、図3の、記録材延長トレイ4をフレーム
1に取り付けた状態においては記録材延長トレイ4によ
って移動が禁止されている。さらに、ASF切換レバー
3の操作を禁止すべく、記録材延長トレイ4の装着状態
では、例えば、覆いによってASF切換レバー3に接触
することができないように構成することも可能である。
【0026】記録材延長トレイ4には天井部4bが一体
的に設けられている。この天井部4bは、記録材延長ト
レイ4内の記録材のカバーの一部となるだけでなく、記
録材延長トレイ4をフレーム1に取り付けた状態では、
短い記録材(例えば、搬送方向長さがA4に満たない記
録材)を記録材供給口Aに挿入できないようにする用途
も兼ねている。天井4bを記録材延長トレイ4と一体的
に構成する方法としては、ユーザーが容易に外すことが
できない構成、例えば、ビス止めや溶着、圧入等とする
ことができる。
的に設けられている。この天井部4bは、記録材延長ト
レイ4内の記録材のカバーの一部となるだけでなく、記
録材延長トレイ4をフレーム1に取り付けた状態では、
短い記録材(例えば、搬送方向長さがA4に満たない記
録材)を記録材供給口Aに挿入できないようにする用途
も兼ねている。天井4bを記録材延長トレイ4と一体的
に構成する方法としては、ユーザーが容易に外すことが
できない構成、例えば、ビス止めや溶着、圧入等とする
ことができる。
【0027】ASFシャーシ2には中板5が配設されて
いる(図1参照)。中板5は、その基端部5aがASF
シャーシ2によって回動自在に軸支され、一方、先端部
5bが裏面側に配置した中板押圧ばね6により矢印R5
R 方向に付勢されている。
いる(図1参照)。中板5は、その基端部5aがASF
シャーシ2によって回動自在に軸支され、一方、先端部
5bが裏面側に配置した中板押圧ばね6により矢印R5
R 方向に付勢されている。
【0028】図1は記録待機状態を示すもので、中板5
は駆動系の中板動作カム部7(図2参照)により中板押
圧ばね6の付勢力に抗して図1の矢印R5L 方向に回転
させられた位置で停止している。上述のカム部7が外れ
ると、中板5が矢印R5R 方向に回転し、記録材は記録
材分離ローラ8の外周に当接する。また、中板5の長さ
L5 は、前述のように通常使用記録サイズ(A4)の搬
送方向長さよりも充分小さく設定してあり、したがっ
て、通常使用記録サイズの記録材は、記録材延長トレイ
4がなくては積載できないようになっている。
は駆動系の中板動作カム部7(図2参照)により中板押
圧ばね6の付勢力に抗して図1の矢印R5L 方向に回転
させられた位置で停止している。上述のカム部7が外れ
ると、中板5が矢印R5R 方向に回転し、記録材は記録
材分離ローラ8の外周に当接する。また、中板5の長さ
L5 は、前述のように通常使用記録サイズ(A4)の搬
送方向長さよりも充分小さく設定してあり、したがっ
て、通常使用記録サイズの記録材は、記録材延長トレイ
4がなくては積載できないようになっている。
【0029】上述の記録材分離ローラ8は、駆動系によ
り図1中の矢印R8方向に回転される。記録材分離ロー
ラ8は、一部に切欠部を有する半月状をしており、記録
待機状態ではこの切欠部が記録材に対向した位置にあ
る。上述の中板5の矢印R5R方向の回転と、記録材分
離ローラ8の矢印R8方向の回転動作は同期して行われ
る。記録材分離ローラ8の上方には、ASFホームポジ
ションセンサ9が配置されている。このセンサ9は、透
過型のものが用いられており記録材分離ローラ8の記録
待機位置(ホームポジション)を検出する。
り図1中の矢印R8方向に回転される。記録材分離ロー
ラ8は、一部に切欠部を有する半月状をしており、記録
待機状態ではこの切欠部が記録材に対向した位置にあ
る。上述の中板5の矢印R5R方向の回転と、記録材分
離ローラ8の矢印R8方向の回転動作は同期して行われ
る。記録材分離ローラ8の上方には、ASFホームポジ
ションセンサ9が配置されている。このセンサ9は、透
過型のものが用いられており記録材分離ローラ8の記録
待機位置(ホームポジション)を検出する。
【0030】ASFシャーシ2の最下部には、記録材分
離爪10が配置されている。記録材分離ローラ8によっ
て繰り出された記録材の先端を塞き止めることにより、
記録材の前半部に座屈による屈曲を起こさせ、これによ
り、最上位の記録材のみが矢印K1方向への搬送を許容
される。本実施例では記録分離爪10は、記録材の左右
幅方向の片側しかないタイプで記されているが、これに
限らず、両側に記録分離爪があるタイプであってもよ
い。上述の記録材分離爪10は前述のASFシャーシ2
に回動自在に軸支されるとともに、ばね11により、図
2中、矢印R10L 方向に付勢されている。図1、図2
は、記録待機状態を示すもので、記録材分離爪10は駆
動系の中板動作カム部7により、ばね11の付勢力に抗
して矢印R10R 方向に回転された位置で停止してい
る。この状態は記録材を補給するための状態でもあるた
め、中板5と記録材分離爪10との間隔は装置仕様の記
録材最大積載量に対応した厚さよりも充分大きく設定し
てある。上述のカム部7が外れると、記録材分離爪10
は、ばね11の付勢力により矢印R10L 方向に回転
し、最上位の記録材の先端角部にのり、この先端角部を
軽く押えつけられている。
離爪10が配置されている。記録材分離ローラ8によっ
て繰り出された記録材の先端を塞き止めることにより、
記録材の前半部に座屈による屈曲を起こさせ、これによ
り、最上位の記録材のみが矢印K1方向への搬送を許容
される。本実施例では記録分離爪10は、記録材の左右
幅方向の片側しかないタイプで記されているが、これに
限らず、両側に記録分離爪があるタイプであってもよ
い。上述の記録材分離爪10は前述のASFシャーシ2
に回動自在に軸支されるとともに、ばね11により、図
2中、矢印R10L 方向に付勢されている。図1、図2
は、記録待機状態を示すもので、記録材分離爪10は駆
動系の中板動作カム部7により、ばね11の付勢力に抗
して矢印R10R 方向に回転された位置で停止してい
る。この状態は記録材を補給するための状態でもあるた
め、中板5と記録材分離爪10との間隔は装置仕様の記
録材最大積載量に対応した厚さよりも充分大きく設定し
てある。上述のカム部7が外れると、記録材分離爪10
は、ばね11の付勢力により矢印R10L 方向に回転
し、最上位の記録材の先端角部にのり、この先端角部を
軽く押えつけられている。
【0031】一方、記録材分離爪10はスラスト方向に
も移動自在に支持されるとともに、図示しないばねによ
り、左方に付勢されている。前述のASF切換レバー3
が第1の位置P1 (爪分離方式)(図2、図3)のと
き、ASF切換レバー3のカム部3aが記録材分離爪1
0をスラスト方向(右方)に移動させている。この状態
においては、前述の駆動系の中板動作カム部7と記録材
分離爪10は当接する位置関係となる。すなわち、前述
の記録材分離爪動作となる。また、ASF切換レバー3
を矢印R3L (図4参照)方向に回転させて第2の位置
P2 にセットした場合(手差し、厚紙対応土手分離方
式)には(録材延長トレイ4は外した状態)、ASF切
換レバー3のカム部3aが外れる記録材分離爪10は、
ばねの付勢により、左方に移動されるため、駆動系の中
板動作カム部7と記録材分離爪10とは当接せず、記録
材分離爪10はばね11の付勢力によってのみ動作す
る。すなわち、矢印R10L 方向に回動し中板5に当接
した位置(ASF切換レバー3の切換えは記録材をセッ
トしない状態で行う)で停止し、中板5の動作と共に移
動する。中板5には、この状態のとき記録分離爪10が
退避し中板5表面より出っ張らないだけの凹部5aを有
することにより、図1の右上方から挿入した記録材端面
に引っかからないようにしている。また、記録分離爪1
0の上面の右側も面取りが施してあり、同様に記録材端
面が引っかからないようにしてある。
も移動自在に支持されるとともに、図示しないばねによ
り、左方に付勢されている。前述のASF切換レバー3
が第1の位置P1 (爪分離方式)(図2、図3)のと
き、ASF切換レバー3のカム部3aが記録材分離爪1
0をスラスト方向(右方)に移動させている。この状態
においては、前述の駆動系の中板動作カム部7と記録材
分離爪10は当接する位置関係となる。すなわち、前述
の記録材分離爪動作となる。また、ASF切換レバー3
を矢印R3L (図4参照)方向に回転させて第2の位置
P2 にセットした場合(手差し、厚紙対応土手分離方
式)には(録材延長トレイ4は外した状態)、ASF切
換レバー3のカム部3aが外れる記録材分離爪10は、
ばねの付勢により、左方に移動されるため、駆動系の中
板動作カム部7と記録材分離爪10とは当接せず、記録
材分離爪10はばね11の付勢力によってのみ動作す
る。すなわち、矢印R10L 方向に回動し中板5に当接
した位置(ASF切換レバー3の切換えは記録材をセッ
トしない状態で行う)で停止し、中板5の動作と共に移
動する。中板5には、この状態のとき記録分離爪10が
退避し中板5表面より出っ張らないだけの凹部5aを有
することにより、図1の右上方から挿入した記録材端面
に引っかからないようにしている。また、記録分離爪1
0の上面の右側も面取りが施してあり、同様に記録材端
面が引っかからないようにしてある。
【0032】このときには、記録材分離ローラ8によっ
て繰り出された記録材Pはそのまま矢印K1方向に搬送
される。封筒や厚紙などは紙自体の「こし」(剛性)が
強いためASFシャーシ2の土手部2bでの紙搬送路屈
曲により一枚目は屈曲し搬送されるのに対し、二枚目以
後は屈曲せずそのまま残ることにより一枚ずつ分離され
る。
て繰り出された記録材Pはそのまま矢印K1方向に搬送
される。封筒や厚紙などは紙自体の「こし」(剛性)が
強いためASFシャーシ2の土手部2bでの紙搬送路屈
曲により一枚目は屈曲し搬送されるのに対し、二枚目以
後は屈曲せずそのまま残ることにより一枚ずつ分離され
る。
【0033】また、一枚ずつ手差しを行うときにはAS
Fシャーシ2の土手部2bを越え、後述の記録材搬送ロ
ーラ対12、13のニップ部の位置まで挿入できる(こ
のとき、図示しない紙端センサで先端検知し、手差しモ
ード時の装置動作スタートトリガーとしている)。
Fシャーシ2の土手部2bを越え、後述の記録材搬送ロ
ーラ対12、13のニップ部の位置まで挿入できる(こ
のとき、図示しない紙端センサで先端検知し、手差しモ
ード時の装置動作スタートトリガーとしている)。
【0034】記録材の搬送方向(矢印K1方向)につい
ての、記録材分離ローラ8の下流側には、記録材搬送ロ
ーラ対12、13が配置されている。記録材搬送ローラ
12は、駆動系(不図示)により矢印R12方向に回転
される。記録材搬送路ローラ12には、上方から不図示
のばねにより、記録材搬送ローラ13が押圧されてい
る。記録材分離ローラ8によって給紙された記録材は、
記録材搬送ローラ対12、13によって挟持され、下流
側に搬送される。
ての、記録材分離ローラ8の下流側には、記録材搬送ロ
ーラ対12、13が配置されている。記録材搬送ローラ
12は、駆動系(不図示)により矢印R12方向に回転
される。記録材搬送路ローラ12には、上方から不図示
のばねにより、記録材搬送ローラ13が押圧されてい
る。記録材分離ローラ8によって給紙された記録材は、
記録材搬送ローラ対12、13によって挟持され、下流
側に搬送される。
【0035】記録材搬送ローラ12の斜め上方には、画
像記録部が設けてある。画像記録部に配設されたインク
カートリッジ14は、インクジェット方式のライン印字
ヘッド及びインクタンクを一体的に構成したものであ
る。
像記録部が設けてある。画像記録部に配設されたインク
カートリッジ14は、インクジェット方式のライン印字
ヘッド及びインクタンクを一体的に構成したものであ
る。
【0036】本実施例で使用しているインクカートリッ
ジ14は、インクがなくなるとカートリッジごと交換す
るタイプのものである(ディスポーザブルタイプ)。印
字方向は下方で、前後方向(記録材の搬送方向)にイン
ク突出口が並んでラインヘッドを形成している。このラ
インヘッドを左右方向に走査し、選択的にインクを突出
することによりラインヘッド幅分の領域を印字すること
ができる。その後、記録材をラインヘッドの前後方向の
幅分だけ移動し印字を繰り返すことにより記録材上に印
字を行う(マルチスキャン方式)。
ジ14は、インクがなくなるとカートリッジごと交換す
るタイプのものである(ディスポーザブルタイプ)。印
字方向は下方で、前後方向(記録材の搬送方向)にイン
ク突出口が並んでラインヘッドを形成している。このラ
インヘッドを左右方向に走査し、選択的にインクを突出
することによりラインヘッド幅分の領域を印字すること
ができる。その後、記録材をラインヘッドの前後方向の
幅分だけ移動し印字を繰り返すことにより記録材上に印
字を行う(マルチスキャン方式)。
【0037】インクカートリッジ14は、キャリッジ1
5に取り外し自在に取り付けられている。キャリッジ1
5は、上下の2本のレール16、17により、左右方向
に移動可能に取り付けられ、駆動系(不図示)により駆
動されている。インクカートリッジ14の下方には、こ
れに対向するようにして、プラテン18が配置されてお
り、記録材の印字位置での高さ(印字ヘッドとの距離)
を保つようにしている。
5に取り外し自在に取り付けられている。キャリッジ1
5は、上下の2本のレール16、17により、左右方向
に移動可能に取り付けられ、駆動系(不図示)により駆
動されている。インクカートリッジ14の下方には、こ
れに対向するようにして、プラテン18が配置されてお
り、記録材の印字位置での高さ(印字ヘッドとの距離)
を保つようにしている。
【0038】インクカートリッジ14のさらに下流側に
は、排紙ローラ対19、20が配置されている。排紙ロ
ーラ20は、排紙ローラ19に、不図示の押圧部材によ
って付勢されており、そのニップ部に記録材を挟持しつ
つ排出する。インクカートリッジ14は、開閉自在の記
録カバー21によって覆われている。記録カバー21
は、下部の支点を中心に、フレーム1によって開閉自在
に支持されており、インクカートリッジ14の交換時等
には開放される。
は、排紙ローラ対19、20が配置されている。排紙ロ
ーラ20は、排紙ローラ19に、不図示の押圧部材によ
って付勢されており、そのニップ部に記録材を挟持しつ
つ排出する。インクカートリッジ14は、開閉自在の記
録カバー21によって覆われている。記録カバー21
は、下部の支点を中心に、フレーム1によって開閉自在
に支持されており、インクカートリッジ14の交換時等
には開放される。
【0039】次に、読取り系の構成について説明する。
【0040】読取り系は、原稿台39に複数枚セットさ
れた原稿を一枚ずつ分離し矢印K2方向に搬送する読取
り分離ローラ30を備えている。読取り分離ローラ30
は、不図示の駆動系により、矢印R30方向に回転され
る。読取り分離ローラ30には、斜め上方から、押圧部
材(不図示)によって分離片31が当接されている。読
取り分離ローラ30は、材質的には、ゴム等の摩擦力の
高い物質によって構成されている。読取り分離ローラ3
0の下流側には、密着型ラインイメージセンサ32が配
置されている。このラインイメージセンサ32は、原稿
表面(同図では下方に向けた面)の情報を電気信号に変
換するものであり、下方に配置したCSばね33によっ
てCSローラ34に押圧されている。CSローラ34は
白色であり、不図示の駆動系により、矢印R34方向に
回転駆動される。この回転により、ラインイメージセン
サ32に原稿の全面を密着させること、原稿を下流側に
搬送すること、読取りのバックグランドとなること等の
作用をなす。
れた原稿を一枚ずつ分離し矢印K2方向に搬送する読取
り分離ローラ30を備えている。読取り分離ローラ30
は、不図示の駆動系により、矢印R30方向に回転され
る。読取り分離ローラ30には、斜め上方から、押圧部
材(不図示)によって分離片31が当接されている。読
取り分離ローラ30は、材質的には、ゴム等の摩擦力の
高い物質によって構成されている。読取り分離ローラ3
0の下流側には、密着型ラインイメージセンサ32が配
置されている。このラインイメージセンサ32は、原稿
表面(同図では下方に向けた面)の情報を電気信号に変
換するものであり、下方に配置したCSばね33によっ
てCSローラ34に押圧されている。CSローラ34は
白色であり、不図示の駆動系により、矢印R34方向に
回転駆動される。この回転により、ラインイメージセン
サ32に原稿の全面を密着させること、原稿を下流側に
搬送すること、読取りのバックグランドとなること等の
作用をなす。
【0041】読取り分離ローラ30の少し上流側には、
原稿の下面をガイドする下原稿ガイド35がフレーム1
に固着されており、読取り系および操作パネル38を支
持するための構造体をも兼ねている。この下原稿ガイド
35には、原稿の上面をガイドする上原稿ガイド36、
操作パネル38が固着されており、この操作パネル38
は、操作用スイッチを持つ操作基板37を有する。
原稿の下面をガイドする下原稿ガイド35がフレーム1
に固着されており、読取り系および操作パネル38を支
持するための構造体をも兼ねている。この下原稿ガイド
35には、原稿の上面をガイドする上原稿ガイド36、
操作パネル38が固着されており、この操作パネル38
は、操作用スイッチを持つ操作基板37を有する。
【0042】上述の各ローラ等を駆動するための電源4
0は、フレーム1の下部に配置されており、また、読取
り分離ローラ30の近傍には、フレーム1に固着された
電気制御基板41が配置されている。これら電源40、
電気制御基板41には、各部にそれぞれ配設された電気
部品、例えば、ラインイメージセンサ32、操作基板3
7、電源40、インクカートリッジ14、不図示の各モ
ータ、図示されない各センサからの束線が結線されてい
る。なお、例えば、ASFホームポジションセンサ9、
不図示の各センサ、その他説明していないが読取り系の
各センサや記録材ありセンサは、束線を介すことなく直
接的に実装されている。また、外部とのインターフェイ
ス、例えば、公衆電話回線網、付属子電話、外部子電
話、セントロなどのパソコンインターフェイスもすべて
上述の電気制御基板41に結線されるよう構成されてい
る。電気制御基板41は、装置全体の動作の制御を行っ
ている。
0は、フレーム1の下部に配置されており、また、読取
り分離ローラ30の近傍には、フレーム1に固着された
電気制御基板41が配置されている。これら電源40、
電気制御基板41には、各部にそれぞれ配設された電気
部品、例えば、ラインイメージセンサ32、操作基板3
7、電源40、インクカートリッジ14、不図示の各モ
ータ、図示されない各センサからの束線が結線されてい
る。なお、例えば、ASFホームポジションセンサ9、
不図示の各センサ、その他説明していないが読取り系の
各センサや記録材ありセンサは、束線を介すことなく直
接的に実装されている。また、外部とのインターフェイ
ス、例えば、公衆電話回線網、付属子電話、外部子電
話、セントロなどのパソコンインターフェイスもすべて
上述の電気制御基板41に結線されるよう構成されてい
る。電気制御基板41は、装置全体の動作の制御を行っ
ている。
【0043】上述の構成のファクシミリ装置における記
録動作を、爪分離方式設定時(ASF切換レバー3を矢
印R3R 方向に回転させて第1の位置P1 に配置した場
合(図1、図2、図3))について説明する。
録動作を、爪分離方式設定時(ASF切換レバー3を矢
印R3R 方向に回転させて第1の位置P1 に配置した場
合(図1、図2、図3))について説明する。
【0044】コピーや受信(プリンタ動作時はコンピュ
ータからの指示)により記録が必要になると駆動系の回
転により記録材分離ローラ8が矢印R8方向に回転する
とともに、同駆動系の一部にあるカム部7による中板5
の押し下げが無くなって中板押圧ばね6の押圧により中
板5が矢印R5R 方向に回転し、最上位の記録材と記録
材分離ローラ8とが当接する。
ータからの指示)により記録が必要になると駆動系の回
転により記録材分離ローラ8が矢印R8方向に回転する
とともに、同駆動系の一部にあるカム部7による中板5
の押し下げが無くなって中板押圧ばね6の押圧により中
板5が矢印R5R 方向に回転し、最上位の記録材と記録
材分離ローラ8とが当接する。
【0045】記録材分離ローラ8がさらに回転すると最
上位の記録材に矢印K1方向の搬送力が加わる。このと
き、記録材相互にも摩擦力が作用するため、2枚目以降
の記録材にも同様の搬送力が加わる。しかし、記録材分
離爪10が2枚目以降の記録材の移動を妨げ、これによ
り、最上位の記録材のみが、座屈による屈曲を生じて先
端が記録材分離爪10を乗り越え、全体として矢印K1
方向に搬送される(2枚目以降は、1枚目から受ける摩
擦による搬送力より座屈による屈曲に必要な力の方が大
きいため搬送されない)。
上位の記録材に矢印K1方向の搬送力が加わる。このと
き、記録材相互にも摩擦力が作用するため、2枚目以降
の記録材にも同様の搬送力が加わる。しかし、記録材分
離爪10が2枚目以降の記録材の移動を妨げ、これによ
り、最上位の記録材のみが、座屈による屈曲を生じて先
端が記録材分離爪10を乗り越え、全体として矢印K1
方向に搬送される(2枚目以降は、1枚目から受ける摩
擦による搬送力より座屈による屈曲に必要な力の方が大
きいため搬送されない)。
【0046】記録材分離ローラ8によって給紙された記
録材は、ガイドされつつ記録材搬送ローラ対12、13
のニップ部へ導かれる。この間、不図示のセンサによ
り、記録材の先端位置が検知されており、その後の記録
材搬送量を計数している。記録材搬送ローラ対12、1
3に挟持された記録材は、さらに下流側に搬送される。
このとき記録材分離ローラ8の方が記録材搬送ローラ1
2より、若干、周速が早く設定されているため、記録材
分離ローラ8の摩擦力は記録材搬送ローラ12の搬送力
に対し余分な負荷にならない。さらに、搬送されると排
紙ローラ対19、20にも挟持される。この排紙ローラ
対19、20は、記録材搬送ローラ12の周速より早い
が、搬送力は記録材搬送ローラ部より非常に小さいた
め、記録材の搬送量は記録材搬送ローラ12により決定
され、かつ記録材は軽く張られた状態となる。記録材分
離ローラ8が一回転し、センサ9がそのホームポジショ
ンを検知すると一旦回転を停止する。この直前に前述の
カム部7により中板5は待機状態のときのように押し下
げられる。その後、記録材搬送ローラ12および記録排
紙ローラ19を、記録先端センサ検知から計数していた
送り量に応じた送り量だけ逆転させ、記録材先端を印字
位置に頭だしを行う。そして、キャリッジ15を左右方
向に走査しながら、記録すべき画像データに応じて選択
的にインクを突出させて印字を行う。キャリッジ15の
左右方向走査が1回終了すると、記録材搬送ローラ1
2、記録排紙ローラ19を正転させ、所定量(インクヘ
ッドの印字ライン長さ分)だけ記録材を下流側に搬送し
た後、再びキャリッジ15を左右方向に走査し選択的に
インクを突出させ印字を行う。これを繰り返すことによ
り記録材全面に印字画像を形成する。
録材は、ガイドされつつ記録材搬送ローラ対12、13
のニップ部へ導かれる。この間、不図示のセンサによ
り、記録材の先端位置が検知されており、その後の記録
材搬送量を計数している。記録材搬送ローラ対12、1
3に挟持された記録材は、さらに下流側に搬送される。
このとき記録材分離ローラ8の方が記録材搬送ローラ1
2より、若干、周速が早く設定されているため、記録材
分離ローラ8の摩擦力は記録材搬送ローラ12の搬送力
に対し余分な負荷にならない。さらに、搬送されると排
紙ローラ対19、20にも挟持される。この排紙ローラ
対19、20は、記録材搬送ローラ12の周速より早い
が、搬送力は記録材搬送ローラ部より非常に小さいた
め、記録材の搬送量は記録材搬送ローラ12により決定
され、かつ記録材は軽く張られた状態となる。記録材分
離ローラ8が一回転し、センサ9がそのホームポジショ
ンを検知すると一旦回転を停止する。この直前に前述の
カム部7により中板5は待機状態のときのように押し下
げられる。その後、記録材搬送ローラ12および記録排
紙ローラ19を、記録先端センサ検知から計数していた
送り量に応じた送り量だけ逆転させ、記録材先端を印字
位置に頭だしを行う。そして、キャリッジ15を左右方
向に走査しながら、記録すべき画像データに応じて選択
的にインクを突出させて印字を行う。キャリッジ15の
左右方向走査が1回終了すると、記録材搬送ローラ1
2、記録排紙ローラ19を正転させ、所定量(インクヘ
ッドの印字ライン長さ分)だけ記録材を下流側に搬送し
た後、再びキャリッジ15を左右方向に走査し選択的に
インクを突出させ印字を行う。これを繰り返すことによ
り記録材全面に印字画像を形成する。
【0047】記録材の後端に関しては、不図示の記録材
端センサにより後端を検知することにより一枚の印字を
終了する。複数枚印字するときにはこの動作の繰り返し
を行う。
端センサにより後端を検知することにより一枚の印字を
終了する。複数枚印字するときにはこの動作の繰り返し
を行う。
【0048】次に、手差し、厚紙対応土手分離方式に設
定時(図4に示すように、ASF切換レバー3を矢印R
3R 方向に回転させて、第2の位置P2 に配置した場
合)の動作について説明する。
定時(図4に示すように、ASF切換レバー3を矢印R
3R 方向に回転させて、第2の位置P2 に配置した場
合)の動作について説明する。
【0049】記録材として封筒や、厚紙を使用したい場
合には、手差し、厚紙対応土手分離方式で使用する。こ
れらの記録材は、「こし」が強すぎて、爪分離方式で
は、分離することができないためである。ユーザーはそ
のままではASF切換レバー3に触れられないので、記
録材延長トレイ4を取り外す。ASF切換レバー3を矢
印R3L 方向に回転させると、ASF切換レバー3のカ
ム部3aにより、記録材分離爪10は図示しないばねの
付勢力に抗して右方向に移動する。この状態では前述の
ように駆動系の中板動作カム部7と記録材分離爪10と
は当接しないため、記録材分離爪10は矢印R10L 方
向の付勢力を持つばね11の付勢力により中板5の凹部
5aに当接し停止する。この状態で封筒や厚紙を記録材
供給口Aから挿入すると、ASFシャーシ2の土手部2
bまで挿入することができる(記録待機状態)。
合には、手差し、厚紙対応土手分離方式で使用する。こ
れらの記録材は、「こし」が強すぎて、爪分離方式で
は、分離することができないためである。ユーザーはそ
のままではASF切換レバー3に触れられないので、記
録材延長トレイ4を取り外す。ASF切換レバー3を矢
印R3L 方向に回転させると、ASF切換レバー3のカ
ム部3aにより、記録材分離爪10は図示しないばねの
付勢力に抗して右方向に移動する。この状態では前述の
ように駆動系の中板動作カム部7と記録材分離爪10と
は当接しないため、記録材分離爪10は矢印R10L 方
向の付勢力を持つばね11の付勢力により中板5の凹部
5aに当接し停止する。この状態で封筒や厚紙を記録材
供給口Aから挿入すると、ASFシャーシ2の土手部2
bまで挿入することができる(記録待機状態)。
【0050】この状態からコンピュータからの記録指示
により記録が必要になると、前述の爪分離方式と同様
に、駆動系の回転によりASF分離ローラ8が矢印R8
方向に回転するとともに同駆動系の一部にあるカム部7
による押し下げがなくなり、ばね6の押圧により中板5
が矢印R5R 方向に回転し、最上位の記録材と記録材分
離ローラ8とが当接する。しかしこのとき、記録材分離
爪10は動作しないため、2枚目以降の記録材の搬送の
妨げとはならない。代わってASFシャーシ2の土手部
2bが記録材搬送を妨げる役割をする。そして最上位の
記録材先端が上方に曲げられ、1枚だけ下流側の記録材
搬送ローラ対12、13に送られることとなる。これ以
後の動作は爪分離方式と同様である。
により記録が必要になると、前述の爪分離方式と同様
に、駆動系の回転によりASF分離ローラ8が矢印R8
方向に回転するとともに同駆動系の一部にあるカム部7
による押し下げがなくなり、ばね6の押圧により中板5
が矢印R5R 方向に回転し、最上位の記録材と記録材分
離ローラ8とが当接する。しかしこのとき、記録材分離
爪10は動作しないため、2枚目以降の記録材の搬送の
妨げとはならない。代わってASFシャーシ2の土手部
2bが記録材搬送を妨げる役割をする。そして最上位の
記録材先端が上方に曲げられ、1枚だけ下流側の記録材
搬送ローラ対12、13に送られることとなる。これ以
後の動作は爪分離方式と同様である。
【0051】手差しのときの動作は、1枚だけの紙(厚
紙、封筒、薄紙等すべての紙で使用可能)を記録材供給
口Aから挿入するとASFシャーシ2の土手部2bにガ
イドされ、記録材搬送ローラ対12、13のニップ部ま
で挿入できる。このときも、記録材分離爪10は中板5
の凹部5aに収まっているため挿入の妨げにはならな
い。また、記録材搬送ローラ対12、13との当接部に
記録材の先端が押し付けられるため、記録材の斜行は矯
正することができる。
紙、封筒、薄紙等すべての紙で使用可能)を記録材供給
口Aから挿入するとASFシャーシ2の土手部2bにガ
イドされ、記録材搬送ローラ対12、13のニップ部ま
で挿入できる。このときも、記録材分離爪10は中板5
の凹部5aに収まっているため挿入の妨げにはならな
い。また、記録材搬送ローラ対12、13との当接部に
記録材の先端が押し付けられるため、記録材の斜行は矯
正することができる。
【0052】また、ASFシャーシ2の土手部2bと、
記録材搬送ローラ12との間にある不図示のセンサは、
記録材が挿入されたことを検知し記録開始のトリガーと
している。このとき、検知してから若干のタイムラグを
設けて記録材搬送ローラ12の回転を始めるように設定
しておくと、前述の記録材搬送ローラ12に突き当てて
の斜行矯正がより明確に行うことができるようになる。
記録材搬送ローラ12との間にある不図示のセンサは、
記録材が挿入されたことを検知し記録開始のトリガーと
している。このとき、検知してから若干のタイムラグを
設けて記録材搬送ローラ12の回転を始めるように設定
しておくと、前述の記録材搬送ローラ12に突き当てて
の斜行矯正がより明確に行うことができるようになる。
【0053】しかし、上述のように手差し、あるいは厚
紙対応土手分離方式に設定して使用した後、設定を戻さ
ずに通常使用の薄紙が多数枚セットされると不具合が生
じる。すなわち、記録材分離爪10がないため、土手部
2bでは、「こし」のない薄紙記録材は、2枚目以降の
ものまでも下流側に搬送されてしまう。記録材搬送ロー
ラ12等に記録材を導くガイド部は、記録材搬送ローラ
対12、13のニップ部に記録材を案内できるよう、搬
送方向上流側から下流側に向けてほぼ楔状に間隔を狭め
てあるため、ただ単に重送が生じるだけでなく、大量に
記録材が搬送されてくるとジャムに至るという問題も生
じ、極端な場合には、回復不可能なジャムにもなり得
る。また、記録材搬送ローラ12のニップ部でジャムを
起こさずに、さらに後方に搬送された場合、ジャムした
記録材は、左右方向に移動するキャリッジ15と干渉
し、さらにひどいジャムや構成部品の破損に至ることも
有り得る。
紙対応土手分離方式に設定して使用した後、設定を戻さ
ずに通常使用の薄紙が多数枚セットされると不具合が生
じる。すなわち、記録材分離爪10がないため、土手部
2bでは、「こし」のない薄紙記録材は、2枚目以降の
ものまでも下流側に搬送されてしまう。記録材搬送ロー
ラ12等に記録材を導くガイド部は、記録材搬送ローラ
対12、13のニップ部に記録材を案内できるよう、搬
送方向上流側から下流側に向けてほぼ楔状に間隔を狭め
てあるため、ただ単に重送が生じるだけでなく、大量に
記録材が搬送されてくるとジャムに至るという問題も生
じ、極端な場合には、回復不可能なジャムにもなり得
る。また、記録材搬送ローラ12のニップ部でジャムを
起こさずに、さらに後方に搬送された場合、ジャムした
記録材は、左右方向に移動するキャリッジ15と干渉
し、さらにひどいジャムや構成部品の破損に至ることも
有り得る。
【0054】上述のプリンタに対し、ファクシミリの場
合は、動作するとき無人で自動受信することが多い。こ
のため、動作開始後に異常が生じた場合、適切に対処す
ることが困難である。また、出力する画像が手元になく
送信側にしかないため、もう一度やり直すことができな
い。さらに、通信手段であるのでユーザーの契約上の問
題となり得る。殊に、迅速な通信手段として使用されて
いるのでユーザーに与える損失も大きい。
合は、動作するとき無人で自動受信することが多い。こ
のため、動作開始後に異常が生じた場合、適切に対処す
ることが困難である。また、出力する画像が手元になく
送信側にしかないため、もう一度やり直すことができな
い。さらに、通信手段であるのでユーザーの契約上の問
題となり得る。殊に、迅速な通信手段として使用されて
いるのでユーザーに与える損失も大きい。
【0055】そのためこのような問題は、ユーザーがそ
ばにいることが多くまた画像データが手元にあるプリン
タや複写機の場合よりも、さらに重要な問題となってし
まう。ただし、プリンタや複写機でも問題であることは
変わりない。
ばにいることが多くまた画像データが手元にあるプリン
タや複写機の場合よりも、さらに重要な問題となってし
まう。ただし、プリンタや複写機でも問題であることは
変わりない。
【0056】この問題を解決すべく設けられた誤動作防
止機能の説明を行う。
止機能の説明を行う。
【0057】本ファクシミリ装置Mで手差し、あるいは
厚紙対応土手分離方式に設定された後、薄紙の定型紙を
記録材供給口Aに差入れた場合、挿入した記録材は、中
板5が短いため記録材後端が垂れ下がってしまい、全体
がうまくセットできない。したがって、ユーザーは記録
材延長トレイ4をフレーム1に取り付けなくては使用で
きない。このとき、記録材延長トレイ4は、ASF切換
レバー3を図3に示す第1の位置P1 に戻さなければ取
り付けられないため、ASF切換レバー3を切り換える
ことになり、誤操作は防止される。
厚紙対応土手分離方式に設定された後、薄紙の定型紙を
記録材供給口Aに差入れた場合、挿入した記録材は、中
板5が短いため記録材後端が垂れ下がってしまい、全体
がうまくセットできない。したがって、ユーザーは記録
材延長トレイ4をフレーム1に取り付けなくては使用で
きない。このとき、記録材延長トレイ4は、ASF切換
レバー3を図3に示す第1の位置P1 に戻さなければ取
り付けられないため、ASF切換レバー3を切り換える
ことになり、誤操作は防止される。
【0058】これらの問題点を防ぐ別の方法として、切
り換えセンサを設けるという方法がある。
り換えセンサを設けるという方法がある。
【0059】この方法に対して本発明は、以下の長所が
ある。 ・コストが安い(センサ及び検出回路、束線、基板等が
不要) ・センサ検知方式は、現状の設定を表示することはでき
るが、本発明と異なり、記録材のセットが可能であるた
め、記録材の誤使用のおそれは依然として残る。また、
センサ検知方式は制御系が判断できるメリットがある代
わりユーザーに警告することが難しい(どのモードに設
定されているかをLEDやLCDで表示できるが、どの
記録材がセットされたかがわかない限り、正常動作か誤
動作かがわからないので、警告音等の警告ができない。
紙種検知センサを設ければ解決するが、さらにコスト高
となる。)。 〈実施例2〉上述の実施例1においては、爪分離方式
と、手差し、厚紙対応土手分離方式を切り換える場合に
ついて説明したが、本発明は、これに限定されるもので
はない。また、切換え数も2に限らず3以上の複数とし
てもよい。ファクシミリ装置Mの内部構造を切り換える
ことにより、1つの記録材供給口Aから複数のタイプの
記録材を供給する記録系において、すべて有効である。
例えば、以下に示すように、記録材について他の分離条
件、搬送条件、印字条件を切り換えるようにしても、同
様に有効である。 ・爪分離方式の分離爪10の記録材への押圧を切り換え
る。 ・爪分離方式の分離爪10の形状を切り換える(爪を入
れ換える)。 ・爪分離方式の分離爪10の位置を切り換える。 ・爪分離方式の分離爪10間の幅を切り換える。 ・爪分離方式の分離爪10の回転中心を切り換える。 ・記録材分離ローラ8と記録材との圧接力を切り換え
る。 ・分離片方式の分離片押圧を切り換える。 ・土手分離方式の土手角を切り換える。 ・記録材搬送ローラ対12、13の圧接力(搬送力)を
切り換える。 ・キャリッジ15と記録材との間隔を切り換える。
ある。 ・コストが安い(センサ及び検出回路、束線、基板等が
不要) ・センサ検知方式は、現状の設定を表示することはでき
るが、本発明と異なり、記録材のセットが可能であるた
め、記録材の誤使用のおそれは依然として残る。また、
センサ検知方式は制御系が判断できるメリットがある代
わりユーザーに警告することが難しい(どのモードに設
定されているかをLEDやLCDで表示できるが、どの
記録材がセットされたかがわかない限り、正常動作か誤
動作かがわからないので、警告音等の警告ができない。
紙種検知センサを設ければ解決するが、さらにコスト高
となる。)。 〈実施例2〉上述の実施例1においては、爪分離方式
と、手差し、厚紙対応土手分離方式を切り換える場合に
ついて説明したが、本発明は、これに限定されるもので
はない。また、切換え数も2に限らず3以上の複数とし
てもよい。ファクシミリ装置Mの内部構造を切り換える
ことにより、1つの記録材供給口Aから複数のタイプの
記録材を供給する記録系において、すべて有効である。
例えば、以下に示すように、記録材について他の分離条
件、搬送条件、印字条件を切り換えるようにしても、同
様に有効である。 ・爪分離方式の分離爪10の記録材への押圧を切り換え
る。 ・爪分離方式の分離爪10の形状を切り換える(爪を入
れ換える)。 ・爪分離方式の分離爪10の位置を切り換える。 ・爪分離方式の分離爪10間の幅を切り換える。 ・爪分離方式の分離爪10の回転中心を切り換える。 ・記録材分離ローラ8と記録材との圧接力を切り換え
る。 ・分離片方式の分離片押圧を切り換える。 ・土手分離方式の土手角を切り換える。 ・記録材搬送ローラ対12、13の圧接力(搬送力)を
切り換える。 ・キャリッジ15と記録材との間隔を切り換える。
【0060】上述の実施例は、プリンタ付ファクシミリ
装置において説明してきたが、本発明は、プリンタや複
写機、およびそれらの複合機など、記録系すべてに対
し、同様に適用することができる。
装置において説明してきたが、本発明は、プリンタや複
写機、およびそれらの複合機など、記録系すべてに対
し、同様に適用することができる。
【0061】上述の実施例では、切り換えを手動の切換
レバー3の操作で行うような構成であるが、これに代え
て、例えば、キー操作により駆動系を動作させる自動切
り換えに対しても、本発明を適用することができる。
レバー3の操作で行うような構成であるが、これに代え
て、例えば、キー操作により駆動系を動作させる自動切
り換えに対しても、本発明を適用することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
切換え部材の位置を切り換えることによって、記録媒体
供給口に対する記録媒体積載部材の装着の可不可を切換
え、記録媒体積載部材を介して供給する記録媒体(例え
ば、A4等の標準記録媒体)と記録媒体積載部材を介す
ことなく供給する記録媒体(例えば、封筒等の特殊記録
媒体)とを使い分けることにより、機械的な簡単な構成
で、記録媒体の誤使用を防止することができる。
切換え部材の位置を切り換えることによって、記録媒体
供給口に対する記録媒体積載部材の装着の可不可を切換
え、記録媒体積載部材を介して供給する記録媒体(例え
ば、A4等の標準記録媒体)と記録媒体積載部材を介す
ことなく供給する記録媒体(例えば、封筒等の特殊記録
媒体)とを使い分けることにより、機械的な簡単な構成
で、記録媒体の誤使用を防止することができる。
【0063】以下、実際の使用時の作用効果についてさ
らに具体的に述べると、 ・ 切換レバーが第1の位置にある場合にのみ記録媒体
積載部材が装着でき、第2の位置にある場合にはない装
着できないように構成することにより、記録媒体積載部
材の装着時には、必ず、切換え部材が第1の位置に設定
されることになり切換え部材の設定が適切にできる。 ・ 録媒体積載部材が装着されていると切換え部材が操
作できない構成とすることをにより、切換え部材を切り
換えるときには必ず記録媒体積載部材を取って使うた
め、上述の効果をより確実にすることができる。 ・ 記録媒体積載部材を取り付けるとき、切換え部材を
第1の位置に戻す構成とすることにより切換え部材の位
置設定についての確実性が増す。 ・ 記録媒体積載部材が装着されてないと標準記録媒体
が積載できない構成とすることにより、標準記録媒体を
使用するとき記録媒体積載部材を必ず使うことになる。 ・ 記録媒体積載部材が装着されているとき短い記録媒
体を挿入できない構成とすることにより、短い記録媒体
を使う際に切換え部材を必ず記録媒体積載部材を取って
使うことになる。 ・ 記録媒体積載部材で切換え部材を覆い隠してしまう
構成により、切換え部材を切り換えることき必ず記録媒
体積載部材を取って使う。 ・ 切換え部材を第1の位置から第2の位置に切り換え
る際、その動作方向に、記録媒体積載部材の一部を存在
させる構成とすることにより、記録媒体積載部材が取り
付けられた状態では切換え部材を切り換えることができ
なくなるため、切換え部材を切り換えるときに必ず記録
媒体積載部材を取って使うことになる。 ・ 装置本体に記録媒体積載部材の回動中心を持ち、そ
の回動中心を係合した後、記録媒体積載部材を回転させ
ながら装置本体に装着するとき、記録媒体積載部材の一
部にカム形状を持たせる構成とすることにより、記録媒
体積載部材を取り付けるとき切換え部材を第1の位置に
自動的に戻すことになる。 ・ 記録媒体積載部材を取り外した状態での記録媒体積
載長さが標準記録媒体半分以下で、前記記録媒体積載部
材を取り付けた状態では記録媒体積載長さが標準記録媒
体の70%以上の長さになるようにすることにより、標
準記録媒体を使用するときには記録媒体積載部材を取り
付けて使用し、一方、短い記録媒体を使用するときには
記録媒体積載部材を取り外して使用することになり、標
準記録媒体が積載放置時変形することを防止する。な
お、標準記録媒体は、A4やB4とする。 ・ 記録媒体積載部材を取り外したときの装置本体の記
録媒体積載部を、記録媒体積載部材の一部もしくは一体
的に固着された天井部でほぼ全域覆う構成とすることに
より、短い記録媒体をセットすることができなくなっ
て、記録媒体積載部材を取り外して使わざるを得なくな
る。短い記録媒体とは、例えば特殊記録媒体としての封
筒である。 ・ 切換え部材によって記録媒体分離条件を切り換え
る。 ・ 切換え部材によって記録媒体搬送条件を切り換え
る。 ・ 切換え部材によって印字条件を切り換える。 ・ 切換え部材によって記録媒体分離条件として爪分離
と土手分離とを切り換える。 ・ 切換え部材によって記録媒体分離条件として爪分離
と手差さしモードとを切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって記録媒体分離条
件として分離爪の記録媒体への押圧力を切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって異なる形状の分
離爪に切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって分離爪の位置を
切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって分離爪相互の間
隔を切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって分離爪の回転中
心を切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって記録媒体分離ロ
ーラと記録媒体との押圧力を切り換える。 ・ 分離ローラ方式で、切換え部材によって分離片の押
圧力を切り換える。 ・ 土手分離方式で、切換え部材によって土手角度を切
り換える。 ・ 切換え部材によって記録媒体搬送手段の圧接力を切
り換える。 ・ 切換え部材によって印字手段と記録媒体との間隔を
切り換える。 ・ マルチスキャン方式の印字手段を有し切換え部材に
よって印字手段と記録媒体との間隔を切り換える。 ・ 印字手段がインクジェット方式である。 ・ 装置本体がプリンタ機能とファクシミリ機能とを有
する。
らに具体的に述べると、 ・ 切換レバーが第1の位置にある場合にのみ記録媒体
積載部材が装着でき、第2の位置にある場合にはない装
着できないように構成することにより、記録媒体積載部
材の装着時には、必ず、切換え部材が第1の位置に設定
されることになり切換え部材の設定が適切にできる。 ・ 録媒体積載部材が装着されていると切換え部材が操
作できない構成とすることをにより、切換え部材を切り
換えるときには必ず記録媒体積載部材を取って使うた
め、上述の効果をより確実にすることができる。 ・ 記録媒体積載部材を取り付けるとき、切換え部材を
第1の位置に戻す構成とすることにより切換え部材の位
置設定についての確実性が増す。 ・ 記録媒体積載部材が装着されてないと標準記録媒体
が積載できない構成とすることにより、標準記録媒体を
使用するとき記録媒体積載部材を必ず使うことになる。 ・ 記録媒体積載部材が装着されているとき短い記録媒
体を挿入できない構成とすることにより、短い記録媒体
を使う際に切換え部材を必ず記録媒体積載部材を取って
使うことになる。 ・ 記録媒体積載部材で切換え部材を覆い隠してしまう
構成により、切換え部材を切り換えることき必ず記録媒
体積載部材を取って使う。 ・ 切換え部材を第1の位置から第2の位置に切り換え
る際、その動作方向に、記録媒体積載部材の一部を存在
させる構成とすることにより、記録媒体積載部材が取り
付けられた状態では切換え部材を切り換えることができ
なくなるため、切換え部材を切り換えるときに必ず記録
媒体積載部材を取って使うことになる。 ・ 装置本体に記録媒体積載部材の回動中心を持ち、そ
の回動中心を係合した後、記録媒体積載部材を回転させ
ながら装置本体に装着するとき、記録媒体積載部材の一
部にカム形状を持たせる構成とすることにより、記録媒
体積載部材を取り付けるとき切換え部材を第1の位置に
自動的に戻すことになる。 ・ 記録媒体積載部材を取り外した状態での記録媒体積
載長さが標準記録媒体半分以下で、前記記録媒体積載部
材を取り付けた状態では記録媒体積載長さが標準記録媒
体の70%以上の長さになるようにすることにより、標
準記録媒体を使用するときには記録媒体積載部材を取り
付けて使用し、一方、短い記録媒体を使用するときには
記録媒体積載部材を取り外して使用することになり、標
準記録媒体が積載放置時変形することを防止する。な
お、標準記録媒体は、A4やB4とする。 ・ 記録媒体積載部材を取り外したときの装置本体の記
録媒体積載部を、記録媒体積載部材の一部もしくは一体
的に固着された天井部でほぼ全域覆う構成とすることに
より、短い記録媒体をセットすることができなくなっ
て、記録媒体積載部材を取り外して使わざるを得なくな
る。短い記録媒体とは、例えば特殊記録媒体としての封
筒である。 ・ 切換え部材によって記録媒体分離条件を切り換え
る。 ・ 切換え部材によって記録媒体搬送条件を切り換え
る。 ・ 切換え部材によって印字条件を切り換える。 ・ 切換え部材によって記録媒体分離条件として爪分離
と土手分離とを切り換える。 ・ 切換え部材によって記録媒体分離条件として爪分離
と手差さしモードとを切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって記録媒体分離条
件として分離爪の記録媒体への押圧力を切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって異なる形状の分
離爪に切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって分離爪の位置を
切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって分離爪相互の間
隔を切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって分離爪の回転中
心を切り換える。 ・ 爪分離方式で、切換え部材によって記録媒体分離ロ
ーラと記録媒体との押圧力を切り換える。 ・ 分離ローラ方式で、切換え部材によって分離片の押
圧力を切り換える。 ・ 土手分離方式で、切換え部材によって土手角度を切
り換える。 ・ 切換え部材によって記録媒体搬送手段の圧接力を切
り換える。 ・ 切換え部材によって印字手段と記録媒体との間隔を
切り換える。 ・ マルチスキャン方式の印字手段を有し切換え部材に
よって印字手段と記録媒体との間隔を切り換える。 ・ 印字手段がインクジェット方式である。 ・ 装置本体がプリンタ機能とファクシミリ機能とを有
する。
【0064】以上の各構成を単独でまたは適宜に組み合
わせて本発明に係る記録装置に組み込むことにより、記
録媒体の誤使用をより確実に防止することができる。
わせて本発明に係る記録装置に組み込むことにより、記
録媒体の誤使用をより確実に防止することができる。
【0065】なお、センサを使用して同様の効果をあげ
る場合に比べ、安価に構成することができる。
る場合に比べ、安価に構成することができる。
【図1】実施例1のプリンタ付ファクシミリ装置の中央
縦断面図。
縦断面図。
【図2】実施例1のASF部の詳細を示す縦断面図。
【図3】実施例1において、切換え部材を爪分離に切り
換えたときの外観側面図。
換えたときの外観側面図。
【図4】実施例1において、切換え部材を土手分離(手
差しモード)に切り換えたときの外観側面図。
差しモード)に切り換えたときの外観側面図。
1 装置本体(フレーム) 2 ASFシャーシ 3 切換え部材(ASF切換レバー) 3a カム部 4 記録媒体延長部材(記録材延長トレイ) 5 中板 6 中板押圧ばね 7 中板動作カム部 8 記録材分離ローラ 9 ASFホームポジションセンサ 10 記録材分離爪 11 ばね 12、13 記録紙搬送ローラ対 14 インクカートリッジ 15 キャリッジ 16、17 レール 18 プラテン 19 排紙ローラ対 20 排紙コロ 21 記録カバー A 記録媒体供給口 L4 、L5 記録媒体積載長さ P1 第1の位置 P2 第2の位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/14 B (72)発明者 寺嶋 英之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川島 俊寿 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (32)
- 【請求項1】 装置本体内部に設けた画像記録部に記録
媒体を供給するための記録媒体供給口と、該記録媒体供
給口から性状の異なる複数種の記録媒体を選択的に供給
すべく該記録媒体供給口に着脱される記録媒体積載部材
と、供給される記録媒体の性状に応じて位置を切り換え
ることにより記録媒体供給条件を変更する切換え手段と
を備えた記録装置において、 前記切換え手段は、前記記録媒体供給口に対する前記記
録媒体積載部材の装着を許容する第1の位置と、前記記
録媒体供給口に対する前記記録媒体積載部材の装着を禁
止する第2の位置とをとる移動自在の切換え部材を有す
る、 ことを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記第1の位置に配置された切換え部材
は、前記記録媒体供給口に装着された前記記録媒体積載
部材によって移動を禁止される、 ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記第1の位置に配置された切換え部材
は、前記記録媒体供給口に装着された前記記録媒体積載
部材によって操作不能に覆われる、 ことを特徴とする請求項2記載の記録装置。 - 【請求項4】 前記第1の位置に配置された切換え部材
は、前記記録媒体供給口に装着された前記記録媒体積載
部材の一部が、前記第1の位置と第2の位置との間に介
入されることによって移動を禁止される、 ことを特徴とする請求項2記載の記録装置。 - 【請求項5】 前記第1の位置と第2の位置との間に配
置されている切換え部材は、前記記録媒体供給口に対す
る前記記録媒体積載部材の装着動作に連動して前記第1
の位置に移動される、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記
載の記録装置。 - 【請求項6】 前記記録媒体積載部材は、前記装置本体
に対して係脱自在の回動中心と、前記切換え部材に対し
て係脱自在のカム部とを有し、該カム部は、前記装置本
体に対する前記回動中心の係合後の、前記記録媒体積載
部材の回転動作に伴って前記切換え部材を前記第1の位
置に移動させる、 ことを特徴とする請求項5記載の記録装置。 - 【請求項7】 前記記録媒体供給口に前記記録媒体積載
部材が装着されている場合に限り、前記記録媒体供給口
からの前記記録部に対する標準記録媒体の供給が可能で
ある、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか記
載の記録装置。 - 【請求項8】 前記記録媒体供給口に装着状態の記録媒
体積載部材は、搬送方向長さが標準記録媒体よりも短い
記録媒体の、前記記録媒体供給口に対する挿入を禁止す
る、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか記
載の記録装置。 - 【請求項9】 前記記録媒体供給口は第1の記録媒体積
載部を有するとともに、前記記録媒体積載部材は前記記
録媒体供給口に対する装着時に前記第1の記録媒体積載
部に連続する第2の記録媒体積載部を有し、 前記第1の記録媒体積載部の記録媒体積載長さは、標準
記録媒体の搬送方向長さのほぼ半分以下に設定され、ま
た、前記記録媒体積載部材の装着時における前記第1の
積載長さと第2の記録媒体積載長さとの和は、標準記録
媒体の搬送方向長さの70%以上となるように設定され
ている、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか記
載の記録装置。 - 【請求項10】 前記記録媒体積載部材は、標準記記録
媒体として、A4サイズの記録媒体を積載する、 ことを特徴とする請求項9記載の記録装置。 - 【請求項11】 前記記録媒体積載部材は、標準記記録
媒体として、B4サイズの記録媒体を積載する、 ことを特徴とする請求項9記載の記録装置。 - 【請求項12】 前記記録媒体積載部材は、前記装置本
体側の第1の記録媒体積載部を覆うカバー部材を有し、 該カバー部材は、前記記録媒体供給口に対する前記記録
媒体積載部材の装着時に、前記第1の記録媒体積載部に
短い記録媒体が積載されることを防止する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか
記載の記録装置。 - 【請求項13】 前記カバー部材は、前記短い記録媒体
としての封筒の積載を防止する、 ことを特徴とする請求項12記載の記録装置。 - 【請求項14】 前記切換え部材は、前記記録媒体供給
条件としての記録媒体分離条件を変更する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれか
記載の記録装置。 - 【請求項15】 前記切換え部材は、前記記録媒体供給
条件としての記録媒体搬送条件を変更する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれか
記載の記録装置。 - 【請求項16】 前記切換え部材は、前記記録媒体供給
条件としての印字条件を変更する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれか
記載の記録装置。 - 【請求項17】 前記切換え部材は、記録媒体分離条件
として爪分離方式と土手分離方式とを切り換える、 ことを特徴とする請求項14記載の記録装置。 - 【請求項18】 前記切換え部材は、記録媒体分離条件
として爪分離モードと手差しモードとを切り換える、 ことを特徴とする請求項14記載の記録装置。 - 【請求項19】 前記爪分離方式の記録媒体供給口にお
いて、前記切換え部材は、分離爪の記録媒体への押圧力
を切り換える、 ことを特徴とする請求項17記載の記録装置。 - 【請求項20】 前記爪分離方式の記録媒体供給口にお
いて、該記録媒体供給口は、複数の異なる形状の分離爪
を有し、前記切換え部材は、前記分離爪を切り換える、 ことを特徴とする請求項17記載の記録装置。 - 【請求項21】 前記爪分離方式の記録媒体供給口にお
いて、前記切換え部材は、分離爪の位置を切り換える、 ことを特徴とする請求項17記載の記録装置。 - 【請求項22】 前記爪分離方式の記録媒体供給口にお
いて、前記記録媒体供給口は、複数の分離爪を有し、前
記切換え部材は、これら分離爪相互の間隔を切り換え
る、 ことを特徴とする請求項17記載の記録装置。 - 【請求項23】 前記爪分離方式の記録媒体供給口にお
いて、前記切換え部材は、分離爪の回転支点を切り換え
る、 ことを特徴とする請求項17記載の記録装置。 - 【請求項24】 前記爪分離方式の記録媒体供給口にお
いて、前記切換え部材は、記録媒体に対する分離ローラ
の押圧力を切り換える、 ことを特徴とする請求項19記載の記録装置。 - 【請求項25】 前記分離ローラを有する記録媒体供給
口において、前記切換え部材は、分離片の押圧力を切り
換える、 ことを特徴とする請求項24記載の記録装置。 - 【請求項26】 前記土手分離方式の記録媒体供給口に
おいて、前記切換え部材は、土手の角度を切り換える、 ことを特徴とする請求項17記載の記録装置。 - 【請求項27】 前記切換え部材は、記録媒体搬送条件
として記録媒体に対する圧接力を変更する、 ことを特徴とする請求項15記載の記録装置。 - 【請求項28】 前記切換え部材は、印字条件として記
録媒体に対する印字手段の間隔を変更する、 ことを特徴とする請求項16記載の記録装置。 - 【請求項29】 前記印字手段がマルチスキャン方式の
印字手段である、 ことを特徴とする請求項28記載の記録装置。 - 【請求項30】 前記切換え部材は、印字条件として記
録媒体に対する印字範囲を変更する、 ことを特徴とする請求項16記載の記録装置。 - 【請求項31】 前記印字手段がインクジェット方式で
ある。ことを特徴とする請求項28ないし請求項30の
いずれか記載の記録装置。 - 【請求項32】 前記装置本体内に、プリンタ機能とフ
ァクシミリ機能とを備えた、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項31のいずれか
記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6252983A JPH0895332A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6252983A JPH0895332A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0895332A true JPH0895332A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17244877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6252983A Pending JPH0895332A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0895332A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005032828A1 (ja) | 2003-10-02 | 2005-04-14 | Seiko Epson Corporation | 液体噴射装置 |
US7062216B2 (en) | 2002-11-05 | 2006-06-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device capable of selectively mounting different sheet feed units |
JP2007298593A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、並びにこれに用いられるプログラム及び画像形成方法 |
CN100431846C (zh) * | 2003-10-02 | 2008-11-12 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷射设备 |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP6252983A patent/JPH0895332A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7062216B2 (en) | 2002-11-05 | 2006-06-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device capable of selectively mounting different sheet feed units |
WO2005032828A1 (ja) | 2003-10-02 | 2005-04-14 | Seiko Epson Corporation | 液体噴射装置 |
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US7401879B2 (en) | 2003-10-02 | 2008-07-22 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejection apparatus |
CN100431846C (zh) * | 2003-10-02 | 2008-11-12 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷射设备 |
EP1676709A4 (en) * | 2003-10-02 | 2010-03-03 | Seiko Epson Corp | FLUID INJECTION EQUIPMENT |
JP2007298593A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、並びにこれに用いられるプログラム及び画像形成方法 |
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